JP2014081491A - 光通信線路切替装置及びこの切替装置を用いた光通信線路切替方法 - Google Patents

光通信線路切替装置及びこの切替装置を用いた光通信線路切替方法 Download PDF

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Abstract

【課題】被覆を構成した光ファイバ上の任意の点を切替点とすることができるとともに、伝送装置の収容変更時等における伝送装置間を跨る線路切替えを可能とする。
【解決手段】切替え区間の上部下部の2か所に側方光入出力機構3または既設光分岐カプラ7を利用することで現用線路1と迂回線路2を構成し、更に、現用線路1には光一時遮断機構4を、そして迂回線路2には光増幅中継機構5を備え、側方光入出力機構3と光一時遮断機構4は制御部6と接続し、瞬時にサービス影響なく線路切替えを可能にする。さらに、伝送装置の収容変更時等における伝送装置間の切替えについては、予め新規OLT100−2に既存ONU情報を登録した上で、上述の切替制御を実施することにより実現する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光通信線路の支障移転工事等において線路切替を行うための光通信線路切替装置及びこの切替装置を用いた光通信線路切替方法に関する。
光ファイバケーブルによる光線路を使用する光通信システムにあっては、現用光線路のコネクタ接続部を新設光線路に切り替える線路切替工事が行われている。すでに実用化された光線路切替技術として、借用時間及び切替工事期間の短縮を目指した光ファイバケーブル切替接続システムが、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4で提案されている。
しかしながら、上記提案による技術は、現用光線路から迂回路光線路へ光ファイバ(媒体)を接続替えするものであり、物理的切断が避けられず、その線路切替時に30ms程度の瞬断が発生してしまい、通信が切れることによるサービス断が発生するという問題があった。また、コネクタで接続されていない場合は適用できない。さらに、伝送装置の収容変更時には適用できないという問題があった。
特開平01−200309号公報 特開平01−144004号公報 特開平03−064710号公報 特開平03−268630号公報
以上述べたように、従来の光通信線路の切替技術では、現用線路から迂回路線路へ光ファイバ(媒体)を接続替えするため、物理的切断が避けられず、30ms程度の瞬断が発生し、そのため通信が切れることによるサービス断が発生するという問題があった。
本発明は、上記の事情に着目してなされたもので、既設線路の接続点(コネクタ接続箇所)でなく被覆を構成した光ファイバ上の任意の点を切替点とすることができるとともに、伝送装置の収容変更時等における伝送装置間を跨る線路切替えを可能とする光通信線路切替装置及びこの切替装置を用いた光通信線路切替方法を提供することを目的とする。
本発明に係る光通信線路切替装置は、以下のような態様の構成とする。
(1)現用OLT(局側伝送装置)に接続されたONU(加入者側伝送装置)を別の新規OLTに切り替える光通信線路切替装置において、前記現用光線路光ファイバに対して光信号の入出力を行う一対の光パワー分岐手段と、前記一対の光パワー分岐手段に接続される迂回路光ファイバと、前記迂回路光ファイバに介在されて光信号の増幅を行う光中継手段と、前記現用光線路光ファイバに介在され、その光通信を一時的に遮断するための光一時遮断手段と、前記一対の光パワー分岐手段、前記光一時遮断手段それぞれの動作を制御するための制御手段とを具備する態様とする。
(2)(1)において、前記一対の光パワー分岐手段は、予め現用光線路光ファイバに設置された光パワー分岐カプラである態様とする。
(3)(1)において、前記一対の光パワー分岐手段の一つは、予め現用光線路光ファイバに設置された光パワー分岐カプラであり、もう一つは側方光入出力機構である態様とする。
(4)(1)において、前記一対の光パワー分岐手段は、いずれも側方光入出力機構である態様とする。
(5)(1)において、前記光中継手段は、前記現用OLT近傍に接続される光パワー分岐手段によって迂回線路からの光信号を結合するときの結合効率η1 [dB] とONU近傍に接続される光パワー分岐手段によって迂回線路からの光信号を結合するときの結合効率をη2 [dB]とし、前記現用OLT,ONUにおける最小受信感度をP1 [dBm]、P2 [dBm]とするとき、前記光中継手段における光信号の増幅出力はOLT側に対してη1+P1 [dBm] 以上、ONU側に対してη2+P2 [dBm] 以上の態様とする。
(6)(3)または(4)において、前記側方光入出力機構は、前記現用光線路光ファイバの一部を一時的に曲げるための曲げ径を決定する曲げ部と、この曲げ部の径に相当する径の凹部が形成され、前記曲げ部と凹部との間で前記光ファイバを押さえるための光学ブロックと、前記迂回線路光ファイバへ光信号を入出力するプローブファイバと、前記光ファイバの曲げ部分から漏洩した光を集光して前記プローブファイバに入力するための集光レンズとを備える態様とする。
(7)(6)において、前記側方光入出力機構は、前記曲げ部と前記光学ブロックの中心線を固定するスライドガイドと、片方を曲げ部中心線上に固定し、もう片方をサーボホーンに接続してスライドガイドに沿って曲げ部の位置をスライドさせるシャフトと、前記シャフトを押し引きするサーボホーンと、前記サーボホーンに回転を加えるサーボモータとを備える態様とする。
本発明に係る光通信線路切替方法は、以下のような態様の構成とする。
(8)現用OLT(局側伝送装置)に接続されたONU(加入者側伝送装置)を別の新規OLTに切り替える光通信線路切替方法であって、前記新規OLTにONU情報を登録し、前記現用OLTと前記ONUとを接続する現用光線路光ファイバに設けられ、光信号の入出力を行う一対の光パワー分岐手段に対して、迂回路光ファイバと光信号の増幅を行う光増幅手段を接続すると同時に、光通信を一時的に遮断するための光一時遮断手段を接続し、その状態において前記現用光線路光ファイバを切断して新規OLTに接続された新規光線路光ファイバにつなぎ替えて迂回路光ファイバ線路を外す態様とする。
本発明によれば、既設線路の接続点(コネクタ接続箇所)でなく被覆を構成した光ファイバ上の任意の点を切替点とすることができるとともに、伝送装置の収容変更時等における伝送装置間を跨る線路切替えを可能とする光通信線路切替装置及びこの切替装置を用いた光通信線路切替方法を提供することができる。
具体的には、切替え区間の上部下部の2か所に側方光入出力機構または既設光分岐カプラを利用することで現用線路と迂回線路を構成し、更に、現用線路には光一時遮断機構を、そして迂回線路には光増幅機構を備え、側方光入出力機構と光一時遮断機構は制御部と接続し、瞬時にサービス影響なく線路切替えを可能にする装置および方法である。さらに、伝送装置の収容変更時等における伝送装置間の切替えについては、予め新規OLTに既存ONU情報を登録した上で、上述の切替装置および方法を実施することにより実現するものである。本発明の技術を用いることにより、サービス断を発生させない線路の切替えについて、適用範囲を拡大することが可能となる。
第1の実施形態に係る光通信線路切替装置のステップS1の状態を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る光通信線路切替装置のステップS2,S3の状態を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る光通信線路切替装置のステップS4の状態を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る光通信線路切替装置のステップS5の状態を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る光通信線路切替装置の光パワー分岐カプラに代えて、側方光入出力機構とした状態を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る光通信線路切替装置の側方光入出力機構に代えて、予め設置した光パワー分岐カプラにした構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る光通信線路切替装置の側方光入出力機構の構成を示すブロック図である。 図7に示した側方光入出力機構とは別の方法を説明するための概略構成を示すブロック図である。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。
(第1の実施形態)
まず、図1乃至図6を参照して、伝送装置間のルート変更が可能となる光通信線路切替方法について説明する。図1乃至図6において、1は現用光線路光ファイバ、2は迂回路光ファイバ、3−1,3−2は側方光入出力機構、4は光一時遮断機構、5は光中継器、6は制御部、7−1,7−2,7−3は光パワー分岐カプラ、17はデータ登録部、100−1は現用OLT(局側伝送装置)、100−2は新規OLT、101はONU(加入者側伝送装置)、300は新規光線路光ファイバを示している。
光通信線路切替時には以下の手順を行う。
(ステップS1)
図1において、現用光線路光ファイバ1は、現用OLT100−1とONU101を光接続しており、途中、光パワー分岐カプラ7−1が介在されている。このシステムにおいて、新規OLT100−2にONU101を収容するために、新規OLT100−2に光接続される新規光線路光ファイバ300に光パワー分岐カプラ7−2を介在させる。この状態において、データ登録部17を用いて、新規OLT100−2にONU101を収容するためのONU・MACアドレス、装置間距離、伝送中データ等の接続情報データを登録する。
(ステップS2)
図2において、現用光線路光ファイバ1に側方光入出力機構3−1、光一時遮断機構4をシリアルに介在させ、側方光入出力機構3−1と光パワー分岐カプラ7−1との間に迂回路光ファイバ2を光中継器5を介して光接続し、制御部6により側方光入出力機構3−1、光一時遮断機構4を駆動制御する。
すなわち、このステップS2では、現用OLT100−1の光パワー分岐カプラ7−1に迂回線路の片端を接続する。このときの迂回線路は迂回路光ファイバ2とその中途に設けられた信号を増幅する光中継器5から構成される。
(ステップS3)
図2に示すように、迂回線路のONU101側の片端を現用OLT100−1とONU101を光接続する光ファイバ線路に取り付ける。このとき、現用光線路光ファイバ1に対して側方光入出力機構3−1と光一時遮断機構4を同時かつ瞬時に取り付ける。
側方光入出力機構3−1を取り付けることにより、現用光線路光ファイバ1中を伝送していた光信号が迂回線路ルートを経由した伝送に変更される。このとき、光中継器5は、現用OLT100−1の近傍に接続される光パワー分岐カプラ7−1によって迂回線路からの光信号を結合するときの結合効率η1 [dB] と、ONU101の近傍に接続される側方光入出力機構3によって迂回線路からの光信号を結合するときの結合効率をη2 [dB]とし、現用OLT100,ONU101における最小受信感度をP1 [dBm]、P2 [dBm]とするとき、光中継器5における光信号の増幅出力はOLT側に対してη1+P1 [dBm] 以上、ONU側に対してη2+P2 [dBm] 以上とする。例えば、側方光入出力機構3−1の信号結合効率を-20dB、光パワー分岐カプラ7−1の迂回線路接続用のポートへの漏洩パワーの結合率を-7dBし、ONU101,現用OLT100−1からの出力信号パワーを0dBm、最小受信感度を-25dBmとすると、光中継器5における信号の増幅特性はONU101−現用OLT100−1の信号に対して増幅率+2dB、出力-18dBm以上をもち、下り信号は増幅率は同じ+2dBであるが、出力は-5dBm以上の性能を設計する。
迂回線路を経由するようになった信号がONU101で受信される際、現用線路からの信号が合流してONU101へ入力されると、ノイズとなって信号のエラー率を上昇させるため、光一時遮断機構4により現用線路信号パワーを減少させるようにしている。
(ステップS4)
図3に示すように、現用光線路光ファイバ1を切断し、信号伝送ルートを新規光線路光ファイバ300に切り替える。ONU101−現用OLT100−1間の光信号は迂回路光ファイバ2により伝送されているため、現用光線路光ファイバ1を切断してもONU101−現用OLT100−1間の通信は途絶しない。切断した現用光線路光ファイバ1のONU101が接続されている端面を、ステップS1で用意された新規OLT100−2に光接続されている新規光線路光ファイバ300につなぎこむ。
(ステップS5)
図4に示すように、側方光入出力機構3−1と光一時遮断機構4を同時にとりはずす。ONU101からの信号は迂回ルートから新規光線路ルートへと変更される。新規OLT100−2には予めONU101の収容情報を登録していたため、直ちにONU101を検知して通信状態を確保する。
このとき、新規光線路光ファイバ300に光パワー分岐カプラ7−2を設置しておくことにより、再び伝送装置の収容変更が発生した場合に同様の光通信線路切替を実施することが可能である。
第1の実施形態において、図5に示すように光パワー分岐カプラ7−1に代えて、側方光入出力機構3−2としてもよい。もしくは図6に示すように側方光入出力機構3−1は予め設置した光パワー分岐カプラ7−3にしてもよい。このときは光中継器5のパワー増幅率をそれぞれの結合効率に合わせて変更する。
(第2の実施形態)
図7を用いて上記側方光入出力機構3(3−1,3−2)を説明する。
図7において、9はプローブファイバ、10は円柱状の曲げ部、11は光ファイバ、12は光学ブロック、13は集光レンズを示している。
光ファイバ11はクラッドに対してコアの屈折率を僅かに高くすることによってコア中の光信号が全反射を繰り返して低損失で伝送する。このとき、この光ファイバ11に曲げ形状を付与することで、全反射条件が緩和されて光信号がクラッドへ漏洩する。
そこで、図7(a)に示すように、光ファイバ11を円柱状の曲げ部10とこの曲げ部の外径に合った形状の凹部を有する光学ブロック12で挟み込んで、図7(b)に示すように押圧をかけることで、光ファイバ11からの光信号を漏洩させる。一方、光学ブロック12内にこの漏洩信号を集光するレンズ13と集光レンズ13の集光中心に合わせて接続したプローブファイバ9を設ける。尚、レンズ13、プローブファイバ9は光学ブロック12の外部に取り付けてもよい。
ここで、第1の実施形態における光一時遮断機構4は、構造として曲げによる漏洩を利用して光信号を光ファイバ外部に強制漏洩させることで実現できる。曲げを小径化することで漏洩量を増加することができる。この漏洩量の制御により、側方光入出力機構3と光一時遮断機構4を一体化してもよいが、遮断のために発生させる曲げの径を小径化しすぎると、破断して故障となる原因となる。光ファイバ11の伝送装置の受信感度が高感度である場合には、側方光入出力機構3と光一時遮断機構4は同時に取り付ける必要がある。
(第3の実施形態)
図8を用いて上記側方光入出力機構3(3−1,3−2)の他の構成を説明する。
図8において、8はサーボホーン、9はプローブファイバ、10は円柱状の曲げ部、11は光ファイバ、12は光学ブロック、14はサーボモータ、15は一対のスライドガイド、16はシャフトを示している。
前述のように、側方光入出力機構3は光一時遮断機構4と同時に動作をさせる必要がある。そこで、曲げ部10の中心と光学ブロック12の凹部中心点を一直線上に揃える一対のスライドガイド15を設置し、シャフト16の片方を曲げ部10中に固定し、もう片方をサーボホーン8に接続する。また、サーボモータ14にサーボホーンを取り付け回転駆動する。サーボホーン8が回転すると、シャフト16が曲げ部10を押し引きする。このとき、光ファイバ11を曲げ部10と光学ブロック12の凹部との間に置くと、サーボモータ14による回転制御によって光ファイバ11に曲げを生じさせ、または開放させることができる。
上記の実施形態によれば、媒体の接続替えによる現用光線路光ファイバの物理的切断が生じても、サービス断を発生させないことを可能とする光通信線路切替装置及びこの切替装置を用いた光通信線路切替方法を提供することができる。
本発明の技術を用いて切替を行うことにより、サービス断を発生させない線路の切り替えが可能になることから、回線借用やその調整稼動を不要にする効率的な作業が可能となる。また、コネクタで接続されていない場合でも適用可能となる。
従来方法ではコネクタを移動させていたが、本発明では切替の曲げ形成時において、微小時間の変化としては現用光線路光ファイバに対して徐々に曲げ損失が付与されると同時に漏洩パワーが増加して迂回路光ファイバに信号を結合させるので、連続的に通信を持続させることが可能となる。また、曲げ形成時に曲げを形成するための押力が一定の力で曲げを付与することができるので、結合効率を安定させることが可能となる。
尚、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成を削除してもよい。さらに、異なる実施形態例に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…現用光線路光ファイバ、2…迂回路光ファイバ、3−1,3−2…側方光入出力機構、4…光一時遮断機構、5…光中継器、6…制御部、7−1,7−2,7−3…光パワー分岐カプラ、8…サーボホーン、9…プローブファイバ、10…円柱状の曲げ部、11…光ファイバ、12…光学ブロック、13…集光レンズ、17…データ登録部、14…サーボモータ、15…一対のスライドガイド、16…シャフト、100−1…現用OLT、100−2…新規OLT、101…ONU、300…新規光線路光ファイバ。

Claims (8)

  1. 現用OLT(局側伝送装置)に接続されたONU(加入者側伝送装置)を別の新規OLTに切り替える光通信線路切替装置において、
    前記現用光線路光ファイバに対して光信号の入出力を行う一対の光パワー分岐手段と、
    前記一対の光パワー分岐手段に接続される迂回路光ファイバと、
    前記迂回路光ファイバに介在されて光信号の増幅を行う光中継手段と、
    前記現用光線路光ファイバに介在され、その光通信を一時的に遮断するための光一時遮断手段と、
    前記一対の光パワー分岐手段、前記光一時遮断手段それぞれの動作を制御するための制御手段と
    を具備することを特徴とする光通信線路切替装置。
  2. 前記一対の光パワー分岐手段は、予め現用光線路光ファイバに設置された光パワー分岐カプラであることを特徴とする請求項1記載の光通信線路切替装置。
  3. 前記一対の光パワー分岐手段の一つは、予め現用光線路光ファイバに設置された光パワー分岐カプラであり、もう一つは側方光入出力機構であることを特徴とする請求項1記載の光通信線路切替装置。
  4. 前記一対の光パワー分岐手段は、いずれも側方光入出力機構であることを特徴とする請求項1記載の光通信線路切替装置。
  5. 前記光中継手段は、前記現用OLT近傍に接続される光パワー分岐手段によって迂回線路からの光信号を結合するときの結合効率η1 [dB] とONU近傍に接続される光パワー分岐手段によって迂回線路からの光信号を結合するときの結合効率をη2 [dB]とし、前記現用OLT,ONUにおける最小受信感度をP1 [dBm]、P2 [dBm]とするとき、前記光中継手段における光信号の増幅出力はOLT側に対してη1+P1 [dBm] 以上、ONU側に対してη2+P2 [dBm] 以上とすることを特徴とする請求項1記載の光通信線路切替装置。
  6. 前記側方光入出力機構は、前記現用光線路光ファイバの一部を一時的に曲げるための曲げ径を決定する曲げ部と、この曲げ部の径に相当する径の凹部が形成され、前記曲げ部と凹部との間で前記光ファイバを押さえるための光学ブロックと、前記迂回線路光ファイバへ光信号を入出力するプローブファイバと、前記光ファイバの曲げ部分から漏洩した光を集光して前記プローブファイバに入力するための集光レンズとを備えることを特徴とする請求項3または4記載の光通信線路切替装置。
  7. 前記側方光入出力機構は、前記曲げ部と前記光学ブロックの中心線を固定するスライドガイドと、片方を曲げ部中心線上に固定し、もう片方をサーボホーンに接続してスライドガイドに沿って曲げ部の位置をスライドさせるシャフトと、前記シャフトを押し引きするサーボホーンと、前記サーボホーンに回転を加えるサーボモータとを備えることを特徴とする請求項6記載の光通信線路切替装置。
  8. 現用OLT(局側伝送装置)に接続されたONU(加入者側伝送装置)を別の新規OLTに切り替える光通信線路切替方法であって、
    前記新規OLTにONU情報を登録し、
    前記現用OLTと前記ONUとを接続する現用光線路光ファイバに設けられ、光信号の入出力を行う一対の光パワー分岐手段に対して、迂回路光ファイバと光信号の増幅を行う光増幅手段を接続すると同時に、光通信を一時的に遮断するための光一時遮断手段を接続し、その状態において前記現用光線路光ファイバを切断して新規OLTに接続された新規光線路光ファイバにつなぎ替えて迂回路光ファイバ線路を外すことを特徴とする光通信線路切替方法。
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