JP2014079564A - ヘアーアイロンブラシ - Google Patents
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Abstract
【課題】 合成樹脂ブラシ毛によるブラッシング機能によって毛髪を梳かしながら加熱板によるアイロン機能によって毛髪にカールやウエーブをつけたり伸したりすることができ、かつ多元素鉱物ミネラルパウダーから放射される微弱エネルギー及び/又は遠赤外線放射パウダーから放射される遠赤外線により毛髪をケアしながらスタイリングすることができ、また、頭皮の血行を増進させて効果的なケアができるようにしたヘアーアイロンブラシの提供。
【解決手段】 ブラシ台座2の表面に形成した円弧状植毛面20に、合成樹脂ブラシ毛31をブラシ長手方向に列設させたブラシ毛列3と、加熱板4のブラシ長手方向に長い筋状加熱表面42をブラシ幅方向に交互に配設させる。前記ブラシ毛列及び/又は加熱板が多元素鉱物を粉砕して形成した多元素鉱物ミネラルパウダーを含有している。
【選択図】 図1
【解決手段】 ブラシ台座2の表面に形成した円弧状植毛面20に、合成樹脂ブラシ毛31をブラシ長手方向に列設させたブラシ毛列3と、加熱板4のブラシ長手方向に長い筋状加熱表面42をブラシ幅方向に交互に配設させる。前記ブラシ毛列及び/又は加熱板が多元素鉱物を粉砕して形成した多元素鉱物ミネラルパウダーを含有している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ブラシ毛によるブラッシング機能と、加熱板によるアイロン機能を併せ持つヘアーアイロンブラシの改良技術に関する。
従来、柄の先端部に連設したブラシ台座の表面に、ブラシ長手方向に長いブラシ毛列と、ブラシ長手方向に長い加熱板をブラシ幅方向に交互に配設したヘアーアイロンブラシが知られている(特許文献1参照)。
また、従来、ブラシ毛に多元素鉱物を粉砕して形成した多元素鉱物ミネラルパウダーを含有させたヘアーブラシが知られている(特許文献2参照)。
しかしながら、従来のヘアーアイロンブラシでは、柄の先端部に連設したブラシ台座の表面に平面状植毛面が形成されていた。
このように、平面状植毛面にブラシ毛列と筋状加熱表面を交互に配設すると、ブラッシング機能は持つものの、アイロン機能については植毛面が平面的であるため毛髪に対して筋状加熱表面を十分確実に接触させることができず、特に、毛髪にカールやウエーブをつけるアイロン機能は不十分であった。
このように、平面状植毛面にブラシ毛列と筋状加熱表面を交互に配設すると、ブラッシング機能は持つものの、アイロン機能については植毛面が平面的であるため毛髪に対して筋状加熱表面を十分確実に接触させることができず、特に、毛髪にカールやウエーブをつけるアイロン機能は不十分であった。
また、従来、ブラシ毛列と筋状加熱表面を交互に配設したヘアーアイロンブラシにおいて、ブラシ毛及び/又は筋状加熱表面が多元素鉱物ミネラルパウダーを含有しているものはない。
本発明は、合成樹脂ブラシ毛によるブラッシング機能によって毛髪を梳かしながら加熱板によるアイロン機能によって毛髪にカールやウエーブをつけたり伸したり(ストレートヘアー)することができるヘアーアイロンブラシを提供する。
さらに、多元素鉱物ミネラルパウダーから放射される微弱エネルギー及び/又は遠赤外線放射パウダーから放射される遠赤外線により毛髪をケアしながらスタイリングすることができ、また、頭皮の血行を増進させて効果的なケアができるヘアーアイロンブラシを提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明のヘアーアイロンブラシ(請求項1)は、
柄(1)の先端部に連設したブラシ台座(2)の表面に円弧状植毛面(20)が形成され、この円弧状植毛面(20)に合成樹脂ブラシ毛(31)をブラシ長手方向に列設させたブラシ毛列(3)と、加熱板(4)のブラシ長手方向に長い筋状加熱表面(42)をブラシ幅方向に交互に配設した構成とした。
柄(1)の先端部に連設したブラシ台座(2)の表面に円弧状植毛面(20)が形成され、この円弧状植毛面(20)に合成樹脂ブラシ毛(31)をブラシ長手方向に列設させたブラシ毛列(3)と、加熱板(4)のブラシ長手方向に長い筋状加熱表面(42)をブラシ幅方向に交互に配設した構成とした。
また、本発明のヘアーアイロンブラシ(請求項2)は、
請求項1記載のヘアーアイロンブラシにおいて、前記ブラシ毛列(3)はブラシ長手方向に長い合成樹脂製の筋状台(32)に合成樹脂ブラシ毛(31)を一体的に列設して形成され、
かつ前記加熱板(4)の表面にブラシ長手方向に長い筋状溝(41)がブラシ幅方向に複数列で形成され、
この各筋状溝(41)にそれぞれブラシ毛列(3)の筋状台(32)を嵌合させてブラシ毛列(3)、(3)間に加熱板(4)の筋状加熱表面(42)を露出させることで、ブラシ毛列(3)と加熱板(3)の筋状加熱表面(42)をブラシ幅方向に交互に配設させた構成とした。
請求項1記載のヘアーアイロンブラシにおいて、前記ブラシ毛列(3)はブラシ長手方向に長い合成樹脂製の筋状台(32)に合成樹脂ブラシ毛(31)を一体的に列設して形成され、
かつ前記加熱板(4)の表面にブラシ長手方向に長い筋状溝(41)がブラシ幅方向に複数列で形成され、
この各筋状溝(41)にそれぞれブラシ毛列(3)の筋状台(32)を嵌合させてブラシ毛列(3)、(3)間に加熱板(4)の筋状加熱表面(42)を露出させることで、ブラシ毛列(3)と加熱板(3)の筋状加熱表面(42)をブラシ幅方向に交互に配設させた構成とした。
また、本発明のヘアーアイロンブラシ(請求項3)は、
請求項1又は2記載のヘアーアイロンブラシにおいて、前記ブラシ毛列(3)及び/又は加熱板(4)が多元素鉱物を粉砕して形成した多元素鉱物ミネラルパウダーを含有している構成とした。
請求項1又は2記載のヘアーアイロンブラシにおいて、前記ブラシ毛列(3)及び/又は加熱板(4)が多元素鉱物を粉砕して形成した多元素鉱物ミネラルパウダーを含有している構成とした。
また、本発明のヘアーアイロンブラシ(請求項4)は、
請求項3記載のヘアーアイロンブラシにおいて、前記ブラシ毛列(3)及び/又は加熱板(4)が多元素鉱物ミネラルパウダーに加えて、遠赤外線放射材料を粉砕して形成した遠赤外線放射パウダーを含有している構成とした。
請求項3記載のヘアーアイロンブラシにおいて、前記ブラシ毛列(3)及び/又は加熱板(4)が多元素鉱物ミネラルパウダーに加えて、遠赤外線放射材料を粉砕して形成した遠赤外線放射パウダーを含有している構成とした。
本発明(請求項1)のヘアーアイロンブラシは、ブラシ毛列と筋状加熱表面をブラシ幅方向に交互に配設したヘアーアイロンブラシであって、ブラシ台座の植毛面を円弧状に形成した点に特徴がある。
このように、ブラシ毛列と筋状加熱表面をブラシ幅方向に交互に配設しているので、ブラシ毛によるブラッシング機能によって毛髪を梳かしながら筋状加熱表面によるアイロン機能によって毛髪にカールやウエーブをつけたり伸したりするといった施術ができる。
特に、ブラシ台座の植毛面を円弧状に形成させたので、毛髪に対し筋状加熱表面を十分確実に接触させて、容易かつ効果的に毛髪にカールやウエーブをつけることができる。
このように、ブラシ毛列と筋状加熱表面をブラシ幅方向に交互に配設しているので、ブラシ毛によるブラッシング機能によって毛髪を梳かしながら筋状加熱表面によるアイロン機能によって毛髪にカールやウエーブをつけたり伸したりするといった施術ができる。
特に、ブラシ台座の植毛面を円弧状に形成させたので、毛髪に対し筋状加熱表面を十分確実に接触させて、容易かつ効果的に毛髪にカールやウエーブをつけることができる。
又、本発明(請求項2)のヘアーアイロンブラシは、加熱板の表面に形成した筋状溝にそれぞれブラシ毛列の筋状台を嵌合させる構造に特徴がある。
これにより、ブラシ毛列と加熱板の筋状加熱表面を交互に配設させるといった構造のヘアーアイロンブラシを容易に製作できる。
また、加熱板の筋状加熱表面を毛髪に直接に接触させてアイロン機能を発揮させることができるし、筋状溝に嵌合した筋状台を介して合成樹脂ブラシ毛を温めることができるため、アイロン機能を向上させることができる。
これにより、ブラシ毛列と加熱板の筋状加熱表面を交互に配設させるといった構造のヘアーアイロンブラシを容易に製作できる。
また、加熱板の筋状加熱表面を毛髪に直接に接触させてアイロン機能を発揮させることができるし、筋状溝に嵌合した筋状台を介して合成樹脂ブラシ毛を温めることができるため、アイロン機能を向上させることができる。
また、施術者はブラシ部分に手を添えたり、握ったりすることになるが、ブラシ毛を合成樹脂製にしたので、加熱板からの熱伝達が緩和されるし、この合成樹脂ブラシ毛によって加熱板がカバーされるため、手や指が加熱板に直接に触れるのを阻止し、熱く感じたり、火傷が生じたりするのを防ぐことができる。
又、本発明(請求項3)のヘアーアイロンブラシは、前記ブラシ毛列又は加熱板のいずれか一方、或いはブラシ毛列と加熱板の両方に多元素鉱物ミネラルパウダーを含有させていることを特徴としている。
これにより、多元素鉱物ミネラルパウダーから放射される微弱エネルギーにより毛髪をケアしながらスタイリングすることができ、また、頭皮の血行を増進させて発毛促進や効果的なスキャルプケアができる。
また、多元素鉱物ミネラルパウダーの作用によってブラッシングしても静電気が発生せず、ブラッシングや加熱板によるカール等をスムーズに行なうことができると共にスタイリングも容易にできる。
また、多元素鉱物ミネラルパウダーの作用によってブラッシングしても静電気が発生せず、ブラッシングや加熱板によるカール等をスムーズに行なうことができると共にスタイリングも容易にできる。
しかも多元素鉱物ミネラルパウダーから発生するマイナスイオンによってブラッシングするだけで髪や頭皮の血行を良好にでき、また、マイナスイオンによって毛髪の水分にクラスター現象(水の分子集団を小さくする力)が生じ、毛髪のツヤ感と潤い感を高めサラサラでまとまりのあるデザインに仕上げることができる。
また、マイナスイオンが毛髪のキュ−ティクル(ガラス状の繊維)に作用し、常にツヤのよい状態に保つことができ、特に、ダメ−ジヘアや細くてまとまりづらい毛髪に効果的である。
また、マイナスイオンが毛髪のキュ−ティクル(ガラス状の繊維)に作用し、常にツヤのよい状態に保つことができ、特に、ダメ−ジヘアや細くてまとまりづらい毛髪に効果的である。
本発明(請求項4)のヘアーアイロンブラシは、ブラシ毛列及び/又は加熱板に多元素鉱物ミネラルパウダーに加えて遠赤外線放射パウダーを含有させていることに特徴がある。
このように、多元素鉱物ミネラルパウダーに加えて、遠赤外線放射パウダーを含有させると、この遠赤外線放射パウダーから遠赤外線が放射され、毛髪や頭皮を内部から温めることができる。
これにより、毛髪を効果的にケアすることができるし、頭皮の血行を良好にすることができる。
このように、多元素鉱物ミネラルパウダーに加えて、遠赤外線放射パウダーを含有させると、この遠赤外線放射パウダーから遠赤外線が放射され、毛髪や頭皮を内部から温めることができる。
これにより、毛髪を効果的にケアすることができるし、頭皮の血行を良好にすることができる。
本発明で使用する多元素鉱物とは、例えば、真珠岩や松脂岩、それにトルマリン(電気石)のように珪素を主成分とし、多数の元素がバランスよく含まれている鉱物をいい、この多元素鉱物はマイナスイオンを出すことが知られている。
多元素鉱物ミネラルパウダーは、多元素鉱物をボールミル等で粉砕してパウダーに形成したもので、この場合の粉砕数値は1〜3ミクロンが望ましいが数値は変わってもよい。
多元素鉱物ミネラルパウダーは単独或いは組み合わせて使用することができるが、2種類以上を適宜配合して使用することが好ましい。
この多元素鉱物ミネラルパウダーはそのまま使用してもよいし、これを水と混合し、加熱又は加圧した後、上澄み液を真空凍結乾燥や噴射乾燥により粉末にしたものを使用してもよい。
多元素鉱物ミネラルパウダーは単独或いは組み合わせて使用することができるが、2種類以上を適宜配合して使用することが好ましい。
この多元素鉱物ミネラルパウダーはそのまま使用してもよいし、これを水と混合し、加熱又は加圧した後、上澄み液を真空凍結乾燥や噴射乾燥により粉末にしたものを使用してもよい。
尚、真珠岩は下記の表1で示す成分からなるものである。
多元素鉱物ミネラルパウダーから放射される4〜14μmの波長の電磁波(微弱エネルギ−)には、原子の核の周囲を電気的に変化させて原子、さらにその物質を励起状態(振動)にし、その結果、水のクラスタ(cluster)の重合を切断・短縮させ、水の容積の縮小、比重の増加、動植物の細胞外膜への水(自由水)の十分な付着をもたらし、細胞内にCa2+と共に水の浸透が亢進し、細胞の諸機能を賦活化させる作用がある。
そこで、この電磁波(微弱エネルギー)を毛髪や頭皮に当てることにより、毛髪や頭皮中の水分をミネラル化して毛髪や頭皮の中の蛋白質を活性化し、常に健康毛でツヤのある毛髪とすることができる。
また、遠赤外線放射パウダーは、遠赤外線放射材料としてのアルミナ(Al2O3)、チタニア(TiO2)、フェライト(Fe2O3)、酸化クロム(Cr2O3)、シリカ(SiO2)、イットリア(Y2O3)、マグネシア(MgO)等をパウダーにしたもので、これらの遠赤外線放射パウダーを毛髪や頭皮の吸収に適した波長の遠赤外線を放射するようにブレンドして使用するのが好ましい。
又、本発明でいう「含有」には、多元素鉱物ミネラルパウダーや遠赤外線放射パウダーを合成樹脂ブラシ毛及び/又は加熱板自体に練り込んで所定の形状に成型したもの、又、多元素鉱物ミネラルパウダーや遠赤外線放射パウダーをコーティング剤に混合させて表面に塗布することでコーティング層(例えば、セラミックコーティング層、メッキ層、フッ素コーティング層、ナイロン層、合成樹脂層、シリコンラバー層、フッ素ラバー層等)を形成させたものを含む。
実施例のヘアーアイロンブラシは、図2、図3で示すように、柄1の先端部にブラシ台座2を連設させ、このブラシ台座2の表面に円弧状植毛面20を形成させ、この円弧状植毛面20上に合成樹脂ブラシ毛31をブラシ長手方向に列設させたブラシ毛列3と、ブラシ長手方向に長い加熱板4の筋状加熱表面42をブラシ幅方向に交互に配設した構造になっている。
前記ブラシ台座2は、図1に示すように、断面形状がブラシ幅方向に長い楕円形に形成され、その正面側が金属又は陶器により半円弧状に形成された加熱板4で形成され、この加熱板4の表面が円弧状植毛面20に形成されている。
また、背面側板部21は柄1と一体に形成された合成樹脂(例えば、ABS樹脂等)により半円弧状に形成されている。
また、背面側板部21は柄1と一体に形成された合成樹脂(例えば、ABS樹脂等)により半円弧状に形成されている。
前記背面側板部21の内部には支持板5がビスによって固定され、この支持板5の両側縁に係止片50、50が突設されると共に、前記加熱板4の裏面両側部にも係止片43、43が突設され、この両係止片50、43を係合させ、かつ加熱板4の先端と背面側板部21の先端を合致させてキャップ6を嵌め込むことで加熱板4と背面側板部21を楕円形に固定させたブラシ台座2を組み立てるようになっている。
前記ブラシ毛列3は、図4に示すように、ブラシ長手方向に長い合成樹脂製の筋状台32に一体的に合成樹脂ブラシ毛31を1列に列設して形成されている。
また、前記合成樹脂ブラシ毛31の先端は球体形に形成され、これによりブラッシング時やスタイリング時の頭皮への当りを緩和させると共に、毛髪の脱落を防止できる。
尚、前記ブラシ毛列3における合成樹脂ブラシ毛31の数、列設ピッチ、太さ(毛径)、列数は適宜に決定できるし、材質についてもシリコンゴム、ナイロン、その他の合成樹脂を使用できる。
前記加熱板4の表面にはブラシ長手方向に長い筋状溝41がブラシ幅方向に複数列(実施例は9列)で形成されている。
そして、前記各筋状溝41にそれぞれブラシ毛列3の筋状台32を蟻溝嵌合させてブラシ毛列3、3間に加熱板4の筋状加熱表面42を露出させることで、ブラシ毛列3と加熱板4の筋状加熱表面42をブラシ幅方向に円弧状植毛面20に沿って交互に配設させている。
前記筋状加熱表面42は、毛髪との接触が良好になるように、その断面形状が半円弧凸形(略逆U字形)や山形(略逆V字形)に形成されているが平形でもよい。
そして、前記各筋状溝41にそれぞれブラシ毛列3の筋状台32を蟻溝嵌合させてブラシ毛列3、3間に加熱板4の筋状加熱表面42を露出させることで、ブラシ毛列3と加熱板4の筋状加熱表面42をブラシ幅方向に円弧状植毛面20に沿って交互に配設させている。
前記筋状加熱表面42は、毛髪との接触が良好になるように、その断面形状が半円弧凸形(略逆U字形)や山形(略逆V字形)に形成されているが平形でもよい。
また、前記加熱板4の裏面には電熱ヒータ7が取り付けられ、柄1に設けたスイッチ8のONにより通電して電熱ヒータ7を加熱させ、その熱を加熱板4に伝達させ、さらに加熱板4からブラシ毛列3に伝達させるようになっている。
尚、図において、電源コードは図示省略した。
また、合成樹脂ブラシ毛の先端部分は被施術者の頭皮に直接に触れるため、熱く感じたり、火傷が生じたりしないように温度設定している。
尚、図において、電源コードは図示省略した。
また、合成樹脂ブラシ毛の先端部分は被施術者の頭皮に直接に触れるため、熱く感じたり、火傷が生じたりしないように温度設定している。
使用に際し、施術者はブラシ部分に手を添えたり、握ったりすることになるが、ブラシ毛31を合成樹脂製にしたので、加熱板4からの熱伝達が緩和されるし、この合成樹脂ブラシ毛31によって加熱板4がカバーされるため、手や指が加熱板4に直接に触れるのを阻止し、熱く感じたり、火傷が生じたりするのを防ぐことができる。
そして、本実施例では、前記ブラシ毛列3及び加熱板4の両者に、多元素鉱物ミネラルパウダーと、遠赤外線放射パウダーの混合パウダーを含有させている。
この場合、ブラシ毛列3には、その素材である合成樹脂に混合パウダーを混合させて成型することで、このブラシ毛列3自体に混合パウダーを含有させている。
この場合、ブラシ毛列3には、その素材である合成樹脂に混合パウダーを混合させて成型することで、このブラシ毛列3自体に混合パウダーを含有させている。
また、加熱板4に対しては、その表面にセラミックコーティング層を形成させることで含有させている。
このセラミックコーティング層は、混合パウダーをコーティング剤である耐熱性フォーマイカに加えて塗料状にしたものを加熱板に塗布し、これを加熱炉に通してコーティング剤を飛ばして(焼き付けて)形成している。
耐熱性フォーマイカに対する混合パウダーの混合割合は、容積比で3〜15%が望ましいが数値は変わってもよい。
このセラミックコーティング層は、混合パウダーをコーティング剤である耐熱性フォーマイカに加えて塗料状にしたものを加熱板に塗布し、これを加熱炉に通してコーティング剤を飛ばして(焼き付けて)形成している。
耐熱性フォーマイカに対する混合パウダーの混合割合は、容積比で3〜15%が望ましいが数値は変わってもよい。
従って、本実施例のヘアーアイロンブラシでは、スイッチ8をONにして電熱ヒータ7に通電させ加熱板4を加熱させると、合成樹脂ブラシ毛31によるブラッシング機能によって毛髪を梳かしながら加熱板4によるアイロン機能によって毛髪にカールやウエーブをつけたり伸したりすることができる。
特に、ブラシ台座2に円弧状植毛面20を形成させたので、毛髪に対し筋状加熱表面42を十分確実に接触させて、容易かつ効果的に毛髪にカールやウエーブをつけることができる。
さらに、多元素鉱物ミネラルパウダーから放射される微弱エネルギーや遠赤外線放射パウダーから放射される遠赤外線により毛髪をケアしながらスタイリングすることができ、また、頭皮の血行を増進させて効果的なケアができる。
特に、ブラシ台座2に円弧状植毛面20を形成させたので、毛髪に対し筋状加熱表面42を十分確実に接触させて、容易かつ効果的に毛髪にカールやウエーブをつけることができる。
さらに、多元素鉱物ミネラルパウダーから放射される微弱エネルギーや遠赤外線放射パウダーから放射される遠赤外線により毛髪をケアしながらスタイリングすることができ、また、頭皮の血行を増進させて効果的なケアができる。
尚、スイッチ8をOFFにしたときには、電熱ヒータ7が発熱しないため加熱板4は加熱されず、合成樹脂ブラシ毛31によるブラッシング機能しか得られないが、多元素鉱物ミネラルパウダーから放射される微弱エネルギーや遠赤外線放射パウダーから放射される遠赤外線による作用は享受することができる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体的な構成はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても本発明に含まれる。
なお、本発明のヘアーアイロンブラシはヘアドライヤーを併用し、ヘアドライヤーによる熱を毛髪に与えながらヘアーアイロンブラシで毛髪をブラッシングしたり、カールやウエーブをつけたり、伸したりすることができる。
この場合、ヘアドライヤーの熱を合成樹脂ブラシ毛の表面に向けて当て、合成樹脂ブラシ毛の内部からは加熱板から伝達された熱を与えるため、毛髪をヘアドライヤーの熱と加熱板からの熱で挟むことができ、より効果的なスタイリングとケアが可能になる。
ヘアドライヤーとしては本発明者が開発したマイナスイオンを温風又は冷風と共に噴出するイオンドライヤーを使用することが好ましい。
この場合、ヘアドライヤーの熱を合成樹脂ブラシ毛の表面に向けて当て、合成樹脂ブラシ毛の内部からは加熱板から伝達された熱を与えるため、毛髪をヘアドライヤーの熱と加熱板からの熱で挟むことができ、より効果的なスタイリングとケアが可能になる。
ヘアドライヤーとしては本発明者が開発したマイナスイオンを温風又は冷風と共に噴出するイオンドライヤーを使用することが好ましい。
1 柄
2 ブラシ台座
20 円弧状植毛面
3 ブラシ毛列
31 合成樹脂ブラシ毛
32 筋状台
4 加熱板
41 筋状溝
42 筋状加熱表面
2 ブラシ台座
20 円弧状植毛面
3 ブラシ毛列
31 合成樹脂ブラシ毛
32 筋状台
4 加熱板
41 筋状溝
42 筋状加熱表面
Claims (4)
- 柄(1)の先端部に連設したブラシ台座(2)の表面に円弧状植毛面(20)が形成され、この円弧状植毛面(20)に合成樹脂ブラシ毛(31)をブラシ長手方向に列設させたブラシ毛列(3)と、加熱板(4)のブラシ長手方向に長い筋状加熱表面(42)をブラシ幅方向に交互に配設したことを特徴とするヘアーアイロンブラシ。
- 請求項1記載のヘアーアイロンブラシにおいて、前記ブラシ毛列(3)はブラシ長手方向に長い合成樹脂製の筋状台(32)に合成樹脂ブラシ毛(31)を一体的に列設して形成され、
かつ前記加熱板(4)の表面にブラシ長手方向に長い筋状溝(41)がブラシ幅方向に複数列で形成され、
この各筋状溝(41)にそれぞれブラシ毛列(3)の筋状台(32)を嵌合させてブラシ毛列(3)、(3)間に加熱板(4)の筋状加熱表面(42)を露出させることで、ブラシ毛列(3)と加熱板(3)の筋状加熱表面(42)をブラシ幅方向に交互に配設させたヘアーアイロンブラシ。 - 請求項1又は2記載のヘアーアイロンブラシにおいて、前記ブラシ毛列(3)及び/又は加熱板(4)が多元素鉱物を粉砕して形成した多元素鉱物ミネラルパウダーを含有していることを特徴とするヘアーアイロンブラシ。
- 請求項3記載のヘアーアイロンブラシにおいて、前記ブラシ毛列(3)及び/又は加熱板(4)が多元素鉱物ミネラルパウダーに加えて、遠赤外線放射材料を粉砕して形成した遠赤外線放射パウダーを含有しているヘアーアイロンブラシ。
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- 2013-06-11 JP JP2013123199A patent/JP2014079564A/ja active Pending
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