JP2014078825A - ファクシミリシステム、ファクシミリ装置、通信方法、制御方法、及びプログラム - Google Patents

ファクシミリシステム、ファクシミリ装置、通信方法、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信相手であるゲートウェイに接続されたアナログFAX装置においてデータの復号を可能にすることを目的とする。
【解決手段】符号化された複数のラインを含むデータからライン終端とページ終了とを検索することで、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する検索手段と、第1のパターンの"ライン終端+ラインデータ"をプロトコルのデータの1パケットとして逐次、ゲートウェイへ送信し、第2のパターンの"ライン終端+ラインデータ"をプロトコルのデータの1パケットとしてゲートウェイへ送信したのち、第2のパターンの"ページ終了"をプロトコルのデータの1パケットとしてゲートウェイへ送信することによって課題を解決する。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、IP網を利用してFAX送受信を行うIPFAX装置(IPFAX)が注目されている。NTTの公衆IP網(NGN網)でもコンテンツのひとつにIPFAXが挙げられている。
従来のアナログFAX装置(アナログFAX)も、T.38(ITU−T勧告T.38、以下「T.38」とする)GWを介して公衆IP網に接続することが可能である。詳しくは既知の技術であるため割愛するが、IPFAX同士は呼接続をSIP、データ通信をT.38プロトコルで行う。先行文献のように、T.38GWは、SIP呼接続をアナログ電話の呼接続、T.38プロトコルをT.30(ITU−T勧告T.30、以下「T.30」とする)プロトコルにリアルタイム変換し、アナログFAXとの相互通信を可能とするものである。
FAX通信には、誤り訂正を行うことができる(誤り訂正を行う)ECM通信と、誤り訂正が行えない(誤り訂正を行わない)非ECM通信と、がある。
ECM通信とは、画像データをブロック単位に区分けし、それを256バイトからなる、いくつかのフレームに分割して相手に送信する。受信側は1フレーム受信するごとにエラー判定を行い、これを1ブロック受信終了するまで繰り返し1ブロックの受信が終了した時点でエラーフレームがあった場合、送信側に対してエラーフレームの再送要求を行う。送信側はエラーが発生したフレームのみを再送する機能である。通常、ECM通信では、フレームとフレームとの間で同期を維持するためのフラグが送出される。
回線上のノイズ等で欠落した画像データを再送することで、ライン抜けが発生しない。
しかし、アナログFAXにはECM通信が行えない機種も存在し、その場合には、IPFAXとアナログFAXとの間の通信は非ECMで行われることになる。非ECM通信では、画像信号の交信中にエラーが発生すると、1ラインごとのエラーとなり、ラインの欠落となる。非ECM通信では、画像圧縮方式としてMH符号化方式か、MR符号化方式が使用される。
MH符号化方式、MR符号化方式に関する詳しい説明は割愛するが、1ラインデータ毎に符号化する方式である。
送信側は、符号化したラインを順につなげて送信するが、ラインとラインとの間にEOLという符号を付加する。符号化されたラインはEOL符号で挟まれることになり、EOL+ラインデータ+EOLとなる。
また、1ページの最後のラインを符号化した後ろには、RTC符号を付加する。RTCはEOLを6個連続で並べたものである。したがって、最後のラインはEOL+ラインデータ+RTCとなる。
例えば、IPFAXからアナログFAXへ非ECMデータ送信する場合を考える。T.38GWは内部にある程度バッファを持っており、IPFAXから送られてきたデータを一時的にバッファに溜め、そのバッファのデータをT.38GWに接続されたアナログFAXへリアルタイム送信する。通常、T.38GW内のバッファはFAXデータ数ライン程度の小さなものであり、FAX全データを蓄積することはできない。IPFAXとT.38GWとはIP網で、T.38GWとアナログFAXとはアナログ網で接続され、通常、T.38GWとアナログFAXとの間はお互いにネゴシエートした速度で通信される。最高速度は、例えばV.17の14400bpsであるとする。IPFAXとT.38GWとは14400bpsより高速なIP網の速度で接続されているため、IPFAXが14400bps以上の速度でT.38GWへデータ送信すると、T.38GW内部のバッファが溢れ、オーバーランすることになる。
特開平9−163119号公報
上記オーバーランを解決するには、IPFAXからT.38GWへの送信速度を、T.38GWからアナログFAXへ送信する速度と等しくすることである。しかし、IP網ではパケットが遅延することがあり、その場合IPFAXからT.38GWへ十分な速度でデータが送信されず、結果として、T.38GWがアンダーランを起こしてしまう。このようなアンダーランが発生した場合、T.38GWは、IPFAXからで送信されてきた非ECMデータにFILL(データ0)を付加することで、T.38GWからアナログFAXへ途切れることなくデータを送信する機能を有している。T.38GWを介さない、従来のアナログFAX同士の通信であれば、FILLを挿入するのは、送信機側のアナログFAXである。送信機側でラインデータを符号化した際にアンダーランが起こらないように、前述のEOL+ラインデータ+EOLのラインデータの後ろにFILLを付加する。その結果、EOL+ラインデータ+FILL+EOLとなる。FILLは0データであるが、アンダーランが起こらないように、複数個挿入される。FILLはラインデータの終端、EOLの手前に挿入されなければならず(或いはラインデータの終端、RTCの手前)、ここ以外に挿入された場合、符号データが壊れ、復号できなくなる。
なお、IPFAXからアナログFAXへのデータ送信で、アナログFAXがECM通信機能を有しており、ECM通信が選択された場合では、前述のフレーム送信が間に合わなかったとしても問題が無い。
IPFAXはT.38データの1パケットに1フレーム(256Byte)を詰め、T.38GWへ送信する。ECM通信では、T.38GWがアンダーラン対策として挿入するのは前述のフラグであり、T.38GWによってフレームとフレームとの間に挿入される。元々フラグあった場所に更にフラグを挿入するため、フレーム内部のデータが壊れることはない。一方、非ECMでは、ECM通信のようにフレーム化されていないため、前述のようにFILLを挿入できる場所が限られることになる。
また、IPFAXからIPFAXへのデータ送信では、非ECMの通信を行うことはほとんど無い。また、仮に非ECM通信を行った場合でも、従来FAXの能力交換(DIS,DCS)による速度での通信は行われず、ネットワーク速度で通信が行われるため、上記理由によるアンダーラン、オーバーランは発生しない。
IPFAXからT.38GWへの画像通信はT.38勧告で定めるT.38データパケットであり、IP網へはIPパケットでデータ送信される。IPパケットの最大サイズはおおよそ1500Byte程度であり、FAX文章1ページの全データは1つのIPパケットには入らない。したがって、1ページの文章データを分割し、IPパケットに詰め、IPFAXからT.38GWへデータ送信されることになる。従来、IPFAXからT.38GWへは1ページの文章データを決められた固定サイズに区切り送信していた。文章中の各ラインは圧縮されるため、圧縮後のサイズはラインごとに異なる。よって、固定サイズで区切ることは、パケットの遅延が発生すると非ECMのFAXデータの1ラインの途中でFILLが入ることになってしまう。つまり、EOL+ラインデータ途中+FILL+ラインデータ途中から終端+EOLとなる。このため、符号データが崩れてしまい、復号化できなくなる。
上記に示す通り、符号データの復号化に影響を与えずにFILLを挿入できる場所はラインデータの終端、EOLの手前(或いはラインデータの終端、RTCの手前)だけである。従来のようにIPFAXからT.38GWへ非ECMでデータを送信する場合、1ラインの途中で区切る。すると、T.38GWによって1ラインのデータ途中にFILLが挿入され符号化データが壊れてしまい、アナログFAXへ送信されるため、アナログFAX側でデータを復号できず、画像送信に失敗する問題があった。
なお、上記では、T.38、T.38GW、非ECM通信を例に説明を行ったが、同様の伝送制御プロトコル、伝送制御プロトコルのゲートウェイ、通信においても同様の問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、通信相手であるゲートウェイに接続されたアナログFAX装置においてデータの復号を可能にすることを目的とする。
そこで、本発明は、IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信する画像処理装置であって、符号化された複数のラインを含むデータからライン終端とページ終了とを検索することで、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する検索手段と、前記第1のパターンの"ライン終端+ラインデータ"を前記プロトコルのデータの1パケットとして逐次、前記ゲートウェイへ送信し、前記第2のパターンの"ライン終端+ラインデータ"を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信したのち、前記第2のパターンの"ページ終了"を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信手段と、を有する。
本発明によれば、通信相手であるゲートウェイに接続されたアナログFAX装置においてデータの復号を可能にすることができる。
IPFAX装置を含むシステムのシステム構成の一例を示す図である。 IPFAXのハードウェア構成等の一例を示す図である。 非ECM送信時のIPFAX、T.38GW、アナログFAX内部の画像データに係る処理フローであり、従来技術により、送信画像のライン終端で区切らずに、IPFAXからT.38GWへデータ送信する場合の図である。 実施形態1の非ECM送信時のIPFAX、T.38GW、アナログFAX内部の画像データに係る情報処理の一例を示す図である。 IPFAXからT.38GW先のアナログFAXへ画像送信する場合のシーケンス図である。 実施形態1において、IPFAXからT.38GW先のアナログFAXへ画像送信する場合の情報処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態2の非ECM送信時のIPFAX、T.38GW、アナログFAX内部の画像データに係る情報処理の一例を示す図である。 実施形態2において、IPFAXからT.38GW先のアナログFAXへ画像送信する場合の情報処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態3の非ECM送信時のIPFAX、T.38GW、アナログFAX内部の画像データに係る情報処理の一例を示す図である。 実施形態3において、IPFAXからT.38GW先のアナログFAXへ画像送信する場合の情報処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、IPFAX装置(以下、IPFAXという)を含むシステムのシステム構成の一例を示す図である。IPFAXは、画像処理装置の一例である。
図1において、1001は、IPFAX1である。1002は、公衆IP網である。1003は、公衆IP網に接続されたIPFAX2である。1004は、T.38GW(T.38ゲートウェイ)先のアナログFAXである。1005は、公衆IP網に接続されたT.38GWである。なお、GWは、ゲートウェイの略である。
IPFAX1とIPFAX2とはT.38プロトコルによって通信を行う。T.38(ITU−T勧告T.38)は、IPネットワーク上で、リアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルである。公衆IP網におけるIPFAX同士のセッション接続は、SIPによって行われ、電話番号をIPアドレスに変換する機能やプロキシ機能を有したSIPサーバを利用し、接続される。また、IPFAXを公衆IP網へ接続するためにはゲートウェイが必要になる。
T.38GWは、T.38プロトコルを従来のアナログG3FAXで使用されているプロトコルT.30にリアルタイム変換するゲートウェイである。T.38GWは、IPFAXとアナログFAX装置(以下、アナログFAXという)とを接続することが可能である。
図2は、IPFAXのハードウェア構成等の一例を示す図である。
図2において、IPFAX2001は、図1のIPFAX1(1001)やIPFAX2(1003)である。
操作部2002は、キーボード、表示部等で構成され、オペレータが各種入力操作を行うためのものである。
画像読み取り部2003は、スキャナであり、送信画像の読み込みを行う。
CPU2004は、IPFAX内にある演算装置である。
主記憶装置2005は、CPU2004が動作させるプログラムや画像データを格納するために用いられる。
送受信画像格納領域2006は、画像読み取り部が読み取った送信画像を一時的に格納する部分、或いは受信画像を一次格納する部分であり、主記憶装置2005内にある領域である。
符号復号領域2007は、CODEC2009が符号、復号化した後のデータを一時的に格納する部分であり、主記憶装置2005内にある領域である。
画像印刷部2008は、プリンタであり、受信画像の印刷を行う。
CODEC2009は、符号、復号化を行う。
IP網2010は、IPネットワークであり、図1で言えば構内IP網1001を指す。
ネットワークデバイス2011は、IPFAXをIP網2010に接続し、IPデータ送受信を行う。
CPU2004が、主記憶装置2005に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、後述するIPFAXの機能及びIPFAXのフローチャートに係る処理が実現される。
なお、T.38GWも同様に、CPUや主記憶装置等を有し、T.38GWのCPUが、T.38GWの主記憶装置に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、T.38GWの機能等が実現される。
同様に、アナログFAX1004もCPUや主記憶装置等を有し、アナログFAX1004のCPUが、アナログFAX1004の主記憶装置に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、アナログFAX1004の機能等が実現される。
図3は、非ECM送信時のIPFAX、T.38GW、アナログFAX内部の画像データに係る処理フローであり、従来技術により、送信画像のライン終端で区切らずに、IPFAXからT.38GWへデータ送信する場合の図である。
T.38GW1005は、アナログFAX1004と能力交換し、アナログFAX1004がT.38GW1005に対し、非ECM(Error Correction Mode)での送信を要求したとする。T.38GWとIPFAXとの基本的な通信方法に関しては既知の技術につき説明を省略する。なお、上述したように、非ECM通信は、誤り訂正が行えない通信である。
IPFAX1(1001)の画像読み取り部2003でスキャンされた画像は、IPFAX1(1001)内部の送受信画像格納領域2006へ、符号化前画像データ301として蓄積される。IPFAX1(1001)内部のCODEC2009において、符号化前画像データ301を符号化する。符号化されたデータは、IPFAX1(1001)内部の符号復号領域2007へ一時的に格納される。
従来技術のように、T.38パケット内のデータを決められたサイズ長とした場合、符号化されたデータ302は、303,304,305のように、1ラインの途中で分割されてしまうことになる。T.38パケットヘッダを付加した303,304,305がIPFAX1(1001)からT.38GW1005へT.38のパケットとして送信される。
前述した通り、T.38GW1005とアナログFAX1004とが能力交換して決定された速度に従って、IPFAX1(1001)は、T.38GW1005へデータ送信を行う。T.38GW1005は、IPFAX1(1001)から受け取ったT.38パケット内のT.38プロトコルをリアルタイムでT.30プロトコルへ変換し、アナログFAX1004へ送信する。ここで遅延が発生して、IPFAX1(1001)からT.38GW1005へ送信されるデータ速度が能力交換速度より低かった場合、T.38GW1005は、T.38パケットのデータに対して、FILLを挿入する。(306,307,308)。そして、T.38GW1005は、能力交換速度に合わせてからアナログFAX1004へデータを送りだす。
したがって上記のようにアナログFAXで受信した非ECM画像309は、データとデータとの間にFILL(0データ)が挿入されていることになる。符号データの途中に0データが入っているため、復号が途中でエラーとなってしまう(310)。
図4は、非ECM送信時のIPFAX、T.38GW、アナログFAX内部の画像データに係る処理フローであり、実施形態1の処理である。
IPFAX1(1001)の画像読み取り部2003でスキャンされた画像は、IPFAX1(1001)内部の送受信画像格納領域2006へ、符号化前画像データ401として蓄積される。IPFAX1(1001)内部のCODEC2009において、符号化前画像データ401を符号化する。符号化されたデータはIPFAX1(1001)内部の符号復号領域2007へ一時的に格納される。
本実施形態では、
1.まず、CPU2004は、符号化されたデータ(402)からライン終端(EOL)とページ終了(RTC)とを検索する。つまり、CPU2004は、符号化された複数のラインを含むデータから"ライン終端"と"ページ終了"とを検索する。このことで、CPU2004は、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する。そして、CPU2004は、ライン終端(EOL)から次のライン終端(EOL)まで、及び、EOLからRTC手前までを1区切りとする。また、CPU2004は、406のようにRTCは独立した区切りとして扱う。
2.そして、CPU2004は、1.で区切られたEOL+DATA("ライン終端+ラインデータ")、及び、RTCにT.38パケットヘッダを付加した、403,404,405,406を生成する。そして、CPU2004は、IPFAX1(1001)からT.38GW1005へT.38のパケットとして逐次、送信する。
前述した通り、T.38GW1005とアナログFAX1004とが能力交換して決定された速度に従って、IPFAX1(1001)は、T.38GW1005へデータ送信を行う。T.38GW1005は、IPFAX1(1001)から受け取ったT.38パケット内のT.38プロトコルをリアルタイムでT.30プロトコルへ変換し、アナログFAX1004へ送信する。ここで、IPFAX1(1001)からT.38GW1005へ送信されるデータ速度が能力交換速度より低かった場合、T.38GW1005は、T.38パケットのデータに対して、FILLを挿入する。そして、T.38GW1005は、能力交換速度に合わせてからアナログFAX1004へデータを送りだす。この際T.38GWがFILLを挿入する場所は、407,408,409のように、DATA(ラインデータ)の最後尾、EOLの直前である。
本実施形態では、上記のようにアナログFAXで受信した非ECM画像411は、データの最後尾にFILL(0データ)が挿入されていることになる。この場合は従来技術とは異なり、符号データの復号が可能である。
図5は、IPFAXからT.38GW先のアナログFAXへ画像送信する場合のシーケンス図である。
図1でのIPFAX1(1001)からアナログFAX1004への画像送信に相当する。
S6001において、IPFAX1(1001)は、アナログFAX1004へセッション(呼)接続要求を送出し、セッション接続を行う。T.38GW1005は、IPFAX1(1001)からのIPFAXのセッション接続要求をアナログのセッション接続要求へ変換し、アナログFAX1004へ接続要求する。より具体的には、例えば、SIPのINVITEをアナログ呼接続のダイアル要求へと変換することである。
セッション接続によりセッションが確立すると、S6002において、IPFAX1(1001)は、T.38GW1005へT.38 CNGを送る。
S6003では、T.38GW1005によってT.38 CNGはアナログトーンのCNGへ変換され、アナログFAX1004へ送られる。
S6004において、アナログFAX1004は、アナログトーンのCEDをT.38GW1005へ送る。
S6005では、T.38GW1005によってアナログトーンのCEDからT.38 CEDへ変換され、IPFAX1(1001)へ送られる。
S6006において、アナログFAX1004は、T.30 DISをT.38GW1005へ送る。
S6007において、T.38GW1005は、T.30 DISをT.38のDISデータへ変換し、IPFAX1(1001)へ送る。
この例では、IPFAX1(1001)が、送られてきたT.38 DISのbit3(T.38通信が有効であるか無効であるかのビット)及びbit121(T.38通信のためのフロー制御能力が有効か無効かのビット)を解析する。その結果、IPFAX1(1001)は、通信相手として画像送信しようとしている相手がT.38GW先の、アナログFAXであるということが分かる(S6008〜S6009)。
その後、S6010でTCF、S6011、S6012でCFRがやり取りされるが、既知の技術であるのでここでは説明を省略する。
S6013、S6014で画像通信が行われるが、ここが図3、図4、後述する図7に示すIPFAX1(1001)からT.38GW1005を介してアナログFAX1004へデータ送信が行われる部分である。
その後、S6016においてセッションの切断が行われる。より具体的にはIPFAX1(1001)がSIPのBYEを発行し、それを受けたT.38GW1005がアナログFAX1004の回線開放を行うことになる。
図6は、実施形態1において、IPFAX1(1001)からT.38GW1005先のアナログFAX1004へ画像送信する場合の情報処理の一例を示すフローチャートである。
まず、S700において、ユーザは、IPFAX送信を試みる。
S701において、CPU2004は、セッション接続要求を送信する。SIPであればINVITEである。その後、セッション接続が行われる。
S702において、CPU2004は、前述のシーケンスでも示した手段で通信相手からDISを受け取る。CPU2004は、前述のシーケンスにも示した手段で通信相手がT.38GW1005先のアナログFAX1004であるか否かの判定を行う。
S703において、CPU2004は、S702の結果、通信相手がT.38GW1005先のアナログFAX1004であった場合はS704へ進み、公衆IP網1002に接続されたIPFAX2(1003)であった場合はS714へ進む。
S704において、CPU2004は、S702の結果、通信相手が非ECMでの通信を要求している場合はS705へ進み、ECMでの通信を要求している場合はS714へ進む。
S705において、CPU2004は、CODEC2009を使用して符号化前画像データ401を複数ラインまとめて符号化する。符号化はソフトウェア或いはハードウェアでの処理である。
S706において、CPU2004は、S705で生成された符号化データを、符号復号領域2007へ格納する。
S707において、CPU2004は、符号復号領域2007へ格納された符号化データ402を検索し、EOLやRTCを検索する。
S708において、CPU2004は、S707で検索したEOLの直前までのデータを抽出し、図4の403のように、EOL+DATAのセットを1まとめとする。或いは、CPU2004は、RTCが見つかった場合、406のように、RTCのみを1つのまとまりとする。
S709において、CPU2004は、S708で区切られたEOL+DATA(403)に対して、T.38パケットヘッダを付加する。RTCのみ(406)であれば、T.38パケットヘッダ+RTCとなる。
S710において、CPU2004は、S709でT.38パケットヘッダを付加したEOL+DATAをT.38GWへ送信する。或いは、CPU2004は、T.38パケットヘッダを付加したRTCをT.38GWへ送信する。
S711において、CPU2004は、符号復号領域2007に格納された符号化データを全て送信し終わったか否かを判定する。CPU2004は、全て送信し終わっていなければ、S707からの処理繰り返し、全て送信し終わっていればS712へ進む。
S712において、CPU2004は、全データを送信したか否かを判定する。CPU2004は、全データを送信し終わっていれば、S713へ進み、全データの送信が終了していなければ、S705からの処理繰り返す。
S713において、CPU2004は、T.38の後手順を行ったのち、セッションを切断する(既知の技術のため、説明は省略する)。
S714においては、CPU2004は、T.38プロトコルによってECMでの画像送信を行う(既知の技術のため、説明は省略する)。
S715において、IPFAX送信が完了する。
なお、本実施形態では、図4の406等に示したように、RTCを独立した区切りとして扱うよう説明を行ったが、EOL+DATA(ラインデータ)+RTCを独立した区切りとして扱うようにしてもよい。この場合も、符号データの途中に0データが入ることはないためである。
<実施形態2>
図7は、非ECM送信時のIPFAX、T.38GW、アナログFAX内部の画像データに係るフローであり、実施形態2の処理である。
IPFAX1(1001)の画像読み取り部2003でスキャンされた画像は、IPFAX1(1001)内部の送受信画像格納領域2006へ、符号化前画像データ501として蓄積される。
本実施形態では、IPFAX1(1001)内部のCODEC2009にて、符号化前画像データ501を符号化する際、1ライン符号化する都度、EOLと1ラインの符号化データを生成し(502)、T.38パケットヘッダを付加する(503)。IPFAX1(1001)は、T.38のデータパケット(503)をT.38GW1005へ送信する。
前述した通り、T.38GW1005とアナログFAX1004とが能力交換して決定された速度に従って、IPFAX1(1001)は、T.38GW1005へデータ送信を行う。T.38GW1005は、IPFAX1(1001)から受け取ったT.38パケット内のT.38プロトコルをリアルタイムでT.30プロトコルへ変換し、アナログFAX1004へ送信する。ここで、IPFAX1(1001)からT.38GW1005へ送信されるデータ速度が能力交換速度より低かった場合、T.38GW1005は、T.38パケットのデータに対して、FILLを挿入する(504)。そして、T.38GW1005は、能力交換速度に合わせてからアナログFAX1004へデータを送りだす。この際、T.38GWがFILLを挿入する場所は、504のように、データ終端である。図7では1ラインのみしか記述されていないが、実際には、T.38データパケットは、逐次、IPFAX1(1001)からT.38GW1005へ、T.38GW(1005)からアナログFAX1004へ送られる。
本実施形態では、上記のようにアナログFAXで受信した非ECM画像(505)は、データ最後尾にFILL(0データ)がある。この場合は符号データがFILLによって破壊されていないため復号が可能である。
実施形態2は、IPPFAX(1001)内の符号化前画像データ501をCODEC2009にて符号化する際に、1ライン符号化される都度、T.38GW1005へ送信することで、1ラインのデータ途中にFILLが挿入されることを防ぐことが目的である。RTCの通り扱い等は実施形態1と同様である。
図8は、実施形態2において、IPFAX1(1001)からT.38GW1005先のアナログFAX1004へ画像送信する場合の情報処理の一例を示すフローチャートである。
まず、S800において、ユーザは、IPFAX送信を試みる。
S801において、CPU2004は、セッション接続要求を送信する。SIPであればINVITEである。その後、セッション接続が行われる。
S802において、CPU2004は、実施形態1でも示した手段で通信相手からDISを受け取る。CPU2004は、実施形態1にも示した手段で通信相手がT.38GW1005先のアナログFAX1004であるか否かの判定を行う。
S803において、CPU2004は、S802の結果、通信相手がT.38GW1005先のアナログFAX1004であった場合はS804へ進み、公衆IP網1002に接続されたIPFAX2(1003)であった場合はS811へ進む。
S804において、CPU2004は、S802の結果、通信相手が非ECMでの通信を要求している場合はS805へ進み、ECMでの通信を要求している場合はS811へ進む。
S805において、CPU2004は、CODEC2009を使用して符号化前画像データ801を1ライン符号化する。符号化はソフトウェア或いはハードウェアでの処理である。
S806において、CPU2004は、S805で生成された符号化データを、符号復号領域2007へ格納する。
S807において、CPU2004は、EOL+DATA(502)に対して、T.38パケットヘッダを付加する(503)。RTCのみであれば、T.38パケットヘッダ+RTCとなる。
S808において、CPU2004は、S807でT.38パケットヘッダを付加したEOL+DATA(503)をT.38GWへ送信する。或いは、CPU2004は、T.38パケットヘッダを付加したRTCをT.38GWへ送信する。
S809において、CPU2004は、全データを送信し終わったか否かを判定する。CPU2004は、全て送信し終わっていれば、S812へ進み、全データの送信を終了していなければ、S805からの処理を繰り返す。
S810において、CPU2004は、T.38の後手順を行ったのち、セッションを切断する(既知の技術のため、説明は省略する)。
S811においては、CPU2004は、T.38プロトコルによってECMでの画像送信を行う(既知の技術のため、説明は省略する)。
S812において、IPFAX送信が完了する。
<実施形態3>
図9は、非ECM送信時のIPFAX、T.38GW、アナログFAX内部の画像データに係るフローであり、実施形態3の処理である。本実施形態では、IPFAX1(1001)は、複数のラインのデータをT.38データの1パケットに詰めて送信する。
まずIPFAX1(1001)は、T.38GW1005から、セッション記述プロトコルSDPのアイテム、T38FaxMaxBuffer(オーバーフロー状態発生前にリモートデバイスに保存させることができるサイズ(バイト)の最大値)を受け取る。
IPFAX1(1001)の画像読み取り部2003でスキャンされた画像は、IPFAX1(1001)内部の送受信画像格納領域2006へ、符号化前画像データ901として蓄積される。
IPFAX1(1001)内部のCODEC2009にて、符号化前画像データ901が符号化される。符号化されたデータは、IPFAX1(1001)内部の符号復号領域2007へ一時的に格納される。
CPU2004は、符号化データ902を検索し、1ラインの最初からEOL或いはRTC手前までをサーチする。
この際、CPU2004は、EOLから次のライン開始まで、或いはEOLからRTC手前までのサイズ(1ラインのサイズ)を算出する。また、CPU2004は、次のラインも同様の手段でサイズ算出し、合計サイズが、T38FaxMaxBuffer(905)を超えない範囲で複数ラインを1まとまり(904)として、T.38パケットヘッダを付加してT.38GW1005へ送出する。
前述した通り、T.38GW1005とアナログFAX1004とが能力交換して決定された速度に従って、IPFAX1(1001)は、T.38GW1005へデータ送信を行う。T.38GW1005は、IPFAX1(1001)から受け取ったT.38パケット内のT.38プロトコルをリアルタイムでT.30プロトコルへ変換し、アナログFAX1004へ送信する。ここで、IPFAX1(1001)からT.38GW1005へ送信されるデータ速度が能力交換速度より低かった場合、T.38GW1005は、T.38パケットのデータに対して、FILLを挿入する(906,907)。そして、T.38GW1005は、能力交換速度に合わせてからアナログFAX1004へデータを送りだす。907のように複数ラインのデータが含まれる場合でも、T.38GWがFILLを挿入する場所はDATAの終端である。
本実施形態では、上記のようにアナログFAXで受信した非ECM画像908は、EOLの直前にFILL(0データ)が挿入されていることになるため、符号データの復号(909)が可能である。
このように複数ラインをT.38データパケットに詰めて、IPFAX1(1001)からT.38GW1005へ送信することで、IPFAX1(1001)からT.38GW1005へのデータ送信パケット数を減らすことができる。また、T.38パケットヘッダやIPヘッダ送信に伴うオーバーヘッドを減らすことが可能である。
なお、CPU2004は、符号化前画像データ901を符号化する際に、1ライン符号化する都度、送信サイズを累積していく。そして、CPU2004は、T38FaxMaxBuffer値を超えないサイズに収まる、最大ライン数を符号化した時点で、前記ライン数分をT.38データの1パケットとし、T.38GW1005へ送信するようにしてもよい。但し、説明が重複するため、詳細は省略する。
図10は、本実施形態3において、IPFAX1(1001)からT.38GW1005先のアナログFAX1004へ画像送信する場合の情報処理の一例を示すフローチャートである。
まず、S1000において、ユーザは、IPFAX送信を試みる。
S1001において、CPU2004は、セッション接続要求を送信する。SIPであればINVITEである。その後、セッション接続が行われる。
S1002において、CPU2004は、セッション記述プロトコルSDPを参照し、タイプ"a="のT38FaxMaxBufferの値を解析する。
S1003において、CPU2004は、実施形態1でも示した手段で通信相手からDISを受け取る。CPU2004は、実施形態1にも示した手段で通信相手がT.38GW1005先のアナログFAX1004であるか否かの判定を行う。
S1004において、CPU2004は、S1003の結果、通信相手がT.38GW1005先のアナログFAX1004であった場合はS1005へ進み、公衆IP網1002に接続されたIPFAX2(1003)であった場合はS1017へ進む。
S1005において、CPU2004は、S1003の結果、通信相手が非ECMでの通信を要求している場合はS1006へ進み、ECMでの通信を要求している場合はS1017へ進む。
S1006において、CPU2004は、CODEC2009を使用して符号化前画像データ901を複数ラインまとめて符号化する。符号化はソフトウェア或いはハードウェアでの処理である。
S1007において、CPU2004は、S1006で生成された符号化データを、符号復号領域2007へ格納する。
S1008において、CPU2004は、符号復号領域2007へ格納された符号化データ902を検索し、EOLやRTCを検索する。
S1009において、CPU2004は、S1008で検索したEOL+DATAのサイズを計算する。
S1010において、CPU2004は、更に次のEOLやRTCを検索し、次のラインのサイズを計算する。CPU2004は、S1009のサイズとの合計サイズを算出する。
S1011において、CPU2004は、S1010の合計サイズがS1002で解析したT38FaxMaxBufferを超えた場合は、S1010で計算した最後のラインを除いたライン数分を1まとまりとしてS1012へ進む。T38FaxMaxBufferを超えない場合は、CPU2004は、S1010を繰り返し、更に次のラインのサイズを合計する。
S1012で、CPU2004は、1まとまりとなったEOL+DATA(903,904)に対して、T.38パケットヘッダを付加する。RTCのみ(406)であれば、T.38パケットヘッダ+RTCとなる。904は、2ライン分のEOL+DATAが1まとまりとなっている。
S1013において、CPU2004は、T.38パケットヘッダを付加したデータをT.38GWへ送信する。或いは、CPU2004は、T.38パケットヘッダを付加したRTCをT.38GWへ送信する。
S1014において、CPU2004は、符号復号領域2007に格納された符号化データを全て送信し終わったか否かを判定する。CPU2004は、全て送信し終わっていなければS1008からの処理を繰り返し、全て送信し終わっていればS1015へ進む。
S1015において、CPU2004は、全データを送信したか否かを判定する。CPU2004は、全データを送信し終わっていれば、S1016へ進み、全データの送信が終了していなければ、S1006からの処理を繰り返す。
S1016において、CPU2004は、T.38の後手順を行ったのち、セッションを切断する(既知の技術のため、説明は省略する)。
S1017においては、CPU2004は、T.38プロトコルによってECMでの画像送信を行う(既知の技術のため、説明は省略する)。
S1018において、IPFAX送信が完了する。
なお、CPU2004は、符号化前画像データ901を符号化する際に、1ライン符号化する都度、送信サイズを累積していき、T38FaxMaxBuffer値を超えないサイズに収まる、最大ライン数を符号化する。そして、CPU2004は、この時点で、前記ライン数分をT.38データの1パケットとし、T.38GW1005へ送信することも可能であるが、説明が重複するため、詳細は省略する。
また、本実施形態では、EOLからRTC手前までのサイズを1ラインのサイズとしたが、EOLからRTCまでのサイズを1ラインのサイズとしてもよい。この場合も、符号データの途中に0データが入ることはないためである。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、IPFAXからT.38GWへ送られるT.38データパケット中のFAX画像データは、ラインの開始から始まり、EOL或いはRTCで終わっていることになる。したがって、従来技術のようにT.38GWによって1ラインのデータ途中にFILLが挿入されてアナログFAXへ送信され、アナログFAX側でデータをデコードできず、画像送信が失敗することがなくなる。
よって、IPFAXの通信相手であるゲートウェイに接続されたアナログFAXにおいてデータの復号を可能にすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、符号化した画像データをパケット化して送信するファクシミリシステム、ファクシミリ装置、通信方法、制御方法、及びプログラムに関する。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、受信側のファクリミリ装置における画像データの復号化エラー回避するための仕組みを提供することを目的とする。
そこで、本発明のファクシミリシステムは、ゲートウェイ装置と、前記ゲートウェイ装置を介してファクシミリ通信を行う送信側ファクシミリ装置と、を含むファクシミリシステムであって、前記ゲートウェイ装置は、前記送信側ファクシミリ装置から送信されるパケットを受信する受信手段と、前記受信手段が受信したパケットに含まれる画像データに所定のデータを挿入する挿入手段と、前記挿入手段によって前記所定のデータが挿入された画像データを受信側ファクシミリ装置に送信する第1の送信手段と、を有し、前記送信側ファクシミリ装置は、画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段により符号化された画像データを、1つのラインが1つのパケットに含まれるようにパケット化して前記ゲートウェイ装置に送信する第2の送信手段と、を有することを特徴とする
また、本発明のファクシミリシステムは、ゲートウェイ装置と、前記ゲートウェイ装置を介してファクシミリ通信を行う送信側ファクシミリ装置と、を含むファクシミリシステムであって、前記ゲートウェイ装置は、前記送信側ファクシミリ装置から送信されるパケットを受信する受信手段と、前記受信手段が受信したパケットに含まれる画像データに所定のデータを挿入する挿入手段と、前記挿入手段によって前記所定のデータが挿入された画像データを受信側ファクシミリ装置に送信する第1の送信手段と、を有し、前記送信側ファクシミリ装置は、画像データを符号化する符号化手段と、前記符号化手段により符号化された画像データを、ラインの終端を示すデータがパケットの先頭に含まれるようにパケット化して前記ゲートウェイ装置に送信する第2の送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、受信側のファクリミリ装置における画像データの復号化エラーを回避することができる。

Claims (19)

  1. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信する画像処理装置であって、
    符号化された複数のラインを含むデータからライン終端とページ終了とを検索することで、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する検索手段と、
    前記第1のパターンの"ライン終端+ラインデータ"を前記プロトコルのデータの1パケットとして逐次、前記ゲートウェイへ送信し、前記第2のパターンの"ライン終端+ラインデータ"を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信したのち、前記第2のパターンの"ページ終了"を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信手段と、
    を有する画像処理装置。
  2. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信する画像処理装置であって、
    符号化された複数のラインを含むデータからライン終端とページ終了とを検索することで、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する検索手段と、
    前記第1のパターンの"ライン終端+ラインデータ"を前記プロトコルのデータの1パケットとして逐次、前記ゲートウェイへ送信し、前記第2のパターンの"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信手段と、
    を有する画像処理装置。
  3. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信する画像処理装置であって、
    画像データを符号化する符号化手段と、
    前記符号化手段により画像データが符号化される際に、1ライン符号化される都度、前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信手段と、
    を有する画像処理装置。
  4. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信する画像処理装置であって、
    符号化された複数のラインを含むデータからライン終端とページ終了とを検索することで、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する検索手段と、
    前記第1のパターンの"ライン終端+ラインデータ"か、前記第2のパターンの"ライン終端+ラインデータ"を1ラインとし、前記ゲートウェイから受け取ったFaxMaxBuffer値を超えないサイズに収まる、最大のライン数を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信手段と、
    を有する画像処理装置。
  5. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信する画像処理装置であって、
    符号化された複数のラインを含むデータからライン終端とページ終了とを検索することで、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する検索手段と、
    前記第1のパターンの"ライン終端+ラインデータ"か、前記第2のパターンの"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"を1ラインとし、前記ゲートウェイから受け取ったFaxMaxBuffer値を超えないサイズに収まる、最大のライン数を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信手段と、
    を有する画像処理装置。
  6. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信する画像処理装置であって、
    画像データを符号化する符号化手段と、
    前記符号化手段により画像データが符号化される際に、1ライン符号化される都度、送信サイズを累積していき、前記ゲートウェイから受け取ったFaxMaxBuffer値を超えないサイズに収まる、最大のライン数を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信手段と、
    を有する画像処理装置。
  7. 前記プロトコルは、ITU−T勧告T.38に従ったプロトコルであり、
    前記誤り訂正を行わない通信は、非ECM通信である請求項1乃至6何れか1項記載の画像処理装置。
  8. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信する画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
    符号化された複数のラインを含むデータからライン終端とページ終了とを検索することで、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する検索ステップと、
    前記第1のパターンの"ライン終端+ラインデータ"を前記プロトコルのデータの1パケットとして逐次、前記ゲートウェイへ送信し、前記第2のパターンの"ライン終端+ラインデータ"を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信したのち、前記第2のパターンの"ページ終了"を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信ステップと、
    を含む情報処理方法。
  9. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信する画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
    符号化された複数のラインを含むデータからライン終端とページ終了とを検索することで、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する検索ステップと、
    前記第1のパターンの"ライン終端+ラインデータ"を前記プロトコルのデータの1パケットとして逐次、前記ゲートウェイへ送信し、前記第2のパターンの"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信ステップと、
    を含む情報処理方法。
  10. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信する画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
    画像データを符号化する符号化ステップと、
    前記符号化ステップにより画像データが符号化される際に、1ライン符号化される都度、前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信ステップと、
    を含む情報処理方法。
  11. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信する画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
    符号化された複数のラインを含むデータからライン終端とページ終了とを検索することで、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する検索ステップと、
    前記第1のパターンの"ライン終端+ラインデータ"か、前記第2のパターンの"ライン終端+ラインデータ"を1ラインとし、前記ゲートウェイから受け取ったFaxMaxBuffer値を超えないサイズに収まる、最大のライン数を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信ステップと、
    を含む情報処理方法。
  12. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信する画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
    符号化された複数のラインを含むデータからライン終端とページ終了とを検索することで、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する検索ステップと、
    前記第1のパターンの"ライン終端+ラインデータ"か、前記第2のパターンの"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"を1ラインとし、前記ゲートウェイから受け取ったFaxMaxBuffer値を超えないサイズに収まる、最大のライン数を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信ステップと、
    を含む情報処理方法。
  13. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信する画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
    画像データを符号化する符号化ステップと、
    前記符号化ステップにより画像データが符号化される際に、1ライン符号化される都度、送信サイズを累積していき、前記ゲートウェイから受け取ったFaxMaxBuffer値を超えないサイズに収まる、最大のライン数を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信ステップと、
    を含む情報処理方法。
  14. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信するコンピュータに、
    符号化された複数のラインを含むデータからライン終端とページ終了とを検索することで、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する検索ステップと、
    前記第1のパターンの"ライン終端+ラインデータ"を前記プロトコルのデータの1パケットとして逐次、前記ゲートウェイへ送信し、前記第2のパターンの"ライン終端+ラインデータ"を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信したのち、前記第2のパターンの"ページ終了"を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  15. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信するコンピュータに、
    符号化された複数のラインを含むデータからライン終端とページ終了とを検索することで、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する検索ステップと、
    前記第1のパターンの"ライン終端+ラインデータ"を前記プロトコルのデータの1パケットとして逐次、前記ゲートウェイへ送信し、前記第2のパターンの"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  16. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信するコンピュータに、
    画像データを符号化する符号化ステップと、
    前記符号化ステップにより画像データが符号化される際に、1ライン符号化される都度、前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  17. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信するコンピュータに、
    符号化された複数のラインを含むデータからライン終端とページ終了とを検索することで、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する検索ステップと、
    前記第1のパターンの"ライン終端+ラインデータ"か、前記第2のパターンの"ライン終端+ラインデータ"を1ラインとし、前記ゲートウェイから受け取ったFaxMaxBuffer値を超えないサイズに収まる、最大のライン数を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  18. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信するコンピュータに、
    符号化された複数のラインを含むデータからライン終端とページ終了とを検索することで、"ライン終端+ラインデータ+ライン終端"という第1のパターン、及び、"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"という第2のパターンを検索する検索ステップと、
    前記第1のパターンの"ライン終端+ラインデータ"か、前記第2のパターンの"ライン終端+ラインデータ+ページ終了"を1ラインとし、前記ゲートウェイから受け取ったFaxMaxBuffer値を超えないサイズに収まる、最大のライン数を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  19. IPネットワーク上でリアルタイムにFAX通信を行うためのプロトコルのゲートウェイに接続されたアナログFAX装置と誤り訂正を行わない通信を行う場合には、前記ゲートウェイに対し前記ゲートウェイと前記アナログFAX装置とで決定された速度でデータを送信するコンピュータに、
    画像データを符号化する符号化ステップと、
    前記符号化ステップにより画像データが符号化される際に、1ライン符号化される都度、送信サイズを累積していき、前記ゲートウェイから受け取ったFaxMaxBuffer値を超えないサイズに収まる、最大のライン数を前記プロトコルのデータの1パケットとして前記ゲートウェイへ送信する送信ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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