JP2014078776A - 撮像装置、移動体、および設定方法 - Google Patents

撮像装置、移動体、および設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】姿勢の変動による運転の支援への影響を低減化する。
【解決手段】撮像装置11は撮像部14と傾斜検出部16と制御部18とを備える。撮像部14は周辺画像を撮像可能である。傾斜検出部16は撮像部14の傾斜を検出する。制御部18は傾斜検出部16が検出する傾斜の変化に応じて周辺画像から抽出する領域を定める。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像可能な周辺画像における、使用する領域を設定する撮像装置、移動体、および設定方法に関する。
車両などの移動体に設けて、運転者の運転を支援する撮像装置が知られている。このような撮像装置は、移動体に対して固定されたり、車速に応じて仰俯角が変わるように取付けられ(特許文献1参照)、特定の撮影エリア内の被写体を撮像する。
特開平11−312300号公報
しかし、撮像装置の姿勢がまったく変動しないように強固に移動体に固定することは困難であり、洗車機による洗車、ユーザによる軽微な接触によって撮像装置の姿勢、すなわち取付け角度が変動する。姿勢の変動の前後に撮像された画像は撮影範囲が変動しており、運転の支援に支障が生じていた。
したがって、かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、撮像装置の取付け姿勢の変動による運転の支援への影響を低減化する撮像装置、移動体、および設定方法を提供することにある。
上述した諸課題を解決すべく、第1の観点による撮像装置は、
周辺画像を受光する撮像部と、
前記撮像部の傾斜を検出する傾斜検出部と、
前記傾斜検出部が検出する前記撮像部の傾斜の変化に応じて、前記周辺画像から抽出する領域を定める制御部とを備える
ことを特徴とするものである。
また、第2の観点による撮像装置は、
前記制御部は前記周辺画像における前記抽出する領域内の画像を前記撮像部に撮像させる
ことが好ましい。
また、第3の観点による撮像装置は、
前記撮像部が撮像した前記周辺画像に画像処理を施す画像処理部を、さらに備え、
前記制御部は、前記周辺画像における前記抽出する領域内の画像を、前記画像処理部に抽出させる
ことが好ましい。
また、第4の観点による撮像装置は、
周辺画像を撮像する撮像部と、
前記撮像部の傾斜を検出する傾斜検出部と、
前記撮像部が撮像した前記周辺画像上に指標を重畳する画像処理部と、
前記傾斜検出部が検出する前記撮像部の傾斜の変化に応じて、前記周辺画像上における前記指標の重畳位置を定める制御部とを備える
ことを特徴とするものである。
また、第5の観点による撮像装置は、
初期状態において前記傾斜検出部が検出する傾斜を記憶する記憶部を、さらに備え、
前記制御部は、前記記憶部に記憶した傾斜および前記傾斜検出部が検出する傾斜の間の差を前記傾斜の変化として用いる
ことが好ましい。
また、第6の観点による移動体は、
周辺画像を受光する撮像部と、前記撮像部の傾斜を検出する傾斜検出部と、前記傾斜検出部が検出する前記撮像部の傾斜の変化に応じて前記周辺画像から抽出する画像の領域を定める制御部とを有する撮像装置を備える
ことを特徴とするものである。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
また、本発明の第7の観点を方法として実現させた設定方法は、
傾斜を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにおいて検出した傾斜の変化に応じて、前記撮像装置が撮像可能な周辺画像から抽出する領域を定める領域設定ステップとを備える
ことを特徴としている。
また、本発明の第8の観点を方法として実現させた設定方法は、
周辺画像を撮像する撮像ステップと、
傾斜を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにおいて検出した傾斜の変化に応じて、前記周辺画像上における指標の重畳位置を定める位置設定ステップと、
前期撮像ステップにおいて撮像した前記周辺画像上の、前記位置設定ステップにおいて定められた前記重畳位置に、前記指標を重畳する重畳ステップとを備える
ことを特徴としている。
上記のように構成された本発明に係る撮像装置、移動体、および設定方法によれば、撮像装置の姿勢の変動に関わらず運転の支援への影響を低減化可能である。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置を搭載する移動体の概略構成図である。 第1の実施形態の撮像装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 指標を重畳した周辺画像である。 撮像部の傾斜によって、撮影エリアが変動することを説明する図である。 周辺画像全体の中における抽出する領域を示す図である。 第1の実施形態の撮像装置の制御部が実行する設定処理を説明するフローチャートである。 撮像部の傾斜に対して抽出される周辺画像を説明する図である。 第2、第3の実施形態の撮像装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 第2の実施形態の撮像装置の制御部が実行する設定処理を説明するフローチャートである。 周辺画像全体の中における指標を重畳する位置を示す図である。 第3の実施形態の撮像装置の制御部が実行する設定処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置について説明する。図1は、第1の実施形態に係る撮像装置を搭載する移動体の概略構成図である。移動体10は、例えば車両である。
図1に示すように、移動体10は、撮像装置11および表示装置12を有する。撮像装置11は移動体10の内部または外部の何処に設けてもよく、本実施形態では、移動体10の後方における外部に固定される。表示装置12は、運転席から視認可能な位置に設けられる。撮像装置11は、移動体の後方の周辺画像を撮像する。表示装置12は、例えばカーナビゲーションシステムのディスプレイであって、撮像装置11から取得する画像を表示する。
次に、撮像装置11の構成について、説明する。図2に示すように、撮像装置11は、光学系13、撮像部14、画像処理部15、傾斜検出部16、記憶部17、および制御部18を含んで構成される。
光学系13は複数のレンズを有する。複数のレンズは、車両の後方の周辺画像を入射可能となるように、固定されている。光学系13は、入射する周辺画像を撮像部14の受光面に結像させる。
撮像部14は、例えばCMOS撮像素子であって、受光面に結像した周辺画像を撮像する。受光面には768列×576行の画素が配置されており、撮像部14では画素の配置された範囲内の任意の領域内に結像する画像を選択的に撮像可能である。撮像部14は、後述するように、制御部18が定める位置の、640列×480行の画素の大きさの領域を制御部18から取得し、当該領域内に結像する周辺画像を撮像する。本実施形態において撮像部14はCMOS撮像素子であるが、撮像部14はCMOS撮像素子に限定されず、撮像する領域を選択可能な他の撮像手段を用いてもよい。
画像処理部15は、撮像部14が撮像した周辺画像に対して色補間処理、ホワイトバランス処理、輪郭強調処理などの所定の画像処理を施す。また、画像処理部15は周辺画像上の所定の位置に運転支援のための指標を重畳する。
運転支援のための指標19とは、例えば図3に示すように、車幅延長線20および距離目安線21である。車幅延長線20は、後進時の移動体10の両端の通過する軌跡である。距離目安線21は、現在の移動体10から所定の距離、例えば1mおよび3mの距離を示す。運転者は指標19によって移動体10の後進時の進行方向を認識可能となる。画像処理部15は、画像処理を施した周辺画像を表示装置12に送信する(図2参照)。
傾斜検出部16は、例えばチルトセンサであり、撮像部14の傾斜、すなわち光学系13の光軸の水平面からの仰俯角を検出する。また、傾斜検出部16は、光学系13の光軸を軸にした撮像部14の回転角を検出してもよい。
記憶部17は、後述するように初期設定時に傾斜検出部16が検出する傾斜を記憶する。
制御部18は、撮像装置11の各部位の動作を制御する。例えば、制御部18は、後述するように、傾斜検出部16が検出する傾斜および記憶部17に記憶した傾斜に基づいて、周辺画像全体の中で抽出する領域の位置を設定する。
次に、撮像装置11における領域の位置の設定について説明する。
移動体10への撮像装置11の取付け位置は、予め定められており、例えば、移動体10の後方で地上からxmの高さで車幅の中心位置である。また、移動体10への撮像装置11の取付け姿勢も、予め定められており、例えば、光学系13の光軸が移動体10の前後方向に沿って俯角がy°となる姿勢である。予め定められた取付け位置および取付け姿勢で移動体10に取付けられたときの撮像部14の傾斜が基準の傾斜として定められる(図4(a)参照)。また、撮像部14の受光面において中心位置が受光面と一致する領域arが、周辺画像全体の中で抽出する基準の領域に定められる(図5(a)参照)。
移動体10への撮像装置11の取付け後に、作業者の初期設定操作に応じて、制御部18は傾斜検出部16に撮像部14の傾斜を検出させ、記憶部17に記憶させる。すなわち、記憶部17には、予め定められた基準の傾斜となるように取付けられた撮像部14の実際の傾斜が記憶される。
以後、メンテナンス作業および移動体10の状態により、撮像装置11の姿勢が変化し得る。例えば、洗浄などのメンテナンス作業により、撮像装置11が基準の姿勢より下方に傾斜することがある(図4(b)参照)。また、例えば、移動体10のトランクに重量物を積載しているときに、移動体10とともに撮像装置11が基準の姿勢より下方に傾斜することがある(図4(c)参照)。
このように、撮像装置11が基準の姿勢より下方に傾斜すると、その変化量に応じて基準の領域を撮像部14の受光面内で(被写体の上下関係と受光面上に結像する周辺画像の上下関係が反転しない場合において)上方に変位させた領域arが、周辺画像全体の中で抽出する領域として、制御部18によって定められる(図5(b)参照)。
次に、第1の実施形態において制御部18が実行する、設定処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。制御部18は、撮像部14が周辺画像の撮像を実行する前に設定処理を実行する。
ステップS100において、制御部18は、傾斜検出部16に撮像部14の傾斜を検出させ、検出した傾斜を取得する。傾斜を取得すると、プロセスはステップS101に進む。
ステップS101では、制御部18は、記憶部17から基準の傾斜を読出す。基準の傾斜を読出すと、プロセスはステップS102に進む。
ステップS102では、制御部18は、ステップS101において読出した基準の傾斜からの、ステップS100において取得した傾斜の変化を算出する。傾斜の変化を算出すると、プロセスはステップS103に進む。
ステップS103では、制御部18は、ステップS102において算出した傾斜の変化に応じて、撮像部14の受光面内で抽出するべき領域を決定する。抽出する領域を決定すると、プロセスはステップS104に進む。
ステップS104では、制御部18は、ステップS103において決定した領域を撮像部14に通知する。抽出すべき領域を撮像部14に通知すると、プロセスはステップS105に進む。
ステップS105では、制御部18は、撮像部14に、ステップS104において取得させた領域内の周辺画像を撮像させる。周辺画像の撮像後、設定処理を終了する。
以上のような構成の第1の実施形態の撮像装置11によれば、取付け時からの撮像部14の姿勢の変動に関わらず、撮像装置11から送信される周辺画像の、地上に対する撮影エリアを一定に維持することが可能である。撮影エリアを一定に維持することが可能なので、運転の支援に対する影響を低減化可能である。
例えば、基準の傾斜において撮像部14の受光面に図7(a)に示す周辺画像piが結像していたとすると、基準の傾斜から下方に傾斜した場合には図7(a)に示す周辺画像を下方に傾斜させた撮影エリアの周辺画像(図7(b)参照)が結像する。このような現象に対して、第1の実施形態では、基準の傾斜から下方に傾斜すると傾斜の変化量に応じて抽出する領域eaを上方に変位させているので、地上に対する撮影エリアは一定となる。
また、第1の実施形態の撮像装置11によれば、初期設定時に検出した実際の傾斜を基準の傾斜として、撮像時の傾斜と比較するので、傾斜に対する撮影エリアのズレの修正精度を向上させることが可能である。
また、第1の実施形態の撮像装置11によれば、撮像装置11単体で傾斜を検出するので、例えば移動体10のトランクに重量物を積載している場合の撮影エリアのズレ修正においても移動体10から傾斜の取得が不要であり、CANおよびLANなどの接続が不要で移動体10のハーネスの簡略化を図ることが可能である。
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。第2の実施形態では撮像部の受光面全体の画素を用いて周辺画像を撮像し、画像処理部が出力する画像を抽出する点において第1の実施形態と異なっている。以下に、第1の実施形態と異なる点を中心に第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同じ構成を有する部位には同じ符号を付す。
図8に示すように、第2の実施形態の撮像装置110は、第1の実施形態と同様に、光学系13、撮像部140、画像処理部150、傾斜検出部16、記憶部17、および制御部180を含んで構成される。光学系13、傾斜検出部16、および記憶部17の構成および機能は第1の実施形態と同様である。
撮像部140は、例えばCCD撮像素子またはCMOS撮像素子であって、受光面に結像した周辺画像を撮像する。受光面には768列×576行の画素が配置されており、撮像部140は全画素を用いて周辺画像を撮像する。第1の実施形態と異なり、撮像部140は、撮像する領域の選択が不可能であってもよく、任意の撮像手段を適用可能である。
画像処理部150は、第1の実施形態と異なり、撮像部140が撮像した周辺画像における特定の領域の画像を抽出する。画像処理部150は、抽出した周辺画像の一部に対して、第1の実施形態と同様の画像処理および指標の重畳を施す。
制御部180は、撮像装置110の各部位の動作を制御する。第1の実施形態と同様に、制御部180は、傾斜検出部16が検出する傾斜および記憶部17に記憶した傾斜に基づいて、周辺画像全体の中で抽出する領域の位置を設定する。第1の実施形態と異なり、制御部180は、決定した抽出する領域の位置を画像処理部150に通知し、周辺画像全体からの抽出を画像処理部150に実行させる。
次に、第2の実施形態において制御部180が実行する、設定処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。制御部180は、撮像部140が周辺画像を撮像する度に設定処理を実行する。
ステップS200からS203までは、制御部180は、第1の実施形態におけるステップS100からS103と同じ処理を実行し、周辺画像全体の中で抽出する領域の位置を決定する。領域の位置を決定すると、プロセスはステップS204に進む。
ステップS204では、制御部180は、ステップS203で決定した領域を画像処理部150に通知する。抽出すべき領域を画像処理部150に通知すると、プロセスはステップS205に進む。
ステップS205では、制御部180は、画像処理部150に、撮像部140から取得した周辺画像全体の中から、ステップS204において取得させた領域内の画像を抽出させる。周辺画像の一部の抽出後、設定処理を終了する。
以上のような構成の第2の実施形態の撮像装置110によっても、第1の実施形態と同様に、取付け時からの撮像部140の姿勢の変動に関わらず、撮影エリアを一定に維持することが可能であって、運転の支援に対する影響を低減化可能である。また、第2の実施形態の撮像装置110によっても、第1の実施形態と同様に、初期設定時に検出した実際の傾斜を基準の傾斜として用いるので、傾斜に対する撮影エリアのズレの修正精度を向上させることが可能である。また、第2の実施形態の撮像装置110によっても、第1の実施形態と同様に、撮像装置110単体で傾斜を検出するので、移動体10のハーネスの簡略化を図ることが可能である。
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。第3の実施形態では撮像部の傾斜の変化に応じて指標の重畳位置を変位させる点において第1の実施形態と異なっている。以下に、第1の実施形態と異なる点を中心に第3の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態または第2の実施形態と同じ構成を有する部位には同じ符号を付す。
第3の実施形態の撮像装置110は、第1の実施形態と同様に、光学系13、撮像部140、画像処理部150、傾斜検出部16、記憶部17、および制御部180を含んで構成される(図8参照)。光学系13、傾斜検出部16、及び記憶部17の構成および機能は、第1の実施形態と同じである。また、撮像部140の構成および機能は、第2の実施形態と同じである。
画像処理部150は、第1の実施形態と同様に、撮像部140が撮像した周辺画像に対して所定の画像処理を施す。また、画像処理部150は、第1の実施形態と同様に、周辺画像上に運転支援のための指標19を重畳する。ただし、画像処理部150は、第1の実施形態と異なり、後述するように制御部180が定める位置に、指標19を重畳する。
制御部180は、撮像装置110の各部位の動作を制御する。例えば、制御部180は、後述するように、傾斜検出部16が検出する傾斜および記憶部17に記憶した傾斜に基づいて、周辺画像において指標を重畳する位置を設定する。
以下に、周辺画像において指標19を重畳する位置の設定について説明する。
第1の実施形態と同様に、移動体10への撮像装置110の取付け位置および取り付け姿勢が予め定められており、当該取付け位置および取付け姿勢で移動体10に取り付けられたときの撮像部140の傾斜が基準の傾斜として定められる(図4(a)参照)。また、移動体10が前後方向および左右方向に傾斜していない状態で撮像装置110が当該取付け位置および取付け姿勢で取付けられている状態において、後進時の移動体10の両端の通過する軌跡の位置および移動体10からの後方の所定の距離の位置が周辺画像piにおける指標19を表示する基準の位置として定められる(図10(a)参照)。
第1の実施形態と同様に、移動体10への撮像装置110の取付け後に、作業者の初期設定操作に応じて、制御部180は傾斜検出部16に撮像部140の傾斜を検出させ、記憶部17に記憶させる。
第1の実施形態と同様に、メンテナンス作業および移動体10の状態により、撮像装置110の姿勢が変化し得る(図4(b)、(c)参照)。
このように、撮像装置110が基準の姿勢より下方に傾斜すると、その変化量に応じて指標の重畳位置を基準の位置から上方に変位させた位置が、周辺画像pi上における指標19の重畳位置として、制御部180によって定められる(図10(b)参照)。
次に、第3の実施形態において制御部180が実行する、設定処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。制御部180は、撮像部140が周辺画像を撮像する度に設定処理を実行する。
ステップS300からS302までは、制御部180は、第1の実施形態におけるステップS100からS102と同じ処理を実行する。ステップS302において傾斜の変化を算出すると、プロセスはステップS303に進む。
ステップS303では、制御部180は、ステップS302において算出した傾斜の変化に基づいて、周辺画像上において指標19を重畳する位置を決定する。重畳する位置を決定すると、プロセスはステップS304に進む。
ステップS304では、制御部180は、ステップS303において決定した重畳位置を画像処理部150に通知する。重畳位置を通知すると、プロセスはステップS305に進む。
ステップS305では、制御部180は、画像処理部150に、周辺画像上の、ステップS304において通知した重畳位置に、指標19を重畳させる。指標19の重畳後、設定処理を終了する。
以上のような構成の第3の実施形態の撮像装置110によれば、取付け時からの撮像部140の姿勢の変動に関わらず、周辺画像中の被写体に対して一定の位置に指標19を重畳させることが可能である。したがって、運転を支援する指標19が被写体の画像に対して一定の位置に表示されるので、運転の支援に対する影響を低減化可能である。
また、第3の実施形態の撮像装置110によっても、第1の実施形態と同様に、初期設定時に検出した実際の傾斜を基準の傾斜として用いるので、傾斜に対する指標19のズレの修正精度を向上させることが可能である。また、第3の実施形態の撮像装置によっても、第1の実施形態と同様に、撮像装置110単体で傾斜を検出するので、移動体10のハーネスの簡略化を図ることが可能である。
本発明を諸図面や実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。
10 移動体
11、110 撮像装置
12 表示装置
13 光学系
14、140 撮像部
15、150 画像処理部
16 傾斜検出部
17 記憶部
18、180 制御部
19 指標
20 車幅延長線
21 距離目安線
ar 領域
ea 抽出する領域
pi 周辺画像

Claims (8)

  1. 周辺画像を撮像可能な撮像部と、
    前記撮像部の傾斜を検出する傾斜検出部と、
    前記傾斜検出部が検出する前記撮像部の傾斜の変化に応じて、前記周辺画像から抽出する領域を定める制御部とを備える
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、前記制御部は前記周辺画像における前記抽出する領域内の画像を前記撮像部に撮像させることを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記撮像部が撮像した前記周辺画像に画像処理を施す画像処理部を、さらに備え、
    前記制御部は、前記周辺画像における前記抽出する領域内の画像を、前記画像処理部に抽出させる
    ことを特徴とする撮像装置。
  4. 周辺画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部の傾斜を検出する傾斜検出部と、
    前記撮像部が撮像した前記周辺画像上に指標を重畳する画像処理部と、
    前記傾斜検出部が検出する前記撮像部の傾斜の変化に応じて、前記周辺画像上における前記指標の重畳位置を定める制御部とを備える
    ことを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置であって、
    初期状態において前記傾斜検出部が検出する傾斜を記憶する記憶部を、さらに備え、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶した傾斜および前記傾斜検出部が検出する傾斜の間の差を前記傾斜の変化として用いる
    ことを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置を備える移動体。
  7. 傾斜を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出した傾斜の変化に応じて、前記撮像装置が撮像可能な周辺画像から抽出する領域を定める領域設定ステップとを備える
    ことを特徴とする設定方法。
  8. 周辺画像を撮像する撮像ステップと、
    傾斜を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出した傾斜の変化に応じて、前記周辺画像上における指標の重畳位置を定める位置設定ステップと、
    前期撮像ステップにおいて撮像した前記周辺画像上の、前記位置設定ステップにおいて定められた前記重畳位置に、前記指標を重畳する重畳ステップとを備える
    ことを特徴とする設定方法。
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