JP2014077907A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】2ライン反転駆動する液晶表示装置際において、同一極性で走査される一対の画素行の間での実質的な映像信号の書き込み期間の差に起因して、画像に横筋が現れる。
【解決手段】液晶表示装置の表示制御回路26は、ドライバ制御信号生成ブロック40及び入力信号前処理回路42を有する。入力信号前処理回路42は、表示データDATA及び原データイネーブル信号DTMGを入力され、タイミングを修正したデータイネーブル信号DTMG_R及び表示データDATA_Rを生成してドライバ制御信号生成ブロック40に入力する。バッファに記憶した各画素行の表示データをDTMG_Rのアクティブ期間に、入力時よりも高速に読み出してDATA_Rとする。DTMG_Rは、アクティブ期間を短縮されると共に、(2n−1)行と2n行との間でのアクティブ期間の間隔を2n行と(2n+1)行との間におけるよりも大きく設定される。
【選択図】図2
【解決手段】液晶表示装置の表示制御回路26は、ドライバ制御信号生成ブロック40及び入力信号前処理回路42を有する。入力信号前処理回路42は、表示データDATA及び原データイネーブル信号DTMGを入力され、タイミングを修正したデータイネーブル信号DTMG_R及び表示データDATA_Rを生成してドライバ制御信号生成ブロック40に入力する。バッファに記憶した各画素行の表示データをDTMG_Rのアクティブ期間に、入力時よりも高速に読み出してDATA_Rとする。DTMG_Rは、アクティブ期間を短縮されると共に、(2n−1)行と2n行との間でのアクティブ期間の間隔を2n行と(2n+1)行との間におけるよりも大きく設定される。
【選択図】図2
Description
本発明は液晶表示装置に関し、画素に印加する映像信号の極性を2ラインごとに反転させる駆動に有効な技術に関する。
液晶表示装置は2枚の基板の間に液晶材料を封入した液晶表示パネル、及び当該液晶表示パネルを駆動する駆動回路を有する。液晶表示パネルの表示領域は、画素電極および共通電極を有する画素が水平方向を行方向、垂直方向を列方向として行列(マトリクス)配置されており、各画素は表示データに応じた電圧を画素電極に設定され、画素電極と共通電極との電位差により制御される液晶分子の向きに応じて階調を表現する。
アクティブマトリクス方式の液晶表示パネルは、画素行ごとに設けられた走査信号線、画素列ごとに設けられた映像信号線、及び画素ごとのアクティブ素子を有する。アクティブ素子は、たとえば、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)であり、各TFTは、ゲートに走査信号線を接続され、ドレインに映像信号線を接続され、ソースに画素電極を接続される。
液晶表示パネルは直流駆動すると劣化が早く進む。この劣化を抑制するために、画素電極と共通電極との間の電圧の極性を周期的に反転する交流電圧駆動が行われる。なお、極性は、画素電極に印加する階調電圧(映像信号)の電位が共通電極に印加するコモン電圧の電位より高い場合を正極性とし、階調電圧の電位がコモン電位の電位より低い場合を負極性とする。
交流電圧駆動には行ライン反転駆動方式やドット反転駆動方式などが存在する。行ライン反転駆動方式は1フレームの画像を構成する複数の画素行を互い違いに正極性と負極性とにし、ドット反転駆動方式は行列配置された複数の画素を行方向及び列方向それぞれに互い違いに正極性と負極性とにする。交流電圧駆動では極性反転に伴い例えば映像信号線の充放電が生じ消費電力が増加する。充放電に伴う消費電力は基本的には、駆動電圧が大きいほど、また反転周波数が高いほど大きくなる。そのため、高解像度の液晶表示パネルを有する表示装置ではN行(N≧2)ごとに極性を反転するNライン反転駆動として反転周波数を下げ、消費電力を低減することが行われる。
図8は液晶表示パネルの駆動を制御する表示制御回路のブロック図である。表示制御回路(TCON)2は液晶表示装置の外部の画像信号源から表示データDATA、ディスプレイタイミング信号DTMG、及びドットクロック信号DCLKを入力される。表示制御回路2内のドライバ制御信号生成ブロック4はそれら入力信号に基づいて液晶表示パネルを駆動制御する。ドレインドライバ(映像信号線駆動回路)にはドライバ制御信号生成ブロック4から出力される信号のうち表示データDATA_T、基準クロックCL2、スタートパルスSTH、データラッチパルスCL1、交流化信号Mが入力される。またゲートドライバ(走査信号線駆動回路)にはゲートスタートパルスFLM、ゲートシフトクロックCL3が入力される。
図9は表示制御回路2の入出力信号、並びにドレイン信号線(映像信号線)及びゲート信号線(走査信号線)の電位のタイミング図である。なお、図9ではDCLK及びCL2の図示を省略している。DTMGはデータイネーブル信号であり、表示データ入力が有効な期間(アクティブ期間)を指示する。DTMGはアクティブ期間にてH(High)レベルとなり、ここでは1水平走査期間(1H)ごとに設けられるアクティブ期間の幅をτDEと表す。DATA_Tは外部からのDATAと同じであり、DCLKに同期してアクティブ期間に外部からシリアル伝送で入力されたDATAは、CL2に同期してドレインドライバのラッチ回路に書き込まれる。CL2はDCLKと同じ周波数であり、ラッチ回路への1ライン分の表示データの書き込み期間はτDEとなる。1H周期でのラッチ回路への書き込み完了のタイミングに同期してCL1が生成され、ドレインドライバはラッチ回路に保持した1ラインの表示データをCL1に同期して映像信号に変換し各ドレイン信号線へ印加する。図9は2ライン反転駆動を示しており、(2n−1)ライン目と2nライン目(nは自然数である)とが同一極性の映像信号に変換される。各ラインの映像信号はドレイン信号線へ1H期間ずつ印加され、ゲート信号線に印加されるゲートパルス(走査信号)により、対応するラインのTFTがオンすることで画素電極に書き込まれる。
ライン反転駆動では、映像信号線の容量や抵抗に起因して、極性反転直後における映像信号線の電圧がドレインドライバから出力される映像信号の電圧に到達するまでに時間を要する。この映像信号線上での映像信号の立ち上がりの遅延は、極性反転直後の1ライン目の実質的な書き込み時間をその後続ラインよりも短くする。特に、高解像度化により1フレームにおける水平走査線数が増加して1ライン当たりの映像信号の書き込み期間が短くなるほど、極性反転直後の映像信号の立ち上がり遅延時間が反転直後のラインの書き込み期間に占める割合が増加し、反転直後のラインと後続ラインとで映像信号の実効的な書き込み期間の差が顕著となる。そのため、高解像度の液晶表示パネルにおいてNライン(例えば、2ライン)反転駆動を採用した場合には、例えば、同じ階調で、かつ、同じ色を画面全体に表示したときなどに、表示画面にNラインごとに横筋が現れ、画質が低下するという問題点が生じる。
この問題に対して、書き込み期間の先頭にてプリチャージ電圧を映像信号線へ出力して電圧の立ち上がりを加速し、上記遅延時間の影響を軽減する技術が存在する(特許文献1)。しかし、高解像度化により書き込み期間が短くなるにつれ当該技術だけでは必ずしも十分な画質改善が図れないという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、2ライン反転駆動にて同一極性で走査される一対の画素行の間での実質的な映像信号の書き込み期間の差に起因する画像上の横筋が解消又は軽減され画質の向上が図れる液晶表示装置を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る液晶表示装置は、行列配置された複数の画素と、画素列それぞれに対応して設けられ前記画素に映像信号を供給する映像信号線と、画素行それぞれに対応して設けられ、前記画素行のうち前記映像信号を印加する走査行を選択する走査信号を順次印加される走査信号線と、1行の前記画素行に対応した表示データを書き込まれ、出力タイミング信号を入力されると当該表示データに基づいて前記映像信号を生成して前記各映像信号線へ並列に出力する映像信号線駆動回路と、外部からシリアル伝送で前記表示データを入力され、前記映像信号線駆動回路へ前記表示データ及び前記出力タイミング信号を出力し、かつ前記画素を2行ずつライン反転駆動する表示制御回路と、を有し、前記表示制御回路は、隣接し前記映像信号を同一極性で印加される一対の前記画素行のうち少なくとも先行走査行において前記表示データの前記映像信号線駆動回路への書き込みを前記外部からの伝送速度より高速に行うと共に、当該先行走査行において、前記出力タイミング信号の周期で定まる前記画素行ごとの前記映像信号の出力期間を当該先行走査行の次の画素行における当該出力期間より長く設定する。
(2)他の本発明に係る液晶表示装置は、行列配置された複数の画素に対応した表示データと各画素行の有効データ期間にアクティブとなるデータイネーブル信号とを入力され、前記各画素に前記表示データに応じた映像信号を書き込む駆動制御を前記データイネーブル信号に同期して行い、前記画素を2行ずつライン反転駆動する制御信号生成回路と、前記駆動制御により、1行の前記画素行に対応した前記表示データを前記データイネーブル信号のアクティブ期間に書き込まれ、当該表示データに基づいて前記映像信号を生成して、画素列ごとに設けられた映像信号線へ並列に出力する映像信号線駆動回路と、を有した液晶表示装置であって、さらに当該液晶表示装置の外部から前記表示データ及び原データイネーブル信号を入力され、アクティブ期間を前記原データイネーブル信号よりも短縮した修正データイネーブル信号を生成して前記制御信号生成回路に前記データイネーブル信号として入力し、かつ前記修正データイネーブル信号の前記アクティブ期間に、バッファに記憶した前記各画素行の前記表示データを前記外部から入力される際よりも高速に読み出して前記制御信号生成回路に入力する入力信号前処理回路を有し、前記修正データイネーブル信号が、隣接し前記映像信号を同一極性で印加される一対の前記画素行である先行走査行と後行走査行との間でのアクティブ期間の間隔を前記後行走査行と当該後行走査行の次の行との間でのアクティブ期間の間隔よりも大きく設定されるものである。
(3)上記(2)に記載する液晶表示装置において、前記入力信号前処理回路は、前記バッファとしてそれぞれ一対の前記画素行の前記表示データを記憶できる2つのメモリバンクを有し、前記原データイネーブル信号に同期して、隣接し前記映像信号を同一極性で印加される一対の前記画素行の前記表示データを前記メモリバンクに順次書き込み、一方の前記メモリバンクに書き込んだ前記表示データを、他方の前記メモリバンクに前記表示データを書き込んでいる間に、前記修正データイネーブル信号に同期して読み出し前記制御信号生成回路に入力する構成とすることができる。
(4)上記(2)に記載する液晶表示装置において、前記入力信号前処理回路は、隣接し前記映像信号を同一極性で印加される画素行対それぞれについて、前記修正データイネーブル信号の前記先行走査行と前記後行走査行との間でのアクティブ期間の間隔を、前記原データイネーブル信号の周期で与えられる水平走査期間に延長期間を付加した期間とし、当該延長期間を前記映像信号線駆動回路から前記先行走査行までの前記映像信号線の距離に応じて増加させる構成とすることができる。
本発明によれば、2ライン反転駆動にて同一極性で走査される一対の画素行である先行走査行及び後行走査行それぞれについての映像信号線への映像信号の出力期間は、後行走査行については短縮される一方、先行走査行については拡大される。これにより、先行走査行と後行走査行との実質的な書き込み期間の差を補償し、横筋を解消又は軽減して画質の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係る液晶表示装置10の概略の構成を示す模式図である。液晶表示装置10は、液晶パネル20、ドレインドライバ22、ゲートドライバ24、表示制御回路(TCON)26、各種電源回路(不図示)、バックライトユニット(不図示)及びバックライト駆動回路(不図示)を備える。
液晶表示装置10はアクティブマトリクス駆動方式である。液晶パネル20は、間隙を設けて対向配置されたカラーフィルタ基板とTFT基板とを備え、それらの間隙に液晶が充填される。カラーフィルタ基板及びTFT基板を構成する各ガラス基板の外側面にはそれぞれ偏光フィルムが貼られる。TFT基板は液晶パネル20の背面側に位置し、この後ろにバックライトユニットが配置される。一方、カラーフィルタ基板は液晶パネル20の表示面側に位置する。
TFT基板の液晶側の面には、TFT、画素電極及び共通電極やこれらへの配線などが形成されている。具体的には、画素電極及びTFTがそれぞれ画素配列に対応してマトリクス状に配置される。各画素には画素電極と同様、透明電極材からなる共通電極も配置される。配線として、複数のドレイン信号線30、複数のゲート信号線32及び共通電極配線が形成される。複数のドレイン信号線30と複数のゲート信号線32とは互いに概ね直交して配置される。ゲート信号線32はTFTの行(水平方向の並び)ごとに設けられ、当該行の複数のTFTのゲート電極に共通に接続される。ドレイン信号線30はTFTの列(垂直方向の並び)ごとに設けられ、当該列の複数のTFTのドレインに共通に接続される。また、各TFTのソースには当該TFTに対応する画素電極が接続される。
各画素にアクティブ素子(スイッチ素子)として設けられるTFTは本実施形態ではnチャネルであり、正方向に立ち上がるゲートパルスをゲート信号線32から印加されて行単位でオン状態となる。画素電極はオン状態とされたTFTを介してドレイン信号線30に接続され、ドレイン信号線30から表示データに応じた信号電圧(画素電圧)を印加される。共通電極は共通電極配線を介して所定のコモン電位を印加される。液晶は、画素電極と共通電極との間の電圧に応じて生じる電界により画素ごとに配向を制御されて、バックライトユニットから入射した光に対する透過率を変化させ、これにより表示面に画像が形成される。
ドレイン信号線30はドレインドライバ22に接続される。ゲート信号線32はゲートドライバ24に接続される。ドレインドライバ22、ゲートドライバ24はそれぞれ1個の半導体集積回路(IC)から構成される。本実施形態の液晶パネル20は高解像度であり、ドレイン信号線30及びゲート信号線32の本数が多いので、ドレインドライバ22及びゲートドライバ24はそれぞれ複数個設けられる。具体的には、ドレインドライバ22は液晶パネル20の例えば上辺に沿って複数個配列される。液晶パネル20全体のドレイン信号線30は水平方向の位置に応じて複数のグループに分割され、各グループのドレイン信号線30が1つのドレインドライバ22に接続される。ゲートドライバ24は液晶パネル20の左辺及び右辺に沿ってそれぞれ複数個配列される。液晶パネル20全体のゲート信号線32は垂直方向の位置に応じて複数のグループに分割され、各グループのゲート信号線32の左端及び右端がそれぞれ左辺及び右辺のそれぞれ1つのゲートドライバ24に接続される。なお、ゲートドライバ24は液晶パネル20の左辺及び右辺のどちらか一方だけに配列する構成とすることもできる。
表示制御回路26は液晶表示装置10の外部の画像信号源28から表示データDATA、ディスプレイタイミング信号DTMG及びドットクロック信号DCLKを入力される。画像信号源28は例えば、コンピュータ、パソコンやテレビ受像回路などである。表示制御回路26は入力信号に基づいて液晶表示パネルを駆動制御する。具体的には、表示制御回路26は信号線33〜36を介して各ドレインドライバ22へ表示データDATA、クロックCL2、データラッチパルスCL1及び交流化信号Mを供給する。また、表示制御回路26は信号線37を介して、水平方向に並んで配置される複数のドレインドライバ22のうち先頭のものにスタートパルスSTHを入力し、先頭からk番目(kは自然数である)のドレインドライバ22への表示データの書き込みが完了すると当該ドレインドライバ22から(k+1)番目のドレインドライバ22へスタートパルスSTHが入力される。さらに、表示制御回路26は信号線38,39を介してゲートスタートパルスFLM及びゲートシフトクロックCL3を供給する。また、表示制御回路26はバックライト駆動回路を制御するタイミング信号を生成する。
図2は表示制御回路26の概略の構成を示すブロック図である。表示制御回路26はドライバ制御信号生成ブロック40に加え、外部からの入力信号に後述する前処理を行ってドライバ制御信号生成ブロック40へ供給する入力信号前処理回路42を有する。
ドライバ制御信号生成ブロック40は、従来のドライバ制御信号生成ブロック4と同様、表示データとディスプレイタイミング信号(データイネーブル信号)とを入力され、各画素に表示データに応じた映像信号を書き込む駆動制御をディスプレイタイミング信号に同期して行い、画素を2行ずつライン反転駆動する制御信号生成回路である。
入力信号前処理回路42は、画像信号源28から表示データDATA及びディスプレイタイミング信号DTMG(原データイネーブル信号)をクロックDCLKと共に入力される。入力信号前処理回路42は、画像信号源28からシリアル伝送されるデジタル信号であるDATAに伝送速度や出力タイミングの改変を施して新たな表示データDATA_Rを生成する。また、このDATA_Rの有効期間に合わせてアクティブ期間を設定した新たなディスプレイタイミング信号DTMG_R(修正データイネーブル信号)を生成する。そして、元のDATA,DTMGに代えて、これらDATA_R,DTMG_Rをドライバ制御信号生成ブロック40に入力する。
入力信号前処理回路42は、画像信号源28から表示データDATA及びディスプレイタイミング信号DTMG(原データイネーブル信号)をクロックDCLKと共に入力される。入力信号前処理回路42は、画像信号源28からのDTMGにタイミングの改変を施して新たなディスプレイタイミング信号DTMG_R(修正データイネーブル信号)を生成し、元のDTMGに代えてDTMG_Rをドライバ制御信号生成ブロック40に入力する。
DTMG_Rにおいては、2ラインごとの周期が元のDTMGと同じであり、アクティブ期間がDTMGよりも短縮される。さらに、DTMG_Rにおいては、隣接し映像信号を同一極性で印加される一対の画素行である先行走査行と後行走査行との間でのアクティブ期間の間隔が後行走査行と当該後行走査行の次の行との間でのアクティブ期間の間隔よりも大きくなるように設定される。本実施形態では、奇数行である(2n−1)ライン目と偶数行である2nライン目とが同一極性で駆動され、(2n−1)ライン目に対応するアクティブ期間と2nライン目のアクティブ期間との時間差ζOが2nライン目に対応するアクティブ期間と(2n+1)ライン目のアクティブ期間との時間差ζEよりも大きく設定される。
DTMG_Rのアクティブ期間を短縮するために、入力信号前処理回路42はバッファに記憶した各画素行の表示データDATAを、画像信号源28から入力される際よりも高速に読み出してドライバ制御信号生成ブロック40に入力する。
入力信号前処理回路42はメモリブロック44、メモリ制御ブロック46及び位相同期回路(Phase
Locked Loop:PLL)48からなる。メモリブロック44は、表示データDATAの画像信号源28からの伝送速度とドライバ制御信号生成ブロック40へ伝送速度との差を補うバッファであり、それぞれ2ライン分の表示データを記憶できる2つのメモリバンクA,Bを有する。
Locked Loop:PLL)48からなる。メモリブロック44は、表示データDATAの画像信号源28からの伝送速度とドライバ制御信号生成ブロック40へ伝送速度との差を補うバッファであり、それぞれ2ライン分の表示データを記憶できる2つのメモリバンクA,Bを有する。
PLL48はDCLKを入力基準信号とし、DCLKより周波数が高いクロック信号PLCKを生成して、メモリ制御ブロック46及びドライバ制御信号生成ブロック40に供給する。
メモリ制御ブロック46は、DTMGに同期して、隣接し映像信号を同一極性で印加される奇数行(odd line)及び偶数行(even line)の表示データを順次、2つのメモリバンクに交互に書き込む。例えば、1ライン目及び2ライン目をバンクAに書き込み、3ライン目及び4ライン目をバンクBに書き込み、5ライン目及び6ライン目をバンクAに書き込む。メモリ制御ブロック46は、一方のメモリバンクに表示データを書き込んでいる間に、他方のメモリバンクに先に書き込んだ表示データを読み出してDATA_Rを生成し、ドライバ制御信号生成ブロック40に入力する。
図3は入力信号前処理回路42の構成を示すブロック図であり、メモリ制御ブロック46の構成例を示している。メモリ制御ブロック46はDCLKに同期して基準信号を生成する基準信号生成ブロック50及びPCLKに同期して基準信号を生成する基準信号生成ブロック52、並びにデコーダ54、ライト制御ブロック56及びリード制御ブロック58を含む。
基準信号生成ブロック50はDTMGの立上りエッジを基準にして垂直基準信号VS及び水平基準信号HS1を生成する。垂直基準信号VSのパルスは各フレームの先頭ラインに対応するアクティブ期間の開始タイミングに同期して生成される。水平基準信号HS1のパルスは各アクティブ期間の開始タイミングに同期して生成される。
また、基準信号生成ブロック50は、水平基準信号HS1のパルスに同期してクリアされDCLKのクロック数を計数するライト用基準カウンタと、垂直基準信号VSのパルスに同期してクリアされ水平基準信号HS1のパルスを計数するラインカウンタとを有する。ライト用基準カウンタは1H期間にわたり計数できるビット数を有する。ラインカウンタは2ビットであり、1フレーム内にてカウント値cnlは0〜3を繰り返す。
一方、基準信号生成ブロック52は、DTMGをPCLKで同期化し、水平基準信号HS2を生成する。水平基準信号HS2のパルスはDTMGの各アクティブ期間の開始タイミングを基準にして生成される。
また、基準信号生成ブロック52は、水平基準信号HS2のパルスに同期してクリアされPCLKのクロック数を計数するリード用基準カウンタを有する。リード用基準カウンタは1H期間にわたり計数できるビット数を有する。
デコーダ54はラインカウンタのデコード結果を出力する。具体的には、デコーダ54はDCLKに同期して動作し、基準信号生成ブロック50からのラインカウント値cnlを入力され、出力lcnt0_p,lcnt1_p,lcnt2_p,lcnt3_pを生成する。lcnt0_pは、ラインカウンタの値cnlが0の期間にはHレベルに設定され、それ以外の期間にはL(Low)レベルに設定される。同様に、lcnt1_p,lcnt2_p,lcnt3_pはそれぞれラインカウンタの値cnlが1,2,3の期間に選択的にHレベルに設定される。
ライト制御ブロック56はメモリブロック44への表示データの書き込み動作(ライト動作)を制御する。具体的には、ライト制御ブロック56はDCLKに同期して動作し、表示データDATA、並びに基準信号生成ブロック50から垂直基準信号VS、水平基準信号HS1及びライト用基準カウンタ値cnwを入力され、ライト用基準カウンタ値cnwに基づいてライトアドレスWADD及びライトイネーブル信号WENAを生成する。本実施形態ではライト用基準カウンタ値cnwをそのままWADDとして用いる。またWENAはWADD有効期間にLレベルとなる。ライト制御ブロック56はWADD,WENAの有効期間に合わせてDATAを遅延してライトデータWDATAとして出力する。
リード制御ブロック58はメモリブロック44からの表示データの読み出し動作(リード動作)を制御する。具体的には、リード制御ブロック58はPCLKに同期して動作し、基準信号生成ブロック50からラインカウンタ値cnlを入力され、また基準信号生成ブロック52から水平基準信号HS2及びリード用基準カウンタ値cnrを入力され、リードアドレスRADD_O,RADD_Eを生成し出力する。本実施形態ではRADD_Oとしてリード用基準カウンタ値cnrを出力する。一方、RADD_Eとして(cnr−DL)を出力する。DLは任意の自然数であり偶数行に対する読み出しの遅延量を定義する。例えば、DLは入力信号前処理回路42内に用意されるレジスタに格納されている。
リード制御ブロック58はメモリブロック44から出力されるリードデータRDATAをPCLKでラッチし、DATA_Rとして出力する。また、リード制御ブロック58はリード用基準カウンタ値cnrに基づいて、DATA_Rの有効期間に合わせてアクティブ期間となるDTMG_Rを生成する。
メモリバンクAにおける奇数行用の領域(メモリ60)及び偶数行用の領域(メモリ61)、並びにメモリバンクBにおける奇数行用の領域(メモリ62)及び偶数行用の領域(メモリ63)それぞれに対するアドレス、ライトイネーブル及びクロックの入力は、セレクタ64〜66によりライト動作時とリード動作時とで切り替えられる。
奇数行用のメモリ60,62のセレクタ64はWADDとRADD_Oとを入力され、偶数行用のメモリ61,63のセレクタ64はWADDとRADD_Eとを入力される。また、各メモリ60〜63のセレクタ65はWENAとHレベルとを入力され、セレクタ66はDCLKとPCLKとを入力される。
各セレクタ64〜66はデコーダ54の出力信号を切り替え制御信号として入力される。具体的にはメモリ60に対応して設けられるセレクタ64〜66は、lcnt0_pを切り替え制御信号として入力され、同様にメモリ61〜63のセレクタに対してはそれぞれlcnt1_p,lcnt2_p,lcnt3_pが入力される。各セレクタは当該切り替え制御信号がHレベルのとき2つの入力のうちライト動作用である一方の入力を出力し、Lレベルのときリード動作用である他方の入力を出力する。
例えば、メモリ60に対応するセレクタ64はlcnt0_pがHレベルとなる1H期間にてライト動作用の入力を選択し、当該1H期間内にライト制御ブロック56から出力されるWADDがメモリ60に入力される。このとき、セレクタ65はWENAを、またセレクタ66はDCLKをそれぞれメモリ60に入力する。これにより、当該1H期間内におけるWENAのLレベルの期間に、WADDで指定されるメモリ60のアドレスへ、DCLKに同期してWDATAが書き込まれる。メモリ61〜63に対しても同様にライト動作が行われる。すなわち、(4n−3)ライン目の表示データはメモリ60に書き込まれ、(4n−2)ライン目の表示データはメモリ61に表示データが書き込まれ、(4n−1)ライン目の表示データはメモリ62に表示データが書き込まれ、4nライン目の表示データはメモリ63に表示データが書き込まれる。
4つのメモリ60〜63のそれぞれに対するライト動作は4H周期で行われ、メモリバンクAはメモリ60,61に対するライト動作によりアクセスされている期間以外の期間にてリード動作を行うことができ、メモリバンクBはメモリ62,63に対するライト動作によりアクセスされている期間以外の期間にてリード動作を行うことができる。具体的には、lcnt2_p又はlcnt3_pがHレベルとなりメモリバンクBに対するライト動作が行われる2H期間にてメモリバンクAに対するリード動作が行われ、lcnt0_p又はlcnt1_pがHレベルとなりメモリバンクAに対するライト動作が行われる2H期間にてメモリバンクBに対するリード動作が行われる。
例えば、メモリバンクAに対するリード動作が行われる2H期間はlcnt0_p及びlcnt1_pはLレベルであり、メモリ60,61の各セレクタ64〜66はリード動作用の入力信号を出力するように制御される。リード制御ブロック58はラインカウンタ値cnlが(4n−3)のときRADD_Oを生成してメモリ60のセレクタ64に入力し、(4n−2)のときRADD_Eを生成してメモリ61のセレクタ64に入力する。これにより、当該2H期間のうちRADD_Oが生成される期間にてメモリ60からリードデータRDATA_O1が抽出され、RADD_Eが生成される期間にてメモリ61からリードデータRDATA_E1が抽出され、それらがRDATAとしてリード制御ブロック58に入力される。メモリバンクBに対するリード動作も同様に行われ、ラインカウンタ値cnlが(4n−1)のときメモリ62からリードデータRDATA_O2が抽出され、またラインカウンタ値cnlが4nのときメモリ63からリードデータRDATA_E2が抽出され、リード制御ブロック58にRDATAとして入力される。
ここで、例えば、メモリバンクAに対するリード動作において、リード制御ブロック58は先行してリード動作を行う(4n−3)ライン目に対応するRADD_Oの出力をリード用基準カウンタの計数開始に同期して開始するのに対し、後続する(4n−2)ライン目に対応するRADD_Eの出力をリード用基準カウンタの計数開始からDLクロック遅延したタイミングから開始するので、(4n−3)ライン目のリード動作の完了から(4n−2)ライン目のリード動作の完了までの期間は1Hより拡大される。同様に、メモリバンクBに対するリード動作において、(4n−1)ライン目のリード動作の完了から4nライン目のリード動作の完了までの期間は1Hより拡大される。
また、リード制御ブロック58からのRADD_O,RADD_Eの生成・出力、及び各メモリ60〜63の動作はDCLKより高速のPCLKに同期して行われるので、各ラインのリード動作期間は当該ラインのライト動作期間より短縮される。
リード制御ブロック58にて生成されたDATA_R及びDTMG_Rと、基準信号生成ブロック52にて生成されたPCLKとは、画像信号源28から入力されたDATA、DTMG及びDCLKに代えてドライバ制御信号生成ブロック40へ入力される。ドライバ制御信号生成ブロック40はこれら入力信号に基づいて、ドレインドライバ22への出力信号であるDATA_T、基準クロックCL2、スタートパルスSTH、データラッチパルスCL1及び交流化信号Mを生成し、またゲートドライバ24への出力信号であるゲートスタートパルスFLM及びゲートシフトクロックCL3を生成する。例えば、ドライバ制御信号生成ブロック40はDATA_TとしてDATA_Rを出力し、CL2としてPCLKを出力する。
図4はドレインドライバ22の概略の構成を示すブロック図である。ドレインドライバ22はクロック制御回路70、ラッチアドレスセレクタ72,前段のラッチ部74、後段のラッチ部76、デコーダ部78及び出力アンプ部80を有する。ドレインドライバ22は表示制御回路26からDATA_T,CL2,CL1,Mを入力され、また電源回路から例えば、アナログ電源VLCD、ロジック電源VCC、接地電位GND、正極性時の階調電圧VTP及び負極性時の階調電圧VTMを供給される。なお、本実施形態では上述したようにDATA_Tとして表示制御回路26からDATA_Rが入力される。また、表示制御回路26が出力したスタートパルスSTHは複数のドレインドライバ22のうち1ラインの先頭部分を分担するものに入力され、或るドレインドライバ22への表示データの書き込みが完了すると、当該ドレインドライバ22から隣のドレインドライバ22へスタートパルスSTHが出力される。各ドレインドライバ22のラッチ部74,76はそれぞれ当該ドレインドライバ22に割り当てられた画素列の数に1画素の表示データのビット数を乗じた数のラッチ回路で構成される。また、デコーダ部78、出力アンプ部80はそれぞれ各ドレインドライバ22に割り当てられた画素列の数のデコーダ、出力アンプからなり、水平方向に並ぶ複数画素の表示データを並列してデコードし、複数のドレイン信号線30へ並列して映像信号を出力できる。
クロック制御回路70はCL2,STH,CL1,Mに基づいてドレインドライバ22の各部を制御する。
ドレインドライバ22はスタートパルスSTHを入力されると、ラッチアドレスセレクタ72の動作を開始させる。ちなみに、既に述べたように、表示制御回路26からのスタートパルスSTHは1ラインの表示データの有効期間の開始タイミングにて生成され、1ラインの先頭部分を分担するドレインドライバ22に入力される。
ラッチアドレスセレクタ72は動作を開始すると、クロックCL2に同期して前段のラッチ部74へのデータ取り込み用信号を生成してラッチ部74へ出力する。
ラッチ部74を構成する複数のラッチ回路はそれぞれ、ラッチアドレスセレクタ72から出力されるデータ取り込み用信号で順次指定され、表示制御回路26からクロックCL2に同期して入力される表示データDATA_Rを1ビットずつラッチする。
ドライバ制御信号生成ブロック40は1ライン分の表示データの出力が完了するとデータラッチパルスCL1を生成する。各ドレインドライバ22のクロック制御回路70はCL1に同期して、ラッチ部74に保持された表示データを後段のラッチ部76に取り込ませる。
デコーダ部78はラッチ部76に取り込まれた表示データをデコードし、表示データに応じた電圧信号に変換し、出力アンプ部80へ出力する。その際、CL1のパルスのタイミングでの交流化信号Mの電位に応じて正極性及び負極性の階調電圧のうちいずれかが選択され、デコーダ部78は選択した極性の階調電圧のうち表示データに対応する電圧を出力する。ちなみに、交流化信号Mは2ライン反転駆動に対応して1フレーム期間内では2H周期でレベルが反転し、(2n−1)ライン目に対するCL1のタイミングと2nライン目に対するCL1のタイミングとで同じレベルとなる。また、同一ラインに対する交流化信号Mのレベルは1フレームごとに反転される。
出力アンプ部80は入力された電圧を電流増幅して対応するドレイン信号線30へ出力する。
図5はゲートドライバ24の概略の構成を示すブロック図である。ゲートドライバ24はロジック回路90、シフトレジスタ92、レベルシフタ94及びゲート線駆動回路96を有する。ゲートドライバ24は表示制御回路26からFLM,CL3を入力され、また電源回路から例えば、TFTをオンするゲート電圧VGH及びオフするゲート電圧VGLや、ロジック電源VCC、接地電位GNDを供給される。
表示制御回路26は、1フレームの第1行からの走査開始を命令する制御信号であるゲートスタートパルスFLMを生成し、走査する行(ゲート信号線32)の切り替えを命令する制御信号であるゲートシフトクロックCL3を生成する。ロジック回路90はFLMのパルス幅内に入力されるCL3に同期してシフトレジスタ92の動作を開始させる。シフトレジスタ92はFLMのパルス幅内におけるCL3に同期して、先頭段の出力端に1ライン目の映像信号の出力期間に対応してパルスを出力する。ロジック回路90はCL3が入力されるごとにシフトレジスタ92の動作を一段ずつ進める。
シフトレジスタ92の複数の段の出力端から順番に出力されるパルスはレベルシフタ94に入力される。レベルシフタ94は入力されたパルスをゲート線駆動回路96の駆動に適した電圧にする。ゲート線駆動回路96はレベルシフタ94からパルスを入力されると、対応するゲート信号線32に電圧VGHを印加する。これにより、シフトレジスタ92により順番に選択された走査対象行の画素のTFTがオンし、ドレイン信号線30に出力されている映像信号が画素電極に書き込まれる。一方、ゲート線駆動回路96は走査対象行以外のゲート信号線32へは電圧VGLを印加し、画素のTFTをオフに保つ。
次に図6及び図7を用いて、上述した表示制御回路26により実現される画素電極への映像信号の書き込みを説明する。
図6は入力信号前処理回路42におけるメモリのライト動作及びリード動作を示す模式的なタイミング図である。図6には表示制御回路26へ(4n+1)〜(4n+4)ライン目の表示データが入力される期間P4n+1〜P4n+4におけるメモリのライト動作及びリード動作が示されている。ここで期間P4n+1〜P4n+4は水平走査周期に相当しそれぞれ1Hの長さである。
画像信号源28から表示制御回路26へ入力されるDTMGのアクティブ期間PDE、及び当該アクティブ期間PDEに挟まれる期間である水平帰線期間PBLKは各ラインで一定である。また、DATAの有効期間はアクティブ期間PDEに一致し、やはりラインによらず一定である。
(4n+1)ライン目の表示データは期間P4n+1において、シリアル伝送によるDATAの入力に同期してメモリバンクAの奇数行に対応するメモリ60にライトされる。よって、当該ライト動作は期間P4n+1の先頭からアクティブ期間PDEと同じ時間長τDEをかけて行われる。同様に、(4n+2)〜(4n+4)ライン目のDATAはそれぞれ期間P4n+2〜P4n+4において、アクティブ期間PDEに同期して入力され、第(4n+2)ラインはメモリバンクAの偶数行に対応するメモリ61、第(4n+3)ラインはメモリバンクBの奇数行に対応するメモリ62、第(4n+4)ラインはメモリバンクBの偶数行に対応するメモリ63にライトされる。
両メモリバンクへのライト動作は2H周期で交互に行われ、各メモリバンクからのリード動作は当該メモリバンクにてライト動作が行われていない2H期間に行われる。具体的には、期間P4n+1,P4n+2にメモリバンクAに書き込まれた第(4n+1)ライン及び第(4n+2)ラインの表示データは、次回のライト動作で記憶内容が更新されるまでの期間P4n+3,P4n+4にDATA_Rとして読み出される。同様に、期間P4n−1,P4nにメモリバンクBに書き込まれた第(4n−1)ライン及び第4nラインの表示データは、期間P4n+1,P4n+2にDATA_Rとして読み出される。
既に述べたように、リード制御ブロック58は、映像信号が同一極性で生成される一対のラインに関し、奇数ライン目のリード動作の完了から偶数ライン目のリード動作の完了までの時間ζOを1Hより長く設定する。一方、ζOを長くした分、偶数ライン目のリード動作完了から次の奇数ライン目のリード動作完了までの時間ζEは短縮され1Hより短く設定される。これにより2ライン反転駆動における極性反転後、先に走査される奇数ラインについてドレイン信号線30への映像信号の出力期間を、続いて走査される偶数ラインよりも長くし、極性反転後の映像信号の立ち上がりの遅延に起因して先行走査行である奇数ラインと後行走査行である偶数ラインとの間に生じる実質的な書き込み期間の差を補償する。
期間ζOは、先行走査行のリード動作完了タイミングを早めるか、後行走査行のリード動作完了タイミングを遅らせるかのいずれか、又は両方によって拡大される。ここで、表示制御回路26においてPCLKの周波数をDCLKと同じに設定してリード動作をライト動作と同じ時間τDEで行うこととしても、後行走査行のリード動作完了タイミングを水平帰線期間PBLKの終了まで遅延させることができるので、期間ζOを最大で水平走査期間PBLKの時間長τBLKだけ拡大できる。本実施形態ではPCLKをDCLKより高速としリード動作の時間長τDE−RをτDEより短縮することで、先行走査行のリード動作完了タイミングを早めることができ期間ζOをさらに拡大できるので、上述した先行走査行と後行走査行とでの実質的な書き込み時間差に対する補償効果が向上する。
表示制御回路26は期間ζOの1H期間からの拡大量を、偶数ラインのDATA_Rの有効期間の開始タイミングの遅延量τDLにより制御する。具体的には、当該遅延量τDLは、既に述べたように、リード制御ブロック58が奇数ラインのリードアドレスRADD_Oとしてリード用基準カウンタ値cnrを出力する一方、偶数ラインのリードアドレスRADD_Eとして(cnr−DL)を出力することで設定される。ちなみに、遅延量τDLはPCLKの周期にDLを乗じた時間長であり、ζOは(1H+τDL)となり、ζEは(1H−τDL)となる。
図7は表示制御回路26の入出力信号、並びにドレイン信号線及びゲート信号線の電位変化の模式的なタイミング図である。なお、図7では表示制御回路26に入力される信号のうちDCLKの図示を、また表示制御回路26から出力される信号のうちCL2及びFLMの図示を省略している。
ドライバ制御信号生成ブロック40はDATA_R,DTMG_R及びPCLKを入力され、それらに基づいて、基準クロックCL2、スタートパルスSTH、データラッチパルスCL1及び交流化信号Mを生成してドレインドライバ22へ出力し、またゲートスタートパルスFLM及びゲートシフトクロックCL3を生成してゲートドライバ24へ出力する。
具体的には、スタートパルスSTHは、STHの立ち下がりエッジがDTMG_Rの立ち上がりエッジに同期するように生成される。スタートパルスSTHの立ち下がりに同期してメモリブロック44からのリード動作が開始され、読み出された表示データがドレインドライバ22へシリアル伝送される。
データラッチパルスCL1はDTMG_Rの立ち下がりタイミングを基準にして生成される。つまり、リード動作に同期してラッチ部74に1ラインの表示データの書き込みが完了すると、データラッチパルスCL1が生成され、当該CL1の立ち下がりに同期して各ドレインドライバ22の後段のラッチ部76は前段のラッチ部74に保持された表示データを一斉に取り込み、デコーダ部78及び出力アンプ部80は当該表示データに基づいて映像信号を生成しドレイン信号線30に印加する。すなわち、CL1が各ラインの映像信号の出力期間の開始タイミングを定め、CL1のパルス間隔が各ラインの映像信号の出力期間となる。
CL1はDTMG_Rの立ち下がりに同期して生成されるので、奇数ラインの映像信号の出力期間の長さはζO、すなわち(1H+τDL)となり、また偶数ラインの映像信号の出力期間の長さはζE、すなわち(1H−τDL)となる。
交流化信号Mは既に述べたように、2H周期でレベルが反転し、(2n−1)ライン目に対するCL1のタイミングと2nライン目に対するCL1のタイミングとで同じレベルとなる。また、同一ラインに対する交流化信号Mのレベルは1フレームごとに反転される。
2ライン反転駆動では、奇数ラインの映像信号の出力期間の開始時においてドレインドライバ22から出力される映像信号の電圧と、ドレイン信号線30の電圧VDRとは反対極性でありそれらの電圧差は、偶数ラインの映像信号の出力期間の開始時における当該電圧差より大きい。そのため、ドレイン信号線30がドレインドライバ22の出力に応じた電圧に到達するまでの時間である立ち上がり遅延時間は偶数ラインより奇数ラインにて長くなる。この点、表示制御回路26は上述のようにζO>ζEとなるように各ラインの出力期間を制御することで、奇数ラインにおいても偶数ラインと同様にドレイン信号線30の電圧VDRを映像信号に応じたレベルに到達させることができる。なお、図7ではフレームごとの交流化信号Mの反転に対応して、VDRの両極性それぞれにおける電位変化を示している。
ゲートシフトクロックCL3はCL1と同じ周期で生成され、ゲートドライバ24はCL3の立ち上がりに同期して、走査対象行のゲート信号線32へのゲートパルスを立ち上げ、また先行して走査された行のゲート信号線32へのゲートパルスを立ち下げる。走査対象行の画素の画素電極は、ゲートパルスの印加によりTFTがオンしている期間に、ドレイン信号線30に接続されて映像信号に応じた電圧に充電され、ゲートパルスが立ち下がりTFTがオフするとその時点の電圧を保持する。よって、CL3のCL1に対する位相は、TFTのオン期間の終了タイミングが次の走査対象行の映像信号の出力期間の開始前になるようにCL1に対する位相を設定される。
上述した液晶表示装置10は、ζOを(1H+τDL)とし、ζEを(1H−τDL)とすることで、2ライン反転駆動にて同じ極性で映像信号を書き込まれる2ラインの間での実質的な書き込み期間の差を補償し、横筋を解消又は軽減して画質の向上を図ることができる。映像信号の出力期間の調整時間であるτDLは当該効果が好適に得られるように設定される。例えば、ドレインドライバ22からの映像信号電圧を切り換えたときにドレイン信号線30の電位が安定するまでの時間は、ドレイン信号線30の寄生容量や抵抗が大きいほど長くなり、一方、ドレインドライバ22の電流駆動能力が大きいほど短くなる。よって、それらを考慮してドレイン信号線30の電位変化の時定数を算出し、当該時定数に基づいてτDLを設計することができる。また、入力信号前処理回路42を、PCLKの周波数や遅延量DLを可変な構成とすることで、画質が好適になるように適宜、τDLを調整することができる。
特に、本実施形態の液晶表示装置10はドレインドライバ22はドレイン信号線30の一方端からのみ映像信号を供給する。そのため、ドレインドライバ22の出力電圧の変化はドレイン信号線30上にてドレインドライバ22から離れた位置ほど鈍る。つまり、2ライン反転駆動における極性反転後の映像信号の立ち上がりの遅延は、ドレインドライバ22から遠い画素行ほど大きくなり得る。
これに対処するために、入力信号前処理回路42は、隣接し映像信号を同一極性で印加される先行走査行と後行走査行とからなる画素行対それぞれについて、ζOの延長期間τDLをドレインドライバ22から先行走査行までのドレイン信号線30の距離に応じて増加させる構成とすることができる。例えば、走査をドレインドライバ22に近い画素行から順番に行う場合には、入力信号前処理回路42は、フレームの先頭からの走査ライン数を計数し、2ライン反転駆動で同じ極性で駆動される画素行対ごと、または予め定めた複数の画素行対ごとに、リード制御ブロック58のレジスタに設定するDLを予め定めた自然数ずつインクリメントする構成とすることができる。また、入力信号前処理回路42に1フレーム内で設定されるDLのテーブルを格納するメモリを備える構成とすることもできる。当該構成ではメモリにアドレス順に、走査ラインのドレインドライバ22からの距離に応じて増加するDLを予め記憶させ、入力信号前処理回路42は走査ライン数の計数値に応じたアドレスから読み出したDLを用いてRADD_Eを生成する。
上述した液晶表示装置10はドライバ制御信号生成ブロック40は従来と同様の構成としつつ、入力信号前処理回路42を付加することで奇数行と偶数行とでの実質的な書き込み時間差を補償することができる。この構成では、従来のドライバ制御信号生成ブロックを利用できるので、表示制御回路26全体の回路設計が容易である。また、ドライバ制御信号生成ブロック4を有する従来の表示制御回路2を搭載した液晶表示装置においても、画像信号源と表示制御回路2とのインターフェース回路として入力信号前処理回路42を追加することで、上述の実質的な書き込み時間差の補償を行うことができる。
[変形例]
一方、従来のドライバ制御信号生成ブロックを利用せずに、上述の実質的な書き込み時間差の補償を行う表示制御回路を構成することもできる。以下にその例を述べる。
一方、従来のドライバ制御信号生成ブロックを利用せずに、上述の実質的な書き込み時間差の補償を行う表示制御回路を構成することもできる。以下にその例を述べる。
(1)上述の実施形態では、偶数ラインの表示データのラッチ部74への短縮された書き込み期間の開始を遅延させ、これによりその書き込み完了に同期したデータラッチパルスCL1のタイミングが設定された。この点について、偶数ラインのラッチ部74への短縮された書き込み期間の開始は遅延させずに、その完了からデータラッチパルスCL1までの遅延時間を設定する構成としても、奇数ラインへの映像信号の出力期間を1Hより長くすることができる。
(2)上述の実施形態では、表示データのラッチ部74の書き込み期間を奇数ライン及び偶数ラインの両方について短縮した。この点について、奇数ラインについては上述の実施形態と同様、書き込み期間を短縮してデータラッチパルスCL1のタイミングを早める一方、偶数ラインについては書き込み期間を短縮しない構成としても、奇数ラインへの映像信号の出力期間を1Hより長くすることができる。この構成において、偶数ラインの書き込み期間又はCL1は遅延させなくてもよいし、水平走査期間PBLKの時間長τBLKまでの範囲で遅延させることもできる。
10 液晶表示装置、20 液晶パネル、22 ドレインドライバ、24 ゲートドライバ、26 表示制御回路(TCON)、28 画像信号源、30 ドレイン信号線、32 ゲート信号線、33〜39 信号線、40 ドライバ制御信号生成ブロック、42 入力信号前処理回路、44 メモリブロック、46 メモリ制御ブロック、48 位相同期回路(PLL)、50,52 基準信号生成ブロック、54 デコーダ、56 ライト制御ブロック、58 リード制御ブロック、60〜63 メモリ、64〜66 セレクタ、70 クロック制御回路、72 ラッチアドレスセレクタ、74,76 ラッチ部、78 デコーダ部、80 出力アンプ部、90 ロジック回路、92 シフトレジスタ、94 レベルシフタ、96 ゲート線駆動回路。
Claims (4)
- 行列配置された複数の画素と、
画素列それぞれに対応して設けられ前記画素に映像信号を供給する映像信号線と、
画素行それぞれに対応して設けられ、前記画素行のうち前記映像信号を印加する走査行を選択する走査信号を順次印加される走査信号線と、
1行の前記画素行に対応した表示データを書き込まれ、出力タイミング信号を入力されると当該表示データに基づいて前記映像信号を生成して前記各映像信号線へ並列に出力する映像信号線駆動回路と、
外部からシリアル伝送で前記表示データを入力され、前記映像信号線駆動回路へ前記表示データ及び前記出力タイミング信号を出力し、かつ前記画素を2行ずつライン反転駆動する表示制御回路と、を有し、
前記表示制御回路は、隣接し前記映像信号を同一極性で印加される一対の前記画素行のうち少なくとも先行走査行において前記表示データの前記映像信号線駆動回路への書き込みを前記外部からの伝送速度より高速に行うと共に、当該先行走査行において、前記出力タイミング信号の周期で定まる前記画素行ごとの前記映像信号の出力期間を当該先行走査行の次の画素行における当該出力期間より長く設定すること、
を特徴とする液晶表示装置。 - 行列配置された複数の画素に対応した表示データと各画素行の有効データ期間にアクティブとなるデータイネーブル信号とを入力され、前記各画素に前記表示データに応じた映像信号を書き込む駆動制御を前記データイネーブル信号に同期して行い、前記画素を2行ずつライン反転駆動する制御信号生成回路と、
前記駆動制御により、1行の前記画素行に対応した前記表示データを前記データイネーブル信号のアクティブ期間に書き込まれ、当該表示データに基づいて前記映像信号を生成して、画素列ごとに設けられた映像信号線へ並列に出力する映像信号線駆動回路と、
を有した液晶表示装置において、
当該液晶表示装置の外部から前記表示データ及び原データイネーブル信号を入力され、アクティブ期間を前記原データイネーブル信号よりも短縮した修正データイネーブル信号を生成して前記制御信号生成回路に前記データイネーブル信号として入力し、かつ前記修正データイネーブル信号の前記アクティブ期間に、バッファに記憶した前記各画素行の前記表示データを前記外部から入力される際よりも高速に読み出して前記制御信号生成回路に入力する入力信号前処理回路を有し、
前記修正データイネーブル信号は、隣接し前記映像信号を同一極性で印加される一対の前記画素行である先行走査行と後行走査行との間でのアクティブ期間の間隔を前記後行走査行と当該後行走査行の次の行との間でのアクティブ期間の間隔よりも大きく設定されること、
を特徴とする液晶表示装置。 - 請求項2に記載の液晶表示装置において、
前記入力信号前処理回路は、
前記バッファとしてそれぞれ一対の前記画素行の前記表示データを記憶できる2つのメモリバンクを有し、
前記原データイネーブル信号に同期して、隣接し前記映像信号を同一極性で印加される一対の前記画素行の前記表示データを前記メモリバンクに順次書き込み、
一方の前記メモリバンクに書き込んだ前記表示データを、他方の前記メモリバンクに前記表示データを書き込んでいる間に、前記修正データイネーブル信号に同期して読み出し前記制御信号生成回路に入力すること、
を特徴とする液晶表示装置。 - 請求項2に記載の液晶表示装置において、
前記入力信号前処理回路は、隣接し前記映像信号を同一極性で印加される画素行対それぞれについて、前記修正データイネーブル信号の前記先行走査行と前記後行走査行との間でのアクティブ期間の間隔を、前記原データイネーブル信号の周期で与えられる水平走査期間に延長期間を付加した期間とし、当該延長期間を前記映像信号線駆動回路から前記先行走査行までの前記映像信号線の距離に応じて増加させること、を特徴とする液晶表示装置。
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