JP2014075083A - サーバ装置、プログラム及び制御方法 - Google Patents

サーバ装置、プログラム及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像の類比判断を用いなくても画像データに対して付与されるタグの候補を提示することが可能な仕組みを提供する。
【解決手段】クライアント端末100が、その撮像が行われた時刻に関する時刻情報及びその撮像が行われた位置に関する位置情報とともに、画像データを管理サーバ装置200に送信する。そして、管理サーバ装置200は、受信した画像データの位置情報及び時刻情報に基づいて、記憶部に記憶しているその他の画像データを検索し、検索結果の画像データに付与されているタグを、クライアント端末100に対してサジェストとして返信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像データに対して付与する情報の候補を提示する技術に関する。
撮像された画像を表す画像データに対し、その撮像が行われた機会に関する情報として、タグと呼ばれる情報が付与されることがある。このタグの一例としては、撮像対象である人物の人名や、撮像が行われた位置に対応する地名や建物名、または、撮像が行われた際に開催されていたイベントや催し物の名称などがある。このようなタグは、ユーザが画像データを分類して整理するのに役立てられる。
例えば、特許文献1には、入力された画像と類似する画像をインターネットから検索し、類似する画像に対応付けられているキーワードを抽出・解析した結果をユーザに提示することが記載されている。
特開2008−152805号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、画像の類似度に基づいてユーザに情報を提示するという仕組みであったため、画像の類比判断に時間がかかったり、ユーザの画像データと関連度の低い情報まで提示内容に含まれてしまうという問題がある。
本発明は、上述した背景に鑑みたものであり、画像の類比判断を用いなくても画像データに対して付与されるタグの候補を提示することが可能な仕組みを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、撮像が行われた日時および前記撮像が行われた位置と対応付けて、前記撮像された画像を表す画像データをクライアント端末から受信する受信手段と、前記受信手段が受信した画像データを当該画像データに対応する前記日時及び前記位置と関連付けて記憶する記憶手段であって、当該画像データに対応して、当該画像データが表す画像に関する情報であるタグがある場合には、当該画像データと当該タグとを関連付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像データのうち、対応する前記タグが関連付けられている画像データを、前記クライアント端末から指定された日時及び位置を用いて検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された画像データと関連付けて前記記憶手段に記憶されたタグを、前記クライアント端末に送信する送信手段とを備えることを特徴とするサーバ装置を提供する。
好ましい態様において、前記記憶手段に記憶された画像データ、または、当該画像データに関連付けられて前記記憶手段に記憶されたタグを検索キーとして、検索エンジンに検索処理を実行させる実行制御手段を備え、前記送信手段は、前記実行制御手段が前記検索エンジンに実行させた検索処理により得られた検索結果を前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記検索手段の検索結果に含まれる画像データと関連付けて前記記憶手段に記憶されたタグを、指定された条件でフィルタリングするフィルタリング手段を備え、前記送信手段は、前記フィルタリング手段によってフィルタリングされた結果のタグを、前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記記憶手段は、前記撮像された画像を表す画像データと、当該撮像を行ったユーザの属性に関するユーザ情報と、当該ユーザを識別するユーザ識別子とを対応付けて記憶し、前記検索手段は、前記記憶手段において前記タグが関連付けられている画像データのうち、前記クライアント端末から指定されたユーザ識別子のユーザの属性との関連度が決められた閾値以上の画像データを、前記クライアント端末から指定された日時及び位置を用いて検索することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記送信手段は、前記検索手段による検索結果に複数の画像データが含まれる場合には、当該複数の画像データの各々と関連付けて前記記憶手段に記憶された複数のタグの各々の論理演算の積に相当する内容を前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記送信手段は、前記検索手段による検索結果に複数の画像データが含まれる場合には、当該複数の画像データの各々と関連付けて前記記憶手段に記憶された複数のタグの各々の論理演算の和に相当する内容を前記クライアント端末に送信することを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記実行制御手段は、前記受信手段が前記画像データを受信する都度、前記検索エンジンに前記検索処理を実行させることを特徴とする。
また、本発明は、コンピュータを、撮像が行われた日時および前記撮像が行われた位置と対応付けて、前記撮像された画像を表す画像データをクライアント端末から受信する受信手段と、前記受信手段が受信した画像データを当該画像データに対応する前記日時及び前記位置と関連付けて記憶する記憶手段であって、当該画像データに対応して、当該画像データが表す画像に関する情報であるタグがある場合には、当該画像データと当該タグとを関連付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された画像データのうち、対応する前記タグが関連付けられている画像データを、前記クライアント端末から指定された日時及び位置を用いて検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された画像データと関連付けて前記記憶手段に記憶されたタグを、前記クライアント端末に送信する送信手段として機能させるプログラムを提供する。
また、本発明は、コンピュータが、撮像が行われた日時および前記撮像が行われた位置と対応付けて、前記撮像された画像を表す画像データをクライアント端末から受信する受信ステップと、コンピュータが、前記受信ステップにおいて受信した画像データを当該画像データに対応する前記日時及び前記位置と関連付けて記憶する記憶ステップであって、当該画像データに対応して、当該画像データが表す画像に関する情報であるタグがある場合には、当該画像データと当該タグとを関連付けて記憶手段に記憶する記憶ステップと、コンピュータが、前記記憶手段に記憶された画像データのうち、対応する前記タグが関連付けられている画像データを、前記クライアント端末から指定された日時及び位置を用いて検索する検索ステップと、コンピュータが、前記検索ステップにおいて検索された画像データと関連付けて前記記憶手段に記憶されたタグを、前記クライアント端末に送信する送信ステップとを備えることを特徴とする制御方法を提供する。
本発明によれば、画像の類比判断を用いなくても画像データに対して付与されるタグの候補を提示することが可能となる。
実施形態に係るクラウド・コンピューティングシステムのシステム構成を示すブロック図 クライアント端末のハードウェア構成を表すブロック図 管理サーバ装置のハードウェア構成を表すブロック図 画像データDBの内容の一例を表す図 フィルタリングDBの内容の一例を表す図 管理サーバ装置及び制御部の機能的構成を表すブロック図 タグ情報のサジェストに係る処理を表すシーケンス図 クライアント端末において表示される画像データ管理画面の一例を表す図 クライアント端末において表示される画像データ管理画面の一例を表す図 タグの登録が行われた後の画像データDBの内容の一例を表す図 関連情報の生成に係る処理を表すシーケンス図 クライアント端末において表示される画像データ管理画面の一例を表す図 関連情報の登録が行われた後の画像データDBの内容の一例を表す図 変形例に係る管理サーバ装置のハードウェア構成を表すブロック図 ユーザデータDBの内容の一例を表す図
<実施形態>
<構成>
図1は、実施形態に係るクラウド・コンピューティングシステム10のシステム構成を示すブロック図である。クラウド・コンピューティングとは、コンピュータの利用形態の一つであり、ユーザが、クライアント端末を用いて、ネットワーク経由でサーバ装置が提供するサービスを利用可能な形態のことを指す。クラウド・コンピューティングシステム10は、複数のクライアント端末100、管理サーバ装置200、検索サーバ装置300及びネットワーク400により構成される。
クライアント端末100a〜100cは、クラウド・コンピューティングシステム10の利用者であるユーザが操作する情報処理装置であり、例えば、携帯電話機、スマートフォン、無線LAN(Local Area Network)端末またはタブレット端末などである。以降において、クライアント端末100a〜100cの各々を特に区別しない場合、単にクライアント端末100という。また、クライアント端末100の数は、図示したものに限らない。また、クライアント端末100は、有線によりネットワーク400に接続する情報処理装置でもよい。図1では、クライアント端末100の一例として、ネットワーク400に無線接続するタブレット端末を挙げている。
管理サーバ装置200は、ネットワーク400を経由してクライアント端末100に対してサービス(以下、クラウドサービスという)を提供するサーバ装置である。
検索サーバ装置300は、ウェブページ、ウェブサイト、画像ファイル、音声ファイル、動画ファイル及びネットニュースなどの、インターネットに存在する情報を検索する機能、つまり、いわゆる検索エンジンとしてのサービスを提供するサーバ装置である。
ネットワーク400は、例えば携帯電話網や無線LANなどを含む移動通信網と、通信事業者により提供されるインターネットや専用回線などの固定通信網とを含む通信網である。管理サーバ装置200及び検索サーバ装置300の数は、図示したものに限らない。
クラウド・コンピューティングシステム10において、ユーザは、クライアント端末100を用いて、ネットワーク400経由で管理サーバ装置200の提供するクラウドサービスを利用することが可能である。また、ユーザは、クライアント端末100を用いて、ネットワーク400経由で検索サーバ装置300における検索エンジンの機能を利用することが可能である。
ユーザは、クラウドサービスを受けるにあたって、事前に管理サーバ装置200に対してユーザ登録作業を行う。クラウドサービスの提供方法は、ウェブブラウザを用いて提供されるものや、専用のアプリケーションプログラム(以下、単にアプリケーションという)をクライアント端末100にダウンロード及びインストールさせることで提供されるものなどがあるが、ここでは、ウェブブラウザを用いて提供されるものであるとする。管理サーバ装置200には、クラウドサービス用のウェブサイトが構築されている。以降、このウェブサイトのことをクラウドサイトという。
ユーザ登録が完了したユーザは、クライアント端末100において、ウェブブラウザを用いて、管理サーバ装置200が提供するクラウドサービスを利用することが可能となる。ここでは、管理サーバ装置200が提供するクラウドサービスの内容が、ユーザが撮像した画像を表す画像データをクライアント端末100から受信して、受信した画像データを、ユーザが閲覧しやすいように分類して管理する、という画像データ管理サービスであるものとする。具体的には、クライアント端末100が、その撮像が行われた時刻に関する時刻情報及びその撮像が行われた位置に関する位置情報とともに画像データを管理サーバ装置200に送信する。そして、管理サーバ装置200は、受信した画像データの位置情報及び時刻情報に基づいて、記憶しているその他の画像データを検索し、検索結果の画像データに付与されているタグなるものをクライアント端末100に対して送信する。ここで、タグとは、そのタグが付与された画像データが表す画像に関する情報であり、画像データのメタデータに相当する情報またはその画像の属性に関する情報と言える。タグは、具体的には、例えば、画像に写っている人物の人名や、撮像が行われた年月日及び時刻や、撮像が行われた場所の名称や、撮像が行われた際に開催されていたイベントの名称など、その画像に関係するあらゆる情報を表す。
ユーザは、クライアント端末100を操作して、自身で撮像を行った画像データに対して自らタグを付与することも可能であるが、このような都度の入力作業は手間がかかるため、面倒くさがって自分では行いたがらない人達もいる。ここで、タグ入力をこまめに行うユーザがいる場合、管理サーバ装置200には、このユーザの撮像した画像データと、この画像データの位置情報及び時刻情報とが対応付けられるとともに、このユーザの入力したタグが関連付けられて記憶されることとなる。そして、自身によるタグ入力を面倒くさがって行わないユーザが、クライアント端末100を用いて、自身の撮像した画像データと、この画像データの位置情報及び時刻情報とを対応付けて、管理サーバ装置200へ送信すると、管理サーバ装置200が上述した検索を行う。ここで、管理サーバ装置200が、クライアント端末100から受信した画像データに対応付けられた位置情報及び時刻情報を検索キーとして、他の画像データを検索する理由は、位置情報及び時刻情報が同じ又は予め決められた範囲内に収まるようであれば、両者の画像データは、同じイベントに関係するものであるとみなせるからである。つまり、このような場合、同じイベントに対して付与されるタグは、クライアント端末100から送信された画像データにふさわしいタグである可能性が高いので、管理サーバ装置200は、このようなタグをクライアント端末100に対して候補として提示するわけである。クライアント端末100のユーザは、受信したタグのうち、自らの撮像した画像データにふさわしいタグを選択して、この画像データと選択したタグとを関連付けて、管理サーバ装置200へ登録させることが可能である。以降において、管理サーバ装置200がクライアント端末100に対してタグの候補を提示することを、「タグをサジェストする」という。
図2は、クライアント端末100のハードウェア構成を表す機能ブロック図である。
クライアント端末10は、制御部11、記憶部12、表示部13、操作部14、通信部15、測位部、撮像部及び計時部を備えており、これらの各部がバス16を介して互いに接続されている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を有する。CPUは、ROMや記憶部12に記憶されているプログラムを読み出し、RAMにロードして実行することにより、クライアント端末10の各部を制御する。測位部は、GPS方式によって測位を行い、この測位により特定した位置を緯度・経度で表した位置情報を生成する。以降において、単に現在位置といった場合、クライアント端末100の現在位置を表す。また、クライアント端末を用いて撮像が行われるにあたり、ユーザはクライアント端末100を所持しているから、この現在位置は、ユーザの現在位置とも同義である。撮像部は、レンズや固体撮像素子を備えており、レンズによって固体撮像素子に結像した像を表す画像の画像データを生成する。測位部は、特に、撮像部によって撮像が行われた際に、その時点の現在位置を緯度・経度で表した位置情報を生成する。計時部は、タイマーとカレンダー機能を備え、日時を計測する。
記憶部12は、例えばSSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)又はEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などの不揮発性の記憶手段であり、各種プログラムや閾値のほか、ユーザID及び画像データを記憶する。ユーザIDは、クライアント端末100の所有者であるユーザを識別する識別子であり、クライアント端末100の各々に対して一意に割り当てられている。記憶部12に記憶される画像データには、その撮像が行われた時刻に関する時刻情報と、位置に関する位置情報とが含まれている。この位置情報とは、具体的には、例えば緯度経度情報であり、画像の撮像時に測位部によって算出されたものである。表示部13は、液晶ディスプレイなどの表示体やVRAM(Video Random Access Memory)などのメモリを備えており、制御部11の制御の下で各種の画像を表示する。操作部14は、複数のキーを有しており、ユーザによってこれらのキーが操作されるとその操作内容に応じた信号を制御部11へ供給する。制御部11は、この信号に基づいて操作内容を判断して処理を行う。ユーザは、操作部14を用いて画像データに対する操作を入力する。通信部15は、制御部11の制御の下で、ネットワーク400を介して、管理サーバ装置200及び検索サーバ装置300と通信を行う。
図3は、管理サーバ装置200のハードウェア構成を表すブロック図である。管理サーバ装置200は、制御部21、記憶部22及び通信部23を備えたコンピュータであり、これらの各部がバス24を介して互いに接続されている。制御部21は、CPU、RAM及びROMを有する。CPUは、ROMや記憶部22に記憶されているプログラムを読み出しRAMにロードして実行することにより、管理サーバ装置200の各部を制御する。記憶部22は、例えばSSD、HDDなどの不揮発性の記憶手段である。記憶部22は、画像データDB(Database)221及びフィルタリングDB222のほか、各種プログラムや閾値を記憶する。画像データDB221は、クライアント端末100から送信されてくる画像データを含むデータベースである。フィルタリングDB222は、制御部21が、画像データDB221に記憶されたデータをクライアント端末100に送信するときに、個人情報保護を目的として送信対象のデータをフィルタリングする際に用いられるフィルタリング名称を含むデータベースである。通信部23は、制御部21の制御の下で、ネットワーク400を介して、クライアント端末100及び検索サーバ装置300と通信を行う。
図4は、画像データDB221の内容の一例を表す図である。ユーザIDは、画像データを管理サーバ装置200に送信したクライアント端末100に記憶されているユーザIDを表す。ファイル名は、画像データの実体である画像ファイルの名称であり、具体的には、画像ファイルの在りかを示すファイルパスとともに記述されている。画像データDB221においてファイル名に記述された画像ファイルの実体は、記憶部22に記憶されている。ここでは、説明の簡略化のため、ファイル名のみを表示している。時刻情報は、クライアント端末100から送信されてくる画像データに予め付与されている時刻情報である。位置情報1は、クライアント端末100から送信されてくる画像データに予め付与されている位置情報である。すなわち、位置情報1の内容は、具体的には、緯度経度情報である。位置情報2は、制御部21が、位置情報1に記述された緯度経度情報に基づいて、例えば地図情報を提供する地図サーバ装置から取得したその位置の地名や、その位置の近辺に存在する建物名或いは施設名などの名称である。
タグは、上述したように、画像データの撮像が行われた機会に関する情報である。関連情報は、画像データに関連する情報であって、制御部21が、画像データそのもの及びその画像データに付与されたタグの内容を検索キーとして、検索サーバ装置300に検索処理を実行させた結果として得られる情報である。関連情報は、具体的には、例えば、画像データの撮像が行われた場所に位置する建物や施設のホームページのURL(Uniform Resource Locater)や、その場所で画像データの撮像が行われた日時に開催されていたイベントの名称などである。
図5は、フィルタリングDB222の内容の一例を表す図である。フィルタリングDB222には、その属性ごとに上述したフィルタリング名称が記述されている。例えば、フィルタリングDB222には、人名、企業名、住所などの異なる属性ごとに、フィルタリング名称が記述されている。制御部21は、クライアント端末100に対してタグを送信する際に、フィルタリングDB222に記述されている名称が存在する場合、それらを削除したうえでクライアント端末100にタグを送信する。このようなフィルタリングを行う理由は、或るユーザが撮像した画像データのタグに、人名、企業名、住所などの個人情報を表すような名称が含まれていた場合、これらの名称がサジェストされるタグに含まれるのは、個人情報保護の観点から望ましくないためである。
図6は、管理サーバ装置200及び制御部21の機能的構成を表すブロック図である。
制御部21は、通信部23と協働することで、撮像が行われた日時および撮像が行われた位置と対応付けて、撮像された画像を表す画像データをクライアント端末100から受信する受信手段201として機能する。記憶部22は、受信手段201が受信した画像データを当該画像データに対応する日時及び位置と関連付けて記憶する記憶手段であって、当該画像データに対応して、当該画像データが表す画像に関する情報であるタグがある場合には、当該画像データと当該タグとを関連付けて記憶する記憶手段として機能する。また、制御部21は、記憶部22に記憶された画像データのうち、対応するタグが関連付けられている画像データを、クライアント端末100から指定された日時及び位置を用いて検索する検索手段203として機能する。また、制御部21は、通信部23と協働することで、検索手段203によって検索された画像データと関連付けて記憶部22に記憶されたタグを、クライアント端末に送信する送信手段202として機能する。また、制御部21は、記憶部22に記憶された画像データ、または、当該画像データに関連付けられて記憶手段に記憶されたタグを検索キーとして、検索エンジンに検索処理を実行させる実行制御手段204として機能する。さらに、この実行制御手段204は、検索エンジンに実行させた検索処理から得られた検索結果から、画像データ又はタグと関連する情報を表す関連情報を抽出する。また、制御部21は、検索手段203の検索結果に含まれる画像データと関連付けて記憶部22に記憶されたタグを、指定された条件でフィルタリングするフィルタリング手段206として機能する。
次に、クラウド・コンピューティングシステム10における動作について説明する。
<動作>
<タグのサジェストに係る動作>
図7は、タグのサジェストに係る処理を表すシーケンス図である。まず、ユーザは、クライアント端末100において、撮像部を用いて撮像を行う。このとき、クライアント端末100の制御部11は、撮像部によって撮像された画像データと、計時部から取得した、撮像が行われたタイミングの日時を表す時刻情報と、測位部から取得した、撮像が行われたタイミングの現在位置を表す緯度・経度情報とを対応付けて、記憶部12に記憶させる(ステップS100)。ステップS100では、ユーザが、面倒くさがってタグを入力せず、撮像による画像データが記憶部12に記憶されるのみであるものとする。ただし、以降の処理は、ステップS100でユーザが撮像を行った時刻及び位置に対して、予め決められた範囲内の時刻、位置で他のユーザが撮像を行い、タグの登録も行っていることが前提となる。ここで、ステップS100の終了時において、記憶部12に記憶される内容は、図4に示すファイル名「a1234567.jpg」、「b1234567.jpg」及び「c1234567.jpg」の画像データであるものとする。
クライアント端末100において、撮像が行われた画像データが記憶されると、ユーザが、表示部13に表示されるウェブブラウザを用いて、ユーザID及びパスワードを入力してログイン操作を行うことで、制御部11は、通信部15を用いてクラウドサイトにログインする(ステップS105)。
ログイン完了後のウェブブラウザには、例えば、ユーザに対して画像データのアップロードを促すメッセージとともに、アップロード対象の画像データをユーザに選択させるためのUI(User Interface)が表示される。このUIは、例えば、クライアント端末100の記憶部12において記憶された画像データを含むディレクトリを階層構造で表示するものである。ユーザは、操作部14を用いて、アップロード対象の画像データを選択する。そしてクライアント端末100の制御部11は、通信部15を用いて、選択された画像データを管理サーバ装置200に対して送信する(ステップS115)。このとき送信される画像データには、ユーザIDと、時刻情報と、緯度経度情報である位置情報1とが対応付けられている。
管理サーバ装置200の制御部21は、通信部23を用いて画像データを受信すると、受信した画像データを画像データDB221に登録して記憶部22に記憶させる(ステップS120)。ステップS120において、具体的には、制御部21は、受信した画像データに対応付けられた緯度経度情報に基づいて、通信部23を用いて、ネットワーク400に接続された地図サーバ装置からその緯度経度情報に対応する地名や建物名あるいは施設名といった名称を取得する。そして、制御部21は、地図サーバ装置から取得した名称を、画像データDB221において位置情報2として登録し、記憶部22に記憶させる。画像データの登録が完了すると、制御部21は、通信部23を用いて、クライアント端末100に対して、画像データ登録完了の旨の通知を送信する(ステップS125)。ここで、ステップS125が完了した時点での、画像データDB221の記憶内容は、図4に示すものである。
そして、管理サーバ装置200の制御部21は、ステップS120で新たに画像データDB221に登録した画像データに対応付けられた時刻情報及び位置情報2を検索キーとして、画像データDB221を検索する(ステップS130)。ステップS130の検索処理において、制御部21は、検索キーの時刻情報及び位置情報2と、その時刻情報及び位置情報2との差異が予め決められた範囲内に収まる画像データを検索結果として抽出する。ここで、上記予め決められた範囲とは、例えば、時刻情報であれば、「前後1時間以内」や「以降30分以内」といった時間の範囲で表される。また、上記予め決められた範囲とは、位置情報2であれば、検索キーの内容を中心とした円における、「500m」や「2km」といった予め決められた距離の半径で表される。このような予め決められた範囲は、閾値として記憶部22に予め記憶されており、管理サーバ装置200の管理者が、その設定内容を変更することが可能である。
制御部21は、検索結果として得られた画像データを、各画像データに関連付けられたタグとともにRAMに記憶させる(ステップS135)。つまり、ユーザが撮像し、クライアント端末100から管理サーバ装置200に送信されてきた画像データに対して同時期同場所で撮像された他の画像データに関連付けられたタグが、クライアント端末100から管理サーバ装置200に送信されてきた画像データに付与されることになる。そして、制御部21は、RAMに記憶させたタグに含まれる文字列をフィルタリングDB222の内容に基づいてフィルタリングする(ステップS140)。具体的には、ステップS140において、制御部21は、タグに含まれる文字列を分析して単語レベルに分解し、分解後の単語を検索キーとしてフィルタリングDB222を検索する。そして、制御部21は、検索結果として得られた単語をタグに含まれる文字列から削除して、タグを画像データと関連付けてRAMに記憶させ直す。
そして、管理サーバ装置200の制御部21は、ステップS140でRAMに記憶させた画像データとタグとを、通信部23を用いてクライアント端末100に送信する(ステップS145)。クライアント端末100の制御部11は、通信部15を用いてこの画像データ及びタグを受信すると、受信した内容をRAMに記憶させるとともに、表示部13に表示させる(ステップS150)。
図8は、ステップS150で、クライアント端末100においてウェブブラウザ500の実行により表示される画像データ管理画面の一例を表す図である。ユーザID表示領域501には、クライアント端末100の所有者であるユーザに割り当てられたユーザIDが表示される。画像データ一覧表示領域502には、ユーザが管理サーバ装置200にアップロードした画像データがリスト形式で一覧として表示される。より詳細には、画像データ一覧表示領域502には、例えば、画像データのファイル名、時刻情報、位置情報、及び各画像データに関連付けられたタグが表示される。上述したように、ステップS125が完了した時点での、画像データDB221の記憶内容は、図4に示すものであり、ユーザID「987654XY」の画像データのタグには、「○子ちゃん」という人名が含まれている。これに対して、ステップS125で新たに登録された、ファイル名「a1234567.jpg」、「b1234567.jpg」及び「c1234567.jpg」の画像データについて、ステップS140でフィルタリング処理が行われた後のタグが付与されているため、図8の時点では、付与されたタグから人名が削除されている。
図7に戻る。ユーザは、例えば操作部14を用いて、画像データ一覧表示領域502に表示されたリストのうちから1件の画像データを選択すると、制御部11は、その画像データのファイル名選択し(ステップS155)、管理サーバ装置200に送信する(ステップS160)。そして、管理サーバ装置200の制御部21は、受信したファイル名を検索キーとして、画像データの実体である画像ファイルのファイルパスを画像データDB221から抽出し、抽出したファイルパスに基づいて記憶部22から画像ファイルを読み出す(ステップS165)。制御部21は、ステップS165で読み出した画像ファイルを、対応付けられた日時情報と位置情報2、および、関連付けられたタグとともに、通信部23を用いてクライアント端末100へ送信する(ステップS170)。クライアント端末100の制御部11は、通信部15を用いて画像ファイルを受信すると、受信した画像ファイルの画像を画像表示領域503に表示させる(ステップS175)。
図9は、クライアント端末100においてウェブブラウザ500に表示される画像データ管理画面の一例を表す図である。画像表示領域503は、選択された画像データの画像そのものが表示される領域である。時刻情報表示領域504は、選択された画像データに対応付けられた時刻情報を表示する領域である。位置情報表示領域505は、選択された画像データに対応付けられた位置情報を表示する領域である。
タグ表示領域506は、選択された画像データに対応付けられたタグを表示する領域である。タグ表示領域506に表示された各タグは、例えば、ユーザが操作部14を用いて指定したタグをダブルクリックすることで、編集可能な状態へと遷移する。編集可能な状態において、ユーザが、操作部14を用いてテキストを入力すると、入力されたテキストがタグに反映される。また、ユーザが、タグ表示領域506において空欄の領域を、操作部14を用いてダブルクリックすると、新規にタグの入力が可能となる。このような、タグの編集および新規入力作業が行われる理由は、サジェストされたタグが、ユーザにとって望ましくない内容である場合に、ユーザが意図するように変更可能とするためである。関連情報表示領域507は、上述した関連情報が表示される領域である。タグ登録ボタン508は、タグの登録処理を受け付ける操作子である。関連情報検索ボタン509は、選択中の画像データに関連する関連情報の検索処理を受け付ける操作子である。関連情報登録ボタン510は、関連情報の登録処理を受け付ける操作子である。
再び図7に戻る。ユーザが、操作部14を用いて、タグ表示領域506においてタグの編集を行うと、制御部11は、これを受け付けて、編集内容をRAMに記憶させる(ステップS180)。図8の時点では、画像データ一覧表示領域502に表示されたファイル名「c1234567.jpg」のタグは、「運動会」と「リレー」だけだったのに対して、図9の時点では、タグ表示領域506において「○太郎」というタグが追加されている。これは、ユーザの操作により、新たに追加されたタグである。そして、ユーザが、操作部14を用いてタグ登録ボタン508を押下すると、制御部11は、これを受け付けて、ステップS180でRAMに記憶したタグと、選択中の画像データのファイル名とを対応付けて、通信部15を用いて管理サーバ装置200に送信する(ステップS185)。管理サーバ装置200の制御部21は、通信部23を用いて、画像データのファイル名と、タグとを受信すると、そのファイル名に関連付けてタグを画像データDB221に登録する(ステップS190)。
図10は、タグ登録が行われた後の画像データDB221の内容の一例を表す図である。図4の時点では、ファイル名「a1234567.jpg」、「b1234567.jpg」及び「c1234567.jpg」の画像データには、タグが登録されていなかったが、タグの登録が行われた後では、図10に示すようにタグが登録されている。
<関連情報の生成に係る動作>
次に、関連情報の生成に係る動作について説明する。前提として、位置情報および時刻情報に基づいて、ユーザは、自身の撮像した画像データに対して、サジェストされたタグを付与することが可能である。ここで、サジェストされたタグを用いて、画像データと関連する情報が更に検索結果として得られると、ユーザにとっては、クラウドサービスがより利便性の高いものとなる。以下に説明する関連情報の生成に係る動作は、このような考え方に基づいたものである。
図11は、関連情報の生成に係る処理を表すシーケンス図である。図11に示すシーケンス図の開始時において、画像データDB221の内容は、図10に示すものであるとする。ユーザが、図9に示す内容がウェブブラウザ500に表示されているときに、リストとして表示されている画像データから、関連情報を検索したい画像データを選択すると、制御部11は、これを受け付けて、選択された画像データのファイル名を特定する(ステップS200)。そして、ユーザが、操作部14を用いて、関連情報検索ボタン509を押下すると、制御部11は、これを受け付けて、ステップS200で特定したファイル名を、通信部15を用いて管理サーバ装置200へ送信する(ステップS205)。管理サーバ装置200の制御部21は、通信部23が受信したファイル名を検索キーとして画像データDB221を検索し、検索結果からタグ及び画像ファイルを抽出してRAMに記憶させる(ステップS210)。
次に、制御部21は、通信部23を用いて、ステップS210でRAMに記憶させたタグ及び画像ファイルを検索キーとした検索処理の指示を、検索サーバ装置300へ送信する(ステップS215)。検索サーバ装置300は、検索処理の指示を受信すると、受信内容に含まれるタグを検索キーとしたテキスト検索と、受信内容に含まれる画像ファイルを検索キーとした画像検索とを実行する(ステップS220)。検索サーバ装置300は、ステップS220で実行した検索処理の検索結果を管理サーバ装置200に送信する(ステップS225)。管理サーバ装置200の制御部21は、通信部23を用いて検索結果を受信すると、受信した検索結果に基づいて関連情報を生成する(ステップS230)。ステップS230で、具体的には、制御部21は、検索結果に含まれるテキストのうち、重複するものを削除したり、検索結果に含まれるウェブページのURLをテキストとして生成したり、画像ファイルのリンク先のURLをテキストとして生成したりする。
次に、制御部21は、ステップS230で生成した関連情報を、通信部23を用いて、クライアント端末100へ送信する(ステップS235)。クライアント端末100の制御部11は、通信部15を用いて関連情報を受信すると、受信した関連情報をウェブブラウザ500の関連情報表示領域507に表示させる(ステップS240)。
図12は、クライアント端末100において表示される画像データ管理画面の一例を表す図である。図12は、ステップS240で関連情報が表示されたときの様子を表しており、関連情報表示領域507に、選択された画像データの関連情報が表示されている。例えば、図12の例では、選択された画像データが、その時刻及び位置において開催されていたイベントの名称を表す「□□中学校秋の大運動会」というテキストと、位置情報で示される「ABC運動公園」のホームページのURLとが、関連情報として表示されている。ユーザは、操作部14を用いて、関連情報表示領域507に表示された関連情報に関するテキストを編集することが可能である。これは、検索結果として得られた関連情報が、ユーザにとって望ましくないものであるときに、変更あるいは削除を可能としたり、新たに自分で関連する情報を見つけた場合に登録可能としたりするためである。
図11に戻る。ユーザが、操作部14を用いて、関連情報表示領域507に表示された関連情報に関するテキストを編集すると、制御部11は、この編集処理を受け付けて、編集内容をRAMに記憶させるとともに、編集内容に応じたテキストを表示部13に表示させる(ステップS245)。そして、ユーザは、関連情報の編集が完了すると、操作部14を用いて関連情報登録ボタン510を押下する。制御部11は、関連情報登録ボタン510の押下を受け付けると、ステップS245でRAMに記憶させた関連情報を、選択されている画像データのファイル名と対応付けて、通信部15を用いて管理サーバ装置200へ送信する(ステップS250)。制御部21は、通信部23を用いて関連情報及びファイル名を受信すると、画像データDB221のうち、受信したファイル名を有する画像データの関連情報として、受信した関連情報を登録する(ステップS255)。ステップS255で、具体的に制御部21は、受信したファイル名を有する画像データの時刻情報及び位置情報と、予め決められた範囲内の時刻情報及び位置情報を有する画像データについて、受信した関連情報を同様に登録する。ここで、予め決められた範囲とは、上述したとおりである。
図13は、関連情報の登録が行われた後の画像データDB221の内容の一例を表す図である。図10の時点では、ファイル名「a1234567.jpg」、「b1234567.jpg」及び「c1234567.jpg」の画像データには、関連情報が登録されていなかったが、関連情報の生成に係る一連の処理が行われた後では、図13に示すように関連情報が登録されている。
このように、本実施形態で、クライアント端末100が、その撮像が行われた時刻に関する時刻情報及びその撮像が行われた位置に関する位置情報とともに画像データを管理サーバ装置200に送信する。そして、管理サーバ装置200が、受信した画像データの位置情報及び時刻情報に基づいて、記憶しているその他の画像データを検索し、検索結果の画像データに付与されているタグを、受信した画像データと関連付けてクライアント端末100に対してサジェストとして返信する。また、このとき、管理サーバ装置200は、検索結果の画像データに付与されているタグのうち、個人情報保護の観点から望ましくない文字列を削除して、クライアント端末100にサジェストとして返信する。また、クライアント端末100から、画像データを指定して関連情報の検索が指示されると、管理サーバ装置200は、指定された画像データのタグ及び画像ファイルを用いて検索サーバ装置300に対して検索処理の指示を送信する。そして、管理サーバ装置200は、検索サーバ装置300から取得した検索結果から関連情報を生成し、生成した関連情報をクライアント端末100へ送信する。
従って、本実施形態によれば、ユーザがクライアント端末100からタグを入力する手間が不要となる。また、本実施形態によれば、ユーザが、クライアント端末100において選択した画像データに関連する関連情報を得ることで、画像データに関連するより詳細な情報や未知の情報を知ることができる。また、本実施形態によれば、個人情報保護の観点から望ましくないテキストが削除されたタグがサジェストの対象となるため、ユーザは、クラウドサービスを利用するにあたり、自身の利用範囲内では個人情報を登録して活用可能であるとともに、自らに関する個人情報が他のユーザに漏洩する心配がない。
<変形例>
以上の実施形態は、以下のように変形可能である。なお、以下に述べる変形例は、適宜組み合わせて実施してもよい。
<変形例1>
管理サーバ装置200が、クライアント端末100の各々からユーザに関するユーザデータを収集して記憶し、タグのサジェストに利用するようにしてもよい。
図14は、変形例1に係る管理サーバ装置200aのハードウェア構成を表すブロック図である。管理サーバ装置200aのうち、制御部21及び通信部23は、管理サーバ装置200と同様である。管理サーバ装置200aにおいて、記憶部22aは、画像データDB221及びフィルタリングDB222に加えて、ユーザデータDB223を備えている。ユーザデータDB223は、クライアント端末100の各々から送信された、各クライアント端末100のユーザに関するユーザデータを記憶するデータベースである。
図15は、ユーザデータDB223の内容の一例を表す図である。ユーザデータDB223に記憶されるユーザデータの各々は、各クライアント端末100の記憶部12に記憶されており、ユーザが、クラウドサービスを利用するにあたって、予めウェブブラウザを用いて登録しておくものである。ユーザIDは、上述したように、各ユーザを識別する識別子である。名前は、各ユーザの名前(姓、名)である。住所は、各ユーザの住所である。所属先は、各ユーザの現在の所属先を表し、例えば具体的には勤務先である。出身地は、各ユーザの出身地である。出身校は、各ユーザに関する大学、高校、中学校の出身校である。出身校には小学校や幼稚園を含めてもよい。これらの名前、住所、所属先、出身校といった項目は、ユーザの属性に関するユーザ情報を表す。
変形例1においては、図7のステップS130に代えたステップS130aおいて、管理サーバ装置200が、検索処理を行うにあたって、受信した画像データに対応付けられた時刻情報及び位置情報に基づく検索だけでなく、以下の処理を行う。すなわち、変形例1では、ステップS130aにおいて、管理サーバ装置200の制御部21は、受信した画像データに対応付けられたユーザIDを検索キーとしてユーザデータDB223を検索する。そして、制御部21は、検索結果のユーザデータにおける各ユーザ情報の内容と同じ内容もしくは予め決められた範囲内の内容のユーザ情報を有するユーザデータのユーザIDを抽出する。ここで、予め決められた範囲とは、例えば住所で表される位置どうしの距離が「3km」など予め決められた範囲内であることなどである。この予め決められた範囲は、閾値として予め記憶部22に記憶されており、管理サーバ装置200の管理者が、その設定内容を変更することが可能である。つまり、言い換えれば、各々が異なるユーザIDを有するユーザの属性どうしが予め決められた範囲内に収まるとは、その属性どうしの関連度が決められた閾値以上であることである。
例えば、検索キーがユーザID「123456AC」だとすると、図15の場合、図示の都合上、後半を省略して表示しているが、ユーザID「987654XY」の住所が予め決められた範囲内に収まるため、制御部21は、ユーザID「987654XY」を検索結果として抽出する。また、例えば、検索キーがユーザID「123456AC」だとすると、図15の場合、制御部21は、大学の出身校が同じであるため、ユーザID「987654XY」を検索結果として抽出する。
変形例1において、制御部21は、図7のステップS135に代えたステップS135aで、受信した時刻情報及び位置情報に基づいて検索した画像データからタグを抽出する。そして、制御部21は、抽出したタグのうち、ステップS130aで検索結果として抽出したユーザIDを有する画像データに対応付けられたタグが上位に位置するようにタグリストを作成してRAMに記憶させる。そして、制御部21は、図7のステップS140で、RAMに記憶されたタグリストに基づいてフィルタリング処理を行うと、ステップS145で、フィルタリング処理が行われたタグリストを、通信部23を用いてクライアント端末100へ送信する。クライアント端末100の制御部11は、通信部15を用いてタグリストを受信すると、図8のウェブブラウザ500において、画像データ一覧表示領域502におけるタグの欄にタグリストの上位に位置するタグが最も見やすい位置(例えば、ここでは左端)に表示されるように制御する。
このように、変形例1によれば、ユーザデータDB223に基づいて、画像データを管理サーバ装置200にアップロードする指示を出したユーザと関連の高いユーザの画像データに付与されたタグが、優先的にクライアント端末100に表示されるように制御される。これにより、ユーザにとっては、より自らと関係のある情報がタグとしてサジェストされる可能性が高くなり、タグを自身で入力する手間が少なくなりやすくなる。
<変形例2>
図7のステップS140で、抽出したタグに対してフィルタリング処理が行われた後に、ステップS145で、タグがクライアント端末100に送信されるに先立って、以下のような処理を追加してもよい。変形例2では、図7のステップS140とステップS145との間に、ステップS142として以下のような処理が行われる。すなわち、ステップS142(図7において非図示)において、管理サーバ装置200の制御部21は、ステップS140でフィルタリング処理が行われたタグの各々について、タグに含まれる文字列の論理演算の積を算出し、算出した演算結果に相当する内容を、タグとして、通信部23を用いてクライアント端末100に送信する。
変形例2によれば、画像データDB221において、検索キーの時刻情報及び位置情報に合致する時刻情報及び位置情報を有する複数の画像データに、異なるタグが付与されていた場合に、これらの異なるタグのうち、いずれにも含まれる文字列のみが、タグとしてクライアント端末100にサジェストされることになる。これにより、検索結果の画像データにおいて、部分的に一致するがそれぞれ異なるタグが付与されていても、クライアント端末100にサジェストされるのは、これらのタグにおいて一致する文字列のみであるため、それぞれ異なるが似たようなタグが複数サジェストされて、ユーザがサジェスト結果を一々削除したりするような手間が少なくなる。
<変形例3>
図7のステップS140で、抽出したタグに対してフィルタリング処理が行われた後に、ステップS145で、タグがクライアント端末100に送信されるに先立って、以下のような処理を追加してもよい。変形例3では、図7のステップS140とステップS145との間に、ステップS144として以下のような処理が行われる。すなわち、ステップS144(図7において非図示)において、管理サーバ装置200の制御部21は、ステップS140でフィルタリング処理が行われたタグの各々について、タグに含まれる文字列の論理演算の和を算出し、算出した演算結果に相当する内容を、タグとして、通信部23を用いてクライアント端末100に送信する。
変形例3によれば、画像データDB221において、検索キーの時刻情報及び位置情報に合致する時刻情報及び位置情報を有する複数の画像データに、異なるタグが付与されていた場合に、これらの異なるタグのいずれかに含まれる文字列が統合された文字列が、タグとしてクライアント端末100にサジェストされることになる。例えば、或る画像データに「□□中学校」と「運動会」というタグが付与されており、他の画像データに「秋の大運動会」というタグが付与されていた場合、制御部21は、論理演算の和を算出した結果、「□□中学校」と「秋の大運動会」というタグをサジェスト対象とする。これにより、画像データDB221において検索結果となる画像データに付与されたタグのうち、有用なものが対象から漏れずにクライアント端末100へサジェストされる可能性が高くなるため、ユーザにとっては、クライアント端末100を用いて自らタグを入力する手間がより少なくなりやすい。
<変形例4>
ユーザが、クライアント端末100を用いてクラウドサイトに接続する都度、このユーザの画像データ全てを対象として、制御部11が、通信部15を用いて、関連情報を検索する指示を管理サーバ装置200に送信するようにしてもよい。この場合、以降の処理は、対象となる画像データの件数が全件という点で異なるのみで、その他の点については実施形態と同様である。このようにすれば、ユーザは、ウェブブラウザを通じてクラウドサイトにアクセスする度に、自らの手間を要することなく新たな関連情報を得られる可能性が高くなる。
<変形例5>
本発明は、管理サーバ装置200のコンピュータに本発明を実現させるためのプログラムや、かかるプログラムを記憶させた光ディスク等の記録媒体としても特定され得る。本発明に係るプログラムは、インターネット等のネットワークを介して、管理サーバ装置200にダウンロードさせ、これをインストールして利用可能にするなどの形態でも提供され得る。
10…クラウド・コンピューティングシステム、11,21…制御部、12,22,22a…記憶部、13…表示部、14…操作部、15,23…通信部、16,24…バス、100,100a,100b,100c…クライアント端末、200,200a…管理サーバ装置、221…画像データDB、222…フィルタリングDB、223…ユーザデータDB、300…検索サーバ装置、400…ネットワーク、500…ウェブブラウザ、501…ユーザID表示領域、502…画像データ一覧表示領域、503…画像表示領域、504…時刻情報表示領域、505…位置情報表示領域、506…タグ表示領域、507…関連情報表示領域、508…タグ登録ボタン、509…関連情報検索ボタン、510…関連情報登録ボタン

Claims (9)

  1. 撮像が行われた日時および前記撮像が行われた位置と対応付けて、前記撮像された画像を表す画像データをクライアント端末から受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した画像データを当該画像データに対応する前記日時及び前記位置と関連付けて記憶する記憶手段であって、当該画像データに対応して、当該画像データが表す画像に関する情報であるタグがある場合には、当該画像データと当該タグとを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された画像データのうち、対応する前記タグが関連付けられている画像データを、前記クライアント端末から指定された日時及び位置を用いて検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された画像データと関連付けて前記記憶手段に記憶されたタグを、前記クライアント端末に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記記憶手段に記憶された画像データ、または、当該画像データに関連付けられて前記記憶手段に記憶されたタグを検索キーとして、検索エンジンに検索処理を実行させる実行制御手段を備え、
    前記送信手段は、前記実行制御手段が前記検索エンジンに実行させた検索処理により得られた検索結果を前記クライアント端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記検索手段の検索結果に含まれる画像データと関連付けて前記記憶手段に記憶されたタグを、指定された条件でフィルタリングするフィルタリング手段を備え、
    前記送信手段は、
    前記フィルタリング手段によってフィルタリングされた結果のタグを、前記クライアント端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ装置。
  4. 前記記憶手段は、
    前記撮像された画像を表す画像データと、当該撮像を行ったユーザの属性に関するユーザ情報と、当該ユーザを識別するユーザ識別子とを対応付けて記憶し、
    前記検索手段は、
    前記記憶手段において前記タグが関連付けられている画像データのうち、前記クライアント端末から指定されたユーザ識別子のユーザの属性との関連度が決められた閾値以上の画像データを、前記クライアント端末から指定された日時及び位置を用いて検索する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  5. 前記送信手段は、
    前記検索手段による検索結果に複数の画像データが含まれる場合には、当該複数の画像データの各々と関連付けて前記記憶手段に記憶された複数のタグの各々の論理演算の積に相当する内容を前記クライアント端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  6. 前記送信手段は、
    前記検索手段による検索結果に複数の画像データが含まれる場合には、当該複数の画像データの各々と関連付けて前記記憶手段に記憶された複数のタグの各々の論理演算の和に相当する内容を前記クライアント端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  7. 前記実行制御手段は、前記受信手段が前記画像データを受信する都度、前記検索エンジンに前記検索処理を実行させる
    ことを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に記載のサーバ装置。
  8. コンピュータを、
    撮像が行われた日時および前記撮像が行われた位置と対応付けて、前記撮像された画像を表す画像データをクライアント端末から受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した画像データを当該画像データに対応する前記日時及び前記位置と関連付けて記憶する記憶手段であって、当該画像データに対応して、当該画像データが表す画像に関する情報であるタグがある場合には、当該画像データと当該タグとを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された画像データのうち、対応する前記タグが関連付けられている画像データを、前記クライアント端末から指定された日時及び位置を用いて検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された画像データと関連付けて前記記憶手段に記憶されたタグを、前記クライアント端末に送信する送信手段
    として機能させるプログラム。
  9. コンピュータが、撮像が行われた日時および前記撮像が行われた位置と対応付けて、前記撮像された画像を表す画像データをクライアント端末から受信する受信ステップと、
    コンピュータが、前記受信ステップにおいて受信した画像データを当該画像データに対応する前記日時及び前記位置と関連付けて記憶する記憶ステップであって、当該画像データに対応して、当該画像データが表す画像に関する情報であるタグがある場合には、当該画像データと当該タグとを関連付けて記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    コンピュータが、前記記憶手段に記憶された画像データのうち、対応する前記タグが関連付けられている画像データを、前記クライアント端末から指定された日時及び位置を用いて検索する検索ステップと、
    コンピュータが、前記検索ステップにおいて検索された画像データと関連付けて前記記憶手段に記憶されたタグを、前記クライアント端末に送信する送信ステップと
    を備えることを特徴とする制御方法。
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