JP2014074552A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷気防止板の取付けを簡素化することができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫1では、冷気防止板50が、野菜室7の天井面CLと野菜室7の背面BKに配置されていることで冷気により野菜室7の容器7F、7G内を間接的に冷却するために、冷気防止板50は、野菜室7の天井面CLに配置される第1カバー部材(第1クリスパカバー部材)51と、第1カバー部材51とは別部材であり第1カバー部材51に対して予め連結されており野菜室7の背面BKに配置される第2カバー部材(第2クリスパカバー部材)52により構成されている。
【選択図】図5
【解決手段】冷蔵庫1では、冷気防止板50が、野菜室7の天井面CLと野菜室7の背面BKに配置されていることで冷気により野菜室7の容器7F、7G内を間接的に冷却するために、冷気防止板50は、野菜室7の天井面CLに配置される第1カバー部材(第1クリスパカバー部材)51と、第1カバー部材51とは別部材であり第1カバー部材51に対して予め連結されており野菜室7の背面BKに配置される第2カバー部材(第2クリスパカバー部材)52により構成されている。
【選択図】図5
Description
本発明の実施の形態は、冷蔵庫に関する。
冷蔵庫には、冷蔵室と野菜室のようなほぼ同等の温度帯に冷却する貯蔵室を上下に並べて配置したものがある。この場合、冷却器により冷却された冷気は、上側の冷蔵室を通過した後、下側の野菜室に供給されるのが一般的である。
通常、野菜室をほぼ密閉して野菜の保存性能を良くするために、すなわち野菜の鮮度を保持するために、野菜室内の湿度を高く保ち、しかも野菜室の容器内に直接冷気が入り込まないようにしている。野菜室内には、扉と共に引き出される容器が配置されている。野菜室の容器内の野菜に直接冷気が入り込まないようにするために、野菜室の天井面と背面には冷気防止板であるクリスパカバーが取り付けられている。冷気は、クリスパカバーに沿って流れて、容器内の野菜には冷気が直接入らずに、容器の周囲を冷気が流れることで野菜を間接的に冷却する(特許文献1を参照)。
上述したクリスパカバーは、野菜室の上部を覆う上部クリスパカバーと、野菜室の背面を覆う後部クリスパカバーの2部品から構成されており、上部クリスパカバーと後部クリスパカバーは、別々に順次野菜室内に取り付けるようになっている。まず、組立作業者は、後部クリスパカバーを野菜室内の背面のファンカバーに仮固定してネジで固定した後、上部クリスパカバーを野菜室の天井面に取り付ける。
このように、組立作業者は、上部クリスパカバーと後部クリスパカバーを野菜室に対して別々に順次取り付ける必要があるので、冷蔵庫の組み立ての際に冷気防止板を野菜室に取り付ける作業が複雑であり手間がかかるので、作業時間がかかってしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、冷気防止板の取付けを簡素化することができる冷蔵庫を提供することにある。
本発明の実施の形態の冷蔵庫は、野菜室の前面開口部を開閉する扉とともに容器を野菜室から引出し可能になっており、容器内に冷気が侵入するのを防止する冷気防止板が、野菜室の天井面と野菜室の背面に配置されていることで冷気により野菜室の容器内を間接的に冷却する冷蔵庫であって、冷気防止板は、野菜室の天井面に配置される第1カバー部材と、第1カバー部材とは別部材であり第1カバー部材に対して予め連結されており野菜室の背面に配置される第2カバー部材と、により構成されている。
以下、図面を用いて、本発明の実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係わる冷蔵庫1の全体を示す斜視図である。
図1に示す冷蔵庫1は、本体2を有している。この本体2の最上部の位置には、両開き式の左右の観音扉(回転扉)3,4で開閉される冷蔵室5を設けられている。これらの観音扉3,4は、それぞれ本体2の回転軸3A,4Aを中心にして開閉可能に取り付けられている。
冷蔵室5の下側には、引出し式扉7aで開閉される野菜室7が設けられている。この野菜室7の下側には、製氷室8と上部冷凍室9が横方向に並んで設けられている。製氷室8は引出し式扉8aで開閉され、上部冷凍室9は引出し式扉9aで開閉される。
本体2の最下部であって、これらの製氷室8と上部冷凍室9の下側には、主冷凍室10が設けられている。主冷凍室10は引出し式扉10aで開閉される。観音扉3,4の下部には、それぞれ指を掛けるための凹状の取っ手3b,4bが扉内部に設けられている。引出し式扉7a、8a、9a、10aの上部には、それぞれ指を掛けるための凹状の取っ手7b、8b、9b、10bが設けられている。
図2は、図1に示す冷蔵庫1の本体2の内部構造例を示す縦方向の断面図である。
図2に示すように、冷蔵庫1の本体2は、鋼板製の外箱2aと、真空形成により設けられる合成樹脂製の内箱2bと、外箱2aと内箱2bの間隙に発泡充填されたウレタンフォームなどの断熱材2cとを有している。この本体2は、前面開口部2Pを有しており、本体2の内部は縦長の貯蔵空間に形成されている。この貯蔵空間は、上方の冷蔵貯蔵空間PSと、下方の冷凍貯蔵空間RSに断熱区画されている。
野菜室7には、引出し式の大型の下部ケース7Fと、下部ケース7F内に配置された小型の上部ケース7Gを備えている。引出し式扉7aは、野菜室7の前面開口部を塞ぐ扉である。引出し式の下部ケース7Fと上部ケース7Gは、引出し式扉7aに支持されており、引出し式扉7aとともに、野菜室7内に収容された状態から野菜室7内からY方向に引き出すことができるようになっている。
図2に示す内箱2bで形成されている冷蔵貯蔵空間PSには、冷蔵室5と野菜室7が、隣接した状態で上下に区分して配置されている。冷蔵室5と野菜室7は、ほぼ同等の温度帯に冷却する冷蔵区画である。冷蔵室5の底部には、天井面CLが冷蔵庫1の前側から後側に向けて、Y方向に固定されている。そして、この天井面CLの下部には、冷気防止板50が天井面CLに対して隙間29を設けるようにして、Y方向に固定されている。野菜室7の収納空間は、天井面CLと、背面BKと、左右の側面部SDと、底部BFにより構成されている直方体状の空間である。
図2に示すこの冷気防止板50は、いわゆるクリスパカバーである。この冷気防止板50は、第1カバー部材である第1クリスパカバー部材51と、第2カバー部材である第2クリスパカバー部材52とにより構成されている。冷気防止板50は、冷蔵室5の収容空間から矢印Fに沿って降りてくる冷気を、野菜室7内の下部ケース7Fと上部ケース7G内に侵入させないようにするためのほぼ断面L字型の部材である。野菜室7内は多湿保持をするが、冷蔵室5は乾燥している。
第1クリスパカバー部材51は、野菜室7の上部の天井面CLを覆う上部クリスパカバーであり、第2クリスパカバー部材52は、野菜室7の背面BKを覆う後部クリスパカバーである。第1クリスパカバー部材51は、下部ケース7Fと上部ケース7Gの上部に位置する天井面CL側に配置されている。組立作業者が冷気防止板50を野菜室7内に入れて取り付ける前に、第2クリスパカバー部材52は、第1クリスパカバー部材51に対して予め連結されており、第2クリスパカバー部材52は、下部ケース7Fと上部ケース7Gの背面BK側に配置されている。
図2に示すように、野菜室7の下方には、断熱壁を介して、製氷室8が配置され、この製氷室8の下方には、主冷凍室10が配置されている。製氷室8には、自動製氷装置8dと貯氷箱8eが設けられている。主冷凍室10には、下部ケース10cと、上部ケース10dを備えている。製氷室8と主冷凍室10は、−18℃〜−20℃に冷却する冷凍貯蔵空間RSである。
冷蔵室5と野菜室7を含む冷蔵貯蔵空間PSの背面には、冷蔵用冷却器11と冷蔵用送風機15が配設されている。これらの冷蔵用冷却器11と冷蔵用送風機15は、冷気ダクト12と冷却カバー13と送風機カバー14によって、冷蔵室5と野菜室7から区画されている。
図2に示すように、冷蔵貯蔵空間PSの下方には、冷凍貯蔵空間RSが設けられている。この冷凍貯蔵空間RSの冷凍用冷却器16の下方には、冷凍用冷却器16を輻射熱で加熱して除霜する除霜ヒータ17、および融解した除霜水を受けて外部の蒸発皿18に導く排水樋(図示せず)が設けられている。冷凍用送風機22が、冷凍用冷却器16の上部に配置されている。
本体2の背面の下部の外側には、機械室19が形成されている。機械室19には、冷凍サイクルの一環をなす圧縮機20や、凝縮器、放熱ファン、除霜水を蒸発させる蒸発皿18が配設されている。機械室19の上部には、冷蔵庫1の運転を制御する制御装置21が設置されている。この制御装置21には、冷蔵室5、野菜室7、主冷凍室10の各室内に設けた温度センサー23、24、25からの検出信号と、冷蔵室5や主冷凍室10の扉開閉を検出する各検出スイッチからの検出信号が入力される。また、制御装置21には、冷蔵室5の扉前面に設置した操作パネルを使用者が操作すると、その使用者の操作による冷却モードの切換えなどの信号が入力される。制御装置21は、事前に備えた制御プログラムに基づき、圧縮機20の制御、冷凍サイクルの冷媒切換え、冷蔵用送風機15の制御、冷凍用送風機22の制御、操作パネルの表示を行う。
次に、冷蔵庫1を運転している時の冷気の流れについて説明する。
図2に示す圧縮機20を駆動すると、制御装置21に基づいて冷凍サイクルにより、冷媒が冷蔵用冷却器11や冷凍用冷却器16に供給されるので、冷蔵用冷却器11や冷凍用冷却器16は、それぞれ冷媒を所定温度に冷却する。
冷蔵用冷却器11で冷却された冷気は、矢印Fで示すように、冷蔵用送風機15によって冷気ダクト12に送られ、冷気ダクト12に適当な間隔をおいて設けられた複数の冷気吹き出し口12aから冷蔵室5内に噴出して、冷蔵室5内を所定の設定温度、例えば、約3℃に冷却する。
冷蔵室5内を循環した冷気は、矢印Fで示すように、冷蔵室5の下方に向かい、冷気防止板50の直上に対応する天井面CLに至る。天井面CLは、内箱2bの側面部SDに対して気密に取り付けられている。このため、冷蔵室5内を循環した冷気は、天井面CLに沿って後方に流れて、天井面CLの後部に開口した冷気の流入口28から、冷気防止板50の第2クリスパカバー部材52と冷却器カバー13との間隙29Bに流入する。これにより、この間隙29Bに導かれた冷気は、野菜室7の下部ケース7Fと上部ケース7G内の野菜には直接侵入しないで、下部ケース7Fと上部ケース7G内の野菜を間接的に冷却して冷蔵用送風機15から冷蔵用冷却器11に戻される。
これにより、冷気は野菜室7の下部ケース7Fと上部ケース7G内の野菜には直接流入せず、野菜室7の下部ケース7Fと上部ケース7G内の野菜は、冷気防止板50の第1クリスパカバー部材51の上部の隙間29および冷気防止板50の第2クリスパカバー部材52の背面を流れる冷気により間接的に冷却される。しかも冷気は、高湿度を保ちながら冷蔵室5の温度よりはやや高い7℃程度で、下部ケース7Fと上部ケース7G内の野菜を冷却することができる。例えば、野菜室7内を冷気で間接的に冷却する際に、冷蔵側冷却器11の着霜状態で冷蔵側冷却器11の除霜を行うことで、湿度約100%のうるおい冷気を野菜室7に送り込むことができ、野菜室7内の湿度を約95パーセント以上に維持できる構造になっている。
一方、図2に示す冷凍貯蔵空間RSの冷却については、図1に示す製氷室8と上部冷凍室9と主冷凍室10の後部である本体2の背面に、冷気を循環するための冷気ダクト27が配置されている。冷凍用冷却器16によって冷却された冷気は、冷凍用送風機22により、矢印Gで示すように、冷気ダクト27に沿って製氷室8と上部冷凍室9と主冷凍室10に向かって送風する。その後製氷室8と上部冷凍室9と主冷凍室10を冷却した冷気は、矢印Gで示すように、主冷凍室10の下方に向かい、冷気ダクト27の下方に設けられた吸い込み口30に吸い込まれて、冷凍用冷却器16によって再び冷却されるとともに、冷凍用送風機22によって冷気の循環を繰り返す。
図3は、図2に示す冷蔵用送風機15およびその付近を覆っている送風機カバー(ファンカバー)14の形状例を示す斜視図である。図3に示す送風機カバー14は、上部冷気取入れ口101と、下部冷気取入れ口102と、リブ103を有している。このリブ103は、X方向に沿って形成されている。リブ103は複数の穴部104を有している。リブ103の穴部104には、後で説明するが、図2に示す冷気防止板50の第2クリスパカバー部材52の差し込み用の爪部が、上から差し込まれることで、第2クリスパカバー部材52の位置を保持することができる。
図4は、図2に示す冷気防止板50の構造例を斜め後ろから見た斜視図である。図5は、図5の冷気防止板50の分解斜視図である。図6は、冷気防止板50の第1クリスパカバー部材51を斜め後ろから見た斜視図である。
図4に示すように、冷気防止板50は、第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52とを、図2に示す野菜室7内に取り付ける前に予め連結することで一体物として使用される。第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52は、プラスチック製の長方形の板材である。第1クリスパカバー部材51のサイズは、第2クリスパカバー部材52のサイズに比べて大きい。第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52のX方向の幅寸法は、図2に示す野菜室7の前面開口部に入る大きさであり、第1クリスパカバー部材51のY方向の奥行寸法は、野菜室7の奥行寸法よりもやや小さい。
このように、冷気防止板50を、第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52に分けて2部品としているのは、次の理由からである。すなわち、第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52はそれぞれ比較的面積の大きい部品であり、しかも冷気防止板50は断面L字型を有しているので、一体物の冷気防止板50をプラスチック成形するためには、成形用の金型が大型化し、金型の構造が複雑になり金型製作費用が高価である。
そこで、金型製作費用を抑制するために、冷気防止板50を、第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52に分けて2部品として別々に成形し、そして冷気防止板50は、第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52とを、図2に示す野菜室7内に取り付ける前に予め連結することで一体物として構成するようにしている。
図7は、冷気防止板50が、図2に示すように、野菜室7に取り付けられた状態を示す断面図である。図8は、図7に示す冷気防止板50の第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52の連結部分60を拡大して示す断面図である。
図2に示すように、第1クリスパカバー部材51は、野菜室7の下部ケース7Fと上部ケース7Gの上部を覆うことで、冷気を野菜室7の下部ケース7Fと上部ケース7G内の野菜に侵入させないように導く役割を有する。第2クリスパカバー部材52は、野菜室7の下部ケース7Fと上部ケース7Gの背面BKを覆うことで、冷気を野菜室7の下部ケース7Fと上部ケース7G内の野菜に侵入させないように冷蔵用送風機15側に導く役割を有する。
まず、図4から図6を参照して、第1クリスパカバー部材51の構造を説明する。
図5と図6に示すように、第1クリスパカバー部材51は、前端部51Aと後端部51Bと、右側の側端部51Cと左側の側端部51Dを有している。前端部51Aと後端部51BはX方向に沿って平行であり、右側の側端部51Cと左側の側端部51DはY方向に沿って平行である。
図6に示すように、第1クリスパカバー部材51の上面側には、前端部51Aに沿って、2つのファスナー53と、2つの爪部54が設けられている。2つのファスナー53と2つの爪部54は、第1クリスパカバー部材51を、図7に示す野菜室7の天井面CLに対して押し込むことで、ワンタッチではめ込んで固定するための固定部材である。図9(A)は、図7のA−A線におけるファスナー53の連結構造を示す断面図である。2つのファスナー53は、図9(A)に示すように、Z1方向(上方向)に突出した先細りの部材である。
図9(B)は、図7のA−A線における爪部54の連結構造を示す断面図である。図10(A)は、図6のB−B線における構造を示す断面図である。図10(B)は、図6のC−C線における構造を示す断面図である。図11(A)は、冷気防止板50の第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52の連結部分60を示す断面図である。図11(B)は、図11(A)のD−D線における連結部分60の断面図である。
図9(B)と図10(A)と図10(B)に示すように、2つの爪部54は、Z1方向(上方向)に突出した部材であり、引っ掛けて係止するための係止部分54Aを有している。2つの爪部54は、図6に示すように前端部51Aの左右端部にそれぞれ配置され、2つのファスナー53は、2つの爪部54の間で、同じ間隔をおいて配置されている。2つの爪部54のそれぞれ外側には、コーナーシール材51Sが配置されている。コーナーシール材51Sは、図10(A)に示している。ここで、X、Y、Z1(Z2)方向は、互いに直交している。
図5と図6に示すように、第1クリスパカバー部材51の後端部51Bには、3つの連結突起部55が互いに同じ間隔をおいてZ2方向(下方向)に突出するように設けられている。各連結突起部55は、図11(B)に示すように左右のの係止部分55Aを有している。
図5と図6に示すように、第1クリスパカバー部材51の上面側には、前端部51Aに沿って、帯状のシール材61が例えば粘着剤を用いて貼り付けることにより固定されている。シール材61は、図7に示す野菜室7の天井面CLに当たって弾性変形することで、第1クリスパカバー部材51の前端部51Aと野菜室7の天井面CLとの間の気密性を確保する役割を有する。このシール材61は、図10(A)にも示している。
また、図6に示すように第1クリスパカバー部材51の後端部51Bの後端面には、別の帯状のシール材62が例えば粘着剤により貼り付けることにより固定されている。このシール材62は、例えばスポンジやゴム等により作られている。シール材62は、図11(A)に示すように、冷気防止板50の連結部分60において、第1クリスパカバー部材51の後端部51Bと第2クリスパカバー部材52の上端部52Bの間に配置されることで、第1クリスパカバー部材51の後端部51Bと第2クリスパカバー部材52の上端部52Bの間における気密性を確保する役割を有する。しかも、このシール材62が冷気防止板50の連結部分60に介在されているので、図7に示すように冷気防止板50を野菜室7内に取り付ける際に、組立作業者は冷気防止板50の連結部分60を柔軟に曲げることができるようになっている。
図5と図10(B)に示すように、第1クリスパカバー部材51の右側の側端部51Cと左側の側端部51Dには、パッキン63がはめ込むことでそれぞれ取り付けられている。図10(B)に示すように、パッキン63は、図2に示す野菜室7の側面部SDに対して気密性を良好にするために、複数の接触部材64が側方に突出して形成されている。これらの接触部材64は、柔らかく変形しやすい薄板の部材であり、野菜室7の側面部SDに密着しながら弾性変形することにより、右側の側端部51Cと野菜室7の側面部SDとの間の気密性と、左側の側端部51Dと野菜室7の側面部SDとの間の気密性を、十分に確保する役割を有する。
図5に示すように、第2クリスパカバー部材52は、上端部52Aには3つの差し込み穴部66を有し、下端部52Bには3つの差し込み用の爪部67を有する。第1クリスパカバー部材51の後端部51Bと第2クリスパカバー部材52の上端部52Aとを連結する際には、各差し込み穴部66には、第1クリスパカバー部材51の後端部51Bの連結突起部55がそれぞれ差し込まれる。
また、図7に示すように冷気防止板5を野菜室7内に取り付ける際には、各差し込み用の爪部67は、図7に示すように、リブ103の穴部104に差し込むことで保持することができる。しかも、図5に示すように、下端部52Bには2つの位置決め用凹部68が設けられている。これらの位置決め用凹部68は、図3に示す送風機カバー14の左右の凸部14Rにそれぞれかみ合うことで、第2クリスパカバー部材52の図3におけるX、Y、Z1(Z2)方向に関する位置決めを行うことができる。
次に、上述した構造を有する冷気防止板50を、図7に示すように野菜室7内に取り付ける作業手順を、図12から図14と、図7を参照して説明する。
図12は、冷気防止板50を、野菜室7の天井面CLと背面(後部)BKに対して取り付ける前の状態を示す断面図である。図13は、冷気防止板50の第2クリスパカバー部材52を、野菜室7の背面(後部)BKに対して、先に取り付けようとする状態を示す断面図である。図14は、冷気防止板50の第2クリスパカバー部材52を、野菜室7の背面(後部)BKに対して取り付けた後、次に冷気防止板50の第1クリスパカバー部材51を、野菜室7の天井面CLに対して、取り付けようとする途中の状態を示す断面図である。そして、図7は、冷気防止板50の第1クリスパカバー部材51を、野菜室7の天井面CLに対して取り付けて、冷気防止板50の取付けを完了した状態を示す断面図である。
まず、図6を参照すると、第1クリスパカバー部材51には、予めシール材61,62と、パッキン63と、コーナーシール材51Sが所定の位置に固定されている。図6に示す第1クリスパカバー部材51の3つの連結突起部55が、図5に示す第2クリスパカバー部材52の3つの差し込み穴部66にそれぞれ差し込まれることで、組立作業者が冷気防止板50を野菜室7内に取り付ける前に、図4に示すように、第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52を予め連結することで冷気防止板50を準備することができる。
このため、通常の組み立て作業では、第1クリスパカバー部材と第2クリスパカバー部材が別個になっているので、組立作業者は、野菜室7内において、まず第1クリスパカバー部材を手で持って野菜室の天井面に取り付けて、さらに第2クリスパカバー部材を手で持って野菜室の背面に取り付けるといった、2つの面倒な作業を行う必要がある。しかし、本発明の実施形態における冷気防止板50を用いることでこのような面倒な作業が不要になる。
第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52が既に連結された状態では、図11(B)に示すように、連結突起部55の係止部分55Aが、第2クリスパカバー部材52の上端部52Aの突出部52Dに抜け止めされる。これにより、第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52は外れないようにワンタッチで簡単に連結することができる。連結突起部55の係止部分55Aが、第2クリスパカバー部材52の上端部52Aから抜けることが無く、第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52の連結状態を確実に維持することができる。
しかも、図11(A)に示すように、第1クリスパカバー部材51の後端部51Bと、第2クリスパカバー部材52の上端部52Aとの間には、シール材62が介在されている。これにより、シール材62は、第1クリスパカバー部材51の後端部51Bと、第2クリスパカバー部材52の上端部52Aとの間の気密性を確保することができる。
このようにして、組立作業者は、冷気防止板50は、第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52を、野菜室7内に取り付ける前に予め連結して、一体化された部品にしておく。組立作業者は、図12に示すように、この冷気防止板50を、野菜室7内へY方向に沿って入れる。この場合に、冷気防止板50の第1クリスパカバー部材51を野菜室7の天井面CLに対面するように、しかも冷気防止板50の第2クリスパカバー部材52を背面BKに対面するように、冷気防止板50を、野菜室7内へY方向に沿って入れる。
次に、図12から図13に示すように、第2クリスパカバー部材52の下端部52Bの差し込み用の爪部67を、送風機カバー14のリブ103の穴部104に対して下方向に差し込む。これにより、図13に示すように、第2クリスパカバー部材52の下端部52Bを、送風機カバー14のリブ103に支持させることができる。この時、図4に示す下端部52Bの2つの位置決め用凹部68は、図3に示す送風機カバー14の左右の凸部14Rにそれぞれかみ合うことで、第2クリスパカバー部材52の図3におけるX、Y、Z方向に関する位置決めを行うことができる。
次に、図13から図14に示すように、組立作業者は、冷気防止板50をT方向(斜め上方で、野菜室7の奥方向)に押し込むことで、第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52の連結部分60を押し曲げて、第1クリスパカバー部材51の後端部51Bを背面BK側に押し入れる。このように連結部分60を押し曲げることができるのは、第1カバー部材51と第2カバー部材52の連結部分60が、連結突起部55を差し込み穴部66に差し込むだけで、遊びを持たせた連結状態にしてあり、しかもシール材62を介在させているからである。このシール材62が連結部分60の弾性変形を吸収する。
そして、図14に示すように、組立作業者は、第1クリスパカバー部材51の前端部51AをRS方向に持ち上げて、第1クリスパカバー部材51の前端部51Aを天井面CLに押し付ける。これにより、図7に示すように第1クリスパカバー部材51は、2つのファスナー53と2つの爪部54を用いて、野菜室7の天井面CLに対してワンタッチで簡単に固定することができる。
具体的な第1クリスパカバー部材51の前端部51Aの固定構造は、図9に示している。図9(A)は、第1クリスパカバー部材51の前端部51Aが、ファスナー53を用いて、野菜室7の天井面CLに対して固定されている状態を示している。図9(B)は、第1クリスパカバー部材51の前端部51Aが、爪部54を用いて、野菜室7の天井面CLに対して固定されている状態を示している。
図9(A)に示すように、野菜室7の天井面CLには、筒状の受け部70がZ1方向(上方向)に向けて設けられている。オス部材であるファスナー53はこのメス部材である受け部70に対してZ1方向に単純に押し込むことで、第1クリスパカバー部材51の前端部51Aが、ファスナー53を用いて、野菜室7の天井面CLに対して固定できる。これにより、第1クリスパカバー部材51の前端部51Aは、Z2方向(下方向)に抜けないようにして位置決めして固定されている。
しかも、図9(B)に示すように、野菜室7の天井面CLには、抜け止め部材71がZ1方向に向けて設けられている。第1クリスパカバー部材51の前端部51Aの爪部54がZ1方向に押し込まれると、爪部54の係止部分54Aが抜け止め部材71に引っ掛かることから、爪部54がZ2方向へ抜けなくなる。これにより、たとえ図9(A)に示す第1クリスパカバー部材51にZ2方向(下方向)に強い力が掛かったとしても、爪部54の係止部分54Aと抜け止め部材71Tの係合により、ファスナー53は受け部70から抜け出ることを防げるので、冷気防止板50の取付け状態の保持を確実に行える。この第1クリスパカバー部材51の前端部51Aの幅寸法は、図2に示す野菜室7の前面開口部の開口幅とほぼ同じであるが、このように第1クリスパカバー部材51の前端部51Aの幅寸法が大きくても、第1クリスパカバー部材51は2つのファスナー53と、2つの爪部54を用いて確実に固定することができる。
このように、第2カバー部材52を野菜室7の背面BKに取り付けた後、第1カバー部材51と第2カバー部材52の連結部分60は、野菜室7の背面BK側に押し付けて変形させながら、第1カバー部材51を野菜室7の天井面CLに取り付けることができるので、冷却防止板50の取り付け作業を簡素化することができる。
図4に示す第1クリスパカバー部材51は、野菜室7の天井面CLに対して、2つのファスナー53と2つの爪部54を用いて、はめ込むだけで、ワンタッチで簡単にしかも確実に固定することができる。第1クリスパカバー部材51は、野菜室7の天井面CLに取り付けられると、図4に示す第1クリスパカバー部材51のシール材61とコーナーシール材51Sが野菜室7の天井面CLに対して密着され、しかも左右のパッキン63,63が、野菜室7の側面部SDに対して弾性変形することで密着される。これにより、第1クリスパカバー部材51と天井面CLと野菜室7の側面部SDとの間で気密性が確保できる。
図7に示すように、冷気防止板50が野菜室7の天井面CLと背面BKに対応して取り付けられると、図2に示す冷蔵室5から流れてくる冷気は、矢印Fで示すように冷気防止板50の連結部分60の背面側と、第2クリスパカバー部材52の背面側を通過して、送風機カバー14を通り、図2に示す冷蔵用冷却器11に戻される。これにより、第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52は、野菜室7の引出し式の下部ケース7Fと上部ケース7G内への冷気の侵入を遮断することができる。
以上説明したように、冷気防止板50の第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52は、野菜室7の外で予め連結して組み立てることで一体物にしてから、この組立が終わった冷気防止板50を、野菜室7内に入れて天井面CLと背面BK側に組み付けることができる。これにより、組立作業者による冷気防止板50の取り付け作業性を向上でき、冷気防止板50による気密性を高めることができる。
冷気防止板50の第1クリスパカバー部材51は、野菜室7の天井面CLに取り付けられるとともに、冷気防止板50の第2クリスパカバー部材52は、野菜室7の背面BKに取り付けられることで、図2に示す野菜室7では、冷気が、矢印Fで示すように、野菜室7の背面BKの上部にある冷気の流入口28から第2クリスパカバー部材52の背面を通るので、引出し式の下部ケース7Fと上部ケース7G内へ侵入するのを防止するとともに、この冷気により下部ケース7Fと上部ケース7G内を間接的に冷却することができる。
ところで、冷気防止板50の第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52は、別部材であるので、第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52は、必要に応じて異なる色に設定することができる。
例えば使用者が、図2に示す引出し式の下部ケース7Fと上部ケース7Gを野菜室7内から引き出して野菜室7内の掃除をする場合には、第2クリスパカバー部材52と図3に示す送風機カバー14は、使用者から直接見える位置にある。冷気防止板50は、第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52を連結することで構成できるので、第2クリスパカバー部材52と送風機カバー14は、例えば同じ青色の部材にすることができる。これにより、野菜室7内における第2クリスパカバー部材52の色と送風機カバー14の色を統一化することができるので、外観意匠的に見栄えが良好になる。
本発明の実施形態の冷蔵庫1では、野菜室7の前面開口部を開閉する扉とともに容器7F、7Gを野菜室7から引出し可能になっており、容器7F、7G内に冷気が侵入するのを防止する冷気防止板50が、野菜室7の天井面CLと野菜室7の背面BKに配置されていることで冷気により野菜室7の容器7F、7G内を間接的に冷却する。この冷気防止板50は、野菜室7の天井面CLに配置される第1カバー部材(第1クリスパカバー部材)51と、第1カバー部材51とは別部材であり第1カバー部材51に対して予め連結されており野菜室7の背面BKに配置される第2カバー部材(第2クリスパカバー部材)52により構成されている。これにより、組立作業者は、予め組み立てておいた冷気防止板50を野菜室7の天井面CLと背面BKに対して容易に取り付けることができ、冷気防止板50の取り付け作業を簡素化することができる。
第1カバー部材51と第2カバー部材52の連結部分60の間には、シール材62が配置されている。これにより、シール材62は、第1カバー部材51と第2カバー部材52の連結部分60の気密性を確保できるので、冷気防止板50が第1カバー部材51と第2カバー部材52を予め連結することで構成されているにもかかわらず、冷気が冷気防止板50の連結部分60から野菜室7の容器7F、7G内に侵入することを防止できる。
第1カバー部材51は連結突起部55を有し、第2カバー部材52は、第1カバー部材51の連結突起部55を差し込むことで第1カバー部材51と第2カバー部材52を連結するための差し込み穴部66を有する。これにより、第1カバー部材51と第2カバー部材52の連結部分60は、連結突起部55を差し込み穴部66に差し込むだけで、遊びを持たせて連結できる。このため、第2カバー部材52を野菜室7の背面BKに取り付けた後、第1カバー部材51と第2カバー部材52の連結部分60は、野菜室7の背面BK側に押し付けて変形させながら、第1カバー部材51を野菜室7の天井面CLに取り付けることができ、冷却防止板50の取り付け作業を簡素化することができる。
第1カバー部材51は、第1カバー部材51の前端部51Aに配置されて野菜室の天井面に密着されるシール材61を有し、第1カバー部材51の左右の端部には、第1カバー部材51の左右の端部と野菜室の側面部との間を塞ぐパッキン材63を有している。これにより、シール材61とパッキン材63は、第1カバー部材51と野菜室7の天井面CLとの間の気密性を保持できるので、第1カバー部材51は、野菜室7の容器7F、7G内への冷気の侵入を防止することができる。
野菜室7の背面CLには送風機を覆う送風機カバー14が配置され、第2カバー部材52の下端部には、送風機カバー14に取り付ける爪部55が設けられ、第1カバー部材51の前端部には、野菜室7の天井面CLにはめ込んで固定するための固定部材(53,54)が設けられている。これにより、第2カバー部材52の下端部の爪部55を送風機カバー14に載せて取り付けた後、第1カバー部材51の前端部の固定部材(53,54)を野菜室7の天井面CLに押し込めばよい。したがって、冷気防止部材50は、ネジなどを用いずに野菜室7内に簡単に取り付けることができる。
第2カバー部材の色は、野菜室の背面に配置された送風機カバーの色に合わせている。これにより、野菜室7から容器7F、7Gを取り出した際に、使用者が直接見える野菜室7の背面BKの色を統一化することができるので、意匠的に見栄えが良好になる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な態様で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、図1に示す冷蔵庫1の構造は、一例であり、任意の構造を採用することができる。
図示した本発明の実施形態では、野菜室には、超音波振動により水分のミストを生成して送ることで、野菜室の湿度を高く保つようにしても良い。なお、第1クリスパカバー部材51と第2クリスパカバー部材52は、連結部分で弾性変形して折れ曲がるようにすれば、1部品として成形して作っても良い。
1 冷蔵庫
2 本体
3 観音扉
4 観音扉
5 冷蔵室
7 野菜室
7F 野菜室の容器
7G 野菜室の容器
14 送風機カバー
50 冷気防止板
51 第1クリスパカバー部材(第1カバー部材)
52 第2クリスパカバー部材(第2カバー部材)
53 ファスナー(固定部材)
54 爪部(固定部材)
55 連結突起部
60 連結部分
61 シール材
62 シール材
63 パッキン材
66 差し込み穴部
CL 天井面
BK 背面
PS 冷蔵貯蔵空間
RS 冷凍貯蔵空間
2 本体
3 観音扉
4 観音扉
5 冷蔵室
7 野菜室
7F 野菜室の容器
7G 野菜室の容器
14 送風機カバー
50 冷気防止板
51 第1クリスパカバー部材(第1カバー部材)
52 第2クリスパカバー部材(第2カバー部材)
53 ファスナー(固定部材)
54 爪部(固定部材)
55 連結突起部
60 連結部分
61 シール材
62 シール材
63 パッキン材
66 差し込み穴部
CL 天井面
BK 背面
PS 冷蔵貯蔵空間
RS 冷凍貯蔵空間
Claims (6)
- 野菜室の前面開口部を開閉する扉とともに容器を前記野菜室から引出し可能になっており、前記容器内に冷気が侵入するのを防止する冷気防止板が、前記野菜室の天井面と前記野菜室の背面に配置されていることで前記冷気により前記野菜室の前記容器内を間接的に冷却する冷蔵庫であって、
前記冷気防止板は、前記野菜室の前記天井面に配置される第1カバー部材と、前記第1カバー部材とは別部材であり前記第1カバー部材に対して予め連結されており前記野菜室の前記背面に配置される第2カバー部材と、により構成されていることを特徴とする冷蔵庫。 - 前記第1カバー部材と前記第2カバー部材の連結部分の間には、シール材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記第1カバー部材は連結突起部を有し、前記第2カバー部材は、前記第1カバー部材の前記連結突起部を差し込むことで前記第1カバー部材と前記第2カバー部材を予め連結するための差し込み穴部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
- 前記第1カバー部材は、前記第1カバー部材の前端部に配置されて前記野菜室の前記天井面に密着されるシール材を有し、前記第1カバー部材の左右の端部には、前記第1カバー部材の前記左右の端部と前記野菜室の側面部との間を塞ぐパッキン材と、を有していることを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
- 前記野菜室の前記背面には送風機を覆う送風機カバーが配置され、前記第2カバー部材の下端部には、前記送風機カバーに取り付ける爪部が設けられ、前記第1カバー部材の前端部には、前記野菜室の前記天井面にはめ込んで固定するための固定部材が設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記第2カバー部材の色は、前記野菜室の前記背面に配置された前記送風機カバーの色に合わせていることを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012222764A JP2014074552A (ja) | 2012-10-05 | 2012-10-05 | 冷蔵庫 |
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Family Applications (1)
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JP2012222764A Pending JP2014074552A (ja) | 2012-10-05 | 2012-10-05 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2014074552A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019082287A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | アクア株式会社 | 冷蔵庫 |
-
2012
- 2012-10-05 JP JP2012222764A patent/JP2014074552A/ja active Pending
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JP2019082287A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | アクア株式会社 | 冷蔵庫 |
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