JP2014073382A - 組織接触の光学検出のためのデバイスおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】組織接触の光学検出のためのデバイスを提供すること。
【解決手段】表面接触検出デバイスを備える電気外科デバイスであって、該表面接触検出デバイスは:レンズ部材;光学信号を発生させるための少なくとも1つの光学トランスミッタ275;および該レンズ部材によって反射された光学信号を受信するための少なくとも1つの光学レシーバ277を備え;該レンズ部材は、該レンズ部材が組織Tと接触して配置されているときに、該少なくとも1つの光学トランスミッタ275と該少なくとも1つの光学レシーバ277とが通信することを可能にするように適合されている、電気外科デバイス。
【選択図】図13
【解決手段】表面接触検出デバイスを備える電気外科デバイスであって、該表面接触検出デバイスは:レンズ部材;光学信号を発生させるための少なくとも1つの光学トランスミッタ275;および該レンズ部材によって反射された光学信号を受信するための少なくとも1つの光学レシーバ277を備え;該レンズ部材は、該レンズ部材が組織Tと接触して配置されているときに、該少なくとも1つの光学トランスミッタ275と該少なくとも1つの光学レシーバ277とが通信することを可能にするように適合されている、電気外科デバイス。
【選択図】図13
Description
(背景)
(1.技術分野)
本開示は、医療手順を実施するための電気外科システムおよび電気外科デバイスに関する。本開示はまた、電気外科デバイスと関連して使用するための検出デバイスに関する。より特定すると、本開示は、電気外科デバイスの表面と組織との表面接触の光学検出のための、システム、デバイスおよび方法に関する。本開示はまた、誘電構造体を有する導波管を備える電気外科デバイスに関する。本開示はまた、取り外し可能な誘電構造体を有する導波管を備える電気外科デバイスに関する。本開示はまた、これらを使用して組織にエネルギーを方向付ける方法に関する。
(1.技術分野)
本開示は、医療手順を実施するための電気外科システムおよび電気外科デバイスに関する。本開示はまた、電気外科デバイスと関連して使用するための検出デバイスに関する。より特定すると、本開示は、電気外科デバイスの表面と組織との表面接触の光学検出のための、システム、デバイスおよび方法に関する。本開示はまた、誘電構造体を有する導波管を備える電気外科デバイスに関する。本開示はまた、取り外し可能な誘電構造体を有する導波管を備える電気外科デバイスに関する。本開示はまた、これらを使用して組織にエネルギーを方向付ける方法に関する。
(2.関連技術の考察)
電気外科器具は、外科医によって広く使用されている。電気外科手術は、外科手術手順中に熱エネルギーおよび/または電気エネルギーを加えて、生物学的組織を切断するか、解剖するか、切除するか、凝固させるか、焼灼するか、密封するか、または他の方法で処置することを包含する。電気外科手術は代表的に、ハンドピースを使用して実施され、このハンドピースは、電気外科手術手順中に組織部位にエネルギーを伝送するように適合された外科手術器具(例えば、エンドエフェクタ、切除プローブ、または電極)、エネルギーを出力するように作動可能な電気外科発電機、およびこの外科手術器具をこの発電機に作動可能に接続するケーブルアセンブリを備える。
電気外科器具は、外科医によって広く使用されている。電気外科手術は、外科手術手順中に熱エネルギーおよび/または電気エネルギーを加えて、生物学的組織を切断するか、解剖するか、切除するか、凝固させるか、焼灼するか、密封するか、または他の方法で処置することを包含する。電気外科手術は代表的に、ハンドピースを使用して実施され、このハンドピースは、電気外科手術手順中に組織部位にエネルギーを伝送するように適合された外科手術器具(例えば、エンドエフェクタ、切除プローブ、または電極)、エネルギーを出力するように作動可能な電気外科発電機、およびこの外科手術器具をこの発電機に作動可能に接続するケーブルアセンブリを備える。
特定の疾患の処置は、悪性組織増殖(例えば、腫瘍)の破壊を必要とする。電磁放射線が、腫瘍細胞を加熱して破壊するために使用され得る。処置は、がん性腫瘍が同定された組織に切除プローブを挿入することを包含し得る。一旦、これらのプローブが位置決めされると、電磁エネルギーがこれらのプローブを通過させられて周囲の組織に入る。
がんなどの疾患の処置において、特定の型の腫瘍細胞は、健常な細胞が通常損傷を受ける温度よりわずかに低い高温で、変性することが見出されている。公知の処置方法(例えば、高温療法)は、疾患細胞を41℃より高い温度まで加熱し、同時に、隣接する健常細胞を、不可逆な細胞破壊が起こる温度より低温に維持する。これらの方法は、電磁放射線を当てて、組織を加熱し、切除し、そして/または凝固させることを包含する。マイクロ波エネルギーが、これらの方法を実施するために、時々利用される。電磁放射線を利用して組織を加熱する他の手順もまた、組織の凝固、切断および/または切除を包含する。
電磁放射線を利用する電気外科デバイスは、種々の使用および用途のために開発されている。高いエネルギーバーストを短時間にわたって提供するために使用され得る、多数のデバイスが、種々の組織に対する切断効果および凝固効果を達成するために利用可能である。切除手順を実施するために使用され得る、多数の異なる種類の装置が存在する。代表的に、切除手順において使用するためのマイクロ波装置は、エネルギー源として機能するマイクロ波発生機、およびエネルギーを標的組織に方向付けるためのアンテナアセンブリを有するマイクロ波外科手術器具(例えば、マイクロ波切除プローブ)を備える。このマイクロ波発生機および外科手術器具は代表的に、複数の導体を有するケーブルアセンブリによって、作動可能に結合される。これらの導体は、マイクロ波エネルギーをこの発電機からこの器具に伝送するため、ならびにこの器具とこの発電機との間で、制御信号、フィードバック信号および識別信号を通信するためのものである。
組織切除用途において使用され得る、使用中の数種のマイクロ波プローブ(例えば、単極、双極および螺旋状)が存在する。マイクロ波伝送線路は代表的に、薄い内側導体を備え、この薄い内側導体は、この伝送線路の長手方向軸に沿って延び、そして誘電性材料によって囲まれており、そしてさらに、この誘電性材料の周囲の外側導体によってさらに囲まれており、その結果、この外側導体もまた、この伝送線路の軸に沿って延びる。
生物学的組織の誘電特性は、体内での電磁エネルギーの散逸の決定因子である。組織インピーダンスは、組織の種類によって大きく変わり得、そしてその組織を囲む流体の質および量に従って変わり得る。組織切除の目的で、マイクロ波伝送線路のインピーダンスを組織のインピーダンスに一致させることが必要である。
本発明は、例えば、以下を提供する:
(項目1)
表面接触検出デバイスを備える電気外科デバイスであって、該表面接触検出デバイスは:
レンズ部材;
光学信号を発生させるための少なくとも1つの光学トランスミッタ;および
該レンズ部材によって反射された光学信号を受信するための少なくとも1つの光学レシーバ
を備え;該レンズ部材は、該レンズ部材が組織と接触して配置されているときに、該少なくとも1つの光学トランスミッタと該少なくとも1つの光学レシーバとが通信することを可能にするように適合されている、電気外科デバイス。
(項目2)
上記レンズ部材は、該レンズ部材が組織と接触して配置されているときに、上記少なくとも1つの光学トランスミッタによって発生させられた光学信号を反射するように構成されている、上記項目に記載の電気外科デバイス。
(項目3)
組織にエネルギーを方向付けるように適合されたエネルギーアプリケータをさらに備え、該エネルギーアプリケータは、ハンドル部材を備える、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科デバイス。
(項目4)
上記表面接触検出デバイスは、上記ハンドル部材の遠位端に結合されている、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科デバイス。
(項目5)
上記エネルギーアプリケータは、少なくとも部分的に上記ハンドル部材内に配置されたアンテナアセンブリを備え、該アンテナアセンブリは、導波管を備える、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科デバイス。
(項目6)
上記表面接触検出デバイスは、上記導波管の遠位端に結合されている、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科デバイス。
(項目7)
上記少なくとも1つの光学トランスミッタは、発光ダイオードを備える、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科デバイス。
(項目8)
上記少なくとも1つの光学レシーバは、フォトダイオードを備える、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科デバイス。
(項目9)
電気外科システムであって:
組織にエネルギーを方向付けるように適合されたエネルギーアプリケータ;
電気外科発電源;ならびに
該エネルギーアプリケータと作動可能に関連する表面接触検出デバイスであって、該表面接触検出デバイスは、該電気外科発電源に通信可能に結合されており、該表面接触検出デバイスは:
光学信号を発生させるための少なくとも1つの光学トランスミッタ;
レンズ部材であって、該レンズ部材が組織と接触して配置されているときに、該光学トランスミッタによって発生させられた光学信号を反射するように構成されている、レンズ部材;および
該レンズ部材によって反射された光学信号を受信するための少なくとも1つの光学レシーバ
を備える、表面接触検出デバイス
を備え;該電気外科発電源は、該レンズ部材が組織と接触して配置されていることが決定されるときに、該エネルギーアプリケータにエネルギーを伝送するように適合されている、電気外科システム。
(項目10)
上記電気外科発電源に関連する少なくとも1つの操作パラメータが、上記表面接触検出デバイスから受信された電気信号に基づいて制御される、上記項目に記載の電気外科システム。
(項目11)
上記電気信号は、上記少なくとも1つの光学トランスミッタによって発生させられる光学信号が、上記少なくとも1つの光学レシーバにおいて受信される反射光学信号をもたらすことの決定に応答して、上記表面接触検出デバイスによって発生させられる、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科システム。
(項目12)
上記電気外科発電源に関連する上記少なくとも1つの操作パラメータは、温度、インピーダンス、電力、電流、電圧、操作モード、および電磁エネルギーの印加の持続時間からなる群より選択される、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科システム。
(項目1)
表面接触検出デバイスを備える電気外科デバイスであって、該表面接触検出デバイスは:
レンズ部材;
光学信号を発生させるための少なくとも1つの光学トランスミッタ;および
該レンズ部材によって反射された光学信号を受信するための少なくとも1つの光学レシーバ
を備え;該レンズ部材は、該レンズ部材が組織と接触して配置されているときに、該少なくとも1つの光学トランスミッタと該少なくとも1つの光学レシーバとが通信することを可能にするように適合されている、電気外科デバイス。
(項目2)
上記レンズ部材は、該レンズ部材が組織と接触して配置されているときに、上記少なくとも1つの光学トランスミッタによって発生させられた光学信号を反射するように構成されている、上記項目に記載の電気外科デバイス。
(項目3)
組織にエネルギーを方向付けるように適合されたエネルギーアプリケータをさらに備え、該エネルギーアプリケータは、ハンドル部材を備える、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科デバイス。
(項目4)
上記表面接触検出デバイスは、上記ハンドル部材の遠位端に結合されている、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科デバイス。
(項目5)
上記エネルギーアプリケータは、少なくとも部分的に上記ハンドル部材内に配置されたアンテナアセンブリを備え、該アンテナアセンブリは、導波管を備える、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科デバイス。
(項目6)
上記表面接触検出デバイスは、上記導波管の遠位端に結合されている、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科デバイス。
(項目7)
上記少なくとも1つの光学トランスミッタは、発光ダイオードを備える、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科デバイス。
(項目8)
上記少なくとも1つの光学レシーバは、フォトダイオードを備える、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科デバイス。
(項目9)
電気外科システムであって:
組織にエネルギーを方向付けるように適合されたエネルギーアプリケータ;
電気外科発電源;ならびに
該エネルギーアプリケータと作動可能に関連する表面接触検出デバイスであって、該表面接触検出デバイスは、該電気外科発電源に通信可能に結合されており、該表面接触検出デバイスは:
光学信号を発生させるための少なくとも1つの光学トランスミッタ;
レンズ部材であって、該レンズ部材が組織と接触して配置されているときに、該光学トランスミッタによって発生させられた光学信号を反射するように構成されている、レンズ部材;および
該レンズ部材によって反射された光学信号を受信するための少なくとも1つの光学レシーバ
を備える、表面接触検出デバイス
を備え;該電気外科発電源は、該レンズ部材が組織と接触して配置されていることが決定されるときに、該エネルギーアプリケータにエネルギーを伝送するように適合されている、電気外科システム。
(項目10)
上記電気外科発電源に関連する少なくとも1つの操作パラメータが、上記表面接触検出デバイスから受信された電気信号に基づいて制御される、上記項目に記載の電気外科システム。
(項目11)
上記電気信号は、上記少なくとも1つの光学トランスミッタによって発生させられる光学信号が、上記少なくとも1つの光学レシーバにおいて受信される反射光学信号をもたらすことの決定に応答して、上記表面接触検出デバイスによって発生させられる、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科システム。
(項目12)
上記電気外科発電源に関連する上記少なくとも1つの操作パラメータは、温度、インピーダンス、電力、電流、電圧、操作モード、および電磁エネルギーの印加の持続時間からなる群より選択される、上記項目のうちのいずれかに記載の電気外科システム。
(摘要)
電気外科システムは、エネルギーを組織に方向付けるように適合されたエネルギーアプリケータ、電気外科発電源および表面接触検出デバイスを備える。この表面接触検出デバイスは、このエネルギーアプリケータと作動可能に関連する。この表面接触検出デバイスは、この電気外科発電源に通信可能に結合される。この表面接触検出デバイスは、光学信号を発生させるための少なくとも1つの光学トランスミッタ、レンズ部材が組織と接触して配置されているときにこの光学トランスミッタによって発生させられた光学信号を反射するように構成されたレンズ部材、およびこのレンズ部材によって反射された光学信号を受信するための少なくとも1つの光学レシーバを備える。この電気外科発電源は、このレンズ部材が組織と接触して配置されていることが決定されるときに、エネルギーをこのエネルギーアプリケータに伝送するように適合される。
電気外科システムは、エネルギーを組織に方向付けるように適合されたエネルギーアプリケータ、電気外科発電源および表面接触検出デバイスを備える。この表面接触検出デバイスは、このエネルギーアプリケータと作動可能に関連する。この表面接触検出デバイスは、この電気外科発電源に通信可能に結合される。この表面接触検出デバイスは、光学信号を発生させるための少なくとも1つの光学トランスミッタ、レンズ部材が組織と接触して配置されているときにこの光学トランスミッタによって発生させられた光学信号を反射するように構成されたレンズ部材、およびこのレンズ部材によって反射された光学信号を受信するための少なくとも1つの光学レシーバを備える。この電気外科発電源は、このレンズ部材が組織と接触して配置されていることが決定されるときに、エネルギーをこのエネルギーアプリケータに伝送するように適合される。
(要旨)
本開示の1つの局面によれば、電気外科デバイスが提供される。この電気外科デバイスは、表面接触検出デバイスを備え、この表面接触検出デバイスは、レンズ部材、光学信号を発生させるための1つ以上の光学トランスミッタ、およびこのレンズ部材によって反射された光学信号を受信するための1つ以上の光学レシーバを備える。このレンズ部材は、このレンズ部材が組織と接触して配置されているときに、この1つ以上の光学トランスミッタとこの1つ以上の光学レシーバとが通信することを可能にするように適合される。
本開示の1つの局面によれば、電気外科デバイスが提供される。この電気外科デバイスは、表面接触検出デバイスを備え、この表面接触検出デバイスは、レンズ部材、光学信号を発生させるための1つ以上の光学トランスミッタ、およびこのレンズ部材によって反射された光学信号を受信するための1つ以上の光学レシーバを備える。このレンズ部材は、このレンズ部材が組織と接触して配置されているときに、この1つ以上の光学トランスミッタとこの1つ以上の光学レシーバとが通信することを可能にするように適合される。
本開示の1つの局面によれば、電気外科システムが提供される。この電気外科システムは、エネルギーを組織に方向付けるように適合されたエネルギーアプリケータ、電気外科発電源、および表面接触検出デバイスを備える。この表面接触検出デバイスは、このエネルギーアプリケータと作動可能に関連する。この表面接触検出デバイスは、この電気外科発電源に通信可能に結合される。この表面接触検出デバイスは、光学信号を発生させるための少なくとも1つ以上の光学トランスミッタ、レンズ部材が組織と接触して配置されているときにこの1つ以上の光学トランスミッタによって発生させられた光学信号を反射するように構成されたレンズ部材、およびこのレンズ部材によって反射された光学信号を受信するための1つ以上の光学レシーバを備える。この電気外科発電源は、このレンズ部材が組織と接触して配置されていることが決定されるときに、このエネルギーアプリケータにエネルギーを伝送するように適合される。
この電気外科発電源に関連する1つ以上の操作パラメータは、この表面接触検出デバイスから受信された電気信号に基づいて制御され得る。
これらの局面のうちの任意のものにおいて、このレンズ部材は、このレンズ部材が組織と接触して配置されているときに、この1つ以上の光学トランスミッタによって発生させられた光学信号を反射するように構成されている。
本開示の別の局面によれば、電気外科デバイスが提供される。この電気外科デバイスは、エネルギーを組織に方向付けるように適合されたエネルギーアプリケータを備える。このエネルギーアプリケータは、アンテナアセンブリを備える。このアンテナアセンブリは、導波管を備える。この導波管は、開口端、および内部に1つの空洞を規定する複数の導電性の壁を備える。この空洞は、この開口端と連絡して配置される。複数の誘電層を備える第一の誘電構造体が、少なくとも部分的にこの空洞内に配置される。第二の誘電構造体が、これらの導波管壁の遠位端の遠位に配置され、そしてこの第一の誘電構造体の遠位端に結合される。少なくとも部分的にこの空洞内に配置される、この第一の誘電構造体の誘電層のうちの1つ以上は、この導波管から取り外し可能であるように適合される。
本開示の別の局面によれば、電気外科システムが提供される。この電気外科システムは、エネルギーを組織に方向付けるように適合されたエネルギーアプリケータ、電気外科発電源、およびこのエネルギーアプリケータと作動可能に関連する表面接触検出デバイスを備える。このエネルギーアプリケータは、導波管を備えるアンテナアセンブリを備え、この導波管は、開口端、および内部に1つの空洞を規定する複数の導電性の壁を備える。この空洞は、この開口端と連絡して配置される。このエネルギーアプリケータは、複数の誘電層を備える誘電構造体をさらに備える。この誘電構造体は、少なくとも部分的にこの空洞内に配置される。この表面接触検出デバイスは、この電気外科発電源に通信可能に結合される。この表面接触検出デバイスは、光学信号を発生させるための1つ以上の光学トランスミッタ、レンズ部材が組織と接触して配置されているときにこの1つ以上の光学トランスミッタによって発生させられた光学信号を反射するように構成されたレンズ部材、およびこのレンズ部材によって反射された光学信号を受信するための1つ以上の光学レシーバを備える。この電気外科発電源は、この1つ以上の光学トランスミッタによって発生させられる光学信号が、この1つ以上の光学レシーバにおいて受信される反射光学信号をもたらすことの決定に基づいて、このエネルギーアプリケータにエネルギーを伝送するように適合される。
本開示の別の局面によれば、エネルギーを組織に方向付ける方法が提供される。この方法は、エネルギーを標的組織に送達するために、エネルギーアプリケータを位置決めする最初の工程を包含する。このエネルギーアプリケータは、1つ以上の光学トランスミッタおよび1つ以上の光学レシーバを備える、表面接触検出デバイスを備える。このエネルギーアプリケータは、電気外科発電源と作動可能に関連する。この方法はまた、このエネルギーアプリケータの放射部分が標的組織と接触して配置されているか否かを、この1つ以上の光学トランスミッタによって発生させられる光学信号が、この1つ以上の光学レシーバにおいて受信される反射光学信号をもたらすか否かの決定に基づいて、決定する工程、およびこのエネルギーアプリケータの放射部分が組織と接触して配置されていることが決定された場合、エネルギーをこの電気外科発電源からこの放射部分を通して標的組織に伝送する工程を包含する。
この方法は、警告状態を示す電気信号を、この表面接触検出デバイスを使用して伝送するか否かを決定する工程をさらに包含し得る。警告状態を示す電気信号を伝送するか否かを決定する工程は、エネルギーアプリケータの放射部分が標的組織と接触して配置されているか否かを、この少なくとも1つの光学トランスミッタによって発生させられる光学信号が、この少なくとも1つの光学レシーバにおいて受信される反射光学信号をもたらすか否かの決定に基づいて、監視する工程をさらに包含し得る。警告状態を示す電気信号を伝送するか否かを決定する工程は、少なくとも1つの光学トランスミッタにより発生させられる光学信号が、この少なくとも1つの光学レシーバにおいて受信される反射光学信号を生じないことが決定される場合に、この電気外科発電源からこの放射部分を通してこの標的組織へのエネルギー送達の停止を引き起こす工程をさらに包含し得る。
本開示の別の局面によれば、エネルギーを組織に方向付ける方法が提供される。この方法は、エネルギーを標的組織に送達するために、エネルギーアプリケータを位置決めする最初の工程を包含する。このエネルギーアプリケータは、表面接触検出デバイスを備える。このエネルギーアプリケータは、電気外科発電源と作動可能に関連する。この方法はまた、電気外科発電源からこのエネルギーアプリケータを通して標的組織にエネルギーを伝送する工程、このエネルギーアプリケータの放射部分がこの標的組織と接触して配置されているか否かを、このエネルギーアプリケータに関連する表面接触検出デバイスの1つ以上の光学トランスミッタによって発生させられる光学信号が、この表面接触検出デバイスの1つ以上の光学レシーバにおいて受信される反射光学信号をもたらすか否かの決定に基づいて、監視する工程、およびこの1つ以上の光学トランスミッタによって発生させられる光学信号が、この1つ以上の光学レシーバにおいて受信される反射光学信号をもたらさないことが決定される場合、この電気外科発電源からこの放射部分を通してこの標的組織へのエネルギー送達の停止を引き起こす工程を包含する。
これらの局面のうちの任意のものにおいて、この1つ以上の光学レシーバは、フォトダイオードであり得る。これらの局面のうちの任意のものにおいて、この1つ以上の光学トランスミッタは、発光ダイオード(LED)であり得る。
電磁エネルギーは一般に、エネルギーの増大によって、または波長の減少によって、ラジオ波、マイクロ波、赤外線、可視光、紫外線、X線およびガンマ線に分類される。この説明において使用される場合、「マイクロ波」とは一般に、300メガヘルツ(MHz)(3×108サイクル/秒)〜300ギガヘルツ(GHz)(3×1011サイクル/秒)の周波数範囲内の電磁波をいう。この説明において使用される場合、「切除手順」とは一般に、任意の切除手順(例えば、マイクロ波切除、無線周波数(RF)切除またはマイクロ波切除により補助される切除(resection))をいう。この説明において使用される場合、「エネルギーアプリケータ」とは一般に、発電源(例えば、マイクロ波またはRF電気外科発電機)から組織にエネルギーを伝送するために使用され得る任意のデバイスをいう。
この説明において使用される場合、「伝送線路」とは一般に、1つの点から別の点への信号の伝播のために使用され得る任意の伝送媒体をいう。伝送線路は、例えば、ワイヤ、2ワイヤライン、同軸ワイヤ、および/または導波管であり得る。マイクロストリップ、共面導波路、ストリップ線路または同軸などの伝送線路もまた、導波管であるとみなされ得る。この説明において使用される場合、「導波管」とは一般に、終点間で電磁波を運ぶ任意の直線状構造体をいう。
この説明において使用される場合、「長さ」とは、電気的長さまたは物理的長さをいい得る。一般に、電気的長さとは、伝送媒体内を伝播する信号の波長による、この伝送媒体の長さの表現である。電気的長さは通常、波長、ラジアンまたは度により表される。例えば、電気的長さは、伝送媒体内を伝播する電磁波または電気信号の波長の倍数または約数として表され得る。波長は、ラジアン、または角度の尺度である人工単位(例えば、度)で表され得る。伝送媒体の電気的長さは、その物理的長さに、以下のa対bの比を掛けたものとして表され得る。このaおよびbはすなわち、(a)この媒体を通る電気信号または電磁信号の伝播時間、および(b)自由空間内での、この媒体の物理的長さと等しい距離にわたっての電磁波の伝播時間である。電気的長さは一般に、物理的長さとは異なる。適切な反応性要素(容量性または誘導性)の添加によって、電気的長さは、物理的長さより有意に短くも、有意に長くもされ得る。
この説明において使用される場合、「スイッチ」(単数または複数)とは一般に、電子デバイスもしくはその構成要素、器具、設備、伝送線路もしくはそれへの接続品および付属品、またはソフトウェアの接続および接続解除の目的に一般に適う、任意の電気的アクチュエータ、機械的アクチュエータ、電磁アクチュエータ(回転可能なアクチュエータ、旋回可能なアクチュエータ、トグル様アクチュエータ、ボタンなど)、光学アクチュエータ、または任意の適切なデバイスをいう。
光は、反射または屈折のいずれかをされるまで直線として移動する、電磁波であるとみなされ得る(重力および電磁力の影響が予想される)。光の反射は、光波が、放射線のエネルギーを吸収しない表面または他の境界に遭遇して、その波がこの表面から跳ね返る場合に起こる。一般に、入ってくる光波は入射波(本来の波)と称され、そしてこの表面から跳ね返る波は反射波と称される。この説明において使用される場合、「反射率」とは一般に、反射点における反射波対入射波の比をいう。光の屈折は、光波が、所定の屈折率を有する媒体から別の屈折率を有する媒体へと移動するときに起こる。この説明において使用される場合、「屈折」とは一般に、波が1つの媒体から別の媒体に伝わるときに起こるような、波の速度の変化に起因するこの波の方向の変化をいう。この説明において使用される場合、「屈折率」とは一般に、真空中または空気中での光速と比較して、光の速度が媒体の内側でいかほど低下するかの尺度をいう。
この説明において使用される場合、「光源」とは一般に、全ての照射源をいい、フォトルミネセンス源、蛍光源、りん光源、レーザー、エレクトロルミネセンス源(例えば、エレクトロルミネセンスランプ)、および発光ダイオードが挙げられる。この説明において使用される場合、「発光ダイオード」とは一般に、電気信号を受信すること、およびこの信号に応答して光の色を生成することが可能である、任意のシステムをいう。従って、「発光ダイオード」は、本明細書中で使用される場合、全ての型の発光ダイオード(LED)(白色LED、赤外線LED、紫外線LED、可視色LED、発光ポリマー、電流に応答して光を生成する半導体色素、有機LED、エレクトロルミネセンスストリップ、光を発するケイ素ベースの構造体、および他のこのようなシステムが挙げられる)を包含する。この説明において使用される場合、「色」とは一般に、可視光スペクトル、スペクトルの赤外領域および紫外領域、ならびに照射源が放射線を発生させ得る電磁スペクトルの他の領域内の、電磁放射線の任意の周波数、または異なる周波数の組み合わせをいう。
この説明において使用される場合、「光学レシーバ」とは一般に、入ってくる光学信号を電気信号に転換するデバイスをいう。光学レシーバは、検出器の形態の変換器を備え得、この検出器は、フォトダイオードまたは他のデバイスであり得る。この説明において使用される場合、「光学トランスミッタ」とは一般に、光学信号を出力するデバイスをいい、電気信号を光学信号に転換するデバイスが挙げられる。
本開示の、電気外科デバイスと組織との表面接触の光学検出のためのシステム、デバイスおよび方法、ならびに取り外し可能な誘電構造体を有する導波管を備える本開示の電気外科デバイスの、目的および特徴は、これらの種々の実施形態の説明を、添付の図面を参照しながら読む場合に、当業者に明らかになる。
(詳細な説明)
本明細書中以下で、本開示の、電気外科デバイスと組織との表面接触の光学検出のためのシステム、デバイスおよび方法の実施形態、ならびに取り外し可能な誘電構造体を有する導波管を備える本開示の電気外科デバイスの実施形態が、添付の図面を参照しながら説明される。同じ参照番号は、図の説明全体にわたって、類似の要素または同一の要素を指し得る。図面に示され、本説明において使用される場合、慣習的であるように、物体の相対位置をいう場合、用語「近位」とは、そのデバイスまたはその構成要素の、使用者に近い方の部分をいい、そして用語「遠位」とは、そのデバイスまたはその構成要素の、使用者から遠い方の部分をいう。
本明細書中以下で、本開示の、電気外科デバイスと組織との表面接触の光学検出のためのシステム、デバイスおよび方法の実施形態、ならびに取り外し可能な誘電構造体を有する導波管を備える本開示の電気外科デバイスの実施形態が、添付の図面を参照しながら説明される。同じ参照番号は、図の説明全体にわたって、類似の要素または同一の要素を指し得る。図面に示され、本説明において使用される場合、慣習的であるように、物体の相対位置をいう場合、用語「近位」とは、そのデバイスまたはその構成要素の、使用者に近い方の部分をいい、そして用語「遠位」とは、そのデバイスまたはその構成要素の、使用者から遠い方の部分をいう。
本説明は、語句「1つの実施形態において」、「実施形態において」、「いくつかの実施形態において」、または「他の実施形態において」を使用し得、これらはそれぞれ、本開示に従う同じ実施形態または異なる実施形態のうちの1つ以上をいい得る。
本開示の種々の実施形態は、組織を処置するための電気外科デバイスを提供する。本開示の種々の実施形態は、電気外科デバイスの表面と組織との間の、表面と表面との接触の光学検出のためのシステム、デバイスおよび方法を提供する。実施形態は、マイクロ波周波数または他の周波数の電磁放射線を使用して実施され得る。表面接触検出デバイスを備えるエネルギーアプリケータを備える電気外科システムは、種々の実施形態に従って、約300MHz〜約10GHzで作動するように構成される。
表面接触検出デバイスを備えるエネルギーアプリケータを備える本開示の電気外科システムの種々の実施形態は、マイクロ波切除のため、およびマイクロ波切除により補助される外科手術切除(resection)のために組織を予め凝固させるために、適切である。
図1は、エネルギーアプリケータ100を備える電気外科システム(一般に10と示される)を示す。エネルギーアプリケータ100は、アンテナアセンブリ(図2および図3において一般に280と示される)(これは、本明細書の後の方でより詳細に記載される)、およびハウジング151を備えるハンドル部材150を備える。伝送線路15が、エネルギーアプリケータ100を電気外科発電源28(例えば、マイクロ波または無線周波数(RF)の電気外科発電機)に電気的に結合するために提供され得る。いくつかの実施形態において、図1に示されるように、エネルギーアプリケータ100は、伝送線路15を介してコネクタ16に結合され、このコネクタはさらに、エネルギーアプリケータ100を電気外科発電源28に作動可能に結合する。発電源28は、電気外科デバイスと一緒に使用するために適切な任意の発電機であり得、そして種々の周波数のエネルギーを提供するように構成され得る。
いくつかの実施形態において、エネルギーアプリケータ100は、表面接触検出デバイス(例えば、図2、図3、図6および図7に示される表面接触検出デバイス130、図8に示される表面接触検出デバイス830、ならびに図9に示される表面接触検出デバイス930)と結合可能であるように構成され得る。表面接触検出デバイス130は、1つ以上のコネクタ部分(図示せず)を備え得、これらのコネクタ部分は、ハンドル部材150の回路の特定のものと電気接続するために適切な、1つ以上の電気コネクタまたは端子を備える。
本開示に従う、エネルギーアプリケータの1つの実施形態(例えば、図1に示される電気外科システム10のエネルギーアプリケータ100)が、図2および図3により詳細に示されている。しかし、他のエネルギーアプリケータの実施形態(例えば、図4および図5に示されるエネルギーアプリケータ400、ならびに図14、図15、図16、図17および図18にそれぞれ示されるエネルギーアプリケータ1400、1500、1600、1700および1800)もまた使用され得ることが、理解される。
ハウジング151は、使用者により把持されるように適合された把持部分153を備え、そして任意の適切な材料(例えば、セラミック材料またはポリマー材料)から形成され得る。把持部分153は、任意の適切な形状を有し得、そしてこの器具の操作中に使用者の手によって快適に把持されるように構成された、人間工学的表面を与えられ得る。いくつかの実施形態において、エネルギーアプリケータ100は、再使用可能なデバイスであるように適合され得る。オートクレーブ処理可能な材料が、ハウジング151、および/またはエネルギーアプリケータ100の他の構成要素を形成するために使用されて、滅菌可能なデバイスを提供し得る。
エネルギーアプリケータ100は、ハウジング151に関連するユーザインターフェース160を備え得る。いくつかの実施形態において、図1、図2および図4に示されるように、ユーザインターフェース160は、ハンドル部材150の遠位端159の近くに配置される。ユーザインターフェース160は、コントロール161を備え得、このコントロールは、限定されないが、スイッチ(例えば、押しボタンスイッチ、トグルスイッチ、スライドスイッチ)および/または連続アクチュエータ(例えば、回転式もしくは直線状の電位差計、回転式もしくは直線状のエンコーダ)を備え得、そして望ましい人間工学的形状を有し得る。ユーザインターフェース160は、使用者が、このデバイスまたはその構成要素に関連する1つ以上の操作パラメータを、例えば、特定の目的に依存して、そして/または所望の外科手術結果を達成するために、選択的に設定することを可能にするように、適合され得る。ユーザインターフェース160は、音声警告および/または他の触知可能な感覚警告を提供するように適合された、インジケータユニット(図示せず)を備え得る。ユーザインターフェース160は、ハウジング151の別の位置に配置されてもよいことが理解される。
ユーザインターフェース160によって生成された1つ以上の電気信号に基づいて、制御器(図示せず)および/または他の回路(図示せず)は、発電源28に関連する1つ以上の操作パラメータを調節し得、そして/または発電源28に関連する他の制御機能、警告機能、もしくは他の機能を実施し得る。この制御器は、発電源28内に配置され得るか、またはエネルギーアプリケータ100のハンドル部材150に配置され得る。この制御器は、独立型ユニットであり得る。発電源28に関連する調節され得る操作パラメータのいくつかの例としては、温度、インピーダンス、電力、電流、電圧、操作モード、および電磁エネルギーの印加の持続時間が挙げられる。
いくつかの実施形態において、ハウジング151は、2つのハウジング半体(図示せず)から形成される。ハウジング151の各半体は、一連の機械的インターフェース構成要素(図示せず)を備え得、これらの機械的インターフェース構成要素は、対応する一連の機械的インターフェース(図示せず)と嵌合により係合して、これらの2つのハウジング半体をエネルギーアプリケータ100の内部構成要素およびアセンブリの周りで整列させるように構成される。これらのハウジング半体(および本明細書中に記載される他の構成要素)は、整列ピン、スナップ様インターフェース、さねはぎインターフェース、ロッキングタブ、接着ポートなど(これらは、組み立ての目的で、単独でかまたは組み合わせてのいずれかで利用される)の補助によって、一緒に組み立てられ得ることが想定される。
いくつかの実施形態において、図1〜図5に示されるように、ハウジング151は、ネック部分156(例えば、ハンドル部材150の近位端157に配置される)を備える。ネック部分156は、伝送線路15の一部分を受容するように構成された、このネック部分を通る開口部分を規定し、そして任意の適切な材料から形成され得る。ネック部分156は、硬い材料から形成され、そして/または適度に硬い材料で構造的に補強されて、例えば、アンテナアセンブリ280と伝送線路15との間の接続の信頼性を増強し得る。ネック部分156の形状およびサイズは、図1〜図5に図示される構成から変化してもよい。
ハウジング151は、ユーザインターフェース160またはその構成要素(例えば、1つ以上のコントロール161)と1つ以上の導体(この導体は、エネルギーアプリケータ100と発電源28との間で制御信号、フィードバック信号および/もしくは識別信号を通信するためのものである)との間に、種々の構成の電気接続を提供するように適合され得る。図2〜図5に示されるエネルギーアプリケータ100の種々の構成要素間の電気接続(例えば、導電体)を示す破線は、電気接続の単なる例示的な非限定的な例であること、および本開示の医療デバイスの実施形態は、多くの異なる構成の電気接続(図2〜図5に図示されるよりも少ないか、またはより多い、何らかの電気接続)を利用し得ることが、理解されるべきである。いくつかの実施形態において、ケーブルハーネスなどが、ハンドル部材150内に配置されて、例えば、検出デバイス130と、ユーザインターフェース160またはその構成要素(例えば、1つ以上のコントロール161)との間での通信を可能にし得、そしてケーブル束(例えば、伝送線路15内に配置される)を介して発電源28に結合され得る。
伝送線路15は、内側導体210および外側導体260を備え、そして内側導体210と外側導体260とを分離する誘電性材料240を備え得る。いくつかの実施形態において、内側導体210は、第一の導電性材料(例えば、ステンレス鋼)から形成され、そして外側導体260は、第二の導電性材料(例えば、銅)から形成される。内側導体210および外側導体260は、任意の適切な導電性材料から形成され得る。伝送線路15は、電力の取り扱いを改善するために、流体(例えば、生理食塩水または水)によって冷却され得る。伝送線路15は、さらに、または代替的に、エネルギーアプリケータ100を冷却または緩衝するための、冷剤源48からの冷剤(例えば、脱イオン水または他の適切な冷却媒体)を提供するように構成された導管(図示せず)を提供し得る。
図3に示されるように、エネルギーアプリケータ100は、放射部分112を有するアンテナアセンブリ280を備える。図2を参照すると、アンテナアセンブリ280は、開口端283および導波管供給構造体282を有する導波管285を備え、この導波管供給構造体は、同軸線路(例えば、伝送線路15内の同軸線路の遠位部分)を有する。導波管285は、ほぼ管状の形状の導電性の壁284(例えば、円形または矩形の断面を有する)を備え、そして中空であっても、誘電性材料で満たされていてもよい。いくつかの実施形態において、導波管285は、誘電構造体(例えば、2層以上の誘電性材料を含むスタック)で満たされ得る。
導波管壁284は、その内部に空洞286を規定し、そして任意の導電性材料(例えば、銅、ステンレス鋼、チタン、チタン合金(例えば、ニッケル−チタン合金およびチタン−アルミニウム−バナジウム合金)、アルミニウム、アルミニウム合金、炭化タングステン合金、またはこれらの組み合わせ)を含み得る。内側導体210の一部分211は、空洞286内に延びる。空洞286は、誘電構造体(図2および図3において一般に290として示される)で満たされる。いくつかの実施形態において、内側導体210は、この空洞の壁で終わり得る。図2に見られるように、誘電構造体290は、長さ「L1」の第一の誘電層291、長さ「L2」の第二の誘電層292、および長さ「L3」の第三の誘電層293を備える。内側導体210は、第一の誘電層291、第二の誘電層292、または第三の誘電層293のうちのいずれかの内部で終わり得る。誘電構造体290(本明細書中以下で第一の誘電構造体290と称される)の誘電層の数、形状および長さは、図2および図3に図示される構成から変化してもよい。
いくつかの実施形態において、図2および図3に示されるように、第一の誘電構造体290の一部分は、導波管285の開口端283から外に延びる。他の実施形態において、第一の誘電構造体(例えば、図4および図5に示される第一の誘電構造体490)は、導波管壁284によって規定される空洞286内に全体が配置される。第一の誘電構造体290を形成するために使用される誘電性材料は、例えば、放射指向性およびインピーダンス整合を補助するため、ならびに/または組織送達のための最適なエネルギーを達成するために、誘電率を変更され得る。いくつかの実施形態において、導波管供給構造体282は、ハウジング151のネック部分156内に少なくとも部分的に配置され得る、導波管アダプタ(図示せず)への同軸線路(例えば、限定されないが、めす型およびおす型の「N」コネクタまたはSMAコネクタ、あるいは他の電気コネクタ)を備え得る。いくつかの実施形態において、図2に示されるように、第三の誘電層293の遠位部分294は、導波管285の開口端283から外に延びる。
エネルギーアプリケータ100は、第一の誘電構造体290に関連する、ハンドル部材150の遠位端159に近接して配置された第二の誘電構造体を備え得る。いくつかの実施形態において、図2および図3に示されるように、エネルギーアプリケータ100は、第一の誘電構造体290の第三の誘電層293の遠位端294(図2)に結合可能であるように構成された、長さ「L4」の第二の誘電構造体120を備える。第二の誘電構造体120は、ほぼドーム様の形状を有するが、例えば、実施されるべき手順、または標的組織もしくはその隣接組織の組織特徴などに依存して、他の構成が利用され得る。いくつかの実施形態において、第一の誘電構造体290および第二の誘電構造体120は、伝送線路15のインピーダンスを標的組織のインピーダンスに整合させるように構成される。
マイクロ波切除中(例えば、電気外科システム10を使用する)に、エネルギーアプリケータ100は、組織に挿入されるか、または組織に隣接して配置され、そしてマイクロ波エネルギーがこのエネルギーアプリケータに供給される。図10は、エネルギーアプリケータ(例えば、図1のエネルギーアプリケータ100)によって組織内に送達される電磁エネルギーの放射パターンを図式的に表現する。医師は、マイクロ波エネルギーが与えられる時間の長さを予め決定し得る。エネルギーアプリケータ100を使用してマイクロ波エネルギーを与える持続時間は、破壊されるべき組織領域および/または周囲組織内での、熱分布の進行に依存し得る。電気外科システム10は、表面接触検出デバイス130によって伝送される電気信号(例えば、警告状態を示す)に基づいて、電気外科発電源28からエネルギーアプリケータ100の放射部分112を通してこの標的組織へのエネルギー送達の停止を引き起こすように、適合され得る。
操作中に、波長ラムダ(λ)を有するマイクロ波エネルギーが、アンテナアセンブリ280を通して、例えば、導波管285、第一の誘電構造体290および/または第二の誘電構造体120に沿って伝送され、そして周囲の媒体(例えば、組織)内に放射される。効率的な放射のためのアンテナの長さは、有効波長λeffに依存し得、この有効波長は、放射が入り込む媒体の誘電特性に依存する。マイクロ波エネルギーが波長λで伝送されるアンテナアセンブリ280は、周囲の媒体(例えば、乳房組織に対して肝臓組織)に依存して、異なる有効波長λeffを有し得る。
いくつかの実施形態において、図2および図3の第二の誘電構造体120、ならびに図14〜図17のそれぞれの第二の誘電構造体1420、1520、1620および1720(および/または図4および図5に示される第二の誘電構造体420)は、例えば、伝送線路15のインピーダンスを特定の型の組織のインピーダンスに選択的に整合させることを可能にするために、選択的に取り外し可能かつ/または取り外し可能に交換されるように、構成され得る。第一の誘電構造体の1つ以上の誘電層(例えば、図14に示される第一の誘電構造体1490の第三の誘電層1493、図15に示される第一の誘電構造体1590の第二の誘電層1592および/または第三の誘電層1593、図16に示される第一の誘電構造体1690の第三の誘電層1693、ならびに図17に示される第一の誘電構造体1790の第二の誘電層1792および第三の誘電層1793)は、さらに、または代替的に、多構成のモジュール構造であり得、そして例えば、伝送線路15のインピーダンスを特定の型の組織のインピーダンスに選択的に整合させることを可能にするために、選択的に取り外し可能に位置決め/交換されるように、構成され得る。
本開示の実施形態に従う表面接触検出デバイス(例えば、図2、図3、図6および図7に示される表面接触検出デバイス130、図8に示される表面接触検出デバイス830、ならびに図9に示される表面接触検出デバイス930)は、エネルギーアプリケータ100と一緒に使用されるために適合され得、そしてハンドル部材150の遠位端159および/または導波管壁284の遠位端に結合され得るか、固定され得るか、または取り外し可能に固定され得る。
表面接触検出デバイス130は、本体部材237およびレンズ部材233によって規定されるほぼリング様の構成を有し、そして中心開口部609(図6および図7)を備える。この中心開口部は、例えば、第三の誘電層293の遠位部分294の少なくとも一部分を受容するように構成される。いくつかの実施形態において、図2および図4に示されるように、本体部材237は、第一の本体要素235および第二の本体要素236を備え、これらの本体要素は、一緒に結合されて内部空洞239を規定する。第一の本体要素235は、ハンドル部材150の遠位端159および/または導波管壁284の遠位端を係合するように構成され得る。図6に見られるように、第一の本体要素235は、内側表面238を備え、そして第二の本体要素236は一般に、中心開口部609を規定する。
本体部材237またはその一部分は、ハンドル部材150の遠位端159(および/または第三の誘電層293の遠位部分294)に、任意の適切なファスナー機構(例えば、接着剤、機械的にインターフェースする構成要素など)を使用して、結合され得るか、固定され得るか、または取り外し可能に固定され得る。いくつかの実施形態において、第一の本体要素235とハンドル部材150の遠位端159とは、接着材料244を使用して結合もしくは他の方法で接合され、そして/または第二の本体要素236と第三の誘電層293の遠位部分294の横表面とは、接着材料246を使用して結合もしくは他の方法で接合される。図示されない代替の実施形態において、表面接触検出デバイス130は、導波管285の開口端283から外に延びる第三の誘電層293の遠位部分294に取り外し可能に結合可能(例えば、螺合により結合可能)であるように、かつ/または誘電構造体120もしくはその一部分に取り外し可能に結合可能であるように、適合され得る。
表面接触検出デバイス130は一般に、1つ以上の光源または発光素子275(本明細書中以下で光学トランスミッタ275とも称される)および1つ以上の受光素子277(本明細書中以下で光学レシーバ277とも称される)を備える。種々の実施形態において、1つ以上の光学トランスミッタ275は、第一の本体要素235(および/または第二の本体要素236)に結合され得、そして1つ以上の光学レシーバ277は、第二の本体要素236(および/または第一の本体要素235)に結合され得る。光学トランスミッタ275は、任意の光源、または光学信号を伝送するように構成された適切なデバイス(例えば、発光ダイオード(LED)276)であり得る。LED 276は、連続的な光学信号またはパルス化光学信号のいずれかを伝送するように構成され得る。光学レシーバ277は、光学信号を受信するように構成された任意の適切なデバイス(例えば、フォトダイオード278)を備え得る。種々の実施形態において、少なくとも1つの光学トランスミッタ275と少なくとも1つの光学レシーバ277とは、レンズ部材233が組織と密接に接触して配置されているときに、通信するように構成される。
エネルギーアプリケータ100は、1つ以上の導電性経路を提供するための、ハンドル部材150(および/またはハウジング151)に関連する1つ以上の導電体を備え得る。表面接触検出デバイス130は、ハンドル部材150(および/またはハウジング151)に関連する導電体と電気接続するために適切な1つ以上の電気コネクタまたは端子を備える、1つ以上のコネクタ部分を備え得る。この1つ以上のコネクタ部分は、ハンドル部材150(および/またはハウジング151)に関連する導電体に取り外し可能に結合可能であるように構成され得る。
レンズ部材233は、単一のガラス板(pane)(本明細書中以下で「レンズ素子」とも称される)として構成されても複数のガラス板として構成されてもよく、そして任意の適切な透明または半透明の材料から形成され得る。いくつかの実施形態において、レンズ部材233は、その材料特性によって、レンズ部材233が組織と密接に接触して配置されているときには、光学トランスミッタ275によって伝送される光学信号(例えば、発光したLED波長)に対して反射性であり、そしてレンズ部材233と組織との間に接触が存在しないときには、これらの光学信号に対して透過性である、透明または半透明の材料から形成され得る。他の実施形態において、レンズ部材233を形成するために適切な材料は、レンズ部材233が組織と密接に接触して配置されているときには、光学トランスミッタ275によって伝送される光学信号(例えば、発光したLED波長)に対してレンズ部材233は透過性であり、そしてレンズ部材233と組織との間に接触が存在しない場合には、これらの光学信号に対して反射性である、材料特性を有する。
レンズ部材233は、種々の形状(平坦な表面および/または湾曲した表面を備える)の1つ以上のレンズ素子を備え得る。レンズ部材233は、同じかまたは異なる不透明度を有する、1つ以上のレンズ素子(例えば、第一のレンズ素子231および第二のレンズ素子232)を備え得る。第一のレンズ素子231と第二のレンズ素子232とは、所望であればユニタリ構造体の一部分として一体的に形成され得るか、または別々に形成されて任意の適切なプロセスによって一緒に接合され得る。
図7に最もよく見られるように、表面接触検出デバイス130は、複数の光学トランスミッタ275(例えば、LED 276)および複数の光学レシーバ277(例えば、フォトダイオード278)を備え、ここで各それぞれの光学トランスミッタ275は、光学レシーバ277のうちの異なる1つと個別に対にされる。図7に示される表面接触検出デバイス130は、16対の光学トランスミッタ−レシーバの対279を備えるように構成されるが、光学トランスミッタ275と光学レシーバ277との任意の適切な構成が使用され得る。いくつかの実施形態において、複数の光学トランスミッタ(例えば、図9に示される第一の光学トランスミッタ978および第二の光学トランスミッタ979)が、各光学レシーバ277に関連し得る。
各光学トランスミッタ−レシーバの対279は、第一のレンズ素子231に対して、光学トランスミッタ275によって伝送される光学信号が第一のレンズ素子231に侵入するような位置関係で配置された光学トランスミッタ275(例えば、LED 276)を備える。いくつかの実施形態において、各それぞれの光学トランスミッタ275により伝送される光学信号は、第一のレンズ素子231の外側表面234が組織と密接に接触して配置されているか否かに依存して、第一のレンズ素子231により反射されて光学レシーバ277に侵入するか、または第一のレンズ素子231により反射されずに光学レシーバ277に侵入しないかのいずれかである。レンズ部材233が組織と密接に接触して配置されているとき、第一のレンズ素子231は、光学トランスミッタ275により伝送される光学信号を光学レシーバ277の方に反射する。
いくつかの実施形態において、全ての光学レシーバ277の各々に入射する光学信号が存在しないことは、エネルギーアプリケータ100の遠位放射部分112が組織と接触して配置されていないことを示すと解釈される。レンズ部材(例えば、図8に示されるレンズ部材833)の第一の部分が組織「T」と接触して配置され、そして第二の部分が組織「T」と間隔を空けた関係で配置される状況が、例えば、図13に示されるように、存在し得、この状況において、この第一の部分に関連する1つ以上の光学トランスミッタ275と光学レシーバ277とは通信しており、そしてこの第二の部分に関連する1つ以上の光学トランスミッタ275と光学レシーバ277とは通信していない。いくつかの実施形態において、所定の数(または所定の範囲内の数)の光学レシーバ277(例えば、1個または2個を除いた全ての光学レシーバ277)に入射する光学信号が存在しないことは、エネルギーアプリケータ100の遠位放射部分112が組織と接触して配置されていないことを示すと解釈される。
いくつかの実施形態において、所望の数の光学レシーバ277が光学信号を検出した場合、表面接触検出デバイス130は、電気信号を電気外科発電源(例えば、図1に示される電気外科発電源28)に伝送し、そしてこれに応答して、例えば、所定の時間間隔にわたって、または手動リセットスイッチが起動されるまで、発電源の電力出力が低下し得る。
いくつかの実施形態において、本開示の表面接触検出デバイスは、1つ以上のセンサ(図示せず)(例えば、限定されないが、温度センサ、順方向電力および/または反射電力を監視するための電力センサ、ならびに/あるいは放射線検出器)をさらに備え得る。
図8は、エネルギーアプリケータ(一般に800として示される)の、ハウジング851を備えるハンドル部材850を備える部分を示す。ハンドル部材850およびハウジング851は、図1〜図5に示されるハンドル部材150およびハウジング151と類似であるので、これらのさらなる説明は、簡潔さの目的で、省略される。いくつかの実施形態において、エネルギーアプリケータ800は、導波管(例えば、図2〜図5に示される導波管285、または図14、図15、図16および図17にそれぞれ示される導波管1485、1585、1685および1785のうちのいずれか1つ)を備え、そして第一の誘電構造体(例えば、図2および図3に示される第一の誘電構造体290、図4および図5に示される第一の誘電構造体490、または図14、図15、図16および図17にそれぞれ示される第一の誘電構造体1490、1590、1690および1790のうちのいずれか1つ)を備え得る。図8に示されるエネルギーアプリケータ800は、第二の誘電構造体120を備えるが、他の構成が利用されてもよい(例えば、図4および図5に示される第二の誘電構造体420)。
エネルギーアプリケータ800は、ハンドル部材850の遠位端および/または導波管壁(例えば、図2〜図5に示される導波管壁284)の遠位端に結合され得るか、固定され得るか、または取り外し可能に固定され得る、表面接触検出デバイス830を備える。表面接触検出デバイス830は、ハンドル部材850の1つ以上の電気コネクタおよび/またはエネルギーアプリケータ800の他の構成要素と電気接続するための、1つ以上の電気コネクタの構成を備え得る。表面接触検出デバイス830は、任意の適切な透明または半透明な材料から形成され得るレンズ部材833を備える。レンズ部材833は、図2〜図7に示されるレンズ部材233と類似であるので、そのさらなる説明は、簡潔さの目的で、省略される。
表面接触検出デバイス830は、光学トランスミッタ275および光学レシーバ277の構成以外は、図1〜図7に示される表面接触検出デバイス130と類似である。表面接触検出デバイス830は一般に、複数の光学トランスミッタ275および複数の光学レシーバ277を備え、ここで各それぞれの光学トランスミッタ275は、光学レシーバ277のうちの異なる1つずつと個別に対にされる。図8に見られるように、表面接触検出デバイス830の光学トランスミッタ275と光学レシーバ277との対273は、互いに間隔を空けた関係で、リング様の構成で配置され、そして1つの表面(例えば、図6に示される第一の本体要素235の内側表面238)上に配置され得る。
図9は、エネルギーアプリケータ(一般に900と示される)の、ハウジング951を備えるハンドル部材950を備える部分を示す。ハンドル部材950およびハウジング951は、図1〜図5に示されるハンドル部材150およびハウジング151と類似であるので、これらのさらなる説明は、簡潔さの目的で、省略される。エネルギーアプリケータ900は、導波管(例えば、図2〜図5に示される導波管285、または図14、図15、図16および図17にそれぞれ示される導波管1485、1585、1685および1785)を備え得、そして第一の誘電構造体(例えば、図2および図3に示される第一の誘電構造体290、図4および図5に示される第一の誘電構造体490、または図14、図15、図16および図17にそれぞれ示される第一の誘電構造体1490、1590、1690および1790)ならびに/あるいは第二の誘電構造体120を備え得る。
エネルギーアプリケータ900は、表面接触検出デバイス930を備える。表面接触検出デバイス930は、エネルギーアプリケータ900と一緒に使用するために適合され、例えば、エネルギーアプリケータ900の1つ以上の電気コネクタと電気接続するための1つ以上の電気コネクタの構成を備え、そしてハンドル部材150の遠位端および/または導波管壁(図示せず)の遠位端に結合され得るか、固定され得るか、または取り外し可能に固定され得る。表面接触検出デバイス930は、任意の適切な透明または半透明な材料から形成され得るレンズ部材933を備える。レンズ部材933は、図2〜図7に示されるレンズ部材233と類似であるので、そのさらなる説明は、簡潔さの目的で、省略される。
表面接触検出デバイス930は、表面接触検出デバイス930が、図8に示される表面接触検出デバイス830の光学トランスミッタ275と光学レシーバ277との1対1の対応とは対照的に、各光学レシーバ277に関連して配置された2つの光学トランスミッタ(本明細書中以下で第一の光学トランスミッタ978および第二の光学トランスミッタ979とも称される)を備えること以外は、図8に示される表面接触検出デバイス830と類似である。
図10は、本開示の1つの実施形態に従うエネルギーアプリケータ(例えば、図1および図12に示されるエネルギーアプリケータ100)によって組織「T」内に送達される電磁エネルギーの放射パターンを図式的に表現する。
図11Aは、第一の構成で配置された表面接触検出デバイス(例えば、図8に示される表面接触検出デバイス830)の一部分を示し、この第一の構成において、レンズ部材833は、組織「T」に対して間隔を空けた関係で配置される。この構成において、光学トランスミッタ275(例えば、LED 276)により伝送される光学信号は、レンズ部材833を通過する。その結果、光学トランスミッタ275と光学レシーバ277(例えば、フォトダイオード278)とは通信しない。
図11Bにおいて、図11Aの表面接触検出デバイスの一部分は、第二の構成に配置されて示されており、この第二の構成において、レンズ部材833は、組織「T」と接触して配置されている。この構成において、光学トランスミッタ275(例えば、LED 276)により伝送される光学信号は、レンズ部材833によって反射され、そして光学レシーバ277(例えば、フォトダイオード278)に侵入する。その結果、光学トランスミッタ275と光学レシーバ277とは通信する。
図12は、組織「T」内へのエネルギー送達のために配置されたエネルギーアプリケータ(例えば、図1に示されるエネルギーアプリケータ100)を示す。本開示に従う電気外科システムは、表面接触検出デバイス(例えば、図2、図3、図6および図7に示される表面接触検出デバイス130、図8に示される表面接触検出デバイス830、または図9に示される表面接触検出デバイス930)により伝送される1つ以上の電気信号に基づいて、エネルギーを電気外科発電源28からエネルギーアプリケータ100に送達するように、および/または電気外科発電源28からエネルギーアプリケータ100の放射部分112を通して組織「T」へのエネルギー送達の停止を引き起こすために、適合され得る。
図14〜図17に示される種々のエネルギーアプリケータの実施形態は一般に、取り外し可能な誘電構造体を有する導波管を備えるアンテナアセンブリを備え、そして表面接触検出デバイス(例えば、図2、図3、図6および図7に示される表面接触検出デバイス130、図8に示される表面接触検出デバイス830、または図9に示される表面接触検出デバイス930)と結合可能であるように構成され得る。図14、図15、図16、図17および図18にそれぞれ示されるエネルギーアプリケータ1400、1500、1600、1700および1800(これらのエネルギーアプリケータは、以下により詳細に記載される)は、図1〜図3に示されるエネルギーアプリケータ100の構成要素のうちの任意のものを備え得る。
図14は、本開示の1つの実施形態に従う、取り外し可能な誘電構造体を有する導波管1485を備えるアンテナアセンブリ1480を備えるエネルギーアプリケータ(一般に1400と示される)を示す。エネルギーアプリケータ1400は、ハンドル部材1450を備え、そしてユーザインターフェース160(例えば、ハンドル部材1450の遠位端に配置される)を備え得る。ハンドル部材1450は、ねじ切りされた部分1452を備えるハウジング1451を備える。ハンドル部材1450およびハウジング1451は、図14に示されるハウジング1451のねじ切りされた部分1452以外は、それぞれ図1〜図3に示されるハンドル部材150およびハウジング151と類似であるので、そのさらなる説明は、簡潔さの目的で、省略される。
導波管1485は、ほぼ管状の形状の導電性の壁1484a、1484bを備える。ねじ切りされた部分1488を備える導電性の壁1484bは、ハウジング1451から分離可能である。導波管壁1484a、1484bは、内部に空洞1486を規定し、そして任意の導電性材料(例えば、限定されないが、銅、ステンレス鋼、チタン、チタン合金(例えば、ニッケル−チタン合金およびチタン−アルミニウム−バナジウム合金)、アルミニウム、アルミニウム合金、炭化タングステン合金、またはこれらの組み合わせ)から形成され得る。
空洞1486は、誘電構造体(図14において一般に1490と示され、部品が分離されている)で満たされ、この誘電構造体は、第一の誘電層1491、第二の誘電層1492、および第三の誘電層1493を備える。第一の誘電構造体1490を形成するために使用される誘電性材料は、例えば、放射指向性およびインピーダンス整合を補助するため、ならびに/または組織送達のための最適なエネルギーを達成するために、誘電率を変更され得る。誘電構造体1490(本明細書中以下で第一の誘電構造体1490と称される)の誘電層の形状、サイズおよび数は、図14に図示される構成から変化してもよい。
図14に見られるように、導電性の壁1484bに関連して配置された第三の誘電層1493は、例えば、この誘電層の取り外しおよび交換を可能にするために、ハウジング1451から分離可能であるように構成される。この構成は、所望により、例えば、伝送線路15のインピーダンスを組織のインピーダンスと整合させるために、アンテナアセンブリ1480をモジュール式に適合および再構成する融通性を提供する。
いくつかの実施形態において、導電性の壁1484bに関連するねじ切りされた部分1488の長さは、例えば、高さ「H」を有する表面接触検出デバイス830を収容するために十分な長さ「L5」の空間を提供するために、第三の誘電層1493の長さより小さい。表面接触検出デバイス830は、第三の誘電層1493の遠位端部分1494および/または導波管壁1484bの遠位端に結合され得るか、固定され得るか、または取り外し可能に固定され得る。
いくつかの実施形態において、図14に示されるように、エネルギーアプリケータ1400は、第一の誘電構造体1490の遠位端部分1494と結合可能であるように構成された第二の誘電構造体1420を備える。他の実施形態において、第二の誘電構造体(例えば、図18に示される第二の誘電構造体1820)は、第一の誘電構造体の遠位端および/または導波管壁の遠位端と結合可能であるように構成され得る。第二の誘電構造体1420は、ほぼドーム様の形状を有するが、例えば実施されるべき手順、または標的組織もしくはその隣接組織の組織特徴などに依存して、他の構成が利用されてもよい。第二の誘電構造体1420は、図1〜図3に示される第二の誘電構造体120と類似であるので、そのさらなる説明は、簡潔さの目的で、省略される。
図15は、本開示の1つの実施形態に従う、取り外し可能な誘電構造体を有する導波管1585を備えるアンテナアセンブリ1580を備えるエネルギーアプリケータ(一般に1500と示される)を示す。エネルギーアプリケータ1500は、ハンドル部材1550を備え、そしてハンドル部材1550に関連して配置されたユーザインターフェース160を備え得る。ハンドル部材1550は、ねじ切りされた部分1552を備えるハウジング1551を備える。ハンドル部材1550およびハウジング1551は、図15に示されるハウジング1551のねじ切りされた部分1552以外は、それぞれ図1〜図3に示されるハンドル部材150およびハウジング151と類似であるので、そのさらなる説明は、簡潔さの目的で、省略される。
導波管1585は、ほぼ管状の形状の導電性の壁1584a、1584bおよび1584cを備える。第一のねじ切りされた部分1588を備える導電性の壁1584b、および第二のねじ切りされた部分1589を備える導電性の壁1584cは、ハウジング1551から個々に分離可能である。導波管壁1584a、1584bおよび1584cは、内部に空洞1586を規定し、そして任意の適切な導電性材料から形成され得る。
空洞1586は、誘電構造体(図15において一般に1590と示され、部品が分離されている)で満たされ、この誘電構造体は、第一の誘電層1591、第二の誘電層1592、および第三の誘電層1593を備える。第一の誘電構造体1590を形成するために使用される誘電性材料は、例えば、放射指向性およびインピーダンス整合を補助するため、ならびに/または組織送達のための最適なエネルギーを達成するために、誘電率を変更され得る。誘電構造体1590(本明細書中以下で第一の誘電構造体1590と称される)の誘電層の形状、サイズおよび数は、図15に図示される構成から変化してもよい。
図15に見られるように、導電性の壁1584bおよび1584cにそれぞれ関連して配置された第二の誘電層1592および第三の誘電層1593は、例えば、これらの誘電層の取り外しおよび交換を可能にするために、ハウジング1551から分離可能であるように構成される。この構成は、例えば、伝送線路15のインピーダンスを組織のインピーダンスと整合させるために、所望により、アンテナアセンブリ1580をモジュール式に適合および再構成する融通性を提供する。
いくつかの実施形態において、図15に示されるように、エネルギーアプリケータ1500は、第一の誘電構造体1590の第三の誘電層1593の遠位端に結合された第二の誘電構造体1520を備える。第二の誘電構造体1520は、図1〜図3に示される第二の誘電構造体120と類似であるので、そのさらなる説明は、簡潔さの目的で、省略される。
図16は、本開示の1つの実施形態に従う、取り外し可能な誘電構造体を有する導波管1685を備えるアンテナアセンブリ1680を備えるエネルギーアプリケータ(一般に1600と示される)を示す。エネルギーアプリケータ1600は、ハウジング1651を備えるハンドル部材1650を備え、これらはそれぞれ、図1〜図3に示されるハンドル部材150およびハウジング151と類似であるので、これらのさらなる説明は、簡潔さの目的で、省略される。エネルギーアプリケータ1600は、ハンドル部材1650に関連して配置されたユーザインターフェース160を備え得る。
導波管1685は、ほぼ管状の形状の導電性の壁1684を備え、そして任意の適切な導電性材料から形成され得る。導波管壁1684は、内部に空洞1686を規定し、そしてねじ切りされた部分1652を備える。空洞1686は、誘電構造体(図16において一般に1690と示され、部品が分離されている)で満たされ、この誘電構造体は、第一の誘電層1691、第二の誘電層1692、および第三の誘電層1693を備える。第三の誘電層1693は、ねじ切りされた部分1694を備える。第一の誘電構造体1690を形成するために使用される誘電性材料は、例えば、放射指向性およびインピーダンス整合を補助するため、ならびに/または組織送達のための最適なエネルギーを達成するために、誘電率を変更され得る。誘電構造体1690(本明細書中以下で第一の誘電構造体1690と称される)の誘電層の形状、サイズおよび数は、図16に図示される構成から変化してもよい。
図16に見られるように、第三の誘電層1693は、例えば、この誘電層の取り外しおよび交換を可能にするために、導波管1685から分離可能であるように構成される。この構成は、例えば、伝送線路15のインピーダンスを組織のインピーダンスと整合させるために、所望により、アンテナアセンブリ1680をモジュール式に適合および再構成する融通性を提供する。
いくつかの実施形態において、図16に示されるように、エネルギーアプリケータ1600は、第一の誘電構造体1690の第三の誘電層1693の遠位端に結合された第二の誘電構造体1620を備える。第二の誘電構造体1620は、ほぼドーム様の形状を有するが、他の構成が利用されてもよい。第二の誘電構造体1620は、図1〜図3に示される第二の誘電構造体120と類似であるので、そのさらなる説明は、簡潔さの目的で、省略される。
図17は、本開示の1つの実施形態に従う、取り外し可能な誘電構造体を有する導波管1785を備えるアンテナアセンブリ1780を備えるエネルギーアプリケータ(一般に1700と示される)を示す。エネルギーアプリケータ1700は、ハウジング1751を備えるハンドル部材1750を備え、これらはそれぞれ、図1〜図3に示されるハンドル部材150およびハウジング151と類似であるので、これらのさらなる説明は、簡潔さの目的で、省略される。エネルギーアプリケータ1700は、ハンドル部材1750に関連して配置されたユーザインターフェース160を備え得る。
導波管1785は、ほぼ管状の形状の導電性の壁1784を備え、そして任意の適切な導電性材料から形成され得る。導波管壁1784は、内部に空洞1786を規定し、そしてねじ切りされた部分1752を備える。空洞1786は、誘電構造体(図17において一般に1790と示され、部品が分離されている)で満たされ、この誘電構造体は、第一の誘電層1791、第二の誘電層1792、および第三の誘電層1793を備える。第二の誘電層1792は、ねじ切りされた部分1795を備える。第三の誘電層1793は、ねじ切りされた部分1794を備える。第一の誘電構造体1790を形成するために使用される誘電性材料は、例えば、放射指向性およびインピーダンス整合を補助するため、ならびに/または組織送達のための最適なエネルギーを達成するために、誘電率を変更され得る。誘電構造体1790(本明細書中以下で第一の誘電構造体1790と称される)の誘電層の形状、サイズおよび数は、図17に図示される構成から変化してもよい。
図17に見られるように、第二の誘電層1792および第三の誘電層1793は、例えば、これらの誘電層の取り外しおよび交換を可能にするために、導波管1785から分離可能であるように構成される。この構成は、例えば、伝送線路15のインピーダンスを組織のインピーダンスと整合させるために、所望により、アンテナアセンブリ1780をモジュール式に適合および再構成する融通性を提供する。
いくつかの実施形態において、図17に示されるように、エネルギーアプリケータ1700は、第一の誘電構造体1790の第三の誘電層1793の遠位端に結合された第二の誘電構造体1720を備える。第二の誘電構造体1720は、ほぼドーム様の形状を有するが、他の構成が利用されてもよい。第二の誘電構造体1720は、図1〜図3に示される第二の誘電構造体120と類似であるので、そのさらなる説明は、簡潔さの目的で、省略される。
図18は、本開示の1つの実施形態に従う、取り外し可能な誘電構造体を有する導波管1885を備えるアンテナアセンブリ1880を備えるエネルギーアプリケータ(一般に1800と示される)を示す。エネルギーアプリケータ1800は、ハンドル部材1850を備え、そしてこのハンドル部材と関連して配置されたユーザインターフェース160を備え得る。ハンドル部材1850は、ねじ切りされた部分1852を備えるハウジング1851を備える。ハンドル部材1850およびハウジング1851は、図18に示されるハウジング1851のねじ切りされた部分1852以外は、それぞれ図1〜図3に示されるハンドル部材150およびハウジング151と類似であるので、そのさらなる説明は、簡潔さの目的で、省略される。
導波管1885は、ほぼ管状の形状の導電性の壁1884aおよび1884bを備え、ねじ切りされた部分1888を備える。ねじ切りされた部分1888に関連する導電性の壁1884bは、ハウジング1851から分離可能である。導波管壁1884aおよび1884bは、内部に空洞1886を規定し、そして任意の導電性材料(例えば、銅、ステンレス鋼、チタン、チタン合金(例えば、ニッケル−チタンおよびチタン−アルミニウム−バナジウム合金)、アルミニウム、アルミニウム合金、炭化タングステン合金、またはこれらの組み合わせ)から形成され得る。
空洞1886は、誘電構造体(図18において一般に1890と示され、部品が分離されている)で満たされ、この誘電構造体は、第一の誘電層1891、第二の誘電層1892、および第三の誘電層1893を備える。第一の誘電構造体1890を形成するために使用される誘電性材料は、例えば、放射指向性およびインピーダンス整合を補助するため、ならびに/または組織送達のための最適なエネルギーを達成するために、誘電率を変更され得る。誘電構造体1890(本明細書中以下で第一の誘電構造体1890と称される)の誘電層の形状、サイズおよび数は、図18に図示される構成から変化してもよい。
図18に見られるように、導電性の壁1884bに関連して配置された第三の誘電層1893は、例えば、この誘電層の取り外しおよび交換を可能にするために、ハウジング1851から分離可能であるように構成される。この構成は、例えば、伝送線路15のインピーダンスを組織のインピーダンスと整合させるために、所望により、アンテナアセンブリ1880をモジュール式に適合および再構成する融通性を提供する。
いくつかの実施形態において、図18に示されるように、エネルギーアプリケータ1800は、第一の誘電構造体1890の遠位端および/または導波管壁1884bの遠位端と結合可能であるように構成された、第二の誘電構造体1820を備える。第二の誘電構造体1820は、ほぼドーム様の形状を有するが、例えば実施されるべき手順、または標的組織もしくはその隣接組織の組織特徴などに依存して、他の構成が利用されてもよい。
本明細書中以下で、本開示に従う、エネルギーを組織に方向付ける方法が、図19〜図21を参照しながら説明される。本明細書中に提供される方法の工程は、本開示の範囲から逸脱することなく、組み合わせて、および本明細書中に提示される順序とは異なる順序で、実施されてもよいことが理解されるべきである。
図19は、本開示の1つの実施形態による、エネルギーを組織に方向付ける方法を説明する流れ図である。工程1910において、エネルギーアプリケータ100が、エネルギーを標的組織「T」に送達するために位置決めされる。エネルギーアプリケータ100は、1つ以上の光学トランスミッタ275および1つ以上の光学レシーバ277を備える、表面接触検出デバイス130を備える。エネルギーアプリケータ100は、電気外科発電源28と作動可能に関連する。いくつかの実施形態において、光学トランスミッタ275はLED 276であり得、そして/または光学レシーバ277はフォトダイオード278であり得る。
工程1920において、エネルギーアプリケータ100の放射部分112が標的組織「T」と接触して配置されているか否かの決定が、1つ以上の光学トランスミッタ275によって発生させられる光学信号が、1つ以上の光学レシーバ277において受信される反射光学信号をもたらすか否かの決定に基づいて、なされる。
工程1920において、エネルギーアプリケータ100の放射部分が標的組織「T」と接触して配置されていることが決定される場合、工程1930において、エネルギーが、電気外科発電源28から放射部分112を通して標的組織「T」へと伝送される。
任意の工程1940において、表面接触検出デバイス130を使用して警告状態を示す電気信号を伝送するか否かの決定がなされる。
いくつかの実施形態において、警告状態を示す電気信号は、1つ以上の光学レシーバ277のうちの各1つに入射する光学信号の非存在に基づいて、伝送される。電気外科発電源28に関連する1つ以上の操作パラメータは、この電気信号に応答して調節され得る。発電源28に関連する調節され得る操作パラメータのうちのいくつかの例としては、温度、インピーダンス、電力、電流、電圧、操作モード、および電磁エネルギーの印加の持続時間が挙げられる。
図20に図示されるように、工程1940は、工程2041および工程2042をさらに含み得る。工程2041において、エネルギーアプリケータ100の放射部分112が標的組織「T」と接触して配置されているか否かを、1つ以上の光学トランスミッタ275によって発生させられる光学信号が、表面接触検出デバイスの1つ以上の光学レシーバ277において受信される反射光学信号をもたらすか否かの決定に基づいて、監視する。
工程2041において、1つ以上の光学トランスミッタ275によって発生させられる光学信号が、1つ以上の光学レシーバ277において受信される反射光学信号をもたらさないことが決定される場合、電気外科発電源28から放射部分112を通して標的組織「T」へのエネルギー送達の停止を引き起こす。
図21は、本開示の1つの実施形態による、エネルギーを組織に方向付ける方法を説明する流れ図である。工程2110において、エネルギーアプリケータ100が、エネルギーを標的組織「T」に送達するために位置決めされる。エネルギーアプリケータ100は、電気外科発電源28と作動可能に関連する。
工程2120において、エネルギーが、電気外科発電源28からエネルギーアプリケータを通して標的組織「T」へと伝送される。
工程2130において、エネルギーアプリケータ100の放射部分112が標的組織「T」と接触して配置されているか否かを、表面接触検出デバイスの1つ以上の光学トランスミッタ275によって発生させられる光学信号が、表面接触検出デバイス130の1つ以上の光学レシーバ277において受信される反射光学信号をもたらすか否かの決定に基づいて監視する。いくつかの実施形態において、光学トランスミッタ275はLED 276であり得、そして/または光学レシーバ277はフォトダイオード278であり得る。
工程2130において、1つ以上の光学トランスミッタ275によって発生させられる光学信号が、1つ以上の光学レシーバ277において受信される反射光学信号をもたらさないことが決定される場合、工程2140において、電気外科発電源28から放射部分112を通して標的組織「T」へのエネルギー送達の停止を引き起こす。
図示および説明の目的で、実施形態が、添付の図面を参照しながら詳細に記載されたが、本発明のプロセスおよび装置は、これらによって限定されると解釈されるべきではないことが理解されるべきである。上記実施形態に対する種々の改変が、本開示の範囲から逸脱することなくなされ得ることが、当業者に明らかである。
100 エネルギーアプリケータ
130 表面接触検出デバイス
150 ハンドル部材
233 レンズ部材
275 光学トランスミッタ
277 光学レシーバ
130 表面接触検出デバイス
150 ハンドル部材
233 レンズ部材
275 光学トランスミッタ
277 光学レシーバ
Claims (12)
- 表面接触検出デバイスを備える電気外科デバイスであって、該表面接触検出デバイスは:
レンズ部材;
光学信号を発生させるための少なくとも1つの光学トランスミッタ;および
該レンズ部材によって反射された光学信号を受信するための少なくとも1つの光学レシーバ
を備え;該レンズ部材は、該レンズ部材が組織と接触して配置されているときに、該少なくとも1つの光学トランスミッタと該少なくとも1つの光学レシーバとが通信することを可能にするように適合されている、電気外科デバイス。 - 前記レンズ部材は、該レンズ部材が組織と接触して配置されているときに、前記少なくとも1つの光学トランスミッタによって発生させられた光学信号を反射するように構成されている、請求項1に記載の電気外科デバイス。
- 組織にエネルギーを方向付けるように適合されたエネルギーアプリケータをさらに備え、該エネルギーアプリケータは、ハンドル部材を備える、請求項1に記載の電気外科デバイス。
- 前記表面接触検出デバイスは、前記ハンドル部材の遠位端に結合されている、請求項3に記載の電気外科デバイス。
- 前記エネルギーアプリケータは、少なくとも部分的に前記ハンドル部材内に配置されたアンテナアセンブリを備え、該アンテナアセンブリは、導波管を備える、請求項3に記載の電気外科デバイス。
- 前記表面接触検出デバイスは、前記導波管の遠位端に結合されている、請求項5に記載の電気外科デバイス。
- 前記少なくとも1つの光学トランスミッタは、発光ダイオードを備える、請求項1に記載の電気外科デバイス。
- 前記少なくとも1つの光学レシーバは、フォトダイオードを備える、請求項1に記載の電気外科デバイス。
- 電気外科システムであって:
組織にエネルギーを方向付けるように適合されたエネルギーアプリケータ;
電気外科発電源;ならびに
該エネルギーアプリケータと作動可能に関連する表面接触検出デバイスであって、該表面接触検出デバイスは、該電気外科発電源に通信可能に結合されており、該表面接触検出デバイスは:
光学信号を発生させるための少なくとも1つの光学トランスミッタ;
レンズ部材であって、該レンズ部材が組織と接触して配置されているときに、該光学トランスミッタによって発生させられた光学信号を反射するように構成されている、レンズ部材;および
該レンズ部材によって反射された光学信号を受信するための少なくとも1つの光学レシーバ
を備える、表面接触検出デバイス
を備え;該電気外科発電源は、該レンズ部材が組織と接触して配置されていることが決定されるときに、該エネルギーアプリケータにエネルギーを伝送するように適合されている、電気外科システム。 - 前記電気外科発電源に関連する少なくとも1つの操作パラメータが、前記表面接触検出デバイスから受信された電気信号に基づいて制御される、請求項9に記載の電気外科システム。
- 前記電気信号は、前記少なくとも1つの光学トランスミッタによって発生させられる光学信号が、前記少なくとも1つの光学レシーバにおいて受信される反射光学信号をもたらすことの決定に応答して、前記表面接触検出デバイスによって発生させられる、請求項10に記載の電気外科システム。
- 前記電気外科発電源に関連する前記少なくとも1つの操作パラメータは、温度、インピーダンス、電力、電流、電圧、操作モード、および電磁エネルギーの印加の持続時間からなる群より選択される、請求項10に記載の電気外科システム。
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