JP2014072941A - 電力変換装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】三相交流用の電力変換装置の構成を流用し、高周波の単相負荷にも対応できるようにした電力変換装置において、スイッチング素子の冷却効率を高めた電力変換装置を提供する。
【解決手段】3相のスイッチング素子アームを有する直流電力を交流電力に変換する逆変換部113を備え、上記スイッチング素子アームの内の任意の2回路のスイッチング素子アームの出力を共通に接続して一方の交流出力端子Aとし、残りの1回路のスイッチング素子アームの出力を他方の交流出力端子Bとした上で、前記2回路の各スイッチング素子を独立に導通制御し、前記一方と他方の交流出力端子間に単相交流を発生させるように構成した電力変換装置110において、発生損失の小さい方のパルスを発生させるスイッチング素子アームが、前記2回路のスイッチング素子アームの設置場所のうちで冷却が最も困難な場所に配置されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置に関する。
本技術分野の背景技術として、特開平11−289769号公報(特許文献1)がある。この公報には、「三相交流用の電力変換装置の基本構成を流用し、高周波の単相負荷にも容易に対応できるようにした電力変換装置を提供する。U-X相とV-Y相、それにW-Z相の3回路分のスイッチング素子アームを有するインバータ回路3を用い、U-X相とV-Y相の2回路分のスイッチング素子アームの出力R、Sを共通にして一方の交流出力端子Aに接続し、残り1回路分のW-Z相のスイッチング素子アームの出力Tを他方の交流出力端子Bに接続した上で、単相交流出力の半サイクル期間では、上アームのスイッチング素子Wと下アームの2回路分のスイッチング素子X、Yを夫々オンに制御し、上記サイクル期間に続く半サイクル期間では、上アームの2回路分のスイッチング素子U、Vと下アームのスイッチング素子Zを夫々オンに制御することにより、交流出力端子A、Bに単相交流を得る」と記載されている(要約参照)。
特開平11−289769号公報
上記従来技術には次のような課題がある。三相交流用の電力変換装置の構成を流用し、高周波の単相負荷にも対応できるようにした電力変換装置を周波数が10kHz以上の高周波電源が要求されるシステム、例えば非接触供給システム等に用いた場合、1サイクル中での各スイッチング素子それぞれのスイッチング周波数も10kHz以上となる。
このような高周波数でスイッチングを行った場合、近年電力変換装置において多用されるIGBT等の汎用スイッチング素子の発生損失による温度上昇はかなり高いものとなる。
また、従来の電力変換装置では1サイクル中でプラスとマイナスそれぞれ2つずつの電圧パルスを発生させるが、電力変換装置の出力に接続する負荷が誘導性負荷の場合、プラス、マイナスのいずれにおいても第2パルスの方が発生損失が大きくなるため、第2パルスを発生させるスイッチング素子の温度上昇は他のスイッチング素子と比べ特に大きくなる。 一方、従来の電力変換装置の出力に接続する負荷が容量性負荷の場合、プラス、マイナスのいずれにおいても第1パルスの方が発生損失が大きくなるため、第1パルスを発生させるスイッチング素子の温度上昇は他のスイッチング素子と比べ特に大きくなる。
誘導性負荷、容量性負荷のいずれにおいても、発生損失によってスイッチング素子が
高温になり、スイッチング素子を構成する半導体の接合部温度が許容値を超えた場合、正常な動作をすることができなくなる可能性がある。よって、発生損失の大きくなるパルスを発生させるスイッチング素子の冷却を十分に行う必要がある。
しかし、スイッチング素子の冷却を強化する為には冷却ファンや冷却フィン等を大型化することが必要となる場合があり、電力変換装置本体の大型化およびコストの上昇につながるという問題が生じる。
本発明は、三相交流用の電力変換装置の構成を流用し、高周波の単相負荷にも対応できるようにした電力変換装置において、前記のような課題を解決するためになされたものであり、スイッチング素子の冷却能力を高めた電力変換装置を得ることを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、3相のスイッチング素子アームを有する直流電力を交流電力に変換する逆変換部を備え、前記逆変換部が有する3相のスイッチング素子アームの内の任意の2回路のスイッチング素子アームの出力を共通に接続して一方の交流出力端子とし、残りの1回路のスイッチング素子アームの出力を他方の交流出力端子とした上で、前記2回路の夫々で、一方と他方の格スイッチング素子を独立に導通制御し、前記一方と他方の交流出力端子間に単相交流を発生させるように構成した電力変換装置において、前記2回路の上アームと下アームが夫々1周期中に発生させるパルスの内、発生損失の小さい方のパルスを発生させるスイッチング素子アームが、前記2回路のスイッチング素子アームの設置場所のうちで冷却が最も困難な場所に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、スイッチング素子の局所的な過熱を防止し、スイッチング素子の冷却効率を高めることができる。
実施例1における電力変換装置を用いた非接触供給システムの構成図の例である。 実施例1及び実施例2におけるインバータ回路部の構成図の例である。 実施例1における電力変換装置に誘導性負荷を接続した際の制御動作のタイミング及び出力波形を示した図である。 実施例1における電力変換装置に容量性負荷を接続した際の制御動作のタイミング及び出力波形を示した図である。 実施例2における電力変換装置を用いた非接触供給システムの構成図の例である。 実施例2における電力変換装置の制御動作のタイミング及び出力波形を示した図である。 実施例1及び実施例2における制御装置が各相の夫々のスイッチング素子にオン制御信号を供給するまでの制御を示したフローチャートである。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
本実施例では、電力変換装置を用いて高周波の単相負荷へ非接触にて電力を供給する非接触供給システムの例を説明する。
図1は、交流電源100と電力変換装置110と高周波の単相負荷120から成る非接触供給システムの構成図の例である。交流電源100は、通常電力会社などから供給される商用三相交流電源などでありコンバータ回路111へ接続されている。コンバータ回路111は、例えばダイオードを用いた三相ブリッジ型の整流回路で構成されており、交流電源100より供給された交流電力を直流に変換する働きをしている。その直流に変換した電力を平滑コンデンサ112を通すことにより平滑化し、インバータ回路113へ入力する。インバータ回路113は、制御装置114から入力されるスイッチング信号により動作し、供給されてくる直流の電力を所定の電流で所定の高周波、例えば10kHzの単相交流電力に変換し給電線用の導電路121へ出力する。
従って、インバータ回路113は逆変換部の主回路となるものであり、平滑コンデンサ112によって平滑化された直流電力の正極側Pに接続された3個のスイッチング素子U,V,Wと、負極側Nに接続された3個のスイッチング素子X,Y,Zの計6個のスイッチング素子で構成されている。そして、この例では、各スイッチング素子としてIGBT(絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ)を用いた場合を示しており、これには夫々にフライホイールダイオードが逆並列接続されている。
ところで、このようなインバータの主回路では、直流の正極側のスイッチング素子を上アームと呼び、負極側のスイッチング素子を下アームと呼ぶ。上アームのスイッチング素子Uと下アームのスイッチング素子XがU-X相の1相分のスイッチング素子アームとなり、上アームのスイッチング素子Vと下アームのスイッチング素子YがV-Y相の1相分のスイッチング素子アームとなり、上アームのスイッチング素子Wと下アームのスイッチング素子ZがW-Z相の1相分のスイッチング素子アームとなって、全体でU-X相とV-Y相とW-Z相の3相分のスイッチング素子アームを形成している。
三相交流用の電力変換装置ではこのような3相分のスイッチング素子アームの出力により三相交流電圧を得るが、本実施例による電力変換装置110のインバータ回路113では、まず、3相分のスイッチング素子アームの内の2相分のスイッチング素子アーム、すなわち、U-X相のスイッチング素子アームとV-Y相のスイッチング素子アームの出力R、Sを共通に接続し、これをインバータ回路113の一方の交流出力端子Aとする。そして、残りのスイッチング素子アームW-Z相の出力Tを他方の交流出力端子Bとして取り出すようになっており、これにより単相出力の電力変換装置が構成されるようにしている。
高周波の単相負荷120は、前記出力端子Aと出力端子Bより供給される高周波の単相電流を流す給電線用の導電路121と、リアクタンス調整用キャパシタ122と、例えば1台以上の移動台車123、124、…とで構成されている。
ここで、これらの移動台車123、124、…は、例えばクリーンルーム内で使用される物体運搬車のことで、導電線路121から非接触で電力の供給を受け、走行用のモータを駆動して移動するようになっている。導電線路121は移動台車123、124、…の移動経路に沿って往復する2本の絶縁線路である。これに、移動台車123、124、…に搭載してある2次巻線だけを有する、鉄心の1部を除いて開放閉路型とした変圧器を組み合わせ、導電線路121を1次巻線として移動台車123、124、…で電力が非接触で受け取れるようにしてある。
そして、このような非接触での電力伝送には電源の周波数が高い程、電力伝送に介在する磁束の大きさを小さくでき、装置を小型化できるという特徴があるので、例えば10kHz程度の高周波の単相電源が必要となる。
ところで、導電線路121のリアクタンスは、インダクタンスをL、電線に流す電流の周波数をfとすると2πfLで表され、その大きさはインダクタンスL及び周波数fに比例する。導電線路121のインダクタンスLは導電線路の長さに比例するが、例えば数10μH程度と非常に小さい為、通流する電流の周波数fが一般的な三相誘導電動機のように数Hzから数100Hzの場合、リアクタンスは小さくなり、その長短は特に問題とならない。
しかしながら本実施例の電力変換装置110から導電線路121へ出力される電流の周波数fは例えば10kHzと高周波なので、導電線路122のリアクタンスは、その長さによって非常に重要なものとなる。すなわち、導電線路121が長い程リアクタンスは大きくなり高周波で所定の電流を流すことは困難となる。そこで本実施例では導電線路121のリアクタンスを減少させる為に、進相用キャパシタ122を導電線路121に直列に挿入している。
進相用キャパシタ122のキャパシタンスをCとすると、そのリアクタンスは1/2πfCで表される。ここで導電線路121全体のリアクタンスは(2πfL)−(1/2πfC)で表され、その結果が正となるとき誘導性リアクタンスとなり、負荷120の力率は遅れ力率となる。一方、(2πfL)−(1/2πfC)が負となるとき容量性リアクタンスとなり負荷120の力率は進み力率となる。
次に、本実施例における電力変換装置110内の制御装置114について説明する。制御装置114はマイコンなどを搭載した回路基板で構成しており、前記インバータ回路113の上アームのU相とV相とのスイッチング素子と下アームのX相とY相とのスイッチング素子にオン制御信号を供給する働きをする。なお、残りのW相とZ相のスイッチング素子に対するオン制御信号の供給については図示が省略されている。
具体的には、負荷120に流れる電流iを電流検出器CTにより検出し、この検出結果から出力電流iが、外部から与えられる出力電流指令値に一致するように制御装置114にてU相、V相、X相、Y相の各スイッチング素子のオン時間T1、T3、T5、T7を独立して制御する。これにより出力端子AB間に1サイクル中でプラス側及びマイナス側に夫々2パルスずつの電圧を発生させ、導電線路121に流れる電流を制御することができる。
例えば移動台車123,124…の実稼働台数が少なく、出力電流指令値が小さい値に設定されていた場合には、パルス幅T1、T3、及びT5、T7を短くするような制御が行われる。このとき、出力電流指令値によっては、それが小さくなった場合、これらのパルス幅の内、各アームの一方のパルス幅、例えば第2パルス幅T3、T7はゼロとなり、他方のパルス幅T1、T5だけが制御される状態も有り得る。この状態での第2パルスを発生させるスイッチング素子の損失はほぼゼロとなり、6つのスイッチング素子全体での発生損失は最も小さい状態となる。
また、反対に、例えば移動台車123,124…の実稼働台数が多く、出力電流指令値が大きな値に設定されていた場合には、第1パルス幅T1、T3、及び第2パルス幅T5、T7を長くするような制御が行われる。第1パルス幅T1、T3、及び第2パルス幅T5、T7が最も長く制御された場合、パルス幅T1、T3、T5、T7の全てが等しくなり、インバータ回路113の夫々のスイッチング素子に逆並列接続されたフライホイールダイオードに電流が還流する還流期間T2、T6及び平滑コンデンサ112へエネルギーが帰還される帰還期間T4、T8は最も短く、またはゼロになる。このとき出力電流iは最も成長する状態となり、6つのスイッチング素子全体での発生損失も最大となる。
次に、本実施例の電力変換装置のインバータ回路113の構造上の配置を図2を用いて説明する。
インバータ回路113は冷却フィン200と、冷却フィン200上に配置してある、U相のスイッチング素子部211とV相のスイッチング素子部212とW相のスイッチング素子部213とX相のスイッチング素子部214とY相のスイッチング素子部215とZ相のスイッチング素子部216とで構成されている。
この夫々のスイッチング素子部は、内部で各スイッチング素子としてIGBT(絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ)を用いており、これには夫々にフライホイールダイオードが逆並列接続された構成となっている。
また、これらのスイッチング素子部211、212、…216は夫々がインバータ回路113の構成を成すように銅バーや電線等で接続されており、さらに電力変換装置110の構成を成すように平滑コンデンサCBや交流出力端子A,Bとも銅バーや電線等で接続されているが図2では省略している。
このときV-Y相のスイッチング素子部である212,215は左右に配置されたU-X相のスイッチング素子部211,214及びW-Z相スイッチング素子部213,216の発熱の煽りを受ける為、冷却が最も困難となる。そこで冷却のための配慮が必要となる。
次に、制御装置114から出力する信号により行われるインバータ回路113の制御動作と、負荷120が誘導性負荷となる場合の第1パルス及び第2パルスを発生させるスイッチング素子の発生損失について図3のタイミングチャートにより説明する。
なお、既に説明したように、制御装置114は移動台車123,124…の実稼動数や出力電流指令値に応じてU相、V相、X相、Y相のオン時間を制御し、第1パルスと第2パルスの幅を決めているが、実稼動数が少ない場合や出力電流指令値を小さく設定した場合には第2パルスを発生させないこともありえる。
その際のスイッチング素子全体の発生損失は第1パルス、第2パルスがともに発生している時と比較して小さいものとなる。そこで、発生損失に関しては、大きくなる状態である第1パルス、第2パルスがともに発生した状態の説明をする。
図3において、Tは、交流出力端子A、B間に発生させるべき単相交流の1サイクルの期間を表わす。従って、出力される単相交流電圧の周波数をfとすれば、T=1/fとなる。そして、まず、この1サイクル期間Tの半分のサイクル期間T/2中には、下アームのZ相のスイッチング素子をオン(導通)制御させると共に、上アームではV相とU相のスイッチング素子を交互に順次オン制御させることにより電力変換装置の出力にプラス側の第1パルスおよび第2パルスを発生させる。
次に残り半分のサイクル期間T/2中には、上アームのW相のスイッチング素子を、同じくオン制御すると共に、下アームではY相とX相のスイッチング素子を交互に順次オン制御させさせることにより電力変換装置の出力にマイナス側の第1パルスおよび第2パルスを発生させる。これにより交流出力端子A、B間に周波数fの単相交流電圧が発生されるように制御する。なお、このようなインバータ主回路の制御には、通例、スイッチング素子の動作にデッドタイムを設けるのが一般的である。
このとき、出力電流iは、図3に示すように正弦波に近い波形となり、既に説明したように負荷120が誘導性負荷となる場合、遅れ力率となる。
この図3に示すスイッチングパターンでスイッチング素子U,V,W,X,Y,Zがスイッチングを繰り返すことにより、夫々のスイッチング素子は損失を発生し温度上昇することとなる。
ところで、スイッチング素子の損失は定常損失及びスイッチング損失に分けられ、さらに、スイッチング損失はターンオン損失とターンオフ損失に分けられる。このいずれの損失も図3出力電圧パルス及び出力電流iに依存する。第1パルス、第2パルスともに前記平滑コンデンサ112より出力され、波高値は同一となる為、夫々のパルスによって発生する損失は出力電流iにより比較する必要がある。
図3のi31はプラス側第1パルス立ち上がり時の出力電流の瞬時値を示しており、i32はプラス側第1パルス立ち下がり時の出力電流の瞬時値を示している。図3のi33はプラス側第1パルス立ち上がり時の出力電流の瞬時値を示しており、i34はプラス側第1パルス立ち下がり時の出力電流の瞬時値を示している。また、図3のVPNは、インバータ回路113の上アームU相及びV相がオンした際に図1出力端子A,Bに発生する第1パルス及び第2パルスの波高値であり、−VPNは、インバータ回路113の下アームX相及びY相がオンした際に図1出力端子A,Bに発生する第1パルス及び第2パルスの波高値である。
ここで、負荷120は誘導性負荷であり、遅れ力率となっているため、第1、第2パルス立ち上がり時の電流の瞬時値i31及びi33を比較するとi33の方が大きくなり、また、第1、第2パルス立ち下がり時の電流の瞬時値i32及びi34を比較するとi34の方が大きくなる。既に説明したようにスイッチング素子のターンオン損失及びターンオフ損失は電流値に依存するので、そのどちらの損失も第2パルスの方が大きくなる。
また、第1パルスにおける定常損失については期間T1における出力電流iの積分値に依存し、第2パルスにおける定常損失については期間T3における出力電流iの積分値に依存する為、ほとんどの場合第2パルスにおける定常損失の方が大きくなる。
しかしながら、移動台車123、124、…の実稼動台数が少なく出力電流指令値が小さい値に設定されていた場合には、期間T3は期間T1に対して極端に短くなることもあり得、その場合、第2パルスにおける定常損失の方が第1パルスにおける定常損失よりも小さくなる。
ここでスイッチング素子の全損失を比較すると、期間T3が期間T1に対して極端に短い場合を除いて、ターンオン損失、ターンオフ損失、定常損失の全てにおいて第2パルスで発生する損失の方が大きくなるため、全損失も第2パルスを発生させるスイッチング素子の方が第1パルスを発生させるスイッチング素子よりも大きくなる。
また、期間T3が期間T1に対して極端に短い場合においても、本実施例のように例えば10kHzのような高周波電力を必要とする装置では定常損失よりもターンオン損失、ターンオフ損失の占める割合の方がはるかに大きい為、第2パルスを発生させるスイッチング素子の方が第1パルスを発生させるスイッチング素子より損失は大きくなる。
これらの損失についてはマイナス側第1パルス及び第2パルスにおいても極性が反転するだけで同様となる。
従って、負荷120が誘導性負荷である場合、期間T1、T3及びT5、T7の長さに関わらず、1周期中にプラス側とマイナス側で夫々2パルスずつ発生する状態においては、第2パルスを発生させるスイッチング素子の方が損失が大きくなる。ここで、実施例1においては、スイッチング素子211〜216は図2のように配置されており、V-Y相のスイッチング素子212、215は両隣のスイッチング素子から発熱の煽りを受けて温度上昇するとともに、冷却が最も困難な素子となる。
そこで、第1パルスおよび第2パルスの内、比較的発生損失の少ない第1パルスをスイッチング素子V-Y相で発生させ、発生損失の多い第2パルスを構造上冷却容易なスイッチング素子U-V相で発生させるように制御する。
このようにすることで、スイッチング素子の局所的な過熱を防止し、スイッチング素子の冷却効率を向上することができる。
次に負荷120が容量性負荷となる場合の第1パルス及び第2パルスを発生させるスイッチング素子の損失について図4により説明する。
図4のi41はプラス側第1パルス立ち上がり時の出力電流の瞬時値を示しており、i42はプラス側第1パルス立ち下がり時の出力電流の瞬時値を示している。また、図4のi43はプラス側第1パルス立ち上がり時の出力電流の瞬時値を示しており、i44はプラス側第1パルス立ち下がり時の出力電流の瞬時値を示している。
ここで、負荷120は容量性負荷であり、進み力率となっているため、第1、第2パルス立ち上がり時の電流の瞬時値i41及びi43を比較するとi41の方が大きくなり、また、第1、第2パルス立ち下がり時の電流の瞬時値i42及びi44を比較するとi42の方が大きくなる。既に説明したようにスイッチング素子のターンオン損失及びターンオフ損失は電流値に依存するので、そのどちらの損失も第1パルスの方が大きくなる。
また、第1パルスにおける定常損失については期間T1における出力電流iの積分値に依存し、第2パルスにおける定常損失については期間T3における電流iの積分値に依存する。本実施例の非接触供給システムでは期間T1と期間T3を比較すると、T1の方がT3より長いか、またはT1とT3が等しくなるように制御を行っている為、電流値の高い期間T1での定常損失の方がT3の定常損失よりも大きくなる。
ここでスイッチング素子の全損失を比較すると、ターンオン損失、ターンオフ損失、定常損失の全てにおいて、第1パルスで発生する損失の方が大きくなるため、全損失も第1パルスを発生させるスイッチング素子の方が第2パルスを発生させるスイッチング素子よりも大きくなる。これらの損失についてはマイナス側第1パルス及び第2パルスにおいても極性が反転するだけで同様となる。
従って、負荷120が容量性負荷の時、期間T1、T3及びT5、T7の長さに関わらず、1サイクル中にプラス側とマイナス側で夫々2パルスずつ発生する状態においては、第1パルスを発生させるスイッチング素子の方が損失が特に大きくなる。そして、実施例1においては、スイッチング素子211〜216は図2のように配置されており、V-Y相のスイッチング素子212、215は両隣のスイッチング素子から発熱の煽りを受けて温度上昇するとともに、冷却が最も困難な場所に位置する素子となる。
そこで、第1パルスおよび第2パルスの内、比較的発生損失の小さい第2パルスをスイッチング素子V-Yで発生させ、発生損失の大きい第1パルスを構造上冷却容易なスイッチング素子U-Vで発生させるように制御する。
このようにすることで、スイッチング素子の局所的な過熱を防止し、スイッチング素子の冷却効率を向上することができる。
以上のように、本実施例による非接触給電システムでは、負荷120が誘導性負荷の場合、図3に示すように第1パルスをスイッチング素子V-Yで発生させ、第2パルスをスイッチング素子U-Xで発生させるよう制御を行っており、一方、負荷120が容量性負荷の場合、図4に示すように第1パルスをスイッチング素子U-Xで発生させ、第2パルスをスイッチング素子V-Yで発生させるよう制御を行っている。
図7は、制御装置114がU相とV相とX相とY相の夫々のスイッチング素子にオン制御信号を供給するまでの制御を示したフローチャートである。
まず制御装置114は電力変換装置113に接続されている高周波の単相負荷120が誘導性であるか容量性であるかの負荷性質判定を行う(S701)。本電力変換装置113においては、あらかじめ接続する高周波の単相負荷の性質が誘導性であるか容量性であるかを測定し、手動にて本電力変換装置113へ入力し判定を行っているが、電力変換装置に負荷の性質を判定する回路を設けることによって、自動判定を行うことも可能である。
例えば電力変換装置の起動直後に低電圧を負荷に対し短時間発生させ、その際に負荷に流れる電流の位相が、発生させた低電圧に対して遅れているか進んでいるかを検出し、遅れている場合は遅れ力率となり誘導性負荷、進んでいる場合は進み力率となり容量性負荷というように判定する回路を設ける方法などが考えられる。
次に負荷性質判定の結果に応じて各相のスイッチング素子で発生させるパルスを決定する。すなわち、負荷性質判定の結果が誘導性負荷の場合は、プラス側第1パルスをV相、プラス側第2パルスをU相、マイナス側第1パルスをY相、マイナス側第2パルスをX相、で夫々発生させることを決定し(S702)、一方、負荷性質判定の結果が容量性負荷の場合は、プラス側第1パルスをU相、プラス側第2パルスをV相、マイナス側第1パルスをX相、マイナス側第2パルスをY相、で夫々発生させることを決定する(S703)。
最後に、U相、V相,X相、Y相の各スイッチング素子にオン制御信号を供給する(S704)。このとき、既に説明したように、U相、V相,X相、Y相の各スイッチング素子のオン時間T1,T3,T5,T7の長さは高周波の単相負荷120に応じて、流れる電流が出力電流指令値になるよう制御している。
これにより、スイッチング素子の局所的な過熱を防止し、スイッチング素子の冷却効率を高めることができる。
本実施例では、電力変換装置を用いて高周波の単相負荷へ非接触にて電力を供給する非接触供給システムにおいて、電力変換装置に接続する導電線路にリアクタンス調整用のキャパシタを挿入していない場合の例について説明する。
図5は商用電源500と電力変換装置510と高周波の単相負荷520から成る非接触供給システムの構成図の例であり、負荷520中にリアクタンス調整用キャパシタが接続されていないだけで、他の部分は図1に示す構成図と同一であり、またインバータ制御回路520の構造上の配置も図2と同一である。
実施例1で既に説明したように、負荷520のリアクタンスは導電線路522の長短に依存するため、導電線路が長い場合には所望の電力を移動台車523,524…に供給する為に、リアクタンス調整用のキャパシタを挿入し、リアクタンスを減少させる必要がある。
しかしながら導電線路522が非常に短く、また導電線路522から非接触で電力を受け取る移動台車523,524…の消費電力が非常に小さい場合、または出力電流指令値が非常に小さく設定されている場合には、図5に示すように、リアクタンス調整用キャパシタを挿入しなくとも非接触給電システムの実現は可能となる。
このとき、高周波の単相負荷520全体でのリアクタンスは、リアクタンス調整キャパシタのキャパシタンスCが無いため正となり、高周波の単相負荷520は誘導性負荷となる。
次に、制御装置514から出力する信号により行われるインバータ回路513の制御動作と、スイッチング素子の発生損失について図6のタイミングチャートにより説明する。
インバータ回路513内のスイッチング素子U,V,W,X,Y,Zの制御動作に関しては実施例1にて既に説明した動作と同一であり、1サイクルの期間でプラス側の第1パルス、第2パルス及びマイナス側の第1パルス、第2パルスを発生させ、移動台車523,524…の実稼動数や出力電流指令値に応じてパルス幅T1、T3、及びT5、T7が独立に制御され動作する。このときの出力電流iは正弦波に近いものではなく、図6に示すように直線的な波形となる。
また、各スイッチング素子の損失は実施例1で説明したように、定常損失及びスイッチング損失に分けられ、さらに、スイッチング損失はターンオン損失とターンオフ損失に分けられる。このいずれの損失も図6出力電圧パルス及び出力電流iに依存する。第1パルス、第2パルスともに前記平滑コンデンサ512より出力され、波高値は同一となる為、夫々のパルスによって発生する損失は出力電流iにより比較する必要がある。
図6のi61はプラス側第1パルス立ち上がり時の出力電流の瞬時値を示しており、i62はプラス側第1パルス立ち下がり時の出力電流の瞬時値を示している。図6のi63はプラス側第1パルス立ち上がり時の出力電流の瞬時値を示しており、i64はプラス側第1パルス立ち下がり時の出力電流の瞬時値を示している。
また、図6のVPNは、インバータ回路513の上アームU相及びV相がオンした際に図5出力端子A,Bに発生する第1パルス及び第2パルスの波高値であり、−VPNは、インバータ回路513の下アームX相及びY相がオンした際に図1出力端子A,Bに発生する第1パルス及び第2パルスの波高値である。
ここで、6つのスイッチング素子全体での発生損失が最大となる状態での第1パルス及び第2パルスを発生させる際のスイッチング素子の損失について説明する。
電流値i63は、電流値i61から第1パルスが発生しているT1の期間成長し、還流期間であるT2の間、減少したものである。還流期間T2での電流の減少率は導電路521の長さ及び移動台車523、524…の台数に依存するが、6つのスイッチング素子全体での発生損失が最大となる状態では、実施例1にて既に説明したとおり、パルス幅T1 、T3 、T5 、T7が等しく最も長くなるように制御され、その半面、還流期間T2、T4及び帰還期間T4、T6は最も短く、なるように制御される。
これにより、期間T1での電流成長率が還流期間T2での電流減少率を下回ることはない。したがって、電流値i63は電流値i61より大きな値となり、第2パルスにおけるターンオン損失は第1パルスにおけるターンオン損失より大きくなる。
また、電流値i64は、電流値i62から還流期間であるT2の間、減少し、第2パルスが発生しているT3の期間成長したものであるが、ここでも前記と同様に6つのスイッチング素子全体での発生損失が最大となる状態では、期間T3での電流成長率が期間T2での電流減少率を下回ることはない。したがって、電流値i64は電流値i62より大きな値となり、第2パルスにおけるターンオフ損失は第1パルスにおけるターンオフ損失より大きくなる。
次に、プラス側第1パルスの定常損失は供給期間T1での出力電流iの積分値に依存する。一方プラス側第2パルスの定常損失は供給期間T2での出力電流iの積分値に依存する。ここで、期間T1及びT3は、6つのスイッチング素子全体での発生損失も最大となる状態では、等しくなるように制御を行っている為、出力電流iの積分値はT1期間と比較してT2期間の方が高くなる。
したがって、第1パルス及び第2パルスを発生させる際のスイッチング素子の損失は、定常損失、ターンオン損失、ターンオフ損失の全てにおいて第2パルスを発生させるスイッチング素子に、特に多く発生する。これは、マイナス側第1パルス及び第2パルスでも極性が反転するだけで同様となる。
一方、前記図2において述べたとおり、スイッチング素子V,Yは左右のスイッチング素子U,X及びW,Zの発熱の煽りを受ける為、冷却が最も困難となる。そこで、本実施例における電力変換装置500では、第1パルスおよび第2パルスの内、比較的発生損失の少ない第1パルスをスイッチング素子V,Yで発生させ、発生損失の多い第2パルスを構造上比較的冷却容易なスイッチング素子U,Vで発生させるように制御している。
また、このときの制御装置514がU相とV相とX相とY相の夫々のスイッチング素子にオン制御信号を供給するまでの制御は、実施例1と同様に図7で示したフローチャートの通りとなる。
まず制御装置514は電力変換装置513に接続されている高周波の単相負荷520が誘導性であるか容量性であるかの負荷性質判定を行うが、既に説明したように、本実施例2での高周波の単相負荷520にはリアクタンス調整キャパシタが挿入されていない為、判定結果は誘導性負荷となる(S701)。
次に負荷性質判定の結果に応じて各相のスイッチング素子で発生させるパルスを決定する。ここで負荷性質判定の結果は誘導性負荷なのでプラス側第1パルスをV相、プラス側第2パルスをU相、マイナス側第1パルスをY相、マイナス側第2パルスをX相で夫々発生させることを決定する(S702)。
最後に、U相、V相,X相、Y相の各スイッチング素子にオン制御信号を供給する(S704)。このとき、既に説明したように、U相、V相,X相、Y相の各スイッチング素子のオン時間T1,T3,T5,T7の長さは高周波の単相負荷520に応じて、流れる電流が出力電流指令値になるよう制御している。
これによりスイッチング素子の局所的な過熱を防止し、スイッチング素子の冷却効率を高めることが可能となる。
100…交流電源
110…電力変換装置
111…コンバータ回路
112…平滑コンデンサ
113…インバータ回路
114…制御回路
120…高周波の単相負荷
121…導電路
122…リアクタンス調整用キャパシタ
123…移動台車
124…移動台車
200…冷却フィン
211…U相のスイッチング素子部
212…V相のスイッチング素子部
213…W相のスイッチング素子部
214…X相のスイッチング素子部
215…Y相のスイッチング素子部
216…Z相のスイッチング素子部
500…交流電源
510…電力変換装置
511…コンバータ回路
512…平滑コンデンサ
513…インバータ回路
514…制御回路
520…高周波の単相負荷
521…導電路
523…移動台車
524…移動台車

Claims (6)

  1. 3相のスイッチング素子アームを有する直流電力を交流電力に変換する逆変換部を備え、
    前記逆変換部が有する3相のスイッチング素子アームの内の任意の2回路のスイッチング素子アームの出力を共通に接続して一方の交流出力端子とし、残りの1回路のスイッチング素子アームの出力を他方の交流出力端子とした上で、前記2回路の夫々で、一方と他方の格スイッチング素子を独立に導通制御し、前記一方と他方の交流出力端子間に単相交流を発生させるように構成した電力変換装置において、
    前記2回路の上アームと下アームが夫々1周期中に発生させるパルスの内、発生損失の小さい方のパルスを発生させるスイッチング素子アームが、前記2回路のスイッチング素子アームの設置場所のうちで冷却が最も困難な場所に配置されていることを特徴とした電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置であって、
    出力端子に接続する負荷が誘導性負荷の場合、第1パルスを発生させる為のスイッチン
    グ素子アームが前記2回路のスイッチング素子アームの設置場所のうちで冷却が最も困難な場所に配置されていることを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項1に記載の電力変換装置であって、
    出力端子に接続する負荷が容量性負荷の場合、第2パルスを発生させる為のスイッチング素子アームが前記2回路のスイッチング素子アームの設置場所のうちで冷却が最も困難な場所に配置されていることを特徴とする電力変換装置。
  4. 3相のスイッチング素子アームを有する直流電力を交流電力に変換する逆変換部を備え、
    前記逆変換部が有する3相のスイッチング素子アームの内の任意の2回路のスイッチング素子アームの出力を共通に接続して一方の交流出力端子とし、残りの1回路のスイッチング素子アームの出力を他方の交流出力端子とした上で、前記2回路の夫々で、一方と他方の格スイッチング素子を独立に導通制御し、前記一方と他方の交流出力端子間に単相交流を発生させるように構成した電力変換装置の制御方法であって、
    前記2回路の上アームと下アームが夫々1周期中に発生させるパルスの内、発生損失の小さい方のパルス発生を、前記2回路のスイッチング素子アームの設置場所のうちで冷却が最も困難な場所に配置されたスイッチング素子アームで発生させるよう制御することを特徴とする電力変換装置の制御方法。
  5. 請求項4に記載の電力変換装置の制御方法であって、
    出力端子に接続する負荷が誘導性負荷であるか容量性負荷であるか判定し、
    前記判定が誘導性負荷である場合に、前記2回路のスイッチング素子アームの設置場所のうちで冷却が最も困難な場所に配置されているスイッチング素子アームで第1パルスを発生させ、他方のスイッチング素子アームで第2パルスを発生させ、
    前記判定が容量性負荷である場合に、前記2回路のスイッチング素子アームの設置場所のうちで冷却が最も困難な場所に配置されているスイッチング素子アームで第2パルスを発生させ、他方のスイッチング素子アームで第1パルスを発生させるよう制御することを特徴とする電力変換装置の制御方法。
  6. 請求項5に記載の電力変換装置の制御方法であって、
    誘導性負荷であるか容量性負荷であるかの判定は、電力変換装置の起動直後に低電圧を負荷に対し短時間発生させ、その際に負荷に流れる電流の位相が、発生させた低電圧に対して遅れているか進んでいるかを検出し、遅れている場合を誘導性負荷とし、進んでいる場合を容量性負荷として判定することを特徴とする電力変換装置の制御方法。
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