JP2014072728A - 通話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの上昇を抑えるとともに既存のシステムへの適用を容易にする。
【解決手段】回線選択部11は、複数回線の伝送路(住戸線LAi)を択一的に切り換えて伝送処理部2の通信ポートに接続する切換手段と、切換手段を制御して何れかの伝送路(住戸線LAi)に切り換えさせる選択手段とを備える。切換手段は、伝送処理部2が有する通信ポートに直接接続される共通ポート110と、4回線の住戸線LAiが個別に接続される4つの切換ポート111〜114と、共通ポート110を何れか1つの切換ポート111〜114に択一的に切換接続する切換スイッチ(図示せず)とを有する。各住戸機Aの回線選択部11で択一的に回線を選択して音声パケットを伝送するので、各回線毎に伝送処理部2を設けた場合と比較して、製造コストの上昇を抑えることができる。しかも、回線選択部11は伝送処理部2と分岐器Diの間に挿入されるので、既存のシステムへの適用が容易である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多数の通話端末の間で通話音声のデータをパケット伝送する通話システムに関する。
従来の通話システムとして、例えば、特許文献1に記載されている集合住宅用インターホンシステムがある。
特許文献1記載の従来例は、集合住宅の共用玄関に設置される共用部装置(ロビーインターホン)と、各住戸に設置される住戸機と、共用部幹線を介してロビーインターホンと接続されるとともに住戸幹線に接続される幹線制御装置とを備える。
ロビーインターホンは、来訪者を撮像する撮像装置、マイクロホン及びスピーカ、来訪者が訪問先の住戸の住戸番号を入力するためのテンキースイッチ又はタッチパネル、音声や映像を共用部幹線を介してパケット伝送する伝送部などを具備している。ロビーインターホンでは、テンキースイッチ又はタッチパネルが操作されて何れかの住戸の住戸番号の操作入力を受け付けると、データフィールドに当該住戸番号を格納したパケット、並びに撮像装置で撮像した来訪者の映像(映像情報)をデータフィールドに格納したパケットを伝送部より共用部幹線を介して幹線制御装置のアドレス宛に送信(パケット伝送)する。
幹線制御装置は、ロビーインターホンとの間で共用部幹線を介してパケット伝送を行う第1伝送処理部と、住戸機との間で住戸幹線を介してパケット伝送を行う第2伝送処理部と、第1伝送処理部並びに第2伝送処理部を制御する制御部とを備える。制御部は、CPUやメモリなどのハードウェアと、CPUで実行される種々のプログラム(ソフトウェア)とで構成され、各住戸の住戸機に割り当てられているアドレスと当該住戸の住戸番号との対応関係をメモリに記憶している。そして、幹線制御装置の制御部は、ロビーインターホンから受け取ったパケットのデータフィールドに格納されている住戸番号を前記対応関係と照合してアドレスに変換し、当該アドレスを宛先アドレスフィールドに格納し且つロビーインターホンからの呼出を通知するための呼出コマンドをデータフィールドに格納した制御パケット並びに前記映像情報をデータフィールドに格納した映像パケットを第2伝送処理部から住戸幹線に送出する。
住戸機は、住戸機制御部、伝送処理部、通話処理部、マイクロホン、スピーカ、A/D変換器、D/A変換器、映像処理部、表示部、操作入力受付部などを備えている。マイクロホンで集音される音声が電気信号(音声信号)に変換され、マイクロホンから出力されるアナログの音声信号(送話音声信号)がA/D変換器でディジタルの音声信号(送話音声データ)に変換されて通話処理部に入力される。また、通話処理部から出力されるディジタルの音声信号(受話音声データ)がD/A変換器でアナログの音声信号(受話音声信号)に変換される。D/A変換器から出力されるアナログの受話音声信号はスピーカに入力され、スピーカから音声(受話音声)が鳴動される。
伝送処理部は、幹線制御装置や他の住戸機との間で住戸幹線及び住戸線を介したパケット伝送を行う。伝送処理部は、住戸機制御部で作成される制御信号(制御データ)を分割してパケット(制御パケット)を作成し、同じく通話処理部で作成される送話音声信号(送話音声データ)を分割してパケット(音声パケット)を作成する。さらに伝送処理部は、制御パケットや音声パケットを符号化するとともに符号化されたビット列を電気信号に変換(変調)して住戸線から住戸幹線に流す。また伝送処理部は、住戸幹線から住戸線を流れる電気信号をビット列に変換(復調)するとともに復調されたビット列からパケット(音声パケット、制御パケット、映像パケット)を復号化する。なお、伝送処理部は、復号化したパケットのアドレスが自己のアドレス(住戸機のアドレス)に一致しない場合は当該パケットを破棄し、アドレスが一致する場合は当該パケットのデータフィールドに含まれるデータが映像データ(映像信号)であれば映像処理部に出力する。また、伝送処理部は、データフィールドに含まれるデータが制御データ(制御信号)であれば、そのデータを住戸機制御部に出力する。さらに、伝送処理部は、データフィールドに含まれるデータが音声データ(音声信号)であれば、そのデータを通話処理部に出力する。但し、パケットのアドレスがマルチキャストアドレス又はブロードキャストアドレスであれば、伝送処理部は、自己のアドレスに一致しない場合でも当該パケットを破棄せずに処理する。
特開2012−147043号公報
ところで、特許文献1記載の従来例では、パケット伝送を行うことで複数組の通話端末(例えば、ロビーインターホンと住戸機、及び他の2台の住戸機)同士が同時に通話することが可能である。しかしながら、幹線制御装置と各住戸機との間には1回線の住戸幹線しか存在しないため、通話のリアルタイム性を考慮すると、同時に通話可能な組数を増やすことは困難である。
そこで、幹線制御装置と各住戸機とを複数回線の住戸幹線で接続すれば、同時に通話可能な組数を増やすことができる。しかしながら、各回線毎に送受信回路と変復調回路を設けた場合、回路規模の増大による製造コストの上昇や既存のシステムへの適用が困難という問題が生じる。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、製造コストの上昇を抑えるとともに既存のシステムへの適用を容易にすることを目的とする。
本発明の通話システムは、複数の通話端末と、前記複数の通話端末が分岐接続された複数回線の伝送路と、前記複数回線の伝送路に接続される制御装置と、前記複数回線の伝送路を択一的に切り換えて前記通話端末に接続する複数の回線選択装置とを有し、前記通話端末は、音声を電気信号に変換する音声入力手段と、前記音声入力手段から出力されるアナログの音声信号をディジタルデータに変換し且つディジタル変調した伝送信号を通信ポートへ送出する送信手段と、前記通信ポートから受け入れた伝送信号をディジタル復調し且つディジタルデータからアナログの音声信号に変換する受信手段と、前記受信手段から出力される前記音声信号を音声として鳴動する音声出力手段とを備え、前記各回線選択装置は、前記複数回線の伝送路を択一的に切り換えて前記通信ポートに接続する切換手段と、前記切換手段を制御して何れかの前記伝送路に切り換えさせる選択手段とを備え、前記制御装置は、それぞれに前記伝送路が接続される複数の通信ポートと、前記通信ポートを通して前記伝送信号を受信し、且つ前記伝送信号を前記通信ポートを通して送信する複数の送受信手段と、前記送受信手段が受信した前記伝送信号の送信先アドレスを参照し、前記送信先アドレスのアドレスを有する前記通話端末が接続されている前記通信ポートへ前記伝送信号を送信するように前記送受信手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
この通話システムにおいて、前記制御手段は、前記各回線選択装置の前記選択手段が前記切換手段を何れの前記伝送路に接続しているかという回線選択情報を前記各回線選択装置から収集し、且つ収集した前記回線選択情報をデータテーブルに記憶し、前記データテーブルを参照して前記伝送信号を送信する前記通信ポートを決定することが好ましい。
この通話システムにおいて、前記制御手段は、前記選択手段に対して、指定する前記伝送路に切り換える制御コマンドを含む前記伝送信号を前記送受信手段から送信させ、前記選択手段は、前記制御コマンドで指定された前記伝送路に切り換えるように前記切換手段を制御することが好ましい。
この通話システムにおいて、前記制御手段は、前記送信先アドレスのアドレスを有する前記通話端末が接続されている前記通信ポートが不明な場合、前記送受信手段から全ての前記通信ポートへ前記伝送信号を送信させることが好ましい。
この通話システムにおいて、前記制御手段は、前記伝送信号の送信先アドレスのアドレスを有する前記通話端末が接続されている前記通信ポートが不明な場合、前記伝送信号を受信した前記通信ポートが接続されている前記伝送路を指定する制御コマンドを含む前記伝送信号を、前記送受信手段から全ての前記通信ポートへ前記伝送信号を送信させ、前記選択手段は、前記制御コマンドで指定された前記伝送路に切り換えるように前記切換手段を制御することが好ましい。
この通話システムにおいて、前記回線選択装置に代えて、前記各通話端末が前記切換手段及び前記選択手段を備えることが好ましい。
この通話システムにおいて、前記制御装置は、複数の通話端末がそれぞれ1回線の伝送路で接続される複数の第2通信ポートを備えることが好ましい。
本発明の通話システムは、回線選択装置又は各通話端末の切換手段及び選択手段が複数回線の伝送路を択一的に選択して切り換えるので、各回線毎に送受信回路などを設ける場合と比較して、製造コストの上昇を抑えるとともに既存のシステムへの適用を容易にすることができるという効果がある。
本発明に係る通話システムの実施形態1(集合住宅用インターホンシステム)を示すシステム構成図である。 同上の動作説明用のシーケンス図である。 同上の動作説明用のシーケンス図である。 本発明に係る通話システムの実施形態2の動作説明用のシーケンス図である。 同上の動作説明用のシーケンス図である。
以下、本発明の技術思想を集合住宅用のインターホンシステムに適用した実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、本発明の技術思想が適用可能な通話システムは、集合住宅用インターホンシステムに限定されるものではない。
(実施形態1)
本実施形態の集合住宅用インターホンシステムは、図1に示すように集合住宅の共用玄関に設置される通話端末(ロビーインターホン)Cと、各住戸に設置される通話端末(住戸機)Aと、幹線制御装置(制御装置)Bとを有する。ただし、図1では複数台の住戸機Aのうちの1台のみを図示している。
幹線制御装置BとロビーインターホンCとは、複数回線(図示例では4回線)の共用部幹線LC1,LC2,LC3,LC4を介して接続されている。また、幹線制御装置Bは、複数回線(図示例では4回線)の住戸幹線LS1,LS2,LS3,LS4に接続されている。さらに、各住戸幹線LSi(i=1,2,3,4)には多数の分岐器D1,D2,D3,D4が接続され、各分岐器Diで住戸幹線LSiから分岐された住戸線LAiに各住戸の住戸機Aが接続されている。
ロビーインターホンCは、来訪者を撮像する撮像装置、マイクロホン及びスピーカ、来訪者が訪問先の住戸の住戸番号を入力するためのテンキースイッチ又はタッチパネル、音声や映像を共用部幹線LCiを介してパケット伝送する伝送部などを具備している。ロビーインターホンCでは、テンキースイッチ又はタッチパネルが操作されて何れかの住戸の住戸番号の操作入力を受け付けると、データフィールドに当該住戸番号を格納したパケット、並びに撮像装置で撮像した来訪者の映像(映像情報)をデータフィールドに格納したパケットを伝送部より共用部幹線LCiを介して幹線制御装置Bのアドレス宛に送信(パケット伝送)する。
幹線制御装置Bは、ロビーインターホンCとの間で共用部幹線LCiを介してパケット伝送を行う4つの第1伝送処理部31,32,33,34と、住戸機Aとの間で住戸幹線LSiを介してパケット伝送を行う4つの第2伝送処理部35,36,37,38と、第1伝送処理部31〜34並びに第2伝送処理部35〜38を制御する制御部30とを備える。制御部30は、CPUやメモリなどのハードウェアと、CPUで実行される種々のプログラム(ソフトウェア)とで構成され、各住戸の住戸機Aに割り当てられているアドレスと当該住戸の住戸番号との対応関係をメモリに記憶している。そして、幹線制御装置Bの制御部30は、ロビーインターホンCから受け取ったパケットのデータフィールドに格納されている住戸番号を前記対応関係と照合してアドレスに変換する。さらに制御部30は、当該アドレスを宛先アドレスフィールドに格納し且つロビーインターホンCからの呼出を通知するための呼出コマンドをデータフィールドに格納した制御パケット並びに前記映像情報をデータフィールドに格納した映像パケットを第2伝送処理部35〜38から住戸幹線LSiに送出する。
住戸機Aは、端末制御部1、伝送処理部2、通話処理部3、マイクロホン4、スピーカ5、A/D変換器6、D/A変換器7、映像処理部8、表示部9、操作入力部10、回線選択部11などを備えている。マイクロホン4で集音される音声が電気信号(音声信号)に変換され、マイクロホン4から出力されるアナログの音声信号(送話音声信号)がA/D変換器6でディジタルの音声信号(送話音声データ)に変換されて通話処理部3に入力される。また、通話処理部3から出力されるディジタルの音声信号(受話音声データ)がD/A変換器7でアナログの音声信号(受話音声信号)に変換される。D/A変換器7から出力されるアナログの受話音声信号はスピーカ5に入力され、スピーカ5から音声(受話音声)が鳴動される。
通話処理部3は、音声スイッチやエコーキャンセラなどを具備し、伝送処理部2から入力される受話音声信号及びA/D変換器6から入力される送話音声信号を信号処理することでハウリングやエコーを抑制して良好なハンズフリー通話を実現するものである。なお、通話処理部3で処理された送話音声信号が伝送処理部2に出力される。
表示部9は液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示デバイスと、表示デバイスを駆動して映像を表示させる駆動回路とを有する(何れも図示せず)。映像処理部8は、伝送処理部2から出力される映像信号(映像データ)から元の映像を再構成し、再構成した映像を表示部9に表示させる。
端末制御部1は、CPUやメモリなどのハードウェアと、CPUで実行される種々のプログラム(ソフトウェア)とで構成される。操作入力部10は、タッチパネルや押釦スイッチなどの入力デバイスを有し、入力デバイスが操作されることで種々の操作入力を受け付けるとともに、それぞれの操作入力に応じた操作信号を端末制御部1に出力する。例えば、住戸機Aのハウジング前面に応答釦(図示せず)が設けられており、この応答釦が押操作されると、操作入力部10で操作入力が受け付けられて応答の操作信号が出力される。端末制御部1では、操作入力部10から操作信号が入力されると、それぞれの操作信号に応じた処理を実行する。
伝送処理部2は、幹線制御装置Bや他の住戸機Aとの間で住戸幹線LSi及び住戸線LAiを介したパケット伝送を行うものである。伝送処理部2は、端末制御部1で作成される制御信号(制御データ)を分割してパケット(制御パケット)を作成し、同じく通話処理部3で作成される送話音声信号(送話音声データ)を分割してパケット(音声パケット)を作成する。さらに伝送処理部2は、制御パケットや音声パケットを符号化するとともに符号化されたビット列を電気信号に変換(変調)して住戸線LAから住戸幹線LS1,LS2に流す。また伝送処理部2は、住戸幹線LSiから住戸線LAiを流れる電気信号をビット列に変換(復調)するとともに復調されたビット列からパケット(音声パケット、制御パケット、映像パケット)を復号化する。なお、伝送処理部2では、復号化したパケットのアドレスが自己のアドレス(住戸機Aのアドレス)に一致しない場合は当該パケットを破棄し、アドレスが一致する場合は当該パケットのデータフィールドに含まれるデータが映像データ(映像信号)であれば映像処理部8に、制御データ(制御信号)であれば端末制御部1に、音声データ(音声信号)であれば通話処理部3に、それぞれ出力する。但し、パケットのアドレスがマルチキャストアドレス又はブロードキャストアドレスであれば、伝送処理部2は、自己のアドレスに一致しない場合でも当該パケットを破棄せずに処理する。
回線選択部11は、複数回線の伝送路(住戸線LAi及び住戸幹線LSi)を択一的に切り換えて伝送処理部2の通信ポート(図示せず)に接続する切換手段と、切換手段を制御して何れかの伝送路(住戸線LAi)に切り換えさせる選択手段とを備える。切換手段は、伝送処理部2が有する通信ポートに直接接続される共通ポート110と、4回線の住戸線LAiが個別に接続される4つの切換ポート111〜114と、共通ポート110を何れか1つの切換ポート111〜114に択一的に切換接続する切換スイッチ(図示せず)とを有する。この切換スイッチは、端末制御部1によって切換制御されるものであって、端末制御部1が選択手段に相当する。なお、図示は省略しているが、通話端末であるロビーインターホンCにも回線選択部が設けられており、4回線の共用部幹線LC1〜LC4の何れか1つの共用部幹線LCiが択一的に選択される。
ところで、住戸機Aの伝送処理部2と幹線制御装置Bの第2伝送処理部35〜38との間のパケット伝送においては、従来周知のマルチキャリア適応変調方式のパケット伝送が行われる。例えば、住戸幹線LS1に分岐接続されている住戸機Aから伝送信号を送信する場合、住戸機Aと幹線制御装置Bとの間で住戸幹線LSiのチャネル推定が実行される。すなわち、幹線制御装置Bに対してチャネル推定の処理を要求する制御コマンド(チャネル推定リクエスト)を含むパケット(リクエストパケット)が、全てのサブキャリアを用いてディジタル変調された伝送信号により、住戸機Aから幹線制御装置Bに送信される。
幹線制御装置Bの制御部30は、住戸機Aから送信されたリクエストパケットを受信し、チャネル推定リクエストに従って、リクエストパケットを受信したときの各サブキャリア毎のS/N比を算出し、算出したS/N比に基づいて各サブキャリア毎の使用の可否を判定する。さらに制御部30は、使用可と判定した全てのサブキャリアのS/N比に基づいてディジタル変調の方式(多値変調度)を決定するとともに、使用するサブキャリア及び多値変調度の情報を含むパケット(リプライパケット)を、要求元の住戸機Aに宛てて返信する。
住戸機Aの伝送処理部2は、幹線制御装置Bから送信されたリプライパケットを受信すると、当該リプライパケットに含まれる情報に基づいてサブキャリア及び多値変調度を決定し、当該サブキャリア及び多値変調度でパケットをディジタル変調した伝送信号を住戸幹線LS1を介して送信する。
ここで、各住戸機Aは、4回線の伝送路(住戸幹線LSi及び住戸線LAi)で幹線制御装置Bと接続されており、4回線のうちの任意の1回線を回線選択部11で選択して伝送信号を送受信する。各住戸機Aの端末制御部1は、各回線毎にリクエストパケットを送信し、各回線毎に受信するリプライパケットに含まれる情報に基づき、例えば、最も条件の良い回線を選択し、回線選択部11を制御して選択した回線に切り換える。さらに、各住戸機Aの端末制御部1は、回線選択部11が何れの回線(住戸線LAi)に接続しているかという回線選択情報を幹線制御装置Bへ通知するパケットを伝送処理部2から定期的(例えば、1日に1回)に送信させる。
一方、幹線制御装置Bの制御部30は、各住戸機Aのアドレスと、各住戸機Aの回線選択情報とを対応付けたデータテーブルをメモリに記憶している。そして、制御部30は、各住戸機Aから定期的に送信されてくる前記パケットを第2伝送処理部35〜38で受信すると、当該パケットで通知される回線選択情報によってデータテーブルの内容を更新する。つまり、制御部30が管理するデータテーブルには、常に各住戸機Aの最新の回線選択情報が記憶されている。なお、このデータテーブルには、ロビーインターホンCから定期的に通知される回線選択情報も記憶される。
次に、何れかの通話端末(例えば、住戸機A1)から別の通話端末(例えば、住戸機A2)に発呼してインターホン通話(住戸機間通話)を行う場合について、図2のシーケンス図を参照して各住戸機A1,A2及び幹線制御装置Bの動作を説明する。
既に説明したように、各住戸機Aから幹線制御装置Bに対して、回線選択情報が定期的に通知されている。図2に示すシーケンス図においては、発呼側の住戸機Aの端末制御部1が住戸幹線LS1の回線を選択し、着呼側の住戸機Aの端末制御部1が住戸幹線LS2の回線を選択している。
まず、発呼側の住戸機Aの端末制御部1は、着呼側の住戸機Aに対する発呼要求の制御コマンドを含むパケットを、伝送処理部2から住戸線LA1及び住戸幹線LS1を介して幹線制御装置Bへ送信させる。
幹線制御装置Bの制御部30は、発呼側の住戸機Aから発呼要求の制御コマンドを受け取ると、データテーブルを参照して着呼側の住戸機Aの回線選択情報を取得する。続いて、制御部30は、発呼側の住戸機Aの部屋番号と発呼要求の制御コマンドを含むパケットを、着呼側の住戸機Aが選択している回線(住戸幹線LS2)を通して着呼側の住戸機Aへ送信する。
着呼側の住戸機Aでは、端末制御部1が発呼要求の制御コマンドを受け取ると、スピーカ5から呼出音を鳴動し、且つ表示部9に発呼側の住戸機Aの部屋番号を表示させる。そして、住人が応答釦を押操作すれば、端末制御部1が着呼許可の制御コマンドを含むパケットを伝送処理部2から住戸線LA2及び住戸幹線LS2を介して幹線制御装置Bへ送信させる。
幹線制御装置Bの制御部30は、着呼側の住戸機Aから着呼許可の制御コマンドを受け取ると、着呼許可の制御コマンドを含むパケットを、発呼側の住戸機Aが選択している回線(住戸幹線LS1)を通して発呼側の住戸機Aへ送信する。
これ以降、発呼側及び着呼側の住戸機Aの端末制御部1が通話処理部3を起動し、発呼側の住戸機Aと着呼側の住戸機Aとの間で幹線制御装置Bを経由して音声パケットが相互に伝送される。これにより、これら2台の住戸機Aを用いた音声通話が行われる。
そして、何れか一方、例えば、発呼側の住戸機Aで通話終了の操作が行われると、端末制御部1が着呼側の住戸機Aに対する切断要求の制御コマンドを含むパケットを、伝送処理部2から住戸線LA1及び住戸幹線LS1を介して幹線制御装置Bへ送信させる。
幹線制御装置Bの制御部30は、発呼側の住戸機Aから切断要求の制御コマンドを受け取ると、発呼側及び着呼側の住戸機Aに対して、切断許可の制御コマンドを含むパケットを送信する。
発呼側及び着呼側の住戸機Aでは、端末制御部1が切断許可の制御コマンドを受け取ると、通話処理部3に通話処理を停止させて通話を終了する。
なお、2台の住戸機Aの間でインターホン通話する場合を例示したが、住戸機AとロビーインターホンCとの間でインターホン通話する場合も同様であるから説明を省略する。
上述のように本実施形態では、各住戸機Aの回線選択部11で択一的に回線を選択して音声パケットを伝送するので、各回線毎に伝送処理部2を設けた場合と比較して、製造コストの上昇を抑えることができる。しかも、回線選択部11は伝送処理部2と分岐器Diの間に挿入されるので、既存のシステムへの適用が容易である。なお、本実施形態では、各住戸機Aが回線選択部11を備える場合を例示したが、回線選択部11と分岐器Diを1つの回線選択装置として構成し、住戸幹線LSiの分岐点において、各住戸機Aが使用する回線(住戸幹線LSi)を選択するようにしても構わない。
ところで、回線の使用状況によっては音声通話に使用する回線を変更することが必要になる。そこで、図3のシーケンス図に示すような処理を行うことが好ましい。
例えば、発呼側の住戸機Aの端末制御部1が住戸幹線LS1の回線を選択し、着呼側の住戸機Aの端末制御部1が住戸幹線LS2の回線を選択しているものと仮定する。
まず、発呼側の住戸機Aの端末制御部1は、着呼側の住戸機Aに対する発呼要求の制御コマンドを含むパケットを、伝送処理部2から住戸線LA1及び住戸幹線LS1を介して幹線制御装置Bへ送信させる。
幹線制御装置Bの制御部30は、発呼側の住戸機Aから発呼要求の制御コマンドを受け取ると、データテーブルを参照して着呼側の住戸機Aの回線選択情報を取得する。このとき、着呼側の住戸機Aが選択している回線(住戸幹線LS2)に空きがない(使用可能なサブキャリアが通話に必要な最小数未満)場合、制御部30は、別の回線(例えば、発呼側の住戸機Aが選択している回線)への切換を指示する制御コマンドを生成する。そして、制御部30は、発呼側の住戸機Aの部屋番号と発呼要求の制御コマンド及び回線切換指示の制御コマンドを含むパケットを、着呼側の住戸機Aが選択している回線(住戸幹線LS2)を通して着呼側の住戸機Aへ送信する。
着呼側の住戸機Aでは、端末制御部1が発呼要求の制御コマンドを受け取ると、スピーカ5から呼出音を鳴動し、且つ表示部9に発呼側の住戸機Aの部屋番号を表示させる。さらに、端末制御部1は、回線切換指示の制御コマンドに応じて回線選択部11を制御し、切換スイッチを切換ポート112から切換ポート111に切り換えさせる。そして、住人が応答釦を押操作すれば、端末制御部1が着呼許可の制御コマンドを含むパケットを伝送処理部2から住戸線LA1及び住戸幹線LS1を介して幹線制御装置Bへ送信させる。
幹線制御装置Bの制御部30は、着呼側の住戸機Aから着呼許可の制御コマンドを受け取ると、着呼許可の制御コマンドを含むパケットを、発呼側の住戸機Aが選択している回線(住戸幹線LS1)を通して発呼側の住戸機Aへ送信する。
そして、発呼側及び着呼側の住戸機Aの端末制御部1が通話処理部3を起動し、発呼側の住戸機Aと着呼側の住戸機Aとの間で音声パケットが相互に伝送され、音声通話が行われる。
上述のように幹線制御装置Bの制御部30が、通話端末(住戸機A)に回線の選択を強制的に変更させることにより、音声パケットの輻輳を防いで通話品質を確保することができる。
(実施形態2)
ところで、実施形態1では、幹線制御装置Bの制御部30が全ての通話端末(全住戸機A及びロビーインターホンC)の回線選択情報をデータテーブルで管理している。そして、データテーブルを最新の内容に更新するために、各通話端末が定期的に回線選択情報を幹線制御装置Bの制御部30に通知する必要がある。
これに対して本実施形態は、幹線制御装置Bの制御部30が回線選択情報の管理を行わず、図4のシーケンス図に示すように動作することを特徴とする。
例えば、発呼側の住戸機Aの端末制御部1が住戸幹線LS1の回線を選択し、着呼側の住戸機Aの端末制御部1も住戸幹線LS1の回線を選択しているものと仮定する。
まず、発呼側の住戸機Aの端末制御部1は、着呼側の住戸機Aに対する発呼要求の制御コマンドを含むパケットを、伝送処理部2から住戸線LA1及び住戸幹線LS1を介して幹線制御装置Bへ送信させる。
幹線制御装置Bの制御部30は、発呼側の住戸機Aが送信したパケットを受信すると、受信した回線(第2伝送処理部35に接続されている住戸幹線LS1)をメモリに記憶し、パケットに含まれる発呼要求の制御コマンドを取得する。さらに制御部30は、発呼側の住戸機Aの部屋番号と発呼要求の制御コマンドを含み且つ着呼側の住戸機Aのアドレスを送信先アドレスとするパケットを、全ての回線(住戸幹線LS1〜LS4)へ送信する。
着呼側の住戸機Aでは、端末制御部1が発呼要求の制御コマンドを受け取ると、スピーカ5から呼出音を鳴動し、且つ表示部9に発呼側の住戸機Aの部屋番号を表示させる。そして、住人が応答釦を押操作すれば、端末制御部1が着呼許可の制御コマンドを含むパケットを伝送処理部2から住戸線LA1及び住戸幹線LS1を介して幹線制御装置Bへ送信させる。
幹線制御装置Bの制御部30は、着呼側の住戸機Aが送信したパケットを受信すると、受信した回線(第2伝送処理部35に接続されている住戸幹線LS1)をメモリに記憶し、パケットに含まれる着呼許可の制御コマンドを取得する。さらに制御部30は、着呼許可の制御コマンドを含むパケットを、発呼側の住戸機Aが選択している回線(住戸幹線LS1)を通して発呼側の住戸機Aへ送信する。
これ以降、発呼側及び着呼側の住戸機Aの端末制御部1が通話処理部3を起動し、発呼側の住戸機Aと着呼側の住戸機Aとの間で幹線制御装置Bを経由して音声パケットが相互に伝送される。これにより、これら2台の住戸機Aを用いた音声通話が行われる。なお、発呼要求から着呼許可までのシーケンスによって、幹線制御装置Bの制御部30は、発呼側及び着呼側の住戸機Aの回線選択情報を取得することができる。故に、制御部30は、発呼側及び着呼側の各住戸機Aが送信する音声パケットを不要な回線(住戸幹線LS2〜LS4)に送出しないので、回線の輻輳を回避することができる。
ところで、本実施形態においても、回線の使用状況によっては音声通話に使用する回線を変更することが必要になる。そこで、図5のシーケンス図に示すような処理を行うことが好ましい。
例えば、発呼側の住戸機Aの端末制御部1が住戸幹線LS1の回線を選択し、着呼側の住戸機Aの端末制御部1が住戸幹線LS3の回線を選択しているものと仮定する。
まず、発呼側の住戸機Aの端末制御部1は、着呼側の住戸機Aに対する発呼要求の制御コマンドを含むパケットを、伝送処理部2から住戸線LA1及び住戸幹線LS1を介して幹線制御装置Bへ送信させる。
幹線制御装置Bの制御部30は、発呼側の住戸機Aが送信したパケットを受信すると、受信した回線(第2伝送処理部35に接続されている住戸幹線LS1)をメモリに記憶し、パケットに含まれる発呼要求の制御コマンドを取得する。さらに制御部30は、その時点で最適な回線(例えば、使用可能なサブキャリアが最も多く残っている回線)への切換を指示する制御コマンドを生成する。そして、制御部30は、発呼側の住戸機Aの部屋番号と発呼要求の制御コマンド及び回線切換指示(例えば、住戸幹線LS1への切換指示)の制御コマンドを含むパケットを、全ての回線(住戸幹線LS1〜LS4)へ送信する。
着呼側の住戸機Aでは、端末制御部1が発呼要求の制御コマンドを受け取ると、スピーカ5から呼出音を鳴動し、且つ表示部9に発呼側の住戸機Aの部屋番号を表示させる。さらに、端末制御部1は、回線切換指示の制御コマンドに応じて回線選択部11を制御し、切換スイッチを切換ポート113から切換ポート111に切り換えさせる。そして、住人が応答釦を押操作すれば、端末制御部1が着呼許可の制御コマンドを含むパケットを伝送処理部2から住戸線LA1及び住戸幹線LS1を介して幹線制御装置Bへ送信させる。
幹線制御装置Bの制御部30は、着呼側の住戸機Aから着呼許可の制御コマンドを受け取ると、着呼許可の制御コマンドを含むパケットを、発呼側の住戸機Aが選択している回線(住戸幹線LS1)を通して発呼側の住戸機Aへ送信する。
そして、発呼側及び着呼側の住戸機Aの端末制御部1が通話処理部3を起動し、発呼側の住戸機Aと着呼側の住戸機Aとの間で音声パケットが相互に伝送され、音声通話が行われる。
上述のように幹線制御装置Bの制御部30が、通話端末(住戸機A)に回線の選択を強制的に変更させることにより、音声パケットの輻輳を防いで通話品質を確保することができる。
なお、上述した実施形態1,2では全ての通話端末(住戸機A及びロビーインターホンC)が回線選択部11を備えていたが、例えば、ロビーインターホンCは回線選択部を備えていなくてもよい。その場合、幹線制御装置Bの4つの第1伝送処理部31〜34にそれぞれロビーインターホンC1〜C4を各別に接続することができる。
A 住戸機(通話端末)
B 幹線制御装置(制御装置)
C ロビーインターホン(通話端末)
LS1〜LS4 住戸幹線(伝送路)
LC1〜LC4 共用部幹線(伝送路)
LA1〜LA4 住戸線(伝送路)
1 端末制御部
2 伝送処理部(送信手段、受信手段)
3 通話処理部(送信手段、受信手段)
4 マイクロホン(音声入力手段)
5 スピーカ(音声出力手段)
11 回線選択部(回線選択装置)
30 制御部(制御手段)
31〜34 第1伝送処理部(通信ポート、送受信手段)
35〜38 第2伝送処理部(通信ポート、送受信手段)

Claims (7)

  1. 複数の通話端末と、前記複数の通話端末が分岐接続された複数回線の伝送路と、前記複数回線の伝送路に接続される制御装置と、前記複数回線の伝送路を択一的に切り換えて前記通話端末に接続する複数の回線選択装置とを有し、
    前記通話端末は、音声を電気信号に変換する音声入力手段と、前記音声入力手段から出力されるアナログの音声信号をディジタルデータに変換し且つディジタル変調した伝送信号を通信ポートへ送出する送信手段と、前記通信ポートから受け入れた伝送信号をディジタル復調し且つディジタルデータからアナログの音声信号に変換する受信手段と、前記受信手段から出力される前記音声信号を音声として鳴動する音声出力手段とを備え、
    前記各回線選択装置は、前記複数回線の伝送路を択一的に切り換えて前記通信ポートに接続する切換手段と、前記切換手段を制御して何れかの前記伝送路に切り換えさせる選択手段とを備え、
    前記制御装置は、それぞれに前記伝送路が接続される複数の通信ポートと、前記通信ポートを通して前記伝送信号を受信し、且つ前記伝送信号を前記通信ポートを通して送信する複数の送受信手段と、前記送受信手段が受信した前記伝送信号の送信先アドレスを参照し、前記送信先アドレスのアドレスを有する前記通話端末が接続されている前記通信ポートへ前記伝送信号を送信するように前記送受信手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする通話システム。
  2. 前記制御手段は、前記各回線選択装置の前記選択手段が前記切換手段を何れの前記伝送路に接続しているかという回線選択情報を前記各回線選択装置から収集し、且つ収集した前記回線選択情報をデータテーブルに記憶し、前記データテーブルを参照して前記伝送信号を送信する前記通信ポートを決定することを特徴とする請求項1記載の通話システム。
  3. 前記制御手段は、前記選択手段に対して、指定する前記伝送路に切り換える制御コマンドを含む前記伝送信号を前記送受信手段から送信させ、
    前記選択手段は、前記制御コマンドで指定された前記伝送路に切り換えるように前記切換手段を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の通話システム。
  4. 前記制御手段は、前記送信先アドレスのアドレスを有する前記通話端末が接続されている前記通信ポートが不明な場合、前記送受信手段から全ての前記通信ポートへ前記伝送信号を送信させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の通話システム。
  5. 前記制御手段は、前記伝送信号の送信先アドレスのアドレスを有する前記通話端末が接続されている前記通信ポートが不明な場合、前記伝送信号を受信した前記通信ポートが接続されている前記伝送路を指定する制御コマンドを含む前記伝送信号を、前記送受信手段から全ての前記通信ポートへ前記伝送信号を送信させ、
    前記選択手段は、前記制御コマンドで指定された前記伝送路に切り換えるように前記切換手段を制御することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の通話システム。
  6. 前記回線選択装置に代えて、前記各通話端末が前記切換手段及び前記選択手段を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の通話システム。
  7. 前記制御装置は、複数の通話端末がそれぞれ1回線の伝送路で接続される複数の第2通信ポートを備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の通話システム。
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