JP2014072685A - 呼制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】AS(アプリケーションサーバ)で発生した輻輳を柔軟に制御すること。
【解決手段】SIPリクエスト信号に対してサービスを提供するAS3が、SIPリクエスト信号に設定されたiFC識別子を用いてSIPリクエスト信号に係るトラヒックデータをサービス毎に収集し、自機に輻輳が発生した場合に当該トラヒックデータを制御センタ5に送信し、その制御センタ5は、トラヒックの量又はサービスの重要度に応じてサービス毎の規制方針を定めた規制シナリオを予め記憶しておき、トラヒックデータを受信した場合、その規制シナリオを用いてサービスに対する規制方針を決定し、その決定されたサービス毎の規制方針での規制をS−CSCF1に指示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、IMSネットワーク上に設置されたAS(アプリケーションサーバ)の輻輳制御技術に関する。
IMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワークでは、S−CSCF(Serving Call State Control Function)がiFC(initial filter criteria)との比較結果に基づいてSIPリクエスト信号をAS(Application server)に転送することにより、電話端末が所望するサービスを提供している(非特許文献1参照)。
例えば、図9に示すように、S−CSCF1は、SIPリクエスト信号に含まれるヘッダ情報内のR−URI値が「0120」から始まる場合にサービスAを提供可能なAS(#1)3aに転送することを定義したiFC1と、R−URI値が「#」から始まる場合にサービスBを提供可能なAS(#2)3bに転送することを定義したiFC2とを保持しておく。
そして、S−CSCF1は、電話端末(#1)7aから「0120xxxxxx」(xは数字)のINVITE信号を受信すると、比較優先度の高いiFC1と比較し、ここでは当該iFC1の条件に合致するため、そのINVITE信号をAS(#1)3aに転送する。
また、他の電話端末(#2)7bから「#xxxx」のINVITE信号を受信した場合も同様にiFC1と比較するが、そのiFC1の条件に合致しないため、次に比較優先度の高いiFC2と比較する。ここで、そのiFC2の条件には合致することから、そのINVITE信号をAS(#2)3bに転送する。
一方、AS3におけるサービスの提供方法については、1台のAS3内に複数のサービスプログラムを実装することにより、1つのAS3で複数のサービスを提供することも可能である。
例えば、図10に示すように、サービスAとサービスBをそれぞれ提供可能なサービスA処理部とサービスB処理部を1つのAS(#3)3cで実行するようにし、更に、S−CSCF1によっていずれのサービスが起動されたかを判定する起動サービス判定部をそれら各サービス処理部の前段で動作させるようにする。
また、iFC1を、R−URI値が「0120」から始まる場合にAS(#3)3cに転送するように定義し、iFC2を、R−URI値が「#」から始まる場合にAS(#3)3cに転送するように定義する。
このような構成の場合、S−CSCF1は、受信したINVITE信号が「0120xxxxxx」又は「#xxxx」のいずれの場合であってもAS(#3)3cに転送し、更に当該AS(#3)3cにおいて該当のサービス処理部を起動する。
そして、AS(#3)3cの起動サービス判定部は、SIPリクエスト信号に含まれるヘッダ情報内のR−URI値に基づいてS−CSCF1によって起動されたサービス処理部を判定し、受信したSIPリクエスト信号を当該サービス処理部に転送する。
このように従来の呼制御システムは、主にS−CSCF1及びAS3によって構成されている。しかし、AS3内の特定のサービス処理で一時的にトラヒックが急増する場合があるため、その輻輳を制御する輻輳制御機能を設ける必要がある。
ここで、IMSネットワークのようなIPベースのネットワークにおける輻輳制御技術としては、PSTN(Public Switched Telephone Networks)と同様に、呼制御システムを管理等制御する制御センタからの呼数密度規制指示が有用である(非特許文献2参照)。
ここでいう呼数密度規制とは、輻輳が発生しているAS3への単位時間当たりのSIPリクエスト信号の送信量(S−CSCF1からの転送量)を一定値以下に抑制する規制方法であり、そのAS3の輻輳を迅速に収束させることができる。
ここで、図11を参照しながら、従来の呼数密度規制方法について説明する。AS3は、(1)CPU使用率やメモリ使用量等が閾値を超過すると自機で輻輳が発生したと判定し、(2)輻輳の発生を示す輻輳発生信号とこれまでに記録したSIPリクエスト信号に関するトラヒックデータを制御センタに送信する。
その後、制御センタ5は、(3)受信したトラヒックデータを用いて、上記AS3で輻輳が発生しないように処理可能なSIPリクエスト信号数を推定し、各S−CSCF1での単位時間当たりの転送可能SIPリクエスト信号数を算出する(各S−CSCF1への配分計算)。
そして、(4)算出された転送可能SIPリクエスト信号数を各S−CSCF1にそれぞれ通知して呼数密度規制を指示すると、各S−CSCF1は、(5)上記AS3向けの単位時間当たりのSIPリクエスト信号の転送数を転送可能SIPリクエスト信号数以下に制限する。
これ以降、輻輳発生中、AS3は、定期的にトラヒックデータを制御センタ5に通知し、制御センタ5は、通知されたトラヒックデータに基づいて転送可能SIPリクエスト信号数等を再計算して各S−CSCF1にそれぞれ再通知する。各S−CSCF1は、再通知された転送可能SIPリクエスト信号数に基づいてAS3に転送する単位時間当たりのSIPリクエスト数を制限する。
「3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; IP Multimedia (IM) session handling; IM call model; Stage 2 (Release 11)」、3GPP TS 23.218 V11.3.0(2012-06) 可児島、外2名、「IP電話網における輻輳制御方法の評価」、電子情報通信学会、2007年7月5日、p.49-53
しかしながら、ASで発生した輻輳の収束を目的としているため、そのASに対する全てのSIPリクエスト信号が規制対象となってしまい、輻輳制御を柔軟に実施できないという問題があった。
具体的には、AS向けのSIPリクエスト信号に対する呼数密度規制となるため、輻輳発生の要因となったサービス以外のサービスに対するSIPリクエスト信号も規制されることから、例えば、輻輳が発生したサービスAに対してのみ規制し、輻輳が発生していないサービスBに対しては規制しないように、各サービスに対する呼の集中状況に応じた輻輳制御を行うことができない(図12参照)。
また、同様の理由により、サービスの重要度に関わらず全てのSIPリクエスト信号が規制されることから、例えば、サービスの重要度の高いサービスAを継続させて当該サービスAが処理可能なSIPリクエスト信号数を増加し、サービス重要度の低いサービスBのみを規制するように、サービス重要度に応じた輻輳制御を行うことができない(図13参照)。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、ASで発生した輻輳を柔軟に制御することを課題とする。
請求項1記載の呼制御システムは、SIP信号を制御する呼制御サーバと、前記SIP信号に対してサービスを提供するアプリケーションサーバと、前記アプリケーションサーバを管理する管理サーバと、を備えた呼制御システムにおいて、前記アプリケーションサーバは、SIP信号に設定されたサービス識別子を用いて前記SIP信号に係るトラヒックデータをサービス毎に収集するトラヒックデータ収集手段と、自機に輻輳が発生した場合、前記トラヒックデータを前記管理サーバに送信するトラヒックデータ送信手段と、を有し、前記管理サーバは、トラヒックの量又はサービスの重要度に応じてサービス毎の規制方針を定めた規制シナリオを記憶しておくデータ記憶手段と、前記トラヒックデータを受信した場合、前記データ記憶手段から読み出した前記規制シナリオを用いて前記収集されたサービスに対する規制方針を決定する規制方針決定手段と、前記決定されたサービス毎の規制方針での規制を前記呼制御サーバに指示する規制指示手段と、を有し、前記呼制御サーバは、電話端末から受信したSIP信号のヘッダ情報から所望されるサービスのサービス識別子を当該SIP信号に設定するサービス識別子設定手段と、前記指示された規制方針に沿って前記アプリケーションサーバに転送するSIP信号をサービス毎に規制するSIP信号規制手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、SIP信号に対してサービスを提供するアプリケーションサーバが、SIP信号に設定されたサービス識別子を用いてSIP信号に係るトラヒックデータをサービス毎に収集し、自機に輻輳が発生した場合に当該トラヒックデータを管理サーバに送信し、その管理サーバは、トラヒックの量又はサービスの重要度に応じてサービス毎の規制方針を定めた規制シナリオを予め記憶しておき、トラヒックデータを受信した場合、その規制シナリオを用いてサービスに対する規制方針を決定し、その決定されたサービス毎の規制方針での規制を呼制御サーバに指示するため、呼制御サーバからアプリケーションサーバに転送されるSIP信号をサービス毎に規制できることから、アプリケーションサーバで発生した輻輳を柔軟に制御することができる。
本発明によれば、ASで発生した輻輳を柔軟に制御することができる。
呼制御システムの全体構成及び各構成要素の機能ブロック構成を示す図である。 トラヒックデータの構成例を示す図である。 サービス重要度表の例を示す図である。 呼数密度規制の動作を示すシーケンス図である。 規制シナリオの例を示す図である。 呼制御システムの具体的な動作例を示す図である。 規制シナリオの例を示す図である。 呼制御システムの具体的な動作例を示す図である。 従来の呼制御システムの動作例を示す図である。 従来の呼制御システムの動作例を示す図である。 従来の呼数密度規制の動作概要を示す図である。 従来の呼制御システムにおける課題説明時の参照図である。 従来の呼制御システムにおける課題説明時の参照図である。
従来の呼数密度規制方法は、輻輳の原因となったサービスを意識することなく全てのSIPリクエスト信号を一律に規制するため、輻輳の原因となっていないサービスに対するSIPリクエスト信号も規制の対象とされてしまう。そこで、本発明では、サービスを意識して規制することにより、運用ポリシに応じた柔軟な輻輳制御を実現する。
以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。但し、本発明は多くの異なる様態で実施することが可能であり、本実施の形態の記載内容に限定して解釈すべきではない。
〔呼制御システムの機能について〕
本実施の形態に係る呼制御システムの全体構成及び各構成要素の機能ブロック構成を図1に示す。この呼制御システムは、電話端末7から送信されたSIPリクエスト信号(SIP信号)をS−CSCF(Serving Call State Control Function)で制御する呼制御サーバ1(以下、単にS−CSCF1という)と、SIPリクエスト信号に対してサービスを提供するAS(Application server(アプリケーションサーバ))3と、AS3を制御センタで管理・制御する管理サーバ5(以下、制御センタ5という)と、で主に構成される。
S−CSCF1,AS3,制御センタ5は、インターネットやLAN等の通信ネットワークを通じて相互に通信可能であり、メモリやCPU等を有するコンピュータにより実現される。以下、それら各装置の機能について説明する。
(S−CSCFの機能について)
最初に、S−CSCF1の機能について説明する。S−CSCF1は、リクエスト信号送受信部11と、iFC判定部12と、規制情報送受信部13と、呼数密度規制部14と、データ記憶部15とで主に構成される。
リクエスト信号送受信部11は、電話端末7又はAS3から受信したSIPリクエスト信号をiFC判定部12に送信する機能を有している。また、呼数密度規制部14から受信したSIPリクエスト信号をAS3に転送する機能を有している。
iFC判定部12は、リクエスト信号送受信部11から送信されたSIPリクエスト信号を受信して、そのヘッダ情報内のR−URI値と各iFC(iFC1〜iFCn)の設定条件とをiFCの比較優先度順に比較し、合致するiFCのiFC識別子(サービス識別子に相当)をヘッダ情報内に設定して呼数密度規制部14に転送する機能を有している。
尚、iFCとは、SIPリクエスト信号に含まれるヘッダ情報内のR−URI値に基づきSIPリクエスト信号の転送先を定義した転送先定義情報である。AS3で提供するサービス毎に用意されており、合致したiFCに対応するサービス処理部がS−CSCF1によって起動されることから、サービス起動条件情報とも称される。
規制情報送受信部13は、制御センタ5から通知された規制情報を受信して、その内容に基づいて規制開始又は規制終了を呼数密度規制部14に指示する機能を有している。また、呼数密度規制部14から送信された規制結果を受信して、制御センタ5に送信する機能を有している。
呼数密度規制部14は、規制情報送受信部13により規制開始が指示された場合、iFC判定部12から転送されたSIPリクエスト信号のヘッダ情報(R−URI値又はiFC識別子)から、S−CSCF1によってどのiFCでAS3のサービス処理部が起動されたかを判定し、規制開始指示に指定されているサービス向けのiFCであれば当該SIPリクエスト信号に対して呼数密度規制を実行する機能を有している。尚、規制中は、その規制結果を定期的に規制情報送受信部13に通知する機能を有している。
また、呼数密度規制部14は、規制開始の指示で指定されていないサービス向けのiFCでサービス処理部が起動されていた場合、呼数密度規制を実施することなく、転送されたSIPリクエスト信号をリクエスト信号送受信部11に送信する機能を有している。同様に、規制情報送受信部13から規制開始の指示を受けてない場合には、何らの処理を行うことなく、転送されたSIPリクエスト信号をリクエスト信号送受信部11に送信する機能を有している。
データ記憶部15は、iFC判定部12によって用いられるiFCデータや、S−CSCF1が処理動作中に生成等した各種データを読み出し可能に記憶しておく機能を有している。
(ASの機能について)
次に、AS3の機能について説明する。AS3は、リクエスト信号送受信部31と、起動サービス判定部32と、サービス処理部33と、トラヒックデータ収集部34と、輻輳検出部35と、輻輳通知部36と、データ記憶部37とで主に構成される。
リクエスト信号送受信部31は、S−CSCF1から転送されたSIPリクエスト信号を起動サービス判定部32に送信する機能を有している。また、サービス処理部33から受信したSIPリクエスト信号をS−CSCF1に送信する機能を有している。
起動サービス判定部32は、リクエスト信号送受信部31からSIPリクエスト信号を受信して、そのヘッダ情報(R−URI値又はiFC識別子)からサービス処理部がどのiFCで起動されたかを判定し、そのSIPリクエスト信号を該当のサービス処理部に送信する機能を有している。
サービス処理部33は、異なるサービスA〜Zをそれぞれ提供可能な複数のサービスA処理部〜サービスZ処理部により構成され、起動サービス判定部32から受信したSIPリクエスト信号について所定のサービス処理を行い、その処理結果のSIPリクエスト信号をリクエスト信号送受信部31に送信する機能を有している。
トラヒックデータ収集部34は、起動サービス判定部32とサービス処理部33との間で送受信されるSIPリクエスト信号内のiFC識別子に基づいて、完了リクエスト数、不完了リクエスト数、エラーコード返却数等をサービス毎にカウントし、SIPリクエスト信号に係るサービス毎のトラヒックデータ(図2参照)としてデータ記憶部37に記録しておく機能を有している。
輻輳検出部35は、CPU使用率やメモリ使用率、トラヒックデータ等を基に輻輳が発生したか否かを判定し、輻輳の発生と判定した場合に、これまでに更新されたトラヒックデータをデータ記憶部37から取得して、輻輳が発生した旨を示す輻輳発生信号と共に輻輳通知部36に送信する機能を有している。
輻輳通知部36は、輻輳検出部35から受信した輻輳発生信号とトラヒックデータを制御センタ5に送信する機能を有している。
データ記憶部37は、トラヒックデータ収集部34で計算されたトラヒックデータやAS3が処理動作中に生成等した各種データを読み出し可能に記憶しておく機能を有している。
(制御センタの機能について)
次に、制御センタ5の機能について説明する。制御センタ5は、輻輳通知受信部51と、規制判定部52と、規制情報送受信部53と、データ記憶部54とで主に構成される。
輻輳通知受信部51は、AS3から輻輳発生信号とトラヒックデータを受信した際に、規制判定部52に転送する機能を有している。
規制判定部52は、輻輳通知受信部51から受信したトラヒックデータと、規制情報送受信部53から受信したS−CSCF1による規制結果と、各サービスの重要度を定めたサービス重要度表(図3参照)と、トラヒック量やサービス重要度等に応じてサービス毎の規制方針を定めた規制シナリオ(後述)とに基づいて、規制対象とすべきサービスを判定し、更に各サービスに対する各S−CSCF1からの単位時間当たりの転送可能SIPリクエスト信号数を決定して、規制情報送受信部53に通知する機能(規制方針決定機能)を有している。
規制情報送受信部53は、規制判定部52から通知された配分結果に基づく規制情報を各S−CSCF1にそれぞれ送信することにより、各S−CSCF1に対して規制指示を実施する機能を有している。また、各S−CSCF1から受信した各規制結果を規制判定部52に通知する機能を有している。
データ記憶部54は、サービス重要度表や規制シナリオの各種データや制御センタ5が処理動作中に生成等した各種データを読み出し可能に記憶しておく機能を有している。
〔呼制御システムの動作について〕
次に、図4を参照しながら、呼制御システムで行う呼数密度規制方法について説明する。まず、電話端末7からSIPリクエスト信号を受信すると、S−CSCF1は、データ記憶部15から各iFCデータを読み出して当該SIPリクエスト信号に含まれるヘッダ情報内のR−URI値と比較し、各iFCで定義された設定条件に合致するか否かを判定する(ステップS101)。
次に、S−CSCF1は、ステップS101の判定の結果、合致したiFCのiFC識別子をSIPリクエスト信号のヘッダ情報内に設定してAS3に送信すると共に、その合致したiFCに対応するサービス処理部(サービス処理部33内で該当するサービス処理部)を起動する(ステップS102)。
次に、AS3は、受信したSIPリクエスト信号に含まれるヘッダ情報内のR−URI値又はiFC識別子を参照して起動されたサービス処理部を判定し、そのサービス処理部にSIPリクエスト信号を送信し、そのSIPリクエスト信号に係るトラヒック量をiFC識別子毎にカウントすることにより、サービス毎のトラヒックデータを計算する(ステップS103)。
その後、AS3は、CPU使用率等が閾値を超過する等により輻輳が発生したことを検知すると(ステップS104)、これまでに集計されたトラヒックデータ及び輻輳発生信号を制御センタ5に送信する(ステップS105)。
次に、制御センタ5は、輻輳発生信号の受信により送信元のAS3で輻輳が発生したことを認識すると、サービス重要度表及び規制シナリオをデータ記憶部54から取得し、輻輳発生信号と同時に受信したトラヒックデータを更に用いて、輻輳が発生したAS3で規制対象とすべきサービスを判定し、各サービスに対する各S−CSCF1からの単位時間当りの転送可能SIPリクエスト信号数を計算する(ステップS106)。
次に、制御センタ5は、ステップS106の判定結果及び計算結果に基づいて各S−CSCF1に規制情報(規制対象サービス名、規制対象サービスに対する各S−CSCF1からの転送可能SIPリクエスト信号数、規制開始指示又は規制終了指示)をそれぞれ送信し(ステップS107)、規制指示を受けたS−CSCF1は、その規制情報に基づき規制を開始する(ステップS108)。
その後、そのS−CSCF1は、新たなSIPリクエスト信号を受信した際に、起動するサービスが規制対象であるか否かを判定し、規制対象のサービスであれば転送可能SIPリクエスト信号数を超えないように呼数密度規制を実行し、規制対象のサービスでなければそのままSIPリクエスト信号をAS3に送信する(ステップS109)。
〔動作例1〕
引き続き、呼制御システムの具体的な動作例について説明する。規制シナリオの定義によっては様々な運用ポリシを規定できるが、ここでは、「リクエストが集中しているサービスのみを規制する(輻輳原因サービスの優先的規制)」という運用ポリシの規制シナリオを用いた場合について説明する。
(規制シナリオ例)
まず、動作例を説明する前に、図5を参照しながら、この規制シナリオを用いて行う制御センタ5(規制判定部52)の動作について説明する。但し、本動作説明において、AS3は、1つ又は2つのサービスを提供可能とする。
まず、輻輳が発生したAS3から受信したトラヒックデータを参照し、そのAS3で提供しているサービスの数を確認する(ステップS201)。提供サービス数が1つの場合には、これまでの規制実施状況から当該AS3に対する現在の規制状況を確認する(ステップS202)。
ステップS202での確認の結果、上記1つのサービスに対して何ら規制されていない場合には、そのサービスに対して規制を開始し(ステップS203)、既に規制されている場合には、そのサービスに対する各S−CSCF1からの転送可能SIPリクエスト信号数を再計算する(ステップS204)。
一方、ステップS201での確認の結果、提供サービス数が2つの場合にも、上記AS3に対する現在の規制状況を確認し(ステップS205)、それら2つのサービスに対して何ら規制されていない場合には、トラヒックデータを参照してトラヒック(例えば、図2に示した総呼数)が多いサービスを規制する(ステップS206)。
それに対し、1つのサービスに対して既に規制されている場合には、トラヒックデータを参照してリクエスト数(例えば、図2に示した総呼数)が多いサービスを確認し(ステップS207)、そのサービスが現在未規制のサービスの場合には、規制済のサービスの規制を解除すると共に、未規制のサービスを規制する(ステップS208)。
一方、リクエスト数が多いサービスが規制済サービスの場合には、ステップS204と同様に、各サービスに対する各S−CSCF1からの転送可能SIPリクエスト信号数を再計算する(ステップS209)。
(呼制御システムの動作例)
次に、図6を参照しながら、動作例1について説明する。但し、本動作説明において、AS3のサービスA処理部は着信課金サービスを提供し、サービスB処理部は#ダイヤルサービスを提供可能とする。
また、iFC1には、R−URI値が「0120」から始まるならAS3にSIPリクエスト信号を転送し、iFC2には、R−URI値が「#」から始まるならAS3にSIPリクエスト信号を転送することが定義されているとする。尚、iFCの比較優先度はiFC1の方がiFC2よりも高いとする。
まず、電話端末7で「0120xxxxxx」(xは数字)がダイヤルされると、その電話端末7からS−CSCF1に向けてR−URI値に「0120xxxxxx」が設定されたINVITE信号が送信される(ステップS301)。
次に、そのINVITE信号を受信したS−CSCF1は、最初に比較優先度の高いiFC1を用いてINVITE信号と比較処理を行う(ステップS302)。ここでは、受信したINVITE信号のR−URI値に「0120」が含まれてることから、iFC1の条件に合致するため、iFC1を起動した旨を示すiFC識別子をINVITE信号内に設定してAS3に転送すると共に、そのiFC1に対応するサービスA処理部を起動する(ステップS303)。
次に、そのINVITE信号を受信したAS3は、そのINVITE信号の内部に設定されているiFC識別子からサービスA処理部が起動されたと判断し、サービスAに係る着信課金処理を行う(ステップS304)。
また、AS3は、その着信課金処理と併せて、着信課金向けのトラヒックデータをカウントする(ステップS305)。トラヒックデータは、図2に示したように、例えば、「総呼数(一定期間に受け付けたINVITE信号数の合計)」、「完了呼数(一定期間に総呼数のうち発信元の電話端末に「200 OK」を送信した呼数)」、「不完了呼数(一定期間に総呼数のうち完了呼とならなかった呼数)」、「最大同時接続数(一定期間内で発生した最大の同時接続数)」のような項目から構成される。
一方、他の電話端末7(同一の電話端末7でも可)で「#xxxx」(xは数字)がダイヤルされると、その電話端末7からS−CSCF1に向けてR−URI値に「#xxxx」が設定されたINVITE信号が送信される(ステップS306)。
そして、INVITE信号を受信したS−CSCF1は、同様に最初にiFC1を用いてINVITE信号との比較処理を行うが、そのiFC1の条件に合致しないため、次に比較優先度の高いiFC2と比較評価処理を実行する(ステップS307)。ここで、受信したINVITE信号のR−URI値が「#」から始まりiFC2の条件に合致するため、iFC2を起動した旨のiFC識別子をINVITE信号内に設定した上でAS3に転送すると共に、そのiFC2に対応するサービスB処理部を起動する(ステップS308)。
次に、そのINVITE信号を受信したAS3は、そのINVITE信号の内部に設定されているiFC識別子からサービスB処理部が起動されたと判断し、サービスBに係る#ダイヤル処理を行うと共に(ステップS309)、#ダイヤル向けのトラヒックデータをカウントする(ステップS310)。
ここまでの動作により、着信課金と#ダイヤルとの2つのサービスに関するトラヒックデータが収集されることになる。
ここで、ある着信課金番号「0120yyyyyy」(yは数字)にリクエストが集中し、AS3のCPU使用率が上昇して、予め設定していた閾値(例えば、80%)を一定時間超過したとする。
その場合、AS3は、輻輳が発生していると判断し、輻輳が発生した旨の輻輳発生信号とサービス毎のトラヒックデータとを併せて制御センタ5に通知する(ステップS311)。
制御センタ5は、輻輳発生信号を受信すると、それに併せて受信したトラヒックデータと、サービス重要度及び規制シナリオとに基づいて、サービス毎の規制要否、S−CSCF1への配分を決定する(ステップS312)。
例えば、以下のようなトラヒックデータの場合、制御センタ5は、着信課金サービスにリクエストが集中し、更に総呼数に対する不完了呼数の割合が高いことから、着信課金サービスが輻輳発生の原因と判断し、着信課金サービスのみを規制対象と判断する。
(着信課金サービス)
・総呼数:200,000呼/時
・完了呼数:150,000呼/時
・不完了呼数:50,000呼/時
・最大同時接続数:10,000呼
(#ダイヤルサービス)
・総呼数:5,000呼/時
・完了呼数:4,800呼/時
・不完了呼数:200呼/時
・最大同時接続数:300呼
また、制御センタ5は、各S−CSCF1に対して、着信課金サービス向けの単位時間当たりの転送可能SIPリクエスト信号数(例えば、500呼/分)を決定し、各S−CSCF1への規制指示を実行する(ステップS313)。
その規制指示を受信したS−CSCF1は、iFC1に合致したINVITE信号をAS3に送信する際には、上記決定された単位時間当たりの転送可能SIPリクエスト信号数内に収まるかどうかを判断する(ステップS314)。
例えば、500呼/分の規制指示を受けている場合は、iFC1に合致したINVITE信号は1分内に500個のリクエストしか転送せず、それ以上のiFC1に合致するINVITE信号を電話端末7から受信した場合は、その電話端末7に対して規制中のエラー応答を返却する。一方、iFC2に合致したINVITE信号については規制指示を受けていないため、規制することなく全てAS3に転送する。
以上が輻輳発生時の動作である。その後、各S−CSCF1から着信課金向けのINVITE信号が規制されるため、AS3のCPU使用率は、INVITE信号の受信量低下に伴い低下することになる。
その後、CPU使用率が閾値を一定時間下回った場合には、輻輳状態が解除された旨を制御センタ5に通知する。尚、CPU使用率が閾値を下回らない場合は、輻輳が継続している旨と最新のトラヒックデータを制御センタ5に通知する。
制御センタ5は、規制解除通知を受信すると、S−CSCF1に対して規制解除の指示を送信する。一方、輻輳継続通知を受けた場合は、最新のトラヒックデータから各S−CSCF1に対する規制値を再計算し、S−CSCF1に規制指示を送信する。
S−CSCF1は、規制解除指示を受信した場合、規制を解除する。また、再度規制指示を受けた場合は、最新の規制値に基づいて規制を継続する。
〔動作例2〕
次に、2つ目の動作例について説明する。ここでは、「重要度が低いサービスを規制し、重要度が高いサービスを継続する」という運用ポリシの規制シナリオを用いた場合について説明する。
(規制シナリオ例)
先と同様に、まず、図7を参照しながら、この規制シナリオを用いて行う制御センタ5の動作について説明する。但し、本動作説明において、AS3は、1つ又は2つのサービスを提供可能とする。また、規制基準となるサービス重要度を8とする。
まず、輻輳が発生したAS3から受信したトラヒックデータを参照し、そのAS3で提供しているサービスの数を確認する(ステップS401)。提供サービス数が1つの場合には、これまでの規制実施状況から当該AS3に対する現在の規制状況を確認する(ステップS402)。
ステップS402での確認の結果、上記1つのサービスに対して何ら規制されていない場合には、そのサービスに対して規制を開始し(ステップS403)、既に規制されている場合には、そのサービスに対する各S−CSCF1からの転送可能SIPリクエスト信号数を再計算する(ステップS404)。
一方、ステップS401での確認の結果、提供サービス数が2つの場合には、サービス重要度表を更に参照して重要度が8以上のサービスが含まれているか否かを確認する(ステップS405)。
ステップS405での確認の結果、重要度が8以上のサービスが含まれていない場合には、上記AS3に対する現在の規制状況を確認し(ステップS406)、それら2つのサービスに対して何ら規制されていない場合には、重要度の低いサービスを規制する(ステップS407)。また、一方のサービスのみ規制されている場合には、規制されていない他方のサービスも規制し(ステップS408)、いずれのサービスも規制されている場合には、ステップS404と同様に、各サービスに対する各S−CSCF1からの転送可能SIPリクエスト信号数を再計算する(ステップS409)。
一方、ステップS405での確認の結果、重要度が8以上のサービスが含まれている場合にも、上記AS3に対する現在の規制状況を確認し(ステップS410)、それら2つのサービスに対して何ら規制されていない場合には、重要度が8未満のサービスを規制し(ステップS411)、重要度が8未満のサービスのみ規制されている場合には、ステップS409と同様の処理を実行する(ステップS412)。
(呼制御システムの動作例)
次に、図8を参照しながら、動作例2について説明する。但し、本動作説明において、AS3のサービスA処理部は広域内線サービスを提供し、サービスB処理部は着信課金サービスを提供可能とする。
また、iFC1には、R−URI値が内線番号帯であり、且つ、発信してきた電話端末7が広域内線サービスの契約端末ならAS3にSIPリクエスト信号を転送し、iFC2には、R−URI値が「0120」から始まるならAS3にSIPリクエスト信号を転送することが定義されているとする。尚、iFCの比較優先度はiFC1の方がiFC2よりも高いとする。
輻輳が発生するまでの動作はステップS301〜ステップS310と同様であるため、その間の説明は省略する。
その後、着信課金サービス及び広域内線サービスに同程度の割合でSIPリクエスト信号が大量に発生し、AS3のCPU使用率が閾値(例えば、80%)を一定時間超過したとする。例えば、諸元30万BHCAに対し、着信課金サービスに16万BHCA(Busy Hour Call Attempts)、広域内線サービスに14万BHCAの呼が発生したとする。
その場合、AS3は輻輳が発生していると判断し、輻輳が発生した旨の輻輳発生信号とサービス毎のトラヒックデータとを併せて制御センタ5に通知する(ステップS501)。
制御センタ5は、輻輳発生信号を受信すると、それに併せて受信したトラヒックデータと、サービス重要度及び規制シナリオとに基づいて、サービス毎の規制要否、S−CSCF1への配分を決定する(ステップS502)。
例えば、トラヒックデータから両サービスとも同程度のトラヒックが発生しているが、サービス重要度は着信課金サービスの方が高いことから、着信課金サービスの処理を継続するために、サービス重要度の低い広域内線サービスを規制対象と判断する。
また、制御センタ5は、各S−CSCF1に対して、広域内線サービス向けの単位時間当たりの転送可能SIPリクエスト信号数(例えば、500呼/分)を決定し、各S−CSCF1への規制指示を実行する(ステップS503)。
その規制指示を受信したS−CSCF1は、iFC1に合致したINVITE信号をAS3に送信する際には、上記決定された単位時間当たりの転送可能SIPリクエスト信号数内に収まるかどうかを判断する(ステップS504)。
例えば、500呼/分の規制指示を受けている場合は、iFC1に合致したINVITE信号は1分内に500個のリクエストしか転送せず、それ以上のiFC1に合致するINVITE信号を電話端末7から受信した場合は、その電話端末7に対して規制中のエラー応答を返却する。一方、iFC2に合致したINVITE信号については規制指示を受けていないため、規制することなく全てAS3に転送する。
以上が輻輳発生時の動作である。その後、S−CSCF1から着信課金向けのINVITE信号が規制されるため、AS3のCPU使用率は、INVITE信号の受信量低下に伴い低下することになる。
その後、CPU使用率が閾値を一定時間下回った場合には、輻輳状態が解除された旨を制御センタ5に通知する。尚、CPU使用率が閾値を下回らない場合は、輻輳が継続している旨と最新のトラヒックデータを制御センタ5に通知する。
制御センタ5は、規制解除通知を受信すると、S−CSCF1に対して規制解除の指示を送信する。一方、輻輳継続通知を受けた場合は、最新のトラヒックデータから各S−CSCF1に対する規制値を再計算し、S−CSCF1に規制指示を送信する。
S−CSCF1は、規制解除指示を受信した場合、規制を解除する。また、再度規制指示を受けた場合は、最新の規制値に基づいて規制を継続する。
以上より、本実施の形態によれば、AS3が、SIPリクエスト信号に設定されたiFC識別子を用いてSIPリクエスト信号に係るトラヒックデータをサービス毎に収集し、自機に輻輳が発生した場合に当該トラヒックデータを制御センタ5に送信し、その制御センタ5は、トラヒックの量又はサービスの重要度に応じてサービス毎の規制方針を定めた規制シナリオを予め記憶しておき、トラヒックデータを受信した場合、その規制シナリオを用いてサービスに対する規制方針を決定し、その決定されたサービス毎の規制方針での規制をS−CSCF1に指示するので、S−CSCF1からAS3に転送されるSIPリクエスト信号をサービス毎に規制できることから、AS3で発生した輻輳を柔軟に制御することができる。
1…S−CSCF(呼制御サーバ)
11…リクエスト信号送受信部
12…iFC判定部(サービス識別子設定手段)
13…規制情報送受信部
14…呼数密度規制部(SIP信号規制手段)
15…データ記憶部
3…AS(アプリケーションサーバ)
31…リクエスト信号送受信部
32…起動サービス判定部
33…サービス処理部
34…トラヒックデータ収集部(トラヒックデータ収集手段)
35…輻輳検出部
36…輻輳通知部(トラヒックデータ送信手段)
37…データ記憶部
5…制御センタ(管理サーバ)
51…輻輳通知受信部
52…規制判定部(規制方針決定手段)
53…規制情報送受信部(規制指示手段)
54…データ記憶部(データ記憶手段)
7…電話端末
S101〜S109、S201〜S209、S301〜S314、S401〜S412、S501〜S504…ステップ

Claims (1)

  1. SIP信号を制御する呼制御サーバと、前記SIP信号に対してサービスを提供するアプリケーションサーバと、前記アプリケーションサーバを管理する管理サーバと、を備えた呼制御システムにおいて、
    前記アプリケーションサーバは、
    SIP信号に設定されたサービス識別子を用いて前記SIP信号に係るトラヒックデータをサービス毎に収集するトラヒックデータ収集手段と、
    自機に輻輳が発生した場合、前記トラヒックデータを前記管理サーバに送信するトラヒックデータ送信手段と、を有し、
    前記管理サーバは、
    トラヒックの量又はサービスの重要度に応じてサービス毎の規制方針を定めた規制シナリオを記憶しておくデータ記憶手段と、
    前記トラヒックデータを受信した場合、前記データ記憶手段から読み出した前記規制シナリオを用いて前記収集されたサービスに対する規制方針を決定する規制方針決定手段と、
    前記決定されたサービス毎の規制方針での規制を前記呼制御サーバに指示する規制指示手段と、を有し、
    前記呼制御サーバは、
    電話端末から受信したSIP信号のヘッダ情報から所望されるサービスのサービス識別子を当該SIP信号に設定するサービス識別子設定手段と、
    前記指示された規制方針に沿って前記アプリケーションサーバに転送するSIP信号をサービス毎に規制するSIP信号規制手段と、
    を有することを特徴とする呼制御システム。
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