JP2014071831A - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的な通信を実現すること。
【解決手段】情報処理装置100であって、自装置から他装置に対して情報を送信する通信部101と、情報に関連する場所から自装置までの距離を算出する距離算出部102と、その距離に応じた頻度で、自装置から他装置へ情報を送信するように通信部101を制御する通信制御部103と、を備えた装置100を提供する。このように構成された情報処理装置により、効率的な通信を行なうことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報を伝達する技術に関する。
上記技術分野において、特許文献1には、バス停に設けられたバス停無線機の動作を制御して、バス停無線機がバスから電波を受信する頻度を、バス停とバスとの距離に応じて変更する技術が開示されている。
特許文献2には、運送トラックから基地局にデータを送信する場合に、基地局から離れるほど、通信頻度が小さくなるように設定する技術が開示されている。
特開平9−050594号公報 特開2001−044922号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術は、あくまでも通信相手との距離に応じて通信頻度を変更するものに過ぎなかった。つまり、通信距離に応じて通信頻度を変更するものに過ぎず、情報の内容に応じた距離を考慮して通信頻度を変更するものはなかった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明にかかる情報処理装置は、
自装置から他装置に対して情報を送信する通信部と、
前記情報に関連する場所から前記自装置までの距離を算出する距離算出部と、
前記距離に応じた頻度で、前記自装置から前記他装置へ前記情報を送信するように前記通信部を制御する通信制御部と、
を備えた。
前記通信制御部が、さらに、前記距離に応じた頻度で、外部装置から前記情報を取得するように前記通信部を制御することは好適である。
前記情報処理装置が、車両に搭載され、
前記情報が、渋滞情報であって、前記距離は、渋滞が発生している場所から自車両までの距離であることは好適である。
前記通信制御部が、前記距離が大きいほど低頻度で、前記距離が小さいほど高頻度で、前記他装置に対して前記情報を送信するように前記通信部を制御することは好適である。
前記通信制御部が、前記距離があらかじめ定められた大きさを超えた場合には、前記情報を送信しないように前記通信部を制御することは好適である。
前記通信制御部が、前記情報が発生した時刻からの経過時間が、あらかじめ定められた時間を超えるまで、前記他装置に対して前記情報を送信するように前記通信部を制御することは好適である。
上記目的を達成するため、本発明にかかる情報処理方法は、
自装置から他装置に対して情報を送信するに際し、前記情報に関連する場所から前記自装置までの距離を算出するステップと、
前記距離に応じた頻度で、前記自装置から前記他装置へ前記情報を送信するステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明にかかる情報処理プログラムは、
自装置から他装置に対して情報を送信するに際し、前記情報に関連する場所から前記自装置までの距離を算出するステップと、
前記距離に応じた頻度で、前記自装置から前記他装置へ前記情報を送信するステップと、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、効率的な通信を実現できる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の作用について説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の詳細構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置で用いられるテーブルを示す図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置で蓄積される渋滞情報を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る情報処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理装置100について、図1を用いて説明する。図1に示すように、情報処理装置100は、通信部101と距離算出部102と通信制御部103とを含む。通信部101は、自装置100と他装置150との間の通信を実現する。距離算出部102は、情報に関連する場所120から自装置100までの距離を算出する。通信制御部103は、距離に応じた頻度で、自装置と他装置との間で情報通信を行なうように通信部101を制御する。
本実施形態にかかる情報処理装置100は、例えば、車両に搭載された車載コンピュータである。この情報処理装置100を用いることにより、車車間通信を実現することができる。そして、この情報処理装置100は、情報に関連する場所からの距離に応じて通信頻度を変える。ただし、本発明は車両に設けられた情報処理装置に限定されるものではなく、他の装置、例えば移動ロボットなどに設けられた情報処理装置間での情報の転送に利用してもよい。
図2は、各々が情報処理装置100を備えた複数の車両201〜207間での通信について説明するための図である。車両201〜207は、通信距離との関係で、それぞれ前後の車両とのみ通信可能とする。情報源200に関する交通情報は、情報源200から近い車両201がまず取得し、他の車両に転送していくことでより遠方まで配信させる。
まず、情報源200において情報の発生周期がxだとすると、情報源200から距離a以内に存在する車両201は、情報源200に関する情報を転送周期xで他の車両(例えば車両202)に転送する。次に、情報源200から、距離a〜bの範囲内にある車両202、203では、情報源200に関する情報を転送周期yで他の車両(例えば車両204)に転送する。ここで転送周期yは、あらかじめ用意された転送頻度テーブルを参照することにより、距離a〜bから導き出される。
さらに、情報源200から、距離b〜cの範囲内にある車両204、205では、情報源200に関する情報を転送周期zで他の車両(例えば車両206)に転送する。情報源200から、距離c以上離れた位置にある車両206、207では、情報源200に関する情報を転送しない。すなわち、車両207には、情報源200に関する情報は配信されない。
このように通信を制御することにより、全体としての通信量を効果的に削減することができる。例えば情報源が渋滞情報を提供する場合、比較的短時間で渋滞に巻き込まれる位置にいる車両は高い頻度で渋滞情報を獲得でき、渋滞から離れた位置にいる車両については低い頻度で渋滞情報を獲得できる。なお、渋滞情報としては、例えば、渋滞情報生成時刻、渋滞場所、渋滞距離、渋滞発生時刻、渋滞を抜けるのに必要な時間などが含まれる。
渋滞から離れた位置にいる車両の場合、渋滞に到達するまで時間が掛かり、当初の渋滞場所に到達するまでに渋滞状況も変化していると考えられるため、高い頻度で情報が更新されなくても問題がない。
渋滞情報以外にも、自車が向かう交差点の状況に関する情報を車車間通信で転送してもよい。例えば、交差点近くでは転送頻度を数〜十数秒程度に高めることで、信号の状態をドライバーが推定できるようになる。
また、店舗に入るために右左折待ちする車両による一時的な渋滞情報を車車間通信で転送してもよい。情報更新の頻度を高めることによって、右左折待ちの車両が直接ドライバーから見えてなくても推定することが可能となる。
図3は、車両201、202における情報処理装置100(ここでは100a、100b)の機能構成を示すブロック図である。車両201に設けられた情報処理装置100aと車両202に設けられた情報処理装置100bとは、同じ機能構成を有するものとする。なお、ここでは説明のために2つの車両に設けられた情報処理装置100a、100bとの間の関係についてのみ説明しているが、図2に示したような複数の車両は全てそれぞれ同様の構成を有する情報処理装置100を備えているものとする。
情報処理装置100aは、図1で説明した通信部101a、距離算出部102a、通信制御部103aの他に、渋滞情報処理部301a、表示装置310a、渋滞情報データベース303a、自車両位置304a、転送頻度テーブル305aを備えている。
また、情報処理装置100bについても同様に通信部101b、距離算出部102b、通信制御部103bの他に、渋滞情報処理部301b、表示装置310b、渋滞情報データベース303b、自車両位置304b、転送頻度テーブル305bを備えている。
通信部101a、101bは、他車両との車車間通信、路面アンテナとの路車間通信あるいは、サーバコンピュータとのWi-Fi通信(登録商標)を実現する。通信部101a、101bは、路面アンテナまたはサーバコンピュータから渋滞情報を受信すると、渋滞情報処理部301a、301bを介して渋滞情報データベース303a、303bにその渋滞情報を格納する。なお、ここでは、外部で収集、生成された渋滞情報を通信部101a、101bが受信する構成としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、車両が自律的に情報収集して、他の車両に送信してもよい。
サーバから情報処理装置100aに渋滞情報を提供する場合は、車両の位置に応じて渋滞情報データベースから必要な周期で提供情報を選別する。渋滞情報が示す地点からの距離に応じた転送頻度は任意に設定することができる。
渋滞情報処理部301a、301bは、通信部101a、101bを介して取得した渋滞情報を渋滞情報データベース303a、303bに格納する。また、渋滞情報データベース303a、303bから、他車両に送信すべき渋滞情報を選択し、通信部101a、1010bを介して、他車両に送信する。さらに、渋滞情報処理部301a、301bは、ユーザ(運転者や他の乗員)からの指示に応じて、表示装置310a、310bに渋滞情報を表示させる。
表示装置310a、310bは、情報処理装置100a、100bに接続され、渋滞情報処理部301a、301bから受け取った渋滞情報を画面に表示させて、ユーザに対して報知する。表示装置310a、310bは、不図示の地図データベースから読出した地図画像に渋滞情報を埋め込んで表示してもよい。
渋滞情報データベース303a、303bは、渋滞情報として、例えば、渋滞発生時刻、渋滞発生場所、渋滞長さ、渋滞を抜けるのに必要な時間などを格納している。
自車両位置取得部304a、304bは、情報処理装置100a、100bに接続されたGPS信号受信機320a、320bから自車両の現在位置を取得する。
距離算出部102a、102bは、自車両位置取得部304a、304bが取得した自車両位置と、渋滞情報データベース303a、303bから読出した渋滞発生場所との間の距離を算出する。距離算出部102a、102bは、算出した距離を、通信制御部103a、103bに提供する。
通信制御部103a、103bは、転送頻度テーブル305a、305bを参照して、算出された距離を転送頻度に変換する。そして、導き出された転送頻度で他車両に渋滞情報を転送すべく通信部101a、101bを制御する。渋滞情報の提供は、その渋滞情報が示す地点からの距離に応じて、近い位置を走行する車両には高頻度に、遠い位置を走行する車両には低頻度の周期で情報を提供する。
図4は、転送頻度テーブル305a、305bの一例について示す図である。転送頻度テーブル305a、305bは、渋滞情報の転送間隔(更新周期)を定義している。車車間通信の場合、車両が情報を受信する頻度は、送信元の車両が送信する頻度に依存する。そこで、本実施形態では、他車両に対する転送間隔をコントロールすることによって、他車両が渋滞情報を受信する頻度を距離に応じて変更されるように制御している。
このテーブルでは、パターン1において、自車から情報中心位置までの距離が0からa(単位はkm)の場合に転送間隔T=x(秒)と設定されている。同様にパターン2において、自車から情報中心位置までの距離がaからb(単位はkm)の場合に転送間隔T=y(秒)と設定されている。同様にパターン3において、自車から情報中心位置までの距離がbからc(単位はkm)の場合に転送間隔T=z(秒)と設定されている。パターン4において、自車から情報中心位置までの距離がc以上(単位はkm)の場合には、転送しないものと設定されている。
ここで、例えば、m,nを定数として、y=mx、z=nyとなるように各値を設定してもよい。例としてx=10、y=2×10=20としてもよい。つまり、ある車両はある地点の渋滞情報をパターン1の10秒周期で作成すると、その地点からa[km]までの車両は10秒周期で遠方に転送していく。そして、a[km]以上離れた車両のうちa[km]以内の車両と通信できる車両も10秒周期で渋滞情報を取得できるが、この車両が転送する場合はパターン2を参照して20秒周期で転送するので2回に1回転送するようになる。
このとき、yをxの整数倍でない15秒という設定にすると、発生時刻0秒の渋滞情報は転送できるが、発生時刻15秒の渋滞情報が無いため、発生時刻10秒の渋滞情報しか転送できる渋滞情報が無くなる。つまり、設定の周期と異なったタイミングで発生した渋滞情報を転送しなければいけなくなる。このような問題を回避するため、各車両の転送周期は、最も短い転送周期(最も情報中心から近い車両の転送周期)の整数倍となるように設定されている。
なお、距離と頻度の対応関係を決定するテーブルは、一種類とは限らない。複数種類を用意して状況に応じて選択して使用してもよい。
また、同様のテーブルを用いて、サーバから渋滞情報を取得する頻度を、渋滞発生位置からの距離に応じて変更してもよい。
図5は、渋滞情報データベース303a、303bの内容の一例を示す図である。渋滞IDに紐付けて、渋滞情報取得時刻、渋滞発生位置(緯度経度)、渋滞発生時刻、渋滞長さなどが格納される。距離算出部102a、102bは、自車両位置と渋滞発生位置とから直線距離を求めてもよいし、地図情報を参照して道なり距離を求めてもよい。
図6は、情報処理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。情報処理装置100は、プロセッサ610、ROM(Read Only Memory)620、通信部101、RAM(Random Access Memory)640、およびストレージ650を備えている。
プロセッサ610は、様々なプログラムを実行することにより情報処理装置100を制御する。ROM620は、プロセッサ610が最初に実行すべきブートプログラムの他、各種パラメータ等を記憶している。また、RAM640は、自車両位置を含む自車両情報、他車両との車車間通信に必要な識別情報を含む他車両情報642、受信した渋滞情報643、自車両と情報中心との間の距離644、転送頻度645、および表示情報646を含む。
ストレージ650は、アプリケーションや各種データを格納する記憶部である。ストレージ650は、自車両情報651、他車両情報データベース652、地図情報データベース653および渋滞情報データベース151を格納している。また、図4に示した転送頻度テーブル152を格納している。
またさらに、ストレージ650は、プロセッサ610によって実行される情報転送プログラムを格納している。情報転送プログラムは、渋滞情報を取得する渋滞情報取得モジュール654と、情報中心から自車両までの距離を算出する距離算出モジュール655と、渋滞情報を転送する渋滞情報転送モジュール656とを含む
渋滞情報処理モジュール654は、通信部101を介して取得した渋滞情報を渋滞情報データベース303に格納する。また、渋滞情報処理モジュール654は、渋滞情報データベース303から、他車両に送信すべき渋滞情報を選択し、通信部101を介して、他車両情報DB652を参照しつつ他車両に送信する。さらに、渋滞情報処理モジュール654は、ユーザ(運転者や他の乗員)からの指示に応じて、表示装置310a、310bに渋滞情報を表示させる。プロセッサ610は、この渋滞情報処理モジュール654を実行することにより、渋滞情報処理部301として機能することになる。
距離算出モジュール655は、情報に関連する場所から自装置100までの距離を算出するモジュールである。プロセッサ610は、この距離算出モジュール655を実行することにより、距離算出部102として機能する。
通信制御モジュール656は、転送頻度テーブル305を参照して、算出された距離を転送頻度に変換し、導き出された転送頻度で他車両に渋滞情報を転送すべく通信部101a、101bを制御するモジュールである。プロセッサ610は、この通信制御モジュール656を実行することにより、通信制御部103として機能する。
入出力インタフェース660は、情報処理装置100に外部接続された、GPS信号受信機461などとの間のデータの入出力を制御するためのインタフェースである。
図7は、情報処理装置100で実行される処理の流れを示すフローチャートである。まず、ステップS701〜S717において、発生イベントの確認を行なう。発生イベントが、渋滞情報の取得(路面アンテナやサーバからの渋滞情報受信)であれば、ステップS701からステップS703に進む。発生イベントが、他車両の検知(他車両からのパケット受信)であれば、ステップS701からステップS707を経由してステップS709に進む。さらに、発生イベントが渋滞情報の表示要求である場合、ステップS713に進む。発生イベントが無い場合にはステップS717に進んで、渋滞情報データベース303の整理を行なう。それが終わると、渋滞情報が終了したか確認して(S719)、渋滞情報が終了していない場合にはステップS701に戻り、処理を繰り返す。
ステップS703では、取得した渋滞情報をストレージ650の渋滞情報データベース303に格納する。ステップS707では、通信部101が渋滞情報データベース303から読出した渋滞情報を他車両に転送する転送処理を行なう。ステップS709では、車車間通信を利用した、渋滞情報の転送処理を行なう。
ステップS715では、渋滞情報処理部301が表示装置310に対して表示処理を行なう。また、ステップS717では、渋滞情報データベースの整理処理を行なう。
このようにして、車車間通信および路車間通信を終了するまで、ステップS701〜S719の処理を繰り返す。
図8は、ステップS709の詳しい処理の流れを示すフローチャートである。まず、ステップS801において、距離算出部102は、渋滞情報データベース303から渋滞情報を一つ読み出し、転送候補とする。
次に、ステップS802において、自車両位置取得部304が自車の位置をストレージ650の自車両情報651から読出す。
さらにステップS803において、ステップS801で読出した渋滞情報中から渋滞発生地点を抽出し、ステップS802で読出した自車位置との距離を算出する。
ステップS805では、通信頻度テーブル305を参照することにより、距離を通信頻度(転送間隔T)に変換する。ステップS807では、距離が大きく離れてしまって転送不要となっていないか確認する。転送不要となっていればステップS801に戻り、次に転送候補としての渋滞情報を取得する。
転送要であればステップS808に進み、渋滞情報に含まれる渋滞発生時刻からの経過時間が通信頻度テーブル305で導いた転送間隔Tの整数倍となっているかを判定する。渋滞発生時刻からの経過時間が転送間隔Tの整数倍になれば、ステップS809に進んで渋滞情報を転送する。渋滞発生時刻からの経過時間が転送間隔Tの整数倍でなければ、ステップS811に進む。
ステップS811では、渋滞情報データベース303に渋滞情報があるか判定し、あればステップS801に戻る、渋滞情報データベース303に渋滞情報が無くなれば、他車両への転送処理は終了する。
図9は、図7のステップS717で説明した渋滞情報データベース整理処理についてより詳しく説明するための図である。まず、ステップS901において現在時刻を取得すると、ステップS903に進み、1つの渋滞情報から受信時刻を取得する。さらに、ステップS905に進み、現在時刻と、渋滞情報の最新取得時刻との差分Nを算出する。さらにステップS907では、差分Nがあらかじめ定められた時間T2(例えば1秒)よりも大きいか否かを判定する。現在時刻と、渋滞情報の最新取得時刻との差分Nが時間T2よりも大きい場合にはステップS909に進み、渋滞情報データベース402から、対応する渋滞情報を削除する。ステップS911では、全ての渋滞情報について、ステップS903〜S909の処理を行なったか否かを判定し、未処理の渋滞情報がある場合にはステップS903に戻る。これにより、全ての渋滞情報について、情報の整理を行なうことができる。ステップS1101〜S1111の一連の処理は一定間隔で常に繰り返される。
渋滞情報データベース303は、渋滞情報を登録しておくデータベースのため、情報の取得が途絶えた渋滞情報のレコードについては、不要なレコードとして順次削除する必要がある。ただし、必要なレコードを削除してしまわないように、閾値となる時間T2を設定している。このようにすることで通信制御部103は、情報が発生した時刻からの経過時間が、あらかじめ定められた時間を超えるまで、他装置に対して情報を送信するように通信部101を制御する。
以上の通り、渋滞情報が示す地点からの距離が近い地点の車両には高い頻度で情報を提供し、遠い地点になるほどその頻度を下げることで通信量を削減する。すなわち、一番その渋滞が起きている近いところには、高い頻度で提供する。なお、車車間通信によって車速が一定車速以下の車両群を見つけ出し、その車両群の先頭位置を渋滞発生地点と推定することもできる。
なお、情報中心位置までの距離に応じて通信頻度を変えたが、情報中心位置までの到達予測時間に応じて、通信頻度を変えてもよい。これにより渋滞まで比較的短時間で到達できる車両は高い頻度で渋滞情報を獲得でき、到達に時間が掛かる車両は、通信負荷を下げるため低い頻度で情報を獲得する。
以上、渋滞情報を例に挙げて説明したが本発明はそれに限定されるものではない。例えば、自車が向かう交差点の信号についての情報を転送してもよい。この頻度を数〜十数秒程度に高めることで、信号の状態をドライバーが推定できるようになる。
さらに、店舗に入るために待っている車両による一時的な渋滞に関する情報であっても上述した実施形態と同様に店舗からの距離に応じて通信頻度を変えてもよい。
また、渋滞情報に代えて、局地的な豪雨の情報を、本実施形態にかかる車車間通信を利用して頻度を変えて転送してもよい。渋滞情報に代えて、複数の駐車場の空き情報を、本実施形態にかかる車車間通信を利用して頻度を変えて転送してもよい。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。

Claims (8)

  1. 自装置から他装置に対して情報を送信する通信部と、
    前記情報に関連する場所から前記自装置までの距離を算出する距離算出部と、
    前記距離に応じた頻度で、前記自装置から前記他装置へ前記情報を送信するように前記通信部を制御する通信制御部と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記通信制御部は、さらに、前記距離に応じた頻度で、外部装置から前記情報を取得するように前記通信部を制御する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、車両に搭載され、
    前記情報は、渋滞情報であって、前記距離は、渋滞が発生している場所から自車両までの距離である、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記通信制御部は、前記距離が大きいほど低頻度で、前記距離が小さいほど高頻度で、前記他装置に対して前記情報を送信するように前記通信部を制御する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記通信制御部は、前記距離があらかじめ定められた大きさを超えた場合には、前記情報を送信しないように前記通信部を制御する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記通信制御部は、前記情報が発生した時刻からの経過時間が、あらかじめ定められた時間を超えるまで、前記他装置に対して前記情報を送信するように前記通信部を制御する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 自装置から他装置に対して情報を送信するに際し、前記情報に関連する場所から前記自装置までの距離を算出し、
    前記距離に応じた頻度で、前記自装置から前記他装置へ前記情報を送信する、
    各ステップを含む情報処理方法。
  8. 自装置から他装置に対して情報を送信するに際し、前記情報に関連する場所から前記自装置までの距離を算出し、
    前記距離に応じた頻度で、前記自装置から前記他装置へ前記情報を送信する、
    各ステップをコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
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