JP2014070854A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】推奨される食品のマイクロ波出力よりも大きいマイクロ波出力で食品を加熱して調理時間を短縮しつつ、良好な調理仕上がりが可能な加熱調理器を提供する。
【解決手段】被加熱物を加熱するためのマイクロ波発生部(10)から出力するマイクロ波の出力値および加熱時間を含む加熱条件を設定する加熱条件設定手段(100b,100c)と、マイクロ波発生部から出力可能なマイクロ波の最大出力値に基づいて、加熱条件設定手段(100b,100c)により設定されたマイクロ波の出力値と加熱時間を補正する加熱条件補正手段(100d)と、マイクロ波発生部(10)から加熱条件補正手段(100d)により補正された出力値のマイクロ波を、加熱条件補正手段(100d)により補正された加熱時間出力するように、マイクロ波発生部(10)を制御するマイクロ波制御手段(100e)とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、加熱調理器に関し、詳しくはマイクロ波を用いた加熱調理を行う加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、マイクロ波により食品を加熱する電子レンジがある(例えば、特開2004−212010号公報(特許文献1)参照)。
上記加熱調理器では、市販の冷凍食品に記載された推奨マイクロ波出力および推奨加熱時間を設定すると、その冷凍食品の調理に必要な電力量を演算し、その演算された電力量に基づいて電子レンジの最大マイクロ波出力で加熱したときに必要な加熱時間を換算して、最大マイクロ波出力を換算された加熱時間出力することにより、調理時間を短縮している。
しかしながら、上記加熱調理器では、マイクロ波の電力量(マイクロ波出力と加熱時間の積)が一定になるように制御しており、最大マイクロ波出力で加熱するときは、マイクロ波出力が小さい時よりも放熱時間が短くなるため、より短時間で同等の加熱ができる。
しかしながら、上記加熱調理器では、マイクロ波の電力量(マイクロ波出力と加熱時間の積)が一定になるように制御しているため、設定されたマイクロ波出力値と最大マイクロ波出力値との比が大きくなるほど、調理仕上がりが同等にはならないという問題がある。
特開2004−212010号公報
そこで、この発明の課題は、推奨される食品のマイクロ波出力よりも大きいマイクロ波出力で食品を加熱して調理時間を短縮しつつ、良好な調理仕上がりが可能な加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
加熱室内の被加熱物を加熱するためのマイクロ波を発生するマイクロ波発生部と、
上記被加熱物を加熱するための上記マイクロ波発生部から出力するマイクロ波の出力値および上記マイクロ波により上記被加熱物を加熱する加熱時間を含む加熱条件を設定する加熱条件設定手段と、
上記マイクロ波発生部から出力可能なマイクロ波の最大出力値に基づいて、上記加熱条件設定手段により設定された上記マイクロ波の出力値と上記加熱時間を補正する加熱条件補正手段と、
上記マイクロ波発生部から上記加熱条件補正手段により補正された出力値の上記マイクロ波を、上記加熱条件補正手段により補正された上記加熱時間出力するように、上記マイクロ波発生部を制御するマイクロ波制御手段と
を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、マイクロ波発生部から出力可能なマイクロ波の最大出力値に基づいて、加熱条件補正手段は、加熱条件設定手段により設定されたマイクロ波の出力値と加熱時間を補正する。そして、マイクロ波制御手段によりマイクロ波発生部を制御して、マイクロ波発生部から加熱条件補正手段により補正された出力値のマイクロ波を、加熱条件補正手段により補正された加熱時間出力する。例えば、推奨マイクロ波出力と推奨加熱時間の加熱仕様が設定されてはいるが、使用する加熱調理器固有の最大マイクロ波出力に対する加熱時間が定義されていない食品に対して、最大マイクロ波出力(または食品に対して出力可能な最大マイクロ波出力)で加熱調理したときに仕上がり状態が同等となる加熱時間を求めて、最大マイクロ波出力(または食品に対して出力可能な最大マイクロ波出力)により最短時間で加熱調理する。これによって、推奨される食品のマイクロ波出力よりも大きいマイクロ波出力で食品を加熱して調理時間を短縮しつつ、良好な調理仕上がりが可能な加熱調理器を実現できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記被加熱物を加熱するための複数の調理メニューのうちから1つの調理メニューを選択する調理メニュー選択手段を備え、
上記加熱条件補正手段は、上記加熱条件設定手段により設定された上記マイクロ波の出力値と、上記マイクロ波発生部から出力可能なマイクロ波の最大出力値と、上記調理メニュー選択手段により選択された調理メニューと、上記調理メニューの仕上がり状態が同等となる上記マイクロ波の出力値と上記加熱時間との関係を表す特性曲線に基づいて、上記加熱条件設定手段により設定された上記加熱時間を補正する。
上記実施形態によれば、加熱条件設定手段により設定されたマイクロ波の出力値と、マイクロ波発生部から出力可能なマイクロ波の最大出力値と、調理メニュー選択手段により選択された調理メニューと、その調理メニューの仕上がり状態が同等となるマイクロ波の出力値と加熱時間との関係を表す特性曲線に基づいて、加熱条件補正手段は、加熱条件設定手段により設定されたマイクロ波の出力値と加熱時間とを補正する。そして、マイクロ波制御手段によりマイクロ波発生部を制御して、マイクロ波発生部から加熱条件補正手段により補正された出力値のマイクロ波を、加熱条件補正手段により補正された加熱時間出力する。これによって、推奨される食品のマイクロ波出力よりも大きいマイクロ波出力で食品を加熱して調理時間を短縮しつつ、より良好な調理仕上がりが実現できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記調理メニュー選択手段により選択された上記調理メニューの仕上がり状態が同等となる上記マイクロ波の出力値と上記加熱時間との関係を表す特性曲線は、予め実験またはシミュレーションにより求めた数式またはテーブルにより表される。
上記実施形態によれば、調理メニュー選択手段により選択された調理メニューの仕上がり状態が同等となるマイクロ波の出力値と加熱時間との関係を表す特性曲線は、予め実験またはシミュレーションにより求めた数式またはテーブルにより表されることによって、加熱条件補正手段によるマイクロ波の出力値と加熱時間の補正を調理メニューに応じて容易に行うことができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱条件補正手段は、
上記加熱条件設定手段により設定された上記マイクロ波の出力値に対する上記最大出力値の比が予め設定された判定値以下のとき、上記マイクロ波の出力値と上記加熱時間とが比例関係になるように、上記加熱時間を補正する一方、
上記加熱条件設定手段により設定された上記マイクロ波の出力値に対する上記最大出力値の比が上記判定値よりも大きいとき、上記調理メニュー選択手段により選択された上記調理メニューの仕上がり状態が同等となる上記マイクロ波の出力値と上記加熱時間との関係を表す特性曲線に基づいて、上記加熱時間を補正する。
上記実施形態によれば、加熱条件設定手段により設定されたマイクロ波の出力値に対する最大出力値の比が予め設定された判定値以下のとき、マイクロ波の出力値と加熱時間とが比例関係になるように、加熱条件補正手段により加熱時間を補正する。例えば、上記判定値を「1.2」とすることによって、設定されたマイクロ波の出力値に対する最大出力値の比が比較的小さいときは、マイクロ波の出力値と加熱時間とが比例関係になるように加熱時間を補正しても、調理メニューの仕上がり状態はほとんど変わらない。したがって、加熱条件補正手段による加熱時間の補正の処理を簡略化できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記マイクロ波制御手段は、
上記加熱条件設定手段により設定された上記マイクロ波の出力値に対する上記最大出力値の比が予め設定された第2の判定値よりも大きいとき、上記加熱時間を第1加熱時間と第2加熱時間に分けて、上記第1加熱時間で上記マイクロ波発生部から上記最大出力値の上記マイクロ波を出力した後、上記第2加熱時間で上記マイクロ波発生部から上記最大出力値よりも低い低出力値の上記マイクロ波を出力すると共に、
上記加熱条件補正手段は、
上記調理メニュー選択手段により選択された上記調理メニューの仕上がり状態が同等となる上記マイクロ波の出力値と上記加熱時間との関係を表す特性曲線に基づいて、上記第1加熱時間と上記第2加熱時間を補正する。
上記実施形態によれば、加熱条件設定手段により設定されたマイクロ波の出力値に対する最大出力値の比が予め設定された第2の判定値よりも大きいとき、加熱条件補正手段により補正された第1加熱時間と第2加熱時間に加熱時間を分けて、第1加熱時間では最大出力値、第2加熱時間では最大出力値よりも低い低出力値のマイクロ波で加熱調理することにより、例えば冷凍食品の解凍では、第1加熱時間の最大出力値のマイクロ波で加熱して、食品温度が上昇して解凍が進行して加熱むらが生じても、次の第2加熱時間の低出力値のマイクロ波で加熱することにより、加熱終了時には加熱むらを解消できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱条件設定手段により設定された上記マイクロ波の出力値と上記加熱時間とを表示する表示部と、
上記加熱条件設定手段により設定された上記加熱時間の表示した状態から上記マイクロ波の出力開始から終了するまでの残時間を表示するとき、上記加熱条件補正手段により補正された上記加熱時間に短縮されて上記残時間が表示されるように、上記表示部を制御する表示制御手段と
を備えた。
上記実施形態によれば、加熱条件設定手段により設定された加熱時間の表示した状態からマイクロ波の出力開始から終了するまでの残時間を表示するとき、加熱条件補正手段により補正された加熱時間に短縮されて残時間が表示されるように、表示制御手段により表示部を制御することによって、ユーザーは補正後の加熱時間を意識することなく加熱調理が行われ、設定した加熱時間の表示が変わらないので、混乱を生じないようにできる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
電源電圧を検出する電源電圧検出部と、
上記電源電圧検出部により検出された上記電源電圧に基づいて、上記マイクロ波発生部から出力可能な上記マイクロ波の最大出力値を補正する最大出力値補正手段と
を備え、
上記加熱条件補正手段は、
上記最大出力値補正手段により補正された上記マイクロ波の最大出力値に基づいて、上記加熱条件設定手段により設定された上記加熱時間を補正する。
上記実施形態によれば、電源電圧検出部により検出された電源電圧に基づいて、最大出力値補正手段によりマイクロ波発生部から出力可能なマイクロ波の最大出力値を補正する。そして、加熱条件補正手段は、その最大出力値補正手段により補正されたマイクロ波の最大出力値に基づいて、加熱条件設定手段により設定された加熱時間を補正するので、電源電圧変動によりマイクロ波の最大出力値が変動しても、最適な加熱時間で良好な調理仕上がりの加熱調理が可能になる。
以上より明らかなように、この発明によれば、推奨される食品のマイクロ波出力よりも大きいマイクロ波出力で食品を加熱して調理時間を短縮しつつ、良好な調理仕上がりが可能な加熱調理器を実現することができる。
図1はこの発明の加熱調理器の正面図である。 図2は上記加熱調理器の制御部の概略構成を示すブロック図である。 図3は上記加熱調理器の加熱条件についての例を示す表である。 図4はマイクロ波出力に対する補正後の加熱時間の一例を示すグラフである。
以下、この発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の一形態の加熱調理器の正面図を示している。この加熱調理器1は、直方体形状のキャビネット2の正面の上部に操作部3を設置し、キャビネット2の正面における操作部3の下側には、左端側の辺を中心に回動して、加熱室(図示せず)を開閉する扉4を設けて概略構成されている。そして、扉4の右部にはハンドル5が設けられ、扉4には耐熱ガラス製の窓6が嵌め込まれている。さらに、操作部3における図中左側には液晶表示部7が設けられており、操作部3のキーを操作することによって、操作に応じた内容が制御装置100により液晶表示部7に表示される。
ここで、この加熱調理器1は、マイクロ波発生部の一例としてのマグネトロン10(図2に示す)で発生したマイクロ波によって被加熱物を加熱するものである。なお、上記マイクロ波による被加熱物の加熱構造については、従来のマイクロ波による加熱調理器と同様であり、例えば、上記加熱室の下部に配置されたマグネトロン10で発生されたマイクロ波を、導波管によって上記加熱室の下部中央に導き、回転アンテナ用モータ12(図2に示す)によって駆動される回転アンテナによって反射させながら上記加熱室内の上方に向かって放射するようにしている。
図2は上記加熱調理器1の制御装置100の概略構成を示すブロック図である。
この制御装置100は、図2に示すように、マイクロコンピュータと入出力回路などからなり、操作部3と、液晶表示部7と、マグネトロン10と、装置本体に供給される電源電圧を検出する電源電圧検出部11と、回転アンテナ用モータ12とが接続されている。制御装置100は、操作部3および電源電圧検出部11からの信号などに基づいて、液晶表示部7,マグネトロン10,回転アンテナ用モータ12を制御する。
上記制御装置100は、ユーザーが操作部3を操作することにより調理メニューを選択する調理メニュー選択手段100aと、ユーザーが操作部3を操作することによりマイクロ波の出力値を設定するためのマイクロ波出力値設定手段100bと、ユーザーが操作部3を操作することにより加熱時間を設定する加熱時間設定手段100cと、マイクロ波出力値設定手段100bにより設定されたマイクロ波の出力値および加熱時間設定手段100cにより設定された加熱時間を補正する加熱条件補正手段100dと、マグネトロン10を制御するマイクロ波制御手段100eと、液晶表示部7を制御する表示制御手段100fと、マイクロ波の最大出力値を補正する最大出力値補正手段100gと、加熱時間を計時するための計時部100hとを有する。上記マイクロ波出力値設定手段100bと加熱時間設定手段100cで加熱条件設定手段を構成している。なお、加熱条件設定手段は、マイクロ波の出力値と加熱時間だけでなく、被加熱物である食品の種類などの他の条件が設定されてもよい。
上記構成の加熱調理器によれば、マグネトロン10から出力可能なマイクロ波の最大出力値に基づいて、加熱条件補正手段100dは、マイクロ波出力値設定手段100bにより設定されたマイクロ波の出力値と加熱時間設定手段100cにより設定された加熱時間を補正する。そして、マイクロ波制御手段100eによりマグネトロン10を制御して、マグネトロン10から加熱条件補正手段100dにより補正された出力値のマイクロ波を、加熱条件補正手段100dにより補正された加熱時間出力する。ここで、マイクロ波出力値設定手段100bによるマイクロ波の出力値の設定と、加熱時間設定手段100cによる加熱時間の設定は、ユーザーが操作部3を操作することにより同時に行われたり、別々の操作により行われたりする。
なお、加熱条件補正手段100dは、例えばあるマイクロ波出力以上で加熱するのが好ましくない食品に対しては、マイクロ波出力値設定手段100bにより設定されたマイクロ波の出力値を、最大マイクロ波出力よりも低い「ある食材に対する最大出力値」に補正してもよい。
また、マイクロ波出力値設定手段100bにより設定されたマイクロ波の出力値と、マグネトロン10から出力可能なマイクロ波の最大出力値と、調理メニュー選択手段100aにより選択された調理メニューと、その調理メニューの仕上がり状態が同等となるマイクロ波の出力値と加熱時間との関係を表す特性曲線に基づいて、加熱条件補正手段100dは、加熱時間設定手段100cにより設定された加熱時間を補正する。これによって、推奨される食品のマイクロ波出力よりも大きいマイクロ波出力で食品を加熱して調理時間を短縮しつつ、より良好な調理仕上がりが実現できる。
ここで、上記調理メニュー選択手段100aにより選択された調理メニューの仕上がり状態が同等となるマイクロ波の出力値と加熱時間との関係を表す特性曲線は、調理メニュー毎に予め実験またはシミュレーションにより求めている。その実験またはシミュレーションの結果に基づいて、調理メニューの仕上がり状態が同等となるマイクロ波の出力値と加熱時間との関係を表す特性曲線を表す数式またはテーブルを用いる。これによって、加熱条件補正手段100dによるマイクロ波の出力値と加熱時間の補正を調理メニューに応じて容易に行うことができる。
そうして、マイクロ波制御手段100eによりマグネトロン10を制御して、マグネトロン10から加熱条件補正手段100dにより補正された出力値のマイクロ波を、加熱条件補正手段100dにより補正された加熱時間出力する。例えば、推奨マイクロ波出力と推奨加熱時間の加熱仕様が設定されてはいるが、使用する加熱調理器の最大マイクロ波出力に対する加熱時間が定義されていない食品に対して、最大マイクロ波出力(または食品に対する最大マイクロ波出力)で加熱調理したときに仕上がり状態が同等となる加熱時間を求めて、最大マイクロ波出力(または食品に対する最大マイクロ波出力)により最短時間で加熱調理する。
例えば、図3に示すように、推奨マイクロ波出力が500W、推奨加熱時間が90秒の加熱する食品を1000W、1500W、1900Wのマイクロ波出力で加熱調理する場合、単純に消費電力が同じ12.5Whとする加熱条件では、推奨加熱時間90秒に対する補正後の加熱時間は、45.0秒、30.0秒、23.7秒となる。
ここで、被加熱物の表面からの熱損失は、被加熱物の表面からの熱放射(庫内雰囲気温度より被加熱物の温度が高い場合)と、加熱室内への送風の対流熱伝導により被加熱物の表面からの熱損失との合計である。なお、被加熱物である食品の形状、大きさ、加熱室内への送風量によって熱損失は変化する。
図3では、被加熱物の表面からの熱損失を64Wとして、補正後の加熱時間毎の熱損失量は、マイクロ波出力を大きくして加熱時間を短くするほど小さくなる。これにより、図3に示すように、消費電力量から熱損失量を引いた有効消費電力は、マイクロ波出力500Wで10.90Wh、マイクロ波出力1000Wで11.70Wh、マイクロ波出力1500Wで11.97Wh、マイクロ波出力1900Wで12.09Whとなっている。
したがって、マイクロ波出力1900Wで加熱したとき、500W時の有効消費電力量に相当する補正後の加熱時間は、21.4秒となり、補正前の23.7秒から2.3秒分の時間短縮がなされると共に、消費電力量も1.2Wh(=12.5Wh−11.3Wh)低減できる。また、このように推奨マイクロ波出力よりも大きいマイクロ波出力で加熱調理しても、加熱時間による熱損失量の変化を考慮して有効消費電力が略同じになるように適切な加熱時間を設定するので、過加熱を抑制することができる。
また、図4はマイクロ波出力に対する補正後の加熱時間の一例を示しており、図4では、黒◆のグラフは、マイクロ波出力と加熱時間が反比例の関係を表し、黒■のグラフは、マイクロ波出力と補正後の加熱時間との関係を表している。
なお、上記加熱調理器において、加熱条件補正手段100dによる加熱時間の補正は、食品毎に異なる特性(マイクロ波出力と補正後の加熱時間との関係)で行ってもよく、その場合、例えば、「お弁当大」や「お弁当小」などの専用キーを設けて、被加熱物である食品を選択してもよい。
したがって、上記加熱調理器では、推奨される食品のマイクロ波出力よりも大きいマイクロ波出力で食品を加熱して調理時間を短縮しつつ、良好な調理仕上がりが可能になる。
従来、加熱調理器の一例である業務用電子レンジの使用例としては、コンビニエンスストアの店頭での購入客の買い物の代表例として、弁当の加熱用途が挙げられるが、弁当などの食品のパッケージに記載された推奨加熱時間は、旧型電子レンジで可能な低出力(例えば1500W)のマイクロ波による加熱になっている場合がある。このような旧型電子レンジへの設定登録時に低出力に対する加熱時間を用いると、低出力で食品を長時間加熱することになる。
上記従来の加熱調理器では、食品のパッケージに記載されていないマイクロ波出力値で加熱調理したい場合は、マイクロ波出力値での加熱時間を計算する必要があり、店員の能力では的確な計算が困難である場合が少なくない。このため、最大マイクロ波出力値が1900Wである電子レンジを設置していても、旧型電子レンジと同様に1500Wで加熱することになり、高出力のマイクロ波を用いた加熱調理による時間短縮ができなかった。特に、コンビニエンスストアでは、昼などの特定の時間帯に混雑するので、加熱調理の時間短縮は、解決すべき重要な課題である。
これに対して、この発明の実施の形態の加熱調理器を、最大マイクロ波出力値が1900Wの電子レンジに適用することによって、例えば、食品のパッケージに記載された推奨加熱時間の設定で、旧型電子レンジと同様の低出力(例えば1500W)で加熱調理しても、自動的に1900Wの最大マイクロ波出力値でかつ補正された最適かつ短い加熱時間での調理が可能となる。
また、上記マイクロ波出力値設定手段100bにより設定されたマイクロ波の出力値に対する最大出力値の比が予め設定された判定値以下のとき、マイクロ波の出力値と加熱時間とが比例関係になるように、加熱条件補正手段100dにより加熱時間を補正する。例えば、上記判定値を「1.2」とすることによって、設定されたマイクロ波の出力値に対する最大出力値の比が比較的小さいときは、マイクロ波の出力値と加熱時間とが比例関係になるように加熱時間を補正しても、調理メニューの仕上がり状態はほとんど変わらない。したがって、加熱条件補正手段100dによる加熱時間の補正の処理を簡略化できる。
また、上記マイクロ波出力値設定手段100bにより設定されたマイクロ波の出力値に対する最大出力値の比が予め設定された第2の判定値(例えば「2.0」)よりも大きいとき、加熱条件補正手段100dにより補正された第1加熱時間と第2加熱時間に加熱時間を分けて、第1加熱時間では最大出力値、第2加熱時間では最大出力値よりも低い低出力値のマイクロ波で加熱調理することにより、例えば冷凍食品の解凍では、第1加熱時間の最大出力値のマイクロ波で加熱して、食品温度が上昇して解凍が進行して加熱むらが生じても、次の第2加熱時間の低出力値のマイクロ波で加熱することにより、加熱終了時には加熱むらを解消できる。
従来の加熱調理器では、冷凍食品を高出力のマイクロ波で加熱すると、食品の解凍が不均一となり、解凍が進行した部分は水分を含んでマイクロ波を吸収しやすくなるため、食品温度が上昇して解凍が進行するため、加熱むらが生じるという問題があった。
これに対して、この実施の形態の加熱調理器によれば、例えば冷凍食品の解凍する調理メニューを選択したときは、設定されたマイクロ波の出力値に対する最大出力値の比が第2の判定値よりも大きいときに、最大出力値のマイクロ波による加熱(第1加熱時間)と低出力値のマイクロ波による加熱(第2加熱時間)の2段階による解凍調理により、加熱むらを効果的に解消することができる。
また、上記加熱時間設定手段100cにより設定された加熱時間の表示した状態からマイクロ波の出力開始から終了するまでの残時間を表示するとき、加熱条件補正手段100dにより補正された加熱時間を計時部100hにより計時して、補正された加熱時間に短縮されて残時間が表示されるように、表示制御手段100fにより液晶表示部7を制御することによって、ユーザーは補正後の加熱時間を意識することなく加熱調理が行われ、設定した加熱時間の表示が変わらないので、残時間の減り方が多少早くなっても混乱を生じないようにできる。
例えば、設定された加熱時間が30秒で、補正後の加熱時間が20秒であるときは、表示制御手段100fにより液晶表示部7に「30秒」の表示状態から「29秒」,「28秒」,…,「0秒」となる残時間表示を実時間20秒で行うことになる。
また、上記電源電圧検出部11により検出された電源電圧に基づいて、最大出力値補正手段100gによりマグネトロン10から出力されるマイクロ波の最大出力値を補正する。詳しくは、例えば電源電圧仕様がAC200Vの加熱調理器において、AC200Vのときに1900Wのマイクロ波が出力されるが、AC180Vでは1900Wを出力しているつもりであっても、実際は1900W×0.9程度の出力しか得られない場合があり、逆に電源電圧が高いため、マイクロ波の出力が1900Wよりも高くなる場合もある。そこで、電源電圧変動に応じて、最大出力値補正手段100gによりマグネトロン10から実際に出力されるマイクロ波の最大出力値を求める。
そして、加熱条件補正手段100dは、その最大出力値補正手段100gにより補正されたマイクロ波の最大出力値に基づいて、加熱時間設定手段100cにより設定された加熱時間を補正するので、電源電圧変動によりマイクロ波の最大出力値が変動しても、最適な加熱時間で良好な調理仕上がりの加熱調理が可能になる。
例えば、電源電圧仕様がAC200Vの加熱調理器に対して、電源環境(供給地域や時間帯)によってAC180V〜220Vもの変動がある場合があり、そのような電源電圧変動によるマイクロ波の出力変動は加熱調理の仕上がりに影響する。この実施の形態の加熱調理器において、最大出力値のマイクロ波で加熱するときに、電源電圧変動の影響をなくせることは、良好な調理仕上がりを実現する上で特に有効である。
なお、電源電圧検出部11により検出された電源電圧に基づいて、最大出力値補正手段100gによりマグネトロン10から出力されるマイクロ波の最大出力値を補正したが、これに限らず、マイクロ波発生器の入力電力を検出する入力電力検出部を備え、その入力電力検出部により検出されたマイクロ波発生器の入力電力に基づいて、最大出力値補正手段によりマグネトロンから出力されるマイクロ波の最大出力値を補正してもよい。
上記実施の形態では、マイクロ波を用いた加熱調理を行う加熱調理器について説明したが、マイクロ波を用いた加熱調理を行うと共に、ヒータ加熱によるオーブン調理を行う加熱調理器にこの発明を適用してもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
1…加熱調理器
2…キャビネット
3…操作部
7…液晶表示部
10…マグネトロン
11…電源電圧検出部
12…回転アンテナ用モータ
100…制御装置
100a…調理メニュー選択手段
100b…マイクロ波出力値設定手段
100c…加熱時間設定手段
100d…加熱条件補正手段
100e…表示制御手段
100g…マイクロ波制御手段
100f…計時部

Claims (7)

  1. 加熱室内の被加熱物を加熱するためのマイクロ波を発生するマイクロ波発生部と、
    上記被加熱物を加熱するための上記マイクロ波発生部から出力するマイクロ波の出力値および上記マイクロ波により上記被加熱物を加熱する加熱時間を含む加熱条件を設定する加熱条件設定手段と、
    上記マイクロ波発生部から出力可能なマイクロ波の最大出力値に基づいて、上記加熱条件設定手段により設定された上記マイクロ波の出力値と上記加熱時間を補正する加熱条件補正手段と、
    上記マイクロ波発生部から上記加熱条件補正手段により補正された出力値の上記マイクロ波を、上記加熱条件補正手段により補正された上記加熱時間出力するように、上記マイクロ波発生部を制御するマイクロ波制御手段と
    を備えたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記被加熱物を加熱するための複数の調理メニューのうちから1つの調理メニューを選択する調理メニュー選択手段を備え、
    上記加熱条件補正手段は、上記加熱条件設定手段により設定された上記マイクロ波の出力値と、上記マイクロ波発生部から出力可能なマイクロ波の最大出力値と、上記調理メニュー選択手段により選択された調理メニューと、上記調理メニューの仕上がり状態が同等となる上記マイクロ波の出力値と上記加熱時間との関係を表す特性曲線に基づいて、上記加熱条件設定手段により設定された上記加熱時間を補正することを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項2に記載の加熱調理器において、
    上記調理メニュー選択手段により選択された上記調理メニューの仕上がり状態が同等となる上記マイクロ波の出力値と上記加熱時間との関係を表す特性曲線は、予め実験またはシミュレーションにより求めた数式またはテーブルにより表されることを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項2または3に記載の加熱調理器において、
    上記加熱条件補正手段は、
    上記加熱条件設定手段により設定された上記マイクロ波の出力値に対する上記最大出力値の比が予め設定された判定値以下のとき、上記マイクロ波の出力値と上記加熱時間とが比例関係になるように、上記加熱時間を補正する一方、
    上記加熱条件設定手段により設定された上記マイクロ波の出力値に対する上記最大出力値の比が上記判定値よりも大きいとき、上記調理メニュー選択手段により選択された上記調理メニューの仕上がり状態が同等となる上記マイクロ波の出力値と上記加熱時間との関係を表す特性曲線に基づいて、上記加熱時間を補正することを特徴とする加熱調理器。
  5. 請求項2から4までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記マイクロ波制御手段は、
    上記加熱条件設定手段により設定された上記マイクロ波の出力値に対する上記最大出力値の比が予め設定された第2の判定値よりも大きいとき、上記加熱時間を第1加熱時間と第2加熱時間に分けて、上記第1加熱時間で上記マイクロ波発生部から上記最大出力値の上記マイクロ波を出力した後、上記第2加熱時間で上記マイクロ波発生部から上記最大出力値よりも低い低出力値の上記マイクロ波を出力すると共に、
    上記加熱条件補正手段は、
    上記調理メニュー選択手段により選択された上記調理メニューの仕上がり状態が同等となる上記マイクロ波の出力値と上記加熱時間との関係を表す特性曲線に基づいて、上記第1加熱時間と上記第2加熱時間を補正することを特徴とする加熱調理器。
  6. 請求項1から5までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    上記加熱条件設定手段により設定された上記マイクロ波の出力値と上記加熱時間とを表示する表示部と、
    上記加熱条件設定手段により設定された上記加熱時間の表示した状態から上記マイクロ波の出力開始から終了するまでの残時間を表示するとき、上記加熱条件補正手段により補正された上記加熱時間に短縮されて上記残時間が表示されるように、上記表示部を制御する表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする加熱調理器。
  7. 請求項1から6までのいずれか1つに記載の加熱調理器において、
    電源電圧を検出する電源電圧検出部と、
    上記電源電圧検出部により検出された上記電源電圧に基づいて、上記マイクロ波発生部から出力可能な上記マイクロ波の最大出力値を補正する最大出力値補正手段と
    を備え、
    上記加熱条件補正手段は、
    上記最大出力値補正手段により補正された上記マイクロ波の最大出力値に基づいて、上記加熱条件設定手段により設定された上記加熱時間を補正することを特徴とする加熱調理器。
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