JP2014068969A - ドラム式洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗濯後の衣類の臭いを抑制するドラム式洗濯機を実現すること。
【解決手段】外槽2に設け外槽2内の空気を排気する排気口10と、外槽2に設け排気口10から排気された空気を外槽2へ給気する給気口11と、排気口10と給気口11とを接続する空気循環経路12とを備え、空気循環経路12には、送風装置13と、蒸気を供給する蒸気発生装置14と、ヒーター15とを設け、脱水工程後に送風装置13および蒸気発生装置14およびヒーター15を動作させて衣類を加熱した後に、送風装置13および蒸気発生装置14およびヒーター15の動作を止めると共に、ドラム3を脱水回転させることにより、衣類から蒸発熱を放出させて衣類を冷却するようにしたので、温度耐性の低い無胞子菌が加熱により除菌されると同時に、加熱により除菌されない温度耐性の高い芽胞菌は熱ストレスを受けて生育が遅延し、洗濯後の衣類の臭いが効果的に抑制される。
【選択図】図1
【解決手段】外槽2に設け外槽2内の空気を排気する排気口10と、外槽2に設け排気口10から排気された空気を外槽2へ給気する給気口11と、排気口10と給気口11とを接続する空気循環経路12とを備え、空気循環経路12には、送風装置13と、蒸気を供給する蒸気発生装置14と、ヒーター15とを設け、脱水工程後に送風装置13および蒸気発生装置14およびヒーター15を動作させて衣類を加熱した後に、送風装置13および蒸気発生装置14およびヒーター15の動作を止めると共に、ドラム3を脱水回転させることにより、衣類から蒸発熱を放出させて衣類を冷却するようにしたので、温度耐性の低い無胞子菌が加熱により除菌されると同時に、加熱により除菌されない温度耐性の高い芽胞菌は熱ストレスを受けて生育が遅延し、洗濯後の衣類の臭いが効果的に抑制される。
【選択図】図1
Description
本発明は、洗濯後の衣類の臭い発生を抑制する手段を備えたドラム式洗濯機に関するものである。
従来、洗濯後の衣類の臭い発生を抑制する技術として、脱水工程中に蒸気を衣類に噴射して衣類を加温することで、臭いの原因である菌を除菌する技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
また、脱水工程後に蒸気を衣類に噴射して衣類を加温することで、臭いの原因である菌を除菌する技術が知られている(たとえば特許文献2参照)。
先ず、洗濯後の衣類の臭いの原因に関して簡単に説明する。
洗濯前の衣類には、皮膚の垢(タンパク成分)や皮脂(脂肪酸成分)などの人由来の有機汚れと、人の皮膚上に常在している菌(皮膚常在菌)が付着している。
洗濯後も、人由来の有機汚れと皮膚常在菌の両者は、すべてが洗浄されずに衣類上に残存しているので、衣類上で菌は人由来の有機汚れをエサとして摂取しながら増殖し、かつ、代謝物(エサを消化した後に発生するもので、人間の大便や小便に相当する)を生成する。
その代謝物の中に臭い原因物質(例えば中鎖脂肪酸など)を含む菌が臭い原因菌であり、臭い原因菌が洗濯後の衣類に残存することで、洗濯後の衣類が臭う原因になる。
菌は温度耐性の観点で2種類に分別される。一つは温度耐性の低い無胞子菌であり、約60℃〜70℃の加熱によって死滅し、代表的な菌種として黄色ブドウ球菌や緑膿菌などが知られている。
もう一つは温度耐性の高い胞子形成菌(芽胞菌(がほうきん)とも呼ばれる)であり、60〜70℃の加熱ではほとんど影響を受けずに生存し、沸騰水中(100℃)でも残存し、121℃以上の温度下に10〜20分暴露されることで死滅する。
胞子形成菌の中で特に枯草菌(こそうきん)が臭い原因菌として知られており、発生する臭いの種類としては土くさい臭いや、納豆の様な臭いなどと臭気表現されることが多く、通俗的には雑巾臭として表現されることが多い。
つまり、蒸気を衣類に噴射することで除菌を行う技術では、衣類の到達温度は高々100℃程度であるから、温度耐性の低い無胞子菌を除菌して、無胞子菌が発生する臭い物質を抑制することは出来ても、温度耐性の高い芽胞菌を除菌することは出来ないので、枯草
菌に代表される芽胞菌の臭い原因菌が発生する臭い物質は抑制できず、その結果、洗濯後の臭いが効果的に抑制されることがない。
菌に代表される芽胞菌の臭い原因菌が発生する臭い物質は抑制できず、その結果、洗濯後の臭いが効果的に抑制されることがない。
従って、特許文献1や特許文献2のように、脱水工程中や脱水工程後に蒸気を衣類に噴射する技術では、衣類の温度は最高でも蒸気の温度(約100℃)までにしか加温されないので、無胞子菌は除菌されるが、芽胞菌は熱耐性が強いために除菌されずに残存し、その結果、芽胞菌を原因とする衣類の臭いは抑制されない。
また、例えば蒸気を加熱して蒸気の温度を121℃以上にして、衣類に対して加熱蒸気を噴射することも可能ではあるが、一般的な衣類は高温暴露により色褪せ、縮みまたは伸びなどの不具合を発生することから、実際はその様な手段は使えない。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、脱水工程後に衣類を加熱した後に急冷することで、加熱により無胞子菌の除菌を実現すると共に、加熱後の急冷により芽胞菌に対して熱ストレスを与えることで芽胞菌の生育サイクル(増殖速度)を遅延させて、洗濯後の芽胞菌による臭い物質の発生タイミングを遅らせることで、洗濯後の臭い発生を効果的に抑制することができるドラム式洗濯機を実現することを目的とする。
また本発明では、衣類の加熱による除菌と、加熱と急冷による生育遅延を、脱水工程後に行うので、洗濯工程中に洗濯機から衣類へ付着する菌に対しても除菌と生育遅延を実現できる。
つまり、例えば洗い工程前に加熱による除菌を行った場合は、洗濯機の繰返し使用によって洗濯機の外槽内部面やドラムの外側面に残存して付着した菌が、洗い工程後のすすぎ工程などで洗濯水を媒介にして衣類に付着して、洗濯後の衣類に菌が残存してしまうこととなるが、脱水工程後に除菌と生育遅延を行う本発明では、洗濯工程中に生じてしまう機体に付着した菌の衣類への汚染も含めて除菌と生育遅延が行われることとなるので、洗濯後の衣類の臭い抑制が効果的に実現することとなる。
上記課題を解決するために、本発明のドラム式洗濯機は、筐体の内部に配設された外槽と、前記外槽の内側に回転可能な状態で配設されたドラムと、洗い、すすぎ、脱水の順に各工程を逐次制御する制御手段と、前記外槽に設け前記外槽内の空気を排気する排気口と、前記外槽に設け前記排気口から排気された空気を前記外槽へ給気する給気口と、前記排気口と前記給気口とを接続する空気循環経路とを備え、前記空気循環経路には、空気を循環させる送風装置と、前記空気循環経路内の空気に蒸気を供給する蒸気発生装置と、前記空気循環経路内の空気を加熱するヒーターとを設け、前記制御手段は、脱水工程後に前記送風装置および前記蒸気発生装置および前記ヒーターを動作させて衣類を加熱した後に、前記送風装置および前記蒸気発生装置および前記ヒーターの動作を止めると共に、前記ドラムを脱水回転させることにより、衣類から蒸発熱を放出させて衣類を冷却するようにしたものである。
これによって、加熱した蒸気を含む空気による衣類の加熱により無胞子菌の除菌を実現すると共に、脱水回転による衣類の蒸発熱消失による加熱後の急冷により、芽胞菌に対して熱ストレスを与えることで芽胞菌の生育サイクル(増殖速度)を遅延させて、洗濯後の芽胞菌による臭い物質の発生タイミングを遅らせることで、洗濯後の臭い発生を効果的に抑制することができるドラム式洗濯機が実現する。
また、衣類の加熱による除菌と、加熱と急冷による生育遅延を、脱水工程後に行うので、洗濯工程中に洗濯機から衣類へ付着する菌に対しても除菌と生育遅延の作用が行われる
ので、洗濯後の臭い発生を効果的に抑制することができるドラム式洗濯機が実現する。
ので、洗濯後の臭い発生を効果的に抑制することができるドラム式洗濯機が実現する。
本発明のドラム式洗濯機は、脱水工程後に、加熱した蒸気により衣類を加熱した後に、脱水回転による蒸発熱消失により衣類を冷却するので、温度耐性の低い無胞子菌が加熱により除菌されると同時に、加熱により除菌されない温度耐性の高い芽胞菌は熱ストレスを受けて生育が遅延するので、洗濯後の衣類の臭いが効果的に抑制される。
第1の発明は、筐体の内部に配設された外槽と、前記外槽の内側に回転可能な状態で配設されたドラムと、洗い、すすぎ、脱水の順に各工程を逐次制御する制御手段と、前記外槽に設け前記外槽内の空気を排気する排気口と、前記外槽に設け前記排気口から排気された空気を前記外槽へ給気する給気口と、前記排気口と前記給気口とを接続する空気循環経路とを備え、前記空気循環経路には、空気を循環させる送風装置と、前記空気循環経路内の空気に蒸気を供給する蒸気発生装置と、前記空気循環経路内の空気を加熱するヒーターとを設け、前記制御手段は、脱水工程後に前記送風装置および前記蒸気発生装置および前記ヒーターを動作させて衣類を加熱した後に、前記送風装置および前記蒸気発生装置および前記ヒーターの動作を止めると共に、前記ドラムを脱水回転させることにより、衣類から蒸発熱を放出させて衣類を冷却するようにしたことにより、温度耐性の低い無胞子菌が加熱により除菌されると同時に、加熱により除菌されない温度耐性の高い芽胞菌は熱ストレスを受けて生育が遅延するので、洗濯後の衣類の臭いが効果的に抑制される。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記外槽に設けた洗濯水を排水する排水口と、前記外槽に設け前記排水口から排水された洗濯水を前記ドラム内部に向けて噴射する噴射口と、前記排水口と前記噴射口とを接続する循環経路とを備え、前記循環経路には、洗濯水を循環させるポンプを設けたことを特徴とすることにより、衣類の臭いが発生しやすい循環経路を有する構成についても、衣類から蒸発熱を放出させて衣類を冷却するようにしたことにより、温度耐性の低い無胞子菌が加熱により除菌されると同時に、加熱により除菌されない温度耐性の高い芽胞菌は熱ストレスを受けて生育が遅延するので、洗濯後の衣類の臭いが効果的に抑制される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の概略構成を示す断面図である。
図1は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の概略構成を示す断面図である。
洗濯機の筐体1の内部に外槽2が配設されている。さらに、外槽2の内側に洗濯槽としてのドラム3が水平方向または水平方向から少し傾斜した回転軸によって回転可能な状態で配設されている。
ドラム3は背面にモーター4が接続されており、モーター4の回転によりドラム3が回転する。また、ドラム3は外周面に複数の通水孔5が設けられており、洗濯槽の他に脱水槽や乾燥槽としても機能する。また、外槽2の底部には排水口6が設けられている。なお、モーター4を制御する制御手段(図示せず)により、洗濯機は、洗い、すすぎ、脱水の
順に各工程を逐次制御される。
順に各工程を逐次制御される。
外槽2に設けた排気口10から給気口11へ至る空気循環経路12内には、循環空気の流れを作り空気循環経路12内の空気を循環させる送風装置13と、空気循環経路12内の循環空気に蒸気を供給する蒸気発生装置14と、空気循環経路12内の循環空気を加熱するヒーター15を設けている。なお、送風装置13、蒸気発生装置14、ヒーター15は制御手段により制御される。
送風装置13が作動することにより外槽2の内部の空気が給気口11からドラム3の内部に送風され、また、蒸気発生装置14で発生した蒸気はヒーター15によって加熱されるので、送風装置13と蒸気発生装置14とヒーター15を同時に作動させることで、給気口11からは高温の蒸気を含んだ空気がドラム3内に送風されることとなる。
以下、発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の動作について説明する。
洗濯物がドラム3内に投入され、図示しない洗剤ケースに洗剤が投入された後、洗濯機は洗濯工程を行う。洗濯工程は、洗い工程とすすぎ工程と脱水工程からなる。
洗濯工程終了後に、ドラム3をモーター4で回転することでドラム3内の衣類を攪拌しつつ、送風装置13と蒸気発生装置14とヒーター15を動作させることで高温の蒸気を含んだ空気をドラム3内の衣類に送風する。
この時、ヒーター15により蒸気を含んだ空気を約60℃から約70℃の範囲内で加熱することで、衣類に残存した菌の中で耐熱性の低い無胞子菌は効果的に短時間で死滅するので、無胞子菌が原因の衣類の臭いは抑制されることとなる。なお、衣類としての温度が高温に達する必要はなく、高温の空気が衣類上の菌に一定時間、暴露されればよい。
その後、送風装置13と蒸気発生装置14とヒーター15の動作を止め、モーター4でドラム3を脱水回転させて、衣類から蒸発熱を放出させ、衣類を冷却する。このように、衣類の温度は蒸発熱消失により急激に低下する。
これによって、衣類上に残存した耐熱性の高い芽胞菌は、加熱により死滅することはないが、加熱と冷却といった熱ストレスを短時間で相次いで受けることになるので、増殖の開始が時間的に遅延するので、衣類の使用者が芽胞菌による臭いを感じ始めるまでに時間が掛かることになり、結果として、衣類の使用者が感じる臭いによる不快感は低減されることとなる。
この様に、本発明の実施の形態のドラム式洗濯機は、洗濯工程終了後に衣類に加熱した蒸気を含む空気を送風することで、温度耐性の低い無胞子菌による臭い発生を抑制できる。また、その後に直ちに行う脱水回転による衣類の蒸発熱消失により衣類の表面温度を急激に冷ますことで、加熱では死滅しない耐熱性の高い芽胞菌に対して熱ストレスを与えて増殖を時間的に遅延させることで、衣類の使用者が感じる臭いによる不快感は低減されることとなる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について説明する。
以下、本発明の実施の形態2について説明する。
図2は、本発明の実施の形態2におけるドラム式洗濯機の概略構成を示す断面図である。
外槽2の底部に設けた排水口6から外槽2の前部に設けた噴射口7へ至る循環経路8内に洗濯水を循環するためのポンプ9を設ける。排水口6から噴射口7へ至る循環経路8内に設けられたポンプ9が駆動されることで、洗濯水、すなわち、洗い水やすすぎ水が噴射口7からドラム3の内部へ向けて噴射される構成となっている。
それ以外の構成は図1に示した実施の形態1のドラム式洗濯機と同じである。
以下、発明の実施の形態2におけるドラム式洗濯機の動作について説明する。
洗濯工程を終了するまでの動作と、洗濯工程終了以降の動作は、実施の形態1と同様である。
洗濯物がドラム3内に投入され、図示しない洗剤ケースに洗剤が投入された後、洗濯機は洗濯工程を行う。洗濯工程は、洗い工程とすすぎ工程と脱水工程からなる。
洗濯工程終了後に、ドラム3をモーター4で回転することでドラム3内の衣類を攪拌しつつ、送風装置13と蒸気発生装置14とヒーター15を動作させることで高温の蒸気を含んだ空気をドラム3内の衣類に送風する。
この時、ヒーター15により蒸気を含んだ空気を約60℃から約70℃の範囲内で加熱することで、衣類に残存した菌の中で耐熱性の低い無胞子菌は効果的に短時間で死滅するので、無胞子菌が原因の衣類の臭いは抑制されることとなる。なお、衣類としての温度が高温に達する必要はなく、高温の空気が衣類上の菌に一定時間、暴露されればよい。
その後、送風装置13と蒸気発生装置14とヒーター15の動作を止め、モーター4でドラム3を脱水回転させることで、衣類の温度は蒸発熱消失により急激に低下する。
本実施の形態のドラム式洗濯機では、洗濯水を循環する循環経路8を有するので、繰り返し使用後の循環経路8内ではいわゆるバイオフィルム(汚れが凝固して循環経路の内部面にフィルム状に貼り付いたもので、菌一般に対する温床となるもの)が形成されて、温度耐性の低い無胞子菌と耐熱性の高い芽胞菌の両者共に増殖する可能性が高いので、循環経路を有しない実施の形態1と比べて衣類の臭い発生の問題が使用者にとってはより深刻な問題を生じる可能性がある。
しかしながら、本発明の実施の形態のドラム式洗濯機は、洗濯工程終了後に衣類に加熱した蒸気を含む空気を送風することで、温度耐性の低い無胞子菌による臭い発生を抑制できる。
また、その後に直ちに行う脱水回転による衣類の蒸発熱消失によって、衣類の表面温度を急激に冷ますことで、加熱では死滅しない耐熱性の高い芽胞菌に対して熱ストレスを与えて増殖を時間的に遅延させることで、衣類の使用者が感じる臭いによる不快感は低減されることとなる。
以上のように、本発明のドラム式洗濯機は、加熱と冷却を短時間で行うことで、耐熱性の高い芽胞菌の増殖を時間的に遅延させることが出来るので、除菌装置一般に対しても適用できる。
1 筐体
2 外槽
3 ドラム
6 排水口
7 噴射口
8 循環経路
9 ポンプ
10 排気口
11 給気口
12 空気循環経路
13 送風装置
14 蒸気発生装置
15 ヒーター
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Claims (2)
- 筐体の内部に配設された外槽と、前記外槽の内側に回転可能な状態で配設されたドラムと、洗い、すすぎ、脱水の順に各工程を逐次制御する制御手段と、前記外槽に設け前記外槽内の空気を排気する排気口と、前記外槽に設け前記排気口から排気された空気を前記外槽へ給気する給気口と、前記排気口と前記給気口とを接続する空気循環経路とを備え、前記空気循環経路には、空気を循環させる送風装置と、前記空気循環経路内の空気に蒸気を供給する蒸気発生装置と、前記空気循環経路内の空気を加熱するヒーターとを設け、前記制御手段は、脱水工程後に前記送風装置および前記蒸気発生装置および前記ヒーターを動作させて衣類を加熱した後に、前記送風装置および前記蒸気発生装置および前記ヒーターの動作を止めると共に、前記ドラムを脱水回転させることにより、衣類から蒸発熱を放出させて衣類を冷却するようにしたことを特徴とするドラム式洗濯機。
- 前記外槽に設けた洗濯水を排水する排水口と、前記外槽に設け前記排水口から排水された洗濯水を前記ドラム内部に向けて噴射する噴射口と、前記排水口と前記噴射口とを接続する循環経路とを備え、前記循環経路には、洗濯水を循環させるポンプを設けたことを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯機。
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