JP2014067898A - 半導体デバイスおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】封止樹脂により封止された半導体素子が透光性部材の下方に設けられた半導体デバイスにおいて、半導体素子と回路基板を接続するワイヤの保護を図る。
【解決手段】半導体素子3の上面には、機能領域3および電極32が設けられ、電極32は回路基板2の接続端子22とワイヤ6により接続されている。半導体素子3上には透光性部材4が接着され、周囲は封止部材5により封止されている。透光性部材4は、機能領域3と電極32との間に周縁部4aSが配置された下部透光部4aと、周縁領域4bS部がワイヤ6の最大高さ部6a近傍を覆う上部透光部4bとを有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、半導体素子が封止樹脂により封止された半導体デバイスおよびその製造方法に関する。
光学センサ等の機能領域を有する半導体デバイスにおいては、電子機器の小型化に伴い、小型化および薄型化が図られており、最近では、半導体素子の一面上に透光性部材を、直接、積層する構造が検討されている。半導体素子は、その上面に電極を有し、接続端子が形成された回路基板上に搭載され、半導体素子の電極と接続端子とがワイヤボンディングされる。このような構造では、半導体素子と透光性部材の周囲に絶縁性の封止樹脂を充填する方式が採用されている。
固体撮像素子のような光学素子を備えた半導体デバイスにおいて、透光性部材の周側部から入射する光が受光部に届き難くするために、透光性部材の周縁部に突出部分を設けた構造としたものがある。この半導体デバイスでは、半導体素子の電極は、透光性部材の外周に配置され、回路基板の接続端子にワイヤボンディングされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−54925号公報
半導体素子の電極と回路基板の接続端子を接続するワイヤには、ワイヤと封止樹脂との熱膨張係数の差に起因する応力が生じる。また、ワイヤは、封止樹脂の上面側に向けて延出されており、ワイヤの最高高さ部と封止樹脂の上面との距離は小さいが、この部分には、ワイヤを保護する部材は存在しない。このため、温度変化や、外部からの衝撃や振動によるワイヤの損傷を防止する必要がある。
この発明の半導体デバイスは、接続端子を有する基板と、基板の一面上に搭載され、上面に機能領域と、機能領域の周囲に形成され、ワイヤにより接続端子に接続された電極とを有する半導体素子と、半導体素子の機能領域上に積層された透光性部材と、基板の一面上に形成され、半導体素子の周囲、ワイヤおよび透光性部材の周囲を覆って封止する封止部材と、を備え、透光性部材は、電極と機能領域との間に周縁部を有する下部透光部と、半導体素子の外周部の外側に周縁部を有する上部透光部を備えていることを特徴とする。
この発明の半導体デバイスの製造方法は、接続端子が形成された基板上に、機能領域と機能領域の外周側に配置された電極が上面に形成された半導体素子を搭載する工程と、半導体素子の電極と基板の接続端子をワイヤにより接続する工程と、半導体素子上に透光性部材を接着する工程と、半導体素子上に透光性部材を接着した後、半導体素子と透光性部材間に封止部材を形成する工程と、を備え、透光性部材は、電極と機能領域との間に周縁部を有する下部透光部と、半導体素子の外周部の外側に周縁部を有する上部透光部を備え、下部透光部の下面を半導体素子の上面に接着することを特徴とする。
また、本発明の半導体デバイスの製造方法は、接続端子が形成された基板上に、機能領域と機能領域の外周側に配置された電極が上面に形成された半導体素子を搭載する工程と、半導体素子の電極と基板の接続端子をワイヤにより接続する工程と、半導体素子上に透光性部材を接着する工程と、半導体素子上に透光性部材を接着した後、半導体素子と透光性部材間に封止部材を形成する工程と、封止部材および透光性部材を半導体素子の外周で切断する工程と、を備え、透光性部材は、電極と機能領域との間に周縁部を有する下部透光部と、半導体素子の外周部の外側に周縁部を有する上部透光部を備え、下部透光部の下面を半導体素子の上面に接着することを特徴とする。
この発明によれば、半導体素子の電極は、下部透光部の厚さ分の封止部材により覆われるので、ワイヤを覆う封止部材の厚さが薄くなる。このため、熱膨張係数の差によってワイヤに生じる応力を小さくすることができる。また、半導体素子の電極は、上部透光部の周縁部により保護される。
本発明に係る半導体デバイスの一実施の形態の断面図。 本発明に係る半導体デバイスの実施形態2の断面図。 本発明に係る半導体デバイスの実施形態3の断面図。
−実施形態1-
[半導体デバイスの構造]
以下、この発明の半導体デバイスの一実施の形態を図面と共に説明する。
図1は、この発明の半導体デバイスの一実施の形態の断面図である。
半導体デバイス1は、回路基板(基板)2と、半導体素子3と、透光性部材4と、封止部材5とを備えている。
半導体デバイス1は、その上面形状が矩形形状であり、半導体素子3透光性部材4の上面も同様に矩形形状である。
半導体素子3は上面に、例えば、受光領域などの機能領域31等を有し、回路基板2の上面(一面)21上に不図示のダイボンド材によりダイボンディングされている。半導体素子3の機能領域31の周囲には、複数の電極32が配列されている。
電極32は、機能領域31の周囲全体、または相対向する一対の側辺に沿って配列されている。各電極32は、回路基板2に配列して形成された複数の接続端子22の各々にワイヤ6により接続されている。回路基板2の上面21に形成された接続端子22は、半導体素子3の電極32と対応して配列されている。すなわち、電極32が、機能領域31の周囲全体に配列されている場合には、半導体素子3の外周全周に沿って配列され、電極32が相対向する一対の側辺に沿って配列されている場合には、電極32が配列された半導体素子3の一対の側辺に沿って配列されている。電極32と接続端子22との接続は、ワイヤボンディング法によるものである。図示はしないが、回路基板2の上面21には、所定の回路を構成する配線が形成されている。
半導体素子3の機能領域31上には、透光性部材4が、透明接着剤層7により接着されて積層されている。透光性部材4は、透明な樹脂材料またはガラスにより形成された板状部材である。
透光性部材4は、光透過可能な面積が小さい下部透光部4aと、下部透光部4aの外周に張り出す周縁領域4bSを有し、下部透光部4aよりも光透過可能な面積の大きい上部透光部4bが一体化された段付き構造を有する。
下部透光部4aの周縁部4aSは、半導体素子3の上面に形成された機能領域31と電極32との間に位置している。すなわち、下部透光部4aは、機能領域31のすべてを覆い、その光透過可能な面積は機能領域31の表面積よりも大きい。
ワイヤ6は、半導体素子の上面に形成された電極32から、上方に向かって漸次上昇し、最大高さ部6aから回路基板2に形成された接続端子22向かって漸次下降する曲線状に形成されている。従って、ワイヤ6は最大高さ部6aにおいて上部透光部4bの周縁領域4bSの下面4bLに最も接近している。
封止部材5は、回路基板2の上面21上において、半導体素子3およびワイヤ6の全体を覆って、その上面が透光性部材4の上面と同一面またはそれよりも僅かに高く形成されている。封止部材5は、透明接着剤層7および下部透光部4aの周囲の外周における半導体素子3の上面と、上部透光部4bの周縁領域4bSの下面4bLとの間にも充填されている。
上部透光部4bは、下部透光部4aと周縁部4bEまでの間の領域である周縁領域4bSが、ワイヤ6における電極32との接続部から最大高さ部6aより少し外側までの領域の上部を覆って配置されている。
透明接着剤層7および下部透光部4aの外周における半導体素子3の上面と、上部透光部4bの周縁領域4bSの下面4bLとの間に向けられた封止部材5の層の厚さは、他の領域よりも薄い。このため、ワイヤ6と封止部材5との熱膨張係数の差に起因してワイヤ6に生じる応力を小さくすることができる。すなわち、ワイヤ6の上方の封止部材5が、上部透光部4bの上面と同一面の位置まで充填されて、その厚さが厚い部分に比べて応力が小さくなる。
また、ワイヤ6における電極32との接続部から最大高さ部6aより少し外側の上部までは、上部透光部4bの周縁領域4bSにより覆われている。このため、外部からの衝撃や振動に対してワイヤ6を保護することができる。
[半導体デバイスの製造方法]
このような、半導体デバイス1の製造方法の一例を以下に示す。
回路基板2上に半導体素子3をダイボンディングする。半導体素子3の電極32と回路基板2の接続端子22を、ワイヤボンディング法を用いてワイヤ6により接続する。ワイヤの一例としては金ワイヤを挙げることができる。
透光性部材4を透明接着剤層7により接着して半導体素子3の機能領域31上に積層する。透明接着剤層7としては、例えば、透明なエポキシ樹脂またはシリコーン樹脂を用いることができる。
そして、回路基板2上に、液状の封止材を、ポッティング法等により塗布する。封止材の塗布は、下部透光部4aの周囲の外周における半導体素子3の上面と、上部透光部4bの周縁領域4bSの下面4bLとの間にも十分充填されるように行う。液状の封止材の充填は、真空雰囲気中で行うようにしてもよい。
封止部材5を形成する封止材としては、例えば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂を用いることができる。樹脂中にガラス繊維などのフィラを分散した材料も好ましい材料の1つである。
封止樹脂を、加熱・硬化することにより、図1に図示されるような封止部材5が形成された半導体デバイス1が形成される。封止樹脂材料として紫外線硬化型を用い、紫外線を照射して硬化するようにしてもよい。
なお、半導体デバイス1を製造する場合、1枚の回路基板から、多数の半導体デバイス1を同時に得るようにすることもできる。その場合には、1枚の回路基板に複数の半導体素子3を配列し、半導体素子3が搭載された各領域に上記工程処理を行い、封止材を硬化する前、または硬化した後、回路基板および封止部材を各領域の境界で切断して、図1に示す回路基板2および封止部材5を有する複数の半導体デバイス1を得るようにすればよい。
本発明に係る半導体デバイスは、以下に示すように、種々の実施形態を採用することが可能である。
--実施形態2--
図2は、本発明に係る半導体デバイスの実施形態2の断面図である。
実施形態2の半導体デバイス1Aは、透光性部材4Aが、回路基板2および封止部材5の外周と同一の大きさに形成されている構造としている点で、実施形態1と相違している。
すなわち、透光性部材4Aの上部透光部4b1は、その周縁部4b1Eが回路基板2および封止部材5の外周部と同一平面にある。換言すれば、透光性部材4Aの上部透光部4b1の周縁領域4b1Sは回路基板2上に形成された封止部材5の全体を覆っており、封止部材5の上面は、外部に露出していない。
下部透光部4a1は、実施形態1の下部透光部4aと同一であり、その下面が透明接着剤層7に接着され、その周縁部4aSは、半導体素子3に形成された機能領域31と電極32との間に位置している。
図2におけるその他の構成は、実施形態1と同様であり、対応する部材に同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態2では、電極32と接続端子22を接続するワイヤ6は、全長に亘り、上部透光部4b1により保護される。また、実施形態2においても、透明接着剤層7および下部透光部4a1の外周における半導体素子3の上面と、上部透光部4b1の周縁領域4b1Sの下面4bLとの間に向けられた封止部材5の層の厚さは、他の領域よりも薄い。従って、実施形態1と同様な効果を奏する。
透光性部材4Aは、衝撃や負荷により、破損したり損傷したりすることがある。透光性部材4Aの下部透光部4a1および下部透光部4a1に対応する領域である上部透光部4b1の中央領域が、破損または損傷すると、光学的特性が損なわれる。
実施形態2においては、下部透光部4a1の外側に張り出す上部透光部4b1の周縁領域4b1Sの長さが大きく形成されている。下部透光部4a1の外側に張り出す上部透光部4b1の周縁領域4b1Sは厚さが薄いため、下部透光部4a1の領域に比して、強度が弱い。このため、衝撃や負荷による透光性部材4の破損や損傷は、下部透光部4a1の外側に張り出す上部透光部4b1の周縁領域4b1Sに生じ易くなる。
このため、実施形態2では、衝撃や負荷により透光性部材4Aに破損や損傷が生じるとしても、その破損や損傷は、半導体素子3の機能領域31に対応する領域では、起こり難くなっている。その結果、半導体デバイスの機能を維持することができるという効果を奏する。
実施形態2の半導体デバイス1Aの製造方法を以下に示す。
多数の半導体デバイス1Aを形成することができる大きな面積を有する回路基板2’(図示せず)を準備する。
回路基板2’の各半導体デバイス形成領域上に半導体素子3を、それぞれ、ダイボンディングし、次いで、半導体素子3の電極32と回路基板2の接続端子22を、ワイヤボンディングによりワイヤ6で接続する。
回路基板2’と同様、多数の半導体デバイス1Aを形成することができる大きな面積を有する透光性部材4’(図示せず)を準備する。
透光性部材4’には、各半導体デバイス形成領域に対応して、下部透光部4a1と、上部透光部4b1とが形成されている。
透光性部材4’の各下部透光部4a1を透明接着剤層7により半導体素子3の機能領域31上に接着する。
次に、回路基板2’と透光性部材4’との間に、液状の封止材を注入する。封止材の注入は、下部透光部4a1の外周における半導体素子3の上面と上部透光部4b1の下面4bLとの間にも十分充填されるように行う。封止材の充填が完了したら、封止材を硬化して封止部材5’(図示せず)を形成する。
そして、透光性部材4’と、封止部材5’と、回路基板2’を、各半導体デバイス形成領域の間で切断することにより、図2に図示される半導体デバイス1Aを多数個、同時に得ることができる。
このような製造方法によれば、透光性部材4’の接着や、封止材の注入を効率的に行うことができるので、生産性を向上することができる。
なお、透光性部材4’の半導体デバイス形成領域の境界部に、封止材を注入するためのスリットを設けてもよい。透光性部材4’を、封止部材5’および回路基板2’と共に各半導体デバイス形成領域の間で切断することにより、スリットに対応する領域の封止部材5が外部に露出するが、このような半導体デバイス1Aは、回路基板2と透光性部材4の上部透光部4b1が平面視でほぼ等しい大きさであるとし、本発明に含まれるものである。
--実施形態3--
図3は、本発明に係る半導体デバイスの実施形態3の断面図である。
実施形態3の半導体デバイス1Bは、透光性部材4Bの上面に溝部41有している点で、実施形態2と相違している。
すなわち、上部透光部4b1の周縁領域4b1Sの上面における下部透光部4a1の少し外周側に、下部透光部4a1の周縁部4a1Sに沿って、溝部41が形成されている。溝部41は、上部透光部4b1の厚さの中間部に達する深さを有する。
実施形態3では、上部透光部4b1の上面に溝部41を形成することにより、この部分の強度を小さくし、透光性部材4Bに衝撃や負荷が加わった場合、透光性部材4Bの破損や損傷がこの溝部41の周辺で生じるようにしてある。
このため、透光性部材4Bが、半導体素子3の機能領域31に対応する領域で破損や損傷を起こす可能性が一層小さくなり、半導体デバイス1Bの機能の維持をさらに増大させることができる。
実施形態1におけるその他の構成は、実施形態2と同様であり、対応する部材に同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態3に示す半導体デバイス1Bは、実施形態2と同様な方法で製造することができる。
つまり、半導体素子3の機能領域31上に接着する透光性部材4’を、溝部41が形成されたものとすればよい。なお、半導体素子3上に、溝部41が形成されていない透光性部材4’を接着し、各半導体デバイス1Bに分離する前、または各半導体デバイス1Bに分離した後に、透光性部材4’を切断して溝部41を形成するようにしてもよい。
以上説明した通り、上記各実施形態によれば、ワイヤ6の最大高さ部6aの周辺における封止部材5、5Aの層の厚さを薄くしたので、熱膨張係数の差によってワイヤに生じる応力を小さいものとすることができる。また、ワイヤ6の最大高さ部6aの周辺を上部透光部4b、4b1の周縁領域4bS、4b1Sにより保護することができる。
なお、上記実施形態では、半導体素子3の機能領域31を受光領域として例示したが、本発明は、発光等、受光以外の他の機能を有する半導体素子3に対しても適用することができる。
上記実施形態3では、平面視で回路基板2とほぼ等しい大きさの上部透光部4b1に溝部41を形成した構造として例示した。しかし、実施形態1のように、上部透光部4bの大きさが、回路基板2よりも小さい構造であっても、上部透光部4bにおける下部透光部4aの周縁部4a1Sの外側に溝部41を形成することができる。
その他、本発明の半導体デバイスは、上記各実施形態を組み合わせたり、発明の趣旨の範囲内において、種々、変形したりして構成することが可能であり、要は、ワイヤにより基板に接続された半導体素子上に透光性部材を配置し、封止部材により封止した半導体デバイスにおいて、透光性部材が、電極と機能領域との間に周縁部を有する下部透光部と、半導体素子の外周部の外側に周縁部を有する上部透光部を備えるようにしたものであればよい。
1、1A、1B 半導体デバイス
2 回路基板(基板)
3 半導体素子
4、4A、4B 透光性部材
4a、4a1 下部透光部
4aS、4aS 周縁部
4b、4b1 上部透光部
4bS、4b1S 周縁領域
4bE、4b1E 外周部
5、5A 封止部材
6 ワイヤ
6a 最大高さ部
7 透明接着剤層
22 接続端子
31 機能領域
32 電極
41 溝部

Claims (9)

  1. 接続端子を有する基板と、
    前記基板の一面上に搭載され、上面に機能領域と、前記機能領域の周囲に形成され、ワイヤにより前記接続端子に接続された電極とを有する半導体素子と、
    前記半導体素子の機能領域上に接着された透光性部材と、
    前記基板の一面上に形成され、前記半導体素子の周囲、前記ワイヤおよび前記透光性部材の周囲を覆って封止する封止部材と、を備え、
    前記透光性部材は、前記電極と前記機能領域との間に周縁部を有する下部透光部と、前記半導体素子の外周部の外側に周縁部を有する上部透光部を備えていることを特徴とする半導体デバイス。
  2. 請求項1に記載の半導体デバイスにおいて、前記ワイヤは前記半導体素子の前記上面から前記上部透光部の下面側に向かって延出された最大高さ部を有し、前記最大高さ部は、前記上部透光部により上部を覆われていることを特徴とする半導体デバイス。
  3. 請求項1または2に記載の半導体デバイスにおいて、前記半導体素子は前記基板の一面にボンディングされ、前記透光性部材は、前記下部透光部の下面が前記半導体素子に接着されていることを特徴とする半導体デバイス。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体デバイスにおいて、前記封止部材は、前記上部透光部の前記外周部の外側において外部に露出されていることを特徴とする半導体デバイス。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体デバイスにおいて、前記上部透光部は、平面視で前記基板とほぼ等しい大きさを有することを特徴とする半導体デバイス。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体デバイスにおいて、前記透光性部材は、前記上部透光部における前記下部透光部の周縁部よりも外側の上面に形成された溝部を有することを特徴とする半導体デバイス。
  7. 接続端子が形成された基板上に、機能領域と前記機能領域の外周側に配置された電極が上面に形成された半導体素子を搭載する工程と、
    前記半導体素子の前記電極と前記基板の前記接続端子をワイヤにより接続する工程と、
    前記半導体素子上に透光性部材を接着する工程と、
    前記半導体素子上に透光性部材を接着した後、前記半導体素子と前記透光性部材間に封止部材を形成する工程と、を備え、
    前記透光性部材は、前記電極と前記機能領域との間に周縁部を有する下部透光部と、前記半導体素子の外周部の外側に周縁部を有する上部透光部を備え、前記下部透光部の下面を前記半導体素子の上面に接着することを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
  8. 請求項7に記載の半導体デバイスの製造方法において、前記半導体素子と前記透光性部材間に封止部材を形成する工程は、前記封止部材を、前記上部透光部の前記外周部の外側において外部に露出するように形成することを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
  9. 接続端子が形成された基板上に、機能領域と前記機能領域の外周側に配置された電極が上面に形成された半導体素子を搭載する工程と、
    前記半導体素子の前記電極と前記基板の前記接続端子をワイヤにより接続する工程と、
    前記半導体素子上に透光性部材を接着する工程と、
    前記半導体素子上に透光性部材を接着した後、前記半導体素子と前記透光性部材間に封止部材を形成する工程と、
    前記封止部材および前記透光性部材を前記半導体素子の外周で切断する工程と、を備え、
    前記透光性部材は、前記電極と前記機能領域との間に周縁部を有する下部透光部と、前記半導体素子の外周部の外側に周縁部を有する上部透光部を備え、前記下部透光部の下面を前記半導体素子の上面に接着することを特徴とする半導体デバイスの製造方法。

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