JP2014067548A - 固体照明装置 - Google Patents

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順一 木下
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Abstract

【課題】導光体の光劣化が抑制され、小型化・軽量化が容易な固体照明装置を提供する。
【解決手段】固体照明装置は、光源と、入射導光部と、導光体と、を有する。前記光源は、350nm以上500nm以下の波長範囲の光を放出する。前記入射導光部は、前記光の入射面と、前記入射面の面積よりも大きい面積を有する出射面と、を有し、前記光が第1の導光方向に沿って導光される。前記導光体は、前記入射導光部の前記出射面と光結合可能な入射面と、下面と、前記下面とは反対の側の出射面と、を有する。前記入射導光部の前記出射面から放出された前記光が第2の導光方向に沿って導光されつつ、散乱光として前記出射面から放出される。前記波長範囲において、前記入射導光部の光透過率の経時低下率は、前記導光体の光透過率の経時低下率よりも低い。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、固体照明装置に関する。
固体発光素子を用い白色光などの各種の波長の光を放出する固体照明(SSL:Solid State lighting)装置の光源としては、LED(Light Emitting Diode)が主流である。
この場合、LEDを並べてアレイ光源の構造とすると、粒状発光のため不自然であり、目にぎらつき感が残る。
また、均一な発光を得ようとすると、素子数を増やした高密度アレイ光源とすることが必要となる。このため、特性の揃った素子を選別することが必要となる。また、LEDに給電するための回路基板が必要である。
これに対して、導光体の導光方向に沿った側面に蛍光体などの波長変換層を備え、波長変換光を放出する線状光源がある。または、導光方向に光拡散層を設けて散乱光を放出する線状光源とすることもできる。このような線状光源は、線状の連続的な発光を得ることが容易である。
もし、透明樹脂からなる導光体のみを用いる場合、紫外光〜青緑色光はフォトンエネルギーが大きく、透明樹脂を劣化させることがある。他方、ガラスからなる導光体を用いると、透明樹脂よりも劣化を低減できるが、重く、割れやすく、加工も容易ではない。また、高価格となる。
特許第4823300号公報
導光体の光劣化が抑制され、小型化・軽量化が容易な固体照明装置を提供する。
実施形態の固体照明装置は、光源と、入射導光部と、導光体と、を有する。前記光源は、350nm以上500nm以下の波長範囲の光を放出する。前記入射導光部は、前記光の入射面と、前記入射面の面積よりも大きい面積を有する出射面と、を有し、前記光が第1の導光方向に沿って導光される。前記導光体は、前記入射導光部の前記出射面と光結合可能な入射面と、下面と、前記下面とは反対の側の出射面と、を有する。前記入射導光部の前記出射面から放出された前記光が第2の導光方向に沿って導光されつつ、散乱光として前記出射面から放出される。前記波長範囲において、前記入射導光部の光透過率の経時低下率は、前記導光体の光透過率の経時低下率よりも低い。
導光体の光劣化が抑制され、小型化・軽量化が容易な固体照明装置が提供される。
図1(a)は第1の実施形態にかかる固体照明装置の模式斜視図、図1(b)はA−A線に沿った模式断面図、である。 図2(a)は比較例にかかる固体照明装置の模式斜視図、図2(b)はA−A線に沿った模式断面図、である。 図3(a)は集光レンズを用いる光結合構造を表す模式斜視図、図3(b)は光ファイバーを用いる光結合構造を表す模式図、である。 図4(a)は第2の実施形態にかかる固体照明装置の模式斜視図、図4(b)はA−A線に沿った模式断面図、である。 図5(a)は第3の実施形態にかかる固体照明装置の模式斜視図、図5(b)はA−A線に沿った模式断面図、である。 図6(a)は第4の実施形態にかかる固体照明装置の模式斜視図、図6(b)は第4の実施形態の変形例の模式斜視図、図6(c)はそれぞれのA−A線に沿った模式断面図、である。 図7(a)は第5の実施形態にかかる固体照明装置の模式斜視図、図7(b)はA−A線に沿った模式断面図、図7(c)はB−B線に沿った模式断面図、である。 図8(a)は第6の実施形態にかかる固体照明装置の模式斜視図、図8(b)はA−A線に沿った模式断面図、図8(c)はB−B線に沿った模式断面図、である。 図9(a)は第7の実施形態にかかる固体照明装置の模式斜視図、図9(b)はその模式平面図、である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
図1(a)は第1の実施形態にかかる固体照明装置の模式斜視図、図1(b)はA−A線に沿った模式断面図、である。
固体照明装置は、光源と、入射導光部24と、導光体20と、を有する。光源は、発光素子10を有し、350nm以上500nm以下の波長範囲の光を放出する。入射導光部24は、入射面24aと、入射面24aの面積よりも大きい面積を有する出射面24bと、を有する。光は、入射導光部24の略中心軸となる第1の導光方向50に沿って導光される。導光体20は、入射導光部24の出射面24bと重なり合わされる入射面20aと、下面20eと、下面20eとは反対の側の出射面20dと、を有する。入射導光部24の出射面24bから放出された光は、導光体20の略中心軸となる第2の導光方向52に沿って導光されつつ、散乱光として出射面20dから放出される。
略紫外光〜青緑色光の波長範囲である350〜500nmにおいて、入射導光部24の材料の光透過率の経時低下率は、導光体20の材料の光透過率の経時低下率よりも低い。
入射導光部24は、上面24c、下面24d、および2つの側面24d、24eをさらに有してもよい。また、導光体20は、略直方体であり、第1の端面20b、第1の端面20bとは反対の側の第2の端面20c、および2つの側面20f、20hをさらに有してもよい。
発光素子10は、たとえば、InGaAl1−x−yN(0≦x≦1、0≦y≦1、x+y≦1)なる組成式で表される窒化物系材料からなるものとすることができる。この場合、その発光波長は、350〜500nmの範囲とすることができる。また、発光素子10は、半導体レーザー素子や発光ダイオードなどとすることができる。もし、発光素子10が半導体レーザー素子とすると、その放出光は鋭いビームであり、広がり角(半値全角)は30度×15度のように狭く、発光領域のサイズは10μm以下と小さい。
入射導光部24の出射面24bは、テーパ面とされる。他方、導光体20の入射面20aもテーパ面とされ、入射導光部24の出射面24bと光結合可能である。すなわち、入射導光部24の出射面24bと導光体20の入射面20aとは、近接するかまたは重なり合う。なお、図1(a)は、入射導光部24を導光体20の接着する前の状態を表している。
導光体20の第2の導光方向52と直交する面の断面積S2は、入射導光部24の第1の導光方向50と直交する面の断面積S1よりも大きい。このため、導光体20における光密度は、入射導光部24の光密度よりも低減できる。
また、出射面24bをテーパ面とすることにより、互いに重なり合う接触領域の面積は、入射導光部24の入射面24aよりも広くできる。このため、光密度は入射面24aで高く、出射面24bで低減できる。テーパ面の傾きが緩やかであるほど、光密度を低減することが容易となる。
発明者らの実験によれば、本実施形態の導光体20および入射導光部24のサイズであれば、光密度は入射光パワー(W)をそれぞれの断面積(mm)で除算すればよいことが判明した。樹脂などの場合、光密度を高くして行くと、光吸収が増加し変色などにより透過率が低下する。このため、光吸収がさらに増加するという正帰還作用を生じる。また、光吸収が増加すると発熱も増加し、樹脂の溶解を生じる場合もある。
導光体20がシリコーン樹脂の場合、入射面20aの光密度を10W/mm以下とすることで、これらの問題を抑制し、実用上耐えうることができる。また、導光体20がアクリル樹脂の場合、入射面20aの光密度を5W/mm以下とすることで、同様に実用上耐えうることができる。
第1の実施形態では、350〜500nmの波長範囲において、入射導光部24の光透過率の経時低下率は、導光体20の光透過率の経時低下率よりも低い。たとえば、入射導光部24を樹脂よりも光劣化の少ないガラスなどの材料とする。また、入射導光部24の出射面24bをテーパ面とし、光密度を低減する。他方、入射導光部24の断面積よりも広い断面積を有する導光体20にもテーパ面状の入射面20aを設けて入射導光部24のテーパ面状の出射面24bと重ねる。光透過率の低下量が所定の範囲よりも小さくなるように、導光体20の入射面20aの光密度を、たとえば上記の範囲内とすることにより光劣化を抑制し信頼性の高い固体照明装置が可能となる。
このため、たとえば、半導体レーザー素子からの幅の狭いビームに対して、入射導光部24は1mm×1mm程度の断面を有するガラス材料とすることができ、導光体20はアクリルなどの透光性樹脂とすることができる。このようにすると、接触領域における光密度が低減でき、接触領域近傍における光劣化を低減でき信頼性を高めることができる。また、入射導光部24の屈折率と、導光体20の屈折率と、を近づけると、一体化した入光枝のように作用するので光の屈折を抑制できる。
また、固体照明装置は、導光体20の第1の端面20bに設けられた第1の反射層32と、導光体20の第2の端面20cに設けられた第2の反射層34と、を有することができる。また、接触領域をテーパ面とし光密度を低減するので、垂直面の面積は低減できる。このため、第1の反射層32の面積を広くし、戻り光を効率よく導光体20内に再度戻し高い効率の線状光源とすることができる。第1および第2の反射層32、34は、金属または誘電体多層膜などとすることができる。
さらに、導光体20の下面20eに波長変換層30や光拡散層31を設けてもよい。波長変換層30は、たとえば、蛍光体粒子などが分散して配置される。蛍光体粒子は、導光体20の第2の導光方向52に沿って導かれた光の一部を吸収し、光の波長よりも長い波長に波長変換光を散乱光として上面20dに向かって放出する。波長変換層30に吸収されない光の他の一部は、波長変換層30により散乱光に変換されて上面20dに向かう。この結果、導光体20の上方では、波長変換光と、発光素子10の放出光が変換された散乱光との混合光として、白色光や電球光を得ることができる。
また、光拡散層31は、光を光拡散剤などにより散乱して上面20dに向かって散乱光として放出する。導光体20の第2の導光方向52に沿って導光された光のうち、第2の反射層34に到達した光は反射され逆方向に導光される。波長変換層30や光拡散層31の下面に金属などからなる反射層を設けると、外方へ漏れる光を低減し照明に寄与する光を増加できる。
このようにして、波長変換層30から波長変換光と、光が波長変換層30により散乱された散乱光と、は導光体20の上面20dに上方で混合光GTとなる。たとえば、光を波長が450nmの青色レーザー光とし、波長変換層30を黄色蛍光体とすると、青色レーザー光が散乱された青色散乱光と、黄色波長変換光と、の混合光として、白色光や電球色光が生成される。また、波長変換層が赤色蛍光体と緑色蛍光体とを含むと、青色散乱光と赤色波長変換光と緑色波長変換光との混合色として白色光を生成される。
図2(a)は比較例にかかる固体照明装置の模式斜視図、図2(b)はA−A線に沿った模式断面図、である。
半導体レーザー素子110のチップは、CAN型パッケージに実装されており、450nmの波長の青色ビームを放出する。ビームの広がり角は、30度×15度などと狭いので、導光体120の入射面120aに入射する。レーザー光は、導光体120内を導光されつつ、波長変換層130に入射し波長変換光を上方に放出する。波長変換層130の下方に反射構造140を設けると波長変換光やレーザー光を上方に向けて反射することができる。
導光体120が樹脂からなり、入射面120aのサイズが3mm×3mmであるものとする。たとえば、広がりが大きい方の半値全角内のビームが入射面120a内におさまるように、発光素子110を入射面120aから離間させれば、ビームの入射効率を保ちつつ入射面120aにおける光密度を低減することができる。このようにすると、樹脂の劣化を低減することができる。
しかしながら、図2(b)に表すように、入射面120aとは反対の側に設けられた反射層134により反射されたビームのうち光ggは、入射面120aから外側に漏れるので、照明光に寄与しない。この照明光に寄与しない光を低減するには、発光素子110と入射面120aとを近づけ入射領域を狭くし、入射領域の周囲に反射層を設ければよい。但し、入射領域の光密度が高くなるので樹脂に光劣化を生じやすくなることがある。
これに対して、本実施形態では、入射導光部24の光耐性を樹脂の光耐性よりも高くすることにより、ビームの入射領域を広げることなく入射導光部24の光劣化を抑制できる。また、効率を高めることができる。さらに、光密度が低減されているので、導光体20を樹脂とすることができる。ガラスの密度は、2.2〜2.4g/cmなどと大きいが、アクリル樹脂の密度は、たとえば、1.1〜1.2g/cmと小さい。このため、サイズの大きい導光体20をアクリル樹脂などとすることにより、照明装置を小型、軽量、低価格とすることが容易となる。
図3(a)は集光レンズを用いる光結合構造を表す模式斜視図、図3(b)は光ファイバーを用いる光結合構造を表す模式図、である。
図3(a)に表すように、発光素子10と入射導光部24との間に集光レンズ12を設けると、導光体20への光結合効率を高めることができる。
また、図3(b)に表すように、発光素子10からのビームを、光ファイバー14の一方の端部14aへ入射し、光ファイバー14の他方の端部14bから入射導光部24へ入射してもよい。発光素子10が半導体レーザー素子である場合、光ファイバー14のコアにビームを高い効率で入射し、コアから高い効率で入射導光部24へ入射することができる。
図4(a)は第2の実施形態にかかる固体照明装置の模式斜視図、図4(b)はA−A線に沿った模式断面図、である。
図4(a)は、入射導光部25を導光体20の上面20dに接着する前の状態である。また、図4(b)は、入射導光部25を導光体20の上面20dに接着したのちの状態である。
入射導光部25は、たとえばガラス材からなり、導光体20の上面20dのほぼ全長に渡って配設されている。入射導光部25の屈折率と導光体20の屈折率との差を適正に選択すると、光g2を第2の反射層34の側の近くまで導光することができる。接触領域が広くなり導光体20の上面20dでの光密度を一層低減できる。このため、導光体20を樹脂からなるものとしても光劣化を低減でき信頼性を高めることができる。なお、導光体20の下面の側に波長変換層30を設けると、上面20dの上方で、波長変換光と光の散乱光との混合光GTを得ることができる。また、導光体20の下面20に光拡散層31を設けると、上面20の上方で散乱光GTを得ることができる。
図5(a)は第3の実施形態にかかる固体照明装置の模式斜視図、図5(b)はA−A線に沿った模式断面図、である。
第3の実施形態では、ガラスなどからなる入射導光部24の出射面24bは、テーパ面とされ、導光体20の上面20dに接着される。接着領域20hは、導光体20の入射面となる。入射導光部24の出射面24の面積は、入射面24aの面積よりも大きいので、光密度が低減される。このため、導光体20を樹脂からなるものとすることができる。
なお、導光体20の下面の側に波長変換層30を設けると、上面20dの上方で、波長変換光と光の散乱光との混合光GTを得ることができる。また、導光体20の下面に光拡散層31を設けると、上面20dの上方で散乱光GTを得ることができる。
図6(a)は第4の実施形態にかかる固体照明装置の模式斜視図、図6(b)は第4の実施形態の変形例の模式斜視図、図6(c)はそれぞれのA−A線に沿った模式断面図、である。
第4の実施形態では、ガラス材などからなる入射導光部24は、上下両面にテーパ面状出射面が設けられ、くさび形断面を有する凸部を有する。他方、樹脂などからなる導光体20は、凸部と嵌合可能な凹部を有する。なお、図6(a)および(b)は、嵌合前の状態である。両面にテーパ面が設けられるので、光密度を低減することがさらに容易となる。図6(b)に表すように、入射導光部24の幅は、導光体20の幅よりも細くてもよい。この場合、2つの側面24eにもテーパ面を設けることができる。上面20dの上方で、波長変換光と光の散乱光との混合光GTを得ることができる。また、導光体20の下面に光拡散層31を設けると、上面20dの上方で散乱光GTを得ることができる。
図7(a)は第5の実施形態にかかる固体照明装置の模式斜視図、図7(b)はA−A線に沿った模式断面図、図7(c)はB−B線に沿った模式断面図、である。
第5の実施形態では、ガラス材などからなる入射導光部26の先端は、円錐形の凸部26aである。他方、導光体21には、凸部26aと嵌合する凹部が設けられる。図7(a)は嵌合前を表す。また、図7(c)に表すように、導光体21の下面には波長変換層30または光拡散層31が設けられる。
円錐形の表面を出射面26bとするので、光密度を低減することができる。円錐の高さが大きくても導光体21の凹部に挿入すれば固定が容易である。このため、接触領域の面積を大きくし、光密度を一層低減できる。波長変換層30または光拡散層31とは反対の側の導光体20の外縁の上方で、波長変換光と光の散乱光との混合光GTを得ることができる。また、導光体21の下面に光拡散層31を設けると、散乱光GTを得ることができる。
図8(a)は第6の実施形態にかかる固体照明装置の模式斜視図、図8(b)はA−A線に沿った模式断面図、図8(c)はB−B線に沿った模式断面図、である。
第6の実施形態では、入射導光部27の先端は、光ファイバー27のコア27aである。コア27aは、たとえば石英ガラスなどとすることができる。他方、導光体21には、コア27aと嵌合する凹部が設けられる。なお、図8(a)は嵌合前を表す。また、図8(c)に表すように、導光体21の下面には波長変換層30または光拡散層31が設けられる。
コア27aの表面を出射面とするので、光密度を低減することができる。波長変換層30または光拡散層31とは反対の側の導光体21の外縁の上方で、波長変換光と光の散乱光との混合光GTを得ることができる。また、導光体21の下面に光拡散層31を設けると、散乱光GTを得ることができる。
図9(a)は第7の実施形態にかかる固体照明装置の模式斜視図、図9(b)はその模式平面図、である。
ガラス材などからなる入射導光部28は、リング状の導光体22の側面に接着される。なお、図9(a)は、接着前を表す。入射導光部28の屈折率がリング状の導光体22の屈折率よりも僅かに低くすると、導光体22内を導光されている光が入射導光部28の側へ戻ることが抑制できる。
なお、導光体20の下面の側に波長変換層30を設けると、リング状の導光体22の上面22dの上方で、波長変換光とビームの散乱光との混合光GTを得ることができる。また、導光体20の下面20に光拡散層31を設けると、上面22dの上方で散乱光GTを得ることができる。第2の導光方向53は、リング状の導光体22の中心軸に沿った円周上となる。
第1〜第7の実施形態によれば、紫外光〜青緑色光の波長範囲の入射光による導光体の劣化が抑制され、小型化・軽量化が容易な固体照明装置が提供される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 発光素子、20、21、22 導光体、24、25、26、28 入射導光部、27 光ファイバー、30 波長変換層、31 光拡散層、50、51 第1の導光方向、52、53 第2の導光方向

Claims (10)

  1. 350nm以上500nm以下の波長範囲の光を放出する光源と、
    前記光の入射面と、前記入射面の面積よりも大きい面積を有する出射面と、を有し、前記光が第1の導光方向に沿って導光される入射導光部と、
    前記入射導光部の前記出射面と光結合可能な入射面と、下面と、前記下面とは反対の側の出射面と、を有する導光体であって、前記入射導光部の前記出射面から放出された前記光が第2の導光方向に沿って導光されつつ、散乱光として前記出射面から放出される導光体と、
    を備え、
    前記波長範囲において、前記入射導光部の光透過率の経時低下率は、前記導光体の光透過率の経時低下率よりも低い固体照明装置。
  2. 前記第2の導光方向と直交する面の前記導光体の断面積は、前記第1の導光方向と直交する面の前記入射導光部の断面積よりも大きい請求項1記載の固体照明装置。
  3. 前記入射導光部は、ガラスを含み、
    前記導光体は、シリコーン樹脂を含み、
    前記導光体の前記入射面の光密度は、10W/mm以下である請求項1または2に記載の固体照明装置。
  4. 前記入射導光部は、ガラスを含み、
    前記導光体は、アクリル樹脂を含み、
    前記導光体の前記入射面の光密度は、5W/mm以下である請求項1または2に記載の固体照明装置。
  5. 前記入射導光部の前記出射面は、前記第1の導光方向に沿ったテーパ面を有し、
    前記導光体は、内部または表面に前記第2の導光方向に沿ったテーパ面を有する請求項1〜4のいずれか1つに記載の固体照明装置。
  6. 前記入射導光部の前記出射面は、前記第1の導光方向に沿った凸部を有し、
    前記導光体は、前記第2の導光方向に沿った凹部を有し、
    前記入射導光部の前記凸部と前記導光体の前記凹部とは、嵌合可能である請求項1〜5のいずれか1つに記載の固体照明装置。
  7. 前記導光体の前記入射面に入射し、前記第2の導光方向に沿って導光された前記光を反射する反射層をさらに備え、
    前記導光体は、第1の端面と、前記第2の導光方向に沿って前記第1の端面とは反対の側の第2の端面と、を有し、
    前記反射層は、前記第2の端面に設けられた請求項1〜6のいずれか1つに記載の固体照明装置。
  8. 前記導光体の前記第1の端面のうち、前記入射面が設けられない領域に設けられた反射層をさらに備えた請求項7記載の固体照明装置。
  9. 前記導光体は、リング形状を有し、前記入射面は前記リング形状の側面に設けられ、
    前記入射導光部の前記出射面は、前記導光体の前記入射面と接着された請求項1〜4のいずれか1つに記載の固体照明装置。
  10. 前記導光体の前記下面には、前記光を吸収し波長変換光を放出する波長変換層、または光拡散剤が分散された光拡散層が設けられた請求項1〜9のいずれか1つに記載の固体照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019069909A1 (ja) * 2017-10-06 2019-04-11 Agc株式会社 照明装置

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