JP2014067229A - 読影レポート管理装置、医用ネットワークシステムおよびプログラム - Google Patents

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直幸 河内
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Abstract

【課題】育成が望まれる読影医師の読影スキルを効率よく向上させる。
【解決手段】読影レポート作成担当である第1のユーザによる操作に応じて、医用画像の読影レポートDを作成する第1の端末と、チェック担当である第2のユーザによる操作に応じて、第1の端末において作成された読影レポートDに対する評価結果を作成し、所定の操作が成されたときにその読影レポートDについての参照推奨フラグfを立てる第2の端末と、参照推奨フラグfが立てられた読影レポートDfおよびその評価結果を、第1および第2のユーザだけでなく他のユーザの端末においても、検索・参照可能に管理するサーバとを備えた医用ネットワークシステムを提供する。
【選択図】図5

Description

本発明は、読影レポート(report)管理装置、医用ネットワークシステム(network system)およびそのためのプログラム(program)に関する。
医用画像の読影レポートを作成する作業において、研修医や経験の浅い読影医師の読影スキル(skill)を向上させることは重要である。
上記観点から、従来、研修医や経験の浅い読影医師が作成した読影レポートを、熟練の読影医師がチェック(check)して承認し、必要に応じて、その評価結果をその読影レポートを作成した読影医師にフィードバック(feedback)するシステムが提案されている。
例えば、特許文献1には、読影レポートに対して評価が成されると、その評価が、その読影レポートの作成者と予め対応付けされた送信先に送信されるシステムが開示されている。
特開2008−253437号公報
しかしながら、上記特許文献1のシステムでは、読影レポートに対する「評価」は、その内容に係らず、常に、特定の送信先へ送信されるようになっている。そのため、その「評価」は、内容的に参照に値しないものであっても、常に、強制的に送信されてしまう。また、その「評価」が参照に値するかしないかは、人によって異なる場合もあるが、その「評価」が、参照するべき者に送信されなかったり、逆に、参照するべき者でない者に送信されたりすることがある。その結果、育成が望まれる読影医師に対して、必要な資料を必要なだけ個別に供給することができず、読影医師の読影スキルを効率よく向上させることが難しい。
このような事情により、育成が望まれる読影医師の読影スキルを効率よく向上させることができる技術が望まれている。
第1の観点の発明は、
第1のユーザにより作成された読影レポートであって、第1のユーザとは異なる第2のユーザにより前記読影レポートに対する評価結果が作成され、かつ、参照推奨フラグ(flag)が立てられた読影レポートを、前記評価結果と共に、前記第1および第2のユーザだけでなく他のユーザにおいても参照可能に管理する読影レポート管理装置を提供する。なお、「参照推奨フラグを立てる」とは、参照が推奨されること示す目印となる情報を与えること、あるいは残すことを意味する。
第2の観点の発明は、
第1のユーザによる操作に応じて、医用画像の読影レポートを作成する第1の端末と、
前記第1のユーザとは異なる第2のユーザによる操作に応じて、前記第1の端末において作成された読影レポートに対する評価結果を作成し、所定の操作が成されたときに該読影レポートについての参照推奨フラグを立てる第2の端末と、
前記参照推奨フラグが立てられた読影レポートおよびその評価結果を、前記第1および第2のユーザだけでなく他のユーザにおいても参照可能に管理するサーバ(server)とを備えた医用ネットワークシステムを提供する。
第3の観点の発明は、
前記他のユーザの端末が、前記参照推奨フラグが立てられた読影レポートのリスト(list)を表示する上記第2の観点の医用ネットワークシステムを提供する。
第4の観点の発明は、
前記サーバが、前記他のユーザの端末からの送信要求に応答して、前記参照推奨フラグが立てられた読影レポートおよびその評価結果を送信する上記第2の観点または第3の観点の医用ネットワークシステムを提供する。
第5の観点の発明は、
前記評価結果が、前記読影レポートの評価の高さを表す評価点を含んでおり、
前記他のユーザの端末が、前記リストを表示する際に、前記読影レポートの識別情報と該読影レポートの評価点とを対応付けて表示する上記第3の観点または第4の観点の医用ネットワークシステムを提供する。
第6の観点の発明は、
前記他のユーザの端末が、前記リストを表示する際に、前記読影レポートの識別情報を該読影レポートの評価点が高い順に表示する上記第5の観点の医用ネットワークシステムを提供する。
第7の観点の発明は、
前記評価結果が、参照推奨理由を含んでおり、
前記他のユーザの端末が、前記リストを表示する際に、前記読影レポートの識別情報と該読影レポートの参照推奨理由とを対応付けて表示する上記第3の観点または第4の観点の医用ネットワークシステムを提供する。
第8の観点の発明は、
前記他のユーザの端末が、前記リストを表示する際に、前記読影レポートの識別情報を該読影レポートの参照推奨理由の種類別にまとめて表示する上記第7の観点の医用ネットワークシステムを提供する。
第9の観点の発明は、
前記評価結果が、疾患名を含んでおり、
前記他のユーザの端末が、前記リストを表示する際に、前記読影レポートの識別情報と該読影レポートに係る疾患名とを対応付けて表示する上記第3の観点または第4の観点の医用ネットワークシステムを提供する。
第10の観点の発明は、
前記他のユーザの端末が、前記リストを表示する際に、前記読影レポートの識別情報を該読影レポートに係る疾患名の種類別にまとめて表示する上記第9の観点の医用ネットワークシステムを提供する。
第11の観点の発明は、
前記サーバが、前記第1のユーザが作成した読影レポートに与えられた前記評価点の累積点を算出して管理する上記第5の観点または第6の観点の医用ネットワークシステムを提供する。
第12の観点の発明は、
前記第2の端末が、前記作成された読影レポートの承認を受け付け、該読影レポートまたは該読影レポートを修正したものを、確定済み読影レポートとして前記サーバに送信する上記第2の観点から第11の観点のいずれか一つの観点の医用ネットワークシステムを提供する。
第13の観点の発明は、
コンピュータ(computer)を、上記第2の観点から第12の観点のいずれか一つの観点の医用ネットワークシステムにおけるサーバとして機能させるためのプログラムを提供する。
上記観点の発明によれば、読影レポートの評価者によって参照推奨フラグが立てられた読影レポートおよびその評価結果を、その読影レポートの作成者や評価者以外の他のユーザに対しても参照可能に管理される。その結果、参照が推奨された価値ある読影レポートおよびその評価結果を、経験の浅い読影医師同士で共有することができ、読影医師全体の読影スキルを効率よく向上させることができる。
病院内ネットワークシステムの構成を概略的に示す図である。 病院内ネットワークシステムにおける処理の流れを示すフローチャート(flowchart)である。 読影レポートの一例を示す図である。 評価レポートの一例を示す図である。 レポート検索画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して発明の実施形態を詳細に説明する。なお、これにより、発明が限定されるものではない。
図1は、病院内ネットワークシステム1の構成を概略的に示す図である。図1に示すように、病院内ネットワークシステム1は、診療科ネットワークシステム2と、検査科ネットワークシステム3とが、ゲートウェイ(gateway)4を介して接続された構成を有している。
診療科ネットワークシステム2では、HISサーバ21と、複数のHIS端末22とがLAN(Local Network system)接続されている。HISサーバ21は、病院情報システム(Hospital Information System)を構成するためのサーバである。HIS端末22は、病院情報システムHISを構成するための端末であり、第1のHIS端末221〜第NのHIS端末まで複数ある。病院情報システムには、自動受付システム、電子カルテシステム(medical record system)、入退院管理システム、医事会計システム、薬局管理システムなどの広範囲なシステムが含まれる。なお、本例では、第1のHIS端末221は、ある患者の担当医師がログイン(log-in)している端末である。
検査科ネットワークシステム3では、RIS(Radiology
Information System)サーバ31と、複数のRIS端末32と、各種のモダリティ(modality)機器33と、PACS(Picture Archiving and Communication System)サーバ34と、レポートサーバ35と、複数の読影端末36とがLAN接続されている。
RISサーバ31は、放射線科情報システムRISを構成するためのサーバである。RIS端末32は、放射線科情報システムを構成するための端末である。放射線科情報システムは、放射線機器に限らず、各種のモダリティ機器よる検査の予約から検査結果までの管理を行うシステムである。RISサーバ31は、患者情報や予約情報などの内容を、HISサーバ21から取得する。
モダリティ機器33は、第1のモダリティ機器〜第Uのモダリティ機器まで複数あり、具体的には、X線CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic
Resonance Imaging)装置、一般(単純)X線撮影装置、超音波装置、内視鏡装置、眼底検査装置などがある。
PACSサーバ34は、各種のモダリティ機器33において取得された医用画像を受信して記憶し、送信要求に応じてこれらの医用画像を送信する。
レポートサーバ35は、読影端末36において作成された、読影レポートやその読影レポートに対する評価結果を含む評価レポートなどを受信して記憶し、送信要求に応じてこれらのレポートを送信する。
読影端末36は、読影医師が、医用画像を読影するための端末であり、第1の読影端末361〜第Mの読影端末36Mまで複数ある。なお、本例では、第1の読影端末361は、読影レポート作成担当である経験の浅い読影医師がログインしている端末である。第2の読影端末362は、チェック担当である熟練の読影医師がログインしている端末である。チェック担当の読影医師は、経験の浅い読影医師が作成した読影レポートをチェックし、必要に応じて、差し戻したり、修正してから承認したりする。このとき、チェック担当の読影医師は、その読影レポートに対する評価結果を含む評価レポートを作成する。
ちなみに、上記のサーバおよび端末は、それぞれ、コンピュータに所定のプログラムを実行させることにより実現される。
これより、病院内ネットワークシステム1における処理の流れについて説明する。
図2は、病院内ネットワークシステム1における処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ(step)S1では、患者40の担当医師41が、第1のHIS端末221において、あるモダリティ機器による患者40の検査(撮影)のオーダ(order)を行う。すると、第1のHIS端末221は、その検査オーダ情報JをHISサーバ21に送信する。HISサーバ21は、受信した検査オーダ情報JをRISサーバに送信する。撮影技師44は、RIS端末32において、RISサーバ31から検査オーダ情報Jを呼び出し、検査オーダの内容を確認する。RISサーバ31は、その検査オーダ情報Jを、そのオーダに対応したモダリティ機器33に送信する。
ステップS2では、撮影技師44が、モダリティ機器33において、患者40の検査(撮影)を実施する。モダリティ機器33は、取得した医用画像PをPACSサーバ34に送信する。
ステップS3では、読影レポート作成担当の読影医師(第1のユーザ)42が、第1の読影端末361において、PACSサーバ34から医用画像Pを読み出し、それを読影して、読影レポートDを作成する。第1の読影端末361は、作成された読影レポートDを、レポートサーバ35に送信する。
図3に読影レポートの一例を示す。図3に示すように、読影レポートDには、例えば、患者やレポートに関する情報Q、医用画像Pあるいは拡大・トリミング(trimming)等が成された加工済み医用画像P′、アノテーション(annotation)(矢印・注釈・各種計測等)A1、所見Sなどが含まれている。
ステップS4では、チェック担当の読影医師(第2のユーザ)43が、第2の読影端末362において、レポートサーバ35から読影レポートDを読出し、その内容をチェックする。そして、チェック担当の読影医師43は、読影レポートDを、読影レポート作成担当の読影医師42に差し戻すか承認するかを決定する。
ステップS5では、ステップS4での決定が、差戻しであるか承認であるかを判定する。差戻しであれば、ステップS3に戻る。承認であれば、ステップS6に進む。
ステップS6では、チェック担当の読影医師43が、第2の読影端末362において、必要に応じて、読影レポートDを修正する。
ステップS7では、チェック担当の読影医師43が、読影レポートDに対する評価結果を含む評価レポートHを作成する。第2の読影端末362は、作成された評価レポートHを、レポートサーバ35に送信する。
図4に、評価レポートの一例を示す。図4に示すように、評価レポートHは、評価対象である読影レポートDを組み込み、その上にアノテーションA2を付加したり、コメント(comments)Cを記入したりすることが可能なフォームを有している。また、評価レポートHは、評価点欄R1、参照推奨チェックボックス(check box)R2、参照推奨理由欄R3、および疾患名欄R4を有している。
評価点欄R1は、読影レポートDの優良レベルの高さに応じた評価点hを入力するための欄であり、本例では、チェック担当の読影医師43が自身の裁量で評価点hを決めて入力する。評価点hは、例えば、10点満点とし、1点刻みで採点する。
参照推奨チェックボックスR2は、対象となる読影レポートDの作成者および評価者以外の他の読影医師45にも参照することを推奨するか否かを決定するためのボックスである。チェック担当の読影医師43は、読影レポートDおよびその評価レポートHを他の読影医師45にも参照してもらいたいと考えた場合に、この参照推奨チェックボックスR2にチェックマークを入れる。すると、この読影レポートDについての参照推奨フラグfが立つ(オンになる)。なお、参照推奨フラグfの情報は、読影レポートDまたは評価レポートHに付してもよいし、これらと対応付けされた別のデータに書き込んで管理してもよい。
参照推奨理由欄R3は、参照推奨理由rを入力するための欄であり、参照推奨フラグfが立てられた場合に入力可能となる。チェック担当の読影医師43は、例えば、予め用意された複数の選択肢の中から1つを選択することにより、参照推奨理由rを入力する。参照推奨理由rの選択肢は、例えば、読影内容が優良である場合の「優良読影」、典型的な症例である場合の「典型症例」、非典型的な症例である場合の「非典型症例」、誤診のリスクが高い場合の「誤診注意」などである。なお、参照推奨フラグfが立てられ、参照推奨理由rについては、評価点hが所定の閾値以上、例えば10点満点で9点以上であるときに、参照推奨フラグfが自動的に立てられ、参照推奨理由rに「優良読影」が自動的に設定されるようにしてもよい。
疾患名欄R4は、評価レポートHに対応する読影レポートDにおける読影結果として挙げられた疾患名nを入力するための欄であり、参照推奨フラグfが立てられた場合に入力可能となる。チェック担当の読影医師43は、例えば、予め用意された複数の選択肢の中から1つを選択することにより、疾患名nを入力する。疾患名rの選択肢は、部位ごとに分けて登録されており、例えば、胸部であれば、肺炎、肺水腫、肺がん、胸水、膿胸、胸膜炎、結核などである。
ステップS8では、レポートサーバ35が、読影レポートDの参照推奨フラグfが立っているか否か(オンかオフか)を判定する。参照推奨フラグfが立っていれば、ステップS9に進み、立っていなければステップS10に進む。
ステップS9では、レポートサーバ35が、読影レポートDと、これに対する評価レポートHとを、参照許可し、その読影レポートDを作成した読影医師42や評価した読影医師43以外の他の読影医師45の端末においても参照可能にする。
ステップS10では、チェック担当の読影医師43が、第2の読影端末362において、読影レポートDまたは修正された読影レポートD′を確定する。第2の読影端末362は、確定済み読影レポートKをレポートサーバ35に送信する。レポートサーバ35は、第2の読影端末362から送信された評価レポートHおよび確定済み読影レポートKを受信して記憶する。レポートサーバ35は、確定済み読影レポートKをRISサーバ31に送信する。RISサーバ31は、確定済み読影レポートKを受信すると、その確定済み読影レポートKをHISサーバ21に送信する。
ステップS11では、レポートサーバ35は、各読影医師ごとに、評価レポートHを通じて与えられた評価点hの累積点を算出し、記憶する。なお、この累積点は、例えば、読影医師のランク付けや人事評価に用いられる。
ステップS12では、患者40の担当医師41が、第1のHIS端末221において、確定済み読影レポートKの要求指令を出す。HISサーバ21は、その要求に応答して、確定済み読影レポートKを第1のHIS端末221に送信する。患者40の担当医師41は、第1のHIS端末221において、確定済み読影レポートKを見て、診断や治療方針を決定する。
一方、ステップS7の実施後、ステップS13では、各読影医師は、各読影端末36において、適宜、レポート検索画面にて、参照推奨フラグfが立っている読影レポート(以下、参照推奨読影レポートという)Dfを検索し、参照する。
図5に、レポート検索画面の一例を示す。この例では、レポート検索画面Gにおいて、参照推奨読影レポートDfの検索結果リストLが表示されている。
図5に示すように、参照推奨読影レポートDfの検索結果リストLには、読影レポートDごとに、読影番号、モダリティ、評価点、参照推奨理由、疾患名、検査日、評価日、読影医(レポート作成者)、評価医(チェック担当者)等の項目が表示される。レポート検索画面Gでは、参照推奨読影レポートDfの検索結果リストLを、これらの項目でソート(sort)することもできる。
評価点hでソートした場合には、例えば、評価点hが高いものから順に参照することができる。疾患名nでソートした場合には、例えば、特定の疾患に関する症例を参照して、自身が担当している読影の参考にしたり、自身が読影を苦手としている特定の疾患について学習したりすることができる。参照推奨理由rでソートした場合には、例えば、参照の目的(優良なレポートを見たい、典型症例を見たい、判別が難しい症例を見たいなど)に応じて、参照すべきレポートを選択することができる。
レポート検索画面Gにおいて、検索結果リストLの中から参照したい1つの参照推奨読影レポートDfを選択すると、選択された参照推奨読影レポートDfおよびその評価レポートHが画面に表示される。なお、本例では、評価レポートHは、評価した読影レポートDを含んでいるが、読影レポートDを含まず評価結果のみ(添削した時の差分のみ)を含むようにしてもよい。
このような本実施形態によれば、読影レポートの評価者によって参照推奨フラグが立てられた読影レポートおよびその評価結果を、その読影レポートの作成者や評価者以外の他の医師に対しても参照可能に管理される。その結果、参照が推奨された価値ある読影レポートおよびその評価結果だけを、経験の浅い読影医師同士で共有することができ、読影医師全体の読影スキルを効率よく向上させることができる。
また、本実施形態によれば、読影レポートおよび評価レポートは、強制的に送信されるのではなく、端末からの要求に応答して送信するので、個々の読影医師において、自身が必要と思うものだけを、自身の好きなタイミング(timing)で参照することができる。
また、本実施形態によれば、レポート検索画面においては、参照推奨フラグが立てられた読影レポートのリストを、評価点、参照推奨理由、疾患名などでソートすることができるので、それぞれの読影医師は、自身の嗜好やそのときのニーズ(needs)に合わせて、参照したい読影レポートを抽出することができる。
また、本実施形態によれば、優良な読影レポートを作成すると、それが他の読影医師に紹介されることから、読影医師の読影に対するモチベーション(motivation)の向上につながる。
また、本実施形態によれば、評価レポートは、その評価対象となった読影レポートを作成した読影医師だけでなく、他の多数の読影医師にも参照されることから、チェック担当の読影医師による読影レポートのチェックが正確に行われていることを、多数の読影医師によって確認することができる。
また、本実施形態によれば、チェック担当の読影医師は、提出された読影レポートを正しくレビュー(review)し、読影レポート作成担当の読影医師にフィードバックする責務があるので、自身のフィードバックが、自身がチェックを担当する読影医師以外の読影医師にも共有されることで、承認者としての意識あるいは責任を持たせるという副次的効果も期待できる。
また、本実施形態によれば、読影医師ごとに評価点が累積され管理されるので、各読影医師のスキル・業績評価を客観的に確認することができる。
以上、発明の実施形態について説明したが、発明の実施形態は、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の形態を採り得る。
例えば、本実施形態では、参照推奨読影レポートDf、その評価レポートHおよび確定済み読影レポートKの参照は、読影端末36だけで行われることを想定しているが、HIS端末22やRIS端末32等で行えるようにしてもよい。
また、本実施形態における読影レポートDおよび評価レポートHの形式は、あくまでも一例であり、種々の形式を採り得る。
また、本実施形態では、評価点h、参照推奨フラグf、参照推奨理由r、および疾患名nは、評価レポートHに付される情報としているが、これらの情報の一部または全部を、読影レポートDや読影レポートDと対応付けられた他のデータ(data)に付される情報としてもよい。
また、本実施形態では、病院内のネットワークシステムを想定し、チェック担当の読影医師と読影レポート作成担当の読影医師との関係を、その病院に所属する熟練した承認医師(上司)と経験の浅い読影医師(部下)との関係としている。しかし、病院から読影を委託された組織内のネットワークシステムを想定し、チェック担当の読影医師と読影レポート作成担当の読影医師との関係を、その組織に所属する熟練した承認医師(上司)と経験の浅い読影医師(部下)との関係としてもよい。
また、本実施形態では、読影レポートD、評価レポートH、および確定済み読影レポートKは、それぞれ別々のデータとして存在させているが、これらは、1つのデータに組み入れて存在させてもよい。ただし、いずれにしても、HIS端末22では、これらのレポートのうち確定済み読影レポートKのみが受信、表示されるようにすることが好ましい。
1 病院内ネットワークシステム
2 診療科ネットワークシステム
3 検査科ネットワークシステム
4 ゲートウェイ
21 HISサーバ
22 HIS端末
221 第1のHIS端末
31 RISサーバ
32 RIS端末
33 モダリティ機器
34 PACSサーバ
35 レポートサーバ(サーバ)
36 読影端末
361 第1の読影端末
362 第2の読影端末
40 患者
41 患者の担当医師
42 読影レポート作成担当の医師(第1のユーザ)
43 チェック担当の医師(第2のユーザ)
44 撮影技師
45 他の読影医師
A1,A2 アノテーション
P 医用画像
Q 患者およびレポート情報
D 読影レポート
S 所見
H 評価レポート
R1 評価点欄
R2 参照推奨チェックボックス
R3 参照推奨理由欄
R4 疾患名欄
C コメント
G レポート検索画面
L 検索結果リスト
Df 参照推奨読影レポート

Claims (13)

  1. 第1のユーザにより作成された読影レポートであって、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザにより前記読影レポートに対する評価結果が作成され、かつ、参照推奨フラグが立てられた読影レポートを、前記評価結果と共に、前記第1および第2のユーザだけでなく他のユーザにおいても参照可能に管理する読影レポート管理装置。
  2. 第1のユーザによる操作に応じて、医用画像の読影レポートを作成する第1の端末と、
    前記第1のユーザとは異なる第2のユーザによる操作に応じて、前記第1の端末において作成された読影レポートに対する評価結果を作成し、所定の操作が成されたときに該読影レポートについての参照推奨フラグを立てる第2の端末と、
    前記参照推奨フラグが立てられた読影レポートおよびその評価結果を、前記第1および第2のユーザだけでなく他のユーザの端末においても参照可能に管理するサーバとを備えた医用ネットワークシステム。
  3. 前記他のユーザの端末は、前記参照推奨フラグが立てられた読影レポートのリストを表示する請求項2に記載の医用ネットワークシステム。
  4. 前記サーバは、前記他のユーザの端末からの送信要求に応答して、前記参照推奨フラグが立てられた読影レポートおよびその評価結果を送信する請求項2または請求項3に記載の医用ネットワークシステム。
  5. 前記評価結果は、前記読影レポートの評価の高さを表す評価点を含んでおり、
    前記他のユーザの端末は、前記リストを表示する際に、前記読影レポートの識別情報と該読影レポートの評価点とを対応付けて表示する請求項3または請求項4に記載の医用ネットワークシステム。
  6. 前記他のユーザの端末は、前記リストを表示する際に、前記読影レポートの識別情報を該読影レポートの評価点が高い順に表示する請求項5に記載の医用ネットワークシステム。
  7. 前記評価結果は、参照推奨理由を含んでおり、
    前記他のユーザの端末は、前記リストを表示する際に、前記読影レポートの識別情報と該読影レポートの参照推奨理由とを対応付けて表示する請求項3または請求項4に記載の医用ネットワークシステム。
  8. 前記他のユーザの端末は、前記リストを表示する際に、前記読影レポートの識別情報を該読影レポートの参照推奨理由の種類別にまとめて表示する請求項7に記載の医用ネットワークシステム。
  9. 前記評価結果は、疾患名を含んでおり、
    前記他のユーザの端末は、前記リストを表示する際に、前記読影レポートの識別情報と該読影レポートに係る疾患名とを対応付けて表示する請求項3または請求項4に記載の医用ネットワークシステム。
  10. 前記他のユーザの端末は、前記リストを表示する際に、前記読影レポートの識別情報を該読影レポートに係る疾患名の種類別にまとめて表示する請求項9に記載の医用ネットワークシステム。
  11. 前記サーバは、前記第1のユーザが作成した読影レポートに与えられた前記評価点の累積点を算出して管理する請求項5または請求項6に記載の医用ネットワークシステム。
  12. 前記第2の端末は、前記作成された読影レポートの承認を受け付け、該読影レポートまたは該読影レポートを修正したものを、確定済み読影レポートとして前記サーバに送信する請求項2から請求項11のいずれか一項に記載の医用ネットワークシステム。
  13. コンピュータを、請求項2から請求項12のいずれか一項に記載の医用ネットワークシステムにおけるサーバとして機能させるためのプログラム。
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