JP2014067122A - 絵日記作成支援装置、絵日記作成支援方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

絵日記作成支援装置、絵日記作成支援方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】少ない負担で、自らの行動が反映された高品質な絵日記を作成する。
【解決手段】装置は、(a)現在位置の位置情報を時刻情報と関連づけて記録する位置情報記録部201,231,111と、(b)写真を撮影する撮影部242と、(c)事象記録部232,113を備える。事象記録部は、ユーザの座標点列に基づき移動手段を特定し、時刻情報と関連づけて移動手段情報を記録し、現在位置が所定の領域内に入った場合に、位置情報と時刻情報に関連づけて、領域進入情報を記録し、写真画像データが記録された際の位置情報および時刻情報に関連づけて、写真画像データを記録できる。さらに、学年情報を受けとって、それに応じた文章テンプレートを準備し、移動手段情報と領域進入情報と時刻情報と文章テンプレートとに基づき、文章を作成して出力する。また、画像のタッチの入力を受けとって、選択された写真画像データを加工して出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、絵日記の作成を支援する技術に関するものである。
従来、夏休み中や冬休み中の子供に対する宿題として、絵日記がある。絵日記の作成は作成者にとって大きな負担である。一方、絵日記に記録すべき事柄が起こった日の直後に絵日記を作成することなく、絵日記の作成を後回しにすると、絵日記に記録すべき事柄についての記憶が曖昧になり、ますます絵日記作成の負担が大きくなる。また、絵日記は、個人の行動に基づいて、その本人が文章および絵を作成するものであるため、他者の支援を得にくい。そのような絵日記の作成を支援する技術として、特許文献1,2のようなものがある。
特開2003−173309号公報 特開2002−215611号公報
特許文献1の技術においては、送信日時、画像データ、メッセージ・データなどを含む電子メール・データをカメラ付き携帯電話から電子絵日記作成装置に送信される。電子絵日記作成装置において、電子メール・データから画像データ、メッセージ・データが抽出され、電子メール・データの送信者に対応して電子絵日記データベースに格納される。電子絵日記の閲覧要求があると、対応する画像データ、メッセージ・データ等が見つけられ、電子絵日記を表示するためのウェブ・ページ・データが生成される。
また、特許文献2の技術においては、日記作成支援装置は、ユーザが携帯する携帯端末から得た位置情報を格納しておき、ユーザから日記作成の指示を受けた時点で、当日分の位置情報を解析しユーザの行動を解析する。そして、その解析の結果、ユーザの行動が予め登録された所定の行動パターンに一致する場合は、このパターンに対応づけて登録されていた定型文をワードプロセッサに送り、当該定型文を表示させた形でワードプロセッサを起動させる。なお、予め登録された所定の行動パターンとは、(1)「ユーザが終日一ヵ所にとどまっていた」、(2)「1日のある時点で5時間未満の時間をかけて移動し、移動後の地点にとどまっていた」、(3)「1日のある時点から5時間以上の時間をかけて移動し、移動後の地点にとどまった」、(4)「日帰りで特定の場所へ行った」の4パターンである。
特許文献1の技術においては、ユーザが自らメッセージを作成して、電子メールで電子絵日記作成装置に送信する必要がある。このため、依然としてユーザの負担は大きい。また、特許文献2の技術においては、1日の行動を1文で示すあらかじめ定められた4パターンの行動が文章として記録または提示されるにすぎず、人間の生活を活写する技術としては貧弱である。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、絵日記の作成を支援する装置が提供される。
この装置は、
(a)ユーザに携帯され、現在位置を表す位置情報を、現在時刻を表す時刻情報と関連づけて繰り返し記録できる位置情報記録部と、
(b)写真を撮影して写真画像データを生成できる撮影部と、
(c)事象記録部と、を備える。
事象記録部は、
(c1)複数組の前記位置情報と前記時刻情報とにより特定される座標点列に基づいて、前記ユーザの移動手段を特定し、移動中の前記位置情報と関連づけられた前記時刻情報と関連づけて、前記移動手段を表す移動手段情報を記録でき、
(c2)前記複数組の前記位置情報と前記時刻情報とにより特定される前記座標点列に基づいて、現在位置があらかじめ定められた領域内に入った場合に、前記現在位置の前記位置情報と、前記位置情報に関連づけられた前記時刻情報と、に関連づけて、前記領域への進入を表す領域進入情報を記録することができ、
(c2)前記写真画像データが記録された際の位置を表す位置情報および時刻を表す時刻情報に関連づけて、前記写真画像データを記録できる。
前記装置は、さらに、
(d)学年を特定するための学年情報の入力を受けとって、前記学年情報に応じた文章テンプレートを準備し、前記移動手段情報と、前記領域進入情報と、前記各情報に関連づけられた時刻情報と、前記文章テンプレートと、に基づいて、文章を作成して出力できる文章作成部と、
(e)記録されている前記写真画像データの中からの写真画像データの選択と、画像のタッチを特定するタッチ情報の入力とを受けとって、前記選択された写真画像データを前記タッチ情報に応じて加工して出力する画像作成部と、を備える。
このような態様とすれば、ユーザは、自らが行った場所および移動手段が反映され、指定した学年に応じて作成され出力された文章と、自ら撮影し選択した写真画像が自ら選択したタッチで加工された画像に基づいて、絵日記を作成することができる。このため、少ない負担で、自らの行動が反映された高品質な絵日記を作成することができる。
(2)上記装置であって、さらに、
(f)前記位置情報記録部が記録する前記位置情報および前記時刻情報に基づいて、前記記録された位置情報が表す位置および前記記録された時刻情報が表す時刻における天気があらかじめ定められた事象である場合には、前記位置情報と前記時刻情報とに関連づけて、前記天気情報を記録できる天気情報記録部を備える。
前記文章作成部は、さらに、前記記録されている前記天気情報に基づいて前記文章を作成して出力できる。
このような態様とすれば、さらに、ユーザは、自らが行った場所における天気を反映して、絵日記を作成することができる。
(3)上記装置であって、さらに、
(g)前記複数組の前記位置情報と前記時刻情報とによって特定される前記座標点列に基づいて、前記位置情報が表す位置および前記時刻情報が表す時刻において発生した渋滞の渋滞情報を準備し、前記渋滞が発生した位置および時刻の前記位置情報および前記時刻情報と関連づけて前記渋滞情報を記録できる渋滞情報記録部を備える。
前記文章作成部は、さらに、前記記録されている前記渋滞情報に基づいて前記文章を作成して出力できる。
このような態様とすれば、さらに、ユーザは、自らが行った場所における渋滞の発生を反映して、絵日記を作成することができる。
(4)上記装置であって、さらに、
(h)前記複数組の前記位置情報と前記時刻情報とによって特定される前記座標点列に基づいて、前記位置情報が表す位置および前記時刻情報が表す時刻において発生した列車の遅延の遅延情報を準備し、前記遅延が発生した位置および時刻の前記位置情報および前記時刻情報と関連づけて記録できる遅延情報記録部を備える。
前記文章作成部は、さらに、前記記録されている前記遅延情報に基づいて前記文章を作成して出力できる。
このような態様とすれば、さらに、ユーザは、自らが行った場所における列車の遅延を反映して、絵日記を作成することができる。
(5)上記装置であって、
前記事象記録部は、前記複数組の前記位置情報と前記時刻情報とにより特定される座標点列に基づいて、現在位置が前記あらかじめ定められた領域から離脱した場合に、前記現在位置の前記位置情報と、前記位置情報に関連づけられた前記時刻情報と、に関連づけて、前記領域からの離脱を表す領域離脱情報を記録することができ、
前記文章作成部は、さらに、前記記録されている前記領域離脱情報に基づいて前記文章を作成して出力できる。
このような態様とすれば、さらに、ユーザは、自らが行った場所を出た時間を反映して、絵日記を作成することができる。
(6)上記装置であって、
前記画像作成部は、前記入力された学年に応じて、複数種類の前記タッチの候補を前記ユーザに対して提示し、前記複数種類のタッチの候補の中からのタッチの選択を、前記タッチ情報の入力として受け取る。
このような態様とすれば、ユーザは、学年に応じて提示された候補の中から学年にふさわしいタッチを容易に選択することができ、学年にふさわしいタッチの画像の出力を受けることができる。
本発明は、装置以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、絵日記の作成方法や絵日記作成支援装置の制御方法、その制御方法を実現するコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した一時的でない記録媒体等の形態で実現することができる。
本発明の第1実施例である絵日記作成支援システムのハードウェア構成を示す図。 文章テンプレートの一例を示す図。 文章テンプレートの一例を示す図。 携帯電話200の移動の軌跡である座標点列と、事象データとを含む行動記録データを生成する手順を示すフローチャート。 行動記録データDaを示す図。 絵日記を作成する際の参考となる文章および画像を生成する処理を示すフローチャート。 ステップS210で表示されるユーザインターフェイス画面の例を示す図。 参考文章を表す第5の部分Pdを含むユーザインターフェイス画面UI2を示す図。
A.第1実施例:
A1.全体構成:
図1は、本発明の第1実施例である絵日記作成支援システムのハードウェア構成を示す図である。第1実施例の絵日記作成支援システムは、絵日記サーバ100と、天気情報サーバ150と、交通情報サーバ180と、携帯電話200と、パーソナルコンピュータ300と、を含む。
携帯電話200は、GPSユニット201と、表示パネル202と、音声出力部203と、振動機構204と、通信部205と、コマンド入力部206と、カメラ部242と、主制御部210と、通話制御部220とを有している。
GPSユニット201は、GPS(Global Positioning System/全地球測位システム)の衛星からの電波を受信するためのアンテナを含むユニットである。GPSのアンテナが受信する電波に基づいて、GPSユニット201は、携帯電話200の現在位置を表す位置情報を生成することができる。また、GPSユニット201は、衛星からの電波に基づいて、現在時刻を表す時刻情報を生成することができる。
表示パネル202は、画像を表示することができる液晶ディスプレイである。表示パネル202は、表示している画像に応じてパネルの一部に接触されることによりユーザからの指示を受けとることができるタッチパネル206aを備えている。具体的には、表示パネル202は、液晶ディスプレイの上に透明のタッチパネル206aが重ねられて構成される。ユーザは、たとえば、表示パネル202の表面を指で押したり、表示パネル202の表面に接触した状態で指を動かすことにより、画像の表示を制御するための操作を行うことができる。なお、本明細書において、「画像」とは、狭義の画像のほか、文字、記号等を含む概念である。
音声出力部203は、スピーカを含む装置であって、経路案内などのユーザへのメッセージやメロディなどを音声で出力できる装置である。振動機構204は、所定のパターンの振動でユーザの注意を促すことができる装置である。
コマンド入力部206は、上記タッチパネル206aと、ハードウェアとしてのカーソルキー206bを含む。ユーザは、タッチパネル206aだけでなく、カーソルキー206bの周辺部を押してカーソルを移動させ、カーソルキー206bの中央部を押してONの操作を行うことによっても、携帯電話200に情報を入力することができる。
通信部205は、通信ネットワークとしてのインターネットINTを介して、絵日記サーバ100と通信を行い、情報を送受信することができる。なお、通信ネットワークとしては、インターネットのほかにLANやWAN、公衆回線等がある。通話制御部220は、通話のための着信呼出、音声/電気信号の変換などを行う回路である。
カメラ部242は、携帯電話200の外部を撮影して写真画像データを生成することができる。なお、カメラ部242は、携帯電話200において表示パネル202とは逆の側にあるため、図1において、破線で示されている。
主制御部210は、携帯電話200の各部を制御するための制御ユニットである。主制御部210は、それらの制御に使用されるCPU211、RAM212、ROM213を備えている。主制御部210は、CPUでアプリケーションソフトウェアを実行することによって携帯電話200の各部を制御する。主制御部210は、たとえば、GPSユニット201が生成した位置情報を含む所定の形式のデータを、通信部205を介して絵日記サーバ100に送信することができる。また、主制御部210は、カメラ部242が生成した写真画像データを、通信部205を介して絵日記サーバ100に送信することができる。そして、主制御部210は、通信部205を介して絵日記サーバ100から受け取ったデータに基づいて、表示パネル202、音声出力部203、振動機構204を制御する。
絵日記サーバ100は、通信部102と、制御部104と、記憶部106とを有している。通信部102は、インターネットINTを介して天気情報サーバ150、交通情報サーバ180および携帯電話200と通信を行うことができる。
記憶部106は、絵日記の文章を作成するためのテンプレートである文章テンプレートを格納している。また、記憶部106は、地図上の特定の領域の場所についての情報を保持している。記憶部106は、さらに、携帯電話200、天気情報サーバ150、および交通情報サーバ180から受け取ったデータ、およびそれらに基づいて生成されたデータを格納する。
特定の領域は、たとえば、ユーザの自宅の領域、ユーザの親戚の家の領域、店舗の領域、遊園地や動物園の領域、遊園地や動物園の中の特定の施設の領域などである。これらの領域は、あらかじめ絵日記サーバ100に登録され、領域を表す名前の情報と、場所(範囲)の情報とを、記憶部106に格納されている。自宅の領域、親戚の家の領域などのユーザ個人と関連する領域の情報は、携帯電話のID情報と関連づけて格納されている。店舗の領域、遊園地や動物園の領域、遊園地や動物園の中の特定の施設の領域など、ユーザ個人と関連しない領域の情報は、携帯電話のID情報と関連づけずに格納されている。なお、領域は、多階層的に設定されうる。すなわち、領域Aの中に含まれる領域a1、領域a2等が設定され得る。
図2は、文章テンプレートの一例を示す図である。文章テンプレートは、学校における学年に応じて、小学1年生用のものから小学6年生用のものまで、6種類準備される。図2において示されているのは、小学6年生用のテンプレートTd6である。文章テンプレートは、複数の記述を含んでいる。図2の例では、テンプレートの一部として、6種類の記述が示されている。一つの記述は、1以上の文章を含む。これらの文章には、一部が欠けている文章が含まれる。その欠けている部分を以下、「空欄部分」と呼ぶ。文章テンプレートを利用して文章が作成される際には、文章テンプレートの空欄部分に言葉が補足されて、文章が完成される。空欄部分は、それぞれ属性を有している。空欄部分の属性は、たとえば、「時刻」、「移動手段」、「領域」を含む。図2では、空欄部分を()で示し、()内にその空欄部分の属性を示す。
図3も、文章テンプレートの一例を示す図である。図3において示されているのは、小学1年生用のテンプレートTd1である。図3の1〜6の記述は、図2の1〜6の記述と対応する。各学年用の文章テンプレートは、互いに対応する記述を含む。そして、各学年用の文章テンプレートは、絵日記サーバ100が処理可能な漢字のうち、対応する学年までに学習する漢字のみが使用されて構成されている。ただし、各学年用の文章テンプレートにおいては、対応する学年において学習する漢字がすべて使用されているわけではない。
また、各学年用の文章テンプレートにおいては、対応する記述であっても、学年に応じて表現が異なっている。たとえば、記述3は、図2の小学6年生用の文章テンプレートにおいては、4番目の記述は、「(時刻)ごろ、渋滞がありました。」であるが、図3の小学1年生用の文章テンプレートにおいては、対応する4番目の記述は、「みちがこんでいました。」である。すなわち、小学1年生用の文章テンプレートにおいては、「渋滞」という言葉は使用されず、また、時刻の情報も盛り込まれない。
天気情報サーバ150は、通信部152と、制御部154と、天気データベース156とを有している。通信部152は、インターネットINTを介して絵日記サーバ100と通信を行うことができる。
天気データベース156は、日本全体を東西500mおよび南北500mの正方形の領域に区切って設けられる各領域について、5分単位の現在および過去の天気のデータを格納している。制御部154は、絵日記サーバ100から受け取った場所と時刻をあらわすデータに基づいて絵日記サーバ100が要求する天気情報を特定する。そして、制御部154は、その場所と時刻において特定の天候が生じていたか否かを表すデータを、通信部152を介して絵日記サーバ100に送信する。ここでは、特定の天候は、「大雨(1時間あたり30mm以上の降雨)」、「雷」である。
交通情報サーバ180は、通信部182と、制御部184と、交通情報データベース186とを有している。通信部182は、インターネットINTを介して絵日記サーバ100と通信を行うことができる。
交通情報データベース186は、5分単位で、日本全体の道路のうち渋滞が発生している道路、または発生していた道路の区間を表すデータを格納している。制御部154は、絵日記サーバ100から受け取った場所と時刻をあらわすデータに基づいて、当該場所および時刻における渋滞の発生の有無を判定し、渋滞の有無を表す渋滞情報を、通信部152を介して絵日記サーバ100に送信する。
パーソナルコンピュータ300は、表示パネル302と、通信部305と、コマンド入力部306と、記憶部307と、主制御部310と、を有している。
表示パネル302は、画像を表示することができる液晶ディスプレイである。コマンド入力部206は、ハードウェアとしてのキーボード306aおよびマウス306bを含む。ユーザは、キーボード306aおよびマウス306bを操作して、パーソナルコンピュータ300に情報を入力することができる。通信部305は、通信ネットワークとしてのインターネットINTを介して、絵日記サーバ100と通信を行い、情報を送受信することができる。
主制御部310は、パーソナルコンピュータ300の各部を制御するための制御ユニットである。主制御部310は、それらの制御に使用されるCPU311、RAM312、ROM313を備えている。主制御部310は、CPUでアプリケーションソフトウェアを実行することによってパーソナルコンピュータ300の各部を制御する。主制御部310は、通信部305を介して絵日記サーバ100から受け取ったデータに基づいて、表示パネル302を制御する。
A2.行動記録データの生成:
図4は、携帯電話200の移動の軌跡である座標点列と、事象データとを含む行動記録データを生成する手順を示すフローチャートである。まず、ユーザは、コマンド入力部206を介して、絵日記に記載する可能性がある行動を開始する前に、行動の記録を開始すべき旨の指示を携帯電話200にする(ステップS10)。
ステップS20では、携帯電話200の主制御部210は、GPSユニット201を介して衛星からの電波を受信し、現在位置を表す位置情報と、現在時刻を表す時刻情報と、を生成する。そして、主制御部210は、その位置情報および時刻情報を、携帯電話200を識別することができるID情報とともに、通信部205を介して絵日記サーバ100に送信する。絵日記サーバ100の制御部104は、受信した位置情報と時刻情報を、受信したID情報を関連づけて、記憶部106に格納する。以上のようにして、絵日記作成支援システムに位置情報と時刻情報が記録される(ステップS20)。この位置情報と時刻情報とにより、携帯電話200の移動の軌跡である座標点列を特定することができる。
ステップS20の上記機能を果たす携帯電話200の主制御部210の機能部を、位置情報記録部231として、図1に示す。また、ステップS20の上記機能を果たす絵日記サーバ100の制御部104の機能部を、位置情報記録部111として、図1に示す。
ステップS25では、絵日記サーバ100の制御部104は、ステップS20で記録した位置情報および時刻情報のデータを天気情報サーバ150に送信して、その位置情報が表す位置およびその時刻情報が表す時刻において、特定の天候が発生しているか否かを問い合わせる。ここでは、特定の天候は、「大雨(1時間あたり30mm以上の降雨)」および「雷」である。特定の天候が発生している旨の回答を天気情報サーバ150から得た場合には(ステップS25:Yes)、絵日記サーバ100の制御部104は、発生した特定の天候を表す天気情報を、ステップS20で記録した位置情報および時刻情報と関連づけて、記憶部106に記録する(ステップS30)。特定の天候が発生していない旨の回答を天気情報サーバ150から得た場合には(ステップS25:No)、ステップS30の処理はスキップされる。
ステップS25,S30の上記機能を果たす絵日記サーバ100の制御部104の機能部を、天気情報記録部112として、図1に示す。
ステップS35では、携帯電話200の主制御部210は、カメラ部242を使用して写真撮影が行われたか否かを判定する。写真撮影が行われた場合には(ステップS35:Yes)、主制御部210は、現在位置を表す位置情報とおよび現在時刻を表す時刻情報とを、GPSユニット201を使用して生成する。そして、主制御部210は、カメラ部242が生成した写真画像データと、生成した位置情報および時刻情報とを、ID情報とともに、通信部205を介して絵日記サーバ100に送信する。絵日記サーバ100の制御部104は、受信した写真画像データを、受信したID情報、位置情報、および時刻情報に関連づけて、記憶部106に格納する。以上のようにして、絵日記作成支援システムに写真画像データが記録される(ステップS40)。なお、写真撮影が行われていない場合には、ステップS40の処理はスキップされる。
ステップS35,S40の上記機能を果たす携帯電話200の主制御部210の機能部を、事象記録部232として、図1に示す。また、ステップS35,S40の上記機能を果たす絵日記サーバ100の制御部104の機能部を、事象記録部113として、図1に示す。
ステップS50では、絵日記サーバ100の制御部104は、それまでにステップS20で記録された複数組の位置情報および時刻情報(ただし、最新のものを含む)が表す座標点列に基づいて、ユーザの移動手段を判定する。より具体的には、最新の3回のサイクル(S20〜S85)においてステップS20で記録された位置情報および時刻情報に基づいて、平均移動速度、場所、加減速が行われた位置などを計算する。そして、平均移動速度、場所、加減速が行われた位置などに基づいて、ユーザの移動手段を判定する。たとえば、平均移動速度が30km/hを超えている場合には、移動手段は自動車または列車であると判定される。また、現在位置が自動車専用道路上を移動している場合には、移動手段は自動車であると判定される。現在位置が線路を移動している場合には、移動手段は自動車であると判定される。最高速度が40km/hを超え、交差点がある場所で加減速が行われている場合には、移動手段は自動車であると判定される。最高速度が40km/hを超え、駅がある場所で加減速が行われている場合には、移動手段は列車であると判定される。
絵日記サーバ100の制御部104は、移動手段が自動車または列車である場合には、移動手段を表す移動手段情報を、最後にステップS20で記録された位置情報および時刻情報と関連づけて、記憶部106に記録する(ステップS50)。なお、それまでにステップS20で記録された位置情報および時刻情報が2組以下である場合には、ステップS50の処理はスキップされる。また、移動手段が徒歩、または不明である場合には、移動手段の記録は行われない。
ステップS50の上記機能を果たす絵日記サーバ100の制御部104の機能部は、事象記録部113である。
ステップS50において移動手段が自動車であると判定しなかった場合には(ステップS55:No)、処理は、ステップS65に進む。一方、ステップS50において移動手段が自動車であると判定した場合には(ステップS55:Yes)、絵日記サーバ100の制御部104は、ステップS20で最後に記録した位置情報および時刻情報のデータを交通情報サーバ180に送信して、その位置情報が表す位置およびその時刻情報が表す時刻において、渋滞が発生しているか否かを問い合わせる。渋滞が発生している旨の回答を交通情報サーバ180から得た場合には(ステップS57:Yes)、絵日記サーバ100の制御部104は、渋滞の発生を表す渋滞情報を、ステップS20で記録した位置情報および時刻情報と関連づけて、記憶部106に記録する(ステップS60)。渋滞が発生していない旨の回答を得た場合には(ステップS57:No)、ステップS60の処理はスキップされる。その後、処理は、ステップS65に進む。
ステップS55,S57,S60の上記機能を果たす絵日記サーバ100の制御部104の機能部を、交通情報記録部114として、図1に示す。
ステップS65では、絵日記サーバ100の制御部104は、それまでにステップS20で記録された複数組の位置情報および時刻情報(ただし、最新のものを含む)が表す座標点列に基づいて、ユーザが特定の領域に進入したか否かを判定する。より具体的には、最新の3回のサイクル(S20〜S85)においてステップS20で記録された位置情報による位置が特定の領域内にあり、かつ、4〜6回前の3回のサイクルにおいてステップS20で記録された位置情報による位置が特定の領域内にない場合には、ユーザが特定の領域に進入したと判定される。なお、特定の領域は、あらかじめ絵日記サーバ100に登録されている。
ユーザが特定の領域に進入したと判定された場合には(ステップS65:Yes)、絵日記サーバ100の制御部104は、その領域に進入した旨を表す領域進入情報を、最後にステップS20で記録した位置情報および時刻情報と関連づけて、記憶部106に記録する(ステップS70)。ユーザが特定の領域に進入していないと判定した場合には(ステップS65:No)、ステップS70の処理はスキップされる。
ステップS65,S70の上記機能を果たす絵日記サーバ100の制御部104の機能部は、事象記録部113である。
ステップS75では、絵日記サーバ100の制御部104は、それまでにステップS20で記録された複数組の位置情報および時刻情報(ただし、最新のものを含む)が表す座標点列に基づいて、ユーザが特定の領域を離脱したか否かを判定する。より具体的には、最新の3回のサイクル(S20〜S85)においてステップS20で記録された位置情報による位置が特定の領域外にあり、かつ、4〜6回前の3回のサイクルにおいてステップS20で記録された位置情報による位置が特定の領域内にある場合には、ユーザが特定の領域から離脱したと判定される。
ユーザが特定の領域から離脱したと判定した場合には(ステップS75:Yes)、絵日記サーバ100の制御部104は、その領域から離脱した旨を表す領域離脱情報を、最後にステップS20で記録した位置情報および時刻情報と関連づけて、記憶部106に記録する(ステップS80)。ユーザが特定の領域から離脱していないと判定した場合には(ステップS75:No)、ステップS80の処理はスキップされる。
ステップS75,S80の上記機能を果たす絵日記サーバ100の制御部104の機能部は、事象記録部113である。
ステップS85では、コマンド入力部206を介して、行動の記録を終了する旨の指示があったか否かが判定される。行動の記録を終了する旨の指示があった場合には(ステップS85:Yes)、処理は終了する。なお、処理の終了は、携帯電話200から絵日記サーバ100に通知される。行動の記録を終了する旨の指示がなかった場合には(ステップS85:No)、所定時間(たとえば、1分)経過後、処理はステップS20に戻る。
図5は、図4の処理によって生成された行動の記録を表す行動記録データDaを示す図である。行動記録データDaは、携帯電話200の各時刻における現在位置を表す位置情報Ipと、その位置情報Ipに対応する時刻情報Itと、時刻情報Itの時刻において発生した事象を表す事象情報Ieと、を含む。さらに、事象情報Ieは、ある領域へ進入したことを表す領域進入情報Iiと、ある領域から離脱したことを表す領域離脱情報Ioと、移動手段を表す移動手段情報Imと、天気を表す天気情報Icと、渋滞の発生を表す渋滞情報Ijと、を含む。なお、図5においては、位置情報Ipは、緯度および経度の組合せの例(X1,Y1)〜(X13,Y13)として示されている。
図5の行動記録データDaにおいて、事象情報Ieのうち領域離脱情報Ioである「自宅/離脱」、「パンダ舎/離脱」、「XX動物園/離脱」は、図4のステップS80で記録されたものである。天気情報Icである「雷」の事象情報は、図4のステップS30で記録されたものである。移動手段情報Imである「車移動」は、図4のステップS50で記録されたものである。領域進入情報Iiである「XX動物園/進入」、「パンダ舎/進入」、「自宅/進入」は、図4のステップS70で記録されたものである。渋滞情報Ijである「渋滞」は、図4のステップS60で記録されたものである。
図5の行動記録データDaから、ユーザは、8月12日の9時27分に自宅を出て、自動車で移動し、13時7分にXX動物園に到着し、途中、10時32分に雷があり、13時21分から13時27分まではXX動物園のパンダ舎にいたことが分かる。その後、16時26分にはXX動物園を出発し、自動車で移動中、16時47分から17時16分まで渋滞に巻き込まれ、18時25分には自宅に到着したことが分かる。
A3.参考文章および参考画像の生成および出力:
図6は、絵日記を作成する際の参考となる文章および画像を生成する処理を示すフローチャートである。ステップS205では、ユーザは、パーソナルコンピュータ300のコマンド入力部306(図1参照)を操作して、パーソナルコンピュータ300の主制御部310に図6の処理を開始させる。その際、自己の行動を記録した携帯電話200のID情報と、絵日記に記載すべき行動を記録した日付の情報とをパーソナルコンピュータ300に入力する。パーソナルコンピュータ300の主制御部310は、通信部305を介して、携帯電話200のID情報と、日付の情報ととともに、絵日記を作成する際の参考となる文章および画像を生成する処理を開始すべき旨の指示を送信する。
処理を開始すべき旨の指示を受け取った絵日記サーバ100の制御部104は、ステップS210において、携帯電話200のID情報と、日付の情報に基づいて、そのID情報と、その日付に含まれる時刻情報とに対応づけて記憶部106に格納されている写真画像データ(図4のステップS40参照)を抽出する。そして、それらのサムネイルの画像データを作成する。制御部104は、それらサムネイルを含むユーザインターフェイス画面のデータを、通信部102を介してパーソナルコンピュータ300に送信する。なお、「サムネイル」とは、ある画像データが表す画像と同じ画像であって、もとの画像データの画像に比べてその画像を表現するための画素の数が少ない画像である。
図7は、ステップS210で表示されるユーザインターフェイス画面の例を示す図である。ステップS210では、パーソナルコンピュータ300の主制御部310は、絵日記サーバ100から受信したユーザインターフェイス画面UI1を、表示パネル302に表示する。ユーザインターフェイス画面UI1は、ユーザに写真の選択を促す第1の部分Psと、ユーザにタッチの選択を促す第2の部分Tsと、ユーザに学年の入力を促す第3の部分Asと、選択された写真画像データの写真画像を示す第4の部分SPと、を含む。
第1の部分Psは、絵日記サーバ100から受け取った複数の写真画像データのサムネイルSmを表示して、ユーザにその中からの写真の選択を促す画像部分である。図7の例では、第1の部分Ps中にサムネイルSm1〜Sm9が表示されている。第2の部分Tsは、写真画像を加工する際のタッチの選択肢T1〜T3を提示して、ユーザにその中からのタッチの選択を促す画像である。ここでは、クレヨン画、色鉛筆画、水彩画の3種類のタッチが示されている。
第3の部分Asは、ユーザの操作に応じて小学1年生から小学6年生までの選択肢を提示して、その中からの学年の選択を促す画像部分である。第4の部分SPは、第1の部分Psを介して選択された写真画像データの画像、またはその選択された写真画像データを、タッチが第2の部分Tsを介して選択されたタッチとなるように加工して得られる写真画像データの画像を示す部分である。
図6のステップS220では、ユーザは、パーソナルコンピュータ300のコマンド入力部306を操作して、ユーザインターフェイス画面UI1の第3の部分Asを介して、パーソナルコンピュータ300に学年を入力する。パーソナルコンピュータ300の主制御部310は、受け取った学年の情報を、通信部305を介して絵日記サーバ100に送信する。
ステップS230では、ユーザは、コマンド入力部306を操作して、第1の部分Ps中のサムネイルSm1〜Sm9の一つをクリックして、パーソナルコンピュータ300に写真の選択を入力する。パーソナルコンピュータ300の主制御部310は、選択されたサムネイルの情報を絵日記サーバ100に送信する。絵日記サーバ100の制御部104は、選択されたサムネイルに対応する写真画像データをパーソナルコンピュータ300に送信する。パーソナルコンピュータ300の主制御部310は、受信した写真画像データの写真をユーザインターフェイス画面UI1中の第4の部分SPに表示する。
ステップS240では、ユーザは、コマンド入力部306を操作して、第2の部分Ts中のタッチの選択肢T1〜T3の中から一つのタッチをクリックして、パーソナルコンピュータ300にタッチの選択を入力する。パーソナルコンピュータ300の主制御部310は、選択されたタッチを表すタッチ情報を絵日記サーバ100に送信する。
ステップS250では、絵日記サーバ100の制御部104は、ステップS220で選択されたサムネイルに対応する写真画像データを、ステップS240で選択されたタッチと、ステップS220で入力された学年と、に応じて加工する。制御部104は、同じタッチであっても、入力された学年が高いほど詳細な画像が再現され得るように、写真画像データを加工する。そして、絵日記サーバ100の制御部104は、加工した写真画像データを、通信部102を介してパーソナルコンピュータ300に送信する。パーソナルコンピュータ300の主制御部310は、ユーザインターフェイス画面UI1中の第4の部分SPに、受信した写真画像データの画像を表示する。
ステップS255において、ユーザは、第4の部分SPに表示された画像を、絵日記に記載する絵の参考画像として決定した場合は、コマンド入力部306を操作して、ユーザインターフェイス画面UI1中に表示された確定ボタンSPd(図7参照)を、クリックする。すると、処理は、ステップS260に進む。一方、第4の部分SPに表示された画像が満足すべきものでない場合には、ユーザは、再度、サムネイルを選択し(ステップS230)、またはタッチを選択することができる(ステップS240)。
ステップS230〜S255の上記機能を果たすパーソナルコンピュータ300の主制御部310の機能部を、画像作成部332として、図1に示す。ステップS230〜S255の上記機能を果たす絵日記サーバ100の制御部104の機能部を、画像作成部116として、図1に示す。
ステップS260では、絵日記サーバ100の制御部104は、ステップS220で入力された学年に応じた文章テンプレートを選択する(図2および図3参照)。そして、ステップS270で、制御部104は、ステップS210で入力された日付の時刻情報を含む行動記録データDa(図5参照)と、選択された文章テンプレートとに基づいて、文章を合成する。
ステップS270の処理においては、絵日記サーバ100の制御部104は、たとえば、行動記録データDa中の領域離脱情報の事象に対しては、文章テンプレートの6番目の記述を適用する。そして、行動記録データDa中の時刻情報Itに基づいて、テンプレートの時刻の空欄部を補足し、領域離脱情報の一部として記録されている領域情報に基づいて、テンプレートの領域の空欄部を補足する。なお、時刻情報Itが表す時刻は、「○時」、「○時半」のいずれか近い方に置き換えられて、文章の作成に使用される。また、時間の表示については、午前、午後の表記を省略した12時間の表示が採用される。その結果、たとえば、図5の行動記録データDaのうち、最上段の「自宅/離脱」と、図2の文章テンプレートの6番目の記述と、に基づいて、「9時半ごろ、家を出ました。」という文章が作成される。
また、制御部104は、たとえば、行動記録データDa中の領域進入情報の事象に対しては、文章テンプレートの5番目の記述を適用する。そして、行動記録データDa中の時刻情報に基づいて、テンプレートの時刻の空欄部を補足し、領域進入情報の一部として記録されている領域情報に基づいて、テンプレートの領域の空欄部を補足する。その結果、たとえば、図5の行動記録データDaのうち、最下段の「自宅/進入」と、図2の文章テンプレートの5番目の記述と、に基づいて、「6時半ごろ、家に着きました。」という文章が作成される。
同様に、行動記録データDa中で天気情報Icの事象である「大雨」に対しては、文章テンプレートの1番目の記述が適用される。行動記録データDa中で天気情報Icの事象である「雷」に対しては、文章テンプレートの2番目の記述が適用される。行動記録データDa中で渋滞情報Ijの事象である「渋滞」に対しては、文章テンプレートの4番目の記述が適用される。行動記録データDa中で移動手段の事象である「車移動」の事象に対しては、文章テンプレートの3番目の記述が適用される。その際、移動手段の空欄部が、移動手段情報Imに基づいて補足される。
図8は、参考文章を表す第5の部分Pdを含むユーザインターフェイス画面UI2を示す図である。図6のステップS280では、絵日記サーバ100の制御部104は、ステップS270で作成した文章のデータを含む第5の部分Pdの表示データを、通信部102を介して、パーソナルコンピュータ300に送信する。パーソナルコンピュータ300の主制御部310は、ユーザインターフェイス画面UI1の第1の部分Ps(図7参照)に代えて、第5の部分Pdを表示する。なお、図8においては、一部の文章の表示を省略している。第5の部分Pdの表示は、文字が一定の大きさで表示されるように行われる。このため、ユーザインターフェイス画面UI2中の第5の部分Pd中に、生成されたすべての文章が表示できない場合には、第5の部分Pd中には、図8の文章の一部が表示され、コマンド入力部306を介した指示に応じてスクロールして他の部分を表示可能なように、文章のデータが表示される。
ステップS260〜S280の上記機能を果たす絵日記サーバ100の制御部104の機能部を、文章作成部115として、図1に示す。ステップS220,S280の上記機能を果たすパーソナルコンピュータ300の主制御部310の機能部を、文章作成部331として、図1に示す。
ユーザは、図8のユーザインターフェイス画面UI2中の第4の部分SPに表示された画像を参考にして、絵日記の絵を描くことができる。そして、ユーザインターフェイス画面UI2中の第5の部分Pdに表示された文章を参考にして、絵日記の文章を作成することができる。このため、ユーザは、少ない負担で、自らの行動が反映された高品質な絵日記を作成することができる。
なお、本実施例におけるGPSユニット201、携帯電話200の主制御部210の機能部としての位置情報記録部231、および絵日記サーバ100の制御部104の機能部としての位置情報記録部111が、課題を解決するための手段における「位置情報記録部」に相当する。GPSユニット201が、課題を解決するための手段における「位置情報生成部」に相当する。カメラ部242が、課題を解決するための手段における「撮影部」に相当する。携帯電話200の主制御部210の機能部としての事象記録部232と、絵日記サーバ100の制御部104の機能部としての事象記録部113が、課題を解決するための手段における「事象記録部」に相当する。
絵日記サーバ100の制御部104の機能部としての文章作成部115と、パーソナルコンピュータ300の主制御部310の機能部としての文章作成部331が、課題を解決するための手段における「文章作成部」に相当する。パーソナルコンピュータ300の主制御部310の機能部としての画像作成部332と、絵日記サーバ100の制御部104の機能部としての画像作成部116が、課題を解決するための手段における「画像作成部」に相当する。
絵日記サーバ100の制御部104の機能部としての天気情報記録部112が、課題を解決するための手段における「天気情報記録部」に相当する。絵日記サーバ100の制御部104の機能部としての交通情報記録部114が、課題を解決するための手段における「渋滞情報記録部」に相当する。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B1.変形例1:
上記実施例においては、図4のステップS30の処理では、天候が大雨または雷である場合には、天気情報が記録される。しかし、天気情報が記録される天候は、「雨(1時間あたり5mmから30mmの降雨)」や「風(平均風速10m/秒以上)」、「あられ」、「雹」、「雪」など他の天候とし、または他の天候を含めることができる。そして、それらに応じて文章テンプレートを用意し、文章を作成することもできる。
B2.変形例2:
上記実施例では、移動手段として主として自動車の場合について説明した(図5のIm参照)。しかし、判定対象としての移動手段としては、自動車のほか、列車、飛行機、船舶、自転車、徒歩なども設けることができる。たとえば、現在位置が海上を移動している場合には、移動手段は船舶または航空機であると判定される。さらに、平均移動速度が120km/hを超えている場合には、移動手段は航空機であると判定され、100km/h未満である場合には、移動手段は船舶であると判定される。また、測位システムによって特定される現在位置の高さに基づいて船舶か航空機かを判定することもできる。
また、図5のステップS50においては、自動車および列車の場合について、移動手段情報が記録される。しかし、図5のステップS50の処理においては、特定されたすべての移動手段について、移動手段情報を記録する態様とすることもでき、一部の種類の移動手段についてのみ、移動手段情報を記録する態様とすることもできる。
また、たとえば、図1の交通情報サーバ180の交通情報データベース186は、所定時間(たとえば5分)単位で、日本全体の線路、航路や空路のうち遅延が発生している区間を表すデータを格納している態様とすることができる。そして、制御部154は、絵日記サーバ100から受け取った場所と時刻をあらわすデータに基づいて、当該場所および時刻における遅延の発生の有無を判定し、遅延の有無を表す遅延情報を、通信部152を介して絵日記サーバ100に送信することができる。そして、ステップS50において判定された移動手段に応じて、ステップS55〜S60と同様にして、遅延の情報を記録することができる。さらに、それらの遅延情報に応じて用意された文章テンプレート(図2および図3参照)を利用して、図6のステップS260〜S280の処理で、文章を作成し、表示することもできる。
B3.変形例3:
上記実施例においては、ステップS50では、移動手段が自動車または列車である場合には、毎回、特定された移動手段が記録される。しかし、今回、特定された移動手段が、直前のサイクル(S20〜S85)でステップS50において記録された移動手段と同じである場合には、移動手段の記録を省略することもできる。同様に、直前のサイクル(S20〜S85)でステップS60において渋滞情報が記録されている場合には、ステップS60における渋滞情報の記録を省略することもできる。
B4.変形例4:
絵日記サーバ100の記憶部106に登録されている特定の領域の範囲は、たとえば、日本の地理上の全領域が所定の大きさの長方形(正方形)の区画に区切り、その区画の組み合わせで定めることができる。また、特定の領域は、地理上において一部の領域を任意の形状で特定したものとすることもできる。
B5.変形例5:
上記実施例においては、最新の3回のサイクル(図4のS20〜S85)においてステップS20で記録された位置情報による位置が特定の領域内にあり、かつ、4〜6回前の3回のサイクルにおいてステップS20で記録された位置情報による位置が特定の領域内にない場合には、ユーザが特定の領域に進入したと判定される(ステップS65)。しかし、判定の基礎とするサンプルの数は3に限られず、4以上とすることもでき、2以下とすることもできる。また、特定領域内にあることの判定と、特定領域外にあることの判定とは、判定材料とするサンプル数を異ならせて行うことができる。すなわち、ユーザが特定の領域に進入したか否かの判定は、検出の取りこぼしのリスクと、重複検出についての処理の煩雑さとを勘案して、様々な方法で行うことができる。
また、上記実施例においては、最新の3回のサイクル(図4のS20〜S85)においてステップS20で記録された位置情報による位置が特定の領域外にあり、かつ、4〜6回前の3回のサイクルにおいてステップS20で記録された位置情報による位置が特定の領域内にある場合には、ユーザが特定の領域から離脱したと判定される(ステップS75)。しかし、判定の基礎とするサンプルの数は3に限られず、4以上とすることもでき、2以下とすることもできる。また、特定領域内にあることの判定と、特定領域外にあることの判定とは、判定材料とするサンプル数を異ならせて行うことができる。すなわち、ユーザが特定の領域に進入したか否かの判定は、検出の取りこぼしのリスクと、重複検出についての処理の煩雑さとを勘案して、様々な方法で行うことができる。
B6.変形例6:
上記実施例および変形例では、天気情報(図4のステップS30)、写真画像データ(同、ステップ「S40)、移動手段情報(同、ステップS50)、渋滞情報(同、ステップS60)、遅延情報、領域進入情報(同、ステップS70)、領域離脱情報(同、ステップS80)が記録される。しかし、これらの情報は、一部に対のみ記録し、他の一部を記録しない態様とすることもできる。
B7.変形例7:
上記実施例では、写真の選択と加工を終えた後(図6のステップS230〜S255)、文章を作成している(ステップS260〜S280)。しかし、写真の選択および加工と、文章の作成とは、変更して行うこともでき、文章の作成を先に行うこともできる。
また、上記実施例では、ステップS220における学年情報の入力の後、ステップS230における写真の選択が行われ、その後に、ステップS240におけるタッチ情報の入力が行われている。しかし、これらの処理はどのような順番でも行うこともできる。すなわち、画像データの加工(ステップS250)に先立って、学年情報の入力と、写真の選択と、タッチ情報の入力とが行われていればよい。
B8.変形例8:
上記実施例においては、絵日記作成支援システムに対して学年が入力される(図6のステップS220参照)。しかし、学年に代えて実年齢や生年月日を入力することもできる。すなわち、学校における学習の進行の程度を推定することができる情報であれば、どのような情報がシステムに入力されてもよい。本明細書においては、学校における学習の進行の程度を推定することができる情報を、「学年情報」と表記する。
また、上記実施例では、学年は、小学1年生から小学6年生までの中から選択される。しかし、学年は、中学校や高校、専門学校、大学など他の学年とし、または他の学年を含めることもできる。
B9.変形例9:
上記実施例では、1分ごとに図4の処理が繰り返される(ステップS85参照)。しかし、図4の処理が繰り返される時間区間は、5分など、他の時間区間とすることもできる。
B10.変形例10:
上記実施例では、タッチは、「クレヨン画」、「色鉛筆画」、「水彩画」である。しかし、タッチは、「(単色の)鉛筆画」、「ペン画」、「マンガ調」、「劇画調」、「油彩画」など他のタッチとすることもできる。
また、ユーザに対して提示されるタッチの選択肢は、学年に応じて変えることもできる。たとえば、小学1、2年生においては、タッチの選択肢として「クレヨン画」と「色鉛筆画」のみを提示し、小学3年生以上においては、タッチの選択肢として「クレヨン画」、「色鉛筆画」、「水彩画」を提示することもできる。そして、小学4年生以上については、さらに、「(単色の)鉛筆画」を加え、中学生以上については、さらに「ペン画」、「油彩画」を追加することもできる。このように、高い学年については、低い学年の場合に提示されない選択肢を提示するようにすることも好ましい。
上記実施例においては、ユーザインターフェイス画面UI1に、「クレヨン画」、「色鉛筆画」、「水彩画」の3個の選択肢が提示され、ユーザが、それらの選択肢の中からタッチを選択することによって、タッチ情報がシステムに対して入力される。しかし、タッチ情報の入力は、ユーザに対して選択肢を提示して選択させる態様に限らず、たとえば、タッチを規定する複数のパラメータの値をユーザに入力させることにより、行われるなど、他の対応で行われることもできる。
B11.変形例11:
上記実施例においては、同じタッチが選択された場合であっても、入力された学年が高いほど詳細な画像が再現され得るように、写真画像データを加工される(図6のステップS250)。しかし、学年によらず、選択された画像およびタッチが同じである場合には、同じ画像となるように、写真画像データの加工を行うこともできる。
B12.変形例12:
図6のステップS270の処理においては、文章テンプレートの空欄部に挿入する言葉も、学年に応じて変更することが好ましい。たとえば、領域を表す領域情報や、移動手段情報に応じて定められる単語についても、各学年で学習する漢字のみを使用して表記するなど、表記内容を変更することが好ましい。たとえば、指定された学年が小学6年生である場合においては「パンダ舎」と表記され、一方、指定された学年が小学1年生である場合においては「パンダのところ」と表記されることができる。
B13.変形例13:
上記実施例では、図6の処理における画像情報の出力(ステップS250)と文章情報の出力(同、ステップS280)は、パーソナルコンピュータ300の表示パネル302による表示を通じて行われる。しかし、画像情報の出力と文章情報の出力は、携帯電話200や他の端末を介して行われることもできる。また、文章情報の出力は、音声出力とすることもできる。
B14.変形例14:
上記実施例では、事象の記録を完了した後、学年を入力して、文章を作成している(図4および図6参照)。しかし、事象の記録前、または記録中に学年を入力して、事象の記録をしつつ、文章を作成して、保存することもできる。
B15.変形例15:
上記実施例では、GPSを利用する態様について説明したが、現在位置の情報の生成は、GLONASS(GlobalNavigation Satellite System)、Galile oなどのGPS以外の他の衛星測位システム(Satellite Navigation System)、言い換えれば、世界的航法衛星システム(GNSS:Global Navigation System)によってもよい。また、たとえば、移動端末における位置情報の生成は、携帯電話の基地局のみに基づいて、行ってもよい。そのような態様においては、移動端末は、世界的航法衛星システムの受信装置を備えない態様とすることができる。さらに、移動端末において位置情報を生成する構成要素は、複数の方式、たとえば、衛星測位システムを利用した方式と、携帯電話の基地局を利用する方式を併用する態様とすることもできる。
すなわち、移動端末において位置情報を生成する構成要素は、現在位置の情報を特定できるものであれば、どのような原理に基づくもの、どのような機関が運営するシステムを利用するものであってもよい。
B16.変形例16:
上記実施例においては、絵日記作成支援システムは、その構成要素として、絵日記サーバ100と、天気情報サーバ150と、交通情報サーバ180と、携帯電話200と、パーソナルコンピュータ300と、を含む。しかし、ユーザが携帯し、GPSユニットを備える携帯端末に、絵日記サーバ100やパーソナルコンピュータ300など、他の構成要素の機能を備える態様とすることもできる。また、絵日記サーバ100と、天気情報サーバ150とは、同じサーバであってもよい。そして、交通情報サーバ180が、絵日記サーバ100と同じサーバであってもよい。なお、携帯端末は、いわゆるフィーチャーフォンやスマートフォンであってもよく、電話機能を備えない機器としての、PDA(Personal Data Assistant)や、他のコンピュータなどとすることもできる。すなわち、携帯端末は、ユーザが携帯でき、現在位置を特定することができる装置であればよい。
すなわち、案内装置としての絵日記作成支援システムは、その各構成要素が一つの筐体内に収納されている一つの装置であってもよい。また、絵日記作成支援システムは、その構成要素が、互いにデータ通信回線で結ばれている2以上の装置として構成されるものとすることもできる。経路データを生成する機能、特定領域を選択する機能などの各機能については、各装置に1以上の任意の機能を割り当てることができる。そして、各機能は、それぞれ一つの装置で実現されてもよく、2以上の装置が協働して実現してもよい。なお、2以上の構成要素が通信回線で結ばれている態様においては、ユーザに対して情報を出力する出力部は、ユーザに携帯されるものであることが好ましい。
B17.変形例17:
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、アプリケーションソフトウェアの機能の一部を制御回路が実行するようにすることもできる。
このような機能を実現するコンピュータプログラムは、磁気ディスクやCD−ROM等の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で提供される。ホストコンピュータは、その記録媒体からコンピュータプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送する。あるいは、通信経路を介してプログラム供給装置からホストコンピュータにコンピュータプログラムを供給するようにしてもよい。コンピュータプログラムの機能を実現する時には、内部記憶装置に格納されたコンピュータプログラムがホストコンピュータのマイクロプロセッサによって実行される。また、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムをホストコンピュータが直接実行するようにしてもよい。
この明細書において、ホストコンピュータとは、ハードウェア装置とオペレーションシステムとを含む概念であり、オペレーションシステムの制御の下で動作するハードウェア装置を意味している。コンピュータプログラムは、このようなホストコンピュータに、上述の各部の機能を実現させる。なお、上述の機能の一部は、アプリケーションプログラムでなく、オペレーションシステムによって実現されていても良い。
なお、この発明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでいる。
100…絵日記サーバ
102…通信部
104…制御部
106…記憶部
111…位置情報記録部
112…天気情報記録部
113…事象記録部
114…交通情報記録部
115…文章作成部
116…画像作成部
150…天気情報サーバ
152…通信部
154…制御部
156…天気データベース
180…交通情報サーバ
182…通信部
184…制御部
186…交通情報データベース
200…携帯電話
201…GPSユニット
202…表示パネル
203…音声出力部
204…振動機構
205…通信部
206…コマンド入力部
206a…タッチパネル
206b…カーソルキー
210…主制御部
211…CPU
212…RAM
213…ROM
220…通話制御部
231…位置情報記録部
232…事象記録部
242…カメラ部
300…パーソナルコンピュータ
302…表示パネル
305…通信部
306…コマンド入力部
306a…キーボード
306b…マウス
307…記憶部
310…主制御部
311…CPU
312…RAM
313…ROM
331…文章作成部
332…画像作成部
As…ユーザに学年の入力を促す第3の部分
Da…行動記録データ
INT…インターネット
Ic…天気情報
Ie…事象情報
Ii…領域進入情報
Ij…渋滞情報
Im…移動手段情報
Io…領域離脱情報
Ip…位置情報
It…時刻情報
Pd…参考文章を表す第5の部分
Ps…ユーザに写真の選択を促す第1の部分
SP…選択された写真画像データの写真画像を示す第4の部分
SPd…確定ボタン
Sm1〜Sm9…サムネイル
T1〜T3…タッチの選択肢
Td1…小学1年生用の文章テンプレート
Td6…小学6年生用の文章テンプレート
Ts…ユーザにタッチの選択を促す第2の部分
UI1,UI2…ユーザインターフェイス画面

Claims (8)

  1. 絵日記の作成を支援する装置であって、
    (a)ユーザに携帯され、現在位置を表す位置情報を、現在時刻を表す時刻情報と関連づけて繰り返し記録できる位置情報記録部と、
    (b)写真を撮影して写真画像データを生成できる撮影部と、
    (c)事象記録部であって、
    (c1)複数組の前記位置情報と前記時刻情報とにより特定される座標点列に基づいて、前記ユーザの移動手段を特定し、移動中の前記位置情報と関連づけられた前記時刻情報と関連づけて、前記移動手段を表す移動手段情報を記録でき、
    (c2)複数組の前記位置情報と前記時刻情報とにより特定される座標点列に基づいて、現在位置があらかじめ定められた領域内に入った場合に、前記現在位置の前記位置情報と、前記位置情報に関連づけられた前記時刻情報と、に関連づけて、前記領域への進入を表す領域進入情報を記録することができ、
    (c2)前記写真画像データが記録された際の位置を表す位置情報および時刻を表す時刻情報に関連づけて、前記写真画像データを記録できる事象記録部と、
    (d)学年を特定するための学年情報の入力を受けとって、前記学年情報に応じた文章テンプレートを準備し、前記移動手段情報と、前記領域進入情報と、前記各情報に関連づけられた時刻情報と、前記文章テンプレートと、に基づいて、文章を作成して出力できる文章作成部と、
    (e)記録されている前記写真画像データの中からの写真画像データの選択と、画像のタッチを特定するタッチ情報の入力とを受けとって、前記選択された写真画像データを前記タッチ情報に応じて加工して出力する画像作成部と、を備える、装置。
  2. 請求項1記載の装置であって、さらに、
    (f)前記位置情報記録部が記録する前記位置情報および前記時刻情報に基づいて、前記記録された位置情報が表す位置および前記記録された時刻情報が表す時刻における天気があらかじめ定められた事象である場合には、前記位置情報と前記時刻情報とに関連づけて、前記天気情報を記録できる天気情報記録部を備え、
    前記文章作成部は、さらに、前記記録されている前記天気情報に基づいて前記文章を作成して出力できる、装置。
  3. 請求項1または2記載の装置であって、さらに、
    (g)複数組の前記位置情報と前記時刻情報とによって特定される座標点列に基づいて、前記位置情報が表す位置および前記時刻情報が表す時刻において発生した渋滞の渋滞情報を準備し、前記渋滞が発生した位置および時刻の前記位置情報および前記時刻情報と関連づけて前記渋滞情報を記録できる渋滞情報記録部を備え、
    前記文章作成部は、さらに、前記記録されている前記渋滞情報に基づいて前記文章を作成して出力できる、装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の装置であって、さらに、
    (h)複数組の前記位置情報と前記時刻情報とによって特定される座標点列に基づいて、前記位置情報が表す位置および前記時刻情報が表す時刻において発生した列車の遅延の遅延情報を準備し、前記遅延が発生した位置および時刻の前記位置情報および前記時刻情報と関連づけて記録できる遅延情報記録部を備え、
    前記文章作成部は、さらに、前記記録されている前記遅延情報に基づいて前記文章を作成して出力できる、装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の装置であって、
    前記事象記録部は、複数組の前記位置情報と前記時刻情報とにより特定される座標点列に基づいて、現在位置が前記あらかじめ定められた領域から離脱した場合に、前記現在位置の前記位置情報と、前記位置情報に関連づけられた前記時刻情報と、に関連づけて、前記領域からの離脱を表す領域離脱情報を記録することができ、
    前記文章作成部は、さらに、前記記録されている前記領域離脱情報に基づいて前記文章を作成して出力できる、装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の装置であって、
    前記画像作成部は、前記入力された学年に応じて、複数種類の前記タッチの候補を前記ユーザに対して提示し、前記複数種類のタッチの候補の中からのタッチの選択を、前記タッチ情報の入力として受け取る、装置。
  7. 絵日記の作成を支援する方法であって、
    (a)ユーザに携帯される位置情報記録部を使用して、現在位置を表す位置情報を、現在時刻を表す時刻情報と関連づけて繰り返し記録する工程と、
    (b)写真を撮影して写真画像データを生成する工程と、
    (c)事象を記録する工程であって、
    (c1)複数組の前記位置情報と前記時刻情報とにより特定される座標点列に基づいて、前記ユーザの移動手段を特定し、移動中の前記位置情報と関連づけられた前記時刻情報と関連づけて、前記移動手段を表す移動手段情報を記録する工程と、
    (c2)複数組の前記位置情報と前記時刻情報とにより特定される座標点列に基づいて、現在位置があらかじめ定められた領域内に入った場合に、前記現在位置の前記位置情報と、前記位置情報に関連づけられた前記時刻情報と、に関連づけて、前記領域への進入を表す領域進入情報を記録する工程と、
    (c3)前記写真画像データが記録された際の位置を表す位置情報および時刻を表す時刻情報に関連づけて、前記写真画像データを記録する工程と、
    を含む工程と、
    (d)学年を特定するための学年情報の入力を受けとって、前記学年情報に応じた文章テンプレートを準備し、前記移動手段情報と、前記領域進入情報と、前記各情報に関連づけられた時刻情報と、前記文章テンプレートと、に基づいて、文章を作成して出力する工程と、
    (e)記録されている前記写真画像データの中からの写真画像データの選択と、画像のタッチを特定するタッチ情報の入力とを受けとって、前記選択された写真画像データを前記タッチ情報に応じて加工して出力する工程と、を備える、方法。
  8. コンピュータに絵日記の作成を支援させるためのコンピュータプログラムであって、
    (a)ユーザに携帯される位置情報生成部を使用して、現在位置を表す位置情報を、現在時刻を表す時刻情報と関連づけて繰り返し記録する機能と、
    (b)写真を撮影して写真画像データを生成する機能と、
    (c)事象を記録する機能であって、
    (c1)複数組の前記位置情報と前記時刻情報とにより特定される座標点列に基づいて、前記ユーザの移動手段を特定し、移動中の前記位置情報と関連づけられた前記時刻情報と関連づけて、前記移動手段を表す移動手段情報を記録する機能、
    (c2)複数組の前記位置情報と前記時刻情報とにより特定される座標点列に基づいて、現在位置があらかじめ定められた領域内に入った場合に、前記現在位置の前記位置情報と、前記位置情報に関連づけられた前記時刻情報と、に関連づけて、前記領域への進入を表す領域進入情報を記録する機能と、
    (c3)前記写真画像データが記録された際の位置を表す位置情報および時刻を表す時刻情報に関連づけて、前記写真画像データを記録する機能と、
    を含む事象を記録する機能と、
    (d)学年を特定するための学年情報の入力を受けとって、前記学年情報に応じた文章テンプレートを準備し、前記移動手段情報と、前記領域進入情報と、前記各情報に関連づけられた時刻情報と、前記文章テンプレートと、に基づいて、文章を作成して出力する機能と、
    (e)記録されている前記写真画像データの中からの写真画像データの選択と、画像のタッチを特定するタッチ情報の入力とを受けとって、前記選択された写真画像データを前記タッチ情報に応じて加工して出力する機能と、を前記コンピュータに実現させる、コンピュータプログラム。
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