JP2014066199A - 二重反転式軸流送風機 - Google Patents

二重反転式軸流送風機 Download PDF

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Abstract

【課題】低消費電力であり、風量−静圧特性が改善された二重反転式軸流送風機を低コストで提供する。
【解決手段】三相モータ120によって羽根101を回転させる第1の軸流送風機100と、第1の軸流送風機100と直列に接続され、単相モータ220によって羽根201を回転させる第2の軸流送風機200とを備え、羽根101と羽根201が逆回転する。また、三相モータ120は、速度制御によって駆動される。
【選択図】図1

Description

本発明は、低コストで得ることができ、高い効率を有する二重反転式軸流送風機に関する。
モータを駆動源とした軸流ファンを軸方向で重ね、さらに一方の軸流ファンの回転方向と他方の軸流ファンの回転方向とを反転させた構造の二重反転式軸流送風機が知られている。例えば、特許文献1には、二重反転式軸流送風機において、従来よりも風量を多くし静圧を高めるために、前方ブレードの枚数を5枚とした第1の単体軸流送風機と、後方ブレードの枚数を4枚とした第2の単体軸流送風機とを結合し、さらに、第1の単体軸流送風機の複数本のウエブと第2の単体軸流送風機の複数枚のウエブとを組み合わせてハウジング内に形成される静止ブレードの枚数を3枚とした構造が開示されている。また、特許文献2には、二重反転式軸流送風機において、従来よりも風量を多くし静圧を高めるために、前方ブレードの枚数Nと静止ブレードの枚数Mと後方ブレードの枚数Pを、N>P>Mとするとともに、前方ブレードの軸線方向に沿って測った長さ寸法L1を、後方ブレードの軸線方向に沿って測った長さ寸法L2よりも長くした構造が開示されている。
特開2004−278370号公報 特開2007−77890号公報
従来技術における二重反転式軸流送風機では、2台の送風機の駆動部には単相モータまたは三相モータがそれぞれ1対で用いられている。しかし、単相モータ2台を用いた場合は風量が十分ではなく、三相モータ2台を用いた場合は風量の増加は得られるものの、消費電力と製造コストも増加するという問題があった。このような背景において、本発明は、低消費電力であり、風量−静圧特性が改善された二重反転式軸流送風機を低コストで提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、三相モータによって羽根を回転させる第1の軸流送風機と、前記第1の軸流送風機と直列に接続され、単相モータによって前記第1の軸流送風機と逆の回転方向に羽根を回転させる第2の軸流送風機とを備えることを特徴とする二重反転式軸流送風機である。請求項1に記載の発明によれば、2つの軸流送風機を共に三相モータで駆動する場合に比較して、低コスト化でき、また2つの軸流送風機を共に単相モータで駆動する場合に比較して、風量−静圧特性を改善することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記三相モータが速度制御によって駆動されることを特徴とする。請求項2に記載の発明によれば、三相モータを単相モータとした場合に比較して、高い効率を得ることができる。なお、速度制御というのは、羽根の回転速度が一定となるように制御を行う駆動方法のことをいう。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記第1の送風機が吸い込み側に配置されていることを特徴とする。請求項3に記載の発明によれば、吸い込み側の軸流送風機が一定速度で回転するので、後段(吐き出し側)の第2の軸流送風機の単相モータが静圧変化の影響を受け難くなり、静圧変化による当該単相モータの送風効率の低下が抑えられる。このため、二重反転式軸流送風機としての送風効率が向上する。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記第1の送風機の羽根の枚数をNとし、前記第2の送風機の羽根の枚数をMとしたときに、N>Mであることを特徴とする。請求項4に記載の発明によれば、前段の軸流送風機の速度制御による後段の軸流送風機の効率低下を抑える効果をより効果的に得ることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の発明において、前記第2の単相モータが一定の周波数および一定の電圧で駆動されることを特徴とする。請求項5に記載の発明によれば、単相モータの駆動が簡素な構成で行えるので、装置全体を低コスト化できる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記三相モータと前記単相モータは、同じ電圧で駆動されることを特徴とする。請求項6に記載の発明によれば、電源の構成が簡素化されるので、装置全体を低コスト化できる。
本発明によれば、低消費電力であり、風量−静圧特性が改善された二重反転式軸流送風機を低コストで提供することができる。
実施形態の断面図である。 実施形態の斜視図である。 電気系のブロック図である。 風量と静圧、風量と回転速度の関係を実測したグラフである。
(概略)
図1および図2には、二重反転式軸流送風機10が示されている。二重反転式軸流送風機10は、第1の軸流送風機100と第2の軸流送風機200とを軸方向で並べて配置(直列配置)した構造を有している。二重反転式軸流送風機10は、第1の軸流送風機100の側(図1の右側)から気体を吸い込み、この吸い込んだ気体を第2の軸流送風機200の側(図1の左側)から排出する。つまり、二重反転式軸流送風機10は、図1の右側から吸い込んだ気体を図1の左側の方向に排出する。なお、扱う気体としては、空気、窒素ガス等の各種ガス、その他排気ガス等が挙げられる。
(第1の軸流送風機)
第1の軸流送風機100は、5枚の羽根101を供えている。羽根101は、以下に説明する構造の三相モータ120によって駆動され回転する。5枚の羽根101は、樹脂製のハブ102と一体に成形されている。ハブ102は、樹脂を原料とした射出成形法により製造される部材であり、略カップ形状を有している。ハブ102は、三相モータ120のロータの一部を構成する部材であり、気体を吸い込む側(図1の右側)の軸中心に近い部分102aが、気体の流れの上流側に向かって、徐々に縮径し、先細りとなるテーパー形状に成形されている。こうすることで、図1の右側の方向から吸引する気体の抵抗を抑えている。ハブ102の内側には、金属性でカップ形状を有した補強部材103が取り付けられている。補強部材103は、樹脂により構成されるボス部104と一体化されている。ボス部104は、回転軸となるシャフト105に取り付けられている。
シャフト105は、玉軸受け106,107により、ステータ部材108に回転自在な状態で保持されている。ステータ部材108は、略筒形状を有し、内側に玉軸受け106,107の外輪が固定されている。ステータ部材108は、樹脂製のモータベース109に固定されている。モータベース109は、4本のリブ110によって、略円筒形状の外枠111につながっている。モータベース109、リブ110、外枠111は、樹脂を原料した一体成形品である。4本のリブ110は、固定羽根の役割も果たしている。
ステータ部材108の外周には、ステータコア112が取り付けられている。ステータコア112は、通常の三相モータにおけるものと同じ構造であり、特定の形状とされた電磁鋼板を軸方向で複数積層した構造を有している。ステータコア112は、シャフト105の回転中心から離れる方向に延在した複数の突極を備えている。図1には、この突極の先端の部分であり、突極面を備えた先端部113が示されている。突極には、樹脂製のインシュレータ114が装着されており、このインシュレータ114を介して、突極にマグネットワイヤが巻きつけられ、ステータコイル115が形成されている。突極の先端部113の外面(突極面)から隙間を隔てた位置にロータマグネット116が配置されている。ロータマグネット116は、略円筒形状を有し、補強部材103の内周面に取り付けられている。ロータマグネット116は、周方向に沿ってNSN・・と極性が反転した状態で着磁されている。
ステータコイル115に三相の交流駆動電流が流されることで、突極の先端部113とロータマグネット116の磁極との間で磁気吸引力および磁気反発力が作用し、ハブ102がステータコア112に対して回転する。この回転の原理は、通常の三相モータの場合と同じである。
(第2の軸流送風機)
第2の軸流送風機200は、3枚の羽根201を供えている。羽根201は、以下に説明する構造の単相モータ220によって駆動され回転する。3枚の羽根201は、羽根101と同じ直径であり、樹脂製のハブ202と一体に成形されている。ハブ202は、樹脂を原料とした射出成形法により製造される部材であり、略カップ形状を有している。ハブ202は、単相モータ220のロータの一部を構成する部材である。ハブ202は、ハブ101と異なり、気体の流れの下流側に向かって外径が略一定とされ、加速された気流が直線的に図の左の方向に吐き出される構造とされている。ハブ202の内側には、金属性でカップ形状を有した補強部材203が取り付けられている。補強部材203は、軸中心の部分にボス部を備え、このボス部にシャフト205が嵌め込まれて固定されている。
シャフト205は、玉軸受け206,207により、ステータ部材208に回転自在な状態で保持されている。ステータ部材208は、略筒形状を有し、内側に玉軸受け206,207の外輪が固定されている。ステータ部材208は、樹脂製のモータベース209に固定されている。モータベース209は、4本のリブ210によって、略円筒形状の外枠211につながっている。モータベース209、リブ210、外枠211は、樹脂を原料した一体成形品である。4本のリブ210は、固定羽根の役割も果たしている。
ステータ部材208の外周には、ステータコア212が取り付けられている。ステータコア212は、通常の単相モータにおけるものと同じ構造であり、特定の形状とされた電磁鋼板を軸方向で複数積層した構造を有している。ステータコア212は、シャフト205の回転中心から離れる方向に延在した複数の突極を備えている。この突極は、先端の部分の突極面213を備えている。突極には、樹脂製のインシュレータ214が装着されており、このインシュレータ214を介して、各突極にマグネットワイヤが巻きつけられ、ステータコイル215が形成されている。突極面213から隙間を隔てた位置にロータマグネット216が配置されている。ロータマグネット216は、略円筒形状を有し、補強部材203の内周面に取り付けられている。ロータマグネット216は、周方向に沿ってNSN・・と極性が反転した状態で着磁されている。
ステータコイル215に単相の交流駆動電流が流されることで、各突極とロータマグネット216の磁極との間で磁気吸引力および磁気反発力が作用し、ハブ202がステータコア212に対して回転する。この回転の原理は、通常の単相モータの場合と同じである。
(全体の構造)
第1の軸流送風機100のモータベース109と第2の軸流送風機のモータベース209とが接合され、第1の軸流送風機100と第2の軸流送風機200とが軸方向で直列に結合されている。この2つの軸流送風機の結合は、接着剤により行われている。勿論、ボルト等の締結手段で、第1の軸流送風機100と第2の軸流送風機200の結合を行うこともできる。
羽根101と羽根201は、互いに逆方向に回転する。また、三相モータにより駆動される第1の軸流送風機100は、インバータを用いた速度制御により作動する。速度制御というのは、静圧変化によらず常に一定の回転速度で回転が行われるようにする制御である。つまり、第1の軸流送風機100に対しては、羽根101が一定の速度で回転するように、インバータにより駆動周波数が調整される制御が行われる。
単相モータにより駆動される第2の軸流送風機200は、静圧変化により回転速度が変化する従来方式の制御で作動させる。すなわち、予め定められた一定の駆動条件(一定の電源周波数および一定の電源電圧)で駆動する。したがって、軸流送風機200の回転速度は静圧条件の影響を受ける。
(電気系の構成)
図3には、二重反転式軸流送風機10のブロック図が示されている。図3に示すように、二重反転式軸流送風機10は、第1の軸流送風機100と第2の軸流送風機200により構成されている。第1の軸流送風機100は、三相モータ120により駆動され、第2の軸流送風機200は、単相モータ220によって駆動される。ここで、三相モータ120は、図1に関連して説明した第1の軸流送風機100に組み込まれている。単相モータ220は、図1に関連して説明した第2の軸流送風機200に組み込まれている
三相モータ120のロータの回転は、図1では図示省略されている回転速度検出装置301によって検出される。回転速度検出装置301は、例えば、ロータ側にマグネットを配置し、このマグネットの回転をステータ側に配置されたホール素子により検出することで行われる。回転速度検出装置301からは、三相モータ120の回転速度に係るデータ信号が出力され、このデータ信号が三相電源303に入力される。三相電源303は、インバータ電源であり、回転速度検出装置301からのデータ信号に基づき、三相モータ120が特定の決められた回転速度で常に回転するように制御を行う。具体的には、条件によらず、三相モータ120の回転速度が一定の値となるように、三相モータ120に供給する駆動電流の周波数を調整する制御動作が三相電源303において行われる。
例えば、静圧条件の変化等に起因して、三相モータ120の回転速度が変化した場合、それが回転速度検出装置301によって検出される。この検出に基づき、三相電源303は、三相モータ120の回転速度が特定の値となるように、供給する三相交流の周波数を調整する。こうして、第1の軸流送風機100の回転速度が静圧条件によって変化せず、一定の値となるように速度制御が行われる。他方において、単相モータ220には、単相電源304から、特定の周波数の駆動電流が供給され、三相モータ120のような制御は行われない。なお、三相電源303と単相電源304の出力電圧を同じ電圧とすることは、2つのモータの動作を同期させる点や電源構成を簡素化し、低コスト化する点で好ましい。
(実測結果)
表1に、実施例と比較例を同条件で運転して比較した結果を示す。ここで、ファン効率は、(風量×静圧/消費電力)×100%で定義される。また、駆動電圧は、12Vである。ここで、比較例は実施例と同じ基本構成で、モータが二台の軸流送風機とも単相モータとしたものである。表1に示すように、実施形態は、比較例に対して、ファン効率を17%改善することができた。
Figure 2014066199
図4には、実施例と比較例のP-Q特性曲線(横軸:風量、左縦軸:静圧)および風量(横軸)と回転速度(右縦軸)との関係が示されている。図4において、曲線1が実施例、曲線2が比較例のP-Q特性曲線である。
P-Q特性曲線を見ると、静圧がゼロ、すなわち最大風量においては実施例と比較例に差はない。しかしながら、実際の運転時に多用されるのは最大静圧と最大風量の間の条件である。この実際の運転に即した条件では、左側の縦軸から、同じ静圧に対して実施例の方が比較例より風量が多く、P-Q特性(風量−静圧特性)が改善されていることが分かる。
図4における符号3と4は、右側の縦軸を使って、吸い込み側のモータを速度制御で回転させながら風量を増加させたときの速度変化を示したグラフである。実施例の三相モータ(符号3)では、風量を増加させても速度が変化せず電力のロスが少ない。一方、比較例(符号4)は、2つの軸流送風機が共に単相モータなので、速度制御を行っても速度が一定にならず、電力のロスが実施例よりも大きい。このことは、実施例の方が、消費電力が少なくて済むことを示している。
(優位性)
以上述べたように、本実施形態では、2台の軸流送風機を直列に連結した二重反転式軸流送風機において、吸い込み側の第1の軸流送風機と、吐き出し側の第2の軸流送風機のいずれか一方を駆動するブラシレスDCモータを単相モータとし、他方のブラシレスDCモータを三相モータとしている。これにより、従来よりも消費電力を抑えつつ、風量−静圧特性が改善された二重反転式軸流送風機を低コストで提供することができる。すなわち、三相モータ2台を連結するよりも低コストで、また、単相モータを2台連結するよりも消費電力を増大させずに風量を増加させることができる。
(その他)
吸引側を単相モータとし、吐き出し側を三相モータとすることもできる。この場合も三相モータの側を速度制御とし、単相モータの側を一定の条件で駆動する。本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
本発明は、アウターロータ型のブラシレスモータに利用することができる。
10…二重反転式軸流送風機、100…第1の軸流送風機、101…羽根(5枚羽)、102…ハブ、103…補強部材、104…ボス部、105…シャフト、106…玉軸受け、107…玉軸受け、108…ステータ部材、109…モータベース、110…リブ、111…外枠、112…ステータコア、113…突極面、114…インシュレータ、115…ステータコイル、116…ロータマグネット、120…三相モータ、200…第2の軸流送風機、201…羽根(5枚羽)、202…ハブ、203…補強部材、204…ボス部、205…シャフト、206…玉軸受け、207…玉軸受け、208…ステータ部材、209…モータベース、210…リブ、211…外枠、212…ステータコア、213…突極面、214…インシュレータ、215…ステータコイル、216…ロータマグネット、220…単相モータ。

Claims (6)

  1. 三相モータによって羽根を回転させる第1の軸流送風機と、
    前記第1の軸流送風機と直列に接続され、単相モータによって前記第1の軸流送風機と逆の回転方向に羽根を回転させる第2の軸流送風機と
    を備えることを特徴とする二重反転式軸流送風機。
  2. 前記三相モータが速度制御によって駆動されることを特徴とする請求項1に記載の二重反転式軸流送風機。
  3. 前記第1の送風機が吸い込み側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の二重反転式軸流送風機。
  4. 前記第1の送風機の枚羽の枚数をNとし、前記第2の送風機の羽根の枚数をMとしたときに、N>Mであることを特徴とする請求項3に記載の二重反転式軸流送風機。
  5. 前記第2の単相モータが一定の周波数および一定の電圧で駆動されることを特徴とする請求項3または4に記載の二重反転式軸流送風機。
  6. 前記三相モータと前記単相モータは、同じ電圧で駆動されることを特徴とする請求項5に記載の二重反転式軸流送風機。
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