JP2014065815A - 難燃性樹脂組成物の製造方法、難燃性樹脂組成物及びこれを用いたケーブル - Google Patents

難燃性樹脂組成物の製造方法、難燃性樹脂組成物及びこれを用いたケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2014065815A
JP2014065815A JP2012211890A JP2012211890A JP2014065815A JP 2014065815 A JP2014065815 A JP 2014065815A JP 2012211890 A JP2012211890 A JP 2012211890A JP 2012211890 A JP2012211890 A JP 2012211890A JP 2014065815 A JP2014065815 A JP 2014065815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin composition
retardant resin
mass
flame
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012211890A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5993264B2 (ja
Inventor
Masayuki Iwata
誠之 岩田
Tomohisa Watanabe
知久 渡邉
Kazuya Hoshino
和也 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2012211890A priority Critical patent/JP5993264B2/ja
Publication of JP2014065815A publication Critical patent/JP2014065815A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5993264B2 publication Critical patent/JP5993264B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

【課題】優れた機械的特性および優れた難燃性を確保しながら、優れた耐水性をも有する難燃性樹脂組成物の製造方法、難燃性樹脂組成物及びこれを用いたケーブルを提供すること。
【解決手段】ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して、シリコーン系化合物(B)を3〜15質量部の割合で配合する工程と、ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して、水酸化マグネシウム粒子を疎水性化合物で表面処理してなる表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)を50〜150質量部の割合で配合する工程と、ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して、モリブデン酸化合物(D)を5〜20質量部の割合で配合する工程とを少なくとも含み、モリブデン酸化合物(D)がモリブデン酸の2価金属塩である、難燃性樹脂組成物の製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、難燃性樹脂組成物の製造方法、難燃性樹脂組成物及びこれを用いたケーブルに関する。
電線被覆、チューブ、テープ、包装材、建材等においては、難燃性樹脂組成物が広く使用されている。
このような難燃性樹脂組成物の製造方法として、下記特許文献1には、ポリオレフィン系樹脂に、モリブデン酸アンモニウムで表面処理された金属水酸化物、疎水性化合物で表面処理された水酸化マグネシウム、および、シリコーン系化合物を配合する工程を含む難燃性樹脂組成物の製造方法が開示されており、この製造方法によって、優れた難燃性及び機械的特性を併せ持つ難燃性樹脂組成物が得られることが開示されている。
特開2001−110236号公報
ところで、上記難燃性樹脂組成物を利用した成形品は、屋外等、水と接触する環境下で用いられることが多いため、上記難燃性樹脂組成物には難燃性、機械的特性に優れていることに加えて、さらに耐水性に優れていることが要求される。
しかしながら、上記特許文献1に記載の製造方法で製造された難燃性樹脂組成物は、耐水性の点で更なる改善の余地があった。
このため、優れた機械的特性および優れた難燃性を確保しながら、優れた耐水性をも有する難燃性樹脂組成物の製造方法が求められていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、優れた機械的特性および優れた難燃性を確保しながら、優れた耐水性をも有する難燃性樹脂組成物の製造方法、難燃性樹脂組成物及びこれを用いたケーブルを提供することを目的とする。
本発明者らは上記課題を解決するため、ポリオレフィン系樹脂に配合するモリブデン酸化合物の種類および配合方法に着目して検討した。その結果、モリブデン酸の2価金属塩の粉末自体を直接ポリオレフィン系樹脂に配合すると、金属水酸化物に担持されたモリブデン酸アンモニウムをポリオレフィン系樹脂に配合した場合に比べて、樹脂組成物の耐水性が著しく向上することが明らかになった。そこで、本発明者らはさらに鋭意研究を重ねた結果、ポリオレフィン系樹脂に対して特定の割合で、シリコーン系化合物、疎水性化合物により表面処理されてなる水酸化マグネシウム粒子及び上記モリブデン酸の2価金属塩を直接配合させることにより、優れた機械的特性および優れた難燃性を確保しながら、優れた耐水性をも有する難燃性樹脂組成物を製造することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して、シリコーン系化合物(B)を3〜15質量部の割合で配合する工程と、前記ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して、水酸化マグネシウム粒子を疎水性化合物で表面処理してなる表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)を50〜150質量部の割合で配合する工程と、前記ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して、モリブデン酸化合物(D)を5〜20質量部の割合で配合する工程とを少なくとも含み、前記モリブデン酸化合物(D)がモリブデン酸の2価金属塩である、難燃性樹脂組成物の製造方法である。
本発明の難燃性樹脂組成物の製造方法によれば、優れた機械的特性および優れた難燃性を確保しながら、優れた耐水性をも有する難燃性樹脂組成物を製造することができる。
なお、本発明者らは、本発明の難燃性樹脂組成物の製造方法によって、優れた難燃性を有する難燃性樹脂組成物が製造される理由について、以下のように推察している。
すなわち、ポリオレフィン系樹脂(A)にシリコーン系化合物(B)を配合する工程を含むことにより、難燃性樹脂組成物が燃焼する際に、シリコーン系化合物がシリカ(SiO)に変化し、燃焼物の表面を覆って固い殻(チャー)を形成し、酸素を遮断するため燃焼拡大が阻害される。また、表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)を配合する工程を含むことにより、難燃性樹脂組成物が燃焼する際に、燃焼時に水酸化マグネシウムが酸化物と水蒸気に分解する吸熱反応が起こって温度が低下し、発生した水蒸気によって燃焼している部分への酸素の供給が阻害され、生成した酸化物が燃焼部分に付着して、新たな部分への延焼が阻害される。さらに、モリブデン酸化合物(D)を配合する工程を含むことにより、難燃性樹脂組成物が燃焼する際に、燃焼時にモリブデン酸化合物(D)がポリオレフィン系樹脂を炭化させて固い殻(チャー)を生成させる触媒として働き、このチャーは燃焼時に断熱層として作用し燃焼拡大が阻害される。以上の作用により、本発明の難燃性樹脂組成物の製造方法によって、優れた難燃性を有する難燃性樹脂組成物が製造されると本発明者らは推察している。
また、本発明者らは、本発明の難燃性樹脂組成物の製造方法によって、優れた耐水性を有する難燃性樹脂組成物が製造される理由については以下のように推察している。
すなわち、モリブデン酸の2価金属塩は、アンモニウム塩と比較して、水に対する溶解度が低く、さらにポリオレフィン系樹脂への分散も良好であるために、本発明の難燃性樹脂組成物の製造方法によって、優れた耐水性を有する難燃性樹脂組成物が製造されると推察している。
上記難燃性樹脂組成物の製造方法においては、前記疎水性化合物が脂肪酸含有化合物であることが好ましい。
この場合、より耐水性に優れた難燃性樹脂組成物を製造することができる。
上記難燃性樹脂組成物の製造方法においては、前記モリブデン酸の2価金属塩がモリブデン酸カルシウム亜鉛及びモリブデン酸亜鉛からなる群より選ばれる少なくとも1種の2価金属塩であることが好ましい。
この場合、耐水性に特に優れた難燃性樹脂組成物を製造することができる。
上記難燃性樹脂組成物の製造方法においては、さらに前記ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して、酸化防止剤(E)を0.01〜10質量部の割合で配合する工程を備えることが好ましい。
この場合、ポリオレフィン系樹脂(A)の熱劣化が十分に抑制されるため、耐熱老化性に優れた難燃性樹脂組成物を製造することができる。
また本発明は、上述した難燃性樹脂組成物の製造方法で製造される難燃性樹脂組成物である。
本発明の難燃性樹脂組成物によれば、優れた機械的特性および優れた難燃性を確保しながら、優れた耐水性をも有することができる。
また本発明は、導体と、前記導体を被覆する絶縁層とを有する絶縁電線を備えており、前記絶縁層が、上述した難燃性樹脂組成物で構成されるケーブルである。
本発明のケーブルによれば、絶縁層が、上述した難燃性樹脂組成物で構成されるため、優れた機械的特性および優れた難燃性を確保しながら、優れた耐水性をも有することができる。
さらに本発明は、導体と、前記導体を被覆する絶縁層と、前記絶縁層を覆うシースを有するケーブルであって、前記絶縁層と前記シースの少なくとも一方が、上述した難燃性樹脂組成物で構成されるケーブルである。
本発明のケーブルによれば、絶縁層とシースの少なくとも一方が、上述した難燃性樹脂組成物で構成されるため、優れた機械的特性および優れた難燃性を確保しながら、優れた耐水性をも有することができる。
本発明によれば、優れた機械的特性および優れた難燃性を確保しながら、優れた耐水性をも有する難燃性樹脂組成物の製造方法、難燃性樹脂組成物及びこれを用いたケーブルが提供される。
本発明のケーブルの一実施形態を示す部分側面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。
以下、本発明の実施形態について図1及び図2を用いて詳細に説明する。
[ケーブル]
図1は、本発明に係るケーブルの一実施形態を示す部分側面図であり、平形ケーブルを示すものである。図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。図1及び図2に示すように、平形ケーブル10は、2本の絶縁電線4と、2本の絶縁電線4を被覆するシース3とを備えている。そして、絶縁電線4は、内部導体1と、内部導体1を被覆する絶縁層2とを有している。
ここで、絶縁層2及びシース3は難燃性樹脂組成物で構成されており、この難燃性樹脂組成物は、ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して、シリコーン系化合物(B)を3〜15質量部、水酸化マグネシウム粒子を疎水性化合物で表面処理してなる表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)を50〜150質量部、モリブデン酸化合物(D)を、それ自体単独で5〜20質量部の割合で配合することによって得られる。ここで、モリブデン酸化合物(D)はモリブデン酸の2価金属塩である。
上記難燃性樹脂組成物で構成される絶縁層2及びシース3は、優れた機械的特性および優れた難燃性を確保しながら、優れた耐水性をも有する。このため、平形ケーブル10は、優れた機械的特性および優れた難燃性を確保しながら、優れた耐水性をも有する。
[ケーブルの製造方法]
次に、上述した平形ケーブル10の製造方法について説明する。
(導体)
まず内部導体1を準備する。内部導体1は、1本の素線のみで構成されてもよく、複数本の素線を束ねて構成されたものであってもよい。また、内部導体1は、導体径や導体の材質などについて特に限定されるものではなく、用途に応じて適宜定めることができる。
(難燃性樹脂組成物)
一方、難燃性樹脂組成物を準備する。この難燃性樹脂組成物は、上述したように、ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して、シリコーン系化合物(B)を3〜15質量部、水酸化マグネシウム粒子を疎水性化合物で表面処理してなる表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)を50〜150質量部、モリブデン酸化合物(D)をそれ自体単独で5〜20質量部の割合で配合することによって得られる。以下、ポリオレフィン系樹脂(A)、シリコーン系化合物(B)、表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)及びモリブデン酸化合物(D)の各々について詳細に説明する。
(A)ポリオレフィン系樹脂
ポリオレフィン系樹脂としては、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−メチルアクリレート共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)、エチレン−メチルメタクリレート共重合体、エチレン−エチルメタクリレート共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)などが挙げられる。これらは単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。これらの中では、EEAとEVAとを混合した混合樹脂が好ましい。EEAとEVAの混合樹脂が使用される場合、EVAは、EEAとEVAとの合計100質量部に対して5〜40質量部の割合で含有されていることが好ましい。
(B)シリコーン系化合物
シリコーン系化合物は、特に限定されるものではなく、シリコーン系化合物としては、例えばポリオルガノシロキサンなどが挙げられる。ここで、ポリオルガノシロキサンは、シロキサン結合を主鎖とし側鎖に有機基を有するものであり、有機基としては、例えばメチル基、ビニル基、エチル基、プロピル基、フェニル基などが挙げられる。具体的なポリオルガノシロキサンとしては、例えばジメチルポリシロキサン、メチルエチルポリシロキサン、メチルオクチルポリシロキサン、メチルビニルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチル(3,3,3−トリフルオロプロピル)ポリシロキサンなどが挙げられる。これらは単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。ポリオルガノシロキサンの形態としては、シリコーンパウダー、シリコーンガム及びシリコーンレジンが挙げられる。中でも、シリコーンガムが好ましい。この場合、ブルームが起こりにくくなる。
シリコーン系化合物(B)は、上述したように、ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して3〜15質量部の割合で配合される。シリコーン系化合物(B)の配合割合が3質量部未満である場合、難燃性樹脂組成物は十分な難燃性を有することができない。一方、配合割合が15質量部より大きい場合、機械的特性が低下し、ブルームも起こりやすくなる。シリコーン系化合物(B)の配合割合は3〜10質量部であることが好ましく、3〜7質量部であることが更に好ましく、3〜5質量部であることが特に好ましい。
(C)表面処理水酸化マグネシウム粒子
表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)は、水酸化マグネシウム粒子を疎水性化合物により表面処理してなるものである。本発明において疎水性化合物とは、無置換の又はフッ素置換の飽和又は不飽和脂肪族炭化水素基と、水酸化マグネシウム粒子表面に対して結合性を有する部位とを備えた化合物である。水酸化マグネシウム粒子が該疎水性化合物により表面処理されると、水酸化マグネシウム粒子の表面が疎水性を有するものになり、更には水酸化マグネシウム粒子のポリオレフィン系樹脂に対する相溶性が優れたものになる。ここで、水酸化マグネシウム粒子表面に対して結合性を有する部位、すなわち、水酸化マグネシウムの水酸基と反応性を有する部位としては、例えばカルボキシル基、カルボキシレート基、エステル基、シランカップリング部位、チタネートカップリング部位等が挙げられる。上記疎水性化合物は単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。これらの疎水性化合物の中では、無置換の飽和若しくは不飽和の脂肪酸、該脂肪酸のアルカリ金属塩又は該脂肪酸のエステル等の脂肪酸含有化合物が、難燃性樹脂組成物に十分な耐水性を付与することができるとともに、工業的に入手が容易な化合物であるため、特に好ましく用いられる。上記脂肪酸含有化合物が含有する脂肪酸は、炭素数12以上の飽和又は不飽和の高級脂肪酸であることが好ましい。このような高級脂肪酸としては、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸、ベヘン酸、モンタン酸等が挙げられる。上記表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)中の疎水性化合物の含有率(表面処理量)は例えば0.1〜5質量%であればよい。また水酸化マグネシウム粒子のBET比表面積は例えば1〜20m/gであればよく、平均粒径は好ましくは0.5〜2.0μmであり、より好ましくは0.7〜1.5μmである。
表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)は、上述したように、ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して50〜150質量部の割合で配合される。表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)の配合割合が50質量部未満である場合、難燃性樹脂組成物は十分な難燃性を有することができない。一方、配合割合が150質量部より大きい場合、機械的特性が低下し、ブルームも起こりやすくなる。表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)の配合割合は50〜120質量部であることが好ましく、50〜100質量部であることが更に好ましい。
(D)モリブデン酸化合物
モリブデン酸化合物(D)としてはモリブデン酸の2価金属塩が用いられる。モリブデン酸の2価金属塩としては、モリブデン酸亜鉛、モリブデン酸カルシウム、モリブデン酸バリウム、モリブデン酸カルシウム亜鉛等が挙げられる。これらは単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。モリブデン酸アンモニウムなどのアンモニウム塩及びモリブデン酸ナトリウム、モリブデン酸カリウムなどの1価金属塩は水に可溶であるのに対し、上記モリブデン酸の2価金属塩は水に不溶であるため、モリブデン酸化合物(D)として上記モリブデン酸の2価金属塩を用いることにより、難燃性樹脂組成物に優れた耐水性を付与することができる。上記モリブデン酸の2価金属塩の中ではモリブデン酸カルシウム亜鉛およびモリブデン酸亜鉛が、難燃性樹脂組成物に特に優れた耐水性を付与することができるため、特に好ましく用いられる。モリブデン酸化合物の平均粒径は、好ましくは0.5〜10μmであり、より好ましくは0.7〜5.0μmである。
モリブデン酸化合物(D)は、上述したように、ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して5〜20質量部の割合で配合される。モリブデン酸化合物(D)の配合割合が5質量部未満である場合、難燃性樹脂組成物は十分な難燃性を有することができない。一方、配合割合が20質量部より大きい場合、ブルームが起こりやすい。モリブデン酸化合物(D)の配合割合は5〜15質量部であることが好ましい。
上記難燃性樹脂組成物を製造する際には、さらに酸化防止剤(E)を配合してもよい。この場合、難燃性樹脂組成物は耐熱老化性に優れたものになる。
酸化防止剤(E)は、難燃性樹脂組成物に優れた耐熱老化性を付与するものであれば特に限定されるものではなく、酸化防止剤(E)としては、例えば、テトラキス[メチレン−3−(3’,5’−ジ−第三−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン、n−オクタデシル−3−(4’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−第三−ブチルフェニル)プロピオネート、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−第三−ブチルフェニル)ブタン、3,9−ビス[2−{3−(3−第三−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ}−1,ジメチルエチル]−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]−ウンデカン等のヒンダードフェノール系酸化防止剤、4,4’−チオビス(6−第三−ブチル−3-メチルフェノール)、ビス(3,5−ジ−第三−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)スルフィド等のアルキル化チオビスフェノール系酸化防止剤、トリス(2,4−ジ−第三−ブチルフェニル)ホスファイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト等のりん系酸化防止剤、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、ジトリデシル−3,3’−チオジプロピオネート等の含硫黄エステル系酸化防止剤、1,1’− チオビス−(2−ナフトール)、2−メルカプトベンズイミダゾール、ヒドラジン誘導体等が挙げられる。これらは単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。上記酸化防止剤の中では、特にペンタエリスリチル・テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]が好ましく用いられる。
酸化防止剤(E)は、上記ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して0.05〜5質量部の割合で配合されることが好ましい。この場合、配合割合が0.05質量部未満の場合に比べて、難燃性樹脂組成物は耐熱老化性により優れたものになる。また、配合割合が5質量部より大きい場合に比べて、ブルームが起こりにくくなる。酸化防止剤(E)の配合割合は0.05〜3質量部であることがより好ましい。
上記難燃性樹脂組成物を製造する際には、必要に応じて紫外線劣化防止剤、加工助剤、着色顔料、滑剤、カーボンブラックなどの添加剤が更に配合されてもよい。
上記難燃性樹脂組成物は、ポリオレフィン系樹脂(A)、シリコーン系化合物(B)、表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)及びモリブデン酸化合物(D)、さらに必要に応じて酸化防止剤(E)等を混練することにより製造される。混練は、例えばバンバリーミキサ、タンブラ、加圧ニーダ、混練押出機、二軸押出機、ミキシングロール等の混練機で行うことができる。このとき、シリコーン系化合物(B)の分散性を向上させる観点からは、ポリオレフィン系樹脂(A)の一部とシリコーン系化合物(B)とを混練し、得られたマスターバッチ(シリコーンMB)を、残りのポリオレフィン系樹脂(A)、表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)、モリブデン酸化合物(D)及び酸化防止剤(E)等と混練してもよい。
また、上記難燃性樹脂組成物の製造においては、ポリオレフィン系樹脂(A)にシリコーン系化合物(B)配合する工程、ポリオレフィン系樹脂(A)に表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)を配合する工程およびポリオレフィン系樹脂(A)にモリブデン酸化合物(D)配合する工程を実施する順番については特に限定されるものではない。例えば各々の工程を一工程ずつ段階的に実施してもよいし、全ての工程を同時に実施してもよい。
次に、上記のようにして得られた難燃性樹脂組成物で内部導体1を被覆する。具体的には、上記難燃性樹脂組成物を、押出機を用いて溶融混練し、チューブ状の押出物を形成する。そして、このチューブ状押出物を内部導体1上に連続的に被覆する。こうして絶縁電線4が得られる。
(シース)
最後に、上記のようにして得られた絶縁電線4を2本用意し、これら絶縁電線4を、上述した難燃性樹脂組成物を用いて作製したシース3で被覆する。シース3は、絶縁層2を物理的又は化学的な損傷から保護するものである。
以上のようにして平形ケーブル10が得られる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では平形ケーブル10は2本の絶縁電線4を有しているが、本発明のケーブルは平形ケーブルに限定されるものではなく、シース3の内側に絶縁電線4を1本のみ有していてもよく、3本以上有していてもよい。またシース3と絶縁電線4との間には、ポリプロピレン等からなる樹脂部が設けられていてもよい。
また上記実施形態では、絶縁電線4の絶縁層2、シース3が上記の難燃性樹脂組成物で構成されているが、絶縁層2が通常の絶縁樹脂で構成され、シース3のみが上記の難燃性樹脂組成物で構成されてもよい。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明の内容をより具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜15及び比較例1〜11)
ポリオレフィン系樹脂(A)、シリコーン系化合物(B)を含有するマスターバッチ(シリコーンMB)、表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)、モリブデン酸化合物(D)及び酸化防止剤(E)を、表1〜3に示す配合量で配合し、バンバリーミキサによって160℃にて15分間混練し、難燃性樹脂組成物を得た。なお、表1〜3において、各配合成分の配合量の単位は質量部である。また表1〜3において、ポリオレフィン系樹脂(A)の配合量が100質量部となっていないが、シリコーンMB中にもポリオレフィン系樹脂であるエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)が含まれており、上記ポリオレフィン系樹脂(A)の配合量とシリコーンMB中に含まれているEVAの量を合計すれば100質量部となる。
上記ポリオレフィン系樹脂(A)、シリコーン系化合物(B)、表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)、モリブデン酸化合物(D)及び酸化防止剤(E)としては具体的には下記のものを用いた。
(A)ポリオレフィン樹脂:
(A−1)エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、日本ポリエチレン社製、商品名「レスクパール EEA A1150」
(A−2)エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、三井・デュポンポリケミカル社製、「エバフレックス EV460」
(A−3)ポリエチレン(PE)、住友化学社製、エクセレンGMH GH030
(B)シリコーン系化合物:
EVAをベース樹脂とし、シリコーンガムを40質量%含有するシリコーンMB、信越化学工業社製X−22−2138B
(C)表面処理水酸化マグネシウム粒子:
(C−1)高級脂肪酸で表面処理された水酸化マグネシウム、神島化学工業社製、商品名「マグシーズ N6」、高級脂肪酸の含有率2.5質量%、BET比表面積4.7m/g、平均粒径1.1μm
(C−2)シランカップリング処理水酸化マグネシウム、神島化学社製、マグシーズS6 表面処理量0.3質量%、BET比表面積5.2m/g、平均粒径1.0μm
(C−3)無機系表面処理水酸化マグネシウム、神島化学社製、マグシーズEP、表面処理量0.8質量%、BET比表面積3.3m/g、平均粒径2.9μm
(D)モリブデン酸化合物:
(D−1)モリブデン酸カルシウム亜鉛、フーバー・エンジニアード・マテリアルズ社製、商品名「ケムガード911A」平均粒径2.7μm
(D−2)モリブデン酸亜鉛、フーバー・エンジニアード・マテリアルズ社製、商品名「ケムガード911B」平均粒径2.3μm
(D−3)モリブデン酸カルシウム、フーバー・エンジニアード・マテリアルズ社製、商品名「ケムガード501」、平均粒径4.1μm
(D−4)モリブデン酸アンモニウム、和光純薬製
(E)酸化防止剤:
ペンタエリスリチル・テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、BASF社製、Irganox1010
次いで、この難燃性樹脂組成物をバンバリーミキサによって160℃にて15分間混練した。その後、この難燃性樹脂組成物を、単軸押出機(L/D=20、スクリュー形状:フルフライトスクリュー、マース精機社製)に投入し、その押出機からからチューブ状の押出物を押し出し、導体(素線数1本/断面積2mm)上に、厚さ0.7mmとなるように被覆した。こうして絶縁電線を得た。
Figure 2014065815
Figure 2014065815
Figure 2014065815
上記のようにして得られた実施例1〜15及び比較例1〜11の絶縁電線について、以下のようにして機械的特性、難燃性および耐水性についての評価を行った。
<機械的特性>
機械的特性の評価は、実施例1〜15及び比較例1〜11の絶縁電線について、JIS C3005により引張試験を行い、測定された引張強度に基づいて行った。結果を表1〜3に示す。表1〜3において、引張強度の単位はMPaであり、引張強度の合否基準は下記の通りとした。引張試験において、引張速度は200mm/min、標線間距離は20mmとした。

10MPa以上:合格
10MPa未満:不合格
<難燃性>
実施例1〜15および比較例1〜11の絶縁電線について、JIS C3665に基づいて垂直燃焼試験を行い、難燃性を評価した。結果を表1〜3に示す。ここで、具体的には、絶縁電線を上部で支持する上部支持材の下端から炭化の終了点までの長さが50mm〜540mm以内であれば合格として「○」と表示し、50mm未満又は540mm超の場合には不合格として「×」と表示した。
<耐水性>
実施例1〜15および比較例1〜11の絶縁電線を75℃の温水に浸漬した後7日ごとに、絶縁電線を温水から取り出し、30℃の水中にて500Vにて絶縁抵抗測定を行い、体積抵抗率を算出した。これを35日継続することで耐水性を評価した。結果を表1〜3に示す。ここで、試験片の体積抵抗率が1×1012Ω・cm以上であれば合格として「○」と表示し、1×1012Ω・cm未満となった場合には不合格とし、「×」と表示して、体積抵抗率の低下が確認された日数を表示した。
表1〜3に示す結果より、実施例1〜15の絶縁電線は、機械的特性、難燃性及び耐水性の全てについて合格基準に達していた。これに対し、比較例1〜11の絶縁電線は、機械的特性、難燃性及び耐水性のうちの1つについて合格基準に達していなかった。
このことから、本発明の難燃性樹脂組成物の製造方法によれば、優れた機械的特性および優れた難燃性を確保しながら、優れた耐水性をも有する難燃性樹脂組成物を製造することができることが確認された。
1…内部導体
2…絶縁層
3…シース
4…絶縁電線
10…平形ケーブル

Claims (7)

  1. ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して、
    シリコーン系化合物(B)を3〜15質量部の割合で配合する工程と、
    前記ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して、水酸化マグネシウム粒子を疎水性化合物で表面処理してなる表面処理水酸化マグネシウム粒子(C)を50〜150質量部の割合で配合する工程と、
    前記ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して、モリブデン酸化合物(D)を5〜20質量部の割合で配合する工程と
    を少なくとも含み、
    前記モリブデン酸化合物(D)がモリブデン酸の2価金属塩である、
    難燃性樹脂組成物の製造方法。
  2. 前記疎水性化合物が脂肪酸含有化合物である、請求項1に記載の難燃性樹脂組成物の製造方法。
  3. 前記モリブデン酸の2価金属塩がモリブデン酸カルシウム亜鉛及びモリブデン酸亜鉛からなる群より選ばれる少なくとも1種の2価金属塩である、請求項1又は2に記載の難燃性樹脂組成物の製造方法。
  4. さらに前記ポリオレフィン系樹脂(A)100質量部に対して、酸化防止剤(E)を0.01〜10質量部の割合で配合する工程を備える請求項1〜3のいずれか一項に記載の難燃性樹脂組成物の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の難燃性樹脂組成物の製造方法で製造される難燃性樹脂組成物。
  6. 導体と、
    前記導体を被覆する絶縁層とを有する絶縁電線を備えており、
    前記絶縁層が、請求項5に記載の難燃性樹脂組成物で構成されるケーブル。
  7. 導体と、
    前記導体を被覆する絶縁層と、
    前記絶縁層を覆うシースを有するケーブルを備えており、
    前記絶縁層と前記シースの少なくとも一方が、請求項5に記載の難燃性樹脂組成物で構成されるケーブル。
JP2012211890A 2012-09-26 2012-09-26 難燃性樹脂組成物の製造方法、難燃性樹脂組成物及びこれを用いたケーブル Active JP5993264B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012211890A JP5993264B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 難燃性樹脂組成物の製造方法、難燃性樹脂組成物及びこれを用いたケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012211890A JP5993264B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 難燃性樹脂組成物の製造方法、難燃性樹脂組成物及びこれを用いたケーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014065815A true JP2014065815A (ja) 2014-04-17
JP5993264B2 JP5993264B2 (ja) 2016-09-14

Family

ID=50742520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012211890A Active JP5993264B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 難燃性樹脂組成物の製造方法、難燃性樹脂組成物及びこれを用いたケーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5993264B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019137787A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 日立金属株式会社 ノンハロゲン難燃性樹脂組成物及びこれを用いた絶縁電線・ケーブル
CN110305395A (zh) * 2018-03-27 2019-10-08 日立金属株式会社 阻燃性树脂组合物和绝缘电线

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03197537A (ja) * 1989-12-27 1991-08-28 Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd 難燃性重合体組成物
JP2001023440A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Fujikura Ltd ノンハロゲン難燃性樹脂組成物およびこれを用いた難燃性電線・ケーブル
JP2001110236A (ja) * 1999-08-02 2001-04-20 Fujikura Ltd ノンハロゲン難燃性樹脂組成物および難燃性電線・ケーブル
JP2003113276A (ja) * 2001-10-02 2003-04-18 Hitachi Cable Ltd ノンハロゲン難燃性樹脂組成物及びこれを用いた電線・ケーブル

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03197537A (ja) * 1989-12-27 1991-08-28 Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd 難燃性重合体組成物
JP2001023440A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Fujikura Ltd ノンハロゲン難燃性樹脂組成物およびこれを用いた難燃性電線・ケーブル
JP2001110236A (ja) * 1999-08-02 2001-04-20 Fujikura Ltd ノンハロゲン難燃性樹脂組成物および難燃性電線・ケーブル
JP2003113276A (ja) * 2001-10-02 2003-04-18 Hitachi Cable Ltd ノンハロゲン難燃性樹脂組成物及びこれを用いた電線・ケーブル

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019137787A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 日立金属株式会社 ノンハロゲン難燃性樹脂組成物及びこれを用いた絶縁電線・ケーブル
CN110305395A (zh) * 2018-03-27 2019-10-08 日立金属株式会社 阻燃性树脂组合物和绝缘电线
CN110305395B (zh) * 2018-03-27 2023-03-17 日立金属株式会社 阻燃性树脂组合物和绝缘电线

Also Published As

Publication number Publication date
JP5993264B2 (ja) 2016-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5167428B1 (ja) 難燃性樹脂組成物、及び、これを用いたケーブル
JP5282163B1 (ja) 難燃性樹脂組成物、及び、これを用いたケーブル
JP5669924B1 (ja) 難燃性樹脂組成物、及び、これを用いたケーブル
JP5167425B1 (ja) 難燃性樹脂組成物、及び、これを用いたケーブル
JP6069574B1 (ja) 難燃性樹脂組成物、これを用いたメタルケーブル、光ファイバケーブル及び成形品
JP6069573B1 (ja) 難燃性樹脂組成物、これを用いたメタルケーブル、光ファイバケーブル及び成形品
WO2016080511A1 (ja) 難燃性樹脂組成物、及び、これを用いたケーブル並びに光ファイバケーブル
WO2018034174A1 (ja) 難燃性樹脂組成物、これを用いた絶縁電線、メタルケーブル、光ファイバケーブル及び成形品
JP6563016B2 (ja) 難燃性樹脂組成物、及び、これを用いたケーブル並びに光ファイバケーブル
JP5993264B2 (ja) 難燃性樹脂組成物の製造方法、難燃性樹脂組成物及びこれを用いたケーブル
JP6046100B2 (ja) 難燃性樹脂組成物、及び、これを用いたケーブル並びに光ファイバケーブル
JP6178934B1 (ja) 難燃性樹脂組成物、これを用いたメタルケーブル及び光ファイバケーブル並びに成形品
JP2019052244A (ja) 難燃性樹脂組成物、これを用いた絶縁電線、メタルケーブル、光ファイバケーブル及び成形品
JP2014169388A (ja) 難燃剤、及びこれを用いた難燃性樹脂組成物の製造方法
JP2018039902A (ja) 難燃性樹脂組成物、これを用いた絶縁電線、メタルケーブル、光ファイバケーブル、自動車用ワイヤハーネス、及び成形品
JP6239081B1 (ja) 難燃性樹脂組成物、これを用いた絶縁電線、メタルケーブル、光ファイバケーブル及び成形品
JP2013133411A (ja) 難燃性樹脂組成物、及び、これを用いたケーブル
JP2019089983A (ja) 難燃性樹脂組成物、これを用いた絶縁電線、メタルケーブル、光ファイバケーブル及び成形品
JP5764154B2 (ja) 難燃性樹脂組成物、及び、これを用いたケーブル
JP2018039903A (ja) 難燃性樹脂組成物、これを用いた絶縁電線、メタルケーブル、光ファイバケーブル、自動車用ワイヤハーネス、及び成形品
WO2018034173A1 (ja) 難燃性樹脂組成物、これを用いた絶縁電線、メタルケーブル、光ファイバケーブル及び成形品
JP2019137787A (ja) ノンハロゲン難燃性樹脂組成物及びこれを用いた絶縁電線・ケーブル
JP2019089982A (ja) 難燃性樹脂組成物、これを用いた絶縁電線、メタルケーブル、光ファイバケーブル及び成形品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160819

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5993264

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250