JP2014065201A - 印刷機 - Google Patents

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Yoshinori Teraoka
義徳 寺岡
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Abstract

【課題】コンパクト化を図ることができ、消費電力が少なく、効率のよい印刷機を提供することをその課題とする。
【解決手段】バルブ52には図3に示すように、円周方向に伸びる溝Gが軸方向に複数設けられており、隣り合う溝Gの円周方向における位相差は60度となるように設定されている。回転するバルブ52の溝Gがホース51、53と対向した時にポンプ54からのエアがブロアノズル7から吐出されるように構成されているのである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、枚葉紙を胴の表面上で搬送させながら印刷を行う印刷機に関するものである。
印刷機には、例えば、圧胴、ゴム胴、版胴、インキ供給部、湿し水供給部等で形成される印刷ユニットが複数設けられており、各印刷ユニットの圧胴間に渡し胴が設けられることにより、枚葉紙は各印刷ユニットにて順次印刷が行われながら、搬送されるように構成されている。
圧胴や渡し胴の表面上を搬送される枚葉紙は、各胴のグリッパ装置にてその先端を挟持されながら搬送される。枚葉紙の後端はグリッパ装置に挟持されておらず、枚葉紙は圧胴の表面上でばたつき、キズ発生等の原因となる可能性がある。よってこのばたつきを抑えるために、搬送される枚葉紙を胴の表面に密着させるべく、ブローノズルによりエア供給を行う印刷機が知られている。
特許文献1にはこのようなブローノズルが各印刷ユニットの圧胴付近に設けられた印刷機の開示があり、各印刷ユニットに設けられるブローノズル毎にポンプが一台ずつ設置されている。また、特許文献2には渡し胴下部に設けられたシートガイドのエアボックスにロータリーバルブが接続された印刷機の開示がある。
特開平4−275150号公報 特開平11−99625号公報
特許文献1の構成では、各印刷ユニットのブローノズル毎にポンプが一台ずつ設けられるように構成されており、各ブローノズルからは印刷中、常時ブロー空気が供給され続けている。よって、装置の大型化や重量増を招くこととなる上、消費電力の面でも改善の余地があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的は、コンパクト化を図ることができ、消費電力が少なく、効率のよい印刷機を提供することである。
本発明は上記目的を達成するため、圧胴と、該圧胴の表面上を搬送される枚葉紙に印刷を行う印刷部とを備えた印刷ユニットを複数有し、該圧胴付近にはそれぞれエア供給部が設けられた印刷機において、該エア供給部と接続され、該エア供給部にエアを供給するエア供給源を有し、該エア供給源と該エア供給部との間には、各エア供給部へのエア供給を切替え可能な切替え手段を有することを特徴とする。
本発明に係る印刷機によれば、エア供給源の数を減らすことにより小型化、軽量化を図ることができ、消費電力が少なく、効率のよい運転を行うことのできる印刷機を実現することが可能となる。
本発明に係る印刷機の一実施形態の概略構成を示す図である。 エア供給の仕組みを模式的に示す図である。 バルブの構造を示す平面図である。 各ユニットにおけるエア供給のタイミングを示す説明図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、図1において、実質的に同様の構成、作用を有する部品には同じ参照符号を付してある。
図1に示す印刷機は、給紙部20、印刷手段30及び排紙部40を備えている。給紙部20は、フィーダーボード5を介して枚葉紙Pを印刷手段30に供給することができる。印刷手段30は、給紙部20から供給される枚葉紙Pを印刷することができ、複数の印刷ユニット(ここでは4台の印刷ユニット30a〜30d)を備えている。また、排紙部40は、印刷手段30にて印刷された印刷物Qを排紙することができる。この印刷機では、給紙部20から枚葉紙Pが印刷手段30に供給され、当該供給された枚葉紙Pが印刷手段30における各印刷ユニット30a〜30dにて印刷された後、当該印刷された印刷物Qが排紙部40にて排紙される。
給紙部20は複数の枚葉紙Pを収容することができるものであり、上端の枚葉紙Pから1枚ずつ引き出し、フィーダーボード5を介して枚葉紙Pを印刷手段30に向けて矢印Z方向に搬送することができるものである。これにより、枚葉紙Pを印刷手段30に供給することができる。
印刷手段30の各印刷ユニット30a〜30dは、それぞれ版胴1、ゴム胴2及び圧胴3を主要構成要素の一組として構成されるものである。印刷ユニット30aにおける4aは給紙胴であり、印刷ユニット30b〜30dにおける4はいずれも渡し胴である。圧胴3には枚葉紙Pを挟持、搬送し、下流側の渡し胴4に受渡しをする図示しないグリッパ装置が設けられる。渡し胴4や給紙胴4aにも同様にグリッパ装置が設けられる。
各印刷ユニット30a〜30dにおいて、版胴1には印刷用の版(図示を省略)が配設される。この版には図示しない、インキ供給部であるインキローラ群及び給水装置からインキ及び水が供給され、版に従ってインキがゴム胴2に転写される。そしてゴム胴2に転写されたインキがゴム胴2及び圧胴3間で搬送されてくる枚葉紙Pにさらに転写される。これにより、給紙部20から供給される枚葉紙Pに対してそれぞれに設けられた版に対応して印刷を行うことができる。なお、本発明における印刷部とは、本実施例においては、インキローラ群、給水装置、版胴1、版、ゴム胴2のことである。
排紙部40は、搬送部41及び収容部42を備えている。この排紙部40では、印刷ユニット30dの圧胴3にて搬送されてくる印刷物Qは、先端部が搬送部41の保持部(図示省略)に保持され、搬送部41の図中略下側面に沿って搬送されて収容部42に送られる。収容部42は、搬送部41にて搬送されてきた印刷物Qを収容することができる。
また、各印刷ユニット30a〜30dの圧胴3付近には、本発明のエア供給部であるブロアノズル7が設けられる。ブロアノズル7は圧胴3の図1中左上部に設置され、圧胴3に向けてエアを供給するよう構成されている。よって、圧胴3の表面を搬送される枚葉紙Pは、ブロアノズル7のエアによって圧胴3に密着する作用を受ける。
各ブロアノズル7にはホース51が接続されており、ホース51はバルブ52に接続され、バルブ52はホース53を介してポンプ54に接続されている。ホース51、53はブロアノズル7の数に対応して設けられている。図2においてはホース51,53の一部のみを図示している(実際にはホース51、53はそれぞれ6本ずつある)。なお、ポンプ54が本発明におけるエア供給源であり、バルブ52が本発明における切替え手段である。
図2に示す通り、バルブ52はケース52a内にバルブ本体52bが回転可能に設けられている。バルブ本体52bには軸55を介してギヤ56が固定されている。ギヤ56は印刷機の駆動ギヤ57と噛み合っており、印刷機の駆動と同期して回転する。よってバルブ本体52bも印刷機の駆動と同期して回転する。
また、各印刷ユニット30a〜30dには規則的な位相差が存在する。本実施例においては、隣り合う印刷ユニットの位相差は60度に設定されている。例えば、印刷ユニット30aの圧胴3のグリッパが枚葉紙Pを把持している位置と、印刷ユニット30bの圧胴3のグリッパが枚葉紙Pを把持している位置は、円周方向で60度ずれていることになる。これは、圧胴と渡し胴の径や配置により、枚葉紙Pの走行経路長が異なるので、各胴の位相を互いに規則正しくずらす必要があるからである。
本発明はこの各印刷ユニットの位相差を利用することにより、エア供給源数の削減を図っている。上述したように、枚葉紙Pはその先端をグリッパ装置に挟持されているが、後端はフリーとなっているので、ばたつく可能性がある。よって、ブロアノズル7付近を枚葉紙Pの後端が通過する時にのみ、エア供給がされればよいということになる。
バルブ52には図3に示すように、円周方向に伸びる溝Gが軸方向に複数設けられており、隣り合う溝Gの円周方向における位相差は60度となるように設定されている。回転するバルブ52の溝Gがホース51、53と対向した時にポンプ54からのエアがブロアノズル7から吐出されるように構成されているのである。
図4は各ユニットにおけるエア供給のタイミングを示す説明図である。なお、図1には図示していないが、印刷ユニットは6つある(30a〜30f)ものと想定している。図4aにおいては吐出角度が60度となっている。溝Gは円周方向に所定長さ設けられているが、ホース51、53と対向した時のみエアが吐出されるので、溝Gの長さは60度よりも大きく設けられている。
本実施例においては、あるブロアノズル7がエアを吐出している時、他のブロアノズル7からはエアは吐出されてなく、そのブロアノズル7がエア吐出を終えると、次の印刷ユニットのブロアノズル7からエアが吐出されることとなるのである。
このようにして、各印刷ユニットの上流側のブロアノズル7からエア吐出が行われた後、下流側のブロアノズル7が順次エア吐出を行っていき、搬送される枚葉紙Pの後端にばたつきを防止するエア供給が適宜行われるのである。
図4bはエアの吐出角度を120度、すなわち溝Gの角度を120度としたものであり、図4cはエアの吐出角度を180度としたものである。このようにすれば、同時に複数のブロアノズル7からエア吐出させることが可能となる。すなわち、図4bは常に2つのユニットのブロアノズル7からエア吐出が行われており、図4cは常に3つのユニットのブロアノズル7からエア吐出が行われていることとなる。このようにすると、枚葉紙Pの後端のみでなく、搬送方向中盤位から後端にかけてエア吐出させることが可能となる。
なお、複数のブロアノズル7からエア吐出をさせることにより、1つのブロアノズル7からのエア吐出量が減少するので、例えば図4bのタイプはポンプの供給能力を2倍に、図4cのタイプはポンプの供給能力を3倍にしておくことが好ましい。
また、使用する枚葉紙Pの天地方向の長さが変わった場合、エア吐出タイミングを変更する必要がある。この場合、ギヤ56と駆動ギヤ57との噛み合いを外して所望の位置となるまでバルブ本体52bを回転させた後、再びギヤ56と駆動ギヤ57とを噛み合わせればよいのである。
尚、本発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、前述の実施形態では、枚葉紙Pの後端にエア吐出をするように構成したが、枚葉紙Pの前端にエア吐出するようにしてもよい。また、ブロアノズルによるエア吐出でなく、圧胴表面に吸引孔を設け、所定のタイミングで吸引させるようにしてもよい。つまり、本発明におけるエア供給とは、正圧に限らず負圧も含まれることとなる。
また、ポンプの数は1つに限られず、印刷ユニットの数よりも少なければよいのであり、2つでもよい。また、バルブは1つ設けられていたが、各ユニットにそれぞれバルブを設けるようにしてもよい。こうすれば、バルブに溝Gを1つ設ければよく、バルブの製作が容易となる。
また、前述の実施形態では、枚葉オフセット印刷機であったが、これに限定されず、圧胴付近にエア供給部を有するものであれば、液体トナー式印刷機やインクジェット式印刷機やグラビア印刷機やフレキソ印刷機のようなものであってもよい。
本発明に係る印刷機は、エア供給部を有する印刷機において極めて有用である。
3…圧胴、7…ブロアノズル、30…印刷手段、40…排紙部、51…ホース、52…バルブ、52a…ケース、52b…バルブ本体、53…ホース、54…ポンプ、55…軸、56…ギヤ、57…駆動ギヤ、G…溝、P…枚用紙

Claims (1)

  1. 圧胴と、該圧胴の表面上を搬送される枚葉紙に印刷を行う印刷部とを備えた印刷ユニットを複数有し、該圧胴付近にはそれぞれエア供給部が設けられた印刷機において、
    該エア供給部と接続され、該エア供給部にエアを供給するエア供給源を有し、該エア供給源と該エア供給部との間には、各エア供給部へのエア供給を切替え可能な切替え手段を有することを特徴とする印刷機。
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