JP2014065101A - フランジナット取外機 - Google Patents

フランジナット取外機 Download PDF

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Abstract

【課題】
フランジナット取外機を提供する。
【解決手段】
フランジ11の一方側とフランジの他方側とをそれぞれクランプ部でクランプして固定されるクランプ部41、61、87、90と、
クランプ部41、61、87、90に取り付けられる機械取付部51、81と、
機械取付部51、81に取り付けられるナットへの穴空け加工機71と、
を備えるフランジナット取外機。
クランプ部41、87は、フランジナット外周よりも大きなリング状からなる、あるいはフランジナット22とフランジナット22の間のスペースに挿入される。
【選択図】図1

Description

本発明は、フランジナット取外機に係る。詳細には、プラント等の大型フランジ接合に使用されるフランジナットを割り、取り外す取外機に係る。
特許文献1に記載の「ナット取外し装置」は、「例えばタービン車室のケ−シングを締結している立込みボルトなどにおける下部のナットの取外し、搬送、締結を容易に行うことができることを目的とする。」の提供を解決課題とするものである。
そして、「レール上を走行する台車と、該台車上に左右および上下にスライド可能に設けられナットをクランプして回転させるチャックとを備えたことを特徴とするナット取外し装置。」に係る。
特許文献2に記載の「ベアリングナツト取り外し装置」は、「簡単な操作で短時間に乗客コンベアのターミナルギヤの軸に取り付けられたベアリングナットを取り外すことができるようにする。」の提供を解決課題とするものである。
そして、「円形鋼板20の一方の面に回転力伝達体があるナット21を設け、反対側の面に引っ掛け爪22a,22b,22cおよび22dを設けた第1のベアリングナット取り外し装置19と、ほぼ中央に貫通穴26を設け引っ掛け爪22a〜22dと嵌合する溝25a,25b,25cおよび25dを外周に設けると共に、厚み方向の寸法が引っ掛け爪の長さより短かくして引っ掛け爪22a〜22dと菊ワッシャ9との接触を断つ第2のベアリングナット取り外し装置23より成る。」に係る。
特許文献3に記載の「ナット取り外し工具及びこれを使用したナット取り外し方法」は、「軸や穴に装着されたナットを容易に取り外すことを可能とするナット取り外し工具を得る。」の提供を解決課題とするものである。
そして、「軸用ナット30に対しては棒状体(工具10)の先端面に軸用ナットの爪部33を押圧するための円周頂部13を形成する構造、穴用ナット50に対しては棒状体(工具20)の先端面に穴用ナットの爪部52を押圧するための円周頂部22を有する円柱凸部21を形成する構造のナット取り外し工具とすることにより、ナット取り外し工具の円周頂部で爪部を押圧し、この押圧箇所で爪部を折曲変形させて爪部先端での軸又は穴内壁への係止を解除し、ナットを軸や穴から容易に取り外すことを可能とする。」に係る。
特開平7−96430号公報 特開平5−105384号公報 特開2001−212773号公報
特許文献1〜3記載の発明「ナット取外し装置」、「ベアリングナツト取り外し装置」、「ナット取り外し工具及びこれを使用したナット取り外し方法」は、ナットの取外しに係るものである。
しかし、プラントメンテナンス時などに、フランジ接合部を外す作業を行う際、フランジボルトとフランジナットが固着しているケースがあり、そのような場合にプラント等の大型フランジ接合に使用されるフランジナットを割り、取り外す取外機に、これら発明は係るものではない。フランジナットを割り、取り外す場合は、従来は油圧ナットスプリッタを使用してナットを割ることが一般に行われていた。
あるいは、油圧ナットスプリッタをフランジ本体とフランジナットの間に使用するクリアランスが無く、油圧ナットスプリッタを使用できないときは、図11に図示されるように、矢印で示すフランジ101における、フランジ接合部102のボルトを溶断して取り外していた。
本発明の目的は、ガス溶断のように火器を使用しないことで、火災・爆発等の事故を避けながら安全に、プラント等の大型フランジ接合に使用されるフランジナットを割り、取り外すことを可能とする課題を解決する手段を提供することである。
本発明のフランジナット取外機は、
フランジの一方側から他方側迄を貫通するボルトと、フランジの他方側で突設するボルト先端に取り付けられるフランジナットが取り付けられるフランジにおける、フランジの一方側とフランジの他方側とをそれぞれクランプ部でクランプして固定されるフランジ固定部と、
フランジ固定部に取り付けられる機械取付部と、
機械取付部に取り付けられるナットへの穴空け加工機と、
を備える。
あるいは、
前記フランジナット取外機は、
フランジ固定部はさらに、フランジ固定部のフランジの他方側のクランプ部はフランジナット外周よりも大きなリング状からなるフランジ固定部、
を備える。
あるいは、
前記フランジナット取外機は、
フランジ固定部はさらに、フランジ固定部のフランジの他方側のクランプ部はフランジナットとフランジナットの間のスペースに挿入されるフランジ固定部、
を備える。
本発明によれば、プラント等の大型フランジ接合に使用されるフランジナットを割り、取り外すことを容易可能とする。
ガス溶断のように火器を使用しないことで、火災・爆発等の事故を避けながら安全に、プラント等の大型フランジ接合に使用されるフランジナットを割り、取り外すことを可能とする
この発明の実施の形態に係る第1実施例のフランジナット取外機のフランジへの取付状態の全体斜視図である。 この発明の実施の形態に係る第1実施例のフランジナット取外機のフランジへの取付状態の図1とは異なる方向からの全体斜視図である。 この発明の実施の形態に係る第1実施例のフランジナット取外機のフランジへの取付状態の正面図である。 この発明の実施の形態に係る第1実施例のフランジナット取外機の作動状態における一部拡大図である。 この発明の実施の形態に係る第1実施例のフランジナット取外機により加工されるフランジナットの正面図である。 この発明の実施の形態に係る第2実施例のフランジナット取外機のフランジへの取付状態の一部斜視図である。 この発明の実施の形態に係る第2実施例のフランジナット取外機のフランジへの取付状態の正面図である。 この発明の実施の形態に係る第2実施例のフランジナット取外機の全体斜視図である。 この発明の実施の形態に係る第2実施例のフランジナット取外機のフランジへの取付ける作動状態の正面図である。 この発明の実施の形態に係る第2実施例のフランジナット取外機のフランジへの取付ける作動状態の正面図である。 従来例の斜視図である。
この発明の実施の一形態に係る第1実施例を、この発明に係る実施の形態に係るフランジナット取外機の実施の形態をあらわす図1乃至図5に基づいて説明し、他の実施の形態をあらわす第2実施例を図6乃至図8に基づいて説明する。
11は、この発明に係る実施の形態に係るフランジナット取外機が取り付けられるフランジである。フランジ11は、プラント等のパイプ等を接合するための大型フランジ接合されるフランジである。フランジ11は、接合される2個のフランジからなる。すなわち、フランジ11は、図1〜3図中下側にあらわされる一方側のフランジ12と、同じく上側にあらわされる他方側のフランジ13とを接合してなる。
21はボルト、22はフランジナットである。
ボルト21は、フランジの一方側12、図1においては下側のフランジからフランジの他方側13、図1においては上側のフランジである迄を貫通する。フランジナット22は、フランジの他方側13図1図中上側のフランジ11で突設するボルト21先端にそれぞれ取り付けられる。
本発明に係る実施例のフランジナット取外機31は、図1に図示されるように、クランプ部41、クランプ部61と、機械取付部51と、ナットへの穴あけ加工機71とを有する。
穴あけ加工機71は、穴あけ加工機本体32に図中上下方向すなわちフランジ11方向および離隔方向にスライド移動可能に、フランジ11に取り付けられる。すなわち、クランプ部41はフランジ11の図1図中下側に位置するフランジの一方側12に、クランプ部61はフランジの図1上側に位置するフランジの他方側13に取り付けられ両者でフランジ11をクランプして固定される。
クランプ部41の先端には、フランジ固定部42が設けられる。フランジ固定部42は、フランジの他方側13をクランプするクランプ部41の一部を構成する。第1実施例では、フランジ固定部42は、図1〜図3に図示されるように、フランジナット22外周とほぼ同じ大きさの内径のリング状からなる。
フランジ固定部42は、図1、図2に図示されるように、2個のフランジナット22を間に位置させる間隔をあけて2個設けられる。
機械取付部51は、板状体からなり、図1〜図3に図示する第1実施例では、2個のフランジ固定部42の基部に取り付けられる。
ナットへの穴あけ加工機71は、第1実施例において、ボール盤71である。ボール盤71は、穴あけ加工機本体32この実施例ではボール盤本体32によって、機械取付部51に取り付けられる。
次に、機械取付部51とフランジ11との位置決めについて説明する。
フランジナット22の周囲にリング状のフランジ固定部42をそれぞれ嵌めて固定させる。フランジ固定部42のリング状部分は幅狭となっているので、フランジナット22周辺とのスペースが少なくとも嵌めることが可能である。
フランジ固定部42は、図1、図2に図示されるように、2個設けられているので、2個とも一度にそれぞれのフランジナット22に嵌めて位置決めする。
次いで、ボール盤71、ボール盤本体32と機械取付部51の位置決めについて説明する。
ボール盤本体32を、機械取付部51の上に載せ、位置決めを行う。ボール盤71の機械には、図4に図示されるように、あらかじめ刃物72を取付ておき、位置決めの目安とする。
ボール盤71に使用する刃物72を取付け、刃先をボルト21側面にまで下げる。ボルト21側面に、ライナー73をあてがう。ライナー73は、この実施例では1mmのアルミ板からなる。
次いで、ライナー73に刃物72側面が当たる迄ボール盤71を移動させる。刃物72がライナー73に当たった時点でボール盤71を固定する。以上の作業により、ボール盤71の位置決めを行う。ライナー73を使用するのは、刃物72、ボルト21のネジ部を保護するためである。
ボール盤71の下部にはバー状の固定補助部74、74が固定されているので、図1図中A方向の位置決めをするためA方向にスライドさせてボール盤71のフランジ11に対する位置決めを行った後の電磁石等での固定の補助をおこなう。ボール盤71はB方向のスライドも可能で図1B方向の位置決めを行う。
ボール盤71のB方向への位置決めの為のスライドは、図中A方向、B方向とも、ボール盤71を作業者が保持しながら、押したり引いたりして、プラスチックハンマーで叩いて位置決めする。ボール盤71自体は、約15kgと軽量であるので、手で保持して作業することは可能である。
位置決めは、2個のフランジナット22について一度におこない、穴あけ作業、フランジナット22破壊作業が終了すると、次の隣接する2個のフランジナット22について位置決めを行う。順次2個のフランジナット22について位置決めと、穴あけ破壊作業を全てのフランジナット22について終了するまでおこなう。
ボール盤71とフランジ11との位置決めが終わったら、ボール盤71のボール盤本体32の電磁石スイッチを入れ、電磁石部33に帯磁させボール盤71を機械取付部51に固定する。このとき加工位置決めもおこなう。
電磁石部33の代わりに、永久磁石を用いた場合は、ボール盤71本体を機械取付部51に永久磁石で固定する。永久磁石を使用して固定する場合は、電磁石を使用する場合よりも構造は簡単となる。
フランジナット22の間を2個分の間隔を開けて2か所のフランジナット22に2個のフランジ固定部42をそれぞれ取り付ける。
次いで、ボール盤71によるフランジナット22への穴開けについて説明する。
ボール盤71とフランジ11との位置決め、加工位置決めが終わったところで、フランジナット22への穴開け作業を行う。
ボール盤71で、ナットに穴を空ける。ボール盤71先端の刃物取付部74に取り付けられた刃物72を、図2に図示するように下降させ、図5に図示されるように、フランジナット22の表面から2か所に穴開けする。穴を開けただけでナットが外れない場合は、タガネ等で横から打撃してフランジナット22を破壊して外す。
作業は、上記の手順をフランジ固定部42のフランジナット22への取付位置をずらしながら繰り返すことによっておこなう。
次いで、第2実施例について説明する。
フランジナット取外機31は、第1実施例のフランジ固定部42が、フランジナット22外周とほぼ同じ大きさの内径のリング状からなるのに対して、図6〜図8に図示される第2実施例では、第1実施例におけるフランジ固定部42に相当する、ナット間固定部93が、上クランプ87先端に取り付けられる。第2実施例におけるフランジ固定部であるナット間固定部93は、フランジナット22とフランジナット22の間のスペースに挿入される。
次いで、第2実施例のボール盤71本体と機械取付部81の位置決めについて説明する。
第2実施例では、ボール盤71本体と機械取付部81の位置決めは、図1〜図3に図示される第1実施例と同じ取付板上にボール板を磁石で固定するものによるものと、図8に図示されるスライドハンドルで位置決めできるタイプとの2種類を使用する。
第1実施例も第2実施例とも、フランジ11を、図7図中下側に図示される一方側のフランジ12と同上側に図示される他方側のフランジ13をクランプする点では、同様である。
第2実施例において、81は取付ベースである機械取付部であり板状体からなる。機械取付部81は、ボール盤71を取り付けられたボール盤本体32であるスライドベースアッセンブリーが固定される。
機械取付部81は、機械取付部用ハンドル82により、フランジ11方向への近接離隔移動、図8図中B方向の移動がなされる。
83は、ボール盤本体ガイドである。ボール盤本体ガイド83は、2本のシャフトからなり、機械取付部81をスライド可能に支持する。84は、ボール盤本体ガイド用ハンドルにより、機械取付部81のフランジ11方向に対する横方向の移動を行う。
85は、ボール盤本体ガイド用ベースである。ボール盤本体ガイド用ベース81は、2個からなり、それぞれボール盤本体ガイド83の両端下部で、ボール盤本体ガイド83をそれぞれ支持する。
86は上クランプ用ベースである。上クランプ用ベース86は、ボール盤本体ガイド用ベース85の下部にそれぞれ取り付けられる。上クランプ用ベース86は、永久磁石になっており、上クランプ用ベース86をフランジ11に吸着させ、作業性をよくすることが、可能である。上クランプ用ベース86の上部には上クランプ87がそれぞれ取り付けられる。上クランプ87の先端には、ナット間固定部93が設けられ、フランジ11方向に突設されクランプナット22間で他方側のフランジ13にクランプされる。
94は、安全装置である。安全装置94は、加工中何らかの事態によりクランプが外れた場合に、備えた装置であり、ナット引っ掛かり部からなる。
89はクランプである。クランプ89は、締め付け範囲可変式である。そのため、様々なフランジ幅に対応可能である。クランプ89は図8図中上部は、上クランプ用ベース86に取り付けられ下部は床面に設置される。
クランプ89は、フランジの配管は上下に長く伸びており、また、横向きの使用などもあるため、下部は底面に接地しないようになっている。
90は、クランプ部である下クランプである。下クランプ90は、スタンド89の下部に取り付けられ、フランジ11方向に突設され一方側のフランジ12にクランプされる。
91は、下クランプ用ハンドルである。
永久磁石を用いた永久磁石部を上クランプ用ベース86に使用した場合は、図9、図10に図示されるように使用する。すなわち、上クランプベースである約15kgあるクランプ部41を図9に図示されるように、フランジ11上に載せる。そして、永久磁石からなる上クランプ用ベース86を、フランジ11で吸着させる。レバーにより、吸着のオン状態とオフ状態の選択を選択する。
次いで、図9に図示されるように、クランプ部41がフランジ11に永久磁石からなる上クランプ用ベース86で吸着した状態で、そのためフランジベースを保持せずに、下クランプであるクランプ部61をフランジ11の下部に取り付ける。
したがって、機械取付部51のフランジ11への取付は容易となる。
次いで、機械取付部81のフランジ11への取付について説明する。
上クランプ87は、図8図中上側でフランジ11すなわち他方側のフランジ13をクランプし、下クランプ部90は、図8図中下側で一方側のフランジ12でフランジ11をクランプする。上クランプ87は、フランジナット22とフランジナット22の間のスペースに挿入される。
第1実施例の場合では、フランジナット22にリング状のフランジ固定部42を嵌めて固定する。そのため、フランジナット22を既に外してしまった部分にフランジ固定部42を固定するには、ダミーのナットなどを入れないと取付できないという問題点があった。
しかし、第2実施例では、フランジナット22とフランジナット22の間のスペースに挿入される上クランプ87がフランジ11にクランプする方式に改めたため、取付場所は自由になった。
更に、第1実施例の場合は、フランジ固定部42のリングの内径がフランジナット22の外径とほぼ同じでなくてはいけない問題点を有する。しかし、第2実施例ではリングを使用せず、フランジをクランプして取付ける方法に変更したので、そのような問題は有さない。
ついで、ボール盤71とフランジ11との位置決めを行う。位置決めが終わったら、ボール盤71のボール盤本体32の電磁石スイッチを入れ、電磁石部33に帯磁させボール盤71を機械取付部81に固定する。このとき加工位置決めもおこなう。
次いで、ボール盤71で穴開け加工する。
ボール盤は、穴あけするナット位置を変えるごとに、機械取付部81から取り外して、また機械取付部81に取り付ける。但し、第2実施例のスライドタイプでは、1クランプで2つのフランジナット22を割る間はボール盤71を機械取付部81から外す必要はない。
この発明の実施例では、ボルト21を切断しないので、ボルト21を再利用することが可能となる。ガス溶断のように、火器を使用しないので、火災、爆発等の事故を防ぎ安全に作業が可能となる。この実施例は、汎用機を使用するので、特別な技術を要さない。ガス溶断に比べ作業準備時に、ボンベ等の重量物を搬送する必要がない。必要であっても、穴あけ機用電源に限られる。
従来のナットスプリングはかなり重量があり、大径ナット用のナットスプリングとなると、チェーンブロック等現場での吊り上げが必要となる。しかし、この実施例では、60kg程度であり、分解しての取り付けになるため、人力でも搬送容易となる。
11 フランジ
21 ボルト
22 フランジナット
41 クランプ部
42 フランジ固定部
51 機械取付部
61 クランプ部
71 穴空け加工機(ボール盤)
81 機械取付部
87 クランプ部(上クランプ)
90 クランプ部(下クランプ)
93 フランジ固定部(ナット間固定部)
本発明のフランジナット取外機は、
フランジの一方側から他方側迄を貫通するボルトと、フランジの他方側で突設するボルト先端に取り付けられるフランジナットが取り付けられるフランジにおける、フランジの一方側とフランジの他方側とをそれぞれクランプ部でクランプして固定されるフランジ固定部と、
フランジ固定部に取り付けられる機械取付部と、
機械取付部に取り付けられる前記フランジナットへの穴空け加工機と、
を備える。
あるいは、
前記フランジナット取外機は、
フランジ固定部はさらに、フランジ固定部のフランジの他方側のクランプ部は前記フランジナット外周よりも大きなリング状からなるフランジ固定部、
を備える。
あるいは、
前記フランジナット取外機は、
フランジ固定部はさらに、フランジ固定部のフランジの他方側のクランプ部は前記フランジナットと前記フランジナットの間のスペースに挿入されるフランジ固定部、
を備える。

Claims (3)

  1. フランジの一方側から他方側迄を貫通するボルトと、フランジの他方側で突設するボルト先端に取り付けられるフランジナットが取り付けられるフランジにおける、フランジの一方側とフランジの他方側とをそれぞれクランプ部でクランプして固定されるフランジ固定部と、
    フランジ固定部に取り付けられる機械取付部と、
    機械取付部に取り付けられるナットへの穴空け加工機と、
    を備えるフランジナット取外機。
  2. フランジ固定部は、フランジ固定部のフランジの他方側のクランプ部はフランジナット外周よりも大きなリング状からなる請求項1記載のフランジナット取外機。
  3. フランジ固定部のフランジの他方側のクランプ部はフランジナットとフランジナットの間のスペースに挿入される請求項1記載のフランジナット取外機。
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