JP2014064993A - エアブロー装置 - Google Patents

エアブロー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014064993A
JP2014064993A JP2012211980A JP2012211980A JP2014064993A JP 2014064993 A JP2014064993 A JP 2014064993A JP 2012211980 A JP2012211980 A JP 2012211980A JP 2012211980 A JP2012211980 A JP 2012211980A JP 2014064993 A JP2014064993 A JP 2014064993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
sealed space
discharge
exhaust
magnet sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012211980A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5934623B2 (ja
Inventor
Toshiaki Hanaoka
稔明 花岡
Kozue Kato
梢 加藤
Keisuke Kanemori
圭介 兼森
Yasuhiro Maruko
康宏 丸子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keylex Corp
Original Assignee
Keylex Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keylex Corp filed Critical Keylex Corp
Priority to JP2012211980A priority Critical patent/JP5934623B2/ja
Publication of JP2014064993A publication Critical patent/JP2014064993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5934623B2 publication Critical patent/JP5934623B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】マスキング用マグネットシートに付着した粉体塗料を簡単に除去でき、作業者の作業エリアの衛生面を向上させるエアブロー装置を提供する。
【解決手段】ボックス2は、内部に密閉空間2aを有し、投入口23が上面に、排出口24が下面に形成される。密閉空間2aには筒部材5が配置され、上端開口が投入口23に、下端開口が排出口24に接続される。筒部材5下端部分に網目部51が形成される。3つの吐出ノズル6が筒部材5の筒中心線を挟む両側で上下に間隔をあけて交互に配置され、筒部材5内部にエアを筒中心線と交差する方向に吐出する。密閉空間2aのエアを排気する排気装置8を備える。制御盤9は、投入口23から投入して筒部材5内部を自由落下するマグネットシート10に対し各吐出ノズル6から所定時間エアを吐出させるとともに、網目部51から密閉空間2aに舞い上がった粉体塗料を排気口8aから排気させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、マスキング用マグネットシートに付着した粉体塗料を除去するエアブロー装置に関する。
従来より、被塗装物の塗装しない部分は、例えば、特許文献1の如き片面に粘着層を有するマスキング用シートを上記塗装しない部分に貼り付けて塗装するのが一般的である。
ところで、近年、自動車の車体ボディを塗装する際、作業性や品質等を高めるために粉体塗装が多用されている。そして、粉体塗装をする車体ボディにマスキングをする際、コスト削減を目的として、塗装しない部分にマスキング用マグネットシートを貼り付けて塗装し、該マグネットシートを取り外した後、当該マグネットシートに付着する粉体塗料をエアブローで除去して再利用するようにしている。
特開2002−322441号公報(段落0014〜0018欄、図1,2)
しかし、作業者がマグネットシートに付着する粉体塗料をエアーブローガン等を用いて除去するのは、非常に煩雑である。また、エアブローでマグネットシートから除去した粉体塗料が作業者の作業エリアに舞うと衛生上問題となるおそれがある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、マスキング用マグネットシートに付着した粉体塗料を簡単に除去でき、しかも、作業者の作業エリアの衛生面を向上させるエアブロー装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、ボックス内部の密閉空間に筒部材を配置し、当該筒部材内部を自由落下するマグネットシートに側方から複数の吐出ノズルでエアを吹き付けるようにしたことを特徴とする。
具体的には、磁性を有する被塗装物の塗装しない部分をマスキング用マグネットシートで覆って粉体塗料で上記被塗装物を塗装した後、上記被塗装物から取り外した上記マグネットシートに付着した粉体塗料を除去するエアブロー装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、内部に密閉空間を有し、投入口が上面に、排出口が下面にそれぞれ形成されたボックスと、上端開口が上記投入口に接続されるとともに下端開口が上記排出口に接続されて上記密閉空間に配置され、内部を上記密閉空間に連通させる連通部が下端部分に形成された筒部材と、該筒部材に筒中心線を挟む両側で上下に間隔をあけて交互に配置され、上記筒部材内部にエアを筒中心線と交差する方向に吐出する吐出口を有する複数の吐出ノズルと、上記各吐出ノズルにエアを供給するエア供給手段と、上記密閉空間に開口する排気口を有し、該排気口から上記密閉空間のエアを排気する排気手段と、上記エア供給手段及び上記排気手段に接続された制御手段とを備え、上記複数の吐出ノズルの1つは、上記筒部材の連通部に対応して配置され、上記制御手段は、上記投入口から投入して上記筒部材内部を自由落下するマグネットシートに対し上記各吐出ノズルから所定時間エアを吐出するよう上記エア供給手段に作動信号を出力するとともに、上記連通部から上記密閉空間に舞い上がった粉体塗料を上記排気口から排気するよう上記排気手段に作動信号を出力することを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記制御手段は、上記複数の吐出ノズルを同時に、且つ、間欠的に作動させてエアを吐出させることを特徴とする。
第3の発明では、第1の発明において、上記制御手段は、上記複数の吐出ノズルを上方から順に作動させてエアを吐出させることを特徴とする。
第4の発明では、第1から第3のいずれか1つの発明において、上記連通部は、筒中心線周りに環状に形成された網目部で構成されていることを特徴とする。
第1の発明では、粉体塗料の付着したマグネットシートを投入口からボックス内の筒部材内部に投入すると、まず、筒部材内部を自由落下するマグネットシートが、上部に位置する吐出ノズルから吐出されるエアによって当該吐出ノズルの反対側の筒部材内面に勢いよく押し付けられ、そのままエア圧によって筒部材内面にへばりついて自由落下しなくなるとともに、表面に付着する粉体塗料がエアで吹き飛ばされる。次いで、所定時間経過すると、上部の吐出ノズルのエアの吐出が停止してマグネットシートが自由落下を再開し、その後、同様に、上方から順に配置された複数の吐出ノズルによってマグネットシートは自由落下中に表面にエアが吹き付けられるとともに、各吐出ノズルのエア圧で筒部材内面に勢いよく押し付けられてへばりつくことが繰り返され、しかる後、排出口から排出される。したがって、マグネットシートに付着する粉体塗料が、複数の吐出ノズルから吐出されるエアによって吹き飛ばされるとともに、筒部材内面への押し付けの衝撃で落下するので、マグネットシートに付着する粉体塗料を簡単に除去することができる。また、マグネットシートから取り除かれて筒部材内部を落下する粉体塗料は、連通部に対応する吐出ノズルから吐出されるエアによって、連通部を介してボックスの密閉空間に移動して舞い上がり、舞い上がった粉体塗料は排気手段によって排気口から排気されるので、除去された粉体塗料がマグネットシートに再付着するのを防止するとともに、作業者の作業エリアの衛生面を向上させることができる。
第2の発明では、各吐出ノズルから吐出するエアのタイミングが同じであるので制御回路がシンプルで低コストな設備にできる。
第3の発明では、マグネットシートが自由落下する際、1つの吐出ノズルからエアが吐出されている間、その他の吐出ノズルからエアが吐出されないので、第2の発明に比べて各吐出ノズルを作動させるための電気エネルギの消費を抑えることができるとともに、エア吐出時の騒音レベルを低下させることができる。
第4の発明では、筒部材内部を落下する粉体塗料が筒部材の全周から密閉空間内に効率良く吹き出される。
本発明の実施形態に係るエアブロー装置の斜視図である。 図1のA−A線における断面図であり、マグネットシートがボックス内部に投入される直前の状態を示す。 図1のA−A線における断面図であり、マグネットシートがボックス内部に投入された直後の状態を示す。 図1のA−A線における断面図であり、マグネットシートがボックス内部を通過する途中の状態を示す。 図1のA−A線における断面図であり、マグネットシートがボックス内部から排出される直前の状態を示す。 図1のA−A線における断面図であり、マグネットシートがボックス内部から排出された直後の状態を示す。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1は、本発明の実施形態に係るエアブロー装置1を示す。該エアブロー装置1は、自動車の塗装ラインに配置され、車体ボディ(図示せず)の塗装しない部分を矩形板状のマスキング用マグネットシート10(図2乃至図6参照)で覆って粉体塗料で上記車体ボディを塗装した後、上記車体ボディから取り外したマグネットシート10に付着した粉体塗料を除去するためのものである。
上記エアブロー装置1は、図2乃至図6にも示すように、内部に密閉空間2aを有する直方体形状のボックス2と、該ボックス2の下面四隅からそれぞれ下方に延びる4つの断面L字状脚フレーム3と、該各脚フレーム3下端に一体に繋がる矩形板状のベース板4とを備えている。
上記ボックス2は、側面の1つに開口を有するボックス本体21と、該ボックス本体21の開口を開閉する把手22a付きドア22とを備えている。
上記ボックス本体21上面中央には円形状の投入口23が、上記ボックス本体21下面中央には円形状の排出口24がそれぞれ対向する位置に貫通形成され、上記投入口23には、蓋具20が設けられている。
該蓋具20は、上記投入口23内周縁に沿って延びる環状の蓋枠20aと、該蓋枠20a内部を塞ぐ略円盤状の蓋20bとを備えている。
該蓋20b周縁の一部は、水平支軸20cにより上記蓋枠20aに回動可能に軸支され、上記蓋20bは、図示しない捻りバネにより上方に回動付勢され、略水平姿勢に保持されている。
そして、上記マグネットシート10を上記投入口23からボックス2内に投入する際、図示しない捻りバネの付勢力に抗して上記蓋20bが下方に回動し、上記マグネットシート10が上記投入口23を通過すると、上記蓋20bは、図示しない捻りバネの復元力により上方に回動して略水平姿勢に戻って上記投入口23を塞ぐようになっている。
該投入口23の周縁には、投入側環状突条部25が上方突設され、上記ボックス本体21の上面には、当該ボックス本体21上面に沿って互いに平行に延びる直線状突条部26が上記投入側環状突条部25を挟んで一対突設されている。
そして、上記各直線状突条部26の延長方向略中央上部には、光を投光する投光センサ27と該投光センサ27から投光された光を受光する受光センサ28とが対向配置されている。
一方、上記排出口24の周縁には、排出側環状突条部29が下方突設されている。
上記密閉空間2aには、上下に延びる円筒状の樹脂製筒部材5が配置され、該筒部材5の上端開口が上記投入口23に接続されるとともに、下端開口が上記排出口24に接続されている。
上記筒部材5の下端側は、筒中心周りに環状の網目部51(連通部)となっていて、上記筒部材5の内部を上記密閉空間2aに連通させている。
上記筒部材5の筒中心線を挟む両側には、当該筒部材5の内部にエアを略水平方向(筒中心線と交差する方向)に吐出する吐出口6aを有する3つの吐出ノズル6が、筒中心線を挟む両側で上下に間隔をあけて交互に配置され、最も下方に位置する吐出ノズル6は、上記網目部51に対応して配置されている。
上記各吐出ノズル6には、エア配管7aを介して上記各吐出ノズル6にエアを供給する第1送風機7bが接続され、上記エア配管7aと上記第1送風機7bとでエア供給手段7を構成している。
上記ボックス本体21の反ドア22側側面には、排気装置8(排気手段)が取り付けられている。
該排気装置8は、上記密閉空間2aに開口する排気口8aと、該排気口8aを介して密閉空間2aからエアを排気する第2送風機8bと、図示しない換気扇まで排気を導く排気管8cとを備えている。
上記第1送風機7b、上記第2送風機8b、投光センサ27及び受光センサ28には、制御盤9(制御手段)が接続されている。
該制御盤9は、上記投光センサ27から上記受光センサ28に投光された光が遮られると、上記投入口23から投入して上記筒部材5内部を自由落下するマグネットシート10に対し上記各吐出ノズル6から所定時間エアを吐出するよう上記第1送風機7bに作動信号を出力するようになっている。すなわち、上記制御盤9は、上記各吐出ノズル6を同時に、且つ、間欠的に作動させてエアを吐出させるようになっている。
また、制御盤9は、上記投光センサ27から上記受光センサ28に投光された光が遮られると、上記網目部51から上記密閉空間2aに舞い上がった粉体塗料を上記排気口8aから排気するよう上記第2送風機8bに作動信号を出力するようになっている。
次に、上記エアブロー装置1によるマグネットシート10に付着した粉体塗料の除去について説明する。
まず、作業者は、車体ボディの塗装しない部分をマグネットシート10で覆って粉体塗料で車体ボディを塗装した後、図2に示すように、車体ボディから取り外したマグネットシート10をボックス2の投入口23からボックス2内部に投入する。
すると、上記投入口23に投入されるマグネットシート10によって、上記投光センサ27から上記受光センサ28に投光される光が遮られ、上記制御盤9が上記第1送風機7bに作動信号を出力して上記各吐出ノズル6からエアを同時に、且つ、各吐出ノズル6間におけるマグネットシートの自由落下による移動のタイミングに合わせて間欠的に吐出させる。したがって、各吐出ノズル6から吐出するエアのタイミングが同じであるので、制御回路がシンプルで低コストな設備にできる。
そして、筒部材5内部を自由落下するマグネットシート10は、まず、図3に示すように、上部に位置する吐出ノズル6から吐出されるエアによって当該吐出ノズル6の反対側の筒部材5内面に勢いよく押し付けられ、そのままエア圧によって筒部材5内面にへばりついて自由落下しなくなるとともに、表面に付着する粉体塗料がエアで吹き飛ばされる。
その後、所定時間経過すると、全ての吐出ノズル6のエアの吐出が停止してマグネットシート10が自由落下を再開する。
次に、図4に示すように、自由落下するマグネットシート10は、中央に位置する吐出ノズル6から吐出されるエアによって当該吐出ノズル6の反対側の筒部材5内面に勢いよく押し付けられ、そのままエア圧によって筒部材5内面にへばりついて自由落下しなくなるとともに、表面に付着する粉体塗料がエアで吹き飛ばされる。
その後、所定時間経過すると、全ての吐出ノズル6のエアの吐出が停止してマグネットシート10が自由落下を再開する。
次いで、図5に示すように、自由落下するマグネットシート10は、下部に位置する吐出ノズル6から吐出されるエアによって当該吐出ノズル6の反対側の網目部51に勢いよく押し付けられ、そのままエア圧によって網目部51にへばりついて自由落下しなくなるとともに、表面に付着する粉体塗料がエアで吹き飛ばされる。
このとき、マグネットシート10から取り除かれて筒部材5内部を落下する粉体塗料は、網目部51に対応する吐出ノズル6によって、網目部51を介してボックス2の密閉空間2aに移動して舞い上がり、舞い上がった粉体塗料は排気装置8によって排気口8aからから排気されるので、除去された粉体塗料がマグネットシート10に再付着するのを防止するとともに、作業者の作業エリアの衛生面を向上させることができる。
また、筒部材5内部を落下する粉体塗料は、筒部材5下端部分全周に設けられた網目部51によってボックス2の密閉空間2a内に効率良く吹き出される。
その後、所定時間経過すると、全ての吐出ノズル6のエアの吐出が停止してマグネットシート10が自由落下を再開し、図6に示すように、マグネットシート10が排出口24から排出される。したがって、上方から順に配置された3つの吐出ノズル6によってマグネットシート10は自由落下中に表面にエアが吹きつけられるとともに、各吐出ノズル6のエア圧で筒部材5内面に勢いよく押し付けられてへばりつくことが繰り返され、しかる後、排出口24から排出されるので、マグネットシート10に付着する粉体塗料が、3つの吐出ノズル6から吐出されるエアによって吹き飛ばされるとともに、筒部材5内面への押し付けの衝撃で落下するので、マグネットシート10に付着する粉体塗料を簡単に除去することができる。
尚、本発明の実施形態では、制御盤9は、3つの吐出ノズル6を同時に、且つ、間欠的に作動させてエアを吐出させているが、これに限らず、3つの吐出ノズル6を上方から順に作動させて各吐出ノズル6間におけるマグネットシートの自由落下による移動のタイミングに合わせてエアを吐出させるようにしてもよい。そうすると、マグネットシート10が自由落下する際、1つの吐出ノズル6からエアが吐出されている間、その他の吐出ノズル6からエアが吐出されないので、上述の構成に比べて各吐出ノズル6を作動させるための電気エネルギの消費を抑えることができるとともに、エア吐出時の騒音レベルを低下させることができる。
また、本発明の実施形態では、3つの吐出ノズル6が筒部材5に筒中心線を挟む両側で上下に間隔をあけて交互に配置されているが、これに限らず、複数の吐出ノズル6が筒部材5に筒中心線を挟む両側で上下に間隔をあけて交互に配置されている構成であればよい。
さらに、本発明の実施形態では、筒部材5の下端側が網目部51で構成されているが、これに限らず、筒部材5の内部を密閉空間2aに連通させる構成であれば、その他の構造であってもよい。
それに加えて、本発明のエアブロー装置1は、車体ボディを塗装する際に使用したマグネットシート10に付着した粉体塗料の除去のみならず、その他の磁性を有する被塗装物を塗装する際に使用したマグネットシート10に付着した粉体塗料の除去にも使用できる。
本発明は、マスキング用マグネットシートに付着した粉体塗料を除去するエアブロー装置に適している。
1 エアブロー装置
2 ボックス
2a 密閉空間
5 筒部材
6 吐出ノズル
6a 吐出口
7 エア供給手段
8 排気装置(排気手段)
8a 排気口
9 制御盤(制御手段)
23 投入口
24 排出口
51 網目部(連通部)

Claims (4)

  1. 磁性を有する被塗装物の塗装しない部分をマスキング用マグネットシートで覆って粉体塗料で上記被塗装物を塗装した後、上記被塗装物から取り外した上記マグネットシートに付着した粉体塗料を除去するエアブロー装置であって、
    内部に密閉空間を有し、投入口が上面に、排出口が下面にそれぞれ形成されたボックスと、
    上端開口が上記投入口に接続されるとともに下端開口が上記排出口に接続されて上記密閉空間に配置され、内部を上記密閉空間に連通させる連通部が下端部分に形成された筒部材と、
    該筒部材に筒中心線を挟む両側で上下に間隔をあけて交互に配置され、上記筒部材内部にエアを筒中心線と交差する方向に吐出する吐出口を有する複数の吐出ノズルと、
    上記各吐出ノズルにエアを供給するエア供給手段と、
    上記密閉空間に開口する排気口を有し、該排気口から上記密閉空間のエアを排気する排気手段と、
    上記エア供給手段及び上記排気手段に接続された制御手段とを備え、
    上記複数の吐出ノズルの1つは、上記筒部材の連通部に対応して配置され、
    上記制御手段は、上記投入口から投入して上記筒部材内部を自由落下するマグネットシートに対し上記各吐出ノズルから所定時間エアを吐出するよう上記エア供給手段に作動信号を出力するとともに、上記連通部から上記密閉空間に舞い上がった粉体塗料を上記排気口から排気するよう上記排気手段に作動信号を出力することを特徴とするエアブロー装置。
  2. 請求項1に記載のエアブロー装置において、
    上記制御手段は、上記複数の吐出ノズルを同時に、且つ、間欠的に作動させてエアを吐出させることを特徴とするエアブロー装置。
  3. 請求項1に記載のエアブロー装置において、
    上記制御手段は、上記複数の吐出ノズルを上方から順に作動させてエアを吐出させることを特徴とするエアブロー装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載のエアブロー装置において、
    上記連通部は、筒中心線周りに環状に形成された網目部で構成されていることを特徴とするエアブロー装置。
JP2012211980A 2012-09-26 2012-09-26 エアブロー装置 Expired - Fee Related JP5934623B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012211980A JP5934623B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 エアブロー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012211980A JP5934623B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 エアブロー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014064993A true JP2014064993A (ja) 2014-04-17
JP5934623B2 JP5934623B2 (ja) 2016-06-15

Family

ID=50741910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012211980A Expired - Fee Related JP5934623B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 エアブロー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5934623B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0487778U (ja) * 1990-12-14 1992-07-30
JPH0739836A (ja) * 1993-07-28 1995-02-10 Aiki:Kk 塵埃除去装置
JPH07178357A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Nissan Motor Co Ltd 塗布装置
JP2002079204A (ja) * 2000-09-06 2002-03-19 Berujii:Kk パチンコ玉等の小物鋼製球状部品の洗浄装置
JP2002096035A (ja) * 2000-09-26 2002-04-02 Reyoon Kogyo:Kk 基板又はシート表面洗浄装置
JP2012076007A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Lintec Corp マスキング材、マスキング材の製造方法およびマスキング方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0487778U (ja) * 1990-12-14 1992-07-30
JPH0739836A (ja) * 1993-07-28 1995-02-10 Aiki:Kk 塵埃除去装置
JPH07178357A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Nissan Motor Co Ltd 塗布装置
JP2002079204A (ja) * 2000-09-06 2002-03-19 Berujii:Kk パチンコ玉等の小物鋼製球状部品の洗浄装置
JP2002096035A (ja) * 2000-09-26 2002-04-02 Reyoon Kogyo:Kk 基板又はシート表面洗浄装置
JP2012076007A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Lintec Corp マスキング材、マスキング材の製造方法およびマスキング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5934623B2 (ja) 2016-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11116863B2 (en) Air cleaner
US20140174668A1 (en) Film adhering mechanism
WO2005123284A1 (ja) 除電除塵装置
DE602006013700D1 (de) Elektrosprayvorrichtung und elektrosprühverfahren
JP5186512B2 (ja) 除電除塵装置
JP2009226394A (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
US7398735B1 (en) Bernoulli type, non-contact air-activated lifting and tamping device
MX2010010210A (es) Contenedor para filtrar liquidos con un orificio de salida para el aire.
JP2015099919A (ja) 基板洗浄装置
US11772029B2 (en) Gas detection and purification device
JP3179645U (ja) 吸煙式溶接装置
JP2013049004A (ja) 塵埃除去装置
JP4860764B2 (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
JP5934623B2 (ja) エアブロー装置
KR20130061763A (ko) 건식 세정 케이스 및 건식 세정 장치
CA2466245A1 (en) A spray apparatus for coating materials, in particular coating powders
TWI259892B (en) Air cleaning device
CN104550157A (zh) 清洗装置
TWI568502B (zh) Substrate storage device
JP4932897B2 (ja) ノズル、ドライクリーナ及びドライクリーナシステム
WO2014109940A2 (en) Air gun system and method
KR20060108350A (ko) 진동자를 이용한 습식 공기청정기
CN208224032U (zh) 气体检测装置
EP2949470B1 (en) A device for cleaning printheads
JP4218757B2 (ja) ガラス基板搬送用ボックスに用いる空気清浄具及びその使用方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5934623

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees