JP2014064054A - 監視カメラシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】監視カメラシステムの構築コストや運用コストを低減する。
【解決手段】監視カメラシステムは、OSGiフレームワークを備えるゲートウェイ装置を有し、OSGiフレームワーク上に搭載されているバンドルを用いて、ネットワークカメラと人感センサを連動させて監視機能を提供する。OSGiフレームワーク上で動作するバンドルは、動的に入れ替えることができる。本発明はこの機能を利用し、ネットワークカメラ等の各機器を制御するバンドルをOSGiフレームワーク上で動作させる。これにより、機器を取り替える場合は、バンドルを取り替え後の機器に対応したものと入れ替えれば済むので、機器固有の仕様などの制約条件を緩和して機器選択の幅を広げることができる。
【選択図】図2
【解決手段】監視カメラシステムは、OSGiフレームワークを備えるゲートウェイ装置を有し、OSGiフレームワーク上に搭載されているバンドルを用いて、ネットワークカメラと人感センサを連動させて監視機能を提供する。OSGiフレームワーク上で動作するバンドルは、動的に入れ替えることができる。本発明はこの機能を利用し、ネットワークカメラ等の各機器を制御するバンドルをOSGiフレームワーク上で動作させる。これにより、機器を取り替える場合は、バンドルを取り替え後の機器に対応したものと入れ替えれば済むので、機器固有の仕様などの制約条件を緩和して機器選択の幅を広げることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、監視カメラシステムに関するものである。
家庭や企業向けの監視カメラシステムとして、人感センサによって人物を検知し、その映像を撮影してネットワーク経由でサーバに転送する、オールインワン型の監視カメラシステムが存在する。
下記特許文献1は、家庭内にゲートウェイ装置を設置し、監視カメラやTVドアホンの映像をゲートウェイ装置経由で家庭外の端末に転送するシステムを開示している。このシステムにおいて、ゲートウェイ装置は、音声信号を符号化・復号化する音声符号化回路、画像信号を符号化・復号化する画像符号化回路、音声信号と画像信号とを合成分解するスロット合成分解手段を備えており、これら回路によってデジタル変換された映像信号と音声信号を、通信ネットワークを介して外部端末へ送信している。
一方近年では、OSGiフレームワークを搭載したゲートウェイ装置が普及している。OSGiフレームワークとは、Java(登録商標) Virtual Machine(JavaVM)上で動作し、Javaプログラムをモジュールとして動的に追加できるようにする、サービスプラットフォームである。OSGiは、OSGi Allianceにより定義されている(非特許文献1)。例えば、OSGiフレームワーク上でモジュールA(Javaプログラム)が既に動作している場合、モジュールAと連携して動作するモジュールBを、モジュールAを再起動することなく追加することができる。OSGi仕様に準拠したモジュールのことを、OSGiバンドルまたは単純にバンドルと呼ぶ。OSGiバンドルが連携するとは、バンドル間で相互に機能を利用し、あるいはデータを共有することなどを意味する。
OSGi Service Platform Release 4、URL:http://www.osgi.org/Release4/HomePage(2012年9月4日取得)
上記特許文献1に記載されているゲートウェイ装置を採用する場合、接続する監視カメラなどの仕様に合致する音声符号化回路などの回路構成をゲートウェイ装置上に実装する必要があるため、設備コストが高くなると考えられる。
そこで、ネットワークを介して操作することができるネットワークカメラを用いて監視カメラシステムを構築することが考えられる。この場合、ネットワークカメラを制御するための通信プロトコルを実装すれば足りるので、特許文献1に記載されているような専用の回路構成をゲートウェイ装置上に設ける必要はない。
しかし、ネットワークカメラ等の構成機器をパッケージにして提供するオールインワン型の監視カメラシステムは一般に高額であるため、初期構築コストが高くなってしまう。また、各機器が当該監視カメラシステムの仕様に合わせてカスタマイズされているため、個々の機器を取り替えることが一般に難しく、機能追加が必要となった場合にはシステム全体を更新する必要が生じる傾向がある。したがって、このようなオールインワン型の監視カメラシステムは、構築コストや運用コストの観点から好ましくない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、監視カメラシステムの構築コストや運用コストを低減することを目的とする。
本発明に係る監視カメラシステムは、OSGiフレームワークを備えるゲートウェイ装置を有し、OSGiフレームワーク上に搭載されているバンドルを用いて、ネットワークカメラと人感センサを連動させて監視機能を提供する。
本発明に係る監視カメラシステムによれば、OSGiバンドルを用いて各機器を制御するので、個々の機器を取り替える場合は、OSGiバンドルを取り替え後の機器に対応するものと入れ替えればよい。これにより、監視カメラシステムを構成する各機器は汎用製品を用いることができるので、構築コストや運用コストを安価に抑えることができる。
<本発明の基本的な考え方>
以下ではまず本発明の基本的な考え方を説明し、その後に具体的な実施形態の構成について説明する。
以下ではまず本発明の基本的な考え方を説明し、その後に具体的な実施形態の構成について説明する。
監視カメラシステムは、ネットワークカメラが撮影した映像データを記憶装置に格納しておき、後にオペレータがこれを視聴できるように構成されている。ネットワークカメラが常時映像を撮影するとデータ量が膨大になるので、例えば人感センサを監視領域に設置しておき、人感センサが人を検知している間のみ映像を撮影するようにする場合もある。この場合、人感センサとネットワークカメラが連動する必要があるので、オールインワン型の監視カメラシステムはこれら機器をパッケージにして提供している。
しかし、先に述べたとおりオールインワン型の監視カメラシステムは構築コスト等が高くなる傾向がある。そこで本発明では、個々の機器は汎用製品を利用しつつ、各機器を連動させるため、OSGiフレームワークを搭載したゲートウェイ装置を設け、これを介して各機器を統合する手法を提案する。
OSGiフレームワーク上で動作するバンドルは、動的に入れ替えることができる。本発明はこの機能を利用し、ネットワークカメラ等の各機器を制御するバンドルをOSGiフレームワーク上で動作させる。これにより、機器を取り替える場合は、バンドルを取り替え後の機器に対応したものと入れ替えれば済むので、機器固有の仕様などの制約条件を緩和して機器選択の幅を広げることができる。
各機器同士の連係については、OSGiフレームワークの枠組み内で処理することができる。すなわち、OSGiフレームワーク上で動作する各バンドルは、OSGiフレームワーク上のイベント通知機構によって互いに連係することができるので、各機器同士が直接的には連動していない場合であっても、OSGiフレームワークを介して連動させることができる。
以上の通り、OSGiフレームワークを備えたゲートウェイ装置を介して各機器を連動させることにより、機器固有の制約をゲートウェイ装置内に吸収させ、安価な監視カメラシステムを構築することができる。
<実施形態の説明>
図1は、本発明に係る監視カメラシステム100の構成図である。監視カメラシステム100は、監視カメラが撮影した映像を蓄積してオペレータが後にその映像を視聴することができるサービスを提供するシステムであり、映像データ管理サーバ110、ネットワーク120、ゲートウェイ装置130、外部記憶装置140、ネットワークカメラ150、人感センサ160、映像検索サービス170を有する。
図1は、本発明に係る監視カメラシステム100の構成図である。監視カメラシステム100は、監視カメラが撮影した映像を蓄積してオペレータが後にその映像を視聴することができるサービスを提供するシステムであり、映像データ管理サーバ110、ネットワーク120、ゲートウェイ装置130、外部記憶装置140、ネットワークカメラ150、人感センサ160、映像検索サービス170を有する。
映像データ管理サーバ110は、後述の図5で説明する映像データ管理データベース115を用いて、ネットワークカメラ150が撮影した映像データの記録状況を管理する。外部記憶装置140は、ネットワークカメラ150が撮影した映像データを記録する。ネットワークカメラ150は、ネットワーク経由で操作し、撮影した映像データをネットワーク経由で転送することができる。人感センサ160は、検知対象エリア内に人が存在するか否かを検知する。図1ではネットワークカメラ150と人感センサ160をそれぞれ1つのみ図示しているが、これらの個数は任意でよい。
ゲートウェイ装置130は、ネットワーク120を介して映像データ管理サーバ110に接続されている。ゲートウェイ装置130は、LAN内に設置されているネットワークカメラ150を、ネットワーク120経由で映像データ管理サーバ110および映像検索サービス170と接続し、両者の間の通信を中継する。
映像検索サービス170は、映像データ管理サーバ110が保持している映像データ管理データベース115を使用して所望の映像データを検索し、その映像データを外部記憶装置140から取得する機能を提供する。映像検索サービス170は、例えば一般的なコンピュータ端末を操作端末とし、映像検索機能を実装したWebアプリケーションサーバを用いて実装することができる。
外部記憶装置140、ネットワークカメラ150、人感センサ160はゲートウェイ装置130に接続され、さらにネットワーク120を介して映像データ管理サーバ110と接続されている。外部記憶装置140は、例えばNAS(Network Attached Storage)などを用いて構成することができる。
図2は、ゲートウェイ装置130が備えるOSGiバンドルの構成を示す図である。ゲートウェイ装置130は、ネットワークカメラバンドル131、人感センサバンドル132、システムバンドル133を備える。これらバンドルはOSGiフレームワーク134上で動作し、OSGiフレームワーク134はさらにJavaVM135およびOS(Operating System)136上で動作する。
ネットワークカメラバンドル131は、ネットワークカメラ150をネットワーク経由で操作する機能を備える。人感センサバンドル132は、人感センサ160による検知結果を取得する機能を備える。システムバンドル133は、ネットワークカメラバンドル131の機能と人感センサバンドル132の機能を利用して、監視カメラシステム100としての機能を提供する。
図3は、ゲートウェイ装置130が備える各バンドルの詳細構成を示す図である。ゲートウェイ装置130は、図2で説明した各機能部の他、ネットワーク経由で他装置と通信する通信部137を備える。システムバンドル133は、通信部137を介して各装置と通信する。以下に説明する各バンドル内の機能部は、例えば各バンドルが備えるメソッドなどの形態で実装することができる。
ネットワークカメラバンドル131は、ネットワークカメラ制御部1311とネットワークカメラ通信部1312を備える。ネットワークカメラ通信部1312は、ネットワークカメラ150と通信する。ネットワークカメラ制御部1311は、ネットワークカメラ通信部1312を介してネットワークカメラ150を制御する。例えばネットワークカメラ150を操作したり、ネットワークカメラ150の機器状態を取得したりすることができる。
人感センサバンドル132は、人検知イベント通知部1321と人感センサ通信部1322を備える。人感センサ通信部1322は、人感センサ160と通信する。人検知イベント通知部1321は、人感センサ通信部1322を介して人感センサ160と通信し、人感センサ160が人を検知している状態が変化した旨のイベントを取得してシステムバンドル133に通知する。
システムバンドル133は、ネットワークカメラ操作部1331、人感センサイベント取得部1332、映像データ記録部1333を備える。ネットワークカメラ操作部1331は、ネットワークカメラバンドル131を利用してネットワークカメラ150を操作する。人感センサイベント取得部1332は、人感センサバンドル132を利用して、人感センサ160の人検知状態が変化した旨のイベントを取得する。映像データ記録部1333は、ネットワークカメラ150が撮影した映像を受信し、外部記憶装置140へその映像データを記録する。
図4は、映像データ管理サーバ110の機能ブロック図である。映像データ管理サーバ110は、ネットワークカメラ150が撮影した映像データの記録状況と、監視カメラシステム100内に存在するネットワークカメラ150および人感センサ160を管理するサーバである。映像データ管理サーバ110は、通信部111、映像データ管理部112、ネットワークカメラ管理部113、人感センサ管理部114、映像データ管理データベース115、ネットワークカメラ管理データベース116、人感センサ管理データベース117を備える。
通信部111は、ネットワーク120を介して、ゲートウェイ装置130および映像検索サービス170と通信する。
映像データ管理部112は、ネットワークカメラ150が映像撮影を終了した時点で通信部111を介してその映像データの属性情報を取得し、映像データ管理データベース115に当該映像データの記録状況を格納する。また、映像検索サービス170から映像検索リクエストを受信した時は、通信部111を介してその検索パラメータを取得し、検索条件に該当する映像データを映像データ管理データベース115から検索して検索結果を返信する。
ネットワークカメラ管理部113は、ネットワークカメラ150がゲートウェイ装置130へ接続した時、ネットワークカメラバンドル131から当該ネットワークカメラ150の属性情報を受信し、ネットワークカメラ管理データベース116に格納する。ネットワークカメラ150がゲートウェイ装置130から切断された時は、その旨の情報をネットワークカメラ管理データベース116に格納する。
人感センサ管理部114は、人感センサ160がゲートウェイ装置130へ接続した時、人感センサバンドル132から当該人感センサ160の属性情報を受信し、人感センサ管理データベース117に格納する。人感センサ160がゲートウェイ装置130から切断された時は、その旨の情報を人感センサ管理データベース117に格納する。
映像データ管理データベース115、ネットワークカメラ管理データベース116、人感センサ管理データベース117の詳細については以下の図5〜図7で説明する。
映像データ管理部112、ネットワークカメラ管理部113、人感センサ管理部114は、これらの機能を実現する回路デバイスなどのハードウェアを用いて構成することもできるし、同様の機能を実装したソフトウェアをCPU(Central Processing Unit)などの演算装置が実行することによって実現することもできる。各データベースは、ハードディスク装置などの記憶装置に所定のフォーマットでデータを格納することによって構成することができる。
図5は、映像データ管理データベース115の構成とデータ例を示す図である。映像データ管理データベース115は、ネットワークカメラ150が撮影した映像データを管理するデータベースであり、「映像番号」列、「動画ファイル名」列、「動画長」列、「開始日時」列、「終了日時」列、「ネットワークカメラ番号」列、「人感センサ番号」列、「登録日時」列を有する。
「映像番号」列は、外部記憶装置140に記録されている映像データを特定する番号を保持する。「動画ファイル名」列は、外部記憶装置140に記録された映像データファイルのファイル名を保持する。「動画長」列は、映像データファイルの映像の再生時間長を保持する。「開始日時」列は、ネットワークカメラ150が当該映像データの撮影を開始した日時を保持する。「終了日時」列は、ネットワークカメラ150が当該映像データの撮影を終了した日時を保持する。
「ネットワークカメラ番号」列は、後述するネットワークカメラ管理データベース116の「ネットワークカメラ番号」列に対応し、映像データを撮影したネットワークカメラ150を特定する番号を保持する。「人感センサ番号」列は、後述する人感センサ管理データベース117の「人感センサ番号」列に対応し、映像データを撮影する際に人を検知した人感センサ160を特定する番号を保持する。「登録日時」列は、当該レコードが映像データ管理データベース115に登録された日時を保持する。
図6は、ネットワークカメラ管理データベース116の構成とデータ例を示す図である。ネットワークカメラ管理データベース116は、監視カメラシステム100内に存在するネットワークカメラ150を管理するデータベースであり、「ネットワークカメラ番号」列、「デバイス番号」列、「接続状況」列、「登録日時」列を有する。
「ネットワークカメラ番号」列は、個々のネットワークカメラ150に固有の番号を保持する。「デバイス番号」列は、ネットワークカメラ150を特定する番号(例えば製品シリアル番号)を保持する。「接続状況」列は、ネットワークカメラ150がゲートウェイ装置130に接続されているか否かを示す値を保持する。「登録日時」列は、当該レコードがネットワークカメラ管理データベース116に登録された日時を保持する。
ネットワークカメラ管理部113は、ネットワークカメラ150がゲートウェイ装置130へ接続した時、ネットワークカメラバンドル131から当該ネットワークカメラ150のデバイス番号を受信し、「デバイス番号」列へ格納する。「ネットワークカメラ番号」列には自動的に一意の数字を割り当てる。「登録日時」列には現在時刻を格納する。「接続状況」列には接続中である旨を示す値を格納する。ネットワークカメラ150がゲートウェイ装置130から取り外された時は、当該ネットワークカメラ150に対応するレコードの「接続状況」列を未接続である旨の値に更新する。
図7は、人感センサ管理データベース117の構成とデータ例を示す図である。人感センサ管理データベース117は、監視カメラシステム100内に存在する人感センサ160を管理するデータベースであり、「人感センサ番号」列、「デバイス番号」列、「接続状況」列、「登録日時」列を有する。
「人感センサ番号」列は、個々の人感センサ160に固有の番号を保持する。「デバイス番号」列は、人感センサ160を特定する番号(例えば製品シリアル番号)を保持する。「接続状況」列は、人感センサ160がゲートウェイ装置130に接続されているか否かを示す値を保持する。「登録日時」列は、当該レコードが人感センサ管理データベース117に登録された日時を保持する。
人感センサ管理部114は、人感センサ160がゲートウェイ装置130へ接続した時、人感センサバンドル132から当該人感センサ160のデバイス番号を受信し、「デバイス番号」列へ格納する。「人感センサ番号」列には自動的に一意の数字を割り当てる。「登録日時」列には現在時刻を格納する。「接続状況」列には接続中である旨を示す値を格納する。人感センサ160がゲートウェイ装置130から取り外された時は、当該人感センサ160に対応するレコードの「接続状況」列を未接続である旨の値に更新する。
図8は、ネットワークカメラ150が撮影した映像データを記録する際の各機器の動作を示すシーケンス図である。以下、図8の各ステップについて説明する。
(図8:ステップS801)
人感センサ160の検知エリア内に人が入ると、人感センサ160がこれを検知してその旨を示す情報をゲートウェイ装置130に送信する。人感センサバンドル132の人感センサ通信部1322は、人感センサ160からその情報を受信する。
(図8:ステップS802)
人感センサバンドル132の人検知イベント通知部1321は、人感センサ通信部1322が人感センサ160から受信した情報を受け取ると、人検知開始イベントを発生させる。このイベントは、例えばJava言語のイベントとして記述し、OSGiフレームワーク134上の他のバンドルに通知することができる。
(図8:ステップS801)
人感センサ160の検知エリア内に人が入ると、人感センサ160がこれを検知してその旨を示す情報をゲートウェイ装置130に送信する。人感センサバンドル132の人感センサ通信部1322は、人感センサ160からその情報を受信する。
(図8:ステップS802)
人感センサバンドル132の人検知イベント通知部1321は、人感センサ通信部1322が人感センサ160から受信した情報を受け取ると、人検知開始イベントを発生させる。このイベントは、例えばJava言語のイベントとして記述し、OSGiフレームワーク134上の他のバンドルに通知することができる。
(図8:ステップS803)
システムバンドル133の人感センサイベント取得部1332が、ステップS802で生じた人検知開始イベントを取得すると、ネットワークカメラ操作部1331はネットワークカメラバンドル131のネットワークカメラ制御部1311に対して、撮影開始を指示する。ネットワークカメラ制御部1311は、その指示にしたがって、ネットワークカメラ150に対して撮影開始を指示する。
(図8:ステップS804〜S805)
ネットワークカメラ150は、ステップS803で受信した指示にしたがって撮影を開始し、撮影した映像データをゲートウェイ装置130に送信する(S804)。システムバンドル133の映像データ記録部1333は、受信した映像データを外部記憶装置140へ記録する(S805)。
システムバンドル133の人感センサイベント取得部1332が、ステップS802で生じた人検知開始イベントを取得すると、ネットワークカメラ操作部1331はネットワークカメラバンドル131のネットワークカメラ制御部1311に対して、撮影開始を指示する。ネットワークカメラ制御部1311は、その指示にしたがって、ネットワークカメラ150に対して撮影開始を指示する。
(図8:ステップS804〜S805)
ネットワークカメラ150は、ステップS803で受信した指示にしたがって撮影を開始し、撮影した映像データをゲートウェイ装置130に送信する(S804)。システムバンドル133の映像データ記録部1333は、受信した映像データを外部記憶装置140へ記録する(S805)。
(図8:ステップS806)
人感センサ160の検知エリアから人が立ち去ると、人感センサ160がこれを検知してその旨を示す情報をゲートウェイ装置130に送信する。人感センサバンドル132の人感センサ通信部1322は、人感センサ160からその情報を受信する。
(図8:ステップS807)
人感センサバンドル132の人検知イベント通知部1321は、人感センサ通信部1322が人感センサ160から受信した情報を受け取ると、人検知終了イベントを発生させる。このイベントは、ステップS802の人検知開始イベントと同様に、OSGiフレームワーク134上の他のバンドルに通知することができる。
人感センサ160の検知エリアから人が立ち去ると、人感センサ160がこれを検知してその旨を示す情報をゲートウェイ装置130に送信する。人感センサバンドル132の人感センサ通信部1322は、人感センサ160からその情報を受信する。
(図8:ステップS807)
人感センサバンドル132の人検知イベント通知部1321は、人感センサ通信部1322が人感センサ160から受信した情報を受け取ると、人検知終了イベントを発生させる。このイベントは、ステップS802の人検知開始イベントと同様に、OSGiフレームワーク134上の他のバンドルに通知することができる。
(図8:ステップS808)
システムバンドル133の人感センサイベント取得部1332が、ステップS807で生じた人検知終了イベントを取得すると、ネットワークカメラ操作部1331はネットワークカメラバンドル131のネットワークカメラ制御部1311に対して、撮影終了を指示する。ネットワークカメラ制御部1311は、その指示にしたがって、ネットワークカメラ150に対して撮影終了を指示する。
(図8:ステップS809〜S810)
ネットワークカメラ150は、ステップS808で受信した指示にしたがって撮影を停止し、撮影した映像データの送信を終了する(S809)。システムバンドル133の映像データ記録部1333は、映像データの受信を終了した後、外部記憶装置140へ映像データを記録する処理を停止する(S810)。
(図8:ステップS811)
映像データ記録部1333は、ステップS805〜S810の間に外部記憶装置140へ記録した映像データの属性情報を、映像データ管理サーバ110に送信する。映像データ管理部112は、映像データ記録部1333から受信した属性情報を映像データ管理データベース115に登録する。
システムバンドル133の人感センサイベント取得部1332が、ステップS807で生じた人検知終了イベントを取得すると、ネットワークカメラ操作部1331はネットワークカメラバンドル131のネットワークカメラ制御部1311に対して、撮影終了を指示する。ネットワークカメラ制御部1311は、その指示にしたがって、ネットワークカメラ150に対して撮影終了を指示する。
(図8:ステップS809〜S810)
ネットワークカメラ150は、ステップS808で受信した指示にしたがって撮影を停止し、撮影した映像データの送信を終了する(S809)。システムバンドル133の映像データ記録部1333は、映像データの受信を終了した後、外部記憶装置140へ映像データを記録する処理を停止する(S810)。
(図8:ステップS811)
映像データ記録部1333は、ステップS805〜S810の間に外部記憶装置140へ記録した映像データの属性情報を、映像データ管理サーバ110に送信する。映像データ管理部112は、映像データ記録部1333から受信した属性情報を映像データ管理データベース115に登録する。
図9は、映像検索サービス170利用者が、検索条件を指定して、外部記憶装置140内に格納されている映像データを検索する際の各機器の動作を示すシーケンス図である。以下、図9の各ステップについて説明する。
(図9:ステップS901)
映像検索サービス170の利用者は、映像データ管理サーバ110に対して、取得したい映像データの撮影日時範囲、レスポンスのデータフォーマットなどの条件を指定して、条件に合致する映像データのリストを送信するようリクエストする。このリクエストは、例えばWebブラウザ上で提供される検索条件指定画面などを用いて発信される。
(図9:ステップS902)
映像データ管理サーバ110の映像データ管理部112は、指定された検索条件に合致する映像データの属性情報を、映像データ管理データベース115から取得する。例えば撮影日時をもって検索条件が指定された場合は、「開始日時」「終了日時」「登録日時」などの値がその日時の範囲内に収まるレコードを取得する。
(図9:ステップS901)
映像検索サービス170の利用者は、映像データ管理サーバ110に対して、取得したい映像データの撮影日時範囲、レスポンスのデータフォーマットなどの条件を指定して、条件に合致する映像データのリストを送信するようリクエストする。このリクエストは、例えばWebブラウザ上で提供される検索条件指定画面などを用いて発信される。
(図9:ステップS902)
映像データ管理サーバ110の映像データ管理部112は、指定された検索条件に合致する映像データの属性情報を、映像データ管理データベース115から取得する。例えば撮影日時をもって検索条件が指定された場合は、「開始日時」「終了日時」「登録日時」などの値がその日時の範囲内に収まるレコードを取得する。
(図9:ステップS903)
映像データ管理部112は、ステップS902で取得した映像データの属性情報のリストを、検索条件とともに指定されたデータフォーマットに変換し、映像検索サービス170へ返信する。
(図9:ステップS904〜S906)
映像検索サービス170は、ステップS903で受信した映像データのリストを解析し、各映像データを取得するためにアクセスすべきURLを取得する(S904)。映像検索サービス170は、ステップS904で取得した映像データのURLに対してアクセスし、外部記憶装置140に対して映像データをリクエストする(S905)。外部記憶装置140は、ステップS905のリクエストに対して動画データを返信する。
映像データ管理部112は、ステップS902で取得した映像データの属性情報のリストを、検索条件とともに指定されたデータフォーマットに変換し、映像検索サービス170へ返信する。
(図9:ステップS904〜S906)
映像検索サービス170は、ステップS903で受信した映像データのリストを解析し、各映像データを取得するためにアクセスすべきURLを取得する(S904)。映像検索サービス170は、ステップS904で取得した映像データのURLに対してアクセスし、外部記憶装置140に対して映像データをリクエストする(S905)。外部記憶装置140は、ステップS905のリクエストに対して動画データを返信する。
図10は、映像検索サービス170から映像データ管理サーバ110に対するリクエストとレスポンスを例示する図である。ここでは、2012年7月20日の0時0分0秒から2時0分0秒の間に撮影された映像データのリストをJSON(JavaScript Object Notation)フォーマットで返信するようリクエストする例、およびその結果得られるレスポンスの例を示した。その他のフォーマットとしては、例えばXML(eXtensible Markup Language)が考えられる。
図10に示すレスポンスのフォーマット例では、映像データ管理データベース115の「映像番号」列、「動画長」列、「開始日時」列、「終了日時」列の値に加え、各映像データを取得するためにアクセスすべきURLが記述されている。このURLに含まれるファイル名は「動画ファイル名」列と同じ値でもよいし、適当なランダム文字列を用いて作成したURLをもって代用してもよい。
<本発明のまとめ>
以上のように、本発明に係る監視カメラシステム100は、OSGiフレームワークを実行するゲートウェイ装置130を介してネットワークカメラ150と人感センサ160を連動させる。これにより、各機器は汎用製品を採用することができるので、監視カメラシステム100を安価に構築することができる。
以上のように、本発明に係る監視カメラシステム100は、OSGiフレームワークを実行するゲートウェイ装置130を介してネットワークカメラ150と人感センサ160を連動させる。これにより、各機器は汎用製品を採用することができるので、監視カメラシステム100を安価に構築することができる。
また、ネットワークカメラ150と人感センサ160は、OSGiフレームワーク134上のイベント通知機構によって連動するので、これら機器は必ずしも直接的に連動するインターフェイス等を備えている必要はない。これにより、各機器の通信プロトコルなどの違いをゲートウェイ装置130上で吸収し、監視カメラシステム100の構成上の柔軟性を高めることができる。
100:監視カメラシステム、110:映像データ管理サーバ、111:通信部、112:映像データ管理部、113:ネットワークカメラ管理部、114:人感センサ管理部、115:映像データ管理データベース、116:ネットワークカメラ管理データベース、117:人感センサ管理データベース、120:ネットワーク、130:ゲートウェイ装置、131:ネットワークカメラバンドル、1311:ネットワークカメラ制御部、1312:ネットワークカメラ通信部、132:人感センサバンドル、1321:人検知イベント通知部、1322:人感センサ通信部、133:システムバンドル、1331:ネットワークカメラ操作部、1332:人感センサイベント取得部、1333:映像データ記録部、134:OSGiフレームワーク、135:JavaVM、136:OS、137:通信部、140:外部記憶装置、150:ネットワークカメラ、160:人感センサ、170:映像検索サービス。
Claims (6)
- 人を検知する人感センサと、
映像を撮影するネットワークカメラと、
ネットワークを介して前記人感センサおよび前記ネットワークカメラに接続されたゲートウェイ装置と、
を有し、
前記ネットワークカメラは、
ネットワークを介して動作を制御することができるように構成されており、
前記ゲートウェイ装置は、
前記人感センサから検知結果を受信する人感センサバンドルと、前記ネットワークカメラの動作を制御するネットワークカメラバンドルとを搭載したOSGiフレームワークを実行し、
前記人感センサバンドルは、
人を検知した旨または人を検知しなくなった旨を示す通知を前記人感センサより受け取ると、その通知内容に対応する前記OSGiフレームワーク上のイベントを発生させ、
前記ネットワークカメラバンドルは、
前記イベントが人を検知した旨の前記通知に対応する場合は、前記ネットワークカメラに対して撮影を開始するよう指示し、前記イベントが人を検知しなくなった旨の前記通知に対応する場合は、前記ネットワークカメラに対して撮影を終了するよう指示する
ことを特徴とする監視カメラシステム。 - 前記ゲートウェイ装置は、
データを記憶する記憶装置と前記ネットワークを介して接続されており、
前記OSGiフレームワークは、
前記記憶装置に対して前記ネットワークを介してデータを格納するシステムバンドルを搭載しており、
前記ネットワークカメラバンドルは、
前記ネットワークカメラが撮影した映像データを受信し、
前記システムバンドルは、
前記ネットワークカメラバンドルが受信した前記映像データを前記記憶装置に格納する
ことを特徴とする請求項1記載の監視カメラシステム。 - 前記監視カメラシステムは、
前記ネットワークカメラによる撮影状況を記録する映像管理データベースを備えた映像管理装置を有し、
前記システムバンドルは、
前記ネットワークカメラから受信した前記映像データの属性情報を前記映像管理装置に送信し、
前記映像管理装置は、
前記システムバンドルから受信した前記属性情報を前記映像管理データベースに格納する
ことを特徴とする請求項2記載の監視カメラシステム。 - 前記映像管理装置は、
前記映像管理データベースが格納している前記属性情報に対する検索リクエストを受け取ると、
その検索条件に合致する前記属性情報を前記映像管理データベースから検索し、合致した前記属性情報に対応する前記映像データにアクセスするためのアドレスを、前記検索リクエストに対するレスポンスとして返信する
ことを特徴とする請求項3記載の監視カメラシステム。 - 前記映像管理装置は、
前記ゲートウェイ装置と前記ネットワークカメラの間の接続状況を記録するネットワークカメラ管理データベースを備え、
前記ネットワークカメラバンドルは、
前記ネットワークカメラと前記ゲートウェイ装置の間の接続状況を前記映像管理装置に送信し、
前記映像管理装置は、
前記ネットワークカメラバンドルから受信した前記ネットワークカメラと前記ゲートウェイ装置の間の接続状況を、前記ネットワークカメラ管理データベースに記録する
ことを特徴とする請求項3または4記載の監視カメラシステム。 - 前記映像管理装置は、
前記ゲートウェイ装置と前記人感センサの間の接続状況を記録する人感センサ管理データベースを備え、
前記人感センサバンドルは、
前記人感センサと前記ゲートウェイ装置の間の接続状況を前記映像管理装置に送信し、
前記映像管理装置は、
前記人感センサバンドルから受信した前記人感センサと前記ゲートウェイ装置の間の接続状況を、前記人感センサ管理データベースに記録する
ことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項記載の監視カメラシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012206262A JP2014064054A (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | 監視カメラシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012206262A JP2014064054A (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | 監視カメラシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014064054A true JP2014064054A (ja) | 2014-04-10 |
Family
ID=50618939
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2012206262A Pending JP2014064054A (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | 監視カメラシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014064054A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020053768A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 株式会社東芝 | 画像センサシステム、制御方法、ゲートウェイ装置及びコンピュータプログラム |
JP2022103875A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | 株式会社Lixil | 防犯システム |
-
2012
- 2012-09-19 JP JP2012206262A patent/JP2014064054A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020053768A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 株式会社東芝 | 画像センサシステム、制御方法、ゲートウェイ装置及びコンピュータプログラム |
JP7309337B2 (ja) | 2018-09-25 | 2023-07-18 | 株式会社東芝 | 画像センサシステム、制御方法、ゲートウェイ装置及びコンピュータプログラム |
JP2022103875A (ja) * | 2020-12-28 | 2022-07-08 | 株式会社Lixil | 防犯システム |
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