JP2014063395A - 電子装置、ケースユニット、及びロック装置 - Google Patents

電子装置、ケースユニット、及びロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014063395A
JP2014063395A JP2012208783A JP2012208783A JP2014063395A JP 2014063395 A JP2014063395 A JP 2014063395A JP 2012208783 A JP2012208783 A JP 2012208783A JP 2012208783 A JP2012208783 A JP 2012208783A JP 2014063395 A JP2014063395 A JP 2014063395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock member
engagement
case
groove
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012208783A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6041598B2 (ja
Inventor
Masao Honda
雅夫 本田
Kazuki Tatsugami
一樹 立神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu Peripherals Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2012208783A priority Critical patent/JP6041598B2/ja
Priority to US13/961,253 priority patent/US9004621B2/en
Publication of JP2014063395A publication Critical patent/JP2014063395A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6041598B2 publication Critical patent/JP6041598B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K5/00Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
    • H05K5/02Details
    • H05K5/0217Mechanical details of casings
    • H05K5/0221Locks; Latches
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1633Constructional details or arrangements of portable computers not specific to the type of enclosures covered by groups G06F1/1615 - G06F1/1626
    • G06F1/1656Details related to functional adaptations of the enclosure, e.g. to provide protection against EMI, shock, water, or to host detachable peripherals like a mouse or removable expansions units like PCMCIA cards, or to provide access to internal components for maintenance or to removable storage supports like CDs or DVDs, or to mechanically mount accessories
    • G06F1/1658Details related to functional adaptations of the enclosure, e.g. to provide protection against EMI, shock, water, or to host detachable peripherals like a mouse or removable expansions units like PCMCIA cards, or to provide access to internal components for maintenance or to removable storage supports like CDs or DVDs, or to mechanically mount accessories related to the mounting of internal components, e.g. disc drive or any other functional module
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
    • Y10T403/59Manually releaseable latch type
    • Y10T403/591Manually releaseable latch type having operating mechanism

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】小型化したロック部材を備えた電子装置、ケースユニット、及びロック装置を提供することを課題とする。
【解決手段】ケースと、前記ケースに保持された対象部材と、前記ケース側に設けられた操作部と、付勢部材と、前記操作部の操作に応じて移動する押出部材と、前記ケースに保持された前記対象部材に係合する係合位置及び離脱する離脱位置間を移動可能であり、前記係合位置に前記付勢部材により付勢され、前記押出部材の移動に応じて前記離脱位置に押されるロック部材と、を備え、前記ロック部材は、前記対象部材に係合離脱可能な係合部、前記係合部よりも窪んだ溝部、を含み、前記押出部材は、移動に応じて前記溝部の内側面をスライドしながら前記ロック部材を前記離脱位置に押す突部を含む、電子装置。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子装置、ケースユニット、及びロック装置に関する。
電子装置のケースに保持された部材をロックするロック装置が知られている。特許文献1には、ロック装置に関連する技術が開示されている。
特開2001‐67146号公報
ロック装置が大型化すると、ロック装置が占有するケース内のスペースも大きくなり、電子装置自体が大型化するおそれがある。
本発明は、大型化が抑制された電子装置、ケースユニット、及びロック装置を提供することを目的とする。
本明細書に開示の電子装置は、ケースと、前記ケースに保持された対象部材と、前記ケース側に設けられた操作部と、付勢部材と、前記操作部の操作に応じて移動する押出部材と、前記ケースに保持された前記対象部材に係合する係合位置及び離脱する離脱位置間を移動可能であり、前記係合位置に前記付勢部材により付勢され、前記押出部材の移動に応じて前記離脱位置に押されるロック部材と、を備え、前記ロック部材は、前記対象部材に係合離脱可能な係合部、前記係合部よりも窪んだ溝部、を含み、前記押出部材は、移動に応じて前記溝部の内側面をスライドしながら前記ロック部材を前記離脱位置に押す突部を含む。
本明細書に開示のケースユニットは、ケースと、前記ケース側に設けられた操作部と、付勢部材と、前記操作部の操作に応じて移動する押出部材と、ロックの対象となる対象部材に係合する係合位置及び離脱する離脱位置間を移動可能であり、前記係合位置に前記付勢部材により付勢され、前記押出部材の移動に応じて前記離脱位置に押されるロック部材と、を備え、前記ロック部材は、前記対象部材に係合離脱可能な係合部、前記係合部よりも窪んだ溝部、を含み、前記押出部材は、該押出部材の移動に応じて前記溝部の内側面をスライドしながら前記ロック部材を前記離脱位置に押す突部を含む。
本明細書に開示のロック装置は、操作部と、付勢部材と、前記操作部の操作に応じて移動する押出部材と、ロックの対象となる対象部材に係合する係合位置及び離脱する離脱位置間を移動可能であり、前記係合位置に前記付勢部材により付勢され、前記押出部材の移動に応じて前記離脱位置に押されるロック部材と、を備え、前記ロック部材は、前記対象部材に係合離脱可能な係合部、前記係合部よりも窪んだ溝部、を含み、前記押出部材は、該押出部材の移動に応じて前記溝部の内側面をスライドしながら前記ロック部材を前記離脱位置に押す突部を含む。
大型化が抑制された電子装置、ケースユニット、及びロック装置を提供できる。
図1は、本実施例のノート型コンピュータの説明図である。 図2は、ケースを示した斜視図である。 図3は、光ディスクドライブを保持したケースの正面図である。 図4は、ロック装置の説明図である。 図5は、ロック装置の分解斜視図である。 図6A〜6Cは、ロック部材の説明図である。 図7A、7Bは、係合位置から解除位置へのロック部材の移動の説明図である。 図8A、8Bは、係合位置から解除位置へのロック部材の移動の説明図である。 図9は、スライダとロック部材との断面図である。 図10A、10Bは、本実施例とは異なる比較例のロック装置に使用されるスライダ、ロック部材の説明図である。
ノート型コンピュータを電子装置の一例として説明する。図1は、本実施例のノート型コンピュータ1の説明図である。ノート型コンピュータ1は、筐体10、20を有している。筐体10、20は、2軸ヒンジHにより開閉可能及び回転可能に連結されている。筐体10には、画像を表示するディスプレイDが設けられている。筐体20は、フロントケース(以下、ケースと称する)20F、リアケース(以下、ケースと称する)20Rを含む。ケース20Fの上面には、ノート型コンピュータ1を操作するためのキーボードKが設けられている。筐体20内には、光ディスクドライブODDが着脱可能に収納されている。筐体20の側面には、光ディスクドライブODDを挿入するための挿入口ISが設けられている。また、筐体20には、筐体20内に収納された光ディスクドライブODDをロックするためのロック装置Rが設けられている。図1は、ノート型コンピュータ1から光ディスクドライブODDを取外した状態を示している。尚、筐体20内には、その他マザーボード、バッテリ、メモリ、ハードディスク等が収納されている。
図2は、ケース20Rを示した斜視図である。図2では、ケース20R、ケース20Rに取付けられたロック装置Rを示している。ケース20R、ロック装置Rは、ケースユニットの一例である。ケース20Rは、光ディスクドライブODDを保持する保持部22を有している。ケース20Rは、光ディスクドライブODDを保持する。ケース20Rには、ハードディスクを保持する保持部24が設けられている。図3は、光ディスクドライブODDを保持したケース20Rの正面図である。図3では、光ディスクドライブODDは点線で示している。光ディスクドライブODDの側面に沿うようにロック装置Rが配置されている。光ディスクドライブODDは、ケースに保持された対象部材の一例である。
図4は、ロック装置Rの説明図である。図4は、ケース20Rの底面側からロック装置Rを見た図である。図5は、ロック装置Rの分解斜視図である。ロック装置Rは、支持プレート30、レバー40、ギア50、ラック60、スライダ70、ロック部材80を含む。支持プレート30は、ケース20R側に固定されており、レバー40、ギア50、ラック60、スライダ70、ロック部材80をそれぞれ移動可能に支持している。スライダ70は、支持プレート30とロック部材80との間に配置される。レバー40は、支持プレート30により操作可能に支持されている。スライダ70は、操作部の操作に応じて移動する押出部材の一例である。支持プレート30は、操作部を操作可能に支持し押出部材を移動可能に支持した支持部の一例である。
レバー40が操作されることにより、ギア50、ラック60、スライダ70が連動し、スライダ70はスライドする。スライダ70のスライドに応じて、ロック部材80は光ディスクドライブODDに係合してロックする係合位置及びロックを解除する解除位置間を移動するようにスライダ70により押される。ロック部材80のロックを解除後、更にレバー40が操作されるとスライダ70は更にレバー40側にスライドして光ディスクドライブODDをケース20Rから排出するように押す。尚、ロック部材80は、光ディスクドライブODDの側面に形成された窪みに係合してロックする。
支持プレート30は金属製である。支持プレート30は、ベース部31、ベース部31の縁から立ち上がった側壁36、37、を含む。ベース部31には、軽量化のための長孔H3が形成されている。側壁36、37の間にラック60が配置される。ベース部31には、軸部34、35、38が形成されている。軸部34は、レバー40の円筒部44に挿入されてレバー40を回転可能に支持する。軸部35は、ギア50を回転可能に支持している。軸部38は、スライダ70の長孔H7を貫通しロック部材80の孔H8を貫通しており、ロック部材80を揺動可能に支持している。
レバー40は合成樹脂製である。レバー40は、円筒部44から径方向外側に延びたつまみ部42、円筒部44の周方向に部分的に形成されギア50と噛合うギア部45、を含む。ラック60は、直線状の側面にギア部61が形成されている。ギア部61は、ギア50と噛合っている。ラック60の連結部63は、スライダ70の一端から立ち上がった挿入片76が挿入されて連結されている。ユーザはつまみ部42を掴んでレバー40を回転させることにより、ギア50が回転し、ラック60及びスライダ70が直線状にスライドする。ラック60は、ギア50の回転運動を直線運動に変換している。ギア50、ラック60は、レバー40への操作をスライダ70へ伝達する伝達部材の一例である。
スプリングS4は、円筒部44周りに巻かれており、一端がレバー40側を押し他端が軸部35に係合している。スプリングS4は、レバー40を初期位置側に付勢している。レバー40の初期位置とは、ロック部材80が係合位置に位置づけられている状態でのレバー40の位置である。
スライダ70は、ベース部71、側壁77、78、押出部79を含む。ベース部71、31がスライダ70、支持プレート30に重なるように配置されている。ベース部71には、スライダ70の長手方向に延びた長孔H7が形成されている。挿入片76は、レバー40側のベース部71の端部に形成されている。側壁77、78は、ベース部71から立ち上がっている。側壁77、78の間には、壁が設けられていない逃げ部C7が設けられている。長孔H7は、側壁78の近傍に形成されている。側壁78の端部、即ち、レバー40から離れたスライダ70の端部には、側壁78から折り曲げられた押出部79が形成されている。押出部79は、スライダ70の移動に応じて光ディスクドライブODDの後部を押す。突部72は、ベース部71のロック部材80に対向する面から突出している。スライダ70のスライドに伴って突部72がロック部材80を押すことにより、ロック部材80はロック位置から解除位置へと押される。突部72は、ピン状であり、円柱状や円筒状であってもよい。尚、スライダ70は金属製の薄板状であるため、突部72はプレス加工、絞り加工によって形成してもよい。
ロック部材80は、合成樹脂製である。ロック部材80については詳しくは後述する。スプリングS8は、ロック部材80を係合位置側に付勢している。スプリングS8は、コイル状に巻かれたコイル部S8a、コイル部S8aから延びた腕部S8b、S8cを含む。コイル部S8aは、ロック部材80を揺動可能に支持する軸部38周りに巻かれている。腕部S8bは、支持プレート30の側壁37に形成された切欠部C4に係合する。支持プレート30はケース20R側に固定されている。従って、腕部S8bは、コイル部に連続してケース側に係合した第1腕部の一例である。腕部S8cは、ロック部材80側に取付けられている。腕部S8cは、第2腕部の一例である。
ユーザがスプリングS4の付勢力に抗して図4の状態からレバー40を反時計方向に回転させると、スライダ70はレバー40側にスライドし、突部72はスプリングS8の付勢力に抗してレバー40を退避位置側へ押し、その後押出部79が光ディスクドライブODDを押す。ユーザがレバー40を話すとスプリングS4の付勢力によりレバー40が時計方向に回転し、スライダ70がレバー40から離れるようにスライドし、突部72もロック部材80から離れるようにスライドする。これにより、ロック部材80はスプリングS8の付勢力に従って、係合位置に移動する。
図6A〜6Cは、ロック部材80の説明図である。ロック部材80は、胴部81、係合部84、延在部85、薄肉部89等を含む。胴部81は、一端に孔H8が形成され回転可能に支持されており、部分的に溝部82が形成されている。孔H8に軸部38が貫通し、ロック部材80は孔H8の軸心AH周りに回転可能に支持される。胴部81は、孔H8が形成された一端から所定方向に延びている。係合部84は、胴部81の他端から方向CDに突出している。方向CDは、胴部81の長手方向に交差する方向であり、ロック部材80の回転可能な方向に沿った方向である。延在部85は、胴部81の他端からRD方向に延びている。RD方向は、胴部81の長手方向であり、ロック部材80の回転中心から径方向外側であり、孔H8から離れる方向である。方向CD、RDは、いずれもロック部材80が回転する平面、即ち軸心AHに垂直な平面に含まれる。係合部84、延在部85は、胴部81の他端から互いに異なる方向に突出している。
溝部82は、胴部81の他端から一端に向かって形成されており、換言すれば、ロック部材80の長手方向に沿って形成されている。溝部82は、係合部84よりも窪んでいる。溝部82は、底面82b、底面82bに垂直に立ち上がった内側面82sを含む。内側面82sは略直線状に延びている。延在部85は、外側面85sを含む。外側面85sは、延在部85の先端から係合部84に向けて延び、途中で湾曲して溝部82の内側面82sに滑らかに連続している。外側面85sは、係合部84側の延在部85の外面である。
薄肉部89には孔H8が形成され、薄肉部89は係合部84や延在部85よりも薄肉に形成されている。図4、5に示すように、薄肉部89にスプリングS8のコイル部S8aが配置され、これによりスプリングS8を含むロック部材80の全体の厚みを抑制している。ロック部材80の厚みとは、孔H8の軸心AHの方向でのロック部材80の厚みである。
ロック部材80の溝部82が形成された面と同じ面側に凹部88が形成されている。凹部88は、スプリングS8の腕部S8cの端部が配置される。また、上述したようにコイル部S8aは、溝部82や凹部88が形成された面の裏面側に配置される。従って、スプリングS8は、コイル部S8aと腕部S8cの端部とでロック部材80を両面から挟むように組付けられている。これにより、ロック部材80からスプリングS8が取り外れることが防止されている。溝部82、凹部88が形成されていないロック部材の80の面は第1面の一例であり、溝部82、凹部88が形成されたロック部材の80の面は第2面の一例である。
スプリングS8のコイル部S8aは、ロック部材80を回転可能に支持する軸部38に巻きつられているので、軸部38以外に支持プレート30に軸部を形成しスプリングS8のコイル部S8aを巻きつける場合と比較して、支持プレート30が小型化されている。
次に、ロック部材80の係合位置から解除位置への移動について説明する。図7A、7B、8A、8Bは、係合位置から解除位置へのロック部材80の移動の説明図である。図7Aに示すロック部材80は、スプリングS8の付勢力により側壁77に押付けられて係合位置に位置づけられている。係合部84は、側壁77、78の間に形成された逃げ部C7からスライダ70の外側に突出している。逃げ部C7から外側に突出した係合部84が光ディスクドライブODDの側面に設けられた窪みに係合することにより、光ディスクドライブODDがロックされる。軸部38は、ベース部31に近い根元部38a、根元部38aから延びて根元部38aよりも径が細く孔H8を貫通した胴部38b、を含む。根元部38aは、長孔H7内を摺動する。図7Aに示した状態では、根元部38aが長孔H7の一端に当接している。突部72は、延在部85の外側面85sに対向している。
レバー40が回転されると、図7Bに示すように、スライダ70は支持プレート30に対して直線状に相対移動する。これにより、根元部38aは長孔H7内をスライドする。突部72は、延在部85の外側面85sを押すようにスライドする。これにより、ロック部材80は時計方向に回転して解除位置側に向けて押され、係合部84はロック装置R内へと退避する。
更にスライダ70がスライドすると、図8Aに示すように突部72は外側面85sから溝部82の内側面82sへスライドしながらロック部材80を押す。また、延在部85は側壁37に形成された切欠部C3から突出する。更にスライダ70がスライドすると、図8Bに示すように、係合部84は内側面82sの直線状の部分をスライドし、ロック部材80は解除位置に位置づけられる。この状態で根元部38aは、長孔H7の他端に当接する。尚、突部72が、溝部82の底面82bには接触しないように長さが設定されている。
このように、根元部38aと長孔H7との係合により、スライダ70のスライド範囲が規制されている。これにより、スライダ70に連動したレバー40の回転範囲も規制されている。例えば合成樹脂製であるレバー40の回転範囲を規制するためにレバー40に直接接触するストッパを設けた場合にはレバー40が削れ又は破損するおそれがある。しかながら本実施例のようにある程度の剛性を有する金属製の支持プレート30、スライダ70同士によって間接的にレバー40の回転範囲を規制することにより、レバー40の破損等を防止している。長孔H7は、軸部に貫通され該押出部材の移動範囲を規定する孔の一例である。
突部72は、内側面82sのみならず内側面82sに連続した外側面85sにもスライドしてロック部材80を押す。このように突部72がロック部材80に接触する範囲を確保している。このような範囲が短い場合、ロック部材80を解除位置へ押すためには突部72の移動量に対しロック部材80を大きな角度で回転させる必要がある。これによりスライド時のスライダ70及びロック部材80への負荷が増大するおそれがある。本実施例のように、突部72がロック部材80に接触する範囲を大きく確保することにより、突部72、ロック部材80への負荷を低減してロック部材80を係合位置から解除位置へ移動させることができる。
突部72はピン状であり、突部72の湾曲した外周面が内側面82s、外側面85sをスライドする。このため、突部72の外周面と内側面82s、外側面85sとの間の摩擦抵抗が抑制され、ロック部材80をスムーズに回転させることができる。また、突部72はスライダ70に一体に形成されているため、例えば別体の突部をスライダ70に取付ける場合と比較し、部品点数やコストが削減される。
図9は、スライダ70とロック部材80との断面図である。厚さT8は、係合部84の厚みを示している。厚さTTは、ロック部材80とスライダ70との合計の厚みを示している。換言すれば、厚さTTは、ロック部材80の底面からベース部71の上面までの距離を示している。このように、溝部82の底面82bは、係合部84の厚み内に位置している。
図10A、10Bは、本実施例とは異なる比較例のロック装置に使用されるスライダ70x、ロック部材80xの説明図である。尚、本実施例と類似の部分については類似の符号を付することにより重複する説明を省略する。図10Aに示すように、スライダ70xは、ベース部71xから垂直に折り曲げられた側壁72xを含む。側壁72xはスライダ70xのスライド方向に対して斜めに延びている。図10Bに示すように、ロック部材80xは、胴部81x、胴部81xから突出した係合部84x、胴部81xから厚み方向に突出した隆起部82x、を含む。側壁72xの内側面が隆起部82xの外側面にスライドしながら、側壁72xはロック部材80xを係合位置から解除位置へと押す。ここで、厚さT8xは係合部84xの厚みを示し、厚さTTxは、ロック部材80xとスライダ70xとの合計の厚みを示している。
図9に示した本実施例の厚さT8と比較例の厚さT8xとが同じであった場合、厚さTTxは厚さTTよりも厚くなる。側壁72xがスライドする隆起部82xが胴部81xよりも厚み方向に突出しているからである。また、側壁72xはベース部71xの縁を垂直方向に折り曲げて形成されているため、この折り曲げるために側壁72xの長さがある程度必要であり、ベース部71xの上面から側壁72xの下端部までの厚みも大きくなっているからである。
本実施例では、ロック部材80に溝部82を設けることにより、ロック部材80の厚みが抑制されている。従って、ロック部材80が小型化されおり、ロック装置Rの大型化が抑制され、ケース20Rやノート型コンピュータ1自体の大型化も抑制されている。また、係合部84から離れた部分に溝部82を設けることにより、係合部84の厚みを確保している。例えば、係合部84の厚みも削減してロック部材80全体の厚みを薄くすることも可能であるが、この場合光ディスクドライブODDに直接係合する係合部84の耐久性が低下して破損する恐れがある。本実施例では、係合部84の厚みを確保しつつロック部材80全体の厚みが削減されているので、耐久性を確保しつつロック部材80全体の小型化が達成されている。
上記実施例においては、電子装置の一例としてノート型コンピュータを例に説明したが、電子装置はそれ以外であってもよい。電子装置は、例えばタブレット型コンピュータ、携帯電話、携帯テレビ、電子辞書、PDA、ゲーム機、カメラ、音楽プレイヤー、ナビゲーション装置、携帯型プロジェクタ、携帯装置であってもよい。また、電子装置は、例えばデスクトップ型のコンピュータ、モニタ、コンピュータを内蔵したモニタ、テレビ、オーディオ、プロジェクタ、その他の家電装置等の据置き型の装置であってもよい。
上記実施例においては、ロック装置Rによりロックの対象となる部材として光ディスクドライブODDを一例に説明した。しかしながらロックの対象となる部材はこれに限定されない。例えば、ロックの対象となる対象部材は、ハードディスク、メモリのような記憶媒体等であってもよいし、バッテリ、プロジェクタ、その他板状の部材であってもよい。
上記実施例において、ロック装置Rは支持プレート30を備えていなくてもよい。例えば、軸部34、35、38、側壁36、37等はケース20Rに一体に形成されていてもよい。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 ノート型コンピュータ(電子装置)
20 筐体
20R リアケース(ケース)
R ロック装置
30 支持プレート(支持部)
40 レバー(操作部)
50 ギア(伝達部材)
60 ラック(伝達部材)
70 スライダ(押出部材)
72 突部
H7 長孔
80 ロック部材
81 胴部
82 溝部
82s 内側面
82b 底面
84 係合部
85 延在部
85s 外側面
88 凹部
89 薄肉部
H8 孔
S8 スプリング(付勢部材)
S8a コイル部
S8b、S8c(腕部)

Claims (9)

  1. ケースと、
    前記ケースに保持された対象部材と、
    前記ケース側に設けられた操作部と、
    付勢部材と、
    前記操作部の操作に応じて移動する押出部材と、
    前記ケースに保持された前記対象部材に係合する係合位置及び離脱する離脱位置間を移動可能であり、前記係合位置に前記付勢部材により付勢され、前記押出部材の移動に応じて前記離脱位置に押されるロック部材と、を備え、
    前記ロック部材は、前記対象部材に係合離脱可能な係合部、前記係合部よりも窪んだ溝部、を含み、
    前記押出部材は、移動に応じて前記溝部の内側面をスライドしながら前記ロック部材を前記離脱位置に押す突部を含む、電子装置。
  2. 前記ロック部材は、所定の軸心周りに回転可能に支持され、
    前記溝部は、前記軸心の方向の前記係合部の厚み内に位置する底面を有している、請求項1の電子装置。
  3. 前記ロック部材は、一端が回転可能に支持され前記溝部が形成され一端から所定方向に延びた胴部、前記胴部の他端から該胴部の長手方向に延びた延在部、前記胴部の他端から該胴部の長手方向に交差するに突出した前記係合部、を含み、
    前記延在部の外側面は、前記溝部の内側面に連続しており、
    前記突部は、前記延在部の外側面と前記溝部の内側面にわたってスライドする、請求項1又は2の電子装置。
  4. 前記突部は、ピン状であり、
    前記突部の外側面は、前記溝部の内側面にスライドする、請求項1乃至3の何れかの電子装置。
  5. 前記ロック部材を回転可能に支持し前記ケース側に固定された軸部を備え、
    前記押出部材は、前記軸部に貫通され該押出部材の移動範囲を規定する孔を含む、請求項1乃至4の何れかの電子装置。
  6. 前記付勢部材は、コイル状に巻かれたコイル部、前記コイル部に連続して前記ケース側に係合した第1腕部、前記コイル部に連続して前記ロック部材側に係合した第2腕部、を含み、
    前記コイル部は、前記ロック部材の第1面側に位置し、
    前記第2腕部の端部は、前記ロック部材の前記第1面と反対側の第2面側に位置し、
    前記ロック部材は、前記コイル部と対向し前記係合部よりも薄肉な薄肉部を含む、請求項1乃至5の何れかの電子装置。
  7. 前記操作部を操作可能に支持し前記押出部材を移動可能に支持した支持部と、
    前記操作部の操作を前記押出部材に伝達する伝達部材と、を備えた請求項1乃至6の何れかの電子装置。
  8. ケースと、
    前記ケース側に設けられた操作部と、
    付勢部材と、
    前記操作部の操作に応じて移動する押出部材と、
    ロックの対象となる対象部材に係合する係合位置及び離脱する離脱位置間を移動可能であり、前記係合位置に前記付勢部材により付勢され、前記押出部材の移動に応じて前記離脱位置に押されるロック部材と、を備え、
    前記ロック部材は、前記対象部材に係合離脱可能な係合部、前記係合部よりも窪んだ溝部、を含み、
    前記押出部材は、該押出部材の移動に応じて前記溝部の内側面をスライドしながら前記ロック部材を前記離脱位置に押す突部を含む、ケースユニット。
  9. 操作部と、
    付勢部材と、
    前記操作部の操作に応じて移動する押出部材と、
    ロックの対象となる対象部材に係合する係合位置及び離脱する離脱位置間を移動可能であり、前記係合位置に前記付勢部材により付勢され、前記押出部材の移動に応じて前記離脱位置に押されるロック部材と、を備え、
    前記ロック部材は、前記対象部材に係合離脱可能な係合部、前記係合部よりも窪んだ溝部、を含み、
    前記押出部材は、該押出部材の移動に応じて前記溝部の内側面をスライドしながら前記ロック部材を前記離脱位置に押す突部を含む、ロック装置。
JP2012208783A 2012-09-21 2012-09-21 電子装置、ケースユニット、及びロック装置 Expired - Fee Related JP6041598B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012208783A JP6041598B2 (ja) 2012-09-21 2012-09-21 電子装置、ケースユニット、及びロック装置
US13/961,253 US9004621B2 (en) 2012-09-21 2013-08-07 Electronic device, case unit, and locking device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012208783A JP6041598B2 (ja) 2012-09-21 2012-09-21 電子装置、ケースユニット、及びロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014063395A true JP2014063395A (ja) 2014-04-10
JP6041598B2 JP6041598B2 (ja) 2016-12-14

Family

ID=50338174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012208783A Expired - Fee Related JP6041598B2 (ja) 2012-09-21 2012-09-21 電子装置、ケースユニット、及びロック装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9004621B2 (ja)
JP (1) JP6041598B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104750172B (zh) * 2013-12-26 2019-04-12 富泰华工业(深圳)有限公司 电子设备及硬盘弹出装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6162360U (ja) * 1984-09-28 1986-04-26
JP2001067146A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Fujitsu Ltd コンピューター用拡張ユニットのロック装置
JP2004152434A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Teac Corp ディスク装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3320365B2 (ja) 1998-10-16 2002-09-03 ヒロセ電機株式会社 カード用電気コネクタ
TW531693B (en) * 2001-04-04 2003-05-11 Wistron Corp Pulling device for a computer module
TWI263877B (en) * 2002-06-19 2006-10-11 Quanta Comp Inc Multipurpose changeable module of notebook computer
JP3670630B2 (ja) 2002-07-16 2005-07-13 富士通株式会社 電子機器ユニット着脱機構及びディスクアレイ装置
TWM259201U (en) * 2004-05-18 2005-03-11 Tatung Co Hook structure of swap storage device
TWM293644U (en) * 2005-06-24 2006-07-01 Compal Electronics Inc Locking/releasing apparatus
CN2821646Y (zh) * 2005-08-10 2006-09-27 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 电子组件推抵装置
TWM357172U (en) * 2008-12-04 2009-05-11 Quanta Comp Inc Electronic device and assembly structure thereof
CN101847696A (zh) * 2009-03-25 2010-09-29 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 电池模组锁固装置
CN102053676B (zh) * 2009-10-30 2014-11-12 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 电脑机箱
CN102387689A (zh) * 2010-08-30 2012-03-21 富泰华工业(深圳)有限公司 电子装置
JP5104927B2 (ja) 2010-09-06 2012-12-19 富士通株式会社 カードユニット、機器ユニット、カード着脱方法及び電子機器
CN201867694U (zh) * 2010-11-23 2011-06-15 英业达股份有限公司 电子装置
US8369080B2 (en) * 2011-02-25 2013-02-05 Jui-Shu Huang Removable hard disk drive bay
CN102692972B (zh) * 2011-03-23 2016-08-10 西安瑞阳电子科技有限公司 托架及具有该托架的计算机设备

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6162360U (ja) * 1984-09-28 1986-04-26
JP2001067146A (ja) * 1999-08-31 2001-03-16 Fujitsu Ltd コンピューター用拡張ユニットのロック装置
JP2004152434A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Teac Corp ディスク装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9004621B2 (en) 2015-04-14
US20140084768A1 (en) 2014-03-27
JP6041598B2 (ja) 2016-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7187538B2 (en) Hinge for electronic device
US8957331B2 (en) Operation unit and electronic apparatus
US8217919B2 (en) Stylus retaining and releasing mechanism
JP4196952B2 (ja) 電子機器
TWI580340B (zh) 連接機構及具有該連接機構的電子裝置
JP2015158216A (ja) 二軸ヒンジ装置
JP2007328614A (ja) 電子機器
JP4625424B2 (ja) ヒンジ装置及び携帯機器
WO2018155326A1 (ja) 電子機器
US9101053B2 (en) Electronic device with slidable tray
US9898043B2 (en) Expansion unit for portable information equipment
JP6041598B2 (ja) 電子装置、ケースユニット、及びロック装置
JP2009187059A (ja) 電子機器
JP2003188968A (ja) カメラ付き携帯端末装置
US8547696B2 (en) Latch module and electronic device using the same
JP2012178723A (ja) 支持装置及びシステム
JP2005235579A (ja) 電池蓋装置及びこれを有する電子機器
US8085532B2 (en) Electronic device
US7604264B2 (en) Hook shaft balance connection structure
JP2005174919A (ja) 電子機器
JP2015145905A (ja) スライド開閉蓋の開閉検出構造
US8245387B2 (en) Disassembling device
JP2006304094A (ja) 携帯電話機
US9104089B2 (en) Electronic device
US20110279927A1 (en) Locked warning apparatus used for handle of hard disk drive bracket

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161025

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6041598

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees