JP2014060938A - 生育装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】生育程度に応じて、植物株を別のトレイに移し替えるという煩わしい作業をすることなく無駄な空間を減少させることができ、また、その植物株の病気を拡大させることのない、高効率に植物を生育する生育装置及び生育方法を提供する。
【解決手段】本発明は、長尺方向に略等間隔にジグザグに折り癖が形成され、折り癖のうち谷折り部に植物の種又は苗を植えつける栽培穴3Cが設けられた帯状の栽培床3と、栽培床3を長尺方向に移動自在に支持する支持部材21及びレール部材22と、折り癖が形成されたそれぞれの箇所における折り角度を制御する折り角度制御部材24と、折り癖のうち山折り部側に設けられ植物に光を照射する光源8と、谷折り部側に設けられ植物に養分を供給する養分供給槽10と、を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、長尺方向に略等間隔にジグザグに折り癖が形成され、折り癖のうち谷折り部に植物の種又は苗を植えつける栽培穴3Cが設けられた帯状の栽培床3と、栽培床3を長尺方向に移動自在に支持する支持部材21及びレール部材22と、折り癖が形成されたそれぞれの箇所における折り角度を制御する折り角度制御部材24と、折り癖のうち山折り部側に設けられ植物に光を照射する光源8と、谷折り部側に設けられ植物に養分を供給する養分供給槽10と、を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、植物の生育装置及び方法に関するものである。
近年、環境に左右されることなく、安定して高収穫が得られる植物工場の研究開発が盛んに行われている。その基本的な構成は、建屋内に閉鎖系を作り、その閉鎖系内に空調と、照明と、施肥及び潅水を自動で行う装置とを備えたものである。
従来、複数の植物株を栽培可能な栽培トレイと、その栽培トレイを複数段及び複数列にして収容可能な栽培トレイ収容棚とを有し、各栽培トレイに光の照射、施肥及び潅水などの作業を行うことで単位面積当たりの植物の栽培量を増大させた植物栽培装置が知られている。
例えば、特許文献1には、最適なタイミングで効率よく栽培トレイや植物株を搬入、搬出できるとともに、成長初期における無駄な空間を減らすべく、複数の栽培トレイ収容棚の内の特定の栽培トレイ収容棚が、栽培に必要な灌水作業が可能で栽培トレイあるいは植物株を外部から搬入および外部へ搬出する入出部を兼ねた作業ステーションとして構成されている植物栽培装置について記載されている。
しかし、特許文献1の技術では、生育程度に応じて、植物株を最初に使用している栽培トレイから別の栽培トレイに移し替えるという煩わしい作業を行わなくてはならないので、非効率である。また、栽培トレイは再利用されるが、先に使用した際にその植物株の病気の原因となる菌などが繁殖してしまっていた場合には、後の当該栽培トレイの使用によってその植物株の病気の被害を他の苗にまで拡大させてしまうおそれがある。
本発明は、生育程度に応じて、植物株を別のトレイに移し替えるという煩わしい作業をすることなく無駄な空間を減少させることができ、また、その植物株の病気を拡大させることのない、高効率に植物を生育する生育装置及び生育方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の生育装置は、長尺方向に略等間隔にジグザグに折り癖が形成され、折り癖のうち谷折り部に植物の種子又は苗を植えつける栽培穴が設けられた帯状の栽培床と、折り癖が形成されたそれぞれの箇所における折り角度を制御する折り角度制御部材と、折り角度を所定の角度に保持しながら栽培床を長尺方向に移動自在に支持する支持部材と、折り癖のうち山折り部側に設けられ、植物に光を照射する光源と、谷折り部側に設けられ、植物に養分を供給する養分供給部と、を有することを特徴とする。
栽培床はその谷折り部に、支持部材と係合する支持穴を有することが望ましい。また、栽培床は、その一例として、発泡材料からなる帯状のシートの一方の面に高輝フイルムが接着されているものを用いることができる。
また、スポンジ部材に植物の種又は苗を挟んだものを栽培穴に設置する植付装置を有することが望ましい。また、生育した植物を収穫するために栽培床を切断する切断機を有することが望ましい。
上記目的を達成するために、本発明の生育方法は、長尺方向に略等間隔にジグザグに折り癖が形成され、折り癖のうち谷折り部に植物の種子又は苗を植えつける栽培穴が設けられた帯状の栽培床において、折り癖が形成されたそれぞれの箇所における折り角度を制御しながら、栽培床を長尺方向に移動自在に支持し、栽培床を植物の生育にあわせて長尺方向に移動させ、折り癖のうち山折り部側に設けられた光源から植物に光を照射し、谷折り部側に設けられた養分供給機構から植物に養分を供給し、植物を生育することを特徴とする。
植物の生育程度に依存して折り角度を変更することが望ましい。また、栽培床はその谷折り部に、支持部材と係合する支持穴を有することが望ましい。
スポンジ部材に植物の種又は苗を挟んだものを栽培穴に設置することが望ましい。また、生育した植物を収穫するために栽培床を切断することが望ましい。
本発明は、植物の栽培に際し、生育程度に応じて栽培床の折り角度を変えることで、特に栽培床を変更することなく無駄な空間を減少させ、高効率に植物を生育することができる。また、低価格な材料を栽培床として用いるため、再利用しなくても比較的低コストで植物の栽培ができ、また、その植物の病気を拡大させるリスクを低減することができる。
図1に示すように、本発明の生育装置2は、長尺方向に略等間隔にジグザグに折り癖が形成された帯状の栽培床3と、栽培床3に種又は苗を植え付ける植付装置6と、植物に光を照射する光源8と、光源8からの光を反射させる反射板9と、植物に養液10Aを供給する養分供給槽10と、生育した植物株を栽培床3ごと切り離す切断機12と、切り離された植物株を梱包場所に移送するコンベア13とを有する。
図2に示すように、栽培床3は、発泡材料3Aの一方の面に高輝フイルム3Bが接着されて形成されている。発泡材料3Aには、発泡ポリエチレンなどの発泡材料としての機能を有するいかなる公知の材料をも用いることができる。高輝フイルム3Bとは、光の反射率の高いフイルム、いわゆる高反射フイルムのことである。この高輝フイルム3Bには、例えばWO2008/126464に記載のポリブチレンテレフタレート(PBT)を用いたものなど、高輝フイルムとしての機能を有するいかなる公知の材料をも用いることができる。また、本実施形態では、発泡材料3Aと高輝フイルム3Bとを熱融着により接着しているが、他の公知のいかなる接着方法を用いても良い。
栽培床3は、その光源8のある側において、波長660nmの光に対するその表面の光線反射率が80%以上であることが好ましい。そのため、高輝フイルム3Bは、波長660nmの光に対するその表面の光線反射率が80%以上であることが好ましい。
あるいは、上記栽培床3の構成に代えて、国際公開特許WO2008/126464に記載されているような、内部表面付近に気泡を設け、この気泡の境界面での反射により反射率を上げたシート材料を使用することもできる。この場合、栽培床の製造工程を簡略化できるだけでなく、栽培床を溶融リサイクルする際に最加工時に問題となる添加剤をほとんど含まない点で、好ましい。
栽培床3に内部にボイドを有する低比重材料である発泡材料3Aを用いることによって、栽培床3の断熱性が高まり、栽培床3の下に配置される養分供給槽10内にある養液10Aが光源8からの熱の影響を受けにくくなり、その水温の上昇や変動を抑えることが出来る。また、発泡材料3Aの比重が軽いため養液10Aの液面から、極端に離れたり沈んだりすることがなく、栽培床3に植え付けられる植物の種や苗が適切な位置に安定的に保持出来る。
栽培床3の比重は、0.3以上0.8以下であることが好ましく、0.4以上0.7以下であればより好ましい。栽培床3の比重が0.3以上0.8以下であれば、栽培床3が養液10Aに対して適当な浮き具合になり、栽培穴3Cに植え付けられる種子を安定して発芽させることができる。
一方、栽培床3の比重が0.3以下であれば、栽培床3における養液10Aの液面上の部分の体積が大きくなりすぎてしまい、栽培穴3Cに植え付けられる種子が養液10Aから栄養分を得にくくなるため、種子の発芽が大きく遅れてしまうおそれがある。また、栽培床3の比重が0.8以上であれば、栽培床3における養液10Aの液面下の部分の体積が大きくなりすぎてしまうため、栽培穴3Cに植え付けられる種子が養液10Aに完全に浸かってしまって空気中の酸素を得にくくなり、種子の発芽が大きく遅れてしまうおそれがある。
例えば、発泡材料3Aに比重が0.1〜0.3程度のウレタンフォームなどを用いると、高輝フイルム3Bを貼り付けてなる栽培床3の比重は、0.4〜0.7程度とより好ましいものとなる。
帯状の栽培床3をロール状に巻き取った際には、図3に示すような形状をとる。また、この栽培床3を広げて、栽培床3に設けられた折り癖部でそれを折り畳んだ際には、図4(A)及び(B)に示すような形状をとる。この折り癖はヒートセットにより形成されているが、これに限らず、適宜栽培床3の材料に応じていかなる方法により形成することができる。
図3及び図4に示すように、栽培床3の折り癖のうち高輝フイルム3Bを備えた面側が谷となるように折り癖が付けられた部分(以下、谷折り部、と称する。)には、栽培穴3Cと支持穴3Dとが設けられている。一方、栽培床3の折り癖のうち高輝フイルム3Bを備えた面側が山となるように折り癖が付けられた部分(以下、山折り部、と称する。)には、穴は設けられていない。
図3及び図4において一つの谷折り部辺りに設けられている5つの穴のうち、中央部にある3つが栽培穴3Cであり、両端の2つが支持穴3Dである。栽培穴3Cは植付装置6により種子又は苗が植え付けられる穴であり、支持穴3Dは後述する支持部材21(図12参照)を用いて栽培床3を移動自在に支持する際に用いられる穴である。なお、栽培穴3C及び支持穴3Dの設ける数及び設け方はこれに限ることなく、適宜設計変更することができる。
植付装置6は、栽培穴3Cに種子又は苗を植え付ける装置である。本実施形態では、植付装置6により、図5に示すようなスポンジ部材14Aの切込み部に種子15を挟んだ種子包含スポンジ部材14Bの側面部に圧縮応力を加え、栽培穴3Cに挿入することで植え付けが行われる。種子15の挟み込む位置は、スポンジ部材14Aの略中央部であることが好ましい。なお、スポンジ部材14Aの切り込み部に、種子15に代えて苗を挟み込んでも構わない。この場合には、苗における茎と根との境界付近がスポンジ部材14Aの略中央部にくるように挟み込むことが好ましい。なぜならば、本実施形態においては、スポンジ部材14Aの略中央部が養液10Aの液面付近となるからである。
図6(A)に示すように、栽培床3に設けられた折り癖は、距離Lごとにジグザグに形成されている。この距離Lは、生育する植物に依存して自由に決めることができる。例えば小松菜を生育する場合であれば、150mm〜250mmとするのが好ましい。また、栽培床3における折り癖の角度(折り角度、と称する)は、例えば図6(A),図7(A)に示すように、30度,90度などの角度を取ることができる。折り角度は、図示してはいないものの、上記と同様に120度や150度といった角度を取ることもできる。また、この折り角度を180度まで開くと、図8(A)のようになる。この折り角度はこれに限ることはなく、ほぼ0度(図4の状態)以上180度以下のあらゆる角度を取ることができる。
折り角度を30度として栽培穴3Cに種子包含スポンジ部材14Bが挿入された状態が図6(B)に示す状態であり、さらに種子包含スポンジ部材14Bの種子が発芽して苗となった状態が図6(C)に示す状態である。また、折り角度を90度として栽培穴3Cにて苗が生育されている状態が図7(B)に示す状態である。また、折り角度を180度として栽培穴3Cにて植物株が生育された状態が図8(B)に示す状態である。その折り角度は、栽培床3において隣接する谷折り部間の距離あるいは隣接する山折り部間の距離に依存して一意に決まるものである。従って、そのどちらかの距離を調整することで、任意の場所における折り角度を調整することができる。
本実施形態では、領域R1,R2,R3,R4のそれぞれにおいて、栽培床3の折り角度がそれぞれθ1,θ2,θ3,θ4となるように谷折り部間の距離が調整されている。領域R1,R2,R3,R4のそれぞれの大きさは、生育する植物に依存して自由に決めることができる。
例えば小松菜を生育する場合であれば、発芽から双葉が出るまでの1期においては領域R1にて折り角度が20°≦θ1≦30°とすることが好ましく、若葉が5cm程度に伸びるまでの2期においては領域R2にて折り角度が30°≦θ2≦45°とすることが好ましく、食用に供せる程度までの3期においては領域R3にて折り角度が45°≦θ3≦90°とすることが好ましく、商品として出荷できるに十分に生育するまでの4期においては領域R4にて折り角度が90°≦θ4≦120°とすることが好ましい。
光源8は、栽培床3の谷折り部に植え付けられ生育される種子又は苗に対して光を照射する。図1に示すように、光源8は、苗の生育に合わせて、その配置位置が調整されている。光源8には、蛍光灯、水銀灯、LEDなどを適宜用いることができ、また、必要に応じてその光源の波長を変換して用いることができる。
なお、光源8が発する熱は、生育装置2が設置された環境内の温度や、後述する養液10Aの温度を不必要に上昇させてしまい、植物に適した生育環境を壊してしまう可能性がある。従って、生育装置2の設置される環境内には、冷房などの図示しない空調設備を用いる必要がある。
反射板9は、光源8からの光のうち、種子や苗とは反対側に出射される光を反射させ、その光を種子や苗の方向に向ける。これにより、この光源8からの光を無駄なく種子や苗に照射させることができる。
養分供給槽10は、種子や苗に養液10Aを供給する槽である。なお、種子や苗に供給する養分は養液10Aである必要はなく、他の形状の養分であってもかまわない。また、養液10Aを含む養分を供給する方法は養分供給槽10によるものである必要はなく、いかなるタイプの養分供給機構であってもかまわない。
生育装置2は、図9に示すように、栽培床3を支持する支持部材21を有する。支持部材21は、支持具21Aと留め具21Bとを有する。支持具21Aは長方形平板状であり、穴部21Cと穴部21Dとを有する。穴部21C,21Dは、そのそれぞれの中心同士を結ぶ直線がその長方形平板状の長辺方向に略平行となるように、また、その中心間の距離が支持穴3Dと栽培床3の端部との距離よりも大きくなるように、設けられている。
また、支持具21Aの長辺方向には、軸21Eが設けられており、軸21Eには回転自在にローラ21Fが設けられている。このローラ21Fとレール部材22とが係合することにより、栽培床3がレール部材22に沿ってその帯方向への移動が可能となる。なお、一対のレール部材22が谷折り部の経路と同じ高さに設けられる方が、栽培床3のある谷折り部とレール部材22と係合するローラ21Fとが略同一直線状にくるのでその移動が円滑になるため、望ましい。
留め具21Bは矩形棒状であり、その側面に突起部21Gと突起部21Hとを有する。突起部21G,21Hは、それぞれ穴部21C,21Dと同時に嵌合できるように設けられている。従って、留め具21Bは支持具21Aと嵌合することができる。なお、支持具21Aと留め具21Bとを嵌合した後に、さらに留め金などを用いて固定することが望ましい。
図10に示すように、生育装置2は、栽培床3を支持するためのレール部材22を有する。レール部材22は、栽培床3の谷折り部の経路に沿うように、その両端部側にそれぞれ設けられている。
支持部材21は、レール部材22の設けられた領域内の全ての支持穴3Dに取り付けられる。図11には、その領域の一部分を示している。隣接する2つの支持部材21には、折り角度制御部材24が跨嵌している。折り角度制御部材24により、跨嵌する2つの支持部材21の間隔が制御されている。領域R1,R2,R3,R4においては、その間隔がそれぞれ2Lsin(θ1/2),2Lsin(θ2/2),2Lsin(θ3/2),2Lsin(θ4/2)となるような長さの折り角度制御部材24が用いられる。ゆえに、折り角度制御部材24により、領域R1,R2,R3,R4における折り角度がそれぞれθ1,θ2,θ3,θ4に制御される。さらに、図11の矢印の方向に動かすことで、ローラ21Fがレール部材22内で回転し、折り角度を制御した状態で栽培床3をその帯状方向に移動させることができる。
図12に示すように、折り角度制御部材24は、支持部材21の軸21Eにそれぞれ跨嵌する2つの跨嵌部24Aと、それぞれの跨嵌部24Aに接合している2つの筒状部24Bと、その2つの筒状部24Bをその筒状の軸方向に移動自在に接続する棒状部24Cと、それぞれの筒状部24Bに設けられ筒状部24Bと棒状部24Cとの相対位置を固定するねじ24Dと、を有する。
棒状部24Cに対して筒状部24Bを筒状の軸方向に移動させることで、折り角度制御部材24の長さをある一定の範囲において自在に変更することができる。このような折り角度制御部材24を用いることで、特に折り角度制御部材24を変更することなく、一定の範囲内で折り角度を適宜変更することができる。折り角度を固定したいときには、ねじ24Dを締めて筒状部24Bと棒状部24Cとの相対位置を固定する。しかし、折り角度がある一定以上の変化をする場合には、折り角度制御部材24の長さを変更することで対応できなくなり、折り角度制御部材24を変更する必要がある場合もある。
なお、本発明において、栽培床3を支持する支持機構及び折り角度制御機構は、支持部材21,レール部材22,及び折り角度制御部材24を用いる様態について説明したが、これに限ることはなく、他の様態であっても構わない。
次に、本発明の生育装置2の作用について説明する。図1に示すように、まず、帯状の栽培床3を巻き取ったロールから栽培床3を引き出す。図9に示すように、栽培床3の先端部分から、その谷折り部の量端部にある支持穴3Dに、支持部材21を嵌合させる。さらに図11に示すように、一対の嵌合した支持部材21のローラ21Fをそれぞれ一対のレール部材22に係合させる。また、その支持部材21と隣接した支持部材21とを、折り角度制御部材24を用いて跨嵌させる。栽培床3をロールから引き出す度ごとに、これら一連の作業を毎回行う。
そして、切断機12が設けられた側から栽培床3又は支持部材21を引っ張ることで、栽培床3をその長尺方向に移動させることができる。この引っ張ることに伴い、それぞれのローラ21Fがレール部材22内で回転する。支持部材21の属する領域が変化する箇所においては、図12に示すように折り角度制御部材24の長さを変更したり、折り角度制御部材24自体を変更したりすることで、その属する箇所の折り角度を変更する。栽培床3を移動させる度ごとに、これら一連の作業を毎回行う。
図1に示すように、折り角度を略180°にした状態で、植付装置6により、図5に示すような種子包含スポンジ部材14Bを圧縮させて栽培床3の栽培穴3Cに挿入する。種子包含スポンジ部材14Bは圧縮されて挿入されるため、栽培穴3Cから抜け落ちることなく、確実に固定される。
種子包含スポンジ部材14Bを挿入されることで栽培床3に植えつけられた種子は、生育装置2の領域R1に移送される。領域R1では、折り角度がθ1となるように制御される。領域R1に移送された後、栽培床3の裏側から養分供給槽10に蓄積されている養液10Aが種子に供給される。また、栽培床3の表側から光源8からの光が種子に照射される。その結果、図6(B)に示す状態の種子は発芽し、図6(C)に示すような苗となる。
領域1において、光源8からの光は、反射板9及び栽培床3の高輝フイルム3Bにより的確に反射され、そのほとんどが確実に苗15Bに照射される。なお、苗の成長に最も寄与する光の波長がおよそ660nmであるため、栽培床3の表面における波長660nmの光に対する光線反射率が80%以上であることが有意に効いてくる。そのため、高輝フイルム3Bは、波長660nmの光に対するその表面の光線反射率が80%以上であることが好ましい。あるいは、上記栽培床3の構成に代えて、上記記載の内部表面付近に気泡を設け、この気泡の境界面での反射により反射率を上げたシート材料を使用することもできる。なお、この段落に記載の事項については、領域1に限らず、領域2,領域3,領域4でも同様である。
その後、領域1の苗は領域R2に移送される。領域R2では、折り角度がθ2となるように制御される。領域R2においても領域1と同様に、栽培床3の裏側から養分供給槽10に蓄積されている養液10Aが苗に供給される。また同様に、栽培床3の表側から光源8からの光が苗に照射される。その結果、苗は早く確実に成長する。
その後、苗が領域R3に移送されてさらに成長し、さらに苗が領域R4に移送されて収穫するのに十分に成育して植物株となる。なお、養液10Aの供給及び光の照射については、領域R1や領域R2と同様である。
その後、栽培床3の折り角度は略180°に制御される。十分に生育した植物株の根っこ部分に付着している養液10Aなどの洗浄する洗浄工程が、図示しない洗浄装置などを用いて行われる。そして、切断機12を用いて栽培床3を切断し、栽培床3ごと植物株を切除する。この栽培床3ごと切り離された植物株がコンベア13によって梱包場所に移送される。その後、この栽培床3ごと切り離された植物株は梱包され出荷される。
本発明は、このように折り角度を自在に変更できる帯状の栽培床3を用いるものであるため、苗の移し替えといった手間のかかる作業を行うことなく、栽培床の折り角度を変更することのみによって簡単に、生育する植物の占める空間の大きさを必要に応じて制御することができる。つまり、生育する植物が種子あるいは小さい苗の段階においては折り角度を小さく保持することで生育に要する空間を極力小さくし、苗がある程度成長してきた段階においては折り角度を大きく保持することで生育に必要となる大きな空間を十分に確保することができる。
なお、生育した植物株を収穫する際に栽培床3を適宜切断することにより収穫できるだけでなく、不良品や病気品などの除去をする際にも、栽培床3を適宜切断することにより簡単に行うことができる。そのため、植物株の歩留まりが大幅に向上することができる。また、その植物株の生育環境も大幅に向上することができる。
栽培床3の表面は高輝フイルム3Bで覆われているため、生育した植物株とともに店頭に並べても違和感がなく、むしろ、その高輝フイルム3Bによってさらに植物株を際立たせて見せるという美観的効果も期待できる。
次に、本発明の実施例について説明する。以下に本発明の効果を確認するために、実験1及び2を行った。なお、本発明の適用は、以下の実施例に制限されるものではない。
(実験1)
栽培床3には、厚さ8mmの発泡ポリエチレンからなる発泡材料3Aに、ポリブチレンテレフタレート(PBT)からなる後述する高輝フイルム3Bを溶着されたものを用いた。
栽培床3には、厚さ8mmの発泡ポリエチレンからなる発泡材料3Aに、ポリブチレンテレフタレート(PBT)からなる後述する高輝フイルム3Bを溶着されたものを用いた。
極限粘度(IV)が0.69dl/g,ガラス転移温度(Tg)が39℃,融点(Tm)が228℃であるPBT100%樹脂を、溶融押出し装置を用いて260℃でTダイから押出し速度20m/分で押出し、24℃のキャスティングドラムで固化させて、厚さ150μmのフイルムを得た。さらに、そのフイルムに6.8kgfの張力を付加しながら、そのフイルムの表面温度を40℃で45秒間のアニール処理を行った。その結果、フイルム内部に扁平な空孔が層状に形成された表面平滑性Ra=0.030μmの金属様光沢を有するフイルムを得た。このフイルムの660nmの光に対する反射率は積分球を用いた測定で81%であった。この得られたフイルムを、高輝フイルム3Bとして用いた。
本発明の生育装置を用いて、栽培床3の栽培穴3Cに、スポンジ部材14Aに小松菜の種子を3粒ずつ挟んでセットした種子包含スポンジ部材14Bを挿入した。栽培床3の幅を1.0mとし、折り癖間の距離Lを200mmとした。図1におけるθ1及びθ2を30°とし、領域1と領域2との合計滞在期間を20日とした。また、θ3及びθ4を90°とし、領域3と領域4との合計滞在期間を20日とした。養液10Aには、協和(株)製のハイポニカ肥料(商標登録番号第2199730号)のA液及びB液をそれぞれ500倍に薄めたものを混合した液を用いた。また、調温設備により、養液10Aの温度を20℃から21℃に維持した。光源8には白色LED光源を用い、30kluxの照度で照射した。また、タイマーを用いて14時間の点灯と10時間の消灯とを繰り返した。
結果、種子を栽培床3の栽培穴3Cにセットした後、4日目で小松菜の種が発芽していることが確認できた。40日経過後に小松菜の植物株を収穫してその重量を計測した。そのうち、ランダムに選択した植物株100本分の重量の平均値は、42.3gとなった。
(実験2)
格子状発芽トレイに1格子あたりに小松菜の種子を3粒ずつセットして発芽成長させ、4日目に発芽した小松菜の苗を育成専用トレイに移し替えて小松菜を生育した。そのほかの条件については、実験1と全く同様とした。同様にして40日経過後に小松菜の植物株を収穫してその重量を計測した。そのうち、ランダムに選択した植物株100本分の重量の平均値は、29.5gとなった。
格子状発芽トレイに1格子あたりに小松菜の種子を3粒ずつセットして発芽成長させ、4日目に発芽した小松菜の苗を育成専用トレイに移し替えて小松菜を生育した。そのほかの条件については、実験1と全く同様とした。同様にして40日経過後に小松菜の植物株を収穫してその重量を計測した。そのうち、ランダムに選択した植物株100本分の重量の平均値は、29.5gとなった。
実験1及び2より、本発明を用いれば、従来の生育方法よりも高効率に植物を生育することができることがわかった。また、本発明は、生育程度に応じて、植物株を別のトレイに移し替えるという煩わしい作業をすることもなく、無駄な空間を減少させることができることもわかった。
以上のように、本発明に係る生育装置及び生育方法は、生育程度に応じて、植物株を別のトレイに移し替えるという煩わしい作業をすることもなく、無駄な空間を減少させることができ、従来の生育方法よりも高効率に植物を生育することができる。なお、本実施形態では小松菜などの葉物の植物の生育について説明したが、これに限ることはなく、根菜や果実をつける植物についても同様に本発明を用いることができる。また、本明細書中に記載の技術的思想の組合せで行われるいかなる生育装置及び生育方法も、本発明の範囲内にあるものとみなす。
2 生育装置
3 栽培床
3A 発泡材料
3B 光輝フイルム
3C 栽培穴
3D 支持穴
6 植付装置
8 光源
9 反射板
10 養分供給槽
10A 養液
12 切断機
13 コンベア
14A スポンジ部材
14B 種子包含スポンジ部材
15 種子
21 支持部材
21A 支持具
21B 留め具
21C,21D 穴部
21E 軸
21F ローラ
21G,21H 突起部
22 レール部材
24 折り角度制御部材
24A 跨嵌部
24B 筒状部
24C 棒状部
24D ねじ
R1,R2,R3,R4 領域
3 栽培床
3A 発泡材料
3B 光輝フイルム
3C 栽培穴
3D 支持穴
6 植付装置
8 光源
9 反射板
10 養分供給槽
10A 養液
12 切断機
13 コンベア
14A スポンジ部材
14B 種子包含スポンジ部材
15 種子
21 支持部材
21A 支持具
21B 留め具
21C,21D 穴部
21E 軸
21F ローラ
21G,21H 突起部
22 レール部材
24 折り角度制御部材
24A 跨嵌部
24B 筒状部
24C 棒状部
24D ねじ
R1,R2,R3,R4 領域
Claims (10)
- 長尺方向に略等間隔にジグザグに折り癖が形成され、前記折り癖のうち谷折り部に植物の種子又は苗を植えつける栽培穴が設けられた帯状の栽培床と、
前記折り癖が形成されたそれぞれの箇所における折り角度を制御する折り角度制御部材と、
前記折り角度を所定の角度に保持しながら前記栽培床を長尺方向に移動自在に支持する支持部材と、
前記折り癖のうち山折り部側に設けられ、前記植物に光を照射する光源と、
前記谷折り部側に設けられ、前記植物に養分を供給する養分供給部と、
を有することを特徴とする生育装置。 - 前記栽培床はその前記谷折り部に、前記支持部材と係合する支持穴を有することを特徴とする請求項1記載の生育装置。
- 前記栽培床は、発泡材料からなる帯状のシートの一方の面に高輝フイルムが接着されていることを特徴とする請求項1又は2記載の生育装置。
- スポンジ部材に前記植物の種又は苗を挟んだものを前記栽培穴に設置する植付装置を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の生育装置。
- 生育した植物を収穫するために前記栽培床を切断する切断機を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の生育装置。
- 長尺方向に略等間隔にジグザグに折り癖が形成され、前記折り癖のうち谷折り部に植物の種子又は苗を植えつける栽培穴が設けられた帯状の栽培床において、前記折り癖が形成されたそれぞれの箇所における折り角度を制御しながら、前記栽培床を長尺方向に移動自在に支持し、
前記栽培床を前記植物の生育にあわせて長尺方向に移動させ、
前記折り癖のうち山折り部側に設けられた光源から前記植物に光を照射し、
前記谷折り部側に設けられた養分供給機構から前記植物に養分を供給し、
前記植物を生育することを特徴とする生育方法。 - 植物の生育程度に依存して前記折り角度を変更することを特徴とする請求項6記載の生育方法。
- 前記栽培床はその前記谷折り部に、前記支持部材と係合する支持穴を有することを特徴とする請求項6又は7記載の生育方法。
- スポンジ部材に前記植物の種又は苗を挟んだものを前記栽培穴に設置することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項記載の生育方法。
- 生育した植物を収穫するために前記栽培床を切断することを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項記載の生育方法。
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JP2012206875A JP2014060938A (ja) | 2012-09-20 | 2012-09-20 | 生育装置及び方法 |
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2012
- 2012-09-20 JP JP2012206875A patent/JP2014060938A/ja active Pending
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