JP2014060572A - 通信システム、通信端末、情報管理装置及びプログラム - Google Patents

通信システム、通信端末、情報管理装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014060572A
JP2014060572A JP2012204050A JP2012204050A JP2014060572A JP 2014060572 A JP2014060572 A JP 2014060572A JP 2012204050 A JP2012204050 A JP 2012204050A JP 2012204050 A JP2012204050 A JP 2012204050A JP 2014060572 A JP2014060572 A JP 2014060572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication terminal
telephone number
information
communication
information management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012204050A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Takano
哲 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2012204050A priority Critical patent/JP2014060572A/ja
Publication of JP2014060572A publication Critical patent/JP2014060572A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】接続先の通信端末の電話番号を把握していない場合においても、簡便に接続先の通信端末の電話番号を取得し、相互に接続させる。
【解決手段】電話番号に基づき通信する通信機能を備えた通信端末と、該通信端末の位置情報を管理する情報管理装置とを有する通信システムであって、通信端末は、通信回線に接続されている通信端末の位置情報を情報管理装置から取得する位置情報取得手段と、位置情報に基づき、通信端末の位置が表示され、通信端末の中から通信先を指定可能な画面を生成する画面生成手段と、指定された通信端末の電話番号を情報管理装置から取得する電話番号取得手段と、指定された通信端末と接続する接続手段とを有し、情報管理装置は、通信端末の位置情報に対応付けて電話番号を記憶する記憶手段と、指定された通信端末の電話番号の取得要求に基づき、該通信端末の電話番号を、取得要求をした通信端末に送信する電話番号送信手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信システム、通信端末、情報管理装置及びプログラムに関する。
電話会議システムやテレビ会議システム等の遠隔会議システムは、1対1又は三地点以上の多地点接続において行われる。このような多地点接続を実現する電話会議システムに接続するためには、一般に会議主催者から会議参加者のそれぞれの電話番号に対して呼び出しを行うか、又はそれぞれの会議参加者から会議主催者の電話番号に対して発信を行う手順が必要である。いずれの手順にせよ、電話会議の開始前に、会議主催者を含む会議参加者の用いる電話番号を相手に伝えておかなければならない。
一方、特許文献1には、無線端末が照明装置から発信される固有情報を受信し、この受信した固有情報をサーバに送信することで、無線端末の位置を特定するシステムが開示されている。
しかしながら、電話会議システムに接続する端末は、可搬性があり電話会議を行う会議室によらず利用できる端末が普及している。この場合、電話会議を行う会議室の電話番号を把握していないことも珍しくない。また、事前に電話会議の参加者が用いる電話番号を、電話やメールを用いて伝達されていたとしても、電話会議システムを用いて発信する際に、電話番号を手動で入力しなければならない。そのため、電話番号の入力に手間がかかることや入力誤りによる電話のかけ間違いがあり得る。
さらに、特許文献1では、端末の位置を特定する方法は開示されているが、端末の位置情報を利用して端末間の接続を行うことに関する記載はない。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、通信端末が接続先の通信端末の電話番号を把握していない場合においても、簡便に接続先の通信端末の電話番号を取得し、取得した電話番号を用いて通信端末を相互に接続させる通信システム、通信端末及び情報管理サーバの提供を課題とする。
そこで上記課題を解決するため、通信システムは、電話番号に基づき通信する通信機能を備えた通信端末と、該通信端末の位置情報を管理する情報管理装置とを有する通信システムであって、前記通信端末は、通信回線に接続されている通信端末の位置情報を前記情報管理装置から取得する位置情報取得手段と、前記位置情報に基づき、前記通信端末の位置が表示され、前記通信端末の中から通信先を指定可能な画面を生成する画面生成手段と、前記画面に基づき指定された通信端末の電話番号を前記情報管理装置から取得する電話番号取得手段と、前記画面に基づき指定された前記通信端末と接続する接続手段とを有し、前記情報管理装置は、前記通信端末の位置情報に対応付けて電話番号を記憶する記憶手段と、前記通信端末からの前記指定された通信端末の電話番号の取得要求に基づき、該通信端末の電話番号を、前記取得要求をした通信端末に送信する電話番号送信手段とを有する。
本発明の実施の形態によれば、通信端末が接続先の通信端末の電話番号を把握していない場合においても、簡便に接続先の通信端末の電話番号を取得し、取得した電話番号を用いて通信端末を相互に接続させることができる。
本発明の実施の形態における遠隔会議接続システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における位置通知・データ転送機器のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における通信端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるゲートウェイ装置のハードウェア構成図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における情報管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における遠隔会議接続システムの機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における位置通知・データ転送機器が保持する情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における信号フォーマットの一例を示す図である。 本発明の実施の形態における通信端末の表示部に表示される接続端末指定画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における位置通知・データ転送機器が保持する情報の一例を表す図。 本発明の実施の形態における端末位置情報記憶手段が記憶する端末情報管理テーブルの一例である。 本発明の実施の形態における電話番号情報記憶手段が記憶する電話番号情報管理テーブルの一例である。 本発明の実施の形態における遠隔会議接続システムの電話番号登録の動作の一例を示すシーケンス図である。。 本発明の実施の形態における遠隔会議接続システムの電話番号取得の動作の一例を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態における電話会議接続アプリの接続端末指定画面の実行選択画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態の第一の変形例における遠隔会議接続システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態の第一の変形例における遠隔会議接続システムの機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態の第二の変形例における遠隔会議接続システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態の第二の変形例における遠隔会議接続システムの電話番号登録の動作の一例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
[システム構成]
図1(A)は、本発明の実施の形態における遠隔会議接続システム1の構成例を示す図である。遠隔会議接続システム1は、通信端末120a、120b、120c、・・・120n(それぞれを区別しない場合は「通信端末120」という。)と、位置通知・データ転送機器100a、100b、100c、・・・100n(それぞれを区別しない場合は「位置通知・データ転送機器100」という。)と、ゲートウェイ装置140a、・・・140n(それぞれを区別しない場合は「ゲートウェイ装置140」という。)と、情報管理サーバ(情報管理装置)160と、位置通知・データ転送機器100、通信端末120及びゲートウェイ装置140を有する無線ネットワーク170と、ネットワーク180とを有する。また、図1の第1・2・3会議室には、電話回線を接続するためのモジュラージャック900a・900b・900c(それぞれを区別しない場合は「モジュラージャック900」という。)がそれぞれ設置されている。
遠隔会議接続システム1とは、通信端末120を用いた1対1又は多地点間接続において、予め通信端末120が用いる電話番号を相互に把握していなくても、通信端末120の位置情報を利用することにより、相互の接続を実現するシステムである。ここで、1対1又は多地点間接続は、例えば一般的な電話会議やテレビ電話会議等に用いられる。本発明の実施形態において電話会議システムにはテレビ電話会議システムが含まれる。ここで、位置情報とは、経緯情報、建物の階数及び棟番号のような位置を示す情報である。本発明の実施形態における位置情報には、経緯情報、建物の階数、棟番号、建物を識別する情報(事業所コード)が含まれる。遠隔会議接続システム1は、音声・データ通信機能、多地点接続機能、位置情報送受信機能、位置情報管理機能及び接続情報管理機能等を有する。接続情報とは、通信をするために用いられ、通信先・通信元を識別する情報である。接続情報は、例えば、電話番号やIPアドレス等である。本発明の実施の形態では、接続情報の一例として電話番号を用いる。ここで、電話番号はそれぞれのモジュラージャック900毎に予め固定的に割り当てられている。なお、モジュラージャック900に対する電話番号は変更可能である。本発明の実施の形態における遠隔会議接続システム1は、会議の主催者(ホスト)の通信端末120から、会議参加者(ゲスト)の通信端末120の電話番号に対し呼び出しを行い(ダイヤルアウト接続)、多地点間接続を行う。ホストの通信端末120は、電話会議システムの接続にあたりPBX191を制御する機能を有し、これにより多地点接続を実現する。なお、例えば、通信端末120は多地点接続装置MCU(Multi-point Control Unit)の機能を有したり、一般の電話会議システムサービスを利用してもよい。
図1(A)に示されている第1会議室・第2会議室・第3会議室には、それぞれ電話回線が敷設され、モジュラージャックが設置されている。また、例えばISDN回線が利用される場合はTA(Terminal Adopter)が設置されており、光ファイバ回線が利用される場合はONU(Optical Network Unit)が設置されている。なお、本発明の実施の形態において、各会議室の電話回線(モジュラージャック900)毎には電話番号が割り当てられている。通信端末120は、各会議室のモジュラージャック900に電話ケーブルを差し込むことにより音声通信、電話会議をすることができる。
図1(B)は、本発明の実施の形態における遠隔会議接続システム1のうち電話会議システムに接続する場合に用いるネットワークの構成例を示す図である。モジュラージャック900a・900bはPBX(Private Branch eXchange)191aを介して公衆電話網190に接続する。モジュラージャック900cはPBX191bを介して公衆電話網190に接続する。なおPBXは複数存在してもよく、それぞれを区別しない場合は「PBX191」という。また、公衆電話網190は、例えば、企業等で用いられる内線電話網であってもよい。
位置通知・データ転送機器100は、例えば部屋の天井等に固定され、固定された位置に係る位置情報を連続的又は断続的に無線送信する。位置通知・データ転送機器100は、それぞれ独立した筐体を有し、予め設置された電源から給電されて動作するか、あるいはLED蛍光管のような照明器具に組み込まれ、該照明器具から給電されて動作する。位置通知・データ転送機器100は、自機が保持する位置情報を、無線信号により所定の範囲に送信する。所定の範囲は、用いられる無線信号の信号強度及び送信アンテナの指向性等によって定められる。位置通知・データ転送機器100は、位置の管理対象となる領域をカバーするように配置され、それぞれの領域が重複しないように構成される。あるいは、重複する場合であっても、位置情報を受信する側において、受信電波の強度に基づいて、何れか一つの位置通知・データ転送機器100が決定できるよう構成される。図1の例では、位置通知・データ転送機器100の下方に示される円錐型の点線が、所定の範囲を表している。位置情報を送信する通信方式として、例えば地上補完信号IMES(Indoor Messaging System)を用いることができる。また、位置通知・データ転送機器100は通信端末120又はゲートウェイ装置140に対して位置情報以外のデータを送受信する。
通信端末120は、電話会議システムのための多地点接続機能を有する通話機能を備えた通信端末120である。通信端末120は、ISDN回線やIP電話回線に用いられるRJ−45(Registered Jack-45)又はアナログ電話回線に用いられるRJ−11のコネクタを収容できるインタフェースを備えている。なお、通信端末120は、電話会議システムのホスト端末には多地点接続機能は必要であるが、ゲスト端末には必ずしも必要としない。また、1対1の電話会議の場合は、通信端末120は多地点接続機能を必要としない。電話会議システムへの接続、すなわち複数の通信端末120との音声通信等は、通信端末200と接続する電話ケーブルやイーサネット(登録商標)ケーブル等が挿入されるモジュラージャック900を介して公衆電話網やインターネット、イントラネット等のネットワークを用いて行われる。
また、通信端末120は、最寄りの位置通知・データ転送機器100からの無線信号を受信する。無線信号には、位置通知・データ転送機器100の位置情報やゲートウェイ装置140から転送されたデータ等が含まれる。位置通知・データ転送機器100からの信号の受信は、例えばIMESを用いて行われる。通信端末120から位置通知・データ転送機器100への信号の送信は、例えばIEEE802.15.4及びZigBee(登録商標)のような近距離無線通信による無線ネットワーク170を通じて行われる。
なお、通信端末120が位置通知・データ転送機器100からの位置情報を受信した場合の動作は次のようになる。通信端末120が位置情報を受信すると、受信した位置情報と共に、例えばネットワークアドレスのような自機の識別情報を含む情報を位置通知・データ転送機器100へ送信する。この場合には、通信端末120の識別情報として、IEEE802.15.4の短縮アドレスまたはIEEE拡張(MAC)アドレスを用いることができる。位置通知・データ転送機器100へ送信された識別情報と位置情報は、次に、隣接する位置通知・データ転送機器100を経由して、ゲートウェイ装置140に送信される。なお、通信端末120における送受信の動作は、当該通信端末120において予め定められたタイミングか、あるいは当該通信端末120の備える加速度センサによる加速度の変化が検出されたタイミングで行われる。
なお通信端末120は、能動的に電波を送信する、例えばアクティブタグの特徴を有してもよい。通信端末120は、スマートフォン、PDA、PC又はスマートメータのような、アクティブタグと同等の機能を有する通信端末120であってもよい。
ゲートウェイ装置140は、無線ネットワーク170とネットワーク180とを相互に接続し、一方のネットワークから送信されたデータを他方のネットワークにブリッジする。ゲートウェイ装置140は、例えば建物のフロア毎、または壁などで仕切られた部屋毎に設置される。無線ネットワーク170がIEEE802.15.4及びZigBee(登録商標)によるPAN(Personal Area Network)であり、ネットワーク180がIEEE802.3規格に基づくLANである場合には、それらの間での通信方式の変換を行う。また、通信端末120の識別情報がIEEE802.15.4の短縮アドレスで表されている場合には、PAN構成時の情報に基づきIEEE拡張アドレスに変換し、情報管理サーバ160に送信する。
情報管理サーバ160は、二つのデータテーブルを有し、それらのデータテーブルに含まれる情報を管理する。一方は、ゲートウェイ装置140を経由して受信された通信端末120の識別情報と位置情報とが記録される端末位置情報管理テーブルである。端末位置情報管理テーブルには、通信端末120の位置情報に対応する電話番号も動的に記憶される。他方は、モジュラージャック900が位置する位置情報とそのモジュラージャック900に割り当てられている電話番号とが対応付けて記憶される電話番号情報管理テーブルである。電話番号情報管理テーブルには、例えば「第1会議室のモジュラージャック900a」の位置「緯度35.459555、経度139.387110」に対する電話番号が「03−xxxx−xxxx」のように記憶されている。電話番号情報管理テーブルの情報は予め登録されている。
無線ネットワーク170は、位置通知・データ転送機器100と、通信端末120と、ゲートウェイ装置140とを接続する、例えばIEEE802.15.4及びZigBee(登録商標)規格によって構成されるPANである。PANがIEEE802.15.4及びZigBee(登録商標)規格で構成される場合は、通信端末120、位置通知・データ転送機器100、ゲートウェイ装置140は、それぞれZigBee(登録商標)規格で定められるエンドデバイス機能、ルータ機能及びコーディネータ機能を有する。そして、それぞれの位置通知・データ転送機器100及び通信端末120は、起動時にゲートウェイ装置140の管理下に入り、PANを構成し、ゲートウェイ装置140への最小経路が決定される。
ネットワーク180は、ゲートウェイ装置140と情報管理サーバ160とを接続するネットワークであり、例えばIEEE802.3規格で定められるLANである。なお、ネットワーク180は、インターネットに接続することもできる。
上記の通り、本発明の実施の形態における遠隔会議接続システム1において、通信端末120は、最寄りの位置通知・データ転送機器100と通信できるだけの電力を用いて、データを情報管理サーバ160に送信することができる。また、位置通知・データ転送機器100を設置するための新たなインフラの敷設が不要であり、導入コストを低減することができる。
なお、位置通知・データ転送機器100の位置情報は、無線ネットワーク170を通じて提供されてもよい。これにより、例えばIMESを用いた位置情報等を送信するための送信手段が不要となる。
また、通信端末120は、位置情報を送信した位置通知・データ転送機器100よりさらに近傍にゲートウェイ装置140が存在する場合には、位置情報等のデータをゲートウェイ装置140に送信してもよい。これにより、最短経路で識別情報と位置情報が情報管理サーバ160に送信できる。
また、情報管理サーバ160に、ゲートウェイ装置140の機能を統合してもよい。これにより、個別のゲートウェイ装置140が不要となる。
また、上述の位置情報に加えて、例えば部屋の中の区画を表す情報のような、より細かな位置を特定する情報を含んでもよい。これにより、より細かな位置管理が可能となる。
また、無線ネットワーク170は、例えばBluetooth LE、ANT、Z−Wave等の近距離無線通信を用いて構成されてもよい。これにより、多様な通信端末120の位置情報を管理することが可能となる。
また、ネットワーク180は、例えばインターネットのような、複数の種類のネットワークを含んでもよい。これにより、無線ネットワーク170と情報管理サーバ160との間の物理的な位置に関係なく、通信端末120の位置情報を管理することが可能となる。
<システム動作概要>
本発明の実施の形態において遠隔会議接続システム1の動作概要を説明する。遠隔会議接続システム1が、図1(A)の会議室に存在している通信端末120a・120b・120cの三者により行われる電話会議システムに利用される場面である。通信端末120aが電話会議の主催者(ホスト)の端末であり、通信端末120b・120cが会議参加者(ゲスト)の端末である。本発明の実施の形態における電話会議システムでは、ホストからゲストの電話番号に対して発信し接続する。また、通信端末120aのユーザをホストユーザ、通信端末120b・120cのユーザをゲストユーザという。
(1)初期状態では、通信端末120a・120b・120cの各ユーザは、相互の電話番号を知らない状態である。また、情報管理サーバ160の電話番号情報管理テーブルには、予め各会議室A・B・Cの電話番号と位置が対応付けられている。なお、各会議室にはモジュラージャック900は一つ存在していることを前提としている。
(2)各通信端末120a・120b・120cのユーザは、電話会議システムを利用するために通信端末120と電話回線との接続をする。通信端末120と電話回線との接続を契機に、通信端末120から位置通知・データ転送機器100及びゲートウェイ装置140を介し、情報管理サーバ160に、通信端末120の位置情報を含む電話番号登録要求が送信される。電話番号登録とは、情報管理サーバ160の端末位置情報管理テーブルに、電話番号情報管理テーブルに記憶されている通信端末120の位置の会議室の電話番号を登録する処理をいう。情報管理サーバ160は、電話番号登録要求を受信すると、電話回線の位置情報とその電話回線に割り当てられている電話番号とが対応付けて記憶されている電話番号情報管理テーブルの中から、通信端末120の位置情報に対応する電話回線の位置情報を検索する。対応する電話回線の位置情報が検索されると、その位置情報に対応付けられている電話番号を取得する。その取得した電話番号を、通信端末120の位置情報が記憶されている端末位置情報管理テーブルに登録する。
(3)通信端末120a・120b・120cは、それぞれ電話回線と接続し、情報管理サーバ160への電話番号登録の処理を完了させる。ここでホストユーザは、電話会議のホストである通信端末120aにおいて、電話会議システム用アプリを起動する。電話会議システム用アプリとは、遠隔会議接続システム1を利用し、電話会議参加者の電話番号を取得することにより、各通信端末120相互の接続(電話会議システムへの接続)を実行するアプリケーションである。ホストユーザは通信端末120aにおいて電話会議システム用アプリを操作し、情報管理サーバ160の端末位置情報管理テーブルに記憶されている電話回線との接続が完了している通信端末120の位置情報や機種名等を取得する要求である位置情報取得要求を、情報管理サーバ160に送信する。なお、位置情報等の取得対象とする通信端末120は、端末位置情報管理テーブルに記憶されている電話回線との接続が完了している通信端末120ではなく、例えば、記憶されている全ての通信端末120や予め定められた電話会議を識別する電話会議IDを有する通信端末120等にしてもよい。
(4)情報管理サーバ160から通信端末120の位置情報、識別情報及び機種名等を受信すると、電話会議システム用アプリは、受信した情報に基づき、通信端末120の位置情報及び機種名が、通信端末120の位置する事業所・階数・棟のフロアマップに表示された接続端末指定画面を生成する。ホストユーザは、通信端末120aの画面に表示された接続端末指定画面に基づき、電話会議システムのゲストユーザの通信端末120b・100cを指定する。
(5)通信端末120aの画面上で電話会議システムのゲストユーザの通信端末120が指定されると、通信端末120は、情報管理サーバ160に、指定した通信端末120b・100cの電話番号の取得を要求(電話番号取得要求)する。情報管理サーバ160からの応答には、通信端末120b・120cの電話番号が含まれている。
(6)通信端末120aは、取得した通信端末120b・120cの電話番号に対し、PBXを制御し、多地点接続(電話会議システムへの接続)を行う。この電話会議システムに接続するための発信の動作は、電話会議システム用アプリにより通信端末120b・100cの電話番号の取得を契機に行われる。なお、通信端末120aからの発信動作は、自動的に行われてもよいし、通信端末120aのユーザにより手動で行われてもよい。
以上の動作により、通信端末120a・120b・120cは相互に通話が可能となる。
[ハードウェア構成]
次に、図2、図3、図4、図5はそれぞれ、位置通知・データ転送機器100、通信端末120、ゲートウェイ装置140及び情報管理サーバ160のハードウェア構成の一例を示した図である。
<位置通知・データ転送機器>
図2は、本発明の実施の形態における位置通知・データ転送機器100のハードウェア構成を表す。位置通知・データ転送機器100は、CPU200、RAM202、ROM204、位置信号送信部206、無線通信部208及びバス210を有する。
CPU200は、当該位置通知・データ転送機器100の動作制御を行うプログラムを実行する。RAM202は、CPU200のワークエリア等を構成する。ROM204は、CPU200が実行するプログラムに加えて、当該位置通知・データ転送機器100の位置情報を記憶する。位置信号送信部206は、例えばIMESのような測位信号を送出するアンテナを含む装置であり、位置通知・データ転送機器100の位置情報を表す測位信号を送信する。無線通信部208は、例えばIEEE802.15.4規格に適合する電波を送受信可能なアンテナ等の無線通信インタフェースである。バス210は、上記装置を電気的に接続する。
上記構成により、本発明の実施の形態における位置通知・データ転送機器100は、通信端末120に対して位置情報を送信し、通信端末120から識別情報と位置情報を受信し、これらの情報をゲートウェイ装置140を介して情報管理サーバへ送信することができる。
なお、上述したように、位置情報を無線通信によって送信する場合には位置信号送信部206は不要となる。
<通信端末>
図3は、本発明の実施の形態における通信端末120のハードウェア構成を表す。通信端末120は、CPU220、RAM222、ROM224、操作部221、表示部223、スピーカ225、マイク227、位置信号受信部226、無線通信部228、音声・シグナリング通信部232、加速度検出部230及びバス234等を有する。
CPU220は、通信端末120の動作制御を行うプログラムを実行する。RAM222は、CPU220のワークエリア等を構成する。ROM224は、CPU220が実行するプログラムに加えて、通信端末120の識別情報や、位置通知・データ転送機器100から受信した位置情報を記憶する。位置信号受信部226は、例えばIMESのような測位信号を受信するアンテナ等であり、位置情報を表す測位信号を受信する。無線通信部228は、例えばIEEE802.15.4規格に適合する電波を送受信可能なアンテナ等の無線通信インタフェースである。音声・シグナリング通信部232は、例えば、RJ−45インタフェース等でありPBX191との間で送受信される制御信号や、PBX191を介して通信端末120間での音声信号のインタフェースである。加速度検出部230は、例えば加速度センサ又は慣性力や磁気を用いたモーションセンサである。操作部221は、ユーザからの入力を受け付けるインタフェースである。操作部221は、例えばタッチパネル、ダイヤルキー、キーボード、マウスである。表示部223は、ユーザに対する情報の表示出力がされる液晶や有機EL等のユーザインタフェース画面である。なお、表示部223がタッチパネルの場合は、操作部221と一体となっている。スピーカ225は、電気信号の音声信号を音声に変換し、音声を発信する。マイク227は、音声を受信し、音声を電気信号に変換する。バス234は、上記装置を電気的に接続する。
上記構成により、本発明の実施の形態における通信端末120は、位置通知・データ転送機器100から位置情報等のデータを受信し、位置情報等のデータを位置通知・データ転送機器100へ送信することができる。特に、通信端末120が動かされたタイミングで送信又は受信の動作を行うことにより、効率的に識別情報及び位置情報を送信することができる。また、多地点接続を行う電話会議システムを実行することができる。
なお、通信端末120がスマートフォンやPCのような情報端末である場合には、ユーザからの入力を受け付ける、例えばタッチパネル、ダイヤルキー、キーボード、マウスのような入力装置及び対応する入力制御部を備えてもよい。さらに、スクリーンのような表示装置及び対応する表示制御部を備えてもよい。
また、通信端末120がGPSアンテナ及び対応する制御部を備える場合には、前記アンテナを用いてIMESによる測位信号を受信でき、ソフトウェアの改修のみによって当該遠隔会議接続システム1に対応させることができる。
また、加速度検出部230は任意の構成要素である。加速度検出部230を備えない場合には、当該通信端末120の送信又は受信の動作は、予め定められた間隔又は時刻においてなされる。
また、上述したように、位置情報が無線通信によって受信される場合には、位置信号受信部226は不要となる。
<ゲートウェイ装置>
図4は、本発明の実施の形態におけるゲートウェイ装置140のハードウェア構成を表す。ゲートウェイ装置140は、CPU240、RAM242、ROM244、無線通信部246、有線通信部248及びバス250等を有する。
CPU240は、当該ゲートウェイ装置140の動作制御を行うプログラムを実行する。RAM242は、CPU240のワークエリア等を構成する。ROM244は、CPU240が実行するプログラムや該プログラムが使用するデータを記憶する。無線通信部246は、例えばIEEE802.15.4規格に適合する電波を送受信可能なアンテナ等の無線通信インタフェースである。有線通信部248は、例えばIEEE802.3規格に適合するネットワークインターフェースである。バス250は、上記装置を電気的に接続する。
上記構成により、本発明の実施の形態におけるゲートウェイ装置140は、位置通知・データ転送機器100及び通信端末120を含む無線ネットワーク170からの信号を、情報管理サーバ160を含むネットワーク180へと変換することができる。また、PANを構成する無線ネットワーク170がZigBee(登録商標)である場合には、PANに参加するデバイスを管理するコーディネータの機能を有することができる。
<情報管理サーバ>
図5は、本発明の実施の形態における情報管理サーバ160のハードウェア構成を表す。情報管理サーバ160は、CPU260、RAM262、ROM264、HDD266、通信部268、表示部270、入力部272及びバス274を有する。
CPU260は、情報管理サーバ160の動作制御を行うプログラムを実行する。RAM262は、CPU260のワークエリア等を構成する。ROM264は、CPU260が実行するプログラムや該プログラムが使用するデータを記憶する。HDD266には、通信端末120の識別情報や位置情報等が記録される端末位置情報管理テーブルと、例えば図1(A)の第1〜3会議室に敷設されている電話回線(モジュラージャック900)の位置情報及びその電話回線に割り当てられている電話番号が対応付けて記憶される電話番号情報管理テーブルとが記憶される。通信部268は、例えばIEEE802.3規格に適合するネットワークインターフェースである。表示部270は、ユーザに情報を表示する、例えば液晶ディスプレイやCRTディスプレイのようなディスプレイである。入力部272は、ユーザからの入力を受け付ける、キーボード、マウス等である。バス274は、上記装置を電気的に接続する。
上記構成により、本発明の実施の形態における情報管理サーバ160は、通信端末120の位置を管理し、該通信端末120の所在を探索することができ、また通信端末120に現在接続している他の通信端末120の位置情報及び電話番号を通知することができる。
なお、HDD266は、テープドライブを含むあらゆる記憶装置であってもよく、あるいは、ネットワークを介してアクセス可能なストレージ領域であってもよい。
また、情報管理サーバ160は、上述したゲートウェイ装置140が備える無線通信制御部及び無線位置通知・データ転送機器100を備え、ゲートウェイ装置140に代えて、その処理を行ってもよい。これにより、ゲートウェイ装置140を別途設ける必要がなくなる。
[機能構成]
図6は、本発明の実施の形態における遠隔会議接続システム1の機能構成の一例を示す図である。位置通知・データ転送装置100、通信端末120、ゲートウェイ装置140、情報管理サーバ160における各機能は、それぞれCPU200、CPU220、CPU240、CPU260がプログラムを実行し、ハードウェアと協働することで実現される。
<位置通知・データ転送装置>
本発明の実施の形態において位置通知・データ転送装置100は、位置情報格納手段1000、位置情報通知生成・送信手段1001、及びデータ転送手段1002等を有する。
位置情報格納手段1000は、通信端末120が設置される位置を表す位置情報を格納する。位置情報には、例えば、緯度、経度、高度、フロア、建物の棟番号を表す情報を含む。図7は、本発明の実施の形態における位置通知・データ転送機器の位置情報格納手段1000が保持する情報の一例を示す図である。図7は、事業所コード、階数、緯度、経度、棟番号等の項目を含む。事業所コードは、ユーザにより任意に定められた当該位置通知・データ転送機器100が設置される事業所を表す。階数は、当該位置通知・データ転送機器100が設置される建物の階数を表す。緯度及び経度は、当該位置通知・データ転送機器100の所在する位置の緯度及び経度を表す。棟番号は、当該位置通知・データ転送機器100が設置される建物の棟番号を表す。図7の例では、位置通知・データ転送機器100は、事業所Aのc棟の16階に所在し、緯度が35.459555、経度が139.387110の地点に所在する。位置情報は、予め、通信端末120の管理者によって設定される。なお、位置情報には部屋の中の区画を表す情報のような追加の情報を含んでもよい。これにより、より細かな位置管理が可能となる。
位置情報通知生成・送信手段1001は、位置情報格納手段1000に格納された位置情報に基づき位置情報通知信号を生成し、通信端末120に送信する。位置情報通知信号は、例えば、IMES規格によって定義されるフレーム構造によって構成され得る。また、位置情報通知の送信契機は任意であるが、一定周期(例えば、1分間隔)で送信する。
データ転送手段1002は、通信端末120からの位置情報通知信号をゲートウェイ装置140に送信したり、ゲートウェイ装置から送信されたデータを受信し通信端末に転送する。また、データ転送手段1002は、通信端末120から送信されたデータを受信し、ゲートウェイ装置140に転送する。無線ネットワーク170にZigBee(登録商標)規格が用いられる場合、データ転送は当該位置通知・データ転送機器100が保持するルーティング情報を用いて行われる。
<通信端末>
本発明の実施の形態において通信端末120は、情報要求・受付手段1200、接続端末指定画面生成手段1207、接続端末指定手段1210、会議システム接続手段1211、無線通信手段1212、音声・シグナリング通信手段1213、記憶手段1214、入力手段1215、表示手段1216等を有する。情報要求・受付手段1200には、位置情報受付手段1201、位置情報更新要求手段1202、電話番号登録要求手段1204、接続候補位置情報取得要求手段1205、接続候補位置情報受付手段1206、接続先電話番号取得要求手段1208及び接続先電話番号受付手段1209が含まれる。また、電話会議の接続のための処理は、通信端末120にインストールされている電話会議システム用アプリ1203により実行される。電話会議システム用アプリ1203は、上記手段のうち電話番号登録要求手段1204、接続候補位置情報取得要求手段1205、接続候補位置情報受付手段1206、接続端末指定画面生成手段1207、接続先電話番号取得要求手段1208、接続先電話番号受付手段1209、接続端末指定手段1210及び会議システム接続手段1211等の機能を実行する。
無線通信手段1212は、近距離無線通信用の無線ネットワーク170を介して情報要求・受付手段1200により生成された情報を位置通知・データ転送機器100に送信したり、位置通知・データ転送機器100からの情報を受信したりする。当該通信端末120の識別情報322と共に位置情報324を位置通知・データ転送機器100に送信する。
通信端末120から送信される信号のフォーマットの一例を図8に示す。図8のフォーマットでは、メッセージタイプ(4bit)、階数(9bit)、緯度(21bit)、経度(21bit)、棟番号(8bit)、事業所コード(8bit)、電話番号(49bit)のフィールドを有する。ここで、図8のメッセージタイプには、位置情報更新要求、電話番号登録要求、接続候補位置情報取得要求、接続先電話番号取得要求及び電話番号消去要求の信号の種別が設定される。各信号の説明は後述する。ここで例えば、位置情報更新要求のメッセージタイプは0001(2進数)、電話番号登録要求のメッセージタイプは0010のように定義する。電話番号には、ITU−T(国際電気通信連合 電気通信標準化セクター)のE.164勧告に基づく電気通信番号の形式で表現される。E.164勧告の電気通信番号は、地域別国番号CC(Country Code for geographic areas)、国内宛先コードNDC(National Destination Code)、加入者番号SN(Subscriber Number)から構成される。なお、この信号フォーマットは、IMES規格により定義されたフレームのフォーマットから、メッセージタイプ、事業所コード、電話番号のフィールドを拡張したものである。また、各フィールドの表現形式はIMES規格に準ずる。なお、このフォーマットに加えて、通信方式によって規定されるヘッダやチェックサム情報が付加されて送信される。通信方式として、例えばIEEE802.15.4及びZigBee(登録商標)規格が用いられる。
位置情報受付手段1201は、無線通信手段1212により受信された位置情報通知信号を受け付けると、記憶手段1214に受信した位置情報を記憶し、位置情報更新要求手段1202に、情報管理サーバ160により管理されている通信端末120の位置情報を管理するテーブルの更新要求信号の生成を要求する。
位置情報更新要求手段1202は、情報管理サーバ160により管理されている通信端末120の位置情報を管理するテーブルの更新を要求する位置情報更新要求信号を生成する。位置情報更新要求信号には、位置情報受付手段1201が受け付けた位置情報、通信端末120を一意に識別する識別情報が含まれる。識別情報とは、例えば、通信端末120のMACアドレスやデバイスIDである。識別情報は情報管理サーバ160が、それぞれの通信端末120を区別するために用いられる。位置情報更新要求手段1202が生成した位置情報更新要求信号を、信号情報管理サーバ160に送信する契機は任意である。送信契機は、例えば、位置通知・データ転送機器100からの位置情報通知の受信時、通信端末120の電源の投入時、一定周期、又は通信端末120が加速度センサ等を備えている場合は、センサによる移動の検出時等である。
次に、電話会議システム用アプリ1203により実行される機能を説明する。
電話番号登録要求手段1204は、通信端末120の備えるインタフェースである、例えばRJ−45コネクタのインタフェースに、電話ケーブルが挿入されたことを検知すると、電話番号登録要求信号を生成する。なお、電話番号登録要求信号が生成される契機は、例えば電話会議システム用アプリ1203によるユーザからの入力の受付時であってもよい。電話番号登録要求は、情報管理サーバ160が管理する通信端末120の端末位置情報管理テーブルを更新するための要求信号である。電話番号登録要求の信号フォーマットにおいて、例えば、図8に示されるメッセージタイプのフィールドには「0010」が設定され、記憶部1212に記憶されている緯度・経度・階数・棟番号・事業所コードが設定される。また、電話番号登録要求には識別情報も含まれる。また、電話番号登録要求手段1204は、通信端末120の備えるインタフェースである、例えばRJ−45コネクタのインタフェースから電話ケーブルが抜去されたことを契機として、電話番号消去要求を生成する。電話番号消去要求は、情報管理サーバ160の端末位置情報管理テーブルに記憶されている電話番号を、削除するための要求である。この要求のメッセージタイプのフィールドには「0101」が設定される。
接続候補位置情報取得要求手段1205は、電話会議の接続先となり得るゲストの通信端末120の位置情報及び識別情報等の取得を要求する接続候補位置情報取得要求を生成し、情報管理サーバ160に送信する。接続候補位置情報取得要求の応答に含まれる情報に基づき、接続候補位置情報電話会議の参加者の端末を指定するためのユーザインタフェース画面が生成される。また、接続候補の端末とは、情報管理サーバ160において電話回線に接続され、電話会議をすることが可能と判定された端末である。接続候補位置情報取得要求の信号フォーマットにおいて、例えば、図8に示されるメッセージタイプのフィールドには「0011」と設定され、識別情報が含まれる。接続候補位置情報取得要求手段1205が要求信号を生成すると、無線通信手段1212を介して、情報管理サーバ160に要求信号を送信する
接続候補位置情報受付手段1206は、情報管理サーバ160から送信された接続候補の位置情報、識別情報等を受け付け、接続端末指定画面生成手段1207に、電話会議システムに接続する通信端末120を指定するためのユーザインタフェース画面である接続端末指定画面の生成を要求する。
接続端末指定画面生成手段1207は、接続候補位置情報受付手段1206からの要求に基づき接続端末指定画面を生成し、表示手段1216に当該画面を表示させる。そして、接続端末指定手段1210は接続端末指定画面において表示された通信端末120の中から電話会議システムに接続させたい通信端末120を、入力手段1215を介して指定する。図9は、通信端末120の表示部223に表示される接続端末指定画面の一例を示す図である。図9には、会議システムのホスト端末である通信端末120aの表示部223に、ホスト端末の通信端末120aと、ゲスト端末となり得る接続候補である通信端末120cとが表示されている。また、通信端末120a・120cの機種名(UCS S7000)が表示されている。また、通信端末120aが表示されている画面の左上2001には、通信端末120aの位置を示す情報である事業所・棟・階(A事業所c棟16F)が表示されている。同様に通信端末120cの位置も表示されている。ここで、ホストユーザが接続先を指定するために、通信端末120aを指しているカーソル2002を、通信端末120cに向けて、操作部221であるマウス等を操作し、ドラッグ&ドロップをする。このドラッグ&ドロップ操作により通信端末120cが電話会議システムの接続先として指定される。ドラッグ&ドロップ操作ではなく、クリック操作等により接続先を指定してもよい。なお、図9では画面上に、2つの通信端末120a・120cを表示したが、接続先の候補となり得る通信端末120が複数ある場合は、画面を分割することにより複数の通信端末120を表示させることができる。
また、接続端末指定画面は、図10のようにリスト形式に切り替えて表示することができる。図10に示されるように、画面には事業所、棟、階、機種名、端末の所有部署及びチェックボックスが含まれる。チェックボックスが選択された端末が接続先端末として指定される。図10のリスト形式により、接続候補の端末が多く存在する場合、指定がし易くなる。
接続先電話番号取得要求手段1208は、接続端末指定画面において指定された通信端末120の電話番号の取得を要求するための接続先電話番号取得要求を生成する。接続先電話番号取得要求には、接続先として指定された通信端末120の識別情報が含まれる。また、接続先電話番号取得要求の信号フォーマットにおいて、例えば、図8に示されるメッセージタイプは「0100」と設定される。接続先電話番号取得要求手段1208は、要求信号を生成すると、無線通信手段1212を介して、情報管理サーバ160に要求信号を送信する。
接続先電話番号受付手段1209は、接続先電話番号取得要求に対する応答信号を受け付け、応答信号に含まれている接続先の通信端末120の電話番号を取得する。電話番号の取得後、会議システム接続手段1211に、接続先の電話番号に対する電話会議システムの接続処理を実行させる。
会議システム接続手段1211は、複数の通信端末120による多地点接続(1対1接続を含む)処理を実行する。会議システム接続手段1211は、PBXを制御し、電話会議に参加する複数の通信端末120間での音声通信(通話)を可能とする。接続先電話番号受付手段1209から取得した接続先(ゲスト)端末の電話番号に対して呼び出し処理を行う。
音声・シグナリング通信手段1213は、会議システム接続手段1211からの指示に基づき、接続先の電話番号に対して、シグナリング信号をPBX191に送信し、他の通信端末120との間での回線を確立して音声通信を行う。
記憶手段1214には、図3のRAM222、ROM224等が用いられる。記憶手段1214には、通信端末120の識別情報や受信した位置情報通知に含まれる位置情報等が記憶される。
入力手段1215は、図3の操作部221であるキーボードやマウス、タッチパネルの画面操作等によりユーザからの入力指示を受け付ける。
表示手段1216は、図3の表示部223であるユーザインタフェース画面に、例えば接続端末指定画面生成手段1207により生成された情報を表示する。
<ゲートウェイ装置>
本発明の実施の形態において、ゲートウェイ装置160は、通信変換手段1400を有する。
通信変換手段1400は、無線ネットワーク170に属する通信端末120から受信したデータを、外部のネットワーク(例えば、図1(A)のネットワーク180)に適合する形式に変換する。変換されたデータは、情報管理サーバ160に送信される。一方、ネットワーク180から受信するデータは、無線ネットワーク170に適合する形式に変換され、位置通知・データ転送機器100に送信される。
<情報管理サーバ>
本発明の実施の形態において、情報管理サーバ160は、情報受付・応答手段1600、記憶手段1607及び通信手段1610を有する。情報受付・応答手段1600には、位置情報更新受付手段1601、電話番号登録要求受付手段1602、接続候補位置情報取得要求受付手段1603、接続候補位置情報取得要求応答手段1604、接続先電話番号取得要求受付手段1605及び接続先電話番号取得要求応答手段1606が含まれる。記憶手段1607には、端末位置情報記憶手段1608及び電話番号情報記憶手段1609が含まれる。
通信手段1610は、ゲートウェイ装置1400から送信されるデータを受信したり、接続候補位置情報取得要求応答手段1604・接続先電話番号取得要求応答手段1606により生成される信号を送信するインタフェースである。
端末位置情報記憶手段1608には、受信した通信端末120の識別情報と位置情報が記憶される。また、端末位置情報記憶手段1608には、その他に情報の受信日時や通信端末120の詳細情報が記憶される。
図11は、端末位置情報記憶手段1608が情報を記憶するために用いる端末情報管理テーブルの一例である。図11に示されるように、端末情報管理テーブルには、識別情報、緯度、経度、事業所、階数、棟、位置情報受信日時、機器名、所有部署、地図情報格納先アドレス及び電話番号等が記憶される。識別情報は、通信端末120の識別情報であり、例えば通信端末120のMACアドレスである。緯度、経度、階数、棟は、通信端末120から受信した位置情報に含まれる情報であり、通信端末120が最寄りの通信装置140から受信した位置情報である。位置情報受信日時は、位置情報受信手段816が、通信端末120から、識別情報及び位置情報を受信した日時を表す。機器名は、通信端末120の製造元や型番を示す情報である。所有部署は、通信端末120の所有者等を表す情報である。機器名及び所有部署は、予め通信端末120の識別情報と関連付けられ、情報管理サーバ160又は外部のサーバに格納されている。地図情報格納先アドレスは、事業所、階数及び棟に対応する地図(フロアマップ)情報のファイルが格納されているアドレスである。地図情報のファイルは、管理サーバ160又は外部のサーバに、事業所、階数及び棟に関連付けられて格納されている。位置情報の受信を契機に、地図情報のファイル格納先アドレスが更新される。この地図情報のファイルに基づき、接続端末指定画面生成手段1207は、図9に示される接続端末指定画面を生成する。なお、地図情報のファイルは例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式で保存されているが、JPEGに限らずBitmap形式やPNG(Portable Network Graphics)形式等であってもよい。電話番号は、後述する電話番号登録要求受付手段1602により入力される電話番号である。すなわち、端末情報管理テーブルの電話番号は、位置情報が登録・更新される契機では、入力されない。
図12は、電話番号情報記憶手段1609が情報を記憶するために用いる電話番号情報管理テーブルの一例である。図12に示されるように、電話番号情報管理テーブルには、モジュラージャックID、緯度、経度、事業所、階数、棟、電話番号更新日時及び電話番号等が記憶される。モジュラージャックIDは、緯度、経度等の情報を識別するための、情報管理サーバ160において一意に付与される識別番号である。緯度、経度は、位置通知・データ転送装置100に格納されている情報である。電話番号は、緯度・経度に対応する位置にある加入者線(電話回線)に割り当てられている10進数の有限桁数の数字である。具体的には、例えば図1中の「第1会議室」のモジュラージャックの位置「緯度35.459555、経度139.387110」に対する電話番号が「03−xxxx−xxxx」である場合は、図12に示されるように、これらの緯度・経度に対応する電話番号として「03−xxxx−xxxx」が記憶されている。なお、電話番号情報管理テーブルに記憶される情報は予め登録されている。
ここで、端末位置情報記憶手段1608に記憶される電話番号が登録される動作について図11・12を用いて説明する。電話番号登録要求受付手段1602は、通信端末120の位置情報(緯度35.459555、経度139.387110)が含まれた電話番号登録要求を受け付けると、電話番号記憶手段1609に記憶されている緯度、経度の中から通信端末120aの位置情報と同一の緯度・経度の項目を検索する。なお、検索条件を「同一の緯度・経度」としたが、通信端末120の近距離の移動、例えば電話回線のケーブル長を考慮し、一定の範囲内における緯度・経度を含めて検索してもよい。ここで、図12において、「緯度35.459555、経度139.387110」に対応する電話番号は、「03−xxxx−xxxx」である。次いで、電話番号登録要求受付手段1602は、図11に記憶されている通信端末120に該当する緯度35.459555、経度139.387110に対応する電話番号の項目に、「03−xxxx−xxxx」を入力する。
位置情報更新受付手段1601は、位置情報更新要求を受け付けると、端末位置情報記憶手段1608に記憶される情報を更新する。
接続候補位置情報取得要求受付手段1603は、接続候補位置情報取得要求を受け付けると、端末位置情報記憶手段1608に記憶される情報のうち電話番号が入力されている通信端末情報120の位置情報、識別情報等の全ての項目の情報を取得する。電話番号が入力されている通信端末120とは、通信端末120に電話回線の接続が完了しており、物理層における接続は完了していることを示す。すなわち、電話会議システムに参加する蓋然性が高い端末であり、電話会議システムの接続の候補となり得る端末である。記憶されている全ての端末の情報ではなく、一部の端末に限定することにより送信するデータ量を削減し、ネットワークの負荷を軽減することができる。接続候補位置情報取得要求受付手段1603は、取得した接続候補の通信端末情報120の位置情報等の情報を接続候補位置情報取得要求応答手段1604に通知する。
接続候補位置情報取得要求応答手段1604は、接続候補の通信端末情報120の位置情報等の情報を含む接続候補位置情報取得要求応答を、通信手段1610を介し通信端末120に送信する。
接続先電話番号取得要求受付手段1605は、接続先電話番号取得要求に含まれる接続先として指定された通信端末120の識別情報に基づき、端末位置情報記憶手段1608の中の指定された通信端末120の電話番号を検索し、読み出す。接続先電話番号取得要求受付手段1605は、読み出した通信端末120の電話番号を、接続先電話番号取得要求応答手段1606に通知する。
接続先電話番号取得要求応答手段1606は、接続先の通信端末120の電話番号を含む接続先電話番号取得要求応答を、通信手段1610を介し通信端末120に送信する。
[動作手順]
本発明の実施の形態における遠隔会議接続システム1の動作手順を説明する。
初期状態として、電話会議システムを利用したいユーザは、相互の電話番号を把握していない。また、通信端末120には、電話会議接続システムアプリ1203がインストールされている。また、通信端末120と、位置通知・データ転送機器100と、ゲートウェイ装置140との間のPANは既に確立されている。遠隔会議接続システム1は、この状態から次の手順により電話会議システムに接続する。
(A)予め電話会議システムに参加する通信端末120の位置情報、電話番号を情報管理サーバ160に登録する(電話番号登録処理)。
(B)ホストである通信端末120は、接続先(ゲスト)の通信端末120の電話番号を取得し、取得した電話番号で発呼し、ゲストとの回線を確立する(電話番号取得処理)。
以下に図13、図14を用いて、(A)、(B)のそれぞれについて説明する。
<(A)電話番号登録処理>
図13は、本発明の実施の形態において通信端末120aが自機の電話番号を、情報管理サーバ160に登録する動作を示すシーケンス図の一例である。
S801:まず情報管理サーバの電話番号記憶手段1609に記憶される電話番号情報管理テーブルの情報の事前登録が行われる。電話番号情報管理テーブルの緯度、経度には、位置通知・データ転送機器100が設置されている位置(緯度・経度)がモジュラージャック900(図1(A)・(B)参照)の位置として設定される。そして、電話番号には、そのモジュラージャック900の位置に対応する電話回線(加入者線)に割り当てられている電話番号が設定される。位置通知・データ転送機器100の位置に、電話回線が存在しない場合は、位置情報は設定する必要はない。
S802:位置通知・データ転送機器100の位置情報通知生成・送信手段1001は位置情報を位置情報格納手段1000から読み出し、位置情報通知信号を生成する。位置情報通知生成・送信手段1001は、データ転送手段1002を介し位置情報通知を、IMES等により連続的又は断続的に送信する。
S803:通信端末120aの位置情報受付手段1201は、周期的(例えば1分周期)に行われる位置情報通知の受信処理により、位置通知・データ転送機器100から送信される位置情報通知を受信する。なお、通信端末120aが加速度センサを備え、加速度の変化の検知を契機に、位置情報通知を受信してもよい。
S804:位置情報受付手段1201は、受け付けた位置情報を、記憶手段1214に記憶する。
S805:電話番号登録要求手段1204が、通信端末120aの電話回線を収容するインタフェース、例えばRJ−45コネクタのインタフェースに、電話ケーブルが挿入されたことを検知すると、電話番号登録要求信号を生成する。なお、電話番号登録要求信号が生成される契機は、例えば電話会議システム用アプリ1203によるユーザからの入力の受付が契機であってもよい。
S806:電話番号登録要求手段1204は、通信端末120aの識別情報及び位置情報が指定された宛先アドレスが情報管理サーバ160である電話番号登録要求を生成し、無線通信手段1212を介し位置通知・データ転送機器100に送信する。電話番号取得要求信号に含まれるメッセージタイプのフィールドは「0010」と設定される。
S807:位置通知・データ転送機器100のデータ転送手段1002は、電話番号登録要求の宛先アドレスと、自機が保有するルーティングテーブルに基づき、ゲートウェイ装置140に転送する。
S808:ゲートウェイ装置の通信変換手段1400は、位置通知・データ転送機器100から転送された無線ネットワーク170の通信方式・プロトコルのデータを、ネットワーク180に適合する形式に変換する。通信変換手段1400は、変換したデータを、情報管理サーバ160に送信する。
S809:情報管理サーバ160の電話番号登録要求受付手段1602が、電話番号登録要求を受け付けると、当該要求信号に含まれていた通信端末120aの識別情報及び位置情報を端末位置情報記憶手段1608の端末位置情報管理テーブルに記憶する。また、識別情報に基づき機器名及び所有部署の情報が記憶され、位置情報に基づき地図情報格納先アドレスが記憶される。
S810:続いて、電話番号登録要求受付手段1602は、電話番号記憶手段1609が記憶する電話番号情報管理テーブルの中から、電話番号登録要求に含まれていた通信端末120aの位置情報(緯度・経度)と同一又は一定の範囲内に収まる位置情報が存在するか否かを検索する。その検索の結果、電話番号情報管理テーブルの中に、電話番号登録要求に含まれていた通信端末120aの位置情報と同一又は一定の範囲内に収まる位置情報が存在する場合、その位置情報に対応する電話番号の読み出し処理を実行する。
S811:電話番号登録要求受付手段1602は、ステップS809において記憶された通信端末120aの識別情報及び位置情報に対応付けて、ステップ810において読み出した電話番号を、端末位置情報管理テーブルに登録する。
以上の動作により、通信端末120aの位置に対応する電話番号が、情報管理サーバ160に登録された。電話会議システムに参加する任意の通信端末120nは、通信端末120aと同様に、電話番号の登録処理を実行する。
<(B)電話番号取得処理>
図14は、本発明の実施の形態において電話会議システムのホストである通信端末120aがゲストの通信端末120cの電話番号を取得し、電話会議システムに接続する動作を示すシーケンス図の一例である。
S831:ホスト端末である通信端末120aは、電話回線に接続する。ステップS831の終了後、物理層での接続が完了している状態である。
S832:ゲスト端末である通信端末120cは、電話回線に接続する。ステップS832の終了後、物理層での接続が完了している状態である。
S833:情報管理サーバ160の端末位置情報記憶手段1608が記憶する端末位置情報管理テーブルには、通信端末120a・120cの電話番号の登録が完了している。
S834:ホスト端末の通信端末120aにおいて、入力手段1215を介して電話会議システム用アプリを起動させる。アプリ起動後、図15に示されるような接続先指定画面の表示の実行を選択する画面が表示される。「NO」を選択するとアプリは終了する。「YES」を選択すると、次のステップの処理が実行される。
S835:接続候補位置情報取得要求手段1205は、メッセージタイプのフィールドが「0011」と設定された接続候補位置情報取得要求信号を、無線通信手段1212を介し位置通知・情報転送装置100に、送信する。当該信号に含まれる宛先アドレスは情報管理サーバ160である。
S836:位置通知・データ転送機器100のデータ転送手段1002は、接続候補位置情報取得要求の宛先アドレスと、自機が保有するルーティングテーブルに基づき、ゲートウェイ装置140に転送する。
S837:ゲートウェイ装置の通信変換手段1400は、位置通知・データ転送機器100から転送された無線ネットワーク170の通信方式・プロトコルのデータを、ネットワーク180に適合する形式に変換する。通信変換手段1400は、変換したデータを、情報管理サーバ160に送信する。
S838:情報管理サーバ160の接続候補位置情報取得要求受付手段1603は、接続候補位置情報取得要求を受け付けると、端末位置情報記憶手段1608に記憶される情報のうち電話番号が入力されている通信端末情報120の位置情報、地図情報、識別情報、機器名及び所有部署の情報を取得する。なお、端末位置情報記憶手段1608から取得する項目は、全ての項目に限らず一部の項目であってもよい。一部の項目のみの取得とすることで、ネットワークの負荷を軽減することができる。
S839:接続候補位置情報取得要求応答手段1604は、ステップS838において取得された接続候補端末の位置情報、識別情報等が指定された接続候補位置情報取得要求応答信号を生成し、宛先アドレスを通信端末120aとして、通信手段1610を介して送信する。
S840:ゲートウェイ装置の通信変換手段1400は、情報管理サーバ160から転送されたネットワーク180の通信方式・プロトコルのデータを、無線ネットワーク170に適合する形式に変換する。通信変換手段1400は、変換したデータを、位置通知・データ転送機器100に送信する。
S841:位置通知・データ転送機器100のデータ転送手段1002は、接続候補位置情報取得要求応答の宛先アドレスと、自機が保有するルーティングテーブルに基づき、通信端末120aに転送する。通信端末120aの接続候補位置情報受付手段1206が、接続候補位置情報信号を受け付けると、接続端末指定画面生成手段1207に当該信号に基づく接続端末指定画面の生成を要求する。
S842:接続端末指定画面生成手段1207は、ステップ841で受信した情報に基づき、上述した図9及び図10に示される接続端末指定画面を生成し、表示手段1216に表示させる。図9には、通信端末120a・120cの位置する地図(フロアマップ)上に通信端末120cが表示されている。図10には、通信端末120cの事業所(B)、棟(d)、階(4)、機種名(UCS S7000)、所有部署(総務2課)が表示されている。
S843:接続端末指定手段1210は、入力手段1215であるマウス等を用いて、接続端末指定画面に表示されている接続先として通信端末120cを指定する。接続先端末の指定方法は、図9においては通信端末120aを起点とし通信端末120cに対するドラッグ&ドロップ操作、又は図10においてはチェックボックスの選択により行われる。
S844:接続先電話番号取得要求手段1208は、ステップS843において指定された接続先端末である通信端末120cの識別情報が含まれた宛先アドレスが情報管理サーバ160である接続先電話番号取得要求を、無線通信手段1212を介して送信する。接続先電話番号取得要求信号のメッセージタイプのフィールドには「0100」が設定されている。
S845:位置通知・データ転送機器100のデータ転送手段1002は、接続先電話番号取得要求の宛先アドレスと、自機が保有するルーティングテーブルに基づき、ゲートウェイ装置140に転送する。
S846:ゲートウェイ装置の通信変換手段1400は、位置通知・データ転送機器100から転送された無線ネットワーク170の通信方式・プロトコルのデータを、ネットワーク180に適合する形式に変換する。通信変換手段1400は、変換したデータを、情報管理サーバ160に送信する。
S847:情報管理サーバ160の接続先電話番号取得要求受付手段1605は、接続先電話番号取得要求を受け付けると、当該要求に含まれていた接続先端末(通信端末120c)の識別情報に基づき電話番号を取得する。ここで、通信端末120cの識別情報が「002673abcdef03」とすると、図11の位置情報記憶手段1608に記憶される情報の中から当該識別情報に対応する電話番号(06−zzzz−zzzz)が読み出される。接続先電話番号取得要求受付手段1605は取得した接続先端末(通信端末120c)の電話番号を含む接続先電話番号取得要求応答信号の生成を、接続先電話番号取得要求応答手段1606に要求する。
S848:接続先電話番号取得要求応答手段1606は、ステップS848において取得された接続先端末の電話番号が指定された接続先電話番号取得要求応答信号を生成し、宛先アドレスを通信端末120aとして、通信手段1610を介して送信する。
S849:ゲートウェイ装置の通信変換手段1400は、情報管理サーバ160から転送されたネットワーク180の通信方式・プロトコルのデータを、無線ネットワーク170に適合する形式に変換する。通信変換手段1400は、変換したデータを、位置通知・データ転送機器100に送信する。
S850:位置通知・データ転送機器100のデータ転送手段1002は、接続先電話番号取得要求応答の宛先アドレスと、自機が保有するルーティングテーブルに基づき、通信端末120aに転送する。通信端末120aの接続先電話番号受付手段1209が、接続先端末である通信端末120cの電話番号を受け付けると、会議システム接続手段1211に、通信端末120cとの電話会議システムの接続処理の実行を要求する。
S851:会議システム接続手段1211は、接続先端末の通信端末120cの電話番号に対して、音声・シグナリング通信手段1213にシグナリング信号の送信を要求する。音声・シグナリング通信手段1213は、通信端末120cの電話番号を用いてPBX191に発呼する。
S852:PBX191が通信端末120cに、120aからの着呼信号を送信し、通信端末120aと通信端末120cとの間の回線が確立される。その後、通信端末120cから通信端末120aに応答信号が送信される。
以上の処理手順によりホスト端末の通信端末120aとゲスト端末の通信端末120cとは電話会議システムへの接続が完了し、電話会議システムを利用することができる。
以下は、電話会議の終了時の処理手順となる。
S853:ホスト端末の通信端末120aとゲスト端末の通信端末120cとは電話会議システムに接続している。
S854:電話会議が終了し、通信端末120aの電話会議システムへの接続をオンフック(切断)する。
S855:通信端末120aに挿入されている電話ケーブルを抜去する。
S856:電話番号登録要求手段1204が、通信端末120aの電話回線を収容するインタフェース、例えばRJ−45コネクタのインタフェースから、電話ケーブルが抜去されたことを検知すると、電話番号消去要求信号を生成する。電話番号消去要求は、情報管理サーバ160の端末位置情報記憶手段1608に記憶される端末位置情報管理テーブルの中から、ケーブルを抜去した通信端末120の電話番号を削除する要求である。これにより、電話ケーブルが抜去され、接続の可能性のない通信端末120の電話番号を速やかに端末位置情報記憶手段1608から削除することができる。この処理は一つの位置に対する電話番号は一意でなければならない理由による。なお、電話番号消去要求信号が生成される契機は、例えば電話会議システム用アプリ1203によるユーザからの入力の受付が契機であってもよい。電話番号消去要求信号には、通信端末100aの識別情報が含まれ、宛先アドレスには情報管理サーバ160のアドレス、メッセージタイプには「0101」が設定される。
S857:位置通知・データ転送機器100のデータ転送手段1002は、電話番号消去要求の宛先アドレスと、自機が保有するルーティングテーブルに基づき、ゲートウェイ装置140に転送する。
S858:ゲートウェイ装置の通信変換手段1400は、位置通知・データ転送機器100から転送された無線ネットワーク170の通信方式・プロトコルのデータを、ネットワーク180に適合する形式に変換する。通信変換手段1400は、変換したデータを、情報管理サーバ160に送信する。
S859:情報管理サーバ160の電話番号登録要求1602が電話番号消去要求を受け付けると、端末位置情報記憶手段1608に記憶されている通信端末100aに対応する電話番号が消去される。
上述した処理により、遠隔会議接続システム1により、電話会議のホスト端末である通信端末120aがゲスト端末の通信端末120cの電話番号を把握していない場合においても、電話番号を取得し、電話会議システムに接続することができる。また、ホスト端末(通信端末120a)において、電話会議接続アプリを利用することにより、容易に接続先の通信端末120を指定することができる。これらにより、電話会議システムを利用するユーザは、予め電話会議に参加するユーザの電話番号を把握していなくても、簡便に電話会議システムを利用することが可能になる。
[第一の変形例]
本発明の実施形態の第一の変形例では、図1のモジュラージャック900は、位置通知・データ転送機器100からの位置情報通知信号を受信し、情報管理サーバ160にモジュラージャック900の位置情報を送信する。これにより、モジュラージャック900の電話番号と位置情報とを記憶する情報管理サーバ160の電話番号情報管理テーブル(図12)の位置情報(緯度・経度・事業所・階数・棟)を、自動的に更新することができる。但し、電話番号については、手動やCSV形式ファイル等の読み込みによる入力が必要である。
図16は、第一の変形例における遠隔会議接続システム1の構成の一例である。図1との相違点として、モジュラージャック900a・900b・900cには、それぞれアクティブタグ901a・901b・901c(それぞれ区別しない場合は「アクティブタグ901」という。)が付されている。アクティブタグ901は、能動的に電波を送信する機能、位置通知・データ転送機器100からの位置情報通知信号を受信する機能及び受信した位置情報を送信する機能を有する。
図17は、第一の変形例におけるモジュラージャック900に付されたアクティブタグ901の機能構成の一例を示す図である。第一の変形例のアクティブタグ191は、本発明の実施形態の通信端末120の機能構成例(図6)のうち、無線通信手段1212、位置情報受付手段1201、位置情報更新要求手段1202及び記憶手段1214を有する。各手段は、通信端末120と同様の処理を実行する。なお、位置通知・データ転送機器100、ゲートウェイ装置140及び情報管理サーバ160の機能構成等は図6と同様であるため説明は省略する。
上述したシステム構成及び機能構成により、情報管理サーバ160の電話番号情報管理テーブル(図12)の位置情報(緯度・経度・事業所・階数・棟)を、自動的に更新することができる。したがって、モジュラージャック900の位置情報を調査し、手入力するという手間を削減することができる。
なお、モジュラージャック900に付される装置は能動的に電波を送信する特徴を有するアクティブタグではなく、位置情報を送受信する機能を有する他の装置であればよい。
[第二の変形例]
本発明の実施形態の第二の変形例では、本発明の実施形態において情報管理サーバ160が保持していた図12に示される電話番号情報管理テーブルを、情報管理サーバ160とは物理的に異なる別の装置(図18で後述する電話番号情報管理サーバ161)が保持する。
図18は第二の変形例における遠隔会議接続システム1の構成の一例である。図1との相違点として、ネットワーク180には電話番号情報管理サーバ161が接続されている。
第二の変形例における電話番号情報管理サーバ161のハードウェア構成は、図5に示される情報管理サーバ160と同様な構成であればよい。但し、電話番号情報管理サーバ161のHDD266には、図12に示される電話番号情報管理テーブルが記憶される。一方、第二の変形例における情報管理サーバ160のHDD266には、図12に示される電話番号情報管理テーブルが記憶されていない点を除き、本発明の実施形態と同じである。
第二の変形例における電話番号情報管理サーバ161の機能構成は、図12の電話番号情報管理テーブルを記憶する図6の電話番情報記憶手段1609を有している。一方、第二の変形例における情報管理サーバ160は図6の機能構成から電話番情報記憶手段1609を除いた機能構成となる。
図19は第二の変形例において通信端末120aが自機の電話番号を、電話番号情報管理サーバ161を用いて情報管理サーバ160に登録する動作を示すシーケンス図の一例である。図13と同一の処理には同一ステップ番号を付与しており、説明は省略する。図13との相違点を説明する。
S810a:情報管理サーバ160の電話番号登録要求受付手段1602は、電話番号情報管理サーバ161の電話番号記憶手段1609が記憶する電話番号情報管理テーブルの中から、電話番号登録要求に含まれていた通信端末120aの位置情報(緯度・経度)と同一又は一定の範囲内に収まる位置情報が存在するか否かを検索する。電話番号情報管理サーバ161は、その検索の結果、電話番号情報管理テーブルの中に、電話番号登録要求に含まれていた通信端末120aの位置情報と同一又は一定の範囲内に収まる位置情報が存在する場合、その位置情報に対応する電話番号の読み出し処理を実行する。
S810b:電話番号情報管理サーバ161の電話番号情報記憶手段1609は、情報管理サーバ161に、読み出した電話番号とそれに対応する位置情報を含めた電話番号検索要求応答を送信する。
上述したように第二の変形例の構成により、電話番号情報管理テーブル(図12)を記憶する電話番号情報管理サーバ161と端末位置情報管理テーブル(図11)を記憶する情報管理サーバ160とを異なる場所に設置することができる。例えば、端末の位置情報の管理の範囲を特定の事業所に限定し、事業所毎に複数の情報管理サーバ160を設置する一方で、遠隔での接続が想定される電話会議等に用いられ、全国の電話番号を記憶する必要がある電話番号情報管理サーバ161を一拠点に設置する場合等である。これにより、ネットワークコストの削減(効率的なルーティングの実現)や各テーブル(図11・12)を分散することによる信頼性を向上させることができる。
[その他の変形例]
なお、本発明の実施の形態において、遠隔会議接続システム1を適用するシステムの一例として、電話番号を用いて接続する電話会議システム及びテレビ会議システムを挙げたが、適用可能なシステムは位置(緯度・経度・建物・棟・階等)と対応付けられるアドレス情報を利用して接続するシステムであればよい。例えば、筐体が大きく移動が困難である機器や用途として搬送する必要がなくある場所に固定的に設置されている機器にIPアドレスが付与されている場合等において、予めIPアドレスを把握していなくても、遠隔会議システム1を用いることにより、複数の機器間での接続が可能となる。また、例えば電話会議システムではなく、FAX通信においても遠隔会議接続システム1を利用することができる。
また、本発明の実施の形態において、通信端末120が電話会議システムに接続するためのPBX191を制御する機能を備えたが、通信端末120ではない他の装置、例えば情報管理サーバ160に備わっていてもよい。この場合は、電話会議システムへの接続を開始するシグナリング信号発信の発信処理が、情報管理サーバ160から各通信端末120に対して行われる。但し、情報管理サーバ160が公衆電話網190に接続されている必要がある。
また、本発明の実施の形態において、電話会議システムに接続するためのネットワークとして公衆電話網190を介したが、例えばインターネット上でSIP(Session Initiation Protocol)やH.323による通信制御方式を用いてもよい。
また、本発明の実施の形態において、通信端末120の位置情報等を情報管理サーバ160に送信するために無線ネットワーク170を利用したが、情報管理サーバ160に位置情報を伝達するネットワークとして、無線LANや携帯電話事業者により提供されるセルラーネットワーク(3Gネットワーク、LTEネットワーク)等を用いてもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1 遠隔会議接続システム(通信システム)
100 位置通知・データ転送機器
120 通信端末
140 ゲートウェイ装置
160 情報管理サーバ(情報管理装置)
170 無線ネットワーク
180 ネットワーク
190 公衆電話網
1201 位置情報受付手段
1202 位置情報更新要求手段
1203 電話会議システム用アプリ
1204 電話番号登録要求手段
1205 接続候補位置情報取得要求手段
1206 接続候補位置情報受付手段
1207 接続端末指定画面生成手段(画面生成手段)
1208 接続先電話番号取得要求手段(電話番号取得手段)
1209 接続先電話番号受付手段
1210 接続端末指定手段(接続手段)
1211 会議システム接続手段
1213 音声・シグナリング通信手段
1601 位置情報更新受付手段
1602 電話番号登録要求受付手段
1603 接続候補位置情報取得要求受付手段
1604 接続候補位置情報取得要求応答手段
1605 接続先電話番号取得要求受付手段
1606 接続先電話番号取得要求応答手段(電話番号送信手段)
1608 端末位置情報記憶手段
1609 電話番号情報記憶手段
国際公開第2005/086375号

Claims (9)

  1. 電話番号に基づき通信する通信機能を備えた通信端末と、該通信端末の位置情報を管理する情報管理装置とを有する通信システムであって、
    前記通信端末は、
    通信回線に接続されている通信端末の位置情報を前記情報管理装置から取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報に基づき、前記通信端末の位置が表示され、前記通信端末の中から通信先を指定可能な画面を生成する画面生成手段と、
    前記画面に基づき指定された通信端末の電話番号を前記情報管理装置から取得する電話番号取得手段と、
    前記画面に基づき指定された前記通信端末と接続する接続手段とを有し、
    前記情報管理装置は、
    前記通信端末の位置情報に対応付けて電話番号を記憶する記憶手段と、
    前記通信端末からの前記指定された通信端末の電話番号の取得要求に基づき、該通信端末の電話番号を、前記取得要求をした通信端末に送信する電話番号送信手段とを有する通信システム。
  2. 前記記憶手段は、前記通信端末の位置情報に対応付けて、該通信端末の位置する場所の地図情報を記憶し、
    前記位置情報取得手段は、通信回線に接続されている通信端末の位置する場所の前記地図情報を取得し、
    前記画面生成手段は、前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報と前記地図情報とに基づき、該地図情報に前記通信端末の位置が表示された画面を生成する請求項1記載の通信システム。
  3. 前記記憶手段は、前記通信端末が通信回線に接続された場合、該通信端末に対応する電話番号が登録され、前記通信端末が通信回線から切断された場合、該通信端末に対応付けられた電話番号が削除される請求項2記載の通信システム。
  4. 前記情報管理装置は、
    位置情報と、該位置情報に予め割り当てられた電話番号とを対応付けて記憶する電話番号情報管理テーブルを有する請求項1乃至3記載の通信システム。
  5. 通信端末の位置情報及び該位置情報に対応付けられた電話番号を管理する情報管理装置と通信する通信端末であって、
    通信回線に接続されている通信端末の位置情報を前記情報管理装置から取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報に基づき、前記通信端末の位置が表示され、前記通信端末の中から通信先を指定可能な画面を生成する画面生成手段と、
    前記画面に基づき指定された通信端末の電話番号を前記情報管理装置から取得する電話番号取得手段と、
    前記画面に基づき指定された通信端末と接続する接続手段とを有する通信端末。
  6. 前記指定された通信端末の電話番号を前記情報管理装置から取得する電話番号取得手段を有し、
    前記接続手段は、前記電話番号取得手段が取得した前記電話番号に基づき、前記指定された通信端末と自機とを接続する請求項5記載の通信端末。
  7. 電話番号に基づき通信する通信機能を備えた通信端末の位置情報を管理する情報管理装置であって、
    前記通信端末の位置情報に対応付けて電話番号を記憶する記憶手段と、
    前記通信端末からの要求に基づき、通信回線に接続されている前記通信端末の位置情報を、前記要求をした前記通信端末に送信する位置情報送信手段と、
    前記通信端末からの要求に指定された通信端末の電話番号を、前記要求をした通信端末に送信する電話番号送信手段とを有する情報管理装置。
  8. 電話番号に基づき通信する通信機能を備えた通信端末において実行されるプログラムであって、
    通信回線に接続されている通信端末の位置情報を前記情報管理装置から取得する位置情報取得手段、
    前記位置情報に基づき、前記通信端末の位置が表示され、前記通信端末の中から通信先を指定可能な画面を生成する画面生成手段、
    前記画面に基づき指定された通信端末の電話番号を前記情報管理装置から取得する電話番号取得手段、
    前記画面に基づき指定された通信端末と接続する接続手段として機能させるプログラム。
  9. 前記位置情報取得手段は、通信回線に接続されている通信端末の位置する場所の前記地図情報を取得し、
    前記画面生成手段は、前記位置情報取得手段により取得された前記位置情報と前記地図情報とに基づき、該地図情報に前記通信端末の位置が表示された画面を生成する請求項8記載のプログラム。
JP2012204050A 2012-09-18 2012-09-18 通信システム、通信端末、情報管理装置及びプログラム Pending JP2014060572A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012204050A JP2014060572A (ja) 2012-09-18 2012-09-18 通信システム、通信端末、情報管理装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012204050A JP2014060572A (ja) 2012-09-18 2012-09-18 通信システム、通信端末、情報管理装置及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014060572A true JP2014060572A (ja) 2014-04-03

Family

ID=50616670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012204050A Pending JP2014060572A (ja) 2012-09-18 2012-09-18 通信システム、通信端末、情報管理装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014060572A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016146522A (ja) * 2015-02-06 2016-08-12 カシオ計算機株式会社 データ出力装置、データ出力方法及びプログラム
WO2016204177A1 (ja) * 2015-06-19 2016-12-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 通信装置、電子機器、電波設定方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016146522A (ja) * 2015-02-06 2016-08-12 カシオ計算機株式会社 データ出力装置、データ出力方法及びプログラム
WO2016204177A1 (ja) * 2015-06-19 2016-12-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 通信装置、電子機器、電波設定方法
JPWO2016204177A1 (ja) * 2015-06-19 2018-03-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 通信装置、電子機器、電波設定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4859578B2 (ja) Ip電話機に関連する情報処理機器を接続するためのシステム
JP4885350B2 (ja) ネットワークによって無線端末装置プロファイル情報へのアクセスを可能にする方法およびシステム
US7548537B2 (en) 911 location updating for an enterprise using VOIP telephones
EP1534025A2 (en) System for providing interoperability of call pickup service in a proprietary enterprise communication network and a cellular communication network
JP2014507838A (ja) 緊急呼び出しに応答する緊急応答システムに向上した位置情報を提供するためのVoIPシステム、コンポーネント、及び方法
JP6268824B2 (ja) 通信システム、通信方法及び情報処理装置
JPWO2008062803A1 (ja) 電話接続制御方法及び電話接続制御システム
CN101621742A (zh) 移动终端位置的查询方法及其平台
JP2016082419A (ja) 訪問者機器連携装置
JP5164583B2 (ja) 電話システム
JP2011109258A (ja) 情報通信システム、情報検索サーバ、情報検索プログラム、通信装置及び要求元通信装置
KR101183898B1 (ko) 스마트 폰 기반의 시공관리를 위한 작업보고서 자동화 시스템
JP2013222391A (ja) サービス提供管理システム及びサービス提供管理方法
JP2014060572A (ja) 通信システム、通信端末、情報管理装置及びプログラム
US7965831B2 (en) Telephone control device, telephone control method, telephone control program, telephone terminal, telephone calling method, telephone calling program and telephone control system
KR20210060906A (ko) 가용 담당자 직접 컨텍 서비스 제공 방법 및 장치
CN104205789B (zh) 通信系统
JP2015211316A (ja) 遠隔会議システム、遠隔会議装置、遠隔会議方法及びプログラム
JP5715897B2 (ja) 着信時情報提供装置
WO2010052915A1 (ja) 接続制御サーバ、遠隔会議システム、接続制御方法及び接続制御プログラム
JP2022103906A (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
JP2015002526A (ja) 会議システムおよび通信端末装置
JP2007295465A (ja) Ip電話交換機
US8843176B2 (en) Private branch exchange and telephone system
JP6024322B2 (ja) 電話システム、電話交換機及びメッセージ応答方法