JP2014059475A - 光変調器 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱による不具合の発生を防止した信頼性の高い光変調器を提供する。
【解決手段】複屈折特性を有する電気光学結晶で構成された基板10と、基板10に形成された光導波路28,29と、基板10に形成され、光導波路28,29を伝搬する光波を変調する光変調部20と、基板10と同じ電気光学結晶で形成され、光変調部20で変調されて基板の出力端面10aから出力される2つの変調光を合波する合波部材11と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】複屈折特性を有する電気光学結晶で構成された基板10と、基板10に形成された光導波路28,29と、基板10に形成され、光導波路28,29を伝搬する光波を変調する光変調部20と、基板10と同じ電気光学結晶で形成され、光変調部20で変調されて基板の出力端面10aから出力される2つの変調光を合波する合波部材11と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、光変調器に関する。
近年、高速、大容量光ファイバ通信システムの進歩に伴い、外部変調器に代表されるように、導波路型光学素子を用いた光変調器が実用化され、広く用いられるようになってきている。
このような光変調器として、LiNbO3(ニオブ酸リチウム、LNと称されることもある)からなる基板上に導波路を形成したLN基板と、Si基板上に光導波路を形成した石英系平面光波回路(PLCと称されることもある)とを組み合わせたPLC−LN変調器が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示の光変調器においては、LN基板とPLCとが異なる材料から形成されているため、熱膨張率の違いによる接合ズレに起因した破損や光損失の発生等が生じるおそれがあり、光変調器としての信頼性が低下するといった問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、熱による不具合の発生を防止した信頼性の高い光変調器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様に係る光変調器は、複屈折特性を有する電気光学結晶で構成された基板と、前記基板に形成された光導波路と、前記基板に形成され、前記光導波路を伝搬する光波を変調する光変調部と、前記基板と同じ前記電気光学結晶で形成され、前記光変調部で変調されて前記基板の出力端面から出力される2つの変調光を合波する合波部材と、を備えることを特徴とする。
この光変調器によれば、基板及び該基板の出力端面から出力される2つの変調光を合波する合波部材が同じ電気光学結晶で形成されるので、基板及び合波部材間で熱膨張率に差が生じるのを防止できる。よって、熱の影響を受けた場合でも、基板における変調光の出力位置と、合波部材における変調光の入射位置がずれることが無い。従って、温度変動の影響を受けることなく光変調を行うことが出来る信頼性の高い光変調器が提供される。
また、上記光変調器においては、前記光変調部で変調されて前記基板の出力端面から出力される2つの変調光の偏波が前記合波部材の入射端面にて互いに90度異ならせるように調整する偏波調整手段をさらに備えていてもよい。
また、上記光変調器においては、前記偏波調整手段が、非対称光導波路又は前記基板に配置された偏波回転部材で構成されていてもよい。
また、上記光変調器においては、前記偏波回転部材が前記基板の端面に配置されていてもよい。
また、上記光変調器においては、前記偏波回転部材は、前記2つの変調光のうちの一方を出力する前記基板の出力端面に配置されていてもよい。
また、上記光変調器においては、前記基板及び前記合波部材を構成する前記電気光学結晶が、ニオブ酸リチウム又はタンタル酸リチウムであってもよい。
また、上記光変調器においては、前記合波部材は、合波した前記変調光を出力する合波出力端面を含み、前記合波出力端面にて前記変調光を結合させるように長さ及び結晶方位が構成されていてもよい。
また、上記光変調器においては、前記合波部材の前記合波出力端面側に設けられたレンズをさらに備えていてもよい。
また、上記光変調器においては、前記合波部材は、L字状の断面を有しており、前記基板の上面を覆うように配置されていてもよい。
本発明によれば、光変調光を合波する合波部材を基板と同じ電気光学結晶で構成することで熱膨張の違いによる位置ズレ等の不具合の発生を防止できる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例としての実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は、本実施形態に係る光変調器の構成を示し、図1(a)は光変調器の上面図であり、図1(b)は光変調器の側断面図である。図2は光変調器の要部構成を示す平面図である。
光変調器1は、図1(a)に示されるように基板10と、合波部材11と、マイクロレンズ(レンズ)12と、を有している。光変調器1の光入射側には、基板10に光を入射させる入力用ファイバ13が接続されている。また、光変調器1の光出力側には、出力用光ファイバ14が接続されている。
光変調器1は、図1(a)に示されるように基板10と、合波部材11と、マイクロレンズ(レンズ)12と、を有している。光変調器1の光入射側には、基板10に光を入射させる入力用ファイバ13が接続されている。また、光変調器1の光出力側には、出力用光ファイバ14が接続されている。
基板10は、複屈折性を有する電気光学結晶で構成されるものである。基板10を構成する電気光学結晶としては、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)又はタンタル酸リチウムを例示することができ、本実施形態ではニオブ酸リチウムが用いられる。なお、基板10は、複数の基板を組み合わせることで構成されていてもよい。
基板10には、図2に示されるように光変調部20が形成されている。光変調部20は、基板10上に形成された光導波路及び変調電極により構成される。光変調部20は、マッハツェンダー型の光導波路(マッハツェンダー導波路と称す)21、22を有する。
光導波路21,22は、本実施形態の場合、基板10の一部の屈折率を調整する方法により形成される。光導波路21,22は、例えば、基板10の表面にチタンを熱拡散させる方法や、プロトン交換を施す方法により、領域選択的に屈折率を高くすることで形成することができる。
また、光導波路21,22はリッジ型光導波路であってもよい。リッジ型光導波路は、基板10において光導波路21,22となる部位を残すように、その他の部分を機械的な切削や化学的なエッチングにより除去する方法により形成することができる。あるいは、光導波路21,22となる領域の両側に溝を形成する方法で作製してもよい。また、屈折率を調整する方法とリッジを形成する方法を組み合わせた方法により光導波路を形成してもよい。
また、光導波路21,22はリッジ型光導波路であってもよい。リッジ型光導波路は、基板10において光導波路21,22となる部位を残すように、その他の部分を機械的な切削や化学的なエッチングにより除去する方法により形成することができる。あるいは、光導波路21,22となる領域の両側に溝を形成する方法で作製してもよい。また、屈折率を調整する方法とリッジを形成する方法を組み合わせた方法により光導波路を形成してもよい。
マッハツェンダー導波路21、22は、入力導波路27の他端27bに設けられた分岐部にそれぞれ接続されている。入力導波路27の一端27aは、入力用ファイバ13に接続される。マッハツェンダー導波路21は2つのアームを有し、各々のアームに位相変調部23、24を有する。マッハツェンダー導波路22は、2つのアームを有し、各々のアームに位相変調部25、26を有する。位相変調部23〜26は、それぞれマッハツェンダー導波路と変調電極とを有する。
このような構成に基づき、基板10は、入力用ファイバ13を介して一端に入射した光を入力導波路27に入射させる。入力導波路27に入射した光は、分岐部で分岐されてマッハツェンダー導波路21、22にそれぞれ入射する。マッハツェンダー導波路21、22を経た光は、それぞれ出力導波路28、29を介して基板10の出力端面10aから出力される。基板10の出力端面10aは、反射を防止するため、光の出射方向に対して5度程度の角度を有するように研磨するか、無反射(AR)コーティングを施すことが好ましい。
位相変調部23〜26の各変調電極には、不図示の駆動回路から25Gb/sの駆動信号が与えられ、各位相変調部23〜26は、25Gb/sで変調された変調光を出力する。ここで、マッハツェンダー導波路21の位相変調部23、24の変調方式は、DQPSK(作動四相位相偏移変調)を用いる。マッハツェンダー導波路22の位相変調部24、26の変調方式も同様である。これにより、マッハツェンダー導波路21、22を介して出力導波路28、29には、それぞれ50Gb/sの変調光が入力されることとなる。
光変調器1は、光変調部20で変調されて基板10の出力端面10aから出力される2つの変調光の偏波面が合波部材11の入射端面にて互いに90度異ならせるように調整する偏波調整手段を備えている。本実施形態においては、基板10の出力導波路29に対応する出力端面10aに設けられた偏波回転部材50が上記偏波調整手段を構成している。偏波回転部材50は、1/2波長板から構成される。
偏波回転部材50は、基板10に光学的に接着されている。偏波回転部材50は、出力端面10aから出力された光の偏波面を90度回転させる機能を有する。一方、偏波回転部材50が設けられていない基板10の出力導波路28に対応する出力端面10aから出力された光は偏波面が回転することがない。そのため、出力端面10aから出力された2つの変調光の偏波面が合波部材11の入射端面にて互いに90度傾いた状態(位相差なし)になる。
合波部材11は、出力導波路28、29を介して基板10の出力端面10aから出力される2つの変調光を合波するものであり、基板10と同じ電気光学結晶で形成されている。本実施形態では、基板10と同じニオブ酸リチウムから構成されている。
合波部材11は、図1(b)に示すように、基板10における出力端面10aが形成された側面に当接する本体部16と、該本体部16に対して直交する方向に張り出した張出部17とを含む。このように合波部材11は、断面形状が概略L字状となっており、張出部17が基板10の上面を覆うように配置されている。
偏波回転部材50は、合波部材11に設けられた凹部11aに収容されている。これにより、偏波回転部材50の表面は、合波部材11の表面と同じ位置、すなわち面一状態となっている。なお、偏波回転部材50は基板10の導波路の途中に設けられていてもよい。この場合、偏波回転部材50は、基板10に形成した溝に埋め込んだ構成とすればよい。
合波部材11及び偏波回転部材50は、接着剤30を介して基板10と光学的に接着されている。接着剤30としては、合波部材11及び基板10を構成するニオブ酸リチウムと同程度の屈折率を有するものを用いるのが好ましい。これによれば、合波部材11及び基板10と接着剤との界面で光の屈折や反射が生じるのを抑制することができる。接着剤30は合波部材11の張出部17と基板10の上面との間にも配置されている。
合波部材11は、合波した変調光を出力する合波出力端面15を含む。
合波部材11は、後述するように合波出力端面15において基板10から入射した2つの変調光を結合させるように長さ及び結晶方位(結晶軸)が構成されている。
合波部材11は、後述するように合波出力端面15において基板10から入射した2つの変調光を結合させるように長さ及び結晶方位(結晶軸)が構成されている。
図3は合波部材11の光学軸及び寸法を示す図である。
図3に示すように、合波部材11の結晶軸K1は、基板10の結晶軸K2に対し、平面内で45度傾いた関係とされている。これにより、合波部材11は、偏波回転部材50を透過して入射した光(出力導波路29からの出射光)を常光として該合波部材11内を伝搬させ、偏波回転部材50を透過することなく直接入射した光(出力導波路28からの出射光)を異常光として伝播させることができる。
図3に示すように、合波部材11の結晶軸K1は、基板10の結晶軸K2に対し、平面内で45度傾いた関係とされている。これにより、合波部材11は、偏波回転部材50を透過して入射した光(出力導波路29からの出射光)を常光として該合波部材11内を伝搬させ、偏波回転部材50を透過することなく直接入射した光(出力導波路28からの出射光)を異常光として伝播させることができる。
出力導波路28、29間の間隔d1は、例えば30〜70μm程度に設定するのが好ましく、本実施形態では50μmと設定した。偏波回転部材50の厚みは80μmとした。この場合において、上述した結晶軸K1を有する合波部材11は、長さd2が1.5mmに設定される。ここで、合波部材11の長さd2とは、基板10側から入射された光が該合波部材11内を進む方向の寸法である。また、マイクロレンズ(レンズ)12は、その光出射端面側から基板10の出力端面10aまでの距離d3が3mm以内に設定されている。
このような構成に基づき、合波部材11は、基板10の出力端面10a(出力導波路28,29)を介して異なる位置に入射した2つの光(変調光)を合波し、同一の光路上に互いの偏波面が直交する50Gb/sの変調光が合成されてなる100Gb/sの変調光を合波出力端面15から射出させることができる。
マイクロレンズ12は、不図示の領域において合波部材11と光学的に接着されている。マイクロレンズ12は、合波部材11から射出される2本の光を集光して出力用光ファイバ14に導いて入射させるためのものである。
以上述べたように、本実施形態に係る光変調器1によれば、基板10及び合波部材11が同じ電気光学結晶(ニオブ酸リチウム)で形成されるので、基板10及び合波部材11間で熱膨張率に差が生じるのを防止できる。よって、熱の影響を受けた場合でも、基板10及び合波部材11の接合部分にズレが生じることが無く、基板10における変調光の出力位置(出力端面10a)と、合波部材11における変調光の入射位置がずれることが無い。従って、接合ズレに起因した光損失の発生を防止することができる。また、接合位置にズレが生じないため、基板10及び合波部材11に負荷がかかることで破損するといった不具合の発生を防止できる。従って、温度変動の影響を受けた場合であっても安定的に光変調を行うことが出来る信頼性の高い光変調器1を提供することができる。
また、本実施形態において、合波部材11は断面形状が概略L字状となっている。そのため、本体部16及び張出部17を基板10に度当たり状態で当接させることで合波部材11を基板10に容易に貼り付けることができる。よって、合波部材11及び基板10のアライメントが不要となり、光変調器1の組み立て作業を容易なものとすることができる。
また、合波部材11は、張出部17が基板10の上面を覆うように配置されているため、合波部材11と基板10との接着面積が増すことで光変調器1の機械的強度を向上させることができる。
また、従来の光変調器は、複数の部品を空間的にアライメントしながら組み立てるため、プロセス、部品に要するコストが高いといった問題があった。これに対し、本実施形態に係る光変調器1は、基板10にアライメントを行うことなく合波部材11を貼り合せるといった簡便なプロセスで製造できるので、低コスト化を実現できる。
また、合波部材11は、張出部17が基板10の上面を覆うように配置されているため、合波部材11と基板10との接着面積が増すことで光変調器1の機械的強度を向上させることができる。
また、従来の光変調器は、複数の部品を空間的にアライメントしながら組み立てるため、プロセス、部品に要するコストが高いといった問題があった。これに対し、本実施形態に係る光変調器1は、基板10にアライメントを行うことなく合波部材11を貼り合せるといった簡便なプロセスで製造できるので、低コスト化を実現できる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上記実施形態では1つの偏波回転部材50により出力端面10aから出力された2つの変調光の偏波面を合波部材11の入射端面にて互いに90度傾いた状態とする場合を例に説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されることはなく、2つの偏波回転部材を用いて2つの変調光の偏波面を傾けるようにしても良い。2つの変調光の偏波面は、合波部材11の入射端面において互いに90度傾いていればよく、一方の変調光の偏波面を45度、他方の変調光の偏波面を−45度傾けることで全体として90度傾けるようにしても良い。この場合、合波部材11の結晶軸の向きは、入射端面にて互いに90度傾いた状態から光軸方向を中心軸として回転して調整すればよい。また、2つの変調光の偏波面が互いに90度傾いていれば上記に限定されるものではない。
具体的に図4に示すように、基板10の出力導波路28,29のそれぞれに対応させて出力端面10aに偏波回転部材51、52を設ける。偏波回転部材51は、出力導波路28に対応する出力端面10aから射出される変調光の偏波面を45度回転させる機能を有するものである。また、偏波回転部材52は、出力導波路29に対応する出力端面10aから射出される変調光の偏波面を−45度回転させる機能を有するものである。
この構成によれば、出力端面10aから射出された変調光はそれぞれ偏波回転部材51、52により偏波面が合計で90度だけ回転し、上記実施形態と同様、合波部材11の入射端面にて互いの偏波面が相対的に90度傾いた状態とすることができる。
また、上記実施形態では、偏波回転部材50が合波部材11に設けられた凹部11aに収容されることで、偏波回転部材50及び合波部材11における光が入射する側の面がそれぞれ面一状態となっている場合を例に説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されることはない。偏波回転部材50が合波部材11の本体部16及び基板10に直接貼り付けられ、基板10の出力端面10aと合波部材11との一部に隙間が生じていても良い。
この場合、図5に示すように、基板10の出力端面10aと合波部材11との間に隙間には接着剤30が充填されている。この接着剤30としては、合波部材11及び基板10を構成するニオブ酸リチウムと同程度の屈折率を有するものが用いられる。そのため、基板10の出力導波路29から出力された変調光は基板10及び接着剤30の界面及び接着剤30及び合波部材11の界面で反射又は屈折すること無く、合波部材11に入射する。よって、合波部材11は、接着剤30を透過する際の光損失を生じることなく、出力端面10aから出射された2つの変調光を合波することができる。
また、上記実施形態では、偏波調整手段として偏波回転部材50を例示したが、パッシブではない電圧を印加することで偏波調整を行う、或いはLN変調器を利用して偏波調整を行うようにしてもよい。
1…光変調器、10…基板、10a…出力端面、11…合波部材、12…マイクロレンズ(レンズ)、15…合波出力端面、20…光変調部、21…マッハツェンダー導波路、22…マッハツェンダー導波路、27…入力導波路、28、29…出力導波路、50、51、52…偏波回転部材、K1、K2…結晶軸
Claims (9)
- 複屈折特性を有する電気光学結晶で構成された基板と、
前記基板に形成された光導波路と、
前記基板に形成され、前記光導波路を伝搬する光波を変調する光変調部と、
前記基板と同じ前記電気光学結晶で形成され、前記光変調部で変調されて前記基板の出力端面から出力される2つの変調光を合波する合波部材と、
を備えることを特徴とする光変調器。 - 前記光変調部で変調されて前記基板の出力端面から出力される2つの変調光の偏波面が前記合波部材の入射端面にて互いに90度異ならせるように調整する偏波調整手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載の光変調器。 - 前記偏波調整手段が、非対称光導波路又は前記基板に配置された偏波回転部材で構成される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光変調器。 - 前記偏波回転部材が前記基板の端面に配置される
ことを特徴とする請求項3に記載の光変調器。 - 前記偏波回転部材は、前記2つの変調光のうちの一方を出力する前記基板の出力端面に配置される
ことを特徴とする請求項4に記載の光変調器。 - 前記基板及び前記合波部材を構成する前記電気光学結晶が、ニオブ酸リチウム又はタンタル酸リチウムである
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の光変調器。 - 前記合波部材は、合波した前記変調光を出力する合波出力端面を含み、前記合波出力端面にて前記変調光を結合させるように長さ及び結晶方位が構成されている
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光変調器。 - 前記合波部材の前記合波出力端面側に設けられたレンズをさらに備える
ことを特徴とする請求項7に記載の光変調器。 - 前記合波部材は、L字状の断面を有しており、前記基板の上面を覆うように配置される
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の光変調器。
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