JP2014058408A - 筺体および化学強化ガラス - Google Patents

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【課題】高強度であり、自発破壊の起こりにくい筺体および化学強化ガラスの提供。
【解決手段】NiおよびSを含有するSiO−Al−NaO系化学強化ガラスを少なくともその一部とする筺体であって、当該化学強化ガラスがAlを7モル%以上、KOを0〜5モル%、ZrOを0〜2.5モル%含有し、ガラス中のSi、B、Al、Li、Na、K、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Zr、Tiの陽イオン分率xSi、x、xAl、xLi、xNa、x、xMg、xCa、xSr、xBa、xZn、xZr、xTiから下記式で算出される塩基性度bが44以上である筺体。
b=106×xSi+119×x+60×xAl+36×xLi+20×xNa+13×x+37×xMg+32×xCa+32×xSr+33×xBa+36×xZn+61×xZr+73×xTi
【選択図】なし

Description

本発明は、ディスプレイ装置、典型的には携帯電話、携帯情報端末(PDA)、タッチパネルなど小型ディスプレイ装置などに好適な筺体(カバーガラスを含む)に関する。
近年、携帯電話、PDA等のモバイル機器(携帯情報機器)に対しては、ディスプレイの保護ならびに美観を高めるためのカバーガラス(保護ガラス)が用いられることが多くなっている。
一方、このようなモバイル機器に対しては、軽量・薄型化が要求されている。そのため、ディスプレイ保護用に使用されるカバーガラスも薄くすることが要求されている。しかし、カバーガラスの厚さを薄くしていくと、強度が低下し、使用中または携帯中の落下などによりカバーガラス自身が割れてしまうことがあり、ディスプレイ装置を保護するという本来の役割を果たすことができなくなるという問題があった。
上記問題を解決するためには、カバーガラスの強度を高めることが考えられ、その方法としてガラス表面に圧縮応力層を形成させる手法が一般的に知られている。
ガラス表面に圧縮応力層を形成させる手法としては、軟化点付近まで加熱したガラス板表面を風冷などにより急速に冷却する風冷強化法(物理強化法)と、ガラス転移点以下の温度でイオン交換によりガラス板表面のイオン半径が小さなアルカリ金属イオン(典型的にはLiイオン、Naイオン)をイオン半径のより大きいアルカリイオン(典型的にはKイオン)に交換する化学強化法が代表的である。
前述したようにカバーガラスの厚さは薄いことが要求されている。薄いガラス板に対して風冷強化法を適用すると、表面と内部の温度差がつきにくいために圧縮応力層を形成することが困難であり、目的の高強度という特性を得ることができない。そのため、後者の化学強化法によって強化されたソーダライムシリカガラス製カバーガラスが通常用いられている(特許文献1参照)。
特開2004−352535号公報
着色剤としてNiまたはその酸化物等化合物が添加されたソーダライムシリカガラスに風冷強化法を適用する場合、そのNi等とソーダライムシリカガラスの清澄剤に起因するSとから生成したNiSが破壊起点となって自発破壊することが知られている。
この現象は風冷強化法に限らず化学強化法においても起こる。
このような自発破壊はモバイル機器においては特に好ましくない。
本発明はこのような自発破壊が起こりにくい筺体の提供を目的とする。
本発明は、NiおよびSを含有するSiO−Al−NaO系化学強化ガラスを少なくともその一部とする筺体であって、当該化学強化ガラスがAlを7モル%以上、KOを0〜5モル%、ZrOを0〜2.5モル%含有し、ガラス中のSi、B、Al、Li、Na、K、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Zr、Tiの陽イオン分率xSi、x、xAl、xLi、xNa、x、xMg、xCa、xSr、xBa、xZn、xZr、xTiから下記式で算出される塩基性度bが44以上である筺体を提供する。
b=106×xSi+119×x+60×xAl+36×xLi+20×xNa+13×x+37×xMg+32×xCa+32×xSr+33×xBa+36×xZn+61×xZr+73×xTi
ここでたとえば「KOを0〜5モル%含有する」とは、KOは必須ではないが5モル%までであれば含有してもよい、の意である。また、前記化学強化ガラスがたとえばBを含まないものであれば前記式中のxは0となる。
上記各元素の陽イオン分率は次のようにして算出する。
1)元素MがMという酸化物の形でガラス中に存在するとしてMのモル百分率含有量mを算出する。
2)Mのxが1である成分についてはそのmの1倍、Mのxが2である成分についてはそのmの2倍、Mのxが3である成分についてはそのmの3倍、というように各元素Mについて相対陽イオン含有量mを算出し、これらmの総和Σmを計算する。
3)各mを前記Σmで除して陽イオン分率xを算出する。
前記化学強化ガラスはAlを好ましくは7.5%以上または8%以上含有する。
前記化学強化ガラスのKOは典型的には0〜3モル%、0〜2.5モル%、2〜5モル%または3〜4.5モル%である。
前記化学強化ガラスのZrOは典型的には0〜1モル%である。
前記bは好ましくは45以上、46以上、47以上または47.5以上である。
また、前記化学強化ガラスがSiOを40〜75モル%、Alを7〜30モル%、NaOを8〜29モル%含有する前記筺体を提供する。
また、前記化学強化ガラスのSiOおよびAlの含有量の合計が50モル%以上である前記筺体を提供する。
また、前記化学強化ガラスがCaOを0〜4モル%含有する前記筺体を提供する。
また、前記化学強化ガラスがLiOを0〜2モル%含有する前記筺体を提供する。
また、前記化学強化ガラスがTiOを0〜1モル%含有する前記筺体を提供する。
前記化学強化ガラスの一つの好ましい態様として、SiOを65〜73モル%、Alを6〜11モル%、NaOを12〜17モル%、KOを0〜4モル%、MgOを4〜9モル%、CaOを0〜3モル%含有し、NaO+KOが12〜18モル%、MgO+CaOが5〜10モル%であり、これら成分の含有量の合計が95モル%以上または98モル%以上であるものが挙げられる。
その別の好ましい態様として、SiOを58〜66モル%、Alを5〜10モル%、NaOを13〜18モル%、KOを0〜6モル%、MgOを2〜7モル%、CaOを0〜4モル%含有し、NaO+KOが18〜24モル%、MgO+CaOが4〜9モル%であり、これら成分の含有量の合計が95モル%以上または98モル%以上であるものが挙げられる。
また、前記化学強化ガラスがNiをNiO換算で0.0001質量%以上含有する前記筺体を提供する。
前記Niの含有量は典型的にはNiO換算で、0.0003質量%以上、0.0005質量%以上、0.0007質量%以上、0.0009質量%以上、0.0011質量%以上、0.0013質量%以上または0.0015質量%以上である。
また、前記化学強化ガラスがSをSO換算で0.008質量%以上含有する前記筺体を提供する。
前記Sの含有量は典型的にはSO換算で0.01質量%以上である。
また、前記化学強化ガラスの中央引張応力が20MPa以上である前記筺体を提供する。典型的には30MPa以上、40MPa以上、50MPa以上、60MPa以上または80MPa以上である。
また、前記筺体によって保護されているディスプレイ装置を提供する。
また、前記ディスプレイ装置であって、筺体の前記化学強化ガラスである部分がディスプレイ装置の画像表示部分を保護するディスプレイ装置を提供する。
また、前記ディスプレイ装置であって、筺体の前記化学強化ガラスである部分がディスプレイ装置の画像表示部分以外の部分を保護するディスプレイ装置を提供する。
また、NiおよびSを含有するSiO−Al−NaO系化学強化ガラスであって、Alを7モル%以上、LiOを0〜2モル%、KOを0〜2モル%、ZrOを0〜2.5モル%含有し、ガラス中のSi、B、Al、Li、Na、K、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Zr、Tiの陽イオン分率xSi、x、xAl、xLi、xNa、x、xMg、xCa、xSr、xBa、xZn、xZr、xTiから下記式で算出される塩基性度bが44以上である化学強化ガラスを提供する。
b=106×xSi+119×x+60×xAl+36×xLi+20×xNa+13×x+37×xMg+32×xCa+32×xSr+33×xBa+36×xZn+61×xZr+73×xTi
また、CaOを0〜4モル%含有する前記化学強化ガラスを提供する。
また、NiおよびSを含有するSiO−Al−NaO系化学強化ガラスであって、Alを7モル%以上、LiOを0〜2モル%、KOを0〜5モル%、ZrOを0〜2.5モル%含有し、CaOを含有せず、ガラス中のSi、B、Al、Li、Na、K、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Zr、Tiの陽イオン分率xSi、x、xAl、xLi、xNa、x、xMg、xSr、xBa、xZn、xZr、xTiから下記式で算出される塩基性度bが44以上である化学強化ガラスを提供する。
b=106×xSi+119×x+60×xAl+36×xLi+20×xNa+13×x+37×xMg+32×xSr+33×xBa+36×xZn+61×xZr+73×xTi
また、SiOを40〜75モル%、Alを7〜30モル%、NaOを8〜29モル含有する前記化学強化ガラスを提供する。
また、SiOおよびAlの含有量の合計が50モル%以上である前記化学強化ガラスを提供する。
また、TiOを0〜1モル%含有する前記化学強化ガラスを提供する。
また、NiをNiO換算で0.0001質量%以上含有する前記化学強化ガラスを提供する。
また、SをSO換算で0.008質量%以上含有する前記化学強化ガラスを提供する。
また、中央引張応力が20MPa以上である前記化学強化ガラスを提供する。
また、前記化学強化ガラスであって筺体に用いられる化学強化ガラスを提供する。
本発明によれば、高強度であり、NiSによる自発破壊が起こりにくい化学強化ガラスおよびそのような化学強化ガラスを用いた筺体を得ることができる。
本発明の筺体または化学強化ガラスは、たとえば電子機器に外装される。携帯電話の外表面は、一方の外表面に液晶パネルまたは有機ELディスプレイからなる表示装置およびボタンからなる操作装置、もしくはタッチパネルのような表示装置と操作装置が一体となったものが配置され、その周囲を額縁材が囲う構成である。他方の外表面はパネルで構成される。そして、一方の外表面と他方の外表面との間である機器の厚み部分に枠材がある。これら額縁材と枠材、またはパネルと枠材は一体に構成される場合もある。
本発明の化学強化ガラスは、前記の額縁材、パネルおよび枠材のいずれにも用いることが可能であるし、カバーガラスとして用いることも可能である。また、これらの形状は、平板状であってもよいし、額縁材と枠材、もしくはパネルと枠材との一体構造となった凹状または凸状であってもよい。
また、本発明の筺体または化学強化ガラスは、機械的強度等に優れているという特徴がある。そのため、筐体に対して高い強度が求められる、携帯電話等の携帯可能な電子機器の筐体に好ましく用いることができる。
本発明の化学強化ガラスは、平板状だけでなく、凹状または凸状に成形されてもよい。この場合、平板またはブロック等に成形したガラスを再加熱し溶融した状態でプレス成形してもよい。また、溶融ガラスを直接プレス型上に流出しプレス成形する、いわゆるダイレクトプレス法にて所望の形状に成形してもよい。また、電子機器の表示装置またはコネクタに対応する箇所をプレス成形と同時に加工したり、プレス成形後に切削加工等してもよい。
本発明の筺体または化学強化ガラスは、携帯型電子機器に好適に用いることができる。携帯型電子機器とは、携帯して使用可能な通信機器または情報機器を包含する概念である。
通信機器としては、たとえば、通信端末として、携帯電話、PHS(Personal Handy−phone System)、スマートフォン、PDA(Personal
Data Assistance)およびPND(Portable Navigation Device、携帯型カーナビゲーションシステム)が挙げられ、放送受信機として、携帯ラジオ、携帯テレビおよびワンセグ受信機等が挙げられる。
また、情報機器としては、たとえば、デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯音楽プレーヤー、サウンドレコーダー、ポータブルDVDプレーヤー、携帯ゲーム機、ノートパソコン、タブレットPC、電子辞書、電子手帳、電子書籍リーダー、携帯プリンターおよび携帯スキャナ等が挙げられる。なお、これら例示に限定されるものではない。
これら携帯型電子機器に本発明の筺体または化学強化ガラスを用いることで、高い強度と美観を備えた携帯型電子機器を得ることができる。
なお、高い強度と美観を備えた本発明の筺体または化学強化ガラスは、デスクトップパソコン、大型テレビ、建材、家具または家電製品などにも適用可能である。
表のSiOからSOまでの欄に示す組成のガラス120gが得られるように原料を調合、混合してガラスバッチを作製した。なお、前記組成は、SiOからZrOまでの成分の含有量はモル百分率、NiOからSOまでの成分の含有量は質量百分率で表示する。また、例1〜3、5〜7はNiO源の原料は使用しなかったので同表のNiO欄は0とすべきであるが、便宜上後記金属ニッケル製ワイヤー起因のNi量をNiO量として同欄に記載し、例4についてもNiO源の原料起因の0.76質量%に0.021質量%を加えたものを記載した。
同表のSO’の欄には、SOを除いたガラスの質量を100質量部としたガラスバッチ中のSOの含有割合を、質量部を単位として示す。たとえば例5、6ではガラス中のSOに比べて47%多いSOをガラスバッチは含有するが、これは初期メルト形成時にSOが失われるためである。なお、SO源としては硫酸ナトリウムを用いた。
次に、ガラスバッチをアルミナ製るつぼに入れ、このるつぼを500℃、次に700℃に予熱した後、同表のTの欄に示す温度(単位:℃)の電気炉中に入れて1時間保持した。
1時間保持後るつぼ中のガラスメルトに金属ニッケル製ワイヤー20mgを投入し、2時間かけて電気炉温度を同表のTの欄に示す温度(単位:℃)に上昇させた。前記金属ニッケル製ワイヤー投入量はガラス中のNiO含有量に換算すると0.021質量%に相当する。
に1時間保持後るつぼ中のガラスメルトを板状に流し出し、流し出したガラスを徐冷した。
徐冷されたガラスを実体顕微鏡で次のようにしてNiSの有無を観察した。すなわち、例1、2、5〜7については徐冷された板状ガラスをそのまま観察し、強く着色した例3、4については徐冷された板状ガラスを例3は0.3mm厚、例4は0.8mm厚にそれぞれスライスして研磨したものについて観察した。
ガラス中にNiSが存在すればそれは実体顕微鏡で観察したときに黒色の球状異物として認められる。実際、例6で認められた黒色の球状異物の組成分析を行ったところNiSであった。
観察結果を同表のNiSの欄に示す。同欄中「0」はNiSが認められなかったことを示し、たとえば例4の「3」は大きさが3μmのNiSが認められたことを示す。
Figure 2014058408
携帯情報端末などの筺体に利用できる。

Claims (22)

  1. NiおよびSを含有するSiO−Al−NaO系化学強化ガラスを少なくともその一部とする筺体であって、当該化学強化ガラスがAlを7モル%以上、KOを0〜5モル%、ZrOを0〜2.5モル%含有し、ガラス中のSi、B、Al、Li、Na、K、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Zr、Tiの陽イオン分率xSi、x、xAl、xLi、xNa、x、xMg、xCa、xSr、xBa、xZn、xZr、xTiから下記式で算出される塩基性度bが44以上である筺体。
    b=106×xSi+119×x+60×xAl+36×xLi+20×xNa+13×x+37×xMg+32×xCa+32×xSr+33×xBa+36×xZn+61×xZr+73×xTi
  2. 前記化学強化ガラスがSiOを40〜75モル%、Alを7〜30モル%、NaOを8〜29モル%含有する請求項1の筺体。
  3. 前記化学強化ガラスのSiOおよびAlの含有量の合計が50モル%以上である請求項1または2の筺体。
  4. 前記化学強化ガラスがCaOを0〜4モル%含有する請求項1、2または3の筺体。
  5. 前記化学強化ガラスがLiOを0〜2モル%含有する請求項1〜4のいずれかの筺体。
  6. 前記化学強化ガラスがTiOを0〜1モル%含有する請求項1〜5のいずれかの筺体。
  7. 前記化学強化ガラスがNiをNiO換算で0.0001質量%以上含有する請求項1〜6のいずれかの筺体。
  8. 前記化学強化ガラスがSをSO換算で0.008質量%以上含有する請求項1〜7のいずれかの筺体。
  9. 前記化学強化ガラスの中央引張応力が20MPa以上である請求項1〜8のいずれかの筺体。
  10. 請求項1〜9のいずれかの筺体によって保護されているディスプレイ装置。
  11. 請求項10のディスプレイ装置であって、筺体の前記化学強化ガラスである部分がディスプレイ装置の画像表示部分を保護するディスプレイ装置。
  12. 請求項10のディスプレイ装置であって、筺体の前記化学強化ガラスである部分がディスプレイ装置の画像表示部分以外の部分を保護するディスプレイ装置。
  13. NiおよびSを含有するSiO−Al−NaO系化学強化ガラスであって、Alを7モル%以上、LiOを0〜2モル%、KOを0〜2モル%、ZrOを0〜2.5モル%含有し、ガラス中のSi、B、Al、Li、Na、K、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Zr、Tiの陽イオン分率xSi、x、xAl、xLi、xNa、x、xMg、xCa、xSr、xBa、xZn、xZr、xTiから下記式で算出される塩基性度bが44以上である化学強化ガラス。
    b=106×xSi+119×x+60×xAl+36×xLi+20×xNa+13×x+37×xMg+32×xCa+32×xSr+33×xBa+36×xZn+61×xZr+73×xTi
  14. CaOを0〜4モル%含有する請求項13の化学強化ガラス。
  15. NiおよびSを含有するSiO−Al−NaO系化学強化ガラスであって、Alを7モル%以上、LiOを0〜2モル%、KOを0〜5モル%、ZrOを0〜2.5モル%含有し、CaOを含有せず、ガラス中のSi、B、Al、Li、Na、K、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Zr、Tiの陽イオン分率xSi、x、xAl、xLi、xNa、x、xMg、xSr、xBa、xZn、xZr、xTiから下記式で算出される塩基性度bが44以上である化学強化ガラス。
    b=106×xSi+119×x+60×xAl+36×xLi+20×xNa+13×x+37×xMg+32×xSr+33×xBa+36×xZn+61×xZr+73×xTi
  16. SiOを40〜75モル%、Alを7〜30モル%、NaOを8〜29モル含有する請求項13、14または15の化学強化ガラス。
  17. SiOおよびAlの含有量の合計が50モル%以上である請求項13〜16のいずれかの化学強化ガラス。
  18. TiOを0〜1モル%含有する請求項13〜17のいずれかの化学強化ガラス。
  19. NiをNiO換算で0.0001質量%以上含有する請求項13〜18のいずれかの化学強化ガラス。
  20. SをSO換算で0.008質量%以上含有する請求項13〜19のいずれかの化学強化ガラス。
  21. 中央引張応力が20MPa以上である請求項13〜20のいずれかの化学強化ガラス。
  22. 請求項13〜21のいずれかの化学強化ガラスであって筺体に用いられる化学強化ガラス。
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