JP2014057706A - 洗濯乾燥機 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗濯で使用した水を利用し、乾燥フィルタから除去したリントによる排水経路の詰りを防止する。
【解決手段】回転槽4内に乾燥用空気を導入する循環風路21と、前記循環風路21に送風する送風手段23と、前記回転槽4内に導入する乾燥用空気を除湿する除湿手段25と、前記除湿手段25で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段24と、前記循環風路21を通る乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタ22と、前記乾燥フィルタ22で捕捉したリントを前記乾燥フィルタ22から除去するリント除去手段29と、前記リント除去手段29で除去したリントを粉砕するリント粉砕手段31とを備え、前記リント粉砕手段31で粉砕したリントを水槽1内の洗濯水で排出するようにしたものである。
【選択図】図1
【解決手段】回転槽4内に乾燥用空気を導入する循環風路21と、前記循環風路21に送風する送風手段23と、前記回転槽4内に導入する乾燥用空気を除湿する除湿手段25と、前記除湿手段25で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段24と、前記循環風路21を通る乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタ22と、前記乾燥フィルタ22で捕捉したリントを前記乾燥フィルタ22から除去するリント除去手段29と、前記リント除去手段29で除去したリントを粉砕するリント粉砕手段31とを備え、前記リント粉砕手段31で粉砕したリントを水槽1内の洗濯水で排出するようにしたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、衣類等の洗濯と乾燥が行える洗濯乾燥機に関するものである。
従来、この種の洗濯乾燥機は、乾燥運転中に衣類から出たリントを捕捉する乾燥フィルタが設けられている。リントは乾燥工程中に徐々に乾燥フィルタに捕捉されて堆積し、目詰まりが生じて風量が減少することから、乾燥フィルタで捕捉したリントを水で洗い流すことが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の洗濯乾燥機を示すものである。図6において、筐体71内に水槽72が弾性支持され、水槽72内に円筒状の回転槽73が回転可能に設けられている。回転槽73は、水槽72の後面外部に取り付けたモータ74によって回転駆動される。回転槽73の周側面に多数の孔75を設けて水槽72と連通している。回転槽73は、洗濯時は洗濯室として機能し、乾燥時は乾燥室として機能する。水槽72内の洗濯水は、底部に設けた排水口76から排水管77を通り、排水弁78、排水フィルタ79を経て排出され、機外の排水トラップ80に至る。
筐体71内の下部に送風手段81が配設され、乾燥運転時に、循環風路82を通して乾燥用空気を水槽72の前部に設けた送風口83から回転槽73内に送風する。循環風路82内には、ヒートポンプ装置の蒸発器84と凝縮器85が配設され、衣類と接触して湿った乾燥用空気は、回転槽73から流出して循環風路82に入り、蒸発器84で冷却除湿された後、凝縮器85で加熱され、高温の乾いた乾燥用空気となって回転槽73へ矢印方向に循環するように構成している。
乾燥運転時に、衣類等から発生したリントが乾燥用空気とともに送風され、循環風路82に設けた送風手段81等に付着堆積して、その機能を低下させる原因となるため、乾燥用空気からリントを捕捉する乾燥フィルタ86を循環風路82に設け、送風手段81の風上側に配設している。
乾燥運転の進行にともない、乾燥フィルタ86にリントが堆積して循環風量が減少するため、注水管87から乾燥フィルタ86面に沿って注水し、捕捉したリントを洗い流すようにしている。リントの洗い流しは乾燥運転終了後に行われ、洗い流した水とリントは、排水路88を通り排水弁78を介して排水管77から機外へ排出される。
しかしながら、前記従来の構成では、注水管からの注水で乾燥フィルタから洗い流されたリントは、排水管および排水路を含む排水経路で詰り易いという問題がある。排水経路には、洗濯排水に含まれるリント等と、乾燥フィルタから洗い流したリントを捕捉する排水フィルタが設けてあり、排水フィルタで捕捉したリント等は、排水経路から排水フィルタを取り外して廃棄する。排水経路には、排水フィルタの上流側に排水弁が設けてあり、排水動作に応じて開閉し、排水フィルタの取外し時に、排水経路からの水漏れを防止するようにしている。排水経路を流れるリントは、排水経路を開閉する排水弁で詰り易く、排
水弁の動作に支障をきたして排水経路の開閉を不確実にする。
水弁の動作に支障をきたして排水経路の開閉を不確実にする。
特に、乾燥フィルタに捕捉されるリントは、乾燥運転時に、循環する乾燥風によりフィルタ面に押圧されて集結し、膜状に堆積する。乾燥フィルタに堆積したリントは、一般的に乾燥運転後に除去される。乾燥運転後のリントは、乾いた状態でフィルタ面に固着しているため、注水によってフィルタ面に張り付いたリントを分散させて流すことが難しく、張り付いたリントをフィルタ面から剥がすために、勢いよく多量の水を注水する必要がある。リントが塊でフィルタ面から離脱すると、排水経路がリントで詰り易く、また、リントは浮力が大きいため、離脱したリントによる排水経路の詰りを防止するために、リントを流すときの水量が多くなるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、洗濯で使用した水を利用し、乾燥フィルタから除去したリントによる排水経路の詰りを防止するようにした洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯乾燥機は、回転槽内に乾燥用空気を導入する循環風路と、前記循環風路に送風する送風手段と、前記回転槽内に導入する乾燥用空気を除湿する除湿手段と、前記除湿手段で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記循環風路を通る乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタと、前記乾燥フィルタで捕捉したリントを前記乾燥フィルタから除去するリント除去手段と、前記リント除去手段で除去したリントを粉砕するリント粉砕手段とを備え、前記リント粉砕手段で粉砕したリントを水槽内の洗濯水で排出するようにしたものである。
これによって、乾燥フィルタから除去し粉砕したリントを、洗濯で使用した洗濯水で排出することができ、リントによる排水経路の詰りを防止することができるとともに、洗濯後の捨てられる洗濯水を有効に利用して、水道水の使用量を少なくすることができる。
本発明の洗濯乾燥機は、洗濯水を利用してリントを排出することができるとともに、乾燥フィルタから除去したリントによる排水経路の詰りを防止することができる。
第1の発明は、筐体内に弾性支持した水槽と、前記水槽内に回転可能に設けた回転槽と、前記回転槽を回転駆動するモータと、前記水槽内に洗濯水を供給する洗濯給水手段と、前記水槽内の洗濯水を排水する洗濯排水手段と、前記洗濯排水手段を介して前記水槽内の洗濯水を前記筐体外へ排出する洗濯排水経路と、前記回転槽内に乾燥用空気を導入する循環風路と、前記循環風路に送風する送風手段と、前記回転槽内に導入する乾燥用空気を除湿する除湿手段と、前記除湿手段で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記循環風路を通る乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタと、前記乾燥フィルタで捕捉したリントを前記乾燥フィルタから除去するリント除去手段と、前記リント除去手段で除去したリントを粉砕するリント粉砕手段とを備え、前記リント粉砕手段で粉砕したリ
ントを前記水槽内の洗濯水で排出するようにしたことにより、乾燥フィルタから除去し粉砕したリントを洗濯で使用した洗濯水で機外へ排出することができ、水道水等を新たに給水する必要がなく、洗濯後の捨てられる洗濯水を有効に利用して節水することができるとともに、リントによる排水経路の詰りを防止することができる。
ントを前記水槽内の洗濯水で排出するようにしたことにより、乾燥フィルタから除去し粉砕したリントを洗濯で使用した洗濯水で機外へ排出することができ、水道水等を新たに給水する必要がなく、洗濯後の捨てられる洗濯水を有効に利用して節水することができるとともに、リントによる排水経路の詰りを防止することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、水槽内の洗濯水をリント粉砕手段に送水する送水ポンプを設け、前記送水ポンプにより前記リント粉砕手段に前記水槽内の洗濯水を供給してリントを排出するようにしたことにより、リント粉砕手段から流出する洗濯水の流速を最適に設定することができ、粉砕したリントを円滑に排出することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の制御手段は、リント粉砕手段で粉砕したリントを、すすぎ時の洗濯水で排出するようにしたことにより、洗濯水に含まれる洗剤等がリント粉砕手段に流入し堆積するのを防止することができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、循環風路に設けた乾燥フィルタと、リント除去手段で除去したリントを粉砕するリント粉砕手段を水槽の下方に配設し、前記リント粉砕手段に前記水槽内の洗濯水を供給してリントを排出するようにしたことにより、水槽から排出された洗濯水が排水路を流れる水流によってリントを排出することができる。
第5の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、洗濯排水経路は、洗い時の洗濯水を排水する洗濯排水路と、すすぎ時の洗濯水を排水するすすぎ排水路を設け、リント粉砕手段で粉砕したリントを前記すすぎ排水路を通してすすぎ時の洗濯水で排出するようにしたことにより、洗濯水に含まれる洗剤等がリント粉砕手段に流入し堆積するのを防止することができる。
第6の発明は、特に、第5の発明において、すすぎ排水路に乾燥フィルタを設け、すすぎ時の洗濯水により、前記乾燥フィルタで捕捉したリントを前記乾燥フィルタから除去するとともに、リント粉砕手段で粉砕したリントを排出するようにしたことにより、乾燥フィルタからのリントの除去と粉砕したリントの排出を、すすぎ時の洗濯水で行うことができるとともに、汚れや洗剤等が除去されたすすぎ時の洗濯水で、乾燥フィルタからリントを除去することができるので、洗濯水に含まれる汚れや洗剤等が乾燥フィルタに残留するのを防止することができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、リント粉砕手段に水位検知手段を設け、制御手段は、前記水位検知手段が所定の水位を検知すると洗濯水の排水を停止するようにしたことにより、洗濯水がリント粉砕手段から溢れて循環風路に流入するのを防止することができる。
第8の発明は、特に、第3〜第5のいずれか1つの発明において、すすぎ排水路に洗濯排水路からの逆流を防止する逆止弁を設け、前記逆止弁をリント粉砕手段の下流側に配設したことにより、洗濯で使用した洗濯水が、排水時にすすぎ排水路へ逆流するのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯乾燥機の構成図、図2は、同洗濯乾燥機の乾燥フィルタの一部切欠背面側斜視図、図3は、同乾燥フィルタの一部切欠正面側斜
視図、図4は、同乾燥フィルタの要部断面図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯乾燥機の構成図、図2は、同洗濯乾燥機の乾燥フィルタの一部切欠背面側斜視図、図3は、同乾燥フィルタの一部切欠正面側斜
視図、図4は、同乾燥フィルタの要部断面図である。
図1〜図4において、水槽1は、洗濯乾燥機の筐体2の内部で複数のサスペンション機構3により弾性的に支持されている。回転槽4は、正面側に洗濯物5を出し入れする投入口6を有し、有底筒状に構成して水槽1内に配設されている。回転槽4は、回転軸4aで回転可能に設けられ衣類等の洗濯物5を収容する。
回転槽4の周側壁7には全周に亘って多数の孔8を設け、回転槽4の周側壁7の内方には、洗濯物5を回転槽4の回転方向へ持ち上げるための撹拌バッフル9を備えている。水槽1と回転槽4と回転軸4aは、水平に対して角度θ(例えば、10〜20°)で前上がりに傾けて設けられている。
水槽1の後面側の外部には、回転槽4を回転駆動するモータ10が設けてあり、回転槽4を正逆回転させるようになっている。モータ10は、ブラシレス直流モータ等で構成され、インバータ制御によって回転速度が自在に変化できるようにしている。筐体2の前面には、投入口6を開閉する扉体11が設けられている。投入口6と対向する水槽1の開口部1aは、伸縮自在な可撓性のパッキン12によって筐体2と気密に連結されている。
扉体11を閉じると、水槽1の開口部1aに設けられたパッキン12が扉体11の内面に密接し、水槽1内は水密、気密空間になって、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥の各工程を実行する際に、水や空気が外部に漏れないようにしている。
筐体2内には、洗濯給水弁(洗濯給水手段)13が設けられ、洗濯給水弁13は、洗剤ケース(図示せず)を介して水槽1に連通する洗濯給水経路14に設けられている。洗濯給水弁13を開閉することにより、水槽1内への水道水の給水と停止をおこなうことができる。
また、水槽1の底部に設けた排水孔15には、洗濯排水経路16が接続されており、洗濯排水弁(洗濯排水手段)17が設けられている。洗濯排水弁17を開閉することにより水槽1内の洗濯水の排水と停止をおこなうことができる。洗濯排水経路16には、洗濯排水弁17の下流側に排水フィルタ18を設けている。
水槽1の上方前部の周側壁7に排出口19を設け、水槽1の背面部に送風口20を設けている。排出口19と送風口20は、水槽1の外部上方の前面側から後面側に向けて延設した循環風路21で連通接続されている。
循環風路21には、乾燥用空気とともに循環風路21を通過するリントを捕捉する乾燥フィルタ22と、乾燥用空気を回転槽4に供給する送風手段23と、乾燥用空気の除湿および加熱を行うヒートポンプ装置の放熱器(加熱手段)24と、吸熱器(除湿手段)25を設けている。
送風手段23は、翼形状を有する送風ファン23aと、送風ファン23aを回転駆動するファンモータ23bで構成されている。送風手段23により送風される乾燥用空気は、送風口20から回転槽4内に送風される。
回転槽4の孔8から水槽1内に排出される乾燥用空気は、矢印イで示すように、排出口19から循環風路21に流入し、乾燥フィルタ22、ヒートポンプ装置の吸熱器25、放熱器24、送風手段23、送風口20を経て、回転槽4に循環する構成になっている。
ヒートポンプ装置は、冷媒を圧縮する圧縮機(図示せず)と、圧縮後の高温高圧の冷媒
の熱を放熱する放熱器(加熱手段)24と、高圧の冷媒の圧力を減圧するためのキャピラリーチューブからなる絞り手段(図示せず)と、減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器(除湿手段)25を冷媒が循環するように冷媒管(図示せず)で連結している。
の熱を放熱する放熱器(加熱手段)24と、高圧の冷媒の圧力を減圧するためのキャピラリーチューブからなる絞り手段(図示せず)と、減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器(除湿手段)25を冷媒が循環するように冷媒管(図示せず)で連結している。
送風手段23により送風される乾燥用空気を循環風路21に設けた吸熱器25で冷却除湿し、放熱器24で加熱して送風口20から回転槽4へ供給し、排出口19から循環風路21に流入して循環する。
乾燥フィルタ22は、乾燥用空気を導入する導入部26と、導入した乾燥用空気を排気する排気部27と、導入部26から導入された乾燥用空気からリントを捕捉し回収するフィルタ部28と、フィルタ部28で捕捉されたリントをフィルタ部28から除去するリント除去手段29を有し、筐体2から取り外し可能に構成されている。
フィルタ部28は、略半円筒形状に構成され、その一部がメッシュなどで構成される。リント除去手段29は、フィルタ部28に沿って内接するように螺旋形状に形成され、筐体2側に設けられたリント除去手段駆動モータ30によって回転駆動する。リント除去手段駆動モータ30の回転駆動は、駆動ギア30aと噛み合う従属ギア30bを介してリント除去手段29に減速して伝達され、フィルタ部28に付着しているリントを掻き取り除去する。
図4に示すように、リント除去手段29の回転駆動によってフィルタ部28から掻き取られ、乾燥フィルタ22から除去されたリントLは、リント粉砕手段31により細かく粉砕される。リント粉砕手段31は、乾燥フィルタ22から除去したリントを収容するリント収容室31aと、リント収容室31a内のリントに水分を含ませる含水手段32と、水分を含んだリントを細かく粉砕する電動カッター33を備えている。
リント収容室31aは、乾燥フィルタ22からリントが除去される出口側に隣接して設けてあり、フィルタ部28の出口28aから落下し、リント収容室31a内の底部に溜まるように構成されている。
含水手段32は、フィルタ部28の出口28aに近接して設けたノズル部32aと、ノズル部32aに給水する給水路32bと、給水路32bに設けた給水弁32cを有し、リント除去手段29によってリント収容室31aへ移送されたリントに水を噴射して水分を含ませる。給水路32bは、洗濯給水経路14から分岐している。
電動カッター33は、リント収容室31a内の底部に複数枚の回転刃33aを設け、この回転刃33aをカッター駆動モータ33bにより回転駆動するようにしている。フィルタ部28から除去されたリントは、リント収容室31a内で電動カッター33により細かく粉砕される。
リント粉砕手段31のリント収容室31aは、排出路34で洗濯排水経路16に連通接続している。洗濯排水経路16には、排水孔15と洗濯排水弁17との間に排水切替弁35を設けている。排水孔15と排水切替弁35の間で、リント粉砕手段31のリント収容室31aと連通する送水管36を洗濯排水経路16から分岐し、送水管36に送水ポンプ37を設けている。
排水切替弁35を閉じることにより洗濯排水経路16を遮断し、送水ポンプ37の駆動により、送水管36を通して水槽1内の洗濯水をリント粉砕手段31のリント収容室31aへ送水することができる。リント収容室31aへ送られた洗濯水は、リント収容室31
a内の粉砕されたリントを排出路34を通して洗濯排水経路16へ排出される。排出路34は、排水切替弁35と洗濯排水弁17の間で洗濯排水経路16に接続されている。
a内の粉砕されたリントを排出路34を通して洗濯排水経路16へ排出される。排出路34は、排水切替弁35と洗濯排水弁17の間で洗濯排水経路16に接続されている。
リント収容室31aには、送水ポンプ37によって供給される洗濯水の水位を検知する水位検知手段38を設けている。水位検知手段38によって設定された水位を検知すると送水ポンプ37の動作を停止し、水槽1内の洗濯水がリント収容室31aに所定量以上供給されないようにしている。
排出部39は、リント収容室31a内で電動カッター33により粉砕され、設定した大きさより小さく粉砕されたリントが通過し、リント収容室31aから排出路34へ排出する。
制御手段40は、筐体2内の下方前部に配設され、モータ10、洗濯給水弁13、洗濯排水弁17、送風手段23、リント除去手段駆動モータ30、給水弁32c、カッター駆動モータ33b、排水切替弁35、送水ポンプ37等を制御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各工程を逐次制御する。
以上のように構成された洗濯乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。筐体2の前面上部に設けられた操作表示部41から、運転コースの選択や各工程の時間を入力することにより、設定内容に基づいて、制御手段40によって洗濯から乾燥までを一連の動作として実行することができ、また、乾燥工程のみを実行することも任意に選択することができる。
洗濯を行うときは、扉体11を開いて回転槽4内に洗濯物5を投入し、操作表示部41から運転コース等を入力して運転を開始することにより、洗濯給水経路14から水槽1内に水および洗剤が供給され、モータ10により回転槽4が回転駆動されて洗い工程が開始される。
回転槽4が所定の速度で回転することにより、洗濯物5が内周面の複数箇所に設けられた撹拌バッフル9によって回転方向に持ち上げられ、回転槽4内の上方から落下することによる、叩き洗いが所定時間繰り返されることにより洗濯が行われる。
洗い工程の後、すすぎ工程、脱水工程が実行されることにより洗濯は完了する。洗濯から乾燥までを続けて実行する運転コースを選択入力した場合は、洗い工程が完了すると、制御手段40は、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程に続いて乾燥工程を実行する。また、濡れた衣類等を乾燥させる場合は、乾燥工程のみを実行することができる。
乾燥工程においては、回転槽4内に脱水を終えた洗濯物5あるいは濡れた衣類(以下、衣類と称する)を収容して乾燥工程を実行すると、乾燥工程で設定された回転速度で回転槽4を回転して衣類を撹拌するとともに、送風手段23およびヒートポンプ装置が駆動され、回転槽4内への乾燥用空気の送風循環が開始される。
ヒートポンプ装置は、圧縮機の作動により冷媒が圧縮され、この圧力により冷媒は圧縮機から管路を流れて放熱器24、絞り手段、吸熱器25、圧縮機を循環する。圧縮された冷媒の熱は放熱器24に流入することにより、放熱器24内に配設された管路に設けられたフィンに接する空気に放熱され、循環風路21を流れる乾燥用空気が加熱される。
加熱された乾燥用空気は、送風口20から回転槽4へ供給され、洗濯物5あるいは衣類から水分を奪い、湿った空気となって排出口19から循環風路21へ排出される。衣類等の乾燥の進行にともなって、衣類等から糸屑などのリントが発生する。排出口19から排
出された乾燥用空気は、導入部26から乾燥フィルタ22に導入され、フィルタ部28のメッシュがリントを捕捉する。
出された乾燥用空気は、導入部26から乾燥フィルタ22に導入され、フィルタ部28のメッシュがリントを捕捉する。
乾燥フィルタ22でリントが除去された乾燥用空気は、絞り手段により減圧されて低圧となった冷媒が流れる吸熱器25を通過する際に、顕熱と潜熱とが奪われて除湿され、除湿されることにより生じた結露水は貯水部(図示せず)に滴下し、除湿されて乾いた乾燥用空気は、放熱器24を通過して加熱される。除湿された結露水は、洗濯排水経路16を通って機外へ排水される。
衣類等の洗濯物5からのリントの発生は、衣類が濡れている乾燥開始時より、衣類の乾燥が進行するのにともなってリントの発生は多くなり、乾燥フィルタ22に堆積する量が増加する。
乾燥フィルタ22にリントが付着し堆積した状態で乾燥工程がおこなわれると、循環風路21を循環する乾燥用空気が、乾燥フィルタ22から下流側へ流れにくくなり、乾燥性能が低下するため、制御手段40は、例えば乾燥運転の開始前、具体的には洗濯運転中に乾燥フィルタ22に堆積したリントを除去する。
具体的には、リント除去手段29は、フィルタ部28に沿って内接する螺旋形状を備えており、制御手段40は、リント除去手段駆動モータ30を駆動させてリント除去手段29を回動させる。
リント除去手段29の螺旋形状がリントLを掻き取る際、メッシュ上のリントLにメッシュのラジアル方向とスラスト方向の力を与える。これらの力により、リントLは、掻き取られながらリント除去手段29の回転軸に沿う方向Zに移動していくため、掻き取ったリントLが微細なものであっても、リント粉砕手段31へと移送することができる。
制御手段40は、リント除去手段29を駆動している間、給水弁32cを開放し、ノズル部32aから水を噴射する。リント除去手段29の端部、すなわち、フィルタ部28の出口28aまで移送されたリントLは、ノズル部32aから噴射された水を吸水し、質量を増加させ、リント粉砕手段31に落下し、リント収容室31a内に収容される。ノズル部32aから噴射された水は、リント収容室31a内に収容されたリントLにも吸水される。
制御手段40は、リント除去手段29を所定時間駆動した後、カッター駆動モータ33bを駆動させ、回転刃33aを回転させることでリントLを細かく粉砕する。粉砕されたリントLは、ノズル部32aから噴射された水により、排出部39から排出路34を流れて、洗濯排水経路16の閉じられた洗濯排水弁17で停止する。リント収容室31aの下部に設けた排出部39は、所定の大きさに細かく粉砕されたリントLが通過できるように構成している。
洗い工程が終わり、水槽1内に洗濯水が溜められている状態、または、すすぎ工程が終わり、水槽1内にすすぎ水が溜められている状態の、少なくともいずれかの水槽1内の洗濯水を送水ポンプ37によってリント収容室31aへ送水する。
このとき、排水切替弁35を閉じて洗濯排水弁17を開放する。リント収容室31a内の水と粉砕されたリントは、排出路34を経て洗濯排水経路16に至り、洗濯排水弁17および排水フィルタ18を通過して機外へ排出される。
水槽1内の洗濯水は、送水ポンプ37によってリント収容室31aに送水され、リント
収容室31a内のリントおよび排出路34、洗濯排水弁17、洗濯排水経路16中のリントを洗い流して機外へと排出する。
収容室31a内のリントおよび排出路34、洗濯排水弁17、洗濯排水経路16中のリントを洗い流して機外へと排出する。
所定の時間または量の送水が完了すると、送水ポンプ37を停止して排水切替弁35を開放する。これによって、水槽1内の洗濯水は、排水切替弁35、洗濯排水弁17および排水フィルタ18を通過して機外へ排出される。
乾燥工程前の洗い工程またはすすぎ工程で、乾燥フィルタ22に付着堆積したリントが除去された状態で乾燥工程をおこなうことができる。
水槽1内の洗濯水を、送水ポンプ37によってリント粉砕手段31に供給してリントを排出することにより、リント粉砕手段31から流出する洗濯水の流速を最適に設定することができ、粉砕したリントを排出路34および洗濯排水経路16を通して、円滑に排出することができる。
また、リント粉砕手段31で粉砕したリントを、すすぎ時の洗濯水で排出することにより、洗濯水に含まれる洗剤等がリント粉砕手段31に流入し、リント収容室31aや排出路34等に堆積するのを防止することができる。
以上のように、本実施の形態においては、筐体2内に弾性支持した水槽1と、水槽1内に回転可能に設けた回転槽4と、回転槽4を回転駆動するモータ10と、水槽1内に洗濯水を供給する洗濯給水手段13と、水槽1内の洗濯水を排水する洗濯排水手段17と、洗濯排水手段17を介して水槽1内の洗濯水を筐体2外へ排出する洗濯排水経路16と、回転槽4内に乾燥用空気を導入する循環風路21と、循環風路21に送風する送風手段23と、回転槽4内に導入する乾燥用空気を除湿する除湿手段25と、除湿手段25で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段24と、循環風路21を通る乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタ22と、乾燥フィルタ22で捕捉したリントを乾燥フィルタ22から除去するリント除去手段29と、リント除去手段29で除去したリントを粉砕するリント粉砕手段31とを備え、リント粉砕手段31で粉砕したリントを水槽1内の洗濯水で排出するようにしたものであり、乾燥フィルタ22から除去し粉砕したリントを、洗濯で使用した洗濯水で機外へ排出することができ、水道水等を新たに給水する必要がなく、洗濯後の捨てられる洗濯水を有効に利用して節水することができるとともに、リントによる排水経路の詰りを防止することができる。
なお、本実施の形態では、水槽1内の洗濯水を乾燥フィルタ22から除去したリントを粉砕するリント粉砕手段31へ送水する構成として、送水ポンプ37によって水槽1から直接供給するようにしているが、貯水タンク(図示せず)に洗濯後に排水する洗濯水、或いは、すすぎ後に排水するすすぎ水を貯留することにより、リントを任意のタイミングで排出することができる。
これにより、水槽1内の洗濯水が排水されて溜められていないとき、例えば、乾燥工程終了後に、貯水タンクに貯留した水をリント粉砕手段31へ送水して、リントの排出をおこなうことができるとともに、洗い、すすぎ、脱水の各工程を続けて実行することができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における洗濯乾燥機の構成図である。本実施の形態の主たる特徴は、循環風路21に設けた乾燥フィルタ22と、乾燥フィルタ22から除去したリントを粉砕するリント粉砕手段31を水槽1の下方に配設し、リント粉砕手段31に水槽1内の洗濯水を供給してリントを排出するようにしたものである。特徴部分以外の
他の構成は実施の形態1と同じであり、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は実施の形態1のものを援用する。
図5は、本発明の第2の実施の形態における洗濯乾燥機の構成図である。本実施の形態の主たる特徴は、循環風路21に設けた乾燥フィルタ22と、乾燥フィルタ22から除去したリントを粉砕するリント粉砕手段31を水槽1の下方に配設し、リント粉砕手段31に水槽1内の洗濯水を供給してリントを排出するようにしたものである。特徴部分以外の
他の構成は実施の形態1と同じであり、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は実施の形態1のものを援用する。
図5において、循環風路21の一端を水槽1の後部上方に連通接続し、他端を水槽1の下方を通して水槽1の前部下方に連通接続し、循環風路21を水槽1の下方に配設するとともに、循環風路21に設けた乾燥フィルタ22と、乾燥フィルタ22から除去したリントを粉砕するリント粉砕手段31を水槽1の下方に配設している。
水槽1の底部に設けた排水孔15と水槽1内の洗濯水を排水する洗濯排水経路16は、洗い時の洗濯水を排水する洗濯排水路42と、すすぎ時の洗濯水を排水するすすぎ排水路43の2経路で連通している。排水孔15から排水される水槽1内の洗濯水は、分岐弁44の開閉によって切替えられ、開時は、洗濯排水路42と、すすぎ排水路43のいずれかを通って洗濯排水経路16に流れるように分岐弁44によって切替えられる。
洗濯排水路42は、洗濯排水弁17の上流側で洗濯排水経路16と連通し、すすぎ排水路43には、循環風路21に設けた乾燥フィルタ22が位置するように構成している。分岐弁44からすすぎ排水路43を流れる洗濯水は、乾燥フィルタ22のメッシュで捕捉されたリントを洗い流し、実質的にリント除去手段として作用する。
乾燥フィルタ22の下方に、乾燥フィルタ22からリントを洗い流した洗濯水が流入するリント粉砕手段31を設けている。リント粉砕手段31は、洗濯水とともに流入したリントを粉砕する電動カッター33を設けている。
リント粉砕手段31は、洗濯排水弁17の上流側で洗濯排水路42の出口と合流する。リント粉砕手段31と洗濯排水路42と合流部との間には、電磁弁等で構成した逆流防止弁45が設けてあり、洗濯排水路42を通って排水される洗濯水が、すすぎ排水路43へ逆流しリント粉砕手段31へ流入するのを防止している。
リント粉砕手段31に水位検知手段38が設けてあり、リント粉砕手段31に流入した洗濯水が所定の水位まで上昇したことを検知すると、分岐弁44を閉じて水槽1からの洗濯水の排水を停止し、洗濯水がリント粉砕手段31から溢れて循環風路21へ流入するのを防止するようにしている。
洗い工程が終わり、水槽1内の洗濯水を排水するときは、洗濯排水弁17を開成するとともに、分岐弁44を洗濯排水路42側に切り替えて開くことにより、水槽1内の洗濯水は、洗濯排水路42を通って洗濯排水経路16に流出し、機外へ排出される。
洗い工程に続いて実行されるすすぎ工程が終わり、すすぎ工程で使用した水槽1内の洗濯水を排水するときは、分岐弁44をすすぎ排水路43側に切り替えて開くことにより、水槽1内の洗濯水は、すすぎ排水路43に設けた乾燥フィルタ22のリントが捕捉されている表面を流れ落ちる。
乾燥フィルタ22は、循環風路21を後方から前方へ矢印方向へ送風される乾燥用空気の流れと交差する略鉛直方向にリントを捕捉するメッシュが設けてあり、洗濯水がこのメッシュに沿って流れ落ちることによって、捕捉されたリントを洗い流してリント粉砕手段31に流入する。乾燥フィルタ22から除去されたリントは、リント粉砕手段31で電動カッター33により細かく粉砕された後、逆流防止弁45を通過して洗濯排水経路16へ流出する。
以上のように、本実施の形態においては、循環風路21に設けた乾燥フィルタ22と、
乾燥フィルタ22で捕捉リントを洗濯水で除去したリントを粉砕するリント粉砕手段31を水槽1の下方に配設し、リント粉砕手段31に水槽1内の洗濯水を供給してリントを排出するようにしたものであり、水槽1から排出された洗濯水が排水路を流れる水流によってリントを排出することができる。
乾燥フィルタ22で捕捉リントを洗濯水で除去したリントを粉砕するリント粉砕手段31を水槽1の下方に配設し、リント粉砕手段31に水槽1内の洗濯水を供給してリントを排出するようにしたものであり、水槽1から排出された洗濯水が排水路を流れる水流によってリントを排出することができる。
また、すすぎ排水路43に乾燥フィルタ22を設け、すすぎ時の洗濯水により、乾燥フィルタ22で捕捉したリントを乾燥フィルタ22から除去するとともに、リント粉砕手段31で粉砕したリントを排出するようにしたものであり、乾燥フィルタ22からのリントの除去と粉砕したリントの排出を、すすぎ時の洗濯水で行うことができるとともに、汚れや洗剤等が除去されたすすぎ時の洗濯水で、乾燥フィルタ22からリントを除去することができるので、洗濯水に含まれる汚れや洗剤等が乾燥フィルタ22に残留するのを防止することができる。
なお、逆流防止弁45は、洗濯水が水槽1から洗濯排水弁17へ一方向に流れ、逆方向の水流によって閉塞する可動弁により構成することも可能である。
また、すすぎ工程後の洗濯水は、常時すすぎ排水路43を通して排出する必要はなく、すすぎ工程が複数回実行される場合は、少なくとも1回すすぎ排水路43を通して排出されるようにすれば、乾燥フィルタ22からリントを除去することができる。この場合は、最後のすすぎ工程後の洗濯水がすすぎ排水路43を通るようにするのが望ましい。
以上のように、本発明にかかる洗濯乾燥機は、洗濯水を利用してリントを排出することができるとともに、乾燥フィルタから除去したリントによる排水経路の詰りを防止することができるので、洗濯乾燥機として有用である。
1 水槽
2 筐体
4 回転槽
10 モータ
13 洗濯給水弁(洗濯給水手段)
16 洗濯排水経路
17 洗濯排水弁(洗濯排水手段)
21 循環風路
22 乾燥フィルタ
23 送風手段
24 放熱器(加熱手段)
25 吸熱器(除湿手段)
29 リント除去手段
31 リント粉砕手段
40 制御手段
2 筐体
4 回転槽
10 モータ
13 洗濯給水弁(洗濯給水手段)
16 洗濯排水経路
17 洗濯排水弁(洗濯排水手段)
21 循環風路
22 乾燥フィルタ
23 送風手段
24 放熱器(加熱手段)
25 吸熱器(除湿手段)
29 リント除去手段
31 リント粉砕手段
40 制御手段
Claims (8)
- 筐体内に弾性支持した水槽と、
前記水槽内に回転可能に設けた回転槽と、
前記回転槽を回転駆動するモータと、
前記水槽内に洗濯水を供給する洗濯給水手段と、
前記水槽内の洗濯水を排水する洗濯排水手段と、
前記洗濯排水手段を介して前記水槽内の洗濯水を前記筐体外へ排出する洗濯排水経路と、前記回転槽内に乾燥用空気を導入する循環風路と、前記循環風路に送風する送風手段と、前記回転槽内に導入する乾燥用空気を除湿する除湿手段と、
前記除湿手段で除湿した乾燥用空気を加熱する加熱手段と、
前記循環風路を通る乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタと、
前記乾燥フィルタで捕捉したリントを前記乾燥フィルタから除去するリント除去手段と、前記リント除去手段で除去したリントを粉砕するリント粉砕手段と、
洗濯および乾燥運転を制御する制御手段とを備え、
前記リント粉砕手段で粉砕したリントを前記水槽内の洗濯水で排出するようにした洗濯乾燥機。 - 水槽内の洗濯水をリント粉砕手段に送水する送水ポンプを設け、前記送水ポンプにより前記リント粉砕手段に前記水槽内の洗濯水を供給してリントを排出するようにした請求項1記載の洗濯乾燥機。
- 制御手段は、リント粉砕手段で粉砕したリントを、すすぎ時の洗濯水で排出するようにした請求項1または2記載の洗濯乾燥機。
- 循環風路に設けた乾燥フィルタと、リント除去手段で除去したリントを粉砕するリント粉砕手段を水槽の下方に配設し、前記リント粉砕手段に前記水槽内の洗濯水を供給してリントを排出するようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
- 洗濯排水経路は、洗い時の洗濯水を排水する洗濯排水路と、すすぎ時の洗濯水を排水するすすぎ排水路を設け、リント粉砕手段で粉砕したリントを前記すすぎ排水路を通してすすぎ時の洗濯水で排出するようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
- すすぎ排水路に乾燥フィルタを設け、すすぎ時の洗濯水により、前記乾燥フィルタで捕捉したリントを前記乾燥フィルタから除去するとともに、リント粉砕手段で粉砕したリントを排出するようにした請求項5記載の洗濯乾燥機。
- リント粉砕手段に水位検知手段を設け、制御手段は、前記水位検知手段が所定の水位を検知すると洗濯水の排水を停止するようにした請求項1〜6のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
- すすぎ排水路に洗濯排水路からの逆流を防止する逆止弁を設け、前記逆止弁をリント粉砕手段の下流側に配設した請求項5〜7のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012204060A JP2014057706A (ja) | 2012-09-18 | 2012-09-18 | 洗濯乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012204060A JP2014057706A (ja) | 2012-09-18 | 2012-09-18 | 洗濯乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014057706A true JP2014057706A (ja) | 2014-04-03 |
Family
ID=50614769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012204060A Pending JP2014057706A (ja) | 2012-09-18 | 2012-09-18 | 洗濯乾燥機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2014057706A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108822955A (zh) * | 2018-07-19 | 2018-11-16 | 宁德职业技术学院 | 一种用于虾油提取的虾副产品的清洗干燥粉碎设备 |
WO2018215170A1 (en) * | 2017-05-22 | 2018-11-29 | Arcelik Anonim Sirketi | A laundry dryer comprising a filter |
-
2012
- 2012-09-18 JP JP2012204060A patent/JP2014057706A/ja active Pending
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