JP2014055808A - 原子炉注水システム - Google Patents

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Abstract

【課題】全電源喪失時においても炉心への注水を継続して実施できること。
【解決手段】原子炉圧力容器2内の蒸気を導出する蒸気管11A、11Bと、この蒸気管に配設され、炉心1の水位を機械的に検出する水位検出駆動機構13の動作により開閉動作される蒸気元弁12A、12Bと、蒸気管11Aに接続され、蒸気止弁14、蒸気加減弁15、及び第1蒸気タービン16が配設された第1蒸気ライン21と、第1蒸気タービンにより駆動される注水ポンプ19の運転により原子炉圧力容器内へ水を注水する注水ライン23と、蒸気管11Bに接続され、油ポンプ17を駆動する第2蒸気タービン18が配設された第2蒸気ライン22とを有し、油ポンプ17の運転により蒸気止弁14を開閉動作させるための油圧を発生し、蒸気加減弁15は、第1蒸気タービン16の回転により駆動される制御ポンプが発生する油圧を利用して第1蒸気タービンの回転数を制御するものである。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、原子力プラントが装備する原子炉冷却系設備、高圧注水系統、原子炉隔離時冷却系等が動作しないような緊急時で且つ全電源喪失時などの過酷な状況においても、原子炉圧力容器等の容器に収容された炉心を冷却する原子炉注水システムに関する。
原子炉注水システムの1つとして、図10に示すような原子炉隔離時冷却系(RCIC系:Reactor Core Isolation Cooling system)が挙げられる。原子力プラントの運転が何らかの危険な事故発生時に停止され、系外への放射性蒸気漏洩を阻止すべく主蒸気隔離弁が作動して、原子炉圧力容器が系統から完全に隔離・閉鎖された場合には、原子炉圧力容器の圧力は逃げ場を失ってしまう。原子炉圧力容器内の炉心に制御棒が投入されることで炉心の反応は抑制されるが、このとき炉心の崩壊熱により蒸気が発生する。原子炉隔離時冷却系は、この蒸気を炉心へ注水する注水ポンプの動力として利用する緊急時における原子炉注水システムである。
つまり、原子炉圧力容器101内で蒸気が発生して炉心100の水位が低下した際、蒸気元弁102が開き、蒸気止弁103及び蒸気加減弁104が開き、これにより、蒸気タービン105が起動する。この蒸気タービン105の起動により注水ポンプ106が作動して、サプレッションチャンバ107内の水が原子炉圧力容器101に供給されることで、炉心100の水位の低下が抑制され、且つ炉心100が冷却される。
特開平6−51086号公報
原子力プラントでは、上述の原子炉隔離時冷却系のほか、炉心を冷却する原子炉注水システムが複数種類装備されている。基本的には、ポンプにより水を原子炉圧力容器へ注水する原理であるが、そのポンプの駆動源が電動機か蒸気タービンかのいずれかによって大別される。前者の場合、その動力を電気としているため、全電源喪失の際には当然機能を失う。また、補助的に非常用ディーゼル発電機により電源を確保できたとしても、ディーゼル燃料の貯蔵限度から運転時間には制約がある。
後者の如く蒸気タービンにより駆動する場合は、原子炉圧力容器内の蒸気が動力となり、原子炉圧力容器内に蒸気が存在する限り運転が可能になる。その運転では電気を駆動用として直接には必要としないが、蒸気タービンの速度を制御する蒸気弁の制御に電気を用いている。このように、いずれの原子炉注水システムにおいても電気を必要とし、全電源喪失のような緊急時には炉心への注水機能が失われて、炉心の冷却機能が損なわれる恐れがある。
本発明における実施形態の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、全電源喪失時においても炉心への注水を継続して実施できる原子炉注水システムを提供することにある。
本発明の実施形態における原子炉注水システムは、炉心を収容する容器に接続されて前記容器内の蒸気を導出する複数本の蒸気管と、この蒸気管のそれぞれに配設され、前記炉心の水位を機械的に検出する水位検出駆動機構の動作により開閉動作される複数の蒸気元弁と、前記蒸気管の一方に接続され、機械的に動作する蒸気止弁及び蒸気加減弁、並びに注水ポンプを駆動する第1蒸気タービンが、上流側から下流側に順次配設された第1蒸気ラインと、前記注水ポンプの運転により前記容器内へ水を注水する注水ラインと、前記蒸気管の他方に接続され、油ポンプを駆動する第2蒸気タービンが配設された第2蒸気ラインとを有し、前記油ポンプの運転により前記蒸気止弁を開閉動作させるための油圧が発生し、この油圧を利用して、前記容器内が所定圧力まで上昇したことが機械的に検出されたときに前記蒸気止弁が開動作し、前記蒸気加減弁は、前記第1蒸気タービンの回転により駆動される制御ポンプが発生する油圧を利用して前記第1蒸気タービンの回転数を制御するガバナを備えたことを特徴とするものである。
本発明に係る原子炉注水システムの第1実施形態を示す系統図。 図1の蒸気元弁の水位検出駆動機構を模式的に示す構成図。 図1の蒸気止弁の弁駆動系を模式的に示す構成図。 図3の弁駆動系の動作を示すフローチャート。 図1の蒸気加減弁のガバナを模式的に示す構成図。 図5の速度設定器の作動状況を示し、(A)がベロー装置の伸展時、(B)がベロー装置の収縮時をそれぞれ示す作動図。 図5のガバナの動作を示すフローチャート。 図1の原子炉注水システムの動作を示すフローチャート。 本発明に係る原子炉注水システムの第2実施形態を示す分解系統図。 従来の原子炉隔離時冷却系を示す系統図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に基づき説明する。
[A]第1実施形態(図1〜図8)
図1は、本発明に係る原子炉注水システムの第1実施形態を示す系統図である。この図1に示す原子炉注水システムとしての非常用原子炉注水システム10は、例えば沸騰水型原子炉に適用されたものであり、全電源喪失時においても、原子炉圧力容器2内に収容された炉心1へ、この炉心1の崩壊熱により発生した蒸気を利用して注水を継続的に実施するものである。ここで、原子炉圧力容器2は原子炉格納容器3に格納され、この原子炉格納容器3のサプレッションチャンバ4内の水が非常用原子炉注水システム10により原子炉圧力容器2内の炉心1へ注水される。
非常用原子炉注水システム10は、複数本(例えば2本)の蒸気管11A及び11Bと、複数個(例えば2個)の蒸気元弁12A及び12Bと、これらの蒸気元弁12A及び12Bを駆動させる水位検出駆動機構13と、蒸気止弁14、蒸気加減弁15及び第1蒸気タービン16が配設された第1蒸気ライン21と、油ポンプ17を駆動する第2蒸気タービン18が配設された第2蒸気ライン22と、注水ポンプ19が配設された注水ライン23と、を有して構成される。
蒸気管11A及び11Bは、原子炉圧力容器2に接続されて、この原子炉圧力容器2内の蒸気を外部へ導出するものである。これらの蒸気管11A、11Bのそれぞれに蒸気元弁12A、12Bが配設される。これらの蒸気元弁12A及び12Bは、原子炉圧力容器2内の炉心1の水位を機械的に検出する水位検出駆動機構13の動作により開閉動作される。
水位検出駆動機構13は、図2に示すように、フロート槽24とフロート動作機構25とを有してなる。フロート槽24は、原子炉圧力容器2の炉心1付近において原子炉圧力容器2に連通して設置され、内部に原子炉圧力容器2内の冷却材(水)5が導入される。また、フロート動作機構25は、フロート槽24内に浮遊したフロート26の位置により動作して、蒸気元弁12A及び12Bを開閉動作させるものである。
つまり、フロート動作機構25は、フロート26と、このフロート26にピン結合されると共に、支点27で支持されたレバー28と、このレバー28の端部に結合されると共に軸受29で支持されたトルクシャフト30と、このトルクシャフト30の端部に設けられたラック・ピニオン機構31とを有し、ピニオン31Aがトルクシャフト30の端部に結合され、ラック31Bが蒸気元弁12A及び12Bに連結される。
フロート26に作用する浮力がレバー28を揺動させ、このレバー28の揺動運動がトルクシャフト30の軸回りの回転運動に変換されることで、ラック・ピニオン機構31を介し、蒸気元弁12A及び12Bが開閉動作される。具体的には、原子炉圧力容器2内の炉心1の水位が所定水位まで低下したときに、水位検出駆動機構13の作用で蒸気元弁12A及び12Bは開動作する。尚、フロート槽24にフロート動作機構25が2組設けられ、一方のフロート動作機構25が蒸気元弁12Aを、他方のフロート動作機構25が蒸気元弁12Bをそれぞれ開閉動作させてもよい。
図1に示すように、蒸気管11Aにおける蒸気元弁12Aの下流に第1蒸気ライン21の一端が接続され、この第1蒸気ライン21の他端がサプレッションチャンバ4に接続される。この第1蒸気ライン21には、蒸気流れ方向の上流側から下流側に蒸気止弁14、蒸気加減弁15及び第1蒸気タービン16が順次配設され、第1蒸気タービン16で仕事を終えた蒸気がサプレッションチャンバ4へ排出される。また、蒸気管11Bにおける蒸気元弁12Bの下流端に第2蒸気ライン22の一端が接続され、この第2蒸気ライン22の他端がサプレッションチャンバ4に接続される。この第2蒸気ライン22には第2蒸気タービン18が配設され、この第2蒸気タービン18で仕事を終えた蒸気がサプレッションチャンバ4へ排出される。
サプレッションチャンバ4には、注水ポンプ19が配設された注水ライン23の一端が接続され、この注水ライン23の他端は、原子炉格納容器3を貫通して原子炉圧力容器2に接続される。原子炉圧力容器2内の炉心1の水位が所定水位まで低下し、且つ、原子炉圧力容器2内が後述の如く所定圧力まで上昇したときに注水ポンプ19が運転を開始し、この注水ポンプ19の運転により、サプレッションチャンバ4内の水が原子炉圧力容器2へ導かれ、この原子炉圧力容器2内の炉心1へ注水される。
第1蒸気ライン21に配設された蒸気止弁14は、蒸気加減弁15への蒸気の供給と遮断を実行するものであり、油ポンプ17と弁駆動系33とにより開閉駆動される。油ポンプ17は、蒸気元弁12Bの開動作により第2蒸気ライン22へ原子炉圧力容器2内の蒸気が導入されて第2蒸気タービン18が回転することで駆動され、油タンク34内の油を吸入して、蒸気止弁14を開閉動作させるための油圧を発生する。
弁駆動系33は、油ポンプ17が発生した油圧を利用し、例えば原子炉圧力容器2内が所定圧力まで上昇したことが機械的に検出されたときに蒸気止弁14を開動作させるものであり、図3に示すように、圧力検出手段としてのウォータポッド35、ベロー装置36、パイロット弁37及び蒸気止弁油筒38を有して構成される。
ウォータポッド35は、内部に水が収容され、原子炉圧力容器2内の蒸気の圧力を導く導入管39と、内部の水の圧力をベロー装置36へ導く導出管40とを備える。このウォータポッド35により、原子炉圧力容器2内の圧力が所定圧力まで上昇したことが機械的に検出される。
ベロー装置36は、装置本体41内に、図示しないスプリングを内蔵したベロー42が配設され、このベロー42がレバー43に連結されて構成される。装置本体41内に、ウォータポッド35の導出管40から水の圧力が作用することでベロー42が伸縮動作し、これによりレバー43が揺動する。ベロー装置36のベロー42は、ウォータポッド35により原子炉圧力容器2内の圧力が所定圧力以上になったときに収縮動作する。
パイロット弁37は、弁ケース44内に、レバー43に連結されたスプール45が軸方向に摺動自在に配設されて構成される。弁ケース44には、油ポンプ17からの圧油を導く送油管46と、油タンク34に連通するドレン管47とが接続されると共に、流出ポート48及び流入ポート49がそれぞれ形成されている。このパイロット弁37は、ベロー装置36のベロー42が収縮または伸展動作することで、レバー43を介してスプール45が往復動作し、送油管46からの油の流路を切り換える。
パイロット弁37の流出ポート48は蒸気止弁油筒38の圧力室50に連通し、パイロット弁37の流入ポート49は蒸気止弁油筒38のばね室51に連通する。蒸気止弁油筒38の圧力室50とばね室51はピストン52により区画されて形成され、ばね室51内にばね54が収容される。また、ピストン52は、蒸気止弁14の弁体53に連結される。この蒸気止弁油筒38は、パイロット弁37を介して油ポンプ17からの油を導き、この油の油圧とばね54の付勢力とで蒸気止弁14を開閉動作させるアクチュエータである。
このように構成された弁駆動系33は、図4に示すように動作する。つまり、原子炉圧力容器2内の蒸気圧力が上昇すると、ウォータポッド35内が加圧される(S1)。原子炉圧力容器2内の蒸気圧力が所定圧力に至ると、ウォータポッド35の水圧がベロー装置36に作用し、このベロー装置36のベロー42が収縮動作してレバー43が上昇する(S2)。
ベロー装置36のレバー43の上昇により、パイロット弁37のスプール45が図3の破線位置まで往動し、流出ポート48が開いて送油管46と流出ポート48とが連通する(S3)。すると、油ポンプ17からの油の油圧がパイロット弁37を経て蒸気止弁油筒38の圧力室50へ至り、蒸気止弁油筒38がピストン52を介して弁体53を開き、蒸気止弁14が開動作する(S4)。
また、原子炉圧力容器2内の蒸気圧力の低下をウォータポッド35が検出すると、ベロー装置36のベロー42が伸展動作する(S5)。このとき、レバー43が下降してパイロット弁37のスプール45が復動し、パイロット弁37の流出ポート48が閉じて、この流出ポート48と送油管46との連通が遮断される(S6)。このとき、流入ポート49は開いており、この流入ポート49とドレン管47とは連通している。
このときには、蒸気止弁油筒38の圧力室50からばね室51へ油がリークするので、このばね室51内にリークした油がパイロット弁37の流入ポート49及びドレン管47を経て油タンク34へ排出される。これにより、蒸気止弁油筒38のピストン52が圧力室50側へ移動して弁体53が閉じ、蒸気止弁14が閉動作する(S7)。
図1に示すように、第1蒸気ライン21に配設された蒸気加減弁15は、非作動時に第1蒸気タービン16を起動可能な微小開度で待機し、蒸気元弁12A及び蒸気止弁14の開動作時に第1蒸気タービン16へ蒸気を導いて、この第1蒸気タービン16を起動させると共に、この第1蒸気タービン16の回転数(速度)を例えば定格回転数に制御するガバナ55(図5)を有する。
このガバナ55は、制御ポンプ56、速度設定器57、蒸気加減弁油筒58、アーム機構59及び制御油タンク60を有して構成され、第1蒸気タービン16の回転により駆動される制御ポンプ56が発生する制御油圧を利用し、この制御油圧を蒸気加減弁油筒58に作用することで、蒸気加減弁15の開度を調整し、第1蒸気タービン16の回転数を制御する。
制御ポンプ56は、例えばウォーム・ホイール機構61を介して第1蒸気タービン16に連結され、制御油タンク60からの制御油を吸引して第1蒸気タービン16の回転数に応じた(比例した)制御油圧を発生させる。この制御ポンプ56にて発生した制御油圧は、速度設定器57及び蒸気加減弁油筒58へ供給される。
蒸気加減弁油筒58は、油筒本体62内にピストン63が摺動自在に配設され、このピストン63により油筒本体62内が作動室64と、ばね66を収容するばね室65とに区画されたものである。ピストン63は、アーム機構59を介して蒸気加減弁15の弁体67に連結される。作動室64に、制御ポンプ56にて昇圧され、且つ速度設定器57にて後述の如く設定油圧以下に調整された制御油圧が導入されることで、アーム機構59を介して弁体67が作動し、蒸気加減弁15の開度が調整される。
速度設定器57は、制御ポンプ56から蒸気加減弁油筒58へ作用する制御油圧を設定油圧以下に調整するものである。この速度設定器57は、図6(A)に示すように、ベロー室部68と弁箱69とが連設されて構成され、ベロー室部68にベロー室部側導入ポート70が形成されると共に、ベロー装置71が内蔵される。また、弁箱69には弁箱側導入ポート72及びドレンポート73が形成されると共に、制御弁74が内蔵される。
ベロー室部側導入ポート70及び弁箱側導入ポート72は、制御ポンプ56の吐出側に接続される。このベロー室部側導入ポート70から導入される制御ポンプ56の制御油の油圧と、ベロー装置71のベロー75の内部に配設されたスプリング76の付勢力とにより、ベロー装置71のベロー75が収縮または伸展動作する。また、弁箱69内の制御弁74は、ベロー装置71のベロー75に結合されると共に、弁箱側導入ポート72を開閉する。弁箱69のドレンポート73は制御油タンク60に接続される。
従って、制御ポンプ56にて発生した制御油圧が設定油圧に至ってベロー室部側導入ポート70に導入されたとき、図6(B)に示すように、ベロー装置71のベロー75がスプリング76の付勢力に抗して収縮して、制御弁74が弁箱側導入ポート72を開く。これにより、制御ポンプ56からの制御油が弁箱側導入ポート72からドレンポート73を経て制御油タンク60へ排出されることになるので、図5に示すように、速度設定器57の下流側に配設された蒸気加減弁油筒58に作用する制御油圧が、設定油圧以下に調整されることになる。蒸気加減弁油筒58に作用する制御油圧が設定油圧に調整されることで、第1蒸気タービン16の回転数は定格回転数に維持される。
また、前記速度設定器57では、図6(A)及び(B)に示すように、ベロー装置71のベロー75の収縮量を規制する規制部材としての規制ねじ部77が、ベロー室部68に螺装されている。この規制ねじ部77の進退量は、規制ねじ部77に固定されたハンドル78を操作することにより調節される。ベロー75の収縮量が規制ねじ部77により規制されることで、ベロー75の収縮時における制御弁74の開度が所定開度以下に制限される。これにより、弁箱69のドレンポート73を経て制御油タンク60へ排出される制御油のドレン量が制限される。この結果、蒸気加減弁油筒58に作用する制御油圧が過度に低下して蒸気加減弁15の開度が過少になり、第1蒸気タービン16の回転数が著しく低下することが防止される。
上述のように構成されたガバナ55は、図7に示すように動作する。図1に示す蒸気加減弁15は、弁開度が微小開度状態で待機しているので、蒸気元弁12A及び蒸気止弁14の開動作により、原子炉圧力容器2内の蒸気が第1蒸気タービン16へ流れて、この第1蒸気タービン16が起動する(S11)。
第1蒸気タービン16の起動により図5に示す制御ポンプ56が駆動され、この制御ポンプ56にて発生した制御油圧が速度設定器57及び蒸気加減弁油筒58へ作用する(S12)。制御ポンプ56にて発生する制御油圧は、第1蒸気タービン16の回転数に比例して上昇し、蒸気加減弁油筒58により弁体67が更に開いて、蒸気加減弁15の開度が増大する。これにより、第1蒸気タービン16は回転数が上昇し、制御ポンプ56にて発生する制御油圧が設定油圧になった段階で、定格回転数になる(S13)。
第1蒸気タービン16が定格回転数を超え、制御ポンプ56にて発生する油圧が設定油圧以上になると、速度設定器57におけるベロー装置71のベロー75が収縮して制御弁74が開き、弁箱69内に流入した制御油が制御油タンク60へ排出される(S14)。これにより、蒸気加減弁油筒58に作用する制御油圧が低下し、この蒸気加減弁油筒58のばね66の作用で弁体67が閉じ、蒸気加減弁15の開度が減少して、第1蒸気タービン16の回転数が低下する(S15)。
第1蒸気タービン16の回転数の低下により制御ポンプ56が発生する油圧が低下すると、速度設定器57におけるベロー装置71のベロー75が伸展して、制御弁74が閉動作する。これにより、蒸気加減弁油筒58に作用する制御油圧が再び上昇し、弁体67が開いて蒸気加減弁15の開度が再び増大する(S16)。上述のようにして、ガバナ55により第1蒸気タービン16の回転数が定格回転数に整定される。
次に、上述のように構成された非常用原子炉注水システム10(図1)の動作を、図8を用いて説明する。
原子炉圧力容器2内の炉心1の水位が低下すると(S21)、水位検出駆動機構13が動作して蒸気元弁12A及び12Bを開動作する(S22)。蒸気元弁12Bの開動作により第2蒸気タービン18が運転を開始して油ポンプ17を駆動し、蒸気止弁14を動作するための油圧が確立する(S23)。
また、蒸気元弁12Aが開動作した状態で、原子炉圧力容器2内の蒸気圧が所定圧力まで上昇したとき、弁駆動系33が作動して蒸気止弁14が開動作する(S24)。蒸気加減弁15は、微小開度状態で待機しているので、蒸気元弁12A及び蒸気止弁14の開動作によって第1蒸気タービン16の起動条件が成立し、第1蒸気タービン16が起動する(S25)。
第1蒸気タービン16が起動し、回転数が徐々に上昇する過程で(S26)、蒸気加減弁15のガバナ55が第1蒸気タービン16の回転数を定格回転数に制御する。これにより、注水ポンプ19が定格速度で運転して、サプレッションチャンバ4内の水を原子炉圧力容器2の炉心1へ注水する(S27)。注水ポンプ19による注水によって炉心の水位が上昇すると、水位検出駆動機構13により蒸気元弁12A及び12Bが閉動作し、これにより、第1蒸気タービン16及び第2蒸気タービン18が回転を停止して、炉心1への注水が中断される(S28)。
以上のように構成されたことから、本実施形態によれば次の効果を奏する。
電源喪失時においても、原子炉圧力容器2の炉心1の水位が水位検出駆動機構13により機械的に検出されて蒸気元弁12A及び12Bが開閉動作され、また、原子炉圧力容器2内の蒸気により駆動される第2蒸気タービン18の回転により油ポンプ17が回転して油圧が発生し、この油圧を利用して弁駆動系33のウォータポッド35により原子炉圧力容器2内が所定圧力まで上昇したことが機械的に検出されたときに蒸気止弁14が開動作し、更に、第1蒸気タービン16の回転により駆動される制御ポンプ56が発生する油圧を利用して、蒸気加減弁15のガバナ55が第1蒸気タービン16の回転数を制御して注水ポンプ19を運転する。このように、電気を全く必要とせずに蒸気元弁12A及び12B、蒸気止弁14並びに蒸気加減弁15が動作するので、全電源喪失時においても原子炉圧力容器2内の炉心1への注水を継続して実施できる。
[B]第2実施形態(図9)
図9は、本発明に係る原子炉注水システムの第2実施形態を示す分解系統図である。この第2実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本第2実施形態における原子炉注水システムとしての非常用原子炉注水システム80が第1実施形態と異なる点は、システムがトラック等で輸送可能なユニットとして構成され、このユニットが既設の原子炉注水システム(例えば原子炉隔離時冷却系など)と置き換え可能に構成された点である。
即ち、蒸気元弁12A及び12B並びに水位検出駆動機構13が第1ユニット81として輸送可能にユニット化される。また、蒸気止弁14、蒸気加減弁15及び第1蒸気タービン16を含む第1蒸気ライン21と、第2蒸気タービン18及び油ポンプ17を含む第2蒸気ライン22と、注水ポンプ19を含む注水ライン23とが第2ユニット82として、輸送可能にユニット化される。
既設の原子炉注水システムでは、原子炉圧力容器2から延びる複数本(例えば2本)の蒸気管83にフランジ接合部84を設け、原子炉圧力容器2に接続された注水管85と、サプレッションチャンバ4に接続された注水管85のそれぞれにフランジ接合部86、87を設け、サプレッションチャンバ4に接続された複数本(例えば2本)の蒸気排出管88のそれぞれにフランジ接合部89、90を設ける。これらのフランジ接合部84、86、87、89及び90は、蒸気や水などの漏出を防止するために閉止板(不図示)で一旦閉止される。この閉止板は、フランジ接合部84、86、87、89及び90が第1ユニット81及び第2ユニット82の各配管に接続される際に取り外される。
本第2実施形態では、既設の原子炉注水システムが全電源喪失により復旧困難であり、且つ炉心1への注水が直ちに必要である場合に、本第2実施形態の非常用原子炉注水システム80を輸送し、既設の原子炉注水システムと置き換えることで、全電源喪失時においても、第1実施形態の場合と同様に原子炉圧力容器2内の炉心1を継続的に注水できる。
以上、本発明を上述の各実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形してもよく、また、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、上述の各実施形態では、蒸気管11A、11B、83が2本で、各蒸気管に第1蒸気ライン21、第2蒸気ライン22が一系統ずつそれぞれ接続されるものを述べたが、蒸気管は4本等の偶数本で、各蒸気管に第1蒸気ライン21、第2蒸気ライン22が接続されてもよい。また、炉心を収容する容器は、加圧水型原子炉の原子炉容器等であってもよい。
1 炉心
2 原子炉圧力容器(炉心を収容する容器)
10 非常用原子炉注水システム(原子炉注水システム)
11A、11B 蒸気管
12A、12B 蒸気元弁
13 水位検出駆動機構
14 蒸気止弁
15 蒸気加減弁
16 第1蒸気タービン
17 油ポンプ
18 第2蒸気タービン
19 注水ポンプ
21 第1蒸気ライン
22 第2蒸気ライン
23 注水ライン
24 フロート槽
25 フロート動作機構
26 フロート
33 弁駆動系
35 ウォータポッド(圧力検出手段)
36 ベロー装置
37 パイロット弁
38 蒸気止弁油筒
55 ガバナ
56 制御ポンプ
57 速度設定器
58 蒸気加減弁油筒
68 ベロー室部
69 弁箱
70 ベロー室部側導入ポート
71 ベロー装置
72 弁箱側導入ポート
73 ドレンポート
74 制御弁
77 規制ねじ部(規制部材)
80 非常用原子炉注水システム(原子炉注水システム)
81 第1ユニット
82 第2ユニット

Claims (8)

  1. 炉心を収容する容器に接続されて前記容器内の蒸気を導出する複数本の蒸気管と、
    この蒸気管のそれぞれに配設され、前記炉心の水位を機械的に検出する水位検出駆動機構の動作により開閉動作される複数の蒸気元弁と、
    前記蒸気管の一方に接続され、機械的に動作する蒸気止弁及び蒸気加減弁、並びに注水ポンプを駆動する第1蒸気タービンが、上流側から下流側に順次配設された第1蒸気ラインと、
    前記注水ポンプの運転により前記容器内へ水を注水する注水ラインと、
    前記蒸気管の他方に接続され、油ポンプを駆動する第2蒸気タービンが配設された第2蒸気ラインとを有し、
    前記油ポンプの運転により前記蒸気止弁を開閉動作させるための油圧が発生し、この油圧を利用して、前記容器内が所定圧力まで上昇したことが機械的に検出されたときに前記蒸気止弁が開動作し、
    前記蒸気加減弁は、前記第1蒸気タービンの回転により駆動される制御ポンプが発生する油圧を利用して前記第1蒸気タービンの回転数を制御するガバナを備えたことを特徴とする原子炉注水システム。
  2. 前記蒸気止弁は、第2蒸気タービンにより駆動されて蒸気止弁を開閉動作させるための油圧を発生する油ポンプと、弁駆動系とにより駆動され、
    前記弁駆動系は、炉心を収容する容器内の圧力を導き機械的に検出する圧力検出手段と、この圧力検出手段により前記容器内の圧力が所定圧力以上になったときに収縮動作するベロー装置と、前記ベロー装置の伸展または収縮動作により前記油圧ポンプからの油の流路を切り換えるパイロット弁と、このパイロット弁を介して前記油ポンプからの油を導き、この油の油圧により蒸気止弁を開閉動作させる蒸気止弁油筒と、を有することを特徴とする請求項1に記載の原子炉注水システム。
  3. 前記蒸気加減弁のガバナは、第1蒸気タービンに連結されてこの第1蒸気タービンの回転数に応じた油圧を発生する制御ポンプと、
    この制御ポンプからの油圧を設定油圧以下に調整する速度設定器と、
    この速度設定器にて設定油圧以下に調整された油圧を導入すると共に、蒸気加減弁に連結された蒸気加減弁油筒とを有し、
    この蒸気加減弁油筒に作用する油圧により前記蒸気加減弁の開度を調整することで、第1蒸気タービンの回転数を制御するよう構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の原子炉注水システム。
  4. 前記速度設定器は、ベロー室部側導入ポートが形成されたベロー室部と、このベロー室部に内蔵されると共に、前記ベロー室部側導入ポートから導入される油圧により伸縮動作するベロー機構と、前記ベロー室部に連設されると共に、弁箱側導入ポート及びドレンポートが形成された弁箱と、この弁箱に内蔵されると共に、前記ベロー機構に連結されて前記弁箱側導入ポートを開閉する制御弁とを有し、
    前記ベロー室部側導入ポート及び前記弁箱側導入ポートが制御ポンプの吐出側に接続され、
    前記制御ポンプにて発生した油圧が設定油圧に至って前記ベロー室部側導入ポートに導入されたとき、前記ベロー機構が収縮動作して前記制御弁が前記弁箱側導入ポートを開き、前記制御ポンプからの油が前記弁箱側導入ポートから前記ドレンポートへ排出されることで、前記速度設定器の下流側に配設された前記蒸気加減弁油筒に作用する油圧を設定油圧以下に調整するよう構成されたことを特徴とする請求項3に記載の原子炉注水システム。
  5. 前記ベロー室部には、ベロー機構の収縮量を規制する規制部材が設置され、この収縮量の規制により制御弁の開度が所定開度以下に制限されるよう構成されたことを特徴とする請求項4に記載の原子炉注水システム。
  6. 前記蒸気元弁を駆動させる水位検出駆動機構は、炉心を収容する容器の炉心付近に設定されるフロート槽と、このフロート槽内に浮遊されたフロートの位置により動作して前記蒸気元弁を開閉動作させるフロート動作機構と、を有して構成されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の原子炉注水システム。
  7. 前記蒸気元弁及びこの蒸気元弁の水位検出駆動機構が、第1ユニットとして輸送可能にユニット化され、
    注水ポンプを含む注水ラインと、蒸気止弁、蒸気加減弁及び第1蒸気タービンを含む第1蒸気ラインと、第2蒸気タービン及び油ポンプを含む第2蒸気ラインとが、第2ユニットとして輸送可能にユニット化され、
    これらの第1ユニット及び第2ユニットが、既設の原子炉注水システムと置き換え可能に構成されたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の原子炉注水システム。
  8. 前記炉心を収容する容器が、沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の原子炉注水システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017044645A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 原子炉隔離時冷却装置
JP2017090187A (ja) * 2015-11-09 2017-05-25 株式会社東芝 原子炉注水システム及びストレーナ洗浄用装置
KR102172838B1 (ko) * 2019-08-09 2020-11-02 한국수력원자력 주식회사 원자로 가압가스 주입 방지를 위한 볼밸브가 포함된 안전주입탱크

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