一例として示すセルフオーダーシステム10の概略構成図である図1等の添付の図面を参照し、本発明にかかるパーソナライズメニューによるセルフオーダーシステムの詳細を説明すると、以下のとおりである。セルフオーダーシステム10は、不特定多数の利用者が保持する各種複数のスマートフォン11A〜11C(各種複数の高機能携帯端末)と、不特定多数の利用者に各種の飲食物を提供する各種複数の飲食店12A〜12C毎に設置された飲食店サーバ13A〜13Cと、それら飲食店12A〜12Cの各種複数の情報を管理する管理サーバ14とから形成されている。なお、図1では3台のスマートフォン11A〜11Cおよび3台の飲食店サーバ13A〜13Cを図示しているが、3台を超過する複数のスマートフォンや複数の飲食店サーバがこのシステム10を形成する。また、図1では1台の管理サーバ14を図示しているが、2台以上の管理サーバがこのシステム10を形成する場合がある。
それらスマートフォン11A〜11Cは、それぞれ機種が異なるとともにそれを提供するキャリア(メーカー)が異なる。スマートフォン11A〜11Cは、中央処理部(CPUまたはMPU)とメインメモリとを有して独立したオペレーティングシステム(OS)によって動作する物理的なコンピュータを内蔵し、マルチタッチパネル15を備え、半導体メモリを実装している。スマートフォン11A〜11Cのメモリには、ウェブブラウザが格納されている。スマートフォン11A〜11Cの半導体メモリには、飲食店サーバ13A〜13Cや管理サーバ14のURLが格納されているとともに、各所に設置された物理的な外部サーバ(コンピュータ)や仮想サーバ(コンピュータ)のURLが格納されている。
それらスマートフォン11A〜11Cは、ウェブブラウザを利用してインターネット16に接続可能であり、インターネット16を利用して不特定多数の他のサーバ(物理サーバや仮想サーバ)にアクセスかつログインすることができ、インターネット16を利用して不特定多数の他のスマートフォンにアクセスすることができるとともに、インターネット16において各種検索エンジンを利用することができる。それらスマートフォン11A〜11Cは、画像データ(静止画または動画)を撮影するカメラ機能を有し、撮影した画像データを半導体メモリに格納することができるとともに、インターネット16を利用して画像データを不特定多数の他のサーバやスマートフォンに送信することができる。
それらスマートフォン11A〜11Cは、URLを使用して飲食店サーバ13A〜13Cや管理サーバ14にアクセスかつログインすることができるとともに、インターネット16を介して各種情報を飲食店サーバ13A〜13Cや管理サーバ14を含む他の複数の外部サーバに提供することができ、インターネット16を介して各種情報を飲食店サーバ13A〜13Cや管理サーバ14を含む他の複数の外部サーバから受け取ることができる。
それらスマートフォン11A〜11Cの半導体メモリには、そのスマートフォン11A〜11Cを特定する携帯端末特定情報が格納されている。携帯端末特定情報としては、スマートフォン11A〜11CのIPアドレスやMACアドレス、URL、メールアドレス、Cookie情報、スマートフォン11A〜11Cの固体識別番号等を利用することができる他、スマートフォン11A〜11Cがそれを識別するユニークな識別番号を独自に生成し、生成した識別番号を携帯端末特定情報とすることができる。また、スマートフォン11A〜11Cの半導体メモリには、そのスマートフォン11A〜11Cを使用する権限を有する利用者の個人情報が格納されている。個人情報としては、パスワードやID番号、端末利用者名、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス等がある。
それらスマートフォン11A〜11Cの半導体メモリには、管理サーバ14から提供されたセルフオーダーアプリケーションが格納されている。なお、スマートフォン11A〜11Cにセルフオーダーアプリケーションがインストールされていない場合、管理サーバ14からセルフオーダーアプリケーションがスマートフォン11A〜11Cにダウンロードされ、セルフオーダーアプリケーションがスマートフォン11A〜11Cにインストールされる。
それらスマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、オペレーティングシステムによる制御に基づいて、半導体メモリに格納されたセルフオーダーアプリケーションを起動し、起動したセルフオーダーアプリケーションに従って以下の各手段を実行する。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14から送信されたオリジナルメニューを受信するオリジナルメニュー受信手段を実行し、管理サーバ14から送信されたキャンペーンデータを受信するキャンペーンデータ受信手段を実行する。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、受信したオリジナルメニューを半導体メモリに記憶するオリジナルメニュー記憶手段を実行し、受信したキャンペーンデータを半導体メモリに記憶するキャンペーンデータ記憶手段を実行する。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、受信したオリジナルメニューをマルチタッチパネル15に表示するオリジナルメニュー表示手段を実行し、受信したキャンペーンデータをマルチタッチパネル15に表示するキャンペーンデータ表示手段を実行する。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14から受信したオリジナルメニューをそのスマートフォン11A〜11Cの各利用者専用にパーソナライズ(カスタマイズ)したパーソナライズメニュー(カスタマイズメニュー)を作成するパーソナライズ(カスタマイズ)メニュー作成手段を実行する。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、作成したパーソナライズメニューを記憶するパーソナライズメニュー記憶手段を実行し、作成したパーソナライズメニューをタッチパネル15に表示するパーソナライズメニュー表示手段を実行する。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、タッチパネル15に表示されたパーソナライズメニューを利用してそれら飲食店サーバ13A〜13Cに飲食物注文データを送信する飲食物注文データ送信手段を実行し、記憶したパーソナライズメニューを後記する各種データが改変される度毎に更新するパーソナライズメニュー更新手段を実行する。
飲食店サーバ13A〜13Cは、飲食店12A〜12Cが契約するデータセンターに設置または仮想されているが、飲食店12A〜12Cの店舗に設置される場合もある。飲食店サーバ13A〜13Cは、中央処理装置(CPUまたはMPU)とメモリとを有して独立したオペレーティングシステム(OS)によって動作する物理的なコンピュータまたは仮想されたバーチャルコンピュータであり、物理的な大容量ハードディスクまたは仮想された大容量ハードディスクを実装している。なお、図示はしていないが、飲食店サーバ13A〜13Cには、キーボードやマウス等の入力装置、ディスプレイやプリンタ等の出力装置がインターフェイスを介して接続されている。
飲食店サーバ13A〜13Cには、飲食店12A〜12Cに設置された店舗コントロールシステム17A〜17Cが接続されている。店舗コントロールシステム17A〜17Cは、図示はしていないが、POSレジ、レシートプリンタ、キャッシュドロア、キッチンプリンタ、店員携帯端末、管理コンピュータ(キーボードやマウス等の入力装置やディスプレイやプリンタ等の出力装置を含む)等から形成されている。飲食店サーバ13A〜13Cには、セルフオーダーアプリケーションがインストールされている。飲食店12A〜12Cの責任者は、店舗コントロールシステム17A〜17Cの管理コンピュータの入力装置や出力装置を介して飲食店サーバ13A〜13Cを利用することができる。
飲食店サーバ13A〜13Cのハードディスクには、各飲食店12A〜12C毎のオリジナルメニューが記憶され、各飲食店12A〜12Cにおける注文履歴データが日時および飲食店12A〜12Cの飲食店識別子に関連付けられた状態で記憶されている。飲食店サーバ13A〜13Cのハードディスクには、それらスマートフォン11A〜11Cや管理サーバ14のURLが格納されているとともに、各所に設置された物理的な外部サーバ(コンピュータ)や仮想サーバ(コンピュータ)のURLが記憶されている。
飲食店サーバ13A〜13Cは、ホスト名とそのホスト名に割り当てるIPアドレスとの対応付けを設定するDNSサーバ機能、ホームページを公開するために必要なWebサーバ機能、他のコンピュータや他のサーバからの要求を受け付けて各種情報を読み書きする機能を提供するデータベースサーバ機能、電子メールの送受信用のメールサーバ機能、作成された文章や画像等のデータをすべて保存してそれらのデータを検索可能にするドキュメントサーバ機能等の各種サーバ機能を有する。なお、インターネット16に接続された各種複数のDNSサーバ等を経由しつつ、各スマートフォン11A〜11Cや管理サーバ14が飲食店サーバ13A〜13Cに接続される。飲食店サーバ13A〜13Cは、ウェブブラウザを利用してインターネット16に接続可能であり、インターネット16を利用して不特定多数の他のサーバ(物理サーバや仮想サーバ)にアクセスかつログインすることができる。
飲食店サーバ13A〜13Cの中央処理部は、オペレーティングシステムによる制御に基づいて、ハードディスクに格納されたセルフオーダーアプリケーションを起動し、起動したアプリケーションに従って以下の各手段を実行する。それら飲食店サーバ13A〜13Cの中央処理部は、各飲食店12A〜12C毎に独自に作成されたオリジナルメニューをインターネット16を介して管理サーバ14に送信するオリジナルメニュー送信手段を実行し、各飲食店12A〜12Cにおいて実施されるキャンペーンデータをインターネット16を介して管理サーバ14に送信するキャンペーンデータ第1送信手段を実行する。
飲食店サーバ13A〜13Cの中央処理部は、それらスマートフォン11A〜11Cから送信された飲食物注文データを受信する飲食物注文データ受信手段を実行し、受信した飲食物注文データを注文履歴データとしてハードディスクに記憶する注文履歴データ記憶手段を実行する。飲食店サーバ13A〜13Cの中央処理部は、それら注文履歴データをインターネット16を介して管理サーバ14に送信する注文履歴データ送信手段を実行し、インターネット16を介して管理サーバ14から送信された注文履歴蓄積データを受信する注文履歴蓄積データ受信手段を実行する。飲食店サーバ13A〜13Cの中央処理部は、注文履歴蓄積データをハードディスクに記憶する注文履歴蓄積データ記憶手段を実行する。
管理サーバ14は、それらスマートフォン11A〜11Cにインターネット16を介してこのシステム10の各種手段を実行させるセルフオーダーアプリケーションを提供する。管理サーバ14は、セルフオーダーアプリケーションを有償または無償で提供する管理者が契約するデータセンター(図示せず)に設置または仮想されているが、セルフオーダーアプリケーションを提供する管理者の施設に設置される場合もある。
管理サーバ14は、中央処理装置(CPUまたはMPU)とメモリとを有して独立したオペレーティングシステム(OS)によって動作する物理的なコンピュータまたは仮想されたバーチャルコンピュータであり、物理的な大容量ハードディスクまたは仮想された大容量ハードディスクを実装している。なお、図示はしていないが、管理サーバ14には、キーボードやマウス等の入力装置、ディスプレイやプリンタ等の出力装置がインターフェイスを介して接続されている。
管理サーバ14のハードディスクには、各スマートフォン11A〜11Cに提供するセルフオーダーアプリケーションが格納され、各スマートフォン11A〜11Cから送信された携帯端末特定情報および個人情報が格納されている。管理サーバ14のハードディスクには、それらスマートフォン11A〜11Cやそれら飲食店サーバ13A〜13CのURLが格納されているとともに、各所に設置された物理的な外部サーバ(コンピュータ)や仮想サーバ(コンピュータ)のURLが格納されている。さらに、各飲食店12A〜12Cにおける注文履歴蓄積データが日時および飲食店識別子に関連付けられた状態で記憶されている。
管理サーバ14は、ホスト名とそのホスト名に割り当てるIPアドレスとの対応付けを設定するDNSサーバ機能、ホームページを公開するために必要なWebサーバ機能、他のコンピュータや他のサーバからの要求を受け付けて各種情報を読み書きする機能を提供するデータベースサーバ機能、電子メールの送受信用のメールサーバ機能、作成された文章や画像等のデータをすべて保存してそれらのデータを検索可能にするドキュメントサーバ機能等の各種サーバ機能を有する。なお、インターネット16に接続された各種複数のDNSサーバ等を経由しつつ、各スマートフォン11A〜11Cや各飲食店サーバ13A〜13Cが管理サーバ14に接続される。管理サーバ14は、ウェブブラウザを利用してインターネット16に接続可能であり、インターネット16を利用して不特定多数の他のサーバ(物理サーバや仮想サーバ)にアクセスかつログインすることができる。
管理サーバ14の中央処理部は、オペレーティングシステムによる制御に基づいて、ハードディスクに格納された管理アプリケーションを起動し、起動した管理アプリケーションに従って以下の各手段を実行する。管理サーバ14の中央処理部は、各飲食店サーバ13A〜13Cから送信された各飲食店12A〜12C毎のオリジナルメニューを受信するオリジナルメニュー受信手段を実行し、それらオリジナルメニューをハードディスクに記憶するオリジナルメニュー記憶手段を実行する。
管理サーバ14の中央処理部は、各飲食店サーバ13A〜13Cから送信された各飲食店12A〜12C毎のキャンペーンデータを受信するキャンペーンデータ受信手段を実行し、それらキャンペーンデータをハードディスクに記憶するキャンペーンデータ記憶手段を実行する。管理サーバ14の中央処理部は、ハードディスクに記憶した各飲食店12A〜12C毎のキャンペーンデータのうちのそれらスマートフォン11A〜11Cが送信を要求するキャンペーンデータをインターネット16を介して各スマートフォン11A〜11Cに送信するキャンペーンデータ第2送信手段を実行する。
管理サーバ14の中央処理部は、記憶したオリジナルメニューのうちのそれらスマートフォン11A〜11Cが送信を要求するオリジナルメニューをインターネット16を介して各スマートフォン11A〜11Cに送信するオリジナルメニュー送信手段を実行する。管理サーバ14の中央処理部は、それら飲食店サーバ13A〜13Cから送信された注文履歴データを受信する注文履歴データ受信手段を実行し、それら飲食店サーバ13A〜13Cから送信された注文履歴データを各飲食店12A〜12C毎に区分して蓄積する注文履歴データ蓄積手段を実行する。管理サーバ14の中央処理部は、蓄積した注文履歴蓄積データをそれに対応する各飲食店12A〜12Cの飲食店サーバ13A〜13Cに送信する注文履歴蓄積データ送信手段を実行する。
図2は、スマートフォン11A〜11Cへのセルフオーダーアプリケーションのインストールを説明する図である。セルフオーダーシステム10では、スマートフォン11A〜11Cが管理サーバ14からセルフオーダーアプリケーションの提供を受ける際、サーバ14からスマートフォン11A〜11Cにセルフオーダーアプリケーションがダウンロードされる。セルフオーダーアプリケーションがスマートフォン11A〜11Cにダウンロードされると、スマートフォン11A〜11Cの利用者はそのアプリケーションをスマートフォン11A〜11Cを介して使用することができる。
図2に基づいて、セルフオーダーシステム10におけるセルフオーダーアプリケーションのダウンロード手順の一例を説明すると、以下のとおりである。利用者がスマートフォン11A〜11CのスイッチをONにすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、マルチタッチパネル15に初期画面(図示せず)を表示する。初期画面には、図示はしていないが、ウェブブラウザを示すアイコンの他、スマートフォン11A〜11Cに他の機能を実行させるアイコンやコマンドが表示されるとともに、閉じるボタンが表示される。閉じるボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの電源がOFFになる。インターネット16を介して管理サーバ14からスマートフォン11A〜11Cにセルフオーダーアプリケーションをダウンロードする場合、最初にウェブブラウザのアイコンをクリックし、インターネット16に接続する。
スマートフォン11A〜11Cがインターネット16に接続すると、図示はしていないが、管理サーバ14のWebページにジャンプ(管理サーバ14のサーバへログイン)するリンク、管理サーバ14以外の各ショップや各Webページにジャンプ(ショップや他のホームページへログイン)する各種複数のリンク、戻るボタンがマルチタッチパネル15に表示される。戻るボタンをクリックすると、インターネット16への接続が解除され、初期画面がマルチタッチパネル15に表示される。なお、管理サーバ14へのリンクが表示されない場合、検索エンジンを使用して管理サーバ14へのリンクを検索する。
管理サーバ14へのリンクをクリックすると、インターネット16を介してスマートフォン11A〜11Cが管理サーバ14にログインする。スマートフォン11A〜11Cが管理サーバ14にログインした場合、スマートフォン11A〜11Cのマルチタッチパネル15には、管理サーバ14のWebページとともに、セルフオーダーアプリケーションのダウンロードアイコンが表示される。
利用者がマルチタッチパネル15に表示されたセルフオーダーアプリケーションのダウンロードアイコンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、セルフオーダーアプリケーションがスマートフォン11A〜11Cの半導体メモリに既に記憶されているかを判断し、セルフオーダーアプリケーションが半導体メモリに記憶されていない場合、ダウンロード作業を継続するかをマルチタッチパネル15に表示する。利用者がダウンロード作業の継続を選択すると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14に対してセルフオーダーアプリケーションのダウンロードを要求する。
管理サーバ14は、スマートフォン11A〜11Cからセルフオーダーアプリケーションのダウンロード要求があった場合、インターネット16を介してセルフオーダーアプリケーションをスマートフォン11A〜11Cにダウンロードする。セルフオーダーアプリケーションがダウンロードされると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、そのセルフオーダーアプリケーションを半導体メモリに記憶(インストール)する。
図3は、各飲食店サーバ13A〜13Cから管理サーバ14へのオリジナルメニューの送信およびキャンペーンデータの送信を説明する図である。それら飲食店12A〜12Cでは、ホームページ作成ツールやWebデータ作成ツール等によって各飲食店独自にオリジナルメニュー(オリジナルメニューのWebデータ)およびキャンペーンデータ(キャンペーンのWebデータ)を作成する。作成されたオリジナルメニューのWebデータやキャンペーンのWebデータは、作成日時および飲食店識別子に関連付けられた状態で飲食店サーバ13A〜13Cのハードディスクに記憶される。飲食店12A〜12Cの責任者は、飲食店サーバ13A〜13Cに記憶されたオリジナルメニューのWebデータやキャンペーンのWebデータを管理サーバ14に提供する。
図3に基づいて、各飲食店サーバ13A〜13Cから管理サーバ14へのオリジナルメニューの送信手順、各飲食店サーバ13A〜13Cから管理サーバ14へのキャンペーンデータの送信手順の一例を説明すると、以下のとおりである。飲食店12A〜12Cの責任者が飲食店サーバ13A〜13CのスイッチをONにすると、飲食店サーバ13A〜13Cの中央処理部は、それらに接続されたディスプレイに初期画面(図示せず)を表示する。初期画面には、図示はしていないが、ウェブブラウザを示すアイコンの他、飲食店サーバ13A〜13に他の機能を実行させるアイコンやコマンドが表示されるとともに、閉じるボタンが表示される。閉じるボタンをクリックすると、飲食店サーバ13A〜13Cの電源がOFFになる。インターネット16を介して飲食店サーバ13A〜13Cから管理サーバ14にオリジナルメニューのWebデータやキャンペーンデータのWebデータを送信する場合、最初にウェブブラウザのアイコンをクリックし、インターネット16に接続する。
飲食店サーバ13A〜13Cがインターネット16に接続すると、図示はしていないが、管理サーバ14のWebページにジャンプ(管理サーバ14のサーバへログイン)するリンク、管理サーバ14以外の各Webページにジャンプ(他のホームページへログイン)する各種複数のリンク、戻るボタンがディスプレイに表示される。戻るボタンをクリックすると、インターネット16への接続が解除され、初期画面がディスプレイに表示される。なお、管理サーバ14へのリンクが表示されない場合、検索エンジンを使用して管理サーバ14へのリンクを検索する。
管理サーバ14へのリンクをクリックすると、インターネット16を介して飲食店サーバ13A〜13Cが管理サーバ14にログインする。飲食店サーバ13A〜13Cが管理サーバ14にログインした場合、飲食店サーバ13A〜13Cに接続されたディスプレイには、管理サーバ14のWebページとともに、各種のコマンドボタンや各種のアイコンが表示される。
飲食店サーバ13A〜13Cのディスプレイに表示されるコマンドボタンの一例としては、オリジナルメニューのWebデータ表示ボタン、キャンペーンのWebデータ表示ボタン、注文履歴データ表示ボタン、注文履歴蓄積データ表示ボタン、閉じるボタンがあり、飲食店サーバ13A〜13Cのディスプレイに表示されるアイコンの一例としては、オリジナルメニューのWebデータ編集アイコン、オリジナルメニューのWebデータ送信アイコン、キャンペーンのWebデータ編集アイコン、キャンペーンのWebデータ送信アイコン、注文履歴データ送信アイコン、注文履歴蓄積データ受信アイコンがある。閉じるボタンをクリックすると、飲食店サーバ13A〜13Cが管理サーバ14からログアウトする。
オリジナルメニューのWebデータ表示ボタンをクリックすることによって、飲食店サーバ13A〜13Cのハードディスクに記憶された作成済みのオリジナルメニューのWebデータをディスプレイに表示されることができる。なお、オリジナルメニューのWebデータは過去から現在までの異なる作成日における複数のそれらが作成日時および飲食店識別子に関連付けられた状態でハードディスクに時系列に記憶されており、作成日を指定することで、それらオリジナルメニューのWebデータの中から指定した作成日におけるそれを表示させることができる。
キャンペーンのWebデータ表示ボタンをクリックすることによって、飲食店サーバ13A〜13Cのハードディスクに記憶された作成済みのキャンペーンのWebデータをディスプレイに表示されることができる。なお、キャンペーンのWebデータは過去から現在までの異なる作成日における複数のそれらが作成日時および飲食店識別子に関連付けられた状態でハードディスクに時系列に記憶されており、作成日を指定することで、それらキャンペーンのWebデータの中から指定した作成日におけるそれを表示させることができる。
注文履歴データ表示ボタンをクリックすることによって、スマートフォン11A〜11Cから送信されて飲食店サーバ13A〜13Cのハードディスクに記憶された注文履歴データをディスプレイに表示されることができる。なお、注文履歴データは過去から現在までの異なる日時における複数のそれらが日時および飲食店識別子に関連付けられた状態でハードディスクに時系列に記憶されており、日時を指定することで、それら注文履歴データの中から指定した日時におけるそれを表示させることができる。
注文履歴蓄積データ表示ボタンをクリックすることによって、管理サーバ14から送信されて飲食店サーバ13A〜13Cのハードディスクに記憶された注文履歴蓄積データをディスプレイに表示されることができる。なお、注文履歴蓄積データは過去から現在までの異なる日時における複数のそれらが日時および飲食店識別子に関連付けられた状態でハードディスクに時系列に記憶されており、日時を指定することで、それら注文履歴蓄積データの中から指定した日時におけるそれを表示させることができる。
オリジナルメニューのWebデータ編集アイコンをクリックすることによって、飲食店サーバ13A〜13Cのハードディスクに記憶された作成済みのオリジナルメニューのWebデータを編集(更新)することができる。なお、作成日を指定することでそれらオリジナルメニューのWebデータの中から指定した作成日におけるそれを表示させ、指定したオリジナルメニューのWebデータを編集し、新たなオリジナルメニューのWebデータにすることができる。編集後のオリジナルメニューのWebデータは、作成日時(編集日時)および飲食店識別子に関連付けられた状態でハードディスクに時系列に記憶される。
キャンペーンのWebデータ編集アイコンをクリックすることによって、飲食店サーバ13A〜13Cのハードディスクに記憶された作成済みのキャンペーンのWebデータを編集(更新)することができる。なお、作成日を指定することでそれらキャンペーンのWebデータの中から指定した作成日におけるそれを表示させ、指定したキャンペーンのWebデータを編集し、新たなキャンペーンのWebデータにすることができる。編集後のキャンペーンのWebデータは、作成日時(編集日時)および飲食店識別子に関連付けられた状態でハードディスクに時系列に記憶される。
オリジナルメニューのWebデータ送信アイコンをクリックすることによって、飲食店サーバ13A〜13Cのハードディスクに記憶された作成済みのオリジナルメニューのWebデータを管理サーバ14に送信することができる。なお、作成日を指定することでそれらオリジナルメニューのWebデータの中から指定した作成日におけるそれを管理サーバ14に送信することができる。
キャンペーンのWebデータ送信アイコンをクリックすることによって、飲食店サーバ13A〜13Cのハードディスクに記憶された作成済みのキャンペーンのWebデータを管理サーバ14に送信することができる。なお、作成日を指定することでそれらキャンペーンのWebデータの中から指定した作成日におけるそれを管理サーバ14に送信することができる。
注文履歴データ送信アイコンをクリックすることによって、スマートフォン11A〜11Cから送信されて飲食店サーバ13A〜13Cのハードディスクに記憶された注文履歴データを管理サーバ14に送信することができる。注文履歴蓄積データ受信アイコンをクリックすることによって、管理サーバ14のハードディスクに記憶された飲食店12A〜12Cの注文履歴蓄積データをサーバ14から送信させることができる。なお、日時を指定することで、それら注文履歴蓄積データの中から指定した日時におけるそれを送信させることができる。
飲食店12A〜12Cの責任者は、ディスプレイに表示されたオリジナルメニューのWebデータ送信アイコンをクリックし、指定した最新または過去のオリジナルメニューのWebデータを飲食店サーバ13A〜13Cからインターネット16を介して管理サーバ14に送信する(オリジナルメニュー送信手段)。管理サーバ14は、飲食店サーバ13A〜13Cから送信されたオリジナルメニューのWebデータを受信するとともに(オリジナルメニュー受信手段)、そのオリジナルメニューのWebデータを送信日時および各飲食店識別子に関連付けた状態でハードディスクに記憶する(オリジナルメニュー記憶手段)。
オリジナルメニューのWebデータには、その飲食店において提供する飲食物の品目データ(飲食物の名称)、その飲食店において提供する飲食物の価格データが最低限含まれ、その他に、飲食店の画像データ、その飲食店の人気ランキングデータ、その飲食店において提供する飲食物の人気ランキングデータ、その飲食店において提供する飲食物の洋食・和食・中華・日本酒・洋酒・中国酒・清涼飲料・果実飲料・乳清飲料等のジャンルデータ、その飲食店において提供する飲食物の食材データ、その飲食店において提供する飲食物のカロリーデータ、その飲食店において蓄積されたポイントデータのうちの少なくとも1つが含まれる。なお、その飲食店において提供する飲食物の品目データには、食べ物や飲み物の名称の他、お酒のアルコール度、アレルギーを引き起こすおそれがある飲食物の名称がある。
飲食店12A〜12Cの責任者は、ディスプレイに表示されたキャンペーンのWebデータ送信アイコンをクリックし、指定した最新または過去のキャンペーンのWebデータを飲食店サーバ13A〜13Cからインターネット16を介して管理サーバ14に送信する(キャンペーンデータ第1送信手段)。管理サーバ14は、飲食店サーバ13A〜13Cから送信されたキャンペーンのWebデータを受信するとともに(キャンペーンデータ受信手段)、そのキャンペーンのWebデータを送信日時および各飲食店識別子に関連付けた状態でハードディスクに記憶する(キャンペーンデータ記憶手段)。
キャンペーンデータには、各飲食店において提供する飲食物の非公開の品目データ(裏メニューの飲食物の名称)、各飲食店において提供する飲食物のおすすめ品目データ、各飲食店において提供する飲食物の特別価格データ、各飲食店において提供する飲食物のクーポン券データ(割引クーポン券や無料クーポン券)、各飲食店において提供する飲食物の試食試飲データのうちの少なくとも1つが含まれる。
図4は、各スマートフォン11A〜11Cにおけるパーソナライズメニューの作成を説明する図であり、図5は、マルチタッチパネル15に表示されたセルフオーダーコマンド表示画面の一例を示す図である。図6は、マルチタッチパネル15に表示されたパーソナライズメニューデータ入力画面の一例を示す図であり、図7は、マルチタッチパネル15に表示された属性入力画面の一例を示す図である。図8は、マルチタッチパネル15に表示された画像入力画面の一例を示す図である。
それらスマートフォン11A〜11Cでは、管理サーバ14から送信されたオリジナルメニュー(オリジナルメニューのWebデータ)やキャンペーンデータ(キャンペーンのWebデータ)を使用し、そのオリジナルメニューをそのスマートフォン11A〜11Cの各利用者専用にパーソナライズしたパーソナライズメニュー(パーソナライズメニューのWebデータ)を作成し、作成したパーソナライズメニューのWebデータを半導体メモリに記憶する。
図4に基づいて、スマートフォン11A〜11Cにおけるパーソナライズメニューの作成手順の一例を説明すると、以下のとおりである。なお、各スマートフォン11A〜11Cには、管理サーバ14からダウンロードされたセルフオーダーアプリケーションがインストールされており、マルチタッチパネル15の初期画面に管理サーバアイコン(図示せず)が表示される。スマートフォン11A〜11Cの利用者は、スマートフォン11A〜11CのスイッチをONにした後、マルチタッチパネル15に表示された初期画面の管理サーバアイコンをクリックする。
管理サーバアイコンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cがインターネット16に接続するとともに、インターネット16を介してスマートフォン11A〜11Cが管理サーバ14にログインする。スマートフォン11A〜11Cが管理サーバ14にログインした場合、スマートフォン11A〜11Cのマルチタッチパネル15には、管理サーバ14のWebページ(図示せず)とともに、図5に示すセルフオーダーコマンド表示画面が表示される。
セルフオーダーコマンド表示画面には、飲食店一覧表示ボタン5a、飲食店検索ボタン5b、オリジナルメニューのWebデータ表示ボタン5c、キャンペーンのWebデータ表示ボタン5d、パーソナライズメニューのWebデータ表示ボタン5e、パーソナライズメニュー作成ボタン5f、初期画面ボタン5g、閉じるボタン5hが表示される。初期画面ボタン5gをクリックすると、初期画面がマルチタッチパネル15に表示され、閉じるボタン5hをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cが管理サーバ14からログアウトするとともに、スマートフォン11A〜11Cのインターネット16に対する接続が解除される。
オリジナルメニューのWebデータ表示ボタン5cをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの半導体メモリに記憶されたオリジナルメニューのWebデータ一覧および飲食店検索ボタン(図示せず)がマルチタッチパネル15に表示され、Webデータ一覧から特定のオリジナルメニューを選択し、そのオリジナルメニューのWebデータをマルチタッチパネル15に表示させることができる。また、飲食店検索ボタンをクリックして飲食店検索画面を表示させ、飲食店検索画面において所定の飲食店12A〜12Cを検索し、検索した飲食店12A〜12CのオリジナルメニューのWebデータをマルチタッチパネル15に表示させることができる。なお、オリジナルメニューのWebデータが管理サーバ14から未だ送信されていない(半導体メモリに記憶されていない)場合、オリジナルメニューのWebデータ表示ボタン5cは表示されない。
キャンペーンのWebデータ表示ボタン5dをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの半導体メモリに記憶されたキャンペーンのWebデータ一覧および飲食店検索ボタン(図示せず)がマルチタッチパネル15に表示され、Webデータ一覧から特定のキャンペーンを選択し、そのキャンペーンのWebデータをマルチタッチパネル15に表示させることができる。また、飲食店検索ボタンをクリックして飲食店検索画面を表示させ、飲食店検索画面において所定の飲食店12A〜12Cを検索し、検索した飲食店12A〜12CのキャンペーンのWebデータをマルチタッチパネル15に表示させることができる。なお、キャンペーンのWebデータが管理サーバ14から未だ送信されていない(半導体メモリに記憶されていない)場合、キャンペーンのWebデータ表示ボタン5dは表示されない。
パーソナライズメニューのWebデータ表示ボタン5eをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの半導体メモリに記憶されたパーソナライズメニューのWebデータ一覧および飲食店検索ボタン(図示せず)がマルチタッチパネル15に表示され、一覧から特定のパーソナライズメニューを選択し、そのパーソナライズメニューのWebデータをマルチタッチパネル15に表示させることができる。また、飲食店検索ボタンをクリックして飲食店検索画面を表示させ、飲食店検索画面において所定の飲食店12A〜12Cを検索し、検索した飲食店12A〜12CのパーソナライズメニューのWebデータをマルチタッチパネル15に表示させることができる。なお、パーソナライズメニューのWebデータが管理サーバ14から未だ送信されていない(半導体メモリに記憶されていない)場合、パーソナライズメニューのWebデータ表示ボタン5eは表示されない。
スマートフォン11A〜11Cの利用者は、マルチタッチパネル15の飲食店一覧表示ボタン5aをクリックする。飲食店一覧表示ボタン5aをクリックすると、管理サーバ14にオリジナルメニューのWebデータを送信した(オリジナルメニューのWebデータが管理サーバ14の半導体メモリに記憶された)飲食店の飲食店一覧画面(図示せず)がマルチタッチパネル15に表示される。飲食店一覧画面には、飲食店一覧、飲食店確定ボタン、戻るボタン、閉じるボタンがマルチタッチパネル15に表示される。戻るボタンをクリックすると、図5のセルフオーダーコマンド表示画面に戻る。閉じるボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cが管理サーバ14からログアウトする。
利用者は、飲食店一覧に表示された飲食店12A〜12Cの中から希望の飲食店12A〜12Cを選択した後(希望の飲食店12A〜12Cを反転させた後)、飲食店確定ボタンをクリックする。飲食店確定ボタンをクリックすると、飲食店確定画面(図示せず)がマルチタッチパネル15に表示される。飲食店確定画面には、選択された飲食店12A〜12Cの店名が表示された店名表示エリア、飲食店12A〜12Cの住所が表示された住所表示エリア、飲食店12A〜12Cの店舗画像が表示された画像表示エリア、飲食店12A〜12Cの電話番号が表示された電話番号表示エリア、飲食店12A〜12CのURLが表示されたURL表示エリアが表示されるとともに、オリジナルメニュー送信ボタン、キャンペーンデータ送信ボタン、戻るボタン、閉じるボタンが表示される。
利用者がマルチタッチパネル15に表示されたオリジナルメニュー送信ボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14に対してオリジナルメニューのWebデータの送信を要求する。管理サーバ14は、オリジナルメニューのWebデータの送信要求に従い、選択された飲食店12A〜12CのオリジナルメニューのWebデータをインターネット16を介してスマートフォン11A〜11Cに送信する(オリジナルメニュー送信手段)。なお、選択された飲食店12A〜12CのオリジナルメニューのWebデータが管理サーバ14に記憶されていない(オリジナルメニューのWebデータが飲食店サーバ13A〜13Cから送信されていない)場合、オリジナルメニュー未登録メッセージがマルチタッチパネル15に表示されるとともに、オリジナルメニューのWebデータの送信は行われない。
利用者がマルチタッチパネル15に表示されたキャンペーンデータ送信ボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14に対してキャンペーンのWebデータの送信を要求する。管理サーバ14は、キャンペーンのWebデータの送信要求に従い、選択された飲食店12A〜12CのキャンペーンのWebデータをインターネット16を介してスマートフォン11A〜11Cに送信する(キャンペーンデータ第2送信手段)。なお、選択された飲食店12A〜12CのキャンペーンのWebデータが管理サーバ14に記憶されていない(キャンペーンのWebデータが飲食店サーバ13A〜13Cから送信されていない)場合、キャンペーンデータ未登録メッセージがマルチタッチパネル15に表示されるとともに、キャンペーンのWebデータの送信は行われない。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14から送信されたオリジナルメニューのWebデータ(飲食店識別子を含む)を受信すると、図示はしていないが、そのWebデータと飲食店名とをマルチタッチパネル15に表示するとともに、オリジナルメニューWebデータ受信完了メッセージとオリジナルメニュー格納ボタンとをマルチタッチパネル15に表示する(オリジナルメニュー受信手段)。利用者がオリジナルメニュー格納ボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14から送信されたオリジナルメニューのWebデータを格納日時および飲食店識別子に関連付けた状態で半導体メモリに記憶する(オリジナルメニュー記憶手段)。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14から送信されたキャンペーンのWebデータ(飲食店識別子を含む)を受信すると、図示はしていないが、そのWebデータと飲食店名とをマルチタッチパネル15に表示するとともに、キャンペーンWebデータ受信完了メッセージとキャンペーンデータ格納ボタンとをマルチタッチパネル15に表示する(キャンペーンデータ受信手段)。利用者がキャンペーンデータ格納ボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14から送信されたキャンペーンのWebデータを格納日時および飲食店識別子に関連付けた状態で半導体メモリに記憶する(キャンペーンデータ記憶手段)。
オリジナルメニューのWebデータやキャンペーンのWebデータを記憶した後、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、飲食店一覧表示ボタン、飲食店検索ボタン、オリジナルメニューのWebデータ表示ボタン、キャンペーンのWebデータ表示ボタン、パーソナライズメニューのWebデータ表示ボタン、初期画面ボタン、閉じるボタンが表示された図5のセルフオーダーコマンド表示画面をマルチタッチパネル15に表示する。
なお、飲食店一覧表示ボタン5aをクリックして他の飲食店12A〜12Cを選択し、その飲食店12A〜12CのオリジナルメニューのWebデータやキャンペーンのWebデータを管理サーバ14に送信させることができる。また、飲食店検索ボタン5bをクリックして好みの飲食店12A〜12Cを検索し、その飲食店12A〜12CのオリジナルメニューのWebデータやキャンペーンのWebデータを管理サーバ14に送信させることができる。
利用者が図5のセルフオーダーコマンド表示画面のパーソナライズメニュー作成ボタン5fをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、パーソナライズメニュー作成初期画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。パーソナライズメニュー作成初期画面には、飲食店一覧表示ボタン、飲食店検索ボタン、戻るボタン、閉じるボタンが表示される。戻るボタンをクリックすると、図5のセルフオーダーコマンド表示画面に戻り、閉じるボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cのインターネット16に対する接続が解除される。
パーソナライズメニュー作成初期画面の飲食店一覧表示ボタンや飲食店検索ボタンをクリックし、パーソナライズメニュー作成希望の飲食店12A〜12Cを選択または検索すると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、図6に示すパーソナライズメニューデータ入力画面をマルチタッチパネル15に表示する。パーソナライズメニューデータ入力画面には、選択された飲食店12A〜12Cの飲食店名が表示された飲食店名表示エリア6a、選択された飲食店12A〜12Cのオリジナルメニューが表示されたオリジナルメニュー表示エリア6b(オリジナルメニュー表示手段)、選択された飲食店12A〜12Cのキャンペーン内容が表示されたキャンペーン内容表示エリア6c(キャンペーンデータ表示手段)、属性入力ボタン6d、画像入力ボタン6e、パーソナライズメニュー生成ボタン6f、パーソナライズメニュー表示ボタン6g、初期画面ボタン6h、閉じるボタン6iが表示される。初期画面ボタン6hをクリックすると、パーソナライズメニュー作成初期画面が表示され、閉じるボタン6iをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cのインターネット16に対する接続が解除される。
スマートフォン11A〜11Cの利用者は、マルチタッチパネル15に表示された飲食店12A〜12Cのオリジナルメニューを確認することで、飲食店12A〜12Cにおいて提供される飲食物の品目や価格等を把握することができる。また、マルチタッチパネル15に表示された飲食店12A〜12Cのキャンペーンデータを確認することで、飲食店12A〜12Cにおいて実施されるキャンペーンの内容を把握することができる。
飲食店名表示エリア6aに表示された飲食店名を確認した後、利用者が属性入力ボタン6dをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、図7に示す属性入力画面をマルチタッチパネル15に表示する。属性入力画面には、飲食店名が表示された飲食店名表示エリア7a、飲食物の嗜好データ入力エリア7b、お気に入りの飲食物の品目データ入力エリア7c、利用価格データ入力エリア7d、注文数ランキングデータ入力エリア7e、アレルギーデータ入力エリア7f、カロリーデータ入力エリア7g、アルコール強さデータ入力エリア7h、コメントデータ入力エリア7iが表示される。さらに、入力実行ボタン7j、クリアボタン7k、戻るボタン7l、閉じるボタン7mが表示される。クリアボタン7kをクリックすると、各入力エリア7b〜7iに入力されたデータがクリアされ、それら入力エリア7b〜7iに各データを再入力する。
利用者は、嗜好データ入力エリア7bをクリックし、嗜好データ入力エリア7b、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してその嗜好データ入力エリア7bに自分の嗜好を入力する。たとえば、好きな飲食物の品目(選択した飲食店において提供される飲食物のうち、好きなジャンル(洋食・和食・中華等)のうちの好きな食べ物、好きなジャンル(日本酒・洋酒・中国酒等)のうちの好きなお酒、好きなジャンル(清涼飲料・果実飲料・乳清飲料等)のうちの好きな飲み物)を入力し、嫌いな飲食物の品目(選択した飲食店において提供される飲食物のうち、嫌いなジャンル(洋食・和食・中華等)のうちの嫌いな食べ物、嫌いなジャンル(日本酒・洋酒・中国酒等)のうちの嫌いなお酒、嫌いなジャンル(清涼飲料・果実飲料・乳清飲料等)のうちの嫌いな飲み物)を入力する。嗜好データ入力エリア7bに入力する項目がない場合はブランクにする。嗜好データ入力エリア7bにデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。
利用者は、お気に入りの飲食物の品目データ入力エリア7cをクリックし、品目データ入力エリア7c、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してその品目データ入力エリア7cにお気に入りの飲食物の品目を入力する。たとえば、選択した飲食店において提供される飲食物のうち、1番のお気に入りの食べ物を最上位に入力し、そこから下位に向かって順にお気に入りの食べ物を入力し、1番のお気に入りのお酒を最上位に入力し、そこから下位に向かって順にお気に入りのお酒を入力するとともに、1番のお気に入りの飲み物を最上位に入力し、そこから下位に向かって順にお気に入りの飲み物を入力する。お気に入りの飲食物の品目データ入力エリア7cに入力する項目がない場合はブランクにする。品目データ入力エリア7cにデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。
利用者は、利用価格データ入力エリア7dをクリックし、利用価格データ入力エリア7d、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してその利用価格データ入力エリア7dに飲食店12A〜12Cにおいて消費する金額の価格帯、飲食店12A〜12Cにおいて提供される飲食物の最も利用の可能性がある価格帯を入力する。利用価格データ入力エリア7dに入力する価格帯がない場合はブランクにする。利用価格データ入力エリア7dにデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。
利用者は、注文数ランキングデータ入力エリア7eをクリックし、注文数ランキングデータ入力エリア7e、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してその注文数ランキングデータ入力エリア7eに選択した飲食店12A〜12Cにおいて注文した飲食物のうちの、1番注文数が多い飲食物を最上位に入力し、そこから下位に向かって注文数の順に飲食物を入力する。注文数ランキングデータ入力エリア7eに入力する品目がない場合はブランクにする。注文数ランキングデータ入力エリア7eにデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。
利用者は、アレルギーデータ入力エリア7fをクリックし、アレルギーデータ入力エリア7f、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してそのアレルギーデータ入力エリア7fにそばアレルギーや小麦粉アレルギー等のアレルギーデータを入力する。アレルギーデータ入力エリア7fに入力するデータがない場合はブランクにする。アレルギーデータ入力エリア7fにデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。
利用者は、カロリーデータ入力エリア7gをクリックし、カロリーデータ入力エリア7g、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してそのカロリーデータ入力エリア7gに1回の飲食において摂取可能な最大カロリーを入力する。カロリーデータ入力エリア7gに入力するデータがない場合はブランクにする。カロリーデータ入力エリア7gにデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。
利用者は、アルコール強さデータ入力エリア7hをクリックし、アルコール強さデータ入力エリア7h、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してそのアルコール強さデータ入力エリア7hにアルコール強さである強い・普通・弱い・飲めない等の強さデータを入力する。アルコール強さデータ入力エリア7hに入力するデータがない場合はブランクにする。アルコール強さデータ入力エリア7hにデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。
利用者は、コメントデータ入力エリア7iをクリックし、コメントデータ入力エリア7i、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してそのコメントデータ入力エリア7iにこれまでに飲食物の提供を受けた飲食店12A〜12Cに対するコメントを入力する。コメントデータ入力エリア7iに入力するコメントがない場合はブランクにする。コメントデータ入力エリア7iにデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。
各入力エリア7b〜7iにデータを入力した後、入力実行ボタン7jをクリックする。入力実行ボタン7jをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、属性入力データ確認画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。属性入力データ確認画面には、各入力エリア7b〜7iに入力されたデータがそれら入力エリア7b〜7iに表示されるとともに、確認ボタン、再入力ボタン、閉じるボタンが表示される。再入力ボタンをクリックすると、各入力エリア7b〜7iに入力されたデータがクリアされるとともに、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示され、それら入力エリア7b〜7iに各データを再入力する。
各入力エリア7b〜7iに表示された属性データを確認し、それらデータに誤りがない場合、確認ボタンをクリックする。確認ボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、各入力エリア7b〜7iに表示された属性データを半導体メモリに記憶する(属性データ記憶手段)。各入力エリア7b〜7iに表示された属性データは、飲食店の識別子、記憶日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で記憶されるとともに、パーソナライズメニュー使用フラグが付加される。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、属性データを半導体メモリに記憶した後、図6のパーソナライズメニューデータ入力画面をマルチタッチパネル15に表示する。
属性データを入力した後(属性データが半導体メモリに記憶された後)、画像入力の必要があれば、パーソナライズメニューデータ入力画面に表示された画像入力ボタン6eをクリックする。画像入力ボタン6eをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、図8に示す画像入力画面をマルチタッチパネル15に表示する。画像入力画面には、飲食店名が表示された飲食店名表示エリア8a、既撮影の画像表示エリア8b、画像撮影ボタン8c、入力実行ボタン8d、クリアボタン8e、戻るボタン8f、閉じるボタン8gが表示される。クリアボタン8eをクリックすると、既撮影の画像表示エリア8bの指定(反転)がクリアされ、再度画像表示エリア8bの指定を行う。なお、既撮影の画像がない場合、既撮影の画像表示エリア8bは表示されない。
画像撮影ボタン8cをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、スマートフォン11A〜11Cを画像撮影モードとする。利用者は、スマートフォン11A〜11Cを使用してパーソナライズメニューに利用する静止画や動画を撮影する。撮影された静止画や動画は、飲食店の識別子、撮影日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で半導体メモリに記憶されるとともに、既撮影の画像表示エリア8bとしてマルチタッチパネル15に表示される。利用者は、既撮影の画像表示エリア8bに表示された画像データのうち、パーソナライズメニューに掲載する画像データを選択し、その画像データを反転させた後、入力実行ボタン8dをクリックする。
入力実行ボタン8dをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、画像入力データ確認画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。画像入力データ確認画面には、指定された画像データが画像表示エリアに表示されるとともに、確認ボタン、再入力ボタン、閉じるボタンが表示される。再入力ボタンをクリックすると、既撮影の画像表示エリア8bの指定(反転)がクリアされるとともに、画像入力画面がマルチタッチパネル15に表示され、再度画像表示エリア8bの指定を行う。
画像表示エリアに表示された画像データを確認し、それらデータに誤りがない場合、確認ボタンをクリックする。確認ボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、画像表示エリアに表示された画像データを半導体メモリに記憶する(画像データ記憶手段)。画像表示エリアに表示された画像データは、飲食店識別子、記憶日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で記憶されるとともに、パーソナライズメニュー使用フラグが付加される。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、画像データを半導体メモリに記憶した後、図6のパーソナライズメニューデータ入力画面をマルチタッチパネル15に表示する。
図9は、マルチタッチパネル15に表示されたパーソナライズメニューの一例を示す図であり、図10は、マルチタッチパネル15に表示された図9から続くパーソナライズメニューの他の一例を示す図である。図11は、マルチタッチパネル15に表示されたパーソナライズメニューの他の一例を示す図である。属性データおよび画像データを入力し、マルチタッチパネル15に図6のパーソナライズメニューデータ入力画面が表示された後、利用者はパーソナライズメニューデータ入力画面のパーソナライズメニュー生成ボタン6fをクリックする。
パーソナライズメニュー生成ボタン6fをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、オリジナルメニュー記憶手段によって記憶したオリジナルメニューのWebデータ、キャンペーンデータ記憶手段によって記憶したキャンペーンのWebデータ、入力された属性データおよび画像データをオリジナルメニューに反映させることで、各利用者専用にパーソナライズされたパーソナライズメニューを作成する(パーソナライズメニュー作成手段)。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、作成したパーソナライズメニューを飲食店の識別子、記憶日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けた状態で半導体メモリに記憶する(パーソナライズメニュー記憶手段)。パーソナライズメニューを記憶した後、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、パーソナライズメニュー作成完了画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。パーソナライズメニュー作成完了画面には、パーソナライズメニュー作成完了メッセージとともに、データ入力ボタン、初期画面ボタンが表示される。データ入力ボタンをクリックすると、図6のパーソナライズメニューデータ入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。
パーソナライズメニュー作成の一例として、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、利用者が嗜好データ入力エリア7bに入力した嗜好データやアルコール強さデータ入力エリア7fに入力したアルコール強さデータ、キャンペーンデータのうちの飲食物のおすすめ品目データを参照し、オリジナルメニューから好きな飲食物(好きなジャンル、好きな食べ物、好きな飲み物)やおすすめの飲食物を抽出し、オリジナルメニューからアルコール強さデータに対応した飲食物(アルコール強さに対応した飲み物)を抽出するとともに、オリジナルメニューから嫌いな飲食物(嫌いなジャンル、嫌いな食べ物、嫌いな飲み物)を削除しておすすめメニューを作成する。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、作成したおすすめメニューを記憶する(おすすめメニュー記憶手段)。おすすめメニューは、飲食店の識別子、作成日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で半導体メモリに記憶される。なお、嗜好データやおすすめ品目データとして入力されたデータ(品目)にオリジナルメニューの飲食物と同一の品目がない場合、オリジナルメニューの飲食物の中から、嗜好データやおすすめ品目データとして入力されたデータ(品目)に近似(類似)する飲食物を選択し、その飲食物を採用しておすすめメニューを作成する。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、利用者がお気に入りの飲食物の品目データ入力エリア7cに入力したお気に入りの飲食物品目データや注文数ランキングデータ入力エリア7eに入力した飲食物品目データを参照するとともに、アレルギーデータ入力エリア7fに入力したアレルギーデータやカロリーデータ入力エリア7gに入力したカロリーデータを参照し、オリジナルメニューからお気に入りの飲食物(お気に入りのジャンル、お気に入りの食べ物、お気に入りの飲み物)を抽出するとともに、オリジナルメニューからアレルギー対象の飲食物(アレルギー対象の食べ物、アレルギー対象の飲み物)やカロリー超過の飲食物(カロリー超過の食べ物、カロリー超過の飲み物)を削除し、お気に入りの品目が並ぶお気に入りメニューを作成する。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、作成したお気に入りメニューを記憶する(お気に入りメニュー記憶手段)。お気に入りメニューは、飲食店の識別子、作成日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で半導体メモリに記憶される。なお、お気に入りの飲食物品目データや注文数ランキングの飲食物品目データ、アレルギーの飲食物品目データにオリジナルメニューの飲食物と同一の品目がない場合、オリジナルメニューの飲食物の中から、お気に入りの飲食物品目データや注文数ランキングの飲食物品目データ、アレルギーの飲食物品目データとして入力されたデータ(品目)に近似(類似)する飲食物を選択し、その飲食物を採用してお気に入りメニューを作成する。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、利用者が利用価格データ入力エリア7dに入力した価格帯データを参照し、オリジナルメニューからその価格帯の飲食物を抽出し、リーズナブルメニューを作成する。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、作成したリーズナブルメニューを記憶する(リーズナブルメニュー記憶手段)。リーズナブルメニューは、飲食店識別子、作成日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で半導体メモリに記憶される。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、キャンペーンデータのうちの非公開の品目データ(裏メニューの飲食物の名称)を参照し、裏メニューを作成する。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、作成した裏メニューを記憶する(裏メニュー記憶手段)。裏メニューは、飲食店識別子、作成日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で半導体メモリに記憶される。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、キャンペーンデータのうちの特別価格データおよびクーポン券データを参照し、特別価格・クーポン券メニューを作成する。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、作成した特別価格・クーポン券メニューを記憶する(特別価格・クーポン券メニュー記憶手段)。特別価格・クーポン券メニューは、飲食店識別子、作成日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で半導体メモリに記憶される。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、キャンペーンデータのうちの試食試飲データを参照し、試食試飲メニューを作成する。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、作成した試食試飲メニューを記憶する(試食試飲メニュー記憶手段)。試食試飲メニューは、飲食店識別子、作成日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で半導体メモリに記憶される。
パーソナライズメニューが作成された後、利用者が図6のパーソナライズメニューデータ入力画面に表示されたパーソナライズメニューボタン6gをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、飲食店名表示エリア6Aに表示された飲食店のパーソナライズメニューを半導体メモリから抽出し、図9および図10に示すパーソナライズメニュー表示画面をマルチタッチパネル15に表示する(パーソナライズメニュー表示手段)。
図9のパーソナライズメニュー表示画面には、飲食店名が表示された飲食店名表示エリア9a、パーソナライズメニュー表示エリア9b、コメント表示エリア9c、注文ボタン9d、更新ボタン9e、戻るボタン9f、閉じるボタン9gが表示される。閉じるボタン9gをクリックすると、図6のパーソナライズメニューデータ入力画面が表示される。図9のパーソナライズメニュー表示画面において、パーソナライズメニュー表示エリア9bには、オリジナルメニューが表示されたオリジナルメニュー表示エリア9g、飲食店12A〜12Cの店舗情報が表示された店舗情報表示エリア9h、飲食店12A〜12Cの店舗画像が表示された店舗画像表示エリア9iが表示される。
オリジナルメニュー表示エリア9gには、図示はしていないが、その飲食店12A〜12Cにおいて提供する飲食物の品目データ、その飲食店12A〜12Cにおいて提供する飲食物の価格データが表示される。店舗情報表示エリア9hには、図示はしていないが、その飲食店12A〜12Cの人気ランキングデータ、その飲食店12A〜12Cにおいて提供する飲食物の人気ランキングデータ、その飲食店12A〜12Cにおいて提供する飲食物の洋食・和食・中華・日本酒・洋酒・中国酒・清涼飲料・果実飲料・乳清飲料等のジャンルデータ、その飲食店12A〜12Cにおいて提供する飲食物の食材データ、その飲食店12A〜12Cにおいて提供する飲食物のカロリーデータ、その飲食店12A〜12Cにおいて蓄積された利用者のポイントデータが表示される。
図9のパーソナライズメニュー表示画面のパーソナライズメニュー表示エリア9bにおいて、スクロールバーを下方へ移動させると、画面がスクロールし、図10に示すパーソナライズメニュー表示画面に変わる。図10のパーソナライズメニュー表示画面のパーソナライズメニュー表示エリア10aには、おすすめメニュー表示ボタン10b、お気に入りメニュー表示ボタン10c、リーズナブルメニュー表示ボタン10d、裏メニュー表示ボタン10e、特別価格・クーポン券メニュー表示ボタン10f、試食・試飲メニュー表示ボタン10g、おすすめ席表示ボタン10h、一括表示ボタン10iが表示される。
利用者がおすすめメニュー表示ボタン10bをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、図示はしていないが、おすすめメニュー(品目および価格)を表示したおすすめメニュー表示画面をマルチタッチパネル15に表示する。利用者がお気に入りメニュー表示ボタン10cをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、図示はしていないが、お気に入りメニュー(品目および価格)を表示したお気に入りメニュー表示画面をマルチタッチパネル15に表示する。
利用者がリーズナブルメニュー表示ボタン10dをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、図示はしていないが、リーズナブルメニュー(品目および価格)を表示したリーズナブルメニュー表示画面をマルチタッチパネル15に表示する。利用者が裏メニュー表示ボタン10eをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、図示はしていないが、裏メニュー(品目および価格)を表示した裏メニュー表示画面をマルチタッチパネル15に表示する。
利用者が特別価格・クーポン券メニュー表示ボタン10fをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、図示はしていないが、特別価格・クーポン券メニュー(品目および価格)を表示した特別価格・クーポン券メニュー表示画面をマルチタッチパネル15に表示する。利用者が試食・試飲メニュー表示ボタン10gをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、図示はしていないが、試食・試飲メニュー(品目および価格)を表示した試食・試飲メニュー表示画面をマルチタッチパネル15に表示する。
利用者がおすすめ席表示ボタン10hをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、図示はしていないが、おすすめ席(静止画、動画)を表示したおすすめ席表示画面をマルチタッチパネル15に表示する。利用者が一括表示ボタン10iをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、全てのメニュー(品目および価格)を表示したパーソナライズメニュー一括表示画面をマルチタッチパネル15に表示する。
パーソナライズメニュー一括表示画面には、図11に示すように、飲食店名を表示した飲食店名表示エリア11a、おすすめメニュー(品目および価格)を表示したおすすめメニュー表示エリア11b、お気に入りメニュー(品目および価格)を表示したお気に入りメニュー表示エリア11c、リーズナブルメニュー(品目および価格)を表示したリーズナブルメニュー表示エリア11d、裏メニュー(品目および価格)を表示した裏メニュー表示エリア11f、特別価格・クーポン券メニュー(品目および価格)を表示した特別価格・クーポン券メニュー表示エリア11g、試食・試飲メニュー(品目および価格)を表示した試食・試飲メニュー表示エリア11h、おすすめ席(静止画、動画)を表示したおすすめ席表示エリア11iが表示される。さらに、注文ボタン11j、更新ボタン11k、戻るボタン11l、閉じるボタン11mが表示される。
また、図5のセルフオーダーコマンド表示画面のパーソナライズメニューのWebデータ表示ボタン5eをクリックすることで、パーソナライズメニューを表示させることもできる(パーソナライズメニュー表示手段)。パーソナライズメニューのWebデータ表示ボタン5eをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの半導体メモリに記憶されたパーソナライズメニューのWebデータ一覧および飲食店検索ボタン(図示せず)がマルチタッチパネル15に表示され、一覧から特定のパーソナライズメニューを選択し、そのパーソナライズメニューのWebデータをマルチタッチパネル15に表示させることができる。また、飲食店検索ボタンをクリックして飲食店検索画面を表示させ、飲食店検索画面において所定の飲食店12A〜12Cを検索し、検索した飲食店のパーソナライズメニューのWebデータをマルチタッチパネル15に表示させることができる。
セルフオーダーシステム10は、それらスマートフォン11A〜11C(高機能携帯端末)がオリジナルメニューをそのスマートフォン11A〜11Cの各利用者専用にパーソナライズしたパーソナライズメニューを作成し、そのパーソナライズメニューをタッチパネル15に表示するから、各利用者にとって自分の好みに合わせた使い勝手のよい最適なパーソナライズメニューを各利用者が保持するスマートフォン11A〜11Cのタッチパネル15に表示することができる。
図12は、パーソナライズメニューを利用した各飲食店12A〜12Cの飲食店サーバ13A〜13Cへの飲食物の注文を説明する図である。スマートフォン11A〜11Cの利用者は、マルチタッチパネル15に特定の飲食店12A〜12Cのパーソナライズメニューを表示させた後、各パーソナライズメニューの中から注文予定の飲食物を選択(反転)し、図9や図10のパーソナライズメニュー表示画面の注文ボタン9dをクリックする。注文ボタン9dをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、注文確認画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。
注文確認画面には、選択した飲食物(注文予定の飲食物)を表示する飲食物表示エリア、テイクアウト入力エリア、来店予定時間入力エリア、注文実行ボタン、戻るボタン、閉じるボタンが表示される。戻るボタンをクリックすると、図9のパーソナライズメニュー表示画面に戻り、閉じるボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cが飲食店サーバ13A〜13Cからログアウトする。
なお、スマートフォン11A〜11Cによる飲食物の注文は、飲食店12A〜12Cの店舗内のみならず、店舗外からもすることができる。店舗外から注文する場合は、来店予定時間入力エリアに来店予定時間を入力する。ただし、来店予定時間の入力は任意であり、来店予定時間入力エリアに来店予定時間を入力しなくてもよい。また、飲食物のテイクアウトをする場合は、テイクアウト入力エリアにチェックマークを入れる。
利用者は、飲食物表示エリアに表示された飲食物や来店予定時間入力エリアに入力した来店予定時間、テイクアウト入力エリアのチェックマークを確認した後、注文実行ボタンをクリックする。注文実行ボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、選択された飲食物の注文データをインターネット16を介して各飲食店12A〜12Cの飲食店サーバ13A〜13Cに送信する(飲食物注文データ送信手段)。なお、送信される飲食物の注文データ(後記する注文履歴データ)には、飲食物の品目(食べ物の品目、飲み物の品目)の他に、飲食物の価格(食べ物の価格、飲み物の価格)、飲食店12A〜12Cの識別子、飲食店12A〜12Cの名称、注文日時(年月日、時間)、来店予定時間、テイクアウトの有無、携帯端末特定情報、利用者の個人情報(パスワードやID番号、端末利用者名、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス等)が含まれる。
飲食店サーバ13A〜13Cの中央処理部は、スマートフォン11A〜11Cから送信された飲食物の注文データを受信し(飲食物注文データ受信手段)、受信した注文データを注文履歴データとしてハードディスクに格納する(注文履歴データ記憶手段)。注文履歴データは、飲食店12A〜12Cの識別子、飲食店12A〜12Cの名称、記憶日時、携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で記憶される。
飲食店サーバ13A〜13Cの中央処理部は、注文履歴データをハードディスクに記憶した後、注文データを店舗コントロールシステム17A〜17Cに転送する。店舗コントロールシステム17A〜17Cでは、転送された注文データに従って、注文された飲食物を飲食店12A〜12Cにおいて利用者に提供するとともに、その飲食物の会計処理が行われる。また、テイクアウトが有の場合は、飲食物がその価格の支払とともにテイクアウトされる。
セルフオーダーシステム10は、使い勝手のよい最適なパーソナライズメニューに表示された飲食物を見ることができるから、各利用者の飲食物に対する注文意欲を昂揚させることができ、飲食物の注文に対するモチベーションをあげることができるとともに、飲食店12A〜12Cの売り上げ向上に貢献することができる。セルフオーダーシステム10は、利用者にとって使い勝手のよいパーソナライズメニューを利用して飲食物の注文をすることができるから、利用者の嗜好に合った飲食物を即座に選択することができ、利用者の嗜好に合った飲食物を素早く注文することができる。
図13は、飲食店サーバ13A〜13Cから管理サーバ14への注文履歴データの送信を説明する図である。飲食店サーバ13A〜13Cの中央処理部は、注文履歴データをハードディスクに記憶した後、インターネット16に接続し、管理サーバのURLを使用して管理サーバ14にアクセスかつログインする。飲食店サーバ13A〜13Cの中央処理部は、注文履歴データを管理サーバ14に送信する(注文履歴データ送信手段)。なお、飲食店サーバ13A〜13Cの中央処理部は、注文データを受信する度毎に注文履歴データを管理サーバ14に送信する場合、または、ハードディスクに記憶した注文履歴データを6時間毎や1日毎、1週間毎のように所定の時間間隔で一括して送信する場合がある。
管理サーバ14は、インターネット16を介して飲食店サーバ13A〜13Cから送信された注文履歴データを受信し(注文履歴データ受信手段)、受信した注文履歴データをハードディスクに記憶する(注文履歴データ蓄積手段)。注文履歴データは、飲食店12A〜12Cの識別子、飲食店12A〜12Cの名称、記憶日時、携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で記憶される。
管理サーバ14は、注文履歴データ蓄積手段によって記憶(蓄積)した注文履歴データを使用し、1日の営業時間帯を横軸に表示し、売り上げ金額を縦軸に表示した1日の営業時間における売上金額変化をグラフ化し、指定された期間を横軸に表示し、売り上げ金額を縦軸に表示した指定期間における売上金額変化をグラフ化する。管理サーバ14は、注文履歴データを使用し、食べ物の品目を横軸に表示し、それらの売上金額を縦軸に表示した食べ物別売り上げ金額をグラフ化し、飲み物の品目を横軸に表示し、それらの売上金額を縦軸に表示した飲み物別売り上げ金額をグラフ化する。
管理サーバ14は、注文履歴データを使用し、食べ物の品目を横軸に表示し、それらの注文数を縦軸に表示した食べ物別注文数をグラフ化し、飲み物の品目を横軸に表示し、それらの注文数を縦軸に表示した飲み物別注文数をグラフ化する。管理サーバ14は、注文履歴データを使用し、価格帯を横軸に表示し、各価格帯の注文数を縦軸に表示した価格帯別注文数をグラフ化し、時間帯を横軸に表示し、各時間帯の注文数を縦軸に表示した時間帯別注文数をグラフ化する。
図14は、管理サーバ14から飲食店サーバ13A〜13Cへの注文履歴データの送信を説明する図であり、図15は、店舗コントロールシステム17A〜17Cの管理コンピュータのディスプレイ18に表示された飲食店用セルフオーダー表示画面の一例を示す図である。図16は、店舗コントロールシステム17A〜17Cの管理コンピュータのディスプレイ18に表示された売り上げ金額表示画面の一例を示す図であり、図17は、店舗コントロールシステム17A〜17Cの管理コンピュータのディスプレイ18に表示された前年比・前年同月比・前月比・前年同日比表示画面の一例を示す図である。図18は、店舗コントロールシステム17A〜17Cの管理コンピュータのディスプレイ18に表示された売り上げ金額グラフ表示画面の一例を示す図であり、図19は、店舗コントロールシステム17A〜17Cの管理コンピュータのディスプレイ18に表示された注文数グラフ表示画面の一例を示す図である。なお、図18,19では、各グラフ18b〜18e、19c〜19fの具体的な表示は省略する。
各飲食店12A〜12Cの責任者は、飲食店サーバ13A〜13Cを介して14に注文履歴蓄積データの送信を要求することができる。管理サーバ14は、飲食店サーバ13A〜13Cからの注文履歴蓄積データの送信要求に従って、注文履歴蓄積データをサーバ13A〜13Cに送信する(注文履歴蓄積データ送信手段)。各飲食店12A〜12Cの責任者が店舗コントロールシステム17A〜17Cの管理コンピュータを利用して飲食店サーバ13A〜13Cにアクセスすると、店舗コントロールシステム17A〜17Cの管理コンピュータに接続されたディスプレイ18にアイコンの1つとして管理サーバ接続アイコン(図示せず)が表示される。
管理サーバ接続アイコンをクリックすると、飲食店サーバ13A〜13Cがインターネット16に接続するとともに、インターネット16を介して飲食店サーバ13A〜13Cが管理サーバ14にログインする。飲食店サーバ13A〜13Cが管理サーバ14にログインすると、管理コンピュータのディスプレイ18には、管理サーバ14のWebページ(図示せず)とともに、図15に示す飲食店用セルフオーダー表示画面が表示される。
飲食店用セルフオーダー表示画面には、飲食店名が表示された飲食店名表示エリア15a、売り上げ金額ランキング表示ボタン15b、売り上げ金額ランキングに対する期間入力エリア15c、前年比・前年同月比・前月比・前年同日比表示ボタン15d、売り上げ金額グラフ表示ボタン15e、売り上げ金額グラフに対する期間入力エリア15f、注文数グラフ表示ボタン15g、注文数グラフに対する期間入力エリア15h、実行ボタン15i、閉じるボタン15jが表示される。閉じるボタン15jをクリックすると、飲食店サーバ13A〜13Cが管理サーバ14からログアウトする。
責任者が売り上げ金額ランキング表示ボタン15bを反転させ、売り上げ金額ランキングの期間入力エリア15cに期間を入力し、実行ボタン15iをクリックすると、管理サーバ14は、その飲食店12A〜12Cにおいて指定された期間に注文された食べ物の品目、指定された期間におけるそれら食べ物の注文数、指定された期間におけるそれら食べ物の売り上げ金額、その飲食店12A〜12Cにおいて指定された期間に注文された飲み物の品目、指定された期間におけるそれら飲み物の注文数、指定された期間におけるそれら飲み物の売り上げ金額、指定された期間における食べ物の売り上げ金額ランキング、指定された期間における飲み物の売り上げ金額ランキング、指定された期間における食べ物の注文数ランキング、指定された期間における飲み物の注文数ランキングを飲食店サーバ13A〜13Cに送信する(注文履歴蓄積データ送信手段)。
飲食店サーバ13A〜13Cは、管理サーバ14から送信された売り上げ金額データや各ランキングデータを受信し(注文履歴蓄積データ受信手段)、受信した売り上げ金額データや各ランキングデータをハードディスクに格納する(注文履歴蓄積データ記憶手段)。売り上げ金額データや各ランキングデータは、飲食店識別子、受信日時に関連付けられた状態で記憶される。飲食店サーバ13A〜13Cに接続された管理コンピュータのディスプレイ18には、図16に示す売り上げ金額表示画面が表示される(注文履歴蓄積データ表示手段)。
売り上げ金額画面には、指定された期間が表示された期間表示エリア16a、飲食店名が表示された飲食店名表示エリア16b、食べ物の品目が表示された食べ物品目表示エリア16c、それら食べ物の注文数が表示された食べ物注文数表示エリア16d、それら食べ物の売り上げ金額が表示された食べ物売り上げ金額表示エリア16e、飲み物の品目が表示された飲み物品目表示エリア16f、それら飲み物の注文数が表示された飲み物注文数表示エリア16g、それら飲み物の売り上げ金額が表示された飲み物売り上げ金額表示エリア16h、食べ物の売り上げ金額のランキングが表示された食べ物売り上げ金額ランキング表示エリア16i、飲み物の売り上げ金額のランキングが表示された飲み物売り上げ金額ランキング表示エリア16j、食べ物の注文数のランキングが表示された食べ物注文数ランキング表示エリア16k、飲み物の注文数のランキングが表示された飲み物注文数ランキング表示エリア16lが表示される。さらに、印刷ボタン16m、戻るボタン16n、閉じるボタン16oが表示される。印刷ボタン16mをクリックすると、図16の売り上げ金額画面に表示された売り上げ金額等がプリンタによって印刷される。戻るボタン16nをクリックすると、図15の飲食店用セルフオーダー表示画面に戻る。
飲食店12A〜12Cの責任者は、図16の売り上げ金額画面に表示された売り上げ金額等を確認することにより、飲食店12A〜12Cの指定期間における各食べ物の注文数・売り上げ金額、各飲み物の注文数・売り上げ金額、食べ物の売り上げ金額のランキング、飲み物の売り上げ金額のランキング、食べ物の注文数のランキング、飲み物の注文数のランキングを把握することができ、食べ物の売れ筋や飲み物の売れ筋を知ることができる。
責任者が前年比・前年同月比・前月比・前年同日比表示ボタン15dを反転させ、実行ボタン15iをクリックすると、管理サーバ14は、その飲食店12A〜12Cにおける売り上げ金額の前年比、売り上げ金額の前年同月比、売り上げ金額の前月比、売り上げ金額の前年同日比を飲食店サーバ13A〜13Cに送信する(注文履歴蓄積データ送信手段)。飲食店サーバ13A〜13Cは、管理サーバ14から送信された前年比・前年同月比・前月比・前年同日比の各データを受信し(注文履歴蓄積データ受信手段)、受信した前年比・前年同月比・前月比・前年同日比の各データをハードディスクに格納する(注文履歴蓄積データ記憶手段)。前年比・前年同月比・前月比・前年同日比の各データは、飲食店識別子、受信日時に関連付けられた状態で記憶される。飲食店サーバ13A〜13Cに接続された管理コンピュータのディスプレイ18には、図17に示す前年比・前年同月比・前月比・前年同日比表示画面が表示される(注文履歴蓄積データ表示手段)。
前年比・前年同月比・前月比・前年同日比表示画面には、飲食店名が表示された飲食店名表示エリア17a、前年売り上げ金額と当年売り上げ金額と前年比とが表示された前年比表示エリア17b、前年同月売り上げ金額と当月売り上げ金額と前年同月比とが表示された前年同月比表示エリア17c、前月売り上げ金額と当月売り上げ金額とが前月比とが表示された前月比表示エリア17d、前年同日売り上げ金額と当日売り上げ金額と前年同日比とが表示された前年同日比表示エリア17e、印刷ボタン17f、戻るボタン17g、閉じるボタン17hが表示される。印刷ボタン17fをクリックすると、図17の前年比・前年同月比・前月比・前年同日比表示画面に表示された前年比・前年同月比・前月比・前年同日比等がプリンタによって印刷される。戻るボタン17gをクリックすると、図15の飲食店用セルフオーダー表示画面に戻る。
飲食店12A〜12Cの責任者は、図17の前年比・前年同月比・前月比・前年同日比表示画面に表示された前年比・前年同月比・前月比・前年同日比を確認することにより、飲食店12A〜12Cの前年比・前年同月比・前月比・前年同日比を把握することができ、当年や当月、当日の売り上げ金額の前年や前月に対する成績を知ることができる。
責任者が売り上げ金額グラフ表示ボタン15eを反転させ、売り上げ金額グラフの期間入力エリア15fに期間を入力し、実行ボタン15iをクリックすると、管理サーバ14は、その飲食店12A〜12Cにおいて指定された期間の売り上げ金額の各グラフを飲食店サーバ13A〜13Cに送信する(注文履歴蓄積データ送信手段)。飲食店サーバ13A〜13Cは、管理サーバ14から送信された売り上げ金額の各グラフデータを受信し(注文履歴蓄積データ受信手段)、受信した売り上げ金額の各グラフデータをハードディスクに格納する(注文履歴蓄積データ記憶手段)。各グラフデータは、飲食店識別子、受信日時に関連付けられた状態で記憶される。飲食店サーバ13A〜13Cに接続された管理コンピュータのディスプレイ18には、図18に示す売り上げ金額グラフ表示画面が表示される(注文履歴蓄積データ表示手段)。
売り上げ金額グラフ表示画面には、飲食店名が表示された飲食店名表示エリア18a、印刷ボタン18f、戻るボタン18g、閉じるボタン18hの他に、1の1日の営業時間における売上金額変化グラフ18bが表示される。1のグラフ18bは、横軸に1日の営業時間帯が表示され、縦軸に売り上げ金額が表示されており、1日の営業時間と売り上げ金額との相関関係を示す。売り上げ金額グラフ表示画面には、2の指定期間における売上金額変化グラフ18cが表示される。2のグラフ18cは、横軸に指定された期間が表示され、縦軸に売り上げ金額が表示されており、指定期間の時系列における売上金額の変化を示す。
売り上げ金額グラフ表示画面には、3の食べ物別売り上げ金額グラフ18dが表示される。3のグラフ18dは、横軸に食べ物の品目が表示され、縦軸にそれら食べ物の売上金額が表示されており、各食べ物の売り上げ金額をビジュアルに示す。売り上げ金額グラフ表示画面18eには、4の飲み物別売り上げ金額グラフが表示される。3のグラフ18eは、横軸に飲み物の品目が表示され、縦軸にそれら飲み物の売上金額が表示されており、各飲み物の売り上げ金額をビジュアルに示す。印刷ボタン18fをクリックすると、図18の売り上げ金額グラフ表示画面に表示された各グラフ18b〜18eがプリンタによって印刷される。
飲食店12A〜12Cの責任者は、図18の売り上げ金額グラフ表示画面に表示された各グラフ18b〜18eを確認することにより、飲食店12A〜12Cの1日の営業時間と売り上げ金額との相関関係、指定期間の時系列における売上金額の変化、各食べ物の売り上げ金額、各飲み物の売り上げ金額をビジュアルに把握することができ、飲食物のリニューアルやバージョンアップの参考にすることができる。
責任者が注文数グラフ表示ボタン15gを反転させ、注文数グラフの期間入力エリア15hに期間を入力し、実行ボタン15iをクリックすると、管理サーバ14は、その飲食店12A〜12Cにおいて指定された期間の注文数の各グラフを飲食店サーバ13A〜13Cに送信する(注文履歴蓄積データ送信手段)。飲食店サーバ13A〜13Cは、管理サーバ14から送信された注文数の各グラフデータを受信し(注文履歴蓄積データ受信手段)、受信した注文数の各グラフデータをハードディスクに格納する(注文履歴蓄積データ記憶手段)。各グラフデータは、飲食店識別子、受信日時に関連付けられた状態で記憶される。飲食店サーバ13A〜13Cに接続された管理コンピュータのディスプレイ18には、図19に示す注文数グラフ表示画面が表示される(注文履歴蓄積データ表示手段)。
注文数グラフ表示画面には、飲食店名が表示された飲食店名表示エリア19a、指定された期間が表示された期間表示エリア19b、印刷ボタン19g、戻るボタン19h、閉じるボタン19iの他に、各食べ物の品目とそれら食べ物の注文数とを表示した1の食べ物注文数グラフ19cが表示される。1のグラフ19cは、横軸に食べ物の品目が表示され、縦軸にそれら食べ物の注文数が表示されており、各食べ物とそれらの注文数とを示す。注文数グラフ表示画面には、各飲み物の品目とそれら飲み物の注文数とを表示した2の飲み物注文数グラフ19dが表示される。2のグラフ19dは、横軸に飲み物の品目が表示され、縦軸にそれら飲み物の注文数が表示されており、各飲み物とそれらの注文数とを示す。
注文数グラフ表示画面には、各価格帯とそれら価格帯における注文数とを表示した3の価格帯注文数グラフ19eが表示される。3のグラフ19eは、横軸に価格帯が表示され、縦軸に注文数が表示されており、各価格帯における注文数の変化をビジュアルに示す。注文数グラフ表示画面には、各時間帯とそれら時間帯における注文数とを表示した4の時間帯注文数グラフ19fが表示される。4のグラフ19fは、横軸に時間帯が表示され、縦軸に注文数が表示されており、各時間帯における注文数の変化をビジュアルに示す。印刷ボタン19gをクリックすると、図19の注文数グラフ表示画面に表示された各グラフ19c〜19fがプリンタによって印刷される。
飲食店12A〜12Cの責任者は、図19の注文数グラフ表示画面に表示された各グラフ19c〜19fを確認することにより、飲食店12A〜12Cの各食べ物とそれら食べ物の注文数との関係、各飲み物とそれら飲み物の注文数との関係、各価格帯における注文数の変化、各時間帯における注文数の変化をビジュアルに把握することができ、飲食物のリニューアルやバージョンアップの参考にすることができる。
図20は、スマートフォン11A〜11Cにおけるパーソナライズメニューの更新を説明する図。である。このシステム10では、スマートフォン11A〜11Cによって各属性データが改変(追加、変更、削除)されると、それにともなって既に作成されたパーソナライズメニューの内容が更新(追加、変更、削除)される。また、スマートフォン11A〜11Cによって各画像データが改変(追加、変更、削除)されると、それにともなって既に作成されたパーソナライズメニューの内容が更新(追加、変更、削除)される。
システム10では、管理サーバから新たなオリジナルメニューが送信され、オリジナルメニューが改変(追加、変更、削除)されると、それにともなって既に作成されたパーソナライズメニューの内容が更新(追加、変更、削除)される。また、管理サーバから新たなキャンペーンデータが送信され、キャンペーンデータが改変(追加、変更、削除)されると、それにともなって既に作成されたパーソナライズメニューの内容が更新(追加、変更、削除)される。
図20に基づいて、スマートフォン11A〜11Cにおけるパーソナライズメニューの更新手順の一例を説明すると、以下のとおりである。スマートフォン11A〜11Cの利用者は、スマートフォン11A〜11CのスイッチをONにした後、マルチタッチパネル15に表示された初期画面の管理サーバアイコンをクリックする。管理サーバアイコンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cがインターネット16に接続するとともに、インターネット16を介してスマートフォン11A〜11Cが管理サーバ14にログインする。スマートフォン11A〜11Cが管理サーバ14にログインした場合、スマートフォン11A〜11Cのマルチタッチパネル15には、管理サーバ14のWebページ(図示せず)とともに、セルフオーダーコマンド表示画面が表示される(図5援用)。
スマートフォン11A〜11Cの利用者は、マルチタッチパネル15の飲食店一覧表示ボタン5aをクリックする。飲食店一覧表示ボタン5aをクリックすると、管理サーバ14にオリジナルメニューのWebデータを送信した(オリジナルメニューのWebデータが管理サーバ14のハードディスクに記憶された)飲食店の飲食店一覧画面(図示せず)がマルチタッチパネル15に表示される。利用者は、飲食店一覧に表示された飲食店12A〜12Cの中から希望の飲食店12A〜12Cを選択した後(希望の飲食店12A〜12Cを反転させた後)、飲食店確定ボタンをクリックする。飲食店確定ボタンをクリックすると、飲食店確定画面(図示せず)がマルチタッチパネル15に表示される。
利用者がマルチタッチパネル15に表示されたオリジナルメニュー送信ボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14に対してオリジナルメニューのWebデータの送信を要求する。管理サーバ14は、各飲食店サーバ13A〜13Cから新たなオリジナルメニューが送信され(オリジナルメニュー送信手段)、ハードディスクに記憶したオリジナルメニューが更新されている場合、オリジナルメニューのWebデータの送信要求に従い、選択された飲食店12A〜12Cの新たなオリジナルメニューのWebデータをインターネット16を介してスマートフォン11A〜11Cに送信する(オリジナルメニュー送信手段)。なお、管理サーバ14においてオリジナルメニューが更新されていない場合、オリジナルメニュー未更新メッセージがマルチタッチパネル15に表示されるとともに、オリジナルメニューのWebデータの送信は行われない。
利用者がマルチタッチパネル15に表示されたキャンペーンデータ送信ボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14に対してキャンペーンのWebデータの送信を要求する。管理サーバ14は、各飲食店サーバ13A〜13Cから新たなキャンペーンのWebデータが送信され(キャンペーンデータ第1送信手段)、ハードディスクに記憶したキャンペーンのWebデータが更新されている場合、キャンペーンのWebデータの送信要求に従い、選択された飲食店12A〜12Cの新たなキャンペーンのWebデータをインターネット16を介してスマートフォン11A〜11Cに送信する(キャンペーンデータ第2送信手段)。なお、管理サーバ14においてキャンペーンのWebデータが更新されていない場合、キャンペーンデータ未更新メッセージがマルチタッチパネル15に表示されるとともに、キャンペーンのWebデータの送信は行われない。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14から送信された新たな(更新後の)オリジナルメニューのWebデータ(飲食店識別子を含む)を受信すると、図示はしていないが、そのWebデータと飲食店名とをマルチタッチパネル15に表示するとともに、オリジナルメニューWebデータ受信完了メッセージとオリジナルメニュー格納ボタンとをマルチタッチパネル15に表示する(オリジナルメニュー受信手段)。利用者がオリジナルメニュー格納ボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14から送信された新たなオリジナルメニューのWebデータを格納日時および飲食店識別子に関連付けた状態で半導体メモリに記憶(更新)する(オリジナルメニュー記憶手段)。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14から送信された新たな(更新後の)キャンペーンのWebデータ(飲食店識別子を含む)を受信すると、図示はしていないが、そのWebデータと飲食店名とをマルチタッチパネル15に表示するとともに、キャンペーンWebデータ受信完了メッセージとキャンペーンデータ格納ボタンとをマルチタッチパネル15に表示する(キャンペーンデータ受信手段)。利用者がキャンペーンデータ格納ボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14から送信された新たなキャンペーンのWebデータを格納日時および飲食店識別子に関連付けた状態で半導体メモリに記憶(更新)する(キャンペーンデータ記憶手段)。
オリジナルメニューのWebデータやキャンペーンのWebデータを記憶した後、図5のセルフオーダーコマンド表示画面をマルチタッチパネル15に表示する。利用者が図5のセルフオーダーコマンド表示画面のパーソナライズメニュー作成ボタン5fをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、パーソナライズメニュー作成初期画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。パーソナライズメニュー作成初期画面において飲食店一覧表示ボタンや飲食店検索ボタンをクリックし、パーソナライズメニュー作成希望の飲食店12A〜12Cを選択または検索すると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、パーソナライズメニューデータ入力画面をマルチタッチパネル15に表示する(図6援用)。
利用者は、既に入力された属性データ(スマートフォン11A〜11Cの半導体メモリに記憶された属性データ)を改変(追加、変更、削除)する場合、パーソナライズメニューデータ入力画面の飲食店名表示エリア6aに表示された飲食店名を確認した後、利用者が属性入力ボタン6dをクリックする。属性入力ボタン6dをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、属性入力画面をマルチタッチパネル15に表示する(図7援用)。
嗜好データを改変(更新)する場合、利用者は、嗜好データ入力エリア7bをクリックし、嗜好データ入力エリア7b、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してその嗜好データ入力エリア7bに新たな嗜好を入力する。嗜好データ入力エリア7bに新たなデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。なお、嗜好データを改変しない場合、嗜好データ入力エリア7bへの嗜好データの入力は行わない。
お気に入りの飲食物の品目データを改変(更新)する場合、利用者は、お気に入りの飲食物の品目データ入力エリア7cをクリックし、品目データ入力エリア7c、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してその品目データ入力エリア7cに新たなお気に入りの飲食物の品目を入力する。品目データ入力エリア7cに新たなデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。なお、お気に入りの飲食物の品目データを改変しない場合、品目データ入力エリア7cへの品目データの入力は行わない。
利用価格データを改変(更新)する場合、利用者は、利用価格データ入力エリア7dをクリックし、利用価格データ入力エリア7d、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してその利用価格データ入力エリア7dに飲食店12A〜12Cにおいて消費する新たな金額の価格帯、飲食店12A〜12Cにおいて提供される飲食物の最も利用の可能性がある新たな価格帯を入力する。利用価格データ入力エリア7dに新たなデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。なお、利用価格データを改変しない場合、利用価格データ入力エリア7dへの利用価格データの入力は行わない。
注文数ランキングデータを改変(更新)する場合、利用者は、注文数ランキングデータ入力エリア7eをクリックし、注文数ランキングデータ入力エリア7e、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してその注文数ランキングデータ入力エリア7eに選択した飲食店12A〜12Cにおいて注文した飲食物のうちの、1番注文数が多い新たな飲食物を最上位に入力し、そこから下位に向かって注文数の順に新たな飲食物を入力する。注文数ランキングデータ入力エリア7eに新たなデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。なお、注文数ランキングデータを改変しない場合、注文数ランキングデータ入力エリア7eへの注文数ランキングデータの入力は行わない。
アレルギーデータを改変(更新)する場合、利用者は、アレルギーデータ入力エリア7fをクリックし、アレルギーデータ入力エリア7f、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してそのアレルギーデータ入力エリア7fに新たなアレルギーデータを入力する。アレルギーデータ入力エリア7fに新たなデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。なお、アレルギーデータを改変しない場合、アレルギーデータ入力エリア7fへのアレルギーデータの入力は行わない。
カロリーデータを改変(更新)する場合、利用者は、カロリーデータ入力エリア7gをクリックし、カロリーデータ入力エリア7g、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してそのカロリーデータ入力エリア7gに新たなカロリーデータを入力する。カロリーデータ入力エリア7gに新たなデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。なお、カロリーデータを改変しない場合、カロリーデータ入力エリア7gへのカロリーデータの入力は行わない。
アルコール強さデータを改変(更新)する場合、利用者は、アルコール強さデータ入力エリア7hをクリックし、アルコール強さデータ入力エリア7h、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してそのアルコール強さデータ入力エリア7hに新たなアルコール強さデータを入力する。アルコール強さデータ入力エリア7hに新たなデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。なお、アルコール強さデータを改変しない場合、アルコール強さデータ入力エリア7hへのアルコール強さデータの入力は行わない。
コメントデータを改変(更新)する場合、利用者は、コメントデータ入力エリア7iをクリックし、コメントデータ入力エリア7i、入力キー、入力完了ボタンが表示された入力画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示させ、入力キーを利用してそのコメントデータ入力エリア7iにこれまでに飲食物の提供を受けた飲食店12A〜12Cに対する新たなコメントを入力する。コメントデータ入力エリア7iに新たなデータを入力した後、入力完了ボタンをクリックすると、図7の属性入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。なお、コメントデータを改変しない場合、コメントデータ入力エリア7iへのコメントデータの入力は行わない。
各入力エリア7b〜7iに新たなデータを入力した後、入力実行ボタン7jをクリックする。入力実行ボタン7jをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、属性入力データ確認画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。各入力エリア7b〜7iに表示された新たな属性データを確認し、それらデータに誤りがない場合、確認ボタンをクリックする。確認ボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、各入力エリア7b〜7iに表示された属性データを半導体メモリに記憶する(属性データ記憶手段)。新たな属性データは、飲食店の識別子、記憶日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で記憶されるとともに、パーソナライズメニュー使用フラグが付加される。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、新たな属性データを半導体メモリに記憶した後、図6のパーソナライズメニューデータ入力画面をマルチタッチパネル15に表示する。
属性データを入力した後(属性データが半導体メモリに記憶された後)、画像を改変(更新)する場合、パーソナライズメニューデータ入力画面に表示された画像入力ボタン6eをクリックする。画像入力ボタン6eをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、画像入力画面をマルチタッチパネル15に表示する(図8援用)。図8の画像入力画面において画像撮影ボタン8cをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、スマートフォン11A〜11Cを画像撮影モードとする。利用者は、スマートフォン11A〜11Cを使用してパーソナライズメニューに利用する新たな静止画や動画を撮影する。撮影された静止画や動画は、飲食店の識別子、撮影日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で半導体メモリに記憶されるとともに、既撮影の画像表示エリア8bとしてマルチタッチパネル15に表示される。利用者は、既撮影の画像表示エリア8bに表示された画像データのうち、パーソナライズメニューに掲載する画像データを選択し、その画像データを反転させた後、入力実行ボタン8dをクリックする。
入力実行ボタン8dをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、画像入力データ確認画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。画像表示エリアに表示された画像データを確認し、それらデータに誤りがない場合、確認ボタンをクリックする。確認ボタンをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、画像表示エリアに表示された画像データを半導体メモリに記憶する(画像データ記憶手段)。画像表示エリアに表示された画像データは、飲食店識別子、記憶日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で記憶されるとともに、パーソナライズメニュー使用フラグが付加される。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、画像データを半導体メモリに記憶した後、図6のパーソナライズメニューデータ入力画面をマルチタッチパネル15に表示する。
新たな属性データや新たな画像データを入力し、マルチタッチパネル15に図6のパーソナライズメニューデータ入力画面が表示された後、利用者はパーソナライズメニューデータ入力画面のパーソナライズメニュー生成ボタン6fをクリックする。パーソナライズメニュー生成ボタン6fをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、オリジナルメニュー記憶手段によって記憶した新たなオリジナルメニューのWebデータ、キャンペーンデータ記憶手段によって記憶した新たなキャンペーンのWebデータ、入力された新たな属性データおよび新たな画像データをオリジナルメニューに反映させることで、既存のパーソナライズメニューを更新した新たなパーソナライズメニューを作成する(パーソナライズメニュー更新手段)。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、作成(更新)したパーソナライズメニューを飲食店の識別子、記憶日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けた状態で半導体メモリに記憶する(パーソナライズメニュー記憶手段)。パーソナライズメニューを記憶した後、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、パーソナライズメニュー更新完了画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。パーソナライズメニュー更新完了画面には、パーソナライズメニュー更新完了メッセージとともに、データ入力ボタン、初期画面ボタンが表示される。データ入力ボタンをクリックすると、図6のパーソナライズメニューデータ入力画面がマルチタッチパネル15に表示される。
パーソナライズメニューの更新の一例として、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、利用者によって改変された嗜好データやアルコール強さデータ、キャンペーンデータのうちの飲食物のおすすめ品目データを参照し、オリジナルメニューから好きな飲食物やおすすめの飲食物を抽出し、オリジナルメニューからアルコール強さデータに対応した飲食物を抽出するとともに、オリジナルメニューから嫌いな飲食物を削除しておすすめメニューを更新する。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、更新したおすすめメニューを記憶する(おすすめメニュー記憶手段)。更新されたおすすめメニューは、飲食店の識別子、更新日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で半導体メモリに記憶される。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、利用者によって改変されたお気に入りの飲食物品目データや飲食物品目データを参照するとともに、改変されたアレルギーデータやカロリーデータを参照し、オリジナルメニューからお気に入りの飲食物を抽出するとともに、オリジナルメニューからアレルギー対象の飲食物やカロリー超過の飲食物を削除し、お気に入りの品目が並ぶ新たなお気に入りメニューを作成する。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、更新したお気に入りメニューを記憶する(お気に入りメニュー記憶手段)。更新されたお気に入りメニューは、飲食店の識別子、更新日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で半導体メモリに記憶される。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、利用者によって改変された価格帯データを参照し、オリジナルメニューからその価格帯の飲食物を抽出し、新たなリーズナブルメニューを作成する。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、更新したリーズナブルメニューを記憶する(リーズナブルメニュー記憶手段)。更新されたリーズナブルメニューは、飲食店識別子、更新日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で半導体メモリに記憶される。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14から新たに送信されたキャンペーンデータのうちの非公開の品目データ(裏メニューの飲食物の名称)を参照し、新たな裏メニューを作成する。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、更新した裏メニューを記憶する(裏メニュー記憶手段)。更新された裏メニューは、飲食店識別子、更新日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で半導体メモリに記憶される。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14から新たに送信されたキャンペーンデータのうちの特別価格データおよびクーポン券データを参照し、新たな特別価格・クーポン券メニューを作成する。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、更新した特別価格・クーポン券メニューを記憶する(特別価格・クーポン券メニュー記憶手段)。更新された特別価格・クーポン券メニューは、飲食店識別子、更新日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で半導体メモリに記憶される。
スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、管理サーバ14から新たに送信されたキャンペーンデータのうちの試食試飲データを参照し、新たな試食試飲メニューを作成する。スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、更新した試食試飲メニューを記憶する(試食試飲メニュー記憶手段)。更新された試食試飲メニューは、飲食店識別子、更新日時、スマートフォン11A〜11Cの携帯端末特定情報、利用者の個人情報に関連付けられた状態で半導体メモリに記憶される。
パーソナライズメニューが更新された後、利用者が図6のパーソナライズメニューデータ入力画面に表示されたパーソナライズメニューボタン6gをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、飲食店名表示エリア6Aに表示された飲食店の更新されたパーソナライズメニューを半導体メモリから抽出し、パーソナライズメニュー表示画面をマルチタッチパネル15に表示する(パーソナライズメニュー表示手段)(図9,図10援用)。
図10のパーソナライズメニュー表示画面において、利用者がおすすめメニュー表示ボタン10bをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、更新されたおすすめメニュー(品目および価格)を表示したおすすめメニュー表示画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。利用者がお気に入りメニュー表示ボタン10cをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、更新されたお気に入りメニュー(品目および価格)を表示したお気に入りメニュー表示画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。
図10のパーソナライズメニュー表示画面において、利用者がリーズナブルメニュー表示ボタン10dをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、更新されたリーズナブルメニュー(品目および価格)を表示したリーズナブルメニュー表示画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。利用者が裏メニュー表示ボタン10eをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、更新された裏メニュー(品目および価格)を表示した裏メニュー表示画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。
図10のパーソナライズメニュー表示画面において、利用者が特別価格・クーポン券メニュー表示ボタン10fをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、更新された特別価格・クーポン券メニュー(品目および価格)を表示した特別価格・クーポン券メニュー表示画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。利用者が試食・試飲メニュー表示ボタン10gをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、更新された試食・試飲メニュー(品目および価格)を表示した試食・試飲メニュー表示画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。
図10のパーソナライズメニュー表示画面において、利用者がおすすめ席表示ボタン10hをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、更新されたおすすめ席(静止画、動画)を表示したおすすめ席表示画面(図示せず)をマルチタッチパネル15に表示する。利用者が一括表示ボタン10iをクリックすると、スマートフォン11A〜11Cの中央処理部は、更新された全てのメニュー(品目および価格)を表示したパーソナライズメニュー一括表示画面をマルチタッチパネル15に表示する(図11援用)。
パーソナライズメニュー一括表示画面には、飲食店名を表示した飲食店名表示エリア11a、更新されたおすすめメニューを表示したおすすめメニュー表示エリア11b、更新されたお気に入りメニューを表示したお気に入りメニュー表示エリア11c、更新されたリーズナブルメニューを表示したリーズナブルメニュー表示エリア11d、更新された裏メニューを表示した裏メニュー表示エリア11f、更新された特別価格・クーポン券メニューを表示した特別価格・クーポン券メニュー表示エリア11g、更新された試食・試飲メニューを表示した試食・試飲メニュー表示エリア11h、更新されたおすすめ席を表示したおすすめ席表示エリア11iが表示される。さらに、注文ボタン11j、更新ボタン11k、戻るボタン11l、閉じるボタン11mが表示される。
セルフオーダーシステム10は、スマートフォン11A〜11C(高機能携帯端末)において利用者の新たな属性データが入力されて各属性データが改変された場合、新たな画像データが入力されて各画像データが改変された場合、オリジナルメニューが改変された場合、キャンペーンデータが改変された場合、それらによってパーソナライズメニューが更新されるから、各データの改変にともなって新しいパーソナライズメニューが作成され、パーソナライズメニューを各利用者にとって自分の好みに合わせた使い勝手のよい最適なそれに作り替えることができ、各利用者にとって自分の好みに合わせた使い勝手のよい最適なパーソナライズメニューを各利用者が保持する高機能携帯端末のタッチパネルに表示することができる。
スマートフォン11A〜11Cの利用者は、マルチタッチパネル15に特定の飲食店12A〜12Cの更新されたパーソナライズメニューを表示させた後、各パーソナライズメニューの中から注文予定の飲食物を選択(反転)し、図9や図10のパーソナライズメニュー表示画面の注文ボタン9dをクリックすることで、選択した飲食物を注文することができる。
飲食物の注文手順は既述のとおりであり、図12およびその説明を援用することで、その説明は省略する。飲食店サーバ13A〜13Cから管理サーバ14への注文履歴データの送信手順は既述のとおりであり、図13およびその説明を援用することで、その説明は省略する。管理サーバ14から飲食店サーバへ13A〜13Cの注文履歴データの送信手順は既述のとおりであり、図14およびその説明を援用することで、その説明は省略する。