JP2014052727A - スケジュール検索装置、スケジュール検索方法およびスケジュール検索プログラム - Google Patents

スケジュール検索装置、スケジュール検索方法およびスケジュール検索プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】デマンド方式の公共交通機関を利用した訪問型サービスの予約を簡易に行う。
【解決手段】要求受付部40は、ユーザの所在地を訪問して提供される少なくとも1つの訪問型サービスの予約要求を受付ける。第1取得部42は、訪問型サービスの予約を管理する予約管理部41を用いて、訪問型サービスの予約可能な期間を取得する。第2取得部43は、デマンド方式による公共交通機関であるオンデマンド交通の予約システムを用いて、訪問型サービスの提供者をユーザの所在地に送迎可能なオンデマンド交通の運行情報を取得する。検索部44は、取得した予約可能な期間と運行情報とに基づいて、予約要求を受付けた訪問型サービスを提供可能なスケジュールを検索する。
【選択図】図2

Description

本発明は、スケジュール検索装置、スケジュール検索方法およびスケジュール検索プログラムに関する。
高齢化社会の到来や、在宅勤務などのワークスタイルの変化から、外出せずにサービスを享受したいというニーズが増加することが想定される。このようなサービスには、ユーザの自宅などの所在地へ訪問して提供される、医療、介護、美容、家事代行等の訪問型サービスがある。この訪問型サービスは、サービスを提供する提供者が訪問してサービスを提供するため、ネット上のみでは提供できない。ユーザは、各種の訪問型サービスを利用しようとした場合、訪問型サービスを提供する各サイトにアクセスしてその都度予約を行う。
しかし、ユーザは、それぞれの訪問型サービスのサイトにアクセスして個別に予約を行わねばならず煩雑である。また、訪問型サービスの提供者は、予約を受付ける場合に、ユーザの所在地までの移動手段を確保する必要がある。
そこで、医療機関の診察予約システムと交通の予約システムとの間で双方の予約を連携する従来技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2001−265862号公報
しかしながら、従来技術は、医療機関などの施設へユーザが訪問する場合の予約を行うシステムであり、訪問型サービスの提供者が予約したユーザの所在地を訪問してサービスを提供する訪問型サービスに適した予約を行うことはできない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、デマンド方式の公共交通機関を利用した訪問型サービスの予約を簡易に行うことができるスケジュール検索装置、スケジュール検索方法およびスケジュール検索プログラムを提供することを目的とする。
本願に係るスケジュール検索装置は、ユーザの所在地を訪問して提供される少なくとも1つの訪問型サービスの予約要求を受付ける要求受付手段と、前記訪問型サービスの予約を管理する管理手段を用いて、訪問型サービスの予約可能な期間を取得する第1取得手段と、デマンド方式による公共交通機関であるオンデマンド交通の予約システムを用いて、訪問型サービスの提供者を前記所在地に送迎可能なオンデマンド交通の運行情報を取得する第2取得手段と、前記第1取得手段で取得した予約可能な期間と前記第2取得手段で取得した運行情報とに基づいて、前記要求受付手段により予約要求を受付けた訪問型サービスを提供可能なスケジュールを検索する検索手段と、を有することを特徴とする。
本願に係るスケジュール検索装置は、デマンド方式の公共交通機関を利用した訪問型サービスの予約を簡易に行うことができる。
図1は、実施形態に係るシステム全体の概略構成を示す図である。 図2は、実施形態に係るサーバ装置の機能的な構成の一例を示す図である。 図3は、提供可能な期間の検索の一例を説明するための図である。 図4は、複数の訪問型サービスの予約要求を受付けた場合の予定期間の検索の一例を説明するための図である。 図5は、提供可能な期間を複数検索できた場合のケース分けの一例を説明するための図である。 図6は、訪問型サービスの予約の流れを示すシーケンス図である。 図7は、訪問型サービスの予約の流れを示すシーケンス図である。 図8は、スケジュール検索処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、予約処理の手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係るスケジュール検索装置、スケジュール検索方法およびスケジュール検索プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[1.システム全体の概略構成]
まず、図1を参照して、訪問型サービスの予約を行うシステム全体の概略構成について説明する。図1は、実施形態に係るシステム全体の概略構成を示す図である。なお、図1に示すサーバ装置10、オンデマンド交通サービスの予約システム11、事業者端末12、およびユーザ端末13は、それぞれインターネットなどのネットワーク14に接続されており、例えば、アドレス等を指定したアクセスによりネットワーク14を介して互いに通信可能となっている。なお、サーバ装置10が本発明のスケジュール検索装置に対応する。
オンデマンド交通サービスの予約システム11は、ユーザからのオンデマンド交通の予約を受け付け、オンデマンド交通の運行をスケジューリングするシステムである。予約システム11は、オンデマンド交通を実施するそれぞれ地域毎に設けられたシステムでもよく、また、クラウド・コンピューティングにより複数の地域のオンデマンド交通の予約をまとめて受け付けるシステムであってもよい。この複数の地域のオンデマンド交通の予約をまとめて受け付けるシステムの例としては、オンデマンド交通・コンビニクルが挙げられる。本実施形態では、オンデマンド交通サービスの予約システム11は、複数の地域のオンデマンド交通の予約をまとめて受け付けるシステムであるものとする。
予約システム11は、オンデマンド交通サービスで用いられる各種情報を記憶する。例えば、予約システム11は、オンデマンド交通を利用する顧客の顧客情報や、オンデマンド交通で使用する車両の移動経路を示す経路情報、過去の利用実績を示す実績情報、オンデマンド交通で使用する車両に関する車両情報を記憶する。予約システム11は、オンデマンド交通サービスの予約を行うためのAPI(Application Programming Interface)を提供しており、APIを用いてオンデマンド交通サービスの予約を行うことが可能とされている。予約システム11は、出発地、目的地、および、出発日時または到着日時が指定されてオンデマンド交通の予約状況の問い合わせを受信した場合、乗車の予約が可能な出発日時および到着日時を運行情報として回答する。
サーバ装置10は、訪問型サービスの予約を管理し、訪問型サービスの予約の要求を受付けた場合、要求されたサービスを提供可能なスケジュールを検索する検索サービスを提供するサーバ装置である。サーバ装置10は、訪問型サービスの予約の管理に用いる各種情報を記憶する。例えば、サーバ装置10は、予約を管理する訪問型サービスに関する管理情報や、訪問型サービスの予約情報を記憶する。サーバ装置10は、訪問型サービスの予約を管理する管理システムが動作する。管理システムは、訪問型サービス毎に、予約の登録を受付けて予約期間を管理しており、予約可能な期間の問い合わせを受けた場合、例えば、営業時間などサービスの提供が可能な期間内で予約されてない期間を、訪問型サービスの予約が可能な期間として回答する。なお、管理システムは、訪問型サービス毎に設けられ、別なサーバ装置で動作してもよい。例えば、管理システムは、訪問型サービスを提供する事業者毎に設けられ、事業者が管理するサーバ装置上で動作してもよい。本実施形態では、管理システムは、複数の訪問型サービスの予約を管理しており、サーバ装置10上で動作するものとする。
また、サーバ装置10は、訪問型サービスの予約の要求を受付け、予約システム11および管理システムに対して問い合わせを行って、要求されたサービスを提供可能なスケジュールを検索する検索システムが動作する。検索システムは、訪問型サービスの予約を受付けるための各種のAPIを提供する。サーバ装置10は、検索システムが提供するAPIを用いて訪問型サービスの予約を受付ける予約受付のウェブページを提供する。
事業者端末12は、訪問型サービスを提供する事業者によって利用される情報処理装置である。例えば、事業者端末12は、デスクトップ型PC(Personal Computer)、タブレット型PC、ノート型PC、携帯電話機、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等である。
事業者端末12は、サーバ装置10で動作する管理システムにアクセス可能とされている。事業者は、事業者端末12を介して管理システムにアクセスして、訪問型サービスに関する管理情報を管理システムに登録する。また、事業者は、事業者端末12を介して管理システムにアクセスして訪問型サービスの予約情報を取得する。また、事業者は、事業者端末12を介して管理システムにアクセスして、検索システムを介さずに受付けた予約を管理システムに登録する。
ユーザ端末13は、ユーザによって利用される情報処理装置である。例えば、ユーザ端末13は、デスクトップ型PC、タブレット型PC、ノート型PC、携帯電話機、スマートフォン、PDA等である。
ユーザ端末13は、サーバ装置10によって提供される予約受付のウェブページを受信し、受信したウェブページを所定の表示部(ディスプレイ)に表示する。かかるウェブページには、サーバ装置10から予約が可能な訪問型サービスを選択可能に表示した表示領域が設けられており、予約を希望する訪問型サービスを複数選択することも可能とされている。また、ウェブページには、予約希望日時などの条件を指定可能な入力領域が設けられており、予約を希望する日時を指定することも可能とされている。ユーザは、訪問型サービスの予約を行う場合、ユーザ端末13を操作して表示部に表示されたウェブページで、予約を要求する訪問型サービスおよび予約希望日時などの予約条件を指定して、スケジュールの検索実行を指示する。ユーザ端末13は、スケジュールの検索実行が指示されると、ウェブページで指定された予約条件をサーバ装置10へ送信する。
サーバ装置10は、予約条件を受信すると、予約を要求された訪問型サービスの予約可能な期間を管理システムから取得する。また、サーバ装置10は、予約を要求された訪問型サービスの提供者を、ユーザの所在地に送迎可能なオンデマンド交通の運行情報を予約システム11から取得する。そして、サーバ装置10は、取得した予約可能な期間と運行情報とに基づいて、予約要求を受付けた訪問型サービスを提供するスケジュールを検索する。サーバ装置10は、検索されたスケジュールをユーザ端末13に送信してユーザに提示して、スケジュールの選択を受付け、選択されたスケジュールで管理システムに訪問型サービスの予約を行う。
[2.サーバ装置の構成]
次に、本実施形態に係るサーバ装置10についてさらに詳細に説明する。図2は、実施形態に係るサーバ装置の機能的な構成の一例を示す図である。図2に示すように、サーバ装置10は、通信I/F(インタフェース)部20と、記憶部21と、制御部22とを有する。
通信I/F部20は、NIC(Network Interface Card)等のインタフェースである。通信I/F部20は、ネットワーク14を介した他の装置との間で各種のデータを送受信する。このネットワーク14には、他の装置、例えば、予約システム11や、事業者端末12、ユーザ端末13が通信可能に接続される。
通信I/F部20は、ネットワーク14を介してユーザ端末13から予約条件が指定されてスケジュールの検索要求を受信し、検索結果をユーザ端末13へ送信する。また、通信I/F部20は、ネットワーク14を介して予約システム11との間でオンデマンド交通サービスの予約に関する各種データを送受信する。
記憶部21は、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。なお、記憶部21は、上記の種類の記憶装置に限定されるものではなく、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子であってもよい。
記憶部21は、制御部22で実行されるOS(Operating System)やスケジュールの検索に用いる各種プログラムを記憶する。さらに、記憶部21は、制御部22で実行されるプログラムで用いられる各種データを記憶する。例えば、記憶部21は、管理情報30と、予約情報31とを記憶する。
管理情報30は、訪問型サービス毎に、訪問型サービスを提供する提供者の所在地や、営業時間などの訪問型サービスの提供が可能な提供可能期間、訪問型サービスの実施にかかる標準的な実施時間などの所定の実施時間、訪問型サービスの料金等を記憶したデータである。管理情報30は、訪問型サービスを提供する事業者等により予め登録され、後述する検索部44により訪問型サービスを提供可能なスケジュールを検索する際に用いられる。
予約情報31は、訪問型サービス毎に、予約された予約期間、予約ユーザ、予約地点を記憶したデータである。予約情報31は、訪問型サービスを提供する事業者および後述する予約部47により登録され、後述する検索部44により訪問型サービスを提供可能なスケジュールを検索する際に用いられる。
制御部22は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部22は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、図示しない内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。なお、制御部22は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現してもよい。
制御部22は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、制御部22は、要求受付部40と、予約管理部41と、第1取得部42と、第2取得部43と、検索部44と、送信部45と、指定受付部46と、予約部47とを有する。
要求受付部40は、ユーザ端末13から各種の指示を受け付ける。例えば、要求受付部40は、ユーザ端末13から訪問型サービスの予約要求を受け付ける。要求受付部40は、例えば、訪問型サービスの予約を受付ける予約受付のウェブページをユーザ端末13に表示させ、ウェブページから予約を要求する訪問型サービスや予約希望日時などの予約条件の入力を受け付けており、予約条件を指定してスケジュールの検索実行を指示された場合、指定された予約条件での訪問型サービスの予約要求を受付ける。
予約管理部41は、上述した管理システムが対応しており、登録された予約の管理を行う。例えば、予約管理部41は、訪問型サービス毎に、予約された予約期間、予約ユーザを予約情報31に登録して管理する。予約管理部41は、新規の予約の登録要求を受けた場合、登録を要求された予約期間が既に登録済みの予約期間と重ならない場合に、登録を要求された予約期間、予約ユーザ、予約地点など予約の管理に必要な情報を予約情報31に登録する。また、予約管理部41は、予約状況の問い合わせを受けた場合、予約状況を回答する。例えば、予約管理部41は、訪問型サービスおよび日付を指定して予約状況の問い合わせを受けた場合、指定された訪問型サービスについて指定された日付の予約されてない予約可能な期間を予約状況として回答する。なお、予約管理部41は、予約状況として、予約済みの予約期間を回答してもよい。
第1取得部42は、予約管理部41を用いて訪問型サービスの予約可能な期間を取得する。例えば、第1取得部42は、予約管理部41に対して訪問型サービスおよび日付を指定して予約可能な期間の問い合わせを行い、指定した訪問型サービスおよび指定した日付での予約が可能な期間を取得する。なお、予約管理部41が予約状況として予約済みの予約期間を回答する場合、第1取得部42は、管理情報30に記憶された訪問型サービスの提供可能期間から、回答された予約済みの予約期間を除いた期間を特定することにより、訪問型サービスの予約可能な期間を取得してもよい。
第2取得部43は、予約システム11を用いて、訪問型サービスの提供者を、予約を要求したユーザの所在地に送迎可能なオンデマンド交通の運行情報を取得する。例えば、第2取得部43は、通信I/F部20を介して、予約システム11に対して出発地、目的地、および、出発日時または到着日時を指定して予約状況の問い合わせを送信し、オンデマンド交通に関する運行情報を取得する。
検索部44は、第1取得部42および第2取得部43を制御して、予約管理部41から予約可能な期間、予約システム11から運行情報をそれぞれ取得する。そして、検索部44は、取得した予約可能な期間と運行情報とに基づいて、予約要求を受付けた訪問型サービスを提供可能なスケジュールを検索する。例えば、検索部44は、第1取得部42を制御して、予約要求を受付けた訪問型サービスについての予約可能な期間を取得し、第2取得部43を制御して、予約可能な期間の運行情報を取得する。そして、検索部44は、取得した予約可能な期間と運行情報とに基づいて、予約要求を受付けた訪問型サービスの予約可能な期間内で、当該訪問型サービスの提供者が予約を要求したユーザの所在地を訪問して訪問型サービスを提供可能な期間を検索する。
ここで、訪問型サービスを提供可能な期間の検索について説明する。訪問型サービスは、ユーザの所在地を訪問してサービスを行う。このため、訪問型サービスでは、訪問型サービスの予約可能な期間がサービスの標準的な実施時間以上あるかだけではなく、前の予約の予約地点から移動時間および後の予約の予約地点への移動時間も含めた期間により、予約が可能か否かを判定する必要がある。そこで、検索部44は、訪問型サービスの予約可能な期間内で、当該訪問型サービスの提供者が予約を要求したユーザの所在地を訪問して当該訪問型サービスの所定の実施時間を経過した後に次の予約地点へ移動可能な期間を、提供可能な期間として検索する。
図3は、提供可能な期間の検索の一例を説明するための図である。図3の例では、ユーザから予約要求を受け付けた予約希望日時の近辺に既に訪問型サービスの予約R1、R2があるものとする。例えば、検索部44は、第1取得部42により予約管理部41に対して、予約希望日を指定して予約可能な期間の問い合わせを行う。
予約管理部41は、予約R1、R2の間の期間を予約可能な期間TLを回答する。
検索部44は、予約管理部41から予約可能な期間TLを得ると、訪問型サービスの予約可能な期間TLの開始時刻TLsを出発時刻、前の予約R1の予約地点を出発地、予約を要求したユーザの所在地を目的地として第2取得部43により予約システム11に対して問い合わせを行う。なお、検索部44は、予約可能な期間TLが後述する他の訪問型サービスの予約の予定期間と重複する場合、重複した期間を除いた期間を予約可能な期間TLとして予約可能な期間の検索を行う。
予約システム11は、出発時刻TLs以降で、出発地から目的地へ移動し、乗車の予約が可能であるオンデマンド交通の出発日時や到着日時を運行情報として回答する。例えば、予約システム11は、出発時刻TLs以降で、出発日時T1、到着日時T2で出発地から目的地へ移動する運行情報として回答する。
検索部44は、予約システム11から回答されたオンデマンド交通の到着日時T2から、管理情報30に記憶された、予約要求された訪問型サービスの所定の実施時間TMを経過したサービスの終了予定時刻T3を求める。そして、検索部44は、サービスの終了予定時刻T3を出発時刻、予約を要求したユーザの所在地を出発地、次の予約R2の予約地点を目的地として第2取得部43により予約システム11に対して問い合わせを行う。
予約システム11は、出発時刻以降で、出発地から目的地へ移動し、乗車の予約が可能であるオンデマンド交通の到着日時を運行情報として回答する。例えば、予約システム11は、出発時刻T3以降で、出発日時T4、到着日時T5で出発地から目的地へ移動する運行情報として回答する。
検索部44は、回答された到着日時T5が、予約可能な期間TL内であれば、前の予約R1の予約地点の出発時刻T1から次の予約R2の予約地点の到着時刻T5を、訪問型サービスを提供可能な期間と特定する。
なお、予約可能な期間TLの開始時刻TLsを基準として、提供可能な期間を特定したが提供可能な期間の検索方法は、これに限定されるものではない。例えば、予約可能な期間TLの終了時刻TLeを基準として、提供可能な期間を特定してもよい。例えば、検索部44は、予約可能な期間TLの終了時刻TLeを到着日時と指定し、予約を要求したユーザの所在地を出発地、次の予約R2の予約地点を目的地として第2取得部43により予約システム11に対して問い合わせを行って、予約可能な期間TLの終了時刻までに次の予約R2の予約地点へ移動が可能な、ユーザの所在地からの出発日時および次の予約の予約地点への到着時刻を予約システム11から取得する。検索部44は、取得したユーザの所在地からの出発日時から訪問型サービスの実施時間前のサービスの開始予定時刻を求める。そして、検索部44は、サービスの開始予定時刻を到着日時と指定し、前の予約の予約地点を出発地、予約を要求したユーザの所在地を目的地として第2取得部43により予約システム11に対して問い合わせを行って、前の予約の予約地点からの出発日時を予約システム11から取得し、前の予約の予約地点からの出発日時が予約可能な期間TL内であれば予約可能と判定して、前の予約の予約地点からの出発日時から次の予約の予約地点への到着時刻を、訪問型サービスを提供可能な期間と特定してもよい。
また、例えば、検索部44は、予約可能な期間TLの終了時刻までに次の予約R2の予約地点へ移動が可能な、ユーザの所在地からの出発日時を予約システム11から取得し、前の予約R1の予約地点からユーザの所在地への到着時刻と、ユーザの所在地から次の予約R2の予約地点への出発時刻との間の期間が、訪問型サービスの実施時間以上あれば訪問型サービスを提供可能と判定してもよい。この場合、提供可能な期間は、前の予約の予約地点からユーザの所在地への到着時刻と、ユーザの所在地から次の予約の予約地点への出発時刻との間の期間で定めればよい。例えば、予約可能な期間TLの開始時刻TLsを基準として、提供可能な期間を特定してもよく、予約可能な期間TLの終了時刻TLeを基準として、提供可能な期間を特定してもよい。
検索部44は、複数の訪問型サービスの予約要求を受付けた場合、複数の訪問型サービスについて順に、訪問型サービスを提供可能な期間を検索し、提供可能な期間がある場合、当該提供可能な期間を訪問型サービスの予定期間として、予定期間の前後で、予約要求を受付けた複数の訪問型サービスの提供可能な期間の検索を行う。提供可能な期間を検索する検索順序は、管理者が各訪問型サービスの優先度を定め、優先度の高い順としてもよい。また、検索順序は、ユーザから指定を受付けてもよい。また、検索順序は、予約情報31から予約要求を受付けた各訪問型サービスの混雑度を求め、混雑度の高い順としてもよい。混雑度は、例えば、提供可能期間に対する予約期間の割合から求める。また、複数の訪問型サービスについて、異なる複数の検索順序でそれぞれ訪問型サービスを提供可能な期間を検索してそれぞれスケジュールを求めてもよい。
図4は、複数の訪問型サービスの予約要求を受付けた場合の予定期間の検索の一例を説明するための図である。例えば、訪問型サービスA、B、Cが予約要求を受付けた場合、検索部44は、訪問型サービスA、B、Cの順に、最初に、訪問型サービスAを提供可能な期間Taを検索し、期間Taがある場合、期間Taを訪問型サービスAの予定期間とする。次に、検索部44は、期間Taの前後で訪問型サービスBを提供可能な期間Tbを検索し、期間Tbがある場合、期間Tbを訪問型サービスBの予定期間とする。次に、検索部44は、期間Ta、期間Tbの前後で訪問型サービスCを提供可能な期間Tcを検索し、期間Tcがある場合、期間Tcを訪問型サービスCの予定期間とする。一方、例えば、期間Tbがない場合、検索部44は、期間Taの前後で訪問型サービスCを提供可能な期間Tcを検索し、期間Tcがある場合、期間Tcを訪問型サービスCの予定期間とする。
検索部44は、訪問型サービスについての提供可能な期間を複数検索できた場合、それぞれの提供可能な期間を別に予定期間としたケースに分けてスケジュールを検索する。
図5は、提供可能な期間を複数検索できた場合のケース分けの一例を説明するための図である。例えば、訪問型サービスBについて提供可能な期間Tb1、期間Tb2と複数ある場合、検索部44は、期間Tb1を訪問型サービスBの予定期間とした場合と、期間Tb2を訪問型サービスBの予定期間とした場合にスケジュールを分けて、それぞれ訪問型サービスCを提供可能な期間Tcを検索する。
検索部44は、このように予約要求を受付けた各訪問型サービスについて順に提供可能な予定期間を検索することにより、予約要求を受付けた各訪問型サービスを提供可能なスケジュールを1つ以上検索する。
送信部45は、検索部44により検索された各スケジュールを選択候補としてユーザ端末13へ送信して予約受付のウェブページに検索結果として表示させる。なお、スケジュールが多数求められた場合、表示領域を多く消費し、ユーザもスケジュールを判別しづらくなる。そこで、送信部45は、提供可能な訪問型サービスの数が多いスケジュールから順に所定個(例えば、3個)のスケジュールを選択候補として要求元へ送信してもよい。提供可能な訪問型サービスの数が同じスケジュールが複数ある場合は、例えば、最初の訪問型サービスの開始時間から最後の訪問型サービスの終了時間までの期間が短いものから優先して送信するようにしてもよい。また、各訪問型サービスの間の開き時間を求め、開き時間の短いものから優先して送信するようにしてもよい。また、各訪問型サービスについて、それぞれ前後の予約からの待ち時間を求め、待ち時間の短いものから優先して送信するようにしてもよい。さらに、オンデマンド交通から移動費用が回答される場合、移動費用の合計が少ないものから優先して送信するようにしてもよい。また、当該ユーザや他のユーザの過去の履歴から、承認率の高い組み合わせを学習して優先的に表示するようにしてもよい。例えば、ユーザが過去に予約を行った訪問型サービスの組み合わせを履歴情報として記憶部21に記憶し、各スケジュールにより提供される訪問型サービスの組み合わせと、履歴情報により示される過去の予約を行った訪問型サービスの組み合わせとの適合度合いを求め、適合度合いの高いスケジュールから優先して送信してもよい。
ユーザは、ユーザ端末13に表示されたスケジュールを参照することにより、それぞれのスケジュールにおいて各訪問型サービスが提供される予定時刻を把握できる。この予約受付のウェブページでは、表示した候補からスケジュールを選択可能とされている。ユーザは、予約受付のウェブページに表示された候補の中から希望するスケジュールを選択する。
指定受付部46は、選択候補からスケジュールの指定を受け付ける。例えば、指定受付部46は、複数のスケジュールが表示された予約受付のウェブページにより、ユーザが利用を希望するスケジュールの指定を受け付けており、ウェブページによりスケジュールの指定を受け付ける。
予約部47は、予約システム11に対して、指定受付部46で受け付けたスケジュールで、訪問型サービスおよびオンデマンド交通の予約を行う。例えば、予約部47は、予約管理部41に対して、スケジュールに含まれる各訪問型サービスの予定期間の予約の登録を要求し、各訪問型サービスの予約を予約情報31に登録する。また、予約部47は、通信I/F部20を介して、予約システム11に対して、スケジュールに含まれるオンデマンド交通による移動部分について、それぞれ出発地、目的地、出発日時および到着日時での予約の依頼を送信して、オンデマンド交通の予約を行う。ここで、予約システム11には、例えば、訪問型サービスの提供者が前の予約の予約地点から一旦事業所へ戻り、また、事業所から後の予約の予約地点へ移動するなど、前の予約の予約地点からの移動および後の予約の予約地点へ移動の予約の予約が行われている場合がある。この前の予約の予約地点からの移動および後の予約の予約地点へ移動の予約は、新たな訪問型サービスの予約地点への移動の予約が行われたことにより、使用されなくなる予約である。そこで、予約部47は、使用されなくなる予約のキャンセルを依頼して、使用されなくなる予約のキャンセルを併せて行ってもよい。例えば、予約情報31にそれぞれの予約で使用されるオンデマンド交通の予約番号が記憶されている場合、予約部47は、予約情報31に記憶された予約番号を用いて前の予約の予約地点からの移動および後の予約の予約地点へ移動の予約のキャンセルを依頼してもよい。また、例えば、予約システム11が問い合わせに対して予約済みのオンデマンド交通の予約状況を回答する場合、予約部47は、訪問型サービスの提供者に関する予約状況を問い合わせし、回答された予約状況から前の予約の予約地点からの移動および後の予約の予約地点へ移動の予約を特定して予約のキャンセルを依頼してもよい。
予約システム11は、予約の依頼を受信すると、依頼された内容でオンデマンド交通の予約を行い、予約の結果をサーバ装置10へ通知する。また、予約システム11は、予約のキャンセルの依頼を受信すると、キャンセルを依頼された予約のキャンセルを行う。
送信部45は、スケジュールに含まれる各訪問型サービスの予約が完了し、かつ予約システム11から予約の結果が通知されると、スケジュールに沿って、通知されたオンデマンド交通の予約の結果と訪問型サービスの予約の結果とをマージしてユーザ端末13へ送信して予約受付のウェブページに予約結果として表示させる。
これにより、ユーザは、ユーザ端末13に表示された予約結果を参照することにより、予約されたスケジュールを把握できる。
[3.スケジュール検索の流れ]
次に、本実施形態に係るサーバ装置10によるスケジュールを検索する流れを説明する。図6および図7は、訪問型サービスの予約の流れを示すシーケンス図である。
図6に示すように、ユーザは、ユーザ端末13に表示された予約受付のウェブページから予約を要求する訪問型サービスや予約希望日時などの予約条件を指定してスケジュールの検索実行を指示する(S10)。図6の例は、予約条件として、予約希望日時、予約を希望する訪問型サービスA、B、Cが指定された場合を示している。
サーバ装置10は、APIを介して予約条件を検索システムに受け渡し(S11)、検索システムにより予約条件で要求されたサービスを提供可能なスケジュールを検索する。例えば、サーバ装置10は、訪問型サービスA、B、Cの順に、次の処理を行う。最初に、サーバ装置10は、予約希望日の予約可能な期間を取得する(S12)。また、サーバ装置10は、予約情報31から訪問型サービスの前後の予約の予約地点を求める(S13)。そして、サーバ装置10は、訪問型サービスの提供者が予約を要求したユーザの所在地を訪問して訪問型サービスを提供可能な期間を検索する(S14)。例えば、サーバ装置10は、予約希望時間が指定されている場合、予約システム11に対して、予約希望時間までに前の予約の予約地点からユーザの所在地に到着可能なオンデマンド交通の問い合わせを行う(S15)。また、サーバ装置10は、次の予約の開始時刻までにユーザの所在地から次の予約の予約地点に到着可能なオンデマンド交通の問い合わせを行う(S15)。
予約システム11は、それぞれの問い合わせに対して運行計画を計算し(S16)、運行情報を回答する(S17)。
サーバ装置10は、ユーザに対してサービスが提供可能か判定し、サービスが提供可能である場合、提供可能な期間を訪問型サービスの予定期間とする(S18)。例えば、前の予約地点からの到着時刻と次の予約地点への出発時刻の間の期間が所定の実施時間以上であるか否か判定し、所定の実施時間以上である場合、サービスが提供可能と判定する。
サーバ装置10は、予約可能な期間が複数あり、提供可能な期間の検索を行っていない予約可能な期間があるか判定し(S19)、提供可能な期間の検索を行っていない予約可能な期間がある場合(S19肯定)、S14へ戻り、提供可能な期間の検索を行っていない他の予約可能な期間について、提供可能な期間の検索を行う。一方、サーバ装置10は、提供可能な期間を検索していない予約可能な期間がない場合(S19否定)、予約条件で要求された全サービスについて検索が完了したか否か判定する(S20)。
サーバ装置10は、検索が完了してないサービスがある場合(S20否定)、S12へ戻り、検索が完了してない訪問型サービスについてサービスが提供可能であるかを検索する。
一方、サーバ装置10は、全サービスについて検索が完了した場合(S20肯定)、検索された各スケジュールを選択候補としてユーザ端末13へ送信(S21)して予約受付のウェブページに検索結果として表示させる。
図7に示すように、ユーザは、選択候補の中から希望するスケジュールを選択する(S30)。
サーバ装置10は、APIを介して選択されたスケジュールを検索システムに受け渡し(S31)、検索システムにより、選択されたスケジュールでの訪問型サービスおよびオンデマンド交通の予約を行う(S32)。例えば、サーバ装置10は、受け付けたスケジュールに含まれる各訪問型サービスの予定期間の予約を予約情報31に登録する(S33)。また、サーバ装置10は、通信I/F部20を介して、予約システム11に対して、選択されたスケジュールに含まれるオンデマンド交通による移動部分について、それぞれ出発地、目的地、出発日時および到着日時での予約の依頼を送信して、オンデマンド交通の予約を行う(S34)。なお、この際、サーバ装置10は、予約システム11に対して、前の予約の予約地点からの移動および後の予約の予約地点へ移動の予約のキャンセルを依頼して、使用されなくなる予約のキャンセルを併せて行ってもよい。
予約システム11は、依頼された内容でオンデマンド交通の予約を行い(S35)、予約の結果をサーバ装置10へ通知する(S36)。
サーバ装置10は、スケジュールに含まれる各訪問型サービスの予約が完了し、かつ予約システム11から予約の結果が通知されると、ユーザ端末13へ予約結果を通知する(S37)。
一方、訪問型サービスを提供する事業者は、事業者端末12を介して管理システムにアクセスして予約情報31に記憶された訪問型サービスの予約状況を取得する(S38)。
[4.作用(サーバ装置10の動作)]
次に、本実施形態に係るサーバ装置10の作用について説明する。まず、本実施形態に係るサーバ装置10が訪問型サービスを提供するスケジュールを検索するスケジュール検索処理の流れを説明する。図8は、スケジュール検索処理の手順を示すフローチャートである。このスケジュール検索処理は、所定のタイミング、例えば、ユーザ端末13から訪問型サービスの予約要求を受け付けたタイミングで実行される。
図8に示すように、検索部44は、予約要求を受付けた訪問型サービスが複数であるか否か判定する(S50)。予約要求を受付けた訪問型サービスが複数である場合(S50肯定)、検索部44は、所定の検索順序の順に、予約要求を受付けた複数の訪問型サービスから検索対象の訪問型サービスを特定し(S51)、後述するS53へ移行する。一方、予約要求を受付けた訪問型サービスが1つである場合(S50否定)、検索部44は、検索順序の順に、予約要求を受付けた1つの訪問型サービスを検索対象の訪問型サービスと特定し(S52)、後述するS53へ移行する。
検索部44は、第1取得部42を制御して、検索対象の訪問型サービスについての予約可能な期間を取得する(S53)。また、検索部44は、第2取得部43を制御して、予約可能な期間内での、前の予約の予約地点から予約を要求したユーザの所在地、および、予約を要求したユーザの所在地から次の予約の予約地点へのオンデマンド交通の運行情報を取得する(S54)。そして、検索部44は、取得した予約可能な期間と運行情報とに基づいて、検索対象の訪問型サービスの予約可能な期間内で、当該訪問型サービスの提供者が予約を要求したユーザの所在地を訪問して訪問型サービスを提供可能な期間を検索する(S55)。検索部44は、検索の結果、訪問型サービスを提供可能な期間があるか否か判定する(S56)。訪問型サービスを提供可能な期間がある場合(S56肯定)、検索部44は、提供可能な期間を訪問型サービスの予定期間としてスケジュールに記憶する(S57)。なお、提供可能な期間を複数ある場合、検索部44は、各提供可能な期間をそれぞれ別に記憶したスケジュールを作成する。
検索部44は、予約要求を受付けた全ての訪問型サービスについて、提供可能な期間の検索を行ったか否かを判定する(S58)。提供可能な期間の検索を行っていない訪問型サービスがある場合(S58否定)、上記S51へ移行する。一方、全ての訪問型サービスについて、提供可能な期間の検索が行われた場合(S58肯定)、検索された各スケジュールを選択候補としてユーザ端末13へ送信して(S58)、予約受付のウェブページに検索結果のウェブページに検索結果を表示させ、処理を終了する。
次に、本実施形態に係るサーバ装置10が、訪問型サービスおよびオンデマンド交通の予約を行う予約処理の流れを説明する。図9は、予約処理の手順を示すフローチャートである。この予約処理は、所定のタイミング、例えば、ユーザ端末13で選択候補からスケジュールの選択を受け付けたタイミングで実行される。
図9に示すように、予約部47は、受け付けたスケジュールに含まれる各訪問型サービスの予定期間の予約を予約情報31に登録する(S70)。予約部47は、予約システム11に対して、選択されたスケジュールに含まれるオンデマンド交通による移動部分について、それぞれ出発地、目的地、出発日時および到着日時での予約の依頼を送信して、オンデマンド交通の予約を行う(S71)。
送信部45は、スケジュールに含まれる各訪問型サービスの予約が完了し、かつ予約システム11から予約の結果が通知されると、スケジュールに沿って、通知されたオンデマンド交通の予約の結果と訪問型サービスの予約の結果とをマージしてユーザ端末13へ送信して(S72)、予約受付のウェブページに予約結果として表示させ、処理を終了する。
[5.効果]
このように、サーバ装置10は、ユーザの所在地を訪問して提供される少なくとも1つの訪問型サービスの予約要求を受付ける。サーバ装置10は、訪問型サービスの予約を管理する予約管理部41を用いて、訪問型サービスの予約可能な期間を取得する。サーバ装置10は、オンデマンド交通の予約システム11を用いて、訪問型サービスの提供者をユーザの所在地に送迎可能なオンデマンド交通の運行情報を取得する。そして、サーバ装置10は、取得した予約可能な期間と取得した運行情報とに基づいて、予約要求を受付けた訪問型サービスを提供可能なスケジュールを検索する。このように、サーバ装置10は、訪問型サービスの予約可能な期間と、オンデマンド交通の運行情報とに基づいて、訪問型サービスを提供するスケジュールを検索するので、デマンド方式の公共交通機関を利用した訪問型サービスの予約を簡易に行うことができる。
また、サーバ装置10は、取得した予約可能な期間と運行情報とに基づいて、予約要求を受付けた訪問型サービスの予約可能な期間内で当該訪問型サービスの提供者がユーザの所在地を訪問して訪問型サービスを提供可能な期間を検索する。これにより、サーバ装置10は、ユーザに対して訪問型サービスを提供可能なスケジュールを適切に検索できる。
また、サーバ装置10は、複数の訪問型サービスの予約要求を受付けた場合、当該複数の訪問型サービスについて順に、当該訪問型サービスを提供可能な期間を検索し、提供可能な期間がある場合、当該提供可能な期間を訪問型サービスの予定期間として、予定期間の前後で複数の訪問型サービスの提供可能な期間の検索を行う。これにより、サーバ装置10は、複数の訪問型サービスの予約要求を受付けた場合でも、ユーザに対して各訪問型サービスを提供可能なスケジュールを適切に検索できる。
また、サーバ装置10は、訪問型サービスの予約可能な期間内で、当該訪問型サービスの提供者がユーザの所在地を訪問して当該訪問型サービスの所定の実施時間を経過した後に次の予約地点へ移動可能な期間を、提供可能な期間として検索する。これにより、サーバ装置10は、訪問型サービスの提供者の移動時間まで含めて、予約可能であるかを判断して、予約を行うことができる。
また、サーバ装置10は、訪問型サービスについての提供可能な期間が複数検索できた場合、それぞれの提供可能な期間を別に予定期間としたケースに分けてスケジュールを複数検索する。サーバ装置10は、検索された複数のスケジュールを選択候補として要求元へ送信する。サーバ装置10は、選択候補からスケジュールの指定を受け付ける。そして、サーバ装置10は、受け付けたスケジュールで予約管理部41および予約システム11に対して予約を行う。これにより、サーバ装置10は、ユーザが複数のスケジュールから希望するスケジュールを選択して予約を行うことができる。
また、サーバ装置10は、提供可能な訪問型サービスの数が多いスケジュールから順に所定個のスケジュールを選択候補として要求元へ送信する。これにより、サーバ装置10は、提供可能な訪問型サービスの数が多いスケジュールを選択候補とするため、ユーザが希望した訪問型サービスをより多く提供するスケジュールを選択しやすくなる。
また、サーバ装置10は、予約を要求する日付の指定を受付ける。そして、サーバ装置10は、指定された日付で、予約要求を受付けた訪問型サービスを提供するスケジュールを検索する。これにより、サーバ装置10は、ユーザが指定された日付で訪問型サービスを提供するスケジュールを提供できる。
[6.その他]
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
例えば、上記の実施形態では、検索されたスケジュールをユーザに提示して選択させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、検索されたスケジュールで訪問型サービスおよびオンデマンド交通の予約を行うものとしてもよい。例えば、複数のスケジュールが検索された場合は、提供可能な訪問型サービスの数が多く、最初の訪問型サービスの開始時間から最後の訪問型サービスの終了時間までの期間が短いスケジュールで訪問型サービスおよびオンデマンド交通の予約を行うものとしてもよい。
また、上記の実施形態では、訪問型サービスの予約希望日時をユーザが指定する場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、所定時間までに訪問型サービスの予約要求を受付けた場合は、要求を受付けた当日でスケジュールを検索し、所定時間以降に訪問型サービスの予約要求を受付けた場合は、要求を受付けた次の日でスケジュールを検索するなど、スケジュールの検索を行う日、システムが定めてよい。また、要求を受付けた日から一定期間(例えば、1週間)の間のそれぞれの日で、スケジュールの検索を行い、提供可能な訪問型サービスの数が多く、日付けが近いものから順にスケジュールを選択候補としてユーザ端末13へ送信してもよい。また、予約希望日時は、複数の日付や予約希望期間で指定できるものとしてもよい。
また、上述したサーバ装置10は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「手段」は、「部(section、module、unit)」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、検索手段は、検索部や検索回路に読み替えることができる。
10 サーバ装置
11 予約システム
21 記憶部
22 制御部
30 管理情報
31 予約情報
40 要求受付部
41 予約管理部
42 第1取得部
43 第2取得部
44 検索部
45 送信部
46 指定受付部
47 予約部

Claims (9)

  1. ユーザの所在地を訪問して提供される少なくとも1つの訪問型サービスの予約要求を受付ける要求受付手段と、
    前記訪問型サービスの予約を管理する管理手段を用いて、訪問型サービスの予約可能な期間を取得する第1取得手段と、
    デマンド方式による公共交通機関であるオンデマンド交通の予約システムを用いて、訪問型サービスの提供者を前記所在地に送迎可能なオンデマンド交通の運行情報を取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段で取得した予約可能な期間と前記第2取得手段で取得した運行情報とに基づいて、前記要求受付手段により予約要求を受付けた訪問型サービスを提供可能なスケジュールを検索する検索手段と、
    を有することを特徴とするスケジュール検索装置。
  2. 前記検索手段は、前記第1取得手段で取得した予約可能な期間と前記第2取得手段で取得した運行情報とに基づいて、予約要求を受付けた訪問型サービスの予約可能な期間内で当該訪問型サービスの提供者が前記所在地を訪問して訪問型サービスを提供可能な期間を検索する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスケジュール検索装置。
  3. 前記検索手段は、複数の訪問型サービスの予約要求を受付けた場合、前記複数の訪問型サービスについて順に、当該訪問型サービスを提供可能な期間を検索し、提供可能な期間がある場合、当該提供可能な期間を訪問型サービスの予定期間として、予定期間の前後で前記複数の訪問型サービスの提供可能な期間の検索を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載のスケジュール検索装置。
  4. 前記検索手段は、訪問型サービスの予約可能な期間内で、当該訪問型サービスの提供者が前記所在地を訪問して当該訪問型サービスの所定の実施時間を経過した後に次の予約地点へ移動可能な期間を、前記提供可能な期間として検索する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のスケジュール検索装置。
  5. 前記検索手段は、訪問型サービスについての提供可能な期間が複数検索できた場合、それぞれの提供可能な期間を別に予定期間としたケースに分けてスケジュールを複数検索し、
    前記検索手段により検索された複数のスケジュールを選択候補として要求元へ送信する送信手段と、
    前記選択候補からスケジュールの指定を受け付ける指定受付手段と、
    前記指定受付手段により受け付けたスケジュールで前記管理手段および前記予約システムに対して予約を行う予約手段と、
    をさらに有することを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載のスケジュール検索装置。
  6. 前記送信手段は、提供可能な訪問型サービスの数が多いスケジュールから順に所定個のスケジュールを選択候補として要求元へ送信する
    をさらに有することを特徴とする請求項5に記載のスケジュール検索装置。
  7. 前記要求受付手段は、予約を要求する日付の指定を受付け、
    前記検索手段は、前記要求受付手段により指定された日付で、予約要求を受付けた訪問型サービスを提供するスケジュールを検索する
    をさらに有することを特徴とする請求項1〜6の何れか1つに記載のスケジュール検索装置。
  8. コンピュータが実行するスケジュール検索方法であって、
    ユーザの所在地を訪問して提供される少なくとも1つの訪問型サービスの予約要求を受付ける要求受付工程と、
    前記訪問型サービスの予約を管理する管理手段を用いて、訪問型サービスの予約可能な期間を取得する第1取得工程と、
    デマンド方式による公共交通機関であるオンデマンド交通の予約システムを用いて、訪問型サービスの提供者を前記所在地に送迎可能なオンデマンド交通の運行情報を取得する第2取得工程と、
    前記第1取得工程で取得した予約可能な期間と前記第2取得工程で取得した運行情報とに基づいて、前記要求受付工程により予約要求を受付けた訪問型サービスを提供可能なスケジュールを検索する検索工程と、
    を有することを特徴とするスケジュール検索方法。
  9. ユーザの所在地を訪問して提供される少なくとも1つの訪問型サービスの予約要求を受付ける要求受付手順と、
    前記訪問型サービスの予約を管理する管理手段を用いて、訪問型サービスの予約可能な期間を取得する第1取得手順と、
    デマンド方式による公共交通機関であるオンデマンド交通の予約システムを用いて、訪問型サービスの提供者を前記所在地に送迎可能なオンデマンド交通の運行情報を取得する第2取得手順と、
    前記第1取得手順で取得した予約可能な期間と前記第2取得手順で取得した運行情報とに基づいて、前記要求受付手順により予約要求を受付けた訪問型サービスを提供可能なスケジュールを検索する検索手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするスケジュール検索プログラム。
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