JP2014052541A - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光偏向器202により偏向走査された反射光束の経路上に設置されるガラス板203を保持するとともに、光学箱101に設置された光偏向器202の上部以外を覆う整流部材201を備え、整流部材201は、回転多面鏡202bの回転軸と略同軸とする半円筒部201aを具備し、半円筒部201aの上部には、回転多面鏡202bの上部を部分的に覆うひさし部201bが一体的に形成されている。回転多面鏡202bの周囲は、第1カバー部材104と、第1および第2スポンジ部材204、205と、整流部材201とによって略密閉されている。
【選択図】図5
Description
図1ないし図10を参照して、第1の実施形態を説明する。まず、図10を参照して、光走査装置100Aを搭載したカラー画像形成装置500の構成の概要を動作とともに説明する。
感光体ドラム501を有する画像形成ステーションではイエロー(Y)のトナー画像が、感光体ドラム502を有する画像形成ステーションではマゼンタ(M)のトナー画像が、感光体ドラム503を有する画像形成ステーションではシアン(C)のトナー画像が、感光体ドラム504を有する画像形成ステーションではブラック(Bk)のトナー画像がそれぞれ形成される。
シート状記録媒体の一例としての記録紙510は、給紙トレイ607から給紙コロ608により最上のものから順に1枚ずつ給紙され、レジストローラ対609により副走査方向(給紙方向)の記録開始のタイミングに合わせて転写部位へ送り出される。
4つの感光体ドラム501、502、503、504は、図10に示す中間転写ベルト606の移動方向505に沿って等間隔で配列され、順次異なる色のトナー像を中間転写ベルト606上に転写して重ね合わせることでカラー画像を形成する。
各回転多面鏡202bの回転方向は同一であるので、各々の書き出し開始位置が一致するように画像を書き込んでいく。従って、走査方向は各画像形成ステーションで同一の方向となる。
図1〜図3に示すように、光走査装置100は、光ビームを射出する光源を含む光源ユニット400と、該光源からの光ビームを偏向走査する複数の反射面としてのミラー部202cを有する回転多面鏡202bを具備する光偏向器202と、偏向走査された光ビームを被走査面に導き結像する走査レンズ301を含む光学素子と、光源ユニット400、偏向器202および前記光学素子を収容する光学箱101と、光学箱101に設置された光偏向器202の上方を覆う第1のカバー部材としての第1カバー部材104等とを有する。
光源としては、少なくとも1つ以上の発光点を有し、感光体ドラム501、502の被走査面を複数の光ビームが同時に走査する対構成の半導体レーザ(LD)が用いられる。
図6および図7に示すように、整流部材201は、回転多面鏡202bの回転軸と略同軸とし、ガラス板203と対向する部分が開口した部分円筒部としての半円筒部201aと、ひさし部201b等とが、適宜の樹脂で一体形成されている。これにより、整流部材201を製作する場合のコストダウンを図れる。
整流部材201の半円筒部201aは、回転多面鏡202bの高速回転駆動により発生する乱流を整え、回転多面鏡202bの風損を低減する効果を持っている。また、R1<R2の関係を満たすように設定されていることにより、ジッター低減効果もある。
半円筒部201aのひさし部201bは、回転多面鏡202bが回転駆動される際に発生する気流の入流を低減する目的で設定されている。回転多面鏡202bの周囲の構成は、塵埃・ごみ等の混入を防ぐ目的での密閉状態であるが、コストを踏まえ安価な構成を採ると、略密閉となる。その結果、回転多面鏡202b自体の駆動熱により、略密閉空間は圧力が高くなり、外部への空気の移動が発生するようになる。また、略密閉空間が冷えてくると、逆に外部から空気を流入し始める。この理由から略密閉構成では、空気の出入り自体を完全に規制できない。
従来、回転多面鏡の光速回転駆動による乱流の影響は、それ自体回転多面鏡に微細な振動を与え、ジッター(回転ムラ)を発生させることが知られており、この周囲の乱流による風損を低減することが課題であった。
しかしながら、この周囲を取り巻く気流は、ミラー部を曇らせることも知られている。すなわち、図9に示すように、回転多面鏡202bの出力軸に対し時計方向に回転駆動した場合の、回転多面鏡202b周囲の気流210を考察する。回転多面鏡202bのミラー部202cに隣接する境界は、エッジ形状であり、これらエッジ部が高速回転することで、エッジ部直近の後端部が負圧となり、雰囲気中の窒素や不純物を堆積し曇ってしまう。この結果、ミラー部202cに発生した曇り部220によって、反射率の低下を招き異常画像が生じてしまう。
これらの曇りを防止するために、従来は小体積の堅固な密閉構成をとる必要があった。しかし、これらは曇りを低減できる分、光偏向器の発熱容量を大きくしてしまうため、冷却手段を設ける等のコストアップ構成をとる必要があった。
本実施形態によれば、上記L1>L2の関係を満たすことにより、回転多面鏡202bの抜けおよびミラー部202cの曇りを低減できる。
101 光学箱
102 第2カバー部材(第2のカバー部材)
104 第1カバー部材(第1のカバー部材)
201 整流部材(保持部材)
201a 半円筒部(部分円筒部)
201b ひさし部
202 光偏向器
202a モータ部
202b 回転多面鏡
202c 回転多面鏡のミラー部(反射面)
202d 軸受部
203 ガラス板(光透過部材)
204 第1スポンジ部材(第1の密閉部材)
205 第2スポンジ部材(第2の密閉部材)
210 気流
220 曇り部
301 走査レンズ(光学素子)
302 トロイダルレンズ(光学素子)
303a 第1折り返しミラー(光学素子)
303b 第2折り返しミラー(光学素子)
303c 第3折り返しミラー(光学素子)
304 折り返しミラー(光学素子)
400 光源ユニット
401 シリンダレンズ(光学素子)
500 カラー画像形成装置(画像形成装置)
501〜504 感光体ドラム(像担持体、潜像担持体)
Claims (10)
- 光束を射出する光源を含む光源ユニットと、該光源からの光束を偏向走査する複数の反射面を有する回転多面鏡を具備する光偏向器と、偏向走査された光束を被走査面に導き結像する走査レンズを含む光学素子と、前記光源ユニット、前記光偏向器および前記光学素子を収容する光学箱と、前記光学箱に設置された前記光偏向器の上方を覆う第1のカバー部材とを有する光走査装置において、
前記光源からの光束の入射および前記光偏向器により偏向走査された反射光束の経路上に設置される光透過部材を保持するとともに、前記光学箱に設置された前記光偏向器の上部以外を覆う保持部材を備え、
前記保持部材は、前記回転多面鏡の回転軸と略同軸とする部分円筒部を具備し、
前記部分円筒部の上部には、前記回転多面鏡の上部を部分的に覆うひさし部が一体的に形成されていることを特徴とする光走査装置。 - 前記保持部材は、前記光学箱に取り付けられる以前の単品状態で上下に開口部を有し、
前記光学箱に取り付けられている前記光偏向器の下部側が、第1の密閉部材を介して前記保持部材により覆われ、前記光偏向器の上方側が、第2の密閉部材を介して第1のカバー部材により覆われていることにより、第1のカバー部材と、第1および第2の密閉部材と、前記保持部材とによって前記回転多面鏡周囲を略密閉していることを特徴とする請求項1記載の光走査装置。 - 第1のカバー部材は、前記光学箱の全体を覆う第2のカバー部材に着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の光走査装置。
- 前記ひさし部は、前記光偏向器の軸受部に挿入される前記回転多面鏡の軸挿入量L1と、前記回転多面鏡の最上部と前記ひさし部の下面との隙間量L2とが、L1>L2の関係を満たすことを特徴とする請求項1、2または3記載の光走査装置。
- 前記部分円筒部は、前記回転多面鏡の前記反射面の外接円半径R1と、前記部分円筒部内面の半径R2とが、R1<R2の関係を満たすことを特徴とする請求項1ないし4の何れか1つに記載の光走査装置。
- 前記保持部材は、樹脂材料にて形成されていることを特徴とする請求項1ないし5の何れか1つに記載の画像形成装置。
- 前記保持部材は、放熱性の高いアルミ材料にて形成されていることを特徴とする請求項1ないし5の何れか1つに記載の画像形成装置。
- 前記光源は、少なくとも1つ以上の発光点を有し、前記被走査面を複数の光ビームが同時に走査することを特徴とする請求項1ないし7の何れか1つに記載の画像形成装置。
- 前記光源は、少なくとも4つ以上の発光点を有し、かつ、該発光点が2次元配列された光源を具備し、前記被走査面を複数の光ビームが同時に走査することを特徴とする請求項1ないし7の何れか1つに記載の画像形成装置。
- 請求項1ないし9の何れか1つに記載の光走査装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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JP2012197682A JP2014052541A (ja) | 2012-09-07 | 2012-09-07 | 光走査装置および画像形成装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102015204526A1 (de) | 2014-03-14 | 2015-09-17 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Fahrzeuglampe und Fahrzeuglampenansteuervorrichtung |
US10520851B2 (en) | 2018-02-08 | 2019-12-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Light scanning apparatus and image forming apparatus |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH055851A (ja) * | 1991-06-27 | 1993-01-14 | Ricoh Co Ltd | 光書込装置 |
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2012
- 2012-09-07 JP JP2012197682A patent/JP2014052541A/ja active Pending
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