JP2014052495A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザを検出して節電状態から画像形成装置を復帰するための人体検知部が正常に動作していない場合に、その原因を特定し、無駄なサービスマンコールを削減すること。
【解決手段】画像形成装置102のCPU201は、人体検知部204による人体検知、又は、節電ボタン215の押下に応じてスリープ復帰した場合に(S503でYes)、温度測定部214により測定した温度をRAM203に記憶させておき(S504)、上記スリープ復帰が節電ボタン215の押下による場合(S505でYes)、その回数をカウントし(S506)、該カウント値が第一の閾値を超えた場合(S508でYes)に、人体検知部204に不具合が発生したと判断し、前記記憶されている温度と第二の閾値とを比較し(S509)、該比較の結果に応じて、人体検知部204の不具合の原因を特定し(S510、S511)、報知する(S512)。
【選択図】図5

Description

本発明は、ユーザを検知して節電状態から復帰する画像形成装置に関するものである。
プリンタ等のSFP(Single Function Peripheral)や、それらの機能を複数含むMFP(Multi Function Peripheral)において、近年環境問題への意識が高まっている。これらの機器は、使用していない時にはスリープ状態(節電状態)に遷移し、機器の消費電力を削減する省電力機能を備えている。
これらの機器は、例えば印刷ジョブを受信したり、特定の時間になることでスリープ状態から待機状態にスリープ復帰動作を行う。また、これらの機器は、ユーザが機器の前まで来て操作する場合に、機器がスリープ状態に入っている場合には、節電状態から待機状態に復帰するための節電ボタンを押下することでスリープ状態からの復帰を行う。
しかし、ユーザが節電ボタンを押下しなくてはスリープ復帰が行われないのと、押下してからスリープ復帰動作が始まるため、ユーザは、機器が使用可能な状態(待機状態)に復帰するまで機器の前で待たされることになる。
そこで、人体が機器に近づいてきたことをセンサ(以後、人感センサと呼ぶ)で検知して、低電力モードまたはスリープ状態から待機状態に自動的に移行することが出来る様な機器が提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−202690号公報
しかしながら、特許文献1のように人感センサを用いてスリープ状態から復帰する画像形成装置では、故障や画像形成装置の設置環境に起因する人感センサの検知範囲の低下、その他何かしらの理由により、人感センサが正常に動作できない場合があった。この点について、特許文献1では何ら考慮されていない。
人感センサに何かしらの異常があると、人感センサが具備されているにも関わらず、人感センサが有効活用されなくなってしまう。この様な場合においては、人感センサの検知範囲内にユーザが入ってきても検知が出来ないため、スリープ復帰が実行されない。従って、結局、ユーザが節電ボタンを押下することでスリープ復帰を行うしかなくなってしまい、人感センサが具備した画像形成装置の利便性が損なわれてしまう。
また、人感センサの種類によっては、設置環境の影響を受けて正常に検知が出来なくなる状況がある。例えば、人体等の温度を持つものから自然に放射されている赤外線による温度変化を検知する焦電センサは、消費電力が小さく、検知範囲も広いことから、人感センサとして良く使用されている。
しかし、焦電センサは、夏場のように周囲の環境温度と人体との温度差が少ない場合は、検知範囲内でも検知できないことがあることが分かっている。また、焦電センサは、直射日光の当たる場所や、エアコンのそばなど温度変化の激しい場所に設置されていると、同様に温度変化の検知が正しく行われないことがある。
従って、画像形成装置に具備されている人感センサが何かしらの要因で、不具合が生じているとユーザが分かったとしても、それが人感センサの故障によるものなのか、それとも設置環境による影響なのかの切り分けをするのは難しい。
仮に、人感センサの不具合の原因が、画像形成装置の設置環境によるもので、ユーザが自分で対処できるものであったとしても、ユーザにより事前には原因が特定できないため、サービスマンに修理に来てもらうことになってしまう。これでは、サービスマンの出張費と時間が余計にかかることになってしまう。もし、人感センサの不具合の原因が、ユーザにより事前に特定できるのであれば、故障の時のみサービスマンをコールすれば良いので、余計な出張費や時間を省く事が可能である。
また、人感センサを具備している機器であることを知っているユーザは、人感センサの異常に気付く事ができるかもしれないが、知らないユーザは、そもそも人感センサの異常に気付く事ができない。従って、いつまでもセンサの修理が行われないことになってしまう。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、ユーザを検出して節電状態から画像形成装置を復帰するための人体検知部が正常に動作していない場合に、その原因を特定し、無駄なサービスマンコールを削減する仕組みを提供することである。
本発明は、少なくとも第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の少ない第2電力状態で動作可能な画像形成装置であって、人体の接近を検知する検知手段と、ユーザ操作により前記第2電力状態から前記第1電力状態への復帰を指示するための指示手段と、前記検知手段による人体検知、又は、前記指示手段による指示に応じて、前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰する制御手段と、前記画像形成装置の周囲の環境温度を測定する測定手段と、前記検知手段による人体検知、又は、前記指示手段による指示に応じて前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰した場合に、前記測定手段により測定された温度を記憶しておく記憶手段と、前記復帰が前記指示手段の指示による場合、前記指示手段の指示によって連続して復帰した回数をカウントするカウント手段と、前記カウント手段のカウント値が第一の閾値を超えた場合に、前記検知手段に不具合が発生したと判断する判断手段と、前記判断手段により前記検知手段に不具合が発生したと判断された場合、前記記憶手段に記憶されている温度と第二の閾値とを比較し、該比較の結果に応じて、前記検知手段の不具合の原因を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記検知手段の不具合の原因を報知する報知手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザを検出して節電状態から画像形成装置を復帰するための人体検知部が正常に動作していない場合に、その原因を特定し、無駄なサービスマンコールを削減することができる。
本発明の一実施形態を示す画像形成装置を適用可能なシステム全体の構成例を示す図である。 画像形成装置102の構成の一例を示すブロック図である。 第一の人感センサ204aに焦電センサが使用された場合の第一の人感センサ204aの検知範囲を示す図である。 操作部211の一例を示す図である。 実施例1における画像形成装置102の制御手順の一例を示すフローチャートである。 画像形成装置102のユーザの本体操作によるスリープ復帰の要因を管理しているスリープ復帰要因管理表の一例を示す図である。 画像形成装置102のユーザの本体操作によるスリープ復帰の要因を管理しているスリープ復帰要因管理表の別の例を示す図である。 画像形成装置102のユーザの本体操作によるスリープ復帰の要因を管理しているスリープ復帰要因管理表の一例を示している。 不具合の内容を報知する表示の一例を示す図である。 不具合の内容を報知する表示の一例を示す図である。 電源管理部213の構成の一例を示すブロック図である。 実施例2における画像形成装置102の制御手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す画像形成装置を適用可能なシステム全体の構成例を示す図である。
図1に示すように、LAN(Local Area Network)103には、情報処理装置100、101、画像形成装置102が相互に通信可能に接続されている。画像形成装置102は、MFPでもSFPでも構わない。
図2は、画像形成装置102の構成の一例を示すブロック図である。
CPU201は、ROM202にコンピュータ読み取り可能に記録された制御プログラムを読み出して実行することにより、入力された画像データの処理や印刷制御等の各種制御を行う。ROM202はフラッシュROMであり、上記制御プログラム、第一の閾値216、第二の閾値217等も格納されている。第一の閾値216は、画像形成装置に不具合が発生していることを示す目安となる節電ボタンによる連続復帰回数に対応する閾値を示し、詳細は後述する。第二の閾値217は、人感センサが故障しているか否かを特定するための温度に対応する閾値を示し、詳細は後述する。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等の一部領域として用いられ、後述するカウント値等を格納するのにも用いられる。また、RAM203は、印刷や保存、転送等の用途に用いられる。例えば、スキャナ209で読み取られた原稿の画像データは、スキャナI/F205を介してRAM203に送信され記憶される。また、プリンタ210で印刷すべき画像データ(例えば、上記スキャナで読み取られた画像データ)は、RAM203から読み出されてプリンタI/F206を介してプリンタ210に送信され、プリンタ210において用紙上に印刷される。
操作部211は、操作部I/F207を介してバスに接続される。操作部211は、スイッチやLEDのみのものから、タッチパネル式のLCD表示部を有しているものまで様々である。操作部211で入力した情報が、操作部I/F207を介して、CPU201に伝えられ、所望の処理を行い、それに伴い操作部211に具備された表示部212に表示を行う。
ネットワークI/F208は、LAN103上の情報処理装置100、101に画像データや情報を送信したり、逆にLAN103上の情報処理装置100、101から印刷データや各種情報を受信したりする。
人体検知部204は、画像形成装置102に人体が接近したことを検知する人感センサにより構成される。人感センサには、赤外線を自ら発光するアクティブセンサと、自らは赤外線を発行せずに人体表面から放出される赤外線を感知して動作するパッシブセンサがある。本実施例の人体検知部204は、パッシブセンサ(図4の第一の人感センサ204a)と、アクティブセンサ(図4の第二の人感センサ204b)を有する。
温度測定部214は、画像形成装置102の周囲の環境温度を測定するためのものである。画像形成装置102が、ユーザが本体を操作することによってスリープ復帰した際に、CPU201は、温度測定部214が測定した温度を例えばRAM203に格納する。ここで測定した温度は、人感センサの不具合の特定をする際に用いられるが、詳細は後述する。
電源管理部213は、画像形成装置102内の各ブロック全て、もしくは一部に電源を供給する。画像形成装置102がスリープ状態に入っている際には、必要最低限の部分にのみ電源を供給することで、省電力を実現している。
スリープ状態では、電源管理部213、RAM203、ネットワークI/F208、人体検知部204、操作部I/F207、及び、操作部211の一部(節電ボタン215の検知回路)のみが通電され、CPU201、ROM202、温度測定部214、スキャナI/F205、プリンタI/F206、スキャナ209、プリンタ210等の電源は遮断される。また、通電されている各ブロックにおいても、RAM203は、セルフリフレッシュ状態に入っている。また、情報処理装置100、101からの印刷データの受信や、人体検知部204が人体の接近を検出することでスリープ状態から待機状態へ移行する為の要求を受信し、適宜必要な部分の電源を供給することでスリープ復帰を実行する。このような電源管理部213の管理により、画像形成装置102は、少なくとも通常状態(第1電力状態)と前記通常状態より消費電力の少ない節電状態(第2電力状態)で動作可能である。なお、電源管理部213の構成及び電源制御の詳細については、以下に図11を用いて説明する。
図11は、電源管理部213の構成の一例を示すブロック図である。
電源管理部213は、電源部301と、電源制御部302、ロジック303を有する。
電源300より入力された電源は、SW310、SW312に接続される。SW310は、ユーザが手動でオン/オフすることが出来るシーソーSWやボタンSWなどにより、オン/オフされる。SW310がオンされた場合には、第一電源部320から電源制御部302に電力が供給される。これにより、電源制御部302が起動され、電源制御部302からSW311へオン命令342、SW312へオン命令343が送信され、第二電源部321、第三電源部322から各部へ電力が供給される。これにより、画像形成装置102は、待機状態(通常状態)へ移行する。
また、画像形成装置102が所定時間使用されなかった等の条件を満たした場合に、電源制御部302からSW311、SW312へオフ命令が送信され、第二電源部321、第三電源部322への電力供給が遮断される。これにより、画像形成装置102は、スリープ状態(節電状態)へ移行する。なお、スリープ状態は、待機状態より消費電力の少ない状態である。また、スリープ状態は、第二電源部321、第三電源部322への電力供給が遮断された省電力モード1と、第二電源部321への電力供給は行われているが第三電源部322への電力供給が遮断された省電力モード2とがある。
第一電源部320は、スリープ状態の省電力モード1で動作するブロックに電力供給する。また、第一電源部320は、SW311がオンの状態で、第二電源部321に電力供給する。
第二電源部321は、スリープ状態の省電力モード2で動作するブロック(第二の人感センサ204b)に電力供給する。図11の例では、第二電源部321は、第一電源部320から給電されるが、電源300から給電されてもよい。
省電力モード1から省電力モード2へ移行する条件は第一の人感センサ204aが人を検知した場合である。第一の人感センサ204aは、人を検知した場合に、電源制御部302へSW311をオンにする依頼信号341を送信する。電源制御部302は、依頼信号341を受信すると、SW311へオン命令342を送信する。このオン命令342によりSW311がオンされ、第二電源部321へ電力が供給される。これにより、第二電源部321から第二の人感センサ204bへ電力が供給される。
次に、待機状態への移行条件について説明する。
ロジック303は、待機状態へ移行する必要のある依頼信号(331、332、333)を一つでも受信した場合に、電源制御部302へ移行依頼信号330を送信する。以下、移行依頼信号(331、332、333)についてそれぞれ説明する。
ネットワークI/F208は、印刷ジョブなど通常電力モードへ移行する必要のある命令を受信した場合に、ロジック303に依頼信号331を送信する。また、節電ボタン215がユーザに押された場合に、節電ボタン215の検知回路がロジック303に依頼信号332を送信する。また、第二電源部321で給電される第二の人感センサ204bが人を検知した場合に、第二の人感センサ204bはロジック303に依頼信号333を送信する。
電源制御部302は、ロジック303より移行依頼信号330を受信すると、SW312へオン命令343を送信し、第三電源部322への給電が開始される。第三電源部322は、待機状態で使用されるブロックに電力を供給する。電源300から給電される電力は、第一電源部320、第二電源部321、第三電源部322の三種類に分けて供給される。
即ち、画像形成装置102では、通常状態(第1電力状態)でCPU201に電力が供給され、節電状態(第2電力状態)でCPU201に電力が供給されない。
以下、第一の人感センサ204aに焦電センサを用いた場合の検知範囲について説明する。
図3は、第一の人感センサ204aに焦電センサが使用された場合の第一の人感センサ204aの検知範囲を示す図である。これ以降、第一の人感センサ204aとして焦電センサ(焦電型の赤外線センサ)が使用されているものとして説明していく。また、第二の人感センサ204bとして、反射センサ(反射型の赤外線センサ)が使用されているものとして説明する。
上述したように、焦電センサはパッシブ型の人感センサで、人体等の温度を持つものから自然に放射されている赤外線による温度変化を検知することで人体の接近を検出するものである。焦電センサは、消費電力が小さく、検知領域は比較的広いのが特徴である。しかし、焦電センサには、静止しているものは検知できないというデメリットや、周囲の環境温度と人体の温度差が少ない場合は本来検出できるはずの検知範囲が狭くなるというデメリットがある。
図3に示すように、第一の人感センサ204a(焦電センサ)は、画像形成装置102の前面に取り付けられており、斜め下方に向かって放射線方向に検知範囲390を有する。
画像形成装置102がスリープ状態の時に、ユーザがこの第一の人感センサ204aの検知範囲390内に入ると、第一の人感センサ204aが人体の接近を検出し、電源制御部302に対して依頼信号341を送信して、第二の人感センサ204bを起動する。さらに、ユーザがこの第二の人感センサ204bの検知範囲(不図示)内に入ると、第二の人感センサ204bが人体の接近を検出し、電源制御部302に対して依頼信号333を送信して、スリープ復帰を実行する。
しかし、この第一の人感センサ204aが何かしらの要因により、正常に動作しない場合には、人体が第一の人感センサ204aの検知範囲390内に入ってきたとしても、検出できないことが考えられる。この様な場合には、ユーザは結局、画像形成装置の操作部上にある節電ボタン215を明示的に押下することでスリープ復帰を行うことになる。
なお、本実施例では、第一の人感センサ204aと第二の人感センサ204bとを有し、スリープ状態の時に、第一の人感センサ204aがユーザを検知すると、第二の人感センサ204bを起動し、さらに、第二の人感センサ204bがユーザを検知するとスリープ復帰する構成とした。しかし、第一の人感センサ204aのみを有し、スリープ状態の時に、第一の人感センサ204aがユーザを検知するとスリープ復帰する構成も、本発明に含まれるものである。
また、第一の人感センサ204aは、1つの赤外線センサでも、複数の赤外線センサをマトリクス状に並べた赤外線センサアレイであってもよい。第二の人感センサ204bも、1つの赤外線センサでも、複数の赤外線センサをマトリクス状に並べた赤外線センサアレイであってもよい。また、人感センサに、赤外線センサ以外のセンサを用いてもよい。
図4は、操作部211の一例を示す図である。
図4に示すように、操作部211は、表示部212と、その他、節電ボタン215を含むいくつかのボタンを有する。
節電ボタン215は、ユーザ操作により節電状態から通常状態への復帰を指示するためのものである。
通常、節電ボタン215にはLEDが備えられており、画像形成装置102がスリープ状態に入ると節電ボタン215のLEDが点灯し、画像形成装置102が今現在スリープ状態にあることがユーザに分かるように構成されている。
上述のように、節電ボタン215は検知回路(不図示)を有し、スリープ状態で節電ボタン215が押下された場合には、上記検知回路がこれを検知し、スリープ状態から復帰する。
以下、図5を用いて、実施例1において、焦電センサに何かしらの不具合が生じている際の、画像形成装置102の制御手順について説明する。
図5は、実施例1における画像形成装置102の制御手順の一例を示すフローチャートである。なお、S501〜S512は各ステップを示す。また、S502〜S512の処理は、画像形成装置102内のROM202にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを、CPU201が読み出して実行することにより実現される。
図5の処理は、画像形成装置102がスリープ状態に入っている状態から開始される。スリープ状態において、電源制御部302は、スリープ状態から待機状態へのスリープ復帰の要求(移行依頼信号330)があるまでスリープ状態を持続する(S501)。
そして、スリープ復帰の要求がある(移行依頼信号330を受信する)と(S501でYes)、電源制御部302は、SW312へオン命令343を送信し、画像形成装置102内の各モジュールに電源を供給する。この電源供給によりCPU201が起動し、該CPU201がスリープ復帰処理を実行する(S502)。
次に、S503において、CPU201は、スリープ復帰の要因を確認する。スリープ復帰の要因には、本体操作以外によるスリープ復帰と、本体操作によるスリープ復帰とがある。本体操作以外によるスリープ復帰には、先に述べた様な情報処理装置100、101からの印刷データ受信や、不図示のFAX受信、不図示のタイマーによる復帰など様々ある。一方、本体操作によるスリープ復帰には、ユーザが画像形成装置102の本体操作部211の節電ボタン215の押下や、焦電センサの人体接近の検出がある。S503では、CPU201は、本体操作によるスリープ復帰か否かを判定する。この確認方法は、いかなる方法であってもよい。例えば、本体操作によるスリープ復帰以外の要因でないこと判定した場合に、本体操作によるスリープ復帰とCPU201が判定するものでもよい。
そして、上記S503において、本体操作によるスリープ復帰ではないと判定した場合(S503でNo)、CPU201は、本フローチャートの処理を終了し、そのまま各種ジョブを処理する。
一方、本体操作によるスリープ復帰と判定した場合(S503でYes)、CPU201は、S504に処理を進める。
S504では、CPU201は、温度測定部214で測定されている温度を取得してRAM203に格納し、S505に処理を進める。なお、上記S504で測定された温度は、例えば、後述する図6〜図8に示すような、スリープ復帰要因管理表として管理され、ROM202もしくはRAM203に蓄積される。
S505では、CPU201は、スリープ復帰の要因の詳細について確認を行う(S505)。ここで、CPU201は、スリープ復帰要因が節電ボタン215の押下であるか否かを確認する。この確認方法は、いかなる方法であってもよい。例えば、節電ボタン215の検知回路内で、節電ボタン215の押下を検知した際の状態を保持するようにし、CPU201がこの状態を確認することで、節電ボタン215の押下によるスリープ復帰要因と判定するようにしてもよい。また、CPU201は、ここで確認した復帰要因を示す情報を、後述する図6〜図8に示すようなスリープ復帰要因管理表に格納する。
そして、上記S505において、スリープ復帰要因が節電ボタン215の押下であると判定した場合(S505でYesの場合)、CPU201は、S506に処理を進める。
S506では、CPU201は、節電ボタン215による連続復帰回数をカウントするためのカウンタの値を1インクリメントする。なお、このカウント値は、ROM202もしくはRAM203等の記憶媒体に格納されている。
一方、上記S505において、スリープ復帰要因が節電ボタン215の押下でないと判定した場合(S505でNoの場合)、焦電センサが正常に動作していることを示しているので、CPU201は、節電ボタン215押下による連続復帰回数を示すカウンタ値をクリアし(S507)、本フローチャートの処理を終了する。
なお、上記S505で、スリープ復帰要因が節電ボタン215の押下であると判定し、上記S506で、カウンタの値を1インクリメントした場合、CPU201は、S508に処理を進める。
S508では、CPU201は、節電ボタン215による連続復帰回数を示すカウンタの値と予め決められている第一の閾値216との比較を行う。
そして、上記S508において、ユーザの節電ボタン215押下による連続復帰回数を示すカウンタ値が、予め決められている第一の閾値216よりも小さいと判定した場合(S508でNoの場合)、CPU201は、カウント値を保持したまま、本フローチャートの処理を終了する。
一方、上記S508において、カウント値が第一の閾値216以上であると判定した場合(S508でYesの場合)、CPU201は、焦電センサに何かしら不具合が生じていると判断し、S509に処理を進める。なお、第一の閾値216は、例えばユーザが操作部211を操作することによって、自由に設定することが可能である。
焦電センサに何かしら不具合があることがわかったので、CPU201は、次に、焦電センサが故障しているのか、設置環境の影響によるものなのか、原因の特定を行う。具体的には、CPU201は、S509において、節電ボタン215押下によるスリープ復帰時の測定温度(S504で測定され蓄積されている)と予め設定してある第二の閾値217を比較することで原因の特定を行う。なお、第二の閾値217は、第一の閾値216と同様に、例えばユーザが操作部211を操作することによって、自由に設定することが可能である。
上記S509において、蓄積されている所定回数分(例えば連続復帰回数分)のスリープ復帰時の測定温度が全て第二の閾値217以上であると判定した場合、測定温度に低温が含まれないと判断し(S509でNoと判断し)、S510に処理を進める。
S510では、CPU201は、焦電センサの設置環境が悪く正常に検知できない状態(設置環境の影響)であると判断し(S510)、S512に処理を進める。
図6は、画像形成装置102のユーザの本体操作によるスリープ復帰の要因を管理しているスリープ復帰要因管理表の一例を示す図である。なお、図中の「○」はスリープ復帰の要因を示し、「×」はスリープ復帰の要因でないことを示す。
図6では、第一の閾値216が5回で、第二の閾値が30℃に設定してある場合の例を示している。
図6の例では、ユーザの節電ボタン215押下によるスリープ復帰が5回連続で行われており、焦電センサに何かしらの不具合が生じていることが分かる。また、5回のスリープ復帰時の測定温度が、第二の閾値217である30℃を全て超えている(測定温度に低温が含まれていない)ことが分かる。これは、高温時にのみ焦電センサが正常に動作していない状態を示している。従って、図6の様なケースでは、CPU201は、焦電センサの設置環境が悪く正常に検知できない状態であると判断する(S510)。
一方、上記S509において、蓄積されている所定回数分(例えば連続復帰回数分)のスリープ復帰時の測定温度に第二の閾値217を下回るものがあると判定した場合、測定温度に低温が含まれると判断し(S509でYesと判断し)、S511に処理を進める。
S511では、CPU201は、設置環境の影響ではなく、焦電センサが故障したと判断し、S512に処理を進める。
図7は、画像形成装置102のユーザの本体操作によるスリープ復帰の要因を管理しているスリープ復帰要因管理表の別の例を示す図である。なお、図中の「○」はスリープ復帰の要因を示し、「×」はスリープ復帰の要因でないことを示す。また、図7の例も、第一の閾値216が5回で、第二の閾値が30℃に設定してある場合を示している。
図7の例でも、図6と同様に、ユーザの節電ボタン215押下によるスリープ復帰が5回連続で行われており、焦電センサに何かしらの不具合が生じていることが分かる。また、図7の例では、3回目、4回目のスリープ復帰時の温度が、それぞれ18℃、15℃であり、第二の閾値217である30℃を下回っている(測定温度に低温が含まれている)ことが分かる。これは、本来、焦電センサが正常に検知できるはずである比較的低い温度においても、焦電センサが正常に動作していない状態を示している。従って、図7の様なケースでは、CPU201は、焦電センサが故障していると判断する(S511)。
上記S510又はS511において、焦電センサの不具合が特定されたら、S512において、CPU201は、上記S510又はS511で判断された不具合の内容の報知を行う(図9、図10)。
図9、図10は、図5のS512で不具合の内容を報知する表示の一例を示す図である。
図9は、図5のS510において、焦電センサの不具合の原因が設置環境の影響によるものであると特定された場合に、不具合の内容を報知している表示の例に対応する。
図9に示すように、この場合は、焦電センサ自体は故障しておらず、設置環境の影響によるものであることをユーザに知らせ、設置環境の見直しをユーザに促している。
一方、図10は、図5のS511において、焦電センサの不具合の原因が焦電センサ自体の故障であると特定された場合に、不具合の内容を報知している表示の例に対応する。
図10に示すように、この場合は、焦電センサが故障しているので、サービスマンをコールして修理してもらうようにユーザに促している。また、サービスマンによる修理が終了するまでは、焦電センサは使用できないので、手間は増えるがユーザによる節電ボタン215押下でスリープ復帰を行う様に促している。
本実施例では、CPU201が表示部212にメッセージを表示して不具合の内容を報知する構成であり、画像形成装置102のスリープ復帰が終了し、ログイン認証画面が表示されるタイミングでこのメッセージを表示している。ここでは、画像形成装置102の表示部212にメッセージを表示させているが、LAN103経由で管理者の情報処理装置100、101に、CPU201がメッセージを送信(通知)することにより、不具合の内容を報知する構成でもよい。
上記S512の不具合の内容の報知が完了すると、CPU201は、本フローチャートの処理を終了する。
以上説明したように、画像形成装置102に人感センサが具備されているにも関わらず、ユーザの節電ボタン215押下による復帰が所定回数以上連続した場合に、人感センサに何かしらの不具合が発生しているとことを検知できる。
また、人感センサの不具合の原因が人感センサそのものの故障によるものなのか、それとも画像形成装置102の設置環境の影響によるものなのかを特定して、報知することが可能になる。
人感センサの不具合の原因が設置環境によるものであった場合、ユーザは、わざわざサービスマンをコールする必要が無く、ユーザ自身で問題を解決することが可能になる。一方、人感センサの不具合の原因が人感センサの故障であった場合、ユーザは、速やかにサービスマンをコールし、修理の依頼を行うことが可能になる。このようにすることで、無駄なサービスマンの出張費や時間を削減することが可能になる。
上記実施例1では、焦電センサが故障であるか否かを特定するための目安の温度である第二の閾値を、ユーザが予め設定しているケースについて述べた。しかし、ユーザは焦電センサが正常に動作する温度範囲を予め知っているとは限らず、設定したとしてもそれが本当に適切な値になっているかどうかは判断できない。
実施例2では、人感センサの人体接近検知によるスリープ復帰がそれまで行われた時の温度から、画像形成装置102が動的に第二の閾値を設定する例を示す。なお、実施例1と同じ部分に関しての説明は割愛し、異なる部分のみを説明する。
画像形成装置102の構成を示すブロック図は、実施例1の図2と同様である。本実施例では、人体検知部204に焦電センサを使用する。
以下、図12を用いて、実施例2において、焦電センサに何かしらの不具合が生じており、不具合の原因を特定する際の目安である第二の閾値を動的に設定する、画像形成装置102の制御手順について説明する。
図12は、実施例2における画像形成装置102の制御手順の一例を示すフローチャートである。なお、S1201〜S1214は各ステップを示す。また、S1202〜S1214の処理は、画像形成装置102内のROM202にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを、CPU201が読み出して実行することにより実現される。
図12の処理は、画像形成装置102がスリープ状態に入っている状態から開始される。なお、S1201〜S1212の処理は、先に説明した図5のS501〜S512の処理と同様であるので説明を割愛する。
S1205で、スリープ復帰要因が節電ボタン215の押下でない、即ち、スリープ復帰要因が焦電センサが人体の接近を検知したことによるものと判定し、上記S1207で、カウンタの値をクリアした場合、CPU201は、S1213に処理を進める。
スリープ復帰の要因が焦電センサが人体の接近を検知したことによるものであった場合、少なくともその周囲温度(設置環境)においては正常に人感センサが動作していることが分かる。よって、この場合、CPU201は、動的に第二の閾値を設定するための処理(S1213、S1214)を実行する。以下、具体的に説明する。
まず、S1213において、CPU201は、今回スリープ復帰した際にS1204で測定した温度と、ROM202等に格納されている第二の閾値217との比較を行う。なお、実施例2では、第二の閾値217は、工場出荷時に予め適当な温度が設定されているものとする。
そして、上記比較の結果、上記測定した温度が第二の閾値217以下と判定した場合(S1213でNoの場合)、CPU201は、第二の閾値217を更新することなく、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
一方、比較の結果、上記測定した温度が第二の閾値217より大きいと判定した場合(S1213でYesの場合)、CPU201は、S1214に処理を進める。
S1214では、CPU201は、第二の閾値217の設定値を、上記測定した温度の値で更新して再設定を行い、本フローチャートの処理を終了する。
図8は、画像形成装置102のユーザの本体操作によるスリープ復帰の要因を管理しているスリープ復帰要因管理表の一例を示している。なお、図中の「○」はスリープ復帰の要因を示し、「×」はスリープ復帰の要因でないことを示す。
図8の例では、第一の閾値216が5回で、第二の閾値が20℃に当初設定されている場合の例を示している。
また、図8の例では、焦電センサが、人体の接近を検知できたのがID3〜ID5の場合である。
ID3のスリープ復帰の時点で、CPU201は、当初設定されている第二の閾値である20℃と、測定された周囲温度である25℃との比較を行う。この場合、CPU201は、25℃でも焦電センサは正常に人体検知を行うことができたと判断して、第二の閾値を20℃から25℃に設定を変更する。
さらに、その後、ID4のスリープ復帰の時点では、CPU201は、更新された第二の閾値である25℃と、ID4の時点で測定された温度である27℃とを比較する。ここでも、CPU201は、27℃3fでも焦電センサは正常に人体検知を行うことができたと判断して、第二の閾値を先に更新した設定値である25℃から27℃に再度更新する。
その後、ID5でも、焦電センサの人体の接近検知によるスリープ復帰が行われ、同様に、CPU201は、再更新された第二の閾値である27℃と、ID5の時点で測定された温度である24℃とを比較する。この場合は、第二の閾値の設定値の方が大きいので、CPU201は、設定値の更新は行わない。
また、図8のケースでは、ID1とID2では、焦電センサは周囲温度が高温であるため、正常に人体の接近を検知できずに、ユーザが節電ボタン215を明示的に押下することで、スリープ復帰していることが分かる。ただ、このケースに置いては、ユーザによる節電ボタン215押下が連続して2回だけであるので、不具合の報知は行われない。
なお、上述したように、S1213、S1214以外の処理については、実施例1と同様であるので説明は省略する。
以上、説明したように、人感センサの不具合を特定するための第二の閾値である温度を、自動で、人感センサが実際に人体接近検知してスリープ復帰が行われたより高い温度に動的に変更することができる。そうすることで、ユーザが人感センサ自体の温度特性等を知る必要がなくなり、人感センサ不具合時の原因を特定することが可能になる。
以上示したように、人感センサが何かしらの理由で正常に動作していない場合に、それが人感センサの故障によるものなのか、それとも設置環境による影響なのかの切り分けを画像形成装置が自動的に判断を行うことができる。これにより、人感センサが故障し、本当にサービスマンが必要な時のみ、サービスマンを呼ぶことができるので、無駄なサービスマンの出張費や時間を削減することが可能になる。
即ち、ユーザを検出して節電状態から画像形成装置を復帰するための人体検知部が正常に動作していない場合に、その原因を特定し、無駄なサービスマンコールを削減することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100、101 情報処理装置
102 画像形成装置
103 LAN
204 人体検知部
211 操作部
212 表示部
213 電源管理部
214 温度測定部
215 節電ボタン
216 第一の閾値
217 第二の閾値

Claims (11)

  1. 少なくとも第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の少ない第2電力状態で動作可能な画像形成装置であって、
    人体の接近を検知する検知手段と、
    ユーザ操作により前記第2電力状態から前記第1電力状態への復帰を指示するための指示手段と、
    前記検知手段による人体検知、又は、前記指示手段による指示に応じて、前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰する制御手段と、
    前記画像形成装置の周囲の環境温度を測定する測定手段と、
    前記検知手段による人体検知、又は、前記指示手段による指示に応じて前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰した場合に、前記測定手段により測定された温度を記憶しておく記憶手段と、
    前記復帰が前記指示手段の指示による場合、前記指示手段の指示によって連続して復帰した回数をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段のカウント値が第一の閾値を超えた場合に、前記検知手段に不具合が発生したと判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記検知手段に不具合が発生したと判断された場合、前記記憶手段に記憶されている温度と第二の閾値とを比較し、該比較の結果に応じて、前記検知手段の不具合の原因を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記検知手段の不具合の原因を報知する報知手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検知手段は、人体から放射される赤外線による温度変化を感知して動作する焦電センサであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記特定手段は、前記記憶手段に記憶されている温度に、前記第二の閾値より低い温度が含まれている場合、前記検知手段の不具合の原因を、前記検知手段の故障と判断することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記特定手段は、前記記憶手段に記憶されている温度に、前記第二の閾値より低い温度が含まれていない場合、前記検知手段の不具合の原因を、前記画像形成装置が設置されている周囲の環境の影響と判断することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記カウント手段は、前記復帰が前記検知手段による人体検知による場合、前記カウント値をクリアすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記報知手段は、前記画像形成装置の操作部に前記不具合の原因を表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記報知手段は、ネットワークを介して接続された管理者の情報処理装置に前記不具合の原因を通知することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記復帰が前記検知手段の人体検知による場合に前記測定手段により測定されて前記記憶手段に記憶された最も高い温度を、前記第二の閾値として動的に設定する設定手段を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 入力された画像データを処理する処理手段をさらに備え、
    前記第1電力状態で前記処理手段に電力が供給され、前記第2電力状態で前記処理手段に電力が供給されないことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 少なくとも第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の少ない第2電力状態で動作可能な画像形成装置の制御方法であって、
    人体の接近を検知する検知手段による人体検知、又は、ユーザ操作により前記第2電力状態から前記第1電力状態への復帰を指示する指示手段による指示に応じて、前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰する復帰ステップと、
    前記復帰ステップで前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰した場合に、前記画像形成装置の周囲の環境温度を測定する測定手段により測定された温度を記憶手段に記憶しておく測定ステップと、
    前記復帰が前記指示手段の指示による場合、前記指示手段の指示によって連続して復帰した回数をカウントするカウントステップと、
    前記カウントステップでのカウント値が第一の閾値を超えた場合に、前記検知手段に不具合が発生したと判断する判断ステップと、
    前記判断ステップで前記検知手段に不具合が発生したと判断された場合、前記記憶手段に記憶されている温度と第二の閾値とを比較し、該比較の結果に応じて、前記検知手段の不具合の原因を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された前記検知手段の不具合の原因を報知する報知ステップと、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  11. コンピュータに、請求項10に記載された制御方法を実行させるためのプログラム。
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