JP2014052413A - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 広画角で、防振時にも偏心収差の発生が少なく、また高速なフォーカシングが容易で、しかもフォーカシングに際しての収差変動が少ないズームレンズを得ること。
【解決手段】
物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、全体として正の屈折力の複数のレンズ群を含む後群を有し、ズーミングに際して4つ以上のレンズ群が移動するズームレンズであって、第3レンズ群は光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動して結像位置を光軸に対して垂直方向に移動させる防振群を有し、後群はフォーカス群を有し、第3レンズ群の防振群の焦点距離fis、望遠端における後群の焦点距離fRを各々適切に設定すること。
なる条件式を満足すること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ズームレンズに関し、デジタルカメラ、ビデオカメラ、TVカメラ、監視用カメラ、銀塩フィルム用カメラ等の撮像装置に好適なものである。
ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等の撮像装置(カメラ)に用いる撮像光学系には、広画角で全ズーム範囲にわたり高い光学性能を有したズームレンズであることが求められている。またフォーカシングが高速に行えること、そしてより高精細な画像を得るために撮影時の手ぶれ等の振動より生ずる画像ぶれによる画像の劣化を抑制する機能、所謂防振機能を有すること等が求められている。
従来、広画角化が容易なズームレンズとして、物体側に負の屈折力のレンズ群が位置するネガティブリード型のズームレンズが知られている。またフォーカシングを高速に行うため、最も物体側のレンズ群より像側の小型・軽量のレンズ群でフォーカシングを行うインナーフォーカス方式を用いたズームレンズが知られている。ネガティブリード型で、インナーフォーカス方式を用い、防振機能を備えた広画角のズームレンズが知られている(特許文献1,2)。
特許文献1では物体側から像側へ順に、負、正、負、正、負、正の屈折力の第1〜第6レンズ群からなり、各レンズ群間隔を変化させてズーミングを行う6群ズームレンズを開示している。そして特許文献1では第5レンズ群で防振を行い、第1レンズ群又は第2レンズ群の一部のレンズ群でフォーカシングを行っている。
特許文献2では物体側から像側へ順に、負、正、負、正の屈折力のレンズ群からなり、各レンズ群間隔を変化させてズーミングを行う4群ズームレンズを開示している。そして特許文献2では第3レンズ群の一部のレンズ群で防振を行い、第2レンズ群の一部のレンズ群でフォーカシングを行っている。偏心の存在する光学系の収差に関しては非特許文献1に開示されている。
特開2004−061679号公報 特開平10−039210号公報
松居吉哉著 偏芯の存在する光学系の3次の収差論 日本オプトメカトロニクス協会 1989
負の屈折力のレンズ群が先行するネガティブリード型のズームレンズは、広画角化が比較的容易であるという特徴がある。また前述した4群ズームレンズは望遠端のズーム位置で第1レンズ群と第2レンズ群が全体として正の屈折力のレンズグループを構成し、第3レンズ群と第4レンズ群が全体として負の屈折力のレンズグループを構成している。そして光学系全体として所謂テレフォートタイプを構成し、望遠端の焦点距離を長くしやすいといった特徴がある。
一般に、ネガティブリード型のズームレンズは開口絞りに対し、レンズ構成が非対称となるため、諸収差の補正が難しい。例えば防振時に偏心収差の発生が多く、またフォーカシングの際の収差変動が多くなり、高い光学性能を得ることが大変難しい。
例えばネガティブリード型のズームレンズにおいて、高速なフォーカシングを行うため、第1レンズ群よりも像側の小型・軽量のレンズ群でフォーカシングを行うインナーフォーカス式ではフォーカシングの際の収差変動が増大する傾向がある。ネガティブリード型のズームレンズにおいて広画角化を図りつつ、防振時の偏心収差の発生が少なく、またインナーフォーカス式を用いて高速なフォーカシングを行うには、各レンズ群の屈折力(パワー)やレンズ構成等を適切に設定することが重要になってくる。
例えば防振用レンズ群やフォーカス群を複数のレンズ群から適切に設定し、これらのレンズ群の屈折力等を適切に設定しないと広画角で防振時及びフォーカシング時に高い光学性能を得ることが困難になってくる。
本発明は広画角で、防振時にも偏心収差の発生が少なく、また高速なフォーカシングが容易で、しかもフォーカシングに際しての収差変動が少ないズームレンズの提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、全体として正の屈折力の複数のレンズ群を含む後群を有し、ズーミングに際して4つ以上のレンズ群が移動するズームレンズであって、前記第3レンズ群は光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動して結像位置を光軸に対して垂直方向に移動させる防振群を有し、前記後群はフォーカス群を有し、前記第3レンズ群の防振群の焦点距離をfis、望遠端における前記後群の焦点距離をfRとするとき、
0.8<|fR/fis|<1.3
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、広画角で、防振時にも偏心収差の発生が少なく、また高速なフォーカシングが容易で、しかもフォーカシングに際しての収差変動が少ないズームレンズが得られる。
本発明の実施例1のレンズ断面図 本発明の実施例1の基準状態における収差図 本発明の実施例1において光軸が0.3°傾いた状態における防振状態での収差図 本発明の実施例2のレンズ断面図 本発明の実施例2の基準状態における収差図 本発明の実施例2において光軸が0.3°傾いた状態における防振状態での収差図 本発明の実施例3のレンズ断面図 本発明の実施例3の基準状態における収差図 本発明の実施例3において光軸が0.3°傾いた状態における防振状態での収差図 本発明の実施例4のレンズ断面図 本発明の実施例4の基準状態における収差図 本発明の実施例4において光軸が0.3°傾いた状態における防振状態での収差図 本発明の撮像装置の要部概略図
以下に、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、複数のレンズ群を有し、全体として正の屈折力の後群を有する。後群は物体側から像側へ順に、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群を有する。そしてズーミングに際して4つ以上のレンズ群が移動する。
第3レンズ群は、光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動して結像位置を光軸に対して垂直方向に移動させる防振機能を有する防振群を有する。無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際しては少なくとも第5レンズ群は像側へ移動する。
本発明のズームレンズにおいて、第1レンズ群の物体側又は/及び最終レンズ群の像側にコンバーターレンズやアフォーカルレンズ群などの屈折力のあるレンズ群が位置していても良い。
図1(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の実施例1のズームレンズの広角端(短焦点距離端)、中間のズーム位置、望遠端(長焦点距離端)におけるレンズ断面図である。図2(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の実施例1のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における無限遠物体に合焦したときの収差図である。図3(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の実施例1のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端において無限遠物体に合焦し、光軸が0.3度傾いたときに画像ぶれを補正(防振補正)したときの横収差図である。
図4(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の実施例2のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端におけるレンズ断面図である。図5(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の実施例2のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における無限遠物体に合焦したときの収差図である。図6(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の実施例2のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端において無限遠物体に合焦し、光軸が0.3度傾いたときに画像ぶれを補正したときの横収差図である。
図7(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の実施例3のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端におけるレンズ断面図である。図8(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の実施例3のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における無限遠物体に合焦したときの収差図である。図9(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の実施例3のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端において無限遠物体に合焦し、光軸が0.3度傾いたときに画像ぶれを補正したときの横収差図である。
図10(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の実施例4のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端におけるレンズ断面図である。図11(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の実施例4のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における無限遠物体に合焦したときの収差図である。図12(A)、(B)、(C)はそれぞれ本発明の実施例4のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端において無限遠物体に合焦し、光軸が0.3度傾いたときに画像ぶれを補正したときの横収差図である。図13は本発明のズームレンズを備える一眼レフカメラ(撮像装置)の要部概略図である。
各実施例のズームレンズはビデオカメラやデジタルビデオカメラそして銀塩フィルムカメラ等の撮像装置に用いられる撮影レンズ系(光学系)である。レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。レンズ断面図においてiは物体側からのレンズ群の順番を示し、Liは第iレンズ群である。SPは開口絞りである。SSPはFナンバー絞り(Fno絞り)である。Fナンバー絞りSSPはズーミングに際して開口径を変えて各ズーム位置におけるFナンバーの値を調整している。
IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に、銀塩フィルム用カメラのときはフィルム面に相当する。矢印は広角端から望遠端へのズーミングにおける各レンズ群の移動軌跡を示している。
球面収差図はd線について示している。非点収差図においてM、Sはd線でのメリディオナル像面、サジタル像面である。FnoはFナンバー、ωは半画角である。横収差図においてYは像高である。尚、以下の各実施例において広角端と望遠端は変倍用レンズ群が機構上、光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
各実施例のズームレンズは、物体側より像側へ順に(連続して)、負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、負の屈折力の第3レンズ群L3、複数のレンズ群を有し、全体として正の屈折力の後群LRを有している。ズーミングに際して4つ以上のレンズ群が移動する。第3レンズ群L3は光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動して結像位置を光軸に対して垂直方向に移動する防振群を有している。
実施例1、2、4では第3レンズ群L3の全部で、実施例3では第3レンズ群L3の一部のレンズ群で防振を行っている。後群LRはフォーカス群を有している。後群LRは、物体側より像側へ順に正の屈折力の第4レンズ群L4、負の屈折力の第5レンズ群L5、正の屈折力の第6レンズ群L6で構成され、フォーカシングに際して第5レンズ群L5は移動する。
フォーカス群よりも物体側に、フォーカシングに際して光軸方向に移動する第2のフォーカス群(フローティングレンズ群Lflo)を有する。防振群は、正の屈折力のレンズと負の屈折力のレンズを1枚ずつ含む。第3レンズ群L3は少なくとも1つの非球面を含む。
次に本発明のズームレンズに係る防振機能について説明する。一般に、防振状態における偏芯像面湾曲を低減するために必要な条件は、次式で表される。
α’p・Pq−αp(Pp+Pq)=0 ・・・(A)式
(A)式中のPpは防振群のペッツバール和、Pqは防振群より像側の後群のペッツバール和、αpは防振群に入射する光線の角度、α’pは、防振群を出射する光線の角度を表す。(A)式より、偏芯状態の像面湾曲を0にするためには、例えばこの(A)式において、次の条件氏が必要となる。
・α’p=0、すなわち防振群を出射する光線が光軸に対して平行(アフォーカル)であること
・防振群と防振群より像側のレンズ群の合成のペッツバール和が0であること
が必要になる。
基準状態の性能と防振機能の性能を維持しつつ、上記の(A)式に近づけることが、防振性能の向上につながる。ペッツバール和は、レンズ(あるいはレンズ群)の屈折力と材料の屈折率の関係式で表される。即ち、防振群と、防振群より像側のレンズ群の屈折力の比が1に近ければ、上記の(A)式を満足し、偏芯時の像面湾曲の改善につながる。
本発明者は広角域を含んだ大口径比のネガティブリード型の6群ズームレンズにおいて、負の屈折力の第3レンズ群と、第3レンズ群よりも像側に位置する後群の屈折力を適切に設定する。これにより、上記の偏芯像面湾曲を良好に補正することができる条件を見出した。これに基づいて本発明は、以下の構成をとることを特徴としている。第3レンズ群L3の防振群の焦点距離をfis、望遠端における後群LRの焦点距離をfRとする。このとき、
0.8<|fR/fis|<1.3 ・・・(1)
なる条件式を満足することである。
条件式(1)は、第3レンズ群L3の防振群と、望遠端における後群LRの屈折力に関し、主に偏芯像面湾曲を良好に補正するためのものである。条件式(1)の上限値又は下限値を超えて防振群と後群LRの屈折力の比が離れると、先に述べた偏芯像面湾曲の条件から外れる方向となり、防振時の良好な光学性能を得るのが困難になる。
さらに条件式(1)の上限を超えて防振群の屈折力が強くなるとズーミングに伴う球面収差の変動の補正が困難になると共に、防振状態での画面中心の光学性能が悪化してくる。また条件式(1)の下限を超えて防振群の屈折力が弱くなると、小型化が困難になる。さらに、光線の光軸からの高さが低い後群LR中にフォーカス群を設けることで、フォーカスによる球面収差の影響を受けにくく、フォーカス全域での光学性能の向上を図っている。
本発明において更に好ましくは次の条件式を満足するのが良い。後群LR中のフォーカス群の焦点距離をfr、広角端における全系の焦点距離をfwとする。このとき、
1.8<|fr/fw|<3.0 ・・・(2)
なる条件式を満足するのが良い。
条件式(2)は、フォーカス群の屈折力に関する。条件式(2)の上限を超えて、フォーカス群の屈折力が弱くなると、フォーカシングに際してフォーカス群の移動量が大きくなり、全系が大型化してくる。条件式(2)の下限を超えて、フォーカス群の屈折力が強くなると、ズーミングに際して像面変動が大きくなり、この収差を良好に補正することが困難になる。条件式(1)、(2)は、さらに望ましくは以下の数値範囲にあることが望ましい。
1.00<|fR/fis|<1.25 ・・・(1a)
2.0<|fr/fw|<2.5 ・・・(2a)
以下に、本発明の各実施例について説明する。
図1の実施例1では広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1は像側へ移動する。第2レンズ群L2は物体側へ移動する。第3レンズ群L3は絞りSP、Fナンバー絞り(Fno絞り)SP2と一体(同じ移動軌跡)で物体側に凸状の軌跡で移動する。第4レンズ群L4は物体側へ移動する。第5レンズ群L5は物体側へ移動する。第6レンズ群L6は不動である。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2、第4レンズ群L4、第5レンズ群L5が変倍を行い、変倍によって移動する像面(像面変動)を、第3レンズ群L3の移動によって補正している。ズーミングに際して5つのレンズ群が移動することで、必要なズーム比を得るとともに、ズーミングによる諸収差の変動を抑えている。また、第5レンズ群L5はフォーカス群であり、像側に移動させることで、無限遠物体から至近距離物体までのフォーカスを行っている。
更に無限遠物体から至近距離物体へのフォーカシングに際し、第4レンズ群L4中の物体側から1番目と2番目の一部分のレンズ群(第2のフォーカス群)Lfloを第5レンズ群L5とは独立に(異なった移動軌跡で)移動する。即ちフローティングを利用している。これによりフォーカシングに際しての収差の変動を補正している。また、第3レンズ群L3全体を光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動させ、結像位置を移動させてズームレンズが振動したときの画像ぶれを補正している。即ち防振を行っている。
実施例1においてそれぞれの条件式(1),(2)は、さらに望ましくは以下の数値範囲にあることが望ましい。
1.0<|fR/fis|≦1.2
2.0<|fr/fw|<2.3
また、実施例1は、第1レンズ群L1に2つの非球面を設けている。これにより広角端において画面周辺のサジタル像面湾曲を補正したときに補正不足となるメリディオナル像面と、歪曲を良好に補正している。
また、実施例1は、第5レンズ群L5と第6レンズ群L6にそれぞれ1つの非球面を設けている。これによって広角端において像面湾曲、望遠端において歪曲を各々良好に補正している。
図4の実施例2では広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1は像側へ移動する。第2レンズ群L2は物体側へ移動する。第3レンズ群L3は不動である。第4レンズ群L4は物体側へ移動する。第5レンズ群L5は物体側へ移動する。第6レンズ群L6は不動である。
広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群L2、第4レンズ群L4、第5レンズ群L5が移動して変倍を行い、変倍によって移動する像面を、第1レンズ群L1の移動によって補正している。ズーミングに際して4つのレンズ群が移動することで、必要なズーム比を得るとともに、ズーミングによる諸収差の変動を抑えている。
また、第5レンズ群L5を像側に移動させることで、無限遠物体から至近距離物体までのフォーカスを行っている。さらに、無限遠物体から至近距離物体へのフォーカシングに際して第3レンズ群L3の物体側から2番目と3番目のレンズと絞りSPを含むレンズ群Lfloを第5レンズ群L5とは独立に移動するフローティングを利用している。これによりフォーカシングに際しての収差の変動を補正している。また、第3レンズ群L3全体で防振を行っている。
実施例2において、更に高い性能を得るために必要な条件式(1),(2)とその意味は、数値実施例1の場合と同様であるが、さらに望ましくは、それぞれ次の数値範囲にあることが望ましい。
1.0<|fR/fis|<1.2
2.2<|fr/fw|<2.5
また、実施例2は、第1レンズ群L1に2つの非球面を設けている。これにより広角端において画面周辺のサジタル像面湾曲を補正したときに補正不足となるメリディオナル像面と、歪曲を良好に補正している。また、実施例2は、第3レンズ群L3に1つの非球面を設けて、望遠端において球面収差を良好に補正している。また、実施例2は、第5レンズ群L5、第6レンズ群L6にそれぞれ1つの非球面を設けている。これによって、広角端において像面湾曲、望遠端において歪曲を各々補正している。
図7の実施例3は図4の実施例2とズームタイプが同じである。実施例3では第5レンズ群L5を像側に移動させることで、無限遠物体から至近距離物体までのフォーカスを行っている。さらに、無限遠物体から至近距離物体へのフォーカシングに際して第3レンズ群L3の物体側から2番目と3番目のレンズと絞りSPと4番目のレンズを含むレンズ群Lfloを第5レンズ群L5とは独立に移動するフローティングを利用している。これによりフォーカシングに際しての収差の変動を補正している。
また、第3レンズ群L3は物体側から像側へ順に、第3aレンズ群L3a、第3bレンズ群L3bに分けられている。そして第3aレンズ群L3aで防振を行っている。実施例3において、更に高い性能を得るために必要な条件式(1)、(2)とその意味は、数値実施例1の場合と同様であるが、さらに望ましくは、それぞれ以下の数値範囲にあることが望ましい。
1.0<|fR/fis|<1.2
2.2<|fr/fw|<2.5
また、実施例3は、第1レンズ群L1に2つの非球面を設けている。これにより広角端において画面周辺のサジタル像面湾曲を補正したときに補正不足となるメリディオナル像面と、歪曲を良好に補正している。また、実施例3は、第3レンズ群L3に1つの非球面を設けている。これにより、望遠端において球面収差を補正している。また、実施例3は、第5レンズ群L5、第6レンズ群L6にそれぞれ1つの非球面を設けている。これによって、広角端において像面湾曲、望遠端において歪曲を各々補正している。
図10の実施例4は図1の実施例1とズームタイプが同じである。実施例4では第5レンズ群L5を像側に移動させることで、無限遠物体から至近距離物体までのフォーカスを行っている。また、第3レンズ群L3全体で防振を行っている。
実施例4において、更に高い性能を得るために必要な条件式(1)、(2)とその意味は、実施例1の場合と同様であるが、さらに望ましくは、それぞれ以下の数値範囲にあることが望ましい。
1.0<|fR/fis|<1.3
2.0<|fr/fw|<2.2
また、実施例4は、第1レンズ群L1に2つの非球面を設けている。これにより広角端において画面周辺のサジタル像面湾曲を補正したときに補正不足となるメリディオナル像面と、歪曲を良好に補正している。また、実施例4は、第5レンズ群L5、第6レンズ群L6にそれぞれ1つの非球面を設けている。これによって、広角端において像面湾曲、望遠端において歪曲を各々補正している。
次に実施例1〜4に示したズームレンズを撮像装置に適用した実施例を図13を用いて説明する。図13は一眼レフカメラの要部概略図である。図13において、10は実施例1〜4のズームレンズ1を有する撮影レンズである。ズームレンズ1は保持部材である鏡筒2に保持されている。20はカメラ本体であり、撮影レンズ10からの光束を上方に反射するクイックリターンミラー3、撮影レンズ10の像形成位置に配置された焦点板4より構成されている。更に焦点板4に形成された逆像を正立像に変換するペンタダハプリズム5、その正立像を観察するための接眼レンズ6などによって構成されている。
7は感光面であり、CCDセンサやCMOSセンサ等のズームレンズによって形成される像を受光する固体撮像素子(光電変換素子)や銀塩フィルムが配置される。撮影時にはクイックリターンミラー3が光路から退避して、感光面7上に撮影レンズ10によって像が形成される。
本発明のズームレンズはクイックリターンミラーのない所謂ミラーレスのカメラにも同様に適用することができる。
以下に実施例1〜4に対応する数値実施例1〜4を示す。各数値実施例においてiは物体側からの面の順番を示す。数値実施例においてriは物体側より順に第i番目のレンズ面の曲率半径、diは物体側より順に第i番目のレンズ厚及び空気間隔、ndiとνdiは各々物体側より順に第i番目のレンズの材料の屈折率とアッベ数である。BFはバックフォーカスである。非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にH軸、光の進行方向を正とし、rを近軸曲率半径、kを円錐定数、各非球面係数をA4、A6、A8、A10、A12としたとき、
で与えるものとする。各非球面係数における「E±xx」は「×10±xx」を意味している。また前述の各条件式と数値実施例の関係を表1に示す。
数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1* 196.2 2.5 1.81600 46.6 64.2
2 37.108 15.77 52.79
3 -87.808 3 1.67790 55.3 52.28
4 193.218 0.1 51.36
5 150.601 5 1.84666 23.9 51.36
6* -535.09 (可変) 51.02
7 364.3 4 1.59282 68.6 39.01
8 -202.896 0.5 39.17
9 92.548 1.5 1.84666 23.8 39.14
10 47.931 7 1.59282 68.6 38.44
11 -156.671 0.15 38.26
12 54.198 4.44 1.88300 40.8 37.85
13 332.084 (可変) 37.39
14(Fno絞り)∞ 2.2 26.95
15 -182.294 1.3 1.85026 32.3 26.16
16 66.941 2.81 25.64
17 -53.616 1.3 1.70154 41.2 25.64
18 34.437 5 1.80518 25.4 26.8
19 -71.646 0.7 26.94
20(絞り) ∞ (可変) 26.85
21 -1885.026 1.8 1.76182 26.5 26.74
22 27.152 5 1.49700 81.5 26.63
23 -111.905 0.5 26.76
24 78.076 3.65 1.75500 52.3 27.13
25 -3545.744 0.1 26.97
26 53.21 4.29 1.54072 47.2 26.74
27 -100.41 (可変) 26.3
28 -824.848 4 1.80809 22.8 24.98
29 -31.396 1.5 1.68893 31.1 25.08
30* 32.335 (可変) 25.15
31 54.443 5 1.49700 81.5 35.94
32 -243.747 1.8 1.56732 42.8 36.14
33* -1009.292 38.31 36.46
像面 ∞
非球面データ
第1面
K=0 A 4= 1.6576E-06 A 6= -1.7906E-10 A 8= -7.5648E-13
A10= 8.3288E-16 A12= -2.8004E-19
第6面
K=0 A 4= 2.6536E-07 A 6= -2.1869E-10 A 8= -1.0520E-12
A10= 2.0002E-15 A12= -1.1706E-18
第30面
K=0 A 4= 2.6901E-06 A 6= 6.0073E-10 A 8= -4.3855E-11
A10= 4.0316E-13 A12= -1.2298E-15
第33面
K=0 A 4= -1.0168E-06 A 6= -4.9484E-10 A 8= -6.4460E-12
A10= 1.9436E-14 A12= -1.6566E-17

各種データ
ズーム比 2.75

焦点距離 24.7 35.21 68
Fナンバー 2.9 2.9 2.9
画角 41.21 31.57 17.65
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 223.94 207.87 180.56
BF 38.31 38.31 38.31

d6 70.28 43.64 3.92
d13 2.06 6.64 23.43
d20 22.1 16.61 2.38
d27 1.61 1.26 8.62
d30 4.67 16.5 19

入射瞳位置 36.32 35.46 45.15
射出瞳位置 -64.58 -81.07 -61.31
前側主点位置 55.1 60.29 66.73
後側主点位置 13.6 3.1 -29.69
数値実施例2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1* 362.69 2.5 1.83481 42.7 65.36
2 39.575 14.9 54.11
3 -110.274 3 1.81600 46.6 53.6
4 360.181 0.1 53.12
5 147.49 5 1.80809 22.8 53.12
6* -431.199 (可変) 52.82
7 190.423 4 1.59282 68.6 40.73
8 -185.424 0.5 40.76
9 111.553 1.5 1.84666 23.8 40.42
10 57.057 6.75 1.59282 68.6 39.7
11 -152.806 0.15 39.43
12 52.595 4.16 1.88300 40.8 37.52
13 161.033 (可変) 36.55
14(Fno絞り)∞ 2.2 26.56
15* 2587.899 1.3 1.85026 32.3 25.63
16 50.533 4.75 24.99
17 -37.055 1.3 1.65160 58.5 25
18 39.377 4.2 1.80518 25.4 26.66
19 -76.303 0.7 26.8
20(絞り) ∞ (可変) 26.92
21 73.606 5.83 1.72047 34.7 27.16
22 -42.075 1.8 1.84666 23.9 26.89
23 28.245 7.25 1.49700 81.5 26.43
24 -49.491 0.1 26.8
25 40.357 4.29 1.72342 38 26.78
26 -265.361 (可変) 26.79
27 252.791 3.59 1.80809 22.8 26.38
28 -31.346 1.2 1.68893 31.1 26.35
29* 28.767 (可変) 25.25
30 62.841 4.44 1.51742 52.4 34.33
31 -756.344 1.8 1.81600 46.6 34.55
32* 284.297 38.45 34.81
像面 ∞
非球面データ
第1面
K=0 A 4= 1.8101E-06 A 6= -5.2601E-10 A 8= -3.9127E-13
A10= 6.0823E-16 A12= -2.2293E-19
第6面
K=0 A 4= 3.4793E-07 A 6= 4.3814E-11 A 8= -1.6229E-12
A10= 2.4321E-15 A12= -1.2420E-18
第15面
K=0 A 4= -2.3540E-08 A 6= -3.6445E-10 A 8= -1.3268E-12
A10= 5.1001E-15 A12= 2.3657E-17
第29面
K=0 A 4= 3.9673E-06 A 6= 7.8750E-09 A 8= -6.0753E-11
A10= 2.9342E-13 A12= -5.0706E-16
第32面
K=0 A 4= -1.2476E-06 A 6= -4.4446E-09 A 8= 1.4244E-11
A10= -4.5223E-14 A12= 6.5128E-17

各種データ
ズーム比 2.74

焦点距離 24.8 35.46 67.88
Fナンバー 2.9 2.9 2.9
画角 41.1 31.39 17.68
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 222.12 200.09 179.64
BF 38.45 38.45 38.45

d6 67.47 39.56 3.52
d13 2.06 7.94 23.53
d20 19.38 14.18 2.29
d26 1.9 1.43 6.12
d29 5.55 11.23 18.43

入射瞳位置 36.29 35.93 46.27
射出瞳位置 -58.64 -55.44 -48.57
前側主点位置 54.76 58 61.2
後側主点位置 13.65 2.99 -29.43
数値実施例3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1* 345.302 2.5 1.83481 42.7 65.28
2 38.993 15.28 53.89
3 -110.712 3 1.81600 46.6 53.2
4 387.696 0.1 52.73
5 148.923 5 1.80809 22.8 52.71
6* -465.464 (可変) 52.39
7 187.748 4 1.59282 68.6 40.4
8 -192.748 0.5 40.43
9 112.882 1.5 1.84666 23.8 40.12
10 57.321 6.68 1.59282 68.6 39.43
11 -150.442 0.15 39.18
12 51.852 4.15 1.88300 40.8 37.31
13 159.241 (可変) 36.35
14(Fno絞り)∞ 2.2 26.99
15* 565.596 1.3 1.85026 32.3 25.99
16 50.457 4.87 25.31
17 -36.601 1.3 1.65160 58.5 25.29
18 42.032 4.54 1.80518 25.4 26.85
19 -72.011 0.7 27.05
20(絞り)∞ 0.51 27.11
21 -500 1.5 1.65160 58.5 27.13
22 -9130.85 (可変) 27.19
23 76.049 5.83 1.72047 34.7 27.3
24 -42.872 1.8 1.84666 23.9 27.02
25 28.656 6.77 1.49700 81.5 26.58
26 -48.331 0.1 26.86
27 40.318 4.29 1.72342 38 26.76
28 -290.909 (可変) 26.25
29 262.709 3.43 1.80809 22.8 25.92
30 -31.689 1.2 1.68893 31.1 25.89
31* 29.05 (可変) 24.93
32 64.115 4.44 1.51742 52.4 33.79
33 -191.243 1.8 1.81600 46.6 33.98
34* 469.952 38.45 34.35
像面 ∞
非球面データ
第1面
K=0 A 4= 1.82695E-06 A 6= -5.59826E-10 A 8= -3.60185E-13
A10= 6.06446E-16 A12= -2.21010E-19
第6面
K=0 A 4= 3.61845E-07 A 6= 5.85680E-11 A 8= -1.72273E-12
A10= 2.44714E-15 A12= -1.11301E-18
第15面
K=0 A 4= 1.97376E-07 A 6= -3.80131E-10 A 8= -5.00794E-12
A10= 2.14044E-14 A12= 2.17990E-17
第31面
K=0 A 4= 4.11460E-06 A 6= 8.17932E-09 A 8= -5.99184E-11
A10= 2.92751E-13 A12= -5.60420E-16
第34面
K=0 A 4= -1.44710E-06 A 6= -4.68443E-09 A 8= 1.41827E-11
A10= -4.22006E-14 A12= 5.95456E-17

各種データ
ズーム比 2.73

焦点距離 24.86 35.19 67.87
Fナンバー 2.9 2.9 2.9
画角 41.03 31.58 17.68
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 222.18 200.75 179.07
BF 38.45 38.45 38.45

d6 67.59 40.52 3.5
d13 2.06 7.7 23.05
d22 17.39 12.19 0.3
d28 1.9 1.33 6.46
d31 5.34 11.11 17.87

入射瞳位置 36.19 35.86 45.8
射出瞳位置 -55.56 -52.88 -46.46
前側主点位置 54.47 57.49 59.42
後側主点位置 13.59 3.26 29.43
数値実施例4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1* 683.387 2.5 1.69680 55.5 67.2
2 35.736 16.16 53.26
3 -95.283 3 1.69700 48.5 52.94
4 227.091 0.1 52.06
5 180.628 5 1.84666 23.9 52.05
6* -693.867 (可変) 51.69
7 207.908 4 1.59282 68.6 41.14
8 -189.06 0.5 41.27
9 97.281 1.5 1.84666 23.8 41.2
10 44.305 7 1.59282 68.6 40.34
11 -137.056 0.15 40.29
12 54.672 4.44 1.88300 40.8 38.67
13 325.488 (可変) 37.92
14(Fno絞り)∞ 2.2 26.15
15 -155.659 1.3 1.83400 37.2 25.4
16 68.417 3 24.92
17 -47.869 1.3 1.72000 43.7 24.93
18 31.611 5 1.80518 25.4 26.27
19 -73.205 0.7 26.43
20(絞り)∞ (可変) 26.47
21 1261.153 1.8 1.85026 32.3 26.52
22 29.049 5 1.49700 81.5 26.52
23 -82.058 0.5 26.7
24 74.332 3.65 1.75500 52.3 27.32
25 -8952.075 0.1 27.23
26 53.149 4.29 1.49700 81.5 27.09
27 -65.982 (可変) 26.84
28 28854.334 4 1.80809 22.8 25.23
29 -31.585 1.5 1.72151 29.2 25.25
30* 31.008 39.96 25.04
31 49.492 6 1.49700 81.5 38.35
32 -203.948 1.8 1.65160 58.5 38.51
33* -311.601 39.96 38.77
像面 ∞
非球面データ
第1面
K=0 A 4= 2.52853E-06 A 6= -9.26695E-10 A 8= -5.49944E-13
A10= 7.82065E-16 A12= -2.59519E-19
第6面
K=0 A 4= 1.61298E-07 A 6= -3.26146E-10 A 8= -1.47280E-12
A10= 1.97891E-15 A12= -8.92676E-19
第30面
K=0 A 4= 1.85730E-06 A 6= -5.97366E-09 A 8= 2.39496E-11
A10= 1.04595E-13 A12= -7.58148E-16
第33面
K=0 A 4= -2.92686E-07 A 6= -7.05282E-10 A 8= -4.37424E-12
A10= 1.68920E-14 A12= -1.68449E-17

各種データ
ズーム比 2.95

焦点距離 22.98 33.55 67.9
Fナンバー 2.9 2.9 2.9
画角 43.27 32.82 17.67
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 221.92 206.85 183.76
BF 39.96 39.96 39.96

d6 68.17 40.46 2.54
d13 2.06 6.58 25.16
d20 19.61 15.35 2.16
d27 1.61 2.1 9.16
d30 4.01 15.91 18.29

入射瞳位置 35.02 34.23 46.42
射出瞳位置 -63.94 -88.98 -66.62
前側主点位置 52.92 59.05 71.07
後側主点位置 16.98 6.41 -27.94
L1 第1レンズ群 L2 第2レンズ群 L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群 L5 第5レンズ群 L6 第6レンズ群
SP 絞り

Claims (9)

  1. 物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、全体として正の屈折力の複数のレンズ群を含む後群を有し、ズーミングに際して4つ以上のレンズ群が移動するズームレンズであって、前記第3レンズ群は光軸に対して垂直方向の成分を持つ方向に移動して結像位置を光軸に対して垂直方向に移動させる防振群を有し、
    前記後群はフォーカス群を有し、前記第3レンズ群の防振群の焦点距離をfis、望遠端における前記後群の焦点距離をfRとするとき、
    0.8<|fR/fis|<1.3
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記後群が有するフォーカス群の焦点距離をfr、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
    1.8<|fr/fw|<3.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 前記フォーカス群よりも物体側に、フォーカシングに際して光軸方向に移動する第2のフォーカス群を有することを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
  4. 前記防振群は、正の屈折力のレンズと負の屈折力のレンズを1枚ずつ含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項のズームレンズ。
  5. 前記後群は、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群で構成され、フォーカシングに際して前記第5レンズ群は移動することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項のズームレンズ。
  6. 前記第3レンズ群は少なくとも1つの非球面を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項のズームレンズ。
  7. 前記後群は、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群で構成され、広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第1レンズ群は像側へ移動し、前記第2レンズ群と前記第4レンズ群と前記第5レンズ群は物体側へ移動することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項のズームレンズ。
  8. 前記後群は、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群で構成され、広角端から望遠端へのズーミングに際して、前記第1レンズ群は像側へ移動し、前記第2レンズ群と前記第4レンズ群と前記第5レンズ群は物体側へ移動し、前記第3レンズ群は物体側へ凸状の軌跡で移動することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項のズームレンズ。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成される像を受光する光電変換素子を有することを特徴とする撮像装置。
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