JP2014052375A - 非破壊検査空隙率規格作成のための方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非破壊検査において空隙率規格を確定するための方法及び装置を提供する。
【解決手段】複数の試料112は、複数の試料112中の各試料が複数の試料112中の他の試料とは異なる空隙率を有するように、複数の試料112中の各試料に対して異なる技術を使用して形成される。複数の試料中の各試料は、選択された部品タイプ104と同じ一連の選択された特性を有する。空隙率レベルは、コンピュータ断層撮影システム132を使用して生成される各試料の3次元画像136から抽出される容積データ148を使用して、各試料に対して特定される。規格群102は、複数の試料112中の各試料に対して特定される空隙率レベルに基づいて、複数の試料112から選択された空隙率レベル群156に対して確定される。本規格群102は、選択された部品タイプ104の部品108の非破壊検査106を実施する際に使用するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本開示は概して非破壊検査(NDI)規格に関し、具体的には空隙率の非破壊検査規格に関する。さらに具体的には、本開示はコンピュータ断層撮影(CT)を使用して空隙率の非破壊検査規格を作成するための方法及び装置に関する。
非破壊検査(NDI)は、対象物を改変することなく対象物の特性を評価するために使用される解析技術群を意味する。非破壊検査はまた、非破壊調査(NDE)、非破壊試験(NDT)、又は非破壊評価(NDE)と呼ばれることもある。複合材料及び複合材料からなる対象物の評価には、異なるタイプの非破壊検査技術が使用されることがある。このような種々の技術には、限定しないが、超音波試験(UT)、放射線検査、及び振動解析などが含まれる。
多くの場合、規格は非破壊検査を使用した対象物の評価に使用するために作成される。本明細書で使用している「規格」とは、評価対象物と同じ一連の特性を有する基準項目又は材料の試料のことである。これらの特性には、例えば、限定しないが、材料組成、幾何形状、厚み、及び/又は他のタイプの特性が含まれることがある。
場合によっては、規格は対象物の試験に用いられる非破壊検査システムの較正に使用される。加えて、規格は対象物の試験に使用される非破壊検査システムを使用して検査されることがある。このような規格に対して非破壊検査システムによって生成されるデータは、部品について非破壊検査システムによって生成される部品データを比較するための基準データとして使用されることがある。すなわち、基準データは部品データ評価時に比較のために使用されることがある。
例示的な一実施例として、複合材料からなる部品の空隙率を評価するために、規格群が規定されることがある。この実施例では、規格群中の各規格は、特定の空隙率を有することが事前に判明している複合材料の試料となる。
しかしながら、非破壊検査規格を確定するため現在利用可能な幾つかの方法では、複合材料の試料形成及びこれらの試料の各々に対する空隙率の特定に要する時間、労力、及び/又は費用は所望以上に大きくなることがある。例えば、現在利用可能な幾つかの方法では、試験用試料の少なくとも1つの端部を調製するためには、試料形成では任意の数の研削操作、研磨操作、切断操作、及び/又は他のタイプの操作の実施が必要となることがある。これらの操作には、所望以上の時間を要することがある。
さらに、試料は、例えば、限定しないが、超音波試験技術を使用して解析されてもよい。試料の高さ及び重量に基づいて、試料の端部について空隙率レベルを評価するため、ソフトウェアが使用されることがある。この推定空隙率は、試料全体の空隙率レベルの評価に使用されることがある。しかしながら、このタイプの評価は所望よりも精度が低下することがある。
その結果、現在利用可能なこのタイプの方法を使用して定められた規格では、規格が確定済みの対象物を所望どおりに評価できないことがある。したがって、少なくとも上述の問題点の幾つかと、起こりうる他の問題点を考慮する方法及び装置を有することは好ましいであろう。
1つの例示的な実施形態では、非破壊検査規格を確定する方法が提示される。複数の試料は、複数の試料中の各試料が複数の試料中の任意の数の他の試料とは異なる空隙率を有するように、複数の試料中の各試料に対して異なる技術を使用して形成される。複数の試料中の各試料は、選択された部品タイプと同じ一連の選択された特性を有する。空隙率レベルは、コンピュータ断層撮影システムを使用して生成される各試料の3次元画像から抽出される容積データを使用して、複数の試料中の各試料に対して特定される。規格群は、複数の試料中の各試料に対して特定される空隙率レベルに基づいて、複数の試料から選択された空隙率レベル群に対して定められる。規格群は、選択された部品タイプの部品の非破壊検査を実施する際に使用されるように構成されている。
別の例示的な実施形態では、非破壊検査システムを使用して部品を評価するための方法が提示される。基準検査データは、非破壊検査システムを使用して部品に対して規格群中の各規格の非破壊検査を実施することによって、規格群に対して生成される。規格群は、コンピュータ断層撮影システムを使用して生成される各試料の3次元画像から抽出される容積データを使用して、複数の試料中の各試料に対して特定される空隙率レベルに基づいて、複数の試料から確定される。部品検査データは、非破壊検査システムを使用して部品の非破壊検査を実施することによって、当該部品に対して生成される。部品の空隙率レベルは、基準検査データと部品検査データを使用して、当該部品に対して特定される。
さらに別の例示的な実施形態では、装置は複数の試料及びデータ解析器を備える。複数の試料中の各試料が複数の試料中の任意の数の他の試料とは異なる空隙率を有し、且つ複数の試料中の各試料が選択された部品タイプと同じ一連の選択された特性を有するように、複数の試料は形成されている。データ解析器は、コンピュータ断層撮影システムを使用して生成される各試料の3次元画像から抽出される容積データを使用して、複数の試料中の各試料について空隙率レベルを特定するように構成されている。選択された空隙率レベル群に対する規格群は、複数の試料中の各試料に対して特定される空隙率レベルに基づいて、複数の試料から確定される。規格群は、選択された部品タイプの部品の非破壊検査を実施する際に使用するように構成されている。
特徴及び機能は、本開示の様々な実施形態で独立に実現することが可能であるか、以下の説明及び図面を参照してさらなる詳細が理解されうる、さらに別の実施形態で組み合わせることが可能である。
例示的な実施形態の特徴と考えられる新規の機能は、添付の特許請求の範囲に明記される。しかしながら、例示的な実施形態と、好ましい使用モードと、さらにはその目的及び特徴とは、添付図面を参照して本開示の例示的な実施形態の後述の詳細な説明を読むことにより最もよく理解されるであろう。
例示的な実施形態による検査環境をブロック図の形態で図解している。 例示的な実施形態による検査環境を図解している。 例示的な実施形態による規格群を図解している。 例示的な実施形態による非破壊検査規格を確定するためのプロセスをフロー図の形態で図解している。 例示的な実施形態により非破壊検査システムを使用して部品を評価するためのプロセスをフロー図の形態で図解している。 例示的な実施形態によるデータ処理システムをブロック図の形態で図解している。
種々の例示的な実施形態は、種々の検討事項を認識し且つ考慮している。例えば、種々の例示的な実施形態は、空隙率に関する非破壊検査規格を、このようなタイプの規格を確定するため現在利用可能な方法で可能となるよりも、さらに迅速に、さらに容易に、且つさらに正確に確定するための方法及び装置を有することが好ましいことを認識し且つ考慮している。
さらに、例示的な実施形態は、このような規格を確定するため現在利用可能な方法よりも安価に非破壊検査規格を確定するための方法及び装置を有することが好ましいことを認識し且つ考慮している。例えば、例示的な実施形態は、規格確定に必要な複合材料試料のサイズを縮小すれば、このような規格確定に関わる費用を軽減しうることを認識し且つ考慮している。加えて、試料の形成とこれらの各試料の空隙率特定に要する総時間を短縮することは、規格確定に関わる費用を軽減しうる。
したがって、種々の例示的な実施形態は、非破壊検査規格を確定するための方法及び装置を提供する。特に、選択された部品タイプの任意の部品の空隙率を、非破壊検査システムを使用して評価する際に使用される規格群を確定するための方法及び装置が提供される。
ここで図1を参照すると、例示的な実施形態による検査環境がブロック図の形態で図解されている。図1では、検査環境100は、規格群102が確定され使用される環境の実施例であってもよい。本明細書で使用されているように、アイテム「群」は、一又は複数のアイテムを意味する。このように、規格群102は一又は複数の規格となることがある。
これらの例示的な実施例では、規格群102は、選択された部品タイプ104の任意の部品の評価で使用されるように構成されている。選択された部品タイプ104は、例えば、限定しないが、締め具のタイプ、スパーのタイプ、リブのタイプ、パネルのタイプ、外板パネルのタイプ、チューブのタイプ、又は他の部品タイプであってもよい。選択された部品タイプ104の部品は、これらの実施例では複合材料105からなる。
規格群102は、選択された部品タイプ104の任意の部品の空隙率を非破壊検査106を使用して評価する際に使用されるように構成されてもよい。本明細書で使用されているように、「空隙率」は材料内部の何もない空間の大きさである。材料の空隙率は、材料の容積に対する材料内部の何もない空間の容積の比、又は材料の容積に対する何もない空間の容積の百分率として計測される。
これらの例示的な実施例では、規格群102は、非破壊検査106を使用して、例えば部品108のような、選択された部品タイプ104の部品の空隙率の評価に使用されるように構成されている。部品108の空隙率は、これらの実施例では部品空隙率110と呼ばれる。場合によっては、規格群102は部品108に対する非破壊検査空隙率規格群と呼ばれることもある。
図示されているように、規格群102は複数の試料112から形成されることがある。これらの例示的な実施例では、複数の試料112は複合材料113の断片によって形成される。具体的には、複合材料113の断片は、選択された部品タイプ104に対する一連の選択された特性114と同じ一連の選択された特性を有するように形成されてもよい。一連の選択された特性114は、例えば、限定しないが、選択された部品タイプ104について、材料組成116、厚み118、幾何形状119及び一又は複数の他のタイプの特性のうちの少なくとも1つを含みうる。
本明細書で使用しているように、列挙されたアイテムと共に使用される「〜のうちの少なくとも1つ」という表現は、列挙されたアイテムの一又は複数の様々な組み合わせが使用可能であり、且つ列挙されたアイテムのいずれかが1つだけあればよいということを意味する。例えば、「アイテムA、アイテムB、及びアイテムCのうちの少なくとも1つ」は、例えば、限定しないが、「アイテムA」、又は「アイテムAとアイテムB」を含む。この例は、「アイテムAとアイテムBとアイテムC」、又は「アイテムBとアイテムC」も含む。他の例として、「〜のうちの少なくとも1つ」は、例えば、限定しないが、「2個のアイテムAと1個のアイテムBと10個のアイテムC」、「4個のアイテムBと7個のアイテムC」、並びに他の適切な組み合わせを含む。
これらの例示的な実施例では、複合材料113の断片は複合積層材の形態をとる。複合材料113の断片は、複数の断片120中の断片が実質的に同一のサイズを有するように、複数の断片120に分割されてもよい。さらに、複数の断片120中の各断片は、選択された部品タイプ104について一連の選択された特性114と同じ一連の選択された特性を有してもよい。
これらの例示的な実施例では、複数の技術121は、複数の試料112中の各試料が複数の試料112中の他の試料とは異なる空隙率を有するように、複数の断片120から複数の試料112を形成するように使用されてもよい。具体的には、複数の断片120中の各断片について異なる技術が使用されうる。
複数の技術121には、例えば、限定しないが、複数の硬化技術122が含まれることがある。具体的には、複数の断片120中の各断片を硬化するため、複数の硬化技術122の中から異なる硬化技術が使用される。複数の硬化技術122中の各硬化技術は、異なる硬化サイクル長、異なる硬化温度、異なる硬化圧力、異なる硬化真空引き、異なる硬化デバイスのうちの少なくとも1つ、及び一又は複数の異なる要因を含みうる。
複数の硬化技術122を実装するため、任意の数の硬化デバイスが使用されうる。本明細書で使用しているように、「任意の数の」アイテムは一又は複数のアイテムを意味する。このように、任意の数の硬化デバイスは一又は複数の硬化デバイスであってもよい。複数の硬化技術122中の異なる硬化技術は、複数の断片115中の対応する断片を硬化することによって形成される複数の試料112中の各試料が、複数の試料112中の任意の数の他の試料とは異なる空隙率を有するように、選択され実装される。
1つの例示的な実施例として、硬化技術124は複数の硬化技術122中の1つの実施例であってもよく、また断片126は複数の断片120中の1つの実施例であってもよい。硬化技術124は、空隙率130を有する試料128を形成するため、断片126の硬化に使用されうる。空隙率130は、複数の試料112中の少なくとも1つの他の試料の空隙率と異なることがある。
言うまでもなく、他の例示的な実施例では、複数の技術121中の一又は複数の他の技術は、硬化技術124に加えて及び/又は硬化技術124の代わりに断片126と共に使用して、空隙率130を有する試料128を形成することができる。例えば、限定しないが、試料128の空隙率130を制御するため、硬化技術124、乾燥技術、積層技術、湿度制御技術のうちの少なくとも1つ及び他のタイプの技術が使用されうる。
検査環境100のコンピュータ断層撮影(CT)システム132は、複数の試料112に対して複数の3次元画像134を生成するように使用される。具体的には、複数の3次元画像134は、複数の試料112中の各試料に対する3次元画像を含む。
1つの例示的な実施例として、3次元画像136は、コンピュータ断層撮影システム132を使用して試料128に対して生成されることがある。3次元画像136は、複数の2次元画像138を含む。複数の2次元画像138中の各2次元画像は、1本の回転軸に沿って撮影された試料128の横断面画像である。これらの横断面画像は、断層断面又は断層スライスと呼ばれることがある。
複数の3次元画像134は、処理のためデータマネージャ140に転送されてもよい。データマネージャ140は、ハードウェア、ソフトウェア、又はその二つの組み合わせを使用して実装されてもよい。たとえば、データマネージャ140はコンピュータシステム142に実装されうる。コンピュータシステム142は、任意の数のコンピューターを備えてもよい。コンピュータシステム142内に複数のコンピュータが存在する場合には、これらのコンピュータは相互に通信を行ってもよい。
場合によっては、コンピュータシステム142の一部は、コンピュータ断層撮影システム132の一部とみなされることがある。他の場合には、コンピュータシステム142は、コンピュータ断層撮影システム132から完全に離れた場所に配置されてもよい。
データマネージャ140は、第1のデータ解析器144及び第2のデータ解析器146を含む。第1のデータ解析器144は処理される複数の3次元画像134を受信する。第1のデータ解析器144は、複数の3次元画像134を使用して複数の試料112中の各試料の容積データ148を抽出するように構成されている。
例えば、第1のデータ解析器144は、3次元画像136を使用して試料128に対して第1の容積150及び第2の容積152を特定することができる。第1の容積150は試料128内部の何もない空間の容積であってもよい。第2の容積152は試料128の容積であってもよい。第1のデータ解析器144は、第1の容積150及び第2の容積152を使用して、試料128の空隙率138を特定する。
このように、第1のデータ解析器144は、複数の試料112に対して複数の空隙率レベル154を特定する。本明細書で使用しているように、「空隙率レベル」は分数、百分率、又は他の種類の空隙率測定値であってもよい。コンピュータ断層撮影システム132によって生成される複数の3次元画像138から抽出される容積データ148に基づいて、複数の試料112に対して特定される複数の空隙率レベル154は、選択された許容誤差範囲内で所望のレベルの精度を有しうる。
その結果として、コンピュータ断層撮影システム132の使用によってもたらされる精度により、コンピュータ断層撮影システムを使用しない場合と比較して、規格の確定に使用される試料をより小さいサイズにすることができる。複数の試料112に対して複数の空隙率レベル154を特定することは、コンピュータ断層撮影システム132を使用しない場合と比較して、コンピュータ断層撮影システム132によって生成される複数の3次元画像134から抽出される容積データ148を使用してさらに容易に且つ迅速に実施されうる。
第1のデータ解析器144は、複数の空隙率レベル154を選択された空隙率レベル群156と比較する。選択された空隙率レベル群156は、規格群102が確定される予定になっている空隙率レベルであってもよい。第1のデータ解析器144は、選択された許容誤差範囲内で選択された空隙率レベル群156に一致する空隙率レベルを有する複数の試料112中の試料を特定する。
具体的には、選択された空隙率レベル群156中の各選択された空隙率レベルに対して、第1のデータ解析器144は、選択された空隙率レベルに最もよく一致する空隙率レベルを有する複数の試料112中の試料を特定する。場合によっては、第1のデータ解析器144は、選択された空隙率レベル群156に最もよく一致する空隙率レベルを有する複数の試料112中の試料を特定する報告書を生成する。これらの特定された試料は規格群102を形成する。
幾つかの例示的な実施例では、規格群102は、標識システム158を使用して、試料の対応する空隙率レベルで、複数の試料112から特定された試料を標識することによって確定される。標識システム158は、例えば、限定しないが、マーカー、ペン、刻印デバイス、標識デバイス、又は他の種類の標識システムであってもよい。1つの例示的な実施例として、オペレータは、規格で示される選択された空隙率レベル群156の対応する選択された空隙率レベルで、規格群102中の各規格に印をつけてもよい。
規格群102は、選択された部品タイプ104の一連の選択された特性114と同じ一連の選択された特性を有する任意の部品を、非破壊検査106を使用して評価する際に将来使用されるよう、保管場所に保管されてもよい。さらに、規格群102は、選択された部品タイプ104とは異なる部品の経時的な検査を実施するため、複数回使用されてもよい。
1つの例示的な実施例では、部品108の非破壊検査106の実施時に、非破壊検査システム160が選択されて使用される。非破壊検査システム160は、規格群102の非破壊検査106を実施して、基準検査データ162を生成する。さらに、非破壊検査システム160は、部品108の非破壊検査106を実施して、部品検査データ164を生成する。場合によっては、部品検査データ164及び基準検査データ162は、超音波検査システムの形態による非破壊検査システム106を使用して、超音波試験を実施することによって生成されることがある。
基準検査データ162及び部品検査データ164は、処理のためデータマネージャに転送されてもよい。データマネージャ140の第2のデータ解析器146は、基準検査データ162及び部品検査データ164を受信する。第2のデータ解析器146は、基準検査データ162及び部品検査データ164を使用して、部品108が部品空隙率110に対する選択された基準166を満たすかどうかを判定する。選択された基準166は、たとえば、限定はしないが、選択された閾値168を含む。
1つの例示的な実施例として、規格群102中のどの規格が部品108と最もよく一致するかを判定するため、部品検査データ164は基準検査データ162と比較されることがある。この規格に対応する選択された空隙率レベルは、部品108の部品空隙率推定値170として使用されてもよい。部品空隙率推定値170が選択された閾値168を上回る場合には、部品108は部品空隙率110に対する選択された基準166を満たさないものとして特定されることがある。その結果として、部品108は再加工、交換、又は他の何らかの方法による処理が必要となることがある。
このように、例示的な実施形態は、部品の空隙率の評価に使用される規格群102の確定及び使用のための方法及び装置を提供する。上述のように部品の空隙率に対して規格群102を確定するための方法は、空隙率の規格を確定するため現在利用可能な幾つかの方法よりもさらに迅速に、さらに容易に、且つさらに正確に実施可能である。
例えば、試料128などの試料全体は、コンピュータ断層撮影システム132を使用して画像化可能であり、試料の空隙率レベルはコンピュータ断層撮影システム132によって生成される試料の3次元画像を使用して特定可能である。具体的には、空隙率レベルは試料全体の3次元画像から抽出される容積データ148に基づいて特定可能である。試料全体に対して空隙率を特定するこのタイプの方法は、試料の端部での空隙率評価に基づいて試料全体の空隙率を特定する方法と比較して、より正確になりうる。
さらに、上述の部品の空隙率に対して規格群102を確定する方法は、現在利用可能な幾つかの方法と比較してより安価になりうる。例えば、複数の断片120が複合材料の断片113から形成された場合には、複数の試料112を形成するために硬化操作以外の付加的な操作が必要となることはない。
図1の検査環境100の図は、例示的な実施形態を実装できる方法に対する物理的又は構造的な制限を示唆することを意図していない。図示したコンポーネントに加えて又は代えて、他のコンポーネントを使用することができる。幾つかのコンポーネントは任意選択であってもよい。また、幾つかの機能コンポーネントを図解するためにブロックが表示されている。例示的な実施形態において実装される場合、これらのブロックの一又は複数を、異なるブロックに統合、分割、或いは統合且つ分割することができる。
幾つかの例示的な実施例では、第1のデータ解析器144は、コンピュータ断層撮影システム132内に実装されうる。他の例示的な実施例では、第2のデータ解析器146は、非破壊検査システム160内に実装されうる。さらに別の例示的な実施例では、第1のデータ解析器144と第2のデータ解析器146は単一のデータ解析器を形成することがある。
場合によっては、複数の試料112は、複合材料の断片113の代わりに、複数個の複合材料から形成されてもよい。1つの例示的な実施例として、複数の試料112中の各試料は種々の複合材料の断片から形成されてもよい。さらに、複数の試料112中の各試料が複数の試料112中の他の試料とは異なる空隙率を有するように、任意の技術の組合せを使用して、複数の断片120を形成、硬化、及び/又は操作することができる。
ここで図2を参照すると、例示的な実施形態による検査環境が図解されている。これらの例示的な実施例では、検査環境200は、図1の検査環境100の一実装例であってもよい。図示されているように、検査環境200はコンピュータ断層撮影システム202及びコンピュータシステム206に実装されたデータマネージャ204を含む。コンピュータシステム206及びコンピュータ断層撮影システム202は、無線通信リンク208を介してデータ交換を行うことができる。
この例示的な実施例では、コンピュータ断層撮影システム202は複数の試料210に対して3次元画像を生成するように使用される。図示されているように、複数の試料210は試料A212、試料B214、試料C216、試料D218、試料E220、試料L222、試料M224、試料N226、試料O228、及び試料P230を含む。場合によっては、複数の試料210はまた本図に示されていない追加の試料を含むことがある。
複数の試料210中の各試料は、選択された部品タイプと同じ一連の選択された特性を有する。例えば、各試料はあるタイプの複合外板パネルと同じ材料組成及び同じ厚みを有することがある。
コンピュータ断層撮影システム202によって生成される3次元画像は、例えば、限定しないが、複数の試料210の各々に対して空隙率レベルを特定するため、図1の第1のデータ解析器144によって使用されてもよい。選択された空隙率レベル群に最もよく一致する空隙率レベルを有する複数の試料210中の試料は、空隙率の規格群を確定するために選択される。
ここで図3を参照すると、例示的な実施形態による規格群が図解されている。この例示的な実施例では、規格群300は、図1の規格群102の実装の一例であってもよい。規格群300は、非破壊検査システムを使用して空隙率の規格群300の各々と同じ材料組成及び同じ厚みを有する複合外板パネルを評価する際に使用されることがある。
図示されているように、規格群300は図2の複数の試料212から、試料A212、試料B214、試料E220、及び試料O228を使用して確定されている。具体的には、試料A212は選択された空隙率レベル302で標識され、試料A212を規格として確定している。試料B214は、試料B214を規格として確定する選択された空隙率レベル304で標識されている。さらに、試料E220は、試料E220を規格として確定する選択された空隙率レベル306で標識されている。試料O228は、試料O228を規格として確定する選択された空隙率レベル308で標識されている。
図2の検査環境200及び図3の規格群300の図解は、例示的な実施形態が実装される方法に対する物理的又は構造的な制限を示唆することを意図していない。図示したコンポーネントに加えて又は代えて、他のコンポーネントを使用することができる。幾つかのコンポーネントは任意選択であってもよい。さらに、図2〜3のコンポーネントの幾つかは、図1のブロックの形態で示されたコンポーネントが物理的構造体としてどのように実装しうるかを示す例示的な実施例であってもよい。図2〜3に示す種々のコンポーネントは、図1のコンポーネントと組み合わせること、図1のコンポーネントとともに使用すること、又はそれら2つの場合を組み合わせることができる。
次に図4を参照すると、例示的な実施形態による非破壊検査規格を確定するプロセスがフロー図の形態で図解されている。図4に図解されているプロセスは、例えば、限定しないが、図1の規格群102などの規格群を確定するように実装される。
このプロセスは、選択された部品タイプと同じ一連の選択された特性を備える複合材料の断片を形成することによって開始される(操作400)。一連の選択された特性は、材料組成、厚み、及び幾何形状のうちの少なくとも1つを含む。次に、プロセスは複合材料の断片を複数の断片に分割する(操作402)。これらの例示的な実施例では、複数の断片中の各断片が同じサイズになるように操作402が実施される。さらに、各断片は、選択された部品タイプと同じ一連の選択された特性を有する。
その後、プロセスは、複数の硬化技術を使用して複数の断片を硬化し、複数の試料を形成する(操作404)。このように、複数の試料中の各試料は、選択された部品タイプと同じ一連の選択された特性を有する。操作404では、複数の試料中の各試料に対して複数の硬化技術から異なる硬化技術を使用して、複数の試料が形成される。各試料が複数の試料中の任意の数の他の試料とは異なる空隙率を有するように、各試料は異なる硬化技術を使用して形成される。
プロセスは次に、コンピュータ断層撮影システムを使用して複数の試料中の各試料に対して3次元画像を生成する(操作406)。操作406では、複数の3次元画像が生成される。各3次元画像は複数の2次元画像を含む。
次に、プロセスは、コンピュータ断層撮影システムによって生成された試料の3次元画像から複数の試料中の各試料に対して容積データを抽出する(操作408)。その後、複数の試料中の各試料に対する空隙率レベルは、抽出された各試料の容積データを使用して特定される(操作410)。このように、複数の空隙率レベルが操作410で特定される。
次に、選択された空隙率レベル群に対する規格群は、複数の試料中の各試料に対して特定される空隙率レベルに基づいて、複数の試料から確定され(操作412)、その後プロセスは終了する。操作412では、選択された空隙率レベル群中の選択された空隙率レベルに最もよく一致する空隙率レベルを有する試料が、規格を形成するために選択される。このように、試料は、選択された空隙率レベル群の各選択された空隙率レベルに対して選択される。
幾つかの例示的な実施例では、操作412で確定される規格群の各規格は、当該規格に対応する選択された空隙率レベルで標識される。さらに、規格群は、非破壊検査システムを使用して空隙率について選択された部品タイプの部品を評価する際に将来使用されるように保存されてもよい。
次に図5を参照すると、例示的な実施形態により非破壊検査システムを使用して部品を評価するためのプロセスがフロー図の形態で図解されている。図5に図解されているプロセスは、図1の非破壊検査システム160などの非破壊検査システムを使用して、図1の部品108などの部品を評価するために実装されてもよい。
プロセスは、非破壊検査システムを使用して、部品に対して規格群中の各規格の非破壊検査を実施することによって、規格群に対する基準検査データを生成することによって開始される(操作500)。規格群は、例えば、図4に図解されたプロセスを使用して確定された規格群であってもよい。
次にプロセスは、非破壊検査システムを使用して、部品の非破壊検査を実施することによって、部品に対する部品検査データを生成する(操作502)。その後、プロセスは、基準検査データと部品検査データを使用して、部品に対する部品空隙率を特定する(操作504)。1つの例示的な実施例では、部品空隙率は、基準検査データと部品検査データに基づいて、どの規格が部品に最もよく一致するかを判定することによって特定されうる。この規格に対応する選択された空隙率レベルは、部品の部品空隙率に対する部品空隙率推定値として使用されてもよい。
プロセスは次に、部品に対して特定された部品空隙率に基づいて、部品が選択された基準を満たすかどうかを判定し(操作506)、その後プロセスは終了する。1つの例示的な実施例では、操作506で、特定された部品空隙率は選択された閾値と比較されることもある。部品空隙率が選択された閾値よりも大きい場合には、部品は選択された基準を満たさないとして特定される。部品空隙率が選択された閾値未満又はほぼ等しい場合には、部品は選択された基準を満たすとして特定される。
図解されている種々の実施形態のフロー図及びブロック図は、例示的な実施形態で実装可能な装置及び方法の構造、機能、及び操作を示している。その際、フロー図又はブロック図の各ブロックは、操作又はステップのモジュール、セグメント、機能及び/又は部分を表わすことがある。例えば、一又は複数のブロックは、ハードウェア内のプログラムコードとして、又はプログラムコードとハードウェアの組合せとして実装されることがある。ハードウェア内に実装した場合、ハードウェアは、例えば、フロー図又はブロック図の一又は複数の操作を実施するように製造又は構成された集積回路の形態をとりうる。
例示的な実施形態の幾つかの代替的な実装態様では、ブロックに記載された一又は複数の機能は、図中に記載の順序を逸脱して現れることがある。例えば、場合によっては、連続して示されている二つのブロックがほぼ同時に実行されること、又は時には含まれる機能によってはブロックが逆順に実施されることもありうる。また、フロー図又はブロック図に描かれているブロックに加えて他のブロックが追加されることもありうる。
ここで図6を参照すると、例示的な実施形態によりデータ処理システムがブロック図の形態で図解されている。この例示的な実施例では、データ処理システム600を使用して、図1のコンピュータシステム142に一又は複数のコンピュータを実装することができる。この例示的な実施例では、データ処理システム600は通信フレームワーク602を含み、これによりプロセッサ装置604、メモリ606、固定記憶域608、通信装置610、入出力(I/O)装置612、及びディスプレイ614の間での通信が提供される。
プロセッサ装置604は、メモリ606に読み込まれるソフトウェアに対する命令を実行するよう機能する。プロセッサ装置604は、具体的な実装に応じて、任意の数のプロセッサ、マルチプロセッサコア、又は何らかの他の種類のプロセッサであってよい。本明細書でアイテムを参照する際に使用している「任意の数の」は、一又は複数のアイテムを意味する。さらに、プロセッサ装置604は、単一チップ上でメインプロセッサが二次プロセッサと共存する異種プロセッサシステムを任意の個数だけ使用して実装されてもよい。別の例示的な実施例として、プロセッサ装置604は同一タイプの複数のプロセッサを含む対称型マルチプロセッサシステムであってもよい。
メモリ606及び固定記憶域608は、記憶デバイス616の例である。記憶デバイスは、例えば、限定しないが、データ、機能的な形態のプログラムコード、及び/又は他の好適な情報などの情報を、一時的に及び/又は永続的に保存することができるハードウェアの任意の部分である。記憶デバイス616は、これらの実施例ではコンピュータで読取可能な記憶デバイス又は非一時的な記憶デバイスと呼ばれることもある。これらの実施例では、メモリ606はたとえば、ランダムアクセスメモリ又は任意の他の適切な揮発性或いは不揮発性の記憶デバイスであってもよい。固定記憶域608は具体的な実装に応じて様々な形態を取りうる。
例えば、固定記憶域608は、一又は複数のコンポーネント又はデバイスを含みうる。例えば、固定記憶域608は、ハードドライブ、フラッシュメモリ、書換え型光ディスク、書換え可能磁気テープ、又はそれらの何らかの組み合わせである。固定記憶域608によって使用される媒体は着脱式であってもよい。例えば、着脱式ハードドライブは固定記憶域608に使用することができる。
通信装置610はこれらの例では、他のデータ処理システム又はデバイスとの通信を行う。これらの実施例では、通信装置610はネットワークインターフェースカードである。通信装置610は、物理的な通信リンク及び無線通信リンクのいずれか一方又は双方を使用して、通信を行うことができる。
入出力装置612は、データ処理システム600に接続される他のデバイスとのデータの入出力を可能にする。例えば、入出力装置612は、キーボード、マウス、及び/又は他の好適な入力デバイスを介してユーザー入力に接続することができる。さらに、入出力装置612は、プリンタに出力を送信することができる。ディスプレイ614はユーザーに情報を表示する機構を提供する。
オペレーティングシステム、アプリケーション、及び/又はプログラムに対する命令は、通信フレームワーク602を介してプロセッサ装置604と通信する記憶デバイス616内に配置される。これらの例示的な実施例では、命令は、固定記憶域608の機能形態である。これらの命令は、プロセッサ装置604で実行するためメモリ606に読み込むことができる。異なる実施形態のプロセスは、メモリ606などのメモリに配置可能なコンピュータによって実行される命令を使用して、プロセッサ装置604によって実行することができる。
これらの命令は、プログラムコード、コンピュータで使用可能なプログラムコード、又はコンピュータで読取可能なプログラムコードと呼ばれ、プロセッサ装置604内のプロセッサによって読取及び実行することができる。種々の実施形態のプログラムコードは、メモリ606又は固定記憶域608など、種々の物理的な媒体又はコンピュータ可読記憶媒体上に具現化されうる。
プログラムコード618は、選択的に着脱可能なコンピュータ可読媒体上に機能的な形態で配置され、又プロセッサ装置604による実行用にデータ処理システム600に読込み又は転送可能である。プログラムコード618及びコンピュータ可読媒体620は、これらの実施例ではコンピュータプログラム製品622を形成する。1つの実施例では、コンピュータ可読媒体620は、コンピュータ可読記憶媒体624又はコンピュータ可読信号媒体626であってもよい。
コンピュータで可読記憶媒体624は、例えば、固定記憶域608の一部であるハードドライブなどのように、記憶デバイス上に転送するための固定記憶域608の一部であるドライブ又は他のデバイスに挿入又は配置される光ディスク又は磁気ディスクなどを含むことができる。コンピュータ可読記憶媒体624は、データ処理システム600に接続されているハードドライブ、サムドライブ、又はフラッシュメモリなどの固定記憶域の形態もとりうる。幾つかの例では、コンピュータ可読記憶媒体624はデータ処理システム600から着脱可能ではないことがある。
これらの実施例では、コンピュータ可読媒体624は、プログラムコード618を伝播又は転送する媒体よりはむしろプログラムコード618を保存するために使用される物理的な又は有形の記憶デバイスである。コンピュータ可読記憶媒体624は、コンピュータで読取可能な有形の記憶デバイス又はコンピュータで読取可能な物理的な記憶デバイスと呼ばれることもある。すなわち、コンピュータ可読記憶媒体624は、人が触れることのできる媒体である。
代替的には、プログラムコード618は、コンピュータ可読信号媒体626を使用してデータ処理システム600に転送することができる。コンピュータ可読信号媒体626は、例えば、プログラムコード618を含む伝播データ信号であってもよい。例えば、コンピュータ可読信号媒体626は、電磁信号、光信号、及び/又は他の好適な種類の信号であってもよい。これらの信号は、無線通信リンク、光ファイバケーブル、同軸ケーブル、有線、及び/又は他の任意の好適な形式の通信リンクなどの通信リンクによって伝送される。すなわち、通信リンク及び/又は接続は、例示的な実施例では物理的なもの又は無線によるものでありうる。
幾つかの例示的な実施形態では、プログラムコード618は、コンピュータ可読信号媒体626により、ネットワークを介して別のデバイス又はデータ処理システムから固定記憶域608にダウンロードされて、データ処理システム600内で使用される。例えば、サーバーデータ処理システム内のコンピュータ可読記憶媒体に保存されているプログラムコードは、ネットワークを介してサーバーからデータ処理システム600にダウンロードすることができる。プログラムコード618を提供するデータ処理システムは、サーバーコンピュータ、クライアントコンピュータ、又はプログラムコード618を保存及び転送することが可能な他のデバイスであってもよい。
データ処理システム600に例示されている種々のコンポーネントは、構造的な制限を加えることを意図したものではなく、種々の実施形態が実行可能である。種々の例示的実施形態は、データ処理システム600に対して図解されているコンポーネントに対して追加的又は代替的なコンポーネントを含むデータ処理システム内に実装しうる。図6に示した他のコンポーネントは、例示的な実施例と異なることがある。種々の実施形態は、プログラムコードを実行できる任意のハードウェアデバイス又はシステムを使用して実装することができる。1つの実施例として、データ処理システムは無機コンポーネントと一体化した有機コンポーネントを含むことができ、及び/又は人間を除く有機コンポーネントを完全に含むことができる。例えば、記憶デバイスは有機半導体を含んでいてもよい。
他の例示的な実施例では、プロセッサ装置604は、特定の用途のために製造又は構成された回路を有するハードウェア装置の形態をとってもよい。このタイプのハードウェアは、操作を実施するために構成される記憶デバイスからメモリにプログラムコードを読み込まずに操作を実施することができる。
例えば、プロセッサ装置604がハードウェア装置の形態をとる場合、プロセッサ装置604は回路システム、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス、又は任意の数の操作を実施するように構成された他の好適な形式のハードウェアであってもよい。プログラマブル論理デバイスにより、デバイスは任意の数の操作を実施するように構成されている。このデバイスはその後再構成すること、又は任意の数の操作を実施するために永続的に構成することができる。プログラマブル論理デバイスの例には、例えば、プログラマブルロジックアレイ、フィールドプログラマブルロジックアレイ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、及び他の好適なハードウェアデバイスが含まれる。この種の実装態様では、種々の実施形態のプロセスがハードウェア装置で実施されるため、プログラムコード618は省略されてもよい。
さらに別の例示的な実施例では、プロセッサ装置604は、コンピュータ及びハードウェア装置の中に見られるプロセッサの組み合わせを使用して実装可能である。プロセッサ装置604は、任意の数のハードウェア装置及びプログラムコード618を実行するように構成されている任意の数のプロセッサを有していてもよい。ここに描かれている実施例では、プロセスの一部は任意の数のハードウェア装置に実装することが可能であるが、一方、他のプロセスは任意の数のプロセッサに実装可能である。
別の実施例では、バスシステムは、通信フレームワーク602を実装するように使用可能で、システムバス又は入出力バスといった一又は複数のバスを含むことができる。言うまでもなく、バスシステムは、バスシステムに取り付けられた種々のコンポーネント又はデバイスの間でのデータ伝送を提供する任意の好適な種類のアーキテクチャを使用して実装することができる。
加えて、通信装置は、データの送信、データの受信、又はデータの送受信を行う任意の数のデバイスを含むことがある。通信装置は例えば、モデム又はネットワークアダプタ、2個のネットワークアダプタ、又はこれらの組み合わせであってもよい。さらに、メモリは、例えば、通信フレームワーク602内に存在することがあるインターフェース及びメモリコントローラハブに見られるような、メモリ606又はキャッシュであってもよい。
したがって、例示的な実施形態は、非破壊検査規格を確定するための方法及び装置を提供する。1つの例示的な実施形態では、非破壊検査規格を確定する方法が提示される。複数の試料は、複数の試料中の各試料が複数の試料中の任意の数の他の試料とは異なる空隙率を有するように、複数の試料中の各試料に対して異なる技術を使用して形成される。複数の試料中の各試料は、選択された部品タイプと同じ一連の選択された特性を有する。空隙率レベルは、コンピュータ断層撮影システムを使用して生成される各試料の3次元画像から抽出される容積データを使用して、複数の試料中の各試料に対して特定される。規格群は、複数の試料中の各試料に対して特定される空隙率レベルに基づいて、複数の試料から選択された空隙率レベル群に対して確定される。規格群は、選択された部品タイプの部品の非破壊検査を実施する際に使用されるように構成されている。
加えて、別の例示的な実施形態では、非破壊検査システムを使用して部品を評価するための方法が提示される。基準検査データは、非破壊検査システムを使用して部品に対する規格群中の各規格の非破壊検査を実施することによって、規格群に対して生成される。規格群は、コンピュータ断層撮影システムを使用して生成される各試料の3次元画像から抽出される容積データを使用して、複数の試料中の各試料に対して特定される空隙率に基づいて、複数の試料から確定される。部品検査データは、非破壊検査システムを使用して部品の非破壊検査を実施することによって、当該部品に対して生成される。空隙率は、基準検査データと部品検査データを使用して、部品に対して特定される。
種々の例示的な実施形態の説明は、例示及び説明を目的として提供されているものであり、網羅的な説明であること、又は開示された形態に実施形態を限定することを意図していない。当業者には、多数の修正例及び変形例が明らかであろう。さらに、種々の実施形態は、他の例示的な実施形態と比較して、異なる特徴を提供することができる。選択された一又は複数の実施形態は、実施形態の原理、実際の用途を最もよく説明するため、及び他の当業者に対し、様々な実施形態の開示内容と、考慮される特定の用途に適した様々な修正との理解を促すために選択及び記述されている。
100 検査環境
102 規格群
104 選択された部品タイプ
105 複合材料
106 非破壊検査
108 部品
110 部品空隙率
112 複数の試料
113 複合材料の断片
114 一連の特性
116 材料組成
118 厚み
119 幾何形状
120 複数の断片
121 複数の技術
122 複数の硬化技術
124 硬化技術
126 断片
128 試料
130 空隙率
132 コンピュータ断層撮影(CT)システム
134 複数の3次元画像
136 3次元画像
138 複数の2次元画像
140 データマネージャ
142 コンピュータシステム
144 第1のデータ解析器
146 第2のデータ解析器
148 容積データ
150 第1の容積
152 第2の容積
154 複数の空隙率レベル
156 選択された空隙率レベル群
158 標識システム
160 非破壊検査システム
162 基準検査データ
164 部品検査データ
166 選択された基準
168 選択された閾値
170 部品空隙率推定値
200 検査環境
202 コンピュータ断層撮影システム
204 データマネージャ
206 コンピュータシステム
208 無線通信リンク
210 複数の試料
212 試料A
214 試料B
216 試料C
218 試料D
220 試料E
222 試料L
224 試料M
226 試料N
228 試料O
230 試料P
300 規格群
302、304、306、308 空隙率レベル
600 データ処理システム
602 通信フレームワーク
604 プロセッサ装置
606 メモリ
608 固定記憶域
610 通信装置
612 入出力装置
614 ディスプレイ
616 記憶デバイス
618 プログラムコード
620 コンピュータ可読媒体
622 コンピュータプログラム製品
624 コンピュータ可読記憶媒体
626 コンピュータ可読信号媒体

Claims (15)

  1. 非破壊検査(106)規格を確定するための方法であって、前記方法は
    複数の試料(112)中の各試料が前記複数の試料(112)中の任意の数の他の試料とは異なる空隙率を有するように、選択された部品タイプ(104)と同じ一連の選択された特性を有する前記複数の試料(112)中の各試料に異なる技術を使用して、前記複数の試料(112)を形成することと、
    コンピュータ断層撮影システム(132)を使用して生成される前記各試料の3次元画像(136)から抽出される容積データ(148)を使用して、前記複数の試料(112)中の前記各試料に対して空隙率レベルを特定することと、
    前記複数の試料(112)中の前記各試料に対して特定される前記空隙率レベルに基づいて、前記複数の試料(112)から選択された空隙率レベル群(156)に対して、前記選択された部品タイプ(104)の部品(108)の非破壊検査(106)を実施する際に使用するように構成されている規格群(102)を確定することと
    を含む方法。
  2. 前記コンピュータ断層撮影システム(132)を使用して、前記複数の試料(112)中の前記各試料に対して、複数の2次元画像を含む3次元画像(136)を生成することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記コンピュータ断層撮影システム(132)を使用して生成される前記各試料の前記3次元画像(136)から抽出される前記容積データ(136)を使用して前記複数の試料(112)中の前記各試料に対して空隙率レベルを特定する前記ステップは、
    前記コンピュータ断層撮影システム(132)によって生成される前記各試料の前記3次元画像(136)から前記複数の試料(112)中の前記各試料の前記容積データを抽出することと、
    前記各試料内部の何もない空間に対して第1の容積(150)を特定することと、
    前記各試料の第2の容積(152)を特定することと、
    前記各試料内部の何もない空間に対する前記第1の容積(150)及び前記各試料の前記第2の容積(152)を使用して、前記複数の試料(112)中の前記各試料に対して前記空隙率レベルを特定することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記複数の試料(112)から選択された空隙率レベル群(156)に対して、前記規格群(102)を確定する前記ステップは、
    前記選択された部品タイプ(104)の評価に使用される前記選択された空隙率レベル群(156)を特定することと、
    前記規格群(102)中の規格として選択された許容誤差範囲内で前記選択された空隙率レベル群(156)中の選択された空隙率レベルに一致する前記空隙率レベルを有する前記複数の試料(112)中の試料を確定することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記複数の試料(112)中の前記各試料に対して異なる技術を使用して、前記複数の試料(112)を形成する前記ステップは、
    複数の硬化技術(122)から選択される硬化技術(124)により前記複数の試料(112)中の試料(128)を硬化することを含み、前記複数の硬化技術(122)中の各硬化技術(124)は、異なる硬化サイクル長、異なる硬化温度、異なる硬化圧力、異なる硬化真空引き、及び異なる硬化デバイスのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記複数の試料(112)中の前記各試料に対して異なる技術を使用して、前記複数の試料(112)を形成する前記ステップは、
    前記選択された部品タイプ(104)と同じ一連の選択された特性であって、材料組成(116)、厚み(118)、及び幾何形状(119)のうちの少なくとも1つを含む一連の選択された特性を備える複合材料の断片(113)を形成することと、
    前記複合材料の断片(113)を、前記複数の断片中の各断片が同じサイズである複数の断片に分割することと
    を含み、前記複数の試料(112)中の前記各試料に対して前記異なる硬化技術(124)を使用して前記複数の試料(112)を形成する前記ステップは、
    前記複数の試料(112)を形成するため、複数の硬化技術(122)を使用して前記複数の断片を硬化すること
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記選択された部品タイプ(104)と同じ一連の選択された特性を有する任意の部品の評価で将来使用するため前記規格群(102)を保存すること
    をさらに含み、前記一連の選択された特性は、材料組成(116)、厚み(118)、及び幾何形状(119)のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 非破壊検査システム(160)を使用して部品を評価すること
    をさらに含み、前記方法は、
    前記非破壊検査システム(160)を使用して、前記部品に対して規格群(102)の各規格の非破壊検査(106)を実施することによって、前記規格群(102)に対して基準検査データ(162)を生成することであって、前記規格群(102)が、コンピュータ断層撮影システム(132)を使用して生成される前記各試料の3次元画像(136)から抽出される容積データ(148)を使用して、前記複数の試料(112)中の各試料に対して特定される空隙率レベルに基づいて、複数の試料(112)から確定される、基準検査データ(162)を生成することと、
    前記非破壊検査システム(160)を使用して前記部品の非破壊検査(106)を実施することにより、前記部品に対して部品検査データ(164)を生成することと、
    前記基準検査データ(162)及び前記部品検査データ(164)を使用して前記部品の部品空隙率を特定することと
    をさらに含む請求項1に記載の方法。
  9. 前記基準検査データ(162)及び前記部品検査データ(164)を使用して前記部品の部品空隙率を特定する前記ステップは、
    前記基準検査データ(162)及び前記部品検査データ(164)を使用して、前記部品空隙率が選択された閾値を上回るかどうかを判定することを含み、
    前記部品に対して前記規格群(102)の各規格の前記非破壊検査(106)を実施することによって、前記規格群(102)に対して前記基準検査データ(162)を生成する前記ステップは、
    超音波検査システムを使用して前記部品に対して前記規格群(102)の各規格の超音波検査を実施することによって、前記規格群(102)に対して前記基準検査データ(162)を生成することを含み、
    前記非破壊検査(106)を実施することにより、前記部品に対して前記部品検査データ(164)を生成する前記ステップは、
    超音波検査システムを使用して前記部品の超音波検査を実施することにより、前記部品に対して前記部品検査データ(164)を生成することを含む、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記部品と同じ選択された部品タイプ(104)の別の部品の評価で将来使用するため保存場所に前記規格群(102)を保存することをさらに含み、前記別の部品は前記部品と同じ一連の選択された特性を有し、前記同じ一連の選択された特性は材料組成(116)、厚み(118)、及び幾何形状(119)のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記複数の試料(112)中の各試料が前記複数の試料(112)中の任意の数の他の試料とは異なる空隙率を有するように、且つ前記複数の試料(112)中の前記各試料が選択された部品タイプ(104)と同じ一連の選択された特性を有するように形成される複数の試料(112)と、
    コンピュータ断層撮影システム(132)を使用して生成される前記各試料の3次元画像(136)から抽出される容積データ(148)を使用して前記複数の試料(112)中の前記各試料に対して空隙率レベルを特定するように構成されたデータ解析器と
    を備える装置であって、
    選択された空隙率レベル群(156)に対する規格群(102)は、前記複数の試料(112)中の前記各試料に対して特定される前記空隙率レベルに基づいて前記複数の試料(112)から確定され、前記規格群(102)は前記選択された部品タイプ(104)の部品(108)の非破壊検査(106)を実施する際に使用するように構成されている、装置。
  12. 前記コンピュータ断層撮影システム(132)をさらに備え、前記コンピュータ断層撮影システム(132)は、前記複数の試料(112)中の前記各試料に対して、複数の2次元画像(138)を含む前記3次元画像(136)を生成するように構成されている、請求項11に記載の装置。
  13. 前記データ解析器は、前記コンピュータ断層撮影システム(132)によって生成される前記各試料の前記3次元画像(136)から前記複数の試料(112)中の前記各試料に対する前記容積データ(148)を抽出することによって、前記複数の試料(112)中の前記各試料の前記空隙率レベルを特定し;前記各試料内部の何もない空間に対して第1の容積(150)を特定し;前記各試料の第2の容積(152)を特定し;且つ前記各試料内部の何もない空間に対する前記第1の容積(150)及び前記各試料の前記第2の容積(152)を使用して、前記複数の試料(112)中の前記各試料に対する前記空隙率レベルを特定するように構成されている、請求項11に記載の装置。
  14. 任意の数の硬化デバイスをさらに含み、前記複数の試料(112)中の前記各試料は、前記任意の数の硬化デバイス中の少なくとも1つの硬化デバイス及び複数の硬化技術(122)から選択される硬化技術(124)を使用して硬化され、前記複数の硬化技術(122)中の各硬化技術(124)は、異なる硬化サイクル長、異なる硬化温度、異なる硬化圧力、異なる硬化真空引き、及び異なる硬化デバイスのうちの少なくとも1つを含む、請求項11に記載の装置。
  15. 前記同じ一連の選択された特性は、材料組成(116)、厚み(118)、及び幾何形状(119)のうちの少なくとも1つを含み、前記複数の試料(112)中の前記各試料は前記選択された部品タイプ(104)の前記部品と同じ複合材料(113)からなる、請求項11に記載の装置。
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