JP2014052280A - ベルト変動測定方法とその測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 レーザドップラセンサを使用して、ベルトに非接触で、ベルトの縦振れとベルトの回転速度を測定でき、ベルトの横ズレをも測定できるベルト測定方法を実現する。
【解決手段】 回転中のベルトの幅方向同一線上の少なくとも二箇所にレーザ光を照射し、その一つの照射箇所にはビーム幅が平行レーザ光を二方向から同じ交差角で照射して、両レーザ光をベルトの測定面上で交差させ、他の照射箇所には狭幅レーザ光を平行レーザ光と異なる二方向から同じ交差角で照射して、両レーザ光をベルトの測定面上で交差させ、それら二つの照射箇所からの散乱光を別々の差動型LDVの受光素子で受光して、前記二つの照射箇所の夫々のベルトの回転速度に比例したドップラ信号を抽出し、夫々のドップラ信号を演算処理して、平行レーザ光が照射された箇所のベルト回転速度と、狭幅レーザ光が照射された箇所のベルト回転速度を求め、その二つの回転速度の差を求め、その差分をベルトの縦振れ量として算出する。
【選択図】 図1
【解決手段】 回転中のベルトの幅方向同一線上の少なくとも二箇所にレーザ光を照射し、その一つの照射箇所にはビーム幅が平行レーザ光を二方向から同じ交差角で照射して、両レーザ光をベルトの測定面上で交差させ、他の照射箇所には狭幅レーザ光を平行レーザ光と異なる二方向から同じ交差角で照射して、両レーザ光をベルトの測定面上で交差させ、それら二つの照射箇所からの散乱光を別々の差動型LDVの受光素子で受光して、前記二つの照射箇所の夫々のベルトの回転速度に比例したドップラ信号を抽出し、夫々のドップラ信号を演算処理して、平行レーザ光が照射された箇所のベルト回転速度と、狭幅レーザ光が照射された箇所のベルト回転速度を求め、その二つの回転速度の差を求め、その差分をベルトの縦振れ量として算出する。
【選択図】 図1
Description
本発明は二つのプーリー間に掛けてあるベルトの回転時の上下方向(プーリーの半径方向)の縦振れ量、回転速度、回転方向側方(プーリーの軸方向)への横ズレ量等(以下これらをまとめて「変動」という。)を、レーザドップラ方式で、非接触で測定可能なベルト変動測定方法とその測定装置に関する。
ベルトは動力(回転力)伝達手段として各種分野で使用されている。例えば、自動車では、エンジンに使用されているタイミングベルト、エアコンや発電機を駆動するためのファンベルト、パワーステアリングを駆動するためのパワーステアリングベルト等がある。
図2(a)に示すように、ベルトBはプーリーPの外周に掛けられて回転し、回転中に回転方向側方(プーリーの軸方向:図2(a)のY軸方向)に横振れ(横ズレ:蛇行)したり、上下方向(図2(a)のZ軸方向)に縦振れしたりする。これら横ズレや縦振れの量が大きくなると、ベルトがスリップしてベルトの回転速度(図2(a)のX軸方向への移動速度)が不規則になったり、回転力の伝達が不確実になったりし、ベルトの回転に連動する機器や部品の動作タイミングがずれたり、誤動作したりして、動作不良の一因となる。自動車の場合、このような状況になると交通事故につながり危険が伴う。
前記動作不良を防止して、適正な速度制御位置するためには、ベルトの回転速度、前記横ズレ、縦振れを測定して、測定結果に応じてベルトの回転速度を制御したり、ベルトを位置決めしたり、テンションを制御したりする必要がある。ベルトの回転速度、横ズレを測定する方法は従来からあり、その一つとして、本件出願人が開発したレーザドップラセンサを利用した測定方法が実用化されている。
ベルトの振動測定方法として特許文献1がある。これはレーザ光をベルトの背面に照射し、ベルト背面からの反射光をレーザドップラセンサで受光して、ベルトの回転速度に比例したドップラ信号を抽出し、このドップラ信号を演算処理して、プーリーの半径方向へのベルトの振動を測定する方法である。この測定方法ではプーリーの半径方向への振動は測定できるが、ベルトの回転速度を同時に測定することはできない。
レーザドップラセンサを使用した振動測定方法として特許文献2がある。それは、レーザ光をセラミックス構成体に照射し、セラミックス構成体からの反射光をレーザドップラセンサで受光して、セラミックス構成体の振動に比例したドップラ信号を抽出し、このドップラ信号を演算処理して、セラミックス構成体の振動を測定する方法である。この測定方法はセラミックス構成体の振動を測定することはできるが、ベルトの縦振れとベルトの回転速度を同時に測定することはできない。
本発明の解決課題は、レーザドップラセンサを使用して、ベルトに非接触で、回転中のベルトの縦振れを測定でき、同時に、ベルトの回転速度も測定でき、更には、必要であれば、ベルトの横ズレをも測定できるベルト変動測定方法とその測定装置を提供することにある。
本発明のベルト変動測定方法は、回転ベルトの縦振れを測定する方法であり、プーリーの回転に伴って回転するベルトの外面にレーザビームを照射し、ベルトからの散乱光を差動型レーザドップラ速度計(差動型LDV:Laser Doppler Velocimeter)で受けて、ドップラ効果に基づいてベルトの回転速度を計測し、その回転速度に基づいてベルトの縦振れを測定する方法において、回転中のベルトの幅方向同一線上の少なくとも二つの箇所にレーザ光を照射し、一つの照射箇所にはビーム幅が平行なレーザ光(以下「平行レーザ光」という:明細書及び特許請求の範囲において同じ。)を二方向から同じ交差角φ(図5)で照射して、両レーザ光をベルトの測定面上で交差させ、他の照射箇所にはビーム幅が照射方向又は逆方向に幅が狭くなるレーザ光(以下「狭幅レーザ光」という:明細書及び特許請求の範囲において同じ。)を二方向から同じ交差角φで照射して、両レーザ光をベルトの測定面上で交差させ、それら二つの照射箇所からの散乱光(反射光)を別々の差動型LDVの受光素子(光電変換素子:APD:Avalanche Photo Diode)で受光して、前記二つの照射箇所の夫々のベルトの回転速度に比例したドップラ信号を抽出し、夫々のドップラ信号を演算処理して、平行レーザ光が照射された箇所のベルト回転速度と、狭幅レーザ光が照射された箇所のベルト回転速度を求め、その二つの回転速度の差を求めてその差分をベルトの縦振れとして算出する方法である。
本発明では、ベルトのうち、前記縦振れ測定時にベルトに照射する平行レーザ光及び狭幅レーザ光の照射位置と異なる箇所に横ズレ測定用レーザ光を照射し、その照射箇所からの散乱光(反射光)を、平行レーザ光、狭幅レーザ光を受光した差動型LDVとは別の差動型LDVの受光素子で受光して、ベルトの横ズレ速度に比例したドップラ信号を抽出し、このドップラ信号を演算処理してベルトの横ズレ速度を求め、その横ズレ速度からベルトの横ズレを算出することもできる。この場合、前記横ズレ測定用レーザ光としてビーム幅が平行なレーザ光を使用し、そのレーザ光を、ビーム幅方向がベルトの幅方向と同じ向きになるように照射することが望ましい。
本発明のベルト変動測定装置は、少なくとも二つの差動型LDVと、夫々の差動型LDVに対応する信号処理部と、演算処理部を備え、一方の差動型LDVはレーザ光源からのレーザビームを平行ビームにして異なる二方向から所定の交差角でベルトに照射して、両レーザ光をベルトの測定面上で交差させる平行光照射部と、ベルトからの平行光の散乱光を集光する光学系と、光学系で集光された散乱光を光電変換する受光部と、前記照射箇所のベルトの回転速度に比例したドップラ信号を抽出してそのドップラ信号からベルトの回転速度を算出する信号処理部を備え、他方の差動型LDVは、レーザ光源からのレーザビームを照射方向先方に向けて又は逆方向に狭幅にしてベルトに照射する狭幅レーザ光照射部と、ベルトからの狭幅レーザ光の散乱光を集光する光学系と、光学系で集光された散乱光を光電変換する受光部と、前記照射箇所のベルトの回転速度に比例したドップラ信号を抽出してそのドップラ信号からベルトの回転速度を算出する信号処理部を備え、前記演算処理部は前記平行光に基づくドップラ信号を処理して得られたベルト回転速度と、前記狭幅光に基づくドップラ信号を処理して得られたベルト回転速度との差を求めてベルトの縦振れを算出可能なものである。
本発明では、前記ベルト変動測定装置において、前記縦振れ測定用の差動型LDV、信号処理部、演算処理部の他に、横ズレ測定用のレーザ光照射部、差動型LDV、信号処理部、演算処理部を備え、レーザ光照射部はベルトのうち縦振れ測定時の平行レーザ光及び狭幅レーザ光の照射位置と異なる箇所に横振れ測定用レーザ光を照射し、差動型LDVはその照射箇所からの散乱光(反射光)を光学系を通して受光して光電変換し、信号処理部は前記光電変換された電気信号からベルトの横ズレ速度に比例したドップラ信号を抽出し、演算処理部は前記ドップラ信号を演算処理してベルトの横ズレ速度を求め、その横ズレ速度からベルトの横ズレ量を算出することができるものである。前記レーザ光照射部は、そのビーム幅方向をベルトの幅方向と同じ向きにして照射することができるものである。
本発明のベルト変動測定方法及び測定装置は次の効果がある。
1.ベルトの縦振れを測定できるので、ベルトの伸び、たるみ、ベルトの回転速度等の確認ができ、ベルトの回転速度の制御、ベルトの位置決め、テンション調整等に利用することができる。
2.ベルトの上下方向への縦振れ、左右の横ズレを測定することができ、振れや、ズレの方向を知ることもできる。
1.ベルトの縦振れを測定できるので、ベルトの伸び、たるみ、ベルトの回転速度等の確認ができ、ベルトの回転速度の制御、ベルトの位置決め、テンション調整等に利用することができる。
2.ベルトの上下方向への縦振れ、左右の横ズレを測定することができ、振れや、ズレの方向を知ることもできる。
(差動型LDVの動作原理)
本発明のベルト変動測定方法とそれに使用されるベルト変動測定装置の説明に先立って、差動型LDVを用いた速度計測方法の原理を図1に基づいて以下に説明する。図1は差動型LDVを用いた速度計測装置の一般的な構成である。図1ではレーザ光源1から出射されるレーザビームを無偏光ビームスプリッタ6で二方向に分割し、一方のレーザビーム(照射光1)はそのまま直進して測定物(移動体)に照射され、他方のレーザビーム(照射光2)はミラー7で直角に反射されて交差角φでベルトBに照射され、ベルトBからの散乱光(2本の照射光に対応した散乱光)が受光素子に受光される。2本の散乱光は正負同じ量のドップラシフトを起こす。この2本の散乱光が受光素子において重ね合わせて、ドップラ周波数fdを検出する。これが差動型LDVである。散乱光はレンズで集光して受光素子で受光することもできる。
本発明のベルト変動測定方法とそれに使用されるベルト変動測定装置の説明に先立って、差動型LDVを用いた速度計測方法の原理を図1に基づいて以下に説明する。図1は差動型LDVを用いた速度計測装置の一般的な構成である。図1ではレーザ光源1から出射されるレーザビームを無偏光ビームスプリッタ6で二方向に分割し、一方のレーザビーム(照射光1)はそのまま直進して測定物(移動体)に照射され、他方のレーザビーム(照射光2)はミラー7で直角に反射されて交差角φでベルトBに照射され、ベルトBからの散乱光(2本の照射光に対応した散乱光)が受光素子に受光される。2本の散乱光は正負同じ量のドップラシフトを起こす。この2本の散乱光が受光素子において重ね合わせて、ドップラ周波数fdを検出する。これが差動型LDVである。散乱光はレンズで集光して受光素子で受光することもできる。
散乱光1、2のドップラ周波数(受光素子面で受光したドップラ周波数)fd1、fd2は、
fd1=2/λ sin(4/φ)・V・cos(θ−φ/4)・・・(1)
fd2=2/λ sin(4/φ)・V・cos(θ+φ/4)・・・(2)
であらわされる。
λ:レーザ波長
φ:2本のレーザ光のなす角度
V:ベルトBの回転速度
θ:2本のレーザ光の接線からの傾き角
fd1=2/λ sin(4/φ)・V・cos(θ−φ/4)・・・(1)
fd2=2/λ sin(4/φ)・V・cos(θ+φ/4)・・・(2)
であらわされる。
λ:レーザ波長
φ:2本のレーザ光のなす角度
V:ベルトBの回転速度
θ:2本のレーザ光の接線からの傾き角
前記のように、周波数が異なる2種類の散乱光がヘテロダイン検波されて、ビート周波数fdが次のようにして検出される。
fd=|fd1−fd2|=2/λ・V・sin(φ/2)・cosθ・・・(3)
この式から分かるように、移動体の速度Vに比例した周波数が検出される。また、式中に受光位置の角度成分がないため、受光面に対する位置の制約がなく、ベルトBからの散乱光をどの位置で受光しても良く、レンズなどで散乱光を集光しても速度を正確に捉えることができる。
fd=|fd1−fd2|=2/λ・V・sin(φ/2)・cosθ・・・(3)
この式から分かるように、移動体の速度Vに比例した周波数が検出される。また、式中に受光位置の角度成分がないため、受光面に対する位置の制約がなく、ベルトBからの散乱光をどの位置で受光しても良く、レンズなどで散乱光を集光しても速度を正確に捉えることができる。
(ベルト変動測定方法)
本発明のベルト変動測定方法とそれに使用される測定装置は、前記差動型LDVの原理を応用したものであり、それを図2以下の図に基づいて説明する。
本発明のベルト変動測定方法とそれに使用される測定装置は、前記差動型LDVの原理を応用したものであり、それを図2以下の図に基づいて説明する。
本発明のベルト変動測定方法は、図2(a)に示すように測定するベルトBに対して速度測定用の光源1aからのレーザビームL1と、縦振れ測定用の光源1bからのレーザビームL2を照射する。この場合、両レーザビームL1、L2をベルトBの横幅方向に離して、ベルトBの軸線と交差する線N−N(図2(a))上に照射する。速度測定用のレーザビームL1はベルトの回転速度を測定するためのレーザビームであり、縦振れ測定用のレーザビームL2はベルトの縦振れを測定するためのレーザビームである。縦振れ測定時にベルトBの横ズレをも測定する必要がある場合は、横ズレ測定用の光源1cからのレーザビームL3を、前記レーザビームL1、L2の照射時にベルトBに照射する。照射箇所は、前記レーザビームL1、L2の照射箇所と異なる箇所とする。
速度測定用のレーザビームL1は図3(a)、図5に示すような平行光であり、異なる二方向から交差角αで照射する。縦振れ測定用のレーザビームL2は照射方向先方又は逆方向に向けて狭幅になる狭幅光(図6)であり、異なる二方向から交差角αで照射する。この場合、図3(b)に示すように、平行光であるレーザビームL1、狭幅光であるレーザビームL2は、夫々の横幅方向をベルトBの軸方向(X−X方向)に向けて照射し、平行光であるレーザビームL3はその横幅方向をベルトBの横幅方向(Y−Y方向)に向けて照射すると、ベルトの縦振れ、横ズレを検知することができる。
本発明のベルト変動測定方法では、前記のようにベルトBに照射した速度測定用のレーザビームL1、縦振れ測定用のレーザビームL2の夫々の、ベルトBからの散乱光を受光して光電変換し、夫々の電気信号を処理して、速度測定用のレーザビームL1の散乱光に基づくベルトBの回転速度V1と、縦振れ測定用のレーザビームL2の散乱光に基づくベルトBの回転速度V2を求め、両回転速度の差を求める。この速度差はベルトBの縦振れに起因する速度差となる。
速度測定用の平行光のレーザビームL1も、縦振れ測定用の狭幅光のレーザビームL2も共に波長変化がある。この波長変化は図7(a)、図8(a)のように光の明暗(レベルの高低)として捉えることができる。このため、前記のように、異なる二方向から照射される平行光のレーザビームL1の交差領域(菱型部分)d(図7(a)、図8(a))における明るい部分をプロットすると図7(b)のように複数本の線状配列(以下「プロット配列」という。)になり、狭幅光のレーザビームL2の交差部における明るい部分をプロットすると図7(b)のように複数本の線状配列(プロット配列)になって干渉縞ができる。この場合、レーザビームL1のプロット配列は平行な線状になり、レーザビームL2のプロット配列は図8(a)のように狭幅(レーザビーム照射側が幅広)な線状になる。プロット配列の間隔が広い方は明暗の繰返し間隔(干渉縞の間隔)が広く(周波数が低く)、プロット配列の間隔が狭い方は明暗の繰返し間隔(干渉縞の間隔)が狭く(周波数が高く)なる。ベルトBの縦振れが大きくなると前記交差領域dの上方部分(広幅部分)を通過するため、その時の散乱光は周波数が低く、ベルトBの縦振れが小さくなると前記交差領域dの下方部分(狭幅部分)を通過するため、その時の散乱光は周波数が高くなる。従って、前記のように、速度測定用のレーザビームL1に基づいて求めた回転速度と、縦振れ測定用のレーザビームL2に基づいて求めた回転速度との差を求めると、その回転速度差はベルトBの縦振れの大きさに起因する速度差(周波数差)となる。この一例として図9に示すグラフは本発明のベルト変動測定方法で実測した説明図であり、エンジンに負荷をかけずにプーリーを回転させた場合のZ軸方向の振れ量の実測図であって、図9のV1は縦振れ測定用レーザビームL2の散乱光に基づく速度波形、V2は回転速度定用レーザビームL1の散乱光に基づく速度波形であり、V3はV1−V2の速度波形である。図10(a)、(b)、図11(a)のV1、V2、V3は図9のV1、V2、V3と同じ関係にある。
回転速度を測定したドップラ周波数fd1、ベルトの縦振れを含んだドップラ周波数fd2のとき、ベルトの縦振れに起因する速度差周波数はfd2−fd1となる。
fd1=2・V/λ sin(φ/2)
fd2=2・V/λ sin{(φ±Δφ)/2}
V:回転速度
λ:波長
φ:交差角
Δφ:図8(a)、(b)に示す交差領域d(測定領域)の干渉縞間隔が、ベルトの高さにより変化していることにより発生するものである。
fd1=2・V/λ sin(φ/2)
fd2=2・V/λ sin{(φ±Δφ)/2}
V:回転速度
λ:波長
φ:交差角
Δφ:図8(a)、(b)に示す交差領域d(測定領域)の干渉縞間隔が、ベルトの高さにより変化していることにより発生するものである。
本発明では、図12に示すように、前記ドップラ周波数fd1をF/V変換して電圧出力(回転速度出力:Vf1)、ドップラ周波数fd2をF/V変換して電圧出力(縦振れを含んだ出力:Vf2)に変える。
縦振れ出力は
V0 =K・Vf2−Vf1
=K・2・V/λ sin{(φ±Δφ)/2}−2・V/λ sin(φ/2)
また、AOM使用機(図4)においては、
V0 =fm[K・2・V/λ sin{(φ±Δφ)/2}−2・V/λ sin(φ/2)]
縦振れ出力は
V0 =K・Vf2−Vf1
=K・2・V/λ sin{(φ±Δφ)/2}−2・V/λ sin(φ/2)
また、AOM使用機(図4)においては、
V0 =fm[K・2・V/λ sin{(φ±Δφ)/2}−2・V/λ sin(φ/2)]
縦振れがないときのドップラ周波数は図13(a)のようになる。これをF/V変換すると、図13(b)のようになる。縦振れがないときにVf2、Vf1を等しくするためには、Vf2に係数が必要になる。これは干渉縞の交差角(狭幅光)を作るときに発生する。この係数をKとする。
Vf1=K・Vf2とすることが必要となる。
Vf1=K・Vf2とすることが必要となる。
(ベルト変動測定装置)
本発明のベルト変動測定装置は、速度測定装置と、縦振れ測定装置を備える。必要であれば、横ズレ測定装置を備えることもできる。速度測定装置は図2(a)に示す速度測定用のレーザビームL1(平行光)をベルトBに照射し、ベルトBからの散乱光を処理して速度を測定する装置であり、縦振れ測定装置は図2(a)に示す縦振れ測定用のレーザビームL2(狭幅光)をベルトBに照射し、ベルトBからの散乱光を処理して縦振れを測定する装置であり、横ズレ測定装置は図2(a)に示す横ズレ測定用のレーザビームL3(平行光)をベルトBに照射し、ベルトBからの散乱光を処理して速度を測定する装置である。
本発明のベルト変動測定装置は、速度測定装置と、縦振れ測定装置を備える。必要であれば、横ズレ測定装置を備えることもできる。速度測定装置は図2(a)に示す速度測定用のレーザビームL1(平行光)をベルトBに照射し、ベルトBからの散乱光を処理して速度を測定する装置であり、縦振れ測定装置は図2(a)に示す縦振れ測定用のレーザビームL2(狭幅光)をベルトBに照射し、ベルトBからの散乱光を処理して縦振れを測定する装置であり、横ズレ測定装置は図2(a)に示す横ズレ測定用のレーザビームL3(平行光)をベルトBに照射し、ベルトBからの散乱光を処理して速度を測定する装置である。
前記測定装置のうち、速度測定装置と横ズレ測定装置はベルトBに対して平行なレーザビームを照射し、ベルトBからの散乱光を処理することにおいて同じ構成であり、縦振れ測定装置はベルトBに対して狭幅のレーザビームを照射することにおいて前記二つの測定装置と異なる。
(速度測定装置)
前記三つの測定装置のうちの速度測定装置の一例を図4に示す。図4の速度測定装置は、レーザ光源(LD;レーザダイオード)1、平行部(コリメータレンズ)2、周波数シフト素子(例えば、AOM)3、偏光ビームスプリッタ(PBS)4、λ/2波長板5、ミラー7、レンズ8、受光素子(APD)9を備えた差動型LDVと、増幅器10、水晶発振器(例えば、発振周波数80MHz)11、PLL発振器12、ミキサー13、ローパスフィルタ(LPF)14、A/Dコンバータ15、デジタル演算器(DSP)16、デジタル信号発生器(DDS)17、D/Aコンバータ18、カウンタ19、CPU20を備えた信号処理部を備えている。CPU20はこれらのシステム全体に指令等を与える。
前記三つの測定装置のうちの速度測定装置の一例を図4に示す。図4の速度測定装置は、レーザ光源(LD;レーザダイオード)1、平行部(コリメータレンズ)2、周波数シフト素子(例えば、AOM)3、偏光ビームスプリッタ(PBS)4、λ/2波長板5、ミラー7、レンズ8、受光素子(APD)9を備えた差動型LDVと、増幅器10、水晶発振器(例えば、発振周波数80MHz)11、PLL発振器12、ミキサー13、ローパスフィルタ(LPF)14、A/Dコンバータ15、デジタル演算器(DSP)16、デジタル信号発生器(DDS)17、D/Aコンバータ18、カウンタ19、CPU20を備えた信号処理部を備えている。CPU20はこれらのシステム全体に指令等を与える。
(差動型LDVの動作)
図4の速度測定装置では、レーザ光源1から出射されるレーザビームは、コリメータレンズ2で平行ビームに調整される(横方向のみ平行にする)。この平行レーザビームが偏光ビームスプリッタ4に入射されてP偏光ビームとS偏光ビームに二分される。
図4の速度測定装置では、レーザ光源1から出射されるレーザビームは、コリメータレンズ2で平行ビームに調整される(横方向のみ平行にする)。この平行レーザビームが偏光ビームスプリッタ4に入射されてP偏光ビームとS偏光ビームに二分される。
P偏光ビームはそのまま透過側に直進してベルトBに照射される。ミラー7で反射されてベルトBに交差角φで照射する。この場合、夫々のビームを干渉させる(偏波の波面を揃える)ために、P偏光ビームとS偏光ビームのどちらかのビームにλ/2波長板5を入れて偏波面を合わせる(揃える)。
(信号処理部の動作)
図4のベルトBからの散乱光(2本の照射光に対応した散乱光)は、受光レンズ8等の光学系で集光されて受光素子9に受光される。この2本の散乱光は正負同じ量だけドップラシフトしており、受光素子9において重ね合わされてドップラ周波数が検出される。
図4のベルトBからの散乱光(2本の照射光に対応した散乱光)は、受光レンズ8等の光学系で集光されて受光素子9に受光される。この2本の散乱光は正負同じ量だけドップラシフトしており、受光素子9において重ね合わされてドップラ周波数が検出される。
受光素子9で検出されたドップラ周波数fd1、fd2は前記(1)、(2)式のようになり、AOMの駆動周波数fmを中心に物体の速度Vに比例した周波数が検出される。
図4では、AOMでfmだけ周波数シフトされているため、ドップラ周波数fdは、
fd=fm±2/λ・V・sin(φ/2)
=fm±K・V・・・・(4)
(K=2/λ・sin(φ/2))
となる。
fd=fm±2/λ・V・sin(φ/2)
=fm±K・V・・・・(4)
(K=2/λ・sin(φ/2))
となる。
式(4)より、ドップラ周波数fdはAOM3の駆動周波数fmを中心にベルトBの速度Vに比例した周波数が検出される。このため、ある時間におけるドップラ周波数の波数(パルス数)を積算すれば、その時間におけるベルトBの回転を求めることができる。前記パルス間隔はビ−ム交差角φとレーザ光の波長λとにより定まる。
式(4)の中には受光位置の角度成分がないため、ドップラ周波数fdには受光素子9の受光面に対する位置の制約がなく、どの位置で受光しても、また、レンズ8で集光しても速度を正確に捉えることができる。
ここで得られたドップラ周波数fdは40MHzを中心した信号であるが、ベルトの回転速度Vによるドップラ周波数の変化はその1/10程度の±4MHzであることと、以降の演算処理周波数の使い易さから、40MHzを5MHz程度にビートダウンさせるのが望ましい。このためミキサー13(図4)に35MHzを入力する。35MHzのローカル信号は水晶発振器11と、PLL発振器12を用いて作った信号であり、それ以降の動作クロックにも流用する。これにより、クロックによる温度ドリフト等をキャンセルすることができる。
ミキサー13から出力されたドップラ信号(5±4MHz)は、LPF14で不要高周波成分をカットし、A/Dコンバータ15でデジタルデータに変換し、デジタル演算器(DSP)16にて高速速度演算を行う。高速速度演算はドップラ信号が不要なノイズ成分を含んだビート信号であることから、FFT演算を基本とした演算処理で、ドップラ周波数を正しく特定し、前記(4)式より速度を求めることができる。
(周波数シフト素子)
本発明では図4のように照射光の一方に周波数シフト素子(例えば、AOM)3を入れることで、予めシフトした周波数を零速度とし、この零速度を中心に回転方向及び零速度の計測を正しく行うことができ、回転数も正確に求めることができる。周波数シフト素子3を入れない場合は、V=0のとき、f=0となって回転速度及び回転方向の判別ができない。
本発明では図4のように照射光の一方に周波数シフト素子(例えば、AOM)3を入れることで、予めシフトした周波数を零速度とし、この零速度を中心に回転方向及び零速度の計測を正しく行うことができ、回転数も正確に求めることができる。周波数シフト素子3を入れない場合は、V=0のとき、f=0となって回転速度及び回転方向の判別ができない。
(縦振れ測定装置)
本発明の縦振れ測定装置は、基本的には図3の速度測定装置と同じ構成であり、異なるのは、縦振れ測定用のレーザビームL2を狭幅光にすることである。
本発明の縦振れ測定装置は、基本的には図3の速度測定装置と同じ構成であり、異なるのは、縦振れ測定用のレーザビームL2を狭幅光にすることである。
ドップラ周波数は次式(前記式(4))のとおりである。
fd=2/λ・V・sin(φ/2)+fm
fd=2/λ・V・sin(φ/2)+fm
図5のように、レーザビーム交差領域dでは、2本のビーム交点での交差角はφ1〜φ2と変化する。この変化は交差領域の交差位置に比例(ほぼ比例)する。従って、前記式のφが奥行き方向で比例的に変化する。従って、本発明では図2のコリメータレンズ2でレーザビームを絞って先狭幅光にすることができる。コリメータレンズ2はレーザビームを拡げて逆方向に狭くすることもできる。
横ズレ測定装置の構成及び動作は図4の速度測定装置と同じ構成である。
(焦点深度を深くする)
ベルトBは縦振れするとレーザ光源1からの距離が変化する。差動型LDVは焦点を結ぶ構成であるため、ベルトBに照射されるレーザ光の焦点が差動型LDVの受光素子9の測定許容範囲内の焦点深度でなければ(焦点深度が深くなければ)正確な計測ができない。
ベルトBは縦振れするとレーザ光源1からの距離が変化する。差動型LDVは焦点を結ぶ構成であるため、ベルトBに照射されるレーザ光の焦点が差動型LDVの受光素子9の測定許容範囲内の焦点深度でなければ(焦点深度が深くなければ)正確な計測ができない。
差動型LDVの場合、ベルトBの移動方向に対してt(図5)の幅をもつ平行なレーザビームになるようにコリメータレンズ2で調整することにより、交差角φはレーザ光の交差領域d(図4)のどの位置においても一定になり、ベルトBの回転速度Vを正確に計測することができる。つまりベルトBに照射するレーザ光が平行であれはその領域が焦点となって、正確な計測ができる。
本発明のベルト変動測定方法は、ベルトと同様なもの、例えば、磁気テープやチェーンの回転時、長尺物等の搬送時等の変動測定にも利用可能である。
1 レーザ光源(LD)
1a 速度測定用の光源
1b 縦振れ測定用の光源
1c 横ズレ測定用の光源
2 コリメータレンズ
3 周波数シフト素子(例えば音響光学素子:AOM)
4 偏光ビームスプリッタ(PBS)
5 λ/2波長板
6 無偏光ビームスプリッタ(NPBS)
7 ミラー
8 レンズ
9 受光素子(APD)
10 増幅器
11 水晶発振器
12 PLL発振器
13 ミキサー
14 ローパスフィルタ(LPF)
15 A/Dコンバータ
16 デジタル演算器(DSP)
17 デジタル信号発生器(DDS)
18 D/Aコンバータ
19 カウンタ
20 CPU
30、30a、30b アナモルフィックプリズム
B ベルト
P プーリー
1a 速度測定用の光源
1b 縦振れ測定用の光源
1c 横ズレ測定用の光源
2 コリメータレンズ
3 周波数シフト素子(例えば音響光学素子:AOM)
4 偏光ビームスプリッタ(PBS)
5 λ/2波長板
6 無偏光ビームスプリッタ(NPBS)
7 ミラー
8 レンズ
9 受光素子(APD)
10 増幅器
11 水晶発振器
12 PLL発振器
13 ミキサー
14 ローパスフィルタ(LPF)
15 A/Dコンバータ
16 デジタル演算器(DSP)
17 デジタル信号発生器(DDS)
18 D/Aコンバータ
19 カウンタ
20 CPU
30、30a、30b アナモルフィックプリズム
B ベルト
P プーリー
Claims (6)
- プーリーの回転に伴って回転するベルトの外面にレーザビームを照射し、ベルトからの散乱光を差動型レーザドップラ速度計(差動型LDV)で受けて、ドップラ効果に基づいてベルトの回転速度を計測しその回転速度に基づいてベルトの変動を測定する方法において、回転中のベルトの幅方向同一線上の少なくとも二つの箇所にレーザ光を照射し、一つの照射箇所にはビーム幅が平行な平行レーザ光を二方向から所定の交差角で照射して、両レーザ光をベルトの測定面上で交差させ、他の照射箇所にはビーム幅が照射方向先方又は逆方向に向けて狭くなる狭幅レーザ光を二方向から所定の交差角で照射して、両レーザ光をベルトの測定面上で交差させ、それら二つの照射箇所からの散乱光を別々の差動型LDVの受光素子で受光して、前記二つの照射箇所の夫々のベルトの回転速度に比例したドップラ信号を抽出し、夫々のドップラ信号を演算処理して、平行レーザ光が照射された箇所のベルト回転速度と、狭幅レーザ光が照射された箇所のベルト回転速度を求め、その二つの回転速度の差を求めてその差分をベルトの縦振れとして算出することを特徴とするベルト変動測定方法。
- 請求項1記載のベルト変動測定方法において、
ベルトのうち、前記縦振れ測定時にベルトに照射する平行レーザ光及び狭幅レーザ光の照射位置と異なる箇所に横ズレ測定用レーザ光を照射し、その照射箇所からの散乱光を、平行レーザ光、狭幅レーザ光を受光した差動型LDVとは別の差動型LDVの受光素子で受光して、ベルトの横ズレ速度に比例したドップラ信号を抽出し、このドップラ信号を演算処理してベルトの横ズレ速度を求め、その横ズレ速度からベルトの横ズレを算出することを特徴とするベルト変動測定方法。 - 請求項1又は請求項2記載のベルト変動測定方法において、横ズレ測定用レーザ光としてビーム幅が平行なレーザ光を使用し、そのレーザ光を、ビーム幅方向がベルトの幅方向と同じ向きにして照射することを特徴とするベルト変動測定方法。
- 少なくとも二つの差動型LDVと、夫々の差動型LDVに対応する信号処理部と、演算処理部を備え、一方の差動型LDVは、レーザ光源からのレーザビームを平行ビームにして二方向から同じ交差角でベルトに照射して、両レーザ光をベルトの測定面上で交差させる平行光照射部と、ベルトからの平行光の散乱光を集光する光学系と、光学系で集光された散乱光を光電変換する受光部と、前記照射箇所のベルトの回転速度に比例したドップラ信号を抽出してそのドップラ信号からベルトの回転速度を算出する信号処理部を備え、他方の差動型LDVは、レーザ光源からのレーザビームを照射方向先方又は逆方向に向けて狭幅にしてベルトに照射する狭幅光照射部と、ベルトからの狭幅光の散乱光を集光する光学系と、光学系で集光された散乱光を光電変換する受光部と、前記照射箇所のベルトの回転速度に比例したドップラ信号を抽出してそのドップラ信号からベルトの回転速度を算出する信号処理部を備え、前記演算処理部は前記平行光に基づくドップラ信号を処理して得られたベルト回転速度と、前記狭幅光に基づくドップラ信号を処理して得られたベルト回転速度との差を求めてベルトの縦振れを算出可能なことを特徴とするベルト変動測定装置。
- 請求項4記載のベルト変動測定装置において、
縦振れ測定用の差動型LDV、信号処理部、演算処理部の他に、横ズレ測定用のレーザ光照射部、差動型LDV、信号処理部、演算処理部を備え、レーザ光照射部はベルトであって縦振れ測定時の平行レーザ光及び狭幅レーザ光の照射位置と異なる箇所に横振れ測定用レーザ光を照射し、差動型LDVはその照射箇所からの散乱光(反射光)を光学系を通して受光して光電変換し、信号処理部は前記光電変換された電気信号からベルトの横振れ速度に比例したドップラ信号を抽出し、演算処理部は前記ドップラ信号を演算処理してベルトの横ズレ速度を求め、その横ズレ速度からベルトの横ズレ量を算出することができるようにしたことを特徴とするベルト変動測定装置。 - 請求項4又は請求項5記載のベルト変動測定装置において、
レーザ光照射部は、そのビーム幅方向をベルトの幅方向と同じ向きにして照射することができることを特徴とするベルトのベルト変動測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012196854A JP2014052280A (ja) | 2012-09-07 | 2012-09-07 | ベルト変動測定方法とその測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014052280A true JP2014052280A (ja) | 2014-03-20 |
Family
ID=50610872
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JP2012196854A Pending JP2014052280A (ja) | 2012-09-07 | 2012-09-07 | ベルト変動測定方法とその測定装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2014052280A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015154857A1 (de) * | 2014-04-08 | 2015-10-15 | HARTMANN JüRGEN | Vorrichtung zur schwingungsfrequenzmessung eines gespannten antriebsriemens und verfahren zur durchführung der schwingungsfrequenzmessung |
JP2017193433A (ja) * | 2016-04-22 | 2017-10-26 | Ihi運搬機械株式会社 | シュートダンパの制御方法及び制御システム |
CN109407110A (zh) * | 2018-10-12 | 2019-03-01 | 湖南波恩光电科技有限责任公司 | 基于扫描振镜的车载激光多普勒测速仪 |
CN109724541A (zh) * | 2019-01-22 | 2019-05-07 | 中国人民解放军战略支援部队航天工程大学 | 基于涡旋光的旋转物体转轴倾斜角检测装置 |
-
2012
- 2012-09-07 JP JP2012196854A patent/JP2014052280A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017518511A (ja) * | 2014-04-08 | 2017-07-06 | ハルトマン,ユルゲン | 緊張した駆動ベルトにおける振動の周波数を測定するデバイス、及び振動周波数測定を実施する方法 |
US10591350B2 (en) | 2014-04-08 | 2020-03-17 | Juergen Hartmann | Device for measuring the frequency of vibrations on a tight drive belt and a method for carrying out the vibration frequency measurement |
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CN109407110B (zh) * | 2018-10-12 | 2020-04-21 | 湖南波恩光电科技有限责任公司 | 基于扫描振镜的车载激光多普勒测速仪 |
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