JP2014051905A - ファンおよびこれを有する室外ユニットを搭載した空気調和機 - Google Patents

ファンおよびこれを有する室外ユニットを搭載した空気調和機 Download PDF

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Koichi Sakai
浩一 酒井
Makoto Tachimori
誠 朔晦
Takumi Kida
琢己 木田
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Abstract

【課題】送風性能の向上。
【解決手段】回転駆動するハブ14Bと、前記ハブ14Bの周囲に配置された2枚以上の羽根14Aとを備え、前縁から後縁へ徐々にブレードのチップ(外周)直径が大きくなり、ハブ直径についても前縁から後縁へ徐々に大きくなる構成としてある。これにより、ファンの中央部の上流からの吸い込みを促進し送風性能が向上する。したがって、エアコンなどに搭載されている熱交換器が小さくファン外周部の上流部に大きく配置されていない時に有効であり送風性能の向上に繋がる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ファンおよびこれを有する室外ユニットを搭載した空気調和機に関するものである。
一般にこの種のファンには、羽根の外周縁部分からの空気吸込作用を促進させることで風量アップを図るようにしたものが見られる(例えば、特許文献1参照)。
図10、図11は特許文献1に示されたファンを示す。同図において、このファン114は、放射状の複数の羽根114A,114A,・・の外周側をオリフィス116により囲繞して高圧側と低圧側とに仕切るとともに、該羽根114Aの前縁側外周寄り部位を低圧側に延出させ、更に上記羽根114Aの外周縁114cにおける前縁側最外周点Bから上記オリフィス116への囲繞境界点Cまでの範囲の羽根半径を該前縁側最外周点Bから囲繞境界点Cに向けて連続的に増加させている。さらに、上記羽根114Aの外周縁114cにおける上記囲繞境界点Cから囲繞中央点Dまでの範囲ではその羽根半径を該囲繞境界点Cから囲繞中央点Dに向けて連続的に減少させるとともに、該後縁側最外周点Eにおける羽根半径を上記囲繞境界点Cのそれよりも小さくしている。
特許第4595154号公報
しかしながら、上記従来技術のファンには、次のような課題がある。すなわち、従来技術のファンは、前縁から外周直径を徐々に拡大しているが、オリフィス116付近で縮小させている。これによって、オリフィスより直上流の領域において外周からの吸い込みを促進することができる。しかし、外周からの吸い込み領域が制限される場合、例えばエアコンなどに搭載されている熱交換器の長さが短い場合、特に外周部分に熱交換器が配置されない場合には、その効果が減少する。また、ハブ114Bの上流部分の吸い込み性能が悪化して、熱交換器の風速分布のバランスが崩れ充分な熱交換がされない傾向にある。
また、通風抵抗が高い時、ファン114のブレードのチップ部(外周部)に送風が偏り送風性能が悪化するとともに、熱交換器の風速分布も偏りが生じて熱交換性能の悪化に繋がる。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、送風性能を向上することを第1の目的とし、更に騒音低減を図ることを第2の目的としたものである。
本発明は第1の目的を達成するため、回転駆動するハブと、前記ハブの周囲に配置された2枚以上の羽根とを備えたファンであって、前縁から後縁へ徐々にブレードのチップ(外周)直径が大きくなり、ハブ直径についても前縁から後縁へ徐々に大きくなる構成としてある。
上記構成により、ファン中央部の上流からの吸い込みを促進し送風性能が向上する。すなわち、エアコンなどに搭載されている熱交換器が小さくファン外周部の上流部に大きく
配置されていない時に有効であり送風性能の向上に繋がる。
また、回転駆動するハブと、前記ハブの周囲に配置された2枚以上の羽根とを備えたファンであって、前縁から前縁へ徐々にブレードのチップ直径が小さくなり、かつ前縁から後縁へ徐々にブレードのハブ直径は大きくなる構成としてある。
上記構成により、この前縁のチップ径が大きいことにより外周から吸い込みが促進され、かつ前縁のハブ径が小さいことにより中央からの吸い込みが促進される。さらに、前縁から後縁へ徐々にブレードチップ(外周)直径が小さくなり、同時にハブ径が大きくなることにより、流れの合流が起こり静圧が増加し、抵抗に強い高静圧ファンとなって、送風性能が向上する。
本発明によれば、送風性能が高いファンおよびこれを有する室外ユニットを搭載した空気調和機を提供することができる。
本発明の実施の形態1〜5におけるファンを搭載した室外機の断面図 同実施の形態1及び2、4におけるファンの斜視図 同実施の形態1及び2、4におけるファンの正面図 同実施の形態1及び2、4におけるファンの側面図 同実施の形態1及び2、4におけるファンの子午面図 本発明の実施の形態3及び4におけるファンの斜視図 同実施の形態3及び4におけるファンの正面図 同実施の形態3及び4におけるファンの側面図 同実施の形態3及び4におけるファンの子午面図 従来のプロペラファンの正面図 従来のプロペラファンの断面図
第1の発明は、回転駆動するハブと、前記ハブの周囲に配置された2枚以上の羽根とを備えたファンであって、前縁から後縁へ徐々にブレードのチップ(外周)直径が大きくなり、ハブ直径についても前縁から後縁へ徐々に大きくなる構成としてある。
これにより、ファン中央部の上流からの吸い込みを促進し送風性能が向上する。すなわち、エアコンなどに搭載されている熱交換器が小さくファン外周部の上流部に大きく配置されていない時に有効であり送風性能の向上に繋がる。
第2の発明は、第1の発明において、子午面において、チップ直径の変化の傾斜が、ハブ直径の変化の傾斜と等しくなる、すなわちこれらの傾斜が平行になる構成としてある。
これにより、流れが円滑になり送風性能が向上するとともに、流れの乱れが抑制され、乱流騒音が低減し低騒音化に繋がる。
第3の発明は、回転駆動するハブと、前記ハブの周囲に配置された2枚以上の羽根とを備えたファンであって、前縁から前縁へ徐々にブレードのチップ直径が小さくなり、かつ前縁から後縁へ徐々にブレードのハブ直径は大きくなる構成としてある。
この前縁のチップ径が大きいことにより外周から吸い込みが促進され、かつ前縁のハブ径が小さいことにより中央からの吸い込みが促進される。さらに、前縁から後縁へ徐々に
ブレードチップ(外周)直径が小さくなり、同時にハブ径が大きくなることにより、流れの合流が起こり静圧が増加し、抵抗に強い高静圧ファンとなって、送風性能が向上する。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、羽根枚数を2枚とした構成としてある。
これにより、一般に、羽根枚数を2枚とすると静圧が小さくなるが、本発明は、ハブ付近の吸い込み、または、チップ部分の吸い込みが促進され、静圧低下の傾向を補う事になり性能向上に繋がる。
第5の発明は、第1〜第4の発明のファンを有する室外ユニットを搭載した空気調和機であり、送風性能の高い空気調和機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1、2、4におけるファンを備えた空気調和機の室外ユニットの断面図であり、図2は同室外ユニットに搭載されているファンの斜視図である。図3、図4は、同ファンの正面図、側面図である。図5は、ファンの子午面図である。
空気調和機の室外ユニットの本体10は、吸込口12と、熱交換器13と、ファン14と、ファンを駆動させるファンモータ15と、ファン14を取り囲むオリフィス16と、吹出グリル17と、空気調和機に必要な圧縮機18と、それらを分離するための仕切り板19とから構成されている。ファン14は、羽根(ブレードとも称す)14Aとハブ14Bとで構成されている。
ファンモータ15を駆動することによりファン14が回転し、ファン14の回転によって誘引される空気は、まず、吸込口12を経由して、熱交換器13を通過する。この熱交換器13で、空気に熱の授受が行われて、ファン14に流れ込む。ファン14で増速および昇圧され、オリフィス16の近傍で最大風速、最大圧力となる。そして、吹出グリル17を通過して本体10の外部に放出される。矢印は、概略の空気の流れである。
ここで、上記ファン14は以下のような構成となっている。
図3、図4、図5、特に図3に示すように、各羽根14Aの前縁部の外周直径(チップ直径)DCL、後縁部の外周直径(チップ直径)DCTとすると、DCL<DCTとしてある。このDCLからDCTの増加の仕方は、徐々に増加していくが、その仕方は任意である。
例えば、図3の正面図において、外径(チップ直径)の前縁点OL、後縁点OTとすると円弧OL−OTの中心角δθo、前縁からの任意の点Ofとすると円弧OL−Ofの中心角θf、点Ofのチップ直径DCfとすると
DCf=DCL+θf*(DCT−DCL)/δθo
となる。
同様に図3、図4、図5、特に図4に示すように、各羽根14Aの前縁部のハブ直径DHL、後縁部のハブ直径DHTとすると、DHL<DHTとしてある。このDHLからDHTの増加の仕方は徐々に増加していくが、その仕方は任意である。
例えば図4の側面図において、ハブ径の前縁点IL、後縁点ITとするとハブ高さHh
LTとなり、前縁点から任意のハブ高さHhとすると、その点でのハブ径DHhは
DHh=DHL+Hh*(DHT−DHL)/HhLT
となる。
このような構成にすることにより、ファン14の中央部からの吸い込みが促進され、羽根(ブレード)14A間の遠心力に対応して、円滑な流れ場を形成することができる。また、前縁部のハブ14Bのハブ直径が小さくなることにより、中央部からの吸い込みが促進され送風性能が向上する。加えて、流れの乱れが抑制されることにより、乱流騒音が低減され低騒音化に繋がる。
(実施の形態2)
実施の形態2のファンについては、図5の子午面図を用いて説明する。ファンの子午面図において、チップ直径(外径)の前縁点OL、後縁点OTとするとチップ高さHcLTとなり、前縁点OLから任意のチップ高さHcとすると、その点でのチップ直径DChはDCh=DCL+Hc*(DCT−DCL)/HcLT
となる。
前記、ハブ径の変化式を以下のように記した。
DHh=DHL+Hh*(DHT−DHL)/HhLT
ここで、このファンは
DCT−DCL)/HcLT=(DHT−DHL)/HhLT
とする。
すなわち、子午面図において、チップ径の傾斜とハブ径の傾斜が平行となる(線分OL−OTと、線分IL―ITが平行になる)。
このような構成とすることにより、より顕著に遠心力に対応した円滑な流れ場を形成することができ送風性能が向上する。加えて、流れの乱れが抑制されることにより、乱流騒音が低減され低騒音化に繋がる。
(実施の形態3)
実施の形態3のファンについては、図6〜図9を用いて説明する。図6は実施の形態3,4の室外ユニットに搭載されているファンの斜視図である。図7、図8は、同ファンの正面図、側面図である。図9は、ファンの子午面図である。
図6、図7、図8、特に図7に示すように、各羽根14Aの前縁部の外周直径(チップ直径)DCL、後縁部の外周直径(チップ直径)DCTとすると、DCL>DCTとなる。このDCLからDCTの減少の仕方は、徐々に減少していくが、その仕方は任意である。
例えば、図7の正面図において、外径(チップ直径)の前縁点OL、後縁点OTとすると円弧OL−OTの中心角δθo、前縁からの任意の点Ofとすると円弧OL−Ofの中心角θf、点Ofのチップ直径DCfとすると
DCf=DCL―θf*(DCL―DCT)/δθo
となる。
同様に図6、図7、図8、特に図8に示すように、各羽根14Aの前縁部のハブ直径DHL、後縁部のハブ直径DHTとすると、DHL<DHTとなる。このDHLからDHTの増加の仕方は、徐々に増加していくが、その仕方は任意である。
例えば、図8の側面図において、ハブ径の前縁点IL、後縁点ITとするとハブ高さHhLTとなり、前縁点から任意のハブ高さHhとすると、その点でのハブ径DHhは
DHh=DHL+Hh*(DHT−DHL)/HhLT
となる。
一方、図9に示す子午面の線分OL−OTの傾斜は、後縁に向かって下向きになるのに対して、線分IL−ITの傾斜は、後縁に向かって上向きになる。
このような構成にすることにより、羽根車の中央部からの吸い込みが促進されるとともに、羽根車の外周部からの吸い込みも促進される。そして、前記両者の効果により、送風性能が大きく向上する。
(実施の形態4)
この実施の形態は、各図に示すように、羽根枚数を2枚に限定するものである。羽根枚数が2枚の場合、静圧が低下の傾向にある。本形態は、前縁ハブ径を小さくすることにより中央からの吸い込みを促進される。または、前縁チップ径を大きくすることにより、外周からの吸い込みを促進される。これらの効果により、静圧の低下を抑制することができる。
(実施の形態5)
この実施の形態は、図1に示すように、前記各実施の形態で説明したファンを搭載した空調機用室外ユニットである。この空調機室外ユニットは高い送風性能を示す。
本発明によれば、騒音を低減するとともに送風性能を向上するファンおよびこれを有する室外ユニットが搭載された空気調和機を提供することができる。特に、前縁のチップ直径を後縁のチップ直径より大きくすることができる場合、すなわち、空気調和機の室外ユニットにおいて、本体内部の空間のスペースが大きくできる場合に、効果がより顕著に得られる。
10 本体
12 吸込口
13 熱交換器
14 ファン
14A 羽根
14B ハブ
15 ファンモータ
16 オリフィス
17 吹出グリル
18 圧縮機
19 仕切り板

Claims (5)

  1. 回転駆動するハブと、前記ハブの周囲に配置された2枚以上の羽根とを備えたファンであって、前縁から後縁へ徐々にブレードのチップ直径が大きくなり、かつ前縁から後縁へ徐々にブレードのハブ直径も大きくなるファン。
  2. 子午面において、チップ直径の変化の傾斜が、ハブ直径の変化の傾斜と等しくなることを特徴とする請求項1に記載のファン。
  3. 回転駆動するハブと、前記ハブの周囲に配置された2枚以上の羽根とを備えたファンであって、前縁から前縁へ徐々にブレードのチップ直径が小さくなり、かつ前縁から後縁へ徐々にブレードのハブ直径は大きくなるファン。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載されたファンにおいて、羽根枚数が2枚で構成されていることを特徴とするファン。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載されたファンを有する室外ユニットを搭載した空気調和機。
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