JP2014049785A - 円偏波アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】高効率な円偏波アンテナを提供する。
【解決手段】円偏波アンテナ100は、第1のダイポールアンテナと第2のダイポールアンテナとが交差して構成され、信号源から供給された信号に応じた円偏波を放射する放射器102と、第1のアンテナエレメントと第2のアンテナエレメントとが交差して構成される容量性の導波器103と、第3のアンテナエレメントと第4のアンテナエレメントとが交差して構成される誘導性の反射器104と、を備える。また、放射器102の中心点と導波器103の中心点と反射器104の中心点とが同一直線上に位置するように、放射器102と導波器103と反射器104とは互いに略平行に配置されている。また、導波器103と反射器104とは、放射器102が放射する円偏波を、放射器102から導波器103に向かう方向へ強める位置に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、円偏波アンテナに関する。
衛星通信用のアンテナとして、円偏波を送受信可能なアンテナが使用されている。円偏波を送受信可能なアンテナの一例として、例えば特許文献1には、複数の周波数の円偏波を送受信可能なアンテナが開示されている。
特開2012−54651号公報
ところで、衛星通信を行う際、大出力をアンテナから得るために、砂漠、海上等に多数のアンテナを配置することが行われている(アレイアンテナ)。
特許文献1に開示されているような従来のアンテナをアレイアンテナとして使用する場合、多数のアンテナを配置するための広大な敷地が必要であるため、個々のアンテナを効率化し、狭面積でアレイアンテナを実現することが求められている。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、高効率な円偏波アンテナを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る円偏波アンテナは、
第1のダイポールアンテナと第2のダイポールアンテナとが交差して構成され、信号源から供給された信号に応じた円偏波を放射する放射器と、
第1のアンテナエレメントと第2のアンテナエレメントとが交差して構成される容量性の導波器と、
第3のアンテナエレメントと第4のアンテナエレメントとが交差して構成される誘導性の反射器と、を備え、
前記放射器の中心点と前記導波器の中心点と前記反射器の中心点とが同一直線上に位置するように、前記放射器と前記導波器と前記反射器とは互いに略平行に配置され、
前記導波器と前記反射器とは、前記放射器が放射する円偏波を、前記放射器から前記導波器に向かう方向へ強める位置に設けられている、
ことを特徴とする。
本発明によれば、高効率な円偏波アンテナを提供することができる。
本発明の実施の形態1、2、3に係る円偏波アンテナの外観を示す図である。 (A)は、本発明の実施の形態1に係る放射器の外観を示す図である。(B)は、本発明の実施の形態1、2に係る放射器の送信時における入出力端子部分の拡大図である。(C)は、本発明の実施の形態1、2に係る放射器の受信時における入出力端子部分の拡大図である。 (A)は、本発明の実施の形態1に係る導波器の外観を示す図である。(B)は、本発明の実施の形態1、2、3に係る導波器と反射器の中心部における構造を示す図である。(C)は、本発明の実施の形態1に係る反射器の外観を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る円偏波アンテナと放射器との右旋偏波利得を示すグラフである。 本発明の実施の形態2に係る放射器が備えるクロスダイポールアンテナの外観を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る放射器が備えるダイポールアンテナの外観を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る放射器の等価回路を示す図である。 (A)は、本発明の実施の形態3に係る放射器の外観を示す図である。(B)は、本発明の実施の形態3に係る放射器の送信時における入出力端子部分の拡大図である。(C)は、本発明の実施の形態3に係る放射器の受信時における入出力端子部分の拡大図である。 (A)は、本発明の実施の形態3に係る導波器の外観を示す図である。(B)は、本発明の実施の形態3に係る反射器の外観を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る放射器の共振特性を示すグラフである。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態に係る円偏波アンテナ100について、図面を参照して説明する。円偏波アンテナ100は、指向性を有する円偏波を送受信するアンテナである。なお、図中のX,Y,Z軸は、各図において共通の方向を示す。
図1に示すように、円偏波アンテナ100は、支柱101、放射器102、導波器103、反射器104から構成されている。
支柱101は、絶縁体から構成されている。また、支柱101は、放射器102、導波器103、反射器104の中心を通るよう配置され、放射器102、導波器103、反射器104を保持している。Z軸は、支柱101の中心軸に平行に設定されている。
放射器102、導波器103、反射器104は、XY平面に略平行に、Z軸方向にそれぞれλ/4(λ=送信対象となる電波の波長)程度ずつ離間して配置されている。
放射器102は、図2(A)に示すように、基板121、クロスダイポールアンテナ122を備える。
基板121は、板状の誘電体(例えば、ガラスエポキシ基板)から構成されており、クロスダイポールアンテナ122を保持している。
クロスダイポールアンテナ122は、ダイポールアンテナ123、124から構成されている。ダイポールアンテナ123、124は互いに同様の構成を備えており、それぞれ、入出力端子123aと入出力端子123b、入出力端子124aと入出力端子124b、を備える。
また、ダイポールアンテナ123、124は、中心部125で略直交し、支柱101の中心軸に直交する平面、即ち、XY平面に平行に、基板121に配置されている。また、ダイポールアンテナ123、124のエレメント長は、どちらもλ/2程度(例えば、λ=0.1m(送信対象となる電波の周波数が3GHz)であれば、52mm程度)である。
入出力端子123a、123bには、図2(B)に示すように、円偏波アンテナ100が円偏波を送信する際は、信号源126aが接続され、入出力端子124a、124bには、信号源126bが接続される。
また、入出力端子123a、123bには、図2(C)に示すように、円偏波アンテナ100が円偏波を受信する際は、増幅回路127aが接続され、入出力端子124a、124bには、増幅回路127bが接続される。
信号源126aが出力する信号(電圧)と信号源126bが出力する信号(電圧)とは、周波数と振幅が同一で位相が90度ずれるように設定されている。このため、放射器102から導波器103方向と放射器102から反射器104方向に対称に円偏波が放射される。
導波器103は、図3(A)に示すように、基板131、導波素子132、を備える。
基板131は、板状の誘電体(例えば、ガラスエポキシ基板)から構成されており、後述する導波素子132を保持している。
導波素子132は、アンテナエレメント133、134を備える。アンテナエレメント133、134は同様の構成を備える。また、図示するように、アンテナエレメント133、134のエレメント長は、どちらもλ/2よりも短い(例えば、λ=0.1m(送信対象となる電波の周波数が3GHz)であれば、46.8mm程度)。
また、アンテナエレメント133は、中心部135において、図3(B)に示すように、Z軸のプラス方向に凹型に構成されている。また、アンテナエレメント134は、中心部135において、図示するように、Z軸のプラス方向に凸型に構成されている。
また、アンテナエレメント133、134は、図示するように非接触で略直交するように配置されている(クロスオーバー構造)。
反射器104は、図3(C)に示すように、基板141、アンテナエレメント143、144から構成される反射素子142を備える。
反射器104は、図3(A)、(B)に示した導波器103とほぼ同様の構成を備えている。ただし、反射器104の構成は、導波器103の構成とはアンテナエレメントのエレメント長において異なり、アンテナエレメント143、144のエレメント長は、λ/2よりも長い(例えば、λ=0.1m(送信対象となる電波の周波数が3GHz)であれば、57.2mm程度)。
以下、上記構成を有する円偏波アンテナ100が円偏波を送受信する動作を説明する。
最初に、円偏波アンテナ100が円偏波を送信する動作を説明する。
まず、放射器102は、信号源126a、126bが出力した90度位相のずれた信号に応じた円偏波を、Z軸のプラス方向(放射器102から導波器103へ向かう方向)とZ軸のマイナス方向(放射器102から反射器104へ向かう方向)に対称に放射する。
放射器102と導波器103はλ/4離間して設置されているため、導波器103に到達した円偏波は、放射器102が放射した時点での位相よりも90度遅れる。
ここで、導波器103のエレメント長はλ/2より短いため、導波器103は容量性である。従って、導波器103に到達した円偏波の位相は90度進む。
従って、導波器103からは、放射器102が放射した円偏波と同位相の円偏波がZ軸のプラス方向に放射される。
一方、放射器102と反射器104はλ/4離れて配置されているため、反射器104に到達した円偏波は、放射器102が放射した時点での位相よりも90度遅れる。
ここで、反射器104のエレメント長はλ/2より長いため、反射器104は誘導性である。従って、反射器104に到達した円偏波の位相は更に90度遅れる(合計で180度遅れる)。
従って、反射器104からは、Z軸のプラス方向へ、放射器102がZ軸のマイナス方向へ放射した円偏波と逆位相(放射器102がZ軸のプラス方向へ放射した円偏波と同位相)の円偏波が放射される。
このように、導波器103、反射器104は、放射器102がZ軸のプラス方向に放射した円偏波と同位相の円偏波を、Z軸のプラス方向に放射する。即ち、導波器103、反射器104は、放射器102が放射した円偏波に、Z軸のプラス方向に指向性を持たせる。
上述したような動作を行う円偏波アンテナ100の右旋偏波利得(φ=0)と放射器102のみの右旋偏波利得(φ=0)は、例えば、λ=0.1m、放射器102のエレメント長=52mm、導波器103のエレメント長=46.8、反射器104のエレメント長=57.2mmであるとき、図4に示すグラフで表される。
図示するように、Z軸上において、導波器103と反射器104とを備える円偏波アンテナ100の右旋偏波利得(3.61dB)は、放射器102のみの右旋偏波利得(2.40dB)よりもZ軸のプラス方向に1.2dB程度高い。即ち、円偏波アンテナ100は、放射器102から導波器103方向に指向性を有する円偏波を放射している。
次に、円偏波アンテナ100が円偏波を受信する動作を説明する。
円偏波アンテナ100は、受信した円偏波を電気信号に変換し、入出力端子123a、123b、124a、124bから増幅回路127a、127bへ伝送する。このようにして、円偏波アンテナ100は円偏波を受信する。
以上説明したように、円偏波アンテナ100は、放射器102が放射する円偏波の主伝播方向に導波器103、反射器104が配置されているため、放射器102から導波器103方向に指向性を有する。
従って、本実施の形態1に係る円偏波アンテナ100は、指向性を有さない円偏波アンテナに比して、放射器102から導波器103方向へ、高効率で円偏波を送受信することが可能である。
(変形例1)
上記実施の形態1に係る導波素子132、反射素子142は、クロスオーバー構造であったが、アンテナエレメント133(143)と、アンテナエレメント134(144)、が電気的に接触しないような構造であれば、中心部135(145)におけるアンテナエレメント133、134(143、144)の構造は任意である。
例えば、アンテナエレメント133、134(143、144)の凸部、凹部を平面状に構成し、これらのアンテナエレメント133、134(143、144)をそれぞれ、基板131(141)の両面に配置し、アンテナエレメント133、134(143、144)が電気的に接触しないように構成してもよい。
また、例えば、中心部135(145)において、アンテナエレメント133、134(143、144)を、絶縁体を介して接触させてもよい。
(変形例2)
上記実施の形態1に係る円偏波アンテナ100は、3素子であったが、2素子以上であれば素子数は任意である。
例えば、素子数を2素子にする場合、放射器102と導波器103の2素子としてもよいし、放射器102と反射器104の2素子としてもよい。また、例えば、素子数を3素子よりも多くする場合、新たな導波器を追加してもよいし、新たな反射器を追加してもよい。
(実施の形態2)
本実施の形態2では、複数周波の円偏波を送受信可能なクロスダイポールアンテナの一例を示し、これを実施の形態1に係る円偏波アンテナ100に適用して構成される円偏波アンテナ200を説明する。
実施の形態2に係る円偏波アンテナ200は、図1に示すように、支柱201、放射器202、導波器203、反射器204、を備える。
放射器202は、基板221、クロスダイポールアンテナ222を備える。基板221は、実施の形態1に係る基板121と同様のものである。
クロスダイポールアンテナ222は、図5に示すように、ダイポールアンテナ223、224を備える。ダイポールアンテナ223、224は、中心部225で略直交して配置されている。また、ダイポールアンテナ223、224は同様の構成を備えているため、以下、括弧書きで纏めて説明する。
ダイポールアンテナ223(224)は、アンテナ導体250、260(270、280)から構成されている。アンテナ導体250(270)とアンテナ導体260(280)は同様に構成されている。
アンテナ導体250、260(270、280)は、図6に示すように、入出力端子251、261(271、281)、アンテナ素子252、262(272、282)、ビア253a、253b、253c、263a、263b、263c(273a、273b、273c、283a、283b、283c)、ビア導体254、264(274、284)、シリーズインダクタ用導体255、265(275、285)、シリーズキャパシタ用導体256a、256b、266a、266b(276a、276b、286a、286b)、シャントインダクタ用導体257、267(277、287)から構成されている。
入出力端子251、261(271、281)は、基板221の一方の主面のほぼ中央に近接して形成されており、一端部がシリーズインダクタ用導体255、265(275、285)の他端に接続されている。
入出力端子251、261(271、281)には、図2(B)に示すように、円偏波アンテナ200が円偏波を送信する際は、信号源226a(226b)が接続される。
また、入出力端子251、261(271、281)には、図2(C)に示すように、円偏波アンテナ200が円偏波を受信する際は、増幅回路227a(227b)に接続される。
信号源226aが出力する信号と信号源226bが出力する信号は、信号源226aが出力する信号の位相と信号源226bが出力する信号の位相とが90度ずれて出力されるように設定されている。このため、放射器202から導波器203方向、反射器204方向に対称に円偏波が放射される。
図6に戻り、アンテナ素子252、262(272、282)は、上底より下底が長い等脚台形の導体板と、この等脚台形の下底に接続された半円の導体板と、から構成される。アンテナ素子252(272)とアンテナ素子262(282)は、その等脚台形の上底が対向するように、基板221の一方の主面に配置されている。
ビア253a、263a(273a、283a)は、アンテナ素子252、262(272、282)を構成する等脚台形の二本の対角線のほぼ交点を、基板221の一方の主面から他方の主面に貫通して形成される。ビア253a、263a(273a、283a)の内部には、一端部がアンテナ素子252、262(272、282)に接続された導体が充填されている。
ビア導体254、264(274、284)は、基板221の一方の主面に配置されている。ビア導体254、264(274、284)は、基板221の一方の主面から他方の主面に貫通して形成される二つのビア253b及び253c、263b及び263c(273b及び273c、283b及び283c)を介してシリーズキャパシタ用導体256a及び256b、266a及び266b(276a及び276b、286a及び286b)に接続されている。
シリーズインダクタ用導体255、265(275、285)は、線路導体から構成され、基板221の一方の主面に形成されており、その一端は、ビア導体254、264(274、284)に接続されている。
シリーズキャパシタ用導体256a(276a)とシリーズキャパシタ用導体256b(276b)とは、間にシャントインダクタ用導体257(277)を挟むように、基板221の他方の主面に、アンテナ素子252(272)の一部に対向して配置されている。アンテナ素子252(272)の一部とシリーズキャパシタ用導体256a、256b(276a、276b)の対向部分と、基板221のそれらの間に位置している部分により、アンテナ素子252(272)に直列に接続されたシリーズキャパシタが形成される。
同様に、シリーズキャパシタ用導体266a(286a)とシリーズキャパシタ用導体266b(286b)とは、間にシャントインダクタ用導体267(287)を挟むように、基板221の他方の主面に、アンテナ素子262(282)の一部に対向して配置されている。アンテナ素子262(282)の一部とシリーズキャパシタ用導体266a、266b(286a、286b)の対向部分と、基板221のそれらの間に位置している部分により、アンテナ素子262(282)に直列に接続されたシリーズキャパシタが形成される。
シャントインダクタ用導体257、267(277、287)は、線路導体から構成され、基板221の他方の主面上に延在し、一端がビア253a、263a(273a、283a)の他端部に接続されている。シャントインダクタ用導体257、267(277、287)の他端は、基板221の他方の主面のほぼ中央の接続点228において、相互に接続されている。つまり、アンテナ導体250(270)とアンテナ導体260(280)とは、接続点228において、相互に接続される。
ダイポールアンテナ223(224)は、入出力端子251、261(271、281)の間に供給された信号を電波として空間に放射する。
導波器203は、放射器202とほぼ同様の構成を備えるが、以下の点で放射器202と異なる。
導波器203の入出力端子は短絡しており、導波器203には信号源から信号が供給されていない。また、導波器203のエレメント長は放射器202のエレメント長よりも短い。
反射器204は、放射器202とほぼ同様の構成を備えるが、以下の点で放射器202と異なる。
反射器204の入出力端子は短絡しており、反射器204には信号源から信号が供給されていない。また、反射器204のエレメント長は放射器202のエレメント長よりも長い。
放射器202を構成するクロスダイポールアンテナ222の電気的構成は、図7に示す等価回路で表される。図示するように、放射器202のアンテナ導体250(260、270、280)は、電気的には、シリーズインダクタLser、シリーズキャパシタCser、アンテナ素子252(262、272、282)の等価回路ANT、シャントインダクタLsh、空間との結合の等価回路ANTs、入出力端子251(261、271、281)、から構成される。
アンテナ素子252(262、272、282)の等価回路ANTは、入力インピーダンスを右手系の線路で表現した回路であり、インダクタL1antとインダクタL2antとキャパシタCantから構成される。
空間との結合の等価回路ANTsは、アンテナ素子252(262、272、282)のサイズと形状に依存し、アンテナ素子252(262、272、282)と空間との結合によるインピーダンスを表現する回路である。空間との結合の等価回路ANTsは、キャパシタCsと、基準インピーダンスRsと、インダクタLsから構成される。
入出力端子251(261、271、281)には、シリーズインダクタLserとシリーズキャパシタCserとの直列回路の一端が接続される。
シリーズインダクタLserとシリーズキャパシタCserとの直列回路の他端には、アンテナ素子252(262、272、282)の等価回路ANTを構成するインダクタL1antの一端が接続される。インダクタL1antの他端には、キャパシタCantの一端とインダクタL2antの一端が接続される。キャパシタCantの他端は、接続点228に接続される。
シャントインダクタLshの一端は、インダクタL2antの他端に接続される。シャントインダクタLshの他端は、接続点228に接続される。
空間との結合の等価回路ANTsのキャパシタCsの一端が、インダクタL2antの他端とシャントインダクタLshの一端とに接続される。キャパシタCsの他端には、インダクタLsの一端と基準インピーダンスRsの一端が接続される。インダクタLsの他端と基準インピーダンスRsの他端は、接続点228に接続される。
放射器202で用いるそれぞれの周波数につき、入力インピーダンスの虚数部が0に、実部が50Ωになるように、シャントインダクタ用導体257、267、277、287、シリーズキャパシタ用導体256a、256b、266a、266b、276a、276b、286a、286b、シリーズインダクタ用導体255、265、275、285のパターンが調整される。
本実施の形態2では、2.5GHzと5.2GHzの2つの周波数で、入力インピーダンスの虚数部が0に、実部が50Ωになるように、各パターンが調整されている。このため、放射器202は、これらの周波数で共振し、利得が大きくなる。従って、円偏波アンテナ200は、2.5GHzと5.2GHzの2つの周波数において、十分な利得を得ることができる複数周波円偏波アンテナとして機能する。
なお、導波器203、反射器204の動作は実施の形態1に係る導波器103、反射器104と同様である。また、円偏波アンテナ200が電波を受信する動作は、実施の形態1に係る円偏波アンテナ100と同様である。
以上説明したように、本実施の形態2に係る円偏波アンテナ200は、指向性を有さない円偏波アンテナに比して、放射器202から導波器203方向へ、高効率で円偏波を送受信することが可能であり、かつ、複数の共振周波数で動作する。
(変形例1)
上記実施の形態2では、2.5GHz付近と5.2GHz付近の2つの周波数帯域において共振し、利得が大きくなる例を示したが、必ずしもこれに限定されない。
例えば、任意の2つの周波数帯の組み合わせが可能である。アンテナ素子252、262、272、282のサイズにより定まる各素子定数を考慮し、目的とする複数の周波数近傍に共振点が発生するように、シャントインダクタLshのインダクタンス、シリーズキャパシタCserのキャパシタンス、シリーズインダクタLserのインダクタンス、を適宜設定することにより、任意の複数の周波数帯で十分な利得を得ることができる。
(実施の形態3)
上記実施の形態1、2では、二点給電方式により円偏波を放射していたが、本実施の形態3では、一点給電方式により円偏波を放射する。本実施の形態3に係る円偏波アンテナ300は、この点で実施の形態1、2に係る円偏波アンテナ100、200と異なる。以下、このような構成を備える円偏波アンテナ300について説明する。
円偏波アンテナ300は、図1に示すように、支柱301、放射器302、導波器303、反射器304、を備える。
放射器302は、図8(A)に示すように、基板321、クロスダイポールアンテナ322を備える。基板321は、実施の形態1に係る基板121と同様のものである。
ダイポールアンテナ323(324)は、アンテナ導体323a、323b(324a、324b)が中心部326において略直交して構成されている。アンテナ導体323bとアンテナ素子324aは、入出力端子325aを介して接続されており、アンテナ導体323aとアンテナ導体324bは、入出力端子325bを介して接続されている。
また、ダイポールアンテナ323のエレメント長は、所定の長さLに設計されており、ダイポールアンテナ324のエレメント長は、所定の長さLに設計されている。なお、エレメント長L、Lの決定方法は後述する。
入出力端子325aと入出力端子325bは、図8(B)に示すように、円偏波アンテナ300が円偏波を送信する際は、信号源327に接続され、信号源327から信号が供給される。
入出力端子325aと入出力端子325bは、図8(C)に示すように、円偏波アンテナ300が円偏波を受信する際は、増幅回路328に接続される。
導波器303は、図9(A)に示すように、基板331と、アンテナエレメント333、334が中心部335において略直交して構成される導波素子332と、を備える。
アンテナエレメント333のエレメント長は、Lよりやや(例えば、10%程度)短いL’であり、アンテナエレメント334のエレメント長は、Lよりやや(例えば、10%程度)短いL’である。
反射器304は、図9(B)に示すように、基板341と、アンテナエレメント343、344が中心部345において略直交して構成される反射素子342と、を備える。
アンテナエレメント343のエレメント長は、Lよりやや(例えば、3%程度)長いL’’であり、アンテナエレメント344のエレメント長は、Lよりやや(例えば、3%程度)長いL’’である。
本実施の形態3に係る円偏波アンテナ300の放射器302は、放射器302が備える2つのダイポールアンテナの長さが、1対の入出力端子325a、325bに同位相かつ同振幅の信号が供給された際に、90度の位相差が発生するように設定されており、円偏波を放射する。具体的には、放射器302の2つのダイポールアンテナの長さは、以下のように設定される。
ダイポールアンテナ323、324の共振周波数f、fを、送信対象となる円偏波の周波数fで正規化した(除した)値をそれぞれ、r、rとすると、ダイポールアンテナ323、324に流れる電流I、Iは、ダイポールアンテナ323、324の共振時に流れる電流Iで正規化する(除する)と、次式で表される。なお、式中のQはダイポールアンテナ323、324のQ値(Quality factor)を表す。
Figure 2014049785
Figure 2014049785
また、電流I、Iの位相φ、φは次式で表される。
Figure 2014049785
Figure 2014049785
上記式(1)、(2)において、I/I=I/Iとなるように、かつ、上記式(3)、(4)において、φとφとの差がπ/2(位相差が90度)となるようにr、rが選定される。そして、選定されたr、rに応じた共振周波数f、fを持つようにエレメント長L、Lが決定される。
例えば、r=0.975、r=1.025、Q=20の場合、ダイポールアンテナ323、324の共振特性は図10に示すグラフで表される。図中のX軸は、信号源327が供給する信号の周波数fをfで正規化した(除した)値r、Y軸左は位相φ、Y軸右は(I/Iである。
図示するように、r=1のとき(f=f、即ち送信対象の周波数の信号を印加したとき)、ダイポールアンテナ323の電流値とダイポールアンテナ324の電流値は等しく、これらの電流の位相差が90度となる。このため、放射器302は円偏波を放射する。
このようにして、放射器302から円偏波が放射される。なお、導波器303、反射器304の動作は実施の形態1に係る導波器103、反射器104と同様である。また、円偏波アンテナ300が電波を受信する動作は、実施の形態1に係る円偏波アンテナ100と同様である。
以上説明したように、本実施の形態3に係る円偏波アンテナ300は、指向性を有さない円偏波アンテナに比して、放射器302から導波器303方向へ、高効率で円偏波を送受信することが可能であり、かつ、一点給電方式で動作する。
(変形例1)
上記実施の形態1、2、3に係る円偏波アンテナ100、200、300の支柱101、201、301は、それぞれ、各エレメントの中心を通るように配置されていたが、これに限られない。各エレメントを保持できるのであれば、支柱101、201、301を任意の位置に配置可能である。
(変形例2)
上記実施の形態1、2、3に係る円偏波アンテナ100、200、300の基板121、131、141、221、231、241、321、331、341は板状の誘電体から構成されていたが、各放射器102、202、302、各導波器103、203、303、各反射器104、204、304がそれぞれ備える2つのダイポールアンテナを保持できる部材であれば任意のものを適用可能である。
また、各放射器102、202、302、各導波器103、203、303、各反射器104、204、304が支柱101、201、301のみで保持可能であれば、基板121、131、141、221、231、241、321、331、341を設けなくてもよい。
(変形例3)
また、上記実施の形態1,2,3に係る円偏波アンテナ100、200、300を、誘電体によって内部が充填されている筐体に格納し、各エレメント長を短く構成してもよい。このような構成によると、円偏波アンテナ100、200、300を小型化することが可能である。
また、円偏波アンテナ100、200、300を筐体に格納する場合、筐体が各エレメントを保持できるのであれば、支柱101、201、301を設けなくてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
第1のダイポールアンテナと第2のダイポールアンテナとが交差して構成され、信号源から供給された信号に応じた円偏波を放射する放射器と、
第1のアンテナエレメントと第2のアンテナエレメントとが交差して構成される容量性の導波器と、
第3のアンテナエレメントと第4のアンテナエレメントとが交差して構成される誘導性の反射器と、を備え、
前記放射器の中心点と前記導波器の中心点と前記反射器の中心点とが同一直線上に位置するように、前記放射器と前記導波器と前記反射器とは互いに略平行に配置され、
前記導波器と前記反射器とは、前記放射器が放射する円偏波を、前記放射器から前記導波器に向かう方向へ強める位置に設けられている、
ことを特徴とする円偏波アンテナ。
(付記2)
前記第1のダイポールアンテナと前記第2のダイポールアンテナとは、それぞれ、
第1の入出力端子と、第1のアンテナ素子と、前記第1の入出力端子と前記第1のアンテナ素子とを接続する、第1のインダクタと第1のキャパシタとの直列回路と、一端が前記第1のアンテナ素子に接続された第2のインダクタと、を備え、複数の共振周波数を持つ第1のアンテナ導体と、
第2の入出力端子と、第2のアンテナ素子と、前記第2の入出力端子と前記第2のアンテナ素子とを接続する、第3のインダクタと第2のキャパシタとの直列回路と、一端が前記第2のアンテナ素子に接続され、他端が前記第2のインダクタの他端に接続された第4のインダクタと、を備え、複数の共振周波数を持つ第2のアンテナ導体と、が略鏡像対称に配置されて構成され、
前記第1のダイポールアンテナと前記第2のダイポールアンテナとは、その中心点で略垂直に交差して配置され、前記第1のダイポールアンテナの第4のインダクタの他端が、前記第2のダイポールアンテナの第4のインダクタの他端とさらに接続されている、
ことを特徴とする付記1に記載の円偏波アンテナ。
(付記3)
前記第1のダイポールアンテナと前記第2のダイポールアンテナとに、前記信号源から同一の信号が供給された際に、前記第1のダイポールアンテナと前記第2のダイポールアンテナとの電流値が等しく、かつ、前記第1のダイポールアンテナと前記第2のダイポールアンテナとに流れる電流の位相差が90度となるように、前記第1のダイポールアンテナのエレメント長と前記第2のダイポールアンテナのエレメント長とが設定されている、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の円偏波アンテナ。
(付記4)
前記放射器と前記導波器と前記反射器とは、それぞれ、誘電体から構成される基板に配置されている、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか一つに記載の円偏波アンテナ。
(付記5)
誘電体によって内部が充填され、前記放射器と前記導波器と前記反射器とを格納する筐体、を更に備える、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか一つに記載の円偏波アンテナ。
100,200,300…円偏波アンテナ、101,201,301…支柱、102,202,302…放射器、103,203,303…導波器、104,204,304…反射器、121,131,141…基板、122…クロスダイポールアンテナ、132、…導波素子、142…反射素子、123,124…ダイポールアンテナ、133,134,143,144…アンテナエレメント、123a,123b,124a,124b…入出力端子、125,135,145…中心部、126a,126b…信号源、127a,127b…増幅回路、221…基板、222…クロスダイポールアンテナ、223,224…ダイポールアンテナ、225…中心部、226a,226b…信号源、227a,227b…増幅回路、228…接続点、250,260,270,280…アンテナ導体、251,261,271,281…入出力端子、252,262,272,282…アンテナ素子、253a,253b,253c,263a,263b,263c,273a,273b,273c,283a,283b,283c…ビア、254,264,274,284…ビア導体、255,265,275,285…シリーズインダクタ用導体、256a,256b,266a,266b,276a,276b,286a,286b…シリーズキャパシタ用導体、257,267,277,287…シャントインダクタ用導体、321,331,341…基板、322…クロスダイポールアンテナ、332…導波素子、342…反射素子、323,324…ダイポールアンテナ、323a,323b,324a,324b…アンテナ導体、333,334,343,344…アンテナエレメント、326,335,345…中心部、327…信号源、328…増幅回路、325a,325b…入出力端子

Claims (5)

  1. 第1のダイポールアンテナと第2のダイポールアンテナとが交差して構成され、信号源から供給された信号に応じた円偏波を放射する放射器と、
    第1のアンテナエレメントと第2のアンテナエレメントとが交差して構成される容量性の導波器と、
    第3のアンテナエレメントと第4のアンテナエレメントとが交差して構成される誘導性の反射器と、を備え、
    前記放射器の中心点と前記導波器の中心点と前記反射器の中心点とが同一直線上に位置するように、前記放射器と前記導波器と前記反射器とは互いに略平行に配置され、
    前記導波器と前記反射器とは、前記放射器が放射する円偏波を、前記放射器から前記導波器に向かう方向へ強める位置に設けられている、
    ことを特徴とする円偏波アンテナ。
  2. 前記第1のダイポールアンテナと前記第2のダイポールアンテナとは、それぞれ、
    第1の入出力端子と、第1のアンテナ素子と、前記第1の入出力端子と前記第1のアンテナ素子とを接続する、第1のインダクタと第1のキャパシタとの直列回路と、一端が前記第1のアンテナ素子に接続された第2のインダクタと、を備え、複数の共振周波数を持つ第1のアンテナ導体と、
    第2の入出力端子と、第2のアンテナ素子と、前記第2の入出力端子と前記第2のアンテナ素子とを接続する、第3のインダクタと第2のキャパシタとの直列回路と、一端が前記第2のアンテナ素子に接続され、他端が前記第2のインダクタの他端に接続された第4のインダクタと、を備え、複数の共振周波数を持つ第2のアンテナ導体と、が略鏡像対称に配置されて構成され、
    前記第1のダイポールアンテナと前記第2のダイポールアンテナとは、その中心点で略垂直に交差して配置され、前記第1のダイポールアンテナの第4のインダクタの他端が、前記第2のダイポールアンテナの第4のインダクタの他端とさらに接続されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の円偏波アンテナ。
  3. 前記第1のダイポールアンテナと前記第2のダイポールアンテナとに、前記信号源から同一の信号が供給された際に、前記第1のダイポールアンテナと前記第2のダイポールアンテナとの電流値が等しく、かつ、前記第1のダイポールアンテナと前記第2のダイポールアンテナとに流れる電流の位相差が90度となるように、前記第1のダイポールアンテナのエレメント長と前記第2のダイポールアンテナのエレメント長とが設定されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の円偏波アンテナ。
  4. 前記放射器と前記導波器と前記反射器とは、それぞれ、誘電体から構成される基板に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の円偏波アンテナ。
  5. 誘電体によって内部が充填され、前記放射器と前記導波器と前記反射器とを格納する筐体、を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の円偏波アンテナ。
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