JP2014048512A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】走査レンズの位置変動を低減し、画質の低下を低減すること。
【解決手段】走査レンズ12は、走査方向における一方の端部の出射面側に設けられた第1の平面12−1と、走査レンズ12の走査方向における他方の端部の出射面側に設けられた第2の平面12−2とを備え、筐体14は、基準面15−5を有する第1の支持部15−1及び基準面15−6を有する第2の支持部15−2を備え、走査レンズ12は、第1の平面12−1が基準面15−5に接触し、第2の平面12−2が基準面15−6に接触することによって、筐体14に対して走査レンズ12の光軸方向の位置が決定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置、及び画像形成装置に搭載される光走査装置に関する。
複写機やレーザビームプリンタなどの画像形成装置に用いられている光走査装置においては、一般的に感光体上に光ビームを照射し、静電潜像を形成する構成が用いられる。具体的には、光走査装置において、画像信号に基づいてオン・オフ制御されることで光源から出射される光ビームが感光体上を走査するように、回転多面鏡などの偏向器によって光源から出射される光ビームを偏向する。そして、偏向器によって偏向された光ビームは折り返しミラーによって感光体上に導かれる。また、偏向器と感光体との間の光ビームの光路上にfθ特性を持つ走査レンズなどの結像光学素子が配置され、光ビームが光学素子を通過することによって光ビームは感光ドラム上にスポット状に結像する。光源、回転多面鏡、折り返しミラー、走査レンズなどの光走査装置を構成する部品は、光走査装置の筐体に格納して保持される。
このような光走査装置において、走査レンズの位置精度が低いと、光ビームが感光体上の所定の位置に結像しなかったり、感光体上における光ビームのスポット径が所定のサイズにならなかったりする。そのため、走査レンズを高精度に位置決めした状態で保持する構成が必要とされる。
図7−1(a)は光走査装置の構成を示す図、図7−1(b)は走査レンズの斜視図である。尚、後述する実施例において説明する構成と同じものには同じ符号を付し、ここでの説明は省略する。図7−1(a)、(b)に示すように、光ビーム出射側に凸となるアーチ形状の走査レンズ12(12a、12b)は、長尺方向の両端部において、光ビームの入射側の面に光軸方向の位置決め部を設けている。走査レンズ12は、レーザ光が通過するレーザ光通過部(図中、両矢印の濃い実線)と、走査レンズ12の長手方向においてレーザ光通過部の両端に基準面が形成された接触部(又は当接部、図中破線丸枠)が形成されている。走査レンズ12は、レーザ光通過部の両端の接触部に設けられた基準面(図中、第1及び第2の平面(レンズ側)と図示)が筐体14に設けられた位置決め部である支持部に当接した状態で、接着剤によって筐体14に固定される。あるいは、走査レンズ12は、レーザ光通過部の両端の接触部に設けられた基準面が筐体14に設けられた位置決め部である支持部に当接した状態で、板ばね等の押圧部材によって筐体14に押圧されることで筐体14に固定される(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−139279号公報
しかしながら、光ビーム出射側に凸となるアーチ形状の走査レンズを、長尺方向の両端で、光ビーム入射側から支持する構成とすると次のような課題がある。図7−2(c)は走査レンズ12の上面図である。光ビーム出射側に凸となるアーチ形状の走査レンズ12の重心は、図7−2(c)に示す黒丸印のような位置になる。一方、図7−1(b)で説明したように、走査レンズ12の光軸方向の基準面は、走査レンズ12の入射面側に設けられている。図7−2(d)は、走査レンズ12の中央部における断面と走査レンズ12の端部における断面をZ軸方向にずらして図示したものである。走査レンズ12は光ビーム出射側に凸となるアーチ形状であるため、走査レンズ12の重心が、走査レンズ12の端部においては出射面側に位置することとなる。即ち、走査レンズ12の重心の位置が、光軸方向に関して走査レンズ12の基準面よりも出射面寄りにあることになり、走査レンズ12の重心位置と基準面とが遠くなる。ここで、走査レンズ12の自重により働く下向きの力をG、走査レンズ12の基準面から力Gの作用点までの距離をLとする。このとき、走査レンズ12の自重により走査レンズ12に働くモーメントはG×Lとなり、この距離Lが大きいとモーメントが大きくなって、走査レンズ12が図7−2(d)中、時計回り方向に回転してしまう。このように、走査レンズ12に加わる垂直方向の力Gによって走査レンズ12に大きなモーメントが働くと、走査レンズ12が位置ずれする可能性がある。そして、走査レンズ12の位置調整後に位置ずれが生じると、光ビームが感光ドラム上の所定の位置に結像せず、画質が低下してしまうおそれがある。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、走査レンズの位置変動を低減し、画質の低下を低減することを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。
(1)光ビームを出射する光源と、前記光源から出射された光ビームが感光体上を走査方向に走査するように前記光ビームを偏向する偏向器と、前記偏向器により偏向された光ビームが入射し、入射した光ビームを前記感光体に導く走査レンズであって、前記光ビームの走査方向において前記入射した光ビームが出射する出射面側に凸型となる形状を備える走査レンズと、前記光源、前記偏向器及び前記走査レンズを格納する筐体と、を備える光走査装置であって、前記走査レンズは、前記走査方向における一方の端部の前記出射面側に設けられた第1の接触部と、前記走査レンズの前記走査方向における他方の端部の前記出射面側に設けられた第2の接触部と、を備え、前記筐体は、第1の基準部を有する第1の支持部及び第2の基準部を有する第2の支持部を備え、前記走査レンズは、前記第1の接触部が前記第1の基準部に接触し、前記第2の接触部が前記第2の基準部に接触することによって、前記筐体に対して前記走査レンズの光軸方向の位置が決定されることを特徴とする光走査装置。
(2)感光体上に形成した潜像を現像して画像形成を行う画像形成装置であって、前記(1)に記載の光走査装置を備え、前記光走査装置により前記感光体上に潜像を形成することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、走査レンズの位置変動を低減し、画質の低下を低減することができる。
実施例のデジタルフルカラー複写機の概略図、光走査装置の概略図 実施例1の光走査装置の走査レンズ周辺構成を示す図 実施例1の光走査装置の走査レンズ周辺構成を示す図、光走査装置の効果を示す図 実施例2の光走査装置の走査レンズ周辺構成を示す図 実施例2の光走査装置の走査レンズ組立工程を示す図 実施例2の光走査装置の効果を示す図、実施例3の光走査装置の走査レンズ周辺構成を示す図 従来例の光走査装置の走査レンズの支持構成を示す図 従来例の光走査装置の走査レンズの支持構成を示す図
以下、実施形態を、図を用いて説明する。
[画像形成装置]
図1(a)は、画像形成装置をデジタルフルカラー複写機に適用した場合の概略図を示す。画像読取装置8は、圧板86により圧接された原稿に光を当て、折り返しミラー83−1、83−2、83−3を介して読取レンズ82によりラインセンサ81上に集光し、ラインセンサ81により画像信号を読み取る。
画像形成部10は、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、ブラック色の4色に分解した画像信号毎に、画像形成ステーションP(Pa、Pb、Pc、Pd)においてトナー画像を形成する。ここで、aはイエロー色、bはマゼンタ色、cはシアン色、dはブラック色を示す符号であり、以下必要な場合を除き省略する。画像形成ステーションPは、光走査装置1、感光ドラム(感光体)2、帯電器3、クリーニング装置4、現像器5により構成される。
光走査装置1は、感光ドラム2上(感光体上)に光ビームを照射し潜像を形成する。現像器5は、感光ドラム2上に形成された潜像を現像し、トナー画像を形成する。感光ドラム2上に色毎に形成されたトナー画像は、転写装置6によって、中間転写ベルト61上に転写される。色毎のトナー画像は、中間転写ベルト61上に順次重ね合わせて転写されるため、中間転写ベルト61上では、4色重ねあったトナー画像が形成される。中間転写ベルト61は、駆動ローラ62と従動ローラ63によって張架されており、ベルトクリーニング装置64によって転写後に中間転写ベルト61上に残ったトナー(以下、残トナー)を清掃される。
中間転写ベルト61上のトナー画像は、転写ローラ65、66によって、シート材S上に転写される。シート材Sは、手差し給紙カセット70又は給紙カセット78、79内から、シート材Sの位置と、中間転写ベルト61上のトナー画像の位置が合うよう、タイミングを合わせて搬送される。トナー画像が転写されたシート材Sは、定着ローラ74によって加熱定着され、フルカラー画像が形成されたシート材Sは、排紙トレー77上に排紙される。
尚、上述した画像形成装置の構成は一例であり、以下の実施例で説明する光走査装置を備える画像形成装置は、上述した画像形成装置に限定されるものではない。
[光走査装置]
光走査装置1について、図1(b)の概略図を用いて説明する。光源ユニット19の電気基板19−3により駆動される、レーザホルダー19−1に圧入された不図示の光源から出射された光ビームは、コリメータレンズ19−2を通って平行な光ビームとなる。図1(b)の一点鎖線Bは、光ビームの1走査周期内の3つのタイミングにおける回転多面鏡11−1によって偏向された光ビームの光路を示している。コリメータレンズ19−2を通過した光ビームは、シリンドリカルレンズ18を通って、感光ドラム2のZ軸方向にのみ集光され、回転駆動モータ11−2によって一定の速度で回転制御される回転多面鏡11−1(偏向器)によって偏向される。偏向された光ビームは、第1の走査レンズ12a、第2の走査レンズ12b(以下、走査レンズ12という)を通過して、感光ドラム2上に結像される。11−3は光ビームの回転多面鏡11−1における偏向点、17は折り返しミラーである。光走査装置1を構成するこれらの部品が、筐体14に格納されている。尚、回転多面鏡11−1の回転軸方向をZ軸方向、光ビームの走査方向である主走査方向をY軸方向、Y軸及びZ軸に垂直な方向をX軸方向とする。
図2は、光走査装置1内の走査レンズ12の周辺構成を示すもので、実施例1の走査レンズ12の支持構成を示している。図2(a)は走査レンズ12近傍の斜視図、図2(b)は各パーツを光軸方向(X軸方向)にずらした斜視図である。一点鎖線Bは、図1(b)で示したある1走査周期中の3つのタイミングにおける光ビームの光路を示す。
[走査レンズの平面と筐体の支持部]
走査レンズ12はfθ特性を有し、回転多面鏡11−1で偏向された光ビームを、不図示の感光ドラム2上に所定のスポット径で結像する働きを持つ。走査レンズ12は、光ビームが出射する側である出射面側に凸型となるアーチ形状であり、長尺方向(主走査方向、Y軸方向、以降レンズ長尺方向ともいう)両端の光ビーム走査領域外に、走査レンズ12を筐体14に取り付けるための外形部(当接部)を有する。この外形部は、長尺方向(走査方向)の一端側(一方の端部)において光ビームが出射する側に設けられた第1の平面12−1(第1の接触面、あるいは第1の接触部を有する。またこの外形部は、長尺方向の逆側の他端側(他方の端部)において光ビームが出射する側に設けられた第2の平面12−2(第2の接触面、あるいは第2の接触部)を有する。
筐体14には、第1の支持部15−1及び第2の支持部15−2が設けられている。第1の支持部15−1は、走査レンズ12の第1の平面12−1が接触する基準面15−5(第3の平面、あるいは第1の基準部)を備える。また、第2の支持部15−2は、走査レンズ12の第2の平面が接触する基準面15−6(第4の平面、あるいは第2の基準部)を備える。第1の平面12−1が第1の支持部15−1の基準面15−5に接触し、第2の平面12−2が第2の支持部15−2の基準面15−6に接触した状態で、走査レンズ12は、固定される。このように、第1の平面12−1を第1の支持部15−1の基準面15−5に接触させ、第2の平面12−2を第2の支持部15−2の基準面15−6に接触させた状態で走査レンズ12を固定することで、走査レンズ12の光軸方向の位置が決定される。
走査レンズ12を筐体14に固定するには、例えば接着剤又は板バネなどが用いられる。接着剤を用いて走査レンズ12を固定する場合、後述する走査レンズ12の位置調整をした後に、第1の平面12−1と第1の支持部15−1との間、及び第2の平面12−2と第2の支持部15−2との間に接着剤を塗布する。そして接着剤が塗布された状態で、第1及び第2の平面12−1、12−2と反対側の面即ち走査レンズ12における光ビームの入射側の面に対して、光軸方向に加圧力P1(図2(b)参照)を加える。接着剤が充分硬化した後、加圧力P1を開放する。尚、図3(a)に第1の支持部15−1の詳細を示す。第1の支持部15−1は、第1の支持部15−1の上部の第1の平面12−1に近い側に、上面から三角形状の切り込み部を有し、第1の平面12−1に対面する面である基準面15−5には切り込み部から下方に向かって続く複数の溝部(破線部)を有する。この切り込み部及び複数の溝部は、接着剤を流すためのものである。また、板バネを用いる場合には、第1及び第2の平面12−1、12−2と反対側の面に対して、板バネによる加圧力P1を加えて固定する。
[走査レンズの端部の詳細]
図3(a)、図3(b)を用いて走査レンズ12の長尺方向の一端について詳細な構成を示す。図3(a)は斜視図、図3(b)は図3(a)中記載のY方向からの走査レンズ12端部における断面図である。図3(a)、図3(b)に示すように、走査レンズ12は光ビームの出射側の面である第1の平面12−1(図3(b)中、実線部)を、第1の支持部15−1の基準面15−5(図3(b)中、破線部)に突き当てて固定されている。筐体14は、組立時に走査レンズ12を受けるための、第1の仮受け部15−3(図3(b)中、二点鎖線部)を有する。第1の仮受け部15−3は、第1の支持部15−1の基準面15−5と略垂直な位置に設けられる。走査レンズ12の逆側の他端側についても同様に、第2の支持部15−2の基準面15−6と略垂直な位置に、組立時に走査レンズ12を受けるための第2の仮受け部15−4が設けられる。
従来は、図7−1、図7−2に示すように、走査レンズ12の光軸方向において走査レンズ12は、第1及び第2の平面12−1、12−2とは反対側の、光ビーム入射側の面である入射面を光軸方向の基準面としていた。このように、走査レンズ12の光ビームの入射側の面を基準面とすると、光ビーム出射側にある走査レンズ12の重心と基準面との距離が遠い。そのため自重により走査レンズ12に働くモーメントが大きく、走査レンズ12が変形したり、位置ずれしたりするという課題がある。本実施例は、走査レンズ12の光ビーム出射側の光ビーム通過領域であるレーザ光通過部の両端側に支持部の基準面に接触させる平面を設けることで、走査レンズ12を精度よく位置決めした状態で保持することができる。
[走査レンズの設置手順]
次に、走査レンズ12の設置手順を説明する。まず、走査レンズ12を筐体14に仮置きする。図2等には不図示であるが、走査レンズ12の長尺方向略中央部近傍の筐体14には、走査レンズ12の長尺方向の仮位置決めと仮置き用の部材が設けられており、走査レンズ12の長尺方向の位置を仮決めする。走査レンズ12は、筐体14に設けられた長尺方向略中央部近傍の部材と、長尺方向両端部の第1及び第2の仮受け部15−3、15−4との3箇所で筐体14と接触し、3点支持された状態で安定して仮置きされる。この状態で接着剤を、上述した切り込み部から流し込む。
次に、図2(b)に示すように、走査レンズ12の長尺方向両端に光軸方向に加圧力P1を加えて、走査レンズ12を筐体14の第1及び第2の支持部15−1、15−2に突き当てる。この段階で、走査レンズ12は、走査レンズ12の光軸方向に位置決めされる。
次に、走査レンズ12の高さ方向の位置調整を行う。加圧力P1は加えたままで、走査レンズ12の光軸方向の位置決めはなされたまま、走査レンズ12の理想位置に光線が通過するように、走査レンズ12の高さ方向及び長尺方向の位置をそれぞれZ、Y方向に調整する。この調整を行うことによって、走査レンズ12は、第1及び第2の仮受け部15−3、15−4から離間する。
最後に、走査レンズ12の両端部に紫外線を一定時間、接着剤を固化するために照射する。走査レンズ12は、走査レンズ12の理想位置に光線が通過するように調整された姿勢を保持したまま、筐体14に対して固着される。接着剤が十分固化したのち、加圧力P1を開放し、走査レンズ12の組立工程は終了する。
[本実施例の効果]
具体的に、図3(c)を用いて、第1及び第2の平面12−1、12−2が、光線が出射する側の面であることによる効果を示す。図3(c)は、走査レンズ12のY軸方向矢視図であり、一点鎖線Bは光ビームの光路を示す。走査レンズ12は光ビーム出射方向に凸形状であるため、走査レンズ12の重心は光ビーム出射側寄りにある。走査レンズ12の自重により働く力Gは、第1及び第2の平面12−1、12−2に対して、光ビーム出射側に位置する。光軸方向に関して、自重により働く力Gと第1の平面12−1との距離をL1と表すと、走査レンズ12に働くモーメントはG×L1となる。
次に、筐体14への突き当て面を、従来のように二点鎖線で示す光ビーム入射側の面とした場合を考える。自重により働く力Gと光ビーム入射側の面との距離をL2とすると、走査レンズ12に働くモーメントはG×L2となる。L1<L2であるため、光ビーム出射側の面12−1、12−2を突き当て面とすることで、自重により働く力Gによる走査レンズ12へのモーメントを低減することができる。これによって、走査レンズ12を筐体14の支持部に接着固定した後に、走査レンズ12の変形や、調整後の位置ずれを低減することができる。特に、長尺走査レンズは、レンズ高さ方向の位置精度を厳しく必要とするため、レンズ高さ方向に働く力Gによる影響を減らすことで、画質への影響を低減することができる。
また、走査レンズ12を筐体14に接着固定した後だけでなく、組み立て時においても次のような効果がある。第1の支持部15−1の第1の仮受け部15−3及び第2の支持部15−2の第2の仮受け部15−4に、走査レンズ12を仮置きしたとき、モーメントが作用する方向には第1の支持部15−1の基準面15−5及び第2の支持部15−2の基準面15−6がある。このため、本実施例では、第1の仮受け部15−3、第2の仮受け部15−4に走査レンズ12を安定して仮置きすることができ、走査レンズ12が、例えば図3(c)中、時計回り方向に回転することを防止することができる。このように、走査レンズ12を筐体14に接着固定すべく組み立てている過程において、走査レンズ12が転がったりすることがない。
このように、本実施例では、走査レンズ12を、走査レンズ12の長尺方向両端に設けた光ビームが出射する側の突き当て面12−1、12−2によって光走査装置1の筐体14に取り付ける構成とする。これにより、光軸方向について、突き当て面12−1、12−2部と走査レンズ12の重心部との距離(L1)を従来(L2)よりも短くする(L1<L2)ことができる。この距離L1を従来よりも短くすることで、走査レンズ12の自重により走査レンズ12に働くモーメントを従来よりも小さくすることができる(G×L1<G×L2)。以上、本実施例によれば、走査レンズの位置変動を低減し、画質の低下を低減することができる。
図4は、光走査装置1内の走査レンズ12の周辺構成を示すもので、実施例2の走査レンズ12の支持構成を示している。図4(a)は走査レンズ12周辺の斜視図、図4(b)は各パーツを光軸方向にずらした斜視図である。一点鎖線Bは、実施例1同様、1走査周期中の3つのタイミングにおける光ビームの光路を示す。走査レンズ12に起因する画像不良として、走査レンズ12に伝わる振動の固有振動数が、走査レンズ12の固有振動数と略一致した場合に、走査レンズ12が共振し、感光ドラム2上のスポットが変動して、画質が低下するという課題がある。この振動の振動源は、回転多面鏡11−1を回転させる駆動モータ11−2や、画像形成装置に含まれる駆動源である。
この課題に対し、走査レンズ12の長尺方向略中央部において、走査レンズ12と光走査装置1の筐体14の間に、スタビライザー13と呼ばれる楔形状の振動対策部品を挟み込む対策がとられている。走査レンズ12と筐体14の間の隙間にスタビライザー13を挿入し、走査レンズ12とスタビライザー13、スタビライザー13と筐体14の間それぞれに接着剤を塗布し、固着する。それによって、長尺方向中央を腹として振動する走査レンズ12の梁の振動の1次モードを抑え、走査レンズ12の固有振動数を高くすることができる。本実施例では、長尺方向略中央部にスタビライザー13を挿入する構成においても、光ビーム出射側に光軸方向の基準面を設けることで、走査レンズ12の変形や位置ずれを低減することができる。
[スタビライザーを備える構成への適用]
図4(a)、図4(b)に示すように、走査レンズ12の長尺方向略中央には、走査レンズ12の振動を低減することができるスタビライザー13を取り付けている。スタビライザー13は楔形状をしており、筐体14に設けられた装着部16と走査レンズ12の間に、光軸方向に挿入力P2を加えて差し込まれる(図4(b)参照)。挿入力P2を加えて、スタビライザー13が走査レンズ12及び装着部16の両方と接触した状態で、スタビライザー13を接着剤によって固定する。本実施例では、装着部16は、走査レンズ12の長尺方向において第1及び第2の支持部15−1、15−2との間の中央部に設けられている。そのため、スタビライザー13は、走査レンズ12の長尺方向略中央を支持する。スタビライザー13が走査レンズ12の長尺方向略中央を支持するため、走査レンズ12の梁の振動の1次モードを抑えて固有振動数を高くし、走査レンズ12が共振しにくくする働きをする。
図4(c)〜図4(e)を用いて走査レンズ12の長尺方向中央部について詳細な構成を示す。図4(c)は走査レンズ12の長尺方向中央部近傍の斜視図、図4(d)は図4(c)中記載のY軸方向矢視図、図4(e)は図4(c)中記載のX軸方向矢視図である。図4(c)〜図4(e)に示すように、走査レンズ12と、装着部16の間には、スタビライザー13が配置される。スタビライザー13は、図4(d)に示すように、装着部16と接触する面が斜面となる楔形状をしている。スタビライザー13の装着部16と接触する斜面には、図4(c)に破線で示すように、装着部16上面の斜面に設けられた櫛歯状の溝と嵌合するように櫛歯状の溝が設けられている。尚、スタビライザー13の走査レンズ12と接触する面には、接着剤を流し込むための溝部が設けられている(図4(c)破線部)。
スタビライザー13が走査レンズ12と装着部16の両方と接触した状態になるまで、光軸方向に挿入力P2を加えて差し込まれる。図4(e)に示すように、走査レンズ12の長尺方向略中央部には、長尺方向の仮位置決め基準となる凸部12−3が設けられており、装着部16に設けられた、相対する凹部16−1とはめあうことで、組立時に走査レンズ12の長尺方向の仮位置決めを行う。また、装着部16には、組立時に長尺方向略中央部、即ち、走査レンズ12の走査方向における中央部に対応する位置に、走査レンズ12を受ける第3の仮受け部16−2も設けられている。レンズ高さ方向に関して、第3の仮受け部16−2の方が、第1及び第2の仮受け部15−3、15−4よりも高い。
[走査レンズの設置手順]
次に、走査レンズ12の設置手順を示す。図5は、走査レンズ12を、紫外線などを照射すると固化する接着剤を用いて筐体14に固着する場合の、走査レンズ12の設置手順を表したもので、図5(a)から図5(e)まで順に5つの設置手順を示している。
第1段階は、図5(a)に示すように、走査レンズ12を筐体14に仮置きし、接着剤を塗布する。仮置きの際、走査レンズ12の長尺方向略中央部に設けられた凸部12−3を、筐体14側の装着部16の相対する凹部16−1に対してはめ込むことで、走査レンズ12の長尺方向の位置を仮決めする。走査レンズ12は、アーチ形状をしているため、筐体14に設けられた長尺方向略中央部の第3の仮受け部16−2、長尺方向両端部の第1及び第2の仮受け部15−3、15−4の3箇所で筐体14と接触し、3点支持された状態で安定して仮置きされる。この状態で接着剤を、走査レンズ12の第1及び第2の平面12−1及び12−2に塗布する。
第2段階は、図5(b)に示すように、走査レンズ12の長尺方向両端に光軸方向に加圧力P1を加えて、走査レンズ12を筐体14の第1及び第2の支持部15−1、15−2に突き当てる。この段階で、走査レンズ12の光軸方向の位置決めがされる。走査レンズ12は、第3の仮受け部16−2と接触したままであるが、第1及び第2の仮受け部15−3、15−4とは離間する。
第3段階は、図5(c)に示すように、走査レンズ12の高さ方向の位置調整を行う。加圧力P1は加えたままで、走査レンズ12の光軸方向の位置決めはなされたまま、走査レンズ12の理想位置に光線が通過するように、走査レンズ12の高さ方向及び長尺方向の位置をそれぞれZ、Y軸方向に調整する。位置調整後、走査レンズ12は、長尺方向略中央部の第3の仮受け部16−2とも離間し、筐体14に対して、第1及び第2の支持部15−1、15−2のみで接触する。
第4段階は、図5(d)に示すように、スタビライザー13を挿入し、光軸方向に挿入力P2を加えた状態で保持する。スタビライザー13は、走査レンズ12と装着部16との間の隙間に差し込まれる。スタビライザー13には、あらかじめ接着剤が塗布されている。挿入力P2は、できるだけ走査レンズ12を変形させない程度の弱い力であるが、スタビライザー13が少なくとも走査レンズ12と装着部16とに接触した状態を保持しなければならないため、挿入力P2をゼロとすることは難しい。一例として、約25gの走査レンズ12を取り付ける場合、挿入力P2は、加圧力P1に対しておよそ7分の1以下の弱い力を用いる。
第5段階は、図5(e)に示すように、走査レンズ12の両端に加圧力P1、スタビライザー13に挿入力P2を加えたままの状態で、走査レンズ12の両端部と中央部に紫外線を一定時間照射する。走査レンズ12は、第3段階で調整された姿勢を保持したまま、筐体14に対して固着される。接着剤が十分固化したのち、加圧力P1と挿入力P2を開放し、走査レンズ12の組立工程は終了する。
[本実施例の効果]
図6(a)を用いて、第1及び第2の平面12−1、12−2が、光線が出射する側の面であることによる効果を示す。図6(a)は、走査レンズ12のY軸方向矢視図であり、一点鎖線Bは光ビームの光路を示す。スタビライザー13は、光軸方向に挿入力P2を加えて、走査レンズ12と装着部16の間に挿入される。この挿入力P2は、スタビライザー13を介して、走査レンズ12に対してレンズ高さ方向の反力Fを生じる。走査レンズ12は、光ビーム出射側に凸形状であるため、走査レンズ12の略中央部に働く反力Fの作用点は、第1及び第2の平面12−1、12−2に対して、光ビーム出射側に位置する。光軸方向に関して、反力Fの作用点と第1の平面12−1との距離をL1と表すと、走査レンズ12に働くモーメントはF×L1となる。
次に、筐体14への突き当て面を、従来のように二点鎖線で示す光ビーム入射側の面とした場合を考える。反力Fの作用点と光ビーム入射側の面との距離をL2とすると、走査レンズ12に働くモーメントはF×L2となる。L1<L2であるため、光ビーム出射側の面12−1、12−2を突き当て面とすることで、スタビライザー13の挿入力P2から働く、走査レンズ12へのモーメント(図6(a)中、反時計回り方向)を低減することができる。これによって、走査レンズ12の変形や、調整後の位置ずれを低減することができる(F×L1<F×L2)。特に、長尺走査レンズは、レンズ高さ方向の位置精度を厳しく必要とするため、レンズ高さ方向に働く反力Fによる影響を減らすことで、画質への影響を低減することができる。
次に、レンズ高さ方向に関して、第3の仮受け部16−2が、第1及び第2の仮受け部15−3、15−4よりも高いことによる効果を示す。第3の仮受け部16−2が第1及び第2の仮受け部15−3、15−4よりも高い構成とすることにより、設置手順第1段階において、接着剤を塗布しやすくなり、作業性が向上するという効果を有する。まず、走査レンズ12は、光ビームの出射側に凸形状であるため、重心位置は光軸方向に関して光ビームの出射側に位置する。そのため、走査レンズ12を平面に置いた場合、自重で光ビーム出射側に首を振って回転して倒れやすい。そうすると、接着剤を塗布する面である、第1及び第2の平面12−1、12−2が上方から見えない状態となる。塗布面が見えない状態で接着剤を塗布しようとすることは作業性を低下させる。また、接着剤も垂れ落ちやすい。
一方、第3の仮受け部16−2を仮受け部15−3、15−4よりも高くすると、レンズ重心に近い中央部を高く支持するため、第1及び第2の平面12−1、12−2が見える状態で、レンズを3点支持できる。これによって、塗布面が見える状態で接着剤を塗布できるとともに、接着剤が垂れ落ちにくく、作業性が向上する。
以上、本実施例によれば、走査レンズの位置変動を低減し、画質の低下を低減することができる。
実施例2では、走査レンズ12は、第1及び第2の仮受け部15−3、15−4に対して稜線で接しており、光軸方向に関して走査レンズ12に加わる外力を受ける面がない。このため、接着剤を塗布する際などに走査レンズ12に触れると、位置がずれてしまうおそれがある。そして、大きく位置がずれた場合、走査レンズ12の凸部12−3が、装着部16の凹部16−1から外れてしまうおそれもある。走査レンズ12の凸部12−3が装着部16の凹部16−1から外れてしまうということは、即ちレンズ長尺方向の仮位置決めが外れるということである。このように、レンズ長尺方向の位置が大きくずれたまま第3段階の位置調整を行うと、加圧力P1を加えたまま走査レンズ12を長尺方向に大きくずらすことになる。走査レンズ12は長尺方向に変形しやすいため、大きく位置調整をすることで走査レンズ12が変形し、画質が低下するという課題が生じる。本実施例では、このような状況を防止するための構成を説明する。
[本実施例の構成と効果]
図6(b)、図6(c)は、実施例2で説明した設置手順第1段階の仮置き状態での、本実施例における走査レンズ12の一端側の構成を示している。筐体14には、走査レンズ12が傾いた状態で、第1の平面12−1と反対側の面、即ち走査レンズ12の光ビーム入射側の面を支持する、第1の斜面仮受け部15−7(第1の仮受け面)が設けられている。第1の斜面仮受け部15−7は、レンズ長尺方向に関して、第1の支持部15−1と重ならない位置、即ち走査方向における異なる位置に設けられる。即ち、第1の斜面仮受け部15−7は、主走査方向(Y軸方向)について、第1の支持部15−1とはずらして設置する。逆側の他端側も同様に、第2の斜面仮受け部15−8(第2の仮受け面)が、第2の支持部15−2とレンズ長尺方向に関して重ならない位置、即ち走査方向における異なる位置に設けられている。
走査レンズ12は、第1の支持部15−1と第1の斜面仮受け部15−7の間、及び、第2の支持部15−2と第2の斜面仮受け部15−8の間に、走査レンズ12の両端部の外形部を差し込むことにより仮置き状態となる。第1段階の仮置き状態では、図6(c)に示すように、走査レンズ12は、第3の仮受け部16−2、第1及び第2の斜面仮受け部15−7、15−8の3箇所で安定して支持される。両端部は面と面で接触しており、例えば接着剤を塗布する際等に、光軸方向に走査レンズ12に加わる外力を第1及び第2の斜面仮受け部15−7、15−8が受けることとなる。このため、本実施例では、仮置き状態において、走査レンズ12の位置がずれにくく、長尺方向仮位置決めをする凹凸部がはずれにくいという効果がある。
以上、本実施例によれば、走査レンズの位置変動を低減し、画質の低下を低減することができる。
12 走査レンズ
12−1 第1の平面
12−2 第2の平面
15−1 第1の支持部
15−2 第2の支持部

Claims (9)

  1. 光ビームを出射する光源と、
    前記光源から出射された光ビームが感光体上を走査方向に走査するように前記光ビームを偏向する偏向器と、
    前記偏向器により偏向された光ビームが入射し、入射した光ビームを前記感光体に導く走査レンズであって、前記光ビームの走査方向において前記入射した光ビームが出射する出射面側に凸型となる形状を備える走査レンズと、
    前記光源、前記偏向器及び前記走査レンズを格納する筐体と、
    を備える光走査装置であって、
    前記走査レンズは、前記走査方向における一方の端部の前記出射面側に設けられた第1の接触部と、前記走査レンズの前記走査方向における他方の端部の前記出射面側に設けられた第2の接触部と、を備え、
    前記筐体は、第1の基準部を有する第1の支持部及び第2の基準部を有する第2の支持部を備え、
    前記走査レンズは、前記第1の接触部が前記第1の基準部に接触し、前記第2の接触部が前記第2の基準部に接触することによって、前記筐体に対して前記走査レンズの光軸方向の位置が決定されることを特徴とする光走査装置。
  2. 前記第1の支持部の第1の基準部に垂直に設けられた第1の仮受け部と、
    前記第2の支持部の第2の基準部に垂直に設けられた第2の仮受け部と、
    を備え、
    前記走査レンズの前記光軸方向の位置決めを行う際に、前記第1の仮受け部及び前記第2の仮受け部に前記走査レンズを仮受けすることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記筐体の前記走査レンズの走査方向における中央部に対応する位置に設けられ、前記走査レンズの前記光軸方向の位置決めを行う際に前記走査レンズを仮受けする第3の仮受け部を備え、
    前記第3の仮受け部の高さが、前記第1の仮受け部及び前記第2の仮受け部の高さに比べて高いことを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記走査レンズの光ビームの入射側の面を前記第1の支持部が設けられた側で支持する第1の仮受け面と、
    前記走査レンズの光ビームの入射側の面を前記第2の支持部が設けられた側で支持する第2の仮受け面と、
    を備え、
    前記第1の仮受け面は、前記走査方向における前記第1の支持部が設けられた位置と異なる位置に設けられ、
    前記第2の仮受け面は、前記走査方向における前記第2の支持部が設けられた位置と異なる位置に設けられることを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
  5. 前記第1の基準部及び前記第2の基準部は、平面であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光走査装置。
  6. 前記第1の接触部及び前記第2の接触部は、平面であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光走査装置。
  7. 前記一方の端部及び前記他方の端部は、前記走査方向において前記走査レンズの光ビーム通過領域の両端側であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光走査装置。
  8. 前記走査レンズは、前記第1の支持部及び前記第2の支持部に、接着剤により接着されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光走査装置。
  9. 感光体上に形成した潜像を現像して画像形成を行う画像形成装置であって、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光走査装置を備え、
    前記光走査装置により前記感光体上に潜像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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