JP2014048330A - 電子写真感光体の製造方法及び製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】円筒状導電性基体表面に塗布された電子写真感光体形成用有機性材料塗膜を、誘導加熱コイルにて高周波誘導加熱装置で前記基体から加熱する加熱工程を有する電子写真感光体の製造方法であって、1組の誘電加熱コイル中の空間部に配置された複数本の円筒状基体を回転させながら加熱することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
【選択図】図1
Description
これらの電子写真感光体は、電気的及び機械的特性の双方を満足するために電荷発生層と電荷輸送層を積層した機能分離型の電子写真感光体として利用される場合が多い。電子写真感光体に要求される特性としては、適用されるプロセスに応じた感度や電気的特性、光学的特性等が挙げられるが、これらの特性を発現するにあたり電子写真感光体材料が有する特性を有効に発現しうる電子写真感光体膜の精度、すなわち、均一性・平滑性・クリーン度等が必須条件となる。
第一に塗膜の表面を先行して加温してしまうために、膜の乾燥・硬化状態にムラが発生してしまう。この現象は、例えば、塗膜の表面が先に硬化すると膜内部の溶剤が蒸発して膜から抜け出ることができず、気泡が発生する要因ともなる。また、表面だけが先に加温されるのを防ぐために乾燥・硬化の初期には熱供給をなるべく緩やかにする方法があるが、これは生産効率を著しく損ねる。
また小径、長径のものへと対応する必要から生産性の向上が必要とされている。
これによれば、基体が加熱されるため塗膜表面から乾燥することがなく、気泡なども発生しない。また、空気を媒介として熱を供給する方式ではないため、温度ムラも発生しづらく、高効率な加熱・乾燥が実現できる旨記載している。
しかし、円筒状基体のまわりに螺旋状コイルを巻きつける方式では、同時に複数本の乾燥をおこなうことができず、電子写真感光体製造の前工程が複数本で生産している場合、乾燥工程の前にバッチを設けるまたは複数台の誘導加熱装置が必要となり、生産コストの増大が発生してしまう。
また、円筒状基体複数本の周りを螺旋状コイルで覆った場合、円筒状基体の円周方向でコイルに近いところと遠いところができるため、温度ムラが発生してしまう。さらに、円筒状基体の径が異なる場合には支持機構を再構築する必要があるため、段取りが必要となってしまっていた。
しかしながら、この特許文献3記載の技術は、1つの誘電コイルにより導電性基体を1本づつ順次加熱処理することを意図するものであって、量産には適していない。
さらに、上記の熱風乾燥による熱風温度ムラがもたらす、従来の電子写真感光体の特性の不均一性、塗膜表面の不均一性といった課題を解決し、特性ムラがなく、平滑な表面を有する電子写真感光体の製造方法及び製造装置を提供することにある。
また、高周波誘導加熱の課題である複数の円筒状機体基体を均一に加熱する点にて、本発明内の直線状コイル、又はヘリカル状コイルの巻き方を円形状の各段を水平としたオフセット巻、もしくは四すみをR形状とした四角形状、ヘリカル状コイルの巻き方を円形状の各段が傾斜した螺旋巻のコイル形状において、各円筒状基体とコイルに最も近接した位置でコイルとワークの位置関係が2本以上の円筒状基体で統一するよいに設置することで、一つの誘導加熱装置にて2本以上の円筒状基体の均一加熱を可能とすることにある。
(1)「円筒状導電性基体表面に塗布された電子写真感光体形成用有機性材料塗膜を、誘導加熱コイルにて高周波誘導加熱装置で前記基体から加熱する加熱工程を有する電子写真感光体の製造方法であって、1組の誘電加熱コイルの空間内に配置された複数本の円筒状基体を回転させながら加熱することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。」
(2)「前記複数の基体間の最接近距離が13〜25mmであることを特徴とする前記(1)項に記載の電子写真感光体の製造方法。」
(3)「前記回転条件が60〜240rpmであることを特徴とする前記(1)項又は(2)項に記載の電子写真感光体の製造方法。」
(4)「前記加熱コイル形状はヘリカル状コイルであることを特徴とする前記(1)項乃至(3)項のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法。」
(5)「前記ヘリカル状コイルの上下間隔が、20mm〜50mmであることを特徴とする前記(4)項に記載の電子写真感光体の製造方法。」
(6)「前記加熱コイル形状は3面をフェライトで覆われた直線状コイルであることを特徴とする前記(1)項乃至(5)項のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法。」
(7)「前記基体の塗膜側に対向し、コイルピッチ間に設置された非接触温度計の温度出力を、前記誘導加熱装置にフィードバックすることにより前記基体を所定の温度に制御する機構を備えたことを特徴とする前記(1)項乃至(6)項のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法。」
(8)「前記基体は気体の供給口及び排気口を備えた機器内に置かれ、換気されながら乾燥がおこなわれることを特徴とする前記(1)項乃至(7)項のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法。」
(9)「円筒状導電性基体表面に塗布された電子写真感光体形成用有機性材料塗膜の加熱手段として加熱コイルにて高周波誘導加熱装置で前記基体を加熱する加熱工程を有する電子写真感光体の製造装置であって、1組の誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイル中の空間部に複数本の円筒状基体を進退させるための基体位置移動手段と、該誘導加熱コイル中の空間部に挿入された複数本の円筒状基体を回転させるための基体回転手段とを、有することを特徴とする電子写真感光体の製造装置。」
(10)「前記(1)項乃至(8)項のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法又は前記(9)項に記載の電子写真感光体の製造装置により製造されたものであることを特徴とする電子写真感光体。」
また、本発明はさらに次のような「電子写真感光体の製造方法」を包含する。
(11)「前記加熱コイルと前記円筒状基体の最短位置での距離が3mm〜10mmであることを特徴とする前記(1)項乃至(8)項のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法。」
(12)「前記高周波誘導加熱装置の共振周波数が400kHz以下であることを特徴とする前記(1)項乃至(8)項のいずれか又は前記第(11)項に記載の電子写真感光体の製造方法。」
すなわち、本発明によれば、円筒状基体の外側に螺旋状に巻きつけた電磁誘導コイルを用いた誘導加熱方式による製造方法でできていない複数の円筒状基体の同時加熱、及び複数の径に対しても同一装置で段取り変えなく実施できるようになり、さらに、上記の熱風乾燥による熱風温度ムラがもたらす、従来の電子写真感光体の特性の不均一性、塗膜表面の不均一性といった課題を解決し、特性ムラがなく、平滑な表面を有する電子写真感光体の製造方法及び製造装置が提供され、また、高周波誘導加熱の課題である複数の円筒状機体基体を均一に加熱する点にて、本発明内の直線状コイル、又はヘリカル状コイルの巻き方を円形状の各段を水平としたオフセット巻、もしくは四すみをR形状とした四角形状、ヘリカル状コイルの巻き方を円形状の各段が傾斜した螺旋巻のコイル形状において、各円筒状基体とコイルに最も近接した位置でコイルとワークの位置関係が2本以上の円筒状基体で統一するよいに設置することで、一つの誘導加熱装置にて2本以上の円筒状基体の均一加熱が可能となる。
本発明は、円筒状導電性基体表面に塗布された電子写真感光体形成用有機性材料層塗膜の加熱手段として、電磁誘導加熱コイルにて高周波誘導加熱装置で前記基体を加熱する工程を有する電子写真感光体の製造方法であって、先に述べたように、1組の誘電加熱コイルの空間内に配置された複数本の円筒状基体を回転させながら加熱することで生産性が向上する。この回転させるという機構により、複数の基体を高周波誘導加熱する場合の問題点である円筒状基体円周方向の温度バラツキを抑制できる。
電子写真感光体例えば現在主流のOPC感光体を製造するには、基体上に、電荷ブロック、平滑化及びモアレ防止などのため下塗層、電荷発生層や電荷輸送層、単一有機感光層、表面保護層など各種の塗工層が設けられることが行われているが、これら塗工層には、通常、フィラーや光電性顔料粒子等の有機、無機の材料と、これらを基体上に強固に設けるための結着剤樹脂を有機溶媒中に溶解又は分散してなる塗工液を用いて塗工・乾燥させ、場合によっては樹脂材料又はその前駆体を架橋・硬化させ、更には得られた塗膜にアニーリング処理を施して、目的とする塗工層を得ることもある。いずれの場合も通常は不可避的に加熱工程を伴うことが多い。本発明の電子写真感光体の製造技術(製造方法及び製造装置)は、このような感光体を対象とするものであり、有機性材料とは、フィラーのような無機材料を含むか否かに拘わらず、塗工液調製のための材料の全部又は一部に有機質材料を用いるものを意味している。
図1は、感光体の製造装置の1例を示す模式図である。この例の装置は、基体加熱手段系と、基体回転手段系と、基体位置移動手段系と、これらの3つの系のための計装手段系を含む。
基体加熱手段系は、誘導加熱コイル(1)と、これに高周波電流を送るための高周波発振器(2)及びこれら両者間のインピーダンスマッチングの結果を左右するインダクタンス整合のための誘導整合回路(加熱コイル自体における電力損失をなくして、基体でのうず電流発生、発熱効率上昇に寄与させる)を有する整合器(3)を含む。しかし、整合器(3)は、予め周波数や、表面抵抗と体積抵抗の差、発熱効率等が一定範囲内の誘電率、透磁率等の諸元、想定された形状及びサイズの基体材質を採用する際には、本発明において必須のものではない。
しかしながら、本発明においては、基体回転手段は、無論、このような具体的な例のものに限られる訳ではなく、例えば、円筒型基体の空洞内に挿入した後に空気膨張させ内壁に圧接させて基体を保持するバルーン型のチャックであってもよく、円筒型基体の空洞内に挿入した後に螺子回転により開脚、内壁に圧接させて基体を保持させるタイプのものであってもよい。
しかしながら、本発明においては、基体位置移動手段は、無論、このような具体的な例のものに限られる訳ではなく、例えば、作業環境の排気処理、温度管理が非常に行き届いている場合や、塗膜が耐熱性に優れている場合(加熱部分からの熱気は上部に影響を与え易い)には、誘導加熱コイル(1)の上部から誘導加熱コイル(1)の空間に進退するタイプのものであっても、勿論、差し支えなく、基体の上下から支えるタイプのものであってもよい。
図中、符号16,17、18及び19は、通信ラインを表わす。
そして例えば、加熱により塗工膜の乾燥が終了すると、進退軸(9)を下方に退却させることにより、基体(10)をコイル(1)の空間部から引抜き、必要ならば回転軸(12)を回動させて進退軸(9)を横方法に倒し、各コーン型回転体(6)から基体(10)を取り外し、進退軸(9)を再び縦方向に回動させてコーン型回転体(6)に被処理基体(10)を装着し次の加熱サイクルに移行する。
そして、この例の装置においては、基体(10)は気体の供給口及び排気口を備えた機器内に置かれ、換気されながら乾燥が行われる。
また、複数の基体相互の最接近距離が近ければ基体の回転により他の基体への影響を及ぼしてしまうため、13mm〜25mmであることが好ましく、15mm〜21mmであることが、より好ましい。
間隔が短いと高周波誘導加熱装置が高周波で共振させることができず、加熱ができない。また間隔が長いと加熱効率が低下してしまう。
また共振周波数の下限値については導電性基体の種類により変わってくるが、アルミ基体の場合には50kHz以上が好ましい。
以下に示す組成で、下引き層用、電荷発生層用、電荷輸送層用の各塗布液を調製し、それぞれスプレー塗布と乾燥によって積層形成して電子写真感光体を作製した。
アルキッド樹脂(ベッコゾール1307−60−EL(大日本インキ化学工業社製))15重量部、メラミ樹脂(スーパーベッカミンG−821−60(大日本インキ化学工業社製))10重量部をメチルエチルケトン150重量部に溶解し、これに酸化チタン粉末(タイペールCR−EL(石原産業社製))90重量部を加えボールミルで12時間分散した。
得られた溶液を容器に取り出し、固形分が25重量%となるようにシクロヘキサノンで稀釈し、下引層用塗工液とした。
その塗工液をスプレー塗布しその後、誘導加熱装置(米国 AMERITHERM社製 EASY HEAT8310、出力:10KW、共振周波数:150kHz〜400kHz範囲内で自動チューニング(実施例では200kHz)、コイル:φ130(銅管径φ10、ピッチ36mm、巻数11turn(全長360mm)、電流出力:260A固定)にて160℃まで昇温に30秒、160℃で90秒の計120秒で温度制御して乾燥させ、膜厚6.3μmの下引き層を形成した。
次に、ポリビニルブチラール樹脂(エスレックHL−S:積水化学工業社製)5重量部をメチルエチルケトン150重量部に溶解し、これに下記構造式(1)で示すトリスアゾ顔料10重量部を加え、ボールミルで48時間分散後、さらにシクロヘキサノン210重量部を加えて3時間分散を行った。得られた溶液を容器に取り出し、固形分が1.5重量%となるようにシクロヘキサノンで稀釈した。
次に、テトラヒドロフラン83重量部に、ビスフェノールA型ポリカーボネート樹脂10、シリコーンオイル(KF−50:信越化学工業社製)0.002重量部を溶解し、これに下記構造式(2)の電荷輸送物質8重量部を加えて溶解させ、固形分が8重量%となるようシクロヘキサノンで稀釈し電荷輸送層塗布液を調製した。
尚、実施条件は以下の通りである。
円筒状基体:基体材質:アルミニウム 外径φ30mm 肉厚0.75mm 長さ340mm
使用コイル:四隅を丸くした正方形状のコイルでありオフセット巻
給排気:あり(給気風速0.5m/s)
共振周波数:200kHz
ワーク回転:120rpm
本数:4本
基体間最短距離:6mm
コイルと基体の最短距離:7mm
コイルピッチ:30mm
(1)電子顕微鏡(200倍)にて表面を観察しシワ・凹凸等変形の有無の評価
全く確認できない:良
シワ・凹凸があるが品質規格内:可
シワ・凹凸などの変形が品質規格を満たさない:不可
(2)製した電子写真感光体を、リコー製imagio Neo270を用いて画像品質評価
画質品質問題なし:良
画質品質問題あり:不可
下記条件を変更し実施例1と同様に作製、評価をおこなった。
使用コイル:四隅を丸くした正方形状のコイルであり螺旋巻
ドラム設置位置:コイルの螺旋傾斜と合わし段ちに設置
回転:140rpm
本数:2本
下記条件を変更し実施例1と同様に作製、評価をおこなった。
使用コイル:3面をフェライトで覆われた直線状コイル
給排気:あり(給気風速0.4m/s)
基体間最短距離:7mm
共振周波数:250kHz
コイルと基体の最短距離:5mm
下記条件を変更し実施例1と同様に作製、評価をおこなった。
使用コイル:3面をフェライトで覆われた直線状コイル
本数:2本
共振周波数:200kHz
コイルと基体の最短距離:5mm
下記条件を変更し実施例1と同様に作製、評価をおこなった。
ワーク回転:なし
下記条件にて作製、評価をおこなった。
乾燥を高周波誘導加熱ではなく従来の熱風乾燥で実施
下引き層:乾燥炉内温度135℃ 200秒
電荷発生層:乾燥炉内温度130℃ 200秒
電荷輸送層:乾燥炉内温度135℃ 200秒
結果を表1に示す。
1 誘導加熱コイル
2 高周波発振器
3 整合器
4 基体回転手段
5 台座
6 回転体
7 回転軸
8 収納ボックス
9 進退軸
10 円筒型基体
11 アクチュエータ
12 回転軸
13 作動装置
14 コントローラ
15 非接触温度計
16、17、18,19 信号ライン
K 進退軸回動方向
G 進退軸進退方向
M 回転動力伝達手段
(図3について)
A、B、C、D 円筒状基体の最短位置での距離
1円筒状基体
2加熱コイル
(図4について)
1円筒状基体
6加熱コイル
Claims (10)
- 円筒状導電性基体表面に塗布された電子写真感光体形成用有機性材料塗膜を、誘導加熱コイルにて高周波誘導加熱装置で前記基体から加熱する加熱工程を有する電子写真感光体の製造方法であって、1組の誘電加熱コイル中の空間部に配置された複数本の円筒状基体を回転させながら加熱することを特徴とする電子写真感光体の製造方法。
- 前記複数の基体間の最接近距離が13〜25mmであることを特徴とする請求項1に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記回転条件が60〜240rpmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記加熱コイル形状はヘリカル状コイルであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記ヘリカル状コイルの上下間隔が、20mm〜50mmであることを特徴とする請求項4に記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記加熱コイル形状は3面をフェライトで覆われた直線状コイルであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記基体の塗膜側に対向し、コイルピッチ間に設置された非接触温度計の温度出力を、前記誘導加熱装置にフィードバックすることにより前記基体を所定の温度に制御する機構を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法。
- 前記基体は気体の供給口及び排気口を備えた機器内に置かれ、換気されながら乾燥がおこなわれることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法。
- 円筒状導電性基体表面に塗布された電子写真感光体形成用有機性材料塗膜の加熱手段として加熱コイルにて高周波誘導加熱装置で前記基体を加熱する加熱工程を有する電子写真感光体の製造装置であって、1組の誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイル中の空間部に複数本の円筒状基体を進退させるための基体位置移動手段と、該誘導加熱コイル中の空間部に挿入された複数本の円筒状基体を回転させるための基体回転手段とを、有することを特徴とする電子写真感光体の製造装置。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載の電子写真感光体の製造方法又は請求項9に記載の電子写真感光体の製造装置により製造されたものであることを特徴とする電子写真感光体。
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