JP2014048170A - 微小磁性金属異物の検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 永久磁石で静磁場を形成して、被測定物である微小磁性金属異物によって乱された磁場を検出することによって被測定物を確実に磁気センサで計測することができる微小磁性金属異物の検査装置を提供する。
【解決手段】
微小磁性金属異物の検査装置において、被測定物Aの通路27を挟んで両側に配置され、前記被測定物A近傍に静磁場を形成する永久磁石21,22と、この永久磁石21,22の間に配置されて、前記通路27を移動する被測定物Aによる磁場の変化を検出する複数の検出コイル23,24,25,26と、この複数の検出コイル23,24,25,26に接続される入力コイル31と、この入力コイル31からの信号を検出するSQUID磁気センサ32とを具備する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、微小磁性金属異物の検査装置に係り、特にリチウム電池用セパレータや活物質が塗布された電極材や食品などの中に混入された微少磁性金属異物を磁気的に検査する装置に関する。
上記した微小磁性金属異物の検査装置では、異物の残留磁化を計測するので、SQUID磁気センサで計測前に強力な磁石で金属異物を磁化させる必要がある。この装置では検出信号を大きくするために、0.2テスラ以上の磁場を加えて磁化することが多いが、対象とする異物の大きさが10ミクロン程度と小さくなると、さらに大きな磁場が必要となる。従来の微小磁性金属異物の検査装置では、永久磁石で磁化して、磁気シールドでシールドされた中に配置されたSQUID磁気センサで計測することが多い。
特開2010−237081号公報
本願発明者らは、既に、母材としての粉体材料の磁化を行い、その後、その磁化を打ち消すことにより、背景ノイズを低減し、粉体材料中の磁性異物の検出を的確に行うことができるようにした粉体材料中の磁性異物の検査装置(上記特許文献1参照)を提案している。
しかしながら、上記したような従来の検査装置では、異物が小さくなると、自己磁場によって減磁する作用が働くので、せっかく永久磁石で磁化してもSQUID磁気センサで計測する時には磁化が小さくなっていることが問題となる。
本発明は、上記状況に鑑みて、永久磁石で静磁場を形成して、被測定物である微小磁性金属異物によって乱された磁場を検出することによって被測定物を確実に磁気センサで計測することができる微小磁性金属異物の検査装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕微小磁性金属異物の検査装置において、被測定物の通路を挟んで両側に配置され、前記被測定物近傍に静磁場を形成する永久磁石と、この永久磁石の間に配置されて、前記通路を移動する被測定物による磁場の変化を検出する複数の検出コイルと、この複数の検出コイルに接続される入力コイルと、この入力コイルからの信号を検出する磁気センサとを具備することを特徴とする。
〔2〕上記〔1〕記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記複数の検出コイルは右巻検出コイルと左巻検出コイルからなり、この右巻検出コイルと左巻検出コイルとを直列接続して差動型検出コイルを構成することを特徴とする。
〔3〕上記〔1〕記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記複数の検出コイルは同じ方向巻きの検出コイルからなることを特徴とする。
〔4〕上記〔2〕又は〔3〕記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記複数の検出コイルを前記被測定物の通路に沿って配置することを特徴とする。
〔5〕上記〔2〕又は〔3〕記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記複数の検出コイルを前記被測定物の通路に対向するように配置することを特徴とする。
〔6〕上記〔1〕又は〔2〕記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記複数の検出コイルは、前記被測定物の通路に沿って配置される上部の第1の検出コイルと上部の第2の検出コイルと、下部の第3の検出コイルと下部の第4の検出コイルとからなり、かつ前記上部の第1の検出コイルと前記下部の第3の検出コイル及び前記上部の第2の検出コイルと前記下部の第4の検出コイルとが前記被測定物の通路を挟んで互いに対向するように配置することを特徴とする。
〔7〕上記〔1〕から〔6〕の何れか一項記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記検出コイルのコアに磁性体コアを具備することを特徴とする。
〔8〕被測定物の通路を挟んで配置されて、この通路を移動する被測定物による磁場の変化を検出する複数の検出コイルと、この複数の検出コイルのコアに配置され、前記被測定物近傍に静磁場を形成する永久磁石からなる磁性体コアと、前記複数の検出コイルに接続される入力コイルと、この入力コイルからの信号を検出する磁気センサとを具備することを特徴とする。
〔9〕上記〔8〕記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記複数の検出コイルを前記被測定物の通路に対向するように配置することを特徴とする。
〔10〕上記〔8〕記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記複数の検出コイルは、前記被測定物の通路に沿って配置される上部の第1の検出コイルと上部の第2の検出コイルと、下部の第3の検出コイルと下部の第4の検出コイルからなり、かつ前記上部の第1の検出コイルと前記下部の第3の検出コイル及び前記上部の第2の検出コイルと前記下部の第4の検出コイルとが前記被測定物の通路を挟んで互いに対向するように配置することを特徴とする。
〔11〕上記〔1〕から〔10〕の何れか一項記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記被測定物の通路が被測定物が含まれるシートが通過できるスリットであることを特徴とする。
〔12〕上記〔1〕から〔10〕の何れか一項記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記被測定物の通路が流体検査用配管からなり、この流体検査用配管内に被測定物を含む液体や気体や固形物や粉体あるいはそれらの混合体を通過させることを特徴とする。
〔13〕上記〔1〕から〔12〕の何れか一項記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記磁気センサが超高感度SQUID磁気センサであることを特徴とする。
〔14〕上記〔1〕から〔12〕の何れか一項記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記磁気センサがフラックスゲートセンサであることを特徴とする。
〔15〕上記〔1〕から〔12〕の何れか一項記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記磁気センサがMI効果素子であることを特徴とする。
〔16〕上記〔1〕から〔15〕の何れか一項記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記微小磁性金属異物の検査装置を前記被測定物の通路を除いてヨークで覆うようにしたことを特徴とする。
〔17〕上記〔16〕記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記ヨークの内側に対に配置される前記被測定物近傍に静磁場を形成する永久磁石とコイル固定樹脂ブロックと、このコイル固定樹脂ブロックにより固定される検出コイルとを具備するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、コンパクトに配置された永久磁石、複数の検出コイル、被測定物の通路とを備えており、高感度かつ低コストで異物を検出することで、例えば、Liイオン電池や食品内の微小金属異物検査を行うことができる。
本発明の第1実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置の全体模式図である。 本発明の第2実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置の全体模式図である。 本発明の第3実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置の検出部の模式図である。 比較例としての微小磁性金属異物の検査装置により測定した場合の信号波形を示す図である。 具体例としての微小磁性金属異物の検査装置により測定した場合の信号波形を示す図である。 本発明の第4実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置の模式図である。 本発明の第5実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置の模式図である。 本発明の第6実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置の模式図である。 具体例としての微小磁性金属異物の検査装置により測定した場合の信号波形を示す図である。 本発明の第7実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置の模式図である。 本発明の第8実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置の模式図である。
本発明の微小磁性金属異物の検査装置は、被測定物の通路を挟んで両側に配置され、前記被測定物近傍に静磁場を形成する永久磁石と、この永久磁石の間に配置されて、前記通路を移動する被測定物による磁場の変化を検出する複数の検出コイルと、この複数の検出コイルに接続される入力コイルと、この入力コイルからの信号を検出する磁気センサとを具備する。
図1は本発明の第1実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置の全体模式図である。
この図において、1は被測定物A近傍に静磁場を形成する上部永久磁石、2は被測定物A近傍に静磁場を形成する下部永久磁石、3は右巻コイル3Aを有する第1の検出コイル、4は左巻コイル4Aを有する第2の検出コイルであり、この第1の検出コイル3と第2の検出コイル4との直列接続により差動型検出コイルが構成されている。5は第1の検出コイル3,第2の検出コイル4と下部永久磁石2との間のシート状の被測定物Aが通過するスリット(通路)、6は第1の検出コイル3と第2の検出コイル4とが直列に配線された接続線Lが接続される入力コイル、7は入力コイル6の空芯部に配置されるSQUID磁気センサ、8は液体窒素容器(クライオスタット)、9は液体窒素、10は多層磁気シールドである。なお、スリット5の幅は、シート状の被測定物Aが通過できる程度、例えば数mm程度あればよいものとする。
本発明の微小磁性金属異物の検査装置は、上述の通り磁束トランスを用いており、この磁束トランスは巻き数が同じで巻き方向が逆になった一対のコイル3A,4Aからなる差動型検出コイル3,4と、その磁束をSQUID磁気センサ7に磁気的に結合して入力する入力コイル6とから構成されている。このように構成することで、差動型検出コイル3,4に均一な静磁場が印加されているときには、磁束トランスに電流は流れず、入力コイル6に信号は発生しないが、磁化された微小磁性金属異物(被測定物A)がある速度を持って通路5を通過すると、永久磁石1,2により形成された静磁場が乱され、一対の右巻コイル3Aと左巻コイル4Aのバランスが崩れて磁束トランスに電流が流れる。その電流の大きさは磁束の時間変化に比例した大きさとなる。
差動型検出コイル3,4の信号(電流)は、トランスで伝達され、磁気遮蔽率が十分高い多層磁気シールド10内部の液体窒素容器8内に設置したSQUID磁気センサ7に磁気的に結合した入力コイル6に伝達される。微小磁性金属異物が混入していない場合、差動型検出コイル3,4には電流が流れないのでSQUID磁気センサ7は信号を検出しないが、微小磁性金属異物が被測定物Aに含まれている場合、永久磁石1,2により形成された静磁場が微小磁性金属異物により乱され、差動型検出コイル3,4のバランスが崩れるので電流が流れ、SQUID磁気センサ7で信号が計測される。
このように、この実施例では、コンパクトな微小磁性金属異物の検査装置を構成することができる。また、第1の検出コイル3と第2の検出コイル4とは環境ノイズをキャンセルできる差動型としており、高感度に微小磁性金属異物を検出することができる。
図2は本発明の第2実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置の全体模式図である。
この図において、21は被測定物A近傍に静磁場を形成する上部永久磁石、22は被測定物A近傍に静磁場を形成する下部永久磁石、23は上部左側に配置される右巻コイル23Aを有する第1の検出コイル、24は上部右側に配置される左巻コイル24Aを有する第2の検出コイル、25は下部左側に配置される右巻コイル25Aを有する第3の検出コイル、26は下部右側に配置される左巻コイル26Aを有する第4の検出コイルであり、第1の検出コイル23と第3の検出コイル25と第4の検出コイル26と第2の検出コイル24との直列接続により、差動型検出コイルが構成されている。27は第1の検出コイル23,第2の検出コイル24と、第3の検出コイル25,第4の検出コイル26との間のシート状の被測定物Aが通過するスリット(通路)、31は差動型検出コイルと直列に配線された接続線Lが接続される入力コイル、32は入力コイル31の空芯部に配置されるSQUID磁気センサ、33は液体窒素容器(クライオスタット)、34は液体窒素、35は多層磁気シールドである。
差動型検出コイルと入力コイル31で構成される磁束トランスを用いることは図1と変わりないが、検出コイルを第1の検出コイル23と第2の検出コイル24と第3の検出コイル25と第4の検出コイル26の4つに分割して、第1の検出コイル23,第2の検出コイル24と第3の検出コイル25,第4の検出コイル26の間のスリット(通路)27をシート状の被測定物Aが通過するように構成する。そして、4つの検出コイル23,24,25,26内にそれぞれ磁性体コア28を入れて被測定物Aの変化磁束がコイルに鎖交しやすくなるようにし、感度の増大を図るようにしている。
このように構成することにより、(1)被測定物Aの表裏を挟む形で4つのコイルを配置することでS/Nが改善される。(2)コイル内に磁性体コアを用いることで磁束が集められてコイルに鎖交するので、信号が大きくなり、S/Nが改善される。上下の永久磁石21,22の磁束密度および磁性体コア28材料は信号が最大となるように選択される。
図3は本発明の第3実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置の検出部の模式図であり、より具体的な検出部分の構成を示している。
この図において、41は被測定物A近傍に静磁場を形成する上部永久磁石、42は被測定物A近傍に静磁場を形成する下部永久磁石、43は上部のコイル固定樹脂ブロック、44は下部のコイル固定樹脂ブロック、45は上部のコイル固定樹脂ブロック43に固定される2個の上部コイル、46は下部のコイル固定樹脂ブロック44に固定される2個の下部コイル、47は2個の上部コイル45と2個の下部コイル46のそれぞれに配置される磁性体コア、48は上部のヨーク、49は下部のヨーク、50は上部のヨーク48と下部のヨーク49の間及び2個の上部コイル45と2個の下部コイル46の間のシート状の被測定物Aが通過するスリット(通路)である。
このように、上下の永久磁石41,42はヨーク48,49で連結されており、これによって、検出部における漏洩磁束を減らすことができる。また、被測定物Aが通過するスリット(通路)50のみを残して囲むことで、音響的なノイズの侵入を防止して、S/Nを改善することが出来る。上下の永久磁石41,42の磁束密度および磁性体コア47材料は信号が最大となるように選択される。
特に、ヨーク48,49の配置により、環境磁場に強くなる利点がある。また、このようなヨークを用いる構成は、上記した第1、第2実施例にも、後述する実施例にも適用可能である。
なお、後述する実施例に示すように、上記したより大きく高価な静磁場を形成する永久磁石1,2,21,22,41,42に代えて検出コイル内部のコアに静磁場を形成する永久磁石を配置するようにしてもよい。
〔比較例1〕
図4は本発明との比較例としての微小磁性金属異物の検査装置により測定した場合の信号波形を示す図である。
φ0.2mmの金属球を用意して、比較例として第2実施例から磁性体コアを除いた検査装置で、差動型検出コイル(300回巻)の間のスリットを移動させて信号を測定した。スリット中央での磁束密度を150mT、アンプ増幅率を10倍とし、ローパスフィルタは120Hzとした。測定の結果、磁束変化が十分にコイルに鎖交しなかったため、信号は小さくS/Nは40程度であった。
〔具体例1〕
図5は本発明の具体例としての微小磁性金属異物の検査装置により測定した場合の信号波形を示す図である。
一方、同じφ0.2mmの金属球を用いて、第2実施例の検査装置で磁性体コア(φ9.5×L14の鉄芯)を入れた差動型検出コイル(300回巻)の間のスリットを移動させて信号を測定した。同様にスリット中央での磁束密度を150mT、アンプ増幅率を10倍とし、ローパスフィルタは120Hzとした。測定の結果、信号は極めて大きく、S/Nは180以上で本発明の有効性が示された。
本発明によれば、更に以下のような種々の実施態様を提案することができる。
図6は本発明の第4実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置の模式図である。
この実施例は、第2実施例の微小磁性金属異物の検査装置の変形例を示したものであり、第2実施例の左巻コイルを無くしたものである。
この図において、51は被測定物A近傍に静磁場を形成する上部永久磁石、52は被測定物A近傍に静磁場を形成する下部永久磁石、53は右巻コイル53Aを有する上部の検出コイル、54は右巻コイル54Aを有する下部の検出コイルであり、上部の検出コイル53には磁性体コア53Bが、下部の検出コイル54には磁性体コア54Bがそれぞれ配置されている。また、上部の検出コイル53と下部の検出コイル54との対向面にはシート状の被測定物Aが通過できるスリット(通路)55が構成されている。上部の検出コイル53と下部の検出コイル54とは、どちらも右巻きであるため差動接続とはなっていない。また、56は上部の検出コイル53と下部の検出コイル54とが直列に配線された接続線Lが接続される入力コイル、57は入力コイル56の空芯部に配置されるSQUID磁気センサ、58は液体窒素容器(クライオスタット)、59は液体窒素、60は多層磁気シールドである。
この実施例では、特に、検出コイルの内部に磁性体コアを設けることにより、検出コイルを差動巻きとしなくとも環境磁場にはそれほど影響されず、良好な計測感度を実現できる。また、よりコンパクトな構成とすることができる。
図7は本発明の第5実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置の模式図である。
この図において、61は被測定物A近傍に静磁場を形成する上部永久磁石、62は被測定物A近傍に静磁場を形成する下部永久磁石、63は右巻コイル63Aを有する上部の検出コイル、64は右巻コイル64Aを有する下部の検出コイルであり、上部の検出コイル63には磁性体コア63Bが、下部の検出コイル64には磁性体コア64Bがそれぞれ配置されている。また、上部の検出コイル63と下部の検出コイル64との対向面には流体検査用配管65が配置され、流体検査用配管65内を被測定物Aが通過できるように構成されている。上部の検出コイル63と下部の検出コイル64とは、どちらも右巻きであるため差動接続とはなっていない。また、66は上部の検出コイル63と下部の検出コイル64とが直列に配線された接続線Lが接続される入力コイル、67は入力コイル66の空芯部に配置されるSQUID磁気センサ、68は液体窒素容器(クライオスタット)、69は液体窒素、70は多層磁気シールドである。
この実施例では、流体検査用配管65を配置し、その配管内に被測定物Aを含む液体や気体や固形物や粉体あるいはそれらの混合体を通過させて、検査するようにしている。
また、検出コイルのコアが空芯の検出コイルでは感度が低いので、磁性体コアを挿入することにより感度を高めることができる。
更に、被測定物の通路を挟んで両側に配置された静磁場を形成する永久磁石を取り除いて、その代わりに磁性体コアを永久磁石として構成したものについて、以下詳細に説明する。
図8は本発明の第6実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置模式図である。
この図において、71は右巻コイル71Aを有する上部の検出コイル、71Bは上部の検出コイル71のコアとして配置される永久磁石、72は右巻コイル72Aを有する下部の検出コイル、72Bは下部の検出コイル72のコアとして配置される永久磁石、75は上部の検出コイル71と下部の検出コイル72の対向面に配置される流体検査用配管、この流体検査用配管75内には被測定物Aを含む液体や気体や固形物や粉体あるいはそれらの混合体を移動させて検査する。上部の検出コイル71と下部の検出コイル72とは、どちらも右巻きであるため差動接続とはなっていない。また、上部の検出コイル71と下部の検出コイル72とのコアには永久磁石71Bと72Bが配置され、液体検査用配管75内の被測定物A近傍に静磁場を形成する。
また、76は上部の検出コイル71と下部の検出コイル72が直列に配線された接続線Lが接続される入力コイル、77は入力コイル76の空芯部に配置されるSQUID磁気センサ、78は液体窒素容器(クライオスタット)、79は液体窒素、80は多層磁気シールドである。
この実施例では、検出コイル71,72内の磁性体コアを永久磁石71B,72Bに置き換えたので、他の実施例で用いていた大きく高価な上部及び下部の永久磁石は不要となる。
図9は本発明の具体例としての微小磁性金属異物の検査装置により測定した場合の信号波形を示す図である。
φ0.5mmの金属球を用いて、第6実施例の検査装置で、コアとしての永久磁石71B,72B(φ40mm×20mm)を入れた検出コイル(450回巻×2)の間の流体検査用配管75(41mm)の中を移動させて信号を測定し。なお、この測定例においては、第6実施例のSQUID磁気センサ77に替えてフラックスゲートセンサを使用して測定を行った。流体検査用配管75中央での磁束密度は180mT、アンプ増幅率は10倍とし、ローパスフィルタは20Hzとした。測定の結果、信号は極めて大きく、S/Nは100以上であった。
図10は本発明の第7実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置模式図である。
この図において、81は右巻コイル81Aを有する上部の検出コイル、81Bは上部の検出コイル81のコアとして配置される永久磁石、82は右巻コイル82Aを有する下部の検出コイル、82Bは下部の検出コイル82のコアとして配置される永久磁石、85は上部の検出コイル81と下部の検出コイル82の間のシート状の被測定物Aが通るスリット(通路)、また、上部の検出コイル81と下部の検出コイル82との対向面には被測定物Aが通過できるようにスリット(通路)85が構成されている。上部の検出コイル81と下部の検出コイル82とは、どちらも右巻きであるため差動接続とはなっていない。また、上部の検出コイル81と下部の検出コイル82とのコアには永久磁石81Aと82Bが配置され、被測定物A近傍に静磁場を形成する。
また、86は上部の検出コイル81と下部の検出コイル82が直列に配線された接続線Lが接続される入力コイル、87は入力コイル86の空芯部に配置されるSQUID磁気センサ、88は液体窒素容器(クライオスタット)、89は液体窒素、90は多層磁気シールドである。
この実施例でも、各検出コイル内の磁性体コアを永久磁石に置き換えたので、他の実施例で用いていた大きく高価な上部及び下部の永久磁石は不要となる。
図11は本発明の第8実施例を示す微小磁性金属異物の検査装置の模式図である。
この図において、91は上部左側に配置される右巻コイル91Aを有する第1の検出コイル、91Bは第1の検出コイル91のコアとして配置される永久磁石、92は上部右側に配置される左巻コイル92Aを有する第2の検出コイル、92Bは第2の検出コイル92のコアとして配置される永久磁石、93は下部左側に配置される右巻コイル93Aを有する第3の検出コイル、93Bは第3の検出コイル93のコアとして配置される永久磁石、94は下部右側に配置される左巻コイル94Aを有する第4の検出コイル、94Bは第4の検出コイル94のコアとして配置される永久磁石であり、第1の検出コイル91と第3の検出コイル93と第4の検出コイル94と第2の検出コイル92との直列接続により差動型検出コイルが構成されている。第1の検出コイル91,第2の検出コイル92と、第3の検出コイル93,第4の検出コイル94との間にシート状の被測定物Aが通過するスリット(通路)95が設けられる。また、第1の検出コイル91、第2の検出コイル92、第3の検出コイル93,第4の検出コイル94それぞれのコアに配置される永久磁石91B,92B,93B,94Bにより被測定物A近傍に静磁場を形成する。また、101は差動型検出コイルの接続線Lが接続される入力コイル、102は入力コイル101のコア部に配置されるSQUID磁気センサ、103は液体窒素容器(クライオスタット)、104は液体窒素、105は多層磁気シールドである。
この実施例は、検出コイルを環境ノイズをキャンセルできる差動型としておりここでも他の実施例を用いていた大きく高価な上部及び下部の永久磁石は不要となる。また、この場合にもヨークを備えた方がより環境磁場に強くなる。
上記実施例では、入力コイルから得られる被測定物Aの磁束は超高感度SQUIDセンサにより検出するようにしたが、これに代えて、室温動作のフラックスゲートセンサ(flux gate sensor:FGセンサ)を用いるようにしてもよい。
さらに、SQUID磁気センサに代えて、MI効果素子(磁気インピーダンス効果素子)(例えば、特開平7−181239号公報、特開平9−80133号公報参照)を用いるようにしてもよい。つまり、MI効果素子、ホール素子や磁気抵抗(MR)素子と同程度の微小寸法とすることが可能で、磁気検出効果がホール素子や磁気抵抗(MR)素子の100倍以上であり、フラックスゲートセンサと同程度であるため、本発明の磁気センサとして利用することができる。
このように、超高感度SQUID磁気センサに代えて、フラックスゲートセンサやMI効果素子を用いる場合には、SQUID磁気センサに比して取り付けが簡単であるとともに、磁気センサの大幅なコスト低減を図ることができる。
上記した通り、本発明によれば、永久磁石と検出コイルを組み合わせて、高感度かつ低コストで異物を検出することで、例えば、Liイオン電池内の微小金属異物検査を行うことができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の微小磁性金属異物の検査装置は、永久磁石で静磁場を形成して、被測定物である微小磁性金属異物によって乱された磁場を検出することによって被測定物を確実に磁気センサで計測することができる微小磁性金属異物の検査装置として利用可能である。
A 被測定物
L 接続線
1,21,41,51,61 被測定物A近傍に静磁場を形成する上部永久磁石
2,22,42,52,62 被測定物A近傍に静磁場を形成する下部永久磁石
3 右巻コイルを有する第1の検出コイル
4 左巻コイルを有する第2の検出コイル
5,27,50,55,85,95 シート状の被測定物が通過するスリット(通路)
6,31,56,66,76,86,101 入力コイル
7,32,57,67,77,87,102 SQUID磁気センサ
8,33,58,68,78,88,103 液体窒素容器(クライオスタット)
9,34,59,69,79,89,104 液体窒素
10,35,60,70,80,90,105 多層磁気シールド
23,91 上部左側に配置される右巻コイルを有する第1の検出コイル
3A,23A,25A,53A,54A,63A,64A,71A,72A,81A,82A,91A,93A 右巻コイル
24,92 上部右側に配置される左巻コイルを有する第2の検出コイル
4A,24A,26A,92A,94A 左巻コイル
25,93 下部左側に配置される右巻コイルを有する第3の検出コイル
26,94 下部右側に配置される左巻コイルを有する第4の検出コイル
28,47,53B,54B,63B,64B 磁性体コア
43 上部のコイル固定樹脂ブロック
44 下部のコイル固定樹脂ブロック
45 上部のコイル固定樹脂ブロックに固定される2個の上部コイル
46 下部のコイル固定樹脂ブロックに固定される2個の下部コイル
48 上部のヨーク
49 下部のヨーク
53,63,71,81 右巻コイルを有する上部の検出コイル
54,64,72,82 右巻コイルを有する下部の検出コイル
65,75 液体検査用配管
71B,72B,81B,82B,91B,92B,93B,94B 検出コイルのコアとして配置される永久磁石

Claims (17)

  1. 被測定物の通路を挟んで両側に配置され、前記被測定物近傍に静磁場を形成する永久磁石と、該永久磁石の間に配置されて、前記通路を移動する被測定物による磁場の変化を検出する複数の検出コイルと、該複数の検出コイルに接続される入力コイルと、該入力コイルからの信号を検出する磁気センサとを具備することを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  2. 請求項1記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記複数の検出コイルは右巻検出コイルと左巻検出コイルからなり、該右巻検出コイルと左巻検出コイルとを直列接続して差動型検出コイルを構成することを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  3. 請求項1記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記複数の検出コイルは同じ方向巻きの検出コイルからなることを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  4. 請求項2又は3記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記複数の検出コイルを前記被測定物の通路に沿って配置することを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  5. 請求項2又は3記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記複数の検出コイルを前記被測定物の通路に対向するように配置することを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  6. 請求項1又は2記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記複数の検出コイルは、前記被測定物の通路に沿って配置される上部の第1の検出コイルと上部の第2の検出コイルと、下部の第3の検出コイルと下部の第4の検出コイルとからなり、かつ前記上部の第1の検出コイルと前記下部の第3の検出コイル及び前記上部の第2の検出コイルと前記下部の第4の検出コイルとが前記被測定物の通路を挟んで互いに対向するように配置することを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  7. 請求項1から6の何れか一項記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記検出コイルのコアに磁性体コアを具備することを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  8. 被測定物の通路を挟んで配置されて、該通路を移動する被測定物による磁場の変化を検出する複数の検出コイルと、該複数の検出コイルのコアに配置され、前記被測定物近傍に静磁場を形成する永久磁石からなる磁性体コアと、前記複数の検出コイルに接続される入力コイルと、該入力コイルからの信号を検出する磁気センサとを具備することを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  9. 請求項8記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記複数の検出コイルを前記被測定物の通路に対向するように配置することを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  10. 請求項8記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記複数の検出コイルは、前記被測定物の通路に沿って配置される上部の第1の検出コイルと上部の第2の検出コイルと、下部の第3の検出コイルと下部の第4の検出コイルからなり、かつ前記上部の第1の検出コイルと前記下部の第3の検出コイル及び前記上部の第2の検出コイルと前記下部の第4の検出コイルとが前記被測定物の通路を挟んで互いに対向するように配置することを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  11. 請求項1から10の何れか一項記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記被測定物の通路が被測定物が含まれるシートが通過できるスリットであることを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  12. 請求項1から10の何れか一項記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記被測定物の通路が流体検査用配管からなり、該流体検査用配管内に被測定物を含む液体や気体や固形物や粉体あるいはそれらの混合体を通過させることを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  13. 請求項1から12の何れか一項記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記磁気センサが超高感度SQUID磁気センサであることを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  14. 請求項1から12の何れか一項記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記磁気センサがフラックスゲートセンサであることを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  15. 請求項1から12の何れか一項記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記磁気センサがMI効果素子であることを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  16. 請求項1から15の何れか一項記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記微小磁性金属異物の検査装置を前記被測定物の通路を除いてヨークで覆うようにしたことを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
  17. 請求項16記載の微小磁性金属異物の検査装置において、前記ヨークの内側に対に配置される前記被測定物近傍に静磁場を形成する永久磁石とコイル固定樹脂ブロックと、該コイル固定樹脂ブロックにより固定される検出コイルとを具備するようにしたことを特徴とする微小磁性金属異物の検査装置。
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