JP2014048133A - 配管寸法測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エルボ、曲管等を有する直管の延長上の交点L1、L2の寸法計測が機械的に実施でき、作業工数の削減と測定精度を向上させることのできる配管寸法測定装置を得ることにある。
【解決手段】本発明に係る配管寸法測定装置は、配管の直管部9に着脱自在に固定される第1の支持金具Aと、この第1の支持金具Aに設置され前記配管の直管部の長手方向中心軸上に配置されるレーザー距離計7aと、配管の前記直管部とエルボ部を介して接続された他の直管部10に着脱自在に固定される第2の支持金具Bと、この第2の支持金具Bに設置され配管の前記他の直管部10の中心軸上に配置されるレーザー受信機7bとで構成されることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る配管寸法測定装置は、配管の直管部9に着脱自在に固定される第1の支持金具Aと、この第1の支持金具Aに設置され前記配管の直管部の長手方向中心軸上に配置されるレーザー距離計7aと、配管の前記直管部とエルボ部を介して接続された他の直管部10に着脱自在に固定される第2の支持金具Bと、この第2の支持金具Bに設置され配管の前記他の直管部10の中心軸上に配置されるレーザー受信機7bとで構成されることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、エルボ、曲管部を有する配管の据付寸法を測定する配管寸法測定装置に関する。
配管類の施工後の据付寸法の測定において、エルボ、曲管等を使用したコーナー部については、直管の延長上の交点を検出する必要がある。従来はエルボ、曲管に接続されている配管表面に罫書いた配管軸方向の中心線に直尺等を当て、目視にて中心線と平行であることを確認し、前記直尺が交差する点を検出していたため、時間を要し、測定結果の精度も低かった。
現在曲管の寸法測定においては、三次元測定機で測定する装置として次に示すような特許が示されている(特許文献1)。しかしながら、この文献においては特定の一部分の配管について三次元での詳細な測定を行っていることから、多岐にわたるエルボ、曲管を測定するには不向きである。そのため、エルボ、曲管等の寸法を簡易に測定する配管寸法測定装置が要望されている。
上記従来技術においては、エルボ、曲管等の表面に罫書いた配管の中心線に直尺等を当て直管の延長上の交点を検出する寸法計測を行っているため、多くの作業工数を要し、測定結果の精度も低かった。
よって本発明の目的は、エルボ、曲管等を有する直管の延長上の交点を検出する寸法計測が機械的に実施でき、作業工数の削減と測定精度を向上させることのできる配管寸法測定装置を得ることにある。
本発明に係る配管寸法測定装置は、配管の直管部に着脱自在に固定される第1の支持金具と、この第1の支持金具に設置され前記配管の直管部の長手方向中心軸上に配置されるレーザー距離計と、配管の前記直管部とエルボ部を介して接続された他の直管部に着脱自在に固定される第2の支持金具と、この第2の支持金具に設置され配管の前記他の直管部の中心軸上に配置されるレーザー受信機とで構成されることを特徴とする。
本発明においては、レーザー距離計を用いて曲管寸法、特に直管の延長上の交点を測定することにより、エルボ、曲管等の寸法計測が機械的に実施できるとともに中心線を罫書く必要がなくなるため、作業工数の削減と測定精度を向上させることができる。
(実施例1)
本発明の実施例1を図1から図3を参照して説明する。
本発明の実施例1を図1から図3を参照して説明する。
図1は水平に設置されたエルボ(90度)に対し本発明に係る配管寸法測定装置を設置した例を示す側面図である。
図1において、エルボ(90度)5に接続されている直管9には寸法測定が可能なレーザー距離計4を備えた支持金具Aが、またエルボ(90度)5の他端に接続された直管10にはレーザー受信機6を上部に備えた支持金具Bが設けられている。
このレーザー受信機6に対し、支持金具Aの中心に設置されたレーザー距離計4からレーザーが照射され、このレーザー距離計4は、レーザー受信機6との交点までの距離L1、L2を検出する。L1はレーザー距離計4にて計測しデジタルディスプレイ7aに表示された値であり、L2はレーザー受信機6に照射された位置を演算処理によって距離に変換し、デジタルディスプレイ7bに表示された値である。このデジタルディスプレイ7a、7bに示された表示値は自動的にメモリー8へ記録される。
図2はレーザー距離計4を備えた支持金具A(以下支持金具Aと記載する)を示す斜視図である。図2において磁力を有するコの字型金具1を二対連結し、一方をエルボ(90度)5の表面に接触させる機構を有し、上部に角度計3を備えている。
そして、コの字型金具1の一方はエルボ(90度)5の幅に応じてエルボ(90度)5の軸方向と直交する方向にスライドし、レーザー距離計4との接続部をギア等の回動自在な構造とすることで、コの字型金具1の移動距離に応じてレーザー距離計4の中心点をコの字型金具1の上面の中心位置に移動させる機構を有している。
炭素鋼等の強磁性体で形成された直管9、10の場合、エルボ(90度)5に対し、支持金具Aを直管9、10の指定位置に磁力等により固定する。なお、この固定については、ゴム、バネ等の弾性体による締め付け、またはボルト等の把持具による締め付けによって着脱自在に固定できる部材であれば対応することができる。この固定時に、直管9、10の外径に合わせてボルト2の開放、締め付けによりコの字型金具1の直管9、10を保持する部分をスライドさせて長さを伸縮調節させる。一対の連結されたコの字型金具1の上面は水平でかつ互いに平行に連結されおり、支持金具Aは直管9の中心軸方向に対し直交状態で保持させることができる。次に直管9の円周方向(直管9の長手軸に対して回転する方向)の移動については、角度計3により水平が確認された位置にて支持金具Aを固定する。
図3はレーザー受信機6を備えた支持金具B(以下支持金具Bと記載する)を示す斜視図である。図3において図1との相違点は、レーザー距離計4をレーザー受信機6に置き換え、レーザー受信後の信号位置を演算処理し表示するデジタルディスプレイ7bを備えた構成となっている。
レーザー受信機6は、ある一定の幅を有しており、L1の寸法を正確に測定するため、レーザーの当たる面をコの字形金具1の中心線上(直管10の長手中心軸上)に合わせる。
その後、配管長手軸方向にスライドさせ、始点を決めて固定する。レーザーを受信した信号は、演算処理されデジタルディスプレイ7bに表示されその値を読み取ることでL2を確認する。
よって、本実施例1によればレーザー距離計を用いて曲管寸法において直管の延長上の交点L1、L2を測定することにより、エルボ、曲管等の寸法計測が機械的に実施できるとともに中心線を罫書く必要がなくなるため、作業工数の削減と測定精度を向上させることができる。
(実施例2)
以下、図4を参照して実施例2を説明する。図4はエルボ(90度)が床面と垂直に本発明に係る曲管寸法測定装置を設置した例を示す側面図である。なお、図1の実施例1に係わるエルボ(90度)5及び寸法測定装置Aの各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
以下、図4を参照して実施例2を説明する。図4はエルボ(90度)が床面と垂直に本発明に係る曲管寸法測定装置を設置した例を示す側面図である。なお、図1の実施例1に係わるエルボ(90度)5及び寸法測定装置Aの各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
図4においては直管9の近傍に床面がある場合である。この場合、支持金具Aは、レーザー距離計4のレーザー照射位置を直管9の中心軸上に固定し、レーザー距離計4はレーザーを照射することができる。
支持金具Bを支持金具Aを固定した直管9の長手方向中心軸と直交する軸上に固定するため支持金具Bを直管10の円周方向(直管10の長手軸に対して回転する方向)に回転させ、レーザー距離計4から照射されるレーザー光がレーザー受信機6の中心に当たる部分をエルボ(90度)5の中心軸状の交点と捉え、その時のL1、L2を測定する。
よって、この実施例2においては床面に直管9が近接している場合においても実施例1と同様の効果を得ることができる。
(実施例3)
図5はΦ≠90、θ>0、ε>0の条件で曲管が配置されている場合を示す概略図である。
図5はΦ≠90、θ>0、ε>0の条件で曲管が配置されている場合を示す概略図である。
図5において、θ>0の場合、エルボの直管部の中心軸もθ傾くことになる。図4に示した角度計3を使用して支持金具Aを床面の水平方向に対しθだけ傾けた位置で固定する。その後の計測方法は実施例2と同様である。
また、図5において、Φ≠90の場合、レーザー距離計4より照射されるレーザーのレーザー受信器6への入射角が実施例1、実施例2と異なるが、寸法測定方法は同様である。
よって、この実施例3においてはΦ≠90、θ>0、ε>0の条件で曲管が配置されている場合においても実施例1と同様の効果を得ることができる。
1・・・コの字型金具、2・・・ボルト、3・・・角度計、4・・・レーザー距離計、5・・・エルボ(90度)、6・・・レーザー受信機、7a・・・デジタルディスプレイ(レーザー距離計)、7b・・・デジタルディスプレイ(レーザー受信機)、8・・・メモリー、9・・・直管(レーザー距離計側)、10・・・直管(レーザー受信機側)、A・・・レーザー距離計を備えた支持金具、B・・・レーザー受信機を備えた支持金具。
Claims (6)
- 配管の直管部に着脱自在に固定される第1の支持金具と、
この第1の支持金具に設置され前記配管の直管部の長手方向中心軸上に配置されるレーザー距離計と、
配管の前記直管部とエルボ部を介して接続された他の直管部に着脱自在に固定される第2の支持金具と、
この第2の支持金具に設置され配管の前記他の直管部の中心軸上に配置されるレーザー受信機とで構成されることを特徴とする配管寸法測定装置。 - 前記レーザー距離計の測定値と、前記レーザー受信機の読み取り値がこのレーザー受信機と前記レーザー距離計の各々の表示器に表示され、前記エルボを介した2つの曲管寸法を測定することを特徴とする請求項1記載の配管寸法測定装置。
- 前記レーザー受信機と前記レーザー距離計の各々には床面と水平方向及び直交方向に配置された曲管の寸法を測定する測定手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の配管寸法測定装置。
- レーザー受信機と前記レーザー距離計の各々に角度計が配置され、この角度計により配管の地上と直交する方向からの傾斜を測定することで、前記レーザー距離計を曲管中心線上に配置できることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の配管寸法測定装置。
- 前記第1および第2の支持金具は幅を調節する調節機構が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の配管寸法測定装置。
- 前記第1および第2の支持金具は磁力を有して配管に着脱自在に固定できることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の配管寸法測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012190668A JP2014048133A (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 配管寸法測定装置 |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2014048133A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105004313A (zh) * | 2015-07-02 | 2015-10-28 | 广船国际有限公司 | 一种管子弯曲延伸量的测量方法 |
CN109764825A (zh) * | 2019-01-23 | 2019-05-17 | 浙江工业大学 | 一种弯管截面椭圆度手动测量装置 |
CN111215857A (zh) * | 2020-02-25 | 2020-06-02 | 苏州美迈快速制造技术有限公司 | 一种异形进气管加工辅助工装以及加工工艺 |
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2012
- 2012-08-30 JP JP2012190668A patent/JP2014048133A/ja active Pending
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