JP2014046197A - 回転伝達部材、及びターンテーブル - Google Patents

回転伝達部材、及びターンテーブル Download PDF

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Abstract

【課題】モータの出力軸の回転を、回転板に安定して伝達することができる回転伝達部材、及びターンテーブルを提供する。
【解決手段】回転伝達部材80は、モータユニット40の出力軸41の回転運動を、ターンテーブル10の回転板本体21に伝達する回転伝達部材80であって、出力軸41に連結されることで、出力軸41とともに回転する芯部81と、芯部81に固着されて形成されるとともに、回転板本体21を保持する保持部90とを有する。保持部90は、回転板本体21に形成された嵌合孔22に嵌合する形状に形成された嵌合部91と、嵌合部91に嵌合された回転板本体21を鉛直方向の下側から支持するフランジ部92とから構成されている。芯部81の下面81bは、保持部90の下面90bよりも鉛直上方にオフセットされている。
【選択図】図9

Description

本発明は、回転伝達部材、及びターンテーブルに関する。
ターンテーブル(回転テーブル)は、ケーシングに回転可能に支持された回転板に、商品や加工対象の物品等を載せて使用される。そして、例えば、店頭で商品を展示するために用いられたり、塗装作業等を行うための作業台として用いられたりする。特許文献1には、モータの出力軸の回転に基づいて、回転板を回転させるターンテーブルが記載されている。
登録実用新案第3162778号公報
特許文献1に記載のターンテーブルでは、モータの出力軸は、回転伝達部材(連結駒)を介して、回転板に連結されている。このようなターンテーブルでは、回転伝達部材が、出力軸の回転運動を、ターンテーブルの回転板に確実に伝達することが必要である。そのため、回転伝達部材の更なる改良が望まれる。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、モータの出力軸の回転を、回転板に確実に伝達できる回転伝達部材、及びターンテーブルを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る回転伝達部材は、
モータの回転軸の回転運動を、ターンテーブルの回転体に伝達する回転伝達部材であって、
前記モータの前記回転軸に連結されることで、前記回転軸とともに回転する芯部と、
前記芯部に固着されて形成されるとともに、前記回転体を保持する保持部と、
を有し、
前記保持部は、
前記回転体に形成された嵌合孔に嵌合する形状に形成された嵌合部と、
前記嵌合部よりも径方向に張り出されるように形成されることで、前記嵌合部に嵌合された前記回転体を鉛直方向の下側から支持するフランジ部と、から構成され、
前記芯部の下面は、前記保持部の下面よりも鉛直上方にオフセットされていることを特徴とする。
前記芯部は、金属からなり、
前記保持部は、樹脂からなり、
前記樹脂の一部を溶かして、前記金属に融着させる融着加工に基づいて、前記保持部を、前記芯部に固着させてもよい。
前記芯部を構成する前記金属は、アルミニウムであってもよい。
前記保持部を構成する前記樹脂は、ナイロン系樹脂であってもよい。
前記芯部には、前記芯部の軸方向を貫通するとともに、キー溝を有する貫通孔が形成され、
前記モータの前記回転軸が有するキーが、前記キー溝に係合することにより、前記回転軸の回転運動が、前記芯部に伝達されてもよい。
本発明の第2の観点に係るターンテーブルは、
回転軸を有するモータと、
前記回転軸の回転運動に基づいて、回転する回転体と、
前記回転軸の回転運動を、前記回転体に伝達する第1の観点に係る回転伝達部材と、
を有することを特徴とする。
前記回転体に、第1ベアリングを介して支持されることで、前記回転体の回転運動が、前記第1ベアリングを介して伝達される載せ台を有していてもよい。
前記第1ベアリングは、
内側軌道輪部と、
前記内側軌道輪部の外径よりも大きな内径の外側軌道輪部と、
前記内側軌道輪部と前記外側軌道輪部との間に配置された複数のボールと、
を有するラジアルボールベアリングから構成されていてもよい。
前記回転体は、略円板形状に形成され、
前記回転体の外径と、前記第1ベアリングの前記外側軌道輪部の外径とは、同等であってもよい。
前記載せ台は、第2ベアリングを介して、前記回転伝達部材に回転可能に支持されていてもよい。
前記第2ベアリングは、スラストボールベアリングから構成されていてもよい。
前記ターンテーブルは、
前記モータを収容するとともに、前記モータの前記回転軸を通すための貫通孔が形成されたケーシングを有し、
前記ケーシングの下端には、滑り止めのための被膜層が形成されていてもよい。
本発明では、モータの出力軸の回転を、ターンテーブルの回転体に安定して伝達することができる回転伝達部材及びターンテーブルを提供できる。
本発明の第1実施形態に係るターンテーブルの斜視図である。 ターンテーブルの断面図である。 ターンテーブルの分解斜視図である。 ターンテーブルの分解仰視図である。 回転板本体の斜視図である。 回転板本体に形成された貫通孔等を示した断面図である。 載せ台の底面図である。 載せ台の仰視図である。 図2の矢印Aに示される部分の拡大断面図である。 図2の矢印Bに示される部分の拡大断面図である。 載せ台に荷重が加わった場合の回転板ユニットの動作を説明するための斜視図である。 ケーシングの断面図である。 図8Aの矢印Cに示される部分の拡大断面図である。 回転伝達部材及びその周辺の部材の断面図である。 回転伝達部材の断面図である。 回転伝達部材の斜視図である。 回転伝達部材の平面図である。 回転伝達部材の仰視図である。 モータユニットの出力軸への回転伝達部材の取付けを説明するための斜視図である。 モータユニットの出力軸への回転伝達部材の取付けを説明するための断面図である。 回転板本体の嵌合孔への回転伝達部材の取付けを説明するための断面図である。 ターンテーブルの動作を説明するための斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るターンテーブルの斜視図(その1)である。 本発明の第2実施形態に係るターンテーブルの斜視図(その2)である。 本発明の第2実施形態に係るターンテーブルの動作を説明するための斜視図(その1)である。 本発明の第2実施形態に係るターンテーブルの動作を説明するための斜視図(その2)である。 本発明の第3実施形態に係るターンテーブルの断面図である。 図17Aの矢印Dに示される部分の拡大断面図である。
《第1実施形態》
以下、本発明の第1実施形態に係るターンテーブル10について図1〜図14を用いて説明する。なお、図中のXY平面は水平な面であり、図中のZ軸の方向は鉛直方向である。
ターンテーブル10は、図1に示すように、最上部(+Z側の最上部)に回転板ユニット20を有する。ターンテーブル10は、例えば、この回転板ユニット20に商品を載せて、その商品を回転させつつ、展示するために用いられる。ターンテーブル10は、図2に示すように、回転板ユニット20に加えて、モータユニット40と、ケーシング50と、コントローラ60と、台車70と、回転伝達部材80とを有する。
回転板ユニット20は、Z軸回りに回転する部材である。回転板ユニット20は、図3に示すように、回転板本体21と、載せ台25とを有する。また、回転板ユニット20は、図4に示すように、回転板本体21と載せ台25との間に配置されたベアリング30(第1ベアリング)を有する。なお、本第1実施形態においては、載せ台25は、このベアリング30のみによって、回転板本体21に支持されている。
回転板本体21は、図5Aに示すように、略円板形状に形成された部材である。回転板本体21の直径は、例えば、440mmである。回転板本体21は、例えば、樹脂からなる。この回転板本体21の中央には、Z軸方向に貫通する嵌合孔22が形成されている。嵌合孔22は、図5Bに示すように、その断面(XY断面)が、四隅が丸い略正方形状となるように形成されている。本実施形態においては、嵌合孔22のX軸方向の長さL1及びY軸方向の長さL2は、それぞれ70mmである。また、嵌合孔22の断面形状である略正方形状の四隅の曲率半径Rは、40mmである。この嵌合孔22には、後述する回転伝達部材80の保持部90に形成された嵌合部91が嵌め込まれる。これにより、回転伝達部材80が回転すると、回転板本体21も回転する。
また、図5Aに示すように、回転板本体21の外周の縁部近傍には、段付部23が形成されている。この段付部23は、回転板本体21の外周に沿った円形状に形成されている。また、段付部23の径方向の外側部分24Aは、その高さが、段付部23の径方向の内側部分24Bの高さよりも僅かに低くなるように形成されている。すなわち、外側部分24Aの上面は、内側部分24Bの上面よりも、僅かに下方にオフセットされている。
載せ台25は、図6A及び図6Bに示すように、略円板形状に形成された部材である。載せ台25は、回転板本体21の直径よりもやや大きな直径に形成されている。載せ台25の直径は、例えば、490mmである。載せ台25は、例えば、樹脂からなり、好ましくは、回転板本体21の素材と同等の樹脂からなる。載せ台25の中央には、Z軸方向に貫通する貫通孔26が形成されている。この貫通孔26は、断面が円形である円孔として構成される。貫通孔26の外周には、3つのねじ穴27が形成されている。ねじ穴27は、貫通孔26の外周に沿って、等間隔に形成されている。このねじ穴27は、ターンテーブル10で展示する商品の展示台の固定のために用いられる。
ベアリング30(第1ベアリング)は、図6Bに示すように、例えば、ラジアルボールベアリングから構成されている。ベアリング30は、内側軌道輪部31と、外側軌道輪部32と、内側軌道輪部31と外側軌道輪部32との間に介在された複数の転動体33とを有する。
内側軌道輪部31は、略円環形状に形成されている。内側軌道輪部31は、外側軌道輪部32の内側に配置される。内側軌道輪部31は、6つの止め具34によって、載せ台25の下面(−Z側の面)に固定されている。止め具34は、例えば、ねじである。ただし、これに限らず、内側軌道輪部31は、載せ台25の下面(−Z側の面)に、止め具34以外の固定手段によって固定されていてもよい。
外側軌道輪部32は、内側軌道輪部31と同様に、略円環形状に形成されている。外側軌道輪部32の内径は、図7A及び図7Bに示すように、回転板本体21の段付部23の直径と同等である。
転動体33は、内側軌道輪部31と外側軌道輪部32とに、Z軸方向と直交する方向である径方向(ラジアル方向)に挟まれている。この転動体33が、内側軌道輪部31と外側軌道輪部32との間を転動することにより、内側軌道輪部31は、外側軌道輪部32に対して円滑に回転する。
外側軌道輪部32の下面(−Z側の面)には、8つの滑り止め部材35が取り付けられている。滑り止め部材35は、図6A及び図6Bに示すように、外側軌道輪部32の円形状に沿って、等間隔に取り付けられている。滑り止め部材35は、例えば、樹脂からなる。図7A及び図7Bに示すように、この滑り止め部材35は、回転板本体21の外側部分24Aの上面(+Z側の面)に配置される。この滑り止め部材35が配置されると、回転板ユニット20全体の重みによって、滑り止め部材35と回転板本体21との間には摩擦力が生ずる。この摩擦作用により、外側軌道輪部32は、回転板本体21とともに回転する。
上述のように構成された回転板ユニット20において、図1に示すように、載せ台25に何も置かれていない場合、回転板本体21の回転運動が、ベアリング30を介して伝達されて、載せ台25も、同じ方向に回転する。このときの載せ台25は、回転板本体21の回転速度よりも小さい回転速度で回転する。これに対して、例えば、図7Cに示すように、載せ台25に、所定以上の荷重が加わった場合(図7Cにおいては、ターンテーブル10のユーザが、指Fで載せ台25を押した場合)には、ベアリング30の作用により、回転板本体21の回転運動が、載せ台25に伝達されなくなる。すなわち、回転板本体21の回転運動の伝達が遮断される。これにより、載せ台25は、非回転状態となり、回転板本体21が空転する。
モータユニット40は、例えば、ギヤードモータから構成され、図2を参照するとわかるように、ケーシング50の内部に収容される。モータユニット40は、出力軸41、減速機(ギヤヘッド)、モータケーシング、ロータ、ステータ等を有している。モータユニット40のモータ本体には、ケーブル42を介して、電力が供給される。モータ本体には、電力が供給されることによって、モータユニット40のロータが回転する。このロータの回転運動は、減速機によって所定の減速比で減速され、出力軸41に出力される。
ケーシング50は、図3及び図4に示すように、モータユニット40を収容する部材である。ケーシング50は、ケーシング本体51と、ケーシング本体51の下端に形成された被膜部52とを有する。また、図示しないが、ケーシング本体51、及び/又は、被膜部52に開口(隙間)を形成し、このケーシング本体51への空気の流通を図り、モータユニット40の加熱防止と、騒音防止等を図ってもよい。
ケーシング本体51は、図8Aに示すように、筒部53と、筒部53の上方の開口を覆うように形成された天板部54と、筒部53の下端の開口に沿って形成された基部55とを有する。例えば、筒部53、天板部54、及び基部55は、それぞれ射出成形によって形成され、筒部53に、天板部54及び基部55を固定することによって、ケーシング本体51は、形成される。このケーシング本体51は、例えば、樹脂からなる。なお、ケーシング本体51を構成する樹脂は、回転板本体21及び載せ台25の素材と同等の樹脂が好ましい。ケーシング本体51の天板部54には、Z軸方向に貫通する貫通孔54aが形成されている。貫通孔54aには、モータユニット40の出力軸41が挿入される。また、天板部54の裏面(−Z側の面)には、モータユニット40のモータケーシングが固定される。モータケーシングは、例えば、ボルト等によって、天板部54の裏面に固定される。また、筒部53には、X軸方向(径方向)に貫通する貫通孔53aが1つ形成されている。この貫通孔53aから、モータユニット40のケーブル42が、ケーシング本体51の外部に引き出される。また、本実施形態においては、ケーシング本体51は、例えば、樹脂からなるが、これに限らず、アルミニウム等の金属や、木材からなっていてもよい。
被膜部52は、図8Bに示すように、ケーシング本体51の基部55を覆うように形成された膜である。被膜部52は、例えば、ポリウレタン等の樹脂からなり、スプレーを用いたウレタンコーティング加工によって形成される。被膜部52の厚みは、例えば、0.3mm〜0.5mmである。また、被膜部52の硬さは、例えば、ショア硬さA65である。
コントローラ60は、図1に示すように、ケーブル42を介して、モータユニット40に接続されている。このコントローラ60は、モータユニット40の出力軸41の回転を制御する。コントローラ60は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、記憶部、表示部、入力部等を含んで構成されている。モータユニット40の動作の内容は、コントローラ60の記憶部に記憶されている。コントローラ60のCPUは、記憶部からプログラムやデータを読み出して、プログラムの実行等を行う。
台車70は、台車本体71とキャスター72とを有している。台車本体71は、Z軸方向が長手方向の直方体形状に形成されている。台車本体71の上面(+Z側の面)には、ケーシング50が置かれている。また、台車本体71の正面(−Y側の面)には、コントローラ60が取り付けられている。また、台車本体71の下面(−Z側の面)には、4つのキャスター72が取り付けられている。このキャスター72により、ターンテーブル10は、床面に対して移動可能に構成される。
回転伝達部材80は、図9に示すように、モータユニット40の出力軸41の回転運動を、回転板ユニット20の回転板本体21に伝達する部材である。回転伝達部材80は、芯部81と、芯部81に固着されて形成されてなる保持部90とを有する。
芯部81は、図10A及び図10Bに示すように、略円柱形状に形成された部材である。芯部81は、例えば、金属からなり、好ましくは、アルミニウムからなる。ただし、これに限られず、別の金属、例えば、ステンレス鋼であってもよい。この芯部81には、Z軸方向に貫通する貫通孔82が形成されている。貫通孔82には、キー溝83が形成されている。また、芯部81は、大径部84と、大径部84よりも小さな径に形成された小径部85とから構成される。大径部84は、保持部90に覆われている。大径部84には、X軸方向(径方向)に貫通するねじ孔86が形成されている。ねじ孔86の内周面には、雌ねじが形成されている。
保持部90は、図10A及び図10Bに示すように、芯部81の大径部84の外周面81cに形成されている。保持部90は、例えば、樹脂からなる。好ましくは、保持部90は、自己潤滑性を有するナイロン系樹脂からなる。なお、このナイロン系樹脂は、限界PV値(材料の摺動表面が摩擦発熱によって変形もしくは溶融する限界の値)が高い素材として構成されたものである。保持部90は、例えば、保持部90を構成する樹脂の一部を溶かして、芯部81の金属に融着させる融着加工に基づいて、芯部81の大径部84の外周面81cを囲繞するように固着されている。保持部90は、嵌合部91と、嵌合部91の下端に一体的に形成されたフランジ部92を有する。そして、この嵌合部91(詳しくは、嵌合部91の外周面90c)は、回転板本体21の径方向(ラジアル方向)の荷重に対応でき、またフランジ部92は、回転板本体21のZ軸方向(スラスト方向)の荷重に対応できる特徴がある。
嵌合部91は、回転板本体21に形成された嵌合孔22に嵌合する形状に形成されている。詳しくは、嵌合部91は、図10Cに示すように、平面視における断面(XY断面)が、四隅が丸い略正方形状となるように形成されている。本実施形態においては、嵌合孔22のX軸方向の長さL3及びY軸方向の長さL4は、それぞれ70mmである。また、嵌合孔22の断面形状である略正方形状の四隅の曲率半径は、40mmである。すなわち、図10Cと図5Bとを比較するとわかるように、嵌合部91のXY断面の断面形状は、回転板本体21に形成された嵌合孔22のXY断面の断面形状と同等である。また、嵌合部91の厚み(Z軸方向の厚み)は、例えば、12mmである。
図10Aに示すように、嵌合部91には、径方向に貫通する貫通孔93が形成されている。貫通孔93は、その中心軸が、ねじ孔86の中心軸と同軸になるように形成されている。嵌合部91の貫通孔93及び芯部81のねじ孔86には、後述する止めねじ94が挿入される。
フランジ部92は、図10Cに示すように、嵌合部91よりも径方向(Z軸方向の直交する方向)に張り出されるように形成されている。これにより、フランジ部92は、嵌合部91に嵌合された回転板本体21を−Z側(鉛直方向の下側)から支持する。フランジ部92の直径D1は、例えば、90mmである。また、フランジ部92の厚み(Z軸方向の厚み)は、例えば、8mmである。
図10A及び図10Bに示すように、芯部81の大径部84の上面81a(+Z側の上面)は、保持部90の嵌合部91の上面90a(+Z側の上面)よりも、−Z方向(鉛直下方)にオフセットされている。オフセット量は、例えば、3mmである。
図10Dに示すように、芯部81の下面81b(−Z側の下面)は、保持部90の下面90b(−Z側の下面)よりも、+Z方向(鉛直上方)にオフセットされている。オフセット量は、例えば、3mmである。これにより、回転伝達部材80の下面(−Z側の下面)には、空間部87が形成される。
上述のように構成された回転伝達部材80は、図11に示すように、モータユニット40の出力軸41に連結される。なお、出力軸41は、予め、ケーシング50の天板部54に形成された貫通孔54aに挿入されている。出力軸41には、キー溝41aが形成されている。キー溝41aには、キー部材43が嵌め込まれる。このキー部材43が嵌め込まれた出力軸41が、回転伝達部材80の芯部81の貫通孔82に挿入される。そうすると、図12に示すように、キー部材43は、貫通孔82に形成されたキー溝83にも、嵌め込まれる。さらに、回転伝達部材80の保持部90に形成された貫通孔93から、止めねじ94が挿入される。貫通孔93を通過した止めねじ94は、芯部81のねじ孔86に捻じ込まれる。ねじ孔86に捻じ込まれた止めねじ94の先端は、キー部材43を、−X方向に押圧する。これにより、回転伝達部材80の芯部81は、モータユニット40の出力軸41とともに回転するように、出力軸41に連結される。
また、上述のように構成された回転伝達部材80の保持部90に、図13に示すように、回転板ユニット20の回転板本体21が保持される。詳しくは、回転伝達部材80の保持部90の嵌合部91は、回転板本体21の嵌合孔22に嵌合される。嵌合部91が嵌合されると、回転板本体21は、図9に示すように、フランジ部92によって、−Z側(鉛直方向の下側)から支持される。これにより、回転板本体21は、ケーシング本体51に、略水平状態に架承され、かつ回転板本体21は、回転伝達部材80の保持部90とともに回転するように保持される。なお、回転伝達部材80は、ケーシング50の天板部54の上面(+Z側の面)に摺動するように配置される。
次に、上述のように構成されたターンテーブル10の動作について、図2、図7A、図7B、図9、及び図14を用いて説明する。ターンテーブル10の回転板ユニット20の載せ台25には、展示物100を載せる。本実施形態において、図14に示すように、展示物100は、花である。
先ず、図2及び図9を参照するとわかるように、モータユニット40のモータ本体に電源が供給されることによって、モータユニット40の出力軸41が所定の方向に回転(正転)する。出力軸41が所定の方向に回転すると、回転伝達部材80の芯部81が、出力軸41に連結されているため、回転伝達部材80も、出力軸41に同期して回転(正転)する。このとき、回転伝達部材80は、ケーシング50の天板部54の上面(+Z側の面)を摺動しつつ、回転する。
さらに、回転伝達部材80が回転すると、回転伝達部材80の保持部90に保持されている回転板本体21も、回転伝達部材80に同期して回転(正転)する。
回転板本体21が回転すると、図7A及び図7Bを参照するとわかるように、回転板本体21上に配置された滑り止め部材35の摩擦作用によって、ベアリング30の外側軌道輪部32が、回転(正転)する。載せ台25は、ベアリング30のみによって、回転板本体21に支持されているため、回転板本体21の回転運動が、ベアリング30を介して伝達されて、載せ台25も、同じ方向に回転する。このときの載せ台25は、回転板本体21の回転速度よりも小さい回転速度で回転する。なお、載せ台25の回転速度は、載せ台25に置かれた展示物100の重量により変化する。例えば、展示物100が、比較的、軽量であれば、載せ台25は、回転板本体21の回転速度に近似した回転速度で回転する。一方、展示物100が重量物であれば、回転板本体21の回転速度と、載せ台25の回転速度との差は大きくなる。
載せ台25が回転すると、図14に示すように、載せ台25に置かれた展示物100も回転する。これにより、展示物100の展示効果を高めることができる。
また、モータユニット40の出力軸41の回転速度や、回転の開始及び停止等は、コントローラ60によって制御される。例えば、コントローラ60の記憶部に記憶されたプログラムに基づいて、コントローラ60は、モータユニット40の出力軸41を等速に回転する。この場合、回転板ユニット20の回転板本体21及び載せ台25は、回転伝達部材80を介して、等速に回転する。次に、回転開始後から所定時間が経過したら、コントローラ60は、モータユニット40の出力軸41の回転を停止する。そうすると、出力軸41の回転の停止に伴い、回転板ユニット20の回転板本体21の回転も停止する。なお、載せ台25は、ベアリング30を介して、回転板本体21に支持されているため、回転板本体21の回転が停止した後も、回転の慣性力に基づいて、しばらく、回転し続ける。次に、回転停止後から所定時間が経過すると、コントローラ60を介して、モータユニット40の出力軸41の回転を開始する。以後、コントローラ60は、上記の制御を繰り返す。
また、以下のように、モータユニット40の出力軸41の回転を制御することも可能である。例えば、コントローラ60は、記憶部に記憶されたプログラムに基づいて、モータユニット40の出力軸41の回転を開始するとともに、出力軸41の回転速度を、漸次、上げていく。そうすると、出力軸41の回転速度の上昇に伴い、回転板ユニット20の回転速度も上昇していく。そして、出力軸41の回転速度が、予め、記憶部に記憶された設定速度にまで到達したら、コントローラ60は、出力軸41の回転を停止させる。すると、出力軸41の回転の停止に伴い、回転板ユニット20の回転板本体21の回転も停止する。なお、載せ台25は、ベアリング30を介して、回転板本体21に支持されているため、回転板本体21の回転が停止した後も、回転の慣性力に基づいて、しばらく、回転する。
続いて、コントローラ60は、出力軸41の回転の停止から、所定時間経過した後、再び、モータユニット40の出力軸41の回転を開始する。そして、モータユニット40の出力軸41の回転速度を、漸次、上げていく。そうすると、出力軸41の回転速度の上昇に伴い、回転板ユニット20の回転速度も上昇していく。そして、出力軸41の回転速度が、予め、記憶部に記憶された設定速度にまで到ると、コントローラ60を介して、出力軸41の回転を停止する。以後、コントローラ60は、上記の制御を繰り返す。
以上、説明したように、本第1の実施形態に係る回転伝達部材80においては、嵌合部91が回転板本体21に形成された嵌合孔22へ嵌合するとともに、フランジ部92が回転板本体21を下側(−Z側)から支持する。これにより、回転伝達部材80は、モータユニット40の出力軸41の回転を、回転板ユニット20の回転板本体21に確実に伝達する。結果として、回転板本体21を確実に回転させることができるターンテーブル10を提供できる。
また、本第1の実施形態においては、回転伝達部材80の樹脂からなる保持部90は、融着加工に基づいて、金属からなる芯部81の大径部84の外周面81cを囲繞するように固着されている。これにより、保持部90は、芯部81に強い固着力で固着される。このため、回転伝達部材80は、モータユニット40の出力軸41の回転を、回転板ユニット20の回転板本体21に確実に伝達できる。なお、芯部81の大径部84の外周面81cを囲繞する加工をする際に、芯部81の大径部84の上面81a(+Z側の上面)を、保持部90の嵌合部91の上面90a(+Z側の上面)よりも、−Z方向(鉛直下方)にオフセットする方が望ましい。同様に、芯部81の下面81b(−Z側の下面)を、保持部90の下面90b(−Z側の下面)よりも、+Z方向(鉛直上方)にオフセットする方が望ましい。これにより、この芯部81を保護することができる。
また、本第1の実施形態においては、芯部81を構成する金属は、アルミニウムである。アルミニウムは、他の金属(例えば、ステンレス鋼など)に比べて、比較的、軽量である。このため、回転伝達部材80全体の軽量化に寄与することができる。これにより、回転伝達部材80は、モータユニット40の出力軸41の回転を、回転板ユニット20の回転板本体21に確実に伝達できる。
また、本第1の実施形態においては、保持部90を構成する樹脂は、自己潤滑性を有するナイロン系樹脂である。回転伝達部材80は、ケーシング50の天板部54の上面(+Z側の面)を摺動しつつ、回転する。このため、回転伝達部材80は、モータユニット40の出力軸41の回転を、保持部90の樹脂の自己潤滑性能に基づいて、回転板ユニット20の回転板本体21に確実に伝達できる。また、回転に伴い生ずる振動音を抑制できる。
また、本第1の実施形態においては、芯部81の下面81bは、保持部90の下面90bよりも+Z方向(鉛直上方)にオフセットされている。このため、回転伝達部材80の保持部90のみが、ケーシング50の天板部54の上面(+Z側の面)に接触する。保持部90は、自己潤滑性を有するナイロン系樹脂からなるため、回転伝達部材80は、モータユニット40の出力軸41の回転を、回転板ユニット20の回転板本体21に確実に伝達できる。
また、本第1の実施形態においては、モータユニット40の出力軸41が有するキー部材43が、回転伝達部材80に形成されたキー溝83に係合することにより、出力軸41の回転運動が、芯部81に伝達される。これにより、回転伝達部材80は、モータユニット40の出力軸41の回転を、回転板ユニット20の回転板本体21に確実に伝達できる。
また、本第1の実施形態においては、載せ台25は、回転板本体21にベアリング30を介して支持されている。そして、例えば、ターンテーブル10のユーザが、指Fで載せ台25を押した場合(図7Cに示される状態)や、ユーザが不注意で、載せ台25に触れた場合には、ベアリング30の作用により、回転板本体21の回転運動が、載せ台25に伝達されなくなる。すなわち、回転板本体21の回転運動の伝達が遮断される。これにより、載せ台25は、非回転状態となり、回転板本体21が空転する。この結果、ユーザの安全性が確保される。
また、本第1の実施形態においては、載せ台25は、回転板本体21にベアリング30を介して支持されているため、載せ台25に置かれた展示物100の重量により、載せ台25の回転速度が変化する。このため、比較的、重い展示物100の場合は、載せ台25の回転速度が小さくなり、比較的、軽い展示物100の場合は、載せ台25の回転速度が大きくなる。これにより、ターンテーブル10の使い勝手が良好になる。
また、本第1の実施形態においては、ケーシング50の基部55には、滑り止めのための被膜部52が形成されている。このため、台車70の上面(+Z側の面)に、ケーシング50を置いただけで、台車70に生じた振動を、被膜部52が良好に吸収する。これにより、ターンテーブル10は、免震性能を発揮することができる。
《第2実施形態》
前記第1実施形態においては、展示物100は、花であるが、これに限らず、ターンテーブル10の展示物100は、任意である。以下、花以外の好ましい例として、展示物101をスカートとした第2実施形態に係るターンテーブル10Aについて、図15A〜図16Bを用いて説明する。
展示物101としてスカートを用いる場合、先ず、図15Aに示すように、スカートを展示するための展示台110を、回転板ユニット20の載せ台25に取り付ける。
展示台110は、スカートを取り付けるための円錐台形状に形成された取付部111と、取付部111から下方向(−Z方向)に延出するように形成された3本の支柱112と、これらの支柱112を支持する基部113とから構成される。
基部113には、Z軸方向に貫通する貫通孔113aが形成されている。この貫通孔113aには、ボルトが挿入される。貫通孔113aに挿入されたボルトは、載せ台25に形成されたねじ穴27に捻じ込まれる。これにより、図15Bに示すように、展示台110は、載せ台25に固定される。なお、展示台110は、載せ台25の回転に対して、偏心しないように固定される。
載せ台25に固定された展示台110には、図16Aに示すように、展示物101が取り付けられる。展示物101は、上述したように、スカートである。スカートは、展示台110の取付部111に取り付けられる。詳しくは、スカートのウエスト部分が、円錐台形状に形成された取付部111に、上方から引っ掛けられる。
上述のように展示物101が取り付けられたターンテーブル10Aにおいて、回転板ユニット20が回転すると、図16Bに示すように、回転板ユニット20の載せ台25に固定されている展示台110も回転する。そうすると、展示台110に取り付けられている展示物101(スカート)も回転する。展示物101は、展示台110の回転に基づく遠心力により、裾が広がりつつ回転する。これにより、展示物101の展示効果を高めることができる。
《第3実施形態》
以下、本発明の第3実施形態に係るターンテーブル10Bについて、図17A及び図17Bを用いて説明する。なお、図中のXY平面は水平な面であり、図中のZ軸の方向は鉛直方向である。ターンテーブル10Bは、ベアリングユニット120をさらに有する点で、上述の第1実施形態に係るターンテーブル10と相違する。
ベアリングユニット120は、載せ台25を、回転伝達部材80に回転可能に支持する部材である。ベアリングユニット120は、ベアリング121(第2ベアリング)と、ベアリング121を収容するベアリングハウジング122と、ベアリングハウジング122を回転伝達部材80に固定するためのボルト123とを有する。なお、本第3実施形態においては、回転伝達部材80の貫通孔82の+Z側の開口近傍の内周面には、ボルト123の雄ねじに螺合する雌ねじが形成されている。
ベアリング121(第2ベアリング)は、例えば、スラストボールベアリングから構成されている。このベアリング121は、載せ台25に形成された貫通孔26の開口(+Z側の開口)を覆うように配置される。さらに、ベアリング121の上側(+Z側)から、ベアリングハウジング122が配置される。ベアリングハウジング122には、Z軸方向に貫通する孔が形成されており、この孔には、ボルト123が挿入される。ボルト123は、載せ台25に形成された貫通孔26に挿入されるとともに、回転伝達部材80の貫通孔82に捻じ込まれる。これにより、ベアリング121は、載せ台25を、回転伝達部材80に回転可能に支持する。
以上、説明したように、本第3の実施形態に係るターンテーブル10Bにおいては、ベアリングユニット120をさらに有する。このため、載せ台25を安定して回転させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態等によって限定されるものではない。
例えば、第1実施形態及び第3実施形態では、ベアリング30(第1ベアリング)は、ラジアルボールベアリングから構成されている。しかしながら、これに限らず、スラストボールベアリングから構成されていてもよい。また、ボールベアリングではなく、すべり軸受けであってもよい。
また、第3実施形態では、ベアリング121(第2ベアリング)は、スラストボールベアリングから構成されている。しかしながら、これに限らず、ラジアルボールベアリングから構成されていてもよい。また、ボールベアリングではなく、すべり軸受けであってもよい。
また、本実施形態では、回転伝達部材80の保持部90の嵌合部91は、四隅が丸い略正方形状となるように形成されている。しかしながら、これに限らず、回転伝達部材80の回転運動が、回転板本体21に伝達される形状であればよい。例えば、三角形状や六角形状等の多角形状であってもよい。
また、本実施形態では、モータユニット40の出力軸41の回転速度は、等速であったり、上昇させたりしている。しかしながら、これに限らず、出力軸41の回転速度や速度の増減の度合い等は、適宜、変更可能である。出力軸41の回転開始から回転停止までの時間や、回転停止から回転開始までの時間等も、適宜、変更可能である。
また、本実施形態では、ターンテーブル10、10A、10Bは、商品を載せて、その商品を回転させつつ、展示するものとして、例示したが、これに限らず、塗装作業等を行うための作業台として用いてもよいし、これら以外の用途で用いてもよい。
なお、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
(付記1)回転軸を有するモータと、
前記回転軸の回転運動に基づいて、回転する回転体と、
前記回転軸の回転運動を、前記回転体に伝達する回転伝達部材と、
前記回転体に、第1ベアリングを介して支持されることで、前記回転体の回転運動が、前記第1ベアリングを介して伝達される載せ台と、
を有し、
前記回転伝達部材は、
前記モータの前記回転軸に連結されることで、前記回転軸とともに回転する芯部と、
前記芯部に固着されて形成されるとともに、前記回転体を保持する保持部と、
を有し、
前記保持部は、
前記回転体に形成された嵌合孔に嵌合する形状に形成された嵌合部と、
前記嵌合部よりも径方向に張り出されるように形成されることで、前記嵌合部に嵌合された前記回転体を鉛直方向の下側から支持するフランジ部と、から構成され、
前記載せ台は、第2ベアリングを介して、前記回転伝達部材に回転可能に支持され、
前記載せ台に、荷重が加わった場合には、前記第1ベアリングにより、前記回転体の回転運動の前記載せ台への伝達が遮断されることを特徴とするターンテーブル。
(付記2)前記芯部は、金属からなり、
前記保持部は、樹脂からなり、
前記樹脂の一部を溶かして、前記金属に融着させる融着加工に基づいて、前記保持部を、前記芯部に固着させることを特徴とする付記1に記載のターンテーブル。
(付記3)前記芯部を構成する前記金属は、アルミニウムであることを特徴とする付記2に記載のターンテーブル。
(付記4)前記保持部を構成する前記樹脂は、ナイロン系樹脂であることを特徴とする付記2又は3に記載のターンテーブル。
(付記5)前記芯部の下面は、前記保持部の下面よりも鉛直上方にオフセットされていることを特徴とする付記1乃至4のいずれか一つに記載のターンテーブル。
(付記6)前記芯部には、前記芯部の軸方向を貫通するとともに、キー溝を有する貫通孔が形成され、
前記モータの前記回転軸が有するキーが、前記キー溝に係合することにより、前記回転軸の回転運動が、前記芯部に伝達されることを特徴とする付記1乃至5のいずれか一つに記載のターンテーブル。
(付記7)前記第1ベアリングは、
内側軌道輪部と、
前記内側軌道輪部の外径よりも大きな内径の外側軌道輪部と、
前記内側軌道輪部と前記外側軌道輪部との間に配置された複数のボールと、
を有するラジアルボールベアリングから構成されることを特徴とする付記1乃至6のいずれか一つに記載のターンテーブル。
(付記8)前記回転体は、略円板形状に形成され、
前記回転体の外径と、前記第1ベアリングの前記外側軌道輪部の外径とは、同等であることを特徴とする付記7に記載のターンテーブル。
(付記9)前記第2ベアリングは、スラストボールベアリングから構成されることを特徴とする付記1乃至8のいずれか一つに記載のターンテーブル。
(付記10)前記モータを収容するとともに、前記モータの前記回転軸を通すための貫通孔が形成されたケーシングを有し、
前記ケーシングの下端には、滑り止めのための被膜層が形成されていることを特徴とする付記1乃至9のいずれか一つに記載のターンテーブル。
10、10A、10B ターンテーブル
20 回転板ユニット
21 回転板本体(回転体)
22 嵌合孔
23 段付部
24A 外側部分
24B 内側部分
25 載せ台
26 貫通孔
27 ねじ穴
30 ベアリング(第1ベアリング)
31 内側軌道輪部
32 外側軌道輪部
33 転動体
34 止め具
35 滑り止め部材
40 モータユニット(モータ)
41 出力軸(回転軸)
41a キー溝
42 ケーブル
43 キー部材
50 ケーシング
51 ケーシング本体
52 被膜部
53 筒部
53a 貫通孔
54 天板部
54a 貫通孔
55 基部
60 コントローラ
70 台車
71 台車本体
72 キャスター
80 回転伝達部材
81 芯部
81a (大径部84の)上面
81b 下面
81c (大径部84の)外周面
82 貫通孔
83 キー溝
84 大径部
85 小径部
86 ねじ孔
87 空間部
90 保持部
90a (嵌合部91の)上面
90b 下面
90c (嵌合部91の)外周面
91 嵌合部
92 フランジ部
93 貫通孔
94 止めねじ
100、101 展示物
110 展示台
111 取付部
112 支柱
113 基部
113a 貫通孔
120 ベアリングユニット
121 ベアリング(第2ベアリング)
122 ベアリングハウジング
123 ボルト
L1、L2、L3、L4 長さ
D1 直径
R 曲率半径
F 指

Claims (12)

  1. モータの回転軸の回転運動を、ターンテーブルの回転体に伝達する回転伝達部材であって、
    前記モータの前記回転軸に連結されることで、前記回転軸とともに回転する芯部と、
    前記芯部に固着されて形成されるとともに、前記回転体を保持する保持部と、
    を有し、
    前記保持部は、
    前記回転体に形成された嵌合孔に嵌合する形状に形成された嵌合部と、
    前記嵌合部よりも径方向に張り出されるように形成されることで、前記嵌合部に嵌合された前記回転体を鉛直方向の下側から支持するフランジ部と、から構成され、
    前記芯部の下面は、前記保持部の下面よりも鉛直上方にオフセットされていることを特徴とする回転伝達部材。
  2. 前記芯部は、金属からなり、
    前記保持部は、樹脂からなり、
    前記樹脂の一部を溶かして、前記金属に融着させる融着加工に基づいて、前記保持部を、前記芯部に固着させることを特徴とする請求項1に記載の回転伝達部材。
  3. 前記芯部を構成する前記金属は、アルミニウムであることを特徴とする請求項2に記載の回転伝達部材。
  4. 前記保持部を構成する前記樹脂は、ナイロン系樹脂であることを特徴とする請求項2又は3に記載の回転伝達部材。
  5. 前記芯部には、前記芯部の軸方向を貫通するとともに、キー溝を有する貫通孔が形成され、
    前記モータの前記回転軸が有するキーが、前記キー溝に係合することにより、前記回転軸の回転運動が、前記芯部に伝達されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の回転伝達部材。
  6. 回転軸を有するモータと、
    前記回転軸の回転運動に基づいて、回転する回転体と、
    前記回転軸の回転運動を、前記回転体に伝達する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の回転伝達部材と、
    を有することを特徴とするターンテーブル。
  7. 前記回転体に、第1ベアリングを介して支持されることで、前記回転体の回転運動が、前記第1ベアリングを介して伝達される載せ台を有することを特徴とする請求項6に記載のターンテーブル。
  8. 前記第1ベアリングは、
    内側軌道輪部と、
    前記内側軌道輪部の外径よりも大きな内径の外側軌道輪部と、
    前記内側軌道輪部と前記外側軌道輪部との間に配置された複数のボールと、
    を有するラジアルボールベアリングから構成されることを特徴とする請求項7に記載のターンテーブル。
  9. 前記回転体は、略円板形状に形成され、
    前記回転体の外径と、前記第1ベアリングの前記外側軌道輪部の外径とは、同等であることを特徴とする請求項8に記載のターンテーブル。
  10. 前記載せ台は、第2ベアリングを介して、前記回転伝達部材に回転可能に支持されていることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載のターンテーブル。
  11. 前記第2ベアリングは、スラストボールベアリングから構成されることを特徴とする請求項10に記載のターンテーブル。
  12. 前記モータを収容するとともに、前記モータの前記回転軸を通すための貫通孔が形成されたケーシングを有し、
    前記ケーシングの下端には、滑り止めのための被膜層が形成されていることを特徴とする請求項6乃至11のいずれか一項に記載のターンテーブル。
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