JP2014045870A - 掃除具及びこの掃除具を用いた電気掃除機 - Google Patents

掃除具及びこの掃除具を用いた電気掃除機 Download PDF

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光宏 岡▲崎▼
Tomoo Kobayashi
朋生 小林
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Isamu Kosaka
勇 高坂
Ryuichi Uchida
龍一 内田
Sansei Kabashima
山青 椛島
Hiroaki Ito
大聡 伊藤
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Abstract

【課題】作業者が手元の操作部の操作量を保持することなく、吸込み口の角度を保持することができる掃除具等を提供する。
【解決手段】掃除具等は、電気掃除機の手元ホース又は延長管に接続し得るように形成された継手管と、前記継手管に接続された管路と、前記管路の前記継手側とは反対側に設けられた吸込み口と、前記管路に設けられ、前記管路に対する前記吸込み口の角度を変化させ得るように形成された回転接続部と、前記継手管に近接して設けられ、操作された際に操作量に応じた量だけ前記回転接続部を回転させた状態で操作された後の状態に保持されるように形成された操作部と、を備えた。
【選択図】図2

Description

この発明は、掃除具及びこの掃除具を用いた電気掃除機に関するものである。
管路と吸込み口との間に回転接続部を備えた掃除具が提案されている。当該掃除具によれば、回転接続部を回転させることにより、吸込み口の角度を調整することができる。その結果、吸込み口を被掃除面に適切に対向させることができる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1記載のものにおいては、被掃除面の傾きが変わるたびに、作業者が吸込み口を直接触って操作する必要がある。このため、掃除の効率が下がる。また、吸込み口を直接触ることは衛生的ではない。
これに対し、手元のレバーの操作で吸込み口の角度を調整する掃除具が提案されている。当該掃除具によれば、被掃除面の傾きが変わるたびに、レバーを操作すればよい。すなわち、吸込み口を直接触る必要がない。
特開2009−261432号公報 特開2006−255373号公報
しかしながら、特許文献2記載のものにおいては、吸込み口の角度を中段で保持する場合に、作業者がレバーの操作量を保持する必要がある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、作業者が手元の操作部の操作量を保持することなく、吸込み口の角度を保持することができる掃除具及びこの掃除具を用いた電気掃除機を提供することである。
この発明に係る掃除具は、電気掃除機の手元ホース又は延長管に接続し得るように形成された継手管と、前記継手管に接続された管路と、前記管路の前記継手側とは反対側に設けられた吸込み口と、前記管路に設けられ、前記管路に対する前記吸込み口の角度を変化させ得るように形成された回転接続部と、前記継手管に近接して設けられ、操作された際に操作量に応じた量だけ前記回転接続部を回転させた状態で操作された後の状態に保持されるように形成された操作部と、を備えたものである。
この発明に係る電気掃除機は、上記掃除具が接続された手元ホース又は延長管を備えたものである。
この発明によれば、作業者が手元の操作部の操作量を保持することなく、吸込み口の角度を保持することができる。
この発明の実施の形態1における電気掃除機と手元ホースとの斜視図である。 この発明の実施の形態1における掃除具を斜め上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1における掃除具を図2とは反対側の斜め上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態1における掃除具を平面方向から見た断面図である。 この発明の実施の形態1における掃除具の要部を斜め上方から見た分解図である。 この発明の実施の形態1における掃除具の要部を図4とは反対側の斜め上方から見た分解図である。 この発明の実施の形態1における掃除具の要部を斜め上方から見た分解図である。 この発明の実施の形態1における掃除具の要部を図6とは反対側の斜め上方から見た分解図である。 この発明の実施の形態1における掃除具を側面方向から見た断面図である。 この発明の実施の形態1における掃除具の元側回転接続部を正面方向から見た断面図である。 この発明の実施の形態1における掃除具を図9とは反対側の側面方向から見た断面図である。 この発明の実施の形態1における掃除具の先側回転接続部の背面方向から見た断面図である。 この発明の実施の形態1における掃除具に用いる自在継ぎ手の側面図である。 この発明の実施の形態1における掃除具の標準状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1における掃除具の上方回転状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態1における掃除具の下方回転状態を示す側面図である。 この発明の実施の形態2における掃除具を斜め上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態2における掃除具を図18とは反対側の斜め上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態2における掃除具の要部を斜め上方から見た分解図である。 この発明の実施の形態2における掃除具の要部を図19とは反対側の斜め上方から見た分解図である。 この発明の実施の形態3における掃除具を斜め上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態3における掃除具を図21とは反対側の斜め上方から見た斜視図である。 この発明の実施の形態3における掃除具の要部を斜め上方から見た分解図である。 この発明の実施の形態3における掃除具の要部を図23とは反対側の斜め上方から見た分解図である。 この発明の実施の形態3における掃除具の要部を斜め上方から見た分解図である。 この発明の実施の形態3における掃除具の要部を図23とは反対側の斜め上方から見た分解図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における電気掃除機と手元ホースとの斜視図である。
図1において、電気掃除機1の内部には、電動送風機(図示せず)、集塵部(図示せず)、基板(図示せず)等が設けられる。
手元ホース2は、接続管2a、ホース2b、手元管2cを備える。接続管2aは、電気掃除機1の前部に接続される。ホース2bは、接続管2aの先側に接続される。ホース2bは、蛇腹状に形成される。手元管2cは、ホース2bの先側に接続される。手元ホース2は、伸縮管(図示せず)等を取り付け得るように形成される。手元管2cには、手元ホース握り部2dが形成される。手元ホース握り部2d近傍には、操作スイッチ2eが組み込まれる。
電気掃除機1の使用者は、手元ホース握り部2dを握って、操作スイッチ2eのスイッチ群を操作する。当該操作により、電源の入り切り、運転モード切替え等の信号が出力される。当該信号により、基板は、電気掃除機1を電気的に制御する。当該制御により電動送風機が動作した場合、吸引風が発生する。当該吸引風により、塵埃が手元管2cに吸引される。当該塵埃は、ホース2b、接続管2aを介して電気掃除機1まで搬送される。当該塵埃は、集塵部に蓄積される。
次に、図2〜4を用いて、掃除具の概要を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における掃除具を斜め上方から見た斜視図である。図3はこの発明の実施の形態1における掃除具を図2とは反対側の斜め上方から見た斜視図である。図4はこの発明の実施の形態1における掃除具を平面方向から見た断面図である。
図2と図3とに示すように、掃除具3は、継手管4、第1の管5、第2の管6、第3の管7、第4の管8、吸込み口9、元側回転接続部10、先側回転接続部11、元側操作部12、先側操作部13を備える。
継手管4は、最も元側に位置する。第1の管5は、継手管4の先側に位置する。第2の管6は、第1の管5の先側に位置する。第3の管7は、第2の管6の先側に位置する。第4の管8は、第3の管7の先側に位置する。吸込み口9は、第4の管8の先側に位置する。
図2〜図4に示すように、継手管4、第1の管5、第2の管6、第3の管7、第4の管8、吸込み口9の内部には、一連の吸塵風路が形成される。当該吸塵風路の主形状は、縦寸法が幅寸法よりも大きい扁平状からなる。
図2と図3とに示すように、元側回転接続部10は、第1の管5と第2の管6との間に位置する。先側回転接続部11は、第4の管と吸込み口9との間に位置する。元側操作部12は、継手管4に近接して設けられる。先側操作部13は、継手管4に近接して設けられる。
次に、図5と図6とを用いて、継手管4、第1の管5、第2の管6を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1における掃除具の要部を斜め上方から見た分解図である。図6はこの発明の実施の形態1における掃除具の要部を図4とは反対側の斜め上方から見た分解図である。
継手管4は、掃除具3を手元管2cに取り付け得るように形成される。継手管4の断面は、手元管2cとの気密性を確保しつつ手元管2cとの取り付け性を向上するように円形のテーパ管状に形成される。継手管4には、継手管4自身を握り易くするように継手管握り部4aが形成される。継手管握り部4aの断面は、元側から途中に向かって略楕円形から略円形に徐々に変化する。
第1の管5に関し、管路5aの元側には、継手管接続部5b、元側駆動軸受台5c、先側駆動第1軸受台5dが形成される。
継手管接続部5bは、継手管4と接続し得るように形成される。元側駆動軸受台5cには、軸穴5eが形成される。先側駆動第1軸受台5dには、軸穴5fが形成される。
管路5aの先側には、元側吸塵中継風路5g、元側歯車室5h、中継歯車室5i、隔壁5jが形成される。
元側吸塵中継風路5gには、側壁5kが形成される。側壁5kの元側には、軸穴5lが形成される。軸穴5l(図5と図6とにおいて図示せず)は、軸穴5eの中心線上に位置する。側壁5kの先側には、吸塵開口5mが形成される。吸塵開口5mは、長手方向を縦方向にして形成される。吸塵開口5mの縦寸法は、第2の管6の回転範囲分を加味して設定される。
元側歯車室5hは、元側吸塵中継風路5gに覆われる。元側歯車室5hは、管路5aの軸線に対して傾斜するように形成される。元側歯車室5hには、側壁5nが形成される。側壁5nには、軸穴5oが形成される。軸穴5oは、軸穴5lの中心線上に位置する。元側歯車室5hを塞ぐように、元側歯車室蓋5pが設けられる。元側歯車室蓋5pは、側壁5nに倣って平板状に形成される。元側歯車室蓋5pの中央部には、歯車穴5qが形成される。
中継歯車室5iは、元側吸塵中継風路5gの一側に形成される。中継歯車室5iには、側壁5rが形成される。側壁5rの元側には、軸穴5sが形成される。軸穴5sは、軸穴5fの中心線上に位置する。側壁5rの先側には、軸開口5tが形成される。軸開口5tは、長手方向を縦方向にするように形成される。軸開口5tの縦寸法は、第2の管6の回転範囲分を加味して設定される。
隔壁5jは、元側吸塵中継風路5gと中継歯車室5iとを分離するように形成される。隔壁5jの中央部には、軸穴5uが形成される。
第2の管6に関し、管路6aの元側には、円筒壁6b、円形壁6c、穴空き円形壁6dが形成される。円筒壁6b、円形壁6c、穴空き円形壁6dは、元側吸塵中継風路5g、中継歯車室5iを覆うように形成される。
円筒壁6bの大きさは、吸塵開口5mの縦寸法及び軸開口5tの縦寸法に、第2の管6の回転範囲分を加味して設定される。円筒壁6bの内径は、元側吸塵中継風路5gの外径と中継歯車室5iの外径との間に必要最小限のすき間が形成されるように設定される。
円筒壁6bには、管路6aとの対向部に吸塵開口6e(図5と図6とにおいては図示せず)が形成される。吸塵開口6eは、吸塵開口5mと対向する。吸塵開口6eの幅寸法は、吸塵開口5mの幅寸法とほぼ同様に設定される。吸塵開口6eの縦寸法は、吸塵開口5mの縦寸法に第2の管6の回転範囲を加味して設定される。円筒壁6bの先側には、軸穴6fが形成される。軸穴6fは、軸開口5tと対向する。
円形壁6cは、円筒壁6bの一側面に連なる。円形壁6cは、元側吸塵中継風路5gの蓋体として機能する。すなわち、円形壁6cの内面は、元側吸塵中継風路5gの端面との間に必要最小限のすき間が形成されるように設定される。円形壁6cの中央部には、ねじ穴6jが形成される。
穴空き円形壁6dは、円筒壁6bの他側面に連なる。すなわち、穴空き円形壁6dは、円形壁6cに対向する。穴空き円形壁6dは、中継歯車室5iの蓋体として機能する。穴空き円形壁6dの中央部には、軸穴6kが形成される。
管路6aの先側には、凸部6gと先側駆動第2軸受台6hとが形成される。先側駆動第2軸受台6hには、軸穴6iが形成される。軸穴6iは、軸穴6fの中心線上に位置する。
次に、図7と図8とを用いて、第3の管7、第4の管8、吸込み口9を説明する。
図7はこの発明の実施の形態1における掃除具の要部を斜め上方から見た分解図である。図8はこの発明の実施の形態1における掃除具の要部を図6とは反対側の斜め上方から見た分解図である。
第3の管7に関し、管路7aの元側には、管接続部7bが形成される。管接続部7bには、凹部7cが形成される。管路7aの先側には、管接続部7dが形成される。管接続部には、凹部7eが形成される。
第4の管8に関し、管路8aの元側には、凸部8bと先側駆動第4軸受台8cとが形成される。先側駆動第4軸受台8cには、軸穴8dが形成される。
管路8aの先側には、先側吸塵中継風路8eが形成される。先側吸塵中継風路8eには、側壁8fが形成される。側壁8fの元側には、軸穴8g(図5と図6とにおいては図示せず)が形成される。先側吸塵中継風路8eには、開口面8hと底壁8iが形成される。底壁8iの中央部には、軸穴8jが形成される。
先側吸塵中継風路8eに覆われるように、先側歯車室8kが形成される。先側歯車室8kは、管路8aの軸線に対して傾斜するように形成される。先側歯車室8kには、側壁8lが形成される。側壁8lには、軸穴8m(図7と図8とにおいては図示せず)が形成される。軸穴8mは、軸穴8gの中心線上に位置する。先側歯車室8kを塞ぐように、先側歯車室蓋8nが設けられる。先側歯車室蓋8nは、側壁8lに倣って平板状に形成される。先側歯車室蓋8nの中央部には、歯車穴8oが形成される。
吸込み口9に関し、吸込み口本体9aは、縦方向に扁平で袋状に形成される。吸込み口本体9aの上側には、作業用穴9bが形成される。吸込み口本体9aの下側には、吸塵口9cが形成される。吸塵口9cは、横方向に扁平となるように形成される。
吸込み口本体9aの上側には、支持板9dが設けられる。支持板9dは、開口面8hに対向する。支持板9dは、3方に広がる。支持板9dの中央部には、ねじ穴9eが形成される。ねじ穴9eは、作業用穴9bに対向する。
支持板9dの間には、扇状の吸塵開口9fが形成される。支持板9dと吸塵開口9fとの周囲には、外回転ガイド9gが形成される。外回転ガイド9gは、側壁8fの外側に倣ったリング状のリブからなる。外回転ガイド9gは、吸込み口本体9aが回転する際のガイドとなるように形成される。外回転ガイド9gは、吸塵風路内の真空度の落ち込みを防止するように形成される。
作業用穴9bの外側には、作業用穴蓋9hが設けられる。作業用穴蓋9hは、作業用穴9bを塞ぐように形成される。作業用穴蓋9hは、吸塵風路内の真空度の落ち込みを防止するように形成される。
吸塵口9cの周囲には、植毛9iが設けられる。植毛9iは、馬毛やナイロン毛等からなる。
次に、図9と図10とを用いて、元側回転接続部10を説明する。
図9はこの発明の実施の形態1における掃除具3を側面方向から見た断面図である。図10はこの発明の実施の形態1における掃除具3の元側回転接続部を正面方向から見た断面図である。
図9と図10とに示すように、元側回転接続部10は、元側歯車室5h内に設けられる。元側回転接続部10は、元側ウォーム歯車10a、元側ウォームホイール歯車10bを備える。元側ウォーム歯車10aと元側ウォームホイール歯車10bは、食い違い軸の歯車からなる。
例えば、元側ウォーム歯車10aは、黄銅等の切削加工に適した高強度素材からなる。元側ウォーム歯車10aの表面には、歯(図示せず)が形成される。歯は、螺旋状に形成される。元側ウォーム歯車10aの中央部には、軸穴10cが形成される。元側ウォーム歯車10aには、止めねじ下穴10dが形成される。止めねじ下穴10dは、軸穴10cと直交する。
元側ウォームホイール歯車10bは、黄銅等の切削加工に適した高強度素材からなる。元側ウォームホイール歯車10bの表面には、歯(図示せず)が形成される。歯は、元側ウォーム歯車10aに対応する。元側ウォームホイール歯車10bの中央部には、軸穴10eが形成される。元側ウォームホイール歯車10bには、止めねじ下穴10fが形成される。止めねじ下穴10fは、軸穴10eと直交する。元側ウォームホイール歯車10bの側面には、締結ねじ下穴10gが形成される。
次に、図11と図12を用いて、先側回転接続部11を説明する。
図11はこの発明の実施の形態1における掃除具を図9とは反対側の側面方向から見た断面図である。図12はこの発明の実施の形態1における掃除具の先側回転接続部の背面方向から見た断面図である。
図11と図12とに示すように、先側回転接続部11は、中継歯車室5i内と先側歯車室内8kとに設けられる。
中継歯車室5i内には、駆動側小かさ歯車11a、被動側小かさ歯車11b、大かさ歯車11cが設けられる。駆動側小かさ歯車11a、被動側小かさ歯車11b、大かさ歯車11cの軸は、一点で交わるように配置される。
駆動側小かさ歯車11aは、中継歯車室内5jの元側に設けられる。駆動側小かさ歯車は、成形加工も可能な高強度素材で形成される。駆動側小かさ歯車11aの表面には、歯(図示せず)が形成される。駆動側小かさ歯車11aの中央部には、軸穴11dが形成される。駆動側小かさ歯車11aには、止めねじ下穴11eが形成される。止めねじ下穴11eは、軸穴11dと直交する。
被動側小かさ歯車11bは、中継歯車室内5jの先側に設けられる。被動側小かさ歯車11bは、成形加工も可能な高強度素材で形成される。被動側小かさ歯車11bの表面には、歯(図示せず)が形成される。被動側小かさ歯車11bの中央部には、軸穴11fが形成される。被動側小かさ歯車11bには、止めねじ下穴11gが形成される。止めねじ下穴11gは、軸穴11fと直交する。
大かさ歯車11cは、成形加工も可能な高強度素材からなる。大かさ歯車11cの表面には、歯(図示せず)が形成される。歯は、駆動側小かさ歯車11aと被動側小かさ歯車11bとに対応する。大かさ歯車11cの中央部には、軸穴11hが形成される。
先側歯車室8k内には、先側ウォーム歯車11i、先側ウォームホイール歯車11jが設けられる。先側ウォーム歯車11iと先側ウォームホイール歯車11jは、食い違い軸の歯車からなる。
例えば、先側ウォーム歯車11iは、黄銅等の切削加工に適した高強度素材からなる。先側ウォーム歯車11iには、歯(図示せず)が形成される。歯は、螺旋状に形成される。先側ウォーム歯車11iの中央部には、軸穴11kが形成される。先側ウォーム歯車11iには、止めねじ下穴11lが形成される。止めねじ下穴11lは、軸穴11kと直交する。
先側ウォームホイール歯車11jは、黄銅等の切削加工に適した高強度素材からなる。先側ウォームホイール歯車11jの表面には、歯(図示せず)が形成される。歯は、先側ウォーム歯車11iに対応する。先側ウォームホイール歯車11jの中央部には、軸穴11mが形成される。先側ウォームホイール歯車11jには、止めねじ下穴11nが形成される。止めねじ下穴11nは、軸穴11mと直交する。先側ウォームホイール歯車11jの側面には、締結ねじ下穴11oが形成される。
次に、図5〜図8を用いて、元側操作部12、先側操作部13を説明する。
図2と図3とに示すように、元側操作部12は、元側駆動軸12a、元側回転操作ツマミ12bを備える。
元側駆動軸12aは、元側回転接続部10の元側から継手管4側へ突き出すように設けられる。例えば、元側駆動軸12aは、ステンレス等の高強度素材からなる。元側駆動軸12aの外径は、軸穴5lの内径に対し、必要最小限のすき間を確保するように設定される。元側駆動軸12aの両端には、Dカット12cが形成される。
元側回転操作ツマミ12bは、元側駆動軸12aの元側に設けられる。元側回転操作ツマミ12bは、使用者が指で摘める程度に円筒状に形成される。元側回転操作ツマミ12bの表面には、滑り止め用の凹凸12dが形成される。元側回転操作ツマミ12bの中央部には、軸穴12eが形成される。元側回転操作ツマミ12bには、止めねじ下穴12fが形成される。止めねじ下穴12fは、軸穴12eと直交する。
図5〜図8に示すように、先側操作部13は、先側駆動第1軸13a、先側駆動第2軸13b、先側駆動第3軸13c、先側駆動第4軸13d、自在継ぎ手13e、先側回転操作ツマミ13fを備える。
先側駆動第1軸13aは、元側回転接続部10の元側から継手管4側へ突き出すように設けられる。先側駆動第1軸13aの両端には、Dカット13gが形成される。先側駆動第2軸13bは、元側回転接続部10の先側から吸込み口9側へ突き出すように設けられる。先側駆動第2軸13bの両端は、Dカット13hが形成される。
先側駆動第3軸13cは、先側駆動第2軸13bの先側に設けられる。 先側駆動第3軸13cの両端には、Dカット13iが形成される。先側駆動第4軸13dは、先側駆動第3軸13cの先側に設けられる。先側駆動第4軸13dの両端には、Dカット13jが形成される。
自在継ぎ手13eの一方は、先側駆動第2軸13bの先側と先側駆動第3軸13cとの間に設けられる。自在継ぎ手13eの他方は、先側駆動第3軸13cの先側と先側駆動第4軸13dとの間に設けられる。
先側回転操作ツマミ13fは、使用者が指で摘める程度に円筒状に形成される。先側回転操作ツマミ13fの表面には、滑り止め用の凹凸13kが形成される。先側回転操作ツマミ13fの中央部には、軸穴13lが形成される。先側回転操作ツマミ13fには、止めねじ下穴13mが形成される。止めねじ下穴13mは、軸穴13lと直交する。先側回転操作ツマミ13fは、色や印にて元側回転操作ツマミ12bと区別される。
次に、図13を用いて、自在継ぎ手13eを説明する。
図13はこの発明の実施の形態1における掃除具に用いる自在継ぎ手の側面図である。
自在継ぎ手13eは、軸の角度方向を変化させるための専用の継ぎ手である。具体的には、自在継ぎ手13eは、一対の継ぎ手13n、中間体13oを備える。一対の継ぎ手13nは、円筒状に形成される。各継ぎ手13nには、止めねじ下穴13pが形成される。中間体13oは、継ぎ手13nの間の中央に設けられる。中間体13oは、2本の軸を備える。2本の軸は、十文字状に嵌め込まれる。
次に、図5〜図8を用いて、掃除具3の組み立て手順の概要を説明する。なお、掃除具3の組み立て手順は、以下の説明した手順に限定されない。
まず、図5と図6とにおいて、軸受14が元側駆動軸受台5cの軸穴5e、先側駆動第1軸受台5dの軸穴5f、元側歯車室5hの軸穴5o、中継歯車室5iの軸穴5s、隔壁5jの軸穴5uに装着される。
その後、元側歯車室5hに関し、元側回転接続部軸15が元側ウォームホイール歯車10bの軸穴10eに挿入される。その後、元側ウォームホイール歯車10bの止めねじ下穴10fと元側回転接続部軸15のDカット15aとを合わせた状態で、止めねじ16が締結される。なお、元側ウォームホイール歯車10bと元側回転接続部軸15との固定は、強度の確保できれば圧入等でもよい。
その後、元側ウォームホイール歯車10bと元側ウォーム歯車10aとの歯をかみ合わせた状態で、元側回転接続部軸15が隔壁の5jの軸穴5uに挿入される。その結果、元側ウォームホイール歯車10bと元側ウォーム歯車10aが元側歯車室5hに組み込まれる。この段階で、元側回転接続部軸15は、中継歯車室5iに現れる。
その後、元側駆動軸12aが元側駆動軸受台5cの軸穴5e、元側吸塵中継風路5gの軸穴5l、元側歯車室5hの軸穴5o、元側ウォーム歯車10aの軸穴10cの順に挿入される。その後、元側ウォーム歯車10aの止めねじ下穴10dと元側駆動軸12aのDカット12cとを合せた状態で、止めねじ16が締結される。その結果、元側駆動軸12aは、元側駆動軸受台5c、元側吸塵中継風路5g、元側歯車室5h、元側ウォーム歯車10aに支持される。
その後、軸受14が元側歯車室蓋5pの歯車穴5qに装着される。その後、歯車穴5qが元側ウォームホイール歯車10bに嵌るように元側歯車室5hの側壁5nに密着される。
その後、中継歯車室5iに関し、先側駆動第1軸13aが先側駆動第1軸受台5dの軸穴5f、中継歯車室5iの軸穴5lの順に挿入される。その後、中継歯車室5iの内部において、先側駆動第1軸13aが駆動側小かさ歯車11aの軸穴11dに挿入される。その後、駆動側小かさ歯車11aの止めねじ下穴11eと先側駆動第1軸13aのDカット13gとを合せた状態で、止めねじ16が締結される。その結果、先側駆動第1軸13aは、先側駆動第1軸受台4d、中継歯車室5i、駆動側小かさ歯車11aに支持される。
その後、先側駆動第2軸13bが中継歯車室5iの軸開口5tに挿入される。その後、中継歯車室5iの内部において、先側駆動第2軸13bが被動側小かさ歯車11bの軸穴11fに挿入される。その後、被動側小かさ歯車11bの止めねじ下穴11gと先側駆動第2軸13bのDカット13hとを合せた状態で、止めねじ16が締結される。
その後、元側回転接続部軸15が大かさ歯車11cの軸穴11hに挿入される。この際、大かさ歯車11cの歯が駆動側小かさ歯車11aの歯と被動側小かさ歯車11bの歯とにかみ合わされる。
その後、元側駆動軸12aの元側が元側回転操作ツマミ12bの軸穴12eに挿入される。その後、元側回転操作ツマミ12bの止めねじ下穴12fと元側駆動軸12aのDカット12cとを合わせた状態で、止めねじ16が締結される。その後、先側駆動第1軸13aの元側が先側回転操作ツマミ13fの軸穴13lに挿入される。その後、元側が先側回転操作ツマミ13fの止めねじ下穴13mと先側駆動第1軸13aのDカット13gとを合わせた状態で、止めねじ16が締結される。
その後、継手管4が第1の管5の継手管接続部5bに挿入するように接続される。接続方法は、掃除具3を使用する際の強度と吸塵風路としての気密性とを確保できればよい。例えば、凹凸による嵌合、超音波溶着、接着剤又は溶剤による接合等でもよい。
第2の管6に関し、軸受14が円筒壁6bの軸穴6f、先側駆動第2軸受台6hの軸穴6iに装着される。その後、先側駆動第2軸13bが円筒壁6bの軸穴6f、先側駆動第2軸受台6hの軸穴6iの順に挿入される。その後、円筒壁6b、円形壁6c、穴空き円形壁6dが元側吸塵中継風路5g、中継歯車室5iを覆うように配置される。
この際、穴空き円形壁6dは、元側回転接続部軸15の先端に接触する位置関係にある。当該接触量はわずかである。このため、穴空き円形壁6dを少し変形させることで、当該接触は回避される。この場合、元側回転接続部軸15の先端は、穴空き円形壁6dの軸穴6kに到達すれば、当該軸穴6kから覗くことができる。
その後、円形壁6cのねじ穴6jと元側ウォームホイール歯車10bの締結ねじ下穴10gとを合せた状態で、ねじ17が締結される。その後、E形止め輪18が座金19を介して元側回転接続部軸15の先端のE形止め輪用溝15bに装着される。当該装着により、元側回転接続部10周辺の組み立てに区切りが付く。
この時点で、元側回転操作ツマミ12bを操作(回転)すれば、元側駆動軸12aが回転する。当該回転に対応して、元側ウォーム歯車10aが回転する。当該回転に対応して、元側ウォームホイール歯車10bが減速回転する。当該回転に連動して、第2の管6が第1の管5に対して回転する。
これに対し、先側回転操作ツマミ13fを操作(回転)すれば、先側駆動第1軸13aが回転する。当該回転に対応して、駆動側小かさ歯車11aが回転する。当該回転に対応して、大かさ歯車11cが回転する。当該回転に対応して、被動側小かさ歯車11bが回転する。当該回転に対応して、先側駆動第2軸13bが回転する。
ここで、元側ウォームホイール歯車10bとともに、元側回転接続部軸15も回転する。これに対し、元側回転接続部軸15の外径は、大かさ歯車11cの軸穴11hの内径に対し、すきまばめとなるように設定される。このため、大かさ歯車11cは、元側回転接続部軸15の回転の影響を受けない。すなわち、大かさ歯車11cは、駆動側小かさ歯車11aの動きを被動側小かさ歯車11bに純粋に伝達する。
その後、軸受14が先側第4軸受台8cの軸穴8d、先側歯車室8kの軸穴8mに装着される。
先側歯車室8kに関し、先側回転接続部軸20が先側ウォームホイール歯車11jの軸穴11mに挿入される。その後、先側ウォームホイール歯車11jの止めねじ下穴11nと先側回転接続部軸20のDカット20aとを合せた状態で、止めねじ16が締結される。
その後、先側ウォームホイール歯車11jの歯と先側ウォーム歯車11iとの歯とをかみ合わせた状態で、先側回転接続部軸20が底壁8iの軸穴8jに挿入される。その結果、先側ウォームホイール歯車11jの歯と先側ウォーム歯車11iが先側歯車室8kに組み込まれる。この段階で、先側回転接続部軸20は、底壁8iを隔てた反対側に現れる。
その後、先側駆動第4軸13dが先側駆動第4軸受台8cの軸穴8d、先側吸塵中継風路8eの軸穴8g、先側歯車室8kの軸穴8m、先側ウォーム歯車11iの軸穴11kの順に挿入される。その後、先側ウォーム歯車11iの止めねじ下穴11lと先側駆動第4軸13dのDカット13jとを合せた状態で、止めねじ16が締結される。
その後、軸受14が先側歯車室蓋8nの歯車穴8oに装着される。その後、先側歯車室蓋8nが先側ウォームホイール歯車11jに嵌るように先側歯車室蓋8nの側壁8lに密着される。その後、E形止め輪18が座金19を介して先側回転接続部軸20の先端のE形止め輪用溝20bに装着される。
吸込み口9に関し、先側吸塵中継風路8eの開口面8hと吸込み口本体9aの吸塵開口9fとを合せた状態で、先側ウォームホイール歯車11jの締結ねじ下穴11oと支持板9dのねじ穴9eとが合っていることが確認される。この状態で、ねじ17が作業用穴9bを介してドライバーを用いて締結される。その後、作業用穴蓋9hが作業用穴9bに装着される。当該装着により、先側回転接続部11周辺の組み立てに区切りが付く。
この時点で、先側駆動第4軸13dを操作(回転)すれば、先側ウォーム歯車11iが回転する。当該回転に対応し、先側ウォームホイール歯車11jが減速回転する。当該回転に連動し、吸込み口9が回転する。
第3の管7に関し、第3の管7の凹部7cが第2の管6の凸部6gに嵌合される。第3の管7の凹部7eが第4の管8の凸部8bに嵌合される。この時点では、先側駆動第2軸13bの先側と先側駆動第4軸13dの元側とはかけ離れている。先側駆動第2軸13bの軸線と先側駆動第4軸13dの軸線とは段違いの状態にある。
先側駆動第3軸13cに関し、先側駆動第3軸13cの元側が自在継ぎ手13eと止めねじ16とを用いて先側駆動第2軸13bの先側に結合される。先側駆動第3軸13cの先側が自在継ぎ手13eと止めねじ16とを用いて先側駆動第4軸13dの元側に結合される。その結果、先側回転操作ツマミ13fから先側ウォームホイール歯車11jまでがつながれる。
次に、図14〜図16を用いて、掃除具3の使用方法を説明する。
図14はこの発明の実施の形態1における掃除具の標準状態を示す側面図である。図15はこの発明の実施の形態1における掃除具の上方回転状態を示す側面図である。図16はこの発明の実施の形態1における掃除具3下方回転状態を示す側面図である。
掃除具3を電気掃除機1に取り付けて使用する場合は、継手管4が手元管2cに取り付けられる。その結果、吸込み口9から電気掃除機1内の集塵部までが一連の吸塵風路となる。当該状態で操作スイッチ2eを押せば、電気掃除機1内の電動送風機(図示せず)が回転する。当該回転により、吸引風が発生する。当該吸引風により、塵埃が吸込み口9から吸引される。
この場合、図14〜図16に示すように、元側回転操作ツマミ12bを操作(回転)すれば、元側回転接続部10の回転角度を無段階に調整できる。その結果、第1の管5に対する第2の管6よりも先側の角度が調整される。この際、元側駆動軸12aには、荷重が加わる。当該荷重による元側駆動軸12aは、元側駆動軸受台5cに抑制される。
先側回転操作ツマミ13fを操作(回転)すれば、先側回転接続部11の回転角度を無段階に調整できる。その結果、第4の管8に対する吸込み口9の角度が調整される。この際、先側駆動第1軸13aに荷重が加わる。当該荷重による先側駆動第1軸13aの振れは、先側駆動第1軸受台5dに抑制される。
屋外の物置等、一般的な家庭において電気掃除機1への電源供給が困難な箇所においえては、継手管握り部4aを握って、元側回転操作ツマミ12bと先側回転操作ツマミ13fとを操作(回転)すればよい。この場合、元側回転接続部10と先側回転接続部11の回転角度を調整しつつ、煤を払うように掃除すればよい。
以上で説明した実施の形態1によれば、元側回転接続部10と先側回転接続部11とにおいて、ウォーム歯車とウォームホイール歯車とは食い違い軸の歯車である。このため、元側回転操作ツマミ12bと先側回転操作ツマミ13fとの操作(回転)は、掃除具3の長手方向に対し直交する方向の回転に変換される。このため、元側回転接続部10と先側回転接続部11とは、人体の肘関節のように動く。また、大きな減速比が1段で得られる。このため、軽量かつ細見かつ小型な掃除具3を得ることができる。また、軽い操作力で細やかに回転角度を調整することができる。さらに、ウォーム歯車とウォームホイール歯車の伝達方向は一方向である。このため、掃除時における掃除具3に対する外力に対し、回転角度が簡単に変わることを防止できる。
このため、家具の上面、空調又は照明等の据え付け機器、家屋の壁と天井等の校舎、家具と家具との隙間、戸又は窓の敷居等の細部を掃除することができる。
家具の上面は、一般的に水平面からなる。空調又は照明等の据え付け機器は、一般的に傾斜面も持つ。家屋の壁は、床面に対し垂直面である。家屋の天井は、床面に対向する水平面である。家具の上面、据え付け機器、家屋の壁、家屋の天井等を連続的に掃除する場合、長い掃除具3を手元に下ろさずに、被掃除面に対し吸込み口9を適切に対向させることができる。その結果、掃除の効率が大幅に向上する。特に、本実施の形態においては、吸込み口9の回転範囲が大きい。その結果、図15に示すように、吸塵口9cを上方へ向かせることもできる。このため、天井だけでなく棚の下面等も掃除できる。すなわち、清掃範囲が格段に広がる。
また、継手管4には、継手管握り部4aが形成される。このため、電気掃除機1を使わない場合に掃除具3を握り易くすることができる。
また、第3の管7は、第2の管6と第4の管8とを中継する。このため、例えば、第2の管6及び第4の管8をプラスチック成形で加工する場合、内部の吸塵風路を形成するための金型のスライド量が小さくなる。さらに、様々な長さの第3の管を用意すれば、様々な長さの掃除具3を得ることができる。
また、元側歯車室5hは、管路5aの軸線に対して傾斜する。このため、吸塵性確保の根幹をなす管路5aは、複雑に屈曲しない。先側歯車室8kは、管路8aの軸線に対して傾斜する。このため、吸塵性確保の根幹をなす管路8aは、複雑に屈曲しない。すなわち、掃除具3の主機能である吸塵性が優先される。
また、元側吸塵中継風路5gと中継歯車室5iとを円形壁6cと穴空き円形壁6dとで抱き抱えるようにした状態で、円形壁6cは、元側ウォームホイール歯車10bを介して元側回転接続部軸15と結合する。穴空き円形壁6dは、座金19を介して元側回転接続部軸15と結合する。その結果、3方が確実に保持される。このため、元側回転接続部10の結合強度が向上する。従って、最先端の吸込み口9に過負荷が加わった場合等に、管長の要素も加わり、モーメント的に大きなねじり力が元側回転接続部10に加わっても、元側回転接続部10の結合を維持することができる。
また、円筒壁6bの大きさは、吸塵開口5mの縦寸法及び軸開口5tの縦寸法に、第2の管6の回転範囲分を加味して設定される。円筒壁6bの内径は、元側吸塵中継風路5gの外径と中継歯車室5iの外径との間に必要最小限のすき間が形成されるように設定される。吸塵開口6eの縦寸法は、吸塵開口5mの縦寸法に第2の管6の回転範囲を加味して設定される。このため、第1の管5に対し第2の管6を回転させても吸塵開口5mが露出しない。このため、掃除具3一連の吸塵風路に穴が開かない。すなわち、吸塵風路内の真空度が落ち込むこともない。その結果、吸込み口9からの塵埃の吸引を維持することができる。また、軸開口5tが露出しない。このため、異物が侵入しない。また、中継歯車室5iの中の駆動側小かさ歯車11a、被動側小かさ歯車11b、大かさ歯車11cの動作に不具合が生じない。
また、駆動側小かさ歯車11a、被動側小かさ歯車11b、大かさ歯車11cの軸は、一点で交わるように配置される。このため、軸方向が固定されている駆動側小かさ歯車11aの操作(回転)力で、大かさ歯車11cが回転する。当該回転の力は、交差点に対する軸角度が変化する被動側小かさ歯車11bに伝達される。当該構成は、中継歯車室5iに組み込まれる。このため、先側回転操作ツマミ13fの操作(回転)力は、元側回転接続部10の回転角度に合せて、自由に向きを変えながら先側回転接続部11まで伝達される。当該伝達は、元側回転接続部10の回転軸と大かさ歯車11cの回転軸とが同一であることにより達成することができる。
また、軸受14により、対応した軸又は歯車のすべりが向上される。また、当該箇所からの塵埃の侵入を防止できる。
また、元側吸塵中継風路5gの軸穴5lの内径は、元側駆動軸12aの軸径に対し、必要最小限の隙間を確保するように設定される。元側吸塵中継風路5gの軸穴5lには、軸受14が装着されない。このため、元側駆動軸12aは、近距離で3点支持されることはない。その結果、元側駆動軸12aは、同軸度がばらついていてもすべりが悪くなることはない。
また、先側回転操作ツマミ13fは、色や印にて元側回転操作ツマミ12bと区別される。このため、使用者の誤操作を防止することができる。
実施の形態2.
図17はこの発明の実施の形態2における掃除具を斜め上方から見た斜視図である。図18はこの発明の実施の形態2における掃除具を図17とは反対側の斜め上方から見た斜視図である。図19はこの発明の実施の形態2における掃除具の要部を斜め上方から見た分解図である。図20はこの発明の実施の形態2における掃除具の要部を図19とは反対側の斜め上方から見た分解図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1の元側回転操作ツマミ12bの操作(回転)方向は、元側駆動軸12aと同一軸線上である。先側回転操作ツマミ13fとの操作(回転)方向は、先側駆動第1軸13aと同一軸線上である。このため、当該構成は、機構的に単純である。
しかしながら、元側回転操作ツマミ12bと先側回転操作ツマミ13fとの操作は、音響機器等のツマミの操作と同様になる。この場合、吸込み口9の回転角度を大きく調整する際等には、元側回転操作ツマミ12bと先側回転操作ツマミ13fとを連続的に複数回転させる必要がある。このため、元側回転操作ツマミ12bと先側回転操作ツマミ13fとの操作性は良くない。
これに対し、実施の形態2の掃除具3は、実施の形態1の掃除具3よりも操作性が向上されている。以下、実施の形態2の掃除具3を説明する。
図19において、第1の管5の上面において、元側駆動軸受台5cよりも元側には、元側回転操作軸支持ボス21aが形成される。元側回転操作軸支持ボス21aには、軸穴21bが形成される。元側回転操作軸支持ボス21aを覆うように、元側回転操作部カバー21cが配置される。元側回転操作部カバー21cは、水平方向に2分割される。
元側駆動軸12aの元側には、元側回転操作子かさ歯車22が接続される。元側回転操作子かさ歯車22には、軸穴22a、止めねじ下穴22bが形成される。元側回転操作子かさ歯車22に対応して、元側回転操作大かさ歯車23が設けられる。元側回転操作大かさ歯車23には、軸穴23aが形成される。軸穴23aの内径は、元側回転操作軸24の外径とすきまばめとなるように設定される。元側回転操作大かさ歯車23の上面には、軸状のツマミ23bが形成される。
第1の管5の側面において、先側駆動第1軸受台5dよりも元側には、先側回転操作軸支持ボス25aが形成される。先側回転操作軸支持ボス25aには、軸穴25bが形成される。先側回転操作軸支持ボス25aを覆うように、先側回転操作部カバー25cが配置される。先側回転操作部カバー25cは、鉛直方向に2分割される。
先側駆動第1軸13aの元側には、先側回転操作子かさ歯車26が接続される。先側回転操作子かさ歯車26には、軸穴26a、止めねじ下穴26bが形成される。先側回転操作子かさ歯車26に対応して、先側回転操作大かさ歯車27が設けられる。先側回転操作大かさ歯車27は、色又は印で元側回転操作大かさ歯車23と区別される。先側回転操作大かさ歯車27には、軸穴27aが形成される。軸穴27aの内径は、先側回転操作軸28の外径とすきまばめとなるように設定される。元側回転操作大かさ歯車27の側面には、軸状のツマミ27bが形成される。ツマミ27bは、色又は印でツマミ23bと区別される。
掃除具3を組み立てる際、元側回転操作軸24が元側回転操作軸支持ボス21aの軸穴21bに挿入される。その後、元側回転操作小かさ歯車22の軸穴22aが元側駆動軸12aの元側に挿入される。その後、元側回転操作小かさ歯車22の止めねじ下穴22bと元側駆動軸12aのDカット12cとを合わせた状態で、止めねじ16が締結される。その後、元側回転操作軸24が元側回転操作軸支持ボス21aの軸穴21bに固定される。
その後、元側回転操作大かさ歯車23の軸穴23aが元側回転操作軸24に挿入される。この際、元側回転操作大かさ歯車23の歯と元側回転操作小かさ歯車22の歯とがかみ合わせられる。その後、E型止め輪18が元側回転操作軸24の先端のE形止め輪用溝24aに座金19を介して装着される。その後、分割された元側回転操作部カバー21cが元側回転操作小かさ歯車22と元側回転操作大かさ歯車23とを包み込むように取り付けられる。
その後、先側回転操作軸28が先側回転操作軸支持ボス25aの軸穴25bに挿入される。その後、先側回転操作小かさ歯車26の軸穴26aが先側駆動第1軸13aの元側に挿入される。その後、先側回転操作小かさ歯車26の止めねじ下穴26bと先側駆動第1軸13aのDカット13gとを合わせた状態で、止めねじ16が締結される。その後、先側回転操作軸28が先側回転操作軸支持ボス25aの軸穴25bに固定される。
その後、先側回転操作大かさ歯車27の軸穴27aが先側回転操作軸28に挿入される。この際、先側回転操作大かさ歯車27の歯と先側回転操作小かさ歯車26の歯とがかみ合わせられる。その後、E型止め輪18が先側回転操作軸28の先端のE形止め輪用溝28aに座金19を介して装着される。その後、分割された先側回転操作部カバー15cが先側回転操作小かさ歯車26と先側回転操作大かさ歯車27とを包み込むように取り付けられる。
本実施の形態においては、吸込み口9の回転角度を大きく調整する場合、ツマミ23bとツマミ27bとを指先で操作して、釣り具のリールのごとき複数回転させればよい。
この際、元側回転操作大かさ歯車23は、元側回転操作軸24中心に回転する。当該回転に対応して、元側回転操作子かさ歯車22が回転する。当該回転に対応して、元側駆動軸12aが回転する。
先側回転操作大かさ歯車27は、先側回転操作軸28を中心に回転する。当該回転に対応して、先側回転操作子かさ歯車26が回転する。当該回転に対応して、先側駆動第1軸13aが回転する。
以上で説明した実施の形態2によれば、実施の形態1よりも掃除具3の操作性が向上する。
また、元側回転操作部カバー21cは、元側回転操作子かさ歯車22と元側回転操作大かさ歯車23とを覆う。このため、元側回転操作子かさ歯車22と元側回転操作大かさ歯車23とのかみ合わせ部に異物が侵入すること防止できる。
また、先側回転操作部カバー25cは、先側回転操作子かさ歯車26と先側回転操作大かさ歯車27とを覆う。このため、先側回転操作子かさ歯車26と先側回転操作大かさ歯車27とのかみ合わせ部に異物が侵入すること防止できる。
また、先側回転操作大かさ歯車27は、色又は印で元側回転操作大かさ歯車23と区別される。ツマミ27bは、色又は印でツマミ23bと区別される。このため、使用者の誤操作を防止することができる。
実施の形態3.
図21はこの発明の実施の形態3における掃除具を斜め上方から見た斜視図である。図22はこの発明の実施の形態3における掃除具を図21とは反対側の斜め上方から見た斜視図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態3の掃除具3は、実施の形態1−2の掃除具3よりも外観を良くしたものである。具体的には、実施の形態3の掃除具3においては、元側回転接続部10と先側回転接続部11のとの回転は、プーリとタイミングベルトとにより実現される。
次に、図23と図24とを用いて、第1の管5、第2の管6を説明する。
図23はこの発明の実施の形態3における掃除具の要部を斜め上方から見た分解図である。図24はこの発明の実施の形態3における掃除具の要部を図23とは反対側の斜め上方から見た分解図である。
第1の管5に関し、管路5aにおいて、継手管接続部5bより先側の両側面の中央には、回転操作軸穴29a、回転操作部掛け金受台29b、ねじボス29cが形成される。回転操作軸穴29aは、強度的な観点から回転操作軸30を両持ち支持するように同一軸線上に形成される。回転操作部掛け金受台29bは、方形状のリブからなる。回転操作部掛け金受台29bの端面29dは、開口する。
管路5aの先側には、円筒壁29e、円形壁29fが形成される。円筒壁29eには、吸塵開口29gが形成される。円形壁29fは、円筒壁29eの側面に連なる。円形壁29fの中央部には、軸穴29hが形成される。
円形壁29fの周囲には、外回転ガイド29iが形成される。外回転ガイド29iの内側には、内回転ガイド29jが形成される。外回転ガイド29iと内回転ガイド29jとは、元側回転接続部10が回転する際のガイドするように形成される。外回転ガイド29iと内回転ガイド29jとは、吸塵風路内の真空度の落ち込みを防止するように形成される。具体的には、外回転ガイド29iと内回転ガイド29jとは、リング状のリブからなる。
第2の管6に関し、管路6aの元側には、元側吸塵中継風路31aが形成される。元側吸塵中継風路31aは、側壁31bを備える。側壁31bの外側は、外回転ガイド29iに倣ってリング状に形成される。側壁31bの内側は、内回転ガイド29jに倣ってリング状に形成される。側壁31bの元側には、吸塵開口31cが形成される。吸塵開口31cは、吸塵開口29gと対向する。
元側吸塵中継風路31aに覆われるように、中継プーリ室31dが形成される。中継プーリ室31dは、円筒状の側壁31eと円形状の底壁31fによって区画される。底壁31fの中央部には、Dカット軸穴31gが形成される。
管路6aの断面は、凹形状に形成される。当該凹形状の溝部分には、ベルト室31hが形成される。ベルト室31hは、側壁31eの一部と底壁31fの一部につながるように形成される。ベルト室31hの元側の中央には、ねじボス31iが形成される。
管路6aの先側には、凸部31jが形成される。凸部31jは、ベルト室31hの先側に形成された蓋状の板上に形成される。
次に、図25と図26とを用いて、第3の管7、第4の管8、吸込み口9を説明する。
図25はこの発明の実施の形態3における掃除具の要部を斜め上方から見た分解図である。図26はこの発明の実施の形態3における掃除具の要部を図23とは反対側の斜め上方から見た分解図である。
第3の管7に関し、管路7aの内部には、トンネル状のベルト室32aが形成される。ベルト室32aは、隔壁32bによって仕切られる。
第4の管8に関し、管路8aの元側には、凸部33aが形成される。
管路8aの断面は、凹形状に形成される。当該凹形状の溝部分には、ベルト室33bが形成される。ベルト室33bの元側には、蓋状の板が形成される。当該板状に、凸部33aが形成される。ベルト室33bの先側の中央には、ねじボス33cが形成される。
管路8aの先側には、先側吸塵中継風路33dが形成される。先側吸塵中継風路33dには、側壁33eが形成される。先側吸塵中継風路33dに覆われるように、先側プーリ室33fが形成される。先側プーリ室33fは、円筒状の側壁33gと円形状の底壁33hによって区画される。側壁33gの一部と底壁33hの一部は、ベルト室33bの先側につながる。底壁33hの中央部には、軸穴33iが形成される。底壁33hとは反対側には、開口面33jが形成される。
吸込み口9に関し、支持板9dの中央部には、Dカット軸穴34aが形成される。支持板9dと吸塵開口9fとの周囲には、外回転ガイド34bが形成される。外回転ガイド34bの内側には、内回転ガイド34cが形成される。外回転ガイド34bと内回転ガイド34cとは、先側回転接続部11が回転する際のガイドとなるように形成される。外回転ガイド34bと内回転ガイド34cとは、吸塵風路内の真空度の落ち込みを防止するように形成される。外回転ガイド34bは、先側吸塵中継風路33dの側壁33eの外側に倣ったリング状のリブからなる。内回転ガイド34cは、先側吸塵中継風路33dの側壁33eの内側に倣ったリング状のリブからなる。
次に、図23と図24とを用いて、元側回転接続部10を説明する。
図23と図24とにおいて、元側回転接続部10は、元側回転操作プーリ35a、元側プーリ35b、元側ベルト35c、回転操作部掛け金35d、回転操作部掛け金ばね35e、元側回転操作部カバー36aを備える。
例えば、元側回転操作プーリ35aは、成形加工も可能な高強度素材からなる。元側回転操作プーリ35aの表面には、歯(図示せず)が形成される。元側回転操作プーリ35aの中央には、軸穴35fが形成される。軸穴35fの内径は、回転操作軸30の外径に対し、すきまばめとなるように設定される。元側回転操作プーリ35aの側面には、締結ねじ下穴35gが形成される。
例えば、元側プーリ35bは、成形加工も可能な高強度素材からなる。元側プーリ35bの表面には、歯(図示せず)が形成される。元側プーリ35bの中央部には、軸穴35hが形成される。元側プーリ35bの側面には、止めねじ下穴35iが形成される。止めねじ下穴35iは、軸穴35hと直交する。
元側ベルト35cは、元側回転操作プーリ35aの歯と元側プーリ35bの歯とに対応するように形成される。
回転操作部掛け金35dは、回転操作部掛け金受台29bに支持された状態で滑るように形成される。回転操作部掛け金35dは、平板状からなる主体35jを備える。主体35jの元側かつ外側には、凸部35kが形成される。主体35jの元側かつ内側には、ばね受け部35lが形成される。主体35jの先側かつ外側には、指掛け部35mが形成される。
回転操作部掛け金ばね35eは、回転操作部掛け金35dの内側でばね受け部35lと回転操作部掛け金受台29bの先側の内面との間に配置された際に圧縮するように形成される。
元側回転操作部カバー36aは、長楕円状に形成される。元側回転操作部カバー36aは、側壁36b、天壁36cを備える。元側回転操作部カバー36aの元側は、元側回転操作プーリ35aを覆うように形成される。天壁36cの元側は、開口する。元側回転操作部カバー36aの中央部は、元側ベルト35c、回転操作部掛け金35d、回転操作部掛け金ばね35eを覆うように形成される。元側回転操作部カバー36aの中央部には、回転操作部掛け金開口36dが形成される。回転操作部掛け金開口36dは、回転操作部掛け金35dの指掛け部35mの可動範囲に倣った形状に形成される。回転操作部掛け金開口36dの近傍には、ねじ穴36eが形成される。元側回転操作部カバー36aの先側は、元側プーリ35bを覆うように形成される。元側回転操作部カバー36aの先側は、円形壁29fを抱くように形成される。
次に、図23〜図26を用いて、先側回転接続部11を説明する。
図23〜図26において、先側回転接続部11は、先側回転操作プーリ37a、中継プーリ37b、先側プーリ37c、先側第1ベルト37d、長尺の先側第2ベルト37e、回転操作部掛け金37f、回転操作部掛け金ばね37g、先側回転操作部カバー38a、元側ベルトカバー38b、先側ベルトカバー38cを備える。
例えば、先側回転操作プーリ37aは、成形加工も可能な高強度素材からなる。先側回転操作プーリ37aの表面には、歯(図示せず)が形成される。先側回転操作プーリ37aの中央部には、軸穴37hが形成される。軸穴37hの内径は、回転操作軸30の外径に対し、すきまばめとなるように設定される。先側回転操作プーリ37aの側面には、締結ねじ下穴37iが形成される。
例えば、中継プーリ37bは、成形加工も可能な高強度素材からなる。中継プーリ37bの表面には、歯(図示せず)が形成される。歯の幅は、他のプーリの歯(図示せず)の幅よりも広い。中継プーリ37bの中央部には、軸穴37jが形成される。軸穴37jの内径は、元側回転接続部軸15の外径に対し、すきまばめとなるように設定される。
例えば、先側プーリ37cは、成形加工も可能な高強度素材からなる。先側プーリ37cの表面には、歯(図示せず)が形成される。先側プーリ37cの中央部には、軸穴37kが形成される。先側プーリ37cの側面には、止めねじ下穴37lが形成される。止めねじ下穴37lは、軸穴37kと直交する。
先側第1ベルト37dは、先側回転操作プーリ37aの歯と中継プーリ37bの歯とに対応するように形成される。先側第2ベルト37eは、中継プーリ37bの歯と先側プーリ37cの歯とに対応するように形成される。
回転操作部掛け金37fは、回転操作部掛け金受台29bに支持された状態で滑るように形成される。回転操作部掛け金37fは、平板状からなる主体37mを備える。主体37mの元側かつ外側には、凸部37nが形成される。主体37mの元側かつ内側には、ばね受け部37oが形成される。主体37mの先側かつ外側には、指掛け部37pが形成される。
回転操作部掛け金ばね37gは、回転操作部掛け金37fの内側でばね受け部37oと回転操作部掛け金受台29bの先側の内面との間に配置された際に圧縮するように形成される。
先側回転操作部カバー38aは、長楕円状に形成される。元側回転操作部カバーは、側壁38d、天壁38eを備える。先側回転操作部カバー38aの元側は、先側回転操作プーリ37aを覆うように形成される。天壁38eの元側は、開口する。先側回転操作部カバー38aの中央部は、先側第1ベルト37d、回転操作部掛け金37f、操作部掛け金ばね37gを覆うように形成される。先側回転操作部カバー38aの中央部には、回転操作部掛け金開口38fが形成される。回転操作部掛け金開口38fは、回転操作部掛け金37fの指掛け部37pの可動範囲に倣った形状に形成される。回転操作部掛け金開口38fの近傍には、ねじ穴38gが形成される。先側回転操作部カバー38aの先側は、中継プーリ37bを覆うように形成される。先側回転操作部カバー38aの先側は、元側吸塵中継風路31aを抱くように形成される。
元側ベルトカバー38bは、長尺の平板状に形成される。元側ベルトカバー38bの縦寸法は、ベルト室31hの幅寸法より僅かに小さく設定される。元側ベルトカバー38bの長さ寸法は、ベルト室31hの長さ寸法に倣った寸法に設定される。元側ベルトカバー38bの元側回転接続部10近傍には、ねじ穴38hが形成される。元側ベルトカバー38bの先側には、係合ツメ38iが形成される。
先側ベルトカバー38cは、長尺の平板状に形成される。先側ベルトカバー38cの縦寸法とは、ベルト室33bの幅寸法より僅かに小さく設定される。先側ベルトカバー38cの長さ寸法は、ベルト室33bの長さ寸法に倣った寸法に設定される。先側ベルトカバー38cの先側回転接続部11近傍には、ねじ穴38jが形成される。先側ベルトカバー38cの元側には、係合ツメ38kが形成される。先側ベルトカバー38cの先側には、先側プーリカバー部38lが形成される。
次に、図23と図24とを用いて、元側操作部12と先側操作部13とを説明する。
図23と図24とにおいて、元側操作部12は、元側回転操作ツマミ39aを備える。元側回転操作ツマミ39aは、使用者が指で摘める程度の大きさで円盤状に形成される。元側回転操作ツマミ39aの内側は、元側回転操作部カバー36aの天壁36cの元側の形状に倣って形成される。元側回転操作ツマミ39aの表面には、凹凸39bが形成される。凹凸39bは、回転操作部掛け金35dの凸部35kとかみ合いつつ、滑り止めも兼ねるように形成される。元側回転操作ツマミ39aの側面中央には、ねじ穴39cが形成される。
図23と図24とにおいて、先側操作部13は、先側回転操作ツマミ40aを備える。先側回転操作ツマミ40aは、使用者が指で摘める程度の大きさの円盤状に形成される。
先側回転操作ツマミ40aの内側は、先側回転操作部カバー38aの天壁38eの元側の形状に倣って形成される。先側回転操作ツマミ40aの表面には、凹凸40bが形成される。凹凸40bは、回転操作部掛け金37fの凸部37nとかみ合いつつ、滑り止めも兼ねるように形成される。先側回転操作ツマミ40aの側面中央には、ねじ穴40cが形成される。
次に、図23〜図26を用いて、掃除具3の組み立て手順の概要を説明する。なお、組み立て順は、以下の手順に限定されない。
まず、軸受14が円形壁29fの軸穴29h、先側プーリ室33fの軸穴33iに装着される。その後、第1の管5から第4の管8に対し、仮組み立て(仮配置)がなされる。この際、継手管4と第1の管5とは、実施の形態1と同様に接続される。
先側第2ベルト37eに関し、元側回転接続部軸15が中継プーリ37bの軸穴37jに挿入される。その後、E形止め輪18が元側回転接続部軸15の先端のE形止め輪用溝15bに装着される。その後、先側回転接続部軸20が先側プーリ37cの軸穴37kに挿入される。その後、先側プーリ37cの止めねじ下穴37lと先側回転接続部軸20のDカット20aを合せた状態で、止めねじ16が締結される。先側プーリ37cと先側回転接続部軸20との固定は、強度の確保が図れれば圧入等でもよい。
その後、先側第2ベルト37eが第3の管7のベルト室32aに通される。その後、中継プーリ37bと先側プーリ37cとに先側第2ベルト37eを架け渡した状態で、元側回転接続部軸15が中継プーリ室31dのDカット軸穴31gに挿入される。この状態で、先側回転接続部軸20が先側プーリ室33fの軸穴33iに挿入される。この段階で、元側回転接続部軸15のDカット15aは、円形壁29fの軸穴29hから覗く。
その後、元側ベルトカバー38bの係合ツメ38kが第2の管6の凸部31jが形成されている蓋状の板に引っ掛けられる。この状態で、ねじ17が締結される。その後、先側ベルトカバー38cの係合ツメ38kが第4の管8の凸部33aが形成されている蓋状の板に引っ掛けられる。この状態で、ねじ17が締結される。
元側回転操作ツマミ39aに関し、円形壁29fの軸穴29hから覗く元側回転接続部軸15が元側プーリ35bの軸穴35hに挿入される。その後、元側プーリ35bの止めねじ下穴35iと元側回転接続部軸15のDカット15aとを合わせた状態で、止めねじ16が締結される。その後、回転操作軸30が第1の管5の回転操作軸穴29aに挿入される。
その後、元側プーリ35bと元側回転操作プーリ35aに元側ベルト35cを架け渡した状態で、回転操作軸30が元側回転操作プーリ35aの軸穴35fに挿入される。その後、E形止め輪18が回転操作軸30の先端のE形止め輪用溝30aに装着される。
その後、先側回転操作プーリ37a、先側第1ベルト37dも、同じ要領で組み立てられる。すなわち、回転操作軸30は、元側回転操作プーリ35aと先側回転操作プーリ37aとに兼用される。
その後、回転操作部掛け金ばね35e、37gが回転操作部掛け金受台29bの内側に圧縮した状態でセットされる。その後、回転操作部掛け金35d、37fがばね受け部35l、37oを挿入しながら装着される。その結果、回転操作部掛け金35d、37fは、元側への力を常に受ける。その後、元側回転操作部カバー36a、先側回転操作部カバー38aがセットされる。この状態で、ねじ17がねじボス31i、33c締結される。
その後、元側回転操作プーリ35aの締結ねじ下穴35gと元側回転操作ツマミ39aのねじ穴39cとが合っていることを確認したうえで、ねじ17が締結される。
最後に、先側回転操作ツマミ40aが元側回転操作ツマミ39aと同じ要領で締結される。
以上で説明した実施の形態3によれば、元側回転接続部10と先側回転接続部11のとの回転は、プーリとタイミングベルトとにより実現される。特に、長尺の先側第2ベルト226は、ベルト室31h、32a、33b内に納められる。このため、掃除具3の見栄えがよい。さらに、掃除具3に必要以上の突起や隙間がなくなる。このため、高所や細部の掃除する際の操作性が格段に向上する。
また、中継プーリ37bが設けられる。このため、先側回転操作ツマミ40a、先側回転操作プーリ37a、先側第1ベルト37dの順に伝達されてきた操作(回転)力を先側第2ベルト37eに伝達することができる。当該伝達は、元側回転接続部10の回転軸と中継プーリ37bの回転軸とが同一であることにより達成される。すなわち、中継プーリ37bの軸穴37jの内径は、元側回転接続部軸15の外径に対し、すきまばめとなるように設定される。このため、中継プーリは、元側回転接続部軸の動きに関係なく回転することができる。
また、元側回転操作部カバー36aと先側回転操作部カバー38aとは、第1の管5の円形壁29fと第2の管6の元側吸塵中継風路31aを両側から抱く。このため、元側回転接続部10をねじる力等に対し、強度を向上させることができる。
また、元側回転操作ツマミ39aの凹凸39bと回転操作部掛け金35dの凸部35kとが回転操作部掛け金ばね35eの力によりかみ合わさっている。先側回転操作ツマミ40aの凹凸40bと回転操作部掛け金37fの凸部37nとが回転操作部掛け金ばね37gの力によりかみ合わさっている。このため、元側回転操作ツマミ39aの回転と先側回転操作ツマミ40aの回転とが抑制される。すなわち、本実施の形態においても、元側回転接続部10の回転角度と先側回転接続部11の回転角度とを使用者の意思に従って回転させることができる。なお、回転操作部掛け金ばね35e、37gの力の値は、操作に支障がなく、回転抑制に十分な値にすればよい。
また、回転操作部掛け金35d、37fには、指掛け部35m、37pが形成される。このため、指掛け部35mを先側に移動すれば、元側回転操作ツマミ39aと回転操作部掛け金35dとのかみ合わせを解除することができる。その結果、元側回転操作ツマミ39aを簡単に回転させることができる。これに対し、指掛け部37pを先側に移動すれば、先側回転操作ツマミ40aと回転操作部掛け金37fとのかみ合わせを解除することができる。その結果、先側回転操作ツマミ40aを簡単に回転させることができる。
また、軸受14により、対応した軸のすべりが向上される。また、当該箇所からの塵埃の侵入を防止できる。
なお、円筒壁29eの大きさは、元側吸塵中継風路31aの吸塵開口31cの縦寸法に第2の管6の回転範囲分を加味した寸法に設定される。このため、掃除具3一連の吸塵風路に穴が開かない。すなわち、吸塵風路内の真空度が落ち込むこともない。その結果、吸込み口9からの塵埃の吸引を維持することができる。
1 電気掃除機、 2 手元ホース、 2a 接続管、 2b ホース、
2c 手元管、 2d 手元ホース握り部、 2e 操作スイッチ、 3 掃除具、
4 継手管、 4a 継手管握り部、 5 第1の管、 5a 管路、
5b 継手管接続部、 5c 元側駆動軸受台、 5d 先側駆動第1軸受台、
5e 軸穴、 5f 軸穴、 5g 元側吸塵中継風路、 5h 元側歯車室、
5i 中継歯車室、 5j 隔壁、 5k 側壁、 5l 軸穴、 5m 吸塵開口、
5n 側壁、 5o 軸穴、 5p 元側歯車室蓋、 5q 歯車穴、 5r 側壁、
5s 軸穴、 5t 軸開口、 5u 軸穴、 6 第2の管、 6a 管路、
6b 円筒壁、 6c 円形壁、 6d 穴空き円形壁、 6e 吸塵開口、
6f 軸穴、 6g 凸部、 6h 先側駆動第2軸受台、 6i 軸穴、
6j ねじ穴、 6k 軸穴、 7 第3の管、 7a 管路、 7b 管接続部、
7c 凹部、 7d 管接続部、 7e 凹部、 8 第4の管、 8a 管路、
8b 凸部、 8c 先側駆動第4軸受台、 8d 軸穴、
8e 先側吸塵中継風路、 8f 側壁、 8g 軸穴、 8h 開口面、
8i 底壁、 8j 軸穴、 8k 先側歯車室、 8l 側壁、 8m 軸穴、
8n 先側歯車室蓋、 8o 歯車穴、 9 吸込み口、 9a 吸込み口本体、
9b 作業用穴、 9c 吸塵口、 9d 支持板、 9e ねじ穴、
9f 吸塵開口、 9g 外回転ガイド、 9h 作業用穴蓋、 9i 植毛、
10 元側回転接続部、10a 元側ウォーム歯車、
10b 元側ウォームホイール歯車、 10c 軸穴、 10d 止めねじ下穴、
10e 軸穴、 10f 止めねじ下穴、 10g 締結ねじ下穴、
11 先側回転接続部、 11a 駆動側小かさ歯車、 11b 被動側小かさ歯車、
11c 大かさ歯車、 11d 軸穴、 11e 止めねじ下穴、 11f 軸穴、
11g 止めねじ下穴、 11h 軸穴、 11i 先側ウォーム歯車、
11j 先側ウォームホイール歯車、 11k 軸穴、 11l 止めねじ下穴、
11m 軸穴、 11n 止めねじ下穴、 11o 締結ねじ下穴、
12 元側操作部、 12a 元側駆動軸、 12b 元側回転操作ツマミ、
12c Dカット、 12d 凹凸、 12e 軸穴、 12f 止めねじ下穴
13 先側操作部、 13a 先側駆動第1軸、 13b 先側駆動第2軸、
13c 先側駆動第3軸、 13d 先側駆動第4軸、 13e 自在継ぎ手
13f 先側回転操作ツマミ、 13g〜13j Dカット、 13k 凹凸、
13l 軸穴、 13m 止めねじ下穴、 13n 継ぎ手、13o 中間体、
13p 止めねじ下穴、 14 軸受、 15 元側回転接続部軸、
15a Dカット、 15b E形止め輪用溝、 16 止めねじ、17 ねじ、
18 E形止め輪、 19 座金、 20 先側回転接続部軸、 20a Dカット、
20b E形止め輪用溝、 21a 元側回転操作軸支持ボス、 21b 軸穴、
21c 元側回転操作部カバー、 22 元側回転操作子かさ歯車、 22a 軸穴、
22b 止めねじ下穴、 23 元側回転操作大かさ歯車、 23a 軸穴、
23b ツマミ、 24 元側回転操作軸、 24a E形止め輪用溝、
25a 先側回転操作軸支持ボス、 25b 軸穴、 25c 先側回転操作部カバー、
26 先側回転操作子かさ歯車、 26a 軸穴、 26b 止めねじ下穴、
27 先側回転操作大かさ歯車、 27a 軸穴、 27b ツマミ、
28 先側回転操作軸、 28a E形止め輪用溝、 29a 回転操作軸穴、
29b 回転操作部掛け金受台、 29c ねじボス、 29d 端面、
29e 円筒壁、 29f 円形壁、 29g 吸塵開口、 29h 軸穴、
29i 外回転ガイド、 29j 内回転ガイド、 30 回転操作軸、
30a E形止め輪用溝、 31a 元側吸塵中継風路、 31b 側壁、
31c 吸塵開口、 31d 中継プーリ室、 31e 側壁、 31f 底壁、
31g Dカット軸穴、 31h ベルト室、 31i ねじボス、 31j 凸部、
32a ベルト室、 32b 隔壁、 33a 凸部、 33b ベルト室、
33c ねじボス、 33d 先側吸塵中継風路、 33e 側壁、
33f 先側プーリ室、 33g 側壁、 33h 底壁、 33i 軸穴、
33j 開口面、 34a Dカット軸穴、 34b 外回転ガイド、
34c 内回転ガイド、 35a 元側回転操作プーリ、 35b 元側プーリ、
35c 元側ベルト、 35d 回転操作部掛け金、 35e 回転操作部掛け金ばね、
35f 軸穴、 35g 締結ねじ下穴、 35h 軸穴、 35i 止めねじ下穴、
35j 主体、 35k 凸部、 35l ばね受け部、 35n 指掛け部、
36a 元側回転操作部カバー、 36b 側壁、 36c 天壁、
36d 回転操作部掛け金開口、 36e ねじ穴、 37a 先側回転操作プーリ、
37b 中継プーリ、 37c 先側プーリ、 37d 先側第1ベルト、
37e 先側第2ベルト、 37f 回転操作部掛け金、
37g 回転操作部掛け金ばね、 37h 軸穴、 37i 締結ねじ下穴、
37j 軸穴、 37k 軸穴、 37l 止めねじ下穴、 37m 主体、
37n 凸部、 37o ばね受け部、 37p 指掛け部、
38a 先側回転操作部カバー、 38b 元側ベルトカバー、
38c 先側ベルトカバー、 38d 側壁、 38e 天壁、
38f 回転操作部掛け金開口、 38g ねじ穴、 38h ねじ穴、
38i 係合ツメ、 38j ねじ穴、 38k 係合ツメ、
38l 先側プーリカバー部、 39a 元側回転操作ツマミ、 39b 凹凸、
39c ねじ穴、 40a 先側回転操作ツマミ、 40b 凹凸、 40c ねじ穴。

Claims (6)

  1. 電気掃除機の手元ホース又は延長管に接続し得るように形成された継手管と、
    前記継手管に接続された管路と、
    前記管路の前記継手側とは反対側に設けられた吸込み口と、
    前記管路に設けられ、前記管路に対する前記吸込み口の角度を変化させ得るように形成された回転接続部と、
    前記継手管に近接して設けられ、操作された際に操作量に応じた量だけ前記回転接続部を回転させた状態で操作された後の状態に保持されるように形成された操作部と、
    を備えた掃除具。
  2. 前記回転接続部は、前記管路の前記継手管側に設けられた元側回転接続部と前記管路の前記吸込み口側に設けられた先側回転接続部とを有し、
    前記操作部は、前記元側回転接続部を回転させ得るように形成された元側操作部と前記先側回転接続部を回転させ得るように形成された先側操作部とを有した請求項1に記載の掃除具。
  3. 前記回転接続部は、歯車からなり、
    前記操作部は、前記歯車に接続された軸と前記軸に取り付けられたツマミとを有した請求項1又は請求項2に記載の掃除具。
  4. 前記回転接続部は、プーリと前記プーリに巻き掛けられたベルトとを有し、
    前記操作部は、前記プーリを回転させるツマミを有した請求項1又は請求項2に記載の掃除具。
  5. 前記継手管の断面は、電気掃除機の手元ホース又は延長管に接続される側から前記管路側に向けて楕円形から延期に徐々に変化した請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の掃除具3。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の掃除具が接続された手元ホース又は延長管を備えた電気掃除機。
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