JP2014044818A - 帯電粒子生成装置 - Google Patents

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優 西島
Katsutsugu Morimoto
克嗣 森本
Yasukata Takeda
康堅 竹田
Kazuhiro Miyamoto
一宏 宮本
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Abstract

【課題】使用者の使い勝手を向上させた帯電粒子生成装置を提供する。
【解決手段】帯電粒子生成装置2は、コネクタ209と、バッテリ207と、本体部1への装着時においてはコネクタ209を介して本体部1から供給される電圧から高電圧を生成し、本体部1への非装着時においてはバッテリ207の電圧から高電圧を生成する駆動部210,高電圧発生部206と、帯電粒子生成部215と、本体部1への着脱を検出して信号を出力する検出部261と、駆動部210を制御する制御回路260とを備える。本体部1への装着時において、制御回路260は、高電圧V1を生成するように駆動部210を制御する。本体部1への非装着時において、制御回路260は、高電圧V1と異なる高電圧V2を生成するように駆動部210を制御する。
【選択図】図12

Description

本発明は、帯電粒子生成装置に関する。
帯電粒子を含む気流を発生させる装置がこれまでに提案されている。たとえば特開2011−98074号公報(特許文献1)は、静電ミストを含む気流を供給する空気清浄機を開示する。この空気清浄機は、空気清浄のためのメイン気流と、静電ミストを含む気流とを発生させる。静電ミストを含む気流は、メイン気流から独立して発生する。したがって、上記の空気清浄機は、メイン気流に影響を受けることなく、静電ミストを安定的に供給することができる。
特開2011−98074号公報
近年、帯電粒子を皮膚あるいは毛髪に照射することによって保湿効果が得られることが実証されている。保湿効果を高めるためには、帯電粒子を皮膚あるいは毛髪に集中的に照射することが好ましい。しかしながら、特開2011−98074号公報(特許文献1)に開示された空気清浄機の場合、静電ミストを含む気流を発生させる機構とメイン気流を発生させる機構とが一体化されている。このため、使用者の皮膚あるいは毛髪に帯電粒子を集中的に照射するためには、その使用者自身が空気清浄機に近づかなければならない。
本発明の目的は、使用者の使い勝手を向上させた帯電粒子生成装置を提供することである。
本発明のある局面に係る、電気機器の本体部に着脱可能に構成された帯電粒子生成装置は、本体部と電気的に接続されるとともに本体部からの電力を受けるように構成されたコネクタと、電力を蓄える蓄電部と、コネクタおよび蓄電部に電気的に接続され、本体部への帯電粒子生成装置の装着時においては、コネクタを介して本体部から供給される電圧から高電圧を生成し、本体部への帯電粒子生成装置の非装着時においては、蓄電部の電圧から高電圧を生成する高電圧回路と、高電圧回路により生成された高電圧が印加されると帯電粒子を発生させる第1の帯電粒子生成部と、本体部への帯電粒子生成装置の着脱を検出して、検出結果を示す信号を出力する検出部と、検出部の信号に応じて、高電圧回路を制御する制御回路とを備える。本体部への帯電粒子生成装置の装着時において、制御回路は、第1の高電圧を高電圧として生成するように高電圧回路を制御する。本体部への帯電粒子生成装置の非装着時において、制御回路は、第1の高電圧と異なる第2の高電圧を高電圧として生成するように高電圧回路を制御する。
好ましくは、第1の帯電粒子生成部は、印加される高電圧が高いほど多くの帯電粒子を発生させるように構成される。制御回路は、第1の高電圧が第2の高電圧よりも高くなるように高電圧回路を制御する。
好ましくは、制御回路は、第1の帯電粒子生成部の運転時間をカウントして、カウント量の累積値に基づいて、第1の帯電粒子生成部が予め設定された寿命時間に達したか否かを判断する。制御回路は、本体部への帯電粒子生成装置の装着時において、本体部への帯電粒子生成装置の非装着時よりも所定時間当たりのカウント量を大きくする。
好ましくは、本体部は、帯電粒子を発生させる第2の帯電粒子生成部を備える。制御回路は、本体部への帯電粒子生成装置の装着時において、第2の帯電粒子生成部を停止させるための制御信号をコネクタを介して本体部に出力する。
好ましくは、本体部は、帯電粒子を発生させる第2の帯電粒子生成部を備える。制御回路は、本体部への帯電粒子生成装置の装着時において、本体部への帯電粒子生成装置の非装着時よりも、第2の帯電粒子生成部に印加される高電圧を低くするような制御信号をコネクタを介して本体部に出力する。
好ましくは、制御回路は、第1の高電圧が第2の高電圧よりも低くなるように高電圧回路を制御する。
好ましくは、制御回路は、第1の帯電粒子生成部の運転時間をカウントして、カウント量の累積値に基づいて、第1の帯電粒子生成部が予め設定された寿命時間に達したか否かを判断する。制御回路は、本体部への帯電粒子生成装置の装着時において、本体部への帯電粒子生成装置の非装着時よりも所定時間当たりのカウント量を小さくする。
好ましくは、本体部は、帯電粒子を発生させる第2の帯電粒子生成部を備える。制御回路は、本体部への帯電粒子生成装置の装着時において、第2の帯電粒子生成部が帯電粒子を発生させる間、高電圧回路を停止させる。
好ましくは、本体部は、帯電粒子を発生させる第2の帯電粒子生成部を備える。制御回路は、本体部への帯電粒子生成装置の装着時において、第2の帯電粒子生成部が帯電粒子を発生させる間、第2の帯電粒子生成部が帯電粒子を発生させないときよりも、第1の高電圧が低くなるように高電圧回路を制御する。
好ましくは、蓄電部は、コネクタと電気的に接続された二次電池を含む。二次電池は、本体部への帯電粒子生成装置の装着時において、コネクタを介して本体部から供給される電力により充電される。
本発明の他の局面に係る、電気機器の本体部に着脱可能に構成された帯電粒子生成装置は、本体部から供給される電力を受けるとともに、本体部からの電力を受けるように構成されたコネクタと、電力を蓄える蓄電部と、コネクタに電気的に接続され、本体部への帯電粒子生成装置の装着時において、コネクタを介して本体部から供給される電圧から第1の高電圧を生成する第1の高電圧回路と、蓄電部に電気的に接続され、本体部への帯電粒子生成装置の非装着時において、蓄電部の電圧から第1の高電圧と異なる第2の高電圧を生成する第2の高電圧回路と、第1および第2の高電圧のうちのいずれかが印加されると帯電粒子を発生させる帯電粒子生成部とを備える。
本発明によれば、帯電粒子生成装置の使用者の使い勝手を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る帯電粒子生成装置が着脱される空調機の斜視図である。 図1に示した空調機の上面図である。 図1に示した空調機の正面図である。 図1に示した空調機の右側面図である。 図1のV−V線に沿う空調機の断面の概略を示した図である。 帯電粒子生成装置が機器本体から取り外された状態を示した、空調機の断面図である。 空調機の動作を説明するための空調機の断面図である。 図1に示された操作パネルの一例を示した模式図である。 帯電粒子生成装置2の構成例を示した斜視図である。 図9に示す帯電粒子生成装置の分解斜視図である。 図10に示す駆動部と、高電圧発生部と、帯電粒子生成部との斜視図である。 図1に示した空調機の構成を示した機能ブロック図である。 図1に示した空調機の起動時の処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示した空調機の動作、および空調機の停止処理を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1に係る帯電粒子生成装置における、帯電粒子生成装置が空調機に装着される場合および装着されない場合の制御回路の高電圧回路に対する処理を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1に係る帯電粒子生成装置における、帯電粒子生成部の寿命時間のカウント処理を説明するためのフローチャートである。 帯電粒子生成装置の図12と異なる構成を示した機能ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
以下において、本発明に係る帯電粒子生成装置は、電気機器の1つの実施の形態としての空調機の本体部に着脱可能に構成されている。しかしながら、本発明に係る帯電粒子生成装置が着脱可能なのは空調機の本体部に限定されるものではない。
[実施の形態1]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る帯電粒子生成装置が着脱される空調機11の斜視図である。図2は、図1に示した空調機11の上面図である。図3は、図1に示した空調機11の正面図である。図4は、図1に示した空調機11の右側面図である。
図1〜図4を参照して、空調機11は、機器本体(本体部)1と、帯電粒子生成装置2とを備える。帯電粒子生成装置2は、機器本体1に着脱可能である。図1〜図4は、機器本体1に帯電粒子生成装置2が装着されている状態を示す。
機器本体1は、筐体100と、操作パネル104と、風向調整部106と、給水タンク108とを備える。筐体100には、帯電粒子生成装置2を収容するための収容部102が形成される。筐体100は、たとえば床面に載置される。
操作パネル104は、筐体100の上面に配置される。操作パネル104は、使用者によって操作されて、使用者の指示を受け付ける。帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着された状態において、操作パネル104は、空調機11の全体の操作パネルとして機能する。一方、帯電粒子生成装置2が機器本体1から取り外された状態において、操作パネル104は、機器本体1の操作パネルとして機能する。
風向調整部106は、筐体100に取り付けられる。風向調整部106は可動である。風向調整部106の傾きに応じて、機器本体1の吹出口からの空気の吹出方向が規定される。帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されている状態では、帯電粒子生成装置2から発生する気流が、機器本体1から発生する気流によって方向づけられる。つまり、帯電粒子生成装置2から発生する気流の向きは、機器本体1から発生する気流の向きに同じとなる。すなわち風向調整部106は帯電粒子生成装置2から発生する気流の方向も制御する。
給水タンク108は、機器本体1の内部に供給される水を蓄える。筐体100には、水受部110が形成される。水受部110は、給水タンク108を支持するとともに給水タンク108から供給される水を受ける。機器本体1は、給水タンク108から供給される水分を用いて空気を加湿して、その加湿された空気を吹出口から吹出す。この実施の形態では、給水タンク108は筐体100に着脱可能である。しかしながら給水タンク108は筐体100と一体化されていてもよい。
図1および図4に示されるように、吸気口112が筐体100の右側面に形成される。吸気口112から機器本体1の内部に空気が導入される。図示しないが筐体100の左側面にも吸気口が形成される。筐体100の右側面には、さらに、図示しない電源コードを接続するための電源コード接続口114が設けられる。
図1〜図4は、上記の各要素の配置の一例を示す。言い換えると、上記の各要素の配置は図1〜図4に示されるように限定されるものではない。たとえば吸気口112の位置は図1および図4に示された位置に限定されるものではない。
図5は、図1のV−V線に沿う空調機11の断面の概略を示した図である。図5を参照して、筐体100の内部には、通風路121,122,123が形成される。通風路121,122,123は互いにつながっている。通風路121は、吸気口112(図1および図4を参照)に連通する。風向調整部106は吹出口(図7中の吹出口124を参照)を開閉するように配置される。
筐体100の内部には、フィルタ126と、送風機128と、帯電粒子生成部(第2の帯電粒子生成部)130と、制御回路132とが収納される。
フィルタ126は、通風路121の途中に配置される。フィルタ126の下部は、給水タンク118から供給される水119に浸漬される。
送風機128は、通風路123に配置される。送風機128は、たとえばシロッコファンである。
帯電粒子生成部130は、送風機128が発生する気流の方向において、送風機128の下流に配置される。帯電粒子生成部130は、図示しないイオン発生電極と、イオン発生電極に対向配置されている対向電極とを備え、コロナ放電によって、正イオンおよび負イオンを発生させる。
制御回路132は、機器本体1を制御する。操作パネル104が使用者によって操作された場合、その操作内容を示す信号が制御回路132に送られる。制御回路132は、その信号に応答して機器本体1を制御する。
帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着された状態において、制御回路132と帯電粒子生成装置2とが電気的に接続される。この場合には、制御回路132は、機器本体1とともに帯電粒子生成装置2を制御する。制御回路132は、帯電粒子生成装置2と制御回路132とを電気的に接続するためのコネクタ131を有する。
図6は、帯電粒子生成装置2が機器本体1から取り外された状態を示した、空調機11の断面図である。図6は、図5と対比される図である。図6を参照して、筐体100には帯電粒子生成装置2を収容するための収容部102が形成される。コネクタ131は収容部102の底面103に配置される。コネクタ131は収容部102の側面101に配置されてもよい。図6中の矢印AR1に示されるように、帯電粒子生成装置2は、機器本体1に着脱可能に構成されている。
図7は、空調機11の動作を説明するための空調機11の断面図である。図7は、図6と対比される図である。図7を参照して、送風機128が動作すると、空気が吸気口112(図1および図4を参照)から筐体100の内部に導入されて通風路121〜123を順に通過する。すなわち送風機128は筐体100の内部に気流を発生させる。図中の白抜きの矢印は気流を表現している。
通風路121を流れる空気はフィルタ126を通過する。フィルタ126を通過した空気から塵埃などが除去されるとともに、その空気が加湿される。フィルタ126を通過した空気は、通風路122を通り、送風機128によって通風路123に送出される。
帯電粒子生成部130は、コロナ放電によって、帯電粒子を発生させる。この実施の形態では、帯電粒子は、正イオンおよび負イオンの両方である。ただし、帯電粒子生成部130は、正イオンおよび負イオンの一方のみを発生させてもよい。正イオンは、空気中の水分と結合して、主としてH+(H2O)m(mは任意の自然数である。)を含んで構成される、電荷が正のクラスタイオンを形成する。負イオンは、空気中の水分と結合して、主としてO2 -(H2O)n(nは零または任意の自然数である。)を含んで構成される、電荷が負のクラスタイオンを形成する。発生した正イオンおよび負イオンは、通風路123を流れる空気中に浮遊する。風向調整部106によって吹出口124が開かれるとともに気流の向きが定められる。吹出口124からは正イオンおよび負イオンを含む空気が吹き出される。
帯電粒子生成装置2は、機器本体1の動作と連動して動作する。具体的には、帯電粒子生成装置2は、帯電粒子を含む気流を発生させる。機器本体1だけでなく帯電粒子生成装置2も帯電粒子を発生させることにより、空調機11から高濃度の帯電粒子を発生させることができる。
空調機11の動作は、機器本体1に設けられた操作パネル104を操作することによって決定される。図8は、図1に示された操作パネル104の一例を示した模式図である。図8を参照して、操作パネル104には、操作ボタン151〜154と、表示ランプ155〜162が設けられている。操作ボタン151〜154の各々は使用者によって操作される。その操作に応じた信号が制御回路132へと送られる。表示ランプ155〜162は、使用者に対して所定の情報を通知するためのランプである。
操作ボタン151は、使用者が空調機11に対して空調機11の運転および停止を指示するためのボタンである。空調機11の運転が指示された場合に表示ランプ155が点灯し、空調機11の停止が指示された場合に表示ランプ155が消灯する。
操作ボタン152は、使用者が空調機11に対して空調機11の風量を指示するためのボタンである。空調機11は、風量の設定に関するモードとして自動モードと手動モードとを備える。操作ボタン152の操作によって自動モードと手動モードとが交互に切り替わる。自動モードが選択された場合には、表示ランプ156が点灯する。手動モードでは、風量を「強」、「中」および「静音」の3段階の間で切り替えることができる。表示ランプ157〜159は、「強」、「中」および「静音」にそれぞれ対応する。「強」、「中」および「静音」のいずれかの段階が選択された場合には、表示ランプ157〜159のうちの対応する表示ランプが点灯する。
操作ボタン153は、空調機11からの帯電粒子を発生するか否かを切り替えるために使用者が操作するためのボタンである。空調機11からの帯電粒子の発生が選択された場合に表示ランプ160が点灯する。
操作ボタン154は、タイマー動作を設定するためのボタンである。空調機11の動作中に操作ボタン154が操作された場合には、その操作の時点から一定時間の後に空調機11が停止する。タイマー動作が選択された場合には、表示ランプ161が点灯する。
表示ランプ162は、ユニット(帯電粒子生成部130)の交換時期が到来したことを示すためのランプである。機器本体1の総運転時間(累積使用時間)は、制御回路132において計測される。機器本体1の累積使用時間が所定時間に達した場合に、たとえば表示ランプ162が点滅する。この所定時間は、たとえばユニットの使用時間に対する帯電粒子の発生量の減少率を考慮して予め定められる。
表示ランプ163は、空調機11が空気を加湿していることを示す。たとえば加湿の停止時には表示ランプ163が消灯する。加湿中には表示ランプ163がたとえば緑色に点灯する。機器本体1への給水が必要な場合には、表示ランプ163が赤色に点滅する。
図9は、帯電粒子生成装置2の構成例を示した斜視図である。図10は、図9に示す帯電粒子生成装置2の分解斜視図である。図9および図10を参照して、帯電粒子生成装置2は、ケース201と、送風ファン203と、バッテリ(蓄電部)207と、スイッチ208と、コネクタ209と、基板211と、駆動部210と、高電圧発生部206と、帯電粒子生成部215とを備える。なお、コネクタ209が本発明に係る「コネクタ」に相当する。
ケース201は、ケース201の幅方向(Y方向)に対して垂直な側面201cを有する。側面201cには、外部の空気をケース201内に導入するための吸込口230が形成される。ケース201の長手方向(X方向)の一方端201dに、ケース201内の空気を外部に吹き出すための吹出口240が形成される。ケース201の内部には、吸込口230と吹出口240とを連通する通気路が形成される。
ケース201は、上側ケース201aと、下側ケース201bとを含む。上側ケース201aおよび下側ケース201bは、一体化されて、薄箱状のケース201を構成する。ケース201は、送風ファン203と、バッテリ207と、スイッチ208と、コネクタ209と、基板211と、高電圧発生部206と、帯電粒子生成部215とを収容する。
送風ファン203は、たとえば、遠心ファンやプロペラファンを含んで構成される。送風ファン203は、バッテリ207から供給される電力、またはコネクタ209を通じて機器本体1から供給される電力を用いて作動する。送風ファン203の作動によって、外部の空気は、吸込口230からケース201の内部に導入されて、吹出口240から外部へ吹出される。
より詳細には、送風ファン203は、基板211の表面211aと、上側ケース201aの内表面との間に配置される。送風ファン203には、開口203aと開口203bとが形成される。開口203aは、送風ファン203の厚み方向(Z方向)に垂直な送風ファン203の面に形成される。開口203bは、吹出口240と同じ側に位置する送風ファン203の面に形成される。
バッテリ207は、直流電源であり、たとえば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池を含む。バッテリ207は、送風ファン203および駆動部210に直流電力を供給する。バッテリ207は、充電回路231(図12参照)により充電される。充電回路231には、機器本体1への帯電粒子生成装置2の装着時において、コネクタ209を介して機器本体1から直流電力が供給される。
バッテリ207は、送風ファン203の動作によって生じる気流を妨げない位置に配置される。図10に示された構成では、バッテリ207は、Z方向に沿って、送風ファン203と重なるように配置される。
スイッチ208は、使用者の操作を受け付ける。使用者は、スイッチ208を操作することによって、帯電粒子生成装置2の作動と停止とを切り替えることができる。
コネクタ209は、電源端子と、信号入力端子とを含む。電源端子は、機器本体1から直流電力を受けるための端子である。電源端子を通じて機器本体1から入力された電力は、送風ファン203と、駆動部210と、高電圧発生部206と、帯電粒子生成部215と、バッテリ207とに供給される。信号入力端子は、機器本体1から各種の制御信号を受ける。帯電粒子生成装置2は、コネクタ209から入力された制御信号に応答して動作する。
図11は、図10に示す駆動部210と、高電圧発生部206と、帯電粒子生成部215との斜視図である。図10および図11を参照して、駆動部210および高電圧発生部206は、基板211の表面211aに配置される。なお、駆動部210および高電圧発生部206は、本発明に係る「高電圧回路」の一例である。
駆動部210は、帯電粒子生成部215での放電を制御するためのものであり、たとえば、パルス発生回路、コンデンサ、およびFET(Field Effect Transistor)などを含んで構成される。駆動部210は、バッテリ207と、高電圧発生部206との間に接続される。駆動部210は、供給される電圧を昇圧して高電圧発生部206に出力する。また、駆動部210は、帯電粒子生成部215の放電制御のためのパルス信号を生成する。
高電圧発生部206は、駆動部210と帯電粒子生成部215との間に接続される。高電圧発生部206は、駆動部210からのパルス信号に応答して、2〜10kVの正負の高電圧を生成する。高電圧発生部206は、たとえば、トランスを含んで構成される。
帯電粒子生成部215は、正側整流素子205aと、負側整流素子205bと、正イオン放電部204aと、負イオン放電部204bとを有する。正側整流素子205aは、高電圧発生部206と正イオン放電部204aとの間に接続される。正側整流素子205aは、高電圧発生部206によって生成された正負の高電圧のうち正の高電圧のみを正イオン放電部204aへ通過させる。負側整流素子205bは、高電圧発生部206と負イオン放電部204bとの間に接続される。負側整流素子205bは、高電圧発生部206によって生成された正負の高電圧のうち負の高電圧のみを負イオン放電部204bへ通過させる。
正側整流素子205aおよび負側整流素子205bは、たとえば、ダイオードを含んで構成される。正側整流素子205aおよび負側整流素子205bは、たとえば、円柱形状を有し、その長手方向に通電可能に構成される。正側整流素子205aおよび負側整流素子205bは、その通電方向がY方向に平行となるように配置される。正側整流素子205aおよび負側整流素子205bは、基板211の表面211aから基板211の厚み方向に埋め込まれた状態に配置される。
正イオン放電部204aおよび負イオン放電部204bは、放電によって帯電粒子を発生させるための部分であり、先端が鋭利な針形状を有している。正イオン放電部204aおよび負イオン放電部204bは、高耐熱、高耐食性を有する金属であり、たとえば、インコネルで作られる。正イオン放電部204aの針形状の一方端(先端)は空気中に露出し、正イオン放電部204aの他方端は正側整流素子205aに接続される。負イオン放電部204bの針形状の一方端(先端)は空気中に露出し、負イオン放電部204bの他方端は負側整流素子205bに接続される。負イオン放電部204bは、Y方向に正イオン放電部204aから離間して設けられる。
図12は、図1に示した空調機の構成を示した機能ブロック図である。図12を参照して、機器本体1は、電源コード接続口114と、電源部140と、帯電粒子生成部130と、送風機128と、風向調整部106と、制御回路132と、操作パネル104と、コネクタ131とを備える。なお、図12ではコネクタ131は制御回路132と分離して記載されている。
電源部140は、電源コード接続口114に接続された電源コード115を通じて電力を受ける。電源部140は、帯電粒子生成部130と、送風機128と、風向調整部106と、制御回路132と、操作パネル104とに電力を供給する。帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着された状態では、電源部140は、コネクタ131を通じて帯電粒子生成装置2に電力を供給する。
操作パネル104は、電源部140からの電力を利用して、表示ランプを点灯させるとともに、使用者の操作に応じた信号を発生させる。制御回路132は、操作パネル104からの信号を受ける。制御回路132は、その信号に応答して、帯電粒子生成部130、送風機128、風向調整部106を制御する。帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着された状態では、制御回路132は、コネクタ131を通じて制御信号を帯電粒子生成装置2へと送信する。
より詳細には、制御回路132は帯電粒子生成部130を制御して、帯電粒子生成部130から正イオンおよび負イオンを発生させる。さらに、制御回路132は送風機128を制御して、機器本体1からの風量を制御する。図12には示さないが、空調機11は、たとえば埃センサなど各種のセンサをさらに備えてもよい。制御回路132はセンサの検出結果に基づいて風量を決定し、その風量が達成されるように送風機128を制御することができる。制御回路132は、さらに、風向調整部106を制御して、機器本体1および帯電粒子生成装置2から送出される風の向きを制御する。
帯電粒子生成装置2は、バッテリ207と、スイッチ208と、駆動部210と、高電圧発生部206と、帯電粒子生成部215と、送風機223と、制御回路260と、検出部261と、表示ランプ262と、コネクタ209と、充電回路231とを備える。なお、制御回路260が本発明に係る「制御回路」に相当する。
スイッチ208は、使用者によって操作される。帯電粒子生成装置2が単体で使用される場合には、スイッチ208がオンすることにより、バッテリ207は、駆動部210に電圧を印加するとともに送風ファン203および制御回路260に電力を供給する。なおスイッチ208が、風量の切換に関する使用者の指示を受け付けてもよい。つまり、スイッチ208が、「弱」および「強」などといった少なくとも2つの段階の間で風量を切り換えるための使用者の指示を受け付けるものであってもよい。この場合には、スイッチ208の状態に応じて風量が段階的に切り替わるように、制御回路260が送風ファン203を制御する。
帯電粒子生成装置2が単体で使用される場合には、制御回路260はバッテリ207からの電力が供給されることにより起動する。制御回路260が起動すると、制御回路260は、駆動部210および送風ファン203を作動させる。これにより、帯電粒子を含む気流が帯電粒子生成装置2から発生する。
帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着された状態では、コネクタ209がコネクタ131に接続される。帯電粒子生成装置2は、機器本体1からの電力および制御信号を受ける。
機器本体1からの電力は制御回路260、駆動部210および送風ファン203に供給される。制御回路260は、機器本体1からの制御信号に応じて、駆動部210および送風ファン203の両方を作動および停止させる。
機器本体1からの電力は、さらに充電回路231を通じてバッテリ207に供給される。たとえば、機器本体1が送風を停止している状態において、制御回路260は充電回路231を作動させてバッテリ207を充電する。機器本体1と帯電粒子生成装置2とがともに作動している状態において、制御回路260は充電回路231を作動させてもよい。
駆動部210は、バッテリ207から、あるいはコネクタ209を介して機器本体1の電源部140から電圧の供給を受ける。バッテリ207の電圧は、バッテリ207がたとえばニッケル水素電池である場合、3.6V程度(3直列)であり、バッテリ207がリチウムイオン電池である場合、3.6〜3.7V程度である。一方、機器本体1の電源部140から供給される電圧は、たとえば、商用電源の交流電圧を整流後、トランスにより変圧して得られる。この電圧はバッテリ207の充電電圧としても用いられる。このため、機器本体1の電源部140から供給される電圧は、バッテリ207の電圧(放電電圧)よりも高く、たとえば5Vである。図示しないが駆動部210を構成する各構成要素の耐圧は、上記の電圧に基づいて定められる。駆動部210は、供給される電圧を10〜20Vに昇圧して高電圧発生部206に出力する。
駆動部210は、供給される電圧が高いほど、その電圧をより高く昇圧して高電圧発生部206に出力することが可能である。同様に、高電圧発生部206は、駆動部210から受ける電圧が高いほど、絶対値がより大きい正負の高電圧を生成することが可能である。したがって、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着された状態では、高電圧発生部206は、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されない状態よりも、絶対値が高い高電圧を生成することができる。
検出部261は、機器本体1への帯電粒子生成装置2の着脱を検出する。具体的には、検出部261は、機器本体1のコネクタ131と帯電粒子生成装置2のコネクタ209との接続を検出する。コネクタ131とコネクタ209との接続を検出するための方法には、公知のさまざまな方法を適用できる。たとえば、コネクタ209に検出用の端子が設けられる。検出用端子はプルアップ抵抗を介して高電位に結合される。コネクタ209が機器本体1のコネクタ131に接続されると、コネクタ209の検出用端子がコネクタ131の接地端子に接続される。コネクタ209の検知用端子の電位の変化に基づいて、制御回路260は帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されているか否かを判定することができる。言い換えると、コネクタ209の検知用端子の電位の変化が、機器本体1への帯電粒子生成装置2の着脱の検出結果を示す信号に相当する。
制御回路260は、検出部261の信号に応じて、駆動部210および高電圧発生部206を制御する。すなわち、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着された状態において、制御回路260は、高電圧V1(第1の高電圧)を生成するように駆動部210および高電圧発生部206を制御する。一方、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されない状態において、制御回路260は、高電圧V1と異なる高電圧V2(第2の高電圧)を生成するように駆動部210および高電圧発生部206を制御する。上述のように、帯電粒子生成部215は、印加される高電圧が高いほど多くの帯電粒子を発生させるように構成されている。したがって、帯電粒子生成部215は、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着された状態では、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されない状態よりも高濃度の帯電粒子を発生させることができる。
表示ランプ262は、表示ランプ162と同様に、帯電粒子生成装置2の買い替え時期が到来したことを示すためのランプである。帯電粒子生成装置2の総運転時間は、制御回路260において計測(カウント)される。帯電粒子生成装置2の総運転時間が所定時間に達した場合に、表示ランプ262がたとえば赤色に点滅する。この所定時間は、たとえば帯電粒子生成装置2の使用時間に対する帯電粒子の発生量の減少率を考慮して予め定められる。なお、帯電粒子生成部215がユニットとして交換可能に構成されていてもよい。この構成の場合には、表示ランプ262の点滅によって、帯電粒子生成部215の交換が通知される。
このように、帯電粒子生成装置2は、電気機器である空調機11の機器本体1に着脱可能に構成される。そのため、帯電粒子生成装置2を機器本体1から取り外して使用することによって、使用者自身が据置き型の機器本体1に近づかなくても帯電粒子の照射を受けることができる。したがって、使用者の使い勝手が向上する。
本発明の実施の形態においては、帯電粒子生成装置2は、機器本体1と連動して動作する。すなわち、機器本体1の作動が開始すると、帯電粒子生成装置2が作動する。一方、機器本体1が停止すると帯電粒子生成装置2が停止する。なお、「連動して動作する」とは、帯電粒子生成装置2の作動の開始および終了が、それぞれ機器本体1の作動の開始および終了をトリガとすることを含む。したがって、帯電粒子生成装置2の作動および停止が機器本体1の作動および停止とそれぞれ同一タイミングである必要はない。たとえば機器本体1の作動開始から遅れて帯電粒子生成装置2が作動を開始してもよい。同じく、たとえば機器本体1の停止から遅れて帯電粒子生成装置2が停止してもよい。
図13は、図1に示した空調機11の起動時の処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートは、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着された状態における空調機11の処理の流れを示す。
図13を参照して、ステップS1〜S3の処理は、機器本体1の起動時の処理であり、ステップS11,S12の処理は、帯電粒子生成装置2の起動時の処理である。ステップS1において、操作パネル104からの信号が制御回路132に入力される。これにより制御回路132が処理を開始する。
ステップS1において、制御回路132は、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されているか否かを判定する。この判定は、検出部261(図12参照)が機器本体1への帯電粒子生成装置2の着脱を検出する場合と同様であるため、詳細な説明を繰り返さない。
帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されている場合(ステップS1においてYES)、ステップS2において、制御回路132は、帯電粒子生成装置2を起動させるための制御信号を生成する。制御回路132は、帯電粒子生成装置2に制御信号を送信する。
ステップS3において、制御回路132は、機器本体1を起動させる。たとえば制御回路132は、操作パネル104からの信号に応じて機器本体1を制御する。制御回路132は、機器本体1の前回の停止時点における設定内容(たとえば風量の設定)を保持しておいてもよい。この場合には、保持された設定内容に従って制御回路132が機器本体1を制御する。
帯電粒子生成装置2の処理は、たとえば帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着された時点から開始される。ステップS11において、制御回路260は、機器本体1(制御回路132)からの制御信号を受信する。ステップS12において、制御回路260は、帯電粒子生成装置2の作動を開始させる。具体的には、制御回路260は、駆動部210と送風ファン203とを作動させる。
図14は、図1に示した空調機11の動作、および空調機11の停止処理を説明するためのフローチャートである。図14を参照して、ステップS21〜S26の処理は、機器本体1の処理である。ステップS31〜S34の処理は、帯電粒子生成装置2の処理である。
まず、機器本体1の処理について説明する。ステップS21において、制御回路132は、操作パネル104からの信号が制御回路132に入力されたか否かを判定する。操作パネル104からの信号が制御回路132に入力されていない場合(ステップS21においてNO)、ステップS21の判定処理が繰り返される。操作パネル104からの信号が制御回路132に入力された場合(ステップS21においてYES)、処理はステップS22に進む。
ステップS22において、制御回路132は、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されているか否かを判定する。ステップS22の処理は、図13に示されたステップS1の処理と同様であるので、以後の説明は繰り返さない。帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されている場合(ステップS22においてYES)、ステップS23において、制御回路132は、制御信号を生成して、その制御信号を帯電粒子生成装置2へと送信する。
ステップS23の処理の後に、ステップS24の処理が実行される。帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されていない場合(ステップS22においてNO)、ステップS23の処理が実行されることなくステップS24の処理が実行される。ステップS24において、制御回路132は、操作パネル104からの信号が空調機11の停止指示に該当するか否かを判定する。
操作パネル104からの信号が空調機11の停止指示に該当しない場合(ステップS24においてNO)、処理はステップS25に進む。ステップS25において、制御回路132は、操作パネル104からの信号に応答して機器本体1を制御する。たとえば使用者が操作ボタン152を操作した場合には、制御回路132は、風量の設定に関する信号を操作パネル104から受信する。制御回路132は、その信号に応答して送風機128の回転数を変更する。ステップS25の後、制御回路132の処理はステップS21へと戻る。
操作パネル104からの信号が空調機11の停止指示に該当する場合(ステップS24においてYES)、処理はステップS26に進む。ステップS26において、制御回路132は、機器本体1を停止させる。具体的には、制御回路132は、送風機128および帯電粒子生成部130を停止させる。さらに制御回路132は、操作パネル104の表示ランプ155〜163を消灯する。ステップS26の処理が終了すると全体の処理が終了する。
次に、帯電粒子生成装置2の処理について説明する。ステップS31において、帯電粒子生成装置2の制御回路260は、機器本体1からの制御信号が制御回路260に入力されたか否かを判定する。機器本体1からの制御信号が制御回路260に入力されていない場合(ステップS31においてNO)、ステップS31の判定処理が繰り返される。機器本体1からの制御信号が制御回路260に入力された場合(ステップS31においてYES)、処理はステップS32に進む。
ステップS32において、制御回路260は、機器本体1からの制御信号が空調機11の停止指示に該当するか否かを判定する。機器本体1からの制御信号が空調機11の停止指示に該当しない場合(ステップS32においてNO)、処理はステップS33に進む。ステップS33において、制御回路260は、機器本体1からの制御信号に応答して帯電粒子生成装置2を制御する。たとえば使用者が操作ボタン152を操作した場合には、機器本体1から、風量の設定に関する制御信号が制御回路260に入力される。制御回路260は、その制御信号に応答して送風ファン203の回転数を変更する。ステップS33の後、制御回路260の処理はステップS31へと戻る。
機器本体1からの信号が空調機11の停止指示に該当する場合(ステップS32においてYES)、処理はステップS34に進む。ステップS34において、制御回路260は、帯電粒子生成装置2を停止させる。具体的には、制御回路260は、送風ファン203および駆動部210を停止させる。ステップS34の処理が終了すると全体の処理が終了する。
帯電粒子生成装置2は、コネクタ209を通じて機器本体1からの制御信号を受信する。この制御信号が機器本体1の動作を示す(たとえば機器本体1の起動を示す)場合に、帯電粒子生成装置2の制御回路260は、機器本体1と連動して、駆動部210を動作させる。一方、機器本体1の停止時に、機器本体1は、帯電粒子生成装置2を停止させるための制御信号を生成して、その制御信号を帯電粒子生成装置2へと送信する。帯電粒子生成装置2の制御回路260は、この制御信号に応答して、駆動部210を停止させる。
帯電粒子生成装置2は、電源スイッチ8を備える。帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着された状態において、制御回路260は、電源スイッチ8の状態に関わらず、機器本体1からの制御信号に従って帯電粒子生成装置2を制御する。この制御は、帯電粒子生成装置2の起動および停止を含む。
帯電粒子の発生量を大きくするためには、帯電粒子を発生させる帯電粒子生成部215に印加される高電圧を高くすればよい。しかしながら、帯電粒子生成部215に印加される電圧が高いほど、帯電粒子生成部215が含むイオン発生電極の劣化が早く進むことが知られている。すなわち、帯電粒子の発生量と帯電粒子生成部215の寿命時間との間には、トレードオフの関係が存在する。
図15は、実施の形態1に係る帯電粒子生成装置2における、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着される場合および装着されない場合の制御回路260の駆動部210に対する処理を説明するためのフローチャートである。図15を参照して、この処理は、たとえば帯電粒子生成装置2の電源投入時から開始される。
ステップS41において、制御回路260は、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されているか否かを判定する。このステップはステップS1(図13参照)と同様であるため、判定方法についての詳細な説明を繰り返さない。帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着される状態である場合、処理はステップS43に進む(ステップS41においてYES)。一方、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されない状態である場合、処理はステップS42に進む(ステップS41においてNO)。
ステップS42において、帯電粒子生成装置2は機器本体1に装着されていない。そのため、バッテリ207の電圧が駆動部210に供給される。駆動部210は、この電圧を昇圧して、高電圧発生部206に出力する。高電圧発生部206は、駆動部210から受けた電圧から、たとえば3.0kVの高電圧V2を生成する。この高電圧が帯電粒子生成部215に印加される。ステップS42の後、制御回路260の処理はステップS41へと戻る。
ステップS43において、帯電粒子生成装置2は機器本体1に装着されている。機器本体1は、たとえば、機器本体1の帯電粒子生成部130により生じた帯電粒子の発生量を測定するためのセンサ300を備える。機器本体1の制御回路132は、このセンサの測定値に基づいて、帯電粒子の発生量を示す信号を出力する。帯電粒子生成装置2の制御回路260は、この信号を受けて、機器本体1の帯電粒子生成部130が発生させる帯電粒子が十分に高濃度であるか否かを判定する。この判定は、たとえば帯電粒子の発生量を所定の基準値と比較することで実行される。帯電粒子生成部130の発生させる帯電粒子が十分に高濃度であると制御回路260が判定した場合、処理はステップS45に進む(ステップS43においてYES)。一方、帯電粒子生成部130の発生させる帯電粒子が十分に高濃度ではないと制御回路260が判定した場合、処理はステップS44に進む(ステップS43においてNO)。
ステップS44において、制御回路260は、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されない場合の高電圧V2と比べて高い高電圧V1を生成するように駆動部210を制御する。帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されるので、駆動部210は、機器本体1からコネクタ209を介して供給される直流電圧を受ける。駆動部210は、この電圧を昇圧して、高電圧発生部260に出力する。高電圧発生部260は、たとえば3.8kVの高電圧V1を生成する。したがって、帯電粒子の発生量を増加させることができる。ステップS44の後、制御回路260の処理はステップS41へと戻る。
なお、この場合、制御回路260は、機器本体1の帯電粒子生成部130を停止するように、機器本体1の制御回路132に制御信号を出力してもよい。これにより、機器本体1の帯電粒子生成部130の寿命時間を一層延ばすことができる。
制御回路260は、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されない場合よりも、機器本体1の帯電粒子生成部130に印加される高電圧を低くするための制御信号を機器本体1の制御回路132に出力してもよい。これにより、帯電粒子生成装置2の帯電粒子生成部215だけでなく、機器本体1の帯電粒子生成部130からも帯電粒子を発生させることができる。また、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されない場合よりも、機器本体1の帯電粒子生成部130の寿命時間を延ばすことができる。
ステップS45において、制御回路260は、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されない場合の高電圧V2と比べて低い高電圧V1を生成するように駆動部210を制御する。すなわち、高電圧V1は、たとえば2.0kV以上3.0kV未満である。これにより、帯電粒子生成部215による帯電粒子の発生量は減少する。しかしながら、帯電粒子生成部215のイオン発生電極の劣化を抑えることができる。すなわち、帯電粒子生成部215の寿命時間を延ばすことができる。ステップS45の後、制御回路260の処理はステップS41へと戻る。
なお、この場合、制御回路260は、帯電粒子生成部215を停止するように駆動部210を制御してもよい。これにより、帯電粒子生成部215の寿命時間を一層延ばすことができる。
制御回路260は、機器本体1の帯電粒子生成部130が帯電粒子を発生させる間、機器本体1の帯電粒子生成部130が帯電粒子を発生させないときよりも、高電圧V1が低くなるように駆動部210を制御してもよい。これにより、機器本体1の帯電粒子生成部130だけでなく、帯電粒子生成装置2の帯電粒子生成部215からも帯電粒子を発生させることができる。また、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されない場合よりも、帯電粒子生成部215の寿命時間を延ばすことができる。
機器本体1の帯電粒子生成部130では、運転時間の経過に伴って、帯電粒子の発生量が次第に減少する。機器本体1を単体で使用するだけでは、帯電粒子の発生量を回復させることは難しい。そのため、帯電粒子生成装置2を機器本体1に装着して同時に使用することにより、帯電粒子の減少分を補うことができる。一方で、機器本体1が単体でも十分に高濃度な帯電粒子を発生させている場合には、帯電粒子生成装置2を機器本体1に装着して同時に使用すると、帯電粒子生成装置2の帯電粒子生成部215の総運転時間が寿命時間に早く達してしまう。そのため、帯電粒子を発生させないように制御回路260が帯電粒子生成部215を制御することにより、帯電粒子生成部215の寿命時間を延ばすことができる。
本実施の形態によれば、帯電粒子生成装置2は、その使用状況に応じて帯電粒子の発生量を適切に調整することができる。すなわち、帯電粒子生成装置2の使用状況に応じて、帯電粒子の発生量を増加させたり、あるいは、帯電粒子生成部215の寿命時間を延ばしたり調整することができる。また、使用者自身が帯電粒子の発生量を調整する必要がない。したがって、使用者の使い勝手が向上する。なお、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されているか否か、機器本体1が帯電粒子生成部130を備えるか否か、および機器本体1の帯電粒子生成部130による帯電粒子の発生量が、本実施の形態における「使用状況」に相当する。
ステップS44,S45において、帯電粒子の発生量を増減させると、それに伴って帯電粒子生成部215の寿命時間が延びる、あるいは短くなる。したがって、制御回路260は、帯電粒子生成部215の寿命時間の計測結果を延長あるいは短縮するように演算することが望ましい。
図16は、実施の形態1に係る帯電粒子生成装置における、帯電粒子生成部215の寿命時間のカウント処理を説明するためのフローチャートである。図16を参照して、この処理は、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着される場合(図15のステップS41においてYES)に実行される。
ステップS51において、制御回路260は、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着される場合と装着されない場合とにおける、高電圧発生部206により生成される高電圧の大小関係を比較する。帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着される場合の高電圧V1が、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されない場合の高電圧V2よりも高い場合、処理はステップS52に進む(ステップS51において“>”)。反対に、高電圧V1が高電圧V2よりも低い場合、処理はステップS53に進む(ステップS51において“<”)。
ステップS52において、制御回路260は、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着される場合の所定時間当たりのカウント量を、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されない場合の所定時間当たりのカウント量よりも大きくする。具体的には、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着される場合の所定時間当たりのカウント量を、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されない場合の所定時間当たりのカウント量のたとえば1.2〜1.5倍に設定する。この値は、たとえば帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着される場合と装着されない場合の各々において帯電粒子の発生量の減少率を求め、その比に基づいて予め定められる。その後、処理はステップS54に進む。
ステップS53において、制御回路260は、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着される場合の所定時間当たりのカウント量を、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されない場合の所定時間当たりのカウント量よりも小さくする。具体的には、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着される場合の所定時間当たりのカウント量を、帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着されない場合の所定時間当たりのカウント量のたとえば0.7〜0.8倍に設定する。帯電粒子生成装置2が機器本体1に装着される場合の所定時間当たりのカウント量は、ステップS52における説明と同様に、たとえば帯電粒子の発生量の実測結果に基づいて定められる。その後、処理はステップS54に進む。
ステップS54において、制御回路260は、帯電粒子生成部215の運転時間のカウントを開始する、あるいは継続する。ステップS52,S53のうちのいずれかにおいて定められた所定時間当たりのカウント量に従って、カウント量が増加する(あるいは所定の値から減少する)。その後、処理はステップS55に進む。
ステップS55において、制御回路260は、帯電粒子生成部215の寿命時間に対応するように予め設定されたカウント量の終了値N1と、実際のカウント量の累積値とを比較する。カウント量の累積値は、たとえば制御回路260が含む不揮発性のメモリ(図示せず)に記憶される。カウント量の累積値が終了値N1以上である場合、処理はステップS56に進む(ステップS55においてYES)。それ以外の場合、処理はステップS51に戻り、処理が繰り返される(ステップS55においてNO)。
ステップS56において、制御回路260は、帯電粒子生成部215の総運転時間がその寿命時間に達したと判断する。このため、制御回路260は表示ランプ262を点滅させる制御を開始する。これにより、使用者は、帯電粒子生成装置2の買い替え時期(あるいは帯電粒子生成部215のユニット交換時期)の到来を知ることができる。ステップS56の処理が終了すると、全体の処理が終了する。
なお、ここでは図示しないが、制御回路260は、カウント量の累積値が終了値N1以上になった後、カウントを継続してもよい。カウント量の累積値が、終了値N1よりも大きい終了値N2以上になった場合に、制御回路260は帯電粒子生成部215を停止させる。これに加えて、制御回路260は、たとえば、表示ランプ262の点滅の周期がステップS56の場合よりも早くなるように制御してもよい。これにより、使用者は、帯電粒子生成部215の停止を知ることができる。
具体的に、帯電粒子生成装置2が機器本体1に一度も装着されずに使用される場合、終了値N1に対応する寿命時間はたとえば17,500時間であって、終了値N2に対応する寿命時間は19,000時間である。帯電粒子生成部215の機器本体1への装着時における所定時間当たりのカウント量は、非装着時における所定時間当たりのカウント量のたとえば1.5倍に設定される。
仮に、帯電粒子生成装置2を機器本体1に常に装着して使用するとする。この場合、終了値N1に対応する寿命時間は、17,500時間から約11,667時間に減少する。すなわち、約11,667時間を経過した時から表示ランプ216の点滅が開始される。また、終了値N2に対応する寿命時間は、19,000時間から約12,667時間に減少する。すなわち、表示ランプ216の点滅が開始してから1,000時間を経過した時に帯電粒子生成部215が停止する。このように、本実施の形態によれば、帯電粒子生成部215が含むイオン発生電極の劣化の状態に合わせて、帯電粒子生成部215の寿命時間を調整することが可能になる。
[実施の形態2]
図17は、帯電粒子生成装置の図12と異なる構成を示した機能ブロック図である。図17を参照して、帯電粒子生成装置3は、駆動部および高電圧発生部を2個ずつ備える。また、帯電粒子生成装置3は、コネクタ131とコネクタ209との接続を検出するための検出部261を備えない。以上の点において、帯電粒子生成装置3は図12に示した帯電粒子生成装置2と異なる。それ以外の点については、帯電粒子生成装置3の構成は帯電粒子生成装置2と同一であるため、詳細な説明を繰り返さない。
駆動部210aは、コネクタ209と電気的に接続されている。しかし、駆動部210aは、バッテリ207とは電気的に接続されていない。帯電粒子生成装置3が機器本体1に装着される状態において、駆動部210aは、コネクタ209を介して機器本体1から供給される電圧を昇圧する。高電圧発生部206aは、駆動部210aにより昇圧された電圧を受けて、高電圧V1(第1の高電圧)を生成する。この高電圧V1が帯電粒子生成部215に印加される。なお、駆動部210aおよび高電圧発生部206aが、本発明に係る「第1の高電圧回路」に相当する。
一方、駆動部210bは、バッテリ207と電気的に接続されている。しかし、駆動部210bは、コネクタ209とは電気的に接続されていない。帯電粒子生成装置3が機器本体1に装着されない状態において、駆動部210bは、バッテリ207の電圧を昇圧する。高電圧発生部206bは、駆動部210bにより昇圧された電圧を受けて、高電圧V1と異なる高電圧V2(第2の高電圧)を生成する。この高電圧V2が帯電粒子生成部215に印加される。なお、駆動部210bおよび高電圧発生部206bが、本発明に係る「第2の高電圧回路」に相当する。
帯電粒子生成装置3が機器本体1に装着されているか否かに応じて、高電圧V1および高電圧V2のうちのいずれかが帯電粒子生成部215に印加される。そのため、実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に、帯電粒子生成装置2がその使用状況に応じて、帯電粒子の発生量を適切に調整することができる。したがって、使用者の使い勝手が向上する。
また、実施の形態2によれば、帯電粒子生成装置3が機器本体1に装着されているか否かに応じて、制御回路260は、駆動部210a,210bを制御しなくてよい。したがって、実施の形態1と比べて、制御回路260による制御を簡略化することができる。
なお、実施の形態1,2によれば、機器本体1が帯電粒子生成部130を備える場合について説明した。しかし、機器本体1は、帯電粒子生成装置2に電源を供給するものであれば、帯電粒子生成部を備えなくてもよい。また、機器本体1の制御回路132は、帯電粒子生成装置2の制御回路260に対し制御信号を出力しなくてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 機器本体、2,3 帯電粒子生成装置、8 電源スイッチ、11 空調機、100 筐体、101,201c 側面、102 収容部、103 底面、104 操作パネル、106 風向調整部、108,118 給水タンク、110 水受部、112 吸気口、114 電源コード接続口、115 電源コード、119 水、121〜123 通風路、124,240 吹出口、126 フィルタ、128,223 送風機、130,215 帯電粒子生成部、131,209 コネクタ、132,260 制御回路、140 電源部、151〜154 操作ボタン、155〜163 表示ランプ、201 ケース、201a 上側ケース、201b 下側ケース、201d 端、203a,203b 開口、204a 正イオン放電部、204b 負イオン放電部、205a 正側整流素子、205b 負側整流素子、206,206a,206b 高電圧発生部、208 スイッチ、210,210a,210b 駆動部、211 基板、211a 基板の表面、230 吸込口、231 充電回路、300 センサ。

Claims (11)

  1. 電気機器の本体部に着脱可能に構成された帯電粒子生成装置であって、
    前記本体部と電気的に接続されるとともに前記本体部からの電力を受けるように構成されたコネクタと、
    電力を蓄える蓄電部と、
    前記コネクタおよび前記蓄電部に電気的に接続され、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の装着時においては、前記コネクタを介して前記本体部から供給される電圧から高電圧を生成し、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の非装着時においては、前記蓄電部の電圧から前記高電圧を生成する高電圧回路と、
    前記高電圧回路により生成された前記高電圧が印加されると帯電粒子を発生させる第1の帯電粒子生成部と、
    前記本体部への前記帯電粒子生成装置の着脱を検出して、検出結果を示す信号を出力する検出部と、
    前記検出部の前記信号に応じて、前記高電圧回路を制御する制御回路とを備え、
    前記本体部への前記帯電粒子生成装置の装着時において、前記制御回路は、第1の高電圧を前記高電圧として生成するように前記高電圧回路を制御し、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の非装着時において、前記制御回路は、前記第1の高電圧と異なる第2の高電圧を前記高電圧として生成するように前記高電圧回路を制御する、帯電粒子生成装置。
  2. 前記第1の帯電粒子生成部は、印加される前記高電圧が高いほど多くの帯電粒子を発生させるように構成され、
    前記制御回路は、前記第1の高電圧が前記第2の高電圧よりも高くなるように前記高電圧回路を制御する、請求項1に記載の帯電粒子生成装置。
  3. 前記制御回路は、前記第1の帯電粒子生成部の運転時間をカウントして、カウント量の累積値に基づいて、前記第1の帯電粒子生成部が予め設定された寿命時間に達したか否かを判断し、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の装着時において、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の非装着時よりも所定時間当たりの前記カウント量を大きくする、請求項2に記載の帯電粒子生成装置。
  4. 前記本体部は、前記帯電粒子を発生させる第2の帯電粒子生成部を備え、
    前記制御回路は、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の装着時において、前記第2の帯電粒子生成部を停止させるための制御信号を前記コネクタを介して前記本体部に出力する、請求項2または3に記載の帯電粒子生成装置。
  5. 前記本体部は、前記帯電粒子を発生させる第2の帯電粒子生成部を備え、
    前記制御回路は、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の装着時において、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の非装着時よりも、前記第2の帯電粒子生成部に印加される高電圧を低くするような制御信号を前記コネクタを介して前記本体部に出力する、請求項2または3に記載の帯電粒子生成装置。
  6. 前記制御回路は、前記第1の高電圧が前記第2の高電圧よりも低くなるように前記高電圧回路を制御する、請求項1に記載の帯電粒子生成装置。
  7. 前記制御回路は、前記第1の帯電粒子生成部の運転時間をカウントして、カウント量の累積値に基づいて、前記第1の帯電粒子生成部が予め設定された寿命時間に達したか否かを判断し、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の装着時において、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の非装着時よりも所定時間当たりの前記カウント量を小さくする、請求項2に記載の帯電粒子生成装置。
  8. 前記本体部は、前記帯電粒子を発生させる第2の帯電粒子生成部を備え、
    前記制御回路は、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の装着時において、前記第2の帯電粒子生成部が前記帯電粒子を発生させる間、前記高電圧回路を停止させる、請求項6または7に記載の帯電粒子生成装置。
  9. 前記本体部は、前記帯電粒子を発生させる第2の帯電粒子生成部を備え、
    前記制御回路は、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の装着時において、前記第2の帯電粒子生成部が前記帯電粒子を発生させる間、前記第2の帯電粒子生成部が前記帯電粒子を発生させないときよりも、前記第1の高電圧が低くなるように前記高電圧回路を制御する、請求項6または7に記載の帯電粒子生成装置。
  10. 前記蓄電部は、前記コネクタと電気的に接続された二次電池を含み、
    前記二次電池は、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の装着時において、前記コネクタを介して前記本体部から供給される電力により充電される、請求項1に記載の帯電粒子生成装置。
  11. 電気機器の本体部に着脱可能に構成された帯電粒子生成装置であって、
    前記本体部から供給される電力を受けるとともに、前記本体部からの電力を受けるように構成されたコネクタと、
    電力を蓄える蓄電部と、
    前記コネクタに電気的に接続され、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の装着時において、前記コネクタを介して前記本体部から供給される電圧から第1の高電圧を生成する第1の高電圧回路と、
    前記蓄電部に電気的に接続され、前記本体部への前記帯電粒子生成装置の非装着時において、前記蓄電部の電圧から前記第1の高電圧と異なる第2の高電圧を生成する第2の高電圧回路と、
    前記第1および前記第2の高電圧のうちのいずれかが印加されると帯電粒子を発生させる帯電粒子生成部とを備える、帯電粒子生成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016095097A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 象印マホービン株式会社 送風装置

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