JP2014043972A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Takumi Oikawa
巧 及川
Takuya Mashita
拓也 真下
Kenji Kojima
健司 小嶋
Hirotada Sasaki
宏格 笹木
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Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Consumer Electronics Holdings Corp
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Abstract

【課題】電力消費量を抑えつつ外気と冷蔵庫内との温度差により生じる結露を防止することができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】外気と接する箇所の少なくとも一部に分子レベルの水を吸収放出する水吸放出部材73を設けたこと及び水吸放出部材73を加熱する加熱手段76を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
従来より、冷蔵庫には外気と冷蔵庫内との温度差による結露を防止するため、冷蔵庫本
体の側壁や前面開口部の仕切表面に防露ヒータや防露パイプ等の防露手段を設ける場合がある(例えば、下記特許文献1及び2参照)。
特開平11−14241号公報 特開2004−85102号公報
冷蔵庫が設置されることの多いキッチンは調理作業中等に一時的に高温多湿になることがあり、このような結露しやすい状況であっても結露を防止するため、防露手段の発熱量を上げる必要があるが、大きな発熱量を得るために電力消費量が増大する問題がある。
そこで、電力消費量を抑えつつ外気と冷蔵庫内との温度差により生じる結露を防止することができる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本実施形態に係る冷蔵庫は、外気と接する箇所の少なくとも一部に分子レベルの水を吸収放出する水吸放出部材を設けたことを特徴とする。
一実施形態に係る冷蔵庫の正面図である。 図1の冷蔵庫の縦断面図である。 図1に示す冷蔵庫の冷蔵室扉の要部拡大断面図である。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態に係る冷蔵庫10は、図1及び図2に示すように、前面に開口する断熱箱状の冷蔵庫本体12の内部に貯蔵空間が形成され、貯蔵空間が断熱仕切壁14によって上方の冷蔵空間20と下方の冷凍空間40とに区画している。
冷蔵空間20は、さらに仕切体21によって上下に区画され、上部空間に複数段の載置棚を設けた冷蔵室22が設けられ、下部空間に上下2段に設けられた収納容器25aを配置する野菜室24が設けられている。
野菜室24の下方に配置した冷凍空間40は、冷凍温度に冷却される空間であって、比較的小容積の自動製氷機を備えた製氷室42と第1冷凍室44とが左右に併設され、その下方に第2冷凍室46が設けられている。
冷蔵室22の前面開口部は、該開口部を幅方向に区分する観音開き式の左右一対の冷蔵室扉23により閉塞される。この冷蔵室扉23は、冷蔵庫本体の左右両側に設けたヒンジ19により回動自在に枢支されている。冷蔵室扉23の裏面周縁部には、内部にマグネットを備えたガスケット15が全周縁にわたって取り付けられており、冷蔵庫本体の開口縁および回動仕切体70に当接して冷蔵室22内をシールしている。
回動仕切体70は、上下端部に設けられた取付部材71を介して一方の冷蔵室扉23の枢支側辺に対向する反枢支側(本実施形態では左側の冷蔵室扉23の右側面を構成する扉内板23a)に配設されており、冷蔵室扉23の開閉に連動して回動するように構成されている。
この回動仕切体70は、図3に示すように、ガスケット15が有するマグネットの吸着面を構成する鋼板の仕切板72と、断熱層を形成する断熱部材74と、仕切板72と断熱部材74との間に配される面状のヒータからなる加熱手段76と、前面に開口する断面コ字状の仕切枠体78とを備える。断熱部材74及び加熱手段76を収納した状態で仕切板72が仕切枠体78の前面開口部を閉塞している。
なお、本実施形態では、加熱手段76として仕切板72と断熱部材74との間にヒータを設ける場合について説明するが、加熱手段76は、冷凍サイクル50の圧縮機52から吐出される高温の冷媒が流通する防露パイプなど、仕切板72を加熱する手段であればよい。
野菜室24、製氷室42、第1冷凍室44及び第2冷凍室46の開口部は、引き出し式扉25,43,45,47により閉塞されている。各引き出し式扉25,43,45,47の裏面側に固着した左右一対の支持枠に収納容器25a,43a,45a,47aが保持されており、開扉動作とともに庫外に引き出されるように構成されている。
冷蔵空間20の背面には、冷蔵空間20内の空気を冷却する冷蔵用冷却器52と冷蔵用ファン53が設けられており、冷蔵用冷却器52で冷却された空気がダクト37を通って冷蔵室22へ送風され冷蔵室22を冷却する。冷蔵室22を流れた空気は、仕切体21に設けられた不図示の透孔を経て野菜室24へ流れ込み野菜室24を冷却した後、野菜室24の背面に設けられたリターンダクト31に取り込まれ、冷蔵用冷却器52に戻る。
冷凍空間40の背面には、冷凍空間40内の空気を冷却する冷凍用冷却器54と、冷凍用冷却器54で冷却された空気を製氷室42、第1冷凍室44及び第2冷凍室46へ送風する冷凍用ファン55が設けられている。
冷蔵用冷却器52及び冷凍用冷却器54は、冷蔵庫本体12の背面下部に区画された機械室30に設けられた圧縮機32や凝縮器(不図示)や切替弁(不図示)とともに冷凍サイクルを構成し、圧縮機32から吐出された冷媒によって冷却され、冷蔵用ファン53及び冷凍用ファン55を回転させて冷蔵空間20及び冷凍空間40に設けられた各貯蔵室をそれぞれ所定温度に冷却する。
機械室30に配設された制御部60には、加熱手段76、冷蔵用ファン53、冷凍用ファン55、圧縮機32のモータ等が接続され、これらの動作を制御部60が制御する。
このような構成の冷蔵庫10では、冷蔵室扉23及び引き出し扉25,43,45,47を閉扉した状態で外気と接する箇所の少なくとも一部に分子レベルの水、例えば、水分子の5倍〜100倍程度の大きさの微細な水を吸収放出する水吸放出部材73が設けられている。
なお、本実施形態では、外気と接する箇所として左右の冷蔵室扉23の間をシールする回動仕切体70の仕切板72の外面を例示し、回動仕切体70の外面を構成する仕切板72に水吸放出部材73を配設する場合について説明するが、水吸放出部材73の配設箇所は、冷蔵室扉23及び引き出し扉25,43,45,47を閉扉した状態で外気と接する箇所であれば、冷蔵庫本体12の外表面を構成する外箱などいずれの箇所であってもよい。
水吸放出部材73は、シリカあるいは塩化カルシウムなどの水吸放出材料を含有する部材であり、例えば、水吸放出材料を混ぜ込んだ塗料を塗布することで、冷蔵庫10の外気と接する箇所に配設される。つまり、仕切板72の外表面に塗布された塗膜が水を吸収放出する水吸放出部材73となる。なお、水吸放出材料としてシリカを用いる場合、細孔径分布が直径2〜50nmの範囲内にあるメソポーラスシリカを好適に用いることができる。
また、上記のように塗料に水吸放出材料を混ぜ込む以外にも、例えば、水吸放出部材73の配設箇所が樹脂成型品であれば、水吸放出材料を混練した樹脂材料で当該樹脂成型品を形成することで、外気と接する箇所に水吸放出材料を含有する水吸放出部材73を配設してもよい。
上記した本実施形態の冷蔵庫10では、冷蔵室扉23及び引き出し扉25,43,45,47を閉扉した状態で外気と接する箇所に水を吸収放出する水吸放出部材73が配設され、この水吸放出部材73が液化する水を吸収するため、冷蔵庫10が高温多湿の環境下にあっても結露しにくくなる。
また、例えば、冷蔵庫の設置環境が室温35℃、相対湿度75%で、冷蔵室内の温度が4℃の時に、回動仕切体70の仕切板72に水吸放出部材73を配設していない場合、仕切板72の結露を防止するには、回動仕切体70に設けた6Wの加熱手段76の運転率を55%以上にしなければならないが、本実施形態の冷蔵庫10のように仕切板72に水吸放出部材73を配設している場合、水吸放出材料がシリカや塩化カルシウムであると加熱手段76の運転率を45%以下に設定しても仕切板72の結露を防止することができ、水吸放出材料がメソポーラスシリカであると加熱手段76の運転率を35%以下に設定しても仕切板72の結露を防止することができた。このことから明らかなように、本実施形態の冷蔵庫10では、加熱手段76の運転率を低く設定することが可能になるとともに、加熱手段76の熱が庫内へ漏洩する熱リーク量も低減し、電力消費量を大幅に抑えることができる。
また、本実施形態では、水吸放出材料を混ぜ込んだ塗料を塗布することで水吸放出部材73を配設するため、冷蔵庫10の外気と接する箇所に水吸放出材料を簡便に均一に分散させることができ、水吸放出部材73を配設した冷蔵庫10を安価に製造することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…冷蔵庫 12…冷蔵庫本体 14…断熱仕切壁
15…ガスケット 20…冷蔵空間 22…冷蔵室
23…冷蔵室扉 23a…扉内板 24…野菜室
40…冷凍空間 42…製氷室 44…第1冷凍室
46…第2冷凍室 60…制御部 70…回動仕切体
71…取付部材 72…仕切板 73…水吸放出部材
74…断熱部材 76…加熱手段 78…仕切枠体

Claims (4)

  1. 外気と接する箇所の少なくとも一部に分子レベルの水を吸収放出する水吸放出部材を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記水吸放出部材を加熱する加熱手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記水吸放出部材が、メソポーラスシリカを含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 外気と接する箇所に塗布された塗膜がメソポーラスシリカを含有することを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016130614A (ja) * 2015-01-15 2016-07-21 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫

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