JP2014043930A - 直動テーブル装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基台25上にリニアガイド26を介して設けたテーブル28を、駆動モータ31の駆動力伝達による送りねじ軸30の回転により直線移動させる装置で有る。右ねじ部30aに螺合する駆動ナット32b及び固定ブラケット32aと、左ねじ部30bに螺合する従動ナット36bと、この従動ナットをテーブル28に固定し、リニアガイドに係合して送りねじ軸に沿って移動する第1移動ブラケット36aと、中間支持部35と、ねじ軸支持部33,34とを備え、中間支持部35及びねじ軸支持部33,34は別体構造で基台上に設けられている。
【選択図】図1
Description
このため、ねじ軸の中間部を支持する中間サポートを設けて取付け間距離を短くし、共振を起こさないように固有振動数を高くすることで、高速送りを可能にする技術が知られている(例えば特許文献1)。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、製造コストの低減化及び装置の小型化を図ることができる直動テーブル装置を提供することを目的としている。
また、一の実施形態に係る直動テーブル装置は、前記中間支持部は、前記送りねじ軸に沿って移動する第2移動ブラケットに設けた軸受保持穴と、この軸受け保持穴に挿通した前記中間円筒部との間に、前記軸方向の位置決めが設定されて軸受が配置されている。
また、一の実施形態に係る直動テーブル装置は、前記中間円筒部の軸方向の一端部に、当該中間円筒部より径方向外方に突出した肩部を形成し、この肩部に前記軸受の側面が当接することで、当該軸受の軸方向の位置が設定される。
図1は、本発明に係る直動テーブル装置の一実施形態を示すものであり、(a)が側面図、(b)は平面図を示すものである。
本実施形態の直動テーブル装置は、基台25上にリニアガイド26を介して設けた第1及び第2テーブル27,28を直線移動させる装置である。リニアガイド26は、基台25の長手方向に互いに平行に延在している一対のガイド壁29上にそれぞれ固定した一対のレール26aと、第1テーブル27の下面に固定されてレール26a上を摺動するスライダ26bと、第2テーブル28の下面に固定されてレール26a上を摺動するスライダ26cと、で構成されている。
また、図2に示すように、右ねじ部30a及び左ねじ部30bの境界の長手方向中央部の外周には、右ねじ部30a及び左ねじ部30bより大きな外径の中間円筒部30cが形成されている。そして、中間円筒部30cに隣接して右ねじ部30aに寄った位置に、後述する軸受38の軸方向の位置決めを行う、中間円筒部30cより外方に突出した肩部30dが形成されている。また、中間円筒部30cに隣接して左ねじ部30bに寄った位置には、雄ねじ30eが形成されている。
第2支持部33は、ねじ軸30の右ねじ部30a側(図1(a)の右側)の基台25上に長手方向に延在して配置した一対のレール33aと、これらレール33a上にスライダ33dを介して載置され、基台25の長手方向に移動自在とされている第2支持架台33bと、ねじ軸30の右ねじ部30a側の端部を回転自在に支持し、第2支持架台33bに配置されている軸受33cとを備えており、ねじ軸30の右ねじ部30a側の端部に連結されている駆動モータ31は、第2支持架台33b上に配置されている。
第4支持部35は、第1テーブル27の下面に固定されたブラケット37と、ねじ軸30の中間円筒部30cを回転自在に支持してブラケット37に配置されている軸受38とを備えている。
軸受38は2列の玉軸受で構成されており、外輪38aと、内輪38bと、外輪38a及び内輪38bの間に転動自在に配置した複数の転動体38cとで構成されている。
ブラケット37には軸受保持穴39が形成されている。この軸受保持穴39は、一端側の内周面39aが軸受38の外輪38aの外周面に当接するように形成され、軸受保持穴39の他端側には、内周面39aより小径で、ねじ軸30の肩部30d(図2参照)より大径な外輪係止部39bが形成されている。
そして、ブラケット37の一端側の側面には、外輪保持部材40がボルト41を介して固定されている。この外輪保持部材40には、軸受38の2列の外輪38aの一端側(図3の左側)の側面に当接する押圧部40aが形成されており、外輪保持部材40をブラケット37の一端側側面にボルト41で締付けて固定すると、押圧部40a及び外輪係止部39bにより2列の外輪38aが挟持される。
本実施形態の直動テーブル装置によると、駆動モータ31からねじ軸30に右回りの回転力が伝達されると、第1支持部32で右ねじ部30aが螺合しているねじ軸30が図1の左方向に送り駆動され、第2支持部33、第3支持部34及び第4支持部35も図1の左方向に移動する。また、ねじ軸30が図1の左方向に送り駆動されると、ねじ軸30の左ねじ部30bに螺合している第5支持部36の第5ナット36bが、ねじ軸30のストロークに対して2倍のストロークで左方向に移動し、この第5ナット36bに第5ナットブラケット36aを介して連結する第2テーブル28が高速で左方向に移動する。
本実施形態の直動テーブル装置は、ねじ軸30の長手方向中央部(中間円筒部30c)を第4支持部35が支持しているので、共振を起こさない程度に固有振動数を高くすることができる。
また、ねじ軸30の長手方向中央部を支持する第4支持部35は、ねじ軸30の長手方向の両端部を支持している第2支持部33及び第3支持部34に対して別体構造で基台25に移動自在に支持されており、第2支持部33及び第3支持部34も互いに別体構造で基台25に移動自在に支持されており、本実施形態の装置は、ねじ軸30とともに移動する大重量の支持部材が存在しない。したがって、ねじ軸30とともに移動する支持部材の軽量化を図って小さな駆動トルクの小型の駆動モータ31とすることができるので、製造コストの低減化及び装置の小型化を図ることができる。
そして、第4支持部35に配置した軸受38の外輪38aの固定は、ブラケット37の軸受け保持穴39の他端側に、外輪38aの側面が当接する外輪係止部39bを設け、軸受け保持穴39の一端側から外輪保持部材40を固定することで、外輪保持部材40の押圧部40a及び外輪係止部39bで軸受38の外輪38aを挟持して固定している。また、第4支持部35の軸受38の内輪38bは、その他端側の側面を肩部30dに当接した状態で、一端側をロックナット43によりカラー42を介して押圧し、カラー42及び肩部30dで挟持されている。これにより、第4支持部35の軸受38の組付けを容易に行うことができる。
Claims (4)
- 基台上にリニアガイドを介して設けたテーブルを、駆動モータの駆動力伝達による送りねじ軸の回転により直線移動させる直動テーブル装置であって、
前記送りねじ軸を、軸方向中央部の中間円筒部を境として一端側に右ねじ溝を有する右ねじ部を形成し、他端側に左ねじ溝を有する左ねじ部の他方を形成した軸とし、
前記右ねじ部及び前記左ねじ部の一方に螺合する駆動ナットと、この駆動ナットを前記基台上に固定する固定ブラケットと、
前記右ねじ部及び前記左ねじ部の他方に螺合する従動ナットと、この従動ナットをテーブルに固定し、前記リニアガイドに係合して前送りねじ軸に沿って移動する第1移動ブラケットと、
前記送りねじ軸の中間円筒部を回転自在に支持し、前送りねじ軸に沿って前記基台上に移動自在に設けた中間支持部と、
前記送りねじ軸の両端部を回転自在に支持し、前送りねじ軸に沿って前記基台上に移動自在に設けたねじ軸支持部と、を備え、
前記中間支持部及び前記ねじ軸支持部は、互いに別体構造で前記基台上に設けられていることを特徴とする直動テーブル装置。 - 前記ねじ軸支持部は、前記送りねじ軸の一端側の端部を支持する一端側支持部と、前記送りねじ軸の他端側の端部を支持する他端側支持部とからなる別体構造で前記基台上に設けられていることを特徴とする請求項1記載の直動テーブル装置。
- 前記中間支持部は、前記送りねじ軸に沿って移動する第2移動ブラケットに設けた軸受保持穴と、この軸受け保持穴に挿通した前記中間円筒部との間に、前記軸方向の位置決めが設定されて軸受が配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の直動テーブル装置。
- 前記中間円筒部の軸方向の一端部に、当該中間円筒部より径方向外方に突出した肩部を形成し、この肩部に前記軸受の側面が当接することで、当該軸受の軸方向の位置が設定されることを特徴とする請求項3記載の直動テーブル装置。
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CN109290819A (zh) * | 2018-11-15 | 2019-02-01 | 宝鸡忠诚机床股份有限公司 | 一种轴类加工数控托架 |
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