JP2014043713A - 斜面用足場装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本体(作業台)の安全性と作業性を格段に向上させつつ、経済効率も格段に向上させることの可能な斜面用足場装置を提供すること。
【解決手段】
本発明に係る斜面用足場装置1は、斜面Sに対して立設される束材からなる架台2と、前記架台上に載置され斜面に沿って配設される仮設根太材10と、前記仮設根太材に連絡され前記斜面に略沿って配設される足場架台受け梁15と、前記足場架台受け梁及び/もしくは前記仮設根太材に接続されて前記斜面と対抗した略水平方向に配設される足場架台奥行材16と、前記前記仮設根太材と前記足場架台受け梁との間を嵌合するように接続し、該嵌合の位置が変動できる嵌合位置変動機構11、12、13とを具備して構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、斜面用足場装置に係り、特に、斜め躯体や丘陵地などでの各種工事に用いることができる斜面用足場装置に関する。
一般的に、丘陵地や山岳地における建築/土木工事、或いは不整形で斜面の外壁を有する建築工事などの場合、作業員のための足場を構築し、確保するに当たっては、その都度の現場に応じた態様がとられる。すなわち、ほとんどの場合において、斜面に根太材を渡し、この根太材から斜め方向(鉛直方向)に束を立設し、この束に対して直交方向に横架材を結合し、こうして作られるユニットごとに足場板(アンチスリップ板)を載置する。このように、工事対象物が広い/長い斜め方法の壁面を有して存在する場合には、その都度足場を設営しなければならず、大掛かりな仮設工事をおこなうことを余儀なくされている。
躯体工事を伴う新築工事の場合には、こうして設営される斜め足場は、基礎工事、鉄筋工事、型枠工事、コンクリート打設工事、型枠解体工事、墨出し、左官工事、外装工事等の各種工事に共通に利用できるために、工事ごとの仮設費は縮小できる。しかし、外壁の塗り替え工事や、外装のみの洗浄や汚れ落とし、一部張替工事等の非新築工事作業においては、当該作業のみのために膨大な足場を構築せざるを得ず、経済効率が良くない。しかし、足場作業は特に高所作業を伴う場合、人命を危険にさらすことを避ける必要があり、仮設工事(足場設営工事)を節減できる程度にも限界があり、経済効率は犠牲にせざるを得ない場合がある。
そこで、経済性も比較的高く、安全も確保できる斜面用足場として、下記に挙げるような選考文献によって各種提案がなされてきた。
たとえば、特許文献1では、傾斜角調整機構を備え斜面基部の基盤上に載置するジャッキベースと、このジャッキベースに下端部を連結し斜面の勾配方向に沿って所定間隔で設置する組立支柱と、この組立支柱間を連結するブレースとを有し、斜材角度調整機構を備えた組立支柱に係止する支柱ブラケットの足場板支持部材の先端部に上部高さを変更し得る高さ調整機構付の手摺柱を係止することで、組立解体が容易で斜面構築時に作業員の安全を確保しながら資材の搬入等の邪魔にならない足場が提供されるとする技術思想が開示されている。しかし、この例では、やはり、その現場での仮設施工が膨大なものとなるという従来からの経済性の問題に対しての根本的な解決策を提示したことにはなっていない。
また特許文献2では、レールに沿って移動自在なクレーン台車と作業台車とを備え、クレーン台車は工事用資材を運搬するクレーンを搭載し、かつロックピンによりコンクリート打設面に固定可能とし、作業台車はクレーン台車の下側に昇降装置により接続され、該作業台車は工事に必要な作業を行う作業台を有しつつロックピンによりコンクリート打設面に固定可能な構成をとることにより、地山の斜面に沿ってコンクリート打設工事を行う斜面作業機において作業の安全性を向上させ得るとする技術思想が開示されている。しかし、この例においても、その現場での仮設施工が膨大なものとなるという従来からの経済性の問題に対しての根本的な解決策を提示したことにはなっていない。
特開平9−296600号公報 特開2003−206524号公報
これまでの技術もしくは技術的思想では、斜面足場作業は、特に高所作業を伴う場合には、通常の鉛直・水平方向の工事と比して不規則な作業環境とならざるを得ないため、仮設工事省力化には通常工事の場合よりも制約が多く、安全への対応が相対的に重厚となるのを余儀なくされていたことも、上記課題の根本的解決への障害となっていたのは否めない。
本発明はこうした従来技術上の問題点を解決することを企図したものであり、本体(作業台)の安全性と作業性を格段に向上させつつ、経済効率も格段に向上させることの可能な斜面用足場装置を提供することをその課題とする。
かかる課題を解決するため、本発明に係る斜面用足場装置は、斜面に対して立設される束材からなる架台と、前記架台上に載置され斜面に沿って配設される仮設根太材と、前記仮設根太材に連絡され前記斜面に略沿って配設される足場架台受け梁と、前記足場架台受け梁及び/もしくは前記仮設根太材に接続されて前記斜面と対抗した略水平方向に配設される足場架台奥行材と、前記前記仮設根太材と前記足場架台受け梁との間を嵌合するように接続し、該嵌合の位置が変動できる嵌合位置変動機構とを具備して構成される。
すなわち、斜面から束を立設して架台を形成し、架台上に載置されるように斜面に沿って仮設根太材を這わせ、この仮設根太材と関連付けて足場架台受け梁が対象斜面に略平行に或いはこれに沿って設けられ、仮設根太材と嵌合位置変動機構を介して足場架台受け梁が接続・嵌合されているところ、嵌合位置変動機構は斜面に沿って位置変動が可能である。したがって、作業者の所望の位置まで嵌合位置を移動し、この位置で足場を固定して作業を行い、作業終了後には再び嵌合位置変動機構を用いることにより斜め方向の上下動を行い、足場架台奥行材及び御これに接続される足場架台を上下方向で持ち回り活用することができる。つまり、1スパンの間においては、上下方向(斜め方向)で単独の足場架台を設営すれば足りることとなる。したがって、仮設設営の工程が大幅に減縮され、工期の大幅な短縮及び仮設工事費の大幅な削減が実現される。この足場枠組横架材には必要に応じて建枠が接続され、枠組足場ユニットが形成されるから、作業員の安全が確保される。
この嵌合位置変動機構は足場架台受け梁と連動するように構成することもできる。嵌合位置変動機構を所望位置まで動かすことで、構成上、足場架台受け梁が自動的に連動して動くこととなる。これにより、足場装置の移動操作を容易に行うことができる。
上記の場合、足場架台受け梁と足場架台奥行材とが伸縮自在機構を介して結束される構成を採用することもできる。これによれば、荷重負担、足場架台奥行材の自由端部(遊端部)が片持ち梁状態になっているところ、この端部の撓みが抑制されることとなる。特に重量建材の荷揚げを伴う場合、重量の比較的重い工具を取り扱う場合、複数作業員の作業が作業に従事する場合等に、高度の安全が確保・維持される。
嵌合位置変動機構としては、仮設根太材に刻設もしくは沿設されたラックギヤと、該ラックギヤに嵌合可能であって足場架台受け梁に内包もしくは連動されるピニオンギヤとを組み合わせたものであり、該ピニオンギヤは電動機によって正逆方向に回動可能となるように構成することができる。すなわち、電動機を用いてピニオンギヤを正方向もしくは逆方向に回動させることで、これと嵌合しているラックギヤを仕込んだ仮設根太材上を移動する。これにより、所望の位置まで足場架台受け梁、およびこれに緊結される足場架台奥行材がスムーズに移動させられる。重量のある足場であっても、上下動作が支障なく行われる。
これに代替させて、嵌合位置変動機構として、正逆回転制御可能な電動機と連結可能なネジ状の軸であって足場架台受け梁に内包もしくは連動される軸と、このネジ状の軸と噛合可能であって仮設根太材に刻設もしくは沿設されたネジ軸受けとを組み合わせたものとし、該ネジ状の軸は電動機によって正逆方向に回動可能となるように構成してもよい。すなわち、ネジ状の軸が足場架台受け梁に組み込まれ、これと噛み合うネジ軸受けが仮設根太材にたとえば刻設されて形成されているために、電動機を用いてネジ状の軸を回動させればネジの緊結力を利用して所望の位置にて足場架台受け梁、およびこれに緊結される足場架台奥行材が固定される。よって、所望の位置まで足場架台奥行材ひいてはこの上に形成される足場が容易に移動させられる。重量のある足場であっても、上下動作が支障なく行われる。
これにさらに代替させて、嵌合位置変動機構として、足場架台受け梁に少なくとも一端を接続したワイヤーを、正逆回転制御可能な電動機によって、仮設根太材もしくはこれに接続される材に固定した滑車を介して引っ張り/開放することで、足場架台奥行材が斜め上下動させられるように構成してもよい。すなわち、ワイヤーの強度と滑車を利用した楊重機構により、重量のある足場設備一式であっても電動機を用いることで、足場架台受け梁、およびこれに緊結される足場架台奥行材が所望の位置まで容易に移動させられる。重量のある足場であっても、上下動作が支障なく行われる。
これらの場合、電動機の駆動に代えて/もしくはこれに加えて充電式可搬型ドリルドライバーを用いるようにしてもよい。万が一、作業前・中に電動機が故障したり、動力源がシャットアウトされた状態に至ったとしても、充電式可搬型ドリルドライバーを用いることで、斜面用足場装置を斜め方向に上下動することができる。よって、作業の対アクシデント耐性を高めることに資する。
或いは、電動機の駆動に代えて/もしくはこれに加えて手動ハンドルを用いるようにしてもよい。万が一、作業中に電動機が故障したり、動力源がシャットアウトされた状態に至ったとしても、手動ハンドルを用いることで、斜面用足場装置を斜め方向に人間の力で上下動することができる。よって、作業の対アクシデント耐性を高めることに資する。
嵌合位置変動機構に位置を固定するストッパを備えさせることで、所望の位置にて作業中の足場装置が望まない移動に動くことが防止・抑制される。
上記いずれの構成においても、足場枠組横架材には足場板が載置可能となるように構成することもできる。たとえば足場板としてアンチスリップ板を用いれば作業内容に適した位置での足場がフレキシブルかつ容易に設営される。したがって、作業員のより高度な安全の確保、作業効率の大幅な増進につながる。
上記構成において、足場架台奥行材には任意の位置まで繰り出し/引き込みできるスライド式補助足場枠が前記斜面に向う方向もしくはこれと平面上直交する方向に添設可能であるように構成することができる。作業対象躯体の形状により、特に不整形な形状の場合等には、局面に応じて自由にスライド足場の出幅が最適の幅にまで容易に調整される。したがって斜めの作業における凹凸形状での足場上作業を安全かつ効率よいものとする。
この場合、スライド式補助足場枠を任意の位置まで繰り出し/引き込みできる水平面スライド駆動装置をさらに備えるようにすれば、スライド式足場を動力を用いて制御できるので、足場の段取り作業の効率が一層向上する。この場合、スライドデッキプレート先端に緩衝パッドを有するようにすれば、スライド式補助足場枠を任意の位置まで繰り出す際に、外壁等への衝撃を和らげることができる。或いは、スライドデッキプレート先端に接触センサーを有するようにすれば、万が一スライドデッキプレートが所望の張出距離を超えて張り出されることがあっても接触センサーがその超過度合いを事前に感知するので、スライドデッキプレートの予期せぬ張出による不具合、不安全を抑止することができる。
上記構成においては、スライドデッキプレートの移動に従って伸縮する安全枠をさらに備えるようにしてもよい。安全枠を設けたことにより落下が防止され、斜面足場上での安全な作業環境が実現される。
本発明によれば、作業足場の安全性と作業性を格段に向上させつつ、経済効率も格段に向上させることの可能な斜面用足場装置が実現される。したがって、斜面足場作業は、特に高所作業を伴う場合には、通常の鉛直・水平方向の工事と比して不規則な作業環境とならざるを得ないため、仮設工事省力化には通常工事の場合よりも制約が多く、安全への対応が相対的に重厚となるのを余儀なくされていた現状に対して、根本的な解決策が与えられることとなる。
本発明の一実施形態に係る斜面用足場の全体イメージを示した斜視概念図である。 本発明の一実施形態に係る斜面用足場の取合い部分の詳細を縦断面(一部立面)として示した概念図である。 図2のA−A´断面図である。 本発明の別の実施形態を表した断面図である。 本発明の別の実施形態に係る斜面用足場装置のスライドデッキプレート繰り出しにラック・ピニオンギヤーを用いた場合のプレート繰り出し時の側面図である。 本発明のさらに別の実施形態に係る斜面用足場装置のスライドデッキプレート繰り出しに回転ネジ軸を用いた場合の繰り出し以前の側面図である。 本発明のまた別の実施形態に係る斜面用足場装置のスライドデッキプレート繰り出しにワイヤーを用いた場合のプレート繰り出した際の側面図である。 本発明の別の形態に係る斜面用足場装置のスライドデッキプレート繰り出しにワイヤーを用いた場合のプレート繰り出し時の側面図である。 本発明の別の形態に係る斜面用足場装置のスライドデッキプレート繰り出しにワイヤーを用い、手動ハンドルを結合させてワイヤー駆動ドラムを回転させスライドデッキプレートの繰り出し、引き込みを行う様子を示した概略図である。 本発明のまた別の一実施形態に係り、斜面用足場装置のスライドデッキプレート繰り出しの安全枠のスライド構造を示す立面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。なお、以下では本発明の目的を達成するための説明に必要な範囲を模式的に示し、本発明の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所については公知技術によるものとする。
図1は、本発明の一実施形態に係る斜面用足場の全体イメージを示した斜視概念図である。同図に示すように、本斜面用足場1は、斜面もしくは斜めの外壁面S(以下、「斜面S」と略記する。)に埋め込まれ略鉛直方向に立設された束2Bと束2Bに接続される横桟材2Aとで構成される受枠2、受枠2上に載置され斜面Sに沿うように渡される仮設根太(ビーム)10、仮設根太10とラックレール11及びピニオン12を介して連関されカバー材13上に接続されている足場架台受けビーム14、この足場架台受けビーム14上にビームカバーチャネル材15を介して連接されている足場架台16を少なくとも備えて構成されている。
必要に応じて、足場架台受けビーム14には、(図示しない)斜面上部もしくは頂部に設置されている架台及び/もしくは滑車を介してワイヤー18の一端が接続されている。ワイヤー18の他端は、(図示しない)斜面上部もしくは頂部に設置されている架台に接続されている。或いは代替的に、ワイヤー18の他端は、(図示しない)斜面上部もしくは頂部に設置されている架台に回動可能に設置された滑車を経由して仮設根太10に接続される構成をとってもよい。
足場架台受けビーム14及びそれに結束されているビームカバーチャネル材15と足場架台16とは、伸縮可能軸材17によって接続されている。伸縮可能軸材17は必要な圧縮・引張力を有するもので構成される。たとえば、油圧ダンパ式のピストン等を採用することができる。
足場架台16には、必要に応じて水平面で直交する方向に横繋ぎ材20が結束される。また、鉛直方向には縦パイプ材19と、縦パイプ材19―縦パイプ材19とをその上部若しくは頂部にて接合する横桟材20Aが設営される。横桟材20Aは落下防止用留め具として、および作業員が安全帯を係留する対象としても機能する。さらに、足場架台16の斜面側突端近傍と縦パイプ材19とがブレース材21で繋がれている。
足場架台16には、必要に応じて、足場床材22が敷設されている。足場床材22としては、足場板を番線等で足場架台16もしくは横桟材20等に結束するもの、両側に爪部(図示しない)のついたアンチスリップ板の爪部を足場架台16に係結するもの等を採用することができる。
図2は、図1に示した斜面用足場の取合い部分の詳細を縦断面(一部立面)として示した概念図であり、図3は図2のA−A´断面図である。図1及び2に示されるように、斜面Sの土壌壁或いはコンクリート壁、もしくは外壁材等に、適切な間隔を有して受枠2の束2Bが複数打ち込まれている。この束は斜面Sの内部の適切な深さまでアンカーをとることで、十分な強度を発揮すると共に、移動等が起こらないように設置されている。また、この束材の材質としては、本願実施に十分である圧縮、引張等の物理力を有するものであればよく、形状もこれに適う限り、たとえば円管型、コラム型、H型、I型、C型等であってよく、限定されるものではない。上記の束2Bが左右に配置されこれらの頂部が横桟材2Aで接続されるように構成することで、横コの字型の受枠2が形成される。なお、図1においては、右側の仮設根太10が載置されるべき受枠2については図示を省略している。
受枠2には上述のごとく仮設根太(ビーム)10が載置されている。仮設根太10の最下部は(図示しない)グラウンドに適切なアンカーをとったベースと結束されており、仮設根太10の最上部は(図示しない)斜面頂上部近傍に連絡されている。すなわち、仮設根太10は斜面のほぼすべての鉛直方向の長さに亘って、これに略平行に、或いはそれに沿うように、渡されている。仮設根太10は各所において、受枠2との接続をとるようにしてもよい。いずれにしても、仮設根太10はコラム型、H型、I型、C型等の鋼材を含む金属材によってなる梁であっても、或いはトラス式ビームであってもよく、滑り、落下、変形、変動等しないように所要の許容曲げモーメント、許容せん断力、断面係数、断面2次モーメントを備えるもので構成されている。
仮設根太10には、ラックレール11が添設されている。図2の例では、H型材である仮設根太10の上部フランジの外面側にラックピン側が上部を向くように仮設根太10の延伸方向に沿って結合配設されている。ラックレール11は仮設根太10のフランジ上面を略覆うように、すなわち仮設根太10と同程度の長さに亘って設置されている。ラックレール11と仮設根太10との取り合いとしては、上記のように表面に結合されている態様にとどまるものではなく、たとえば仮設根太10中に刻設するもの、仮設根太10とは間接的に接合されるもの、仮設根太10と一体成形されるもの等、各種態様を採用することができるが、これらのいずれも本願の技術思想の範囲内である。
ラックレール11は適する歯型が敷設されている歯軌条である。この歯軌条としては、リッゲンバッハ式、シュトループ式、アプト式、ロヒャー式等、各種のものが採用できる。レール11としては、単独であっても、複数であってもよい。たとえば、2本のレールの中央に歯型のレールを敷設したものをラックレール11としてもよい。
ラックレール11の歯型と噛合するピニオン(歯車)12がラックレール11上に敷設され、たとえば断面コの字型の鋼材であるカバー材13がピニオン12を覆うように配設され、ラック上部に必要な空きを取った上でピニオン12と軸支されている。ピニオン12として、十分な強度・剛性を備え継続的使用に耐え得る素材及びタイプを選択することができる。カバー材13は所定長さを有し、十分な剛性を備えたものであればその素材は鋼材に限らず選択でき、断面形状もコの字に限られるわけではない。さらに、ラックレール11と噛み合うピニオン12は図2の例では2個としているが、単独でも、3個以上であってもよい。なお、図2においては、絵としてのピニオン12は1個しか描いていないが、下部のピニオンについては図示を省略している。
カバー材13にはその上部に足場架台受けビーム14が固接されている。足場架台受けビーム14としてはコラム型、H型、I型、C型等の鋼材を含む金属材によってなる梁であっても、或いはトラス式ビームであってもよく、滑り、落下、変形、変動等しないように所要の許容曲げモーメント、許容せん断力、断面係数、断面2次モーメントを備えるもので構成されている。足場架台受けビーム14の長さとしては、後述する足場架台を断面的に支えるのに十分な長さを有している。
足場架台受けビーム14にはその上部の主要部を覆うようにビームカバーチャネル材15が設けられている。ビームカバーチャネル材15は所定長さを有し、十分な剛性を備えたものであればその素材は鋼材に限らず選択でき、断面形状もC型に限られるわけではない。ビームカバーチャネル材15には少なくとも2か所に接続用耳材15A、15Bが剛性接続されている。
足場架台16の一端部は接続用耳材15Aと枢支されている。足場架台16の他端部は上述のように、伸縮可能軸材17を介して接続用耳材15Bと枢支されている。足場架台16が略水平を出すように、適宜伸縮可能軸材17の伸縮幅が調整される。
上記により構成される斜面用足場装置の動作としては次のようになる。すなわち、斜面S上の所望の場所までラックレール11上をピニオン12を回動させる。ピニオン12の回動に応じてカバー材13、これに固接されている足場架台受けビーム14が移動して、所望の位置にて停止する。停止後は、図示しない位置保持機構によってストッパをかけることで、予定しない移動を防止することができる。
足場架台上で所定の作業が終了したら、或いは所定の作業中に、異なる立面位置、たとえば上部に移動する必要が生じたものとする。この場合には、上記の位置保持機構によりストッパを解除し、ラックレール11上をピニオン12を回動させることでカバー材13及び足場架台受けビーム14を所望の位置まで移動する。
このように、上記構成によれば、斜め方向での移動を伴う作業において、たとえばラックピニオン式による嵌合位置変動機構が存在するから、所望の位置まで容易に移動操作を行うことができる。したがって、従来のように斜面全体に足場を斜めに敷設することを要しなく、経済効率が高くなる。
また、位置保持機構を用いることで、予期せぬ移動を避けることができ、安全の一層の向上が実現される。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。図4は本発明の別の実施形態として、2段の構造を採用した形態を表した断面図であり、より詳細には、スライドデッキプレートを繰り出す態様を説明するための概略的断面である。図4では説明に必要な個所のみを抽出して示し、本来存在しているが、上述の説明と同じ構造であって本形態の説明に特に必要となるものでない要素については図示及び説明を省略する。
同図に示されるように、本態様においては、足場架台16の下部に張出式のスライドデッキプレート用架台26が設けられている。このスライドデッキプレート用架台26には下向きにラックレール27が取り付けられ、足場架台16に接合されているピニオン28とラックレール27とが噛合するように構成されている。ピニオン28を左右向きに回動させることで、スライドデッキプレート用架台26を斜面S方向に向けて張出/引込することができる。したがって、斜面Sまでに距離を詰めたい場合などに、足場を新たに組む必要なく、柔軟に対応した位置で作業足場を形成することができる。なお、この場合、必要に応じてスライドデッキプレート用架台26の突端部にはブレース31が取り付けられる。
図5はこの形態の発展形を概念的に説明するための断面図である。同図に示されるように、ピニオンギヤ81を付加した電動機80をメインデッキフレームである足場架台16に固定し、スライドデッキプレート用架台26に固定されたラックギヤ82と結合させ、電動機80をCW回転(ClockWise:「時計回り」回転。以下同。)させることによりスライドデッキプレート用架台26を繰り出すことができる。この状態で電動機をCCW回転(CounterClockWise:「反時計回り」回転。以下同。)させればスライドデッキプレート用架台26を引き込むことができる。なお、スライドデッキプレート用架台26上には必要に応じて、足場板等の床材を敷設することができる。
スライドデッキプレート用架台26等の先端には必要に応じて作業対象の斜面Sを痛めないよう、ゴム等の弾力性のある緩衝パッド41を付加するようにすることもできる。
また、これに付加して、或いは代替的に、上記緩衝パッドの先端或いは後端に、スライドスライドデッキプレート用架台26の先端が壁面に接触したのを感知するマイクロスイッチ或いは圧力センサーのような接触センサー42を付加する構成を採用することもできる。これによりスライドデッキが壁面に到達したところで電動機電源の供給を停止することができ、繰り出しすぎによって作業足場を不安定にすることを防止できる。
図6はさらに別の形態を概念的に説明するための断面図である。同図に示されるように、ネジ状の軸の両端をメインデッキフレームである足場架台16に固定された軸受け73によって支持され、同じく足場架台16から延設された足場延設架台16Aに固定された可逆回転可能な電動機71とウオームギヤ72によって結合することにより、ネジ状軸は可逆回転ができる。一方、ネジ状軸はスライドデッキプレート用架台26に固定されたネジ軸受け74を介しており、電動機71の回転方向によりスライドデッキプレート用架台26を繰り出したり引き込んだりすることができる。
図6に示す例においてはネジ状軸70を回転させるのに電動機71よりウオームギヤ72を介する例を示したが、電動機とネジ状軸を直結あるいは通常ギヤ結合としても良い。
図7はまた別の形態を概念的に説明するための断面図である。同図に示されるように、スライドデッキプレート用架台26の後端に一方を固定したワイヤー62を足場架台16から延設された足場延設架台16Aに固定した滑車61、61Aと可逆回転可能な電動機60に取り付けたワイヤー駆動ドラムを介して再度スライドデッキプレート用架台26後端に固定する。このようにして電動機60をCCW(反時計回り)回転させればスライドデッキプレートが繰り出される。また、電動機をCW(時計回り)回転させればスライドデッキプレートを引き込むことができる。なお、適宜滑車を増設もしくは取り外すことによって、これとは逆の動作、すなわちCCW(反時計回り)回転させればスライドデッキプレートが引き込まれ、電動機をCW(時計回り)回転させればスライドデッキプレートが繰り出されるようにしてもよい。いずれの形態も本技術思想の範囲内のものである。
図7で示したものは、電動機によってワイヤー駆動ドラムを回転させた例であるが、図8に示すようにワイヤー駆動ドラムを電動機を使わず自由回転とし、ドラム中心に6角ソケットボルト結合穴60Bを設け、ここに6角ソケットボルトを取り付けた充電式可搬方ドリルドライバーあるいは図9に示される様な手動ハンドル60Cを結合させてワイヤー駆動ドラムを回転させスライドデッキプレートの繰り出し、引き込みを行うことができる。
上記の例ではワイヤー駆動ドラムを直接ドリルドライバーあるいは手動駆動していたが、ウオームギヤ等を使って回転軸方向を変換してメインデッキプレート上から回転駆動でできるようにしたり、ギヤ比率を変えたりしても良い。
また、上記の各形態においては、電動機によって回転させる例を示したが、ワイヤー式スライドデッキプレート駆動、ネジ状軸駆動と同じく電動機の代りにドリルドライバーあるいは手動によって回転させるようにしても良い。
図10は、本発明に係る上記のスライドデッキプレートの各態様における別の発展的な形態としての作業用足場装置の伸縮式安全枠を概念的に示した立面図である。同図に示されるように、安全枠91は、たとえば径の異なるパイプで構成され、一方をメインデッキフレームである足場架台16に固定され、他方はスライドデッキプレート用架台26に固定されている。スライドデッキプレート22Aが繰り出されるときは径の異なるパイプ間で摺動部90が摺動することにより枠形状を保つことができる。
このように、本発明に係る斜面用足場架台として、多段、たとえば2段の構造を採用することによれば、基本の足場架台からさらに張出足場を形成できるので、たとえばスパン方向に凹凸が存在する壁面の場合等に、具合に応じて張出足場を形成することができる。よって、作業の安全性をより高度に確保するだけでなく、余分な足場設置費用を削減することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。たとえば、図4〜7を用いて上記説明した形態においては、スライドデッキプレートが斜面S側に向けて張出/引込する態様を例としてとりあげたが、同様のメカニズムを逆方向に用いることで斜面S側とは反対側に張出/引込する態様とすることもできる。さらには、同じメカニズムを上記と平面上直交する方向に動作させることで、足場の延伸方向(図2の手前・奥行方向)に張出/引込する態様とすることもできる。これらはすべて、本技術思想の一部である。
また、たとえば、嵌合位置変動機構としては、上述したラックピニオン式に限定されるものではない。図示しないが、ラックピニオン式に換えて、ワイヤーによるもの、ギアの嵌合機構を採用するもの等によることもできる。これについては、スライドデッキプレートを張出(繰り出し)/引込するのに用いたラックとピニオンとの組み合わせによる方式、ネジ状軸とウオームギヤの組み合わせによる方式、ワイヤーとワイヤー駆動ドラムとの組み合わせによる方式等を斜め方向に適用することで本願の嵌合位置変動機構として採用することができる。さらに、スライドデッキプレートを張出(繰り出し)/引込するための手段としては図5乃至7に示したものに限定されることはなく、たとえば油圧シリンダーを用いるものであってもよい。
また、図1及び2で示した斜面の斜角については特に限定されるものではなく、比較的緩い角度から急角度まで、広く対応できることはもとよりである。
上述したように、本願に係る発明によれば、作業足場の安全性と作業性を格段に向上させつつ、経済効率も格段に向上させることの可能な斜面用足場装置が実現される。したがって、斜面足場作業は、特に高所作業を伴う場合には、通常の鉛直・水平方向の工事と比して不規則な作業環境とならざるを得ないため、仮設工事省力化には通常工事の場合よりも制約が多く、安全への対応が相対的に重厚となるのを余儀なくされていた現状に対して、根本的な解決策が与えられることとなる。
さらに、たとえばビル壁面や船体などの高所にある斜面作業において、作業用足場と壁面との間隙にスライドデッキプレートを繰り出すことによれば、間隙を無くして、非常に効率よく且つ安全に作業を行うことができる。
したがって、本発明は、その作業の対象をビル壁面或いは船体に限定されることなく、あらゆる素材、用途に対しても、特に高所作業に係る斜面場所に対して、利用・適用可能である。よって、本願は、造船業、建設・土木業、電力産業、観光業、広告業の他、特に大がかりな造設を伴う各種産業に対して大きな有益性をもたらすものである。
1…斜面用足場、2…受枠、10…仮設根太(ビーム)、11、27…ラックレール、12、28…ピニオン、13…カバー材、14…足場架台受けビーム、15…ビームカバーチャネル材、16…足場架台、16A…足場延設架台、17…伸縮可能軸材、18…ワイヤー、19…縦パイプ材、20…横繋ぎ材、20A…横桟材、21、31…ブレース材、22…足場床材、26…スライドデッキプレート用架台、41…緩衝パッド、42…接触センサー、60…ワイヤー駆動電動機、60A…ワイヤー駆動ドラム、60B
…6角ボルト結合穴、60C…手動ハンドル、60D…6角ボルト、61、61A…滑車、62…ワイヤー、63…ワイヤー固定点、70…ネジ状軸、71…ネジ駆動用電動機、72…ウオームギヤ、73…軸受け、74…ネジ軸受け、80…ギヤ駆動用電動機、81…ピニオンギヤ、82…ラックギヤ、90…摺動部

Claims (15)

  1. 斜面に対して立設される束材からなる架台と、
    前記架台上に載置され斜面に沿って配設される仮設根太材と、
    前記仮設根太材に連絡され前記斜面に略沿って配設される足場架台受け梁と、
    前記足場架台受け梁及び/もしくは前記仮設根太材に接続されて前記斜面と対抗した略水平方向に配設される足場架台奥行材と、
    前記前記仮設根太材と前記足場架台受け梁との間を嵌合するように接続し、該嵌合の位置が変動できる嵌合位置変動機構と
    を具備することを特徴とする斜面用足場装置。
  2. 前記嵌合位置変動機構は前記足場架台受け梁と連動する請求項1記載の斜面用足場装置。
  3. 前記足場架台受け梁と前記足場架台奥行材とが伸縮自在機構を介して結束される請求項1もしくは2記載の斜面用足場装置。
  4. 前記嵌合位置変動機構は、前記仮設根太材に刻設もしくは沿設されたラックギヤと、該ラックギヤに噛合可能であって前記足場架台受け梁に内包もしくは連動されるピニオンギヤとを組み合わせたものであり、前記ピニオンギヤは電動機によって正逆方向に回動可能な請求項1乃至3のいずれか1項記載の作業用足場装置。
  5. 前記嵌合位置変動機構は、正逆回転制御可能な電動機と連結可能なネジ状の軸であって前記足場架台受け梁に内包もしくは連動される軸と、前記ネジ状の軸と嵌合可能であって前記仮設根太材に刻設もしくは沿設されたネジ軸受けとを組み合わせたものであり、前記ネジ状の軸は電動機によって正逆方向に回動可能な請求項1乃至3のいずれか1項記載の作業用足場装置。
  6. 前記嵌合位置変動機構は、前記足場架台受け梁に少なくとも一端を接続したワイヤーを、正逆回転制御可能な電動機によって、前記仮設根太材もしくはこれに接続される材に固定した滑車を介して引っ張り/開放することで、前記足場架台奥行材が斜め上下動させられる請求項1乃至3のいずれか1項記載の作業用足場装置。
  7. 前記電動機の駆動に代えて/もしくはこれに加えて充電式可搬型ドリルドライバーを用いることを特徴とした請求項4乃至6のうち1項記載の斜面用足場装置。
  8. 前記電動機の駆動に代えて/もしくはこれに加えて手動ハンドルを用いることを特徴とした請求項4乃至6のうち1項記載の斜面用足場装置。
  9. 前記嵌合位置変動機構には位置を固定するストッパが備えられている請求項1乃至3のいずれか1項記載の斜面用足場装置。
  10. 前記足場架台奥行材には足場板が載置可能である請求項1乃至9のいずれか1項記載の斜面用足場装置。
  11. 前記足場架台奥行材には任意の位置まで繰り出し/引き込みできるスライド式補助足場枠が前記斜面に向う方向もしくはこれと平面上直交する方向に添設可能である請求項1乃至10のいずれか1項記載の斜面用足場装置。
  12. 前記スライド式補助足場枠を任意の位置まで繰り出し/引き込みできる水平面スライド駆動装置をさらに備える請求項11記載の斜面用足場装置。
  13. 前記スライドデッキプレート先端に緩衝パッドを有することを特徴とした請求項11もしくは12記載の斜面用足場装置。
  14. 前記スライドデッキプレート先端に接触センサーを有することを特徴とした請求項11もしくは12記載の斜面用足場装置。
  15. 前記スライドデッキプレートの移動に従って伸縮する安全枠をさらに備えたことを特徴とした請求項11もしくは12記載の斜面用足場装置。
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